JP2013155030A - 糸巻取ユニット及び糸巻取機 - Google Patents
糸巻取ユニット及び糸巻取機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013155030A JP2013155030A JP2012018626A JP2012018626A JP2013155030A JP 2013155030 A JP2013155030 A JP 2013155030A JP 2012018626 A JP2012018626 A JP 2012018626A JP 2012018626 A JP2012018626 A JP 2012018626A JP 2013155030 A JP2013155030 A JP 2013155030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- rotation support
- support member
- unit
- yarn winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 154
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 121
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 8
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 abstract description 29
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 8
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
【課題】糸巻取機において、パッケージの支持状態の異常を早期に確実に検出できる構成を提供する。
【解決手段】クレードル20は、パッケージ支持フレーム33と、第1回転支持部材34及び第2回転支持部材35と、を有する。第1回転支持部材34は、パッケージ15の巻取管14の挟持方向において前記巻取管14の一端を支持する。第2回転支持部材35は、挟持方向において前記パッケージ15の巻取管14の他端を支持し、第1回転支持部材34と共に前記パッケージ15を回転可能に支持する。検知装置61は、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を検出する。ユニット制御部は、検知装置61の検出結果に基づいて、パッケージ15の回転を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】クレードル20は、パッケージ支持フレーム33と、第1回転支持部材34及び第2回転支持部材35と、を有する。第1回転支持部材34は、パッケージ15の巻取管14の挟持方向において前記巻取管14の一端を支持する。第2回転支持部材35は、挟持方向において前記パッケージ15の巻取管14の他端を支持し、第1回転支持部材34と共に前記パッケージ15を回転可能に支持する。検知装置61は、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を検出する。ユニット制御部は、検知装置61の検出結果に基づいて、パッケージ15の回転を制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、主として、糸巻取機で糸の巻き取り中に発生するパッケージのガタつきを検出するための構成に関する。
自動ワインダなどの糸巻取機は、巻取管(巻取ボビン)の周囲に、給糸部から供給される糸を巻き付けていく装置である。巻取管の周囲に糸が巻き付けられた状態のものを、パッケージと称する。
上記自動ワインダは、パッケージを回転可能に支持するためのパッケージ支持部を備える。このパッケージ支持部は、一対の回転支持部材(ベアリングセンタ)を有している。この一対の回転支持部材は、パッケージの巻取管を軸線方向の両側から挟み込むことにより、当該パッケージを回転可能に支持するように構成される。このようなパッケージ支持部(クレードル)を備えた糸巻取機は、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。
ところで、上記の巻取管は、紙製のものが広く利用されている。このような紙製の巻取管を、特に紙管と称する。通常、自動ワインダにおいて巻取管は繰り返し再使用されるが、紙製の紙管は繰り返し使用によりダメージが蓄積して変形してしまう場合がある。
特許文献1は、紙管の端部が非円形状に変形してしまった場合、回転支持部材を嵌挿できない場合があることを指摘している。そのうえで、特許文献1は、紙管と回転支持部材を挿入方向に相対移動させる押圧手段を備えた構成を開示している。特許文献1は、これにより、紙管の端部が変形していたとしても、回転支持部材を適切に嵌挿することができるとしている。
また、特許文献1は、パッケージの回転を停止させるためのパッケージブレーキが、前記押圧手段を兼ねている構成を開示している。これによれば、パッケージブレーキを動作させたときに、一対の回転支持部材によって紙管を締め付けるような力が働くので、ブレーキ動作時に紙管と回転支持部材との間のスリップを抑制でき、パッケージを効率良く速やかに停止させることができる。
しかし、特許文献1の構成では、ブレーキのたびに紙管を強く締め付ける力が働くため、紙管にダメージが蓄積して、当該紙管の変形が徐々に進行してしまう。紙管の変形が進行していると、回転中のパッケージの支持状態に異常(例えばパッケージのガタつきなど)が発生する場合がある。特に、巻き取り速度が高速である自動ワインダの場合は、このようなパッケージのガタつきによって、当該パッケージの品質に悪影響が及ぶことがある。
そこで、パッケージの支持状態にガタつきなどの異常が発生した場合には、パッケージの回転を中断する、或いは回転速度を減速するなど、何らかの手段によってガタつきを抑えるような制御を行うことが、パッケージ品質維持の観点から好ましい。
この点、特許文献2は、クレードルの振動を検知して、検知された振動に応じてパッケージの回転速度を減速する構成を開示している。即ち、パッケージにガタつきが発生した場合、当該パッケージを支持しているクレードル(パッケージ支持部)に振動が発生するので、クレードルの振動を検出したときにパッケージの回転速度を減速することにより、前記ガタつきを抑制するのである。特許文献2は、これにより、パッケージの品質が低下してしまうことを防止できるとしている。
特許文献2の構成は、クレードルの振動を見ることによりパッケージのガタつきを検出する構成であるから、当該パッケージのガタつきを、いわば間接的に検出していることになる。パッケージにガタつきが発生してから、クレードルに振動が発生するまでには多少のタイムラグがあるので、特許文献2の構成ではパッケージのガタつきを即座に検出することはできない。
本願発明者は、実際にパッケージへの糸の巻き取りを行う実験を繰り返し、パッケージにガタつきが発生する様子を、振動センサ及び高速ビデオカメラによって計測した。この結果、パッケージにガタつきが発生してから当該パッケージの品質に悪影響が出るまでにかかる時間は、50msという極めて短い時間であることが明らかになった。
この点、特許文献2の構成では、パッケージのガタつきを即座に検出することが難しいので、当該ガタつきを抑制するための制御(具体的には減速制御)を、パッケージの品質に悪影響がでるまでの短い時間内(50ms)で開始できない場合があると考えられる。即ち、特許文献2の構成では、ガタつきを抑制するための制御が間に合わないことがある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、糸巻取機において、パッケージの支持状態の異常を早期に確実に検出できる構成を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の糸巻取ユニットが提供される。即ち、この糸巻取ユニットは、本体フレームと、パッケージ支持部と、検知装置と、制御部と、を備える。前記パッケージ支持部は、パッケージ支持フレームと、第1回転支持部及び第2回転支持部材と、を備える。前記パッケージ支持フレームは、前記本体フレームに取り付けられる。前記第1回転支持部材は、パッケージの巻取管の挟持方向において前記巻取管の一端を支持する。前記第2回転支持部材は、前記挟持方向において前記パッケージの巻取管の他端を支持し、前記第1回転支持部材と共に前記パッケージを回転可能に支持する。前記検知装置は、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離に関する情報を検出する。前記制御部は、前記検知装置の検出結果に基づいて前記パッケージの回転を制御する。
即ち、パッケージの巻取管を1対の回転支持部材によって挟み込んで支持しているので、当該回転支持部材の間の距離に関する情報を検知することにより、パッケージ(及び巻取管)の支持状態を明確に把握することができる。従って、上記の構成により、パッケージの支持状態に異常(パッケージのガタつきなど)が発生した場合には、当該異常を即座に検知し、適切に対処することができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記パッケージ支持フレームは、前記本体フレームに対して回動可能に設けられた支持フレーム本体と、当該支持フレーム本体から延伸して設けられた第1腕部及び第2腕部と、を備える。前記第1回転支持部材は、前記挟持方向で移動不能に前記第1腕部に取り付けられる。前記第2回転支持部材は、前記挟持方向で移動可能に前記第2腕部に取り付けられる。前記検知装置は、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離に関する情報として、前記第2回転支持部材の位置情報を検知する。
即ち、第1回転支持部材の位置を固定としたので、可動する側の第2回転支持部材の位置を検出するだけで、回転支持部材同士の間隔を知ることができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記検知装置は、被検知部材と、前記被検知部材の位置を検知するための検知部と、を備える。前記被検知部材と前記検知部との相対位置関係が、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離の変動に応じて変化するように設けられる。そしてこの糸巻取ユニットは、前記検知部による前記被検知部材の検知状態に基づいて、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離が適切か否かを判定する判定部を備える。
上記のように、検知部の検知状態に基づいて、回転支持部材同士の間の距離が適切か否かを容易に判断できる。これにより、回転支持部材によって支持されているパッケージの支持状態が適切か否かを知ることができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記被検知部材及び前記検知部の何れか一方は、前記第2回転支持部材の前記挟持方向への移動に連動して移動する。前記被検知部材及び前記検知部の他方は、前記第2回転支持部材の前記挟持方向への移動と連動して移動しないように前記パッケージ支持部に取り付けられる。前記検知装置は、前記被検知部材及び前記検知部の少なくとも何れか一方の、前記挟持方向に平行な方向における取り付け位置を調整可能な位置調整機構を有している。
この構成により、第2回転支持部材の挟持方向での位置を、検知部によって検出することができる。そして、被検知部材又は検知部の挟持方向での取り付け位置を調整可能としたので、当該挟持方向で検知装置のゼロ点調整を容易に行うことができる。従って、例えば回転支持部材によって挟持する巻取管の挟持方向での長さが変更された場合、検知装置のゼロ点調整を行うことにより、当該長さが変更された巻取管に対応することができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記被検知部材はマグネットである。前記検知部は、所定の範囲内に存在する前記マグネットの磁気を検知するマグネットセンサである。前記判定部は、前記マグネットセンサによる前記マグネットの検知状態に基づいて、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離が適切か否かを判定する。
このように、安価なマグネットセンサによって、回転支持部材同士の間の距離が適切か否かを検知することができる。
上記の糸巻取ユニットにおいて、前記検知装置は、前記挟持方向における前記第2回転支持部材の基準位置からの移動距離及び移動方向を検出可能であることが好ましい。
このように、第2回転支持部材の移動量を検知可能なことにより、パッケージの支持状態をより正確に検知することができる。また、第2回転支持部材が第1回転支持部材に対して近づく方向、又は第1回転支持部材から遠ざかる方向の何れの方向に動いたかを検出することが可能となる。
上記の糸巻取ユニットにおいて、前記検知装置は、複数の検出位置を有することが好ましい。
これにより、第2回転支持部材の位置を多段階に検出できるので、パッケージの支持状態を多段階で評価することができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記第2腕部と前記第2回転支持部材との間には、前記挟持方向と平行な方向に伸縮可能な伸縮部が配置されている。前記第1腕部及び前記第2腕部は、それぞれ前記支持フレーム本体に対して固定的に設けられ、前記伸縮部の伸縮によって、前記第2回転支持部材が前記挟持方向で移動する。
このように、伸縮部を設けることで、第2回転支持部材を挟持方向で移動させることができるので、例えば、回転支持部材によるパッケージの挟持を解除して当該パッケージを取り外すことができる。また、第1腕部及び第2腕部が固定的に構成されているので、パッケージの支持状態に異常が発生したときに移動する部材は伸縮部及び第2回転支持部に限定される。従って、第2回転支持部材の位置を検知することにより、回転支持部材の間の距離の変化を確実に検知することができる。
上記の糸巻取ユニットは、以下のように構成することが好ましい。即ち、この糸巻取ユニットは、操作レバーを備える。前記操作レバーは、前記パッケージ支持フレームに対して支軸まわり回動可能に取り付けられるとともに、前記伸縮部に接続される。前記検知装置は、前記第2回転支持部材の位置情報として前記操作レバーの位置を検知する。
この操作レバーを回動操作することにより伸縮部を伸縮させ、第2回転支持部材を挟持方向へ移動させることができるので、パッケージの取り付け、取り外しなどを簡単に行うことができる。そして、この操作レバーは伸縮部の伸縮に連動して動くので、当該操作レバーの位置を検出することにより、第2回転支持部材の位置を検知することができる。
上記の糸巻取ユニットにおいて、前記制御部は、前記検知装置の検知結果に基づいて、前記パッケージの支持状態が異常であると判断した場合、当該パッケージの回転状態を変更することが好ましい。
即ち、本発明の構成によれば、パッケージの支持状態を直接的かつ明確に検知することができるので、異常発生時にパッケージの回転状態を変更する制御を速やかに行うことができる。これにより、パッケージの支持状態の異常によって不良パッケージが形成されることを防止できる。
本発明の別の観点によれば、上記の糸巻取ユニットを複数備えた糸巻取機が提供される。
これによれば、糸巻取ユニットにおいてパッケージにガタつきなどの異常が発生した場合に、検知装置の検出結果に基づいて、前記異常を即座に検知し、適切に対処することができるので、糸巻取機全体の生産効率を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る糸巻取ユニット10の側面図である。本実施形態に係る自動ワインダ(糸巻取機)は、並べて配置された複数の糸巻取ユニット10と、その並べられた方向の一端に配置された図略の機台制御装置を主に備えている。
糸巻取ユニット10は、給糸ボビン11の糸12を解舒して、巻取管14の外周に巻き取っていくように構成されている。糸12が巻き取られた状態の巻取管14を、パッケージ15と称する。なお、以下の説明において「上流側」「下流側」という時には、糸12の走行方向で見たときの上流側及び下流側をいうものとする。
図1に示すように、糸巻取ユニット10は、本体フレーム16と、給糸部17と、巻取部18と、を主に備えている。
本体フレーム16は、糸巻取ユニット10の側部に配置されている。当該糸巻取ユニット10が備える構成の大部分は、この本体フレーム16に直接的又は間接的に支持されている。
給糸部17は、糸12を供給するための給糸ボビン11を略直立状態で保持することが可能に構成されている。巻取部18は、パッケージ15を回転可能に支持するクレードル(パッケージ支持部)20と、糸12をトラバースさせるとともに前記パッケージ15を駆動するための巻取ドラム(駆動部)21と、を備えている。
巻取ドラム21はパッケージ15に対向して配置されており、図略のモータによって回転駆動されるように構成されている。クレードル20は、回転可能に支持したパッケージ15の周面を巻取ドラム21に接触させることができるように構成されている。パッケージ15の周面を巻取ドラム21に接触させた状態で当該巻取ドラム21を回転駆動することにより、パッケージ15を従動回転させる。これにより、給糸ボビン11から解舒された糸12をパッケージ15に巻き取ることができる。
また、巻取ドラム21の外周面には、往復螺旋状の綾振溝(図略)が形成されている。パッケージ15に巻き取られる糸12は、この綾振溝の内部を通って走行する。巻取ドラム21を回転させることにより、走行する糸12は往復螺旋状の綾振溝によってトラバース(綾振り)される。以上の構成で、巻取ドラム21を回転させることにより、糸12をトラバースさせながらパッケージ15に巻き取っていくことができる。なお、糸12をトラバースするための構成は、上記の巻取ドラム21に限らない。例えば、左右に往復駆動されるトラバースガイドによって糸12をガイドするアーム式のトラバース装置や、ベルト式のトラバース装置により、糸12のトラバースを行う構成としても良い。また、パッケージ15を回転させるための構成も、上記の巻取ドラム21に限らない。例えば、パッケージ15を支持する回転支持部材(後述)をモータで回転駆動することにより、当該パッケージ15を回転させるように構成しても良い。
また、各糸巻取ユニット10は、ユニット制御部(図略)を備えている。このユニット制御部は、CPU、ROM、RAM等のハードウェアと、前記RAMに記憶された制御ブログラム等のソフトウェアと、から構成されている。そして、前記ハードウェアとソフトウェアとが協働することにより、糸巻取ユニット10の各構成を制御するように構成されている。また、各糸巻取ユニット10が備えるユニット制御部は、前記機台管理装置と通信可能に構成されている。これにより、自動ワインダが備える複数の糸巻取ユニット10の動作を、機台管理装置において集中的に管理することが可能となっている。
また糸巻取ユニット10は、給糸部17と巻取部18との間の糸走行経路中に、給糸部17側から順に、解舒補助装置22と、テンション付与装置23と、糸継装置24と、糸監視装置25と、を配置した構成となっている。
解舒補助装置22は、給糸ボビン11から解舒される糸12が遠心力によって振り回されて外側に膨らんだ部分(バルーン)に対して接触する規制部材26を有している。規制部材26をバルーンに接触させることにより、糸12が過度に振り回されることを抑制するとともに、当該バルーンに適切なテンションを付与して給糸ボビン11からの糸12の解舒を適切に行うことができる。
テンション付与装置23は、走行する糸12に所定のテンションを付与するものである。本実施形態のテンション付与装置23は、固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式のものを採用している。可動側の櫛歯には、櫛歯同士が噛み合わせ状態となるように付勢力が付与されている。櫛歯同士を噛み合わせ状態とし、当該櫛歯の間を屈曲させながら糸12を通過させることにより、当該糸12に対してテンションを付与してパッケージ15の品質を高めることができる。なお、テンション付与装置23には、上記ゲート式のもの以外にも、例えばディスク式のものを採用することができる。
糸監視装置25は、走行する糸12の品質を監視するように構成されている。具体的には、糸監視装置25は、光透過型センサによって、糸12の太さを監視するように構成されている。糸太さを監視することにより、糸12に含まれる糸欠点(糸12に異常がある箇所)を検出することができる。糸監視装置25の近傍には、糸監視装置25が糸欠点を検出したときに直ちに糸12を切断するための図略のカッタが設けられている。なお、糸監視装置25は、光透過型センサに限らず、例えば光反射型センサや静電容量式センサで糸12を監視する構成としても良い。
糸継装置24は、給糸ボビン11とパッケージ15との間の糸12が何らかの理由により分断状態となったときに、給糸ボビン11側の下糸と、パッケージ15側の上糸とを接合(糸継ぎ)するように構成されている。本実施形態において、糸継装置24は、圧縮空気により発生させた旋回空気流によって糸端同士を撚り合わせるスプライサ装置として構成されている。ただし、糸継装置24は空気式のスプライサ装置に限らず、例えば機械式のノッタ等を採用することができる。
前記糸継装置24の下側及び上側には、給糸ボビン11側の糸端を捕捉して糸継装置24に案内する下糸吸引パイプ27と、パッケージ15側の糸端を捕捉して糸継装置24に案内する上糸吸引パイプ28と、が設けられている。下糸吸引パイプ27の先端には、下糸吸引口31が形成されている。また、上糸吸引パイプ28の先端には、上糸吸引口32が形成されている。また、下糸吸引パイプ27と上糸吸引パイプ28は、それぞれ軸29,30を中心にして回動可能に構成されている。下糸吸引パイプ27及び上糸吸引パイプ28には適宜の負圧源がそれぞれ接続されており、下糸吸引口31及び上糸吸引口32に吸引流を発生させて、上糸及び下糸の糸端を吸引捕捉できるように構成されている。
続いて、クレードル20について説明する。図2に示すように、クレードル20は、パッケージ支持フレーム33と、1対の回転支持部材(第1回転支持部材34及び第2回転支持部材35)を備えている。
図2に示すように、パッケージ支持フレーム33は、略U字状の金属製フレームとして構成されている。具体的には、パッケージ支持フレーム33は、支持フレーム本体36と、当該支持フレーム本体36から延伸して設けられた第1腕部37及び第2腕部38とを有している。なお、第1腕部37及び第2腕部38は、支持フレーム本体36に対して一体的かつ固定的に設けられている。つまり、U字状のパッケージ支持フレーム33は、変形しないように構成されている。
第1回転支持部材34は、第1腕部37の先端に配置されている。また、第2回転支持部材35は、第2腕部38の先端に配置されている。第1回転支持部材34及び第2回転支持部材35は、図2に示すように、パッケージ15の巻取管14をその軸線方向で挟み込むことにより、当該パッケージ15を支持するように構成されている。以下の説明では、回転支持部材34,35が巻取管14を挟み込む方向(図2の左右方向)を、「挟持方向」と言う。
なお、本実施形態において、クレードル20は、コーン型(テーパ形状)のパッケージ15を支持するように構成されている。そして、第1回転支持部材34はパッケージ15の小径側を、第2回転支持部材35はパッケージ15の大径側を、それぞれ支持するようになっている。
第1回転支持部材34は、回転軸まわりで回転可能であるように、第1腕部37に取り付けられている。第2回転支持部材35は、回転軸まわりで回転可能であるように、第2腕部38に取り付けられている。回転支持部材34,35は、互いの回転軸の延長線が一致するように向かい合って配置されている。この構成で、巻取管14の小径側端部に第1回転支持部材34の先端を嵌挿し、巻取管14の大径側端部に第2回転支持部材35の先端を嵌挿することにより、パッケージ15(又は巻取管14)を、その軸線回りで回転可能に支持することができる。
本実施形態において、第1回転支持部材34は、挟持方向で移動不能であるように、第1腕部37に取り付けられている。一方、第2回転支持部材35は、挟持方向で移動可能であるように、伸縮部42を介して第2腕部38に取り付けられている。
図3に示すように、伸縮部42は、ベアリングスリーブ43と、ベアリング44と、シャフト45と、圧縮コイルバネとして構成された第1スプリング47を有している。
シャフト45は第2回転支持部材35の回転軸である。第2回転支持部材35は、シャフト45の先端に固定的に取り付けられている。また、このシャフト45は、ベアリング44を介してベアリングスリーブ43に取り付けられている。
図3に示すように、第2腕部38の先端部は、第1回転支持部材34側(図3の左側)が開放された有底筒状のシリンダ50が固定的に設けられている。前記ベアリングスリーブ43の一部はシリンダ50の内部に挿入されている。また、ベアリングスリーブ43は、その一部がシリンダ50の内部に挿入された状態で、挟持方向(図3の左右方向)で摺動可能に構成されている。これにより、第2回転支持部材35が、第2腕部38に対して挟持方向で相対移動可能となっている。
ベアリングスリーブ43とシリンダ50との間には、圧縮コイルバネとして構成された第1スプリング47が配置されている。この第1スプリング47は、ベアリングスリーブ43を、第1回転支持部材34に向けて(図3の左側に向けて)付勢している。これにより、第2回転支持部材35が、第1回転支持部材34に向けて付勢されるので、回転支持部材34,35によってパッケージ15の巻取管14を挟み込んで支持することができる。
また、クレードル20は、前記伸縮部42を伸縮操作するための操作レバー51を備えている。図2に示すように、操作レバー51は、その基端部が支軸52を介してパッケージ支持フレーム33に取り付けられており、その先端部には把手部53が設けられている。また、操作レバー51の長手方向の途中部分には連結部54が一体的に形成されており、この連結部54がベアリングスリーブ43に連結されている。この構成で、操作レバー51を回動操作することにより、ベアリングスリーブ43を挟持方向で移動させることができる。
従って、操作レバー51を回動操作することにより、第1スプリング47の付勢力に逆らって、第2回転支持部材35を、第1回転支持部材34から遠ざかる方向(図3の右向き)に移動させることができる。これにより、回転支持部材34,35間の距離を広げ、当該回転支持部材34,35による巻取管14の挟持を解除できるので、当該巻取管14の取り付け、取り外しを行うことができる。
また、シリンダ50にはエア供給孔55が形成されており、当該エア供給孔55にはジョイントボルト56が接続されている。このジョイントボルト56には、電磁弁を介して圧縮空気供給源に接続されたエアパイプ(何れも図略)が接続される。この構成で、電磁弁を適宜制御することにより、シリンダ50内に圧縮空気を供給することができるように構成されている。
一方、ベアリングスリーブ43には、当該ベアリングスリーブ43とシリンダ50との間を略気密状態に保ち、かつシリンダ50に対して摺動可能なシール部材58が設けられている。これにより、ベアリングスリーブ43とシリンダ50が一種の空気シリンダとして構成されている。この構成で、シリンダ50内に圧縮空気を供給することにより、ベアリングスリーブ43を、第1回転支持部材34に向けて(図3の左向きに)移動させてパッケージブレーキ機構60を作動させることができる。
パッケージブレーキ機構60について説明する。前記ベアリング44は、ベアリングスリーブ43に対して摺動可能に設けられている。これにより、第2回転支持部材35が、ベアリングスリーブ43に対してシャフト45の軸線方向で相対移動可能になっている。ベアリングスリーブにはブレーキシュー57が設けられている。このブレーキシュー57は、第2回転支持部材35に対して、前記シャフト45の軸線方向で巻取管14の反対側から対面するように配置されている。
一方、ベアリング44とベアリングスリーブ43の間には第2スプリング46が配置されている。この第2スプリング46は圧縮コイルばねとして構成されており、ブレーキシュー57と第2回転支持部材35とが離れる方向に付勢力を加えている。この第2スプリング46は、パッケージブレーキ機構60が動作していないとき(シリンダ50に圧縮空気が供給されていないとき)には、ブレーキシュー57と第2回転支持部材35が接触しない状態を保つことができるように構成されている。
シリンダ50に圧縮空気を供給すると、ベアリングスリーブ43が第1回転支持部材34に向けて(図3の左向きに)移動する。このとき、第2回転支持部材35は、ベアリングスリーブ43と一体的に移動する。しかし、回転支持部材34,35によって巻取管14を挟持している場合、第2回転支持部材35の前記移動は、巻取管14によって阻止される。第2回転支持部材35が移動できない状態で、ベアリングスリーブ43を第1回転支持部材34に向けて移動させると、第2スプリング46が縮んで、ブレーキシュー57が第2回転支持部材35に押し付けられる。なお、ベアリングスリーブ43に連結されている前記操作レバー51は、ベアリングスリーブ43が回転しないようにする回り止めの機能を果たしている。従って、ベアリングスリーブ43を第2回転支持部材35に押し付けることにより、両者の間に摩擦力を発生させ、第2回転支持部材35の回転を停止させることができる。
以上のように構成されたパッケージブレーキ機構60により、シリンダ50に圧縮空気を供給することで、回転中のパッケージ15にブレーキを掛けて、速やかに回転を停止させることができる。
また、クレードル20のパッケージ支持フレーム33は、本体フレーム16に対して、回動軸41(図1)を軸として回動可能であるように取り付けられている。回動軸41には、クレードル20が支持しているパッケージ15と、巻取ドラム21と、の接触圧力を調整する接圧調整機構が設けられている。これにより、クレードル20に支持されているパッケージ15を、巻取ドラム21に対して所定の接圧で押し付け、パッケージ15と巻取ドラム21との接触状態を良好に維持できる。
また、回動軸41には、図略のリフトアップ機構が接続されている。このリフトアップ機構は、パッケージ15を巻取ドラム21から離間させる方向に、クレードル20を回動させることができるように構成されている。
続いて、本実施形態の自動ワインダの特徴的な構成について説明する。
前述のように、パッケージ15の巻取管14がダメージによって変形してくると、回転駆動されているパッケージ15の支持状態に異常(ガタつきなど)が発生して、当該パッケージ15の品質に悪影響が及ぶ場合がある。
本願発明者は、実際の糸巻取ユニット10において、パッケージ15に糸12を巻き取る実験と観察を繰り返した結果、パッケージ15の支持状態にガタつきなどの異常が発生したときには、回転支持部材34,35間の距離が変動することを見出した。回転支持部材34,35はパッケージ15を直接的に支持している部材であるから、回転支持部材34,35の間の距離を監視することにより、パッケージ15の支持状態の異常(ガタつきなど)を、直接的に、かつ即座に検出することができる。
そこで、本実施形態の糸巻取ユニット10は、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を取得する検知装置61を備えている。ユニット制御部は、検知装置61の検知結果に基づいて、巻取ドラム21の駆動を制御するように構成されている。これにより、パッケージ15の支持状態に応じて、当該パッケージ15の回転を制御できる。
次に、検知装置61の構成について説明する。図2に示すように、検知装置は、クレードル20に設けられる。検知装置61は、マグネット(被検知部材)62と、マグネットセンサ(検知部)63と、を備えている。
マグネットセンサ63は、所定の検出範囲内のマグネット62の磁気を検出するように構成されている。このマグネットセンサ63は、マグネット62が所定の検出範囲内にある場合にはON信号を出力し、前記検出範囲内にマグネット62が無い場合にはOFF信号を出力する。マグネットセンサ63の出力信号は、ユニット制御部に入力される。
図2に示すように、マグネットセンサ63は、操作レバー51の中途部分に取り付けられている。一方、マグネット62は、第2腕部38の中途部分に取り付けられている。この構成により、操作レバー51が回動すると、マグネットセンサ63とマグネット62の相対位置関係が変化する。マグネットセンサ63とマグネット62が相対移動して、マグネット62が前記検出範囲から外れた場合、マグネットセンサ63からの出力信号がOFFになる。従って、検知装置61からの出力信号を監視することにより、操作レバー51が所定の位置から一定以上回動したことを検出できる。
ここで前述のように、操作レバー51は第2回転支持部材35を挟持方向で移動させるためのものであるから、第2回転支持部材35が挟持方向で移動すると、操作レバー51も回動する。従って、操作レバー51が所定の位置から一定以上回動したことを検知装置61で検知することにより、第2回転支持部材35が所定の基準位置から挟持方向で一定距離以上移動したことを検出できる。
また、本実施形態では、略U字状のパッケージ支持フレーム33は変形しないように構成されており、かつ第1回転支持部材34は挟持方向で移動不能となっている。つまり、回転支持部材34,35の間の距離の変動は、第2回転支持部材35が挟持方向で移動することによってのみ発生する。従って、第2回転支持部材35の基準位置からの挟持方向での移動を検出することにより、回転支持部材34,35間の距離が適切であるか否かを知することができる。
従って、上記のように、操作レバー51の回動を検知装置61によって検知することにより、回転支持部材34,35間の距離に関する情報を取得できるのである。
検知装置61は、回転支持部材34,35によってパッケージ15(巻取管14)が適切に支持されている状態で、マグネット62がマグネットセンサ63の検出範囲内にあるように調整されている。つまり、回転支持部材34,35の間の距離が適切で、パッケージ15の支持状態が適切な場合は、マグネットセンサ63からON信号が出力されるように調整されている。この状態の第2回転支持部材35の位置を、「基準位置」とする。
なお、巻取管14の軸方向での長さが異なると、当該巻取管14を挟持した状態での回転支持部材34,35の間の距離も異なる。つまり、巻取管14が異なると、第2回転支持部材35の基準位置が異なってくる。そこで、異なる種類の巻取管14に対応できるようにするため、検知装置61は、マグネット62の取り付け位置を挟持方向と平行な方向で調整可能な調整ブラケット(位置調整機構)64を有している。マグネット62は、この調整ブラケット64を介して、パッケージ支持フレーム33に取り付けられている。マグネット62の挟持方向での位置を調整することにより、検知装置61のゼロ点調整(マグネットセンサ63の出力がONになる位置の調整)を行うことができるので、異なる長さの巻取管14にも対応することができる。
第2回転支持部材35が適正位置から挟持方向で動くと、これによって操作レバー51が回動して、マグネット62とマグネットセンサ63が相対移動する。本実施形態では、第2回転支持部材35が適正位置から挟持方向で1mm以上移動したときに、マグネット62がマグネットセンサ63の検出範囲から外れるように調整されている。つまり、回転支持部材34,35の間の距離が、適切な値から1mm以上変動したときには、マグネットセンサ63からOFF信号を出力するように調整されている。
ユニット制御部は、検知装置61からの信号に基づいて、第1回転支持部材34と第2回転支持部材35との間の距離が適切か否かを判定する判定部として機能するように構成されている。具体的には、検知装置61のマグネットセンサ63からの信号がONのときには回転支持部材34,35の間の距離は適切であると判断し、前記信号がOFFのときには回転支持部材34,35の間の距離が不適切であると判断する。
次に、本実施形態の自動ワインダによる糸巻取作業の流れについて、図4のフローチャートを参照して説明する。
ユニット制御部は、パッケージ15を回転させて糸12の巻き取りを行っているときは(ステップS101)、検知装置61のマグネットセンサ63からの出力信号を監視している(ステップS102)。判定部としてのユニット制御部は、マグネットセンサ63からの信号がONのときは、回転支持部材34,35の間の距離は適切であると判断する。即ち、この場合、回転支持部材34,35によってパッケージ15が適切に支持されていると判断できる。ユニット制御部は、回転支持部材34,35の間の距離が適切であると判断した間は、パッケージ15の回転を継続して糸12の巻き取りを続ける。
一方、マグネットセンサ63からの信号がOFFになった場合、判定部としてのユニット制御部は、回転支持部材34,35の間の距離が不適切であると判断する。この場合、回転支持部材34,35によるパッケージ15の支持状態に、何らかの異常(パッケージ15のガタつきなど)が発生している可能性が高い。そこでユニット制御部は、回転支持部材34,35の間の距離が不適切であると判定した場合には、パッケージ15の回転状態を変更する処理を行う。
具体的には、ユニット制御部は、回転支持部材34,35の間の距離が不適切であると判断した場合には、前記リフトアップ機構によってパッケージ15を巻取ドラム21から離間させる(ステップS104)とともに、パッケージブレーキ機構60を作動させてパッケージ15の回転を停止させる(ステップS105)。このように、回転支持部材34,35の間の距離が不適切であることを検出した場合には、即座にパッケージ15の回転を停止することにより、パッケージ15にガタつきなどの異常が発生した状態で糸12が巻き取られ続けることを防止できる。
本実施形態では、パッケージ15を支持している回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を検出するように構成されているので、パッケージ15の支持状態を直接的かつ即座に検知できる。従って、パッケージ15の支持状態に異常が発生した場合には、当該異常を即座に検出できる。これにより、パッケージ15の支持状態に異常(ガタつきなど)が発生した後、当該パッケージ15の品質に悪影響が出る前にパッケージ15の回転を停止することができる。
なお、仮に糸12を巻き取っている状態のパッケージ15を巻取ドラム21から離間させてしまうと、巻き取られている途中の糸12が縮れてしまうことがある。そこで、縮れた糸がパッケージ15に混入してしまうことを防ぐため、パッケージ15を巻取ドラム21から離間させる際には、前もってカッターで糸12を切断しておく(ステップS103)。
パッケージ15の回転を停止した後は、パッケージ15の回転を再開させても良い。というのも、パッケージ15のガタつき等は様々な条件が複合して発生するものであるから、一度ガタつきが発生したパッケージ15だからといって、必ずしもガタつきが再発するとは言えないためである。そこでユニット制御部は、糸継装置24によって糸継作業を行い(ステップS107)、パッケージの回転を再開する(ステップS108)。
ただし、1つのパッケージ15でガタつきなどの支持異常が連続して何度も発生する場合には、当該パッケージ15には何らかの問題(例えば、巻取管14の極度な変形)が存在していると考えられる。そこで、ユニット制御部は、マグネットセンサ63からの信号OFFが連続して所定回数以上検出されている場合には(ステップS106の判断)、ステップS105で停止させパッケージ15の回転を再開せずに、異常アラームを鳴らすなどしてオペレータに報知する(ステップS109)。
このように異常アラームが報知された場合、オペレータは、当該パッケージ15を目視で確認し、例えば巻取管14が極度に変形して使用限界に達していると判断した場合には、当該パッケージ15への糸12の巻き取りを終了する。また、オペレータが当該パッケージ15を目視で確認した結果、巻取管14の使用を継続できると判断した場合などには、例えば回転速度を低下させた状態でパッケージ15の回転を再開しても良い。
以上で説明したように、本実施形態の糸巻取ユニット10は、本体フレーム16と、クレードル20と、検知装置61と、ユニット制御部と、を備えている。クレードル20は、パッケージ支持フレーム33と、第1回転支持部材34及び第2回転支持部材35と、を有する。パッケージ支持フレーム33は、本体フレーム16に取り付けられる。第1回転支持部材34は、パッケージ15の巻取管14の挟持方向において前記巻取管14の一端を支持する。第2回転支持部材35は、挟持方向において前記パッケージ15の巻取管14の他端を支持し、第1回転支持部材34と共に前記パッケージ15を回転可能に支持する。検知装置61は、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を検出する。ユニット制御部は、検知装置61の検出結果に基づいてパッケージ15の回転を制御する。
即ち、パッケージ15の巻取管14を1対の回転支持部材34,35によって挟み込んで支持しているので、当該回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を検知することにより、パッケージ15(及び巻取管14)の支持状態を明確に把握することができる。従って、上記の構成により、パッケージ15にガタつきなどが発生した場合には、当該ガタつきを即座に検知し、適切に対処することができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、パッケージ支持フレーム33は、本体フレーム16に対して回動可能に設けられた支持フレーム本体36と、当該支持フレーム本体36から延伸して設けられた第1腕部37及び第2腕部38と、を備える。第1回転支持部材34は、挟持方向で移動不能に第1腕部37に取り付けられる。第2回転支持部材35は、挟持方向で移動可能に第2腕部38に取り付けられる。検知装置61は、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報として、第2回転支持部材35の位置情報を検知している。
即ち、第1回転支持部材34の位置を固定としたので、可動する側の第2回転支持部材35の位置を検出するだけで、回転支持部材34,35同士の間隔を知ることができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、検知装置61は、マグネット62と、マグネットの位置を検知するためのマグネットセンサ63と、を備えている。マグネット62とマグネットセンサ63との相対位置関係が、回転支持部材34,35の間の距離の変動に応じて変化するように設けられる。判定部としてのユニット制御部は、マグネットセンサ63によるマグネット62の検知状態に基づいて、回転支持部材34,35の間の距離が適切か否かを判定している。
上記のように、マグネットセンサ63の検知状態に基づいて、回転支持部材34,35同士の間の距離が適切か否かを容易に判断できる。これにより、回転支持部材34,35によって支持されているパッケージ15の支持状態が適切か否かを知ることができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、マグネットセンサ63は第2回転支持部材35の挟持方向への移動に連動して移動する。マグネット62は、第2回転支持部材35の挟持方向への移動と連動して移動しないようにクレードル20に取り付けられる。検知装置61は、挟持方向に平行な方向におけるマグネット62の取り付け位置を調整可能な調整ブラケット64を有している。
この構成により、第2回転支持部材35の挟持方向での位置を、マグネットセンサ63によって検出することができる。そして、マグネット62の挟持方向での取り付け位置を調整可能としたので、当該挟持方向で検知装置61のゼロ点調整を容易に行うことができる。従って、例えば回転支持部材34,35によって挟持する巻取管14の挟持方向での長さが変更された場合、検知装置61のゼロ点調整を行うことにより、当該長さが変更された巻取管14に対応することができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、判定部は、所定の範囲内に存在する前記マグネットの磁気を検知するマグネットセンサの検知状態に基づいて、回転支持部材34,35の間の距離が適切か否かを判定している。
このように、安価なマグネットセンサ63によって回転支持部材34,35同士の間の距離が適切か否かを検知することができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、第2腕部38と第2回転支持部材35との間には、挟持方向と平行な方向に伸縮可能な伸縮部42が配置されている。第1腕部37及び第2腕部38は、それぞれ支持フレーム本体36に対して固定的に設けられており、伸縮部42の伸縮によって、第2回転支持部材35が挟持方向で移動する。
このように、伸縮部42を設けることで、第2回転支持部材35を挟持方向で移動させることができるので、例えば、回転支持部材34,35によるパッケージ15の挟持を解除して当該パッケージ15を取り外すことができる。また、第1腕部37及び第2腕部38が固定的に構成されているので、パッケージ15の挟持状態に異常が発生したときに移動する部材は伸縮部42及び第2回転支持部材35に限定される。従って、第2回転支持部材35の位置を検知することにより、回転支持部材34,35の距離の変化を確実に検知することができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10は、操作レバー51を備えている。操作レバー51は、パッケージ支持フレーム33に対して支軸52まわり回動可能に取り付けられるとともに、伸縮部42に接続される。検知装置61は、第2回転支持部材35の位置情報として操作レバー51の位置を検知する。
この操作レバー51を回動操作することにより伸縮部42を伸縮させ、第2回転支持部材35を挟持方向へ移動させることができるので、パッケージ15の取り付け、取り外しなどを簡単に行うことができる。そして、この操作レバー51は伸縮部42の伸縮に連動して動くので、当該操作レバー51の位置を検出することにより、第2回転支持部材35の位置を取得することができる。
また、本実施形態の糸巻取ユニット10において、ユニット制御部は、検知装置61の検知結果に基づいて、前記パッケージ15の支持状態が異常であると判断した場合、当該パッケージ15の回転を停止している。
即ち、本実施形態の構成によれば、パッケージ15の支持状態を直接的かつ明確に検知することができるので、異常発生時にパッケージ15の回転を速やかに停止することができる。これにより、パッケージ15の支持状態の異常によって不良パッケージが形成されることを防止できる。
また、本実施形態の自動ワインダは、上記の糸巻取ユニット10を複数備えている。
即ち、本実施形態の構成によれば、糸巻取ユニット10においてパッケージ15にガタつきなどの異常が発生した場合に、検知装置61の検出結果に基づいて、前記異常を即座に検知し、適切に対処することができるので、自動ワインダ全体の生産効率を向上させることができる。
次に、上記実施形態の変形例を説明する。なお、以下の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には要素名に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
上記実施形態では、マグネットセンサ63のON/OFF信号により、回転支持部材34,35間の距離に関する情報を検出する構成とした。これにより、安価なセンサにより、パッケージ15の支持状態の異常を検知することができる。しかし、この構成では、パッケージ15の支持状態が正常か、異常か、という2段階の情報しか得ることができない。
そこで、上記実施形態の変形例として、検知装置61を、第2回転支持部材35の基準位置からの移動量及び移動方向を検知可能に構成することが考えられる。この検知装置としては、例えば、挟持方向で複数の検知位置を有するリニアエンコーダを採用することができる。複数の検知位置を有するリニアエンコーダによって第2回転支持部材35の位置を検出することにより、当該第2回転支持部材35の基準位置からの移動量を多段階で検出することができる。また、基準位置からの移動方向(第1回転支持部材34に近づく方向に移動したか、遠ざかる方向に移動したか)をも検出することができる。
このように、第2回転支持部材35の位置を多段階で検出可能とすることで、回転支持部材34,35の間の距離を、多段階で検知することができる。これにより、パッケージ15の支持状態を、より詳しく検出することができる。
即ち、上記実施形態では、パッケージ15の支持状態が正常か、異常か、という2段階の情報しか得ることができなかった。しかし、回転支持部材34,35の間の距離を多段階で検知するように構成すれば、「パッケージ15がどのような状態で支持されているか」という情報を多段階でリアルタイムに取得できる。
例えば、パッケージ15の巻取管14にダメージが蓄積して、当該巻取管14が変形してくると、回転支持部材が巻取管14にメリ込んで、回転支持部材34,35の間の距離が短くなっていく。そこで、パッケージ15の回転中に、回転支持部材34,35の間の距離を多段階でリアルタイムに検出するように構成すれば、巻取管14がどの程度変形しているかをリアルタイムで検出できるのである。
このように、第2回転支持部材35の位置を多段階で検出できるように検知装置61を構成すれば、回転支持部材34,35の間の距離を、多段階で検知できるので、パッケージ15の支持状態を細かくモニタリングして適切な巻き取りを行うことが可能である。
以上で説明したように、この糸巻取ユニット10において、検知装置61は、挟持方向における第2回転支持部材35の基準位置からの移動距離及び移動方向を検出可能とすることができる。
このように、第2回転支持部材35の移動量を検知可能なことにより、パッケージ15の支持状態をより正確に検知することができる。また、第2回転支持部材35が第1回転支持部材34に対して近づく方向、又は第1回転支持部材34から遠ざかる方向の何れの方向に動いたかを検出することが可能となる。
この糸巻取ユニット10において、検知装置61は、複数の検出位置を有することが好ましい。
これにより、第2回転支持部材35の位置を多段階に検出できるので、パッケージ15の支持状態を多段階で評価することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
本願発明は自動ワインダに限らず、回転駆動されるパッケージに糸を巻き取る糸巻取機に広く採用することができる。
上記実施形態では、U字状のパッケージ支持フレーム33は変形しないように構成されているとしたが、例えば特許文献1の図5のように、パッケージ支持フレームの一部が変形するように構成されていても良い。
上記実施形態では、マグネットセンサ(検知部)63を操作レバー51に、マグネット(被検知部材)62をパッケージ支持フレーム33に取り付ける構成としたが、被検知部材を操作レバー51に、検知部をパッケージ支持フレーム33に取り付けても良いことはもちろんである。
上記実施形態では、検知装置61は、操作レバー51の位置を検知するように構成している。しかしこれに限らず、例えば、マグネットセンサ63又はマグネット62を伸縮部42のベアリングスリーブ43に設け、他方をパッケージ支持フレーム33に取り付け、マグネットセンサ63で前記マグネット62を検出するように構成しても良い。このように、検知装置61によって、伸縮部42の伸縮を検出する構成であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
もちろん、可能であれば第2回転支持部材35にマグネット62を設け、当該第2回転支持部材35の位置をマグネットセンサ63によって検出するように構成しても良い。このように構成すれば、第2回転支持部材35の位置を、検知装置61によって直接的に検出することができる。ただし、第2回転支持部材35は高速回転するので、被検知部材(マグネット62)又は検知部(マグネットセンサ63)を取り付けることは難しい。従って、上記実施形態のように操作レバー51等に検知装置61を設ける構成が簡単である。
この他、検知部と被検知部材の配置位置は特に限定されない。検知部と被検知部材の何れか一方が第2回転支持部材35の挟持方向への移動と連動して移動し、他方が移動しないように固定されていれば、検知部及び被検知部材によって、第2回転支持部材35の位置を検出することができる。
検知装置61はマグネット式に限定されず、各種のセンサを利用することができる。例えば、検知装置61に光学式の距離センサを採用しても良い。この検知装置61は、例えば、投光器(検知部)と反射部材(被検知部材)を備え、投光器から投光した光を反射部材で反射させ、当該反射光に基づいて、反射部材までの距離を測定するものである。投光器又は反射部材の何れか一方を第2回転支持部材35の挟持方向への移動と連動するように設け、他方をパッケージ支持フレーム33に固定しておけば、上記実施形態と同様に第2回転支持部材35の位置を検出することができる。
また、光学式の距離センサは、投光器(検知部)と反射部材(被検知部材)とを離間させて配置することが可能である。このように検知部と被検知部材とを離間させて配置できる検知装置61の場合、当該検知装置61によって回転支持部材34,35の間の距離を直接検知するように構成しても良い。即ち、投光器(検知部)又は反射部材(被検知部材)の何れか一方を第1回転支持部材34の近傍に設け、他方を第2回転支持部材35の近傍に設ける。更に、投光器又は反射部材の何れか一方を第2回転支持部材35の挟持方向への移動と連動するように設け、他方をパッケージ支持フレーム33に固定しておく。これによれば、回転支持部材34,35の間の距離を直接的に検出することができる。
また、検知装置61をロータリエンコーダとして構成し、当該ロータリエンコーダを操作レバー51の支軸52に配置して、当該操作レバー51の回動量を検出するように構成しても良い。ロータリエンコーダは比較的安価であり、しかも多段階で回動量を検出可能である。操作レバー51の回動量を多段階で検出することにより、第2回転支持部材35の位置を多段階で検出することができるので、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を多段階で得ることができる。
上記実施形態では、第1回転支持部材34で巻取管14の小径側を、第2回転支持部材35で巻取管14の大径側を、それぞれ支持する構成とした。しかしこれに限らず、第1回転支持部材34で巻取管14の大径側を、第2回転支持部材35で巻取管14の小径側を、それぞれ支持する構成としてもよい。もっとも、クレードル20で支持する巻取管14はコーン型(テーパ形状)のものに限らず、チーズ型(円筒形)のものであっても良い。
上記実施形態では、第1回転支持部材34が挟持方向で移動しないことを前提としたので、第2回転支持部材35の位置を検出することで、回転支持部材34,35の間の距離に関する情報を取得できる。しかし、第1回転支持部材34が挟持方向で移動可能に構成されている場合などは、第2回転支持部材35の位置を検出するだけでは、回転支持部材34,35の間の距離を正確に知ることができない。そこでこのような場合は、検知装置61の被検知部材又は検知部の一方を、第1回転支持部材34の挟持方向への移動と連動して移動するように配置し、他方を、第2回転支持部材35の挟持方向への移動と連動して移動するように配置すればよい。
上記実施形態では、パッケージ15の支持状態にガタつきなどの異常が発生した場合には、パッケージ15の回転を停止させる構成とした。しかし、パッケージ15の回転を停止させなくても、当該パッケージ15の回転状態に何らかの変化を加えることにより、前記ガタつきを抑えることができる場合がある。従って、パッケージ15の支持状態に異常が発生したからといって、必ずしもパッケージ15の回転を停止させなくても良い。例えば、パッケージ15の支持状態に異常が発生したときに、駆動部である巻取ドラム21の駆動速度を減速することにより、パッケージ15の回転速度を減速させるように制御を行っても良い。なお、このようにパッケージ15の回転を停止させない場合は、図4のステップS103で説明した糸の切断等を省略することができる。
10 糸巻取ユニット
14 巻取管
15 パッケージ
16 本体フレーム
20 クレードル(パッケージ支持部)
21 巻取ドラム(駆動部)
33 パッケージ支持フレーム
34 第1回転支持部材
35 第2回転支持部材
61 検知装置
14 巻取管
15 パッケージ
16 本体フレーム
20 クレードル(パッケージ支持部)
21 巻取ドラム(駆動部)
33 パッケージ支持フレーム
34 第1回転支持部材
35 第2回転支持部材
61 検知装置
Claims (11)
- 本体フレームと、
前記本体フレームに取り付けられたパッケージ支持フレーム、パッケージの巻取管の挟持方向において前記巻取管の一端を支持する第1回転支持部材、及び前記挟持方向において前記パッケージの巻取管の他端を支持し、前記第1回転支持部材と共に前記パッケージを回転可能に支持する第2回転支持部材、を備えるパッケージ支持部と、
前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離に関する情報を検出する検知装置と、
前記検知装置の検出結果に基づいて前記パッケージの回転を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項1に記載の糸巻取ユニットであって、
前記パッケージ支持フレームは、前記本体フレームに対して回動可能に設けられた支持フレーム本体と、当該支持フレーム本体から延伸して設けられた第1腕部及び第2腕部と、を備え、
前記第1回転支持部材は、前記挟持方向で移動不能に前記第1腕部に取り付けられ、
前記第2回転支持部材は、前記挟持方向で移動可能に前記第2腕部に取り付けられ、
前記検知装置は、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離に関する情報として、前記第2回転支持部材の位置情報を検知することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項2に記載の糸巻取ユニットであって、
前記検知装置は、
被検知部材と、
前記被検知部材の位置を検知するための検知部と、
を備え、
前記被検知部材と前記検知部との相対位置関係が、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離の変動に応じて変化するように設けられ、
前記検知部による前記被検知部材の検知状態に基づいて、前記第1回転支持部材及び前記2回転支持部材の間の距離が適切か否かを判定する判定部を備えることを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項3に記載の糸巻取ユニットであって、
前記被検知部材及び前記検知部の何れか一方は、前記第2回転支持部材の前記挟持方向への移動に連動して移動し、
他方は、前記第2回転支持部材の前記挟持方向への移動と連動して移動しないように前記パッケージ支持部に取り付けられており、
前記検知装置は、前記被検知部材及び前記検知部の少なくとも何れか一方の、前記挟持方向に平行な方向における取り付け位置を調整可能な位置調整機構を有していることを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項3又は4に記載の糸巻取ユニットであって、
前記被検知部材はマグネットであり、
前記検知部は、所定の範囲内に存在する前記マグネットの磁気を検知するマグネットセンサであり、
前記判定部は、前記マグネットセンサによる前記マグネットの検知状態に基づいて、前記第1回転支持部材及び前記第2回転支持部材の間の距離が適切か否かを判定することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項3又は4に記載の糸巻取ユニットであって、
前記検知装置は、前記挟持方向における前記第2回転支持部材の基準位置からの移動距離及び移動方向を検出可能であることを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項6に記載の糸巻取ユニットであって、
前記検知装置は、複数の検出位置を有することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項2から7までの何れか一項に記載の糸巻取ユニットであって、
前記第2腕部と前記第2回転支持部材との間には、前記挟持方向と平行な方向に伸縮可能な伸縮部が配置されており、
前記第1腕部及び前記第2腕部は、それぞれ前記支持フレーム本体に対して固定的に設けられ、前記伸縮部の伸縮によって、前記第2回転支持部材が前記挟持方向で移動することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項8に記載の糸巻取ユニットであって、
前記パッケージ支持フレームに対して支軸まわり回動可能に取り付けられるとともに、前記伸縮部に接続された操作レバーを備え、
前記検知装置は、前記第2回転支持部材の位置情報として前記操作レバーの位置を検知することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項1から9までの何れか一項に記載の糸巻取ユニットであって、
前記制御部は、前記検知装置の検知結果に基づいて、前記パッケージの支持状態が異常であると判断した場合、当該パッケージの回転状態を変更することを特徴とする糸巻取ユニット。 - 請求項1から10までの何れか一項に記載の糸巻取ユニットを複数備えたことを特徴とする糸巻取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012018626A JP2013155030A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 糸巻取ユニット及び糸巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012018626A JP2013155030A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 糸巻取ユニット及び糸巻取機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013155030A true JP2013155030A (ja) | 2013-08-15 |
Family
ID=49050615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012018626A Pending JP2013155030A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 糸巻取ユニット及び糸巻取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013155030A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101495648B1 (ko) * | 2014-10-16 | 2015-02-25 | 주식회사 원텍스 | 특수사 염색을 위한 치즈제작용 권사장치 |
| CN104401801A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-03-11 | 浙江凯成纺织机械有限公司 | 一种多功能筒子架系统 |
| JP2015177977A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 掃除機ヘッド |
| JP2020016942A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 鹿島建設株式会社 | 資機材管理システム |
| EP4242153A1 (en) | 2022-03-08 | 2023-09-13 | TMT Machinery, Inc. | Winding device, winding system, and textile machine |
-
2012
- 2012-01-31 JP JP2012018626A patent/JP2013155030A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015177977A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 掃除機ヘッド |
| KR101495648B1 (ko) * | 2014-10-16 | 2015-02-25 | 주식회사 원텍스 | 특수사 염색을 위한 치즈제작용 권사장치 |
| CN104401801A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-03-11 | 浙江凯成纺织机械有限公司 | 一种多功能筒子架系统 |
| JP2020016942A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | 鹿島建設株式会社 | 資機材管理システム |
| JP7002418B2 (ja) | 2018-07-23 | 2022-01-20 | 鹿島建設株式会社 | 資機材管理システム |
| EP4242153A1 (en) | 2022-03-08 | 2023-09-13 | TMT Machinery, Inc. | Winding device, winding system, and textile machine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2366650B1 (en) | Yarn winding machine | |
| CN103569794A (zh) | 纱线监视装置以及纱线卷取机 | |
| JP2013155030A (ja) | 糸巻取ユニット及び糸巻取機 | |
| EP2738129B1 (en) | Yarn winding machine, and textile machine including the yarn winding machine | |
| JP2012218922A (ja) | 糸巻取機及び糸引き出し方法 | |
| JP2015178403A (ja) | 糸巻取機及び巻取方法 | |
| JP2016016957A (ja) | 糸巻取機及び糸巻取方法 | |
| EP2962973A1 (en) | Yarn winding device | |
| JP2009227412A (ja) | 糸巻取機及び糸巻取方法 | |
| JP2010047406A (ja) | 糸巻取装置及びそれを備える自動ワインダ | |
| EP2738127A2 (en) | Yarn winding machine and yarn withdrawal method | |
| JP2012250810A (ja) | 糸巻取装置 | |
| JP2011105460A (ja) | 糸巻取機 | |
| JP2010042904A (ja) | 糸巻取機 | |
| EP2530040B1 (en) | Yarn winding device | |
| JP5505621B2 (ja) | 糸巻取機及び糸巻取方法 | |
| JP2011195216A (ja) | 糸巻取機 | |
| EP2738128B1 (en) | Yarn winding machine | |
| JP2016016958A (ja) | 糸巻取機及び糸巻取方法 | |
| CN109422136B (zh) | 纱线卷取机 | |
| JP2014218314A (ja) | 糸巻取機 | |
| JP2010037083A (ja) | 糸巻取機及び自動ワインダ | |
| CN111132918B (zh) | 纱线卷取机 | |
| JP2010013259A (ja) | 糸巻取機及びクレードルの移動制御方法 | |
| JP2013154991A (ja) | 糸巻取機及び糸巻取方法 |