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JP2013031360A - Dcブラシレスモータ - Google Patents

Dcブラシレスモータ Download PDF

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JP2013031360A
JP2013031360A JP2012137502A JP2012137502A JP2013031360A JP 2013031360 A JP2013031360 A JP 2013031360A JP 2012137502 A JP2012137502 A JP 2012137502A JP 2012137502 A JP2012137502 A JP 2012137502A JP 2013031360 A JP2013031360 A JP 2013031360A
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speed
power
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commercial
unit
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JP2012137502A
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English (en)
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Koichi Yamazaki
浩一 山崎
Masahiro Yasohara
正浩 八十原
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Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
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Abstract

【課題】商用交流電源などのAC電源の直接入力が可能で、その商用電源の周波数に応じた速度で駆動が可能なAC入力のDCブラシレスモータを提供する。
【解決手段】本発明のAC入力のDCブラシレスモータは、駆動巻線と可動子とを少なくとも有するモータ部と、駆動巻線に駆動電力を供給するパワー素子と、駆動電力を制御するパワー制御部と、速度制御信号を発生する速度制御部と、商用交流電源が入力される端子部とを備え、パワー制御部は速度制御信号によりパワー素子の通電量を制御し、速度制御部は端子部に入力される商用交流電源の周波数に基づいて速度制御信号をパワー制御部に出力し、モータ部とパワー素子とパワー制御部と速度制御部とを少なくとも内蔵して、端子部への商用交流電源の接続によって商用電源周波数に応じた速度で駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機器などの家電機器に主に使用され、商用交流電源を直接入力して駆動されるAC入力のDCブラシレスモータに関する。
商用交流電源で直接駆動できるモータとしては、特許文献1のようにインダクションモータがよく知られており、空調機器のファン用途などの回転機構に使用されてきた。
しかしインダクションモータは、2次導体への励磁が原理的に必要なため効率面での課題があり、近年の機器の効率化と省電力化要求の高まりから、DCブラシレスモータへの置き換えが進みつつある。そして、この傾向は世界的な環境意識の高まりと共にますます強まっている。
DCブラシレスモータをインダクションモータに置き換えて使用するには、駆動用のDC電源や、インダクションモータと等価な回転速度精度性能を実現するための速度制御機能などを備える必要がある。
特に、速度制御機能を有するDCブラシレスモータを実現するために、その速度周期基準信号として特許文献2のように水晶発振器を用いる方法が一般的に知られている。また、特許文献3のように商用交流電源の周波数を基準に速度制御される直流モータ(DCブラシ付モータ)の例が開示されている。これらの開示されている技術は、モータを駆動するためのDC電源をモータの外部に用意する必要があること、また、特に特許文献3の技術では、商用交流電源の周波数が変化すれば直流モータの回転数が変化するという課題がある。
DCブラシレスモータの速度制御の例を、具体的に図13、図14を用いて説明する。
図13は、従来のDCブラシレスモータの構成例で、駆動巻線を有する固定子3と可動子2とを備えたモータ部4と、固定子3に駆動電力を供給する複数のパワー素子5a〜5fからなるパワー部6と、パワー部6の駆動電力を制御するパワー制御部7と、可動子2の位置に応じた信号を発生する位置信号発生部8と、可動子2の回転速度を制御する速度制御信号を発生する速度制御部9と、DC電源部17が入力される端子部10から構成されている。
パワー制御部7は、位置信号発生部8が発生する可動子位置信号と、速度制御部9から出力される速度制御信号とが入力され、可動子位置信号により複数のパワー素子5a〜5fをオンオフ制御して可動子2を駆動するとともに、速度制御信号により複数のパワー素子5a〜5fの通電量を制御することで可動子2の回転速度の加速減速を行う。
速度制御部9は、水晶発振器出力部16の分周信号である速度基準信号と、位置信号発生部8から出力される可動子位置信号をもとに回転数検出部14から出力される実回転数信号とを比較部13によって比較し、比較した結果に応じて制御アンプ部15より速度制御信号をパワー制御部7に出力する。
図14は、上記した従来例のDCブラシレスモータの速度制御部の動作を示したものである。
水晶発振器出力部16から分周して出力された速度基準信号と、位置信号発生部8からの出力される可動子位置信号をもとに回転数検出部14から出力される実回転数信号とを、比較部13で比較する。比較部13の出力は制御アンプ部15を介して加速減速指令としてパワー制御部7に伝えられる。パワー制御部7は、制御アンプ部15の加速減速指令によってパワー部6の複数のパワー素子5a〜5fの通電量を制御する。これにより、固定子3に印加される電圧あるいは電流が制御され、可動子2を所望の回転速度で動かすことができる。
図14のB区間では、水晶発振器出力部16出力の速度基準信号の周期t0より回転数検出部14出力の実回転数信号の周期t2が長いため、比較部13は回転速度が遅いと判断して“H”レベル信号を出力し、制御アンプ部15から加速の速度制御信号をパワー制御部7に出力する。これにより、パワー制御部7はパワー部6の通電量を増やし回転数を上げるように動作する。C区間では、実回転数信号の周期t3が短いため、比較部13は回転速度が速いと判断して“L”レベル信号を出力し、制御アンプ部15から減速の速度制御信号をパワー制御部7に出力する。これにより、パワー制御部7はパワー部6の通電量を減少させ回転数を下げるように動作する。このようにして速度周期基準信号と実回転数周期が概ね一致するように速度制御が行われる。概ね一致とは、速度基準信号と実回転数信号の差分がゼロに収束するように加速、減速の指令が繰り返され制御されるが、微小な差分が残り完全なゼロにはならず微小な加速減速を指令を繰り返して所望の回転速度になるように安定することを意味する。なおA区間は、速度基準信号の周期t0と実回転数信号の周期t1とが完全に一致している状態を示しているが、加速減速指令が無い状態を維持するA区間の状態は実際には起きない。
特開昭52−28152号公報 特開平1−164287号公報 特開昭59−52228号公報
しかしながら上記従来の方法は、DC電源入力を前提としているため、商用交流電源などのAC電源入力に対応できる構成にはなっておらず、また速度制御の基準信号として水晶発振器を使用しているため、家電機器に使用されるACインダクションモータからの置き換えとしてのDCブラシレスモータを実現するには高価となる。また、商用交流電源の周波数は地域によって50/60Hzの違いがあるため、モータの回転速度変動が機器の動作や効率などの性能に影響を与えるという課題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、商用交流電源などのAC電源の直接入力が可能で、その商用電源の周波数に応じた速度で駆動が可能なAC入力DCブラシレスモータを提供するものである。言い換えれば、商用交流電源に直接接続でき、その周波数に応じた回転数で駆動されるインダクションモータの利便性を継承した高効率で安価なAC入力DCブラシレスモータを提供するものである。
また、商用交流電源の周波数に地域差に依らず回転数が変わらないモータを実現し、如何なる地域でも安定した回転数で機器の効率性能などを損なわない駆動が可能なAC入力DCブラシレスモータを提供するものである。
本発明のAC入力のDCブラシレスモータは、単相または複数相の駆動巻線と可動子とを少なくとも有するモータ部と、前記駆動巻線に駆動電力を供給する複数のパワー素子と、前記複数のパワー素子の前記駆動電力を制御するパワー制御部と、前記可動子の位置に応じた可動子位置信号を発生する位置信号発生部と、前記可動子の速度制御信号を発生する速度制御部と、商用交流電源が入力される端子部とを備え、前記パワー制御部は、前記可動子位置信号と前記速度制御信号とが入力され、前記可動子位置信号によりオンオフ制御を行うパワー素子を前記複数のパワー素子から選択して前記可動子を駆動すると共に、前記速度制御信号により前記複数のパワー素子の通電量を制御するものであり、前記速度制御部は、前記端子部に入力される商用交流電源の周波数に基づいて前記可動子の速度を制御する前記速度制御信号を前記パワー制御部に出力するものであり、前記モータ部と、前記複数のパワー素子と、前記パワー制御部と、前記位置信号発生部と、前記速度制御部とを少なくとも内蔵し、前記端子部への商用交流電源の接続によって商用電源の周波数に応じた速度で駆動されるものである。
これにより、商用交流電源に直接接続でき、その周波数に応じた回転数で駆動されるインダクションモータの利便性を継承した高効率で安価なAC入力DCブラシレスモータが実現できる。
また、商用交流電源の周波数が50Hzの場合と60Hzの場合との可動子の速度が、同じ所望の速度となるように切替えが可能な速度切替部を備えるものである。
これにより、商用電源の周波数が異なる地域でも安定した回転数で駆動でき、機器の効率性能などを損なわないAC入力のDCブラシレスモータが実現できる。
また、単相または複数相の駆動巻線と可動子とを少なくとも有するブラシレスモータ部と、前記駆動巻線に駆動電力を供給する複数のパワー素子と、前記複数のパワー素子の前記駆動電力を制御するパワー制御部と、前記可動子の位置に応じた可動子位置信号を発生する位置信号発生部と、前記可動子の速度制御信号を発生する速度制御部と、商用交流電源が入力される端子部とを備え、前記パワー制御部は、前記可動子位置信号と前記速度制御信号とが入力され、前記可動子位置信号によりオンオフ制御を行うパワー素子を前記複数のパワー素子から選択して前記可動子を駆動すると共に、前記速度制御信号により前記複数のパワー素子の通電量を制御するものであり、前記速度制御部は、前記端子部に入力される商用交流電源の周波数変動を低減あるいは無視する安定化部を有し、前記安定化部により変動が低減あるいは無視された周波数情報信号に基づいて前記可動子の速度を制御する前記速度制御信号を前記パワー制御部に出力するものであり、前記ブラシレスモータ部と、前記複数のパワー素子と、前記パワー制御部と、前記位置信号発生部と、前記速度制御部とを少なくとも内蔵し、前記端子部への商用交流電源の接続によって商用電源の周波数に応じた速度で駆動され、かつ前記安定化部によって商用交流電源の周波数変動に速度が影響されない構成としたものである。
これにより、電源事情の悪化などで商用電源の電圧変動や周波数変動があった場合においても、回転数変動を抑制しモータが搭載される機器の動作や性能に影響を与えないAC入力DCブラシレスモータが実現できる。
本発明のAC入力のDCブラシレスモータは、商用交流電源と直接接続ができ、その電源周波数に応じた回転数で駆動されるというインダクションモータの利便性とDCブラシレスモータの高効率性能を安価に実現することができる。また、商用電源の周波数が異なる地域でも安定した回転数で駆動でき、機器の効率性能などを損なわないAC入力のDCブラシレスモータが実現できるという効果も奏する。更に、電源事情の悪化などで商用電源の電圧変動や周波数変動があった場合においても、回転数変動を抑制しモータが搭載される機器の動作や性能に影響を与えないという効果も奏する。そして、これまでインダクションモータが主に使用されてきた家電機器などの用途で、より高効率なDCブラシレスモータへの置き換えを促進し、これらモータが搭載される機器の省エネ性能の向上に貢献できる。
本発明の実施の形態1の構成を示した図 本発明の実施の形態1の動作を説明した図 本発明の実施の形態2の構成を示した図 本発明の実施の形態2の動作を説明した図 本発明の実施の形態3の構成を示した図 本発明の実施の形態3の動作を説明した図 本発明の実施の形態4の構成を示した図 本発明の実施の形態4の動作を説明した図 本発明の実施の形態5の構成を示した図 本発明の実施の形態5の動作を説明した図 本発明のホール素子を使用した位置信号発生部の例の図 本発明のシャント抵抗を使用した位置信号発生部の例の図 従来のDCブラシレスモータの構成例を示した図 従来のDCブラシレスモータの構成例における動作を説明した図
以下、本発明の実施の形態1について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態1におけるAC入力のDCブラシレスモータの構成を示した図であり、図2はその動作について示した図である。
図1の実施形態1のAC入力のDCブラシレスモータは、駆動巻線を有する固定子3と可動子2を有するモータ部4と、固定子3に駆動電力を供給する複数のMOSFETなどのパワー素子5a〜5fからなるパワー部6と、パワー素子5a,パワー素子5b,パワー素子5c,パワー素子5d,パワー素子5e,パワー素子5fによる駆動電力を制御するパワー制御部7と、可動子2の位置に応じた可動子位置信号を発生する位置信号発生部8と、可動子2の速度制御信号を発生する速度制御部9と、商用交流電源1が入力される端子部10と、商用交流電源1を直流電圧に変換するAC/DC変換部11とを備える。
パワー制御部7は、可動子位置信号と速度制御信号とが入力され、可動子位置信号により、複数のパワー素子5a〜5fの中からオンオフ制御を行うパワー素子を選択して通電し、可動子2を駆動すると共に、速度制御信号によりそのパワー素子の通電量を制御するものである。
速度制御部9は、端子部10に入力される商用交流電源1の周波数に基づいて可動子2の速度を制御する速度制御信号をパワー制御部7に出力する。
ここで、モータ部4と、複数のパワー素子5a〜5fからなるパワー部6と、パワー制御部7と、位置信号発生部8と、速度制御部9、端子部10、AC/DC変換部11とは一体化され、端子部10への商用交流電源1の接続によって商用電源の周波数に応じた速度で駆動されるAC入力のDCブラシレスモータを構成している。なお、AC/DC変換部については平滑用コンデンサを有していても、有していなくとも構わない。
図2は、上記したAC入力のDCブラシレスモータの動作について、特に速度制御部9の動作を示したものである。
周波数検出部12は、商用交流電源1の電源周波数を取り込み、その周波数を速度基準信号として出力する。また回転数検出部14は、位置信号発生部8から出力される可動子2の位置に応じた可動子位置信号を処理し、その周期を実回転数信号として出力する。これら速度基準信号と実回転数信号とは比較部13で比較される。比較部13の出力は、制御アンプ部15により増幅および制御安定化のための位相補償などの処理が行われ、加速指令または減速指令としてパワー制御部7に伝えられる。パワー制御部7は、制御アンプ部15からの出力によってパワー部6の複数のパワー素子5a〜5fの通電量を制御し、固定子3の印加電圧あるいは電流を制御して可動子2を駆動する。
図2のB区間では、周波数検出部12から出力される速度基準信号の周期t0と回転数検出部14から出力される実回転数信号の周期t2とを比較した結果、実回転数信号の周期t2のほうが長いため、比較部13はモータの回転速度が遅いと判断し“H”レベルの信号を出力する。その結果、制御アンプ部15は加速指令を出力する。C区間では、実回転数信号の周期t3が短く、比較部13はモータの回転速度が速いと判断し“L”レベルの信号を出力する。その結果、制御アンプ部15から減速指令を出力する。このようにして、商用交流電源1の周波数に応じた速度基準信号の周期と可動子位置信号をもとに回転数検出部より出力される実回転数信号の周期とが概ね一致するように可動子の速度は制御される。概ね一致とは、速度基準信号と実回転数信号の差分がゼロに収束するように加速、減速の指令が繰り返され制御されるが、微小な差分が残り完全なゼロにはならず微小な加速減速を指令を繰り返して所望の回転速度になるように安定することを意味する。なおA区間は、速度基準信号の周期と実回転数信号の周期とが完全に一致している状態を示しているが、加速減速指令が無い状態を維持するA区間の状態は実際には起きない。
次に本発明の実施の形態2について図3、図4を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施の形態2におけるAC入力のDCブラシレスモータの構成を示した図であり、図4はその動作について示した図である。
図3の実施形態2のAC入力のDCブラシレスモータは、図1の実施形態1に示したものに対し、速度制御部9を成す比較部13を判別部22とした点が異なり、その他は同じ構成である。
図3の実施形態2の速度制御部9は、商用交流電源1の周波数に応じた周期または周波数を有する速度基準信号と、位置信号発生部8から出力される可動子位置信号をもとに回転数検出部14より出力される実回転数信号の周期または周波数との周期差または周波数差が、所望の範囲外であるか所望の範囲内であるかを判別する判別部22を有している。
判別部22が範囲外と判別した場合は所望の範囲内に向かう方向に速度制御信号を増減させ、固定子3に印加するパワー部6の複数のパワー素子5a〜5fの通電量を制御し可動子2を加速あるいは減速させる。
判別部22が所望の範囲内と判別した場合は速度制御信号の増減を停止させ、固定子3に印加するパワー部6の複数のパワー素子5a〜5fへの通電量を固定することで可動子2の速度を維持させる。
これにより、商用交流電源1の周波数に応じた速度基準信号と回転数検出部より出力される実回転数信号との周期差または周波数差が所望の範囲内に収まるように可動子2の速度は制御される。
図4は、実施形態2の動作について説明した図である。
周波数検出部12は、商用交流電源1の電源周波数を取り込み、その周波数を速度基準信号として出力する。また回転数検出部14は、位置信号発生部8から出力される可動子2の位置に応じた可動子位置信号を処理し、その周期を実回転数信号として出力する。これら速度基準信号の周期と実回転数信号の周期との差が、所望の範囲内かどうかを判別部22で判別する。
例えば、図4のB区間では速度基準信号の周期t0と実回転数信号の周期t2との周期差t2−t0が所望の範囲の上限値αを超え、モータの回転速度が遅いと判断され、判別部22は“遅い”を意味する“H”レベルの判別信号を出力している。これに伴い制御アンプ部15は、速度制御信号として加速指令をパワー制御部7に伝え、パワー部6の複数のパワー素子5a〜5fの通電量を増加させ、固定子3に印加する電圧または電流を増加して可動子2を加速する。
また、図4のC区間では速度基準信号の周期t0と実回転数信号の周期t3との周期差t3−t0が所望の範囲の下限値−αを下回り、モータの回転速度が速いと判断され、判別部22は“速い”を意味する“L”レベルの判別信号を出力している。これに伴い制御アンプ部15は、速度制御信号として減速指令をパワー制御部7に伝え、パワー部6の通電量を減少させ、固定子3に印加する電圧または電流を減少して可動子2を減速する。
このようにして、商用交流電源1の周波数に応じた速度基準信号の周期と、回転数検出部より出力される実回転数信号の周期との周期差あるいは周波数差が、所望の範囲内に収まるように可動子2の速度が制御される。
A区間では、速度基準信号の周期t0と実回転数信号の周期t1との周期差t1−t0が所望の範囲内(−αからαの間)に入っており、判別部22からの判別信号は範囲内であることを意味する信号が出力され、制御アンプ部15は速度制御信号の増減を停止して直前の速度制御信号の状態を維持した指令をパワー制御部7に伝え、パワー部6の通電量を固定し、可動子2の回転速度を維持している様子を示している。
なお実施形態2では、判別部22を用い、モータの回転数が所望の範囲内であるときは制御アンプ部15の出力を維持固定するように動作させるため、制御アンプ部15は制御安定化のための位相補償などの処理が不要となり、実施形態1に比べて構成をより簡素化できる効果がある。実施形態1とは、速度基準信号と実回転数信号の差分が所望の範囲に治まれば、微小な加速減速の指令を行わず状態を維持することができる点が異なる。指令状態を維持するA区間は実際に存在する。
次に本発明の実施の形態3について図5、図6を用いて説明する。
図5は、本発明の実施の形態3におけるAC入力のDCブラシレスモータの構成を示した図であり、図6はその動作について示した図である。
図5の実施形態3のAC入力のDCブラシレスモータは、図1の実施形態1に示したものに対し、分周逓倍速度切替部23を備えた点が異なる。以外は同じ構成である。分周逓倍速度切替部23は、商用交流電源1の周波数を任意の周期または周波数に分周あるいは逓倍するものであり、この構成により、任意の周期または周波数を有する速度基準信号をつくり、モータを任意の回転速度で駆動することができる。
図6はその動作の様子を示している。
次に本発明の実施の形態4について図7、図8を用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態4におけるAC入力のDCブラシレスモータの構成を示した図であり、図8はその動作について示した図である。
図7の実施形態4のAC入力のDCブラシレスモータは、図1の実施形態1に示したものに対し、切替スイッチ25を有する50/60Hz速度切替部24を備えた点が異なる。以外は同じ構成である。
例えばモータを使用する地域の商用交流電源の周波数が50Hzである場合、切替スイッチ25を50Hz側に設定する。また60Hzの地域で使用する場合、60Hz側に切替スイッチ25を設定する。ここで、50Hzの地域に比べて60Hzの地域では商用交流電源の周期が0.83倍となるため、50Hzの地域のモータ回転速度と60Hzの地域のモータ回転速度を同じ速度とするためには、60Hzの地域では商用交流電源1の1.2倍周期の速度基準信号を生成することで、50Hzの地域と同じ回転速度で駆動することができる。
実施形態4のブラシレスモータは、上記したように、切替スイッチ25を60Hz側に設定した場合、50Hz側に設定した場合に比べて商用電源周波数の周期の1.2倍周期の速度基準信号を生成するように動作するものである。また、切替スイッチ25を50Hz側に設定した場合は、商用電源周波数の周期の速度基準信号を生成するように動作するものである。これにより、比較部13に入力される速度基準信号の周期は、商用電源の周期が50Hzの地域でも60Hzの地域でも同じ周期となり、同じ回転速度でモータを駆動することが可能になる。これにより、商用電源の周波数が異なる地域でも安定した回転数で駆動でき、機器の効率性能などを損なわないAC入力のDCブラシレスモータが実現できる。
図8はその動作の様子を示している。
なお、実施形態4では、50Hz地域で使用することを主として、通常は50Hz側に切替スイッチを設定し、60Hz地域で使用する特殊な場合は、切替スイッチ25を60Hz側に設定し、商用交流電源の1.2倍周期の速度基準信号を生成し、切替スイッチ25を50Hz側に設定した場合は、商用交流電源の周期の速度基準信号を生成するようにしたが、逆に、60Hz地域で使用することを主として、通常は60Hz側に切替スイッチを設定し、50Hz地域で使用する特殊な場合は、切替スイッチ25を50Hz側に設定し、商用交流電源の1/1.2倍周期の速度基準信号を生成し、切替スイッチ25を60Hz側に設定した場合は、商用交流電源の周期の速度基準信号を生成するようにしても良い。
次に本発明の実施の形態5について図9、図10を用いて説明する。
図9は、本発明の実施の形態5におけるAC入力のDCブラシレスモータの構成を示した図であり、図10はその動作について示した図である。
図9の実施形態5のAC入力DCブラシレスモータは、図7に示したものに対して、商用交流電源周波数の切替スイッチ25を廃した自動50/60Hz速度切替部26を備えた点が異なる。
自動50/60Hz速度切替部26は、商用交流電源の地域による50Hzと60Hzの周波数差を自動判別する動作を備えたものである。50/60Hzの自動判別については、図10に示すように、例えば0.1msのパルス列を数えて180パルス以上数えた場合は50Hzとして自動認識し、180パルス以下しか数えられなかった場合は60Hzとして自動認識することで実現できる。0.1msのパルス列の発生は安価な例えば、CR発振器で生成し、パルスの計測は8ビットカウンタなどを使用することで実現可能である。
これにより実施の形態5では、図7で示した実施形態4の効果に加え更に利便性の高い、商用電源周波数の地域差に依らない安定した回転数で駆動できるAC入力のDCブラシレスモータが実現できる。
なお、図11、図12は、可動子2の位置に応じた信号を発生する位置信号発生部8の具体例であり、図11はホール素子を使用した例、図12はシャント抵抗20を利用した例で、位置センサレス駆動などで用いられ、OPアンプ21を具備するものである。また、図11に示すように、ホール素子18、コンパレータ19を具備する。
以上のように本発明のAC入力のDCブラシレスモータは、商用交流電源と直接接続ができ、その電源周波数に応じた回転数で駆動されるというインダクションモータの利便性とDCブラシレスモータの高効率性能を安価に実現することができる。また、商用電源の周波数が異なる地域でも安定した回転数で駆動でき、機器の効率性能などを損なわないAC入力DCブラシレスモータが実現できるという効果も奏する。
なお、上記にてDCブラシレスモータと記載したが、別の呼称によれば直流ブラシレスモータと記載されることもある。同じく、AC入力と記載したが、別の呼称によれば交流入力と記載されることもある。
本発明のAC入力DCブラシレスモータは、これまでインダクションモータが主に使用されてきた空調機器などの家電機器に利用可能で、これらの機器において、より高効率なDCブラシレスモータへの置き換えを促進し、これらモータが搭載される機器の省エネ性能の向上に貢献できる。
1 商用交流電源
2 可動子
3 固定子
4 モータ部
5a、5b、5c、5d、5e、5f パワー素子
6 パワー部
7 パワー制御部
8 位置信号発生部
9 速度制御部
10 端子部
11 AC/DC変換部
12 周波数検出部
13 比較部
14 回転数検出部
15 制御アンプ部
16 水晶発振器出力部
17 DC電源部
18 ホール素子
19 コンパレータ
20 シャント抵抗
21 OPアンプ
22 判別部
23 分周逓倍速度切替部
24 50/60Hz速度切替部
25 切替スイッチ
26 自動50/60Hz速度切替部

Claims (6)

  1. 単相または複数相の駆動巻線と可動子とを少なくとも有するモータ部と、前記駆動巻線に駆動電力を供給する複数のパワー素子と、前記複数のパワー素子の前記駆動電力を制御するパワー制御部と、前記可動子の位置に応じた可動子位置信号を発生する位置信号発生部と、前記可動子の速度制御信号を発生する速度制御部と、商用交流電源が入力される端子部とを備え、
    前記パワー制御部は、前記可動子位置信号と前記速度制御信号とが入力され、前記可動子位置信号によりオンオフ制御を行うパワー素子を前記複数のパワー素子から選択して前記可動子を駆動すると共に、前記速度制御信号により前記複数のパワー素子の通電量を制御するものであり、
    前記速度制御部は、前記端子部に入力される商用交流電源の周波数に基づいて前記可動子の速度を制御する前記速度制御信号を前記パワー制御部に出力するものであり、
    前記モータ部と、前記複数のパワー素子と、前記パワー制御部と、前記位置信号発生部と、前記速度制御部とを少なくとも内蔵し、前記端子部への商用交流電源の接続によって商用電源の周波数に応じた速度で駆動されるAC入力のDCブラシレスモータ。
  2. 速度制御部は、商用交流電源と可動子位置信号とによる周波数差または位相差を検出する検出部を有し、前記検出部の出力により速度制御信号を増減させ、商用交流電源による周波数と前記可動子位置信号による周波数とが概ね一致するように可動子の速度を制御する請求項1記載のDCブラシレスモータ。
  3. 速度制御部は、商用交流電源と可動子位置信号とによる周波数差が所望の範囲外であるか所望の範囲内であるかを判別する判別部を有し、前記判別部が範囲外と判別した場合は所望の範囲内に向かう方向に速度制御信号を増減させて可動子を加速あるいは減速させ、前記判別部が所望の範囲内と判別した場合は前記速度制御信号の増減を停止させて前記可動子の速度を維持させることにより、前記商用交流電源と可動子位置信号とによる周波数差が所望の範囲内に収まるように前記可動子の速度を制御する請求項1記載のDCブラシレスモータ。
  4. 速度制御部は、可動子の速度を可動子位置信号の周波数により検出し、商用交流電源の周波数または前記可動子位置信号の周波数を分周あるいは逓倍し、可動子を任意の所望の速度に切替える速度切替部を備える請求項1記載のDCブラシレスモータ。
  5. 商用交流電源の周波数が50Hzの場合と60Hzの場合との可動子の速度が、同じ所望の速度となるように切替えが可能な速度切替部を備える請求項4記載のDCブラシレスモータ。
  6. 速度制御部は、商用交流電源の周波数が50Hzであるか60Hzであるかを自動検出する自動検出部を備え、前記商用交流電源の周波数が50Hzであるか60Hzであるかに関わらず、同じ所望の速度となるように速度切替部を切替える請求項5記載のDCブラシレスモータ。
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