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JP2013169225A - 自走式掃除機 - Google Patents

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JP2013169225A JP2012032964A JP2012032964A JP2013169225A JP 2013169225 A JP2013169225 A JP 2013169225A JP 2012032964 A JP2012032964 A JP 2012032964A JP 2012032964 A JP2012032964 A JP 2012032964A JP 2013169225 A JP2013169225 A JP 2013169225A
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Takashi Matsubara
孝 松原
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Sharp Corp
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Abstract

【課題】自走式掃除機の周囲に人がいるとき、その掃除機の清掃作業中の動作音をその人にうるさく感じさせないように自律的な制御を行う自走式掃除機を提供する。
【解決手段】集塵用吸込口、吸塵機構および障害物検出部を有し障害物を回避するように自走しながら清掃作業を行う筐体と、前記筐体を駆動する動力部と、周囲に存在する人を感知する人感知部と、障害物を回避しながら前記筐体が走行するように前記筐体の駆動を制御し、かつ前記吸塵機構および前記人感知部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して清掃作業中の動力部および/または吸塵機構の動作音が通常よりも小さい静音モードに切換えるように制御する自走式掃除機。
【選択図】図1

Description

この発明は、自走式掃除機に関する。
自走式掃除機は、所謂ロボット掃除機として知られている。ロボット掃除機でない一般の掃除機は、一方の先端に吸込口を有するホースをユーザが手に持って床面等の上を移動させ、吸込口から塵埃を吸引して清掃するものが主流である。ホースの他方の先端はいわゆるフィルターバッグ方式やサイクロン方式の集塵部に連通しており、吸込口から吸引された空気中の塵埃を捕集して集塵し、空気を排出する。このような一般の掃除機に対してロボット掃除機は、掃除機本体に自律走行機能を設け、例えば夜間に掃除機を無人で自律走行させながら掃除を行うものである(例えば、特許文献1および2参照)。
また、周囲の人に対して騒音が気になる夜間等の時間帯を予め設定できるようにしておき、掃除を開始する際に、予め設定されている時間帯であれば吸込用モータやブラシ用モータの回転数を低速にして、静音モードで掃除を行う掃除機が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−195215号公報 特開2007−167617号公報 特開2000−197599号公報
自走式でない一般の掃除機は、清掃作業時にユーザがホースを手に持って操作を行うので、騒音が気になる状況か否かをユーザが判断することで騒音の問題に対処できる。ユーザが掃除機を静音モードに切換えることができるように操作ボタン等を設けておけばよい。これに対してロボット掃除機は人手を必要とせず自律して掃除を行う。よって、静音モードへの切換えは自律的に行うことが望まれる。特許文献3はその一手法を示している。しかし、掃除機の動作音が気になる状況が一律に時間帯に依存している訳ではない。例えば、夜間であっても人がいない部屋や留守中の清掃作業であれば動作音が気にならない場合がある。一方、昼間であっても幼児が寝ている部屋など、動作音を抑えるべき場合もある。動作音をうるさいと感じる主体である人にあわせて静音モードへの切換を自律的に制御することが望まれる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、自走式掃除機の周囲に人がいるとき、その掃除機の清掃作業中の動作音をその人にうるさく感じさせないように自律的な制御を行う自走式掃除機を提供するものである。
この発明は、吸塵機構を有する筐体と、前記筐体を駆動する動力部と、周囲に存在する人を感知する人感知部と、障害物を回避しながら前記筐体が走行するよう前記動力部の駆動を制御し、かつ前記吸塵機構および前記人感知部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記動力部および/または前記吸塵機構の駆動を、通常の駆動よりも抑えて制御することを特徴とする自走式掃除機を提供する。
この発明において、制御部は前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記動力部および/または前記吸塵機構の駆動を、通常の駆動よりも抑えるように制御するので、自走式掃除機の周囲に人がいるとき、その掃除機の清掃作業中の動作音をその人にうるさく感じさせないように自律的な制御を行う自走式掃除機が実現される。即ち、前記制御部は人を感知して清掃作業中の動力部および/または吸塵機構の動作音が通常よりも小さい静音モードに切換える。
この発明の自走式掃除機の一実施例の概略構成を示すブロック図である。 この発明の自走式掃除機の一実施形態を概略的に示す斜視図である。 図2に示す自走式掃除機の底面を概略的に示す底面図である。 この発明に係る制御部が周囲の人を判断し、運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の一態様を示す第1のフローチャートである。 この発明に係る制御部が周囲の人を判断し、運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の一態様を示す第2のフローチャートである。 この発明に係る制御部が障害物を回避しながら筐体を走行させる処理の例を示す第1のフローチャートである。 この発明に係る制御部が障害物を回避しながら筐体を走行させる処理の例を示す第2のフローチャートである。 この発明に係る制御部が周囲の人を感知して運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の異なる態様を示す第1のフローチャートである。 この発明に係る制御部が周囲の人を感知して運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の異なる態様を示す第2のフローチャートである。 この発明に係る制御部が周囲の人を感知し、それに応じて運転モードを通常モードまたは複数の静音レベルのうちいずれかの静音モードを選択する処理を示す第1のフローチャートである。 この発明に係る制御部が周囲の人を感知し、それに応じて運転モードを通常モードまたは複数の静音レベルのうちいずれかの静音モードを選択する処理を示す第2のフローチャートである。 図10で、制御部が音源までの距離に応じて運転モードを決定する処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を説明する前にこの発明の好ましい態様について説明する。
以下に記述するこの発明の実施形態の説明における人感知部は、人との距離を感知し、以下に記述するこの発明の実施形態の説明における制御部は、前記人との距離に応じて駆動を抑えるように制御してもよい。動作音を抑えるように前記制御部が吸塵機構の電動送風機やブラシモータの回転速度を通常よりも低くすると、吸塵性能が通常よりも低くなる。また前記制御部が動力部の駆動速度を通常よりも低くすると清掃時間が通常よりも長くかかるようになる。この態様によれば、前記制御部は、その距離に応じて動作音を段階的に切換えるので、通常モードと静音モードの2段階に切換える態様に比べると動作音の抑制と吸塵性能および/または駆動速度の抑制とをきめ細かく制御して両立させることができる。
また、前記吸塵機構は、吸気口から塵埃を含む空気を吸引して塵埃が除去された空気を排出させる電動送風機を含み、前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して電動送風機の回転速度を低くするように制御してもよい。このようにすれば、電動送風機の回転速度を通常よりも抑えることによって電動送風機が回転する動作音およびその回転に伴う吸気音が低減できる。
さらにまた、前記吸塵機構は、吸込口近傍に配置された回転ブラシおよびその回転ブラシを回転させるブラシ駆動部を含み、前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記ブラシ駆動部の駆動速度を低くするように制御してもよい。このようにすれば、回転ブラシの回転速度を通常よりも抑えることによってブラシ駆動部の動作音およびブラシが吸気口下の床面を擦る音が低減できる。
前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記動力部の駆動速度を低くするように制御してもよい。このようにすれば、前記動力部の駆動速度を通常よりも低くすることによって前記筐体の走行音が低減できる。
また、前記人感知部は、(1)周囲の音を収集する1以上のマイクロフォンおよびその音の中から音声を認識する音声認識部、(2)周囲の様子を画像として撮影するカメラおよび撮影された画像に写った人を認識する画像解析部、(3)人から放射される赤外線を検出する赤外線センサのうち少なくとも一つからなるものでもよい。このようにすれば、前記人感知部はマイクロフォンで収集した音に含まれる音声を認識するか、撮影された画像を用いて前方に存在する人を認識するか、あるいは人から放射される赤外線を検出することによって人の存否を感知することができる。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
≪自走式掃除機の構成≫
図1は、この発明に係る自走式掃除機の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、この発明に係る自走式掃除機1は、主として、回転ブラシ9、サイドブラシ10、制御部11、充電池12、障害物検出部14、集塵部15を備える。さらに、動力部21、右駆動輪22R、左駆動輪22L、吸気口31、排気口32、入力部51、記憶部61、人感知部113、電動送風機115およびイオン発生部117を備える。
この発明に係る自走式掃除機は、設置された場所の床面を自走しながら、床面上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除する掃除ロボットである。この発明に係る自走式掃除機は、掃除が終了すると、自律的に図示しない充電ステーションに帰還する機能を有する。
図2は、この発明に係る自走式掃除機の一実施形態を概略的に示す斜視図である。
図3は、図2に示す自走式掃除機の底面を概略的に示す底面図である。
図2に示すように、本発明の自走式掃除機である掃除ロボット1は、円盤形の筐体2を備えている。
筐体2は、底板2aと、筐体2内に収容された集塵容器を出し入れするために開閉可能な蓋部3が中央部分に取付けられた天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。天板2bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口32が形成されている。なお、側板2cは、前後に二分割されており、側板前部はバンパーとして機能すると共に、側板前部の衝突を検出する衝突センサ14Cが内部に設けられている。さらに、図2に示すように、前方に前方超音波センサ14Fが配置され、左側方に左方超音波センサ14Lが配置されている。図2では隠れているが、右方超音波センサ14Rが右側方に配置されている。
また、図3に示すように、底板2aには前輪27、右駆動輪22R、左駆動輪22Lおよび後輪26を筐体2内から露出させて外部へ突出させる複数の孔部が形成されている。さらに、吸気口31の奥に回転ブラシ9、吸気口31の左右にサイドブラシ10、前輪27の前方に前輪床面検出センサ18、左駆動輪22Lの前方に左輪床面検出センサ19L、右駆動輪22Rの前方に右輪床面検出センサ19Rがそれぞれ配置されている。
掃除ロボット1は、右駆動輪22Rおよび左駆動輪22Lが同一方向に正回転して前進し、前方超音波センサ14Fが配置されている方向へ走行する。また、左右の駆動輪が同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより旋回する。例えば、掃除ロボット1は、障害物検出部14の各センサにより掃除領域の周縁に到達した場合および進路上に障害物を検出した場合、左右の駆動輪を減速させた後に停止させる。その後、左右の駆動輪を互いに逆方向に回転させて旋回し向きを変える。このようにして、掃除ロボット1は、設置場所の全体あるいは所望範囲全体に渡って障害物を避けながら自走する。
ここで、前方とは、掃除ロボット1の前進方向(図3において、紙面に沿う上方)をいうものとし、後方とは、掃除機ロボット1の後退方向(図3において、紙面に沿う下方)いうものとする。
以下、図1に示す各構成要素を説明する。
図1の制御部11は、掃除ロボット1の各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、後述する記憶部61に予め格納され、RAMに展開された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の掃除機能、走行機能などを実行する。
充電池12は、掃除ロボット1の各機能要素に対して電力を供給する部分であり、主として、掃除機能および走行制御を行うための電力を供給する部分である。たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、Ni−Cd電池、などの充電池が用いられる。
充電池12の充電は、掃除ロボット1を図示しない充電ステーションに近接させた状態で、両者の露出した充電端子どうしを接触させることにより行う。
障害物検出部14、特に左方、前方、右方の各センサ14L、14F、14Rは、掃除機1が走行中に、室内の壁や机、いすなどの障害物に接触又は近づいたことを検出し、また下り階段等落下に至る段差を検出する部分である。障害物検出部14は、超音波センサを用いて障害物への近接を検出する。超音波センサに代えて、あるいは超音波センサと共に、赤外線測距センサなど他の方式の非接触センサを用いてもよい。
衝突センサ14Cは、掃除ロボット1が走行時に障害物と接触したことを検出するために、例えば、筐体2の側板2cの内部に配置される。CPUは、衝突センサ14Cからの出力信号に基づいて側板2cが障害物に衝突したことを知る。
前輪床面検出センサ18、左輪床面検出センサ19Lおよび右輪床面検出センサ19Rは下り階段等の大きな段差を検出する。
CPUは、障害物検出部14から出力された信号に基づいて、障害物や段差の存在する位置を認識する。認識された障害物や段差の位置情報に基づいて、その障害物や段差を避けて次に走行すべき方向を決定する。なお、左輪床面検出センサ19Lおよび右輪床面検出センサ19Rは、前輪床面検出センサ18が段差の検出に失敗した場合や故障した場合に下り階段を検出し、掃除ロボット1の下り階段への落下を防止する。
人感知部113は、周囲にいる人を検出する。この実施形態で、人感知部は、1以上のマイクロフォン113M、音声認識部113S、カメラ113C、画像解析部113Aおよび人感センサ54の3種類のセンサを有する。ただし、これらのうち何れか1種類あるいは2種類のセンサであっても人を感知できるので、3種類のセンサは必須の構成ではない。
マイクロフォン113Mは周囲の音を収集して音声信号として音声認識部113Sへ出力する。音声認識部113Sは、周知の音声認識技術を用いてその音に音声(人の声)が含まれているときにそれを認識する。さらに、音声の大きさを段階的に感知し、音源の方向および音源までの距離を算出(即ち人との距離を判定)するための情報を提供する。単一指向性の1つのマイクロフォンを用いてもよいが、左右2つのマイクロフォンを用いて各マイクロフォンが収集した音声の音量の差、時間差および/または位相差から音源の方向を算出するようにしてもよい。音源までの距離の算出は、例えば、直接音と反射音の割合や直接音と初期反射音の到達時間差の情報に基づいて行うことができる。あるいは、3つ以上のマイクロフォンを用いれば、そのうち2つのマイクロフォンを用いて検出した定位を組み合わせて音源の距離がさらに算出できる。
カメラ113Cは、周囲の様子を画像信号として画像解析部113Aに出力する。画像解析部113Aは、周知のパターン認識技術を用いてその画像信号に人が写っているときにそれを認識する。さらに、人の方向と距離を算出(即ち判定)するための情報を提供する。人の方向は、カメラ113Cの画像のどの位置に人が写っているかの情報に基づいて算出できる。人との距離は、例えば、画像に写った人の大きさから算出できる。あるいは、左右の2台のカメラを用いて異なる視点から周囲を撮影することで所謂3D画像の撮影を行い、3D画像の奥行きを解析して奥行き距離の情報を提供してもよい。
人感センサ54は、例えば、人の発する赤外線を検出する人感センサが照明のスイッチや防犯システム用に実用化されている。その他、超音波や可視光等によって人の存在を検出するものを用いてもよい。このような市販の人感センサあるいはそれに適用されている技術を用いればよい。
なお、音声や画像による人の方向と距離の判定は、高い精度が必ずしも要求されるものでない。おおよその距離や方向を判定する程度の精度であっても周囲の人が騒音を気にしないように離れて走行できればよい。例えば、判定の精度が低くても、その精度に見合った距離の閾値を設計者が設定し、制御部11はその閾値を用いて走行制御を行えばよい。
制御部11内のCPUは、音声認識部113Sによる音声認識、画像解析部113Aによる画像解析および/または人感センサ54からの出力信号に基づいて周辺に人の存否および人が存在するときはその方向と距離の算出に用いる情報を得る。
動力部21は、掃除ロボット1の左右の駆動輪を回転および停止させる駆動モータによって走行を実現する部分である。左右の駆動輪を独立して正逆両方向に回転させ得るように駆動モータを構成することにより、掃除ロボット1の前進、後退、旋回、加減速などの走行状態を実現している。
吸気口31および排気口32は、それぞれ掃除のための空気の吸気および排気を行う部分である。
集塵部15は、室内のゴミやちりを集める掃除機能を実行する部分であり、主として、図示しない集塵容器と、フィルタ部と、集塵容器およびフィルタ部を覆うカバー部とを備える。また、集塵容器には、吸気口31と連通する流入路に通じる流入口と、排気口32と連通する排出路に通じる排気口とを有する。排出路には電動送風機115が配置されている。電動送風機115は、吸気口31から空気を吸い込み、その空気を、流入路を介して集塵容器内に導き、集塵後の空気を排出路を介して排気口32から外部へ放出する気流を発生させる。
吸気口31の奥には、底面と平行な軸心廻りに回転する回転ブラシ9が設けられており、吸気口31の左右両側には垂直な回転軸心廻りに回転するサイドブラシ10が設けられている。回転ブラシ9は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。サイドブラシ10は、回転軸の下端にブラシ束を放射状に設けることにより形成されている。なお、回転ブラシ9の回転軸および一対のサイドブラシ10の回転軸は、筐体2の底板2aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられたブラシモータ119とプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されている。これは、単なる一例であり、サイドブラシ10を回転させる専用の駆動モータを設けてもよい。
以上説明した集塵部15、回転ブラシ9、サイドブラシ10、ブラシモータ119、電動送風機115等を含め、回転ブラシ9の回転による床等の掃除面上の塵埃を集塵容器に取り込み、それに合わせて吸気口31から吸気した空気を集塵部15の集塵容器を経て排気口32から排気することで吸塵する吸塵機構が構成される。
また、この実施形態に係る掃除ロボット1は、付加機能としてイオン発生機能を備えている。排出路には、イオン発生部117が設けられている。このイオン発生部117が動作すると排気口より放出される気流はイオン発生部117で生成されたイオン(例えばプラズマクラスターイオン(登録商標)、または負イオン等でもよい)を含む。そのイオンを含んだ空気は、筐体2の上面に設けた排気口32から排出される。このイオンを含んだ空気により室内の除菌および脱臭が行われる。また負イオンの場合には、人にリラックス効果を与えることも知られている。このとき、排気口32から後方の斜め上方に向けて空気が排気されるので、床面の塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。また塵埃を徐電することもでき、集塵された塵埃の廃棄を確実に行える。
なお、イオン発生部117で発生したイオンの一部が流入路へ導かれるようにしてもよい。このようにすれば、吸気口31から流入路に導かれる気流内にイオンが含まれるため、集塵部15が有する図示しない集塵容器およびフィルタの除菌および脱臭を行うことができる。
入力部51は、ユーザが、掃除ロボット1の動作を指示入力する部分であり、掃除ロボット1の筐体の表面に、操作パネル、あるいは操作ボタンとして設けられる。
さらに、前述の掃除機本体に設けられた操作パネルや操作ボタンとは別にリモコンユニットが設けられており、このリモコンユニットも入力部51に相当する。このリモコンユニットに設けられた操作ボタンを押すと、リモコンユニットから赤外線や無線電波信号が送出され、無線通信により動作の指示入力を行う。
入力部51は、主電源スイッチ52M、電源スイッチ52Sおよび起動スイッチ53を含む。主電源スイッチ52Mは、充電池12から制御部11等への給電を回路的にオン/オフするスイッチである。電源スイッチ52Sは、掃除ロボット1の電源をオン/オフするスイッチである。起動スイッチ53は、清掃作業をスタートさせるスイッチである。入力部51としては、その他のスイッチ(例えば、充電要求スイッチ、運転モードスイッチ、タイマスイッチ)がさらに設けられる。入力部51としてのリモコンがユーザからの指示を受けると、制御部11はこの指示に応答し、例えば動力部21を制御してユーザが指示する方向へ走行させあるいは走行を停止させる。また、例えばイオン発生部117のイオン発生を制御する。
記憶部61は、掃除ロボット1の各種機能を実現するために必要な情報や、制御プログラムを記憶する部分であり、フラッシュメモリ等不揮発性の半導体記憶素子やハードディスク等の記憶媒体が用いられる。
記憶部61には、例えば、充電池12の残容量等の状態を示す電池情報62、掃除ロボット1の走行経路の履歴、現在位置および方向を示す位置情報63、掃除ロボット1の動作モードを示す動作モード情報71を格納する。動作モード情報71は、運転モード72、スタンバイモード73およびスリープモード74を格納する。運転モード72は、清掃作業中であることを示すデータである。スタンバイモード73は、掃除ロボットの状態が起動スイッチ53に応答して掃除を開始できるスタンバイモードであることを示すデータである。スリープモード74は、節電状態のスリープモードであることを示すデータである。さらに、運転モード72は、通常モード72aと静音モード72bのいずれかを示すデータを含む。必須の構成ではないが、静音モードが多段階の静音レベルのうちいずれかを選択する態様においては、選択された静音レベルを示すデータ静音レベル72cをさらに含む。
≪静音制御1−音声認識に基づく通常モードと静音モードの切換え≫
続いて、音声認識に基づく通常モードと静音モードの切換えの制御について説明する。
図4および図5は、制御部11が周囲の人の存否を感知し、それに応じて運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の一態様を示すフローチャートである。この実施形態は、人感知部113として前後左右に4つのマイクロフォン113Mと音声認識部113Sを備える構成を前提とした処理である。4つのマイクロフォン113Mは、いずれも単一指向性のマイクロフォンであって、掃除ロボット1の前進方向、後退方向、左方向および右方向のそれぞれに最大感度を有するように、互いに異なる方向に向けて装着されている。
図4に示すように、制御部11は、清掃作業を開始する際に、初期の運転モードとして通常モードを選択し(ステップS10)、制御部11が有するタイマーToをリセットする(ステップS11)。このタイマーは静音モードに運転を切換えた後、予め定められた一定の期間は静音モードを維持するために用いる。
そして、制御部11が掃除ロボット1の清掃作業を開始させた後は、前後左右のマイクロフォン113Mが収集した音を音声認識部113Sが分析し、制御部11は分析結果の情報を得る(ステップS11)。その情報は、収集された音に予め定められた閾値S以上の大きさの音声が含まれているか否かの情報を含む(ステップS13)。
収集された音に閾値S以上の大きさの音声が含まれていると判断した場合(ステップS15のYes)、制御部11は、音声を発した音源である人が掃除ロボット1からどれくらいの距離かを算出する(ステップS17)。
ここで、前記ステップS13およびS15の変形例について述べる。人感知部113が、近接限界内に人が存在するときにその人を感知する人感センサ54をさらに備える場合、前記ステップS13およびS15に代えて、あるいは前記ステップS13およびS15に加えて、人感センサ54が周囲に存在する人を感知したか否かを判定するようにしてもよい。
図4の説明に戻る。ステップS17で、音源までの距離の算出には、各マイクロフォンが収集した音声の音量差、時間差および/または位相差の情報を用いる。なお、3つのマイクロフォンを備えていれば、そのうち2つのマイクロフォンが収集した音声の音量差、時間差および/または位相差に基づいて音源の方向(定位)が検出できる。3つのマイクロフォンから2つを選ぶ3通りの組み合わせについてそれぞれ定位を検出し、それらを組み合わせることで音源までの距離が算出できる。この実施形態では前後左右の4つのマイクロフォンを用いてより正確に音源までの距離を算出している。
変形例として、1つあるいは2つのマイクロフォンを用いる態様も考えられる。この場合、音源までの距離の算出は、例えば、直接音と反射音の割合や直接音と初期反射音の到達時間差の情報に基づいて行うことができる。この場合、掃除ロボット1が清掃作業を行う部屋の直接音と反射音の割合や直接音と初期反射音の到達時間差を予め登録しておく。掃除ロボット1が図示しない音源回路とスピーカーを有しており、専用の初期設定メニューをユーザが実行すると、制御部は前記音源回路を動作させてテスト用の音を発し、その掃除ロボット1が設置された部屋の音響特性を記憶部61に格納する。このようにして登録された音響特性と清掃作業中に認識した音声とを比較して掃除ロボット1から人までの距離を算出する。
そして、制御部11は音源までの距離が予め定められた閾値D以下か否かを判断する(ステップS19)。人との距離が閾値D以下の場合(ステップS19のYes)、制御部11は、運転モードとして静音モードを選択し(ステップS21)、動作音を抑えて清掃作業を行わせる。より具体的に述べると制御部11は、電動送風機115やブラシモータ119の回転速度を通常モードの回転速度から予め定められた分だけ落とすように制御する。それに加えて、あるいはそれに代えて、制御部11は動力部21の駆動速度を通常モードの速度から予め定められた分だけ落とすように制御する。
そして、制御部11は、タイマーToに予め定められた期間を設定し、タイマーのカウントを開始する(ステップS23)。その期間は、図4の例では5分のカウントダウンタイマーである。その後、ルーチンはステップS29へ進む。
一方、前記ステップS15で閾値S以上の大きさの音声が含まれていなければ(ステップS15のNo)、制御部11は周囲に人が存在しないと判断する。そして、ルーチンはステップS25へ進む。
また、前記ステップS19で音源までの距離が閾値Dより離れている場合(ステップS19のNo)、制御部11は人との距離が十分離れていると判断する。この場合もルーチンはステップS25へ進む。
ステップS25で、制御部11は、タイマーToがカウント中か否かを判断する。タイマーToがカウント中でなければ(ステップS25のNo)、ルーチンは前記ステップS13へ戻って人の存否を感知しながら清掃作業を続ける。
一方、前記ステップS25でタイマーToがリセット状態かまたはカウントが終了している場合(ステップS25のYes)、制御部11は、運転モードとして通常モードを選択する(ステップS27)。即ち、電動送風機115やブラシモータ119の回転速度を予め定められた通常モードの回転速度に制御する。それに加えて、あるいはそれに代えて、制御部11は動力部21の駆動速度を予め定められた通常モードの速度に制御する。そしてルーチンはステップS29へ進む。
ステップS29で制御部11は、全ての箇所の清掃を終えたか否かを判断する。未清掃の箇所が残っていれば(ステップS29のNo)、ルーチンはステップS13へ戻って人の存否を感知しながら清掃作業を続ける。一方、全ての箇所の清掃が完了したと判断したら(ステップS29のYes)、掃除ロボット1を充電ステーションへ帰還させる。そのために制御部11は、記憶部61の位置情報63を参照し、充電ステーションへ向けて障害物を回避しつつ掃除ロボット1を走行させる(図5のステップS31)。目標の充電ステーションに到達したら(ステップS33)、充電ステーションに近接させた状態で走行を終了させ(ステップS35)、両者の露出した充電端子どうしを接触させて充電池12の充電を行う。
以上が、音声認識に基づく通常モードと静音モードの切換えの制御である。
≪走行制御≫
ここでは、掃除ロボット1が自走する際に制御部11が行う走行制御の一例について説明する。図6および7は、掃除ロボット1が自走する際、制御部11が障害物を回避しながら筐体を走行させる処理の例を示すフローチャートである。図6に示すように、制御部11は、前方超音波センサ14F、左方超音波センサ14Lおよび右方超音波センサ14Rの何れかが、予め定められた距離の閾値tr内に障害物を検出したか否かを走行中に監視する(ステップS51)。閾値tr内に障害物が存在しなければ(ステップS53のNo)、直進を続ける。
何れかの超音波センサが閾値tr内に障害物の存在を検出したとき、制御部11は、それに応答して左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に減速させて(ステップS55)、駆動輪を停止させる(ステップS57)。駆動輪が停止したら(ステップS57のYes)、いずれの超音波センサが障害物を検出しているかに応じて掃除ロボット1を右または左に旋回させる。
まず、制御部11は、前方超音波センサ14Fが障害物を検出しているか否かを調べる(ステップS59)。障害物を検出している場合(ステップS59のYes)、制御部11は、左駆動輪22Lを後進方向に回転させ右駆動輪を前進方向に回転させて、掃除ロボット1を停止位置で左側に旋回させる(ステップS61)。前方超音波センサ14F、左方超音波センサ14Lおよび右方超音波センサ14Rが何れも閾値tr内に障害物を検出しなくなるまで左旋回を続ける(ステップS63のNoのループ)。
障害物が検出されなくなったら(ステップS63のYes)、制御部11は掃除ロボット1の旋回を停止させた後、左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に前進方向に回転させて掃除ロボット1を予め定められた通常走行モード用走行速度Vrで直進させる(ステップS65)。即ち、左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に走行速度Vrに達するまで加速した後、前記速度Vrで走行させる。
一方、前記ステップS59の判定で、前方超音波センサ14Fが障害物を検出していない場合(ステップS59のNo)、制御部11は、右方超音波センサ14Rが障害物を検出しているか否かを調べる(ステップS67)。障害物を検出している場合(ステップS67のYes)、制御部11は、左駆動輪22Lを後進方向に回転させ右駆動輪を前進方向に回転させて、掃除ロボット1を停止位置で左側に旋回させる(図7のステップS69)。前方超音波センサ14F、左方超音波センサ14Lおよび右方超音波センサ14Rが何れも閾値tr内に障害物を検出しなくなるまで左旋回を続ける(ステップS71のNoのループ)。
障害物が検出されなくなったら(ステップS71のYes)、制御部11は掃除ロボット1の旋回を停止させた後、左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に前進方向に回転させて掃除ロボット1を予め定められた走行速度Vrで直進させる(ステップS73)。即ち、左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に走行速度Vrに達するまで加速した後、前記速度Vrで走行させる。
一方、図6のステップS67の判定で、右方超音波センサ14Rが障害物を検出していない場合(ステップS67のNo)、残る左方超音波センサ14Lが障害物を検出していることになる。そこで、制御部11は、左駆動輪22Lを前進方向に回転させ右駆動輪を後進方向に回転させて、掃除ロボット1を停止位置で右側に旋回させる(図7のステップS75)。前方超音波センサ14F、左方超音波センサ14Lおよび右方超音波センサ14Rが何れも閾値tr内に障害物を検出しなくなるまで右旋回を続ける(ステップS77のNoのループ)。
障害物が検出されなくなったら(ステップS77のYes)、ルーチンは前記ステップS73へ進む。制御部11は掃除ロボット1の旋回を停止させた後、左駆動輪22Lおよび右駆動輪22Rを共に前進方向に回転させて掃除ロボット1を前述の走行速度Vrで直進させる。
≪静音制御2−画像解析に基づく通常モードと静音モードの切換え≫
続いて、画像解析に基づく通常モードと静音モードの切換えの制御について説明する。
図8および図9は、制御部11が周囲の人の存否を感知し、それに応じて運転モードを通常モードまたは静音モードに切換える処理の異なる態様を示すフローチャートである。この実施形態は、人感知部113としてカメラ113Cと画像解析部113Aを備える構成を前提とした処理である。カメラ113Cは1台以上のカメラからなり、前方を中心として左右にそれぞれ90度以上の視野角を撮影する。
以下の図8および図9の処理は、図4および図5に対応する処理を含んでいる。そこで、重複する処理は説明を省略し、異なる処理について説明する。
図8で、ステップS80およびS81は、図4のステップS10およびS11に対応している。
ステップS83で、カメラ113Cが撮影した画像を画像解析部113Aが解析し、制御部11は解析結果の情報を得る。その情報は、撮影された画像に人が写っているか否かの情報を含む(ステップS83)。人が写っていない場合(ステップS85のNo)のステップS95、S97、その後のS99および図9のS101〜S105の処理は、図4のステップS25〜S29および図5のステップS31〜S35の処理に対応している。
ここで、ステップS83およびS85の処理の変形例について述べる。人感知部113がマイクロフォン113Mと音声認識部113Sとをさらに備える場合、前記ステップS83およびS85に代えて、あるいは前記ステップS83およびS85に加えて、収集された音に予め定められた第1閾値以上の大きさの音声が含まれているか否かを判定するようにしてもよい。この判定は、図4のステップS11と同様である。異なる変形例として、人感知部113が、近接限界内に人が存在するときにその人を感知する人感センサ54をさらに備える場合、前記ステップS83およびS85に代えて、あるいは前記ステップS83およびS85に加えて、人感センサ54が周囲に存在する人を感知したか否かを判定するようにしてもよい。さらなる変形例として、画像に基づく判定、人感センサ54に基づく判定、音声に基づく判定の全部または一部を組み合わせてもよい。
図8の説明を続ける。前記ステップS85で、画像に人が写っていると判断した場合(ステップS85のYes)、制御部11は、画像に写った人が掃除ロボット1からどれくらいの距離かを算出する(ステップS87)。例えば、左右の2台のカメラを用いて異なる視点から周囲を撮影することで所謂3D画像の撮影を行い、3D画像の奥行きを解析して奥行き距離を算出してもよい。あるいは、画像に写った人の大きさから算出してもよい。
そして、制御部11は人までの距離が予め定められた閾値D度以下か否かを判断する(ステップS89)。人との距離が近接限度より離れている場合(ステップS89のNo)、ルーチンは前記ステップS95へ進み、タイマーToがカウント中でなければ通常モードを選択する。
一方、人との距離が閾値D以下の場合(ステップS89のYes)、続くステップS91およびS93は、図4のステップS21およびS23に対応している。それに続くステップS99からの処理は、前述のように図4のステップS29および図5のステップS31〜S35に対応している。
≪静音制御3−距離に応じた静音レベルの選択≫
続いて、制御部11が距離に応じた静音レベルを選択して切換える制御について説明する。この実施形態で、静音モードはさらに3段階の静音レベルを有しており、制御部11は静音モードの場合に何れの静音レベルかを決定する。より具体的には、制御部11は電動送風機115やブラシモータ119の回転速度を各静音レベルに応じて予め定められた分だけ通常モードの回転速度から落とすように制御する。それに加えて、あるいはそれに代えて、制御部11は動力部21の駆動速度を各静音レベルに応じて予め定められた分だけ通常モードの速度から落とすように制御する。なお、いうまでもないが3段階は一例にすぎず、複数段階の静音レベルの代表例と理解すべきである。
図10〜図12は、制御部11が周囲の人の存否を感知し、それに応じて運転モードを通常モードまたは静音モードに切換えかつ静音モードでは段階的な複数の静音レベルのうちいずれかを選択する処理の一態様を示すフローチャートである。この実施形態は、人感知部113が音声に基づいて人を感知する構成を例に説明を述べているが、画像に基づいて人を感知する構成にも適用できる。
図10〜図12の処理は、図4および図5に対応する処理を含んでいる。そこで、重複する処理は説明を省略し、異なる処理について説明する。
図10で、ステップS110〜S117は、図4のステップS10〜S17に対応している。ステップS119で、制御部11は、算出した音源までの距離に応じた運転モードを決定し、その運転モードを返す。ステップS119については図12の説明で詳述する。制御部11は、静音モードと通常モードのいずれの運転モードかを決定し、静音モードの場合はさらに3段階の静音レベルのうち何れかを決定する。
前記ステップS119の判断で、制御部11が何れかの静音レベルの静音モードを運転モードとして決定した場合、ルーチンはステップS121へ進む。そして、制御部11は決定した静音レベルの静音モードで掃除ロボット1が清掃作業を行うように電動送風機115やブラシモータ119の回転速度を制御する。それに加えて、あるいはそれに代えて、制御部11は動力部21の駆動速度を制御する。
それに続くステップS123および図11のステップS129〜S135は、図4のステップS23、S29および図5のステップS31〜S35に対応している。
一方、前記ステップS119の判断で、制御部11が通常モードを運転モードとして決定した場合、ルーチンはステップS125へ進む。制御部11はタイマーToがカウント中でなければ(ステップS125のYes)、通常の運転モードで清掃作業を行うように制御し(ステップS127)、清掃作業終了か否かを判断する(ステップS129)。前記ステップS125およびS127は、図4のステップS25およびS27に対応している。
ここで、前記ステップS119、即ち、音源までの距離に応じて運転モードを決定する処理の詳細を説明する。
図12は、制御部11が音源までの距離に応じて運転モードを決定する処理の詳細を示すフローチャートである。図12で、制御部11は、音源までの距離を3つの閾値D1、D2およびD3と比較して静音レベルを決定する。各閾値は、D3>D2>D1の関係にある。各閾値のうちで閾値D3は音源までの距離が最も遠く、音源がD3よりも遠くにあると判断される場合は運転モードを通常モードとする。音源がD3以下の距離にある場合は静音モードで運転を行うが、例えば最小の閾値D1よりも近くに音源があると判断したときは最小の動作音である静音レベル1とする。以下、フローチャートに沿って説明する。
制御部11はまず、音源までの距離が閾値D1以下であるか否かを判断する(ステップS141)。閾値D1以下の場合(ステップS141のYes)、運転モードを静音レベル1の静音モードと決定し、その結果を返して(ステップS143)処理を終了する。前述のように閾値D1はD1〜D3のうちで最小の値であり、静音レベル1はレベル1〜3のうちで最も動作音の小さいレベルである。
一方、前記ステップS141で音源までの距離が閾値D1より大きいと判断した場合(ステップS141のNo)、制御部11は次に音源までの距離が閾値D2以下であるか否かを判断する(ステップS145)。閾値D2以下の場合(ステップS145のYes)、運転モードを静音レベル2の静音モードと決定し、その結果を返して(ステップS147)処理を終了する。
また一方、前記ステップS145で音源までの距離が閾値D2より大きいと判断した場合(ステップS145のNo)、制御部11は次に音源までの距離が閾値D3以下であるか否かを判断する(ステップS149)。閾値D3以下の場合(ステップS149のYes)、運転モードを静音レベル3の静音モードと決定し、その結果を返して(ステップS151)処理を終了する。
前記ステップS149で音源までの距離が閾値D3より大きいと判断した場合(ステップS149のNo)、制御部11は運転モードを通常モードと決定し、その結果を返して(ステップS153)処理を終了する。
以上が、音源までの距離に応じて運転モードを決定する処理の詳細の詳細である。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
なお、この発明において、吸塵機構は、ゴミやちりを集める掃除機能を実現するものである。その具体的な構成の一例は、吸気口、回転ブラシ、その回転ブラシを回転させる機構、集塵容器、集塵フィルタ、流入路、排出路、電動送風機を含んでなる。吸気口は、筐体底面に設けられて床面の塵埃を吸込むための開口である。回転ブラシは吸気口から露出して床面を掃くように設けられる。集塵フィルタは、筐体内に収容されて吸込まれた塵埃を集塵容器内に留め、空気を排出路へと通過させる。流入路は吸気口から集塵容器へと連通する経路である。排出路は集塵容器および集塵フィルタから掃除機本体へと排出する排気口へと連通する経路である。電動送風機は、例えば排出路に配置され、吸気口から空気を吸い込んで流入路を介して集塵容器に導く。さらにその空気を集塵フィルタ、排出路を経て排気口へと導き排出させる。前述した実施形態において、吸塵機構は、吸気口、回転ブラシ、ブラシモータ、集塵容器およびフィルタ、流入路、排出路および電動送風機に相当する。
また、筐体は、自動車に例えると車体に相当するものであり、掃除機の吸塵機構や回路を収容している。さらに、ロボット掃除機を走行させるための機構として左右の駆動輪とそれらの駆動輪を独立して駆動する動力部としてのモータを備えている。
また、障害物検出部は、例えば、障害物への近接を検出する超音波センサを用いて実現される。さらに、障害物への衝突を検出するスイッチまたはセンサを有していてもよい。
人感知部は、ロボット掃除機の周囲に存在する人を感知するものである。人だけではなく動物を感知してよいが感知しなくてもよい。その具体的な態様は、例えば、音声を感知するマイクロフォンおよび音声認識回路、画像を捉えるカメラおよび画像解析部および/または人感センサである。
周囲とはロボット掃除機の近傍を意味するが、例えば予め定められた距離の範囲内であり、またはロボット掃除機が置かれた室内である。また、例えば音声で人を感知する場合は、ある大きさの音声が収集される範囲である。画像で人を感知する場合は画像に写る範囲であってもよく、あるいはその画像から近傍の領域を判断してその範囲内としてもよい。前述した実施形態において、人感知部は、マイクロフォンおよび音声認識部、カメラおよび画像解析部並びに人感センサに相当する。
制御部のハードウェアは、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等を有するマイクロコンピュータであり、前記CPUがROMあるいは外部の記憶部に予め格納された制御プログラムに従ってそれらハードウェア資源を用いて処理を実行し制御部としての機能を実現する。前述した実施形態において、制御部は、清掃作業を実行するために電動送風機、ブラシモータのハードウェア資源を制御する。また、動力部、障害物検出部、人感知部等のハードウェア資源を用いて走行制御を具体的に実現する。前記制御部は、吸塵機構の電動送風機やブラシモータを通常の回転速度から予め定められた分だけ落とすことによって静音モードに切換える。それに加えて、あるいはそれに代えて、前記制御部は、動力部の駆動速度を通常の速度から予め定められた分だけ落とすことによって静音モードに切換える。
1:掃除ロボット
2:筐体
2a:底板
2b:天板
2c:側板
3:蓋部
9:回転ブラシ
10:サイドブラシ
11:制御部
12:充電池
14:障害物検出部
14C:衝突センサ
14F:前方超音波センサ
14L:左方超音波センサ
14R:右方超音波センサ
15:集塵部
18:前輪床面検出センサ
19L:左輪床面検出センサ
19R:右輪床面検出センサ
21:動力部
22L:左駆動輪
22R:右駆動輪
26:後輪
27:前輪
31:吸気口
32:排気口
51:入力部
52M:主電源スイッチ
52S:電源スイッチ
53:起動スイッチ
54:人感センサ
61:記憶部
62:電池情報
63:位置情報
71:動作モード情報
72:運転モード
72a:通常モード
72b:静音モード
73:スタンバイモード
74:スリープモード
113:人感知部
113A:画像解析部
113C:カメラ
113M:マイクロフォン
113S:音声認識部
115:電動送風機
117:イオン発生部
119:ブラシモータ

Claims (5)

  1. 吸塵機構を有する筐体と、
    前記筐体を駆動する動力部と、
    周囲に存在する人を感知する人感知部と、
    障害物を回避しながら前記筐体が走行するよう前記動力部の駆動を制御し、かつ前記吸塵機構および前記人感知部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記動力部および/または前記吸塵機構の駆動を、通常の駆動よりも抑えて制御することを特徴とする自走式掃除機。
  2. 前記人感知部は、人との距離を感知し、
    前記制御部は、前記人との距離に応じて駆動を抑えるように制御する請求項1に記載の自走式掃除機。
  3. 前記吸塵機構は、吸気口から塵埃を含む空気を吸引して塵埃が除去された空気を排出させる電動送風機を含み、
    前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記電動送風機の回転速度を低くするように制御する請求項1または2に記載の自走式掃除機。
  4. 前記吸塵機構は、吸込口近傍に配置された回転ブラシおよびその回転ブラシを回転させるブラシ駆動部を含み、
    前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記ブラシ駆動部の駆動速度を低くするように制御する請求項1〜3の何れか一つに記載の自走式掃除機。
  5. 前記制御部は、前記人感知部が周囲に人を感知したことに応答して前記動力部の駆動速度を低くするように制御する請求項1〜4の何れか一つに記載の自走式掃除機。
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