JP2013168294A - リレー駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイル通電用の駆動回路と駆動回路によるコイルの通電を制御する制御ユニットとが同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、駆動回路に存在するコイル電流抑制用抵抗の発熱について、的確な対策を講じることができるリレー駆動装置を提供すること。
【解決手段】リレー5のオン駆動時に、まず、FET1をオンさせて、コイル電流抑制用の抵抗Rが存在しない第1回路7bによってコイル5bの給電回路7aを構成する。少し後にFET2をオンさせ、リレー接点5aのチャタリングが解消した後に、FET1をオフさせて、抵抗Rが存在する第2回路7cに給電回路7aを切り替える。その後、電源Bの電圧VBが通常よりも上昇すると、給電回路7aを間欠的に、抵抗Rが存在しない第1回路7bと抵抗Rが存在する第2回路7cとで交互に構成させる。
【選択図】図1
【解決手段】リレー5のオン駆動時に、まず、FET1をオンさせて、コイル電流抑制用の抵抗Rが存在しない第1回路7bによってコイル5bの給電回路7aを構成する。少し後にFET2をオンさせ、リレー接点5aのチャタリングが解消した後に、FET1をオフさせて、抵抗Rが存在する第2回路7cに給電回路7aを切り替える。その後、電源Bの電圧VBが通常よりも上昇すると、給電回路7aを間欠的に、抵抗Rが存在しない第1回路7bと抵抗Rが存在する第2回路7cとで交互に構成させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、リレーをオンオフ駆動するリレー駆動装置に関する。
コイルへの通電をオンオフすることでリレー接点をオンオフさせるリレーの駆動装置は、コイルを通電用の電源に接続する駆動回路とこの駆動回路を介してリレー接点のオンオフを制御する制御ユニットとを含んでいる。
このようなリレー駆動装置でリレーをオン駆動する際には、オンしたリレー接点のチャタリングを抑制するために、コイルに大電流を流して強い磁力を発生させることが好ましい。一方、リレー接点が安定してオンした後は、コイルの発熱を抑えるために、コイルに流す電流を低く抑えることが好ましい。
そこで、リレーのオン駆動時に、当初は、駆動回路中の電源にコイルを接続する回路上に、コイルに流れる電流を抑制するコイル電流抑制用抵抗を挿入せず、リレー接点が安定してオンした後はコイル電流抑制用抵抗を挿入するように、電源に対するコイルの接続経路を切り替える技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
上述したリレーは、車両の分野でも、例えばバッテリを負荷に接続するのに利用される。そして、車両のリレーをオン駆動する場合に、オルタネータの出力電圧のばらつき等の理由でバッテリの電圧が上昇すると、それに伴い、コイル電流抑制用抵抗に流れる電流が増え、抵抗の発熱が増加する可能性がある。
ところで、車両の分野では、近年、リレー駆動装置のモジュール化が進んでおり、駆動回路と制御ユニットが同一基板に実装されて一つのユニットを構成するケースが増えている。モジュール化されたリレー駆動装置において、コイル電流抑制用抵抗の発熱が増加すると、基板を通じて伝わる熱で制御ユニットの動作に支障が生じるおそれがある。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、コイル通電用の駆動回路と駆動回路によるコイルの通電を制御する制御ユニットとが同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、駆動回路に存在するコイル電流抑制用抵抗の発熱について、的確な対策を講じることができるリレー駆動装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に記載した本発明のリレー駆動装置は、
通電のオンオフによりリレー接点をオンオフさせるコイルを通電用の電源に接続する給電回路を含む駆動回路と、前記リレー接点をオンさせる際に前記給電回路の経路を切り替える制御を行う制御ユニットとが、同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、
前記電源の電圧を検出する電源電圧検出手段を備え、
前記制御ユニットは、
前記リレー接点をオンさせる際の冒頭の第1期間において、前記給電回路の経路上にコイル電流抑制用抵抗が存在しない第1回路で前記給電回路が構成され、
前記リレー接点をオンさせる際の、前記第1期間に続く第2期間において、前記電源の電圧が所定の閾値を超えていない間は、前記給電回路の経路上に前記コイル電流抑制用抵抗が存在する第2回路で前記給電回路が構成され、かつ、
前記第2期間において、前記電源の電圧が前記閾値を超えている間は、少なくとも前記第1回路を間欠的に含んで前記給電回路が構成される、
ように前記給電回路の経路の切り替えを制御する、
ことを特徴とする。
通電のオンオフによりリレー接点をオンオフさせるコイルを通電用の電源に接続する給電回路を含む駆動回路と、前記リレー接点をオンさせる際に前記給電回路の経路を切り替える制御を行う制御ユニットとが、同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、
前記電源の電圧を検出する電源電圧検出手段を備え、
前記制御ユニットは、
前記リレー接点をオンさせる際の冒頭の第1期間において、前記給電回路の経路上にコイル電流抑制用抵抗が存在しない第1回路で前記給電回路が構成され、
前記リレー接点をオンさせる際の、前記第1期間に続く第2期間において、前記電源の電圧が所定の閾値を超えていない間は、前記給電回路の経路上に前記コイル電流抑制用抵抗が存在する第2回路で前記給電回路が構成され、かつ、
前記第2期間において、前記電源の電圧が前記閾値を超えている間は、少なくとも前記第1回路を間欠的に含んで前記給電回路が構成される、
ように前記給電回路の経路の切り替えを制御する、
ことを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のリレー駆動装置によれば、リレー接点をオンさせる際、冒頭の第1期間では、コイル抑制用抵抗が経路上に存在しない第1回路で給電回路が構成され、コイルに大電流が流れてリレー接点のチャタリングが抑制される。また、リレー接点のチャタリングが収まった後の第2期間においては、原則的に、コイル抑制用抵抗が経路上に存在する第2回路で給電回路が構成され、コイルに流れる電流が下がってコイルの発熱が抑制される。
但し、電源の電圧が所定の閾値を超えて、コイル抑制用抵抗の発熱量が給電回路(駆動回路)と同一基板上の制御ユニットの動作に支障を与える程度となると、少なくとも間欠的に第1回路を含んで給電回路が構成される。これにより、電源からコイルに流れる電流がコイル抑制用抵抗を流れないか、あるいは、第2回路を流れる分だけ、コイル抑制用抵抗を流れる平均電流が、電源の電圧が所定の閾値を超えていないときよりも減る。よって、コイルを流れる電流によるコイルの発熱をコイル電流抑制用抵抗により抑制しつつ、電源の電圧上昇時のコイル電流抑制用抵抗の発熱も抑制することができる。
したがって、コイル通電用の駆動回路と駆動回路によるコイルの通電を制御する制御ユニットとが同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、駆動回路に存在するコイル電流抑制用抵抗の発熱について的確な対策を講じることができる。
また、請求項2に記載した本発明のリレー駆動装置は、請求項1に記載した本発明のリレー駆動装置において、前記第2期間において、前記電源の電圧が前記閾値を超えている間、前記第1回路を含まずに前記給電回路が構成される期間に対する前記第1回路を含んで前記給電回路が構成される期間の割合が、前記電源の電圧が高いほど大きくなるように、前記制御ユニットが前記給電回路の経路の切り替えを制御することを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のリレー駆動装置によれば、請求項1に記載した本発明のリレー駆動装置において、第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えて、少なくとも間欠的に第1回路を含んで給電回路が構成される際、電源の電圧が高いほど、第1回路を含んで給電回路が構成されてコイル電流抑制用抵抗を電流が流れない時間の割合が増える。
したがって、第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えている間は、電源の電圧が高いほどコイル電流抑制用抵抗を電流が流れない時間を増やして、コイルを流れる電流によるコイルの発熱を抑制するコイル電流抑制用抵抗自身の発熱が、電源電圧の上昇に伴い上昇するのを抑制することができる。
本発明のリレー駆動装置によれば、コイル通電用の駆動回路と駆動回路によるコイルの通電を制御する制御ユニットとが同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、駆動回路に存在するコイル電流抑制用抵抗の発熱について的確な対策を講じることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係るリレー駆動装置の原理的な構成を示す回路図である。
本実施形態のリレー駆動装置1は、例えば、車両のバッテリ等の電源B(請求項中の電源に相当)から走行系や灯火系等の負荷3に対する電力の供給をオンオフさせるリレー5の駆動に使用される。
そして、本実施形態のリレー駆動装置1は、リレー5の駆動回路7と、駆動回路7を介してリレー5のリレー接点5aのオンオフを制御する制御ユニット9とを有している。そして、駆動回路7と制御ユニット9は、同一の基板13上に実装されている。
駆動回路7は、リレー5のコイル5bを電源Bに接続する給電回路7aを有しており、この給電回路7aは、電源Bに接続されたコイル5bとグランド(接地)とを接続する回路である。給電回路7aは、第1回路7bと第2回路7cとの並列回路を有している。第1回路7bはFET(電界効果トランジスタ)1によって構成され、第2回路7cは、抵抗R(請求項中のリレー電流抑制用抵抗に相当)とFET2との直列回路によって構成される。
この駆動回路7では、FET1又はFET2がオンすると、コイル5bに電源Bから給電されて、リレー接点5aがオンする。このとき、FET1のみがオンすると、第1回路7bによって給電回路7aが構成され、コイル5bを流れる電流iは第1回路7bを流れる電流i1と等しくなる。この電流i1は、リレー接点5aをオフからオンに切り替えさせるのに十分な電流値である。
また、FET2のみがオンすると、第2回路7cによって給電回路7aが構成され、コイル5bを流れる電流iは第2回路7cを流れる電流i2と等しくなる。この電流i2は、リレー接点5aをオフからオンに切り替えさせるのには不十分であるが、既にオンに切り替わったリレー接点5aをオンに保持するには十分な電流値である。
さらに、FET1及びFET2が共にオンすると、第1回路7bと第2回路7cとの並列回路によって給電回路7aが構成され、第1回路7bを流れる電流i1と第2回路7cを流れる電流i2を合計した電流iがコイル5bを流れる。但し、第2回路7cに抵抗Rが存在する分、第2回路7cの抵抗は第1回路7bの抵抗よりも十分に高い。そのため、第2回路7cを流れる電流i2はわずかとなり、コイル5bを流れる電流iは第1回路7bを流れる電流i1とほぼ等しくなる。
制御ユニット9は、図示を省略するが、CPUと、CPUの処理に使用する作業領域等として利用されるRAMと、CPUが実行する制御プログラム等を記憶するROMとを有している。また、制御ユニット9は、電源Bからリレー5のコイル5bに給電される電圧を検出する電圧センサ(図示せず、請求項中の電源電圧検出手段に相当)を実装している。
制御ユニット9には、車両の不図示のECU(Electronic Control Unit 、又は、Engine Control Unit )から、負荷3に対する電力供給のオンオフを指示する信号が入力される。制御ユニット9は、ECUからの入力信号と、自身が検出した電源Bの電圧とにしたがって、FET1,2のオンオフを制御し給電回路7aを切り替える。
次に、制御ユニット9による給電回路7aの切り替えパターンについて、図2のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、リレー5をオン駆動するt0のタイミングで、制御ユニット9は、第1回路7bのFET1をオンさせ、第1回路7bによって給電回路7aを構成させる。また、この少し後のt1のタイミングで、制御ユニット9は、第2回路7cのFET2をオンさせ、第1回路7b及び第2回路7cの並列回路によって給電回路7aを構成させる。さらに、リレー接点5aのチャタリングが解消した後のt2のタイミングで、制御ユニット9は、第1回路7bのFET1をオフさせる。
したがって、制御ユニット9の制御により、タイミングt0〜t2の期間(請求項中の第1期間に相当)は、給電回路7aが実質的に第1回路7bによって構成され、コイル5bには、第1回路7bを流れる電流i1と等しい電流iが流れる。これにより、オフのリレー接点5aがオンに切り替わる。また、タイミングt2を過ぎると(請求項中の第2期間に相当)、給電回路7aが第2回路7cによって構成され、コイル5bには、第2回路7cを流れる電流i2と等しい電流iが流れる。これにより、チャタリングが解消した後のリレー接点5aがオンに保持される。
ところで、タイミングt2よりも後のt3のタイミングにおいて、それまでは、電源Bの電圧上昇の目安として設定した15Vの設定電圧(請求項中の所定の閾値に相当、15Vはあくまで一例である)を超えていなかった電源Bの電圧が、オルタネータ(図示せず)の出力電圧のばらつき等の理由で15Vの設定電圧を超えると、制御ユニット9は、制御の内容を変更する。
具体的には、第1回路7bのFET1のオンオフと第2回路7cのFET2のオンオフとをそれぞれPMW制御して、第1回路7bのFET1を間欠的にオンさせると共に、第2回路7cのFET2を間欠的にオフさせる。このとき、制御ユニット9は、FET2のオフ期間がFET1のオン期間中となるように、FET1のオンデューティよりも小さいオフデューティで、FET2を間欠的にオフさせる。
これにより、給電回路7aは、第1回路7bのみによって構成される期間(タイミングt3〜t6,t7〜t10,…)と、第2回路7cのみによって構成される期間(タイミングt6〜t7,t10〜…)とが交互に到来することになる。
なお、給電回路7aが第1回路7bのみによって構成される期間には、厳密には、第1回路7b及び第2回路7cの並列回路によって構成される期間(タイミングt3〜t4,t5〜t6,t7〜t8,t9〜t10,…)が含まれる。但し、給電回路7aが第1回路7b及び第2回路7cの並列回路によって構成される期間にコイル5bを流れる電流iは、上述した通り、第1回路7bを流れる電流i1とほぼ等しくなる。したがって、これらの期間も、実質的に給電回路7aが第1回路7bのみによって構成される期間と考えることができる。
このため、タイミングt3以降は、第1回路7bを流れる電流i1と等しい電流iと第2回路7cを流れる電流i2と等しい電流iとが交互にコイル5bを流れることになる。そして、タイミングt3以降のコイル5bを流れる電流iは、少なくとも、第2回路7cを流れる電流i2以上に保たれるので、タイミングt3以前からオンとなっているリレー接点5aはタイミングt3以降もオンに保持される。
さらに、電源Bの電圧が設定電圧を超えるタイミングt3以降の期間(請求項中の「第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えている間」に相当)は、電源Bの電圧が設定電圧を超える前のタイミングt2〜t3の期間(請求項中の「第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えていない間」に相当)よりも、第2回路7cの抵抗Rを電流i2が流れる単位時間当たりの期間が少なくなる。したがって、電源Bの電圧が設定電圧を超えることに起因する抵抗Rの発熱が、タイミングt3以降ではタイミングt3以前よりも抑制される。これにより、基板13を通じて制御ユニット9に伝わる抵抗Rの発熱が抑制される。
次に、本発明の他の実施形態に係るリレー駆動装置の原理的な構成を、図3の回路図を参照して説明する。
本実施形態のリレー駆動装置1Aも、図1の回路図を参照して説明した実施形態のリレー駆動装置1と同様に、例えば、車両のバッテリ等の電源B(請求項中の電源に相当)から走行系や灯火系等の負荷3に対する電力の供給をオンオフさせるリレー5の駆動に使用される。
そして、本実施形態のリレー駆動装置1Aでは、駆動回路7の給電回路7aが、第1回路7dと第2回路7eとの並列回路を有している。第1回路7dは、FET3とFET4の直列回路によって構成され、第2回路7eは、抵抗R(請求項中のリレー電流抑制用抵抗に相当)とFET3との直列回路によって構成される。
この駆動回路7では、FET3がオンすると、コイル5bに電源Bから給電されて、第2回路7eに電流i4が流れる。このとき、FET4がオンしていないと、第2回路7eによって給電回路7aが構成され、コイル5bを流れる電流iは第2回路7eの抵抗R及びFET3を流れる電流i4と等しくなる。この電流i4は、リレー接点5aをオフからオンに切り替えさせるのには不十分であるが、既にオンに切り替わったリレー接点5aをオンに保持するには十分な電流値である。
また、FET3のオンよりも先にFET4がオンしているか、あるいは、FET3のオン以降にFET4がオンすると、第1回路7dと第2回路7eとの並列回路によって給電回路7aが構成され、第1回路7dのFET4を流れる電流i3と第2回路7eの抵抗Rを流れる電流i4を合計した電流iがコイル5bを流れる。但し、第2回路7eに抵抗Rが存在する分、第2回路7eの抵抗は第1回路7dの抵抗よりも十分に高い。そのため、第2回路7eを流れる電流i4はわずかとなり、コイル5bを流れる電流iは第1回路7dを流れる電流i3とほぼ等しくなる。この電流i3は、リレー接点5aをオフからオンに切り替えさせるのに十分な電流値である。
この実施形態でも、制御ユニット9は、ECUからの入力信号と、自身が検出した電源Bの電圧とにしたがって、FET3,4のオンオフを制御する。このとき、制御ユニット9は、図4のタイミングチャートに示すパターンで、給電回路7aの切り替えを制御する。以下、制御ユニット9による給電回路7aの切り替えパターンについて、図4を参照して説明する。
まず、t20のタイミングで、制御ユニット9は、FET3をオンさせる。また、この少し後のリレー5をオン駆動するt21のタイミングで、制御ユニット9は、FET4をオンさせ、第1回路7dによって給電回路7aを構成させる。さらに、リレー接点5aのチャタリングが解消した後のt22のタイミングで、制御ユニット9は、FET4をオフさせる。
したがって、制御ユニット9の制御により、タイミングt20〜t21の期間は、給電回路7aが第2回路7eによって構成され、コイル5bには、第2回路7eを流れる電流i4と等しい電流iが流れる。このとき、リレー接点5aはオフのままであるが、電流i4をコイル5bに予め流しておくことで、後にコイル5bを流れる電流iが急激に上昇してリレー接点5aのチャタリングが長引くのを防ぐことができる。
続いて、タイミングt21〜t22の期間(請求項中の第1期間に相当)は、給電回路7aが実質的に第1回路7dによって構成され、コイル5bには、第1回路7dを流れる電流i3と等しい電流iが流れる。これにより、オフのリレー接点5aがオンに切り替わる。また、タイミングt22を過ぎると(請求項中の第2期間に相当)、給電回路7aが第2回路7eによって構成され、コイル5bには、第2回路7eを流れる電流i4と等しい電流iが流れる。これにより、チャタリングが解消した後のリレー接点5aがオンに保持される。
ところで、タイミングt22よりも後のt23のタイミングにおいて、それまで15Vの設定電圧を超えていなかった電源Bの電圧が、オルタネータ(図示せず)の出力電圧のばらつき等の理由で15Vの設定電圧を超えると、制御ユニット9は、制御の内容を変更する。具体的には、FET4のオンオフをPMW制御してFET4を間欠的にオンさせる。
これにより、給電回路7aは、第1回路7d及び第2回路7eの並列回路によって構成され、実質的に第1回路7bのみによって構成される期間(タイミングt23〜t24,t25〜t26,t27〜…)と、第2回路7eのみによって構成される期間(タイミングt24〜t25,t26〜t27,…)とが交互に到来することになる。
このため、タイミングt23以降は、第1回路7dを流れる電流i3と等しい電流iと第2回路7eを流れる電流i4と等しい電流iとが交互にコイル5bを流れることになる。そして、タイミングt23以降のコイル5bを流れる電流iは、少なくとも、第2回路7eを流れる電流i4以上に保たれるので、タイミングt23以前からオンとなっているリレー接点5aはタイミングt23以降もオンに保持される。
さらに、電源Bの電圧が設定電圧を超えるタイミングt23以降の期間(請求項中の「第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えている間」に相当)は、電源Bの電圧が設定電圧を超える前のタイミングt22〜t23の期間(請求項中の「第2期間において電源の電圧が所定の閾値を超えていない間」に相当)よりも、第2回路7eの抵抗Rを電流i4が流れる単位時間当たりの期間が少なくなる。したがって、電源Bの電圧が設定電圧を超えることに起因する抵抗Rの発熱が、タイミングt23以降ではタイミングt23以前よりも抑制される。これにより、基板13を通じて制御ユニット9に伝わる抵抗Rの発熱が抑制される。
なお、電源Bの電圧が設定電圧である15Vを超えた場合、抵抗Rを電流i4が流れない期間を設けて抵抗Rの発熱を抑制すると、その裏返しとして、電流i4よりも高い電流i3がコイル5bを流れる期間が、リレー接点5aのチャタリングが解消した後に増えて、コイル5bの発熱の抑制効果が低減する。
例えば、図5の説明図に示すように、電源Bの電圧が設定電圧より低い通常時の13.5Vである場合、給電回路7aに抵抗Rが存在すると(図中の「DUTY=0%(抵抗有)」の場合)、給電回路7aに抵抗Rが存在しない(図中の「DUTY=抵抗なし」の場合)と比べて、リレー5(のコイル5b)の温度上昇が13deg低減される。但し、抵抗Rの発熱により基板13の温度は12.2deg上昇する。
ここで、電源Bの電圧が設定電圧の15Vである場合に、FET4のオンデューティーを変えて、上述した機能を有する抵抗Rを給電回路7aに存在させる単位時間当たりの期間を、いくつか変えてみる。
例えば、FET4のオンデューティーを0%として、給電回路7aに抵抗Rを常時存在させると(図中の「DUTY=0%(抵抗有)」の場合)、リレー5(のコイル5b)の温度上昇が33.9deg、基板13の温度上昇が15degとなる。
また、FET4のオンデューティーを30%として、給電回路7aに抵抗Rが存在する期間を全体の70%の期間に減らすと(図中の「DUTY=30%(抵抗有)」の場合)、リレー5(のコイル5b)の温度上昇が42.7degに上がるものの、基板13の温度上昇は11.4degに下がる(−3.9deg)。
さらに、FET4のオンデューティーを50%として、給電回路7aに抵抗Rが存在する期間を全体の50%の期間までさらに減らすと(図中の「DUTY=50%(抵抗有)」の場合)、リレー5(のコイル5b)の温度上昇が43.4degに上がる代わりに、基板13の温度上昇は9.0degまでさらに下がる(−6deg)。
したがって、基板13の温度上昇の低減度合いとリレー5(のコイル5b)の温度上昇の増加度合いとのバランスが取れるFET4のオンデューティー比を決定して、抵抗Rを給電回路7aに存在させる単位時間当たりの期間(割合)を決定すればよい。
なお、例えば、図3のリレー駆動装置1Aの制御ユニット9による給電回路7aの切り替えパターンに、図4のタイミングチャートのパターンを適用する場合、電源Bの電圧が設定電圧を超えている期間中の、抵抗Rに電流i4が流れない期間(請求項中の「第1回路を含んで給電回路が構成される期間」に相当)に対する、抵抗Rに電流i4が流れる期間(請求項中の「第1回路を含まずに給電回路が構成される期間」に相当)の割合を、電源Bの電圧値の高低によって変更してもよい。
つまり、図3のリレー駆動装置1Aにおいて、電源Bの電圧が設定電圧である15Vを超えた場合、例えば、16V未満である場合よりも、16V以上である場合に、抵抗Rに電流i4が流れない期間を増やすようにしてもよい。
そのように構成する場合の制御ユニット9の処理手順の一例を示すのが、図6のフローチャートである。まず、制御ユニット9は、リレー接点5aをオンさせた後(ステップS1)、電源Bの電圧VBが設定電圧である15Vを超えているか否かを確認する(ステップS3)。
電圧VBが15Vを超えていない場合は(ステップS3でNO)、制御ユニット9は、図3のリレー駆動装置1Aにおいて、FET4のオンデューティーを0%として、給電回路7aに抵抗Rが存在しない期間の割合(抵抗通電DUTY)を0%に決定する(ステップS5)。
一方、電圧VBが15Vを超えている場合は(ステップS3でYES)、制御ユニット9は、電圧VBが16Vを超えているか否かを確認する(ステップS7)。
電圧VBが16Vを超えていない場合は(ステップS7でNO)、制御ユニット9は、図3のリレー駆動装置1Aにおいて、FET4のオンデューティーを30%として、給電回路7aに抵抗Rが存在しない期間の割合(抵抗通電DUTY)を30%に決定する(ステップS9)。
一方、電圧VBが16Vを超えている場合は(ステップS7でYES)、制御ユニット9は、図3のリレー駆動装置1Aにおいて、FET4のオンデューティーを50%として、給電回路7aに抵抗Rが存在しない期間の割合(抵抗通電DUTY)を50%に決定する(ステップS9)。
ステップS5、ステップS9、又は、ステップS11でFET4のオンデューティー比を決定したならば、制御ユニット9は、リレー接点5aをオフにするまでの間(ステップS13でNO)、ステップS3乃至ステップS13の手順を繰り返して実行する。
以上に説明した制御ユニット9の手順は、図6中に記載したように、電源Bの電圧VBが高いほど、給電回路7aに抵抗Rが存在しない期間の割合(抵抗通電DUTY)を増やし、抵抗Rを流れる電流i4の平均値(平均通電電流)を小さくする内容となっている。
制御ユニット9の手順をこのようにすれば、電源Bの電圧VBが高いほど抵抗Rの発熱による基板13の温度上昇を抑制し、基板13上の制御ユニット9等の要素を的確に熱から保護することができる。
このように、上述した各実施形態のリレー駆動装置1,1Aでは、電源Bの電圧VBが設定電圧である15Vを超えると、リレー接点5aのチャタリングが解消した後の期間であっても、リレー5のコイル5bに電源Bを接続する給電回路7aを、間欠的に、コイル電流抑制用の抵抗Rが存在しない第1回路7b,7dによって構成されるように、制御ユニット9によって給電回路7aの切り替えを制御させるようにした。
このため、コイル5bの発熱を抵抗Rによって抑制しつつ、電源Bの電圧VBの上昇によって、駆動回路7と同一の基板13に実装された制御ユニット9に伝わる抵抗Rの発熱が上昇するのを、抑制することができる。よって、リレー5の駆動回路7と制御ユニット9とが同一基板13上に実装されたリレー駆動装置1,1Aにおいて、給電回路7aに存在する抵抗Rの発熱について的確な対策を講じることができる。
なお、図6のフローチャートに示すような、電源Bの電圧VBが高いほど、給電回路7aに抵抗Rが存在しない期間の割合(抵抗通電DUTY)を増やし、抵抗Rを流れる電流i4の平均値(平均通電電流)を小さくする制御内容は、制御ユニット9による給電回路7aの切り替えパターンに適用しなくてもよい。
本発明は、リレーをオンオフ駆動するリレー駆動装置に用いて極めて有用である。
1,1A リレー駆動装置
3 負荷
5 リレー
5a リレー接点
5b コイル
7 駆動回路
7a 給電回路
7b,7d 第1回路
7c,7e 第2回路
9 制御ユニット
13 基板
B 電源
R 抵抗
VB 電圧
i,i1,i2,I3,i4 電流
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5a リレー接点
5b コイル
7 駆動回路
7a 給電回路
7b,7d 第1回路
7c,7e 第2回路
9 制御ユニット
13 基板
B 電源
R 抵抗
VB 電圧
i,i1,i2,I3,i4 電流
Claims (2)
- 通電のオンオフによりリレー接点をオンオフさせるコイルを通電用の電源に接続する給電回路を含む駆動回路と、前記リレー接点をオンさせる際に前記給電回路の経路を切り替える制御を行う制御ユニットとが、同一基板上に実装されたリレー駆動装置において、
前記電源の電圧を検出する電源電圧検出手段を備え、
前記制御ユニットは、
前記リレー接点をオンさせる際の冒頭の第1期間において、前記給電回路の経路上にコイル電流抑制用抵抗が存在しない第1回路で前記給電回路が構成され、
前記リレー接点をオンさせる際の、前記第1期間に続く第2期間において、前記電源の電圧が所定の閾値を超えていない間は、前記給電回路の経路上に前記コイル電流抑制用抵抗が存在する第2回路で前記給電回路が構成され、かつ、
前記第2期間において、前記電源の電圧が前記閾値を超えている間は、少なくとも前記第1回路を間欠的に含んで前記給電回路が構成される、
ように前記給電回路の経路の切り替えを制御する、
ことを特徴とするリレー駆動装置。 - 前記第2期間において、前記電源の電圧が前記閾値を超えている間、前記第1回路を含まずに前記給電回路が構成される期間に対する前記第1回路を含んで前記給電回路が構成される期間の割合が、前記電源の電圧が高いほど大きくなるように、前記制御ユニットが前記給電回路の経路の切り替えを制御することを特徴とする請求項1記載のリレー駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012031242A JP2013168294A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | リレー駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2012031242A JP2013168294A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | リレー駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013168294A true JP2013168294A (ja) | 2013-08-29 |
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ID=49178552
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012031242A Abandoned JP2013168294A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | リレー駆動装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2013168294A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019117696A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-18 | 新電元工業株式会社 | リレー駆動回路及びパワーコンディショナ |
| CN116834681A (zh) * | 2023-05-12 | 2023-10-03 | 惠州市卡儿酷科技有限公司 | 控制电路、储能电源和线缆 |
Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5730226A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-18 | Omron Tateisi Electronics Co | Relay driving circuit |
| JPH06260068A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-16 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 電磁スイッチの制御回路 |
-
2012
- 2012-02-16 JP JP2012031242A patent/JP2013168294A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (2)
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