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JP2013129031A - 水中穴明け装置及び該装置を用いた水中リラッキング工法 - Google Patents

水中穴明け装置及び該装置を用いた水中リラッキング工法 Download PDF

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JP2013129031A JP2011281196A JP2011281196A JP2013129031A JP 2013129031 A JP2013129031 A JP 2013129031A JP 2011281196 A JP2011281196 A JP 2011281196A JP 2011281196 A JP2011281196 A JP 2011281196A JP 2013129031 A JP2013129031 A JP 2013129031A
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Abstract

【課題】簡単な操作と構造で装置を確実に位置決め固定しつつ水中で円滑に穴明け加工を施すことができる水中穴明け装置を提供する。
【解決手段】仮設クレーン103から吊り下げられて既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112にクランプ機構11により位置決め固定される工具本体10と、工具本体上に組み付けられたカッタ駆動装置12と、カッタ駆動装置を操作床126から制御する制御盤14と、切削切粉を操作床から吸引回収する排水処理設備15とを備え、カッタ駆動装置は、トレパニングカッタ21を装着するカッタ回転軸22とカッタ回転モータ23とが収装される可動ハウジング24と、可動ハウジングが上下動可能に支持され、トレパニングカッタに送りを付与するカッタ送り軸26とカッタ送りモータ27とが収装される固定ハウジング28とを有し、かつトレパニングカッタには切削切粉を回収するためのピット水流入孔29が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば原子力発電施設(プラント)に適用して有効な水中穴明け装置及び該装置を用いた水中リラッキング工法に関する。
原子力発電に使用された使用済燃料は、原子力発電施設内に定設された使用済燃料貯蔵ピット(プール)の床に設置されている使用済燃料貯蔵ラックに貯蔵され、ここで一定期間冷却した後、施設外の再処理施設に運び出される。
近年、原子力発電の発電量の増加に伴い、使用済燃料が増加しており、原子力発電所内において使用済燃料の貯蔵能力を増強する必要性が高まってきている。使用済燃料の貯蔵能力の増強は、使用済燃料を収容するラックセルをより密に再配置する所謂リラッキングを行うことによって実施される。
リラッキング工法としては、例えば特許文献1や特許文献2で開示されたものが有る。これは、先ず複数のラックセルより構成される既存の使用済燃料貯蔵ラックを使用済燃料貯蔵ピットの床面に埋め込まれた基礎ボルトから取り外した後、当該既存の使用済燃料貯蔵ラックを吊り上げて撤去する。そして、既存の使用済燃料貯蔵ラックを撤去した位置に架台ブロックを設置した後に、当該架台ブロック上にスタッドボルトによりラックセルの密度が既存の使用済燃料貯蔵ラックと比較して高く設定された使用済燃料貯蔵ラックを設置するものである。
また、特許文献3に開示されているように、使用済燃料ラックの改造において、取替用使用済燃料ラック本体外周部に固定用板を具備した補強用板を取り付け、かつ上記固定用板と切断して残置された旧ラックのサポートプレートとの間にボルト固定用のねじが切られた連結用板を介装して、それら固定用板と連結用板及び連結用板と旧ラックのサポートプレートを夫々ボルトで固定することにより、取替用使用済燃料ラックを使用済燃料貯蔵ピットの側壁面に強固に固定するものもある。
特開2003−270381号公報 特開平4−285895号公報 特開2003−307586号公報 特許第4154463号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2で開示されたリラッキング工法にあっては、水中で行うリラッキング工法であることの明示が無いと共に、ボルト穴を明けること無くナットを細長い締結工具で取外し又は取付けすることで既存のラックと新設のラックを使用済燃料貯蔵ピットの床面上で取替え可能にするものであるが、水中でリラッキング工法を実施する場合に必要とされる、締結工具における遠隔操作の具体的な構成が開示されていない。
また、特許文献3に開示されたリラッキング工法にあっては、使用済燃料貯蔵ピットの側壁面に残置させた旧ラックのサポートプレートに穴明け加工をするのにあたっては、「水中で、かつ遠隔操作となるため専用治具を使用し」と記載されているだけで、専用治具の具体的な構成が開示されていないため、実施可能であるか否かは不明である。
尚、特許文献4には、原子炉容器内の炉心シュラウド支持板に水中で遠隔操作により穴を明ける方法及び工具が開示されている。これは、「穴明け工具が支持ベースに固定され、シュラウド支持板の約90%を貫通する穴をあける。穴明け工具は、切りくず捕集構造を備え、加工工程で発生した切りくずによる原子炉容器内の水の汚染を防止する。穴の約90%を穴明け工具で形成した後、放電加工(EDM)工具が支持ベースに固定され、EDM方式により穴の残部を加工する。EDM工具は穴の残部を加工する構造を有し、穴からスラグを除去した後シュラウド支持板の下側を座ぐりする。」というものである。
しかしながら、特許文献4に開示された水中遠隔穴明け工具及び方法にあっては、少なくとも穴明け工具と支持ベースが分割され、それぞれに遠隔操作で炉心シュラウド支持板に対し位置決め固定する必要があるため、操作が煩雑であると共に、各々の位置決め固定構造が複雑になり、リラッキング工法には到底適用することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、簡単な操作と構造で装置を確実に位置決め固定しつつ水中で円滑に穴明け加工を施すことができる水中穴明け装置と、該装置を用いて高線量環境下の使用済燃料貯蔵ピットにおいて安全に水中リラッキング工事を施工できる水中リラッキング工法を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係る水中穴明け装置は、
ピット内の構造物に水中で穴明け加工を施す水中穴明け装置であって、
地上から吊り下げられて前記構造物にクランプ機構により位置決め固定される工具本体と、
前記工具本体上に組み付けられたカッタ駆動装置と、
前記カッタ駆動装置を操作ユニットを適宜用いて地上から制御する制御盤と、
前記カッタ駆動装置で発生した切削切粉を地上からピット水を利用して吸引回収する排水処理設備と、
を備え、
前記カッタ駆動装置は、回転により前記構造物をリング状に切削して穴明けを行うトレパニングカッタを装着するカッタ回転軸と該カッタ回転軸を回転させるカッタ回転モータとが収装される可動ハウジングと、該可動ハウジングが前記カッタ回転軸の軸方向に移動可能に支持され、当該可動ハウジングを介して前記トレパニングカッタに送りを付与するカッタ送り軸と該カッタ送り軸を回転させるカッタ送りモータとが収装される固定ハウジングとを有し、かつ前記トレパニングカッタには回転による渦流でピット水と共に切削切粉を回収するためのピット水流入孔が設けられる、
ことを特徴とする。
また、
前記カッタ回転軸と前記可動ハウジングとの間に、前記トレパニングカッタにチップブレーカの機能を付与するチップブレーカ機構が介装されることを特徴とする。
また、
前記カッタ回転軸の内部に、前記トレパニングカッタ内から切削塊(コア)を押し出すピストンロッドが前記カッタ回転軸の軸方向に移動可能に収装されることを特徴とする。
また、
前記カッタ駆動装置は、スライドベースを介して工具本体にスライド可能に支持され、前記構造物の少なくとも2箇所に穴明けが可能になっていることを特徴とする。
また、
前記排水処理設備は、ポンプで吸引回収した切削切粉をフィルタ類で浄化した後、ろ過水をピットに戻すことを特徴とする。
また、
さらに、前記トレパニングカッタ内から押し出された切削塊を回収する切削塊回収工具が、地上から遠隔操作が可能に設けられることを特徴とする。
前記工具本体は、前記カッタ駆動装置のカッタ回転軸とカッタ回転モータ及びカッタ送り軸とカッタ送りモータとがそれぞれ上下に直結された所謂ロングタイプであることを特徴とする。
前記工具本体は、前記カッタ駆動装置のカッタ回転軸とカッタ回転モータ及びカッタ送り軸とカッタ送りモータとがそれぞれ歯車機構を介して水平配置された所謂ショートタイプであることを特徴とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係る水中リラッキング工法は、
使用済燃料貯蔵ピット内に設置された複数のラックセルより構成される既設使用済燃料貯蔵ラックをその外周に設けたサポート板を切断して吊上げ撤去した後、ラックセルの密度が既設使用済燃料貯蔵ラックと比較して高く設定された新設使用済燃料貯蔵ラックを吊下げ設置する際に、新設使用済燃料貯蔵ラックの外周に設けたサポート板と前記使用済燃料貯蔵ピット内に残置された前記既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板部分とを連接板を介してボルト結合する水中リラッキング工事において、
前記既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板を切断するのに先立って、
前記水中穴明け装置の工具本体を吊り下げてクランプ機構により既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板に位置決め固定した後、
カッタ駆動装置を稼働して前記サポート板の所定位置に一以上の穴明け加工を施し、この穴明け加工が終了した後、
前記サポート板を前記穴明け加工が施されたサポート板部分を残して切断する、
ことを特徴とする。
前記水中穴明け装置の工具本体を吊り下げる際に、前もって、既設使用済燃料貯蔵ラックに据え付けられたラックセルのアドレスプレートを折り曲げておく、
ことを特徴とする。
本発明に係る水中穴明け装置によれば、工具本体が地上から吊り下げられてピット内の構造物に工具本体と一体化されたクランプ機構により位置決め固定された状態下で、トレパニングカッタによる切削切粉をピット水を利用して地上から吸引回収しつつ同じく地上の制御盤より遠隔操作でカッタ駆動装置を稼働させて構造物に穴明け加工を施すので、簡単な操作と構造で、装置を確実に位置決め固定しつつ水中で円滑に穴明け加工を施すことができる。
本発明に係る水中リラッキング工法によれば、水中穴明け装置を用いて、既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板にクランプ機構により確実に位置決め固定される工具本体上のカッタ駆動装置により、既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板に遠隔操作で円滑に穴明け加工を施すことができるので、高線量環境下の使用済燃料貯蔵ピットにおいて安全に水中リラッキング工事を施工できる。
本発明の一実施例を示す水中穴明け装置の概略構成斜視図である。 工具本体のクランプ機構の断面図である。 切削切粉回収用のピット水流入孔の説明図である。 コア回収用のピストンロッドの説明図である。 カッタ駆動装置の設置状態図である。 カッタ駆動装置の切削完了状態図である。 カッタ駆動装置のコア押出し状態図である。 カッタ駆動装置におけるスライド機構の初期状態図である。 カッタ駆動装置におけるスライド機構のスライド後の状態図である。 コア回収工具の設置要領図である。 工具本体の変形例を示す斜視図である。 リラッキング工事における既設使用済燃料貯蔵ラックとサポート板の取合い構造図である。 リラッキング工事における新サポートストラクチャとサポート板の取合い構造図である。 リラッキング工事全般の工程図である。 リラッキング工事全般の工程図である。
以下、本発明に係る水中穴明け装置及び該装置を用いた水中リラッキング工法を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す水中穴明け装置の概略構成斜視図、図2は工具本体のクランプ機構の断面図、図3Aは切削切粉回収用のピット水流入孔の説明図、図3Bはコア回収用のピストンロッドの説明図、図4Aはカッタ駆動装置の設置状態図、図4Bはカッタ駆動装置の切削完了状態図、図4Cはカッタ駆動装置のコア押出し状態図、図5Aはカッタ駆動装置におけるスライド機構のスライド前の状態図、図5Bはカッタ駆動装置におけるスライド機構のスライド後の状態図、図6はコア回収工具の設置要領図、図7は工具本体の変形例を示す斜視図、図8はリラッキング工事における既設使用済燃料貯蔵ラックとサポート板の取合い構造図、図9はリラッキング工事における新サポートストラクチャとサポート板の取合い構造図、図10はリラッキング工事全般の工程図、図11はリラッキング工事全般の工程図である。
本実施例は、本発明の水中穴明け装置を原子力発電施設(プラント)におけるリラッキング工事に用いる例である。そこで、リラッキング工事全般の工程を図10及び図11で説明する。
先ず、工程1で、並設された使用済燃料貯蔵ピット(プール)100A,100Bの両側に敷設されて使用済燃料貯蔵ピットクレーン101が走行する既設レール102上に仮設クレーン103を設置する。この仮設クレーン103は、使用済燃料貯蔵ピットクレーン101より大型の架構体からなり、四つのワイヤジャッキ104とラック受台105等を備えている。
尚、図中106は燃料集合体やその取扱い工具等を検査する燃料検査ピットで、107は使用済燃料貯蔵ピット(プール)100A又は100Bから吊上げ撤去された既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109(工程2参照)を除染し、かつ細断する除染場ピットである。また、図中108は新設使用済燃料貯蔵ラックとしての新サポートストラクチャ116(工程5参照)を仮置く仮設床である。尚、既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109は、既設使用済燃料貯蔵ラック111に多数本(例えば150本)のラックセル110が据え付けられたものを言い(工程2参照)、新サポートストラクチャ116は多数本(例えば300本)のラックセル121が据え付け可能な架構体を言う(工程6参照)。
次に、工程2で、例えば使用済燃料貯蔵ピット100Aにおいて、吊上げ撤去する既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109内の全ての燃料集合体を使用済燃料貯蔵ピットクレーン101により他の空きの既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109内に一時的に移動・保管させた後、仮設クレーン103を、吊上げ撤去する既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109の真上に移動させる。そして、この仮設クレーン103の補助ホイスト120にマニピュレータ又は伸縮ポール113を介して本発明の水中穴明け装置における工具本体10(図1参照)を組み込んだ後、これを吊り下ろして、上,下二つの既設使用済燃料貯蔵ラック111の外周に設けられて使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に連結・固定されたサポート板(構造物)112に所要数の連接板取付用のボルト穴を明ける。
次に、工程3で、仮設クレーン103の補助ホイスト120に、水中穴明け装置の工具本体10に代えて、同じくマニピュレータ又は伸縮ポール113を介して水中放電加工切断装置の工具本体114を組み込み、上,下二つの既設使用済燃料貯蔵ラック111の外周に設けたサポート板112を、局部シールボックス等を用いて、ボルト穴を有したサポート板部分(ピット側壁面側)112aを残置するようにして切断する。
次に、工程4で、仮設クレーン103上から既設使用済燃料貯蔵ラック吊具115を吊上げ撤去する既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109にセットした後、ワイヤジャッキ104を操作して当該既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109を吊り上げ、ラック受台105に移載する。そして、仮設クレーン103を走行させて既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109を除染場ピット107に吊り下ろして当該既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109を除染し、かつ細断して廃棄処分する。
次に、工程5で、仮設クレーン103内に仮設床108に保管してあった新サポートストラクチャ116を取り込んだ後、当該新サポートストラクチャ116に新サポートストラクチャ吊具117をセットする。そして、ワイヤジャッキ104を操作して新サポートストラクチャ116を前述した既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109が吊上げ撤去された位置に吊り下ろし、当該新サポートストラクチャ116の外周に上,下二箇所に亘って設けたサポート板118を、前述した既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109の残置されたサポート板部分112aに、図示しない連接板(図9の連接板119参照)を介してボルト・ナット結合する。これにより、新サポートストラクチャ116は使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に固定される。
最後に、工程6で、仮設クレーン103上から補助ホイスト120等を用いて新しい多数本のラックセル121を新サポートストラクチャ116の格子内にそれぞれ挿入し、据え付ければ、所定の検査を受検することで、リラッキング工事が終了する。そして、この後、使用済燃料貯蔵ピットクレーン101で他の既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109内に一時的に移動・保管しておいた燃料集合体が新サポートストラクチャ116の各ラックセル121内にそれぞれ収容されるのである。
また、図8に示すように、前述した既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112は多数の角穴122を列設して当該既設使用済燃料貯蔵ラック111と一体形成されると共に、その外縁部が使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に設置されている埋め込み板に溶接された支持金具123に連結・固定されるようになっている。
そして、水中穴明け装置の工具本体10を吊り下ろしてサポート板112に連接板取付用のボルト穴124を明ける前に、工具本体10の吊り下ろしを円滑に行うために、ラックセル110に付設されたアドレスプレート125を水平状態から垂れ下がり状態にするべく、水中プレート折曲げ装置を用いて、アドレスプレート125に折曲げ加工を施すようになっている。
また、既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112にボルト穴124が縦方向の2箇所に亘って明けられた後、水中放電加工切断装置の工具本体114(図10の工程3参照)を用いて、サポート板112の図中破線で示す部分が切断されて当該既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109が吊上げ撤去される。
一方、図9に示すように、新サポートストラクチャ116のサポート板118は当該新サポートストラクチャ116とは別体に形成されて、前述した既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112(厳密には残置されたサポート板部分112a)に対応した位置に付設される。このサポート板118には予め気中で連接板取付用のボルト穴126が横方向に二箇所に亘って形成される。
そして、新サポートストラクチャ116を使用済燃料貯蔵ピット100A内に吊下げ据付けた後、水中穴位置計測装置を用いて、サポート板118のボルト穴126を基準に残置されたサポート板部分112aのボルト穴124の位置を計測する。即ち、この計測によって連接板119には気中で前記ボルト穴124に対応した正確な位置にボルト穴が形成可能となるのである。さらに、連接板119には前記ボルト穴126に対応するボルト穴も予め気中で形成される。
前記穴位置計測後に、使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に連結・固定されたサポート板部分112aと新サポートストラクチャ116のサポート板118とが、水中ボルト・ナット締結装置を用いて、連接板119を介してボルト・ナット128で結合され、使用済燃料貯蔵ピット100A内に新サポートストラクチャ116が堅固に位置決め固定される。尚、新サポートストラクチャ116におけるラックセル121の間隔Cは例えば300mmで、既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ109におけるラックセル110の間隔が例えば400mmであるのに比べて小さくなっている。
前述した水中穴明け装置は、図1に示すように、仮設クレーン103の補助ホイスト120からマニピュレータ又は伸縮ポール113(テレスコ式ポール部113a)を介して吊り下げられて前述した既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112にクランプ機構11により位置決め固定される前側面開放の筺体からなる工具本体10と、該工具本体10上に組み付けられたカッタ駆動装置12と、該カッタ駆動装置12を操作ユニット13を適宜用いて地上の操作床126から制御する制御盤14と、前記カッタ駆動装置12で発生した切削切粉を地上の操作床126からピット水を利用して吸引回収する排水処理設備15と、を備える。
また、水中穴明け装置は、カッタ駆動装置12から押し出されたコア(切削塊)Wを回収するコア回収工具16を備える。
前記排水処理設備15は、切粉回収ホース17を通してポンプ18で吸引回収した切削切粉をフィルタ19で浄化した後、ろ過水を戻りホース20で使用済燃料貯蔵ピット100Aに戻すようになっている。
前記クランプ機構11は、図2に示すように、左,右両クランプ爪31a,31bを図中矢印方向に各々の流体圧シリンダ32a,32bで移動させることにより、既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112を左,右方向(ピット側壁面に沿った方向)から挟み込んで工具本体10を固定するようになっている。尚、工具本体10の前後方向(ピット側壁面に直交する方向)の位置決めは、両クランプ爪31a,31bの少なくとも何れか一方の側端部を使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に設置されている埋め込み板に溶接された支持金具123に当てることで行うと好適である。
前記カッタ駆動装置12は、図5A及び図5Bにも示すように、回転により前記サポート板112をリング状に切削して穴明けを行うトレパニングカッタ21を装着するカッタ回転軸22と該カッタ回転軸22を回転させるカッタ回転モータ23とが収装される可動ハウジング24と、該可動ハウジング24がリニアガイド25を介して上下動可能(カッタ回転軸22の軸方向に移動可能)に支持され、当該可動ハウジング24を介してトレパニングカッタ21に送りを付与するカッタ送り軸26と該カッタ送り軸26を回転させるカッタ送りモータ27とが収装される固定ハウジング28とを有する。
そして、前記トレパニングカッタ21には、図3Aに示すように、回転による渦流でピット水と共に切削切粉を回収するためのピット水流入孔29が設けられる。即ち、トレパニングカッタ21の刃先角度によって切粉はカッタ内側へ排出され、この時ピット水流入孔29よりポンプ18により吸引回収されるピット水によってロータリジョイント30及び切粉回収ホース17を介して排水処理設備15に送られるのである。
また、前記カッタ回転軸22には、図3Bに示すように、トレパニングカッタ21内からコア(切削塊)Wを押し出すピストンロッド33が上下動可能(カッタ回転軸22の軸方向に移動可能)に収装される。即ち、切削が完了し、カッタ内に残存するコアWをピストンロッド33で押し出し、後述するコア回収工具16で回収するのである。
更に、詳細には、図4Cのカッタ駆動装置のコア押出し状態図に示すように、ピストンロッド33は可動ハウジング24のポートP1からロータリジョイント34を介してシリンダ35のピストン上部室A1に流体圧が供給されることで下降し、コアWを押し出す一方、逆にポートP2からロータリジョイント36を介してシリンダ35のピストン下部室A2に流体圧が供給されることで上昇し、元の位置に復帰するようになっている(図4Aのカッタ駆動装置の設置状態図及び図4Bのカッタ駆動装置の切削完了状態図参照)。
また、前記カッタ回転軸22と該カッタ回転軸22を各種ベアリングで回転自在に支持する可動ハウジング24との間には、図4Aのカッタ駆動装置の設置状態図に示すように、トレパニングカッタ21に、当該トレパニングカッタ21を上下方向(カッタ回転軸22の軸方向に)に小刻みに微動させることで、チップブレーカの機能を付与するチップブレーカ機構37が介装される。
具体的には、カッタ回転軸22は上部回転軸22aと下部回転軸22bとに分割され、上部回転軸22aに対して下部回転軸22bは、当該下部回転軸22bと一体結合された軸継手38を介して、回転不能で上下方向には移動可能になっている。また、下部回転軸22bには上部スリーブ39aが下部回転軸22bに対して回転不能で上下方向には相対移動が可能に嵌合されると共に、下部スリーブ39bが下部回転軸22bに対して回転不能で上下方向にも相対移動不能に嵌合される。
そして、上部スリーブ39aと下部スリーブ39bとの間には、可動ハウジング24側に回転自在で周方向には移動不能に支持された複数個のボール40が周方向に等配されて介装されると共に、上部スリーブ39aと軸継手38との間には、複数個の圧縮ばね41が周方向に等配されて介装される。また、下部スリーブ39bの前記ボール40が転動する面となる上端面は波形のカム面で形成されている。
従って、下部スリーブ39bのカム面は、圧縮コイルばね41により、軸継手38及び下部回転軸22bを介して常時ボール40と接触するように上方に付勢されており、これにより、カッタ回転軸22の回転時には、下部回転軸22b及びトレパニングカッタ21は上部回転軸22aと一緒に回転しつつ、下部回転軸22b(及びトレパニングカッタ21)のみが、ボール40と下部スリーブ39bとの円筒カムの機構により、微少に上下動を繰り返し、チップブレーカ機能を発揮するのである。
また、前記カッタ駆動装置12は、スライドベース42を介して工具本体10にスライド可能に支持され、前述した既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112に少なくとも2箇所に亘って穴明けが可能になっている。
具体的には、図5A及び図5Bに示すように、カッタ駆動装置12の固定ハウジング28がスライドベース42上に搭載され、該スライドベース42と工具本体10との間に介設された液圧シリンダ43の伸縮により前後方向(使用済燃料貯蔵ピット100Aの側壁面に接離する方向)にスライド可能になっている。
また、前記コア回収工具16は、コアWを収容する回収ネット44と該回収ネット44を回動させるアーム45と該アーム45を回動自在に支持してサポート板112の角穴122に設置される工具ベース46と該工具ベース46に連結された案内ロープ47と前記工具ベース46の孔48を通してアーム45に連結された操作ロープ49とを備える。
そして、図6に示すように、コアWの回収にあたっては、先ず操作床126から案内ロープ47を介してコア回収工具16を使用済燃料貯蔵ピット100Aに吊り込む。この際、操作ロープ49は緩めておく(要領1参照)。次に、操作ロープ49に適宜テンションを掛けながら工具ベース46を傾けて上部の既設使用済燃料貯蔵ラック111におけるサポート板112の角穴122を通過させる(要領2参照)。次に、操作ロープ49にテンションを掛けながら工具ベース46を下部の既設使用済燃料貯蔵ラック111におけるサポート板112の角穴122に設置する(要領3参照)。次に、操作ロープ49を引っ張り回収ネット44を引き上げてコアWの回収を行う。この際、操作ロープ49を操作床126の手摺等に固縛するとよい(要領4参照)。次に、操作ロープ49を緩めて回収ネット44を開放する(要領5参照)。次に、操作ロープ49に適宜テンションを掛けながら工具ベース46を傾けて吊り上げ下部の既設使用済燃料貯蔵ラック111におけるサポート板112の角穴122を通過させる(要領6参照)。最後に、工具ベース46が上部の既設使用済燃料貯蔵ラック111におけるサポート板112の角穴122を通過したら操作ロープ49を緩めて吊り上げてコアWを回収する。
尚、図1中50はカッタ回転モータ23に作動流体を給排するホース類で、51はカッタ送りモータ27に電力を供給するケーブル類である。更に、図1中52は流体圧シリンダ32a,32bやシリンダ35に作動流体を給排するチューブ類である。
このように構成された水中穴明け装置を用いてリラッキング工事を行う際は、前述したように、上,下二つの既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112を切断するのに先立って、先ず、水中穴明け装置の工具本体10を仮設クレーン103上から使用済燃料貯蔵ピット100Aに吊り下げてクランプ機構11により既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112に位置決め固定する。
次に、カッタ駆動装置12を稼働して前記サポート板112の所定位置に例えば二つ以上のボルト穴124を加工し、この穴明け加工が終了した後、サポート板112を穴明け加工が施されたサポート板部分112aを残して切断する。
このように水中穴明け装置を用いて、既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112にクランプ機構11により確実に位置決め固定される工具本体10上のカッタ駆動装置12により、既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112に仮設クレーン103上から遠隔操作で円滑に穴明け加工を施すことができるので、高線量環境下の使用済燃料貯蔵ピット100Aにおいて安全に水中リラッキング工事を施工できる。
また、水中穴明け装置の工具本体10を吊り下げる際に、前もって、既設使用済燃料貯蔵ラック111に据え付けられたラックセル110のアドレスプレート125を折り曲げておくので、工具本体10をアドレスプレート125に干渉することなく円滑に吊り下げられる。
また、本水中穴明け装置によれば、工具本体10が仮設クレーン103から吊り下げられて既設使用済燃料貯蔵ラック111のサポート板112に工具本体10と一体化されたクランプ機構11により位置決め固定された状態下で、トレパニングカッタ21による切削切粉をピット水を利用して操作床126から吸引回収しつつ同じく操作床126の制御盤14より遠隔操作でカッタ駆動装置12を稼働させて前記サポート板112に穴明け加工を施すので、簡単な操作と構造で、装置を確実に位置決め固定しつつ水中で円滑に穴明け加工を施すことができる。
また、前記カッタ駆動装置12のカッタ回転軸22と可動ハウジング24との間に、トレパニングカッタ21にチップブレーカの機能を付与するチップブレーカ機構37が介装されるので、切削切粉を細断して円滑な切粉回収が行える。
また、カッタ回転軸22の内部に、トレパニングカッタ21内からコアWを押し出すピストンロッド33がカッタ回転軸22の軸方向に移動可能に収装されるので、コアWを確実に押し出してコア回収工具16で回収できる。
また、カッタ駆動装置12は、スライドベース42を介して工具本体10にスライド可能に支持されるので、水中でカッタ駆動装置12をスライドさせるだけで迅速に、サポート板112に任意の数のボルト穴124を明けられる。
また、排水処理設備15は、ポンプ13で吸引回収した切削切粉をフィルタ19で浄化した後、ろ過水を使用済燃料貯蔵ピット100Aに戻すので、ピット水を汚さないで済む。
また、トレパニングカッタ21内から押し出されたコアWを回収するコア回収工具16が、操作床126から遠隔操作が可能に設けられるので、コアWを安全に回収することができる。
尚、図7は工具本体の変形例を示すもので、前述した工具本体10はカッタ駆動装置12のカッタ回転軸22とカッタ回転モータ23及びカッタ送り軸26とカッタ送りモータ27とがそれぞれ上下に直結された所謂ロングタイプであるが、本図の工具本体10Aはカッタ駆動装置12のカッタ回転軸22とカッタ回転モータ23及びカッタ送り軸26とカッタ送りモータ27とがそれぞれ歯車機構53,54を介して水平配置された所謂ショートタイプである。
例えば、穴あけ箇所の上部に突起物がある狭隘部については、背丈の高い工具本体10では干渉するが、背丈の低い工具本体10Aはそれが無く、好適である。
また、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種機構の構造変更と各種駆動手段の変更や各種構成部材の数量と寸法変更等各種変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る水中穴明け装置は水中リラッキング工事に限らず、原子力発電施設(プラント)の他の水中工事や原子力発電施設(プラント)以外の水中工事に適用して有効である。
10,10A 工具本体
11 クランプ機構
12 カッタ駆動装置
13 操作ユニット
14 制御盤
15 排水処理設備
16 コア(切削塊)回収工具
17 切粉回収ホース
18 ポンプ
19 フィルタ
20 戻りホース
21 トレパニングカッタ
22 カッタ回転軸
22a 上部回転軸
22b 下部回転軸
23 カッタ回転モータ
24 可動ハウジング
25 リニアガイド
26 カッタ送り軸
27 カッタ送りモータ
28 固定ハウジング
29 ピット水流入孔
30 ロータリジョイント
31a、31b クランプ爪
32a、32b 流体圧シリンダ
33 ピストンロッド
34 ロータリジョイント
35 シリンダ
36 ロータリジョイント
37 チップブレーカ機構
38 軸継手
39a 上部スリーブ
39b 下部スリーブ
40 ボール
41 圧縮コイルばね
42 スライドベース
43 流体圧シリンダ
44 回収ネット
45 アーム
46 工具ベース
47 案内ロープ
48 孔
49 操作ロープ
50 ホース類
51 ケーブル類
52 チューブ類
53 歯車機構
54 歯車機構
100A,100B 使用済燃料貯蔵ピット(プール)
101 使用済燃料貯蔵ピットクレーン
102 既設レール
103 仮設クレーン
104 ワイヤジャッキ
105 ラック受台
106 燃料検査ピット
107 除染場ピット
108 仮設床
109 既設使用済燃料貯蔵ラックアッセンブリ
110 ラックセル
111 既設使用済燃料貯蔵ラック
112 サポート板(構造物)
112a サポート板部分(ピット側壁面側)
113 マニピュレータ又は伸縮ポール
113a テレスコ式ポール部
114 水中放電加工切断装置の工具本体
115 既設使用済燃料貯蔵ラック吊具
116 新サポートストラクチャ(新設使用済燃料貯蔵ラック)
117 新サポートストラクチャ吊具
118 サポート板
119 連接板
120 補助ホイスト
121 ラックセル
122 角穴
123 支持金具
124 ボルト穴
125 アドレスプレート
126 操作床
127 ボルト穴
128 ボルト・ナット
A1 ピストン上部室
A2 ピストン下部室
C 新サポートストラクチャにおけるラックセルの間隔
P1,P2 ポート
W コア(切削塊)

Claims (10)

  1. ピット内の構造物に水中で穴明け加工を施す水中穴明け装置であって、
    地上から吊り下げられて前記構造物にクランプ機構により位置決め固定される工具本体と、
    前記工具本体上に組み付けられたカッタ駆動装置と、
    前記カッタ駆動装置を操作ユニットを適宜用いて地上から制御する制御盤と、
    前記カッタ駆動装置で発生した切削切粉を地上からピット水を利用して吸引回収する排水処理設備と、
    を備え、
    前記カッタ駆動装置は、回転により前記構造物をリング状に切削して穴明けを行うトレパニングカッタを装着するカッタ回転軸と該カッタ回転軸を回転させるカッタ回転モータとが収装される可動ハウジングと、該可動ハウジングが前記カッタ回転軸の軸方向に移動可能に支持され、当該可動ハウジングを介して前記トレパニングカッタに送りを付与するカッタ送り軸と該カッタ送り軸を回転させるカッタ送りモータとが収装される固定ハウジングとを有し、かつ前記トレパニングカッタには回転による渦流でピット水と共に切削切粉を回収するためのピット水流入孔が設けられる、
    ことを特徴とする水中穴明け装置。
  2. 前記カッタ回転軸と前記可動ハウジングとの間に、前記トレパニングカッタにチップブレーカの機能を付与するチップブレーカ機構が介装される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水中穴明け装置。
  3. 前記カッタ回転軸の内部に、前記トレパニングカッタ内から切削塊を押し出すピストンロッドが前記カッタ回転軸の軸方向に移動可能に収装される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の水中穴明け装置。
  4. 前記カッタ駆動装置は、スライドベースを介して工具本体にスライド可能に支持され、前記構造物の少なくとも2箇所に穴明けが可能になっている、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の水中穴明け装置。
  5. 前記排水処理設備は、ポンプで吸引回収した切削切粉をフィルタ類で浄化した後、ろ過水をピットに戻す、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の水中穴明け装置。
  6. さらに、前記トレパニングカッタ内から押し出された切削塊を回収する切削塊回収工具が、地上から遠隔操作が可能に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の水中穴明け装置。
  7. 前記工具本体は、前記カッタ駆動装置のカッタ回転軸とカッタ回転モータ及びカッタ送り軸とカッタ送りモータとがそれぞれ上下に直結された所謂ロングタイプである、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の水中穴明け装置。
  8. 前記工具本体は、前記カッタ駆動装置のカッタ回転軸とカッタ回転モータ及びカッタ送り軸とカッタ送りモータとがそれぞれ歯車機構を介して水平配置された所謂ショートタイプである、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の水中穴明け装置。
  9. 使用済燃料貯蔵ピット内に設置された複数のラックセルより構成される既設使用済燃料貯蔵ラックをその外周に設けたサポート板を切断して吊上げ撤去した後、ラックセルの密度が既設使用済燃料貯蔵ラックと比較して高く設定された新設使用済燃料貯蔵ラックを吊下げ設置する際に、新設使用済燃料貯蔵ラックの外周に設けたサポート板と前記使用済燃料貯蔵ピット内に残置された前記既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板部分とを連接板を介してボルト結合する水中リラッキング工事において、
    前記既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板を切断するのに先立って、
    前記請求項1乃至8のいずれか一つに記載された水中穴明け装置の工具本体を吊り下げてクランプ機構により既設使用済燃料貯蔵ラックのサポート板に位置決め固定した後、
    カッタ駆動装置を稼働して前記サポート板の所定位置に一以上の穴明け加工を施し、この穴明け加工が終了した後、
    前記サポート板を前記穴明け加工が施されたサポート板部分を残して切断する、
    ことを特徴とする水中リラッキング工法。
  10. 前記水中穴明け装置の工具本体を吊り下げる際に、前もって、既設使用済燃料貯蔵ラックに据え付けられたラックセルのアドレスプレートを折り曲げておく、
    ことを特徴とする請求項9に記載の水中リラッキング工法。
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