JP2013014568A - 単純ヘルペスウイルスを処置するための組成物および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記組成物は、少なくとも1つの位置でC1〜C30の基でエステル化された緑茶ポリフェノールを有効量で含有し、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染の少なくとも1つの症状を処置することによって、被験体におけるHSV感染を処置する際に使用する。一実施形態において、上記緑茶ポリフェノールは、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートである。別の実施形態において、上記緑茶ポリフェノールは、本明細書に記載される構造にしたがう、4’位で脂肪酸エステルでエステル化された(−)−エピガロカテキン−3−ガレートである。
【選択図】図1
Description
本出願は、2010年7月6日に出願された米国仮出願番号61/361,752の利益を主張し、ならびに、本出願は、2008年2月7日に出願された米国特許出願番号12/063,139の一部継続出願であり、これは2006年8月6日に出願されたPCT/US2006/031120の国内段階であり、これは2005年8月11日に出願された米国仮特許出願番号60/707,234への優先権を主張し、上記出願の全ては、許容される場合に、本明細書によってその全容が参照によって本明細書に援用される。
「MCG_2009_017_Sequence_Listing_Text_File.txt」という名称のテキストファイル(2011年に6月23日に作成され、14,471バイトのサイズを有する)として、本明細書と共に提出された配列表は、37C.F.R.§1.52(e)(5)に従って、本明細書によって参照により援用される。
本発明は、概して、ウイルス感染を処置するための組成物および方法、より詳しくは、緑茶ポリフェノール組成物および単純ヘルペスウイルスの処置または予防におけるその使用方法に関する。
単純ヘルペスウイルス(HSV)は、2つの一般的なウイルス感染症で現れるウイルスであり、これらの2つの一般的なウイルス感染症は各々、皮膚または粘膜(例えば口または唇)における有痛の水様水疱または性器における有痛の水様水疱によって特徴付けられる。この疾患は接触感染性であり、HSVに対する療法またはワクチンは現在のところ存在しない。唇における感染は、「単純ヘルペス(cold sore)」または「熱性水疱」として一般に知られている。無症候性である場合、HSVは神経細胞体中で休止しており、アウトブレイク中、皮膚に向かう軸索内で複製する。アウトブレイクが過ぎたとき、ウイルスは、神経体にのみ存在するようになるまで、神経に沿って「死滅(die back)」する。神経体内でのウイルスの休止は処置の困難さの一因となっている。
ウイルス、特に、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染を処置するための組成物および方法が提供される。1つの実施形態は、HSVによって引き起こされる病変を処置するための治療組成物を提供する。有用な組成物としては、1つまたは複数の緑茶ポリフェノール(GTP)またはその誘導体を含む組成物が挙げられる。コントロールと比較して、組成物は、前駆期に投与された場合、HSVによる病変の形成を阻害し、病変が現れた後に投与された場合、HSV感染による病変の持続期間を大いに低減する。例示的方法は、細胞を、1つまたは複数のGTPまたはその誘導体を含む組成物と接触させることによって、細胞におけるHSV複製を阻害することを含む。別の方法は、被験体に1つまたは複数のGTPまたはその誘導体を含む組成物を局所的に投与することによって、被験体におけるHSVの1つまたは複数の症状を処置することを含む。
(項目1A)
少なくとも1つの位置でC1〜C30の基でエステル化された緑茶ポリフェノールを有効量で含有する組成物であって、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染の少なくとも1つの症状を処置することによって、被験体におけるHSV感染を処置する際に使用するための、組成物。
(項目2A)
上記緑茶ポリフェノールが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートである、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目3A)
上記緑茶ポリフェノールが、以下の構造
(項目4A)
上記脂肪酸エステルが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートとステアリン酸とのエステルである、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目5A)
上記脂肪酸エステルが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートとパルミチン酸とのエステルである、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目6A)
上記被験体がヒトである、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目7A)
上記組成物が麻酔薬をさらに含有する、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目8A)
上記組成物が局所投与のために処方されている、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目9A)
上記組成物が経口投与のために処方されている、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目10A)
上記緑茶ポリフェノールが、(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキン−3−ガレート、これらのエナンチオマー、これらの異性体、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目11A)
上記HSVがHSV−1である、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目12A)
上記組成物が、少なくとも2種の緑茶ポリフェノールを含有し、該緑茶ポリフェノールは独立して、C1〜C30の基でエステル化されており、該C1〜C30の基は、同じであるかまたは異なる、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目13A)
HSVが、単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)、単純ヘルペスウイルス2型(HSV−2)、エプスタイン−バーウイルス(EBV)、サイトメガロウイルス(CMV)、水痘−帯状ヘルペスウイルス(VZV)、ヒトヘルペスウイルス6(突発性発疹または小児バラ疹)およびヒトヘルペスウイルス8(カポージ肉腫関連ヘルペスウイルス)のうちのいずれかである、上記項目のうちのいずれかに記載の使用のための組成物。
(項目1B) 被験体において単純ヘルペスウイルス(HSV)感染を処置するための方法であって、該方法は、HSV感染の少なくとも1つの症状を処置するために、少なくとも1つの位置でC1〜C30の基でエステル化された緑茶ポリフェノールを有効量で含有する組成物を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
(項目2B) 上記緑茶ポリフェノールが、4’位でステアリン酸でエステル化された(−)−エピガロカテキン−3−ガレートである、上記項目に記載の方法。
(項目3B) 上記緑茶ポリフェノールが少なくとも2つの位置でエステル化されている、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目4B) 上記被験体がヒトである、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目5B) 上記組成物が麻酔薬をさらに含有する、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目6B) 上記組成物が局所投与のために処方されている、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目7B) 上記組成物が経口投与のために処方されている、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目8B) 上記緑茶ポリフェノールが、(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキン−3−ガレート、これらのエナンチオマー、これらの異性体、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目9B) 上記HSVがHSV−1である、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目10B) 被験体において単純ヘルペスウイルス(HSV)を処置する方法であって、該方法は、少なくとも2種の緑茶ポリフェノールを含有する組成物を投与する工程を包含し、該緑茶ポリフェノールは独立して、C1〜C30の基でエステル化されており、該C1〜C30の基は、同じであるかまたは異なる、方法。
(項目11B) 上記2種以上の緑茶ポリフェノールは、(−)−エピガロカテキン−3−ガレート(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキン−3−ガレート、これらのエナンチオマー、これらの異性体、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
(項目12B) 上記被験体がヒトである、上記項目のうちのいずれかに記載の方法。
緑茶ポリフェノール組成物、および単純ヘルペスウイルス(HSV)を処置する際に使用するためのそれらの使用が提供される。代表的な緑茶ポリフェノールとしては、(−)−エピガロカテキン−3−ガレート、および1つ以上のエステル結合した脂肪酸を有する緑茶ポリフェノールが挙げられるが、これらに限定されない。
(I.定義)
本開示の種々の実施形態を説明する前に、本発明は、その用途が以下の説明に記載される構成の細部および成分の配置に限定されないことが理解されるべきである。他の実施形態が、種々の方法で実施または実行され得る。また、本明細書中で使用される語句および専門用語は、説明の目的であり、限定であるとみなされるべきではないことが理解されるべきである。
本明細書中で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、その文脈がそうではないことを明示的に示さない限り、複数の対象物を含む。従って、例えば、「因子(a factor)」への言及は、1つの因子または因子の混合物をいい、そして「処置の方法(the method of treatment)」への言及は、当業者に公知である等価な工程および方法への言及を含む、などである。
単純ヘルペスウイルス(HSV)1型および2型は、Herpesviridaeファミリー、Alphaherpesviridaeサブファミリー、およびSimplexvirus属に属している。
HSVウイルスは、直径約200nmの大きさを有する。HSV1および2は、エンベロープを有する約152Kb長の2本鎖DNAウイルスであり、ユニーク長(Ul)およびユニーク短(Us)領域として公知である2つのDNAセグメントを含む(Garner,Advanced Drug Delivery Reviews.2003;55:1497−1513)。ビリオンは、3つの主要な構造;エンベロープと呼ばれる外側部分(これは、11個の糖タンパク質(gB、gC、gD、gE、gG、gH、gI、gJ、gK、gL、gM)を含む)、15個のタンパク質からなるテグメント層、ならびにウイルスDNAおよび4個の構造タンパク質を封入する正二十面体のカプシドを有する(Foster,et al.,Journal of Virological Methods.1998;75:151−160;Garner,Advanced Drug Delivery Reviews.2003;55:1497−1513;Willard,Journal of Virology.2002;10:5220−5232)。
ヒトがHSVに曝露されるとすぐに、細胞、分子および免疫システム生物学における一連の重要なイベントが起こる。ウイルスエンベロープ上に位置するいくつかの糖タンパク質は、細胞認識、細胞融合、最終的には細胞侵入に関与する(Spear,et al.,Journal of Virology.2005;344:17−24;Subramanian,et al.,PNAS.2006;104(8):2903−2908)。HSVとその宿主細胞との最初の接触は、細胞表面プロテオグリカンに含まれるヘパラン硫酸(heparin sulfate)鎖への結合による。ウイルス糖タンパク質BおよびCは、この結合反応を補助し、これにより、糖タンパク質Dは、宿主細胞受容体の1つにリクルートされて結合する。一旦、糖タンパク質Dが細胞受容体に結合すると、糖タンパク質B、HおよびLは、糖タンパク質Dおよび細胞受容体と共に融合複合体を形成する。この融合複合体は、ビリオンの形質膜が宿主細胞形質膜に融合することを可能にし、この後、ウイルスのヌクレオカプシドおよびテグメントが侵入する。結果として、糖タンパク質Dは、細胞認識および受容体結合に必須であるが、5個の糖タンパク質全てが、ウイルス吸着および融合が首尾よく行われるために必要である(Carfi,et al.Molecular Cell.2001;8:169−179;Spear,et al.,Journal of Virology.2005;344:17−24)。
最も店頭販売されている単純ヘルペスの局所処置薬は、痛みを低減するための局所麻酔薬、皮膚保護剤(石油または酸化亜鉛)、または消毒剤である。これらの局所処置薬の大多数は、痛み、不快感および単純ヘルペスの出現を低減しようとするものであるが、通例、病変の持続期間にはほとんど効果がない。さらに、抗ウイルス医薬は、病変のアウトブレイクの発生を低減しようとする試み、および身体中のウイルス活性を損なわせようとする試みにおいて開発されてきた。これらの抗ウイルス医薬の多くは、経口投与される。抗ウイルス医薬はまた、病変内のウイルスの活性をスローダウンさせようとする試みにおいて局所処置薬として開発されてきており、通例、小疱形成の前に投与されたときに、最も有効である。
1つの実施形態は、1種以上の緑茶ポリフェノール、好ましくは、C1〜C30の基を有する1つ以上の炭化水素鎖で修飾された1種以上の緑茶ポリフェノール、またはこれらの組み合わせを有する組成物を提供する。代表的な緑茶ポリフェノールとしては、(−)−エピガロカテキン−3−ガレート、(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、および(−)−エピカテキン−3−ガレートが挙げられるが、これらに限定されない。好ましい修飾GTPとしては、修飾(−)−エピガロカテキン−3−ガレート、その薬学的に受容可能な塩、プロドラッグ、または誘導体が挙げられ、コントロールと比較して、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染を処置するために有効な量である。実験用のコントロールまたはコントロール群は、当該分野において公知である。一般に、HSV複製の阻害に対する緑茶ポリフェノール組成物の効果は、HSVの阻害に対する、緑茶ポリフェノールを含まない組成物の効果と比較され得る。代表的な宿主としては、哺乳動物(例えば、ヒト)、または哺乳動物(例えば、ヒト)由来の細胞が挙げられる。
緑茶は、植物Camellia sinensisから製造される。Camellia sinensisは、カテキンポリフェノール、特に、没食子酸エピガロカテキン(EGCG)に富む。EGCGは、他のいずれの植物においても見出されておらず、チャにおいて見出される主要なカテキンである(Sharangi,Food Research International 2009;42:5−6)。EGCGは、FDAのリストに、安全な消費製品として載っている(Patersonら,Science 2005;310:451−453)。科学者らは、EGCGが、エンベロープ糖タンパク質(gp120)のその受容体(CD4)への結合を阻害することによって、HIVを阻害し得ることを示した(Williamsonら,Journal of Allergy Clinical Immunology.2006;118:1369−1374)。インフルエンザもまた、EGCGによって、赤血球凝集素エンベロープ糖タンパク質との相互作用(これは、エンベロープ構造の変化をもたらし得る)を介して阻害される(Songら,Antivirus Response.2005;68:66−74)。さらに、EGCGはまた、ウイルスDNA合成を妨害し、これによりウイルス複製を止めることによって、B型肝炎を阻害する(Heら,World Journal of Gastroenterology.2011;17(11):1507−1514)。
緑茶ポリフェノールは、脂質媒体への溶解度が乏しい。従って、親油性茶ポリフェノールはまた、脂溶性媒体中での使用について開示される。親油性茶ポリフェノール(LTPまたは修飾緑茶ポリフェノール)は、緑茶ポリフェノール(GTP)の触媒エステル化により調製され得る。
ここでR8は、直鎖、分枝鎖または環状の、飽和または不飽和の、置換または非置換のC1〜C30の基であり、ここでR8が環状である場合、R8はC3〜C30の基であり;そして
R6は、O、−NR9R10、またはSであり、ここでR9およびR10は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、置換もしくは非置換のC1〜C30の基であり、ここでR9および/またはR10が環状である場合、R9および/またはR10はC3〜C30の基であり;
ここでR1、R2、R3、R4、R5、R7、R9、またはR10のうちの少なくとも1つは、
この化合物は、必要に応じて賦形剤と組み合わせられる。
ただし、R1、R2、R3、R5がOHであり、そしてR7が
R11は、直鎖、分枝鎖、または環状の、飽和または不飽和の、置換または非置換のC1〜C30の基であり、ここでR11が環状である場合、R11はC3〜C30の基であり;
R5およびR6は独立して、O、−NR12R13またはSであり、ここでR12およびR13は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、置換もしくは非置換のC1〜C30の基であり、ここでR12および/またはR13が環状である場合、R12および/またはR13はC3〜C30の基であり;そして
ここでR1、R2、R3、R4、R7、R8、R9、およびR10のうちの少なくとも1つは独立して
この化合物は、必要に応じて賦形剤と組み合わせられる。
R11が、直鎖、分枝鎖、または環状の、飽和または不飽和の、置換または非置換のC1〜C30の基であり、ここでR11が環状である場合、R11はC3〜C30の基であり;
R5およびR6が独立して、O、−NR12R13またはSであり、ここでR12およびR13は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、または環状の、飽和または不飽和の、置換または非置換のC1〜C30の基であり、ここでR12および/またはR13が環状である場合、R12および/またはR13はC3〜C30の基であり;そして
ここでR1、R2、R3、R4、R7、R8、R9、およびR10のうちの少なくとも1つは独立して、
そしてR1、R2、R3、R7、R8、R9、およびR10がOHである場合、R4は
R11が、直鎖、分枝鎖、または環状の、飽和または不飽和の、置換または非置換のC1〜C30の基であり、ここでR11が環状である場合、R11はC3〜C30の基であり;
R5およびR6が独立して、O、−NR12R13またはSであり、ここでR12およびR13は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、置換もしくは非置換のC1〜C30の基であり、ここでR12および/またはR13が環状である場合、R12および/またはR13はC3〜C30の基であり;そして
ここでR1、R2、R3、R4、R7、R8、R9、およびR10のうちの少なくとも1つは独立して
そしてR1、R2、R3、R7、R8、R9、およびR10がOHである場合、R4は
ここでR8は、直鎖または分枝鎖のC16〜C25アルキル基であり、
R6は、O、−NR9R10、またはSであり、ここでR9およびR10は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、置換もしくは非置換のC1〜C30の基であり、ここでR9および/またはR10が環状である場合、R9および/またはR10はC3〜C30の基であり;
ここでR1、R2、R3、R4、R5、R7、R9、またはR10のうちの少なくとも1つは、
R11は、直鎖または分枝鎖のC16〜C25アルキル基であり;
R5およびR6は独立して、O、−NR12R13またはSであり、ここでR12およびR13は独立して、水素であるか、または直鎖、分枝鎖、もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、置換もしくは非置換のC1〜C30の基であり、ここでR12および/またはR13が環状である場合、R12および/またはR13はC3〜C30の基であり;そして
ここでR1、R2、R3、R4、R7、R8、R9、およびR10のうちの少なくとも1つは独立して
HSV1とHSV2との両方が、世界中のヒト集団にとって重大な脅威をもたらし、そして毎年この疾患に感染するヒトの数は、増加していることが示されている。EGCGの治療用途は、以前から提唱されているが、その元の形態のEGCGは、急激な酸化および抗ウイルス活性の損失なしに、局所塗布において実行するのに適切ではない。他方で、EGCGエステルは、この目的のために理想的な候補である。EGCGの脂質エステルは、酵素的にかまたは化学的にかのいずれかで、形成され得る(Chenら,Journal of Zhejiang University Science.2003;6:714−718)。
本開示の緑茶ポリフェノールを含有する組成物は、必要に応じて、もう1種の生物活性剤またはさらなる治療剤を含有する。特定の実施形態において、1種以上の生物活性剤は、緑茶ポリフェノールと結合体化し得る。生物活性剤としては、治療剤、予防剤および診断剤が挙げられる。これらは、有機分子または無機分子、タンパク質、ペプチド、糖類、多糖類、茶サポニン、ビタミン類、コレステロール、または核酸分子であり得る。代表的なビタミンとしては、脂溶性ビタミン(例えば、ビタミンD、ビタミンE、またはこれらの組み合わせ)が挙げられるが、これらに限定されない。治療剤の例としては、タンパク質(例えば、ホルモン、抗原、および増殖エフェクター分子);核酸(例えば、アンチセンス分子);ならびに有機低分子または無機低分子(例えば、抗菌剤、抗ヒスタミン薬、免疫調節剤、うっ血除去薬、神経活性剤、麻酔薬、アミノ酸、および鎮静剤)が挙げられる。診断剤の例としては、放射性同位体および放射線不透過剤が挙げられる。
修飾緑茶ポリフェノールに加えて、適切な抗乾癬剤としては、サリチル酸;フランカルボン酸モメタゾン;ステロイド(コルチゾンなどのコルチコステロイドおよびプロピオン酸オルクスクロベタゾール(oluxclobetasol propionate)が挙げられる);5−フルオロウラシル;エピネフリン;アントラリン;ビタミンD3アナログ(例えば、カルシポトリエン(calcipotriene));メトトレキサート;マソプロコール(masprocol);グルコン酸トリメタキセート(trimethaxate gluconate);レチノイド;シクロスポリン;パクリタキセル;5−アミノレブリン酸;ベルガソール(bergasol);スズ−エチルエチオプルプリン(tin−ethyl etio purpurin);ベンゾポルフィリン誘導体;抗体(例えば、ABX−IL8抗体、CD11aモノクローナル抗体およびICM3モノクローナル抗体);酵素インヒビター(トリプターゼインヒビターおよびホスホリパーゼA−2インヒビターが挙げられる);新脈管形成遮断剤;T細胞遮断剤、ならびにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
種々の公知の抗真菌剤が、記載される組成物を調製するために使用され得る。潜在的な抗真菌剤のリストは、「Martindale-The Complete Drug Reference」,第32版,Kathleen Parfitt,(1999)の367−389頁に見出され得る。適切な抗真菌薬としては、アンホテリシン、アモロルフィン、ビフォナゾール、ブロモクロロサリチルアニリド(bromochlorosalicyanilide)、ブクロサミド、ブテナフィン、ブトコナゾール、カンジシジン、クロルダントイン、クロルミダゾール、クロルフェネシン、クロロキシレノール(chlorxylenol)、シクロピロックスオラミン、シロフンギン、クロトリマゾール、クロコナゾール、エベルコナゾール(eberconazole)、エコナゾール、エニルコナゾール、フェンチクロール、フェンチコナゾール、フルコナゾール、フルシトシン、グリセオフルビン、ハチマイシン、ハロプロジン、ヒドロキシスチルバミン、イセチオネート、ヨードクロロヒドロキシキノン、イソコナゾール、イトラコナゾール、ケトコナゾール、ラノコナゾール、ルフルカルバン(luflucarban)、メパルトリシン、ミコナゾール、ナフチフィン、ナタマイシン、ネチコナゾール、ニフロキシム、ナイスタチン、オモコナゾール、オキシコナゾール、ペンタマイシン、プロピオン酸、プロチオファート、ピロールニトリン、ラブコナゾール(ravuconazole)、サペルコナゾール、硫化セレン、セルタコナゾール、スルベンチン、スルコナゾール、テルビナフィン、テルコナゾール(terconazole)、チオコナゾール、トルシクラート、トルナフテート、トリアセチン、チミダゾール(timidazole)、ウンデセン酸、ボリコナゾール、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。これらの剤のうちのいくつかは、抗菌活性もまた有することが公知である。
種々の公知の抗菌剤が、記載される組成物を調製するために使用され得る。潜在的な抗菌剤の列挙は、「Martindale-The Complete Drug Reference」,第32版,Kathleen Parfitt,(1999)の112−270頁に見出され得る。有用な抗菌剤のクラスとしては、アミノ配糖体、抗マイコバクテリア薬、セファロスポリンおよびβ−ラクタム、クロラムフェニコール、グリコペプチド、リンコサミド(lincosamide)、マクロライド、ペニシリン、キノロン、スルホンアミドおよびジアミノピリジン、テトラサイクリン、および多様なものが挙げられる。好ましい実施形態において、抗菌剤は、メトロニダゾール、チミダゾール、セクニダゾール、エリスロマイシン、バクトバン(bactoban)、ムピロシン、ネオマイシン、バシトラシン、シクロピロクス(cicloprox)、フルオロキノロン、オフロキサシン、セファレキシン、ジクロキサシリン、ミノサイクリン、リファンピン、ファムシクロビル、クリンダマイシン、テトラサイクリンおよびゲンタマイシンからなる群より選択される。
第一世代;セファロチン、セファゾリン(cephazolin)、セファラジン、セファロリジン、セフロキサジン、セファドロキシル(cephadroxil)、セファトリジン、セファレキシン、ピブセファレキシン(pivcephalexin)、セファクロール、およびセフプロジル。
防腐剤が、局所投与のために処方される組成物中に含まれ得る。適切な防腐剤としては、ヨウ素、ヨードフォア(カデキソマーヨードが挙げられる)、クロルヘキシジン、グルコネート、チメロサール、過酸化水素、ならびに過酸化物および過塩素酸塩(有機過酸化物および有機過塩素酸塩が挙げられる)が挙げられる。
皮膚保護剤が、局所投与のために処方される組成物中に含まれ得る。このような剤は、皮膚を滑らかにするのみでなく、皮膚の一体性を維持して損傷を防止することもまた補助し得る。適切な皮膚保護剤としては、アラントイン;カカオ脂;ジメチコーン;カオリン;サメ肝油;ワセリン;ラノリン;植物油;エトキシ化された油および脂質;ポリマー(例えば、ポリアルキレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリレート、エチルビニルアセテート、ポリアルキレングリコール);多糖類および修飾多糖類(例えば、ヒアルロン酸、セルロースエーテル、セルロースエステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、クロスカルメロース,およびデンプン);天然ゴムおよび樹脂(ゲル化してもゲル化しなくてもよく、例えば、アルギネート、カラゲナン、寒天、ペクチン、グルコマンナン(グアー、イナゴマメなど)、ガラクトマンナン(例えば、コンニャク)、アラビアゴム、トラガカントゴム(gum traganth)、キサンタン、スクレログルカン(schleroglucan)およびシェラック);ならびにコロイド状不溶性物質(例えば、酸化亜鉛および他の不溶性亜鉛塩、滑石粉末および他の微細天然鉱物);ならびにコロイド状シリカ、アルミナおよび他の金属酸化物が挙げられる。さらなる保護剤としては、フェノール系または非フェノール系の植物化学物質が挙げられ、リコペン、β−カロチン、α−カロチン、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、非カルチノイド、テルペノイド(erpeniods)、ペリリルアルコール(perillyl alcohol)、サポニン、テルペノール、テルペンリモノイド、アントシアニン、カテキン、イソフラボン、ヘスペリジン(hesperetin)、ナリンギン、ルチン、ケルセチン、シリマリン(silymarin)、タンゲレチン(tangeretin)、タンニン、フェノール酸、エラグ酸、クロロゲン酸、p−クマリン酸(パラ−クマリン酸(para−coumeric acid))、フィチン酸、フェルラ酸、バニリン、ケイ皮酸、ヒドロキシケイ皮酸、クルクミン、レスベラトロール(resveratrol)、リグニン(lignan)、グルコシノレーツ、イソチオシアネート、フェネチル、イソチオシアネート(sothiocyanate)、イソチオシアン酸ベンジル、スルフォラファン(sulforaphane)、インドール、インドール−3−カルビノール、チオスルホネート、フィトステロール、β−シトステロール、アントラキノン、センナ、バルバロイン、ヒペリシン(hypericin)、カプサイシン、ピペリン、クロロフィル、ベタイン、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
局所麻酔薬もまた、局所感染により引き起こされる疼痛およびかゆみを低減させる目的で、局所処方物において使用され得る。適切な局所麻酔薬としては、ベンゾカイン、リドカイン、ジブカイン、エチドカイン、ベンジルアルコール、ショウノウ、レゾルシノール、およびメタノールが挙げられる。
本開示の組成物に含まれ得る適切な抗ヒスタミン薬としては、塩酸ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、ジメンヒドリネート、ロラタジン、セチリジン、フェキソフェナジン、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
本開示の組成物はまた、1種以上の酸化防止剤を含有し得る。適切な酸化防止剤としては、亜鉛、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、α−カロチン、β−カロチン、クリプトキサンチン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチン(zeaxathin)、カテキン、レスベラトロール(reserveratrol)、プロアントシアニジン、補酵素Q10、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
式I、式II、またはこれらの両方による脂溶性緑茶ポリフェノールを含む、本明細書中に開示される化合物の処方物は、安全かつ有効であると考えられる材料からなる薬学的に受容可能な賦形剤を使用して調製され得、そして望ましくない生物学的副作用も望まれない相互作用も引き起こさずに、個体に投与され得る。これらの賦形剤は、本明細書中に開示される1種以上の脂溶性緑茶ポリフェノール化合物以外の、薬学的処方物中に存在する全ての成分である。本明細書中で一般的に使用される場合、「賦形剤」としては、界面活性剤、乳化剤、エマルジョン安定剤、皮膚軟化剤、緩衝剤、溶媒および防腐剤が挙げられるが、これらに限定されない。
好ましい賦形剤としては、界面活性剤(特に、非イオン性界面活性剤);乳化剤(特に、乳化蝋);および液体の不揮発性非水性材料(特に、プロピレングリコールなどのグリコール)が挙げられる。油相は、薬学的に認可されている他の油性賦形剤を含有し得る。例えば、ヒドロキシ化されたヒマシ油またはゴマ油などの材料が、油相において、界面活性剤または乳化剤として使用され得る。
適切な皮膚軟化剤としては、当該分野において一般的に公知であり、そして「Handbook of Pharmaceutical Excipients」,第4版,Pharmaceutical Press,2003などの概説書に列挙されているものが挙げられる。これらとしては、扁桃油、ヒマシ油、セラトニア(ceratonia)抽出物、セトステアロイルアルコール(cetostearoyl alcohol)、セチルアルコール、セチルエステル蝋、コレステロール、綿実油、シクロメチコーン(cyclomethicone)、パルミトステアリン酸エチレングリコール、グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラノリン、レシチン、軽鉱物油、中鎖トリグリセリド、鉱油およびラノリンアルコール、ワセリン、ワセリンおよびラノリンアルコール、ダイズ油、デンプン、ステアリルアルコール、ヒマワリ油、キシリトールおよびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。1つの実施形態において、皮膚軟化剤は、エチルヘキシルステアレートおよびパルミチン酸エチルヘキシルである。
適切な界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤および両性界面活性剤が挙げられる。陰イオン性界面活性剤としては、硫酸アルキル、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、硫酸モノグリセリド;スルホン酸アルキル、スルホン酸アルキルアミド、スルホン酸アルキルアリール、スルホン酸オレフィン、スルホン酸パラフィン;スルホコハク酸アルキル、アルキルエーテルスルホスクシネート、スルホコハク酸アルキルアミド;スルホスクシンアミド酸アルキル;スルホ酢酸アルキル;リン酸アルキル、アルキルエーテルホスフェート;サルコシン酸アシル、イセチオン酸アシルおよびN−アシルタウレート(N−acyl taurate)の、アルカリ性塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩およびマグネシウム塩が挙げられる。これらの種々の化合物中のアルキル基またはアシル基は、一般に、8個〜30個の炭素原子を含む炭素ベースの鎖からなる。
適切な乳化剤としては、アカシア、陰イオン性乳化蝋、ステアリン酸カルシウム、カルボマー、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、コレステロール、ジエタノールアミン、パルミトステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリル、ヒドロキシプロピルセルロース、ハイプロメロース(hypromellose)、ラノリン、含水物質(hydrous)、ラノリンアルコール、レシチン、中鎖トリグリセリド、メチルセルロース、鉱油およびラノリンアルコール、一塩基性リン酸ナトリウム、モノエタノールアミン、非イオン性乳化蝋、オレイン酸、ポロキサマー、ポロキサマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシエチレン、アルギン酸プロピレングリコール、自己乳化性モノステアリン酸グリセリル、クエン酸ナトリウム脱水和物、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビタンエステル、ステアリン酸、ヒマワリ油、トラガカント、トリエタノールアミン、キサンタンゴムおよびこれらの組み合わせが挙げられる。1つの実施形態において、乳化剤は、ステアリン酸グリセロールである。
緩衝剤は、好ましくは、組成物を約4のpH〜約7.5のpH、より好ましくは、約4のpH〜約7のpH、そして最も好ましくは、約5のpH〜約7のpHに緩衝する。
別の実施形態において、緑茶ポリフェノールは、マイクロカプセルへのカプセル化によって、ポリマー成分に組み込まれ得る。マイクロカプセルは、キャリア、コーティング、またはマトリックスの大部分の材料とは異なる材料から製造され得る。適切なマイクロカプセルは、宿主において腐食する材料から製造されるもの、または緑茶ポリフェノールがマイクロカプセルから拡散することを可能にするように製造されるものである。このようなマイクロカプセルは、カプセル化された緑茶ポリフェノールの、マイクロカプセルからの制御された放出を提供するために使用され得る。
別の実施形態は、1種以上の緑茶ポリフェノール、修飾緑茶ポリフェノール、特に、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートの、薬学的に受容可能な塩、あるいはその薬学的に受容可能な多型、溶媒和物、水和物、脱水和物、共晶、無水物、非晶質形態、およびこれらの組み合わせを含有する、薬学的組成物および剤形を提供する。本開示の化合物の特定の塩としては、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩、およびこれらの水和物が挙げられるが、これらに限定されない。
1種以上のGTP、修飾GTP、またはこれらの組み合わせを含有する、本開示の組成物は、ウイルス感染の1つ以上の症状を処置するために有用である。好ましくは、本開示の組成物は、ヒトまたは動物の身体の表面領域(皮膚、粘膜、毛、歯、爪および唇が挙げられる)への局所塗布のために、処方される。
(A.修飾緑茶ポリフェノール)
修飾緑茶ポリフェノール(好ましくは、非修飾緑茶ポリフェノールと比較して脂質溶解度が増加している修飾緑茶ポリフェノール)は、例えば、ChenおよびDu,(2003)Chinese J Chem,21:979−981(これは、許容される場合、その全体が本明細書中に参考として援用される)により記載された方法によって生成され得る。手短に言えば、緑茶ポリフェノールを、望ましい数の炭素を有する塩化アシルと酢酸エチル中で反応させる。この反応物を濾過し、そしてその反応溶液を脱イオン水で洗浄する。上層である有機層をエバポレートし、そして減圧下で乾燥させる。この脂溶性緑茶ポリフェノールは、例えばChenら(2002)J.Chromatography,982:163−165(これは、許容される場合、その全体が本明細書中に参考として援用される)に記載されるような高速向流クロマトグラフィーを使用して、単離され得る。次いで、この単離された脂溶性緑茶ポリフェノールは、組成物(例えば、局所処方物)に処方され得る。
一般に、エマルジョンは、乳化と粘度と安定性と外観との望ましい釣り合いを達成する目的で、他の多数の物質の存在下で調製される。例えば、エマルジョンの処方は通常、少なくとも1種、そして頻繁には数種の組み合わせの乳化剤を必要とする。これらの剤は、一方の非混和性相の他方への分散を容易にし、そしてこのエマルジョンを安定化するのを補助する。乳化剤およびそれらの用途の包括的な概説は、Becher,P.Encyclopedia of Emulsion Technology,Dekker編,1983に見出され得る。
(材料および方法)
(緑茶ポリフェノール溶液)
2つの異なるポリフェノール、EGCGおよびEGCGエステル、すなわち、EGCGパルミテートを試験した。EGCGパルミテート(以下、EGCGエステルともいう)は、以下の構造:
Vero細胞を6ウェルプレートで平板培養し、24時間後、様々な濃度のEGCGまたはEGCGエステル(12.5μM、25μM、50μM、75μM、100μM)を、それぞれ各ウェルに添加した。1時間後、ポリフェノールを吸引によって除去し、細胞をPBSで洗った。DMEM培地を各ウェルに入れ、細胞を24時間にわたってインキュベートした。その後、細胞を血球計およびトリパンブルー(これは、死細胞を青く染色するが、生細胞は白色のままにする)を用いて数えた。
Vero細胞をATCC(Manassas,VA)から購入し、5%胎仔ウシ血清(FBS)および1ug/mLゲンタマイシンを補充したダルベッコ最小必須培地(DMEM)を含むT25フラスコ中で、37℃および5%CO2においてコンフルエントまで培養した。細胞増殖を、Micrometricsデジタルカメラが取り付けられたACCU−SCOPE位相差顕微鏡およびMicrometric SE Premiumソフトウェアを用いて注意深くモニターした。この培養を維持するために、Vero細胞のコンフルエントな単層を、500μLのトリプシン/EDTAを用いて5分間トリプシン処理した。その後、4.5mLの培地をT−25フラスコに添加し、細胞を6ウェルプレートまたは他のT−25フラスコ中で二次培養し、コンフルエントまでインキュベートした。
Vero細胞を用いたHSVプラークアッセイを、エピガロカテキンガレート(EGCG)の添加を伴なって、およびこれを伴なわずに行った。無処理HSVプラークは結果として、1.03×107PFU/mlのウイルス力価であった。100μMのEGCGを加えた場合、ウイルスプラークは観察されなかった。これらの結果は、EGCGがHSV感染を阻害したことを示している。
(方法および材料)
(細胞傷害性アッセイ)
Vero細胞を、様々な濃度(12.5μM、25μM、50μM、75μM、100μM)のEGCGまたはEGCGエステルと共に6ウェルプレートで平板培養した。細胞を、カメラが取り付けられたACCU−Scope 3002顕微鏡を用いて、48時間後に形態および増殖の変化について研究した。
Vero細胞をATCC(Manassas,VA)から購入し、5%胎仔ウシ血清(FBS)および1ug/mLゲンタマイシンを補充したダルベッコ最小必須培地(DMEM)を含むT25フラスコ中で、37℃および5%CO2においてコンフルエントまで培養した。細胞増殖を、Micrometricsデジタルカメラが取り付けられたACCU−SCOPE位相差顕微鏡およびMicrometric SE Premiumソフトウェアを用いて注意深くモニターした。この培養を維持するために、Vero細胞のコンフルエントな単層を、500μLのトリプシン/EDTAを用いて5分間トリプシン処理した。その後、4.5mLの培地をT−25フラスコに添加し、細胞を6ウェルプレートまたは他のT−25フラスコ中で二次培養し、コンフルエントまでインキュベートした。
細胞は、より高濃度のEGCGおよびEGCGエステルを用いたことによって顕著な影響を受けることはなかった。
(方法および材料)
(細胞培養の維持)
Vero細胞をATCC(Manassas,VA)から購入し、5%胎仔ウシ血清(FBS)および1ug/mLゲンタマイシンを補充したダルベッコ最小必須培地(DMEM)を含むT25フラスコ中で、37℃および5%CO2においてコンフルエントまで培養した。細胞増殖を、Micrometricsデジタルカメラが取り付けられたACCU−SCOPE位相差顕微鏡およびMicrometric SE Premiumソフトウェアを用いて注意深くモニターした。この培養を維持するために、Vero細胞のコンフルエントな単層を、500μLのトリプシン/EDTAを用いて5分間トリプシン処理した。その後、4.5mLの培地をT−25フラスコに添加し、細胞を6ウェルプレートまたは他のT−25フラスコ中で二次培養し、コンフルエントまでインキュベートした。
緑色蛍光HSV生合成を、蛍光顕微鏡検査および微分干渉コントラスト(DIC)顕微鏡検査を用いてコントロールVero細胞において観察した。細胞をガラスカバースリップ上で増殖させ、コンフルエンスまで到達させた。その後これらを、コントロールHSVまたは事前処理したHSVのいずれかに1時間感染させた。経時的研究を行い、その中で、ウイルスを1時間にわたって吸着させ、その後、吸引によって除去した。細胞をPBSで洗い、培地を各ウェルに添加した。8時間後、10時間後および12時間後、細胞を1:1アセトンおよびメタノール溶液を用いて固定し、微分干渉コントラスト設定を用いて、Zeiss Axiovision蛍光顕微鏡下で可視化した。
HSV1/Vero細胞およびEGCGエステル−HSV1/Vero細胞を、感染後8時間で観察した。HSV1/Vero細胞についての位相差画像は、EGCGエステル−HSV1/Vero細胞のものとは非常に異なる。HSV1/Vero細胞の細胞形態は、大きく変化しており、この細胞における溶解ウイルス感染を示していた。EGCGエステル−HSV1/Veroの細胞形態は、細胞単独の画像に非常に類似している。100μMのEGCGまたは100μMのEGCGエステルで処理したウイルスは、複製したり、さらなるビリオンを形成したりすることはできなかった。この結果は、EGCGエステルで処理された場合、HSV1は、その溶解サイクルを続けることができなかったことを意味している。HSV1/Vero細胞をDAPI染色で染色したとき、EGCGエステル−HSV1/Vero細胞と比較して、細胞核において明らかな差異が存在する。顕著な顆粒化および縁の異常(demargination)はHSV1/Vero細胞においてのみ見られ、このことは、ウイルス感染の正常な発生を示している。
(材料および方法)
(細胞増殖アッセイ)
細胞増殖キット(G5421,Promega Corp.)を使用した。これは、細胞増殖を決定するための比色定量の方法である。このキットは、テトラゾリウム化合物および電子カップリング試薬(フェナジンメトサルフェート)を含む。生細胞のみがテトラゾリウム化合物を可溶性ホルマザンに生物的に還元する(bioreduce)ことができる。したがって、形成され、490nmの吸光度で測定されたホルマザンの量は、生細胞数に正比例する。細胞を96ウェルプレートで平板培養し、24時間後、様々な濃度(12.5μM、25μM、50μM、75μM、100μM)のポリフェノールで処理して1時間吸着させた。その後、ポリフェノールを吸引によって除去し、100μLの新鮮なDMEMを各ウェルに添加した。24時間後、20μLのMTS試薬を培地中の細胞100μL毎に添加した。プレートを、37℃、5%CO2で4時間インキュベートし、その後、プレートリーダーを用いて吸光度を読み取った。
以前の結果は、EGCGエステルが、Vero細胞の細胞傷害および生存率に対して顕著な影響を示さないことを示した。本研究では、細胞増殖を以前に記載されたものと同じ条件下で調査した。各実験は3連でアッセイし、この比色定量アッセイの吸光度を、96ウェルELISAプレートリーダーを使用して、490nmで記録した。結果を表3および図2に示す。
(材料および方法)
(プラークアッセイを用いたウイルス力価研究)
Vero細胞を6ウェルプレートで平板培養し、コンフルエンスまで到達させた。HSVビリオンを細胞感染の前に、それぞれの濃度のポリフェノール(12.5μM、25μM、50μM、75μM、100μM)で1時間処理した。その後、細胞をHSVに感染させ、1時間吸着させた。その後、吸着しなかったウイルスを吸引によって除去した。その後、プレートを栄養培地含有寒天で覆った。50時間以内に、クリスタルバイオレットで細胞を染色してプラークを可視化し、観察して、数えた。
Vero細胞をATCC(Manassas,VA)から購入し、5%胎仔ウシ血清(FBS)および1ug/mLゲンタマイシンを補充したダルベッコ最小必須培地(DMEM)を含むT25フラスコ中で、37℃および5%CO2においてコンフルエントまで培養した。細胞増殖を、Micrometricsデジタルカメラが取り付けられたACCU−SCOPE位相差顕微鏡およびMicrometric SE Premiumソフトウェアを用いて注意深くモニターした。この培養を維持するために、Vero細胞のコンフルエントな単層を、500μLのトリプシン/EDTAを用いて5分間トリプシン処理した。その後、4.5mLの培地をT−25フラスコに添加し、細胞を6ウェルプレートまたは他のT−25フラスコ中で二次培養し、コンフルエントまでインキュベートした。
プラークアッセイを使用してウイルス力価を決定し、ウイルス粒子生産に対する50μMのEGCGおよびEGCGエステルの効果を研究した。ウイルス溶解物の連続希釈を10−1から10−7で実施し、その後、細胞をこの希釈物でそれぞれ感染させた。HSV1/Vero細胞の実験において、プラークを10−3から10−5ウイルス溶解物の希釈で観察し、ウイルス力価は、1.25×106PFU/mlであった。50μMのEGCG−HSV1/Vero細胞の実験において、プラークを、10−3から10−4でしか観察せず、ウイルス力価は、1×105PFU/mlであった。最後に、50μMのEGCGエステル−HSV1/Vero細胞の実験において、全てのウイルス溶解物の希釈において、プラーク形成を観察しなかった。この結果を、図3において要約する。この図は、HSV1/Vero力価とEGCG−HSV1/Vero力価とを比較したとき、1/10に低減することを示している。さらに、HSV1/Vero力価と比較したEGCGエステル−HSV1/Vero力価においては、さらなる大きな低減を示す。これは、EGCGエステルが、HSV1阻害において、EGCGと比較したときに、より強力であることを示す。
(材料および方法)
(緑色蛍光タンパク質(GFP)を伴なったEsherichia coliアンピシリン耐性プラスミド)
Esherichia coliのアンピシリン耐性株を、アンピシリンおよびL−アラビノース(Larabinose)存在下のLuria Broth(LB)で当初増殖させた純粋なコロニーから単離した。コロニーを、コロニー移動の前に100μlのアンピシリンおよび100μlのL−アラビノースを補充した新たなLBに移動させた。使用したアンピシリンの濃度は100ng/mLであった。L−アラビノースの濃度を、連続希釈を用いて作り、5%パーセント溶液を作るためには1:10比と設定した。
GFP発現を、GFPプラスミドを含むEscherichia coli、およびGFPプラスミドを含まないEscherichia coliにおいて研究した。使用した蛍光計はTunerデジタル蛍光計−モデル450であった。サンプルを3mLのH2Oに入れ、連続希釈を各サンプルの最初の3mLから行った。標準希釈曲線をこの連続希釈物から得た。次に、Vero細胞をT−75フラスコで増殖させ、コンフルエンスに到達させた。HSV1ビリオンを、細胞感染の前に75μMのポリフェノールで3時間処理した。その後、細胞を、処理したHSV1−UL46および無処理のHSV1−UL46に感染させ、1時間吸着させた。その後、吸着しなかったウイルスを、PBSで細胞を2回洗うことで除去した。その後、細胞を37℃で12時間インキュベートした。その後、細胞をトリプシン処理し、ペレットにした。最後に、細胞を3mLのH2Oに再懸濁させ、蛍光計を用いてGFP発現について分析した。3mlの水をブランクサンプルとして使用した。より高い蛍光感度のためにGain knobを1000にセットした。
緑色蛍光タンパク質タグを有するHSVを用いて、HSVウイルスのライフサイクルを研究すること、およびインビトロHSV感染に対する親油性茶ポリフェノールの潜在的効果を研究することが可能である(Willard,M.Journal of Virology.2002;10:5220−5232)。エステル修飾EGCGが、HSV感染に対して類似またはより良好な結果を有することを証明すれば、将来の動物およびヒト研究を、ヒトの単純ヘルペスウイルス感染を防ぐための、安定で、効果的な局所適用に向けて行うことができる。性的伝染HSVは、宿主細胞に非常に迅速に感染する。したがって、初期ウイルス感染の前にHSVを阻害するための有効な抗ウイルス薬物が作製されることが必要である(Isaacs CE,et al.Antimicrobial Agents and Chemotherapy.2008;52(3):962−970)。
Vero細胞をATCC(Manassas,VA)から購入し、5%胎仔ウシ血清(FBS)および1ug/mLゲンタマイシンを補充したダルベッコ最小必須培地(DMEM)を含むT25フラスコ中で、37℃および5%CO2においてコンフルエントまで培養した。細胞増殖を、Micrometricsデジタルカメラが取り付けられたACCU−SCOPE位相差顕微鏡およびMicrometric SE Premiumソフトウェアを用いて注意深くモニターした。この培養を維持するために、Vero細胞のコンフルエントな単層を、500μLのトリプシン/EDTAを用いて5分間トリプシン処理した。その後、4.5mLの培地をT−25フラスコに添加し、細胞を6ウェルプレートまたは他のT−25フラスコ中で二次培養し、コンフルエントまでインキュベートした。
HSV1−UL46ウイルスをATCC(Manassas,VA)から購入した。ウイルスの継代を、T−25フラスコ中で行い、細胞を完全細胞変性効果(CPE)に到達させた。その後、培地を15mLのトルネードチューブに収集し、1000rpmで10分間遠心分離して、細胞の残屑を除去した。その後、ウイルス含有上清を、必要なときまで−80℃未満に置いておいた。
本研究で使用したウイルスモデルシステムであるHSV−GFPUL46は、HSV1 UL46遺伝子に緑色蛍光タンパク質(GFP)タグを有する。本研究において、蛍光計を使用して、感染Vero細胞における緑色蛍光タンパク質発現を測定した。細胞中のGFP発現を定量的に決定するため、標準希釈曲線を、GFP挿入物を含むEscherichia coli(E.coli)を用いて生成した。さらに、GFP挿入物を有さないEscherichia coliを、ネガティブコントロールとして使用した。E.coli培養物の連続希釈物を材料および方法のセクションに記載したように調製した。結果を表4および図5に示す。結果で示されているように、線形の希釈曲線を、GFPを伴なったE.coliの連続希釈培養物を用いて首尾よく生成した。ネガティブコントロールは、非常に低い読み取り値を示す。この実験は、蛍光計の使用が、GFP発現の定量的測定を提供するのに適していることを示した。
(方法および材料)
各プライマーセット1〜9についてのPCR産物を配列決定し、NCBI相同性サーチを用いて分析した。その結果は、報告されたHSV1配列への高い相同性を示唆した。表6〜14は、各配列で行ったBlastサーチからの結果を示している。したがって、デザインしたプライマーを用いて、HSV1/Vero細胞に対するEGCGエステルの阻害の分子機構を首尾よく研究することができる。プライマーの配列は以下の通りである。
公表された配列に基づいて9つのセットのプライマーを、HSV1ゲノムの様々な領域を伸長開始させるようにデザインした。HSV1糖タンパク質Dを標的とするように、2つのセットのプライマーをデザインした。これらは、フォワードが5’−AGACGTCCGGAAACAACCCTACAA−3’(配列番号2)、リバースが5’−ACACAATTCCGCAAATGACCAGGG−3’(配列番号3)を含む。第2のセットは、フォワードが5’−TTGTTTGTCGTCATAGTGGGCCTC−3’(配列番号4)、リバースが5’TGGATCGACGGTATGTGCCAGTTT−3’(配列番号5)を含む。次に、HSV1糖タンパク質Bを標的とするように、2つのセットのプライマーをデザインした。プライマーは以下:フォワードが5’AGATTCTGCGGTACTGCGATCACT−3’(配列番号6)、リバースが5’−ACGGAACACAAACAAGCACGGATG−3’(配列番号7)である。第2のセットは、フォワードが5’−AGCTGATTATCGCCACCACACTCT−3’(配列番号8)、リバースが5’−TGGCGTTGATCTTGTCGATCACCT−3’(配列番号9)を含む。第3のセットのプライマーは、以前にデザインされており、S.Moira BrownおよびAlasdair R.MacLeanによって、書物、Herpes Simplex Virus Protocolsにおいて公表されている。このセットは、フォワードが5’ATTCTCCTCCGACGCCATATCCACCTT−3’(配列番号10)、リバースが5’−AGAAAGCCCCCATTGGCCAGGTAGT−3’(配列番号11)を含む。1セットのプライマーを、HSV1のUL46遺伝子に結合した緑色蛍光タンパク質を標的とするようにデザインした。これは、フォワードが5’−GACCCTGAAGTTCATCTGCACCA−3’(配列番号14)、リバースが5’−AACTCCAGCAGGACCATGTGAT−3’(配列番号15)を含む。GFPに対してデザインされた第2のセットのプライマーは、すでにデザインされている42。これは、フォワードが5’−GTCAAAGCTTAAGATGGTGAGCAAGG−3’(配列番号12)、リバースが5’−CTTGAAGCTTCTTGTACAGCTCGTCC−3’(配列番号13)を含む。最後に、UL46遺伝子に対応するHSV1テグメントタンパク質VP11/12を標的とするように2つのセットのプライマーをデザインした。プライマーは以下:フォワードが5’−ACCAAGCCTTGATGCTCAACTCCA−3’(配列番号16)、リバースが5’−ACAACACGGTTCCCGAGAGTTTGA−3’(配列番号17)である。第2のセットは、フォワードが5’−ACCAAGCCTTGATGCTCAACTCCA−3’(配列番号18)、リバースが5’ACACAACACGGTTCCCGAGAGTTT−3’(配列番号19)を含む。反応混合物は、1μLの抽出DNA、1μLのフォワードプライマーおよび1μLのリバースプライマー、12.5μLのMaster Mix、ならびに9.5μLのdiH2Oを含んだ。この混合物をPCRチューブに入れ、Labnet MultiGene IIサーマルサイクラー(Labnet International,Edison NJ)内に置いた。反応プロファイルは、95℃で2分間の初期変性、その後、95℃で30秒間の変性、60℃で1分間のアニーリング、および72℃で30秒間の伸長のサイクルであった。最後のステップは、72℃で10分間の最終伸長段階を含んだ。一旦、サイクルが終われば、サンプルを4度まで冷却し、その後、アガロースゲル電気泳動での将来の分析のために、−20℃のフリーザーに保管した。
ポリメラーゼ連鎖反応産物を、1%アガロースゲル上で分析し、可視化した。各ゲルは、0.5gのアガロース(USB Corporation,Cat No32802)を秤量し、それを50mLの1×TAE(Tris−酢酸−EDTA)緩衝液と合わせて、作製した。この混合物を、アガロースが完全に溶解するまで、電子レンジで1分間加熱した。その後、この混合物をゲル用具に注ぎ、凝固させた。ウェルを作るために、ゲルコームをゲルの一端で使用した。一旦、ゲルが凝固したら、サンプルを各ウェルにロードした(2μLの10×ローディング色素+10μLのPCR産物)。Hi−Lo DNAマーカーを第1のウェルにロードした。115Vで1時間ゲル泳動を行った(run)。その後、このゲルをエチジウムブロマイドで15分間染色し、さらに15分間水で洗った。その後、このゲルを、Kodak Image Station 440 CF(Perkin Elmer Life Sciences,Waltham,MA)を用いてUV光下で分析した。
リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応において用いるために、HSV1糖タンパク質Dを伸長開始する1セットのプライマーをデザインした。このセットは、フォワードが5”−CAACCCTACAACCTGACCATC−3’(配列番号20)、リバースが5’TTGTAGGAGCATTCGGTGTAC−3’(配列番号21)を含む。各チューブ(ネガティブコントロール−DNA無しを除く)は、10μLのFast SYBR緑色マスター混合物(ABI Fast SYBR Green Master Mix)、1μLのフォワードプライマー、1μLのリバースプライマー、1μLのゲノムDNAおよび6μLのDi H2Oを含んだ。サンプルにABI StepOnePlusリアルタイムPCRシステムを実行した(run)。この実行方法は、95℃で5分間の保持段階、その後、95℃で1分間の変性、60℃で1分間のアニーリングおよび72℃で30秒間の伸長を40サイクルであった。次に、融解曲線段階は、95℃で15秒間、その後、60℃で1分間、そして95℃で15秒間を含んだ。
細胞を60mmプレートで増殖させ、コンフルエンシーまで到達させた。その後、細胞を、処理HSV1および無処理HSV1に、1時間、37℃および5%CO2で感染させた。吸収期間の後、細胞をPBSで洗い、培地をプレートに添加した。12時間後、細胞をトリプシン処理し、DNAを、DNeasy Blood and Tissue Handbook(Qiagen 2006)を用いて抽出した。その後、DNA濃度を、Nanodrop Specrophotometerを用いて測定した。
HSV1/Vero細胞およびEGCGエステルHSV1/Vero細胞から抽出したDNAを精製および単離し、その量および純度をNanodrop分光光度計ND1000によって決定した。コントロールサンプルは、566.4ng/μLを含み、75μMのEGCGエステルサンプルは560.1ng/μLを含み、細胞のみのサンプルは、562.8ng/μLを含んだ。量における各サンプル中のDNA濃度が類似しているので、比較PCRベースアッセイを行うために、一定量の糖タンパク質Dのプライマーと共に、各サンプル由来の1μLを使用した。Kodak Image analyzer440CFを用いて、各実験のバンド強度を測定した。コントロールバンドの読み取りは、445.92、588.24、および541.73であり、平均は525.29であった。75μMのEGCGエステルのバンドの読み取りは353.87、438.47および407.82であり、平均は400.05であった。PCR産物の75μMのEGCGエステルHSV1/Vero細胞の強度は、HSV1/vero細胞の強度より低かった。
図12A〜12Bは、1人のボランティア被験体の口の領域の写真である。この被験体は、単純ヘルペス発生を報告した。図12Aに示した単純ヘルペスの発生において(すなわち、10分以内から12時間まで、その間いつも、この被験体は、刺痛、かゆみ、炎症、紅斑、過敏症および/または苦痛を、病変がおそらく出現する領域において経験した)、本発明による組成物、すなわち、EGCGステアレートを含む組成物、すなわち、
図13A〜13Hは、ボランティア被験体の口の写真である。この被験体は、単純ヘルペス発生を報告した。単純ヘルペスの発生を図13Aに示す。単純ヘルペスの水疱段階において(すなわち、12時間後、単純ヘルペス形成の水疱段階の開始時)、本発明による組成物、すなわち、EGCGステアレートを含む組成物、すなわち、
Claims (13)
- 少なくとも1つの位置でC1〜C30の基でエステル化された緑茶ポリフェノールを有効量で含有する組成物であって、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染の少なくとも1つの症状を処置することによって、被験体におけるHSV感染を処置する際に使用するための、組成物。
- 前記緑茶ポリフェノールが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートである、請求項1に記載の使用のための組成物。
- 前記緑茶ポリフェノールが、以下の構造
による、4’位で脂肪酸エステルでエステル化された(−)−エピガロカテキン−3−ガレートであり、該脂肪酸エステルが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートと、ブタン酸、ヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸(パルミチン酸)、9−ヘキサデセン酸、オクタデカン酸(ステアリン酸)、9−オクタデセン酸、11−オクタデセン酸、9,12−オクタデカジエン酸、9,12,15−オクタデカトリエン酸、6,9,12−オクタデカトリエン酸、エイコサン酸、9−エイコセン酸、5,8,11,14−エイコサテトラエン酸、5,8,11,14,17−エイコサペンタエン酸、ドコサン酸、13−ドコセン酸、4,7,10,13,16,19−ドコサヘキサエン酸、またはテトラコサン酸とのエステルである、請求項1または2に記載の使用のための組成物。 - 前記脂肪酸エステルが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートとステアリン酸とのエステルである、請求項3に記載の使用のための組成物。
- 前記脂肪酸エステルが、(−)−エピガロカテキン−3−ガレートとパルミチン酸とのエステルである、請求項3に記載の使用のための組成物。
- 前記被験体がヒトである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- 前記組成物が麻酔薬をさらに含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- 前記組成物が局所投与のために処方されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- 前記組成物が経口投与のために処方されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- 前記緑茶ポリフェノールが、(−)−エピカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキン−3−ガレート、これらのエナンチオマー、これらの異性体、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1に記載の使用のための組成物。
- 前記HSVがHSV−1である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- 前記組成物が、少なくとも2種の緑茶ポリフェノールを含有し、該緑茶ポリフェノールは独立して、C1〜C30の基でエステル化されており、該C1〜C30の基は、同じであるかまたは異なる、請求項1〜11のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
- HSVが、単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)、単純ヘルペスウイルス2型(HSV−2)、エプスタイン−バーウイルス(EBV)、サイトメガロウイルス(CMV)、水痘−帯状ヘルペスウイルス(VZV)、ヒトヘルペスウイルス6(突発性発疹または小児バラ疹)およびヒトヘルペスウイルス8(カポージ肉腫関連ヘルペスウイルス)のうちのいずれかである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の使用のための組成物。
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