JP2013014154A - ダクト一体型フロア嵩上げ材 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量化を達成しつつ十分な剛性を確保可能なダクト一体型フロア嵩上げ材を提供する。
【解決手段】上面壁12と裏面壁14との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用されるブロー成形による一体中空二重壁構造であって、上面壁12および裏面壁14により内部にエア流路を形成するダクト部と、第1長溝23あるいは第2長溝24の対向する側壁の他方、上面壁12、裏面壁14および周側壁により構成される中空部とが、互いに仕切られる態様で形成され、中空部の上面壁12あるいは裏面壁14の第1長溝23あるいは第2長溝24に沿う縁部には、所定の間隔を隔てて、それぞれ上面壁12あるいは裏面壁14から内方へ突出する溝状であって、第1長溝23あるいは第2長溝24に臨むように開口部を形成した補強リブが複数設けられる、ことを特徴とするダクト一体型フロア嵩上げ材。
【選択図】図3
【解決手段】上面壁12と裏面壁14との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用されるブロー成形による一体中空二重壁構造であって、上面壁12および裏面壁14により内部にエア流路を形成するダクト部と、第1長溝23あるいは第2長溝24の対向する側壁の他方、上面壁12、裏面壁14および周側壁により構成される中空部とが、互いに仕切られる態様で形成され、中空部の上面壁12あるいは裏面壁14の第1長溝23あるいは第2長溝24に沿う縁部には、所定の間隔を隔てて、それぞれ上面壁12あるいは裏面壁14から内方へ突出する溝状であって、第1長溝23あるいは第2長溝24に臨むように開口部を形成した補強リブが複数設けられる、ことを特徴とするダクト一体型フロア嵩上げ材。
【選択図】図3
Description
本発明は、ダクト一体型フロア嵩上げ材に関し、より詳細には、軽量化を達成しつつ十分な剛性を確保可能なダクト一体型フロア嵩上げ材に関する。
従来から、自動車のフロア面の高さを調整するのに樹脂製車両用フロア嵩上げ材が利用されている。
樹脂製車両フロア嵩上げ材は、仕様に応じて所定厚み(高さ)を備えた略矩形状のパネル状であり、軽量化が要求されるとともに、自動車のフロアパン、主に運転席の足元に設置され、上面に運転主の足が載置される点で、剛性、特に圧縮剛性が要求されることから、上面壁と裏面壁との間を延びて、両壁を連結するリブを内部に設けた一体中空構造体が採用されている。
樹脂製車両フロア嵩上げ材は、仕様に応じて所定厚み(高さ)を備えた略矩形状のパネル状であり、軽量化が要求されるとともに、自動車のフロアパン、主に運転席の足元に設置され、上面に運転主の足が載置される点で、剛性、特に圧縮剛性が要求されることから、上面壁と裏面壁との間を延びて、両壁を連結するリブを内部に設けた一体中空構造体が採用されている。
このようなフロア嵩上げ材は、樹脂製一体中空構造体であることから、その成形方法は、射出成形よりもブロー成形の方が、技術的に有利であり、たとえば特許文献1は、ブロー成形による自動車用フロア嵩上げ材の製造方法を開示する。
この自動車用フロア嵩上げ材の製造方法は、分割金型内の溶融パリソンをブロー成形するものであり、分割金型の型開き段階と、溶融パリソンを型開きした分割金型の間に垂下する段階と、分割金型を型締めして、溶融パリソン内に加圧流体を吹き込む段階とから概略構成される。
この自動車用フロア嵩上げ材の製造方法は、分割金型内の溶融パリソンをブロー成形するものであり、分割金型の型開き段階と、溶融パリソンを型開きした分割金型の間に垂下する段階と、分割金型を型締めして、溶融パリソン内に加圧流体を吹き込む段階とから概略構成される。
より詳細には、間隔をおいて対向する表壁と裏壁とを有する中空二重壁構造の自動車用フロア嵩上げ材の製造方法であって、自動車用フロア嵩上げ材の表壁側に溝状に凹んだ複数の溝状リブを形成するための板状に突出したリブ形成部を有する一方の金型と、自動車用フロア嵩上げ材の裏壁側に略円錐状に窪んだ複数の円錐状リブを形成するための略円錐状に突出したリブ形成部を有する他方の金型とを備えた分割金型を型開きし、分割金型間に溶融したパリソンを垂下させ、一方の金型のリブ形成部の先端部と他方の金型のリブ形成部の先端部が対向して近接するように型締めし、パリソン内に加圧流体を吹き込むことにより、分割金型のキャビティに沿ってパリソンを膨張させるとともに、溝状リブと円錐状リブとを一体に溶着して、表壁には裏壁に向かって溝状に凹んだ複数の溝状リブが略平行に形成され、かつ裏壁には溝状リブに対向する部位に表壁側に向かって略円錐状に窪んだ円錐状リブが形成されていて、各円錐状リブの頂壁と溝状リブの先端部とが溶着部をなして一体化された自動車用フロア嵩上げ材をブロー成形するものである。
ところで、運転席の足元近傍には、通常、自動車の前部に設置されるエアコンからの空調エアを自動車の後部の座席に流すために、エアダクトが運転席の足元に配置される樹脂製車両フロア嵩上げ材の隣接する縁部、あるいは対向する縁部を横切る形態で車両前後方向に延びる。
この点で、エアダクトとフロア嵩上げ材を一体モジュール化して、部品点数を減らしたダクト一体型フロア嵩上げ材が、たとえば特許文献2において、開示されている。このダクト一体型フロア嵩上げ材は、樹脂製であり、上面壁と裏面壁と、上面壁と裏面壁との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用される中空二重壁構造であって、裏面壁には、それぞれ裏面壁から内方へ突出し、隣接する周側壁間を互いに所定間隔を隔てて延びる第1長溝および第2長溝が設けられ、第1長溝および第2長溝はそれぞれ、中空部側へ突出する対向する側壁と、対向する側壁の下縁同士の間に形成される底壁とを有し、第1長溝および第2長溝それぞれの底壁が、上面壁の内面に溶着することにより、第1長溝の対向する側壁の一方、側壁の一方に隣接する側の第2長溝の対向する側壁の一方、上面壁および裏面壁により内部にエア流路を形成するダクト部と、第1長溝の対向する側壁の他方、上面壁、裏面壁および周側壁により構成される第1中空部と、第2長溝の対向する側壁の他方、上面壁、裏面壁および周側壁により構成される第2中空部とが、互いに仕切られる態様で形成されている。
この点で、エアダクトとフロア嵩上げ材を一体モジュール化して、部品点数を減らしたダクト一体型フロア嵩上げ材が、たとえば特許文献2において、開示されている。このダクト一体型フロア嵩上げ材は、樹脂製であり、上面壁と裏面壁と、上面壁と裏面壁との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用される中空二重壁構造であって、裏面壁には、それぞれ裏面壁から内方へ突出し、隣接する周側壁間を互いに所定間隔を隔てて延びる第1長溝および第2長溝が設けられ、第1長溝および第2長溝はそれぞれ、中空部側へ突出する対向する側壁と、対向する側壁の下縁同士の間に形成される底壁とを有し、第1長溝および第2長溝それぞれの底壁が、上面壁の内面に溶着することにより、第1長溝の対向する側壁の一方、側壁の一方に隣接する側の第2長溝の対向する側壁の一方、上面壁および裏面壁により内部にエア流路を形成するダクト部と、第1長溝の対向する側壁の他方、上面壁、裏面壁および周側壁により構成される第1中空部と、第2長溝の対向する側壁の他方、上面壁、裏面壁および周側壁により構成される第2中空部とが、互いに仕切られる態様で形成されている。
このようなダクト一体型フロア嵩上げ材を、特許文献1のように、ブロー成形により一体成形するとすれば、中空部の裏面壁の第1長溝および第2長溝に沿う縁部において、ブロー比が必然的に高くなることに起因して、以下のような技術的問題が引き起こされる。
第1に、ダクト一体型フロア嵩上げ材の剛性を十分に確保できない点である。
より詳細には、中空部の裏面壁の第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部(角部)において、ブロー比が必然的に高くなることから、その部分が薄肉化され、成形不良となったり、成形可能であっても特に圧縮剛性を確保するのが困難となる。ダクト一体型フロア嵩上げ材は、たとえば運転席の足元に設置され、運転中、運転手の足により踏まれることから、圧縮剛性が必要であり、特にダクト部は、内部にエア流路を構成することから、運転手により直接踏まれるのを避けるために、上面が中空部の上面より突出しないように、中空部の高さより低い高さに設定され、各側に隣接する第1および第2中空部によりダクトを保護するようにしている。
より詳細には、中空部の裏面壁の第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部(角部)において、ブロー比が必然的に高くなることから、その部分が薄肉化され、成形不良となったり、成形可能であっても特に圧縮剛性を確保するのが困難となる。ダクト一体型フロア嵩上げ材は、たとえば運転席の足元に設置され、運転中、運転手の足により踏まれることから、圧縮剛性が必要であり、特にダクト部は、内部にエア流路を構成することから、運転手により直接踏まれるのを避けるために、上面が中空部の上面より突出しないように、中空部の高さより低い高さに設定され、各側に隣接する第1および第2中空部によりダクトを保護するようにしている。
このことから、ダクト部は、成形の際、ブロー比が中空部に比べて低く、その分薄肉化が制限される反面、中空部は、圧縮剛性が必要とされるにも係わらず、ブロー比がダクト部に比べて高く、特に、第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部において圧縮剛性を確保するのが困難となる。特に、フロア面の高さ仕様に応じて中空部の高さが高くなる場合には、余計にブロー比が高くなり、薄肉化がさらに引き起こされる。
第2に、縁部に近接した位置にリブを形成することが困難な点である。
より詳細には、第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部において圧縮剛性を確保するため、縁部に近接した位置にリブを形成した場合、第1長溝あるいは第2長溝と凹状に形成したリブとの間にブロー成形特有の原因に起因した深い皺からなる所謂、折れ肉が発生することとなる。
特許第4462924号公報
特開2010−30553号公報
第2に、縁部に近接した位置にリブを形成することが困難な点である。
より詳細には、第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部において圧縮剛性を確保するため、縁部に近接した位置にリブを形成した場合、第1長溝あるいは第2長溝と凹状に形成したリブとの間にブロー成形特有の原因に起因した深い皺からなる所謂、折れ肉が発生することとなる。
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、軽量化を達成しつつ十分な剛性を確保可能なダクト一体型フロア嵩上げ材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るダクト一体型フロア嵩上げ材は、
上面壁と裏面壁と、上面壁と裏面壁との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用されるブロー成形による一体中空二重壁構造であって、
上面壁あるいは裏面壁には、それぞれ上面壁あるいは裏面壁から内方へ突出し、隣接あるいは対向する周側壁間を延びる第1長溝および第2長溝が設けられ、
該第1長溝および第2長溝はそれぞれ、中空部側へ突出する対向する側壁と、対向する側壁の下縁同士の間に形成される底壁とを有し、該第1長溝および第2長溝は、互いに所定間隔を隔て、
該第1長溝および第2長溝それぞれの該底壁が、前記裏面壁あるいは上面壁の内面に溶着することにより、該第1長溝の対向する側壁の一方、該側壁の一方に隣接する側の該第2長溝の対向する側壁の一方、前記上面壁および前記裏面壁により内部にエア流路を形成するダクト部と、該第1長溝あるいは該第2長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される中空部とが、互いに仕切られる態様で形成され、
前記中空部の前記上面壁あるいは前記裏面壁の前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿う縁部には、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿って所定の間隔を隔てて、それぞれ前記上面壁あるいは前記裏面壁から内方へ突出する溝状であって、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に臨むように開口部を形成した補強リブが複数設けられる、構成としている。
上面壁と裏面壁と、上面壁と裏面壁との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用されるブロー成形による一体中空二重壁構造であって、
上面壁あるいは裏面壁には、それぞれ上面壁あるいは裏面壁から内方へ突出し、隣接あるいは対向する周側壁間を延びる第1長溝および第2長溝が設けられ、
該第1長溝および第2長溝はそれぞれ、中空部側へ突出する対向する側壁と、対向する側壁の下縁同士の間に形成される底壁とを有し、該第1長溝および第2長溝は、互いに所定間隔を隔て、
該第1長溝および第2長溝それぞれの該底壁が、前記裏面壁あるいは上面壁の内面に溶着することにより、該第1長溝の対向する側壁の一方、該側壁の一方に隣接する側の該第2長溝の対向する側壁の一方、前記上面壁および前記裏面壁により内部にエア流路を形成するダクト部と、該第1長溝あるいは該第2長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される中空部とが、互いに仕切られる態様で形成され、
前記中空部の前記上面壁あるいは前記裏面壁の前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿う縁部には、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿って所定の間隔を隔てて、それぞれ前記上面壁あるいは前記裏面壁から内方へ突出する溝状であって、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に臨むように開口部を形成した補強リブが複数設けられる、構成としている。
以上の構成を有するダクト一体型フロア嵩上げ材によれば、ブロー成形による一体中空二重壁構造として、上面壁あるいは裏面壁には、それぞれ上面壁あるいは裏面壁から中空部側へ突出し、隣接あるいは対向する周側壁間を延びる第1長溝および第2長溝を設け、第1長溝および第2長溝それぞれの底壁を裏面壁あるいは上面壁の内面に溶着することで、中空部と、第1長溝と第2長溝との所定間隔が幅を構成し、内部にエア流路を構成するダクト部とを互いに仕切り態様で設けることにより、軽量化が可能であるとともに、ブロー比の高い中空部の上面壁あるいは裏面壁の第1長溝あるいは第2長溝に沿う縁部(角部、すなわち対向する側壁の下縁と反対側の縁)は、ブロー成形の際、薄肉化されるところ、このような縁部に対して、それぞれ上面壁あるいは裏面壁から内方へ突出する溝状であって、開口部が第1長溝あるいは第2長溝に臨む態様で、縁部に沿って所定の間隔を隔てて補強リブを複数設けることにより、中空部より高さの低い補強リブを設けることでブロー比のさらなる増大を抑制しつつ、中空部の縁部まわりの十分な剛性、特に圧縮剛性を確保し、それにより隣接するダクト部を保護することが可能であり、以て軽量化を達成しつつ十分な剛性を確保可能である。
さらに、前記中空部は、前記第1長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される第1中空部と、前記第2長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される第2中空部とを有し、前記複数の補強リブは、前記第1長溝および前記第2長溝それぞれに沿う前記縁部に設けられ、前記ダクト部は、該第1中空部と該第2中空部との間に配置されるのが好ましい。
さらにまた、前記第1長溝あるいは前記第2長溝の対向する側壁の他方には、対応する前記縁部側に上方に抜ける凹部が設けられ、
前記補強リブは、該凹部を構成する縁部から前記中空部側に延びる周側面と、該周側面の下縁により構成される底面とにより構成されるのがよい。
さらにまた、前記第1長溝あるいは前記第2長溝の対向する側壁の他方には、対応する前記縁部側に上方に抜ける凹部が設けられ、
前記補強リブは、該凹部を構成する縁部から前記中空部側に延びる周側面と、該周側面の下縁により構成される底面とにより構成されるのがよい。
加えて、前記補強リブは、前記凹部から前記中空部側に延びる浅溝と、該浅溝の前記第1長溝あるいは前記第2長溝からの遠位端部に接続された円錐状溝とを有し、該円錐状溝は、該浅溝より深く、該浅溝は該円錐状溝の周側面に抜けるのがよい。
さらに、前記補強リブは、前記上面壁あるいは前記裏面壁に設けた、対応する縁部側に抜ける半円形の凹部から下方に先細の形状を有するのでもよい。
さらに、前記補強リブは、前記上面壁あるいは前記裏面壁に設けた、対応する縁部側に抜ける半円形の凹部から下方に先細の形状を有するのでもよい。
さらにまた、前記裏面壁あるいは上面壁には、前記裏面壁あるいは上面壁から中空部側へ突出する溝状リブが設けられ、
前記第1長溝および第2長溝それぞれの前記底壁が、前記溝状リブの底部の内面と溶着するのでもよい。
前記第1長溝および第2長溝それぞれの前記底壁が、前記溝状リブの底部の内面と溶着するのでもよい。
本発明に係るダクト一体型フロア嵩上げ材10の製造方法の実施形態を図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。以下では、自動車の運転席の足元に設置されるダクト一体型フロア嵩上げ材10を例として、説明する。
図1に示すように、ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、自動車Vの運転席Sの足元において、フロアパンとカーペットCとの間に設置され、フロアパンの凹凸に係わらず、カーペットCのフロア面が要求されるレベルを満足するように、ダクト一体型フロア嵩上げ材10の厚みが定められる。
より具体的には、ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、自動車Vのダッシュボードの下方の前方壁面とそれに連なるフロア面の凹部とにわたって配置して使用するものであり、フロア面の凹部に対応する嵩上げ部2とダッシュボードの下方の前方壁面に対応するフットレスト部3とを有して一体に構成されている。
より具体的には、ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、自動車Vのダッシュボードの下方の前方壁面とそれに連なるフロア面の凹部とにわたって配置して使用するものであり、フロア面の凹部に対応する嵩上げ部2とダッシュボードの下方の前方壁面に対応するフットレスト部3とを有して一体に構成されている。
ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、たとえば、モデルチェンジの際、旧モデルのフロア躯体をそのまま利用可能とするための部材であり、軽量化が要求されるとともに、自動車VのフロアパンF、主に運転席Sの足元に設置され、上面に運転主の足が載置される点で、剛性、特に圧縮剛性が要求される。
図2に示すように、ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、嵩上げ材が載置されるフロアパンFの上面からフロア面を構成する平面までの所定の厚み(高さ)を備えた矩形状のパネル状であり、上面壁12と裏面壁14と、上面壁12と裏面壁14との間の周側壁16とを有し、周側壁16の高さがフロアの嵩上げに利用される中空二重壁構造を有する。裏面壁14には、裏面壁14が載置されるフロアパンFの凹凸に応じて、それを吸収するための凹凸部が形成され、上面壁12は、略平面状に形成される。
ダクト一体型フロア嵩上げ材10は、ABS樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂で構成され、後に説明するように、ブロー成形によって一体的に形成される。
ダクト一体型フロア嵩上げ材10の広さ、すなわち上面壁12あるいは裏面壁14の大きさは、嵩上げ材10が設置される場所に応じて、適宜に定められ、上面壁12、裏面壁14および周側壁16それぞれの厚みは、嵩上げ材10の軽量化と、要求される剛性、特に圧縮剛性との関係で定められ、後に説明するブロー成形の際の吹き込み圧、ブロー比等を考慮して、成形材料である溶融状態の筒状パリソンの厚みを決定することにより、最終的な成形品である嵩上げ材10の厚みが決められる。
ダクト一体型フロア嵩上げ材10の広さ、すなわち上面壁12あるいは裏面壁14の大きさは、嵩上げ材10が設置される場所に応じて、適宜に定められ、上面壁12、裏面壁14および周側壁16それぞれの厚みは、嵩上げ材10の軽量化と、要求される剛性、特に圧縮剛性との関係で定められ、後に説明するブロー成形の際の吹き込み圧、ブロー比等を考慮して、成形材料である溶融状態の筒状パリソンの厚みを決定することにより、最終的な成形品である嵩上げ材10の厚みが決められる。
ダクト一体型フロア嵩上げ材10には、大中空部18、小中空部20およびこれらの中空部18、20の間に配置されるダクト部22が、互いに仕切られて設けられる。
より詳細には、図3に示すように、裏面壁14には、それぞれ裏面壁14から内方へ突出し、隣接する周側壁16間を互いに所定間隔を隔てて延びる第1長溝23および第2長溝24が設けられ、第1長溝23および第2長溝24はそれぞれ、内部へ突出する対向する側壁26と、対向する側壁26の下縁28同士の間に形成される底壁30とを有する。第1長溝23および第2長溝24それぞれは、所定テーパ角度αで内部に向かって先細の形状を有し、所定テーパ角度αは、第1長溝23または第2長溝24の底部におけるブロー比に応じて定められる。第1長溝23と第2長溝24との所定間隔は、後に説明するダクト部22の幅に応じて決定される。
より詳細には、図3に示すように、裏面壁14には、それぞれ裏面壁14から内方へ突出し、隣接する周側壁16間を互いに所定間隔を隔てて延びる第1長溝23および第2長溝24が設けられ、第1長溝23および第2長溝24はそれぞれ、内部へ突出する対向する側壁26と、対向する側壁26の下縁28同士の間に形成される底壁30とを有する。第1長溝23および第2長溝24それぞれは、所定テーパ角度αで内部に向かって先細の形状を有し、所定テーパ角度αは、第1長溝23または第2長溝24の底部におけるブロー比に応じて定められる。第1長溝23と第2長溝24との所定間隔は、後に説明するダクト部22の幅に応じて決定される。
第1長溝23および第2長溝24それぞれの底壁30が、上面壁12の内面32に溶着することにより、第1長溝23の対向する側壁26の一方26a、側壁26の一方26aに隣接する側の第2長溝24の対向する側壁26の一方26a、上面壁12および裏面壁14により内部にエア流路27を形成するダクト部22と、第1長溝23の対向する側壁26の他方26b、上面壁12、裏面壁14および周側壁16により構成される小中空部20、第2長溝24の対向する側壁26の他方26b、上面壁12、裏面壁14および周側壁16により構成される大中空部18とが、互いに仕切られる態様で形成される。
上面壁12には、第1長溝23および第2長溝24に対応する凹溝34がそれぞれ形成されていて、凹溝34の深さは100mm以下であり、かつ凹溝34は開口部の幅が10mm以下であり、第1長溝23および第2長溝24それぞれの底壁30が、凹溝34の底部の内面と溶着するようにしている。特に、上面壁12に設ける凹溝34について、嵩上げ材10の高さが低く、ブロー成形によるブロー比があまり高くならず、上面壁12および裏面壁14の薄肉化が生じない場合には、凹溝34を省略し、第1長溝23および第2長溝24それぞれを上面壁12の内面32まで延ばし、上面壁12と裏面壁14との間を連結するリブ状に形成してもよく、それによりカーペットCを通じて触感される上面壁12の凹凸を低減することが可能である。
図2に示すように、大中空部18は、嵩上げ部2とダッシュボードの下方の前方壁面に対応するフットレスト部3とを有し、対応する上面壁12には、凹溝34が設けられ、上面壁12を補強している。場合により凹溝34を裏面壁14の内面まで延ばすことにより、上面壁12と裏面壁14とを連結するリブとして構成してもよい。
小中空部20には、大中空部18と同様に、上面壁12には、凹溝34が設けられ、上面壁12を補強している。小中空部20は、大中空部18に比べて、容積が小さいことから、上面壁12と裏面壁14とを連結するリブを設ける必要性は少ないが、場合により設けてもよい。
小中空部20には、大中空部18と同様に、上面壁12には、凹溝34が設けられ、上面壁12を補強している。小中空部20は、大中空部18に比べて、容積が小さいことから、上面壁12と裏面壁14とを連結するリブを設ける必要性は少ないが、場合により設けてもよい。
ダクト部22は、隣接する周側壁16を横切る形態で車両の前後方向に延び、ダクト一体型フロア嵩上げ材10のわきに位置する水平直線部36と、水平直線部36に接続される鉛直部38と、鉛直部38に接続され、ダクト一体型フロア嵩上げ材10上を延びる水平湾曲部40とを有する。水平直線部36の一端には、吸気口42が周側壁16から外方に突出した位置に設けられ、水平湾曲部40の一端には、排気口44が周側壁16から外方に突出した位置に設けられ、水平直線部36、鉛直部38および水平湾曲部40により内部にエア流路27が構成され、エアコンユニットの空調エアを排気口44から後部座席へ送るようにしている。図2に示すように、排気口44は、コンプレッション部46を設けることにより、流路が2分割されている。
エア流路27の流路断面積は、通気エアの流量、発生するエアの通過音等の関係で適宜定めればよいが、エア流路27の高さ、すなわちダクト部22の高さは、ダクト部22の各側に隣接して設置される大中空部18および小中空部20の高さより低く設定するのが好ましく、ダクト部22の上面が大中空部18および小中空部20の上面より突出しないようにして、ダクト部22が、たとえば運転手Dにより直接踏まれないようにするとともに、大中空部18および小中空部20によりダクト部22を保護するようにしている。
なお、ダクト部22のエア流路27を構成する上面壁12の部分には、大小中空部18、20と同様に、凹溝34が形成されている。
なお、ダクト部22のエア流路27を構成する上面壁12の部分には、大小中空部18、20と同様に、凹溝34が形成されている。
図4ないし図7を参照して、裏面壁14側に設ける補強リブについて説明すれば、小中空部20の裏面壁14の第1長溝23に沿う縁部、および大中空部18の裏面壁14の第2長溝24に沿う縁部それぞれには、第1長溝23あるいは第2長溝24に沿って所定の間隔を隔てて、それぞれ裏面壁14から内方へ突出する溝状であって、第1長溝23あるいは第2長溝24に臨むように開口部を形成した、3タイプの補強リブ100、102および104が複数設けられる。
より詳細には、第1長溝23および第2長溝24それぞれの対向する側壁の他方26bには、対応する縁部側に上方に抜ける凹部が設けられ、いずれの補強リブも、凹部を構成する縁部から中空部側に延びる周側面107と、周側面107の下縁により構成される底面108とにより構成される。補強リブの肉厚は、略裏面壁14のそれに等しい。
図6に示すように、補強リブ100は、裏面壁14に設けた、対応する縁部側に抜ける半円形の凹部から下方に先細の形状を備える単純な構造を有し、底面108が上面壁12の内面に溶着している。
図5および図6に示すように、補強リブ104は、凹部から中空部側に延びる浅溝105と、浅溝105の第2長溝24からの遠位端部に接続された円錐台状溝106とを有し、円錐台状溝106は、浅溝105より深く、浅溝105は円錐台状溝106の周側面に抜ける。円錐台状溝106の底面は、上面壁12に設けた凹溝34の底部と溶着している。
図5に示すように、補強リブ102は、補強リブ100と似た単純な構造であり、裏面壁14に設けた、対応する縁部側に抜けるU字状の凹部から下方に先細の形状を有し、底面108の一部が上面壁12の内面に溶着している。
採用する補強リブのタイプ、間隔および設置数は、必要な嵩上げ量に伴う裏面壁14と上面壁12との間隔に応じて、適宜決定すればよく、たとえば嵩上げ量が大きい場合には、ブロー比が高くなることから、それだけ、大中空部18および小中空部20それぞれのダクト部22に向かう縁部(角部)の薄肉化が生じるので、それを補うべく、隣接する補強リブの間隔を狭めて、設置数を増やせばよい。
図6に示すように、補強リブ100は、裏面壁14に設けた、対応する縁部側に抜ける半円形の凹部から下方に先細の形状を備える単純な構造を有し、底面108が上面壁12の内面に溶着している。
図5および図6に示すように、補強リブ104は、凹部から中空部側に延びる浅溝105と、浅溝105の第2長溝24からの遠位端部に接続された円錐台状溝106とを有し、円錐台状溝106は、浅溝105より深く、浅溝105は円錐台状溝106の周側面に抜ける。円錐台状溝106の底面は、上面壁12に設けた凹溝34の底部と溶着している。
図5に示すように、補強リブ102は、補強リブ100と似た単純な構造であり、裏面壁14に設けた、対応する縁部側に抜けるU字状の凹部から下方に先細の形状を有し、底面108の一部が上面壁12の内面に溶着している。
採用する補強リブのタイプ、間隔および設置数は、必要な嵩上げ量に伴う裏面壁14と上面壁12との間隔に応じて、適宜決定すればよく、たとえば嵩上げ量が大きい場合には、ブロー比が高くなることから、それだけ、大中空部18および小中空部20それぞれのダクト部22に向かう縁部(角部)の薄肉化が生じるので、それを補うべく、隣接する補強リブの間隔を狭めて、設置数を増やせばよい。
このように、補強リブを長溝側に開口させ、特に浅溝を設けることにより、ブロー成形特有の問題である折れ肉の発生が回避可能な点について、以下説明する。ブロー成形の場合、吹き込み圧を利用して溶融樹脂をキャビティに対して押圧して成形するが、図8に示すように、第2長溝24と円錐台状リブ106との間は、突起部同士の間となることから、溶融樹脂がキャビティ面に沿って十分に伸びきれず、図9に示すように、折れ肉Pを生じることがある。この折れ肉Pの発生により、所望の形状を有する成形品が成形できず、成形不良となってしまう。
図7に示すように、このような折れ肉の発生は、補強リブを長溝側に開口させたり、あるいは突起部間において、浅溝105を設けることにより防止可能であり、折れ肉発生に伴う成形不良を回避することが可能である。
図7に示すように、このような折れ肉の発生は、補強リブを長溝側に開口させたり、あるいは突起部間において、浅溝105を設けることにより防止可能であり、折れ肉発生に伴う成形不良を回避することが可能である。
以上、小中空部20および大中空部18それぞれのダクト部22側に向かう角部に補強リブ100ないし104を設けることにより、ダクト部22の上面が大中空部18および小中空部20の上面より突出しないようにすることで、ダクト部22が、たとえば運転手Dにより直接踏まれないようにするとともに、大中空部18および小中空部20によりダクト部22を有効に保護することが可能である。
以上の構成を有するダクト一体型フロア嵩上げ材によれば、ブロー成形による一体中空二重壁構造として、上面壁12あるいは裏面壁14には、それぞれ上面壁12あるいは裏面壁14から中空部側へ突出し、隣接あるいは対向する周側壁16間を延びる第1長溝23および第2長溝24を設け、第1長溝23および第2長溝24それぞれの底壁を裏面壁14あるいは上面壁12の内面に溶着することで、中空部と、第1長溝23と第2長溝24との所定間隔が幅を構成し、内部にエア流路を構成するダクト部とを互いに仕切り態様で設けることにより、軽量化が可能であるとともに、ブロー比の高い中空部の上面壁12あるいは裏面壁14の第1長溝23あるいは第2長溝24に沿う縁部(角部、すなわち対向する側壁の下縁と反対側の縁)は、ブロー成形の際、薄肉化されるところ、このような縁部に対して、それぞれ上面壁12あるいは裏面壁14から内方へ突出する溝状であって、開口部が第1長溝23あるいは第2長溝24に臨む態様で、縁部に沿って所定の間隔を隔てて補強リブ100、102、104を複数設けることにより、中空部より高さの低い補強リブ100、102、104を設けることでブロー比のさらなる増大を抑制しつつ、中空部の縁部まわりの十分な剛性、特に圧縮剛性を確保し、それにより隣接するダクト部を保護することが可能であり、以て軽量化を達成しつつ十分な剛性を確保可能である。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において、当業者であれば、種々の修正あるいは変更が可能である。
たとえば、本実施形態において、ダクト一体型フロア嵩上げ材10として、自動車Vの運転席Sの足元に設置される場合を説明したが、それに限定されることなく、フロア面の高さ調整に利用される限り、自動車Vの補助席あるいは後部座席の足元に設置される場合でもよい。
また、本実施形態において、第1長溝23および第2長溝24を裏面壁14に設け、それに応じて、補強リブ100、102および104を裏面壁14側に設ける場合を説明したが、上面側12側に設けてもよく、特に嵩上げ高さが低く、ブロー比があまり高くない場合には、嵩上げ材の剛性も確保可能であり、折れ肉の発生の可能性も高くないことから、補強リブ100、102および104のうち、構造が単純な補強リブ100のみを採用してもよい。
さらにまた、本実施形態において、ダクト一体型フロア嵩上げ材10として、ダクト部22が嵩上げ材10の隣接する側面を車両の前後方向に横切る場合として説明したが、それに限定されることなく、ダクト部22のルートがフロア嵩上げ材10の設置位置に重なり、ダクト部22を一体で成形する限り、たとえばダクト部22が嵩上げ材10の対向する側面を車両の前後方向に横切る場合でもよい。
たとえば、本実施形態において、ダクト一体型フロア嵩上げ材10として、自動車Vの運転席Sの足元に設置される場合を説明したが、それに限定されることなく、フロア面の高さ調整に利用される限り、自動車Vの補助席あるいは後部座席の足元に設置される場合でもよい。
また、本実施形態において、第1長溝23および第2長溝24を裏面壁14に設け、それに応じて、補強リブ100、102および104を裏面壁14側に設ける場合を説明したが、上面側12側に設けてもよく、特に嵩上げ高さが低く、ブロー比があまり高くない場合には、嵩上げ材の剛性も確保可能であり、折れ肉の発生の可能性も高くないことから、補強リブ100、102および104のうち、構造が単純な補強リブ100のみを採用してもよい。
さらにまた、本実施形態において、ダクト一体型フロア嵩上げ材10として、ダクト部22が嵩上げ材10の隣接する側面を車両の前後方向に横切る場合として説明したが、それに限定されることなく、ダクト部22のルートがフロア嵩上げ材10の設置位置に重なり、ダクト部22を一体で成形する限り、たとえばダクト部22が嵩上げ材10の対向する側面を車両の前後方向に横切る場合でもよい。
さらに、本実施形態において、ダクト一体型フロア嵩上げ材10において、ダクト部22と中空部とを仕切る第1長溝23および第2長溝24について、裏面壁14から内方に突出し、上面壁12から内方向に突出する凹溝34と、嵩上げ材10の内部で互いの先端部同士が溶着される場合を説明したが、それに限定されることなく、第1長溝23および第2長溝24を上面壁12側に設け、一方凹溝34を裏面壁14側に設けてもよい。また、フロア嵩上げ材10の嵩上げに必要な高さがあまり高くなく、それによりブロー成形の際、上面壁12および裏面壁14のブロー比があまり高くならず、両壁の厚みの薄肉化が問題とならない場合には、凹溝34を省略し、裏面壁14あるいは上面壁12に設ける第1長溝23あるいは第2長溝24の先端が上面壁12あるいは裏面壁14の内面32に直接溶着されるように構成してもよい。
V 自動車
C カーペット
F フロアパン
S 運転席
D 運転者
P 折れ肉
PL パーティングライン
10 ダクト一体型嵩上げ部材
12 上面壁
14 裏面壁
16 周側壁
18 大中空部
20 小中空部
22 ダクト部
23 第1長溝
24 第2長溝
26 対向する側壁
28 下縁
30 底壁
32 内面
34 凹溝
36 水平直線部
38 鉛直部
40 水平湾曲部
42 吸気口
44 排気口
100 補強リブ
102 補強リブ
104 補強リブ
105 浅溝
106 円錐台状リブ
107 周側面
108 底面
C カーペット
F フロアパン
S 運転席
D 運転者
P 折れ肉
PL パーティングライン
10 ダクト一体型嵩上げ部材
12 上面壁
14 裏面壁
16 周側壁
18 大中空部
20 小中空部
22 ダクト部
23 第1長溝
24 第2長溝
26 対向する側壁
28 下縁
30 底壁
32 内面
34 凹溝
36 水平直線部
38 鉛直部
40 水平湾曲部
42 吸気口
44 排気口
100 補強リブ
102 補強リブ
104 補強リブ
105 浅溝
106 円錐台状リブ
107 周側面
108 底面
Claims (6)
- 上面壁と裏面壁と、上面壁と裏面壁との間の周側壁とを有し、周側壁の高さがフロアの嵩上げに利用されるブロー成形による一体中空二重壁構造であって、
上面壁あるいは裏面壁には、それぞれ上面壁あるいは裏面壁から内方へ突出し、隣接あるいは対向する周側壁間を延びる第1長溝および第2長溝が設けられ、
該第1長溝および第2長溝はそれぞれ、中空部側へ突出する対向する側壁と、対向する側壁の下縁同士の間に形成される底壁とを有し、該第1長溝および第2長溝は、互いに所定間隔を隔て、
該第1長溝および第2長溝それぞれの該底壁が、前記裏面壁あるいは上面壁の内面に溶着することにより、該第1長溝の対向する側壁の一方、該側壁の一方に隣接する側の該第2長溝の対向する側壁の一方、前記上面壁および前記裏面壁により内部にエア流路を形成するダクト部と、該第1長溝あるいは該第2長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される中空部とが、互いに仕切られる態様で形成され、
前記中空部の前記上面壁あるいは前記裏面壁の前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿う縁部には、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に沿って所定の間隔を隔てて、それぞれ前記上面壁あるいは前記裏面壁から内方へ突出する溝状であって、前記第1長溝あるいは前記第2長溝に臨むように開口部を形成した補強リブが複数設けられる、
ことを特徴とするダクト一体型フロア嵩上げ材。 - 前記中空部は、前記第1長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される第1中空部と、前記第2長溝の対向する側壁の他方、前記上面壁、前記裏面壁および前記周側壁により構成される第2中空部とを有し、前記複数の補強リブは、前記第1長溝および前記第2長溝それぞれに沿う前記縁部に設けられ、前記ダクト部は、該第1中空部と該第2中空部との間に配置される、請求項1に記載のダクト一体型フロア嵩上げ材。
- 前記第1長溝あるいは前記第2長溝の対向する側壁の他方には、対応する前記縁部側に上方に抜ける凹部が設けられ、
前記補強リブは、該凹部を構成する縁部から前記中空部側に延びる周側面と、該周側面の下縁により構成される底面とにより構成される、請求項1または請求項2に記載のダクト一体型フロア嵩上げ材。 - 前記補強リブは、前記凹部から前記中空部側に延びる浅溝と、該浅溝の前記第1長溝あるいは前記第2長溝からの遠位端部に接続された円錐状溝とを有し、該円錐状溝は、該浅溝より深く、該浅溝は該円錐状溝の周側面に抜ける、請求項3に記載のダクト一体型フロア嵩上げ材。
- 前記補強リブは、前記上面壁あるいは前記裏面壁に設けた、対応する縁部側に抜ける半円形の凹部から下方に先細の形状を有する、請求項3に記載のダクト一体型フロア嵩上げ材。
- 前記裏面壁あるいは上面壁には、前記裏面壁あるいは上面壁から中空部側へ突出する溝状リブが設けられ、
前記第1長溝および第2長溝それぞれの前記底壁が、前記溝状リブの底部の内面と溶着する、請求項1ないし請求項5いずれか1項に記載のダクト一体型フロア嵩上げ材。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011146144A JP2013014154A (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | ダクト一体型フロア嵩上げ材 |
| CN201280027038.7A CN103596744B (zh) | 2011-06-29 | 2012-06-29 | 与风管一体化的架空地板材料的制造方法 |
| PCT/JP2012/004261 WO2013001842A1 (ja) | 2011-06-29 | 2012-06-29 | ダクト一体型フロア嵩上げ材の製造方法 |
| US14/129,898 US9180619B2 (en) | 2011-06-29 | 2012-06-29 | Method for producing duct-integrated floor-raising material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011146144A JP2013014154A (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | ダクト一体型フロア嵩上げ材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP (1) | JP2013014154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018103368A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 日本プラスト株式会社 | ブロー成形体 |
| CN115892237A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 马自达汽车株式会社 | 电动汽车的车体构造 |
-
2011
- 2011-06-30 JP JP2011146144A patent/JP2013014154A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018103368A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 日本プラスト株式会社 | ブロー成形体 |
| CN115892237A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 马自达汽车株式会社 | 电动汽车的车体构造 |
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