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JP2013180340A - プレスブレーキ - Google Patents

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JP2013180340A
JP2013180340A JP2012047620A JP2012047620A JP2013180340A JP 2013180340 A JP2013180340 A JP 2013180340A JP 2012047620 A JP2012047620 A JP 2012047620A JP 2012047620 A JP2012047620 A JP 2012047620A JP 2013180340 A JP2013180340 A JP 2013180340A
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Koichi Yanagawa
耕一 柳川
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

【課題】クラウニングの自由度を上げることで、従来よりも精度のよいワークの曲げ加工を容易に行うことができるプレスブレーキを提供する。
【解決手段】下部テーブル5に設置されたダイDと、下部テーブルに対して相対的に移動位置決め自在である上部テーブル7に設置されたパンチPとを用いて、ワークWに曲げ加工をするプレスブレーキ1において、ワークの曲げ角度を補正するために、流体圧シリンダを用いて下部テーブルにクラウニングを施す第1のクラウニング部9と、ワークの曲げ角度を補正するために、第1のクラウニング部の流体圧シリンダよりも多い数のクサビ状の部材のそれぞれを、個別にしかも自動的に移動位置決めして、上部テーブルにクラウニングを施す第2のクラウニング部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレスブレーキに係り、特に、上下にクラウニング装置を備えたものに関する。
従来、図13で示すような油圧シリンダ302を用いたクラウニング装置(油圧クラウニング装置)304を備えたプレスブレーキ301の設計においては、FEM解析によりもとめた本体フレーム306や上下テーブル308,310の撓みを考慮し最適設計している。たとえば、上部テーブル310を駆動するシリンダ(テーブル駆動シリンダ)312の設置位置、クラウニング用シリンダ302の設置位置、上部テーブル310や下部テーブル308の剛性を、最適設計している。
そして、たとえば、厚さが1.6mmであるSPCC材(曲げ線の長さが100mm〜2500mm程度のSPCC材)に曲げ加工をする場合、パンチPが設置されているラム(上部テーブル)310をダイDが設置されている下部テーブル308に対して移動位置決めするとともに、クラウニング装置304を用いて下部テーブル308にクラウニングをし、パンチP(パンチP先端の稜線)とダイD(ダイD底部の谷線)の刃間の隙間平行にすることで(距離一定にすることで)、ワークの曲げ加工における目標角度と通り精度をだしている。
このとき、クラウニング圧(クラウニング用シリンダ302に供給する作動油の圧力)を、テーブル駆動シリンダ312のシリンダ圧(油圧シリンダ312に供給する作動油の圧力)に比例させて変えている。
また、ワークの条件(ワークの曲げ加工の仕様)、金型条件(ワークの曲げ加工に使用する金型P,Dの仕様)、ワークの目標仕上がり曲げ角度に基づいて、目標のD値(たとえばワークを目標仕上がり曲げ角度まで曲げるときのパンチPとダイDとの間の距離;ダイDに対するパンチPの位置)と、クラウニング値(クラウニング用シリンダ302に供給する作動油の圧力;上記比例をさせる場合における比例定数)算出し、この算出したものを用いて、ワークに曲げ加工を施している。
ワークの目標仕上がり曲げ角度のおける加工誤差は、たとえば、±15´以内にしている。たとえば、ワークの目標仕上がり曲げ角度が90°である場合、曲げ加工後のワークが曲げ線の延伸方向の一端部で、ワークの曲げ角度が89°45´よりも大きくなり、曲げ加工後のワークが曲げ線の延伸方向の中央部で、ワークの曲げ角度が91°15´よりも小さくなり、曲げ加工後のワークが曲げ線の延伸方向の他端部で、ワークの曲げ角度が89°45´よりも大きくなるようにしている。
しかし、油圧クラウニング装置304を用いた従来のプレスブレーキ301では、クラウニング用シリンダ302を複数配置してあることで、ワークを曲げ加工するためのテーブル駆動シリンダ312の加圧力に加えて、クラウニング用シリンダ302の加圧力が無視できない程度に大きくなり、クラウニング用シリンダ302の配置位置やクラウニング用シリンダ302の設置ピッチ間(たとえば、図13の左側のクラウニング用シリンダ302と右側のクラウニング用シリンダ302との間)で上下テーブル308,310間の隙間(パンチP先端の稜線とダイD底部の谷線と間の隙間)が微妙に変化してしまい、ワークの目標仕上がり曲げ角度の加工誤差が大きくなってしまう。
さらに説明すると、曲げ線の長さが長いワーク(曲げ線の長さが2000mm程度のワーク)では、カモメ現象が生じる(図14(a)参照)。図14は、横軸がワークの曲げ線の長さ方向を示しており、縦軸が、ワークの仕上がり曲げ角度を示している。三角印は、テーブル駆動シリンダ312の位置を示しており、矩形と矢印はクラウニング用シリンダ302の位置を示している。図14(a)から理解されるように、曲げ加工されたワークの曲げ角度は、あたかもカモメが飛んでいるところを前方から見たような状況を呈している。
また、ワークの曲げ線の長さか短く(曲げ線の長さが500mm程度)、クラウニング用シリンダ302の間にワークが入ってしまうと、クラウニング用シリンダ302(油圧クラウニング装置304)による補正をすることができなくなり、ワークの曲げ角度の形態が山形状になってしまう(図14(b)参照)。すなわち、ワークの曲げ角度は、中央が甘く(曲げ線の延伸方向で中央の曲げ角度が大きく)、両端部がきつい(曲げ線の延伸方向で両端部の曲げ角度が小さ大きく)なる。
そこで、上述した不具合いを解消するために、油圧クラウニング装置304に加えて、上部テーブル310と中間板(パンチホルダ)PHとの間に、クサビ状の部材を挿入するか、新聞紙等の薄い板状の部材を手動で挟み込んで、クラウニング量の調整することができる構成のプレスブレーキが知られている。なお、クサビ状の部材を挿入する構成の場合には、このクサビ状の部材をたとえば手動でたたいて上部テーブル310におけるクラウニング量の調整している。
また、従来より、2種類の傾斜角度を備えたクサビ機構を用いて、下部テーブルでのクラウニングをする構成のプレスブレーキが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特開2000−71017号公報
ところで、上述した従来の、クサビ状の部材を挿入したり新聞紙を挟み込んだりする方式では、クラウニングの調整に長い段取り時間を要するとともに、一旦調整し終えたクラウニング量を元に戻したり再調整したりする場合にも時間がかかってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1に記載したものでは、2通りのパターンでクラウング量の調整を行うことができることは勿論であるが、2通りよりも多い複数通りのパターンでクラウング量の調整を行うことが可能な構成にすると、クラウニング装置が煩雑化してしまい、実際には、2通りよりも多い複数通りのパターンでクラウング量の調整を行うことは困難である。
さらに、上記特許文献1に記載したものでは、ワークの曲げ線の延伸方向で、クラウニング量の柔軟な調整(きめ細かい自由な補正)をすることはできない。
これについて、曲げ線の長さが2000mmであるワークに曲げ加工をする場合を例に掲げて説明する。
クラウニングによる1つ目の補正パターンでは、ワークの左端におけるクラウニングの補正量が0.010mmであり、ワークの左端から500mmのところにおけるクラウニングの補正量が0.017mmであり、ワークの左端から1000mmのところにおけるクラウニングの補正量が0.020mmであり、ワークの左端から1500mmのところにおけるクラウニングの補正量が0.017mmであり、ワークの右端におけるクラウニングの補正量が0.010mmであるものとする。
この1つ目の補正パターンにおいては、複数の傾斜面が形成されている部材を移動位置決めすることで、上記各補正量を比例させて変えることができる。すなわち、上記各補正量を2倍にし、0.010mm→0.020mm、0.017mm→0.034mm、0.020mm→0.040mm、0.017mm→0.034mm、0.010mm→0.020mmにすることができる。2つ目の補正パターンにおいても同様な補正をすることができる。
しかし、上記特許文献1に記載したものでは、複数の傾斜面を備えている部材を用いてクラウニングの補正をしているので、ワークの曲げ線の延伸方向で、自由な量のクラウニングの補正をすることができない。たとえば上記例において、0.010mm、0.017mm、0.020mm、0.017mm、0.010mmの補正、もしくは、0.015mm、0.017mm、0.018mm、0.017mm、0.015mmの補正、もしくは、0.020mm、0.018mm、0.025mm、0.018mm、0.020mmの補正、もしくは、0.018mm、0.018mm、0.020mm、0.018mm、0.018mmの補正等、2通りよりも多い複数通りのパターンでの補正等、任意の(自由な)補正をすることはできない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、クラウニングの自由度を上げることで、従来よりも精度のよいワークの曲げ加工を容易に行うことができるプレスブレーキを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1のテーブルに設置された第1の金型と、前記第1のテーブルに対して相対的に移動位置決め自在である第2のテーブルに設置された第2の金型とを用いて、ワークに曲げ加工をするプレスブレーキにおいて、前記ワークの曲げ角度を補正するために、流体圧シリンダを用いて前記第1のテーブルにクラウニングを施す第1のクラウニング部と、前記ワークの曲げ角度を補正するために、前記第1のクラウニング部の流体圧シリンダよりも多い数のクサビ状の部材のそれぞれを、個別にしかも自動的に移動位置決めして、前記第2のテーブルにクラウニングを施す第2のクラウニング部とを有するプレスブレーキである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプレスブレーキにおいて、前記ワークの曲げ加工の仕様を入力する入力部と、前記ワークの曲げ加工の仕様と、前記各クラウニング部におけるクラウニング量とを対応づけて記憶しているクラウニング補正テーブルと、前記クラウニング補正テーブルにおける、前記入力部から入力されたワークの曲げ加工仕様に対応するクラウニング量に基づいて、前記各クラウニング部による補正をし、前記ワークの曲げ加工をするように、前記各クラウニング部を制御する制御部とを有するプレスブレーキである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のプレスブレーキにおいて、前記第2のテーブルは、長手方向の一端部側に設けられている第1のアクチュエータと、長手方向の他端部側に設けられている第2のアクチュエータとを用いて前記移動位置決めがされるように構成されており、前記第1のテーブルは、長手方向の一端部側の部位と長手方向の他端部側の部位とが前記プレスブレーキのフレームに支持されており、前記第1のテーブルの前記フレームに支持されている一方の部位と、前記第1のアクチュエータが前記第2のテーブルを駆動する部位とは、前記第2のテーブルの移動方向から見てお互いに一致しており、前記第1のテーブルの前記フレームに支持されている他方の部位と、前記第2のアクチュエータが前記第2のテーブルを駆動する部位とは、前記第2のテーブルの移動方向から見てお互いに一致しているプレスブレーキである。
本発明によれば、クラウニングの自由度を上げることで、従来よりも精度のよいワークの曲げ加工を容易に行うことができるプレスブレーキを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るプレスブレーキの概略構成を示す図である。 図1におけるII矢視図である。 図1におけるIII部の拡大図であって、第2のクラウニング部の概略構成を示す図である。 (a)は図3におけるIV−IV断面を示す図であり、(b)はパンチとダイとでワークに曲げ加工をしている状態を示す図である。 図3におけるV−V断面を示す図である。 図5におけるVI−VI矢視図である。 第2のクラウニング部におけるクラウニング量の調整動作を示す図である。 制御装置の概略構成を示す図である。 クラウニング補正テーブル(クラウニング量記憶部)を示す図である。 プレスブレーキの動作を示すフローチャートである。 プレスブレーキを用いて曲げ加工されたワークの曲げ角度を示す図である。 変形例に係る第2のクラウニング部の概略構成を示す図であって、図5に対応した図である。 従来のプレスブレーキの概略構成を示す図である。 従来のプレスブレーキを用いて曲げ加工されたワークの曲げ角度を示す図である。
プレスブレーキ(ワーク曲げ加工機)1は、第1のテーブル(たとえば下部テーブル)5に設置された第1の金型(たとえばダイD)と、下部テーブル5に対して(下部テーブル5に接近する方向もしくは下部テーブル5から離反する方向で)相対的に移動位置決め自在である第2のテーブル(たとえば上部テーブル7)に設置された第2の金型(たとえばパンチP)とを用いて、平板状のワークW(ワークの平板状の部位)に曲げ加工(折り曲げ加工)をする装置である。なお、金型は、必ずしも金属製であることを要せず、セラミックス等の非金属製であってもよい。
以下、説明の便宜のために水平な一方向をX軸方向とし、X軸方向に対して直交する水平な他の一方向をY軸方向とし、X軸方向とY軸方向とに対して直交する方向(上下方向)をZ軸方向とする。X軸方向はプレスブレーキ1の左右方向であり、Y軸方向はプレスブレーキ1の前後方向になっている。
プレスブレーキ1は、図1や図2で示すように、フレーム3に支持されている第1の型設置体(たとえば、下部テーブル)5と、第2の型設置体(たとえば上部テーブル)7と、第1のクラウニング装置9と、第2のクラウニング装置11と、制御装置15とを備えて構成されている。
フレーム3の前方下側には、平板状の後側支え板17が一体的に設けられている。後側支え板17の前側には、後側支え板17とほぼ同形状の前側支え板19が設けられている。後側支え板17と前側支え板19とは、これらの厚さ方向がY軸方向になっている。Y軸方向から見ると、後側支え板17と前側支え板19とは、お互いがほぼ重なっており、YZ中心面(プレスブレーキ1の中心を含みY軸方向とZ軸方向とに展開している平面)に対してほぼ対称になっており、後側支え板17の平面状の上端面と前側支え板19の平面状の上端面とはX軸方向に直線で延びている。
また、前側支え板19は、スペーサ21を介して後側支え板17に支持されている。これにより、後側支え板17と前側支え板19と間には、所定の間隙(Y軸方向の寸法がスペーサ21の厚さと等しい間隙)23が形成されている。
また、後側支え板17と前側支え板19とには、第1のクラウニング装置9を設置するための貫通孔25が形成されている。貫通孔25は、たとえば、矩形状に形成されており、単数もしくは複数(図1では2つ)形成されている。貫通孔25は、水平方向に展開している下面27とこの下面27と平行な上面29とを備えており、Y軸方向から見ると、後側支え板17の貫通孔25と前側支え板19の貫通孔25とがお互いが重なっている。
また、貫通孔25が複数設けられている場合、各貫通孔25は、Z軸方向ではお互いの位置が一致し、X軸方向では所定の間隔をあけ、しかも、プレスブレーキ1のYZ中心面に対して対称に配置されている。
下部テーブル5は、たとえば矩形な平板状に形成されている。下部テーブル5の厚さ寸法は、間隙23の寸法よりもごく僅かに小さくなっている。下部テーブル5は、この厚さ方向がY軸方向になるようにして、後側支え板17と前側支え板19とに挟まれ、後側支え板17と前側支え板19との間に位置している。ただし、下部テーブル5の厚さ寸法が間隙(間隔)23の寸法よりもごく僅かに小さくなっているので、後側支え板17と前側支え板19とに挟まれているだけの状態では、下部テーブル5は、後側支え板17と前側支え板19とに対して、Y軸方向とZ軸方向とで移動可能になっている。
Y軸方向から見ると、下部テーブル5のX軸方向の寸法は、後側支え板17や前側支え板19のX軸方向の寸法とほぼ等しく(僅かに小さくてもよい)なっており、下部テーブル5はYZ中心面に対してほぼ対称になっており、下部テーブル5のX軸方向の両端は、貫通孔25よりも外側に位置している。また、Y軸方向から見ると、下部テーブル5の平面状の上端面と平面状の下端面とはX軸方向に直線で延びている。さらに、Y軸方向から見ると、下部テーブル5の平面状の上端面は、後側支え板17や前側支え板19の上端面よりも上方に位置しており、下部テーブル5の平面状の下端面は、Z軸方向で貫通孔25の中間に位置している。これにより、Y軸方向から見ると、貫通孔25のところで下部テーブル5の一部が露出している。
また、下部テーブル5は、X軸方向の両端部の近傍の部位が、円柱状の一対の軸部材(YZ中心面に対して対称に配置されている軸部材)31を介して、後側支え板17と前側支え板19と支持されている。これにより、下部テーブル5は、両端が回動支持軸で支持されている両端支持梁になっている。なお、一対の軸部材31は、X軸方向で貫通孔25よりも外側に位置している。
上部テーブル7は、フレーム3の前方上側で、図示しないリニアガイドベアリング等によってフレーム3に支持されている。また、上部テーブル7は、油圧シリンダ33等のアクチュエータ(サーボモータ等でもよい。)によって、図示しないボールネジを介して、Z軸方向(下部テーブル5に対して接近もしくは離反する方向)で移動位置決めされるようになっている。
なお、上部テーブル7も平板状に形成されており、厚さ方向がY軸方向になるようにして、下部テーブル5から離れて下部テーブル5の上方に配置されている。Y軸方向から見ると、上部テーブル7はYZ中心面に対して対称に配置されており、平板状の上部テーブル7の下面が、下部テーブル5の下面と平行になって対向し、X軸方向に直線状になって延びている。
また、上部テーブル7の下面は、下部テーブル5の上面と同じ長さ寸法になっており、X軸方向で下部テーブル5と同じところに位置している。さらに、Y軸方向でも、上部テーブル7の下面は、X軸方向と下部テーブル5の上面と同じところに位置している。
油圧シリンダ33は、上部テーブル7の左側と右側とに設けられている(YZ中心面に対して対称に配置されている)。左側の油圧シリンダ33Aと右側の油圧シリンダ33Bとは、ほぼ同期して駆動するようになっている。そして、一対の油圧シリンダ33(33A,33B)を駆動すると、上部テーブル7の下面が下部テーブル5の上面とほぼ平行な状態を保ったまま、上部テーブル7が下部テーブル5に対して移動するようになっている。
なお、上部テーブル7を移動位置決めすることに代えてもしくは加えて、下部テーブル5をZ軸方向で移動位置決めする構成であってもよい。いずれにしても、上部テーブル7が下部テーブル5に対して接近・離反する方向で相対的に移動位置決め自在な構成であればよい。
下部テーブル5には、たとえば、ダイホルダDHを介して、ダイDが、着脱自在にしかも一体的に設置されるようになっている。上部テーブル7には、たとえば、パンチホルダ(中間板)PHを介して、パンチPが、着脱自在にしかも一体的に設置されるようになっている。
なお、Y軸方向では、上部テーブル7に設置されたパンチ(設置済みパンチ)Pの中心と、下部テーブル5に設置されたダイ(設置済みダイ)Dの中心とは、お互いに一致している。また、図1では、パンチP、パンチホルダPH、ダイD、ダイホルダDHにおけるX軸方向の寸法が、下部テーブル5や上部テーブル7におけるX軸方向の寸法とほぼ同じになっている(僅かに短くなっている)が、パンチP、パンチホルダPH、ダイD、ダイホルダDHにおけるX軸方向の寸法が、下部テーブル5や上部テーブル7におけるX軸方向の寸法に比べて小さくなっており、パンチP、パンチホルダPH、ダイD、ダイホルダDHがX軸方向で、下部テーブル5や上部テーブル7の中央や、左右いずれかに偏った位置に配置される場合もある。さらに、複数のパンチPやダイDが設置される場合もある。
また、プレスブレーキ1にはバックゲージ37が設けられている。バックゲージ37は、パンチPやダイD(下部テーブル5や上部テーブル7)の後側に設けられており、図示しないリニアガイドベアリングを介してフレーム3に支持されており、図示しないサーボモータ等のアクチュエータによってY軸方向でフレーム3に対して移動位置決め自在になっている。
そして、図2で示すように、上部テーブル7が上昇し設置済みパンチPが設置済みダイDの上方で設置済みダイDから離れている状態で、ワークWをダイDに載置しワークWの一端部をバックゲージ37に突き当てて上部テーブル7を下降させると、図4(b)で示すように、ダイDの「V」字状の凹部とパンチPの「V」字状の凸部とでワークWが挟まれて、ワークWの曲げ加工がなされるようになっている。
第1のクラウニング装置(第1のクラウニング部)9は、下部テーブル5に対してクラウニングを行う装置であり(ワークWに曲げ加工をするときに、ワークWの曲げ角度を補正すべく、下部テーブル5に設置されている設置済みダイDにクラウニングを施す装置であり)、たとえば、単数もしくは複数の油圧シリンダ35を備えて構成されている。油圧シリンダ35は、支え板17,19の各貫通孔25のそれぞれに設置されている。油圧シリンダ35の筐体の下端が貫通孔25の下面に接して支え板17,19に一体的に設けられている。油圧シリンダ35のロッドの先端(上端)が、上部テーブル7の下面に接してしている。
そして、油圧シリンダ35に圧縮油(圧力が大気圧よりも高い油圧作動油)を供給することで、下部テーブル5のクラウニングがなされるようになっている。下部テーブル5のクラウニングによって、下部テーブル5(パンチP)が、上側に僅かに凸な曲線になる。
なお、下部テーブル5の上面は、なんら外力が加わっていない状態では、(ワークWの曲げ加工をしておらず、第1のクラウニング装置9でのクラウニングがなされていない状態)では、水平方向に展開している平面になっている。ダイホルダDHやダイDも、これらに直線的に真っ直ぐになっている。
同様にして、上部テーブル7の下面も、なんら外力が加わっていない状態では、(ワークWの曲げ加工をしておらず、第2のクラウニング装置11でのクラウニングがなされていない状態)では、水平方向に展開している平面になっている。パンチホルダPHやパンチPも、これらに直線的に真っ直ぐになっている。
第2のクラウニング装置(第2のクラウニング部)11は、ワークWの曲げ加工をするときに、第1のクラウニング部9と協働してワークWの曲げ角度を補正するものである。第2のクラウニング部11は、第1のクラウニング部9の流体圧シリンダよりも多い数のクサビ状の部材39のそれぞれを、個別にしかも自動的に移動位置決めして、上部テーブル7(上部テーブル7に設置されている設置済みパンチP)にクラウニングを施す装置である。
ここで、クラウニングについてより詳しく説明する。
ダイDとパンチPとを用いてプレスブレーキ1でワークWに曲げ加工をすると、曲げ加工するときにワークWから受ける反力でダイD(下部テーブル5)とパンチP(上部テーブル7)とが撓んでしまい、ワークWをこの曲げ線の延伸方向で一定の角度に曲げ加工することができなくことがある。
そこで、クラウニング部9,11によるクラウニングによって、ワークWの曲げ線の延伸方向で、ワークWが一定の角度に曲げ加工されるようになっている。すなわち、ワークWの曲げ線の延伸方向におけるいずれの箇所でワークWの曲げ角度を測定しても、ワークWの曲げ角度が一定になる(許容できる加工誤差の範囲内になる)のである。
さらに説明すると、曲げ加工するときにワークWから受ける反力で、ダイDはこの長手方向の中間部が下に凸になるように弾性変形し、曲げ加工するときにワークWから受ける反力で、パンチPはこの長手方向の中間部が上に凸になるように弾性変形する。
これによって、曲げ加工されたワークWは、曲げ線の延伸方向における両端部では曲げ角度が小さくなり、曲げ線の延伸方向における中間部では曲げ角度が大きくなってしまう。
そこで、クラウニング部9,11により、上述したパンチPやダイDの弾性変形を阻止するのである。下部テーブル5では、ダイDの長手方向の中間部に油圧シリンダ35を設けて、この油圧シリンダ35で、下部テーブル5の上面(ダイD)を、この長手方向の中間部が上に凸になるように弾性変形させ、曲げ加工するときにワークWから受ける反力による下部テーブル5の弾性変形を相殺している。上部テーブル7では、パンチPの長手方向の中間部にクサビ状の部材39を設けて、このクサビ状の部材39で、上部テーブル7の下面(パンチP)を、この長手方向の中間部が下に凸になるように弾性変形させて、曲げ加工するときにワークWから受ける反力による上部テーブル7の弾性変形を相殺している。
また、プレスブレーキ1の制御装置15には、には、図8で示すように、ワークWの曲げ加工の仕様を入力する入力部(たとえばタッチパネル)41とメモリ43と制御部45とが設けられている。メモリ43には、ワーク情報記憶部47と金型情報記憶部49と動作プログラム記憶部51とクラウニング量記憶部53とが設けられている。また、制御装置15には、油圧シリンダ33を駆動するためのD軸駆動部55と、第1のクラウニング部9を駆動する下クラウニング部駆動部(駆動部)57と、第2のクラウニング部11を駆動する上クラウニング部駆動部(第2のクラウニング部駆動部)59と、バックゲージ37を駆動するバックゲージ駆動部61とが設けられている。
クラウニング量記憶部53は、ワークWの曲げ加工の仕様と、各クラウニング部9,11におけるクラウニング量とを予め対応づけて記憶しているものである。
制御部45は、ワークWの曲げ加工の仕様に対応するクラウニング量に基づいて、各クラウニング部9,11を制御するようになっている。各クラウニング部9,11は、クラウニング量に基づいてクラウニング補正をし、プレスブレーキ1がワークWに曲げ加工をするようになっている。
すなわち、制御部45によって、プレスブレーキ1は、入力部41から入力されたワークWの曲げ加工仕様と同一の仕様が、クラウニング補正テーブル53に記憶されている場合、この記憶されている仕様に対応したクラウニング量(クラウニング補正テーブル53に記憶されているクラウニング量)を用いて、各クラウニング部9,11でクラウニングをしつつ、上部テーブル7を下降して、設置済みパンチPと設置済みダイDとでワークWを挟み込み、ワークWの曲げ加工をするようになっている。
また、プレスブレーキ1では、上述したように、この長手方向(X軸方向)の一端部側(図1では左側)に設けられている油圧シリンダ33Aと、長手方向の他端部側に設けられている油圧シリンダ33Bを用いて、上部テーブル7がZ軸方向で移動位置決めがされるように構成されている。
下部テーブル5は、長手方向の一端部側の部位と長手方向の他端部側の部位とがプレスブレーキ1のフレーム3に支持されている。すなわち、下部テーブル5は、図1で示すように、左端側の部位が軸部材31Aを介して、支え板17,19に支持されており、右端側の部位が軸部材31Bを介して、支え板17,19に支持されている。
第1のクラウニング部9は、少なくとも、下部テーブル5のフレーム3に支持されている一対の部位の間で(軸部材31Aと軸部材31Bとの間で)下部テーブル5のクラウニングをするように構成されている。すなわち油圧シリンダ35は、少なくとも、軸部材31Aと軸部材31Bとの間には設けられている。第2のクラウニング部11も、少なくとも、上部テーブル7の一対の駆動シリンダ33A,33Bの間で上部テーブル7のクラウニングをするように構成されている。すなわち、クサビ状の部材39は、少なくとも、駆動シリンダ33A,33Bの間には設けられている。
また、下部テーブル5のフレーム3に支持されている一方の部位と、油圧シリンダ33Aが上部テーブル7を駆動する部位とは、Z軸方向(Y軸方向でもよい)から見てお互いに一致している。すなわち、図1で示すように、左側の軸部材31Aの中心の位置と、油圧シリンダ33Aの中心の位置とは、X軸方向でお互いが同じところに位置している。
また、下部テーブル5のフレーム3に支持されている他方の部位と、油圧シリンダ33Bが上部テーブル7を駆動する部位とは、Z軸方向(Y軸方向でもよい)から見てお互いに一致している。すなわち、図1で示すように、右側の軸部材31Bの中心の位置と、油圧シリンダ33Bの中心の位置とは、X軸方向でお互いが同じところに位置している。
ここで、第2のクラウニング部11についてさらに詳しく説明する。
第2のクラウニング部11は、前述したようにクサビ状の部材39を備えて構成されている。クサビ状の部材39は、X軸方向から見ると、図4(a)で示すように、一方の斜辺(図4(a)の上側の斜辺)が上底や下底に対して直交しており、他方の斜辺(下側の斜辺)が上底や下底に対して斜めになっている台形状に形成されている。したがって、クサビ状の部材39の下側には斜面63が形成されている。
なお、クサビ状の部材39は、X軸方向(図4の紙面に直交する方向)では、上部テーブル7の長さ(X軸方向の寸法)に比べて十分に短い所定の長さになっている。したがって、クサビ状の部材39の数は、第1のクラウニング部9の油圧シリンダ35の数よりも多くなっており、クサビ状の部材39の設置のピッチ(X軸方向における間隔)は、油圧シリンダ35のものよりも小さくなっている。
クサビ状の部材39は、斜面63と対向している上側の平面(水平方向に展開している面)が、上部テーブル7の下面に滑り対偶なして面接触している。クサビ状の部材39の後側の面(台形の上底に対応する面)には、雌ネジ69が形成されている。
また、クサビ状の部材39には、図示しない回り止めガイド部(たとえば、上部テーブル7の下面に形成されているアリ溝とこのアリ溝に係合しているクサビ状の部材39の部位)が設けられている。これによって、クサビ状の部材39は、上部テーブル7に対してY軸方向でのみ移動するようになっている。
クサビ状の部材39の後方には、サーボモータ65等のアクチュエータが設けられている。サーボモータ65は、この筐体がサーボモータ支持体67を介して、上部テーブル7に一体的に設けられている。
サーボモータ65の回転出力軸には雄ネジ71が形成されており、この雄ネジ71がクサビ状の部材39の雌ネジ69に螺合している。そして、制御装置15の制御の下、サーボモータ65の回転出力軸が回転することで、クサビ状の部材39がY軸方向で移動位置決めされるようになっている。
パンチホルダPHの上面は、斜面73になっており、斜面73がクサビ状の部材39の斜面63と面接触するようになっている。パンチホルダPHは、パンチホルダ支持体(中間板支持体)75と上部ボルト77と下部ボルト79とを用いて、上部テーブル7に支持されている。
さらに説明すると、パンチホルダ支持体75は、図4の紙面に直交する方向の寸法が、クサビ状の部材39のそれと同程度になっている(図3等参照)。パンチホルダ支持体75は、上部ボルト77によって上部テーブル7に一体的に設けられている。パンチホルダ支持体75は、たとえば、クサビ状の部材39と同程度のピッチで同程度の数設けられており、下部ボルト79によってパンチホルダPHを支持している。
下部ボルト79は、図5で示すように、パンチホルダ支持体75に設けられている長穴(パンチホルダ支持体75をY軸方向で貫通しているとともにZ軸方向の長い穴)81を貫通している。そして、下部ボルト79を締め付けたときには、パンチホルダ支持体75(上部テーブル7)とパンチホルダPHとが一体化され、下部ボルト79を緩めたときには、長穴81の寸法に対応する範囲で、パンチホルダPHが上部テーブル7に対してZ軸方向で移動するようになっている。
なお、パンチPは、パンチ支持体83を介してパンチホルダPHに一体的に設けられている。
ここで、第2のクラウニング部11でクラウニング量の設定をするときには、図7(a)で示す状態(クラウニング量が「0」である状態)で下部ボルト79を緩め、パンチホルダPHを寸法h1だけ手動で下方に移動する。この移動によって、図7(b)で示すように、斜面63と上面73との間に隙間が生じる。
続いて、クサビ状の部材39を後方に移動して位置決めし(図7(c)参照)、上部テーブル7を下降して、ダイDをパンチPを押圧すると(パンチPでダイDを空突きすると)、図7(d)で示すように、パンチホルダPHの上面73がクサビ状の部材39の斜面63に面接触する。この空突きを行っている状態で下部ボルト79を締め付ける。これにより、クサビ状の部材39を用いたクラウニング量(図7(d)で示す寸法h2)の調整が終了する。
なお、クサビ状の部材39のピッチは、上部テーブル7に設置されたパンチ(長さが最も短いパンチ)P内に、X軸方向で少なくとも2つのクサビ状の部材39が存在するようなピッチになっている。
また、クサビ状の部材39のピッチは、一定になっているが、必ずしも一定になっている必要は無く、図1における上部テーブル7の中央部で小さく、両端部側で大きくなっていてもよい。また、X軸方向で左右の油圧シリンダ33A,33Bのところもしくは油圧シリンダ33A,33Bの近傍には、クサビ状の部材39を設けないようにしてもよい。
また、1つのクサビ状の部材39には、1つのサーボモータ65が設けられており、各クサビ状の部材39のそれぞれが、個別に移動位置決めされるようになっている。すなわち、各クサビ状の部材39のそれぞれが、独立してクラウニング量を設置することができるようになっている。
クサビ状の部材39は、斜面63の傾斜角度(図4におけるX軸に対する傾斜角度)が、いずれのものでも同じになっているが、斜面63の傾斜角度を変えもよい。たとえば、X軸方向で、油圧シリンダ33A,33Bから離れるにしたがって、傾斜角度を大きくするようにしてもよい。
なお、第1のクラウニング部9では、油圧シリンダ35に供給される作動油の圧力を変えることでクラウニング量を設定している。この場合、各油圧シリンダ35に供給される作動油の圧力はお互いが同じ圧力になっており、この圧力は、上部テーブル7を駆動する油圧シリンダ33に供給される作動油の圧力に比例しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、各油圧シリンダ35のそれぞれに供給される作動油の圧力を油圧シリンダ33に供給される作動油の圧力に関係無く、また、個別に変えてもよい。
ワークWをダイDとパンチPとで挟み込む前だけでなく、ワークWをダイDとパンチPとで挟み込んだときとその後の曲げ加工のときに、油圧シリンダ35に供給される作動油の圧力を変えるようにしてもよい。
次に制御装置15についてさらに詳しく説明する。
ワーク情報記憶部47は、ワークWの型式(名称)と、ワークWの曲げ加工の仕様(ワークの仕様)とを対応づけて記憶しているところである。そして、ワークの形式が入力部41から入力されると、図示しない表示部にワークの仕様が表示されるようになっている。
ワークの仕様として、ワークWの材質、ワークWの厚さ、ワークWの曲げ角度、ワークWの曲げ線の長さ、ワークWのダイDへの設置位置等を掲げることができる。
金型情報記憶部49は、金型(パンチPとダイD)の型式(名称)と、金型の仕様とを対応づけて記憶しているところである。そして、金型の形式が入力部41から入力されると、図示しない表示部に金型の仕様が表示されるようになっている。金型の仕様として、金型の高さ、金型の長さ、V溝の角度、V溝の幅等を掲げることができる。
動作プログラム記憶部51は、プレスブレーキ1を動作させるためのプログラムを予め記憶しているところであり、この動作プログラムにしたがって、プレスブレーキ1がワークWに曲げ加工を施すようになっている。
クラウニング量記憶部53は、図9で示すように、金型の形式、金型の設置位置、ワークの仕様、下クラウニングシリンダ35の補正圧力(第1のクラウニング部9の油圧シリンダ35に供給される作動油の圧力)、上クラウニング部での補正量(第1のクラウニング部9における各クサビ状の部材39それぞれによるクラウニング量)が、対応づけられて記憶されている。
そして、たとえば、金型の型式AA1、金型の設置位置100mm(テーブル5,7の左端とパンチPおよびダイDの左端との間の距離)、ワークの仕様WA1が入力部41から入力されたとき、クラウニング部9,11でのクラウニング量が、引き出されて使用されるようになっている。
すなわち、図1の左側の油圧シリンダ35Aに供給する作動油の圧力を1.5MPaとして、図1の右側の油圧シリンダ35Bに供給する作動油の圧力を1.0MPaとして、左端から1つ目のクサビ状の部材39によるクラウニング量を0.020mmとして、左端から2つ目のクサビ状の部材39によるクラウニング量を0.025mmとして、左端から3つ目のクサビ状の部材39によるクラウニング量を0.030mmとして、・・・ワークWの曲げ加工がなされるのである。
次に、プレスブレーキ1の動作について、図10を参照しつつ説明する。
初期状態として、上部テーブル7にパンチPが設置されており、下部テーブル5にダイDが設置されており、パンチPが上昇しており、上部クラウニング(第2のクラウニング部)11の各クサビ状の部材39がデフォルト位置に位置しており(クラウニング量が「0」になっており)、パンチホルダPHが締め付け済みになっており(下部ボルト79が締め付けられており)、バックゲージ37がデフォルト位置に位置しており、入力部41からワークの曲げ仕様や金型の仕様等が入力されているものとする(S1)。
上記初期状態において、パンチホルダPHの締め付けが解除され(下部ボルト79が緩められ)、パンチホルダPHが図7(b)で示すように下方に移動し、図示しないスタートスイッチが押されると(S3)、制御部45の制御の下、第2のクラウニング部11の各クサビ状の部材39のそれぞれが、図7(c)で示すように、適宜の位置に移動位置決めされる(S5)。これにより、第2のクラウニング部11によるクラウニングの量が設定される。なお、サーボモータ65に設けられているリニアエンコーダによって、各クサビ状の部材39に位置を検出し、たとえば、フィードバック制御によって、クサビ状の部材39の位置決めがなされるようになっている。
続いて、パンチP(上部テーブル7)を下降して空突きして、図7(d)で示すように、パンチホルダPHとクサビ状の部材39とをお互いに当接させる(S7)。
続いて、下部ボルト79の締め付けがなされ、図示しないスタートスイッチが押されると(S9)、パンチPが上昇しバックゲージ37が位置決めされる(S11)。
続いて、ワークWが設置され図示しないスタートスイッチが押されると(S13)、第1のクラウニング部9でクラウニングをしつつパンチPを下降して、ワークWに曲げ加工を施す(S15)。
続いて、パンチPを上昇し、ワークWを搬出し(S17)、曲げ加工する次に加工するワークWが存在しない場合には(S19)、動作を終了し、次に加工するワークWが存在すれば、ステップS13に戻る。
プレスブレーキ1によれば、第1のクラウニング部9の油圧シリンダ35よりも多い数のクサビ状の部材39のそれぞれを、個別にしかも自動的に移動位置決めして、上部テーブル7にクラウニングを施すように構成されているので、クラウニングのパターンの自由度を上げることができるとともに、油圧シリンダ35で補正しきれないところをクサビ状の部材39で補正することができ、図11に示すように、従来よりも精度のよいワークWの曲げ加工を容易に行うことができる。
なお、図11は、図14(従来のプレスブレーキを用いたワークWの曲げ角度)に対応した図であり、縦軸や横軸の尺度は、図14と同じになっている。
また、プレスブレーキ1によれば、クサビ状の部材39を自動的に移動位置決めすることができるので、クラウニグ量を元に戻したり変更することが容易になる。
また、プレスブレーキ1によれば、図9で示す補正テーブル等を用いて、ワークWの曲げ加工の仕様に対応するクラウニング量に基づき、各クラウニング部9,11での補正をし、ワークWに曲げ加工を施すので、データベース化されたクラウニング補正データにより、様々な仕様のワークWの曲げ加工を容易にかつ正確に行うことができる。
また、プレスブレーキ1によれば、ワークWの曲げ線の延伸方向で、油圧シリンダ33A,33Bの位置と下部テーブル5の軸部材31A,31Bとが同じところに位置しているので、クラウニング部9,11での補正がしやすくなっている。すなわち、X軸方向で、油圧シリンダ33A,33Bの位置と下部テーブル5の軸部材31A,31Bとが同じところに位置しているので、ワークWに曲げ加工するときにその反力で各テーブル5,7に発生する曲げモーメント(Y軸まわりの曲げモーメント)の値を小さくすることができ、しかも、油圧シリンダ33A,33Bの位置や下部テーブル5の軸部材31の位置で、各テーブル5,7に発生する曲げモーメントの値を無くすことができる。これにより、クラウニング部9,11による補正がしやすくなる。
なお、プレスブレーキ1において、図12で示すように、下部ボルト79に代えて油圧シリンダ85を設け、パンチホルダPHの締め付け・解放を自動化してもよい。
この場合、図10のステップS3におけるパンチホルダPHの締め付けが自動的に解除され、パンチホルダPHが、上部テーブル7に対して移動自在になり、ステップS9におけるパンチホルダPHの締め付けが自動化される。
また、上部テーブル7も、下部テーブル5と同様にして軸部材を介して支持され、両端支持梁にようになっていてもよい。
さらに、クラウニング補正テーブル53においては、入力部41を介して、その内容を、追記し修正し削除することが可能になっている。たとえば、ワークWにクラウニング部9,11を用いて曲げ加工をした後、ワークWの曲げ角度を国際公開第2006/070822号パンフレットに示されている曲げ角度測定装置を用いて自動で測定し、クラウニング量のさらなる補正が必要であった場合、クラウニング補正テーブル53の内容を、たとえば、オペレータが上書きして修正することになる。
また、クラウニング補正テーブル53に記憶される当初の補正データは、たとえば、シミュレーションで得られた補正データであるが、実際にワークWを曲げ加工して得たデータであってもよい。
1 プレスブレーキ
3 フレーム
5 下部テーブル(第1のテーブル)
7 上部テーブル(第2のテーブル)
9 第1のクラウニング部
11 第2のクラウニング部
33、33A、33B 油圧シリンダ(アクチュエータ)
35 流体圧シリンダ
39 クサビ状の部材
D ダイ(第1の金型)
P パンチ(第2の金型)

Claims (3)

  1. 第1のテーブルに設置された第1の金型と、前記第1のテーブルに対して相対的に移動位置決め自在である第2のテーブルに設置された第2の金型とを用いて、ワークに曲げ加工をするプレスブレーキにおいて、
    前記ワークの曲げ角度を補正するために、流体圧シリンダを用いて前記第1のテーブルにクラウニングを施す第1のクラウニング部と、
    前記ワークの曲げ角度を補正するために、前記第1のクラウニング部の流体圧シリンダよりも多い数のクサビ状の部材のそれぞれを、個別にしかも自動的に移動位置決めして、前記第2のテーブルにクラウニングを施す第2のクラウニング部と、
    を有することを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 請求項1に記載のプレスブレーキにおいて、
    前記ワークの曲げ加工の仕様を入力する入力部と、
    前記ワークの曲げ加工の仕様と、前記各クラウニング部におけるクラウニング量とを対応づけて記憶しているクラウニング補正テーブルと、
    前記クラウニング補正テーブルにおける、前記入力部から入力されたワークの曲げ加工仕様に対応するクラウニング量に基づいて、前記各クラウニング部による補正をし、前記ワークの曲げ加工をするように、前記各クラウニング部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするプレスブレーキ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプレスブレーキにおいて、
    前記第2のテーブルは、長手方向の一端部側に設けられている第1のアクチュエータと、長手方向の他端部側に設けられている第2のアクチュエータとを用いて前記移動位置決めがされるように構成されており、
    前記第1のテーブルは、長手方向の一端部側の部位と長手方向の他端部側の部位とが前記プレスブレーキのフレームに支持されており、
    前記第1のテーブルの前記フレームに支持されている一方の部位と、前記第1のアクチュエータが前記第2のテーブルを駆動する部位とは、前記第2のテーブルの移動方向から見てお互いに一致しており、前記第1のテーブルの前記フレームに支持されている他方の部位と、前記第2のアクチュエータが前記第2のテーブルを駆動する部位とは、前記第2のテーブルの移動方向から見てお互いに一致していることを特徴とするプレスブレーキ。
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