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JP2013003443A - 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置 - Google Patents

潤滑剤塗布装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2013003443A
JP2013003443A JP2011136320A JP2011136320A JP2013003443A JP 2013003443 A JP2013003443 A JP 2013003443A JP 2011136320 A JP2011136320 A JP 2011136320A JP 2011136320 A JP2011136320 A JP 2011136320A JP 2013003443 A JP2013003443 A JP 2013003443A
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lubricant application
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JP2011136320A
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English (en)
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Shunichi Takatani
俊一 高谷
Seiko Itagaki
板垣  整子
Kazutoshi Kobayashi
一敏 小林
Akihide Ikari
亮英 五十里
Tatsuya Furuta
達也 古田
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】像担持体へ潤滑剤を必要量だけ均一に塗布することができる潤滑剤塗布装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】潤滑剤塗布ローラ103は、固形潤滑剤104及び感光体ドラム43にそれぞれ接触するよう配置されている。潤滑剤塗布ローラ103は、例えば感光体ドラム43に対する従動回転によって、固形潤滑剤104から潤滑剤を掻き取り、掻き取った潤滑剤を感光体ドラム43に塗布する。潤滑剤塗布ローラ103は、その表面層103aに、摩擦抵抗を発生させる摩擦抵抗層103bを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、潤滑剤を像担持体に塗布する潤滑剤塗布装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、複写機、レーザープリンター、ファクシミリ及びデジタル複合機などが知られている。このような画像形成装置においては、帯電−露光−現像−転写−定着の工程で画像が用紙に形成される。転写工程において、像担持体である感光体ドラムから例えば中間転写体への転写を行う場合に、像担持体と中間転写体との圧接によって一部のトナーが凝集されて転写されずに像担持体上に残留し、転写されたトナー像に中抜けが発生することがある。そこで、トナー像の転写性を向上させるために、電子写真方式の画像形成装置には、一般的に、像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置が装備されている。像担持体に潤滑剤を塗布することで、クリーニングブレードによる像担持体表面の摩耗を低減させることもできる。
例えば特許文献1に開示されている従来の潤滑剤塗布装置では、ブラシローラを使用して固形潤滑剤を像担持体に塗布する。固形潤滑剤は、圧縮スプリングによってブラシローラに押圧付勢されており、ブラシローラから所定の位置以上に離れないように規制部材によって規制されている。
特開2010−282188号公報
しかしながら、上記従来の潤滑剤塗布装置においては、塗布用の潤滑剤をブラシによって掻き取り、さらにブラシ上の潤滑剤を像担持体に塗布する。すなわち、この潤滑剤塗布装置は、圧縮スプリングの付勢力によって固形潤滑剤をブラシに押圧させる構成である。そのため、ブラシと固形潤滑剤との間の押圧ばらつきに起因して、掻き取った潤滑剤の像担持体への塗布量が像担持体の軸方向において不均一になるおそれがある。
また、潤滑剤塗布量が像担持体の軸方向において不均一になると局所的に転写性が異なるため、転写後に形成される画像の濃度にムラが発生するおそれもある。そこで、潤滑剤塗布量がばらつくのを低減させるために圧縮スプリングの付勢力を増大させて、より強力に潤滑剤をブラシローラに当接させたとすると、固形潤滑剤からブラシローラへの潤滑剤供給量が増加する。この場合、中間転写体ヘ過剰に潤滑剤が転移し、転移した潤滑剤によって中間転写体のクリーニングブレードの磨耗が促進されるおそれがある。また、像担持体上への潜像の形成が不十分となって、形成された潜像が不鮮明になるおそれもある。
本発明の目的は、像担持体へ潤滑剤を必要量だけ均一に塗布することができる潤滑剤塗布装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る潤滑剤塗布装置は、
固形潤滑剤及び像担持体にそれぞれ接触するよう配置され、回転によって、固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取り、掻き取った潤滑剤を像担持体に塗布する、潤滑剤塗布ローラを有し、
前記潤滑剤塗布ローラは、その表面層に、摩擦抵抗を発生させる摩擦抵抗層を有する。
本発明に係る画像形成装置は、
上記の潤滑剤塗布装置と、
上記の潤滑剤塗布装置により潤滑剤が塗布される像担持体と、
を有する。
本発明によれば、像担持体へ潤滑剤を必要量だけ均一に塗布することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図 図1に示す画像形成装置における画像形成部の要部を拡大して示す図 図2に示す1個の感光体ドラム周辺の構成、特に潤滑剤塗布装置の構成を概略的に示す図 本発明の第1の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図 図4に示す潤滑剤塗布ローラの積層構成を概略的に示す図 図5に示す潤滑剤塗布ローラの表面層に潤滑剤が保持された状態を示す図 本発明の第2の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図 一般的に使用されている潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図 性能確認テストにおいて結果として得られた潤滑剤消費量を示す図 性能確認テストにおいて結果として得られた感光体ドラム上の静摩擦係数のばらつきを示す図
本発明の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置は、固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取る潤滑剤塗布ローラの表面層に、摩擦抵抗を発生させる摩擦抵抗層を設けたことを特徴としている。この特徴により、潤滑剤塗布ローラが固形潤滑剤を掻き取る際に、摩擦抵抗層と固形潤滑剤表面との間の摩擦力に応じて摩擦熱が発生し、潤滑剤塗布ローラに掻き取られる潤滑剤を軟化させる。潤滑剤の軟化により、固形潤滑剤から潤滑剤塗布ローラの表面層への潤滑剤供給を促進させることができるとともに、潤滑剤塗布ローラの表面層に供給された潤滑剤で摩擦抵抗層を覆うことができる。また、潤滑剤塗布ローラの摩擦抵抗層が潤滑剤に次第に覆われるにつれて、摩擦抵抗層と固形潤滑剤表面との間に摩擦力が次第に低下し、摩擦熱も次第に低減される。その結果、潤滑剤塗布ローラに掻き取られる潤滑剤の軟化が抑制されるため、固形潤滑剤から潤滑剤塗布ローラの表面層への潤滑剤供給が抑制される。このようにして、潤滑剤塗布ローラに常に適正量の潤滑剤を均一に保持させることができ、ひいては潤滑剤塗布ローラから像担持体に対して、潤滑剤を必要量だけ均一に塗布することができる。以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
《画像形成装置の構成》
まず、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置について説明する。図1に示す画像形成装置1は、原稿に形成されているカラー画像を読み取って取得された画像データ、または、ネットワークを介して外部の情報機器(例えば、パーソナルコンピュータ)から入力された画像データに基づいて、用紙Sに色を重ね合わせることにより画像を形成する。この画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する感光体ドラム(像担持体)43Y、43M、43C、43Kを被転写体(画像形成装置1では中間転写ベルト47a)の走行方向に直列配置し、被転写体に各色トナー像を順次転写させるタンデム方式の画像形成装置である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、搬送部50、定着装置F、及び制御装置(例えば図7の制御部108)等を備えて構成される。なお、制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、画像形成装置1の各ブロック(画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、搬送部50、定着装置F等)の動作を集中制御する機能を有している。また、制御装置は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)との間で各種データの送受信を行う機能も有している。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置(スキャナ)12等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサ12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10によって読み取られた画像(アナログ画像信号)には、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御装置から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御装置へ出力する。
画像処理部30は、アナログ/デジタル(A/D)変換処理を行う回路及びデジタル画像処理を行う回路等を備えて構成される。この画像処理部30は、画像読取部10からのアナログ画像信号にA/D変換処理を施すことによりデジタル画像データ(RGB信号)を生成する。また、画像処理部30は、このデジタル画像データに、色変換処理、初期設定またはユーザ設定に応じた補正処理(シェーディング補正等)、及び圧縮処理等を施す。これらの処理が施されたデジタル画像データ(YMCK信号)に基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、異なる色成分Y、M、C、Kに対応して設けられた、露光装置41Y、41M、41C、41K、現像装置42Y、42M、42C、42K、感光体ドラム43Y、43M、43C、43K、帯電装置44Y、44M、44C、44K、クリーニング装置45Y、45M、45C、45K、及び一次転写ローラ46Y、46M、46C、46Kを備えて構成される。また、画像形成部40は、中間転写ユニット47、クリーニング装置48、及び二次転写ローラ49をさらに備えて構成される。
画像形成部40のY成分用のユニットにおいて、帯電装置44Yは、感光体ドラム43Yを帯電させる。露光装置41Yは、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム43Yに対してY成分に対応するレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム43Yの表面にY成分の静電潜像が形成される。現像装置42Yは、Y成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体とからなる二成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム43Yの表面にY成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を現像する(トナー像の形成)。M成分、C成分、及びK成分用のユニットにおいても、同様にして、対応する感光体ドラム43M、43C、43Kの表面に各色トナー像が形成される。
中間転写ユニット47は、複数の支持ローラ47bに被転写体となる無端状の中間転写ベルト47aが張架されて構成される。一次転写ローラ46Y、46M、46C、46Kによって、中間転写ベルト47aが感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kに圧接されると、中間転写ベルト47a上で各色トナー像が互いに重なるように、中間転写ベルト47aに各色トナー像が転写される(一次転写)。よって、中間転写ベルト47a上にはカラーのトナー像が形成される。そして、中間転写ベルト47aが二次転写ローラ49によって用紙Sに圧接されると、中間転写ベルト47aから用紙Sへトナー像が転写される(二次転写)。
クリーニング装置45Y、45M、45C、45Kは、クリーニングブレード45a(図3参照)を備えて構成されており、一次転写後に感光体ドラム43Y、43M、43C、43Kの表面に残存するトナーを除去する。クリーニング装置48は、クリーニングブレードを備えて構成されており、二次転写後に中間転写ベルト47aに残存するトナーを除去する。
搬送部50は、給紙装置51、搬送機構52、及び排紙装置53等を備えて構成される。給紙装置51は、3つの給紙トレイユニット51a〜51cを備えている。これらの給紙トレイユニット51a〜51cには、用紙Sの坪量やサイズ等に基づいて識別された規格用紙や特殊用紙が予め設定された種類ごとに収容される。給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、レジストローラ52a等の複数の搬送ローラを備えた搬送機構52により画像形成部40に搬送され、中間転写ベルト47aからトナー像の転写を受ける。このとき、レジストローラ52aが配設されたレジスト部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。
定着装置Fは、例えば定着ユニット60とエア分離ユニット70等を備えた構成を有する。定着装置Fは、用紙Sに転写されたトナー像を用紙Sに定着させる(定着工程)。定着工程後、用紙Sは、排紙ローラ53aを備えた排紙装置53により機外の排紙トレイ53bに排紙される。
図2は、図1に示す画像形成装置1における画像形成部40の要部を拡大して示す図である。画像形成部40は、前述した構成に加えて、異なる色成分Y、M、C、Kに対応して設けられた、潤滑剤塗布装置100Y,100M,100C,100K、及び潤滑剤均しブレード120Y,120M,120C,120Kをさらに備えて構成される。
潤滑剤塗布装置100(100Y,100M,100C,100K)は、感光体ドラム43(43Y,43M,43C,43K)に圧接して感光体ドラム43に潤滑剤を塗布する。潤滑剤均しブレード120(120Y,120M,120C,120K)は、感光体ドラム43に当接して感光体ドラム43上の潤滑剤を均す。潤滑剤塗布装置100は、詳しくは後述するが、感光体ドラム43に潤滑剤を均一に塗布できるものである。よって、潤滑剤塗布装置100と潤滑剤均しブレード120との併用により、感光体ドラム43上の潤滑剤をさらに均一化することが可能となる。
潤滑剤塗布装置100は、図3に示すように、感光体ドラム43に対し従動回転する潤滑剤塗布ローラ103に固形潤滑剤104を圧縮スプリング105で押し当てることで、固形潤滑剤104から潤滑剤塗布ローラ103への潤滑剤供給を行う基本構成を有する。
以下、上記基本構成を有する潤滑剤塗布装置100について、幾つかの実施の形態を詳細に説明する。
《第1の実施の形態》
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図である。
図4に示す潤滑剤塗布装置100aでは、感光体ドラム43(例えば外径60mm)に圧接(例えば圧接力0.6N)するよう配置された潤滑剤塗布ローラ103(例えば外径14mm)の表面層103aに、摩擦抵抗層103bが設けられている。潤滑剤塗布ローラ103は、感光体ドラム43に対して従動回転する。潤滑剤塗布ローラ103の表面層103aには、圧縮スプリング105により付勢された固形潤滑剤104(例えば7mm(幅)×320mm(長さ)×8mm(高さ))が圧接(例えば圧接力0.7N)している。なお、固形潤滑剤104としては、ZnSt(ステアリン酸亜鉛)等の、水に不溶性の金属石鹸を用いることが望ましい。また、潤滑剤塗布ローラ103は、感光体ドラム43の損傷を避けるために感光体ドラム43と等速度で回転することが望ましい。よって、感光体ドラム43との等速回転をより確実に行うために潤滑剤塗布ローラ103の回転駆動を行ってもよい。
図5は、潤滑剤塗布ローラ103の積層構成を概略的に示す図である。図5に示すように、潤滑剤塗布ローラ103は、回転軸としての芯金111(例えば外径8mm)と、芯金111表面に接着された弾性層としてのシリコーンゴム層112(例えば厚さ2.5mm)と、シリコーンゴム層112表面に接着された基材層としてのPET(ポリエチレンテレフタレート)層113(例えば厚さ0.1mm)と、PET層113を覆う表面層103aに設けられた摩擦抵抗層103b(例えば厚さ0.05mm)と、を有する。なお、弾性層としては、シリコーンゴム層112の代わりに、永久歪みの小さい発泡部材、例えばウレタンフォーム等からなる層を配置してもよい。
摩擦抵抗層103bは、多数の摩擦抵抗粒子114(例えば平均粒径0.3μm)が表面層103aにおいて均一密度で分散配置されるように樹脂バインダー115によってPET層113上に固着保持された構成を有する。摩擦抵抗粒子114としては、酸化アルミニウム粒子、酸化クロム粒子もしくは酸化鉄粒子等の、金属微粒子、またはシリコンカーバイド粒子等の、金属材料を含む無機材料からなる微粒子を用いることができる。
本実施の形態では、シリコーンゴム層112と摩擦抵抗層103bとの間にPET層113を介在させている。この場合、PET層113の剛性によって、その内側に位置するシリコーンゴム層112の弾性変形を抑制することができるので、潤滑剤塗布ローラ103と固形潤滑剤104との圧接力を一定レベルに保つことができる。なお、基材層の材料はPETに限られるものではない。すなわち、弾性層よりも剛性が高い基材層を弾性層と摩擦抵抗層103bとの間に介在させれば、上記と同様の作用効果が得られる。
次に、潤滑剤塗布ローラ103の表面層103aに摩擦抵抗層103bを設けることによる作用効果について、図5及び図6を用いて説明する。図6は、図5に示す潤滑剤塗布ローラ103の表面層103aに潤滑剤が保持された状態を示す図である。
まず、図5に示すように表面層103aに潤滑剤が保持されていない状態で、潤滑剤塗布ローラ103が固形潤滑剤104に摺擦する場合、摩擦抵抗層103bは、摩擦抵抗粒子114によって摩擦抵抗を発生させる。そのため、摩擦抵抗層103bが固形潤滑剤104から潤滑剤を掻き取る際に、摩擦抵抗層103bと固形潤滑剤104との間の摩擦力により摩擦熱が発生する。この摩擦熱により、摩擦抵抗層103bに掻き取られる潤滑剤は軟化して、摩擦抵抗粒子114の隙間に流動する。その結果、図6に示すように、表面層103aには、掻き取られた潤滑剤の層(潤滑剤層)116が形成され、潤滑剤層116で摩擦抵抗層103bが覆われる。このようにして、潤滑剤塗布ローラ103の表面層103aに、潤滑剤が保持される。本実施の形態では、多数の摩擦抵抗粒子114を均一密度で分散配置したことによってその間に多数の狭小且つ均等サイズの隙間を形成することができるので、均一な潤滑剤層116の形成をより確実に行うことができる。
そして、図6に示すように表面層103aに保持される潤滑剤が増大すると、摩擦抵抗層103bと固形潤滑剤104との接触が潤滑剤層116によって抑制される。そのため、摩擦抵抗層103bが固形潤滑剤104から潤滑剤を掻き取る際の摩擦力が次第に低下して摩擦熱も低減されることにより、さらなる潤滑剤供給が抑制される。したがって、固形潤滑剤104から必要量以上の潤滑剤が潤滑剤塗布ローラ103の摩擦抵抗層103bへ供給されることがない。また、表面層103a上の潤滑剤が減少すれば、摩擦抵抗層103bと固形潤滑剤104との間の摩擦力に応じた摩擦熱が再び発生するため、固形潤滑剤104から潤滑剤塗布ローラ103への潤滑剤供給が再び促進される。
このようにして、潤滑剤塗布ローラ103は、常に適正量の潤滑剤を均一に保持することができ、感光体ドラム43に潤滑剤を必要量だけ均一に塗布することができる。
《第2の実施の形態》
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図である。図6に示す潤滑剤塗布装置100bは、ローラ状に形成され回転可能に支持された固形潤滑剤106を使用する点で、図4に示す第1の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置100aと相違している。固形潤滑剤106は、モータ(回転駆動部)107によって回転駆動されるとともに、圧縮スプリング(図示せず)によって付勢されて潤滑剤塗布ローラ103に圧接する。他の構成は、図3に示す第1の実施の形態と同様であるので重複する説明は省略する。
本実施の形態では、固形潤滑剤106の回転駆動を行うモータ107が、固形潤滑剤106と潤滑剤塗布ローラ103との周速比が例えば環境や固形潤滑剤106の残量等に応じて可変となるように、制御部108によって制御される。この制御により、固形潤滑剤106に対する潤滑剤塗布ローラ103の摺擦速度を可変することができ、潤滑剤塗布ローラ103が固形潤滑剤106から掻き取る潤滑剤の量を適宜調整することができる。例えば環境温度が低下したときに、潤滑剤塗布ローラ103に対する固形潤滑剤106の周速比を高くすることによって、潤滑剤の供給量を増大させることができる。また、例えば固形潤滑剤106の残量が低減するにつれて、潤滑剤塗布ローラ103に対する固形潤滑剤106の周速比を高くすることによって、潤滑剤の供給量を一定に維持することができる。
《比較例》
ここで、比較例として従来の潤滑剤塗布装置について説明する。図8は、一般的に使用されている従来の潤滑剤塗布装置及び周辺要素の概略構成図である。図8に示す潤滑剤塗布装置130は、圧縮スプリング131によって固形潤滑剤132がブラシローラ133側に押圧付勢され、ブラシローラ133が固形潤滑剤132を掻き取り、掻き取った潤滑剤を感光体ドラム43に塗布する、という構成である。
潤滑剤塗布装置130において、ブラシローラ133は、外径:14mm、材質:アクリルカーボン、パイル径:3デニール、パイル密度:115kF/inch、パイル長さ:2.75mm、回転数:550rpm、潤滑剤との圧接力:0.7Nである。
《性能確認テスト》
図4に示す第1の実施の形態に係る潤滑剤塗布装置100aと図8に示す従来の潤滑剤塗布装置130とについて、5%のトナー消費量で用紙10万(100kp)枚を印刷し、その結果としての、潤滑剤消費量、感光体ドラム43上の静摩擦係数のばらつき、及び画質(文字の中抜け)を比較評価した。なお、感光体ドラム43上の静摩擦係数については、Heidon社製のミューズ・トライボギア摩擦計で測定した。
図9は、性能確認テストにおいて、印刷枚数の増大に伴って消費される潤滑剤の量を示している。図9に示すように、第1の実施の形態の潤滑剤塗布装置100aでは、摩擦抵抗粒子114の平均粒径が0.3μm、1μm、3μmのいずれであっても、従来の潤滑剤塗布装置130(図9の「ブラシ」に対応)に比べて、潤滑剤消費量が低減されている。図9に示す結果から、摩擦抵抗粒子114の平均粒径を3μm以下とすれば顕著な効果が得られ、摩擦抵抗粒子114の平均粒径を1μm以下とすれば特に顕著な効果が得られる、ということが分かる。
図10は、性能確認テストにおいて10万枚印刷を行った後の、感光体ドラム43上の静摩擦係数のばらつきの測定結果を示している。図10に示すように、第1の実施の形態の潤滑剤塗布装置100aでは、摩擦抵抗粒子114の平均粒径が0.3μm、1μm、3μmのいずれであっても、従来の潤滑剤塗布装置130(図10の「ブラシ」に対応)に比べて、ばらつきが少ない。図10に示す結果から、摩擦抵抗粒子114の平均粒径を3μm以下とすれば顕著な効果が得られることが分かる。
表1は、性能確認テストにおいて10万枚印刷を行った後の、画像中の文字中抜けの有無を示している。
Figure 2013003443
表1に示すように、従来の潤滑剤塗布装置130(表1の「ブラシ」に対応)では、画像中に文字中抜けが散見され、目標レベルの画質に達していなかった。これに対し、第1の実施の形態の潤滑剤塗布装置100aでは、摩擦抵抗粒子114の平均粒径が0.3μm、1μm、3μmのいずれであっても、画像中に文字中抜けはなく、画質は目標レベルに達していた。表1に示す結果から、摩擦抵抗粒子114の平均粒径を3μm以下とすれば顕著な効果が得られることが分かる。
以上の結果から、摩擦抵抗粒子114の平均粒径は3μm以下であることが望ましく、1μm以下であることが特に望ましい。
以上、本発明について、実施の形態及び実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 画像形成装置
10 画像読取部
11 自動原稿給紙装置
12 原稿画像走査装置
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
41 露光装置
42 現像装置
43 感光体ドラム
44 帯電装置
45 クリーニング装置
46 一次転写ローラ
47 中間転写ユニット
47a 中間転写ベルト
47b 支持ローラ
48 クリーニング装置
49 二次転写ローラ
50 搬送部
51 給紙装置
52 搬送機構
53 排紙装置
60 定着ユニット
70 エア分離ユニット(エア分離部)
F 定着装置
100,100a,100b 潤滑剤塗布装置
103 潤滑剤塗布ローラ
103a 表面層
103b 摩擦抵抗層
104,106 固形潤滑剤
105 圧縮スプリング
107 モータ(回転駆動部)
108 制御部
111 芯金
112 シリコーンゴム層
113 PET層
114 摩擦抵抗粒子
115 樹脂バインダー
116 潤滑剤層
120 潤滑剤均しブレード

Claims (8)

  1. 固形潤滑剤及び像担持体にそれぞれ接触するよう配置され、回転によって、固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取り、掻き取った潤滑剤を像担持体に塗布する、潤滑剤塗布ローラを有し、
    前記潤滑剤塗布ローラは、その表面層に、摩擦抵抗を発生させる摩擦抵抗層を有する、
    潤滑剤塗布装置。
  2. 前記摩擦抵抗層は、摩擦抵抗を発生させる摩擦抵抗粒子を前記表面層に固着してなる、
    請求項1に記載の潤滑剤塗布装置。
  3. 前記摩擦抵抗粒子は、前記表面層に均一密度で分散配置されている、
    請求項2に記載の潤滑剤塗布装置。
  4. 前記摩擦抵抗粒子は、金属材料からなる粒子、または金属材料を含む無機材料からなる粒子である、
    請求項2または3に記載の潤滑剤塗布装置。
  5. 前記摩擦抵抗粒子の平均粒径は、1μm以下である、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  6. 前記潤滑剤塗布ローラは、前記摩擦抵抗層より下層側に弾性層を有するとともに、前記摩擦抵抗層と前記弾性層との間に介在された基材層を有し、
    前記基材層の剛性は、前記弾性層の剛性よりも高い、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  7. 前記固形潤滑剤は、ローラ状に形成され、回転可能に支持されており、
    前記潤滑剤塗布ローラに対する前記固形潤滑剤の周速比を可変する制御部をさらに有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の潤滑剤塗布装置と、
    前記潤滑剤塗布装置により潤滑剤が塗布される像担持体と、
    を有する画像形成装置。
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