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JP2013193265A - 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドの製造方法 Download PDF

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JP2013193265A JP2012060717A JP2012060717A JP2013193265A JP 2013193265 A JP2013193265 A JP 2013193265A JP 2012060717 A JP2012060717 A JP 2012060717A JP 2012060717 A JP2012060717 A JP 2012060717A JP 2013193265 A JP2013193265 A JP 2013193265A
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健一 大野
Torahiko Kanda
虎彦 神田
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Abstract

【課題】ヘッド部材間の隙間及びヘッド部材とダミー部材との間の隙間を封止する封止剤が、その隙間から流出しないようにする。
【解決手段】液滴を吐出するノズル38が形成されたノズル面36を有し、基板50にノズル面36と反対側の取付面34が取り付けられることで、基板50の長手方向に隙間G1を有して並べられた複数のヘッド部材32と、基板50の長手方向両端部に、ノズル面36に沿ったダミー面46と反対側の取付面44が取り付けられることで、ヘッド部材32と隙間G2を有して並べられたダミー部材40と、ヘッド部材32間の隙間G1及びヘッド部材32とダミー部材40との間の隙間G2に充填され、各隙間G1、G2を封止する封止剤Uと、各隙間G1、G2内に設けられ、固化する前の封止剤Uが各隙間G1、G2から取付面34側及びノズル面36側へ流出しないように堰き止める弾性体60、62と、を備えた液滴吐出ヘッド30とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドの製造方法に関する。
比較的ノズル数の少ないヘッドユニットを複数個並べた液滴吐出ヘッドは、従来から知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2001−260366号公報 特開2008−284724号公報 特開2011−079272号公報
本発明は、ヘッド部材間の隙間及びヘッド部材とダミー部材との間の隙間を封止する封止剤が、その隙間から流出するのを抑制できる液滴吐出ヘッドと、その製造方法を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の液滴吐出ヘッドは、液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有し、長尺状とされた基板に前記ノズル面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記基板の長手方向に隙間を有して並べられた複数のヘッド部材と、前記基板の長手方向両端部に、前記ノズル面に沿ったダミー面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記ヘッド部材と隙間を有して並べられたダミー部材と、前記ヘッド部材間の隙間及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間に充填され、前記ヘッド部材同士及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材とを接合するとともに、前記各隙間を封止する封止剤と、前記各隙間内に設けられ、固化する前の前記封止剤が前記各隙間から前記ヘッド部材の前記取付面側及び前記ノズル面側へ流出しないように堰き止める弾性体と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドは、請求項1に記載の液滴吐出ヘッドであって、前記ヘッド部材間の隙間は、前記取付面側から前記ノズル面側へ行くに従って狭くされており、前記ヘッド部材間の隙間内に設けられた前記弾性体は、前記ノズル面側における前記ヘッド部材同士の間隔を規定するように、前記ノズル面から離れた高さ位置に配置されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の液滴吐出ヘッドは、請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッドであって、前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間内に設けられた前記弾性体は、前記ノズル面側における前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間を埋めるように、前記ノズル面とほぼ同一高さ位置に配置されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の液滴吐出ヘッドは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドであって、前記弾性体が中空状のチューブとされており、前記チューブの内部を通って送られる前記封止剤を前記隙間内へ供給するための貫通孔が前記チューブの外周面に形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る請求項5に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法は、液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有し、長尺状とされた基板に前記ノズル面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記基板の長手方向に隙間を有して並べられた複数のヘッド部材間の隙間に弾性体を配置する第1配置工程と、前記基板の長手方向両端部に、前記ノズル面に沿ったダミー面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記ヘッド部材と隙間を有して並べられたダミー部材と前記ヘッド部材との間の隙間に弾性体を配置する第2配置工程と、前記ヘッド部材間の隙間及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間に封止剤を充填して固化させ、前記ヘッド部材同士及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材とを接合するとともに、前記各隙間を封止する封止工程と、を含むことを特徴としている。
また、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法は、請求項5に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法であって、前記封止工程の前に、前記各隙間の前記長手方向と直交する一方の側を封止剤で予め堰き止めする堰止工程を含むことを特徴としている。
また、請求項7に記載の液滴吐出ヘッドの製造法は、請求項5又は請求項6に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法であって、前記封止工程の後に、前記ヘッド部材及び前記ダミー部材からはみ出している前記弾性体を切断する切断工程を含むことを特徴としている。
また、請求項8に記載の液滴吐出ヘッドの製造法は、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法であって、少なくとも前記封止工程の前に、隣り合う前記ノズル面に跨って粘着テープを貼付する貼付工程と、前記封止工程の後に、前記粘着テープを剥離する剥離工程と、を含むことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ヘッド部材間の隙間及びヘッド部材とダミー部材との間の隙間に弾性体が設けられていない構成に比べて、各隙間を封止する封止剤が、その隙間から流出するのを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、取付面側からノズル面側へ行くに従って狭くされたヘッド部材間の隙間内に設けられた弾性体が、ノズル面から離れた位置に配置されていない構成に比べて、ノズル面側におけるヘッド部材同士の間隔を調整することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ヘッド部材とダミー部材との間の隙間内に設けられた弾性体が、ノズル面とほぼ同一高さ位置に配置されていない構成に比べて、その隙間からの封止剤の流出を抑制又は防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、弾性体が、外周面に貫通孔が形成された中空状のチューブとされていない構成に比べて、その貫通孔から封止剤を供給することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ヘッド部材間の隙間及びヘッド部材とダミー部材との間の隙間に弾性体を配置する第1配置工程及び第2配置工程が含まれていない場合に比べて、各隙間を封止する封止剤が、その隙間から流出するのを抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、封止工程の前に、各隙間の長手方向と直交する一方の側を封止剤で予め堰き止めする堰止工程が含まれていない場合に比べて、その一方の側からの封止剤の流出を抑制又は防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、封止工程の後に、ヘッド部材及びダミー部材からはみ出している弾性体を切断する切断工程を含まない場合に比べて、液滴吐出ヘッドの品質を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、少なくとも封止工程の前に、隣り合うノズル面に跨って粘着テープを貼付する貼付工程と、封止工程の後に、その粘着テープを剥離する剥離工程と、を含まない場合に比べて、ヘッド部材間の隙間からの封止剤の流出を防止することができる。
インクジェット記録装置の全体構成を示す概略構成図 インクジェット記録ヘッドの構成を示す斜視図 インクジェット記録ヘッドの構成を示す正面図 インクジェット記録ヘッドの構成を示す平面図 インクジェット記録ヘッドによる印字領域を示す説明図 (A)ヘッドユニット間の隙間を示す一部拡大正面図、(B)ヘッドユニットとダミーユニットとの間の隙間を示す一部拡大正面図 ヘッドユニット間の隙間を封止する第1実施形態に係る製造工程を示す説明図 ヘッドユニットとダミーユニットとの間の隙間を封止する第1実施形態に係る製造工程を示す説明図 ヘッドユニットとダミーユニットとの間の隙間を封止する第1実施形態に係る製造工程の変形例を示す説明図 第1実施形態に係る製造工程において、隣り合うノズル面に跨って粘着テープを貼り付けた場合を示す一部拡大正面図 ヘッドユニット間の隙間を封止する第2実施形態に係る製造工程を示す説明図 ヘッドユニットとダミーユニットとの間の隙間を封止する第2実施形態に係る製造工程を示す説明図 ヘッドユニットとダミーユニットとの間の隙間を封止する第2実施形態に係る製造工程の変形例を示す説明図
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図2で示す矢印UPを液滴吐出ヘッドの一例としてのインクジェット記録ヘッド30の上方向とし、矢印Xを紙送り方向、矢印Yを紙送り方向と直交する紙幅方向とする。まず、液滴吐出装置の一例としてのインクジェット記録装置10の概要について説明する。
図1で示すように、インクジェット記録装置10は、用紙Pを貯留するとともに、画像記録時に送り出す用紙供給部12と、用紙供給部12から送り込まれた用紙Pの姿勢を制御して後述する記録ヘッド部16に送り出すレジ調整部14と、レジ調整部14から送り込まれた用紙Pに対してインク滴を吐出して画像を記録する記録ヘッド部16及び記録ヘッド部16のメンテナンスを行うメンテナンス部18を備えた記録部20と、記録部20で画像記録された用紙Pが排出される排出部22と、によって基本的に構成されている。
用紙供給部12には、複数枚の用紙Pが積層されて貯留されるストッカ24と、ストッカ24から1枚ずつピックアップしてレジ調整部14に搬送する搬送装置26と、が設けられている。
レジ調整部14には、ループ形成部28と、用紙Pの姿勢を制御するガイド部材29とが設けられており、用紙供給部12から送り込まれた用紙Pは、ループ形成部28及びガイド部材29を通過することにより、用紙Pのコシを利用してスキューが矯正されるとともに、搬送タイミングが制御されて記録部20に送り込まれるようになっている。
記録部20では、上下に対向する記録ヘッド部16とメンテナンス部18とが設けられており、それらの間には、レジ調整部14から送り込まれた用紙Pが搬送される用紙搬送路が構成されている。
記録ヘッド部16には、用紙搬送路に沿って予め決められた間隔で配列された複数のインクジェット記録ヘッド(ヘッドバー)30が設けられており、用紙搬送路における各インクジェット記録ヘッド30の上流側から下流側にかけて、上下に対向するスターホイール17と搬送ロール19とが複数対設けられている。
用紙Pは、これらのスターホイール17と搬送ロール19とに挟持されつつ用紙搬送路を搬送され、記録ヘッド部16の各インクジェット記録ヘッド30からインク滴が吐出されることにより画像が記録されるようになっている。そして、排出部22では、記録部20で画像記録された用紙Pが排紙ベルト23により搬送されてトレイ25に収納されるようになっている。
また、メンテナンス部18は、複数のインクジェット記録ヘッド30の各々に対向して配置された複数のメンテナンス装置21を備えている。メンテナンス装置21は、インクジェット記録ヘッド30に対するキャッピングを行うキャップ(図示省略)を備えており、予備吐出、バキューム等の処理が行えるようになっている。
更に、このメンテナンス装置21には、インクジェット記録ヘッド30のノズル面36(図4参照)を払拭する払拭部材の一例としてのワイパー(図示省略)が設けられている。このワイパーは、インクジェット記録ヘッド30に対して相対的に上昇移動し、次いでインクジェット記録ヘッド30の長手方向(紙幅方向Y)に移動することにより、ノズル面36を払拭するようになっている。
インクジェット記録装置10は、以上のような構成とされており、次に、このインクジェット記録装置10に搭載されているインクジェット記録ヘッド30について詳細に説明する。
図2〜図4で示すように、インクジェット記録ヘッド30は、紙送り方向Xと直交する方向(紙幅方向Y)に沿って配列された、複数のヘッド部材の一例としてのヘッドユニット32を備えている。そして、各ヘッドユニット32のノズル面36には、紙幅方向Yに沿ってライン状に複数のノズル38が形成されている。
また、各ヘッドユニット32には、各ノズル38からインクを吐出させるための圧電素子、振動板、圧力室などが備えられている。これにより、各ヘッドユニット32は、上記の用紙搬送路を搬送される用紙Pに対して、各ノズル38からインク滴を吐出することが可能となっており、その用紙P上に画像を記録することが可能となっている。
なお、このインクジェット記録装置10に搭載されたインクジェット記録ヘッド30は、例えば、いわゆるフルカラーの画像を記録するために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して、少なくとも4つ配置されている。
また、図5で示すように、1つのインクジェット記録ヘッド30にライン状に形成されたノズル38による印字領域幅は、このインクジェット記録装置10での画像記録が想定される最大用紙Pの用紙幅PWよりも長くされている。これにより、インクジェット記録ヘッド30を紙幅方向Yに移動させることなく、用紙Pの全幅に亘る画像記録が可能となっている。
ここで、印字領域とは、用紙Pの両端から印字しないマージンを引いた記録領域のうち、最大のものが基本となるが、一般的には印字対象となる用紙幅PWよりも大きくとっている。これは、用紙Pが紙送り方向Xに対して予期しない角度で傾斜して(スキューして)搬送されるおそれがあるためと、縁無し印字の要請が高いためである。
また、本実施形態では、ノズル38が紙幅方向Yに1列に形成されている例を挙げているが、これに限定されるものではない。例えば高画質化や高速化のために、紙幅方向Y及び紙送り方向Xの2次元平面にマトリックス配列状となるように、ノズル38を形成してもよい。
また、図2〜図4で示すように、このインクジェット記録ヘッド30は、複数のヘッドユニット32が、下面50Aに取り付けられる長尺状の基板50と、基板50の長手方向(紙幅方向Y)両端部の下面50Aに、ヘッドユニット32と近接して(後述する隙間G2を有して)並ぶように取り付けられた一対のダミー部材の一例としてのダミーユニット40と、を含んで構成されている。
基板50は、紙幅方向Yに長尺とされ、一例として、アクリル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料又はガラスにより形成されている。そして、この基板50には、その長手方向に沿って、複数の矩形状の開口部52が予め決められた間隔で形成されている。この開口部52内に、インクタンク(図示省略)からヘッドユニット32へインクを供給するためのインク供給ユニット(図示省略)が配置されるようになっている。
また、基板50の長手方向両端部の上面50Bには、支持部材54を介して、インクジェット記録装置10への取付部材となる一対の取付板56が設けられている。すなわち、この基板50は、取付板56の紙幅方向Yの内側部分の下面に、支持部材54を介して、架け渡されるように配置されている。そして、この基板50の下面50Aに、複数のヘッドユニット32が取り付けられている。
詳細には、各ヘッドユニット32は、基板50の長手方向に近接して(後述する隙間G1を有して)並ぶように、ノズル面36とは反対側の取付面34が、その下面50Aに、例えば紫外線硬化型の接着剤(図示省略)によって接合固定されている。なお、基板50の紙送り方向Xの幅は、ヘッドユニット32の同方向の幅よりも狭くされている。これにより、インクジェット記録ヘッド30の小型化が図られる構成になっている。
ダミーユニット40は、ヘッドユニット32と同等の高さ(厚さ)に形成された金属製のブロック体とされており、ノズル面36と同一高さになる(ノズル面36に沿う)ダミー面46を有している。このダミー面46と反対側の取付面44が、基板50の長手方向(ヘッドユニット32の並び方向)両端部の下面50Aに、例えば紫外線硬化型の接着剤(図示省略)によって接合固定されている。
そして、このダミーユニット40のダミー面46に、メンテナンス装置21のワイパーが、インクジェット記録ヘッド30に対して相対的に上昇してきたときに、最初に当たるようになっている。
つまり、ワイパーが相対的に上昇してヘッドユニット32のノズル面36に最初に当たると、そのノズル面36にダメージを与えてしまうおそれがある。ダミーユニット40は、それを防止するために、基板50の長手方向両端部の下面50Aに、ヘッドユニット32と近接して並ぶように、かつダミー面46がノズル面36と同一高さになるように設けられている。
これにより、ワイパーがインクジェット記録ヘッド30に対して相対的に上昇して来ても、そのワイパーにより、各ヘッドユニット32のノズル面36にダメージが与えられるおそれがなく、かつ、そのワイパーは、ダミーユニット40のダミー面46からヘッドユニット32のノズル面36へスムーズに移動して、各ノズル面36を払拭できる構成になっている。
また、図6で示すように、各ヘッドユニット32の側壁面35間には、微小な隙間G1が形成されており、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間には、隙間G1よりも僅かに大きい微小な隙間G2(G2>G1)が形成されている。
なお、図6で示すように、隣り合うヘッドユニット32の側壁面35間の隙間G1及びヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間の隙間G2は、それぞれ取付面34、44側からノズル面36側及びダミー面46側へ行くに従って狭くなるように(ノズル面36側及びダミー面46側から取付面34、44側へ行くに従って広がるように)構成されている。
つまり、ヘッドユニット32の側壁面35及びダミーユニット40の側壁面42は、紙送り方向Xから見た正面視で、それぞれノズル面36側及びダミー面46側へ行くに従って、ヘッドユニット32及びダミーユニット40の外形が大きくなる(取付面34、44側へ行くに従って、ヘッドユニット32及びダミーユニット40の外形が小さくなる)テーパー面とされている。
この構成を理解し易くするために、図示の隙間G1、G2は、誇張して描かれている。すなわち、ヘッドユニット32のノズル面36側である最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1は、実際には、例えば0.05mmとされており、後述する樹脂チューブ60が挿入される、ノズル面36から離れた位置における側壁面35間の隙間G1は、その樹脂チューブ60の外径が0.6mmの場合で、例えば0.5mmとされている。
このように、隙間G1の値は、高さ方向で一定ではないため、樹脂チューブ60の外径や、樹脂チューブ60を挿入する位置を適宜調整することによって、ヘッドユニット32のノズル面36側である最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1を調整することが可能となっている。なお、ダミーユニット40の側壁面42は、テーパー面としなくてもよいが、ヘッドユニット32の側壁面35がテーパー面であるため、隙間G2の値も、高さ方向で一定とはならない。
また、各隙間G1、G2には、隣り合うヘッドユニット32の側壁面35同士及びヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42とを接合する接着剤Uが充填されるようになっている。この接着剤Uとしては、一例として常温硬化型が使用可能であり、その硬化前の粘度が、常温で例えば25Pa・s〜45Pa・s程度の低粘度なもの(具体的には、東レ・ダウコーニング社製のSE9186L)が最適である。
この接着剤Uが固化することにより、各隙間G1、G2が封止されるようになっている。つまり、この接着剤Uは、各隙間G1、G2を封止する封止剤の一例にもなっている。そして、隙間G1には、固化する前の接着剤Uが取付面34側から流出しないように堰き止める弾性体の一例としての中空状の樹脂チューブ60が配設されており、隙間G2には、固化する前の接着剤Uがノズル面36側から流出しないように堰き止める弾性体の一例としての中空状の樹脂チューブ62が配設されている。
各樹脂チューブ60、62は、一例として、インクジェット記録ヘッド30の製造時に、紙送り方向Xに連続して供給される軟質なシリコンチューブとされており、その硬度は、JISK6253規格で2以下とされている。この樹脂チューブ60、62が、接着剤Uの充填前に、それぞれの隙間G1、G2に挿入されるようになっている。
つまり、この樹脂チューブ60、62を挿入したまま接着剤Uを充填し、その接着剤Uが固化した後、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの幅(大きさ)に合わせて、その樹脂チューブ60、62を切断するようになっている。このように、この樹脂チューブ60、62は、インクジェット記録ヘッド30を構成する構成部品の1つとなっている。
より詳細には、ヘッドユニット32の側壁面35間に設けられる樹脂チューブ60は、ヘッドユニット32のノズル面36側である最下端部32Aの側壁面35間の隙間G1を規定するように、ノズル面36から離れた高さ位置(ヘッドユニット32の高さ方向略中央部)に配置されている。そして、そのヘッドユニット32の最下端部32Aと樹脂チューブ60との間に接着剤Uが充填されるようになっている。
なお、隣り合うヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1は、例えば0.05mm程度の微小な隙間であるため、その最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1では、固化する前の接着剤Uに表面張力が発生し、その接着剤Uがノズル面36側から流出するおそれがない。そのため、樹脂チューブ60は、ノズル面36から離れた位置(ヘッドユニット32の高さ方向略中央部)に配設され、固化する前の接着剤Uが(隙間G1の大きい)取付面34側から流出しないように堰き止める構成になっている。
一方、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間に設けられる樹脂チューブ62は、樹脂チューブ60と同じ外径か、それよりも大きい外径を有しており、ノズル面36側における側壁面35とダミー面46側における側壁面42との間の隙間G2を埋めるように、その下面がノズル面36及びダミー面46とほぼ同一高さ位置になるように配置されている。
すなわち、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間の隙間G2は、ヘッドユニット32の側壁面35間の隙間G1よりも大きいため、ヘッドユニット32のノズル面36側である最下端部32Aにおける側壁面35と、ダミーユニット40のダミー面46側である最下端部40Aにおける側壁面42との間には、固化する前の接着剤Uに表面張力が発生し難い。
したがって、樹脂チューブ62は、その下面がノズル面36及びダミー面46とほぼ同一高さ位置になるように配置され、固化する前の接着剤Uがノズル面36側(ダミー面46側)から流出しないように堰き止める構成になっている。なお、固化する前の接着剤Uは、ノズル面36及びダミー面46とほぼ同一高さ位置に配設された樹脂チューブ62上に充填されるため、必要以上に充填しない限り、取付面34側(取付面44側)から流出するおそれはない。
以上のような構成のインクジェット記録装置10において、次にその作用(動作)について簡単に説明する。
インクジェット記録装置10に印字ジョブが入力されて印字(画像記録)動作が開始されると、ストッカ24から用紙Pが1枚ピックアップされ、搬送装置26により、記録部20へ搬送される。
一方、インクジェット記録ヘッド30には、既にインクタンクからインク供給ユニットを介してヘッドユニット32にインクが注入(充填)されている。また、このとき、ノズル38の先端(吐出口)では、インクの表面が僅かに凹んだメニスカスが形成されている。
したがって、用紙Pを予め決められた搬送速度で搬送しつつ、ヘッドユニット32の複数のノズル38から選択的にインク滴を吐出することにより、用紙Pに、画像データに基づく画像が記録される。
ヘッドユニット32をメンテナンスする際には、キャップをメンテナンス位置に配置し、キャップでヘッドユニット32をキャップする。これにより、インクジェット記録ヘッド30のノズル面36側がキャップに覆われて密閉空間が構成される。
この状態で、メンテナンス装置21の図示しないポンプが作動されて密閉空間が負圧とされ、ノズル38を吸引することにより、ノズル38を詰まらせているインク塊などを排出させることができる。
また、ワイパーが相対的に上昇してダミーユニット40に当たる。そして、基板50の長手方向に移動することにより、各ヘッドユニット32のノズル面36をワイピングする。これにより、ノズル38周りに残留するインク等がノズル面36から除去される。
次に、本実施形態のインクジェット記録ヘッド30の製造方法について、図7〜図13を基に詳細に説明する。まず、図7〜図10で示す第1実施形態に係るヘッドユニット32間の隙間G1への接着剤Uの充填方法及びヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填方法について説明する。
図7(A)で示すように、隣り合うヘッドユニット32の側壁面35間の隙間G1に樹脂チューブ60を挿入する。詳細には、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1が、例えば0.05mm程度になるように、ノズル面36から離れた側壁面35間の適切な位置に樹脂チューブ60を配置する(第1配置工程)。そして、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間の隙間G1に、接着剤Uを供給するためのニードル48を挿入する。
次いで、図7(B)で示すように、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)に別のニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。その後、図7(C)で示すように、ニードル48の先端から接着剤Uを供給しつつ、そのニードル48をヘッドユニット32の紙送り方向Xの他端側へ移動させる。
なお、このとき、最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1は、例えば0.05mm程度の微小な隙間とされているため、その隙間G1において、固化する前の接着剤Uに表面張力が発生する。したがって、その接着剤Uがノズル面36側へ流出するおそれはない。また、樹脂チューブ60により、接着剤Uの上方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uが取付面34側から流出するおそれもない。
こうして、図7(D)で示すように、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間の隙間G1に、接着剤Uが充填されたら、ニードル48を退避させ、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G1を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G1を封止したら)、図7(E)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ60や接着剤Uを切断する(切断工程)。
一方、図8(A)で示すように、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間の隙間G2に樹脂チューブ62を挿入する。詳細には、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35と、ダミーユニット40の最下端部40Aにおける側壁面42との間に樹脂チューブ62を配置する(第2配置工程)。そして、樹脂チューブ62上の隙間G2に、接着剤Uを供給するためのニードル48を挿入する。
次いで、図8(B)で示すように、樹脂チューブ62上のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)に別のニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。その後、図8(C)で示すように、ニードル48の先端から接着剤Uを供給しつつ、そのニードル48をヘッドユニット32の紙送り方向Xの他端側へ移動させる。
なお、このとき、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35とダミーユニット40の最下端部40Aにおける側壁面42との間に配置された樹脂チューブ62により、接着剤Uの下方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uがノズル面36(ダミー面46)側から流出するおそれはない。また、その接着剤Uは、樹脂チューブ62上に充填されるため、必要以上に充填しない限り、取付面34(取付面44)側から流出するおそれもない。
こうして、図8(D)で示すように、樹脂チューブ62上の隙間G2に、接着剤Uが充填されたら、ニードル48を退避させ、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G2を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G2を封止したら)、図8(E)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ62や接着剤Uを切断する(切断工程)。以上により、図2〜図4、図6で示すインクジェット記録ヘッド30が製造(完成)される。
また、この第1実施形態に係るヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填方法として、図9で示すような方法を採用してもよい。
すなわち、図9(A)で示すように、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35と、ダミーユニット40の最下端部40Aにおける側壁面42との間に樹脂チューブ62を挿入、配置するとともに、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間のノズル面36から離れた適切な位置に、別の樹脂チューブ64を挿入、配置する(第2配置工程)。
そして、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に、接着剤Uを供給するためのニードル48を挿入する。次いで、図9(B)で示すように、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)に別のニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。
その後、図9(C)で示すように、ニードル48の先端から接着剤Uを供給しつつ、そのニードル48をヘッドユニット32の紙送り方向Xの他端側へ移動させる。なお、このとき、樹脂チューブ62により、接着剤Uの下方側への移動が堰き止められ、樹脂チューブ64により、接着剤Uの上方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uがノズル面36(ダミー面46)側及び取付面34(取付面44)側から流出するおそれはない。
こうして、図9(D)で示すように、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に、接着剤Uが充填されたら、ニードル48を退避させ、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G2を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G2を封止したら)、図9(E)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ62、64や接着剤Uを切断する(切断工程)。これにより、インクジェット記録ヘッド30を製造するようにしてもよい。
また、上記したように、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1は、例えば0.05mm程度の微小な隙間とされているため、その隙間G1において、固化する前の接着剤Uに表面張力が発生する。したがって、その最下端部32Aからノズル面36側へ接着剤Uが流出するおそれはない。
しかしながら、図10で示すように、少なくとも封止工程の前に、隣り合うヘッドユニット32のノズル面36に跨って(隙間G1を塞ぐように)粘着テープ58を貼付するようにしてもよい(貼付工程)。これによれば、ノズル面36を鉛直方向下側に向けて接着剤Uを充填したときに、その接着剤Uがノズル面36側へ流出するのをより一層防止できる。なお、その封止工程の後に、粘着テープ58は剥離される(剥離工程)。
次に、図11〜図13で示す第2実施形態に係るヘッドユニット32間の隙間G1への接着剤Uの充填方法及びヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填方法について説明する。
なお、この第2実施形態では、樹脂チューブ60と、樹脂チューブ62又は樹脂チューブ64と、によって接着剤Uを供給するようになっており、樹脂チューブ60、64の下面(外周面)及び樹脂チューブ62の上面(外周面)には、それぞれ接着剤Uを供給するための複数の貫通孔60A、64A、62Aが等間隔に形成されている。
図11(A)で示すように、隣り合うヘッドユニット32の側壁面35間の隙間G1に樹脂チューブ60を挿入する。詳細には、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1が、例えば0.05mm程度になるように、ノズル面36から離れた側壁面35間の適切な位置に樹脂チューブ60を配置する(第1配置工程)。
そして、図11(B)で示すように、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)にニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。次いで、図11(C)で示すように、樹脂チューブ60の貫通孔60Aから接着剤Uを供給し、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間の隙間G1に、接着剤Uを充填する。
なお、このとき、最下端部32Aにおける側壁面35間の隙間G1は、例えば0.05mm程度の微小な隙間とされているため、その隙間G1において、固化する前の接着剤Uに表面張力が発生する。したがって、その接着剤Uがノズル面36側へ流出するおそれはない。また、樹脂チューブ60により、接着剤Uの上方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uが取付面34側から流出するおそれもない。
こうして、樹脂チューブ60と最下端部32Aとの間の隙間G1に、接着剤Uが充填されたら、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G1を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G1を封止したら)、図11(D)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ60や接着剤Uを切断する(切断工程)。
一方、図12(A)で示すように、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35と、ダミーユニット40の最下端部40Aにおける側壁面42との間に樹脂チューブ62を挿入、配置するとともに、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間のノズル面36から離れた適切な位置に、別の樹脂チューブ64を挿入、配置する(第2配置工程)。
そして、図12(B)で示すように、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)にニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。次いで、図12(C)で示すように、上側の樹脂チューブ64の貫通孔64Aから接着剤Uを供給し、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に、接着剤Uを充填する。
なお、このとき、樹脂チューブ62により、接着剤Uの下方側への移動が堰き止められ、樹脂チューブ64により、接着剤Uの上方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uがノズル面36(ダミー面46)側及び取付面34(取付面44)側から流出するおそれはない。
こうして、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に接着剤Uが充填されたら、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G2を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G2を封止したら)、図12(D)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ62、64や接着剤Uを切断する(切断工程)。以上により、インクジェット記録ヘッド30が製造(完成)される。
また、この第2実施形態に係るヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填方法として、図13で示すような方法を採用してもよい。
すなわち、図13(A)で示すように、ヘッドユニット32の最下端部32Aにおける側壁面35と、ダミーユニット40の最下端部40Aにおける側壁面42との間に樹脂チューブ62を挿入、配置するとともに、ヘッドユニット32の側壁面35とダミーユニット40の側壁面42との間のノズル面36から離れた適切な位置に、別の樹脂チューブ64を挿入、配置する(第2配置工程)。
そして、図13(B)で示すように、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間のヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側(一方の側)にニードル49によって接着剤Uを供給し、その一端側を接着剤Uで予め堰き止めする(堰止工程)。そして、図13(C)、図13(D)で示すように、下側の樹脂チューブ62の貫通孔62Aから接着剤Uを供給し、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に、接着剤Uを充填する。
なお、このとき、樹脂チューブ62により、接着剤Uの下方側への移動が堰き止められ、樹脂チューブ64により、接着剤Uの上方側への移動が堰き止められるため、その接着剤Uがノズル面36(ダミー面46)側及び取付面34(取付面44)側から流出するおそれはない。
こうして、樹脂チューブ62と樹脂チューブ64との間の隙間G2に接着剤Uが充填されたら、その接着剤Uを常温で放置もしくは加熱して固化させる。つまり、その隙間G2を接着剤Uで封止する(封止工程)。接着剤Uが固化されたら(隙間G2を封止したら)、図13(E)で示すように、ヘッドユニット32の紙送り方向Xの一端側と他端側にはみ出している樹脂チューブ62、64や接着剤Uを切断する(切断工程)。これにより、インクジェット記録ヘッド30を製造するようにしてもよい。
また、この第2実施形態においても、図10で示したように、粘着テープ58で、隙間G1を塞ぐようにしてもよい。すなわち、少なくとも封止工程の前に、隣り合うヘッドユニット32のノズル面36に跨って粘着テープ58を貼付し(貼付工程)、封止工程の後に、その粘着テープ58を剥離する(剥離工程)ようにしてもよい。
以上説明したように、ニードル48を使用して接着剤Uを充填する方法を第1実施形態とし、樹脂チューブ60、62、64を使用して接着剤Uを充填する方法を第2実施形態としたが、ヘッドユニット32間の隙間G1への接着剤Uの充填方法及びヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填方法は、上記した第1実施形態と第2実施形態とを適宜組み合わせるようにしてもよい。
すなわち、一例として、ヘッドユニット32間の隙間G1への接着剤Uの充填には、ニードル48を使用する上記第1実施形態を採用し、ヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2への接着剤Uの充填には、接着剤供給用の樹脂チューブ62又は樹脂チューブ64を使用する上記第2実施形態を採用するようにしてもよい。なお、樹脂チューブ60、62、64を使用して接着剤Uを供給する方が、ニードル48を使用して接着剤Uを供給するよりも、装置構成を簡略化できる利点がある。
また、上記各実施形態では、ヘッドユニット32間の隙間G1及びヘッドユニット32とダミーユニット40との間の隙間G2内に挿入した堰き止め用の(接着剤供給用ではない)樹脂チューブ60、62、64を膨らませることなく、製造しているが、接着剤Uを充填する前に、その堰き止め用の樹脂チューブ60、62、64を膨らませるようにしてもよい。この方が、より効果的に接着剤Uを堰き止めできる。
また、堰き止め用の樹脂チューブ60、62、64は、中空状に形成されていなくてもよい。更に、インクジェット記録ヘッド30の製造時、ノズル面36を鉛直方向下側にして製造してもよいし、上側にして製造してもよい。
以上、本実施形態に係る液滴吐出ヘッド及びその製造方法について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る液滴吐出ヘッド及びその製造方法が、図示のものに限定されるものではなく、種々の変形、変更、改良が可能であることは言うまでもない。
また、上記実施形態に係るインクジェット記録装置10では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のインクジェット記録ヘッド30から画像データに基づいて選択的にインク滴が吐出されてフルカラーの画像が用紙Pに記録されるようになっているが、本発明におけるインクジェット記録は、用紙P上への文字や画像の記録に限定されるものではない。
すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶融状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりするなど、工業的に用いられる液滴吐出(噴射)装置全般に対して、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッド30(液滴吐出ヘッド)を適用することができる。
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置の一例)
30 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッドの一例)
32 ヘッドユニット
34 取付面
36 ノズル面
38 ノズル
40 ダミーユニット
44 取付面
46 ダミー面
50 基板
60 樹脂チューブ(弾性体の一例)
62 樹脂チューブ(弾性体の一例)
64 樹脂チューブ(弾性体の一例)
G1 隙間
G2 隙間
U 接着剤(封止剤の一例)

Claims (8)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有し、長尺状とされた基板に前記ノズル面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記基板の長手方向に隙間を有して並べられた複数のヘッド部材と、
    前記基板の長手方向両端部に、前記ノズル面に沿ったダミー面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記ヘッド部材と隙間を有して並べられたダミー部材と、
    前記ヘッド部材間の隙間及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間に充填され、前記ヘッド部材同士及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材とを接合するとともに、前記各隙間を封止する封止剤と、
    前記各隙間内に設けられ、固化する前の前記封止剤が前記各隙間から前記ヘッド部材の前記取付面側及び前記ノズル面側へ流出しないように堰き止める弾性体と、
    を備えたことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記ヘッド部材間の隙間は、前記取付面側から前記ノズル面側へ行くに従って狭くされており、
    前記ヘッド部材間の隙間内に設けられた前記弾性体は、前記ノズル面側における前記ヘッド部材同士の間隔を規定するように、前記ノズル面から離れた高さ位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間内に設けられた前記弾性体は、前記ノズル面側における前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間を埋めるように、前記ノズル面とほぼ同一高さ位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記弾性体が中空状のチューブとされており、
    前記チューブの内部を通って送られる前記封止剤を前記隙間内へ供給するための貫通孔が前記チューブの外周面に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル面を有し、長尺状とされた基板に前記ノズル面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記基板の長手方向に隙間を有して並べられた複数のヘッド部材間の隙間に弾性体を配置する第1配置工程と、
    前記基板の長手方向両端部に、前記ノズル面に沿ったダミー面と反対側の取付面が取り付けられることで、前記ヘッド部材と隙間を有して並べられたダミー部材と前記ヘッド部材との間の隙間に弾性体を配置する第2配置工程と、
    前記ヘッド部材間の隙間及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材との間の隙間に封止剤を充填して固化させ、前記ヘッド部材同士及び前記ヘッド部材と前記ダミー部材とを接合するとともに、前記各隙間を封止する封止工程と、
    を含むことを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
  6. 前記封止工程の前に、前記各隙間の前記長手方向と直交する一方の側を封止剤で予め堰き止めする堰止工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  7. 前記封止工程の後に、前記ヘッド部材及び前記ダミー部材からはみ出している前記弾性体を切断する切断工程を含むことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  8. 少なくとも前記封止工程の前に、隣り合う前記ノズル面に跨って粘着テープを貼付する貼付工程と、前記封止工程の後に、前記粘着テープを剥離する剥離工程と、を含むことを特徴とする請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
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