[go: up one dir, main page]

JP2013116068A - 解凍器 - Google Patents

解凍器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013116068A
JP2013116068A JP2011264790A JP2011264790A JP2013116068A JP 2013116068 A JP2013116068 A JP 2013116068A JP 2011264790 A JP2011264790 A JP 2011264790A JP 2011264790 A JP2011264790 A JP 2011264790A JP 2013116068 A JP2013116068 A JP 2013116068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
sample container
vibration
temperature
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011264790A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koike
隆 小池
Yuko Kobayashi
祐子 小林
Masakazu Katsumata
政和 勝又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2011264790A priority Critical patent/JP2013116068A/ja
Publication of JP2013116068A publication Critical patent/JP2013116068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

【課題】短時間で簡便に冷凍試料を解凍することができる解凍器を提供する。
【解決手段】試料容器に収容された冷凍試料を解凍する解凍器1である。この解凍器1は、ホルダ14、トランジスタ18、第1振動部16及び支持部19を備える。ホルダ14は、筒状を呈し、サンプル容器2の少なくとも一部を内部に収容する。トランジスタ18は、ホルダ14に熱を与える。第1振動部16は、ホルダ14の軸線と交差する方向の振動をホルダ14へ与える。支持部19は、弾性を有しホルダ14を支持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、解凍器に関するものである。
従来、化学物質等の環境要因が生物の生長等に影響を及ぼすことが知られている。このような環境要因による影響を評価するためのものとして、下記特許文献1には、筐体内において計測対象から発せられる光を測定する光計測装置が記載されている。この光測定装置では、例えば水質汚染測定のための藻類の生長阻害試験として、藻類から発せられる遅延発光が計測される。
特開2010−127637号公報
上述した光計測装置の測定対象の試料は、冷凍されて提供される場合がある。この場合、測定者は試料を湯煎等によって解凍した上で測定する。しかしながら、測定に影響を及ぼさない温度範囲で解凍する必要があるため、湯煎で解凍する場合には解凍時間が長くなるおそれがある。解凍時間が長くなるほど試料の条件が異なるものになるため、正確な測定が困難となる。当技術分野では、短時間で簡便に冷凍試料を解凍することができる解凍器が望まれている。
本発明の一側面に係る解凍器は、試料容器に収容された冷凍試料を解凍する解凍器である。この解凍器は、ホルダ、加熱部、振動部及び支持部を備える。ホルダは、筒状を呈し、試料容器の少なくとも一部を内部に収容する。加熱部は、ホルダに熱を与える。振動部は、ホルダの軸線と交差する方向の振動をホルダへ与える。支持部は、弾性を有しホルダを支持する。
この解凍器では、冷凍試料を収容した試料容器の一部が筒状のホルダへ収容される。そして、加熱部によってホルダへ熱が与えられる。ホルダには、振動部によって軸線方向と交差する方向の振動が与えられる。また、ホルダは弾性を有する支持部によって支持された状態で振動される。上記構成により、振動によって、ホルダは軸線方向と交差する方向へ振動するとともに、その振動が支持部によって増幅されてホルダが沈み込むように動作する。これにより、冷凍試料にはホルダの軸線を中心とした回転方向に力が作用する。さらに、ホルダの沈み込む動作によって冷凍試料と試料容器との摩擦力が低減され、反動でホルダが元に戻る際に慣性力が働くため、冷凍試料はホルダの軸線を中心として回転運動する。冷凍試料が回転することで、試料容器内で均一に攪拌され、冷凍試料全体に均一に熱が与えられる。よって、短時間で簡便に冷凍試料を解凍することができる。
一実施形態では、振動部は、第1振動部及び第2振動部を備えてもよい。第1振動部は、水平方向成分を含む振動をホルダへ与える。第2振動部は、鉛直方向成分を含む振動をホルダへ与える。このように支持部に直接作用する鉛直方向成分を含む第2振動部を備えることで、ホルダの沈み込み動作が促進される。このため、冷凍試料の回転運動が一層促進されるため、より短時間で冷凍試料を解凍することができる。
一実施形態では、解凍器は、ホルダと試料容器との間に設けられ、加熱部から与えられた熱を試料容器へ伝達する熱伝達媒体をさらに備えてもよい。このように構成することで、加熱部の熱を効率よく試料容器へ伝達させることができる。
一実施形態では、ホルダを収容するとともに、試料容器を挿入する挿入口を有する筐体をさらに備え、挿入口には試料容器を挿入した状態でホルダに固定する固定部が設けられてもよい。このように構成することで、振動により試料容器の挿入位置がずれて解凍時間が不均一になることを回避することができる。
一実施形態では、加熱部は、トランジスタからなってもよい。トランジスタから発生する熱を利用することで、ヒータを用いることなく簡便に冷凍試料を解凍することができる。
一実施形態では、解凍器は、ホルダの温度を測定するセンサをさらに備え、トランジスタは、センサの測定結果に基づいてホルダへ熱を与えてもよい。このように構成することで、解凍に適した温度となるようにホルダへ熱を与えることができる。
以上説明したように、本発明の種々の側面及び実施形態によれば、短時間で簡便に冷凍試料を解凍することができる。
一実施形態に係る解凍器の斜視図である。 図1の解凍器のII−II線に沿った断面図である。 図1の解凍器のIII−III線に沿った断面図である。 図1の解凍器の内部構造の斜視図である。 図1の解凍器の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
本実施形態に係る解凍器は、例えば冷凍された藻類の生長阻害試験用の試料(サンプル)を解凍する際に好適に採用されるものである。図1は、本実施形態に係る解凍器1の斜視図である。図1に示すように、解凍器1は、筐体10を有している。筐体10は、サンプルを収容する試料容器(サンプル容器)2を挿入するための挿入口が設けられている。挿入口上には、リング部材12が配置されている。筐体10の前面には、操作パネル20が設けられている。操作パネル20は、例えば解凍温度、解凍時間又は解凍開始タイミングを設定する操作部として機能する。このように、解凍器1には、冷凍されたサンプルを有するサンプル容器2が挿入されるとともに、ユーザが操作パネル20を操作することによって、所望の解凍温度、解凍時間又は解凍開始タイミングが設定可能な構成とされている。なお、操作パネル20は、後述するCPUに接続されている。
図2は、図1の解凍器1のII−II線に沿った断面図、図3は、図1の解凍器1のIII−III線に沿った断面図、図4は、解凍器1の内部構造の斜視図である。図2〜4に示すように、解凍器1は、有底筒状のホルダ14を備えている。ホルダ14の材料として、例えば金属が用いられる。具体的には例えばアルミニウムが用いられる。ホルダ14は、開口部14aが筐体10の挿入口10aと対向するように筐体10内部に配置されている。すなわちホルダ14は、軸線方向が鉛直方向と一致するように配置され、鉛直上方からみて開口部14aと挿入口10aとが一致するように配置されている。ホルダ14の開口部14aには、サンプル容器2が挿通され、サンプル容器2の少なくとも一部が収容される。
ホルダ14は、筐体10の底部10bに、支持板21を介して支持部19によって支持されている。ここでは、4つの脚部19bが基台19aに形成されており、四方から支持することでホルダ14を安定に保持している。脚部19bは、例えば図4に示すように矩形の支持板21の長手方向に沿って2つ配置されるとともに、長手方向に直交する方向に沿って2つ配置されている。このホルダ14は、筐体10の内壁に接しないように支持されている。すなわち、筐体10の天井部と、ホルダ14の上端との間には空隙が設けられている。支持部19は、板状部材を折り曲げて構成される。支持部19は、例えば、略平面の基台19aと、基台19aに立設された脚部19bと、脚部19bの端部に設けられた取付部19cとを備えている。脚部19bは、基台19aから延びた端部が折り曲げられることにより形成される。各脚部19bは、弾性を有する部材で形成されている。例えば、脚部19bとして一方向に振動する部材が用いられる。ここでは脚部19bは板ばねとして形成されている。脚部19bの材料として、ステンレス鋼又はプラスチックが用いられる。また、取付部19cは、脚部19bの端部が折り曲げられることにより形成されている。取付部19cには、ネジ穴が形成されており、支持板21を介して筐体10の底部10bとネジ止めによって固定されている。ホルダ14は、その底部が基台19aに例えばネジ止めにより固定されている。上記構成により、ホルダ14の軸線方向が鉛直方向と一致するように、ホルダ14が筐体10に固定されるとともに、後述する振動部によってホルダ14へ与えられた振動が増幅される。特に、4つの脚部19bを水平面内の所定の二方向に沿って配置することで、後述する振動(水平方向成分及び鉛直方向成分の2つの成分を含む振動)がホルダ14へ加えられた場合に、振動増幅を効果的に行うことができる。なお、脚部19bの数は4つに限定されず、3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。
ホルダ14には、ホルダ14へ振動を与える振動部が取り付けられている。ここでは、振動部として、第1振動部16及び第2振動部15を備えている。第1振動部16及び第2振動部15のそれぞれは、例えばモータ及び重りを備えている。重りは、その重心が偏ったものが採用され、モータの軸に取り付けられる。モータを駆動させることで偏心させた重りが回転し、振動を生む。
第1振動部16は、モータ軸がホルダ14の軸線方向と一致するように、ホルダ14に取り付けられる。例えば、開口部14aが形成されたホルダ14の端部側には、ホルダ14の径方向外側に突出するモータ載置台14bが設けられている。第1振動部16は、モータ載置台14bに、モータ軸がホルダ14の軸線方向と一致するように取り付けられる。これにより、第1振動部16は、ホルダ14の軸線と交差(あるいは直交)する方向の振動をホルダ14へ与える。なお、ここではホルダ14は、その軸線方向が鉛直方向と一致するように配置されているため、第1振動部16は、水平方向成分(横方向成分)を含む振動をホルダ14へ与えるともいえる。
第2振動部15は、モータ軸がホルダ14の軸線方向と交差するように、ホルダ14に取り付けられる。例えば、第2振動部15は、ホルダ14の側面に取り付けられる。これにより、第2振動部15は、ホルダ14の軸線方向の振動をホルダ14へ与える。なお、ここではホルダ14は、その軸線方向が鉛直方向と一致するように配置されているため、第2振動部15は、鉛直方向成分(上下方向成分、縦方向成分)を含む振動をホルダ14へ与えるともいえる。
ホルダ14の内部には、熱伝導部材が配置されている。熱伝導部材として、例えば液体が用いられ、ここでは例えば水が用いられる。これにより、サンプル容器2をホルダ14の内部に収容した際に、サンプル容器2とホルダ14の内壁との間に熱伝導部材が配置される。この構成により、後述する加熱部によってホルダ14へ与えられた熱を効率良くサンプル容器2へ伝達することができる。
筐体10の挿入口10aには、サンプル容器2を挿入した状態で固定するための保持部材13が設けられている。保持部材13は、挿入されたサンプル容器2に加わる縦方向の振動を吸収し、挿入位置を保持する。保持部材13として、例えばゴムからなるOリングが用いられる。なお、前述したリング部材12は、保持部材13の装着位置を固定するための押さえ部材として機能するとともに、前述した熱伝導部材が振動により筐体外へ流出することを防ぎつつ、ホルダ14と筐体10との間に生じた間隙を覆うことで、発熱したホルダ14が使用者の指等に触れないようにする保護カバーとしても機能する。具体的には、リング部材12は、皿状を呈し、例えば樹脂製で形成されている。リング部材12の中央に形成された開口部は、テーパとされている。このテーパは、サンプル容器2が簡単にホルダに挿入できるように案内するために設けられているとともに、熱伝導部材としての水をホルダ14に入れる時はロートとして機能する。リング部材12には例えば開口部に沿って爪部が設けられており、リング部材12とホルダ14との間に保持部材13を挟み込んだ状態で、爪部がホルダ14の上部に設けられたフランジ部分に係止される。これにより、リング部材12がホルダ14に固定される。このように、保持部材13及びリング部材12は、サンプル容器2を挿入した状態で、サンプル容器2を固定する固定部として機能する。
また、ホルダ14には、上述した第1振動部16及び第2振動部15に接続されたトランジスタ18が設けられている。トランジスタ18は、第1振動部16及び第2振動部15の電力制御を行うドライバであり、制御素子の一つとして機能する。一般にドライバとして動作するトランジスタは、制御出力をする時に損失として発熱し、放熱器で放熱する。これに対して、本実施形態に係るトランジスタ18は、発熱そのものが制御出力となっており、発熱に使われる電力量を制御する。すなわち、トランジスタ18は加熱部として機能する。サンプルの一般的な解凍温度から試算すると、サンプル容器2を加熱するために必要な温度は50℃以下となるため、加熱素子自体の温度も最大でも70℃を上回らない。そのため、150℃程度の耐熱性を有するトランジスタでも十分耐えられる。このように、ヒータとドライバを別々に用意する必要はなくトランジスタ自体も汎用品で十分なことから、比較的安価に高効率な制御を達成できる。また、このトランジスタ18の電源ラインに温度ヒューズを設けてもよい。このように構成することで、想定最大温度を上回ると温度ヒューズが切れるため、トランジスタ18を想定範囲の温度内で動作させることができる。
トランジスタ18は、図示しないアナログ制御回路(OPアンプ)に接続されており、該アナログ制御回路の電流値、温度のフィードバック制御によって動作する。トランジスタ18の動作は2つのモードで制御される。一つ目のモードは、どの温度でも一定電流以上流さない定電流制御である。二つ目のモードは、目標温度付近では温度差分に応じて電流量を下げ、目標温度でもOFFせず温度保持に必要な電流量を流し、目標温度を超すとさらに温度差に応じて電流量を絞る制御である。なお、ここでは、トランジスタ18は、ホルダ14の側面に設けられている。トランジスタ18の取り付け位置は側面に限定されず、ホルダ14の底面等であってもよい。
また、ホルダ14には、温度センサ17が配置されている。温度センサ17は、上述したアナログ制御回路、及び操作パネル20の裏面に配置されたCPU11に接続されている。CPU11は、アナログ制御回路の温度設定、例えば解凍温度等を変更する機能を有している。
次に、解凍器1の動作について説明する。CPU11は、解凍時間を短縮するために、操作パネル20から入力された所望の解凍温度に基づいて、初期設定温度及び最終設定温度を導出し、2つの温度設定を切り替えるように動作する。冷凍されたサンプル容器2は少なくとも0℃以下となっているため、ホルダ14の目標温度を最初から解凍温度に設定すると、サンプル容器2が挿入された瞬間にホルダ14の温度が解凍温度以下となる。このため、温度下降を考慮して、サンプル容器2が挿入された際にちょうど解凍温度になるか、又は解凍温度よりも少し低くなるくらいの範囲に初期設定温度を設定する。例えば、所望の解凍温度が37℃の場合には、+7℃〜+11℃の範囲の44℃〜48℃を初期設定温度とし、サンプル容器2を挿入する前にホルダ14の温度を初期設定温度に到達させる。その後、解凍開始と同時に、すなわちサンプル容器2を挿入した時に、最終設定温度を解凍温度である37℃に設定する。なお、初期設定温度が高すぎると試料を加熱し過ぎるおそれがあるため、ホルダ14の比熱及び質量を考慮して、上記範囲を満たすように初期設定温度が決定される。
図5は、解凍器1の動作を示すフローチャートである。図5に示す制御処理は、例えば解凍器1の電源がONされたタイミングで実行される。なお、図5に示す動作の前に、ホルダ14内部に熱伝達部材として水が注入されているものとする。そして、操作パネル20がユーザ操作を受け付け、操作パネル20を介して例えば所望の解凍温度及び解凍時間が入力されているものとする。なお、入力についてはユーザ操作に限られず、予め定められた解凍温度及び解凍時間を用いてもよい。
電源ONされると、トランジスタ18が発熱し、ホルダ14を加熱する(S10)。CPU11は、温度センサ17によって検出された温度が初期設定温度に到達するまで、トランジスタ18を動作させる。初期設定温度に到達すると、その旨がユーザに報知される(S12)。例えば、アラームが鳴るとともに、温度状態を報知する表示灯が点滅する。
初期設定温度に到達すると、ユーザによってサンプル容器2が解凍器1に挿入される(S14)。この時、保持部材13でサンプル容器2はホルダ14に固定される。この状態で、操作パネル20がユーザ操作を受け付ける。操作パネル20を介してスタートのタイミングが入力される。スタートのタイミングを示すユーザ操作を受け付けると、タイマーを設定してカウントを開始する。
また、スタートのタイミングを示すユーザ操作を受け付けると、CPU11は、目標温度を最終設定温度に設定するとともに、トランジスタ18を動作させて、第1振動部16及び第2振動部15を駆動させる(S16)。そして、温度状態を報知する表示灯を消灯する。保持部材13でサンプル容器2はホルダ14に固定されているが、攪拌対象はサンプル容器2内である。このため、サンプル容器2は、例えば試験管の上部を摘んで振る動きと同様に動作し、サンプル容器2内部のサンプルが回転する。
その後、CPU11は、温度センサ17によって検出された温度が最終設定温度に到達したか否か、さらに、所定時間を経過したか否かを判断する。そして、温度センサ17によって検出された温度が最終設定温度に到達し、かつ、所定時間が経過したと判断した場合には、温度状態を報知する表示灯を点灯する(S20)。ここでは所定時間として例えば2分半が設定される。このように、温度センサ17の検出温度が最終設定温度に達したか否かだけでなく、サンプル挿入から所定時間を経過したか否かを報知条件とすることで、サンプル容器2内に融け残りが存在する場合であってもホルダ14の温度が最終設定温度に安定して達したときに報知することができる。表示灯の点灯後、タイマーを設定してカウントを開始する(S22)。
CPU11は、タイマーのカウント時間と解凍時間とを比較して、カウント時間が解凍時間を超えたときに、ユーザに報知する(S24)。例えば、アラームが鳴るとともに、温度状態を報知する表示灯が点滅する。
以上、本実施形態に係る解凍器1によれば、冷凍サンプルを収容したサンプル容器2の一部が筒状のホルダ14へ収容される。そして、トランジスタ18によってホルダ14へ熱が与えられる。ホルダ14には、第1振動部16によって軸線方向と交差する方向の振動が与えられる。また、ホルダは弾性を有する支持部19によって支持された状態で振動される。上記構成により、振動によって、ホルダ14は軸線方向と交差する方向へ振動するとともに、その振動が支持部19によって増幅されてホルダ14が沈み込むように動作する。これにより、冷凍サンプルにはホルダ14の軸線を中心とした回転方向に力が作用する。さらに、ホルダ14の沈み込む動作によって冷凍サンプルとサンプル容器2との摩擦力が低減され、反動でホルダ14が元に戻る際に慣性力が働くため、冷凍サンプルはホルダ14の軸線を中心として回転運動する。すなわち、下へ沈み込む動作でホルダ14との摩擦力を失い、その後、反動で元に戻る時跳ね上げ横方向へ力が加わる。次に沈み込む事で摩擦力を失い前の動作が慣性力で続く事となり、連続的に回転する。このように、大きく振らず回転運動(攪拌運動)を起こさせることができる。冷凍サンプルが回転することで、サンプル容器2内で均一に攪拌され、冷凍サンプル全体に均一に熱が与えられる。よって、短時間で簡便に冷凍試料を解凍することができる。
また、本実施形態に係る解凍器1によれば、振動部として第1振動部16及び第2振動部15を備えているので、ホルダ14の沈み込み動作が促進される。すなわち、第2振動部15によってホルダ14の跳ね上げと横方向振動をさらに増強することができる。このため、冷凍試料の回転運動が一層促進されるため、より短時間で冷凍試料を解凍することができる。
また、本実施形態に係る解凍器1によれば、ホルダ14とサンプル容器2との間に熱伝達媒体である水を備えているため、トランジスタ18の熱を効率よくサンプル容器2へ伝達させることができる。
また、本実施形態に係る解凍器1によれば、挿入口10aにはサンプル容器2を挿入した状態でホルダ14に固定する保持部材13及びリング部材12が設けられているため、振動によりサンプル容器2の挿入位置がずれて解凍時間が不均一になることを回避することができる。
また、本実施形態に係る解凍器1によれば、トランジスタ18から発生する熱を利用して加熱するため、ヒータを用いることなく簡便に冷凍試料を解凍することができる。
また、本実施形態に係る解凍器1によれば、温度センサ17によって検出された温度を用いて加熱制御を行うため、予め初期設定温度を所望の解凍温度よりも高く設定することで、解凍時間を一層短くすることができる。
なお、上述した実施形態は、本発明に係る解凍器の一例を示すものである。本発明に係る解凍器は、実施形態に係る解凍器に限られるものではなく、実施形態に係る解凍器を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上述した実施形態では、振動部として、第1振動部16及び第2振動部15を備える例を説明したが、第1振動部16だけであってもよい。
また、上述した実施形態では、S14の挿入タイミングでタイマーのカウントを開始し、S20の処理において温度センサ17の検出温度が最終設定温度に到達したか否かだけでなく所定時間を経過したか否かを報知の条件として説明したが、S20の処理において温度センサ17の検出温度が最終設定温度に到達したか否かだけを判断してもよい。
1…解凍器、2…サンプル容器(試料容器)、10…筐体、10a…挿入口、12…リング部材(固定部)、13…保持部材(固定部)、14…ホルダ、14a…開口部、15…第2振動部(振動部)、16…第1振動部(振動部)、17…温度センサ、18…トランジスタ(加熱部)、19…支持部。

Claims (6)

  1. 試料容器に収容された冷凍試料を解凍する解凍器であって、
    前記試料容器の少なくとも一部を内部に収容する筒状のホルダと、
    前記ホルダへ熱を与える加熱部と、
    前記ホルダの軸線と交差する方向の振動を前記ホルダへ与える振動部と、
    弾性を有し前記ホルダを支持する支持部と、
    を備える解凍器。
  2. 前記振動部は、水平方向成分を含む振動を前記ホルダへ与える第1振動部と、鉛直方向成分を含む振動を前記ホルダへ与える第2振動部と、を含む請求項1に記載の解凍器。
  3. 前記ホルダと前記試料容器との間に設けられ、前記加熱部から与えられた熱を前記試料容器へ伝達する熱伝達媒体をさらに備える請求項1又は2に記載の解凍器。
  4. 前記ホルダを収容するとともに、前記試料容器を挿入する挿入口を有する筐体をさらに備え、
    前記挿入口には前記試料容器を挿入した状態で前記ホルダに固定する固定部が設けられた請求項1〜3の何れか一項に記載の解凍器。
  5. 前記加熱部は、トランジスタからなる請求項1〜4の何れか一項に記載の解凍器。
  6. 前記ホルダの温度を測定するセンサをさらに備え、
    前記トランジスタは、前記センサの測定結果に基づいて前記ホルダへ熱を与える請求項5に記載の解凍器。
JP2011264790A 2011-12-02 2011-12-02 解凍器 Pending JP2013116068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264790A JP2013116068A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 解凍器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264790A JP2013116068A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 解凍器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013116068A true JP2013116068A (ja) 2013-06-13

Family

ID=48711096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011264790A Pending JP2013116068A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 解凍器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013116068A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014189501A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Taiyo Nippon Sanso Corp 凍結保存試料用解凍装置、及び凍結保存試料の解凍方法
CN111638115A (zh) * 2014-05-16 2020-09-08 比奥利弗解决方案公司 用于自动样品解冻的系统、装置和方法
JPWO2020004655A1 (ja) * 2018-06-28 2021-07-01 株式会社ツーセル 生体試料の加温方法、生体試料の加温容器、及び生体試料を加温するためのキット
CN116659943A (zh) * 2023-07-31 2023-08-29 中国科学院亚热带农业生态研究所 一种猪肉检测取样设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225019A (ja) * 1980-12-18 1983-12-27 ヘルムホルツ−インステイツ−ト・フユア・ビオメデイツイニシエ・テヒニク 生活細胞水溶液の解凍方法および装置
JP2001070402A (ja) * 1999-09-03 2001-03-21 Nissho Corp 凍結細胞解凍用バッグおよび凍結細胞解凍方法
JP2004537327A (ja) * 1999-05-28 2004-12-16 インテグレイテッド バイオシステムズ 振動モーターを用いた生物薬剤溶液の解凍促進法
JP2006333841A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Kirin Engineering Co Ltd 凍結バッグの解凍方法及び装置
JP2009050316A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Hokuyo Denki Kk 凍結製剤解凍装置
JP2009534171A (ja) * 2006-04-22 2009-09-24 バイエル・テクノロジー・サービシーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 反応器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225019A (ja) * 1980-12-18 1983-12-27 ヘルムホルツ−インステイツ−ト・フユア・ビオメデイツイニシエ・テヒニク 生活細胞水溶液の解凍方法および装置
JP2004537327A (ja) * 1999-05-28 2004-12-16 インテグレイテッド バイオシステムズ 振動モーターを用いた生物薬剤溶液の解凍促進法
JP2001070402A (ja) * 1999-09-03 2001-03-21 Nissho Corp 凍結細胞解凍用バッグおよび凍結細胞解凍方法
JP2006333841A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Kirin Engineering Co Ltd 凍結バッグの解凍方法及び装置
JP2009534171A (ja) * 2006-04-22 2009-09-24 バイエル・テクノロジー・サービシーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 反応器
JP2009050316A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Hokuyo Denki Kk 凍結製剤解凍装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014189501A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Taiyo Nippon Sanso Corp 凍結保存試料用解凍装置、及び凍結保存試料の解凍方法
CN111638115A (zh) * 2014-05-16 2020-09-08 比奥利弗解决方案公司 用于自动样品解冻的系统、装置和方法
JPWO2020004655A1 (ja) * 2018-06-28 2021-07-01 株式会社ツーセル 生体試料の加温方法、生体試料の加温容器、及び生体試料を加温するためのキット
JP7064251B2 (ja) 2018-06-28 2022-05-10 株式会社ツーセル 生体試料の加温方法、生体試料の加温容器、及び生体試料を加温するためのキット
CN116659943A (zh) * 2023-07-31 2023-08-29 中国科学院亚热带农业生态研究所 一种猪肉检测取样设备
CN116659943B (zh) * 2023-07-31 2023-11-10 中国科学院亚热带农业生态研究所 一种猪肉检测取样设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013116068A (ja) 解凍器
CN202069097U (zh) 头发定型熨斗
JP5677286B2 (ja) ボトル加温及び混合装置
JP5604511B2 (ja) 過酸化水素ガス生成装置
CN201676659U (zh) 恒温混匀仪
JP2017515568A (ja) 容器の中の食品、特に哺乳瓶の中のミルクを加熱するための加熱装置
US8322918B2 (en) Tempering apparatus with testing device and method for testing a tempering apparatus
JP2020139788A (ja) 感知センサ
CN102103139A (zh) 恒温振动反应装置
JP2011122919A (ja) 試料攪拌装置
CN106893666A (zh) 一种多功能生物医学仪器
JP5348272B2 (ja) 流体搬送装置
ES2752975A1 (es) Sistema de aparato doméstico
CN201583539U (zh) 一种振动反应仪
RU2008137896A (ru) Вибровискозиметрический датчик
JP6570003B1 (ja) 振動撹拌装置
JP2010276366A (ja) 反応速度測定装置
CN220803397U (zh) 一种恒温孵育器
JP2003289848A (ja) インキュベータ装置
JP7149810B2 (ja) 自動分析装置
JP2003217818A5 (ja)
JP2009125094A (ja) たこ焼器
JP3100751U (ja) 生化学反応ボックス
WO2005114156A1 (ja) 比熱測定方法および装置
CN114449931A (zh) 烹饪器具及其加热装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151020