JP2013114010A - 面光源装置、及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】面光源装置100は面光源20上の光学シート10として、シート状の本体部1の一方の面1pに配置された複数の単位レンズ2に対して、隣接する二つの単位レンズの間を延びる境界線分Lからなるライン部Ltが画成され、境界線分の両端が二以上の他の境界線分と接続する分岐点Bをなし、境界線分によって囲まれて閉領域Aが画成され、ライン部は配置パターン2Pを呈する。一つの閉領域に一つの単位レンズが配置され、一つの分岐点から延びる境界線分の数の平均値Nが3.0≦N<4.0で、且つ単位レンズの配置に周期性を有する方向が存在しない領域を含んでいる。この面光源装置の出光側に画像表示パネル30を配置して画像表示装置200とする。
【選択図】図1
Description
前記光学シート40における単位レンズ42の二次元配列の様式は、図16の平面図で示す様な、X軸方向を第1の方向と、これと直交するY軸方向を第2の方向として、第1の方向及び第2の方向の両方向に縦横に配列する様式である。この配列様式では、単位レンズ42の配列周期は、X軸方向ではTxで一定であり、Y軸方向ではTyで一定である。したがって、この配列様式では、二次元配列した複数の単位レンズ42は、正方格子状に配列していることになる(特許文献1参照)。また、単位レンズ42の配列様式には、図示はしないが、三角格子状に配列しているものもある(特許文献2参照)。
このため、単位レンズの配置の周期性と画像表示パネルの画素配列周期との干渉によるモアレ発生の解消と、画像表示パネルの画面の輝度ムラの解消とを、両立させることができなかった。
(1)面光源と、この面光源の出光側に配置された光学シートとを備える、面光源装置であって、
前記光学シートは、
シート状の本体部と、
前記本体部の一方の面上に配置された複数の単位レンズと、を備え、
前記本体部の一方の面上に、隣り合う二つの単位レンズの間を延びる境界線分からなるライン部が画成され、
前記ライン部の各境界線分の両端は、二以上の他の境界線分と接続する分岐点をなし、
前記ライン部は、前記境界線分によって囲まれる閉領域を画成し、
一つの閉領域内に一つの単位レンズが配置されるようにして、前記単位レンズが前記本体部の一方の面上に配置されており、
前記ライン部は、一つの分岐点から延びる境界線分の数の平均値Nが、3.0≦N<4.0であり、且つ、
前記単位レンズの配置に周期性を有する方向が存在しない領域を含んでなる、
面光源装置。
(2)前記閉領域には、周域を囲繞する境界線分の本数が5本の閉領域、6本の閉領域、7本の閉領域のうちの、少なくとも2種以上が含まれている、前記(1)の面光源装置。
(3)前記(1)または(2)の面光源装置と、この面光源装置の出光側に配置された画像表示パネルとを備える、画像表示装置。
以下に、本発明において用いる主要な用語について、その定義をここで説明しておく。
本体部1の「一方の面1p」は、単位レンズ2が配置されている側の面であるが、単位レンズ2で隙間なく埋め尽くされたときは、面としては実在しない仮想的な面となる。
「輪郭形状」とは、本体部1の一方の面1pに配置された単位レンズ2の、前記本体部1の一方の面1p上に於ける形状のことを意味する。言い換えると、単位レンズ2の前記一方の面1pに於ける平面視形状である。或いは、また、単位レンズ2の表面が本体部1と前記一方の面1pと接続する部分がなす外形形状である。
「輪郭線2F」とは、単位レンズ2の輪郭形状がなす線を意味する。
「シート」、「フィルム」、「板」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「シート」はフィルムや板とも呼ばれ得るような部材も含む概念である。
先ず、本発明による面光源装置を、図1の斜視図で示す一実施形態例を参照して説明する。
面光源装置100の出光側に、透過型の液晶表示パネルなどの画像表示パネル30が配置されて、画像表示装置200が構成される。画像表示パネル30は画素配列に周期性を有する。面光源装置100からの照明光は、画像表示パネル30を通過して、その画像の観察者Vに到達する。
面光源20は、出光面20aが平面状となる光源であり、この面光源20の発光源としては、公知の発光源を採用できる。
例えば、発光源として、面状発光体の電界発光パネル(ELパネル)を用いれば、そのまま面光源の発光源として用いることができる。また、発光源として、線状発光体の冷陰極管、点状発光体の発光ダイオード(LED)を用いるときは、導光板、光拡散板、光反射板などを適宜組み合わせて、出光面20aが平面状となる様に、エッジライト(サイドライトとも言う)型又は直下型として面光源20構成する。換言すれば、この場合、面光源20は光源モジュールとも言える。
出光面20aは、導光板や光拡散板など中実の物体と空気との界面による実在の面のこともあるし、例えば、直下型の面光源で発光体から光学シート10に至る部分に空間を有する場合などでは仮想的な面のこともある。
光学シート10は、シート状の本体部1と、この本体部の一方の面1p上に配置された複数の単位レンズ2とを備える。単位レンズ2の断面形状は、本実施形態においては、図面上方の本体部1から離れる方向に向かって凸となる曲線形状である。
複数の単位レンズ2の一方の面1p上での配置が、本発明特有の配置をしている。すなわち、図1(B)のように、本体部1の一方の面1p上に、隣り合う二つの単位レンズ2の間を延びる境界線分Lからなるライン部Ltが画成され、このライン部Ltを構成する各境界線分Lの両端は、二以上の他の境界線分Lと接続する分岐点Bを形成している。さらに、このライン部Ltは、前記境界線分Lによって囲まれる閉領域Aを画成している。そして、一つの閉領域Aの中に一つの単位レンズ2が配置される。しかも、このライン部Ltは、一つの分岐点Bから延びる境界線分Lの数の平均値Nが、3.0≦N<4.0であり、且つ、前記単位レンズ2の配置に周期性を有する方向が存在しない領域を含んでなる、配置パターン2Pをしている。
本体部1は、単位レンズ2を支持する透明なシート状の構成要素であり、樹脂シートの様な有機系材料、ガラス、セラミックスなどの無機系材料から構成される。具体例を示せば、本体部1には、ポリエチレンテレフタレートシートを用いることができる。
本体部1は、「シート状」であるが、「シート」とは前記定義欄で述べたとおり、フィルムや板も含む概念であり、厚みや剛性によって区別されるものではない。例えば、本体部1の厚みは、樹脂シートを用いる場合は20〜200μm、無機材料の板を用いる場合は500〜5000μmである。
単位レンズ2は、光の屈折と反射の何れか1以上の現象によって面光源20からの光の進行方向を変化させる透明な光学要素であり、本体部1の一方の面1p上に二次元的に多数配置される。単位レンズ2の配置の様式は、前記閉領域Aに対して、一つの閉領域Aに一つの単位レンズ2が配置される。
単位レンズ2は、本実施形態においては、一方の面1pに対して本体部1から離れる方向に向かって凸なる形状、即ち所謂凸レンズ形状の形態を有している。
或いは、本体部1と同一材料で一体的に同時に形成しても良く、例えば、熱プレス法、射出成形法、溶融押出法などで形成しても良い。
単位レンズ2の形状は、本実施形態においては、そのレンズ面が曲面からなる凸レンズとなる形状である。したがって、この単位レンズ2の集合体は、単位レンズ2を二次元配置する点で、いわゆる、マイクロレンズアレイ、或いは蝿の目レンズ(フライアイレンズ)を構成している。但し、単位レンズ2の配置様式が従来のものとは異なる。
単位レンズ2は、レンズ面が曲面からなる凸レンズであり、レンズ面は球面、非球面、またはこれらの面の繋ぎ合わせによる曲面となっている。
単位レンズ2によって、要求される光学仕様に応じて、面光源20からの光を拡散或いは集光して、面光源装置100として出光するようになっている。
各単位レンズ2の平面視形状における寸法は、要求される光学機能に応じて適宜な寸法に設定される。
なお、ここで言う各単位レンズ2の寸法とは、単位レンズ2の幾何学的形状を代表すると共に光学的性質に関与する寸法を言う。例えば、単位レンズ2の一方の面1pからの高さ、単位レンズ2の一方の面1p上に於ける径が挙げられる。単位レンズ2の一方の面1p上に於ける径とは、代表的な形状については、以下の如く定義される。
(1)円、或いは正多角形のように外接円を持つ多角形、或いは円で近似される形状の場合は、これら円自体、外接円、或いは近似する円の直径で定義される。
(2)楕円、或いは外接楕円を持つ多角形、或いは楕円で近似される形状の場合は、これら楕円円自体、外接楕円、或いは近似する楕円の長(直)径及び短(直)径で定義される。
(3)円、或いは楕円で外接も近似もされ無い多角形の場合は、該多角形の最長の対角線及び最短の対角線で定義される。
単位レンズ2の寸法の下限は、可視光線に対して機能する様に、最小でも可視光線の最大波長800nm以上であり、製造上の容易さの観点から10μm以上とするのが好ましい。単位レンズ2の寸法の上限は、単位レンズ2が視認され表示画像の画質低下を来たさない様に、300μm以下とするのが好ましい。
単位レンズ2の配置様式は、隣り合う二つの単位レンズ2の間を延びる境界線分Lからなるライン部Ltを、シート面の法線方向(図1でZ軸方向)から観察した場合における
平面視形状である配置パターン2Pによって、特定され得る。
前記ライン部Ltは、このライン部Ltを構成する境界線分Lの両端が、二以上の他の境界線分Lと接続する分岐点Bを形成する。また、複数の境界線分Lによって囲まれて、閉領域Aが画成される。この結果、複数の境界線分Lから構成される一つのライン部Ltがシート面に広がり、この一つのライン部Ltによって、複数の閉領域Aが画成される。この複数の閉領域Aは、個々の閉領域Aについて、その境界線分Lからなる輪郭線が、一つの単位レンズ2の周囲を内側に含み、一つの単位レンズ2を囲繞(いにょう)する。言い換えると、一つの閉領域Aに一つの単位レンズ2が配置されている。
ライン部Ltの平面視形状は、単位レンズ2を囲繞する閉領域Aの形状、大きさ及び配置を表している。このため、ライン部Ltの平面視形状は、単位レンズ2の配置様式を表しており、これを配置パターン2Pと呼ぶことにする。
なお、単位レンズ2の輪郭線2Fと閉領域Aの輪郭線の形状が非同一で重ならない形態は図12を参照して後述する。
閉領域Aの配置に周期性を有する方向が存在しないパターンとなっている。また、周囲を囲繞する境界線分Lの数が同一の閉領域Aの面積及び形状の少なくとも一方が一定でないパターンとなっていることが好ましい。
これは、言い換えると、配置パターン2Pに含まれる閉領域Aのうち、周囲を囲繞する境界線分数が同一となる閉領域Aの形状及び面積がすべて同一ではなく、少なくとも一部は他と異なるものになると言うことを意味する。
好ましくは、周囲を囲繞する境界線分Lの数が同一の閉領域Aの50%以上が互いにその面積及び形状が異なるようにする。より好ましくは、周囲を囲繞する境界線分Lの数が同一の閉領域Aを配置パターン2Pの全域に亙って、全て互いにその面積及び形状が異なるようにする。
なお、ここで周囲を囲繞する境界線分Lの数とは、閉領域Aが多角形である場合は、その多角形の角数(或いは辺数)と一致する。また、以上に於いて、2つの閉領域A同士が互いに合同な図形であって且つその向きが異なる場合も、その2つの閉領域Aの形状は互いに異なると見做す。
図4は、配置パターン2Pで画成される多数の閉領域Aが、周囲を囲繞する境界線分Lの数が同一の閉領域Aの面積及び形状は一定でない。そして、閉領域Aに一定の周期で配置されている領域が存在せず、繰返周期が存在しない、言い換えると、閉領域Aの配置に周期性を有する方向が存在しない、ことを説明するXY平面に平行なシート面に於ける平面図である。このシート面の面内において、同図では、任意の位置で任意の方向を向く一本の仮想的な直線diが選ばれている。
この一本の直線diが、ライン部Ltの境界線分Lと交差し交差点が形成される。この交差点を、図面では図面左下から順に、交差点c1,c2,c3,・・・・・,c9として図示してある。隣接する交差点、例えば、交差点c1と交差点c2との距離が、前記或る一つの閉領域Aの直線di上での寸法t1である。次に、寸法t1の閉領域Aに対して直線di上で隣接する別の閉領域Aについても、同様に、直線di上での寸法t2が定まる。そして、任意位置で任意方向の直線diについて、直線diと交差する境界線分Lとから、任意位置で任意方向の直線diと遭遇する多数の閉領域Aについて、該直線di上における寸法として、t1,t2,t3,・・・・・・,t8が定まる。そして、t1,t2,t3,・・・・・・,t8の数値の並びには、周期性が存在しない。
図4では、このt1,t2,t3,・・・・・・,t8は、判り易い様に図面下方に、直線diと共に配置パターン2Pとは分離して描いてある。
すなわち、このt1,t2,t3,・・・・・・,t8の数値の並びの様に、境界線分Lで画成された閉領域Aには繰返周期を持つ方向が存在しない。
言い換えると、閉領域Aの配置において、任意位置を通る任意方向の仮想的線分di上での閉領域Aの寸法tiの並びの数列が非周期関数となる。すなわち、t(i)=t(i+M)となるMが存在しない(i,Mはそれぞれ独立な正の整数)。
このように、閉領域Aの配置に周期性を有する方向が存在しないことを、閉領域Aが一定の繰返周期で並べられている方向が存在しない、と表現する。
さらに、配置パターン2Pは、一つの分岐点Bから延び出す境界線分Lの数の平均値Nが3.0≦N<4.0となっている。言い換えると、一つの分岐点Bに接続する境界線分Lの数の平均値Nが3.0以上4.0未満となっている。このように一つの分岐点Bから延び出す境界線分Lの数の平均値Nが3.0≦N<4.0となっている場合、配置パターン2Pを、図11Aに示された正方格子パターン(N=4.0)から大きく異なるパターンとすることができる。また、一つの分岐点Bから延び出す境界線分Lの数の平均値Nが3.0<N<4.0となっている場合には、六角形を規則的に配列したようなハニカム配列(N=3.0)からも大きく異なるパターンとすることができる。そして、一つの分岐点Bから延び出す境界線分Lの数の平均値Nを3.0≦N<4.0とした上で、閉領域Aの配列を不規則化して、閉領域Aの配置に周期性を有する方向が安定して存在しないようにすることが可能となり、その結果、モアレを極めて効果的に目立たなくさせることが可能となることが、確認された。
前記閉領域Aには、周域を囲繞する境界線分Lの本数が5本の閉領域、6本の閉領域、7本の閉領域のうちの少なくとも2種以上が含まれていることが好ましい。
こうすることによって、モアレを目立たなくさせることが出来ると共に、配置パターン2Pの粗密による輝度ムラをより確実に目立たなくさせることができる。
さらに、前記少なくとも2種類の閉領域Aとして、境界線分Lが6本の閉領域Aを含むのが好ましい。
さらに、周域を囲繞する境界線分Lが5本の閉領域Aの数をA5、周域を囲繞する境界線分Lが6本の閉領域Aの数をA6、周域を囲繞する境界線分Lが7本の閉領域Aの数をA7、としたときに、A5、A6、A7のうちでA6が一番多いのが好ましい。
さらに、周域を囲繞する境界線分Lの本数が5本の閉領域、6本の閉領域、7本の閉領域のうちの少なくとも2種として、周域を囲繞する境界線分Lの本数が5本の閉領域と、6本の閉領域とを含むことが好ましい。言い換えると、A6>A5>A7であることが好ましい。
なお、前記周囲を囲繞する境界線分Lが全て直線からなる閉領域Aは多角形となる。
図10Cには、図3及び図10Aに示された配置パターン2Pを、図10Bに示された画像表示パネル30に於ける典型的な画素配列上に重ねた状態が示されている。図10Cからも理解され得るように、図3及び図10A示された配置パターン2Pを実際に作製して画像表示パネル30の画素配列上に配置した場合、視認され得る程度の縞状の模様、すなわちモアレ(干渉縞)は発生しなかった。
図11Cには、図11Aに示された周期的配置パターン42Pを、図11Bに示された画像表示パネル30(図10Bで示したものと同じである)に於ける典型的な画素配列上に重ねた状態が示されている。図11A、図11B及び図11Cからも理解され得るように、周期的配置パターン42Pを有する光学シート40が画像表示パネル30の画素配列上に配置されると、周期的配置パターン42Pと画素の規則的パターンとの干渉によって、明暗の筋(図11Cに示された例では、左上から右下に延びている明暗の筋)が視認されるようになる。
ここで、本発明固有の上記配置パターン2Pのパターンを作成する方法の一例を以下に説明する。
なお、図8(D)からわかる様に、任意の1母点BPから見た他の母点BPの方位(角度)分布は等方的(乃至は略等方的)である。このことが、こうした母点(群)BPから生成される配置パターン2Pに於ける閉領域Aの方位(角度)分布が等方的(乃至は略等方的)となることに対応する。
この様に構成することにより、閉領域Aの面分布がより均一化し、輝度ムラがより一層効果的に解消する。
0.1≦ΔD/DAVG≦0.6
より好ましくは、
0.2≦ΔD/DAVG≦0.4
とする。
ここで、閉領域Aの大きさDは、全ての閉領域Aについて、以下の定義とする。
(1)或る一つの閉領域Aに属する全ての分岐点B(多角形の場合は全頂点)を通る円が描ける場合は、この閉領域Aの外接円直径を以って、大きさDとする。
(2)或る一つの閉領域Aに属する全ての分岐点B(多角形の場合は全頂点)を通る円が描けない場合は、この閉領域Aに属する2分岐点B間の距離の最大値(多角形の場合は最長の対角線長)を以って、大きさDとする。
境界線分Lの幅が0μmを超過する有限の値を持つ場合は、幅をもった境界線分Lの部分は、本体部1の一方の面1pが露出する部分である。境界線分Lの幅は、配置された複数の単位レンズ2による光学作用の度合いを勘案して決定される。
この結果、規則的(周期的)に画素Pが配列された画像表示パネル30を、この光学シート10を備えた面光源装置100で照明したとしても、表示される画像に、モアレが視認され得る程度に発生することを効果的に防止することができるとともに、輝度ムラが視認され得る程度に発生することを効果的に防止することができる。
本発明の光学シート10は、上記した形態以外のその他の形態をとり得る。以下、その一部を説明する。
上記実施形態では、単位レンズ2は本体部1の一方の面1p上に隙間なく配置されている形態、つまり閉領域Aの境界線分Lからなる輪郭線の形状と単位レンズ2の輪郭線2Fの形状とが同じ形態であった。
しかし、本発明においては、これに限定されない。図12の平面図で例示する様に、一方の面1p上に配置される単位レンズ2同士の間に一方の面1pが露出する形態でも良い。同図では、作成された配置パターン2Pに従って単位レンズ2を本体部1の一方の面1p上に配置するときに、閉領域Aの内部に且つ閉領域Aの形状よりも小さい輪郭線形状で単位レンズ2を配置した例である。単位レンズ2間で露出させた部分の一方の面1pは平面であり、したがって、この露出部分に存在する境界線分Lは視認できない仮想的な線分となる。このため、このままでは、この境界線分Lは単位レンズ2の輪郭線形状によって特定することができない。よって、配置された後の単位レンズ2からは、複数の境界線分Lからなる配置バターン2Pも特定することができない。
しかし、同図の様に、隣接する単位レンズ2間を最短距離で結ぶ線分Dについて、その中点Dcに直交する線分を、境界線分Lとして取り決めて、それぞれの単位レンズ2同士の間で境界線分Lを決定していくことにより、隣り合う二つの単位レンズ2の間を延びる境界線分Lからなるライン部Ltを画成することができる。そして、このライン部Ltによる配置パターン2P及び閉領域Aも決めることができる。
ただ、こうして決めた境界線分L、ライン部Lt、閉領域A及び配置パターン2Pは、単位レンズ2を配置するときに使用した、ものとは異なり得る。しかし、これらについても、一つの分岐点Bから延びる境界線分Lの数の平均値Nが、3.0≦N<4.0であり、且つ、前記単位レンズ2の配置に周期性を有する方向が存在しない領域を含んだものとなる。
以上のように、単位レンズ2同士の間に隙間を設けた形態とすることによって、光学シート10としての学性能を調整できる。
本発明においては、単位レンズ2の形状は、図1の実施形態で示した凸レンズ以外の形状でもよい。図13の断面図は、単位レンズ2の形状例を示す。先ず、図13(A)は図1で示した凸レンズ形状であり、図13(B)はプリズム形状である。こうしたプリズム機能を有する光学要素に対しても、本発明においては、総称して単位レンズ2と呼ぶことにする。単位レンズ2の形状は、円錐や角錘等の錐体状でもよく、錐体状の場合はプリズムと言うこともできる。
一般に、プリズムとは表面(空気との接触面)が平面の組み合わせからなる光学要素、レンズとは表面が単一の曲面乃至は複数の曲面の組み合わせからなる光学要素を意味する。
単位レンズ2は、その表面が平面と曲面との組み合わせからなる光学要素でも良く、この場合は平面の部分はプリズムとして機能し、曲面の部分はレンズとして機能する。
単位レンズ2は、レンズ要素の単位レンズ2とプリズム要素の単位レンズ2とが混在して配置されていても良い。
以上のように、単位レンズ2の形状を調整することで、光学シート10による、光拡散作用、及び集光作用を調整することができる。
上述した実施形態では、光学シート10中の単位レンズ2の全領域において、その配置パターン2Pの閉領域Aの配置に周期性を有する方向が存在しないようになっている例を説明した。しかしながら、図14の様に、その内部に於いて単位レンズ2で特定される配置パターン2Pの全領域が、単位パターン領域Sを複数集合して配置パターン2Pの全領域が構成されるようにして、且つ各単位パターン領域S内に於いては、複数の閉領域Aが、所定の繰返周期のないパターンで配列されている領域からなるようにしてもよい。
すなわち、この形態に於いては、配置パターン2Pの全領域中に、局所的に見たときに、同一パターンで閉領域群が配列されてなる単位パターン領域Sを2箇所以上含むようになる。この場合、特定方向について、一定周期で4箇所以上の繰返しが無ければ、単位パターン領域S同士の繋ぎ目は実質上目立ち難く、無視し得る。もちろん、単位パターン領域S中でモアレも輝度ムラも目立たなくされている。この例において、一つの単位パターン領域S内における配置パターン2Pのパターンは、例えば、図5〜図9を参照しながら説明したパターン作成方法と同様にして作成することができる。
本発明においては、光学シート10は、本体部1と単位レンズ2のみからなる層構成でもよいが、これ以外の構成要素、例えば機能層を備えていても良い。
例えば、光拡散層、反射防止層、帯電防止層、紫外線吸収層、赤外線吸収層、着色層(色補正層)、偏光層、位相差層、輝度向上層、視野角調整層、接着剤層(含む粘着剤層)、透明基材層などである。これらの機能層は、光学シートにおいて、従来公知のものを適宜採用することができる。これらの機能層を設けることにより、設けた機能層に応じた機能を付与することができる。
本発明においては、光学シート10の面光源20に対する向きは、図1(A)の様に、単位レンズ2を有する側の面を画像表示パネル30と対向する側とする形態の他、図示はしないが、単位レンズ2を有する側の面を面光源20と対向する側とする形態もあり得る。単位レンズ2の向きによって、その光学機能を適切に調整できる。
本発明においては、面光源装置100は、面光源20及び光学シート10以外に、更にその他の部材を備えていても良く、その他の部材としては、面光源装置における公知の各種光学部材を適宜採用することができる。その他の光学部材の例を挙げれば、偏光分離シート等の輝度向上シート、光拡散シート、偏光シート、位相差シート等である。これらの光学部材を配置することによって、配置した光学部材の効果を付加することができる。
本発明による画像表示装置は、上記した本発明による面光源装置100と、この面光源装置100の出光側に配置された画像表示パネルとを少なくとも備える。
本発明による画像表示装置を、図1の一実施形態例に於ける画像表示装置200を参照して説明する。図1の画像表示装置200は、上記した様な面光源装置100の出光側に配置された画像表示パネル30とを備える表示装置である。本画像表示装置200は、面光源装置100及び画像表示パネル30以外に、筐体(キャビネット)、入出力部品等の他、画像表示装置の用途に応じて、例えば、テレビジョン受像機の場合はチューナ等の、公知の各種部品を備える。これらのその他の構成要素は、特に制限はなく、用途に応じたものとなる。
本発明による面光源装置100は、透過型の画像表示パネル30におけるバックライトとして好適であり、この面光源装置100と画像表示パネル30とを備える本発明による画像表示装置200は、テレビジョン受像機、測定機器や計器類、事務用機器、医療機器、電算機器、電話機、電子看板、遊戯機器、デジタルフォトフレーム等の画像表示装置として好適である。
1p 一方の面
2 単位レンズ
2F 輪郭線
2P 配置パターン
10 光学シート
20 面光源
20a 出光面
30 画像表示パネル
40 従来の光学シート
100 面光源装置
200 画像表示装置
300 従来の面光源装置
400 従来の画像表示装置
A 閉領域
B 分岐点
BP 母点
L 境界線分
Lt ライン部(境界線分の集合)
S 単位パターン領域
V 観察者
Claims (3)
- 面光源と、この面光源の出光側に配置された光学シートとを備える、面光源装置であって、
前記光学シートは、
シート状の本体部と、
前記本体部の一方の面上に配置された複数の単位レンズと、を備え、
前記本体部の一方の面上に、隣り合う二つの単位レンズの間を延びる境界線分からなるライン部が画成され、
前記ライン部の各境界線分の両端は、二以上の他の境界線分と接続する分岐点をなし、
前記ライン部は、前記境界線分によって囲まれる閉領域を画成し、
一つの閉領域内に一つの単位レンズが配置されるようにして、前記単位レンズが前記本体部の一方の面上に配置されており、
前記ライン部は、一つの分岐点から延びる境界線分の数の平均値Nが、3.0≦N<4.0であり、且つ、
前記単位レンズの配置に周期性を有する方向が存在しない領域を含んでなる、
面光源装置。 - 前記閉領域には、周域を囲繞する境界線分の本数が5本の閉領域、6本の閉領域、7本の閉領域のうちの、少なくとも2種以上が含まれている、請求項1に記載の面光源装置。
- 請求項1または2に記載の面光源装置と、この面光源装置の出光側に配置された画像表示パネルとを備える、画像表示装置。
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