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JP2013191683A - 光半導体素子の製造方法 - Google Patents

光半導体素子の製造方法 Download PDF

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昌博 米田
Hirohiko Kobayashi
宏彦 小林
Ryuji Masuyama
竜二 増山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】引き出し配線の断線を抑制することが可能な光半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の光半導体素子の製造方法は、ストライプ溝21、22を形成する工程と、保護膜15を形成する工程と、ポリマー部17を形成する工程と、メサ部Mの上面MTを露出させるように保護膜15をエッチングする工程と、引き出し配線34を形成する工程とを備える。ポリマー部17を形成する工程では、ポリマー部17の上面17Tが傾斜面17S1、17S2を有するように、ポリマー部17を形成する。エッチングする工程は、メサ部Mの上面MTを露出させるようにポリマー部17と保護膜15を一括してエッチングする工程を含む。ポリマー部17の形成直後において、傾斜面17S1、17S2の傾斜角をθ、保護膜15の厚さをd、メサ部Mの上面MTの幅をwとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式を満たす。
【選択図】図8

Description

本発明は、光半導体素子の製造方法に関する。
下記特許文献1には、光半導体素子及びその製造方法が記載されている。当該文献には、導波路型の光半導体素子において、リッジ装荷型光導波路の両脇にリッジ部を形成するためのエッチング溝(ストライプ溝)を設け、そのエッチング溝にのみ半導体以外の物質(例えば、ポリイミド樹脂等のポリマー)を充填し平坦化すること、及び、エッチング溝の幅を最適な値に設計することにより、光半導体素子の高出力特性および信頼性を向上させることが可能であることが記載されている。
特開平8−220358号公報
リッジ導波路等のストライプ状のメサ部を有する光半導体素子を製造する際には、一般的に、半導体基板上に活性層等を含む半導体積層を成長させた後、当該半導体積層に一対のストライプ溝を形成することにより、メサ部を形成する。そして、露出表面上に酸化物材料等からなる保護膜を形成した後に、メサ部上に電極を形成し、半導体積層のメサ部以外の領域上に引き出し配線及び電極パッド部を形成する。しかし、ストライプ溝内に引き出し配線を形成してしまうと、導波路内を伝搬する光の散乱や吸収が増加してしまう。このような問題点を回避するための方法として、上記特許文献1に記載されているように、メサ部を形成した後に、一対のストライプ溝にポリマーを埋め込み、半導体積層及びポリマー部上に電極、引き出し配線及び電極パッドを形成する方法が知られている。
しかしながら、このような方法で光半導体素子を製造すると、以下のような理由により、引き出し配線の断線が生じ易いことを、本発明者らは見出した。
図1及び図2は、従来の光半導体素子を製造する方法を説明するための断面図である。従来の光半導体素子を製造する方法においては、まず、図1(A)に示すように、半導体基板101上に、活性層を含む半導体積層103を形成し、これにより、半導体基板101と半導体積層103とからなる半導体構造体105を形成する。続いて、図1(B)に示すように、半導体構造体105をエッチングして一対のストライプ溝121、122を形成することにより、メサ部Mp及び外部領域Expを規定する。次に、図1(C)に示すように、半導体構造体105の露出表面に酸化シリコン等からなる保護膜107を形成する。
次に、図2(A)に示すように、メサ部Mp、一対のストライプ溝121、122及び外部領域Expを埋め込むように半導体構造体105上にポリマー部111を形成する。そして、図2(B)に示すように、マスクを用いてポリマー部111の一部の領域をエッチングして、保護膜107のうちのメサ部Mp上の領域、及び、一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111が露出するようにメサ部Mp上方にエッチング溝111Pを形成する。その後、図2(C)に示すように、露出した保護膜107とポリマー部111をドライエッチング法等によってエッチングすることにより、メサ部Mpの上面MpTを露出させる。その後、メサ部Mpの上面MpT上に、上部電極を形成し、一方の外部領域Exp上のポリマー部111上にパッド電極を形成し、ストライプ溝121内のポリマー部111上に、上部電極とパッド電極とを電気的に接続する引き出し配線を形成する。
図2(C)に示すように、メサ部Mpの上面MpTを露出させる際、メサ部Mp上の保護膜107と一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111を同じ厚さだけエッチングすることにより、メサ部Mpの上面MpTが露出した後に、当該上面MpTと、一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111の上面121T、122Tとの間に段差が形成されないようにすることが理想的である。
しかしながら、実際には、ドライエッチング法等による保護膜107のエッチングレートは、ポリマー部111のエッチングレートよりも小さいため、メサ部Mpの上面MpTが露出した後には、当該上面MpTよりも、一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111の上面121T、122Tの方が低くなってしまう。そのため、メサ部Mpの上面MpTと一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111の上面121T、122Tとの間には、保護膜107を介して、メサ部Mpの上面MpT側から一対のストライプ溝121、122内のポリマー部111の上面121T、122T側に向かって低くなるような段差Spが形成されてしまう。そのため、ストライプ溝121内のポリマー部111上に引き出し配線を形成すると、この段差Spに起因して引き出し配線の断線が生じ易いことを、本発明者らは見出した。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、引き出し配線の断線を抑制することが可能な光半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る光半導体素子の製造方法は、半導体基板上に活性層を含む半導体積層を形成し、これにより半導体基板及び半導体積層からなる半導体構造体を形成する半導体構造体形成工程と、半導体基板の主面と平行な第1方向に沿って延びると共に半導体基板の主面と平行かつ第1方向と直交する第2方向に互いに離間する第1及び第2の開口を有するマスクによって半導体構造体を覆うマスク工程と、上記マスクを用いて半導体構造体をエッチングすることにより、半導体構造体に第1方向に沿って延びる第1及び第2のストライプ溝を形成するストライプ溝形成工程であって、第1及び第2のストライプ溝は、半導体構造体のうち第1及び第2のストライプ溝の間に位置するメサ部を規定すると共に、半導体構造体のうち第1及び第2のストライプ溝よりもメサ部側とは反対側に位置する外部領域を規定する、ストライプ溝形成工程と、メサ部の上面及び側面に誘電体材料からなる保護膜を形成する保護膜形成工程と、保護膜形成工程の後に、メサ部及び外部領域を覆うように、かつ、一対のストライプ溝を埋めるように、半導体構造体上にポリマー部を形成するポリマー部形成工程と、メサ部の上面を露出させるように、ポリマー部の一部、及び、保護膜のうちメサ部の上面上の領域をエッチングするエッチング工程と、メサ部の露出した上面上に、上部電極を形成する電極形成工程と、上部電極と電気的に接続された引き出し配線を、ポリマー部のうち、少なくとも第1のストライプ溝内の領域上に形成する引き出し配線形成工程と、を備え、ポリマー部形成工程では、ポリマー部の上面が、第1方向と直交する断面において、メサ部の上方の第1の点から、第1のストライプ溝の上方の第2の点に向かって上昇する傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成し、エッチング工程は、傾斜面が保護膜と接するように、ポリマー部をエッチングして当該傾斜面を低下させるポリマー部エッチング工程と、ポリマー部エッチング工程の後に、保護膜に対するエッチングレートをr、ポリマー部に対するエッチングレートをr、エッチングレート比Rをr/rとしたとき、R>1なる関係式を満たすエッチング法によって、メサ部の上面を露出させるようにポリマー部及び保護膜を一括してエッチングする一括エッチング工程を含み、ポリマー部形成工程直後において、第1方向と直交する断面における第2方向と上記傾斜面とが成す内角をθ、保護膜のうちメサ部の上面上の上記領域の厚さをd、メサ部の上面の第2方向に沿った幅をwとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式を満たすことを特徴とする。
本発明に係る光半導体素子の製造方法においては、一括エッチング工程において、R>1なる関係式を満たすエッチング方法、即ち、保護膜に対するエッチングレートrがポリマー部に対するエッチングレートrよりも小さくなるようなエッチング法を用いて、メサ部の上面を露出させるようにポリマー部の一部及び保護膜を一括してエッチングする。
しかし、ポリマー部形成工程では、ポリマー部の上面が、第1方向と直交する断面において、メサ部の上方の第1の点から、第1のストライプ溝の上方の第2の点に向かって上昇する傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成している。その上、ポリマー部形成工程直後において、第1方向と直交する断面における第2方向と、この傾斜面とが成す内角をθ、保護膜のうちメサ部の上面上の領域の厚さをd、メサ部の上面の第2方向に沿った幅をwとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式を満たしている。
そのため、第1方向と直交する断面において、ポリマー部形成工程直後のポリマー部の傾斜面の高さは、第2方向に沿って当該傾斜面が上昇する方向にw/2だけ位置が移動すると、dR以上高くなる。そして、一括エッチング工程において、保護膜が厚さdだけエッチングされる間に、ポリマー部は、dRだけエッチングされる。
そのため、第1方向と直交する断面において、ポリマー部エッチング工程直後に傾斜面が保護膜と接する点の直下に位置するメサ部の上面内の点の上方の保護膜が、一括エッチング工程においてちょうど全てエッチングされた際、メサ部の上面内の当該点から第2方向に沿って傾斜面が上昇する方向にw/2だけ移動した点の上方において、ポリマー部が残存する、又は、ポリマー部がちょうど全てエッチングされる。これにより、一括エッチング工程後に、メサ部の上面よりも、ポリマー部のうちストライプ溝内の領域の上面の方が低くなってしまうことを、防止又は抑制することができる。その結果、メサ部の上面とポリマー部の当該領域の上面との間に、保護膜を介して、メサ部の上面側からポリマー部の当該領域側に向かって低くなるような段差が形成されることは、防止又は抑制される。
これにより、本発明に係る光半導体素子の製造方法によれば、引き出し配線形成工程において、上述のような段差が形成されていない、又は、抑制されたポリマー部の上記領域上に引き出し配線を形成することができるため、当該引き出し配線の断線が生じることを抑制することができる。
さらに、本発明に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部形成工程では、ポリマー部の上面が、第1方向と直交する断面において、第1の点から第2の点に向かって上昇すると共に、第2の点から外部領域上の第3の点に向かって上昇する上記傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成することが好ましい。
これにより、上記傾斜面は、メサ部の上方の第1の点から外部領域上の第3の点まで延びるため、引き出し配線を外部領域上まで形成しても、当該引き出し配線の断線が生じることを抑制することができる。
さらに、本発明に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部は、ベンゾシクロブテン又はポリイミドからなり、保護膜は、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によってエッチング可能な材料からなり、ポリマー部エッチング工程と一括エッチング工程におけるエッチングは、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって行われることが好ましい。
これにより、エッチング工程におけるポリマー部エッチング工程と一括エッチング工程とを、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法という1種類のエッチング法のみで行うことができるため、これらの工程を連続的に行うことができる。その結果、光半導体素子の製造時のスループットを高くすることができる。
また、本発明に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部は、フッ素含有ポリマーからなり、保護膜は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって実質的にエッチングされない材料からなり、ポリマー部エッチング工程は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によってポリマー部の一部をエッチングすることにより、保護膜のうちメサ部の上面上の上記領域を露出させることが好ましい。
これにより、ポリマー部エッチング工程において、保護膜をエッチングせずに当該保護膜の上面を十分に露出させてから、一括エッチング工程を行うことができる。そのため、一括エッチング工程において保護膜をより均一にエッチングすることができるため、メサ部の形状制御性を高くすることができる。
さらに、本発明に係る光半導体素子の製造方法においては、第1及び第2のストライプ溝の第2方向に沿った幅をzとしたとき、z/wの値は、1.5以上、6.0以下であることが好ましい。
このz/wの値を1.5以上とすることにより、第1及び第2のストライプ溝の第2方向に沿った幅が十分に大きくなるため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部の上面を、メサ部の上方から外部に向かって上昇するように傾斜させることが容易となる。
また、このz/wの値を6.0以下とすることにより、第1及び第2のストライプ溝の第2方向に沿った幅が十分に小さくなるため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部の上面が、メサ部の上方から外部に向かって下降するように傾斜してしまうことを十分に抑制することができる。そのため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部の上面が、第1方向と直交する断面において、メサ部の上方の第1の点から、第1のストライプ溝の上方の第2の点に向かって上昇する傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成することが容易となる。
本発明によれば、引き出し配線の断線を抑制することが可能な光半導体素子の製造方法が提供される。
従来の光半導体素子を製造する方法を説明するための断面図である。 従来の光半導体素子を製造する方法を説明するための断面図である。 半導体構造体形成工程を説明するための斜視図である。 マスク工程を説明するための斜視図である。 ストライプ溝形成工程を説明するための斜視図である。 保護膜形成工程を説明するための斜視図である。 ポリマー部形成工程を説明するための斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。 ポリマー部エッチング工程を説明するための斜視図である。 図9のX−X線に沿った断面図である。 一括エッチング工程を説明するための斜視図である。 図11のXII−XII線に沿った断面図である。 一括エッチング工程を説明するための斜視図である。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 上部電極形成工程を説明するための斜視図である。 図15のXVI−XVI線に沿った断面図である。 引き出し配線形成工程を説明するための斜視図である。 、図17のXVIII−XVIII線に沿った断面図である。 ポリマー部エッチング工程を説明するための斜視図である。 図19のXX−XX線に沿った断面図である。 一括エッチング工程を説明するための斜視図である。 図21のXXII−XXII線に沿った断面図である。 エッチング工程後の工程を説明するための斜視図である。 図23のXXIV−XXIV線に沿った断面図である。
以下、実施の形態に係る光半導体素子の製造方法について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面において、可能な場合には同一要素には同一符号を用いる。また、図面中の構成要素内及び構成要素間の寸法比は、図面の見易さのため、それぞれ任意となっている。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る光半導体素子の製造方法について説明する。本実施形態の光半導体素子の製造方法は、半導体レーザ素子の製造方法である。
本実施形態の光半導体素子の製造方法は、半導体構造体形成工程と、マスク工程と、ストライプ溝形成工程と、保護膜形成工程と、ポリマー部形成工程と、エッチング工程と、上部電極形成工程と、引き出し配線形成工程と、を備えている。以下、これらの各工程について詳細に説明する。
(半導体構造体形成工程)
図3は、半導体構造体形成工程を説明するための斜視図である。本工程では、まず、図3に示すように、半導体基板1を準備する。その後、半導体基板1の主面1S上に、活性層を含む半導体積層を形成する。具体的には、本実施形態では、半導体基板1の主面1S上に、例えば、有機金属気相成長法(OMVPE)等のエピタキシャル成長法によって、バッファー層3、コア層としての活性層5、及び、上部クラッド層7をこの順に成長させることによって、主面1S上に、これらの層を有する半導体積層9を形成する。このようにして、半導体基板1及び半導体積層9からなる半導体構造体10を形成する。
半導体基板1は、第1導電型(例えば、n型)の半導体材料からなるエピタキシャル基板であり、例えば、InP等のIII−V族化合物半導体からなる。半導体基板1は、略平坦な主面1Sと、主面1Sと対向する略平坦な裏面1Bと、を有している。なお、図1及び以降の図においては、直交座標系2を示しており、主面1Sと平行な方向に直交座標系2のX軸及びY軸を設定し、主面1Sと直交する方向(半導体基板1の厚さ方向、及び、半導体積層9の積層方向)に直交座標系2のZ軸を設定している。
バッファー層3は、例えば、第1導電型の半導体材料、例えば、InP等のIII−V族化合物半導体からなるエピタキシャル層である。半導体基板1とバッファー層3は、活性層5に対する下部クラッドとして機能する。活性層5は、例えば、MQW(多重量子井戸)構造やSQW(単一量子井戸)構造を有し、例えば、ノンドープのAlGaInAs等のIII−V族化合物半導体からなるエピタキシャル層である。 上部クラッド層7は、第2導電型(第1導電型がn型の場合、p型)の半導体材料、例えば、InP等のIII−V族化合物半導体からなるエピタキシャル層である。
(マスク工程)
次に、マスク工程が行われる。図4は、マスク工程を説明するための斜視図である。本工程では、図4に示すように、半導体積層9の上部クラッド層7上に、マスク11を形成する。マスク11は、例えば、酸化シリコン(SiO)等の酸化物材料からなる。
マスク11は、第1の開口11P1と、第2の開口11P2と、中央マスク領域11Mと、第1外部マスク領域11E1と、第2外部マスク領域11E2と、を有している。第1の開口11P1及び第2の開口11P2は、それぞれ第1方向であるY軸方向に沿って延びている。また、第1の開口11P1及び第2の開口11P2は、第2方向であるX軸方向に互いに離間している。
中央マスク領域11M、第1外部マスク領域11E1、及び、第2外部マスク領域11E2は、それぞれ第1方向であるY軸方向に沿って延びている。第1外部マスク領域11E1、中央マスク領域11M、及び、第2外部マスク領域11E2は、この順にX軸方向に離間している。中央マスク領域11Mと第1外部マスク領域11E1とで、第1の開口11P1が規定され、マスク11と第2外部マスク領域11E2とで、第2の開口11P2が規定される。
中央マスク領域11Mは、半導体構造体10のうち、メサ部M(図5参照)となるべき領域に対応しており、第1外部マスク領域11E1は、半導体構造体10のうち、第1外部領域E1(図5参照)となるべき領域に対応しており、第2外部マスク領域11E2は、半導体構造体10のうち、第2外部領域E2(図5参照)となるべき領域に対応している。第1の開口11P1は、半導体構造体10のうち、第1のストライプ溝21(図5参照)となるべき領域に対応しており、第2の開口11P2は、第2のストライプ溝22(図5参照)となるべき領域に対応している。
このようなマスク11は、例えば、半導体構造体10の上面全体に、酸化物材料等からなる層を化学気相成長法(CVD)法等の蒸着法によって形成した後に、当該層をフォトリソグラフィー法で所定の形状にパターニングすることによって、形成することができる。
(ストライプ溝形成工程)
続いて、ストライプ溝形成工程が行われる。図5は、ストライプ溝形成工程を説明するための斜視図である。本工程では、図5に示すように、マスク11を用いて、例えば、エッチングガスとしてヨウ化水素(HI)ガスを用いた誘導結合型プラズマ反応性イオンエッチング(ICP−RIE)法等のドライエッチング法によって、半導体構造体10を所定の深さ(本実施形態では、半導体基板1の厚さ方向の中間位置に至る深さ)だけエッチングする。その後、マスク11を、フッ酸等をエッチング液として用いたウェットエッチング法等によって除去する。
これにより、半導体構造体10に、一対のストライプ溝、即ち、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22が形成される。第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22は、それぞれ、Z軸方向に沿った方向を深さ方向とし、Y軸方向に沿って延び、X軸方向に互いに離間する。第1のストライプ溝21、及び、第2のストライプ溝22のXZ平面と平行な断面における形状は、本実施形態では、略矩形状である。
第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22は、当該第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22の間に位置するメサ部Mを規定する。また、第1のストライプ溝21は、当該第1のストライプ溝21よりもメサ部M側とは反対側(X軸の正方向側)に位置する第1外部領域E1を規定し、第2のストライプ溝22は、当該第2のストライプ溝22よりもメサ部M側とは反対側(X軸の負方向側)に位置する第2外部領域E2を規定する。第1のストライプ溝21のX軸方向に沿った幅L21、及び、第2のストライプ溝22のX軸方向に沿った幅L22は、例えば、1.5μm以上、6μm以下とすることができる。
メサ部Mは、Z軸方向に沿って突出すると共に、Y軸方向に沿って延びる。メサ部Mは、活性層5と、下部クラッドとして機能する要素(本実施形態では、バッファー層3及び半導体基板1)と、上部クラッドとして機能する要素(本実施形態では、上部クラッド層7)とを有するY軸方向を光軸とする導波路を構成しており、Y軸方向に沿って光を伝搬させる機能を有する。メサ部MのXZ平面と平行な断面における形状は、本実施形態では、X軸方向に沿って延びる略直線形状の上面MT、及び、Z軸方向に沿って延びる略直線形状の側面を有する略矩形形状である。当該形状は、X軸方向に沿って延びる略直線形状の上面MTを有する台形形状や逆台形形状であってもよい。メサ部Mの上面MTは、本実施形態では、XY平面と略平行な略平坦な面である。
メサ部MのZ軸方向に沿った高さ(即ち、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22のZ軸方向に沿った深さ)は、例えば、3μm以上、4μm以下とすることができる。メサ部MのX軸方向に沿った幅wは、例えば、1μm以上、2.5μm以下とすることができる。
第1外部領域E1及び第2外部領域E2は、本実施形態では、それぞれ、XY平面と略平行な略平坦な上面を有する。
(保護膜形成工程)
次に、保護膜形成工程が行われる。図6は、保護膜形成工程を説明するための斜視図である。本工程では、図6に示すように、半導体構造体10の露出面に保護膜15を形成する。具体的には、本実施形態では、メサ部Mの上面MT上、メサ部Mの一方の側面上(第1のストライプ溝21の一方の側面上)、第1のストライプ溝21の底面上、第1のストライプ溝21の他方の側面上(第1外部領域E1の側面上)、第1外部領域E1の上面上、メサ部Mの他方の側面上(第2のストライプ溝22の一方の側面上)、第2のストライプ溝22の底面上、第2のストライプ溝22の他方の側面上(第2外部領域E2の側面上)、及び、第2外部領域E2の上面上に、例えば、化学気相成長法(CVD)法等の蒸着法によって、保護膜15を形成する。保護膜15は、図6に示すように、上記上面、側面、及び、底面に対してコンフォーマルな形状を有していることが好ましい。
保護膜15は、酸化物材料(例えば、酸化シリコン(SiO))等の誘電体材料からなる。保護膜15の厚さは、第1のストライプ溝21のZ軸方向の高さ及び第2のストライプ溝22のZ軸方向の高さよりも小さく、かつ、第1のストライプ溝21のX軸方向の幅L21及び第2のストライプ溝22のX軸方向の幅L22よりも小さい。そのため、保護膜15は、第1のストライプ溝21内の領域の一部のみに形成され、また、第2のストライプ溝22内の領域の一部のみに形成されている。保護膜15のうち、メサ部Mの上面MT上の領域15AのZ軸方向に沿った厚さdは、例えば、0.1μm以上、0.3μm以下とすることができる。
(ポリマー部形成工程)
続いて、ポリマー部形成工程が行われる。図7は、ポリマー部形成工程を説明するための斜視図であり、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。
本工程では、図7及び図8に示すように、半導体構造体10上にポリマー部17を形成する。このようなポリマー部17は、例えば、スピンコーティング等の方法によって半導体構造体10上にポリマーを塗布した後、必要に応じて当該ポリマーを硬化させることにより、形成することができる。ポリマー部17は、例えば、ベンゾシクロブテン、ポリイミド、又は、ALポリマー(商品名、旭硝子株式会社製)等のフッ素含有ポリマー等のポリマー(樹脂)からなる。
図7及び図8に示すように、ポリマー部17は、メサ部M、第1外部領域E1及び第2外部領域E2を覆うように、かつ、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22を埋めるように、形成される。また、ポリマー部17の上面17Tは、Y軸と直交する断面において、第1傾斜面17S1、第1外部面17F1、第2傾斜面17S2、及び、第2外部面17F2からなる。
図8に示すように、本実施形態の第1傾斜面17S1は、略平坦な面であり、Y軸と直交する断面において、X軸方向と内角θ1をなす。当該内角θ1は、鋭角である。具体的には、第1傾斜面17S1は、メサ部Mの上方の第1の点P1から第1のストライプ溝21の上方の第2の点P2に向かって上昇する(即ち、第1のストライプ溝21が形成される前の半導体基板1の主面1Sを基準として、Z軸方向に沿った第1傾斜面17S1までの距離は、第1の点P1から第2の点P2に向かって大きくなる)と共に、第2の点P2から第1外部領域E1上の第3の点P3に向かって上昇する(即ち、第1のストライプ溝21が形成される前の半導体基板1の主面1Sを基準として、Z軸方向に沿った第1傾斜面17S1までの距離は、第2の点P2から第3の点P3に向かって大きくなる)。
同様に、図8に示すように、本実施形態の第2傾斜面17S2は、略平坦な面であり、Y軸と直交する断面において、X軸方向と内角θ2をなす。当該内角θ2は、鋭角である。具体的には、第2傾斜面17S2は、メサ部Mの上方の第1の点P1から第2のストライプ溝22の上方の第2の点P2に向かって上昇する(即ち、第2のストライプ溝22が形成される前の半導体基板1の主面1Sを基準として、Z軸方向に沿った第2傾斜面17S2までの距離は、第1の点P1から第2の点P2に向かって大きくなる)と共に、第2の点P2から第2外部領域E2上の第3の点P3に向かって上昇する(即ち、第2のストライプ溝22が形成される前の半導体基板1の主面1Sを基準として、Z軸方向に沿った第2傾斜面17S2までの距離は、第2の点P2から第3の点P3に向かって大きくなる)。
第1の点P1は、本実施形態では、Y軸と直交する断面において、メサ部Mの上面MTのX軸方向の中点MCのZ軸方向の直上に位置するが、第1の点P1は、Y軸と直交する断面において、メサ部Mの上面MTの上方に位置すればよい。即ち、第1の点P1は、Y軸と直交する断面において、メサ部Mの上面MTのうち、一方の端点ME1から他方の端点ME2までの間におけるいずれかの点のZ軸方向の直上に位置すればよい。
また、上記内角θ1(又は内角θ2)の値をθ、保護膜15のうちのメサ部Mの上面MT上の領域15Aの厚さをd、メサ部Mの上面MTのX軸方向に沿った幅をw、及び、後述のエッチングレート比R(図11及び図12についての説明を参照)の値をRとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式が満たされる。即ち、内角θ1(又は内角θ2)の値θの下限値は、arctan(2dR/w)となる。この内角θ1(又は内角θ2)の値θの下限値であるarctan(2dR/w)は、例えば、4.5度以上、30度以下程度である。例えば、保護膜15の領域15Aの厚さdが0.2μm、メサ部Mの上面MTの幅wが1.5μm、エッチングレート比Rが1.5である場合、内角θ1(又は内角θ2)の値θの下限値であるarctan(2dR/w)は、21.8度となる。
また、内角θ1及び内角θ2は鋭角であるため、これらの値は90度未満であるが、内角θ1及び内角θ2は、45以下であることが好ましく、30度以下であることがさらに好ましい。
Y軸と直交する断面において、第1傾斜面17S1及び第2傾斜面17S2がX軸方向となす内角θ1及び内角θ2の大きさは、半導体構造体10上にポリマー部17となるべきポリマーをスピンコーティングする際の半導体構造体10の回転数や当該ポリマーの粘度、第1のストライプ溝21の幅L21、第2のストライプ溝22の幅L22、メサ部Mの幅w等を適切に調節することにより、制御することができる。
なお、本実施形態では、第1傾斜面17S1及び第2傾斜面17S2は、略平坦であるが、これらは平坦でなくてもよい。第1傾斜面17S1及び/又は第2傾斜面17S2が平坦でない場合、Y軸と直交する断面において、第1傾斜面17S1及び/又は第2傾斜面17S2を直線近似した直線と、X軸方向とによって、上記内角θ1及び/又は内角θ2を定義することができる。後述の第1傾斜面17S1a及び第2傾斜面17S2a(図10参照)等の傾斜面も同様である。
第1外部面17F1は、第1外部領域E1の上方に位置する。第1外部面17F1は、本実施形態では、XY平面と平行な方向に沿って延びている。同様に、第2外部面17F2は、第2外部領域E2の上方に位置する。第2外部面17F2は、本実施形態では、XY平面と平行な方向に沿って延びている。
(エッチング工程)
続いて、エッチング工程が行われる。エッチング工程は、ポリマー部エッチング工程と、一括エッチング工程と、を含んでいる。
(ポリマー部エッチング工程)
図9は、ポリマー部エッチング工程を説明するための斜視図であり、図10は、図9のX−X線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。図9及び図10は、本実施形態におけるポリマー部エッチング工程終了直後の状態を示している。
ポリマー部エッチング工程では、図9及び図10に示すように、ポリマー部17の上面17Tをエッチングして、第1傾斜面17S1、第2傾斜面17S2、第1外部面17F1、及び、第2外部面17F2(図8参照)をZ軸負方向に沿って低下させる(即ち、第1傾斜面17S1、第2傾斜面17S2、第1外部面17F1、及び、第2外部面17F2の位置を、半導体基板1に近づける。)。図10における第1傾斜面17S1aは、Z軸方向に沿って低下した第1傾斜面17S1(図8参照)であり、第2傾斜面17S2aは、Z軸方向に沿って低下した第2傾斜面17S2(図8参照)であり、第1外部面17F1aは、Z軸方向に沿って低下した第1外部面17F1(図8参照)であり、第2外部面17F2aは、Z軸方向に沿って低下した第2外部面17F2(図8参照)であり、第1の点P1aは、Z軸方向に沿って低下した第1の点P1(図8参照)であり、第2の点P2aは、Z軸方向に沿って低下した第2の点P2(図8参照)であり、第3の点P3aは、Z軸方向に沿って低下した第3の点P3(図8参照)である。
本工程におけるポリマー部17のエッチングは、反応性イオンエッチング法等のドライエッチング法によって行うことが好ましく、本実施形態では、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって行っている。
また、本工程におけるポリマー部17のエッチングは、当該エッチング終了後において、第1傾斜面17S1a及び第2傾斜面17S2aが、保護膜15の上記領域15Aと接するように行われる。本実施形態では、本工程におけるポリマー部17のエッチングは、第1傾斜面17S1a及び第2傾斜面17S2aの第1の点P1aが保護膜15の上記領域15Aに接するまで、行われる。
図10に示すように、本実施形態では、ポリマー部エッチング工程直後の第1傾斜面17S1aは、略平坦な面であり、Y軸と直交する断面において、X軸方向と内角θ1aをなす。当該内角θ1aは、鋭角である。本実施形態では、当該内角θ1aは、ポリマー部形成工程直後の第1傾斜面17S1とX軸方向とがなす内角θ1(図8参照)と略等しい。
同様に、本実施形態では、ポリマー部エッチング工程直後の第2傾斜面17S2aは、略平坦な面であり、Y軸と直交する断面において、X軸方向と内角θ2aをなす。当該内角θ2aは、鋭角である。本実施形態では、当該内角θ2aは、ポリマー部形成工程直後の第2傾斜面17S2とX軸方向とがなす内角θ2(図8参照)と略等しい。
第1外部面17F1aは、本実施形態では、XY平面と平行な方向に沿って延びている。第2外部面17F2aは、本実施形態では、XY平面と平行な方向に沿って延びている。
(一括エッチング工程)
続いて、一括エッチング工程が行われる。図11及び図13は、一括エッチング工程を説明するための斜視図であり、図12は、図11のXII−XII線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)であり、図14は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。図11及び図12は、一括エッチング工程が行われている途中の状態を示しており、図13及び図14は、一括エッチング工程が終了した直後の状態を示している。
本工程では、保護膜15に対するエッチングレートをr、ポリマー部17に対するエッチングレートをr、エッチングレート比Rをr/rとしたとき、R>1なる関係式を満たすエッチング法によって(即ち、ポリマー部17に対するエッチングレートrが保護膜15に対するエッチングレートrよりも大きいエッチング法によって)、ポリマー部17及び保護膜15を一括してエッチングする。
このようなエッチング法としては、反応性イオンエッチング法等のドライエッチング法を挙げることができ、本実施形態では、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法が用いられている。
上述のエッチングを行うと、まず、図11及び図12に示すように、保護膜15の上記領域15Aのうち、第1の点P1a(図10参照)直下の領域がエッチングされて、メサ部Mの上面MTの一部(本実施形態では、上面MTの中点MC)が露出すると共に、ポリマー部17の上面17TがZ軸負方向に沿って低下する。
さらに、上述のエッチングを行うと、図13及び図14に示すように、保護膜15の上記領域15Aがさらにエッチングされてメサ部Mの上面MTのより広い領域が露出すると共に、ポリマー部17の上面17TがZ軸負方向に沿ってさらに低下する。
このようして、エッチング工程では、メサ部Mの上面MTを露出させるように、ポリマー部17の一部、及び、保護膜15のうちメサ部Mの上面MT上の領域15Aをエッチングする。
(上部電極形成工程)
次に、上部電極形成工程が行われる。図15は、上部電極形成工程を説明するための斜視図であり、図16は、図15のXVI−XVI線に沿った断面図である。
本工程では、図15及び図16に示すように、例えば蒸着法によって、露出したメサ部Mの上面MT上に、上部電極31を形成する。上部電極31は、メサ部Mと同様にY軸方向に沿って延びる。上部電極31は、金属材料からなり、例えばAu層/Zn層/Au層の積層金属層からなる。上部電極31は、メサ部Mとオーミック接触していることが好ましい。上部電極31は、上部クラッド層7上に直接設けられていてもよいし、InGaAsPやInGaAs等のIII−V族化合物半導体からなるコンタクト層を介して上部クラッド層7上に設けられていてもよい。
(引き出し配線形成工程)
続いて、引き出し配線形成工程が行われる。図17は、引き出し配線形成工程を説明するための斜視図であり、図18は、図17のXVIII−XVIII線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。
本工程では、図17及び図18に示すように、第1領域33及び第2領域37を有する引き出し配線34と、ボンディングパッド35と、を形成する。引き出し配線34及びボンディングパッド35は、金属材料からなる。
引き出し配線34の第1領域33は、上部電極31の上部に形成され、上部電極31と同様にY軸方向に沿って延びる。ボンディングパッド35は、ポリマー部17のうち、第1外部領域E1の上方の領域に形成されている。引き出し配線34の第2領域37は、第1領域33とボンディングパッド35とを電気的に接続するように、少なくともポリマー部17のうちの第1のストライプ溝21内の領域17A上に形成されている。具体的には、本実施形態では、引き出し配線34の第2領域37は、第1領域33から、ポリマー部17のうちの第1のストライプ溝21内の領域17A上、及び、ポリマー部17のうちの第1外部領域E1上を経由して、ボンディングパッド35まで延びている。
このような引き出し配線34及びボンディングパッド35は、例えば、蒸着法及びメッキ法によって形成することができる。具体的には、蒸着法によって、第1領域33及び引き出し配線34の一部であるTi層/Pt層/Au層をこの順に形成した後に、Au層上にメッキ法によって、第1領域33及び引き出し配線34の残りの部分であるAuをさらに形成することによって、引き出し配線34及びボンディングパッド35を形成することができる。
そして、必要に応じて半導体基板1の裏面1Bを研磨して半導体基板1を厚さを薄くした後に、裏面1Bに下部電極39を形成する。その後、素子の熱処理を行うことによって、上部電極31とメサ部Mとのオーミック接触、及び、下部電極39と半導体基板1とのオーミック接触を確立する。そして、XZ平面に沿って半導体構造体10をへき開することにより、Y軸方向の両端面に共振器ミラー面を形成し、所定の位置においてXY平面に沿って構造体11を切断することにより、チップ化を行う。これにより、メサ部Mは、レーザ発振のための共振器を構成する。以上のような工程を行うことにより、図17及び図18に示すような半導体レーザ素子100aが得られる。
上述のような本実施形態に係る光半導体素子の製造方法においては、一括エッチング工程において、R>1なる関係式を満たすエッチング方法、即ち、保護膜15に対するエッチングレートrがポリマー部17に対するエッチングレートrよりも小さくなるようなエッチング法を用いて、メサ部Mの上面MTを露出させるようにポリマー部17の一部及び保護膜15を一括してエッチングしている(図11〜図14参照)。
しかし、ポリマー部形成工程では、ポリマー部17の上面17Tが、Y軸方向と直交する断面において、メサ部Mの上方の第1の点P1から、第1のストライプ溝21の上方の第2の点P2に向かって上昇する第1傾斜面17S1を有するように、当該ポリマー部17を形成している(図7及び図8参照)。その上、ポリマー部形成工程直後において、Y軸方向と直交する断面におけるX軸方向と、この第1傾斜面17S1とが成す内角θ1の値をθ、保護膜15のうちメサ部Mの上面MT上の領域15Aの厚さをd、メサ部Mの上面MTのX軸方向に沿った幅をwとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式を満たしている(図7及び図8参照)。ここで、エッチングレート比Rは、保護膜15に対するエッチングレートをr、ポリマー部17に対するエッチングレートをrとした時の、エッチングレート比r/rで示される。
そのため、Y軸方向と直交する断面において、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22形成前の半導体基板1の主面1Sの位置を基準として、ポリマー部形成工程直後のポリマー部17の第1傾斜面17S1の高さは、X軸方向に沿って当該第1傾斜面17S1が上昇する方向にw/2だけ位置が移動すると、dR以上高くなる(図7及び図8参照)。そして、一括エッチング工程において、保護膜15が厚さdだけエッチングされる間に、ポリマー部は、dRだけエッチングされる。
そのため、Y軸方向と直交する断面において、ポリマー部エッチング工程直後に第1傾斜面17S1aが保護膜15と接する点(本実施形態では、第1の点P1a)の直下に位置するメサ部Mの上面MT内の点(本実施形態では、中点MC)の上方の保護膜15が、一括エッチング工程においてちょうど全てエッチングされた際、メサ部Mの上面MT内の当該点(本実施形態では、中点MC)からX軸方向に沿って第1傾斜面17S1aが上昇する方向にw/2だけ移動した点(本実施形態では一方の端点ME1)の上方において、ポリマー部17が残存する、又は、ポリマー部17がちょうど全てエッチングされる(図10参照)。これにより、一括エッチング工程後に、メサ部Mの上面MTよりも、ポリマー部17のうち第1のストライプ溝21内の領域17Aの上面の方が低くなってしまうことを、防止又は抑制することができる(図14参照)。その結果、メサ部Mの上面MTとポリマー部17の当該領域17Aの上面との間に、保護膜15を介して、メサ部Mの上面MT側からポリマー部17の当該領域17A側に向かって低くなるような段差が形成されることは、防止又は抑制される(図14参照)。
これにより、本実施形態に係る光半導体素子の製造方法によれば、引き出し配線形成工程において、上述のような段差が形成されていない、又は、抑制されたポリマー部17の上記領域17A上に引き出し配線34の第2領域37を形成することができるため、当該引き出し配線34の断線が生じることを抑制することができる(図17及び図18参照)。
さらに、本実施形態に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部形成工程では、ポリマー部17の上面17Tが、Y軸方向と直交する断面において、第1の点P1から第2の点P2に向かって上昇すると共に、第2の点P2から第1外部領域E1上の第3の点P3に向かって上昇する第1傾斜面17S1を有するように、ポリマー部17を形成している(図7及び図8参照)。
これにより、この第1傾斜面17S1は、メサ部Mの上方の第1の点P1から第1外部領域E1上の第3の点P3まで延びるため、引き出し配線34の第2領域37を第1外部領域E1上まで形成しても、当該引き出し配線34の断線が生じることを抑制することができる((図17及び図18参照))。
また、本実施形態に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部17は、ベンゾシクロブテン又はポリイミドからなり、保護膜15は、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によってエッチング可能な材料からなり、ポリマー部エッチング工程と一括エッチング工程におけるエッチングは、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって行われることが好ましい(図9〜図14参照)。
これにより、エッチング工程におけるポリマー部エッチング工程と一括エッチング工程とを、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法という1種類のエッチング法のみで行うことができるため、これらの工程を連続的に行うことができる。その結果、光半導体素子の製造時のスループットを高くすることができる。
さらに、本実施形態に係る光半導体素子の製造方法においては、第1のストライプ溝21のX軸方向に沿った幅L21、及び、第2のストライプ溝22のX軸方向に沿った幅L22の値をzとし、メサ部Mの上面MTのX軸方向に沿った幅をwとしたとき、z/wの値は、1.5以上、6.0以下であることが好ましい(図5参照)。
当該z/wの値を1.5以上とすることにより、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22のX軸方向に沿った幅L21、幅L22が十分に大きくなるため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部17の上面17Tを、メサ部Mの上方からX軸方向の外部に向かって上昇するように傾斜させることが容易となる(図7及び図8参照)。
また、当該z/wの値を6.0以下とすることにより、第1のストライプ溝21及び第2のストライプ溝22のX軸方向に沿った幅L21、幅L22が十分に小さくなるため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部17の上面17Tが、メサ部Mの上方からX軸方向の外部に向かって下降するように傾斜してしまうことを十分に抑制することができる(図7及び図8参照)。そのため、ポリマー部形成工程において、ポリマー部17の上面17Tが、Y軸方向と直交する断面において、メサ部Mの上方の第1の点P1から、第1のストライプ溝21の上方の第2の点P2に向かって上昇する第1傾斜面17S1を有するように、当該ポリマー部17を形成することが容易となる(図7及び図8参照)。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る光半導体素子の製造方法について説明する。第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分について主として説明し、特に断らない限り、説明を省略している部分及び第1実施形態と同一の符号を付している要素については、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の光半導体素子の製造方法は、ポリマー部形成工程(図7及び図8参照)までの工程は、第1実施形態における場合と同様であり、エッチング工程の内容において、第1実施形態と異なる。
(ポリマー部エッチング工程)
図19は、本実施形態のエッチング工程におけるポリマー部エッチング工程を説明するための斜視図であり、図20は、図19のXX−XX線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。図19及び図20は、本実施形態におけるポリマー部エッチング工程終了直後の状態を示している。
本実施形態では、ポリマー部17は、フッ素含有ポリマー(例えば、ALポリマー(商品名、旭硝子株式会社製))からなる。また、保護膜15は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって実質的にエッチングされない材料からなる。
そして、ポリマー部エッチング工程では、図19及び図20に示すように、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって、ポリマー部17の上面17Tをエッチングして、第1傾斜面17S1、第2傾斜面17S2、第1外部面17F1、及び、第2外部面17F2(図8参照)をZ軸負方向に沿って低下させる。これにより、保護膜15のうちメサ部Mの上面MT上の領域を露出させる。当該エッチングを行う間、保護膜15は実質的にエッチングされないため、当該エッチングによって、保護膜15のうちのメサ部Mの上面MT上の領域15Aを、第1実施形態における場合よりも広く露出させることができる。
図20における第1傾斜面17S1dは、Z軸方向に沿って低下した第1傾斜面17S1(図8参照)であり、第2傾斜面17S2dは、Z軸方向に沿って低下した第2傾斜面17S2(図8参照)であり、第1外部面17F1dは、Z軸方向に沿って低下した第1外部面17F1(図8参照)であり、第2外部面17F2dは、Z軸方向に沿って低下した第2外部面17F2(図8参照)である。
本実施形態のポリマー部エッチング工程におけるポリマー部17のエッチングも、当該エッチング終了後において、第1傾斜面17S1a及び第2傾斜面17S2aが、保護膜15の上記領域15Aと接するように行われる。本実施形態では、本工程におけるポリマー部17のエッチングは、図20に示すように、第1傾斜面17S1d及び第2傾斜面17S2dのメサ部M側の端点P1dが保護膜15の上記領域15Aに接するように、行われる。
(一括エッチング工程)
続いて、一括エッチング工程が行われる。図21は、本実施形態の一括エッチング工程を説明するための斜視図であり、図22は、図21のXXII−XXII線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。
本実施形態の一括エッチング工程では、第1実施形態における場合と同様に、保護膜15に対するエッチングレートをr、ポリマー部17に対するエッチングレートをr、エッチングレート比Rをr/rとしたとき、R>1なる関係式を満たすエッチング法によってポリマー部17及び保護膜15を一括してエッチングする。
このようなエッチング法としては、反応性イオンエッチング法等のドライエッチング法を挙げることができ、本実施形態では、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法が用いられている。
上述のエッチングを行うと、図21及び図22に示すように、保護膜15の上記領域15Aの露出された領域が略均一にエッチングされてメサ部Mの上面MTが露出すると共に、ポリマー部17の上面17TがZ軸負方向に沿って低下する。
このようして、本実施形態においても、第1実施形態における場合と同様に、エッチング工程では、メサ部Mの上面MTを露出させるように、ポリマー部17の一部、及び、保護膜15のうちメサ部Mの上面MT上の上記領域15Aをエッチングする。
図23は、本実施形態のエッチング工程後の工程を説明するための斜視図であり、図24は、図23のXXIV−XXIV線に沿った断面図(Y軸と直交する平面における断面図)である。
上述のエッチング工程の後、第1実施形態における場合と同様に、上部電極形成工程及び引き出し配線形成工程等を行うことにより、図23及び図24に示すように、半導体レーザ素子100bが得られる。
上述のような本実施形態に係る光半導体素子の製造方法によれば、第1実施形態における場合と同様の理由に基づき、引き出し配線34の断線が生じることを抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る光半導体素子の製造方法においては、ポリマー部17は、フッ素含有ポリマーからなり、保護膜15は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって実質的にエッチングされない材料からなり、ポリマー部エッチング工程は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によってポリマー部17の一部をエッチングすることにより、保護膜15のうちメサ部Mの上上面MT上の上記領域15Aを露出させている(図19及び図20参照)。
これにより、ポリマー部エッチング工程において、保護膜15をエッチングせずに当該保護膜15の上面を十分に露出させてから、一括エッチング工程を行うことができる(図19〜図22参照)。そのため、一括エッチング工程において保護膜15をより均一にエッチングすることができるため、メサ部Mの形状制御性を高くすることができる。
本発明は上述の実施形態に限定されず、様々な変形態様が可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、第1傾斜面17S1及び第2傾斜面17S2は、メサ部Mの上方の第1の点P1から第1のストライプ溝21の上方の第2の点P2に向かって上昇すると共に、第2の点P2から第1外部領域E1上の第3の点P3に向かって上昇するが(図8参照)、第1傾斜面17S1及び/又は第2傾斜面17S2は、第1の点P1から第2の点P2までのみ上昇してもよい(即ち、第1傾斜面17S1及び/又は第2傾斜面17S2は、第1の点P1から第2の点P2まで延び、第2の点P2から第3の点P3までは延びていなくてもよい。)この場合であっても、本発明によれば、上述の各実施形態について説明した理由と同様の理由に基づき、引き出し配線34の断線が生じることを抑制することができる。
また、上述の各実施形態は、本発明を半導体レーザ素子に適用したものであるが、本発明は、半導体レーザ素子以外の導波路型の光半導体素子、例えば、光変調器、半導体光増幅器、又は、受光素子等に適用することもできる。
1・・・半導体基板、1S・・・半導体基板の主面、9・・・半導体積層、10・・・半導体構造体、11・・・マスク、11P1・・・マスクの第1の開口、11P2・・・マスクの第2の開口、15・・・保護膜、17・・・ポリマー部、21・・・第1のストライプ溝、22・・・第2のストライプ溝、31・・・上部電極、34・・・引き出し配線、E1・・・第1外部領域、E2・・・第2外部領域、M・・・メサ部。

Claims (5)

  1. 半導体基板上に活性層を含む半導体積層を形成し、これにより前記半導体基板及び前記半導体積層からなる半導体構造体を形成する半導体構造体形成工程と、
    前記半導体基板の主面と平行な第1方向に沿って延びると共に前記半導体基板の主面と平行かつ前記第1方向と直交する第2方向に互いに離間する第1及び第2の開口を有するマスクによって前記半導体構造体を覆うマスク工程と、
    前記マスクを用いて前記半導体構造体をエッチングすることにより、前記半導体構造体に前記第1方向に沿って延びる第1及び第2のストライプ溝を形成するストライプ溝形成工程であって、前記第1及び第2のストライプ溝は、前記半導体構造体のうち当該第1及び第2のストライプ溝の間に位置するメサ部を規定すると共に、前記半導体構造体のうち当該第1及び第2のストライプ溝よりも前記メサ部側とは反対側に位置する外部領域を規定する、ストライプ溝形成工程と、
    前記メサ部の上面及び側面に誘電体材料からなる保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    前記保護膜形成工程の後に、前記メサ部及び前記外部領域を覆うように、かつ、前記一対のストライプ溝を埋めるように、前記半導体構造体上にポリマー部を形成するポリマー部形成工程と、
    前記メサ部の前記上面を露出させるように、前記ポリマー部の一部、及び、前記保護膜のうち前記メサ部の上面上の領域をエッチングするエッチング工程と、
    前記メサ部の露出した前記上面上に、上部電極を形成する上部電極形成工程と、
    前記上部電極と電気的に接続された引き出し配線を、前記ポリマー部のうち、少なくとも前記第1のストライプ溝内の領域上に形成する引き出し配線形成工程と、
    を備え、
    前記ポリマー部形成工程では、前記ポリマー部の上面が、前記第1方向と直交する断面において、前記メサ部の上方の第1の点から、前記第1のストライプ溝の上方の第2の点に向かって上昇する傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成し、
    前記エッチング工程は、
    前記傾斜面が前記保護膜と接するように、前記ポリマー部をエッチングして当該傾斜面を低下させるポリマー部エッチング工程と、
    前記ポリマー部エッチング工程の後に、前記保護膜に対するエッチングレートをr、前記ポリマー部に対するエッチングレートをr、エッチングレート比Rをr/rとしたとき、R>1なる関係式を満たすエッチング法によって、前記メサ部の前記上面を露出させるように前記ポリマー部及び前記保護膜を一括してエッチングする一括エッチング工程と、
    を含み、
    前記ポリマー部形成工程直後において、前記第1方向と直交する断面における前記第2方向と前記傾斜面とが成す内角をθ、前記保護膜のうち前記メサ部の上面上の前記領域の厚さをd、前記メサ部の前記上面の前記第2方向に沿った幅をwとしたとき、tanθ≧2dR/wなる関係式を満たすことを特徴とする光半導体素子の製造方法。
  2. 前記ポリマー部形成工程では、前記ポリマー部の上面が、前記第1方向と直交する断面において、前記第1の点から前記第2の点に向かって上昇すると共に、前記第2の点から前記外部領域上の第3の点に向かって上昇する前記傾斜面を有するように、当該ポリマー部を形成することを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子の製造方法。
  3. 前記ポリマー部は、ベンゾシクロブテン又はポリイミドからなり、
    前記保護膜は、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によってエッチング可能な材料からなり、
    前記ポリマー部エッチング工程と前記一括エッチング工程におけるエッチングは、CFガスとOガスの混合ガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の光半導体素子の製造方法。
  4. 前記ポリマー部は、フッ素含有ポリマーからなり、
    前記保護膜は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって実質的にエッチングされない材料からなり、
    前記ポリマー部エッチング工程は、Oガスをエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法によって前記ポリマー部の一部をエッチングすることにより、前記保護膜のうち前記メサ部の上面上の領域を露出させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光半導体素子の製造方法。
  5. 前記第1及び第2のストライプ溝の前記第2方向に沿った幅をzとしたとき、z/wの値は、1.5以上、6.0以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光半導体素子の製造方法。
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