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JP2013142861A - 画像形成装置、その制御方法、コンピューターが読み取り可能なプログラム及び、記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、コンピューターが読み取り可能なプログラム及び、記録媒体 Download PDF

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JP2013142861A
JP2013142861A JP2012004208A JP2012004208A JP2013142861A JP 2013142861 A JP2013142861 A JP 2013142861A JP 2012004208 A JP2012004208 A JP 2012004208A JP 2012004208 A JP2012004208 A JP 2012004208A JP 2013142861 A JP2013142861 A JP 2013142861A
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慎吾 笹見
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Abstract

【課題】用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量を送風部に設定できるようにすると共に、定着後の用紙と定着排紙ローラー等との分離制御を精度良く実行できるようにする。
【解決手段】用紙Pの先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように送風ファン用のモータ61〜63を送風制御する送風制御部55と、これによって送風制御される送風分担領域を8つに分割して判定領域を設定する領域設定部52と、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、領域設定部52によって分割された送風分担領域に設定される8つの判定領域毎に、画像の濃度情報に基づく印字率を算出する印字率算出部53と、これによって算出された8つの判定領域の印字率に対応する風量を送風制御部55に設定する風量設定部54とを備えるものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、画像が形成された用紙と、これを搬送する定着排紙ローラー等との間に空気を送風する機能を備えたカラー用や、白黒用のプリンタや、複写機、これら複合機に適用して好適な画像形成装置、その制御方法、コンピューターが読み取り可能なプログラム及び、記録媒体に関するものである。
近年、カラー用の画像情報に基づいて色画像を形成するカラープリンタや、原稿の画像を読み取ってカラー画像再生用の画像信号を出力するスキャン機能を備えたカラー用の複写機や、複合機が使用される場合が多くなってきた。例えば、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)系の画像データを取得し、この画像データに基づいて色画像を形成するデジタルのカラー用の画像形成装置が広く使用されている。
この種のタンデム型のカラー画像形成装置において、電子写真方式の画像形成部が備えられ、画像形成部では、RGB系の画像データがYMCK系の画像データに色変換され、色変換後のイエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色及び黒(BK)色用の画像データに基づいてカラーのトナー像が形成される。画像形成部は、Y,M,C,BK色の像形成出力機能を各々分担する画像形成ユニットを備え、各作像色毎に帯電部によって一様に帯電された感光体ドラムに、画像データに基づいて静電潜像が、ポリゴンミラーを使用した光書込み部(レーザー走査型のプリントヘッド)や、LEDアレイを使用した光書込み部(LPH:LED Print Head)により形成される。
静電潜像は各作像色毎に現像装置によって現像される。このような帯電、露光、現像を行い、感光体ドラム上に形成されたカラートナー像が、中間転写ベルト上で重ね合わされ、ここに重ね合わされたカラートナー像が転写部によって用紙に転写される。用紙は、用紙給紙部によって、給紙トレイから転写部へ搬送される。所定の用紙上に転写されたトナー像は、定着装置により定着される。これにより、画像データに基づくカラー画像を所定の用紙に形成することができる。
ところで、カラー画像形成装置によれば、画像形成部から定着装置へ排出され、定着処理後の用紙を定着排紙ローラーから分離する機能が利用されている。この種の用紙分離機能を備えた画像形成装置に関して、特許文献1に開示された孔版印刷装置によれば、ドラム、分離ポンプ、ドラムモータ及び給紙装置を備えて構成される。ドラムはドラムモータによって駆動され、その外周面に孔版原紙が装着されて回転される。給紙装置は、回転するドラムの外周面に印刷用紙を給紙する。給紙装置は、印刷用紙に印刷圧を作用させながら、ドラムの回転と共に印刷用紙を搬送する。そして、駆動源をドラムモータとする分離ポンプが分離用強風を発生し、印刷用紙に孔版原紙から画像転写させ、印刷用紙の搬送先端が画像転写位置の下流に来た時に、印刷用紙の搬送先端とドラムの外周面との間に分離用強風を瞬間的に吹き付ける。
分離ポンプの制御系は、印刷用紙の印字状態に応じて分離ポンプのオン・オフを制御し、分離ポンプをオンする場合に、ドラムの回転スピードを最高スピードよりも遅いエコノミースピード以下で印刷を行う。これらを前提にして、特許文献1は、印刷用紙の搬送先端側の印字率と印刷用紙の天地方向の印刷位置とを判断要素にして、印刷用紙の印字状態を判断するようにした。このように孔版印刷装置を構成すると、分離ポンプをオンする場合、分離ポンプの負荷がドラムモータにかかるが、ドラムの回転スピードがエコノミースピード以下に抑えるため、ドラムモータの負荷を小負荷に抑えることができるというものである。
また、定着後の用紙の剥離機能を備えた画像形成装置に関連して、特許文献2に開示された定着装置によれば、加熱部材、加圧部材、剥離装置及び制御装置を備えて構成される。定着装置では、加熱部材と加圧部材との圧接部にシートを搬送することにより、シートにおける加熱部材に接触する側の処理面上のトナー像を熱溶融して当該処理面に定着させる際に、加熱部材は、トナー像が形成された後のシートを加熱して定着処理する。加圧部材は加熱部材に圧接される。剥離装置は、搬送されるシートの先端の辺に平行な方向に沿って並列する複数のノズルを有しており、圧接部よりもシート搬送方向の下流側に配されている。剥離装置は、各ノズルからシートと加熱部材との間に向けて圧縮空気を噴出してシートを加熱部材から剥離する。
これらを前提にして、特許文献2は、制御装置が処理面上のトナー像の形成位置を示した位置情報を画像形成装置から入力し、位置情報に基づいて剥離装置の各ノズルのオンとオフとを切り替える。その際に、制御装置は、トナー像には圧縮空気が当たり、処理面におけるトナー像の形成されていない領域に圧縮空気が当たらない部分が生じるように剥離装置を制御するようにした。このように画像形成装置を構成すると、シートの剥離効果を低下させずに、圧縮空気による加熱部材の冷却を抑制できるというものである。
特開2004−106520号公報 特開2011−017866号公報
ところで、従来例に係る定着処理後の用紙分離機能を備えた画像形成装置によれば、次のような問題がある。
i.一般に、用紙と定着排紙ローラー等との間に送風して用紙の分離性を向上させる場合に、風量が大きい程、分離性は向上する。しかし、他の場所への熱風の流入防止、紙シワ防止、消費電力低減の観点では、風量を小さく設定する必要がある。
ii.特許文献1に見られる分離ポンプを備えた孔版印刷装置によれば、用紙の先端部分の印字率に応じて分離ポンプのON/OFFを切り換えている。しかし、特許文献1によれば、用紙全幅に基づいて風量を設定しているため、適切な風量設定ができていないのが現状である。
ii.特許文献2に見られるような分離制御を行う画像形成装置によれば、制御装置が、画像の有無により送風部のON/OFFを制御して複数のノズル位置を切り換えている。しかし、用紙の先端領域にトナー付着量が大きい箇所が一部分でもあると、定着排紙ローラー等への巻き付きが発生し易くなる。しかも、ノズルの送風幅に基づいて風量を設定すると、多数の送風部を設ける必要がある。特に、用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがある場合には、低コストで適切な風量制御を実現することが困難となるという問題がある。
そこで、この発明は上述した課題を解決したものであって、用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量を送風部に設定できるようにすると共に、定着後の用紙と定着排紙ローラー等との分離制御を精度良く実行できるようにした画像形成装置、その制御方法、コンピューターが読み取り可能なプログラム及び、記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置において、前記用紙の先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように前記送風部を送風制御する送風制御部と、前記送風制御部によって送風制御される前記送風分担領域を二以上に分割して複数の判定領域を設定する領域設定部と、前記用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、前記領域設定部によって分割された前記送風分担領域に設定される複数の前記判定領域毎に、前記画像の濃度情報に基づく印字率を算出する印字率算出部と、前記印字率算出部によって算出された複数の前記判定領域の印字率に対応する風量を前記送風制御部に設定する風量設定部とを備えることを特徴とするものである。
請求項1に係る画像形成装置によれば、画像形成部は用紙に画像を形成する。送風部は、画像形成部によって画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する。送風制御部は、用紙の先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように送風部を送風制御する。領域設定部は、送風制御部によって送風制御される送風分担領域を二以上に分割して複数の判定領域を設定する。印字率算出部は、用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、領域設定部によって分割された送風分担領域に設定される複数の判定領域毎に、画像の濃度情報に基づく印字率を算出する。これらを前提にして、風量設定部が、印字率算出部によって算出された複数の判定領域の印字率に対応する風量を送風制御部に設定するようになる。
この風量設定によって、用紙の先端領域に形成された画像の印字率が高い場合は、風量が多くなるように設定し、及び、その印字率が低い場合は風量が少なくなるように設定できるので、用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量を送風部に設定できるようになる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記風量設定部は、前記印字率算出部によって算出された複数の前記判定領域の印字率の中から前記送風分担領域毎に最大印字率を抽出し、前記最大印字率に対応する風量を前記送風制御部に設定することを特徴とするものである。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記風量設定部は、前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率に応じた前記風量の設定を切り換えることを特徴とするものである。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記風量設定部は、前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率を算出する領域として扱う用紙搬送方向の前記判定領域の長さを切り換えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記風量設定部は、前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率を算出する領域として扱う用紙幅方向の前記判定領域の分割数を切り換えることを特徴とするものである。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1において、送風部にファンが設けられ、前記送風制御部は、前記ファンの回転数により風量を制御することを特徴とするものである。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1において、送風部に遮蔽板を有したシャッターが設けられ、前記送風制御部は、前記遮蔽板の開閉度合により風量を制御することを特徴とするものである。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1において、前記送風部に加圧ポンプが設けられ、前記送風制御部は、前記加圧ポンプの射出時に与える圧力により風量を制御することを特徴とするものである。
請求項9に係る画像形成装置の制御方法は、画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置が、前記用紙の先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように前記送風部を送風制御するステップと、送風制御される前記送風分担領域を二以上に分割して複数の判定領域を設定するステップと、前記用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報を入力するステップと、分割された前記送風分担領域に設定される複数の前記判定領域毎に、前記画像の濃度情報に基づく印字率を算出するステップと、算出された複数の前記判定領域の印字率に対応する風量を前記送風部に設定するステップとを実行することを特徴とするものである。
請求項10に係るコンピューターが読み取り可能なプログラムは、画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置を制御するためのプログラムであって、請求項9に記載の画像形成装置の制御方法を実行可能なプログラムであることを特徴とするものである。
請求項11に係る記録媒体は、画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置を制御するためのプログラムが記述された記録媒体であって、請求項9に記載の画像形成装置の制御方法を実行するためのコンピューターが読み取り可能なプログラムが記述されたことを特徴とするものである。
請求項1に係る画像形成装置及び、請求項9に係る画像形成装置の制御方法によれば、画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部を送風制御する際に、風量設定部が、用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報に基づく印字率に対応する風量を送風制御部に設定するようにした。
この構成によって、用紙の先端領域に形成された画像の印字率が高い場合は、風量が多くなるように設定し、及び、その印字率が低い場合は風量が少なくなるように設定できるので、用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量を送風部に設定できるようになる。従って、定着後の用紙と定着排紙ローラー等との分離制御を精度良く実行できるようになる。これにより、従来方式に比べて、不要に送風ユニットを増やすことなく、送風による分離性の向上と、熱風の流入防止と、紙しわ防止と、消費電力低減と多面にわたって改善できるようになった。
請求項2に係る画像形成装置によれば、風量設定部が抽出された最大印字率に対応する風量を送風制御部に設定するので、その印字率が低い判別領域に比べて、風量を多く設定できるようになる。
請求項3に係る画像形成装置によれば、風量設定部が用紙の種類及び坪量に応じて、印字率に応じた風量の設定を切り換えるので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を多く設定できるようになる。
請求項4に係る画像形成装置によれば、風量設定部が用紙の種類及び坪量に応じて、印字率を算出する領域として扱う用紙搬送方向の判定領域の長さを切り換えるので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等の用紙搬送方向の判定領域の長さを拡張できる。これにより、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を多く設定できるようになる。
請求項5に係る画像形成装置によれば、風量設定部が用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率を算出する領域として扱う用紙幅方向の前記判定領域の分割数を切り換えるので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等の用紙幅方向の判定領域の分割数を多く設定できる。これにより、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を多く設定できるようになる。
請求項6に係る画像形成装置によれば、送風部にファンが設けられ、送風制御部は、ファンの回転数により風量を制御するので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を極め細かく設定できるようになる。
請求項7に係る画像形成装置によれば、送風部に遮蔽板を有したシャッターが設けられ、前記送風制御部は、前記遮蔽板の開閉度合により風量を制御するので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を瞬時に設定できるようになる。
請求項8に係る画像形成装置によれば、送風部に加圧ポンプが設けられ、送風制御部は、加圧ポンプの射出時に与える圧力により風量を制御するので、定着排紙ローラー等の用紙搬送部に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙に比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量を瞬時に設定できるようになる。
請求項10に係るコンピューターが読み取り可能なプログラム及び請求項11によれば、画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた、本発明に係る画像形成装置を再現性良く制御できるようになる。
本発明に係る実施形態としてのカラー複写機100の構成例を示す説明図である。 第1の実施例としてのカラー複写機100における送風ファン制御部15の構成例を示すブロック図である。 送風分担領域(1)〜(3)及び印字率の判定領域の設定例(その1)を示す説明図である。 (A)及び(B)は印字率に対応する風量の設定値の格納例を示す表図である。 (A)及び(B)は最大印字率の抽出前後のデータ格納例を示す表図である。 送風分担領域(1)〜(3)及び印字率の判定領域の設定例(その2)を示す説明図である。 (A)及び(B)は最大印字率の抽出前後のデータ格納例を示す説明図である。 送風分担領域(1)〜(3)及び印字率の判定領域の設定例(その3)を示す説明図である。 (A)及び(B)は最大印字率の抽出前後のデータ格納例を示す説明図である。 送風ファン制御部15における画像の最大印字率に基づく風量設定例を示すフローチャートである。 第2の実施例としてのシャッター機構70の構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態に係る画像形成装置、その制御方法、コンピューターが読み取り可能なプログラム及び記録媒体について説明をする。本欄の記載は、特許請求の範囲に記載される技術的範囲や、用語の意味等を限定するものではない。
図1に示すカラー複写機100は、本発明に係る画像形成装置の一例を構成し、複写機本体部101及び、大給紙装置200を備えて構成される。複写機本体部101は、例えば、用紙供給部20、用紙反転機構24、操作表示パネル48、カラープリンタ80及びスキャナー102の他に、図2に示すような送風ファン制御部15を有している。
用紙供給部20は、用紙Pをカラープリンタ80へ給紙するために、例えば、3つの給紙トレイ21,22,23を有している。給紙トレイ21には、例えば、A3サイズ、紙種が普通紙で、坪量が120g/m2の用紙Pが収納される。給紙トレイ22には、例えば、A3サイズ、紙種が塗工紙で、坪量が100g/m2の用紙Pが収納される。給紙トレイ23には、例えば、A3サイズ、紙種が普通紙で、坪量が70g/m2の用紙Pが収納される。
用紙供給部20には画像形成部の一例を構成するカラープリンタ80が接続される。カラープリンタ80は、カラー画像を用紙Pに形成して排出する。カラープリンタ80には、例えば、タンデム型の電子写真方式のプリンタエンジンが使用される。カラープリンタ80によれば、RGB系の画像データがYMCK系の画像データに色変換され、色変換後のイエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色及び黒(BK)色用の画像データに基づいてカラーのトナー像が形成される。
カラープリンタ80は、Y,M,C,BK色の像形成出力機能を各々分担する画像形成ユニットを備え、各作像色毎に帯電部によって一様に帯電された感光体ドラムに、画像データに基づいて静電潜像が、ポリゴンミラーを使用した光書込み部(レーザー走査型のプリントヘッド)や、LEDアレイを使用した光書込み部(LPH:LED Print Head:以下でLPH90という)により形成される。
静電潜像は各作像色毎に現像装置によって現像される。このような帯電、露光、現像を行い、感光体ドラム上に形成されたカラートナー像が、中間転写ベルト上で重ね合わされ、ここに重ね合わされたカラートナー像が転写部によって用紙Pに転写される。用紙Pは、用紙供給部20によって、給紙トレイ21等から転写部へ搬送される。所定の用紙P上に転写されたトナー像は、定着装置17により定着される。定着後の用紙Pは定着排紙ローラー17aにより排紙トレイ25に排紙される。これにより、画像データに基づくカラー画像を所定の用紙Pに形成することができる。
複写機本体部101上には、操作表示パネル48や、スキャナー102等が設けられる。操作表示パネル48は、通常動作モード時の画像形成条件等を設定するように操作される。通常動作モードとは、ユーザが設定した画像形成条件等に基づいて所定の紙サイズの用紙に画像を形成する動作をいう。画像形成条件には、基本設定、出力設定、応用設定、用紙設定、印刷モード、画質調整等が含まれる。
操作表示パネル48は、タッチパネルと液晶表示装置(LCD)から構成される。操作表示パネル48にはGUI(Graphic User Interface)方式の入力手段が使用される。例えば、用紙設定時、当該用紙Pが収納されている給紙トレイ21〜23を選択する操作がなされる。
もちろん、用紙Pの種類(用紙)や、紙サイズ等を選択したり、給紙トレイ21〜23を選択する際に、「自動」がタッチ操作され、画像形成条件が設定される。操作表示パネル48で設定された画像形成条件や給紙トレイ選択情報等は、図示しない上位の画像制御用の制御部に出力される。操作表示パネル48で設定された画像形成条件を示す操作データは画像形成ジョブを管理するジョブ管理メモリ等に記憶される。画像形成条件等は表示データに基づいて操作表示パネル48に表示される。表示データは画像制御用の上位の制御部から操作表示パネル48に出力される。
スキャナー102は、図示しない原稿画像走査露光装置を構成するラインイメージセンサーや、スキャナー制御部等を含み構成される。ラインイメージセンサーは、操作表示パネル48からの読み取り指示操作及びスキャナー制御部の制御に基づいて原稿を読み取り、読み取って得た画像データDINを上位の画像制御用の制御部に出力する。
なお、用紙供給部20の左側には用紙反転機構24が設けられる。用紙反転機構24は、定着処理後の用紙Pを表裏を反転してカラープリンタ80へ再給紙する。また、複写機本体部101には大給紙装置200(PFU)が接続され、用紙供給部20とは別に、用紙Pをカラープリンタ80へ給紙するために、例えば、2つの給紙トレイ201,202を有している。給紙トレイ201には、例えば、A3サイズ、紙種が普通紙で、坪量が120g/m2の用紙Pが収納される。給紙トレイ202には、例えば、A3サイズ、紙種が塗工紙で、坪量が100g/m2の用紙Pが収納される。これらにより、カラー複写機100の全体を構成する。
続いて、図2を参照して、カラー複写機100における第1の実施例にかかる送風ファン制御部15の構成例について説明する。図2に示す送風ファン制御部15は、メモリ部51、領域設定部52、印字率算出部53、風量設定部54及び送風制御部55を有して構成される。送風ファン制御部15は中央処理ユニット(CPU)から構成され、中央処理ユニットには記憶、領域設定、印字率算出、風量設定及び送風制御の各機能が実装される。
メモリ部51にはページ単位の画像データDINが記憶される。画像データDINはカラー画像の場合は、Y色作像用の画像データDy、M色作像用の画像データDm、C色作像用の画像データDc、BK色作像用の画像データDkから構成される。画像データDINは、当該ページの書き出し開始位置から用紙幅方向(主走査方向)のライン単位及び、用紙搬送方向(副走査方向)の行単位に画像濃度が管理されており、用紙Pの先端領域の画像の濃度情報を抽出できるようになっている。メモリ部51には汎用のRAM等が使用される。以下で、画像データDy,Dm,Dc,Dkを総称してRAMデータD50という。
メモリ部51には領域設定部52が接続される。領域設定部52は、RAMデータD50を入力し、送風制御部55によって送風制御される送風分担領域の各々を二以上に分割して複数の判定領域を設定する。領域設定部52は、判定領域を設定するための判定領域設定情報D52を印字率算出部53及び風量設定部54に出力する。ここに送風分担領域とは、画像が形成された用紙Pと当該用紙Pを搬送する用紙搬送部との間を送風する際の送風を分担する領域をいう。判定領域とは、用紙Pの先端領域に形成された画像のトナー付着量の評価する際の印字率[%]を判定する領域をいう。
領域設定部52及びメモリ部51には印字率算出部53が接続される。印字率算出部53は、RAMデータD50及び判定領域設定情報D52を入力し、領域設定部52によって分割された送風分担領域に設定される複数の判定領域毎に、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報に基づく印字率を算出する。印字率算出部53は算出によって得られた印字率[%]を示す印字率算出情報D53を風量設定部54に出力する。
その印字率算出の際の画像の濃度情報は、メモリ部51からRAMデータD50を読み出し、当該RAMデータD50から用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報を抽出することで行われる。印字率算出部53には演算器(ALU)が使用される。印字率[%]は、トナー付着量が最も多くなる最大濃度Dmaxを100%とし、当該画像の濃度は最大濃度Dmaxに対する比率で算出される。
上述の領域設定部52及び印字率算出部53には風量設定部54が接続される。風量設定部54は、印字率算出部53によって算出された複数の判定領域の印字率[%]に対応する風量[%]を送風制御部55に設定する。
風量設定部54には、例えば、記録媒体の一例を構成するROM56が接続される。ROM56には、印字率[%]の範囲[%]と、例えば、2種類の風量[%]の設定値とを対応付けた参照テーブルが格納されている(図4A及び図4B参照)。ROM56は、印字率[%]の範囲[%]と、2種類の風量[%]の設定値とを対応付けた参照データD56を風量設定部54に出力する。
風量設定部54は、例えば、判定領域設定情報D52、印字率算出情報D53及び参照データD56を入力し、印字率算出部53によって算出された複数の判定領域の印字率[%]の中から送風分担領域毎に最大印字率[%]を抽出し、最大印字率[%]に対応する風量[%]を送風制御部55に設定する。風量設定部54は、最大印字率[%]に対応する風量[%]を設定するための風量設定情報D54を送風制御部55に出力する。
ROM56には参照テーブルの他に、制御プログラムが格納される。制御プログラムは、例えば、カラー複写機100における送風ファン制御方法を実現するための制御情報である。制御プログラムは、例えば、電源がオンされると、ROM56から汎用のRAM等から構成されるメモリ部51に読み出され、領域設定部52や、印字率算出部53等が制御プログラムに基づいて領域設定や、印字率算出等を実行するようになる。
このROM56には、画像が形成された用紙Pと、定着後の用紙Pを排紙する定着排紙ローラー17aとの間に空気を送風する送風部を備えたカラー複写機100が、用紙Pの先端領域に対して複数の送風分担領域(1)〜(3)を設定し、かつ、風量[%]を設定し、設定された風量[%]となるように送風部を送風制御するステップと、送風制御される送風分担領域(1)〜(3)を二以上に分割して複数の判定領域を設定するステップと、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報を入力するステップと、分割された送風分担領域(1)〜(3)に設定される複数の判定領域毎に、画像の濃度情報に基づく印字率[%]を算出するステップと、算出された複数の判定領域の印字率[%]に対応する風量[%]を送風部に設定するステップとを、コンピューターが実行可能な制御プログラムが記述される。
風量設定部54には送風制御部55が接続され、送風制御部55は、風量設定情報D54を入力し、用紙Pの先端領域に対して、例えば、図3に示すような3つの送風分担領域(1)〜(3)を設定し、かつ、送風部に風量[%]を設定し、送風部が設定された風量[%]となるように送風制御する。送風分担領域(1)及び(3)は印字可能幅の端部に設定され、送風分担領域(2)は送風分担領域(1)及び(3)に挟まれた印字可能幅の中央部に設定される。ここに印字可能幅とは、画像形成部80における感光体ドラムの主走査方向の画像形成有効領域に依存する幅をいう。
送風制御部55には送風部の一部を構成する3台の送風ファン駆動用のモータ61〜63が接続される。モータ61は送風部の一例を構成する送風ファン64に接続され、モータ駆動信号S61に基づいて所定の回転数により送風ファン64を駆動する。モータ駆動信号S61はモータ61を制御する信号であって、送風制御部55からモータ61へ出力される。送風ファン64は送風分担領域(1)に設けられ、画像形成部によって画像が形成された用紙Pと当該用紙Pを搬送する用紙搬送部、例えば、定着排紙ローラーとの間に空気を吹き付けるように送風する。
モータ62は送風ファン65に接続され、モータ駆動信号S62に基づいて所定の回転数により送風ファン65を駆動する。モータ駆動信号S62はモータ62を制御する信号であって、送風制御部55からモータ62へ出力される。送風ファン65は送風分担領域(2)に設けられ、画像が形成された用紙Pと定着排紙ローラーとの間に空気を送風する。
モータ63は送風ファン66に接続され、モータ駆動信号S63に基づいて所定の回転数により送風ファン66を駆動する。モータ駆動信号S63はモータ63を制御する信号であって、送風制御部55からモータ63へ出力される。送風ファン66は送風分担領域(3)に設けられ、画像が形成された用紙Pと定着排紙ローラーとの間に空気を送風する。これらにより、送風ファン64〜66の回転数により分離風量を制御可能な送風ファン制御部15を構成できるようになる。
ここで、図3を参照して、3つの送風分担領域(1)〜(3)及び印字率[%]の判定領域の設定例(その1)について説明する。図3に示す印字率[%]の判定領域の設定例によれば、用紙Pが普通紙で、坪量が120g/m2以上及び、用紙Pが塗工紙で、坪量が100g/m2以上である場合に対して適用される。
この例では、3つの送風分担領域(1)〜(3)には、印字率[%]を判定するための8つの判定領域が設定される。例えば、送風分担領域(1)〜(3)の全幅と、判定領域「1〜8」の全幅とは印字可能幅wと同等に設定される。1つの判定領域の幅は、印字可能幅wを1/8に分割した長さである。
印字可能幅wをカバーするために3つの送風分担領域(1)〜(3)には、3つの送風ファン64〜66が配置される。送風分担領域(1)には、送風ファン64が設けられ、2つの判定領域「1,2」が設定される。送風分担領域(1)の幅は判定領域「1,2」の幅と等しい。送風分担領域(2)には、送風ファン65が設けられ、4つの判定領域「3,4,5,6」が設定される。送風分担領域(2)の幅は判定領域「3,4,5,6」の幅と等しい。
送風分担領域(3)には、送風ファン66が設けられ、2つの判定領域「7,8」が設定される。送風分担領域(3)の幅は判定領域「7,8」の幅と等しい。送風分担領域(2)の判定領域「3,4,5,6」に比べて、送風分担領域(1)、(3)の判定領域が「1,2」及び「7.8」と少ないのは、用紙Pの端部は、印字されないことが多いためである。これらにより、3つの送風分担領域(1)〜(3)に、印字率[%]を判定するための8つの判定領域「1,2,3,4,5,6,7,8」を設定できるようになる。
続いて、図4A及びBを参照して、印字率[%]に対応する風量[%]の設定値の格納例について説明する。図4A及びBに示す印字率[%]に対する適正風量の設定値は、例えば、図2に示したROM56内に参照テーブルとして格納される。ROM56では印字率[%]の範囲をアドレスにして、風量[%]の設定値が読み出される形式が採られる。
この格納例は、画像が形成された用紙Pが定着排紙ローラー等に対して、分離性が高い(良い)場合であって、印字率[%]の範囲が0〜10%に対して風量10%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が11〜30%となる場合は、風量20%の設定値が格納さる。印字率[%]の範囲が31〜50%に対しては、風量40%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が51〜80%に対しては、風量60%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が81〜100%に対しては、風量80%の設定値が各々格納される。
これに対して、画像が形成された用紙Pが定着排紙ローラー等に対して、分離性が低い(悪い)場合、その印字率[%]に対する風量[%]の設定値を図4Bに示している。図4Bにおいて、印字率[%]の範囲が0〜10%に対して風量10%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が11〜30%となる場合は、風量30%の設定値が格納さる。
印字率[%]の範囲が31〜50%に対しては、風量60%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が51〜80%に対しては、風量80%の設定値が格納される。印字率[%]の範囲が81〜100%に対しては、風量100%の設定値が各々格納される。これらの2種類の風量[%]の設定値が、3台の送風ファン64〜66に適用されて送風制御が実行される。
続いて、図5A及び図5Bを参照して、最大印字率[%]の抽出前後のデータ格納例について説明する。図5Aに示すデータ格納例は、画像が形成された用紙Pが定着排紙ローラー等に対して、分離性が良い(高い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)における8つの判別領域「1〜8」に対する最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージである。
このメモリ展開イメージは、例えば、メモリ部51に展開される。最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージによれば、3つの送風分担領域(1)〜(3)に対して、8つの判別領域「1〜8」が設けられる。この8つの判別領域「1〜8」に対して、印字率[%][%]及び風量[%]の各々のデータ記述欄が設けられる。図中、データ記述欄を空白で示している。
図5Bに示すデータ格納例は、上述の例で、分離性が良い(高い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)における8つの判別領域「1〜8」に対する最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のメモリ展開イメージである。
この最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のデータ格納例によれば、まず、送風分担領域(1)において、その判定領域「1」で印字率5[%]が記述され、その判定領域「2」で印字率7[%]が記述される。送風分担領域(1)における最大印字率(図中、梨地で示す)は7[%]であるので、図4Aに基づいて風量0[%]の設定値が設定される。風量0[%]の設定値は送風ファン64を停止したままの状態を維持することを意味している。
また、送風分担領域(2)においては、その判定領域「3」で印字率20[%]が記述され、その判定領域「4」で印字率28[%]が記述される。その判定領域「5」で印字率38[%]が記述され、その判定領域「6」で印字率35[%]が記述される。送風分担領域(2)における最大印字率(図中、梨地で示す)は38[%]であるので、図4Aに基づいて風量40[%]の設定値が設定される。風量40[%]の設定値は送風ファン65の回転数を40[%]を維持して送風することを意味している。
更に、送風分担領域(3)においては、その判定領域「7」で印字率9[%]が記述され、その判定領域「8」で印字率5[%]が記述される。送風分担領域(3)における最大印字率(図中、梨地で示す)は9[%]となっているので、図4Aに基づいて風量0[%]の設定値が設定される。風量0[%]の設定値により、送風ファン66は停止したままとされる。
ここで、図6を参照して、3つの送風分担領域(1)〜(3)及び印字率[%]の判定領域の設定例(その2)について説明する。この例では、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]を算出する領域として扱う用紙搬送方向の判定領域の長さを切り換える場合である。図6に示す印字率[%]の判定領域の設定例によれば、用紙Pが普通紙で、坪量が120g/m2未満及び、用紙Pが塗工紙で、坪量が100g/m2未満である場合に対して適用される。
この例でも、3つの送風分担領域(1)〜(3)には、印字率[%]を判定するための8つの判定領域が設定されるが、図3で説明した1列の判定領域が2列に切り換えられる。この例でも、送風分担領域(1)〜(3)の全幅と、判定領域「1〜8」の全幅とは印字可能幅wと同等に設定される。1つの判定領域の幅も、印字可能幅wを1/8に分割した長さであるが、この判定領域「1〜8」のA及びBの2列が、用紙搬送方向に連続して設定される。
印字可能幅wをカバーするために3つの送風分担領域(1)〜(3)には、3つの送風ファン64〜66が配置される。送風分担領域(1)には、送風ファン64が設けられ、A,Bの2列の4つの判定領域「1A,2A,1B,2B」が設定される。送風分担領域(1)の幅は判定領域Aの「1A,2A」や、判定領域Bの「1B,2B」の幅と等しい。
送風分担領域(2)には、送風ファン65が設けられ、A,Bの2列の8つの判定領域「3A,4A,5A,6A,3B,4B,5B,6B」が設定される。送風分担領域(2)の幅は判定領域Aの「3A,4A,5A,6A」や、判定領域Bの「3B,4B,5B,6B」の幅と等しい。
送風分担領域(3)には、送風ファン66が設けられ、A,Bの2列の4つの判定領域「7A,8A,7B,8B」が設定される。送風分担領域(3)の幅は判定領域A「7A,8A」や、判定領域Bの「7B,8B」の幅と等しい。
送風分担領域(2)の判定領域「3A,4A,5A,6A,3B,4B,5B,6B」に比べて送風分担領域(1)、(3)の判定領域が「1A,2A,1B,2B」及び「7A,8A,7B,8B」と少ないのは、用紙Pの端部は、印字されないことが多いためである。これらにより、3つの送風分担領域(1)〜(3)に、印字率[%]を判定するための8×2列の判定領域「1A〜8A、1B〜8B」を設定できるようになる。
続いて、図7A及び図7Bを参照して、最大印字率[%]の抽出前後のデータ格納例について説明をする。図7Aに示すデータ格納例は、画像が形成された用紙Pが定着排紙ローラー等に対して、分離性が低い(悪い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)におけるA,Bの8×2列の判別領域「1A〜8A,1B〜8B」に対する最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージである。
このメモリ展開イメージも、メモリ部51に展開される。最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージによれば、3つの送風分担領域(1)〜(3)に対して、1列の判別領域「1〜8」に対して、A,Bの2列の印字率[%]及び、1列の風量[%]の各々のデータ記述欄が設けられる。図中、データ記述欄を空白で示している。
図7Bに示すデータ格納例は、上述の例で、分離性が低い(悪い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)における8×2列の判別領域「1A〜8A,1B〜8B」に対する最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のメモリ展開イメージである。
この最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のデータ格納例によれば、まず、送風分担領域(1)において、その判定領域「1」のA列で印字率5[%]が記述され、そのB列で印字率12[%]が記述される。その判定領域「2」のA列で印字率7[%]が記述され、そのB列で印字率9[%]が記述される。
送風分担領域(1)における最大印字率(図中、梨地で示す)は12[%]であるので、図4Bに基づいて風量30[%]の設定値が設定される。風量30[%]の設定値は送風ファン64の回転数を30%の状態で送風するようになされる。
また、送風分担領域(2)においては、その判定領域「3」のA列で印字率20[%]が記述され、そのB列で印字率15[%]が記述される。その判定領域「4」のA列で印字率28[%]が記述され、そのB列で印字率53[%]が記述される。その判定領域「5」のA列で印字率38[%]が記述され、そのB列で印字率53[%]が記述される。
その判定領域「6」のA列で印字率35[%]が記述され、そのB列で印字率35[%]が記述される。
送風分担領域(2)における最大印字率(図中、梨地で示す)は53[%]であるので、図4Bに基づいて風量80[%]の設定値が設定される。風量80[%]の設定値は送風ファン65の回転数を80[%]の状態で送風するようになされる。
更に、送風分担領域(3)においては、その判定領域「7」のA列で印字率9[%]が記述され、そのB列で印字率3[%]が記述される。その判定領域「8」のA列で印字率5[%]が記述され、そのB列で印字率0[%]が記述される。送風分担領域(3)における最大印字率(図中、梨地で示す)は9[%]であるので、図4Bに基づいて風量10[%]の設定値が設定される。風量10[%]の設定値により、送風ファン66の回転数を10[%]の状態で送風するようになされる。
続いて、図8を参照して、3つの送風分担領域(1)〜(3)及び印字率[%]の判定領域の設定例(その3)について説明をする。この例では、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]を算出する領域として扱う用紙幅方向の判定領域の分割数「8」から「16」へを切り換えるようにした。図3〜図7で説明した例では、用紙搬送方向と直交(垂直)する用紙幅方向の分割数は、標準で「8」としている。これに対して、用紙Pの紙種及び坪量に応じて分割数を増加するようにした。
この例では、用紙Pが普通紙で、かつ、坪量が70g/m2未満の場合は分離性が極めて低いと判断する。図3〜図7で説明した例に対して用紙幅方向の判別領域の分割数を倍の「16」としている。
図8に示す3つの送風分担領域(1)〜(3)には、図6で説明した2列の判定領域が2倍に切り換えられ、印字率[%]を判定するための16個の判定領域が設定される。この例でも、送風分担領域(1)〜(3)の全幅と、判定領域「1〜16」の全幅とは印字可能幅wと同等に設定される。1つの判定領域の幅は、印字可能幅wを1/16に分割した長さであり、この判定領域「1〜16」のA及びBの2列が、用紙搬送方向に連続して設定される。
印字可能幅wをカバーするために3つの送風分担領域(1)〜(3)には、3つの送風ファン64〜66が配置される。送風分担領域(1)には、送風ファン64が設けられ、A,Bの2列の8つの判定領域「1A,2A,3A,4A,1B,2B,3B,4B」が設定される。送風分担領域(1)の幅は判定領域Aの「1A,2A,3A,4A」や、判定領域Bの「1B,2B,3B,4B」等の幅と等しい。
送風分担領域(2)には、送風ファン65が設けられ、A,Bの2列の16個の判定領域「5A,6A,7A,8A,9A,10A,11A,12A,5B,6B,7B,8B,9B,10B,11B,12B」が設定される。送風分担領域(2)の幅は判定領域Aの「5A,6A,7A,8A,9A,10A,11A,12A」や、判定領域Bの「5B,6B,7B,8B,9B,10B,11B,12B」の幅と等しい。
送風分担領域(3)には、送風ファン66が設けられ、A,Bの2列の8つの判定領域「13A,14A,15A,16A,13B,14B,15B,16B」が設定される。
送風分担領域(3)の幅は判定領域A「13A,14A,15A,16A」や、判定領域Bの「13B,14B,15B,16B」の幅と等しい。
送風分担領域(2)の判定領域「5A,6A,7A,8A,9A,10A,11A,12A,5B,6B,7B,8B,9B,10B,11B,12B」に比べて送風分担領域(1)、(3)の判定領域が「1A,2A,3A,4A,1B,2B,3B,4B」及び「13A,14A,15A,16A,13B,14B,15B,16B」と少ないのは、用紙Pの端部は、印字されないことが多いためである。これらにより、3つの送風分担領域(1)〜(3)に、印字率[%]を判定するための16×2列の判定領域を設定できるようになる。
続いて、図9A及び図9Bを参照して、最大印字率[%]の抽出前後のデータ格納例について説明する。図9Aに示すデータ格納例は、画像が形成された用紙Pが定着排紙ローラー等に対して、分離性が低い(悪い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)におけるA,Bの16×2列の判別領域「1A〜16A,1B〜16B」に対する最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージである。
このメモリ展開イメージも、メモリ部51に展開される。最大印字率[%]の抽出前のメモリ展開イメージによれば、3つの送風分担領域(1)〜(3)に対して、1列の判別領域「1〜16」に対して、A,Bの2列の印字率[%]及び、1列の風量[%]の各々のデータ記述欄が設けられる。図中、データ記述欄を空白で示している。
図9Bに示すデータ格納例は、上述の例で、分離性が低い(悪い)場合であって、3つの送風分担領域(1)〜(3)における16×2列の判別領域「1A〜16A,1B〜16B」に対する最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のメモリ展開イメージである。
この最大印字率[%]の抽出後及び、風量[%]の設定時のデータ格納例によれば、まず、送風分担領域(1)において、その判定領域「1」のA列で印字率0[%]が記述され、そのB列で印字率0[%]が記述される。その判定領域「2」のA列で印字率10[%]が記述され、そのB列で印字率24[%]が記述される。その判定領域「3」のA列で印字率6[%]が記述され、そのB列で印字率11[%]が記述される。
その判定領域「4」のA列で印字率8[%]が記述され、そのB列で印字率7[%]が記述される。送風分担領域(1)における最大印字率(図中、梨地で示す)は24[%]であるので、図4Bに基づいて風量30[%]の設定値が設定される。風量30[%]の設定値は送風ファン64の回転数を30%の状態で送風するようになされる。
また、送風分担領域(2)においては、その判定領域「5」のA列で印字率15[%]が記述され、そのB列で印字率12[%]が記述される。その判定領域「6」のA列で印字率25[%]が記述され、そのB列で印字率18[%]が記述される。その判定領域「7」のA列で印字率26[%]が記述され、そのB列で印字率40[%]が記述される。
その判定領域「8」のA列で印字率30[%]が記述され、そのB列で印字率66[%]が記述される。
その判定領域「9」のA列で印字率34[%]が記述され、そのB列で印字率60[%]が記述される。その判定領域「10」のA列で印字率42[%]が記述され、そのB列で印字率46[%]が記述される。その判定領域「11」のA列で印字率43[%]が記述され、そのB列で印字率42[%]が記述される。その判定領域「12」のA列で印字率27[%]が記述され、そのB列で印字率28[%]が記述される。送風分担領域(2)における最大印字率(図中、梨地で示す)は66[%]であるので、図4Bに基づいて風量80[%]の設定値が設定される。風量80[%]の設定値は送風ファン65の回転数を80[%]の状態で送風するようになされる。
更に、送風分担領域(3)においては、その判定領域「13」のA列で印字率16[%]が記述され、そのB列で印字率6[%]が記述される。その判定領域「14」のA列で印字率2[%]が記述され、そのB列で印字率0[%]が記述される。その判定領域「15」のA列で印字率2[%]が記述され、そのB列で印字率0[%]が記述される。その判定領域「16」のA列で印字率0[%]が記述され、そのB列で印字率0[%]が記述される。
送風分担領域(3)における最大印字率(図中、梨地で示す)は16[%]であるので、図4Bに基づいて風量30[%]の設定値が設定される。風量30[%]の設定値により、送風ファン66の回転数を30[%]の状態で送風するようになされる。
続いて、本発明に係る画像形成装置の制御方法に関して、図10を参照して、送風ファン制御部15における画像の最大印字率[%]に基づく風量制御例について説明する。この実施例では、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]に応じた風量[%]の設定を切り換える。この例では、送風ファン64〜66の風量[%]を設定するに当たり、次のような判断基準を設けている。
この判断基準によれば、用紙Pの紙種が普通紙で、かつ、坪量が120g/m2未満又は、紙種が塗工紙で、かつ、坪量が100g/m2未満の場合は、分離性が低いと判断する。この判断結果で、分離性が低い用紙Pは、2列、それ以外は1列の判定領域を設定して風量[%]を決定する。送風制御部55は、用紙Pの先端領域に対して複数の送風分担領域(1)〜(3)を設定し、かつ、風量[%]を設定し、設定された風量[%]となるように送風ファン駆動用のモータ61〜63を制御して送風ファン64〜66を送風制御する場合を例に挙げる。
これらを制御条件にして、送風ファン制御部15では、用紙Pの分離性が低いか否かの判別するために、図10に示すステップST1でメモリ部51が画像データDINを入力する。メモリ部51には図示しない画像メモリ等からページ単位に画像データDINが記憶される。
ステップST2で送風ファン制御部15は用紙Pの紙種が塗工紙で、かつ、坪量が100g/m2未満か否かで制御を分岐する。用紙Pの紙種や、坪量等の情報は、画像データDINをページ単位に管理するジョブ管理メモリ等から取得する。ジョブ管理メモリには操作表示パネル48で設定された画像形成条件を示す操作データが記憶されている。
用紙Pが塗工紙で、かつ、坪量が100g/m2以上である場合は、ステップST3に移行して送風ファン制御部15は、更に、用紙Pの紙種が普通紙で、かつ、坪量が120g/m2未満か否かで制御を分岐する。用紙Pが普通紙で、かつ、坪量が120g/m2以上である場合はステップST4に移行して送風ファン制御部15では、領域設定部52が判定領域を「1列」に設定する。このとき、図3に示したように領域設定部52は、3つの送風分担領域(1)〜(3)に、印字率[%]を判定するための8つの判定領域「1,2,3,4,5,6,7,8」を設定する。その後、ステップST7に移行する。
上述のステップST2で用紙Pが塗工紙かつ坪量100g/m2未満である場合及び、
上述のステップST3で用紙Pが塗工紙かつ坪量120g/m2未満である場合は、ステップST5に移行して領域設定部52は判定領域を「2列」に設定する。このとき、図6に示したように領域設定部52は、3つの送風分担領域(1)〜(3)に、印字率[%]を判定するための8×2列のA,Bの判定領域「1A〜8A、1B〜8B」を設定する。
その後、ステップST6に移行して送風ファン制御部15は、用紙Pが普通紙かつ坪量70g/m2未満か否かで制御を分岐する。用紙Pが普通紙かつ坪量70g/m2以上の場合は、ステップST7に移行して送風ファン制御部15では、領域設定部52が判定領域の用紙幅方向の垂直分割数を「8」に設定する。このとき、領域設定部52は、送風制御部55によって送風制御される3つの送風分担領域(1)〜(3)を8つに分割して8個の判定領域「1〜8」を設定するようになる。その後、ステップST9に移行する。
上述のステップST6で、用紙Pが普通紙で、かつ、坪量が70g/m2未満の場合は、ステップST8に移行して送風ファン制御部15では、領域設定部52が判定領域の用紙幅方向の垂直分割数を「16」に設定する。このとき、領域設定部52は、図8に示したように、送風制御部55によって送風制御される3つの送風分担領域(1)〜(3)を16個に分割して32個の判定領域「1A〜16A,1B〜16B」を設定するようになる。
その後、ステップST9に移行して送風ファン制御部15では、印字率算出部53が各領域の印字率[%]を計算する。このとき、印字率算出部53は、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、領域設定部によって分割された送風分担領域(1)〜(3)に設定される複数の判定領域毎に、画像の濃度情報に基づく印字率[%]を算出する。
このとき、印字率算出部53は、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報をメモリ部51から入力し、領域設定部52によって分割された送風分担領域(1)〜(3)に設定される8つの判定領域「1〜8」や、16個のA,Bの判定領域「1〜16」毎に、画像の濃度情報に基づく印字率[%]を算出する。印字率[%]は、トナー付着量が最も多くなる最大濃度Dmaxを100%とし、当該画像の濃度は最大濃度Dmaxに対する比率で算出される。
その後、ステップST10で送風ファン制御部15では、送風ファン64〜66毎の最大印字率[%]を抽出する。このとき、送風ファン64〜66のそれぞれに対応して割り当てられた送付分担領域(1)〜(3)における最大の印字率[%]を抽出する。図5B、図7B及び図9Bにおいて、メモリ展開イメージにおいて最大印字率[%]が抽出される領域を梨地で示している。最大の印字率[%]の抽出は、最大値検出方法を採る。最大値検出方法によれば、検出対象の印字率[%]を全て比較して最も大きい印字率[%](最大値)が検出される。
そして、ステップST11で送風ファン制御部15では風量設定部54が最大印字率[%]に応じた風量[%]を送風制御部55に設定する。このとき、風量設定部54は、送風ファン64〜66のそれぞれの最大印字率[%]と、図4A及び図4Bに示した印字率[%]に対する風量[%]の設定値を照合して風量[%]を決定する。送風制御部55は、風量設定部54によって決定(設定)された風量[%]となるように送風ファン駆動用のモータ61〜63を制御して送風ファン64〜66を送風制御する。送風ファン64〜66は、画像形成部80によって画像が形成された用紙Pと当該用紙Pを搬送する定着排紙ローラーとの間に空気を送風する。
このように第1の実施例に係るカラー複写機100によれば、風量設定部54が、印字率算出部53によって算出された8つの判定領域「1〜8」や、16個のA,Bの判定領域「1〜16」の印字率[%]に対応する風量[%]を送風制御部55に設定するようになる。
この風量設定によって、用紙Pの先端領域に形成された画像の印字率[%]が高い場合は、風量[%]を多く設定し、及び、その印字率[%]が低い場合は風量[%]を少なく設定できるので、用紙Pの先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量を送風部に設定できるようになる。
従って、定着後の用紙Pと定着排紙ローラー等との分離制御を精度良く実行できるようになる。これにより、従来方式に比べて、不要に送風ユニットを増やすことなく、送風による分離性の向上と、熱風の流入防止と、紙しわ防止と、消費電力低減と多面にわたって改善できるようになった。
カラー複写機100によれば、風量設定部54が抽出された最大印字率[%]に対応する風量[%]を送風制御部55に設定するので、その印字率[%]が低い判別領域に比べて、印字率[%]が高い判別領域の風量[%]を多く設定できるようになった。
カラー複写機100によれば、送風部にファンが設けられ、送風制御部55は、ファンの回転数により風量[%]を制御するので、定着排紙ローラーに巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を極め細かく設定できるようになった。
カラー複写機100によれば、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]に応じた風量[%]の設定を切り換えるので、定着排紙ローラーに巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を多く設定できるようになる。
カラー複写機100によれば、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]を算出する領域として扱う用紙搬送方向の判定領域の長さを切り換えるので、定着排紙ローラー等に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等の用紙搬送方向の判定領域の長さを拡張できる。これにより、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を多く設定できるようになった。
カラー複写機100によれば、風量設定部54が用紙Pの種類及び坪量に応じて、印字率[%]を算出する領域として扱う用紙幅方向の判定領域の分割数を切り換えるので、定着排紙ローラー等に巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等の用紙幅方向の判定領域の分割数を多く設定できる。これにより、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を多く設定できるようになった。
続いて、第2の実施例としてのシャッター機構70の構成例について説明する。を示すブロック図である。図11に示すシャッター機構70は、送風部の他の一例を構成し、送風ファン駆動用のモータ67、送風ファン68及びシャッター本体部76を有して構成される。シャッター機構70には送風制御部55’が接続される。送風制御部55’は第1の実施例に係るカラー複写機100の送風ファン制御部15において、送風制御部55に代わって備えられる。
モータ67は送風部の一例を構成する送風ファン68に接続され、モータ駆動信号S67に基づいて所定の回転数により送風ファン68を駆動する。モータ駆動信号S67はモータ67を制御する信号であって、送風制御部55’からモータ67へ出力される。
送風制御部55’は第1の実施例で説明した風量設定部54に接続される。送風制御部55’は風量設定部54から風量設定情報D54を入力し、風量[%]の設定値に基づいて3つのシャッター制御信号S71〜S73を生成する。シャッター制御信号S71は第1の実施例で説明したような送風分担領域(1)へ送風する空気の風量[%]を設定する信号である。シャッター制御信号S72は同様にして送風分担領域(2)へ送風する空気の風量[%]を設定する信号である。シャッター制御信号S73は同様にして、送風分担領域(3)へ送風する空気の風量[%]を設定する信号である。
この例で、送風ファン68は吹き出し口608を有している。送風ファン68の吹き出し口608には送風ダクト77の一端が接続され、その他端にはシャッター本体部76が接続される。送風ダクト77は、送風ファン68から吹き出された空気をシャッター本体部76に導くようになされる。
シャッター本体部76は逆向きのホッパー状を有し、用紙幅方向w’に扇状に拡がる形態を有している。シャッター本体部76は、吹き出し口608の開口径に略等しい空気取り込み口704及び、用紙幅方向w’に略等しい吹き出し口705を有している。
シャッター本体部76は、3枚の遮蔽板71〜73、3個のソレノイド部材701〜703、2枚の送風案内板74及び75を有している。シャッター本体部76内は、吹き出し口705で、送風分担領域(1)〜(3)を形成するように2枚の送風案内板74,75で仕切られている。
送風案内板74は、シャッター本体部76の空気取り込み口704から吹き出し口705に向かってその左端部側に放射状に延在され、送風分担領域(1)及び(2)を区分する位置に配設される。送風案内板75は、シャッター本体部76の空気取り込み口704から吹き出し口705に向かって、その右端部側に放射状に延在され、送風分担領域(2)及び(3)を区分する位置に配設される。
遮蔽板71及びソレノイド部材701は、シャッター本体部76の左傾斜側壁部と送風案内板74との間の所定の位置に設けられる。遮蔽板71は、ソレノイド部材701によって開閉制御される。ソレノイド部材701はシャッター制御信号S71に基づいて遮蔽板71の開閉度合いを可変するように動作する。遮蔽板72は、シャッター本体部76の送風案内板74及び送風案内板75との間に設けられ、ソレノイド部材702によって開閉制御される。ソレノイド部材702はシャッター制御信号S72に基づいて遮蔽板72の開閉度合いを可変するように動作する。
遮蔽板73は、シャッター本体部76の送風案内板75と傾斜右側壁部との間に設けられ、ソレノイド部材703によって開閉制御される。ソレノイド部材703はシャッター制御信号S73に基づいて遮蔽板73の開閉度合いを可変するように動作する。
第2の実施例では、カラープリンタ80は用紙Pに画像を形成すると、シャッター機構70は、カラープリンタ80によって画像が形成された用紙Pと当該用紙Pを搬送する定着排紙ローラー17aとの間を送風する。送風制御部55’は、用紙Pの先端領域に対して複数の送風分担領域(1)〜(3)を設定し、かつ、風量[%]を設定し、設定された風量[%]となるようにシャッター機構70を送風制御する。
領域設定部52は、送風制御部55’によって送風制御される送風分担領域(1)〜(3)を8個や、16個等に分割して判定領域「1〜8」や、「1〜16」等を設定する。印字率算出部53は、用紙Pの先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、領域設定部52によって分割された送風分担領域(1)〜(3)に設定される判定領域「1〜8」や、「1〜16」毎に、画像の濃度情報に基づく印字率[%]を算出する。これらを前提にして、風量設定部54が、印字率算出部53によって算出された判定領域「1〜8」や、「1〜16」の印字率[%]に対応する風量[%]を送風制御部55’に設定するようになる。
このように、第2の実施例に係るカラー複写機100によれば、シャッター本体部76に遮蔽板71〜73を有したシャッター機構70が設けられ、送風制御部55’は、風量設定部54によって設定された印字率[%]に対応する遮蔽板71〜73の開閉度合により風量[%]を制御するので、定着排紙ローラー17aに巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を瞬時に設定できるようになる。
しかも、第1の実施例と同様にして、風量設定部54が、用紙Pの先端領域に形成された画像の印字率[%]が高い場合は、風量[%]が多くなるように設定し、及び、その印字率[%]が低い場合は風量[%]が少なくなるように設定できるので、用紙の先端領域のトナー付着量に偏りがあった場合であっても、適切な分離風量をシャッター機構70に設定できるようになる。
従って、定着後の用紙Pと定着排紙ローラー17aとの分離制御を精度良く実行できるようになる。これにより、従来方式に比べて、不要に送風ユニットを増やすことなく、送風による分離性の向上と、熱風の流入防止と、紙しわ防止と、消費電力低減と多面にわたって改善できるようになる。
なお、第2の実施例では、送風部に関して、シャッター機構70を備える場合について説明したが、これに限られることはない。例えば、シャッター機構70に代えて、図示しない加圧ポンプや、吹き出しノズル、加圧ポンプ用の送風制御部を備え、この送風制御部で加圧ポンプの射出時に与える圧力により風量[%]を制御するようにしてもよい。この圧力制御によっても、定着排紙ローラー17aに巻き付き難い紙種及び坪量の用紙Pに比べて、坪量の少ない(軽い)普通紙等への風量[%]を瞬時に設定して送風制御を実行できるようになる。
この発明は、画像が形成された用紙と、これを搬送する定着排紙ローラーとの間に空気を送風する機能を備えたカラー用や、白黒用のプリンタや、複写機、これら複合機に適用して極めて好適である。
15 送風制御部
17 定着装置
17a 定着排紙ローラー
20 用紙供給部
21〜23,201,202 給紙トレイ
25 排紙トレイ
48 操作表示パネル
51 メモリ部
52 領域設定部
53 印字率算出部
54 風量設定部
55,55’,75 送風制御部
56 ROM
61,62,63 モータ(送風部)
64〜66 送風ファン(送風部)
70 シャッター機構(送風部)
71〜73 遮蔽板
74,75 送風案内板
80 カラープリンタ(画像形成部)
100 カラー複写機(画像形成装置)
101 複写機本体部
102 スキャナー
200 大給紙装置
701〜703 ソレノイド部材(送風部)

Claims (11)

  1. 画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置において、
    前記用紙の先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように前記送風部を送風制御する送風制御部と、
    前記送風制御部によって送風制御される前記送風分担領域を二以上に分割して複数の判定領域を設定する領域設定部と、
    前記用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報を入力し、前記領域設定部によって分割された前記送風分担領域に設定される複数の前記判定領域毎に、前記画像の濃度情報に基づく印字率を算出する印字率算出部と、
    前記印字率算出部によって算出された複数の前記判定領域の印字率に対応する風量を前記送風制御部に設定する風量設定部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記風量設定部は、
    前記印字率算出部によって算出された複数の前記判定領域の印字率の中から前記送風分担領域毎に最大印字率を抽出し、前記最大印字率に対応する風量を前記送風制御部に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記風量設定部は、
    前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率に応じた前記風量の設定を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記風量設定部は、
    前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率を算出する領域として扱う用紙搬送方向の前記判定領域の長さを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記風量設定部は、
    前記用紙の種類及び坪量に応じて、前記印字率を算出する領域として扱う用紙幅方向の前記判定領域の分割数を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記送風部にファンが設けられ、
    前記送風制御部は、
    前記ファンの回転数により風量を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記送風部に遮蔽板を有したシャッターが設けられ、
    前記送風制御部は、
    前記遮蔽板の開閉度合により風量を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記送風部に加圧ポンプが設けられ、
    前記送風制御部は、
    前記加圧ポンプの射出時に与える圧力により風量を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置が、
    前記用紙の先端領域に対して複数の送風分担領域を設定し、かつ、風量を設定し、設定された風量となるように前記送風部を送風制御するステップと、
    送風制御される前記送風分担領域を二以上に分割して複数の判定領域を設定するステップと、
    前記用紙の先端領域に形成された画像の濃度情報を入力するステップと、
    分割された前記送風分担領域に設定される複数の前記判定領域毎に、前記画像の濃度情報に基づく印字率を算出するステップと、
    算出された複数の前記判定領域の印字率に対応する風量を前記送風部に設定するステップとを実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置を制御するためのプログラムであって、
    請求項9に記載の画像形成装置の制御方法を実行可能なプログラムであることを特徴とするコンピューターが読み取り可能なプログラム。
  11. 画像が形成された用紙と当該用紙を搬送する用紙搬送部との間を送風する送風部とを備えた画像形成装置を制御するためのプログラムが記述された記録媒体であって、
    請求項9に記載の画像形成装置の制御方法を実行するためのコンピューターが読み取り可能なプログラムが記述された記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016109972A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成システム
JP2016180930A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
CN114946636A (zh) * 2022-04-20 2022-08-30 河南省水利勘测设计研究有限公司 一种箱式生态景观挡墙

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