JP2013162734A - ジャンパースリーブカバー及び電線に対するアース線の接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気工事に際して必要な架空配電線などの電線に対するアース線の接続作業を、工事現場の近くで行なうことができるようにすること。
【解決手段】電線、例えば架空配電線5を接続するジャンパースリーブを覆うようにジャンパー線32に装着される筒状のカバー基体111に、内部に収納するジャンパースリーブを露出させる接地作業窓を形成し、この接地作業窓をスライド蓋131のスライド移動によって開閉できるようにしておき、電気工事に際して架空配電線5などに対してアース線を接続する場合には、絶縁操作棒に設けた把持具に接続するアース線の一端を接地した上で、スライド蓋131をスライド移動させて接地作業窓からジャンパースリーブを露出させ、露出したジャンパースリーブを把持具で把持するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】電線、例えば架空配電線5を接続するジャンパースリーブを覆うようにジャンパー線32に装着される筒状のカバー基体111に、内部に収納するジャンパースリーブを露出させる接地作業窓を形成し、この接地作業窓をスライド蓋131のスライド移動によって開閉できるようにしておき、電気工事に際して架空配電線5などに対してアース線を接続する場合には、絶縁操作棒に設けた把持具に接続するアース線の一端を接地した上で、スライド蓋131をスライド移動させて接地作業窓からジャンパースリーブを露出させ、露出したジャンパースリーブを把持具で把持するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、架空配電線などの電線と電線とを接続するジャンパー線に設けられたジャンパースリーブを覆うジャンパースリーブカバー及びこれを用いた電線に対するアース線の接続方法に関する。
電気工事をする場合、安全性確保の観点から、架空送電線や架空配電線を接地する必要がある。鉄塔間に掛け渡される架空送電線の場合には、二本の架空送電線を接続するジャンパー線にアース線を接続することよって接地を行なうことができる。この作業は、例えば特許文献1の「従来の技術」に記載されているように、先端部にアース線付きの把持具を備える絶縁作業棒(特許文献1では、アースフック棒)を用意し、絶縁作業棒での操作によって把持具でジャンパー線を把持することによって行なう。
その一方で、市街地や農村部などに張り巡らせた架空配電線は、高圧の架空送電線の場合と些か事情が異なる。架空配電線は、架空送電線に比べて低所に架空されているし、何より、人々の身近に存在する。人々の手が届き易いわけである。例えば、台風などの自然災害やクレーン車が引っ掛かるなどの人災によって架空配電線が断線し、道端に垂れ下がってしまうという事故は、毎年、何処かしらで発生している。子供や酔っ払いが電柱によじ登り、架空配電線に直接手を触れたりする可能性も、十分に考慮しなければならない。架空配電線には、より厳格な感電防止対策が求められるわけである。実際、どの電力事業者も、架空配電線に対して厳重な感電防止対策を施している。その最たるものは、架空配電線を被覆付き電線とすることである。同様の趣旨から、ジャンパー線についても、被覆付き電線としている。ジャンパー線については、二本のジャンパー線をジャンパースリーブで導通接続するようなことも広く行なわれているが、この場合には、ジャンパースリーブをカバーで覆い、感電事故などの防止を図っている。
以上見てきたように、架空配電線やそのジャンパー線は、基本的には被覆電線であり、裸電路部分が極めて少ない。したがって、電気工事をする場合、特許文献1の「従来の技術」に記載されているような接地手法を採用することはできない。そこで、従来、架空配電線を接地するために、どのような方策を採用しているのかというと、アース線を接続するための接地器具の配備である。その一例を図10に示す。
図10中、1は電柱であり、電柱1にはベルト2によって腕金3が固定されている。腕金3は、ピン碍子4を介して架空配電線5を支持している。架空配電線5は、作業用のアース線11を接続するための接地器具6を備えている。接地器具6は、アース線11の一端側に固定された接地端子12をねじ止めすることができる構造を備え、ねじ止めされた接地端子12を架空配電線5に導通させる。そこで、アース線11の別の一端側に設けた接地部(図示せず)を接地した上で、一端側に設けた接地端子12を接地器具6に接続すれば、架空配電線5を接地することが可能となる。
市街地や農村部などで電気工事をするに際して、工事現場の近くに接地器具が配備されているとは限らない。場所によっては、山や河川などの障害物を隔てた反対側に行かなければ、架空配電線に接地器具が配備されていないようなことも稀ではない。このような場合には、自動車などで接地器具が配置されている場所まで出向いてこれに作業用のアース線を接続するか、あるいは裸電線区間を見つけてアース線を接続しなければならず、極めて煩雑である。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電気工事に際して必要な架空配電線などの電線に対するアース線の接続作業を、工事現場の近くで行なうことができるようにすることを目的とする。
本発明のジャンパースリーブカバーは、電線を接続するジャンパースリーブを覆う形態でジャンパー線に装着される筒状のカバー基体と、前記カバー基体に形成された開口であって、前記カバー基体が覆う前記ジャンパースリーブを、絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具によって把持可能な状態で露出させる接地作業窓と、前記カバー基体にその軸方向に沿ってスライド移動自在に取り付けられて、前記接地作業窓を開閉するスライド蓋と、前記カバー基体と前記スライド蓋との間の摩擦抵抗によって前記スライド蓋の自由なスライド移動を抑制する抑制手段と、を備えることによって上記課題を解決した。
本発明の電線に対するアース線の接続方法は、絶縁操作棒に設けた把持具に接続されている前記アース線を接地する工程と、電線を接続するジャンパースリーブを覆う形態でジャンパー線に装着された筒状のカバー基体にその軸方向に沿ってスライド移動自在に取り付けられたスライド蓋をスライド移動させ、前記カバー基体との間の摩擦抵抗によって前記スライド蓋を移動後の位置に位置保持し、前記カバー基体に形成された開口であって、前記カバー基体が覆う前記ジャンパースリーブを前記把持具によって把持可能な状態で露出させる接地作業窓を開く工程と、前記接地作業窓から露出した前記ジャンパースリーブを、前記把持具で把持する工程と、を備えることによって上記課題を解決した。
本発明によれば、電気工事に際して電線、例えば架空配電線などにアース線を接続するに場合、スライド蓋を開いて露出させたジャンパースリーブをアース線付きの把持具で把持することで、架空配電線が張り巡らされている場所では比較的数多く存在するジャンパースリーブ及びジャンパー線を介して架空配電線などの電線にアース線を接続することができ、したがって、電気工事に際して必要な架空配電線などに対するアース線の接続作業を、工事現場の近くで行なうことができる。
≪本実施の形態のジャンパースリーブカバーの適用例≫
図1は、ジャンパースリーブ(図示しない)に本実施の形態のジャンパースリーブカバー101を装着した状態を示す斜視図である。図1に示すように、電柱1には、ベルト2によって二本の腕金3が固定されている。これらの二本の腕金3のそれぞれには、耐張碍子31を介して電線としての二組の架空配電線5(5(a)、5(b))が支持されている。これらの二組の架空配電線5(5(a)、5(b))は、それぞれ、ジャンパー線32を介して接続されている。ジャンパー線32は、一方の組の架空配電線5aに接続されたジャンパー線32(a)と、もう一方の組の架空配電線5bに接続されたジャンパー線32(b)とに分離されており、互いにジャンパースリーブ(図示せず)で導通接続されている。図1中、ジャンパースリーブを覆っているのが、本実施の形態のジャンパースリーブカバー101である。
図1は、ジャンパースリーブ(図示しない)に本実施の形態のジャンパースリーブカバー101を装着した状態を示す斜視図である。図1に示すように、電柱1には、ベルト2によって二本の腕金3が固定されている。これらの二本の腕金3のそれぞれには、耐張碍子31を介して電線としての二組の架空配電線5(5(a)、5(b))が支持されている。これらの二組の架空配電線5(5(a)、5(b))は、それぞれ、ジャンパー線32を介して接続されている。ジャンパー線32は、一方の組の架空配電線5aに接続されたジャンパー線32(a)と、もう一方の組の架空配電線5bに接続されたジャンパー線32(b)とに分離されており、互いにジャンパースリーブ(図示せず)で導通接続されている。図1中、ジャンパースリーブを覆っているのが、本実施の形態のジャンパースリーブカバー101である。
≪第一の実施の形態≫
第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
図2に示すように、ジャンパースリーブカバー101は、カバー基体111とスライド蓋131とが組み合わさって形成されている。カバー基体111は、図示しないジャンパースリーブを覆う形態でジャンパー線32に装着される円筒形状をしており、その両端にホーン部112を有している。ホーン部112は、ジャンパー線32の直径と略同一径までカバー基体111の内径を絞り込む形状のもので、ジャンパー線32に対するジャンパースリーブカバー101の密着性を確保する。
カバー基体111は、その中央部分に接地作業窓113を有している。接地作業窓113は、カバー基体111に形成された開口であって、カバー基体111が覆い収納するジャンパースリーブを露出させる。ここで重要なことは、接地作業窓113によるジャンパースリーブの露出状態である。接地作業窓113は、絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具(図示せず)によって把持可能な状態でジャンパースリーブを露出させるように、その形状及び大きさが定められて形成されている。つまり、図3(a)に示すように、接地作業窓113は、カバー基体111を側面から見て、仮想円周上で半円を超える領域まで回りこんだ形状及び大きさに形成されている。こうすることで、カバー基体111に収納されたジャンパースリーブは、その大部分が、接地作業窓113から露出することになる。
前述した絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具(図示せず)は、例えばアース線付きのフックである。絶縁作業棒は、周知のように、その先端に各種のアダプタを着脱自在に装着することができ、後端側の操作でアダプタを操作することができる。このようなアダプタとして用いられるものの一つに、アース線付きのフックがある。これは、近接離反自在に設けた一対の把持アームを、絶縁操作棒の後端側の操作、例えば回転操作によって近接離反させ、一対の把持アームによって対象物を把持できるようにしたものである。フックの形状としては、各種の形状のものがあるが、概ね、カバー基体111を側面から見て、仮想円周上で半円を超える領域まで回りこんで形成された接地作業窓113から露出しているジャンパースリーブであれば、十分に把持可能である。このようなアース線付きフックのもう一つ重要な属性は、フック部分が金属製で、金属部分にアース線が接続されているということである。アース線の端部を、例えば地中に埋め込むなどして接地しておけば、フックで対象物を把持することで、この対象物を接地することができるわけである。以上説明した「絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具」は、電力事業者や電気工事業者などの当業者であれば、馴染みが深い周知の器具であるので、これ以上の説明は省略する。
スライド蓋131は、カバー基体111の外周面にスライド移動自在に取り付けられている。スライド移動方向は、カバー基体111の軸方向である。スライド蓋131は、接地作業窓113の長さよりも長く形成されており、したがって、そのスライド移動動作に応じて接地作業窓113を開閉する(図2参照)。図3(b)に示すように、スライド蓋131は、側面から見て、仮想円周上で半円を超える領域まで回りこんだ形状に形成されている。これにより、カバー基体111に嵌り合った状態で保持されている。
カバー基体111は、その外周面の一部に、一対の凸部114を備えている。スライド蓋131は、その内周面の一部に、凸部114が嵌り込む一対の凹溝132を備えている。これらの凸部114と凹溝132とは、カバー基体111の軸方向、つまり、スライド蓋131のスライド移動方向に沿って長く形成されている。したがって、凸部114と凹溝132とは回り止め構造をなし、スライド蓋131は、カバー基体111に対して回り止めされた状態でスライド移動することになる。
スライド蓋131は、その外周面の中央部分付近に、把手133を備えている。把手133は、前述の絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具(図示せず)によって把持可能な、アーチ形状を有している(図3(b)参照)。
カバー基体111とスライド蓋131とには、既設のジャンパー線32に対して、後付けで装着できるようにした工夫が凝らされている。カバー基体111に形成した切込115、それに、スライド蓋131に設けた開口部134である。
カバー基体111は、接地作業窓113を備えている側に、切込115を形成している(図3(a)参照)。切込115は、カバー基体111の全長に渡る長さに形成され、両端に位置するホーン部112の端部にまで達している。したがって、カバー基体111は、切込115の部分において開き、その弾性復原力によって元の形状に復元する。このようなカバー基体111の開閉動作を支援するために、カバー基体111は、一例として、誘電性を有するゴムを材料として形成されている。そこで、切込115の部分においてカバー基体111を開き、この開いた部分に既設のジャンパー線32を入り込ませるようにすれば、ジャンパー線32にカバー基体111を装着することができる。
スライド蓋131は、前述した通り、側面から見て、仮想円周上で半円を超える領域まで回りこんだ形状に形成されている。ということは、スライド蓋131は、その形状上、本来的に、開口部134を形成していることになる(図3(b)参照)。スライド蓋131は、開口部134に既設のジャンパー線32を入り込ませるようにした上で、ジャンパー線32に装着済みのカバー基体111に向けて、その一端側からスライド移動させるようにすれば、カバー基体111に装着することができるわけである。このようなスライド蓋131は、カバー基体111がその切込115から不意に開いてしまうことを抑制するために、カバー基体111よりも形状保持性に優れた材料、例えば誘電性を有する硬質プラスチックによって形成されていることが望ましい。
更に、カバー基体111とスライド蓋131とは、互いの外径と内径とを一対させるか、あるいは、カバー基体111の外径よりもスライド蓋131の内径の方を僅かに小さくして形成されている。その結果、カバー基体111とスライド蓋131との間の摩擦抵抗によって、スライド蓋131の自由なスライド移動を抑制することができる(抑制手段)。スライド蓋131の自由なスライド移動の抑制は、接地作業窓113を閉じた状態と開いた状態とにスライド蓋131を位置保持する上で、極めて重要である。
このような構成において、ジャンパースリーブカバー101は、通常時、接地作業窓113をスライド蓋131によって閉じておく(図4参照)。これに対して、電気工事をするに際して、架空配電線5の接地が必要になった場合には、スライド蓋131をスライド移動させ、接地作業窓113を開く。以下、このような架空配電線5の接地作業について説明する。
まず、作業者は、アース線付きの把持具を先端に取り付けた絶縁作業棒(図示せず)を用意する。アース線については、予め、その端部を接地しておく。接地は、一例として、アース線の端部を地中に埋めることによって行なわれる。別の一例として、電柱1に設けた接地用の端子(図示せず)にアース線の端部を接続することによって、接地を行なうようにしても良い。
次に、作業者は、アース線付きの把持具でスライド蓋131の把手133を掴み、スライド蓋131をスライド移動させる。接地作業窓113を開く方向に向けてである。こうすることで、接地作業窓113が開き、カバー基体111が覆って収納しているジャンパースリーブ(図示せず)を露出させることができる。
次に、作業者は、絶縁作業棒の先端部に取り付けた把持具で、露出したジャンパースリーブを把持する。こうすることで、ジャンパースリーブ及びジャンパー線32を介して架空配電線5にアース線を接続することができる。この状態で、架空配電線5は接地されるので、作業者は、安心して電気工事を行なうことができる。
電気工事が完了した場合、作業者は、ジャンパースリーブから把持具を取り外し、ジャンパースリーブに対する把持具の把持を解除する。そして、絶縁作業棒の先端部に取り付けた把持具でスライド蓋131の把手133を掴み、スライド蓋131をスライド移動させて、接地作業窓113を再び閉じる。こうすることで、ジャンパースリーブカバー101は、ジャンパースリーブを完全に覆う元の通常状態に復帰し、安全性を確保することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、架空配電線5が張り巡らされている場所では比較的数多く存在するジャンパースリーブを利用して架空配電線5にアース線を接続することができる。したがって、電気工事に際して必要な架空配電線5に対するアース線の接続作業を、工事現場の近くで行なうことができる。
本実施の形態は、また、絶縁作業棒の先端に取り付けたアース線付きの把持具で把持できる把手133をスライド蓋131に設け、その把持具で把手133を把持してスライド蓋131をスライド移動させることができるようにした。これにより、スライド蓋131を開くための作業に必要な器具と、ジャンパースリーブを把持して接地するための作業に必要な器具とを共通化することができる。その結果、器具の運搬作業や接地作業そのものについて、作業負担の軽減を図ることができる。
本実施の形態は、更に、既設のジャンパー線32に対して、後付けで装着できるようにした工夫(切込115及び開口部134)を凝らしている。これにより、既設のジャンパー線32に対しても、後付けでジャンパースリーブカバー101を装着することができる。
≪第二の実施の形態≫
第二の実施の形態を図6ないし図9に基づいて説明する。第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
第二の実施の形態を図6ないし図9に基づいて説明する。第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
本実施の形態は、カバー基体111に、スライド蓋131の一端部を密閉的に収納するポケット122を設けたものである。そのための構造として、カバー基体111は、ポケット122を形成する側の一端を他の部分よりも大径に形成し、第1の大径部121としている。スライド蓋131も、ポケット122に収納される側を大径に形成し、第2の大径部141としている。図8を参照されたい。
第1の大径部121は、接地作業窓113に面する側を入口としてポケット122を形成している(図8、図9(a)参照)。ポケット122は、スライド蓋131に形成した第2の大径部141の曲率に合わせた曲率を有する円弧形状に形成された、第2の大径部141の先端部分を挿入可能な溝である。
第2の大径部141は、ポケット122に収納される部分を挿入部142とし、この部分を、内周側が削り取られたかのような肉薄形状に形成している(図8、図9(b)参照)。第2の大径部141は、また、挿入部142の外周側を、先細りとなる形状の傾斜面に形成している。
ポケット122と挿入部142とは、互いに一致した形状に形成されている。但し、ポケット122の入口において、カバー基体111の軸心に近い方の縁部は、傾斜面123となっている。スライド蓋131のスライド移動に伴い、その一端部に形成された挿入部142の挿入を円滑にするためである。
このような構成において、接地作業窓113が開いた状態で、接地作業窓113を閉じる方向にスライド蓋131がスライド移動すると、この動作に伴って、スライド蓋131の一端部に形成された挿入部142がポケット122に挿入され、最終的にポケット122に収納される。これにより、少なくともポケット122に挿入部142が収納される側においては、カバー基体111とスライド蓋131との間の密着性が増し、隙間からの雨水の浸入を確実に防止することができる。
≪変形例≫
第一の実施の形態及び第二の実施の形態とも、実施に際しては、各種の変形や変更が可能である。例えば、カバー基体111は、筒状であれば良く、円筒形状に限らず、多角柱形状や断面楕円形状であっても良い。この場合、云うまでもなく、スライド蓋131はカバー基体111の外形形状に適合する形状に形成される。カバー基体111をこのような円筒形状以外の形状にした場合、自ずとスライド蓋131の回り止めがなされるので、凸部114と凹溝132とによる回り止め構造を不要とすることができる。
第一の実施の形態及び第二の実施の形態とも、実施に際しては、各種の変形や変更が可能である。例えば、カバー基体111は、筒状であれば良く、円筒形状に限らず、多角柱形状や断面楕円形状であっても良い。この場合、云うまでもなく、スライド蓋131はカバー基体111の外形形状に適合する形状に形成される。カバー基体111をこのような円筒形状以外の形状にした場合、自ずとスライド蓋131の回り止めがなされるので、凸部114と凹溝132とによる回り止め構造を不要とすることができる。
カバー基体111及びスライド蓋131の材質に関しても、誘電性を有していれば、必ずしも、例示したゴム製及び硬質プラスチック製である必要はない。カバー基体111について云えば、既設のジャンパー線32に対する装着が可能である程度の弾性変形をしつつ、元の形状に復元する復原力を生じさせる材料であれば、各種の材料を用いることができる。あるいは、既設のジャンパー線32に後付けで装着するという利便性を求めないならば、そもそも復元可能な弾性変形という条件すら必要でなくなり、材料の選択肢が拡がる。この場合、カバー基体111に切込115を設けることも、スライド蓋131に開口部134を設けることも、いずれも不要となる。一方のスライド蓋131に関しては、そもそも、弾性変形という条件が求められないので、より材料の選択肢が広い。
把手133も、絶縁作業棒に設けた把持具で把持できる形状であれば、必ずしもアーチ形状である必要はなく、例えば、突起形状などであっても良い。あるいは、把持具で把持できるという利便性を求めないならば、把持具で把持できる形状であることすら、必須ではない。
5 架空配電線(電線)
32 ジャンパー線
111 カバー基体
113 接地作業窓
115 切込
131 スライド蓋
133 把手
134 開口部
122 ポケット
32 ジャンパー線
111 カバー基体
113 接地作業窓
115 切込
131 スライド蓋
133 把手
134 開口部
122 ポケット
Claims (7)
- 電線を接続するジャンパースリーブを覆う形態でジャンパー線に装着される筒状のカバー基体と、
前記カバー基体に形成された開口であって、前記カバー基体が覆う前記ジャンパースリーブを、絶縁操作棒に設けたアース線付きの把持具によって把持可能な状態で露出させる接地作業窓と、
前記カバー基体にその軸方向に沿ってスライド移動自在に取り付けられて、前記接地作業窓を開閉するスライド蓋と、
前記カバー基体と前記スライド蓋との間の摩擦抵抗によって前記スライド蓋の自由なスライド移動を抑制する抑制手段と、
を備えることを特徴とするジャンパースリーブカバー。 - 前記スライド蓋に設けられ、前記把持具によって把持可能な形状を有する前記把手を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載のジャンパースリーブカバー。
- 前記カバー基体は、前記接地作業窓を覆う閉鎖位置に向けてスライド移動する前記スライド蓋の一端部を迎え入れ、前記閉鎖位置で前記スライド蓋の一端部を密閉的に収納するポケットを備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のジャンパースリーブカバー。
- 前記カバー基体は、弾性変形可能な材料によって形成され、その軸方向の全長に渡る切込を有してこの切込みの部分が前記電線を通すことができるように接離自在に形成されており、
前記スライド蓋は、前記電線を通す開口部を備え、
前記カバー基体と前記スライド蓋とは、前記カバー基体の一端側から前記スライド蓋をスライド移動させることによってこのスライド蓋の装着が可能な形状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載にジャンパースリーブカバー。 - 絶縁操作棒に設けた把持具に接続されている前記アース線を接地する工程と、
電線を接続するジャンパースリーブを覆う形態でジャンパー線に装着された筒状のカバー基体にその軸方向に沿ってスライド移動自在に取り付けられたスライド蓋をスライド移動させ、前記カバー基体との間の摩擦抵抗によって前記スライド蓋を移動後の位置に位置保持し、前記カバー基体に形成された開口であって、前記カバー基体が覆う前記ジャンパースリーブを前記把持具によって把持可能な状態で露出させる接地作業窓を開く工程と、
前記接地作業窓から露出した前記ジャンパースリーブを、前記把持具で把持する工程と、
を備えることを特徴とする電線に対するアース線の接続方法。 - 前記スライド蓋に設けられて前記把持具によって把持可能な形状を有する前記把手を、前記把持具で把持した状態の前記絶縁操作棒を用いて前記スライド蓋をスライド移動させる、ことを特徴とする請求項5に記載のアース線の接続方法。
- 前記ジャンパースリーブに対する前記把持具の把持を解除する工程と、
前記スライド蓋をスライド移動させて、前記スライド蓋によって前記接地作業窓を再び閉じる工程と、
を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のアース線の接続方法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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