JP2013111665A - 水平多関節ロボット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水平多関節ロボットは、基台に連結される第1アームと、第1アームを介して基台に連結される第2アームと、基台に内蔵されて第1アームを水平方向に回動する第1駆動源と、第2アームに内蔵されて第2アームを水平方向に回動する第2駆動源と、第2アームに設置された角速度センサーとを備え、第2アームが第2駆動源によって回動する回動軸心Aから第2アーム先端までの長さをL1とし、回動軸心Aから角速度センサーの設置位置Bまでの距離をL2とし、第2アームの重心Jから角速度センサーの設置位置Bまでの距離をL3としたときに、設置位置Bは、L2>0.5L1かつL3<0.2L1を満たし、角速度センサーより得られた角速度に基づいて第1駆動源および/または第2駆動源を駆動し、第2アームを制振する。
【選択図】図2
Description
従って、より感度が高く、より正確に検出された角速度に基づいて第1駆動源および/または第2駆動源を駆動し、第2アームを制振することにより、益々高速化、高精度化に対するニーズが高まる水平多関節ロボットにおいて、より有効にアームの振動が抑制された水平多関節ロボットを提供することができる。
まず、実施形態に係る水平多関節ロボットについて説明する。
図1は、実施形態に係る水平多関節ロボット100の例を示す斜視図である。
水平多関節ロボット100は、基台1、第1アーム10、第1モーターユニット11、第2アーム20、第2モーターユニット21、エンドエフェクター30、エンドエフェクター駆動ユニット31、ジャイロセンサーモジュール50、コントローラー60、電気配線61などから構成される。
第1アーム10は、一方の端部が基台1の上端部において第1モーターユニット11の駆動軸によって連結され、鉛直方向に沿う軸心を中心にして水平方向に回動する。
第1アーム10および第2アーム20は、鋳鉄などの金属材料で形成されており、その長さ方向及び旋回方向などに高い剛性を有している。
なお、本実施形態では、第2アーム20は第1アーム10に直接連結されているが、これに限定するものではなく、第2アーム20を、第1アーム10との間に複数のアームを介して連結する形態であっても良い。
第2アーム20は、その一方の端部から他方の端部にかけて、第2モーターユニット21、エンドエフェクター駆動ユニット31などを含めてそれらの上部を覆うアームカバー22を有している。アームカバー22は、例えば樹脂材料で形成され、第2アーム20内部を保護する一方、内部のベルトなどから発生する塵埃が周辺に飛散することを抑制する。
角速度センサー51には、好適例として水晶型振動子を用いた振動型のジャイロスコープを用いている。
ジャイロセンサーモジュール50は、角速度センサー51が第2アーム20の回動方向と同じ方向の動きにおける角速度が検出できるように取り付けられている。検出された角速度の情報は、電気配線61を介してコントローラー60に伝達される。
角速度センサー51が検出する角速度に基づいて、第2アーム20の振動をより効果的に抑制するためには、角速度センサー51が第2アーム20の振動を感度良く、また正確に検出する必要がある。また、検出する振動は、制振すべき目的位置の振動であることが望ましい。一般的に、物体の挙動は、重心位置の質点の挙動として扱うことができる。従って、重心位置により近い部位の振動を検出することで、より有効な制振パラメーターが導出できる。
第2アーム20は、底部基材20a、側部基材20bなどで構成され、その長さ方向および旋回方向などに高い剛性を有している。
図2(a),(b)において、Jは、第2アーム20の重心の位置(以下重心J)を示している。また、図2(a),(b)において、第2モーターユニット21の駆動軸21jの回動軸心Aから第2アーム20先端までの長さをL1とし、回動軸心Aから角速度センサー51の設置位置Bまでの距離をL2とし、第2アーム20の重心Jから角速度センサー51の設置位置Bまでの距離をL3とする。
具体的には、角速度センサー51を搭載するジャイロセンサーモジュール50の設置位置を上記の関係が満たされる位置となるようにし、ジャイロセンサーモジュール50を堅固に底部基材20aなどに固定している。
第2アーム20に取り付ける角速度センサー51の設置位置BをL2>0.5L1とすることにより、角速度センサー51の設置位置が回動軸心Aからより離れる位置となるため、より感度良く第2アーム20の水平方向の振動を検知することが可能となる。また、第2アーム20に取り付ける角速度センサー51の設置位置Bを、コントロールすべき重心Jの位置により近いL3<0.2L1とすることにより、より正確に第2アーム20の水平方向の振動を検知し制振することが可能となる。
従って、より感度が高く、より正確に検出された角速度に基づいて第1モーターユニット11および/または第2モーターユニット21を駆動し、第2アーム20を制振することにより、益々高速化、高精度化に対するニーズが高まる水平多関節ロボットにおいて、より有効にアームの振動が抑制された水平多関節ロボットを提供することができる。
(実施例1)
実施例1を図3(a)に示す。
本実施例では、上述した位置関係を満たす範囲で、ジャイロセンサーモジュール50を直接底部基材20aの裏面(下面)に固定している。この実施例では、ジャイロセンサーモジュール50が、底部基材20aから下方向に突出して第2アーム20の回動を妨げることが無いように、底部基材20aに凹部20dを形成してジャイロセンサーモジュール50を埋め込むように設置している。なお、ジャイロセンサーモジュール50への信号線などの電気配線や、底部基材20aとの電気的絶縁については、適宜考慮する必要がある。
実施例2を図3(b)に示す。
本実施例では、上述した位置関係を満たす範囲で、ジャイロセンサーモジュール50を直接底部基材20aに形成した貫通孔20hの内部に設置している。この実施例では、ジャイロセンサーモジュール50を貫通孔20hの内部に固定されるように、フレーム24を介して底部基材20aに固定している。
実施例3を図3(c)に示す。
本実施例では、上述した位置関係を満たす範囲で、ジャイロセンサーモジュール50を直接底部基材20aの表面(上面)に固定している。この実施例では、ジャイロセンサーモジュール50が、底部基材20aから下方向に突出して第2アーム20の回動を妨げることが無い。また、角速度センサー51への配線をより簡便に敷設することができる。
Claims (4)
- 基台に連結される第1アームと、
少なくとも前記第1アームを介して前記基台に連結される第2アームと、
前記基台に内蔵されて前記第1アームを水平方向に回動する第1駆動源と、
前記第2アームに内蔵されて前記第2アームを水平方向に回動する第2駆動源と、
前記第2アームに設置された角速度センサーと、を備え、
前記第2アームが前記第2駆動源によって回動する回動軸心Aから前記第2アーム先端までの長さをL1とし、前記回動軸心Aから前記角速度センサーの設置位置Bまでの距離をL2とし、前記第2アームの重心Jから前記設置位置Bまでの距離をL3としたときに、
前記設置位置Bは、L2>0.5L1かつL3<0.2L1を満たし、
前記角速度センサーより得られた角速度に基づいて前記第1駆動源および/または前記第2駆動源を駆動し、前記第2アームを制振することを特徴とする水平多関節ロボット。 - 前記角速度センサーは、前記第2アームを構成する底部基材の前記第2駆動源が取り付けられた面とは反対側の面に設置されることを特徴とする請求項1に記載の水平多関節ロボット。
- 前記角速度センサーは、前記第2アームを構成する底部基材に形成された凹部に設置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水平多関節ロボット。
- 前記角速度センサーは、前記第2アームを構成する底部基材に形成された貫通孔の内部に設置されることを特徴とする請求項1に記載の水平多関節ロボット。
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