JP2013167580A - 物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム - Google Patents
物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013167580A JP2013167580A JP2012031963A JP2012031963A JP2013167580A JP 2013167580 A JP2013167580 A JP 2013167580A JP 2012031963 A JP2012031963 A JP 2012031963A JP 2012031963 A JP2012031963 A JP 2012031963A JP 2013167580 A JP2013167580 A JP 2013167580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doppler
- speed
- target
- velocity
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 74
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 26
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 3
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims description 3
- 101150080778 INPP5D gene Proteins 0.000 description 35
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 16
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 5
- 238000003775 Density Functional Theory Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000012552 review Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
【課題】物標のドップラ速度の測定精度を高めることである。
【解決手段】レーダアンテナ30を介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置100であって、所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域を含む範囲で複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、物標のドップラ速度を算出する。
【選択図】図2
【解決手段】レーダアンテナ30を介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置100であって、所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域を含む範囲で複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、物標のドップラ速度を算出する。
【選択図】図2
Description
本発明は、レーダーにより物標のドップラ速度を測定する技術に関する。
従来、レーダーでは、送信周期間での受信エコー信号の位相変化量に基づいて、自船に対する物標の接近速度(以下、ドップラ速度と呼ぶ)を測定する。
ドップラ速度の測定においては、ドップラ速度が大きい場合、いわゆる速度折返しが発生する。速度折返しとは、受信信号のドップラ周波数が、サンプリング定理によるサンプリング周波数(以下、ナイキスト速度とも呼ぶ)を越えてしまった場合、実際の物標の接近速度と異なる速度値が観測される現象をいう。
図8は、速度折返しが発生した場合、測定されるドップラ速度と真のドップラ速度との関係を示す図である。受信信号のドップラ周波数(つまり、測定されるドップラ速度)は、サンプリング周波数であるレーダーの送信信号のパルス繰返し周波数(以下,PRF(pulse repetition frequency)と呼ぶ)の1/2を超えると、測定可能な速度の最大値±VNを超えてしまう(図8の点線)。この結果、符号が逆転したドップラ速度が検出されてしまう等、実際の接近速度と異なる速度値が測定される。
速度折返しが生じると、操船者が自船と他船との接近速度を誤って認識するため、航海の安全に支障をきたす。速度測定範囲を拡大する手法として、2種類のPRFを切り替えて、それぞれの場合のドップラ速度を測定する2重PRF方式等が用いられる場合がある(例えば、非特許文献1乃至3参照)。
深尾、浜津著「気象と大気のレーダーリモートセンシング」京都大学学術出版会、2005年、p.491
馬場、他著「気象ドップラレーダー」日本無線技報No.48,2005年、p.12-34
足立、佐藤著「ドップラ気象レーダー」東芝レビューVol.55 No.5、2000年,p.27-30
特に航海用レーダーでは、他のレーダー装置の送信信号との相互干渉の影響を抑える目的で、送信信号毎等に繰返し周期を変化させる処理(パルス毎スタガ:Pulse to pulse stagger)が一般的に用いられる。ここで、繰返し周期はPRFの逆数で表される。この処理(以下、スタガ処理と呼ぶ)においては、PRFも変化するため、例えば上記の2重PRF方式を適用すると、速度測定誤差が増大する。従って、速度折返しの回数を適切に判定できない等の不都合が生じる。
本発明の目的は、物標のドップラ速度の測定精度を高めることにある。
本発明の一つの観点によれば、レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置であって、所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域を含む範囲で複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、物標のドップラ速度を算出する、物標速度測定装置が提供される。
本発明の別の観点によれば、レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置であって、所定の繰り返し周期に基づく折り返し速度が生じない領域と該領域外にあり折り返し速度が生じる領域とを含む範囲で複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、物標のドップラ速度を算出する。
本発明の更に別の観点によれば、上記物標速度測定装置、複素受信信号をアナログ値からデジタル値に変換するA/D変換部、及びデジタル値に変換された複素受信信号を直交検波する直交検波部を備える、信号処理装置が提供される。
本発明の更に別の観点によれば、送信信号を送信すると共に、反射により複素受信信号を受信するレーダアンテナ、レーダアンテナが送信する送信信号を生成すると共に、送信信号と複素受信信号の周波数変換を行う送受信部、及び送受信部より取得した複素受信信号に基づいてドップラ速度を算出する上記信号処理装置、を備える、レーダー装置が提供される。
本発明の別の観点によれば、レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定方法であって、ドップラ速度推定ステップ及びドップラ速度補正ステップを備える物標速度測定方法が提供される。ドップラ速度推定ステップにおいては、所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じない領域において、物標のドップラ速度Vdを算出する。ドップラ速度補正ステップにおいては、物標のドップラ速度Vdを測定する速度範囲を、所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域まで拡張した離散フーリエ変換である拡張DFTを用いて、ドップラ速度推定ステップにおいて算出されたドップラ速度Vdを補正することにより、物標のドップラ速度Vrを算出する。
本発明の更に別の観点によれば、上記物標速度測定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが提供される。
本発明によれば、物標のドップラ速度の測定精度を高めることができる。
<1 第1実施形態>
以下、本発明の実施形態に係るレーダー装置について図面を用いて説明する。
<1−1 レーダー装置の構成>
図1は、本実施形態に係るレーダー装置の概略構成を示す図である。図1に示すレーダー装置1は、例えば船舶等に設けられ、海上の他船やブイ、陸地などの物標を検出するための船舶用レーダー装置である。図1に示すように、レーダー装置1は、アンテナ30、送受信部20、信号処理部10、及び入出力装置40を備えている。以下、レーダー装置1を構成する各要素について詳細に説明する。
以下、本発明の実施形態に係るレーダー装置について図面を用いて説明する。
<1−1 レーダー装置の構成>
図1は、本実施形態に係るレーダー装置の概略構成を示す図である。図1に示すレーダー装置1は、例えば船舶等に設けられ、海上の他船やブイ、陸地などの物標を検出するための船舶用レーダー装置である。図1に示すように、レーダー装置1は、アンテナ30、送受信部20、信号処理部10、及び入出力装置40を備えている。以下、レーダー装置1を構成する各要素について詳細に説明する。
なお、ここではレーダー装置の一例として船舶用レーダー装置について説明するが、本発明は、他のレーダー装置に適用することができ、例えば、気象レーダー、港湾監視レーダー等の他の用途のレーダー装置にも適用することができる。このようなレーダー装置には、送信機に半導体増幅器を用いる固体化レーダー装置だけでなく、マグネトロンレーダー装置も含まれる。
<1−1−1 アンテナ30>
レーダー装置1において、アンテナ30は、鋭い指向性を持ったパルス状電波のビームを送信するとともに、その周囲にある物標からの反射波を受信する。ビーム幅は、例えば2度に設定される。アンテナ30は、水平面内で回転しながら、上記の送信と受信を繰り返す。回転数は、例えば24rpmである。アンテナ30が1回転する間に行う処理の単位を1スキャンとよぶ。また、送信信号を送信してから次の送信信号を送信する直前までの期間における送信と受信の動作をスイープとよぶ。1スイープの時間、すなわち送信周期は、例えば1msである。そして、1スイープ当たりの受信データ数をサンプル点数とよぶ。
<1−1−1 アンテナ30>
レーダー装置1において、アンテナ30は、鋭い指向性を持ったパルス状電波のビームを送信するとともに、その周囲にある物標からの反射波を受信する。ビーム幅は、例えば2度に設定される。アンテナ30は、水平面内で回転しながら、上記の送信と受信を繰り返す。回転数は、例えば24rpmである。アンテナ30が1回転する間に行う処理の単位を1スキャンとよぶ。また、送信信号を送信してから次の送信信号を送信する直前までの期間における送信と受信の動作をスイープとよぶ。1スイープの時間、すなわち送信周期は、例えば1msである。そして、1スイープ当たりの受信データ数をサンプル点数とよぶ。
アンテナ30では、送信信号を、ある方向へ集中して発射することで、物標からの反射波を含む複素受信信号を受信する。複素受信信号は、物標信号成分のほか、クラッタや他のレーダー装置からの電波干渉波や受信機雑音などの成分を含む場合もある。
アンテナ30から物標までの距離は、その物標信号を含む受信信号の受信時間と、当該受信信号に対応する送信信号の送信時間との時間差から求められる。また、物標の方位は、対応する送信信号を送信するときのアンテナ30の方位から求められる。
<1−1−2 送受信部20>
送受信部20は、送信信号を生成してアンテナ30へ送出する。また、送受信部20は、アンテナ30から受信信号を取り込み、受信信号を周波数変換する。そのために、この実施形態では、送受信部20は、送信信号生成器21、周波数変換器22、局部発振器23、送受切換器24、及び周波数変換器25を備える。
<1−1−2 送受信部20>
送受信部20は、送信信号を生成してアンテナ30へ送出する。また、送受信部20は、アンテナ30から受信信号を取り込み、受信信号を周波数変換する。そのために、この実施形態では、送受信部20は、送信信号生成器21、周波数変換器22、局部発振器23、送受切換器24、及び周波数変換器25を備える。
送信信号生成器21は、後述する信号処理部10のスタガ設定部18からの指令に応じた、中間周波数の送信信号を生成し、周波数変換器22へ出力する。この実施形態において、送信信号生成器21が生成する送信信号は、繰返し周期(又は送信タイミング)を変化させる信号、つまりスタガ処理される信号である。ここで、繰返し周期(又は送信タイミング)を変化させることは、送信毎に繰返し周期(又は送信タイミング)が異なるだけでなく、同じ繰返し周期(又は送信タイミング)が一部連続する場合も含む。
周波数変換器22は、送信信号生成器21の出力信号を局部発振器23から出力されるローカル信号と混合し、送信信号生成器21の出力信号を周波数変換して送受切換器24へ出力する。周波数変換器22の出力信号の周波数帯は、例えば、3GHz帯または9GHz帯などである。
送受切換器24は、アンテナ30と接続可能に構成されている。送受切換器24は、アンテナ30と送受信部20との間の信号の切り換えを行う。すなわち、この送受切換器24では、送信時には、送信信号が受信回路(すなわち周波数変換器25)に回り込まないようにし、受信時には、受信信号が送信回路(すなわち周波数変換器22)に回り込まないようにする。送受切換器24としては、例えば、サーキュレータ(Circulator)等の電子部品が用いられる。
周波数変換器25は、送受切換器24を介してアンテナ30から出力される受信信号を取り込む。そして、周波数変換器25は、受信信号を局部発振器23から出力されるローカル信号と混合し、送受切換器24の出力信号を中間周波数に変換し、後述する信号処理部10へ出力する。
なお、図1の送受信部20では、増幅器やフィルタの図示を省略している。
<1−1−3 信号処理部10>
信号処理部10は、複素受信信号をデジタル信号に変換して信号処理を行う。信号処理部10は、例えば、プロセッサやメモリを含む装置や集積回路等であり、後述するA/D変換部11から出力される受信データを処理し映像信号を生成する。信号処理装置10は、例えばメモリに格納されたプログラムを実行する汎用のDSPやFPGA等により実現する。信号処理部10はまた、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路で実現することが可能である。
<1−1−3 信号処理部10>
信号処理部10は、複素受信信号をデジタル信号に変換して信号処理を行う。信号処理部10は、例えば、プロセッサやメモリを含む装置や集積回路等であり、後述するA/D変換部11から出力される受信データを処理し映像信号を生成する。信号処理装置10は、例えばメモリに格納されたプログラムを実行する汎用のDSPやFPGA等により実現する。信号処理部10はまた、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路で実現することが可能である。
信号処理部10の詳細な構成及びその動作ついては後述する。
<1−1−4 入出力装置40>
入出力装置40は、図示しないプロセッサやメモリ等を備えるデバイスである。入出力装置40は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と、操作者が操作可能なボタンやキーボード等の入力部等を備える。入出力装置40は、各スイープで得られた受信データを画像表示用のメモリに記憶するとともに、記憶したデータを所定の順序でこのメモリから読み出し、映像として表示部に表示する。通常、レーダー映像は、レーダー装置(アンテナ)の位置を中心に360度の方位における物標が表示される。表示の原点は、レーダー装置の位置に対応する。レーダー装置1の操作者は、物標からの反射波の振幅、つまり受信信号がレーダー映像上で表示される位置から、その物標の方位と距離を認識することが可能になる。
<1−2 信号処理部10の構成>
図2は、本実施形態の信号処理部10(信号処理装置の一例)の構成を概略的に示す。信号処理部10は、A/D変換部11、直交検波部12、パルス圧縮部13、ドップラ速度測定部100(物標速度測定装置の一例)、及びスタガ設定部18を備える。更に、ドップラ速度測定部100は、ドップラ速度推定部14、折返し判定部15、ドップラ速度補正部16、及び船速補正部17を備える。また、ドップラ速度推定部14、折返し判定部15、及びドップラ速度補正部16は、ドップラ速度算出部19を構成する。
<1−1−4 入出力装置40>
入出力装置40は、図示しないプロセッサやメモリ等を備えるデバイスである。入出力装置40は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と、操作者が操作可能なボタンやキーボード等の入力部等を備える。入出力装置40は、各スイープで得られた受信データを画像表示用のメモリに記憶するとともに、記憶したデータを所定の順序でこのメモリから読み出し、映像として表示部に表示する。通常、レーダー映像は、レーダー装置(アンテナ)の位置を中心に360度の方位における物標が表示される。表示の原点は、レーダー装置の位置に対応する。レーダー装置1の操作者は、物標からの反射波の振幅、つまり受信信号がレーダー映像上で表示される位置から、その物標の方位と距離を認識することが可能になる。
<1−2 信号処理部10の構成>
図2は、本実施形態の信号処理部10(信号処理装置の一例)の構成を概略的に示す。信号処理部10は、A/D変換部11、直交検波部12、パルス圧縮部13、ドップラ速度測定部100(物標速度測定装置の一例)、及びスタガ設定部18を備える。更に、ドップラ速度測定部100は、ドップラ速度推定部14、折返し判定部15、ドップラ速度補正部16、及び船速補正部17を備える。また、ドップラ速度推定部14、折返し判定部15、及びドップラ速度補正部16は、ドップラ速度算出部19を構成する。
A/D変換部11は、送受信部20の周波数変換器25から出力されるアナログ値の中間周波数信号をデジタル信号に変換する。
直交検波部12は、A/D変換部11から出力されるデジタル値の中間周波数信号を直交検波する。具体的には、直交検波部12は、A/D変換部11の出力信号から、I(In-Phase)信号およびこれとπ/2だけ位相の異なるQ(Quadrature)信号を生成する。ここで、I信号,Q信号(以下、適宜「I」,「Q」と略記する。)は、それぞれ、レーダーの複素受信信号の実数部,虚数部である。複素受信信号の振幅は、(I2+Q2)1/2で表され、位相は、tan−1(Q/I)で表される。なお、以下では、複素受信信号を単に受信データと呼ぶ場合がある。1スキャンあたりの送受信の回数(=スイープ数)をK、1スイープあたりの受信データ数をNとする。k番目(0≦k≦K−1)のスイープでn番目(0≦n≦N−1)にサンプリングされる受信データSをS[k,n]で表す。kはアンテナ30の方位に対応し、nは距離に対応する。また、kを方位番号、nを距離番号とする。また、最初のスイープ(k=0)でのアンテナ方位を船首方位とする。また、これらの番号の組(k,n)をデータの座標とする。
パルス圧縮部13は、例えば、フーリエ変換部、マッチドフィルタ、逆フーリエ変換部を備え、直交検波部12からの変調パルス信号を既知の方法でパルス圧縮して、パルス圧縮された信号を出力する。
ドップラ速度推定部14は、パルス圧縮部13が出力する受信データS[k,n](0≦k≦K−1,0≦n≦N−1)にパルスペア法を用いて、各座標(k,n)におけるドップラ速度を算出する。以下では、このドップラ速度を、Vd[k,n](0≦k≦K−1,0≦n≦N−1)で表す。なお、一般に、ドップラ速度の測定には、パルスペア法とDFT(Discrete Fourier Transform;離散フーリエ変換)の2種類の方式があるが、本実施形態においては、DFTよりも速度の測定精度の高いパルスペア法を用いる。パルスペア法は、二つの連続した送信パルスを発射し、同一距離から反射して受信された信号の複素自己相関係数を計算する。この結果(受信信号の位相差)に基づいて他船のドップラ速度を算出する。
折返し判定部15は、パルス圧縮部13が出力する受信データS[k,n](0≦k≦K−1,0≦n≦N−1)に、後述する拡張DFTを適用して、各座標(k,n)での速度折返しの回数であるナイキスト数Nnumを算出する。
ドップラ速度補正部16は、折返し判定部15により算出したナイキスト数Nnumと、後述する速度折返しが生じない速度領域におけるドップラ速度Vdの最大速度±VNと基づいて、ドップラ速度推定部14から出力されたドップラ速度Vd[k,n]を補正し、真のドップラ速度又はその近似値である実際のドップラ速度Vrを算出する。
船速補正部17は、ドップラ速度補正部16が出力するドップラ速度Vr(相対速度)から、自船の速度を引くことにより,他船の接近速度(絶対速度)を算出して,入出力装置40に出力する。図3は、船速補正部17による船速補正処理を説明するための図であり、自船が船速V0、他船が船速Vtでそれぞれ直進している状況における、船速補正処理を表している。このとき他船の接近速度Vaは次式で表される。
Va=Vr−V0・cosθt
ただし、
θt:自船の進行方向と現在のアンテナ方位(他船の方位)がなす角
Va:自船の速度ベクトル
Vt:他船の速度ベクトル
Vr:パルスペア法で測定される速度(相対速度)
Va:他船の接近速度(=他船の速度ベクトルの半径方向成分)
とする。
ただし、
θt:自船の進行方向と現在のアンテナ方位(他船の方位)がなす角
Va:自船の速度ベクトル
Vt:他船の速度ベクトル
Vr:パルスペア法で測定される速度(相対速度)
Va:他船の接近速度(=他船の速度ベクトルの半径方向成分)
とする。
スタガ設定部18は、最大スタガ率、PRF、及びパルス幅等から所定のスタガパターンを有する設定信号を生成し、送信信号生成器21に出力する。
<1−3 信号処理部10の動作>
<1−3−1 ドップラ速度の測定の概略>
記述の通り、測定可能なドップラ周波数の最大値fdmaxは、サンプリング定理により次式により求められる。
<1−3 信号処理部10の動作>
<1−3−1 ドップラ速度の測定の概略>
記述の通り、測定可能なドップラ周波数の最大値fdmaxは、サンプリング定理により次式により求められる。
また、物標の相対速度、つまり測定されるドップラ速度Vdは、次式により求められる。
上記式(1)及び(2)より、速度折返しが生じない最大速度VNは、次式により求められる。
物標のドップラ速度がナイキスト速度を超える場合も含めると、物標のドップラ速度、つまり実際のドップラ速度Vrは、次式により求められる。
ここで、Nnumは、速度折返しの回数を示す。
<1−3−2 速度折返しの判定>
図4は、上記式(2)〜(4)により求められる値の関係を示す図である。
<1−3−2 速度折返しの判定>
図4は、上記式(2)〜(4)により求められる値の関係を示す図である。
本実施形態においては、従来物標のドップラ速度Vdの測定に用いられていたDFTを応用した方式を用いて、速度折返しの回数Nnumを算出する。具体的には、次の通りである。
DFT点数をMとすると、ドップラスペクトルの絶対値は、幅PRFの帯域をM個に分割したサブバンド(チャンネル)に含まれる受信信号成分の振幅を示す。つまり、DFT処理は、M個のフィルタからなるフィルタバンクからの出力と等価である。
観測対象となる物標の速度vの範囲が−A・VNは≦v≦A・VN(Aは自然数)のとき、各フィルタバンクの出力X[kd]は、次式で算出される。
ここで、M=0,・・・,m・・・,M−1とする(ただし、Mは偶数)。また、Smはスタガ率であり、スタガ処理に伴う時間シフト量の、平均送信周期に対する比とする。
なお、Aは、例えば、物標の種類(船等)に応じて予想される最大速度に基づき設定することができる。
上記DFTによる処理(以下、拡張DFT呼ぶ)は、観測対象となる物標の速度領域を速度折返しが生じる速度領域まで拡大し、ドップラ周波数の測定範囲(kの範囲)が従来のDFTと比べてA倍となっている点と、送信信号のスタガ処理に伴う時間シフトに応じた位相誤差を補正している点において従来のDFTとは異なる。
次に具体的な例を示して説明する。
観測対象となる物標の速度領域を−3VN≦v≦3VN、物標のドップラ速度を2.5×VN、DFT点数M=16、スタガ処理ありとした場合、従来のDFTと本実施形態の拡張DFTのそれぞれで算出したドップラスペクトルを図5に示す。図5(a)は、従来のDFTにより算出したドップラスペクトルであり、図5(b)は、上記拡張DFT(式(5))により算出したドップラスペクトルである。
図5(a)では、ドップラ速度の測定範囲は−VN≦v≦VNであり、この速度範囲を超えるドップラスペクトルは、−VN≦v≦VNの速度範囲におけるドップラスペクトルをサンプリング周波数(PRF)に対応する速度である2VNごとに繰り返したスペクトルとなる。従って、実際の物標速度に対応するドップラスペクトルと、エイリアスによる出現する偽の物標速度に対応するドップラスペクトルとのレベル差が等しくなる。このため、どちらが正しい測定結果なのかを判断できない。これに対して図5(b)では、Smを用いてスタガ処理に伴う時間シフトに応じた位相誤差を補正する。これにより、実際の物標速度に対応するドップラスペクトルに対しては、前記位相誤差が適切に補正され、スタガ処理をしない場合と同等のスペクトルレベルを維持する。一方で、偽の物標速度に対応するドップラスペクトルに対しては、前記位相誤差が適切に補正されず、スペクトルレベルが低下する。実際の物標速度に対応するドップラスペクトルのレベルが最も高くなるため、このバンクを選択することにより、速度折返し回数、すなわちNnumを求めることができる。
つまり上記例では、速度折返しが1回生じているため、Nnum=1となる。これを上記式(4)に代入して、実際のドップラ速度Vrが測定される。
<1−3−3 ドップラ速度の測定処理>
図6は、本実施形態に係る信号処理装置10による物標のドップラ速度の測定処理のフローチャートである。
<1−3−3 ドップラ速度の測定処理>
図6は、本実施形態に係る信号処理装置10による物標のドップラ速度の測定処理のフローチャートである。
ステップS101:送受信部200の周波数変換機25より出力された中間周波数信号は、A/D変換器11によりデジタル信号に変換される。
ステップS102:A/D変換器11より出力されたデジタル信号は、直交検波部12により直交検波され、上述の通りI信号及びQ信号が出力される。
ステップS103:直交検波部12により出力されたI信号及びQ信号は、パルス圧縮部13によりパルス圧縮され、パルス圧縮信号が出力される。
ステップS104:パルス圧縮部13より出力されたパルス圧縮信号に対し、ドップラ速度推定部14によりパルスペア法を適用して、ドップラ速度Vd[k,n](0≦k≦K−1,0≦n≦N−1)が算出される。一方、折返し判定部15は、パルス圧縮部13より出力されたパルス圧縮信号に対し、上述した拡張DFT方式を適用して、各座標(k,n)での速度折返しの回数Nnumが算出される。
ステップS105:ドップラ速度推定部14により算出されたドップラ速度Vd[k,n]は、ドップラ速度補正部16により上記式(4)を用いて、補正される。なお、ドップラ速度Vdが補正されるのは、速度折返しの回数Nnum≠0の場合であり、速度折返しの回数Nnum=0の場合は、ドップラ速度Vdは補正されずそのまま出力されることになる。
ステップS106:ドップラ速度補正部16から出力されたドップラ速度Vrに対し、船速補正部17により船速補正処理を行う。
ステップS107:船速補正部17からの出力を他船のドップラ速度として出力し、入出力装置40の表示部により表示等する。
なお、上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
<1−4 本実施形態の特徴>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10によれば、上述した拡張DFTを用いることにより、物標の実際の速度領域に相当するドップラ周波数範囲全域において、ドップラスペクトルを算出することができる。これにより、ドップラ速度の測定精度を高めることができる。
<1−4 本実施形態の特徴>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10によれば、上述した拡張DFTを用いることにより、物標の実際の速度領域に相当するドップラ周波数範囲全域において、ドップラスペクトルを算出することができる。これにより、ドップラ速度の測定精度を高めることができる。
また、拡張DFTは速度折返しの回数Nnumの算出に適用し、ドップラ速度Vdは通常のDFTよりも測定精度の高いパルスペア法を用いて算出することにより、ドップラ速度の測定精度を更に高めることができる。
<2 第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係る信号処理部210(信号処理装置の一例)の構成を概略的に示す。なお、上記第1実施形態と同様の構成及び機能を有する部分については同一の符号を付す。
<2 第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係る信号処理部210(信号処理装置の一例)の構成を概略的に示す。なお、上記第1実施形態と同様の構成及び機能を有する部分については同一の符号を付す。
信号処理部210は、A/D変換部11、直交検波部12、パルス圧縮部13、ドップラ速度測定部200(物標速度測定装置の一例)、及びスタガ設定部18を備える。更に、ドップラ速度測定部200は、ドップラ速度算出部219及び船速補正部17を備える。本実施形態に係る信号処理部210は、ドップラ速度測定部200が、ドップラ速度推定部14、折返し判定部15、及びドップラ速度補正部16を備えず、代わりにドップラ速度算出部219のみを備える点で、第1実施形態とは異なる。その他については、構成や機能及び動作については、上記第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ドップラ速度算出部219は、パルス圧縮部13が出力する受信データS[k,n](0≦k≦K−1,0≦n≦N−1)に対して、拡張DFTを用いて、各座標(k,n)におけるドップラ速度を算出する。具体的には、下記式(5)により算出された受信信号を周波数領域に変換し、図5(b)に示すドップラスペクトルの最大値を検出することにより、実際のドップラ速度を算出する。
ここで、M=0,・・・,m・・・,M−1とする(ただし、Mは偶数)。また、Smはスタガ率であり、スタガ処理に伴う時間シフト量の、平均送信周期に対する比とする。
なお、Aは、例えば、物標の種類(船等)に応じて予想される最大速度に基づき設定することができる。
本実施形態においては、第1実施形態のように速度の折返し回数をカウントする必要がなく、物標のドップラ速度Vdを測定する範囲を速度折返しが生じる速度領域まで拡張した拡張DFTを直接用いてドップラ速度Vdを算出している。よって、第1実施形態に比して測定の精度は低下する可能性があるものの、速度の折返しが生じても従来よりはドップラ速度の測定精度を高めることができる。
<3 その他実施形態>
<3−1>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10は、パルス圧縮部13を備えているが、これに限定されない。パルス圧縮部がなくとも、上記実施形態による効果を得ることができる。
<3−2>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10(又は210)は、船速補正部17を有するが、これに限定されない。船速補正部がなくともドップラ速度補正部16(又はドップラ速度算出部219)から出力される相対速度データを入出力装置40に出力するようにしてもよい。
<3−3>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10においては、ドップラ速度推定部14はパルスペア法を用いてドップラ速度を算出しているが、これに代えて通常のDFTを用いてもよい。DFTの場合、受信信号にDFT処理を適用して周波数領域(速度領域)に変換し、ドップラスペクトルを算出する。このドップラスペクトルの最大値を読み取ることによりドップラ速度を測定する。パルスペア法は、DFTよりもドップラ速度を正確に測定できる利点があるが、DFTは、ドップラスペクトル上で信号、クラッタ、ノイズを分離して、信号のみの速度を測定することが可能となる。
<3−4>
上記実施形態においては、信号処理装置10は、装置や集積回路として説明したが、本発明は、物標速度測定方法やコンピュータプログラムとしても実現し得るものである。
<3 その他実施形態>
<3−1>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10は、パルス圧縮部13を備えているが、これに限定されない。パルス圧縮部がなくとも、上記実施形態による効果を得ることができる。
<3−2>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10(又は210)は、船速補正部17を有するが、これに限定されない。船速補正部がなくともドップラ速度補正部16(又はドップラ速度算出部219)から出力される相対速度データを入出力装置40に出力するようにしてもよい。
<3−3>
上記実施形態に係るレーダー装置1の信号処理部10においては、ドップラ速度推定部14はパルスペア法を用いてドップラ速度を算出しているが、これに代えて通常のDFTを用いてもよい。DFTの場合、受信信号にDFT処理を適用して周波数領域(速度領域)に変換し、ドップラスペクトルを算出する。このドップラスペクトルの最大値を読み取ることによりドップラ速度を測定する。パルスペア法は、DFTよりもドップラ速度を正確に測定できる利点があるが、DFTは、ドップラスペクトル上で信号、クラッタ、ノイズを分離して、信号のみの速度を測定することが可能となる。
<3−4>
上記実施形態においては、信号処理装置10は、装置や集積回路として説明したが、本発明は、物標速度測定方法やコンピュータプログラムとしても実現し得るものである。
1 レーダー装置
10 信号処理装置
11 A/D変換部
12 直交検波部
13 パルス圧縮部
14 ドップラ速度推定部
15 折返し判定部
16 ドップラ速度補正部
17 船速補正部
18 スタガ設定部
19 ドップラ速度算出部
20 送受信部
21 送信信号生成器
22 周波数変換機
23 局部発信器
24 送受切換器
25 周波数変換器
30 アンテナ
40 入出力装置
100 ドップラ速度測定部
200 ドップラ速度測定部
210 信号処理装置
219 ドップラ速度算出部
10 信号処理装置
11 A/D変換部
12 直交検波部
13 パルス圧縮部
14 ドップラ速度推定部
15 折返し判定部
16 ドップラ速度補正部
17 船速補正部
18 スタガ設定部
19 ドップラ速度算出部
20 送受信部
21 送信信号生成器
22 周波数変換機
23 局部発信器
24 送受切換器
25 周波数変換器
30 アンテナ
40 入出力装置
100 ドップラ速度測定部
200 ドップラ速度測定部
210 信号処理装置
219 ドップラ速度算出部
Claims (14)
- レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置であって、
前記所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域を含む範囲で前記複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、前記物標のドップラ速度を算出する、
物標速度測定装置。 - 前記送信信号は、前記繰返し周期が変化する信号である、
請求項1に記載の物標速度測定装置。 - 前記拡張DFTは、前記送信信号の前記繰返し周期の変化に伴う時間シフトに応じた位相誤差の補正を行う、
請求項2に記載の物標速度測定装置。 - 前記所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じない領域において、前記物標のドップラ速度Vdを算出するドップラ速度推定部、及び
前記拡張DFTを用いて、前記ドップラ速度推定部により算出されたドップラ速度Vdを補正することにより、前記物標のドップラ速度Vrを算出するドップラ速度補正部、
を備える、請求項1に記載の物標速度測定装置。 - 前記拡張DFTにより、前記速度折返しの回数Nnumを判定する折返し判定部を更に備え、
前記ドップラ速度補正部は、前記速度折返しの回数Nnumに基づいて、前記ドップラ速度推定部により算出された前記ドップラ速度Vdを補正する、
請求項4に記載の物標速度測定装置。 - 前記折返し判定部は、
前記拡張DFTにより、物標が存在する方位θに対応するドップラスペクトルのレベルを算出し、
前記ドップラスペクトルのレベルが最も高い速度領域を特定することにより、前記速度折返しの回数Nnumを判定する、
請求項5に記載の物標速度測定装置。 - 前記ドップラ速度推定部は、パルスペア法を用いて前記物標のドップラ速度Vdを算出する、
請求項4に記載の物標速度測定装置。 - レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定装置であって、
前記所定の繰り返し周期に基づく折り返し速度が生じない領域と該領域外にあり前記折り返し速度が生じる領域とを含む範囲で前記複素受信信号に対する離散フーリエ変換である拡張DFTを行うことにより、前記物標のドップラ速度を算出する、
物標速度測定装置。 - 請求項1又は9に記載の物標速度測定装置、
前記複素受信信号をアナログ値からデジタル値に変換するA/D変換部、及び
デジタル値に変換された前記複素受信信号を直交検波する直交検波部
を備える、信号処理装置。 - 更に、前記送信信号の前記繰返し周期を変化させるための信号を生成するスタガ設定部、
を備える、
請求項10に記載の信号処理装置。 - 前記送信信号を送信すると共に、反射により前記複素受信信号を受信するレーダアンテナ、
前記レーダアンテナが送信する前記送信信号を生成すると共に、前記送信信号と前記複素受信信号の周波数変換を行う送受信部、及び
前記送受信部より取得した前記複素受信信号に基づいて前記ドップラ速度を算出する請求項10に記載の信号処理装置、
を備える、レーダー装置。 - レーダアンテナを介して所定の繰返し周期で送信された送信信号が物標に反射されて受信された複素受信信号に基づいて物標のドップラ速度を算出する物標速度測定方法であって、
前記所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じない領域において、前記物標のドップラ速度Vdを算出するドップラ速度推定ステップ、及び
前記物標のドップラ速度Vdを測定する速度範囲を、前記所定の繰返し周期に基づく速度折返しが生じる領域まで拡張した離散フーリエ変換である拡張DFTを用いて、前記ドップラ速度推定ステップにおいて算出されたドップラ速度Vdを補正することにより、前記物標のドップラ速度Vrを算出するドップラ速度補正ステップ、
を備える、物標速度測定方法。 - 請求項13に記載の物標速度測定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012031963A JP2013167580A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | 物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012031963A JP2013167580A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | 物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013167580A true JP2013167580A (ja) | 2013-08-29 |
Family
ID=49178082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012031963A Pending JP2013167580A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | 物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013167580A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012093257A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ画像処理装置 |
| JP2017146273A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | パナソニック株式会社 | レーダ装置 |
| KR20190008807A (ko) * | 2017-07-17 | 2019-01-25 | 오로라 플라이트 사이언시스 코퍼레이션 | 항공 시스템들에서 장애물들을 탐지하는 시스템 및 방법 |
| CN113534125A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-10-22 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种估算目标模糊速度的方法 |
| CN114556141A (zh) * | 2019-10-15 | 2022-05-27 | 株式会社电装 | 物体跟踪装置 |
| US11892557B2 (en) | 2018-11-28 | 2024-02-06 | Denso Corporation | Radar device |
| US12210088B2 (en) | 2018-11-28 | 2025-01-28 | Denso Corporation | Radar device |
-
2012
- 2012-02-16 JP JP2012031963A patent/JP2013167580A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012093257A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ画像処理装置 |
| JP2017146273A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | パナソニック株式会社 | レーダ装置 |
| CN107102319A (zh) * | 2016-02-19 | 2017-08-29 | 松下电器产业株式会社 | 雷达装置 |
| JP7355489B2 (ja) | 2017-07-17 | 2023-10-03 | オーロラ フライト サイエンシズ コーポレーション | 航空機システムにおいて障害物を検出するためのシステム及び方法 |
| KR20190008807A (ko) * | 2017-07-17 | 2019-01-25 | 오로라 플라이트 사이언시스 코퍼레이션 | 항공 시스템들에서 장애물들을 탐지하는 시스템 및 방법 |
| CN109270522A (zh) * | 2017-07-17 | 2019-01-25 | 极光飞行科学公司 | 用于在空中系统中检测障碍物的系统和方法 |
| JP2019055769A (ja) * | 2017-07-17 | 2019-04-11 | オーロラ フライト サイエンシズ コーポレーション | 航空機システムにおいて障害物を検出するためのシステム及び方法 |
| KR102693624B1 (ko) * | 2017-07-17 | 2024-08-09 | 오로라 플라이트 사이언시스 코퍼레이션 | 항공 시스템들에서 장애물들을 탐지하는 시스템 및 방법 |
| US11892557B2 (en) | 2018-11-28 | 2024-02-06 | Denso Corporation | Radar device |
| US12210088B2 (en) | 2018-11-28 | 2025-01-28 | Denso Corporation | Radar device |
| CN114556141A (zh) * | 2019-10-15 | 2022-05-27 | 株式会社电装 | 物体跟踪装置 |
| CN113534125B (zh) * | 2021-06-04 | 2024-06-07 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种估算目标模糊速度的方法 |
| CN113534125A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-10-22 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种估算目标模糊速度的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2013167580A (ja) | 物標速度測定装置、信号処理装置、レーダー装置、物標速度測定方法及びプログラム | |
| JP5628590B2 (ja) | 干渉除去装置、信号処理装置、レーダ装置、干渉除去方法およびプログラム | |
| JP6088492B2 (ja) | パルス信号設定装置、レーダ装置、パルス信号設定方法及びパルス信号設定プログラム | |
| US9513369B2 (en) | Radar device and velocity calculation method | |
| JP6095899B2 (ja) | 物標運動推定装置、物標運動推定方法、およびレーダ装置 | |
| CN106997043B (zh) | 雷达装置以及物标追踪方法 | |
| JP6192151B2 (ja) | 信号選別装置、信号選別方法、及びレーダ装置。 | |
| JP6008640B2 (ja) | 探知画像生成装置、レーダ装置、探知画像生成方法、および探知画像生成プログラム、 | |
| EP3059609B1 (en) | Radar apparatus | |
| US7942821B2 (en) | Doppler velocity detection device and ultrasonographic device using the same | |
| JP6164918B2 (ja) | レーダ装置 | |
| JP6043083B2 (ja) | 物標運動推定装置、物標運動推定方法、およびレーダ装置 | |
| CN101184443B (zh) | 速度测量方法及采用该方法的速度测量装置 | |
| JP4702117B2 (ja) | パルスレーダ装置及び測距方法 | |
| WO2012114816A1 (ja) | 信号識別装置、信号識別方法、およびレーダ装置 | |
| JP6779415B2 (ja) | レーダ装置および目標距離算出方法 | |
| JP4728851B2 (ja) | 水流速度測定装置 | |
| JP6425863B1 (ja) | レーダ装置 | |
| JP6385448B2 (ja) | 物標探知装置、レーダ装置および物標探知方法 | |
| JP6339074B2 (ja) | 海象検出装置、レーダ装置、海象検出方法、および、プログラム | |
| JP2013205268A (ja) | レーダ信号処理装置 | |
| JPWO2020054031A1 (ja) | レーダ装置および目標距離計測方法 | |
| JP2017110993A (ja) | 信号処理装置、レーダ装置、水中探知装置、信号処理方法、および、プログラム |