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JP2013198263A - 回転電機 - Google Patents

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JP2013198263A
JP2013198263A JP2012062232A JP2012062232A JP2013198263A JP 2013198263 A JP2013198263 A JP 2013198263A JP 2012062232 A JP2012062232 A JP 2012062232A JP 2012062232 A JP2012062232 A JP 2012062232A JP 2013198263 A JP2013198263 A JP 2013198263A
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JP
Japan
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magnetic
axis
plate
magnetic flux
axis magnetic
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JP2012062232A
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English (en)
Inventor
Yoichi Omori
洋一 大森
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

【課題】従来の磁性体板1の形状では、d軸の磁束φMとq軸の磁束φRが磁性体板1上において交差するため、この交差部分の磁束密度が高くなって磁気抵抗の増加をもたらし、磁石トルク及びリラクタンストルクを十分に得ることができなくなる。
【解決手段】複数の永久磁石を配置した磁性体板を積層して形成された回転子を備える回転電機において、回転子を、磁性体板上におけるd軸の磁束とq軸の磁束について何れか一方の磁束のみ通過し易くした、異なった形状の磁性体板(d軸磁性体板10、q軸磁性体板11)を積層して形成した。異なった形状の磁性体板のそれぞれを、必要とする回転電機性能に基づく重み付けに対応する枚数毎に積層する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動機或いは発電機として機能する回転電機に関し、特に、磁性体板を積層して形成された回転子を有する回転電機に関する。
従来、磁性体板を積層して形成された回転子を有する回転電機として、例えば、永久磁石同期電動機が知られている。この永久磁石同期電動機のロータコアは、断面長方形(板状)の同一形状からなる複数の永久磁石が外径に沿って円周方向に配置されており、電磁鋼板を積層することにより形成される(一例として、特許文献1参照)。
このような永久磁石同期電動機として、例えば、6極の永久磁石同期電動機の場合、回転子を形成する磁性体板は以下に示すような構成を有している。
図3は、従来の永久磁石同期電動機が備える回転子を形成する磁性体板を模式的に示す平面説明図である。図3に示すように、従来の磁性体板1は、円環状の珪素鋼板からなり、板体外周辺に沿って略等間隔に配置されている6箇所に長方形状の開口2を有し、各開口2には、開口形状に対応する長方形状板体の永久磁石3が埋め込まれている。この磁性体板1を複数枚積層して、6極の埋込構造永久磁石同期電動機(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)の回転子を形成する。
上記形状を有する磁性体板1は、永久磁石3の磁束軸であるd軸の磁束φM(図3参照)によって発生する磁石トルクと、d軸とは電気角で直交するq軸の磁束φR(図3参照)によって発生するリラクタンストルクとの両方の合成トルクを発生するようになる。
特開平11−098730号公報
しかしながら、従来の磁性体板1の形状では、d軸の磁束φMとq軸の磁束φRが磁性体板1上において交差するため、この交差部分A(図3参照)の磁束密度が高くなってしまう。磁束密度が高くなると、d軸の磁気抵抗が増加して、回転子の周囲に配置された固定子に設けた電機子巻線に鎖交しない漏れの磁束φL(図3参照)が発生することから、漏れ磁束φL分の磁石トルクの減少を招くことになり、磁石トルクを十分に得ることができなくなる。
交差部分Aの磁束密度が高くなれば、q軸の磁気抵抗の増加ももたらすことから、同様に、リラクタンストルクの減少を招くことになり、リラクタンストルクを十分に得ることができなくなる。
この結果、磁性体板1における磁石トルク及びリラクタンストルクのトルク配分を自由に設計することが非常に困難であった。
この発明の目的は、磁性体板上においてd軸の磁束とq軸の磁束が交差することにより交差部分の磁束密度が高くなるのを防ぎ、磁性体板上において発生するトルクについてのトルク配分を自由に設計することができる回転子を有する回転電機を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る回転電機は、複数の永久磁石を配置した磁性体板を積層して形成された回転子を備える回転電機において、前記回転子を、磁性体板上におけるd軸の磁束とq軸の磁束について何れか一方の磁束のみ通過し易くした、異なった形状の磁性体板を積層して形成したことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る回転電機は、前記異なった形状の磁性体板のそれぞれを、必要とする回転電機性能に基づく重み付けに対応する枚数毎に積層することを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る回転電機は、前記異なった形状の磁性体板が、前記各永久磁石の磁束軸であるd軸の磁気抵抗を小さくし、前記d軸と電気角で直交するq軸の磁気抵抗を大きくした形状を有するd軸磁性体板と、前記d軸の磁気抵抗を大きくし、前記q軸の磁気抵抗を小さくした形状を有するq軸磁性体板であることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る回転電機は、前記d軸磁性体板が、板体外周辺に沿って並置された前記各永久磁石の隣接間を切り欠いて空隙とし、隣接する前記各永久磁石の両磁極面を結ぶ隣接部分が狭く形成されていることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係る回転電機は、前記q軸磁性体板が、前記各永久磁石の磁極面に空隙を設けて形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、磁性体板上においてd軸の磁束とq軸の磁束が交差することにより交差部分の磁束密度が高くなるのを防ぎ、磁性体板上に、固定子に設けた電機子巻線に鎖交しない漏れの磁束が発生しないようにすることができるので、漏れ磁束が発生することによりもたらされる漏れ磁束分のトルクの減少が無く、磁性体板上において発生するトルクについてのトルク配分を自由に設計することができる。
この発明の一実施の形態に係る永久磁石同期電動機の回転子を形成するd軸磁性体板を模式的に示す平面説明図である。 この発明の一実施の形態に係る永久磁石同期電動機の回転子を形成するq軸磁性体板を模式的に示す平面説明図である。 従来の永久磁石同期電動機が備える回転子を形成する磁性体板を模式的に示す平面説明図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る永久磁石同期電動機の回転子を形成するd軸磁性体板を模式的に示す平面説明図であり、図2は、この発明の一実施の形態に係る永久磁石同期電動機の回転子を形成するq軸磁性体板を模式的に示す平面説明図である。
図1及び図2に示すように、d軸磁性体板10とq軸磁性体板11は、何れも円環状の例えば珪素鋼板からなり、外周辺に沿って略等間隔に配置されている6箇所にそれぞれ埋設された永久磁石12を有している。
d軸磁性体板10とq軸磁性体板11は、互いの形状が異なっており、d軸磁性体板10は、永久磁石の磁束軸であるd軸の磁束のみ通し易い形状を有する、磁石トルクを優先的に発生させることができる磁性体板であり、q軸磁性体板11は、d軸とは電気角で直交するq軸の磁束のみ通し易い形状を有する、リラクタンストルクを優先的に発生することができる磁性体板である。
これら形状が異なる二種類の磁性体板10,11を積層することにより、6極の埋込構造永久磁石同期電動機(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)の回転子を形成する。
永久磁石12は、長方形板体状に形成されており、この永久磁石12を埋設するために、d軸磁性体板10は開口10aを、q軸磁性体板11は開口11aを、それぞれ有している。
d軸磁性体板10の開口10aは、板体表裏面を貫通し、永久磁石12の形状に対応する長方形状で、長辺が永久磁石12の長辺より長く形成されている。この開口10aの長辺方向略中央に永久磁石12が配置されることにより、d軸磁性体板10に埋設された永久磁石12の長辺方向両側に空隙d1が設けられる。
また、d軸磁性体板10は、板体外周辺に沿って並置された各永久磁石12のそれぞれの隣接間をV字状に切り欠いて空隙d2とし、隣接する各永久磁石12の両磁極面を結ぶ板体部分、即ち、d軸磁性体板10の空隙d2に臨む部分を狭く形成している。
q軸磁性体板11の開口11aは、板体表裏面を貫通し、永久磁石12の形状に対応する長方形状の板体外周辺側が切り欠かれた凹形状で、短辺が永久磁石12の短辺より長く形成されている。この開口11aの短辺方向略中央に永久磁石12が配置されることにより、q軸磁性体板11に埋設された永久磁石12の短辺方向外側は板体外形を形成し、短辺方向内側、即ち、q軸磁性体板11の中心側には、q軸磁性体板11との間に空隙d3が設けられる。
従って、d軸磁性体板10は、各永久磁石12のそれぞれの隣接間に空隙d2が形成されることになり、隣接する各永久磁石12の両磁極面を結ぶ隣接部分が狭くなるが、q軸磁性体板11は、隣接する各永久磁石12の両磁極面を結ぶ隣接部分が連続面となり、半径方向において各永久磁石12との間に空隙d3が形成されることになる。
つまり、d軸磁性体板10は、6個の永久磁石12の磁束のみを通し易い形状を有しており、永久磁石12の磁束軸であるd軸の磁束φM(図1参照)によって発生する磁石トルクを優先的に発生することができる。これは、各永久磁石12の磁束軸であるd軸の磁気抵抗を小さくする一方、隣接する両永久磁石12,12間に空隙d2を形成してq軸の磁気抵抗を大きくすることで、q軸磁束は通り難くなるがd軸磁束は通り易くなるからである。
これに対し、q軸磁性体板11は、6個の永久磁石12の磁束を殆ど通さず、永久磁石12の磁束軸であるd軸とは電気角で直交するq軸の磁束φR(図2参照)のみを通し易い形状を有しており、リラクタンストルクを優先的に発生することができる。これは、各永久磁石12の磁極面が空隙d3になって永久磁石12の磁束軸であるd軸の磁気抵抗を大きくする一方、q軸の磁気抵抗を小さくすることで、d軸磁束は通り難くなるがq軸磁束は通り易くなるからである。
これら形状が異なる二種類の磁性体板10,11を積層して回転子を形成するが、この際、磁石トルクを優先的に発生させる形状のd軸磁性体板10と、リラクタンストルクを優先的に発生させる形状のq軸磁性体板11について、埋込構造永久磁石同期電動機(IPMSM)において必要とする性能に基づく重み付けに対応する枚数を決定し、その決定した枚数毎に積層する。
よって、この発明に係る埋込構造永久磁石同期電動機の回転子は、二種類の磁性体板10,11を積層して形成し、d軸磁束とq軸磁束が磁性体板10と磁性体板11で分けられるので、同一磁性体板上でd軸磁束とq軸磁束が交差する点(図3中、A参照)によりもたらされる部分的な磁気飽和による特性劣化を、簡単に取り除くことができる。d軸磁性体板10の形状からも推測されるように、永久磁石12の両磁極面を結ぶ磁性体部が狭いことで固定子の巻線を鎖交しない漏れ磁束の発生を小さく抑えることができ、d軸磁性体板10は永久磁石12の磁束をより有効に活用できるようになっている。
つまり、磁石トルクを優先的に発生させる形状のd軸磁性体板10にあっては、d軸の磁束φMとq軸の磁束φRが磁性体板上において交差することがないので、交差する場合に生じる、交差部分(図3、A参照)の磁束密度が高くなってd軸の磁気抵抗が増加し、十分なd軸磁束が得られなくなって十分な磁石トルクを得られなくなる、ということが無い。
同様に、リラクタンストルクを優先的に発生させる形状のq軸磁性体板11にあっては、d軸の磁束φMとq軸の磁束φRが磁性体板上において交差することがないので、交差する場合に生じる、交差部分(図3、A参照)の磁束密度が高くなってq軸の磁気抵抗が増加し、十分なq軸磁束が得られなくなって十分なリラクタンストルクが得られなくなる、ということが無い。
そして、d軸磁性体板10とq軸磁性体板11を積層する際、d軸磁性体板10とq軸磁性体板11における積層枚数比率を変更するだけで、磁石トルクを優先的に使用する電動機、或いはリラクタンストルクを優先的に使用する電動機とすることができる。
磁性体板において、一つの形状で様々な要求性能を実現するのは困難であるが、d軸磁性体板10とq軸磁性体板11を用意することにより、即ち、要求性能の一つ一つに特化した形状を複数用意することにより、それらを要求性能の重み付けに応じた枚数毎に積層することで様々な要求性能を満たすことが容易となる。
例えば、永久磁石磁束を優先的に通す形状の磁性体板であるd軸磁性体板10と、リラクタンストルクを発生するための磁束を優先的に通す形状の磁性体板であるq軸磁性体板11を交互に積層することで、磁石トルクとリラクタンストルクの両方のトルクを十分に引き出せる回転子を得ることができる。また、d軸磁性体板10とq軸磁性体板11の枚数比率を1:2とすることで、磁石トルクよりもリラクタンストルクを優先的にし、広い定出力回転数領域の電動機を実現することができる。
このように、上述した埋込構造永久磁石同期電動機(IPMSM)は、回転子を、磁性体板上におけるd軸の磁束とq軸の磁束について何れか一方の磁束のみ通過し易くした、異なった形状の磁性体板である二種類の磁性体板10,11を積層して形成することにより、磁性体板上において発生するトルクである磁石トルクとリラクタンストルクについてのトルク配分を自由に設計することができる。つまり、電動機或いは発電機として機能する、磁性体板を積層して形成された回転子を有する回転電機において要求される性能を満たす回転子を容易に開発することができるため、回転電機における開発コストの低減及び開発期間の短縮が可能となる。
磁性体板上において発生するトルクについてのトルク配分を自由に設計することができるので、要求される性能を満たす回転子を容易に開発することができ、電動機或いは発電機として機能する、磁性体板を積層して形成された回転子を有する回転電機に最適である。
10 d軸磁性体板
11 q軸磁性体板
12 永久磁石
10a,11a 開口
d1,d2,d3 空隙

Claims (5)

  1. 複数の永久磁石を配置した磁性体板を積層して形成された回転子を備える回転電機において、
    前記回転子を、磁性体板上におけるd軸の磁束とq軸の磁束について何れか一方の磁束のみ通過し易くした、異なった形状の磁性体板を積層して形成したことを特徴とする回転電機。
  2. 前記異なった形状の磁性体板のそれぞれを、必要とする回転電機性能に基づく重み付けに対応する枚数毎に積層することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記異なった形状の磁性体板は、
    前記各永久磁石の磁束軸であるd軸の磁気抵抗を小さくし、前記d軸と電気角で直交するq軸の磁気抵抗を大きくした形状を有するd軸磁性体板と、前記d軸の磁気抵抗を大きくし、前記q軸の磁気抵抗を小さくした形状を有するq軸磁性体板であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記d軸磁性体板は、
    板体外周辺に沿って並置された前記各永久磁石の隣接間を切り欠いて空隙とし、隣接する前記各永久磁石の両磁極面を結ぶ隣接部分が狭く形成されていることを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記q軸磁性体板は、
    前記各永久磁石の磁極面に空隙を設けて形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の回転電機。
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