JP2013179560A - ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 - Google Patents
ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013179560A JP2013179560A JP2012182966A JP2012182966A JP2013179560A JP 2013179560 A JP2013179560 A JP 2013179560A JP 2012182966 A JP2012182966 A JP 2012182966A JP 2012182966 A JP2012182966 A JP 2012182966A JP 2013179560 A JP2013179560 A JP 2013179560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- wireless communication
- communication system
- relay coil
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/2208—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems
Landscapes
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
【課題】信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルをより小型化しても受信感度が低下するのを抑制すること。
【解決手段】信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(1)を満たすことを特徴とするワイヤレス通信システムならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。
・式(1) RO1>RO2>RO3
〔式(1)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕
【選択図】図1
【解決手段】信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(1)を満たすことを特徴とするワイヤレス通信システムならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。
・式(1) RO1>RO2>RO3
〔式(1)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置に関するものである。
通信距離が数cm〜十数cm程度の近距離通信(NFC、NearFieldCommunication)では、一方の機器を他方の機器に接近または接触させることで簡単にデータ通信を行うことができる。このようなワイヤレス通信では、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルにより発生させた磁束を、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルにより電力に変換して通信を行う。このようなワイヤレス通信システムは、各種の装置で利用されている。具体例としては、第二コイルを搭載した携帯電話やICカードなどが挙げられる。一方、ワイヤレス給電システムとして、送電コイル部と、受電コイル部との間に中継コイルを配置した構成も知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に示す技術では、中継コイルを用いることで電力を効率よく伝送できる。
第二コイルを搭載する装置としては様々な大きさのものが挙げられるが、サイズの比較的小さい装置、特に、携帯電話やICカードなどの携帯型小型装置では、装置そのものサイズ・体積が小さいため、搭載可能な第二コイルの大きさも大幅に制限される。したがって、第二コイルは基本的に小さい方が好ましいが、第二コイルを小型化すると受信感度が著しく低下してしまう。このため、受信感度を確保する観点からは第二コイルはある程度大きい方が望ましい。しかしながら、第二コイルの大型化は、携帯型小型装置の薄型化・小型化を阻害する。これに加えて、携帯型小型装置を構成するその他の部品・部材が占有できるスペースが、第二コイルによって奪われてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、第二コイルをより小型化しても受信感度が低下するのを抑制することができるワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の本発明により達成される。すなわち、
本発明のワイヤレス通信システムは、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(1)を満たすことを特徴とする。
・式(1) RO1>RO2>RO3
〔式(1)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
本発明のワイヤレス通信システムは、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(1)を満たすことを特徴とする。
・式(1) RO1>RO2>RO3
〔式(1)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
本発明のワイヤレス通信システムの一実施形態は、第二コイルの外径が、10mm〜20mmの範囲内であることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、下式(2)および下式(3)を満たすことが好ましい。
・式(2) RO2/RO3=2.0±0.5
・式(3) RO1/RO2=2.0±0.5
〔式(2)および式(3)中、RO1,RO2,RO3は、式(1)において示したものと同様である。〕
・式(2) RO2/RO3=2.0±0.5
・式(3) RO1/RO2=2.0±0.5
〔式(2)および式(3)中、RO1,RO2,RO3は、式(1)において示したものと同様である。〕
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、中継コイルの中心軸方向に対して、中継コイルの一方の側に第一コイルが配置され、中継コイルの他方の側に第二コイルが配置されていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、通信時に、第一コイルと第二コイルと中継コイルとが、共振していることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、少なくとも前記第二コイルが、携帯型小型装置に搭載されていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、携帯型小型装置が、中継コイルをさらに搭載し、かつ、中継コイルが薄膜状の配線から形成されていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、薄膜状の配線から形成された中継コイルが、携帯型小型装置の外面に設けられていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、携帯型小型装置が筐体を有し、かつ、筐体の内面および外面から選択される少なくとも一方の面に薄膜状の配線から形成された中継コイルが設けられていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、筐体が、筐体本体部と、筐体の内面および外面の一部を構成すると共に筐体本体部から脱着可能な脱着部とを有し、かつ、脱着部のうち、筐体の内面の一部を構成する面、および、筐体の外面の一部を構成する面から選択される少なくとも一方の面に薄膜状の配線から形成された中継コイルが設けられていることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、携帯型小型装置を収納可能な収納ケースが、中継コイルを有することが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、携帯型小型装置が携帯型電子機器であることが好ましい。
本発明のワイヤレス通信システムの他の実施形態は、携帯型小型装置がICカードであることが好ましい。
本発明の携帯型小型装置は、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(2)を満たすワイヤレス通信システムにおいて利用され、少なくとも第二コイルを搭載することを特徴とする。
・式(2) RO1>RO2>RO3
〔式(2)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
・式(2) RO1>RO2>RO3
〔式(2)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
本発明の携帯型小型装置用収納ケースは、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、下式(3)を満たし、かつ、第二コイルが携帯型小型装置に搭載されるワイヤレス通信システムにおいて利用され、携帯型電子機器を収納可能であると共に、中継コイルを有することを特徴とする。
・式(3) RO1>RO2>RO3
〔式(3)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
・式(3) RO1>RO2>RO3
〔式(3)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
本発明の携帯型小型装置用の通信装置は、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、下式(4)を満たし、かつ、第二コイルが携帯型小型装置に搭載されるワイヤレス通信システムにおいて利用され、携帯型小型装置に対して、信号情報を送信する機能を少なくとも備えると共に、第一コイルを有することを特徴とする。
・式(4) RO1>RO2>RO3
〔式(4)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
・式(4) RO1>RO2>RO3
〔式(4)中、RO1は、第一コイルの外径を表し、RO2は、中継コイルの外径を表し、RO3は、第二コイルの外径を表す。〕
本発明によれば、第二コイルをより小型化しても受信感度が低下するのを抑制することができるワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置を提供することができる。
図1は、本実施形態のワイヤレス通信システムの一例を示す模式図である。ここで、図1(A)は、ワイヤレス通信システム10A(10)を構成する3種類のコイル20A(20)、30A(30)、40A(40)の各々の中心軸C1、C2、C3を含む平面で、これらコイル20、30、40を切断した状態を示す模式断面図であり、図1(B)は、図1(A)中の矢印ZD方向からワイヤレス通信システム10Aを構成する3種類のコイル20A、30A、40Aを見た場合の模式平面図である。また、図1中、ワイヤレス通信システム10Aを構成するコイル20A、30A、40A以外のその他の構成や、コイル20A、30A、40Aを構成する導線等については記載を省略してある。
図1に例示したように、本実施形態のワイヤレス通信システム10は、信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイル20と、中継コイル30と、信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイル40とを含み、かつ、下式(1)を満たす。
・式(1) RO1>RO2>RO3
・式(1) RO1>RO2>RO3
ここで、式(1)中、RO1は第一コイル20の外径を表し、RO2は中継コイル30の外径を表し、RO3は第二コイル40の外径を表す。なお、本願明細書において、「コイルの外径」とは、コイルの外周側の輪郭形状(外径形状)の最大径を意味する。たとえば、コイルの外径形状が円形状である場合は、コイルの外径は円の直径を意味し、コイルの外径形状が楕円形である場合は、コイルの外径は楕円の長径を意味し、コイルの外径形状が長方形状である場合は、コイルの外径は長方形の対角線長さを意味する。また、「コイルの内径」とは、コイルの内周側の輪郭形状(内径形状)の最大径を意味する。たとえば、コイルの内径形状が円形状である場合は、コイルの内径は円の直径を意味し、コイルの内径形状が楕円形である場合は、コイルの内径は楕円の長径を意味し、コイルの内径形状が長方形状である場合は、コイルの内径は長方形の対角線長さを意味する。
また、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、第一コイル20と、中継コイル30と、第二コイル40との相対的な位置関係については、非通信時においては特に限定されない。しかし、通信時においては、通常、第一コイル20の中心軸C1と直交する平面方向において、中継コイル30は、その主要部または全体が、第一コイル20の外周側輪郭線よりも内側に位置するように配置され、第二コイル40は、その主要部または全体が、第一コイル20の外周側輪郭線の内側かつ中継コイル30の外周側輪郭線よりも内側に位置するように配置される。この場合、第一コイル20と、中継コイル30と、第二コイル40とは、各々の中心軸C1、C2、C3が完全に一致または略一致するように配置されることが特に好ましい。但し、第一コイル20にて発生した磁束により、第二コイル40において所定レベル以上の信号を発生させるための磁束が、中継コイル30および第二コイル40にて生じるのであれば、第一コイル20の中心軸C1が、中継コイル30の中心軸C2や第二コイル40の中心軸C3と一致していなくてもよい。しかし、この場合でも、指向性を向上させ、第二コイル40における受信感度を向上させる観点からは、第二コイル40の中心軸C3に対して、中継コイル30の中心軸C2が一致または略一致していることが好ましい。図1に示す例では、通信時の状態を示しており、3種類のコイル20A、30A、40Aは、各々の中心軸C1、C2、C3が完全に一致するように配置されている。なお、以下の説明において、3つの中心軸C1、C2、C3が一致した軸をZ軸と称す場合がある。
本実施形態のワイヤレス通信システム10では、通信時において、第一コイル20に信号電流が流れることにより第一コイル20の内周側を通過する磁束が発生する。ここで、中継コイル30が存在しない場合、第一コイル20により形成される磁束を、第二コイル40において信号電流へと高効率で再変換するためには、第二コイル40のサイズをより大きくすることが必要である。しかし、この方法では、第二コイル40Aを小型化することができない。
しかしながら、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、第一コイル20および第二コイル40と共に、中継コイル30が用いられる。このため、中継コイル30により、第一コイル20により生じた磁束の向きを整えて、第二コイル40へと効率的に指向させると共に、第二コイル40の内周側を通過する磁束の密度をより高めることができる。このため、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、第二コイル40を小型化しても受信感度の低下を抑制することができる。なお、この場合、通信時において、第一コイル20と第二のコイル40と中継コイル30とは、同じ周波数で共振していることが特に好ましい。
また、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、中継コイルRO2の中心軸C2方向に対する3種類のコイル20A、30A、40Aの配置位置は特に限定されない。しかしながら、図1に例示したように、中継コイルRO2の中心軸C2方向に対して、中継コイル30の一方の側に第一コイルRO1が配置され、中継コイル30の他方の側に第二コイルRO3が配置されることが好ましい。このように3種類のコイル20A、30A、40Aを配置した場合、第一コイル20により生じた磁束の向きを整えて、第二コイル40へと効率的に指向させると共に、第二コイル40の内周側を通過する磁束の密度をより高めるという中継コイル30の機能を最大限に発揮することができる。
したがって、本実施形態のワイヤレス通信システム10において利用され、かつ、少なくとも第二コイル40を搭載する装置内における第二コイル40が占める占有スペースを低減しつつも受信感度の低下を抑制することも可能となる。その結果、(1)第二コイル40を搭載する装置の小型化、および/または、(2)当該装置において第二コイルの占有スペースの低減に伴い産出された空きスペースを他の用途に活用することが容易になる。
なお、第一コイル20は、たとえば、電源や回路基板などと適宜接続され、中継コイル30は、コンデンサと接続され、第二コイル40は、たとえば、電源や回路基板、ICチップなどと適宜接続される。また、本実施形態のワイヤレス通信システム10においては、第一コイル20は少なくとも信号情報を送信する機能(送信機能)を有していればよくまた、第二コイル40は信号情報を受信する受信する機能(受信機能)を有していればよい。しかしながら、本実施形態のワイヤレス通信システム10においては、必要に応じて、第一コイル20は送信機能に加えて受信機能を有していてもよく、第二コイル40は受信機能に加えて送信機能を有していてもよい。
また、本実施形態のワイヤレス通信システム10において利用され、かつ、少なくとも第二コイル40を搭載する装置としては特に限定されるものではないが、上記(1)(2)に例示したメリットをより効果的に活用し易くなる観点からは、携帯型小型装置であることが特に好ましい。ここで、本願明細書において「携帯型小型装置」とは、人が携帯して持ち歩くことが容易な装置を意味する。この携帯型小型装置は、サイズ的には体積で概ね1500cm3以下であることが好ましく、重量は概ね3.0kg以下であることが好ましい。この携帯型小型装置としては、携帯型電子機器やICカードが挙げられる。ここで、携帯型電子機器としては、ノートブック型のコンピューター、携帯型音楽再生プレーヤ、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ICレコーダなどが挙げられる。なお、これらの携帯型小型装置の中でも、厚み方向のスペースが著しく制限されるノートブック型のコンピューターや、携帯電話、スマートフォン、PDA、ICカードが特に好ましい。
なお、内部スペースの極めて限られた携帯型電子機器内においては、一般的に、第二コイル40はコネクタを介して携帯型電子機器内に配置された回路基板に接続する必要がある。それゆえ、内部スペースに対して、第二コイル40やこれに関連するコネクタ等の関連部材に起因する占有スペースが極めて大きい。しかしながら、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、第二コイル40を小型化できる。このため、内部スペースに対する第二コイル40等に起因する占有スペースをより小さくできる。また、より小型化された第二コイル40は、コネクタを利用せずに、回路基板に面実装することも極めて容易となる。この場合、コネクタに起因する占有スペースをゼロにすることも可能である。
また、ICカードにおいて、ICカードに搭載される第二コイル40が小型化できれば、第二コイル40を構成する配線あるいは導線の距離をより短くできる。これに加えて、ICカードに搭載されたICチップに接近した位置に第二コイル40を配置することもより容易になる。この場合も、ICチップと第二コイル40とを接続するための配線の距離をより短くできる。一方、人が日常的に携帯する財布や、パスケースなどに入れた状態で持ち歩かれることの多いICカードは、人が、立ったり、座ったり、床の上に寝たり、あるいは、歩いたりするなどの動作に起因して、極端な曲げ応力や、頻繁な曲げ応力に曝されることが多い。それゆえ、第二コイル40が大きい場合、および/または、ICチップと第二コイル40とが離間した位置に配置されている場合、長い配線あるいは導線が断絶される可能性が高く、その結果、ICカードの通信機能が喪失し易くなる。しかしながら、本実施形態のワイヤレス通信システム10では、上述したような問題が発生するのを防ぐことが容易である。
次に、本実施形態のワイヤレス通信システム10について、図1に例示した実施形態以外のその他の実施形態やより具体的な構成について説明する。図1に示す例では、第二コイル40の中心軸C1の一方の側から他方の側へと、第一コイル20と、中継コイル30と、第二コイル40とがこの順に配置されている。しかしながら、中心軸C1に対するこれら3種類のコイル20、30、40の配置関係は特に限定されず、適宜選択することができる。たとえば、中心軸C1の一方の側から他方の側へと、(1)第一コイル20、第二コイル40、中継コイル30の順に配置したり(図2)、(2)第一コイル20、中継コイル30、第二コイル40、中継コイル30の順に配置したり(図3)、あるいは、(3)第二コイル40、第一コイル20、中継コイル20(図4)の順に配置することもできる。また、中心軸C1に対して、3種類のコイル20、30、40のうち、少なくともいずれか2つを同じ位置に配置することもでき、たとえば、図5に示すように中継コイル30および第二コイル40を中心軸C1に対して、同じ位置に配置することができる。なお、図2〜図5に示すワイヤレス通信システム10B(10)、10C(10)、10D(10)、10E(10)は、図1(A)に示すワイヤレス通信システム10Aを構成する3種類のコイル20A、30A、40Aの相対的な配置関係を変更した実施態様について示す模式断面図である。ここで、図3中、2つの中継コイル30の一方は第一の中継コイル30A1を表し、他方は第二の中継コイル30A2を表し、記号C31は第一の中継コイル30A1の中心軸を表し、記号C32は第二の中継コイル30A2の中心軸を表す。
また、第二コイル40の外径は、第二コイル40の小型化および受信感度の確保をバランス良く両立させる観点から、10mm〜20mmの範囲内が好ましい。なお、参考までに述べれば、携帯電話などの従来の携帯型電子機器に搭載される第二コイルの外径は約30mm〜40mm程度であり、従来のICカードに搭載される第二コイルの外径は約60mm〜80mm程度である。
また、第一コイル20の外径RO1、中継コイル30の外径RO2および第二コイル40の外径RO3は、式(1)を満たすことに加えて、さらに、下式(2)および下式(3)を満たすことが好ましい。
・式(2) RO2/RO3=2.0±0.5
・式(3) RO1/RO2=2.0±0.5
・式(2) RO2/RO3=2.0±0.5
・式(3) RO1/RO2=2.0±0.5
すなわち、RO1とRO2とRO3とを、概ね4:2:1前後の比率に設定することが好ましい。RO1とRO2とRO3との相対的な比率を式(2)および式(3)に示す範囲内に設定することにより、第二コイル40の小型化と、受信感度の確保とをバランス良く両立させることが容易となる。これに加えて、駅の自動改札機で利用されることもあるICカードや携帯型電子機器では、通信時において、第一コイル20に対して、中継コイル30および第二コイル40が相対的に移動、あるいは、第一コイル20および中継コイル30に対して、第二コイル40が相対的に移動する。かかる場合、これら3種類のコイル20、30、40の相対的な位置が変化しても受信可能であることが必要である。しかしながら、RO1とRO2とRO3との相対的な比率を式(2)および式(3)に示す範囲内に設定することで、3種類のコイル20、30、40の相対的な位置変化量に対する受信可能範囲を十分に確保することが容易となる。
また、各コイル20、30、40の内径は特に限定されるものではない。しかしながら、図1に例示したように、中継コイル30の内径RI2は、第二コイル40の外径RO3よりも大きく、第二コイル40の内径RI1は、中継コイル30の外径RO2よりも大きいことが好ましい。
第一コイル20、中継コイル30および第二コイル40は、たとえば、導線を巻回して構成したものでもよく、絶縁性フィルムや絶縁性基板などの平坦面上に渦巻状に配置された薄膜状の配線から構成されるものでもよい。なお、薄膜状の配線の形成方法としては公知の方法が適宜利用でき、たとえば、銀などを含む導電性ペーストを用いてスクリーン印刷により薄膜状の配線を形成する方法や、平坦面上に形成された導電性薄膜をフォトリソグラフィやエッチングによりパターニングして薄膜状の配線を形成する方法などが挙げられる。また、第二コイル40を少なくとも搭載した装置が携帯型小型装置であり、かつ、第二コイル40が薄膜状の配線から構成される場合には、携帯型小型装置をより一層小型化したり、あるいは、携帯型小型装置において第二コイル40の占有スペースを低減することで産出された空きスペースを他の用途に転用することが容易になる
また、中継コイル30は、(a)第一コイル20を少なくとも搭載した装置、(b)第二コイル40を少なくとも搭載した装置、および、(c)(a)(b)に示す装置以外のその他の装置・部材から選択される少なくともいずれかに搭載される。
なお、第二コイル40を少なくとも搭載した装置が、携帯型小型装置である場合、この携帯型小型装置は、中継コイル30を搭載していてもよい。この場合、中継コイル30が薄膜状の配線から形成されていることが好ましい。これにより、携帯型小型装置が、第二コイル40に加えて中継コイル30も搭載していたとしても、中継コイル30による携帯型小型装置の大型化を抑制することができる。
また、中継コイル30は、基本的に、信号情報の送受信に直接利用される第一コイル20および第二コイル40のように、電源や回路基板などに接続される必要が無い。このため、携帯型小型装置における中継コイル30の配置位置の自由度は、第二コイル40と比べると高い。この点も考慮すれば、中継コイル30を薄膜状の配線から構成することによって、携帯型小型装置の内部および/または外面における空スペースを有効活用して中継コイル30を配置することがより容易となる。
この場合、薄膜状の配線から形成された中継コイル30は、携帯型小型装置の外面に設けられていてもよい。さらに、携帯型小型装置が筐体を有する場合には、筐体の内面および外面から選択される少なくとも一方の面に薄膜状の配線から形成された中継コイル30が設けられていてもよい。
また、筐体が、筐体本体部と、筐体の内面および外面の一部を構成すると共に筐体本体部から脱着可能な脱着部とを有する場合には、脱着部のうち、筐体の内面の一部を構成する面、および、筐体の外面の一部を構成する面から選択される少なくとも一方の面に薄膜状の配線から形成された中継コイル30が設けられていてもよい。なお、脱着部としては、たとえば、筐体内に交換可能な電池、記録媒体あるいはICチップなどが配置される場合は、これらの部材を筐体の内外に出し入れする際に、筐体本体部に取り付けられる収納蓋が挙げられる。
また、第二コイル40を搭載する携帯型小型装置が、中継コイル30を搭載しない場合には、中継コイル30は、第一コイル20を搭載する装置に設けられていてもよいが、携帯型小型装置を収納可能な収納ケースに中継コイル30が設けられていてもよい。このような収納ケースとしては、ICカード、携帯電話、スマートフォンあるいはPDAなどに用いられる保護ケース、ホルダーあるいは収納カバーなどが挙げられる。
なお、第一コイル20を少なくとも搭載した装置(通信装置)としては、特に限定されないが、たとえば、駅の改札口に配置される自動改札機、ビルやオフィイスの入り口に配置されるセキュリティーゲートあるいは身元確認や出退勤確認などを目的としたリーダライタ、店舗での料金精算などに用いられるリーダライタ、銀行、市役所などにおいて預金額や戸籍などの各種の個人情報の確認・照合等に用いられるリーダライタなどが挙げられる。
図6は、本実施形態のワイヤレス通信システム10の具体例を説明する模式面図であり、具体的には、中継コイル30および第二コイル40を搭載した携帯型小型装置(携帯型電子機器)、ならびに、第一コイル20を搭載した携帯型小型装置用の通信装置について示す模式断面図である。ここで、図6(A)は、携帯型電子機器100および通信装置200A(200)の断面図を示し、図6(B)は、図6(A)中に示す3種類のコイル20B(20)、30B(30)、40B(40)の平面形状および配置関係を示す平面図である。なお、図6(A)に示す携帯型電子機器100および通信装置200Aは、その主要部のみを示し、その他の構成要素の描画は省略してある。また、3種類のコイル20B、30B、40Bを構成する導線あるいは配線についても記載を省略してある。
図6に示すワイヤレス通信システム10F(10)は、中継コイル30Bおよび第二コイル40Bを搭載する携帯型小型機器(携帯型電子機器100)と、第一コイル20Bを搭載する通信装置200Aとを有する。ここで、携帯型電子機器100は、筐体110と、筐体110内に配置された回路基板120と、回路基板120の表面に実装された第二コイル40Bと、筐体110の内面110Aに設けられた中継コイル30Bとを有している。筐体110は、断面の輪郭形状が長方形を成している。そして、回路基板120は、回路基板120の平面が、筐体110の外面110Bのうち長手方向に伸びる平面と平行を成すように筐体110内に配置されている。
また、筐体110は、筐体本体部112と、筐体本体部112から脱着可能な脱着部(蓋114)とを有する。そして、中継コイル30Bは蓋114の内面110A部分に設けられている。これに加えて、回路基板120の第二コイル40Bが実装された面と、蓋114の内面110A部分とは平行を成している。さらに、蓋114が筐体本体部112に着けられた状態において、中継コイル30Bの中心軸C2と、第二コイル40Bの中心軸C3とは一致している。また、第一コイル20Bは、その中心軸C1が、通信装置200Aの表面(通信面200S)と直交するように通信装置200A内に配置されている。
なお、図6(B)に示すように3種類のコイル20B、30B、40Bの平面形状は、各々、長方形状の環を成しており、かつ、式(1)を満たしている。
そして、通信時には、たとえば、図6に示すように、第一コイル20Bの中心軸C1に対して、中継コイル30Bの中心軸C2および第二コイル40Bの中心軸C3を一致させるように、携帯型電子機器100を通信装置200Aの通信面200Sに近接または接触させることで、良好な受信感度を確保することができる。また、良好な受信感度が確保できる範囲内であれば、通信時における第一コイル20B、中継コイル30Bおよび第二コイル40Bの相対的配置関係は、図6に示す実施態様からは多少外れたものであってもよい。
なお、図6に例示した以外にも中継コイル30Bは、その中心軸C2が第二コイル40Bの中心軸C3と一致または略一致するように、筐体110の内面110Aおよび/または外面110Bの任意の位置に1つ以上設けることができる。また、中継コイル30Bは、通信装置200A側にも設けることができる、この場合、中継コイル30Bは、その中心軸C2が第一コイル20Bの中心軸C1と一致または略一致するように、第一コイル20Bの近傍あるいは通信面200Sの表面に適宜配置することができる。
また、筐体110の外面110Bあるいは通信面200Sに中継コイル30Bを配置する場合、樹脂フィルムの一方の面に薄膜状の配線から構成される中継コイル30Bが少なくとも配置され、かつ、樹脂フィルムの他方の面が粘着面からなる中継コイル付きシートを用いることが好ましい。この場合、中継コイル30を用いない既存のワイヤレス通信システムを構成する機器(携帯型電子機器あるいはICカードなどの携帯型小型装置、および、通信装置)に対して、中継コイル付きシートを貼り付けるだけで、極めて簡単に既存のワイヤレス通信システムを本実施形態のワイヤレス通信システム10に変更することができる。
図7は本実施形態のワイヤレス通信システム10の他の具体例を説明する模式面図であり、具体的には、第二コイル40を搭載した携帯型小型装置(ICカード)、ならびに、第一コイル20および中継コイル30を搭載した携帯型小型装置用の通信装置について示す模式断面図である。ここで、図7(A)は、ICカード300および通信装置200B(200)の断面図を示し、図7(B)は、図7(A)中に示すICカード300の平面方向における第二コイル40C(40)と、ICチップ310と、接続配線320との配置関係について説明する模式図である。なお、図7(A)に示すICカード300および通信装置200Bは、その主要部のみを示し、その他の構成要素の描画は省略してある。また、3種類のコイル20B、30B、40Cを構成する導線あるいは配線についても記載を省略してある。
図7に示すワイヤレス通信システム10G(10)は、第二コイル40C(40)を搭載する携帯型小型機器(ICカード300)と、第一コイル20Bおよび中継コイル30Bを搭載する通信装置200Bとを有する。ここで、平面形状が長方形を成す板状のICカード300は、その厚み方向の略中央部に薄膜状に形成された配線から構成される第二コイル40Cと、この第二コイル40Cに接続されたICチップ310と、第二コイル40CおよびICチップを接続する接続配線320とを有する。なお、このICカード300は、複数のシート状部材(図示省略)が積層して構成されており、いずれか1つのシート状部材の表面に第二コイル40CとICチップ310と接続配線320とが配置されている。また、ICカード300の平面方向において、第二コイル40Cは、ICカード300の中央部近傍であって、かつ、ICカード300の外周縁である4つの辺のいずれからも離間した位置に配置されている。そして、第二コイル40Cの近傍には、ICチップ310が配置されており、第二コイル40CとICチップ310との間は接続配線320により接続されている。なお、第二コイル40Cの平面方向のサイズ・形状は図6に示す第二コイル40Bと実質同一である。
また、通信装置200B内には、中継コイル30Bの中心軸C2と第一コイル20Bの中心軸C1とが一致するように、通信面200S側から、中継コイル30Bと第一コイル20Bとがこの順に配置されている。
そして、通信時には、たとえば、図7に示すように、第一コイル20Bの中心軸C1および中継コイル30Bの中心軸C2に対して、第二コイル40Bの中心軸C3を一致させるように、ICカード300を通信装置200Bの通信面200Sに近接または接触させることで、良好な受信感度を確保することができる。また、良好な受信感度が確保できる範囲内であれば、通信時における第一コイル20B、中継コイル30Bおよび第二コイル40Bの相対的配置関係は、図7に示す実施態様からは多少外れたものであってもよい。
また、通信時には、同時に、ICチップ310へ電力を供給することもできる。
また、通信時には、同時に、ICチップ310へ電力を供給することもできる。
図8は本実施形態のワイヤレス通信システム10の他の具体例を説明する模式面図であり、具体的には、図7に示すICカード300と、図6に示す通信装置200Aと、ICカード300を収納すると共に中継コイル30C(30)を搭載した収納ケース400について示す模式断面図である。ここで、図8(A)は、ICカード300、通信装置200Aおよび収納ケース400の断面図を示し、図8(B)は、図8(A)中に示す収納ケース400の平面方向における中継コイル30Cおよび保護フィルム430の配置位置および平面形状について説明する模式図である。なお、図8(A)に示すICカード300、通信装置200Aおよび収納ケース400は、その主要部のみを示し、その他の構成要素の描画は省略してある。また、3種類のコイル20B、30C、40Cを構成する導線あるいは配線についても記載を省略してある。
図8に示すワイヤレス通信システム10H(10)は、第二コイル40C(40)を搭載する携帯型小型機器(ICカード300)と、第一コイル20B通信装置200Aと、中継コイル30Cを搭載する収納ケース400とを有する。
ここで収納ケース400は、平面形状が長方形を成す第一のシート410と、平面形状が第一のシート410と同一である第二のシート420とを、各々のシート410、420の縁の部分同士で接合した構造を有している。但し、シート410の1対の短辺のうち1辺と、シート420の1対の短辺のうち1辺とは接合されない。すなわち、収納ケース400の1対の短辺のうち、1辺は開口部400Hを形成している。また、収納ケース400の内側、すなわち、第二のシート420の第一のシート410と対向する面には、薄膜状の配線から形成された中継コイル30C(図8(A)中、不図示)およびこの中継コイル30Cを覆う保護フィルム430(図8(A)中、不図示)が設けられている。なお、第二のシート420の平面方向において、中継コイル30Cは、収納ケース400内にICカード300を収納した際に、中継コイル30Cの中心軸C2と、第二コイル40Bの中心軸C3とが一致または略一致できる位置に配置されている。なお、保護フィルム430は、中継コイル30Cの外形形状よりも一回り大きい平面形状を有する。また、中継コイル30Cの平面方向のサイズ・形状は図6に示す中継コイル30と実質同一である。
通信時には、たとえば、図8に示すように、第一コイル20Bの中心軸C1に対して、中継コイル30Cの中心軸C2および第二コイル40Cの中心軸C3を一致させるように、収納ケース400およびその内部に収納されたICカード300を通信装置200Aの通信面200Sに近接または接触させることで、良好な受信感度を確保することができる。また、良好な受信感度が確保できる範囲内であれば、通信時における第一コイル20B、中継コイル30Cおよび第二コイル40Cの相対的配置関係は、図8に示す実施態様からは多少外れたものであってもよい。また、通信時には、同時に、ICチップ310へ電力を供給することもできる。
以上の図6〜図8に本実施形態のワイヤレス通信システム10の具体例を示したが、3種類のコイル20、30、40を備えているのであれば、図6〜図8以外の態様も適宜実施してもよい。たとえば、図7に示す通信装置200Bに対して、図6に示す携帯型電子機器100を組み合わせたり、あるいは、図8に示す収納ケース400およびこの収納ケース400内に収納されたICカード300を組わせることで、本実施形態のワイヤレス通信システム10を構成してもよい。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F、10G、10H ワイヤレス通信システム
20、20A、20B 第一コイル
30、30A、30B、30C 中継コイル
40、40A、40B、40C 第二コイル
100 携帯型電子機器(携帯型小型装置)
110 筐体
110A 内面
110B 外面
112 筐体本体部
114 蓋(脱着部)
120 回路基板
200、200A、200B 通信装置
200S 通信面(表面)
300 ICカード(携帯型小型装置)
310 ICチップ
320 接続配線
400 収納ケース
400H 開口部
410 第一のシート
420 第二のシート
430 保護フィルム
20、20A、20B 第一コイル
30、30A、30B、30C 中継コイル
40、40A、40B、40C 第二コイル
100 携帯型電子機器(携帯型小型装置)
110 筐体
110A 内面
110B 外面
112 筐体本体部
114 蓋(脱着部)
120 回路基板
200、200A、200B 通信装置
200S 通信面(表面)
300 ICカード(携帯型小型装置)
310 ICチップ
320 接続配線
400 収納ケース
400H 開口部
410 第一のシート
420 第二のシート
430 保護フィルム
Claims (16)
- 信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、前記信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、
下式(1)を満たすことを特徴とするワイヤレス通信システム。
・式(1) RO1>RO2>RO3
〔式(1)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕 - 請求項1に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記第二コイルの外径が、10mm〜20mmの範囲内であることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項1または2に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
下式(2)および下式(3)を満たすことを特徴とするワイヤレス通信システム。
・式(2) RO2/RO3=2.0±0.5
・式(3) RO1/RO2=2.0±0.5
〔式(2)および式(3)中、RO1,RO2,RO3は、前記式(1)において示したものと同様である。〕 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記中継コイルの中心軸方向に対して、前記中継コイルの一方の側に前記第一コイルが配置され、前記中継コイルの他方の側に前記第二コイルが配置されることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のワイヤレス通信システムにおいて、
通信時に、前記第一コイルと前記第二コイルと前記中継コイルとが、共振していることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のワイヤレス通信システムにおいて、
少なくとも前記第二コイルが、携帯型小型装置に搭載されていることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項6に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記携帯型小型装置が、前記中継コイルをさらに搭載し、かつ、前記中継コイルが薄膜状の配線から形成されていることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項7に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記薄膜状の配線から形成された中継コイルが、前記携帯型小型装置の外面に設けられていることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項7または8に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記携帯型小型装置が筐体を有し、かつ、前記筐体の内面および外面から選択される少なくとも一方の面に前記薄膜状の配線から形成された中継コイルが設けられていることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項9に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記筐体が、筐体本体部と、前記筐体の内面および外面の一部を構成すると共に前記筐体本体部から脱着可能な脱着部とを有し、かつ、
前記脱着部のうち、前記筐体の内面の一部を構成する面、および、前記筐体の外面の一部を構成する面から選択される少なくとも一方の面に前記薄膜状の配線から形成された中継コイルが設けられていることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項6に記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記携帯型小型装置を収納可能な収納ケースが、前記中継コイルを有することを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項6〜11のいずれか1つに記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記携帯型小型装置が携帯型電子機器であることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 請求項6〜8、11のいずれか1つに記載のワイヤレス通信システムにおいて、
前記携帯型小型装置がICカードであることを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、前記信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、かつ、下式(2)を満たすワイヤレス通信システムにおいて利用され、
少なくとも前記第二コイルを搭載することを特徴とする携帯型小型装置。
・式(2) RO1>RO2>RO3
〔式(2)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕 - 信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、前記信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、下式(3)を満たし、かつ、前記第二コイルが携帯型小型装置に搭載されるワイヤレス通信システムにおいて利用され、
前記携帯型電子機器を収納可能であると共に、前記中継コイルを有することを特徴とする携帯型小型装置用の収納ケース。
・式(3) RO1>RO2>RO3
〔式(3)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕 - 信号情報を送信する機能を少なくとも有する第一コイルと、中継コイルと、前記信号情報を受信する機能を少なくとも有する第二コイルとを含み、下式(4)を満たし、かつ、前記第二コイルが携帯型小型装置に搭載されるワイヤレス通信システムにおいて利用され、
前記携帯型小型装置に対して、信号情報を送信する機能を少なくとも備えると共に、前記第一コイルを有することを特徴とする携帯型小型装置用の通信装置。
・式(4) RO1>RO2>RO3
〔式(4)中、RO1は、前記第一コイルの外径を表し、RO2は、前記中継コイルの外径を表し、RO3は、前記第二コイルの外径を表す。〕
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012182966A JP2013179560A (ja) | 2012-02-01 | 2012-08-22 | ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 |
| US13/755,675 US20130194155A1 (en) | 2012-02-01 | 2013-01-31 | Wireless communication system, and small portable device, housing case for a small portable device, and communication device for a small portable device to be used in the wireless communication system |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012020152 | 2012-02-01 | ||
| JP2012020152 | 2012-02-01 | ||
| JP2012182966A JP2013179560A (ja) | 2012-02-01 | 2012-08-22 | ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013179560A true JP2013179560A (ja) | 2013-09-09 |
Family
ID=48869755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012182966A Pending JP2013179560A (ja) | 2012-02-01 | 2012-08-22 | ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20130194155A1 (ja) |
| JP (1) | JP2013179560A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015222867A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号結合器 |
| JP2015222866A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号結合器 |
| JP2018019274A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 大日本印刷株式会社 | 通信装置、通信システム |
| JP2022127643A (ja) * | 2021-02-20 | 2022-09-01 | Tdk株式会社 | コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイス |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9935691B2 (en) * | 2013-12-19 | 2018-04-03 | Intel Corporation | Antenna configuration for dynamic re-distribution of magnetic fields |
| US10333200B2 (en) * | 2015-02-17 | 2019-06-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Portable device and near field communication chip |
| EP3223437B1 (en) * | 2016-03-21 | 2020-03-18 | Samsung Electronics Co., Ltd | Antenna for near field communication, accessory and electronic device including the same |
| KR102550056B1 (ko) * | 2017-08-18 | 2023-06-30 | 삼성전자주식회사 | 무선 충전용 중계 코일을 포함하는 커버 또는 그것을 포함하는 전자 장치 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10215210A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | データキャリアシステム |
| JP2000138621A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Hitachi Maxell Ltd | 非接触情報媒体を利用する通信システム及びかかる通信システムに使用される通信補助装置 |
| JP2001024548A (ja) * | 1999-07-12 | 2001-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動体識別システム |
| JP2005323019A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Pegasus Net Kk | Rfidタグ用ブースターアンテナ |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5559377A (en) * | 1989-04-28 | 1996-09-24 | Abraham; Charles | Transformer coupler for communication over various lines |
| DE19953334C2 (de) * | 1999-11-05 | 2002-05-08 | Siemens Ag | Fernauslesbare Identifikationsmarke und Verfahren zum Betrieb mehrerer solcher Identifikationsmarken |
| US7764236B2 (en) * | 2007-01-04 | 2010-07-27 | Apple Inc. | Broadband antenna for handheld devices |
| US9178387B2 (en) * | 2008-05-13 | 2015-11-03 | Qualcomm Incorporated | Receive antenna for wireless power transfer |
| CA2783571C (en) * | 2009-11-04 | 2018-01-09 | Allflex Usa, Inc. | Signal cancelling transmit/receive multi-loop antenna for a radio frequency identification reader |
-
2012
- 2012-08-22 JP JP2012182966A patent/JP2013179560A/ja active Pending
-
2013
- 2013-01-31 US US13/755,675 patent/US20130194155A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10215210A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | データキャリアシステム |
| JP2000138621A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Hitachi Maxell Ltd | 非接触情報媒体を利用する通信システム及びかかる通信システムに使用される通信補助装置 |
| JP2001024548A (ja) * | 1999-07-12 | 2001-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動体識別システム |
| JP2005323019A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Pegasus Net Kk | Rfidタグ用ブースターアンテナ |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015222867A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号結合器 |
| JP2015222866A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号結合器 |
| JP2018019274A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 大日本印刷株式会社 | 通信装置、通信システム |
| JP2022127643A (ja) * | 2021-02-20 | 2022-09-01 | Tdk株式会社 | コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイス |
| JP7680219B2 (ja) | 2021-02-20 | 2025-05-20 | Tdk株式会社 | コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20130194155A1 (en) | 2013-08-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2013179560A (ja) | ワイヤレス通信システム、ならびに、当該ワイヤレス通信システムにおいて利用される携帯型小型装置、携帯型小型装置用の収納ケースおよび携帯型小型装置用の通信装置。 | |
| US11070075B2 (en) | Electronic device including non-contact charging module and battery | |
| US10367267B2 (en) | Flexible printed circuit board for dual mode antennas, dual mode antenna and user device | |
| EP3066673B1 (en) | Arrangement of a communication coil and an induction charging coil | |
| JP6244538B2 (ja) | 非接触充電モジュール及びそれを備えた携帯端末 | |
| US20130141037A1 (en) | Apparatus for wireless device charging using radio frequency (rf) energy and device to be wirelessly charged | |
| JP5077476B1 (ja) | 非接触充電モジュール及びそれを備えた携帯端末 | |
| WO2013084480A1 (ja) | 非接触充電モジュール及びそれを備えた携帯端末 | |
| JP2013121248A (ja) | 非接触充電モジュール及びそれを備えた携帯端末 | |
| US20190235584A1 (en) | Electronic device | |
| CN105406609B (zh) | 一种电能接收结构及无线电能接收模块 | |
| JP4807464B1 (ja) | アンテナ装置 | |
| US20200006852A1 (en) | Booster antenna structure, communication apparatus, and case | |
| JP4711010B2 (ja) | アンテナ装置 | |
| JP4807463B2 (ja) | アンテナ装置 | |
| CN117477799A (zh) | 具有nfc功能的无线充电设备 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150730 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160411 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160419 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161018 |