JP2013080772A - Soiウェーハの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリコンウェーハをドナーウェーハとして用い、前記シリコンウェーハの表面と、ハンドルウェーハの表面とを貼り合わせて貼り合わせウェーハを得る工程と、前記貼り合わせ後に、前記シリコンウェーハの一部からなるシリコン薄膜を剥離して前記ハンドルウェーハ上に転写する剥離工程とを少なくとも含むSOIウェーハの製造方法であって、前記貼り合わせる工程が、前記シリコンウェーハ又は前記ハンドルウェーハのうちどちらか一方のウェーハを加熱器具の上面に載置することによって100〜400℃に加熱し、他方のウェーハを前記一方のウェーハから一定の間隔をおいて接触させずに該一方のウェーハの上方で保持し、前記載置されたウェーハと前記保持されたウェーハの温度差が50℃以下となったときに、該載置されたウェーハの表面と該保持されたウェーハの表面とを貼り合わせるSOIウェーハの製造方法を提供する。
【選択図】図1
Description
すなわち、本発明においては、シリコンウェーハをドナーウェーハとして用い、前記シリコンウェーハの表面と、ハンドルウェーハの表面とを貼り合わせて貼り合わせウェーハを得る工程と、前記貼り合わせ後に、前記シリコンウェーハの一部からなるシリコン薄膜を剥離して前記ハンドルウェーハ上に転写する剥離工程とを少なくとも含むSOIウェーハの製造方法であって、前記貼り合わせる工程が、前記シリコンウェーハ又は前記ハンドルウェーハのうちどちらか一方のウェーハを加熱器具の上面に載置することによって100〜400℃に加熱し、他方のウェーハを前記一方のウェーハから一定の間隔をおいて接触させずに該一方のウェーハの上方で保持し、前記載置されたウェーハと前記保持されたウェーハの温度差が50℃以下となったときに、該載置されたウェーハの表面と該保持されたウェーハの表面とを貼り合わせるSOIウェーハの製造方法を提供する。
必要に応じて、ドナーウェーハとして、表面又は表面全体に酸化膜を形成したシリコンウェーハを用いてもよい。酸化膜は、一般的な熱酸化法により形成することができる。一般的には、酸素雰囲気又は水蒸気雰囲気で、常圧下で、800〜1100℃で熱処理することによって得られるものである。酸化膜の厚さは、好ましくは50〜500nmである。これはあまり薄いと、酸化膜厚の制御が難しく、またあまり厚いと時間が掛かりすぎるためである。
本発明で用いるハンドルウェーハとしては、好ましくは、石英、ガラス、又はサファイアのいずれかの材料からなるものを挙げることができる。ハンドルウェーハは、使用する前に予めRCA洗浄等の洗浄をしておくことが好ましい。
なお、上述したようなドナーウェーハとハンドルウェーハの熱膨張係数の差は大きく、例えば、シリコンと石英の熱膨張係数の差は2.0×10−6/K、シリコンとサファイアの熱膨張係数の差は3.2×10−6/Kである。本発明は、これらの組み合わせに限定されるものではなく、組み合わせる物質が同じような熱膨張係数の差(2.0×10−6/K以上)を有していても適用できる。
図1は、SOIウェーハの製造方法の工程の一例を示す図である。
まず、ハンドルウェーハ11と、ドナーウェーハとしてシリコンウェーハ12を用意する。次に、シリコンウェーハ12又はハンドルウェーハ11のうちどちらか一方のウェーハを加熱器具13の上面に載置することによって100〜400℃に加熱する。図1(A)では、ハンドルウェーハ11を加熱器具13の上面に載置する場合を例にとり示している。
加熱器具13は、所望の温度までウェーハを加熱することができるものであればよく、例えば、ホットプレート等が挙げられる。
加熱温度は、好ましくは100〜400℃、より好ましくは200〜400℃である。例えば、ハンドルウェーハ11として石英又はガラスを用いた場合には、好ましくは100〜400℃、より好ましくは200〜400℃であり、ハンドルウェーハ11としてサファイアを用いた場合には、好ましくは100〜300℃、より好ましくは200〜300℃である。このような加熱温度であれば、シリコンウェーハ12とハンドルウェーハ11の接合強度を高めることができ、後述する貼り合わせる工程の後に貼り合わせたウェーハを室温に戻す際、貼り合わせたウェーハが破損する恐れが少ない。
表面活性化処理は、オゾン水処理、UVオゾン処理、イオンビーム処理、又はプラズマ処理等が挙げられる。
プラズマで処理をする場合、例えば、チャンバ中にRCA洗浄等の洗浄をしたシリコンウェーハ及び/又はハンドルウェーハを載置し、プラズマ用ガスを減圧下で導入した後、100W程度の高周波プラズマに5〜10秒程度さらし、表面をプラズマ処理する。プラズマ用ガスとしては、シリコンウェーハを処理する場合、表面を酸化する場合には酸素ガスのプラズマ、酸化しない場合には水素ガス、アルゴンガス、窒素ガス又はこれらの混合ガスあるいは水素ガスとヘリウムガスの混合ガスを用いることができる。ハンドルウェーハを処理する場合はいずれのガスでもよい。プラズマで処理することにより、シリコンウェーハ及び/又はハンドルウェーハの表面の有機物が酸化して除去され、さらに表面のOH基が増加し、活性化する。
オゾン水で処理する場合には、例えば、オゾンを10mg/L程度溶存した純水にウェーハを浸漬することで実現できる。
UVオゾンで処理をする場合は、オゾンガス、もしくは大気より生成したオゾンガスにUV光(例えば、波長185nm)を照射することで行うことが可能である。
イオンビームで処理する場合には、例えば、スパッタ法のようにウェーハの表面をアルゴンなどの不活性ガスのビームで高真空下において処理することにより、表面の未結合手を露出させ、結合力を増すことが可能である。
オゾン水処理やUVオゾン処理などでは、シリコンウェーハまたはハンドルウェーハの表面の有機物をオゾンにより分解し、表面のOH基を増加させることによって活性化を行う。一方、イオンビーム処理やプラズマ処理などでは、ウェーハの表面の反応性の高い未結合手(ダングリングボンド)を露出させることによって、もしくはその未結合手にOH基が付与されることによって活性化を行う。
表面の活性化は、親水性の程度(濡れ性)を見ることによって確認ができる。具体的には、ウェーハの表面に水をたらし、その接触角(コンタクトアングル)を測ることによって簡便に測定できる。
シリコンウェーハ12を保持する保持装置14は、好ましくは、ロボットアーム又は真空ピンセットである。シリコンウェーハ12をハンドルウェーハ11と接触させることなく、可能な限り近接させることが可能だからである。
シリコンウェーハ12とハンドルウェーハ11間の一定の間隔Lは、好ましくは、30μm〜2mmである。このような間隔であれば、シリコンウェーハ12はハンドルウェーハ11の熱によって十分加熱されるからである。
スペーサー17は、後述するシリコンウェーハ12を保持することができれば、形状と大きさは限定されず、ハンドルウェーハ11上のどの位置に配置されてもよく、例えば、ハンドルウェーハ11の両端に配置される。
スペーサー17の材質は、特に限定されるものではないが、熱伝導率の高いものが好ましく、例えば、SUSの金属片等が挙げられる。
次に、図2(B−2)に示すように、他方のウェーハ(シリコンウェーハ12)をスペーサー17上に載置し、ハンドルウェーハ11の上方で保持する。シリコンウェーハ12とハンドルウェーハ11との間にスペーサー17を介在させることによって、シリコンウェーハ12をハンドルウェーハ11と接触させることなく、シリコンウェーハ12は、ハンドルウェーハ11の熱(対流熱、放射熱)によって間接的に加熱することが可能である。
シリコンウェーハ12とハンドルウェーハ11間の一定の間隔Lは、好ましくは、30μm〜2mmである。このような間隔であれば、シリコンウェーハ12はハンドルウェーハ11の熱によって十分加熱されるからである。一定の間隔Lは、スペーサー17の厚さを変化させることによって、所望の間隔とすることができる。
載置されたウェーハと保持されたウェーハの温度差は、各ウェーハの表面温度の差をいう。この温度差が50℃以下となったときに両ウェーハ11、12を貼り合わせれば、貼り合わせウェーハ15を室温に戻した際に、該ウェーハ15に反り及び局所的な変形が発生する可能性は低く、貼り合わせ面に気泡が導入される恐れが少ない。この温度差の下限値は、間隔Lの大きさに依存するが、Lは零でないため、この温度差の下限値も好ましくは零ではない。
加熱による歪みが、「加熱温度(T2)−貼り合わせ温度(T1)=加熱温度と貼り合わせ温度の差(ΔT)」に比例するため、後述する加熱の際に、貼り合わせウェーハ15が破損する可能性を低減することができる。
剥離転写方法は、特に限定されるものではないが、SiGen法、SOITEC法等が挙げられる。例えば、ドナーウェーハ(シリコンウェーハ)に、予め(上記図1(A)の前に)転写したい薄膜の厚さに相当する深さに水素イオン注入を施しておき、例えば機械的に水素イオン注入界面に沿ってシリコン薄膜を剥離し、ハンドルウェーハ上に転写することができる。
以上説明したように、本発明のSOIウェーハの製造方法によれば、ウェーハの反り及び変形を抑制することができる。
ハンドルウェーハとして6インチのサファイアウェーハを用い、該サファイアウェーハを加熱プレート上に載置し、250℃で加熱した。次に、サファイアウェーハ上に、スペーサーとして幅2mm、長さ3mmの金属片を配置した。次に、このスペーサー上に、シリコンウェーハを載置し、サファイアウェーハの上方で保持した。シリコンウェーハとサファイアウェーハ間の間隔を、スペーサーの厚さによって変化させ、各間隔によるシリコンウェーハの温度を測定した。シリコンウェーハの温度が一定となる時間は、間隔によらず、3分程度であった。シリコンウェーハの温度は、シリコンウェーハに取り付けた熱電対によって測定された。当該加熱温度で3分間処理した。測定結果を表1に示す。
図3では、気泡の発生は確認されなかったが、図4では、気泡aの発生が確認された。
サファイアウェーハを300℃で加熱した以外は、実施例1と同様に行った。測定結果を表2に示す。
11s 表面
12 シリコンウェーハ
12s 表面
12B シリコン薄膜
13 加熱器具
14 保持装置
15 貼り合わせウェーハ
16 SOIウェーハ
17 スペーサー
a 気泡
Claims (7)
- シリコンウェーハをドナーウェーハとして用い、前記シリコンウェーハの表面と、ハンドルウェーハの表面とを貼り合わせて貼り合わせウェーハを得る工程と、
前記貼り合わせ後に、前記シリコンウェーハの一部からなるシリコン薄膜を剥離して前記ハンドルウェーハ上に転写する剥離工程と
を少なくとも含むSOIウェーハの製造方法であって、
前記貼り合わせる工程が、前記シリコンウェーハ又は前記ハンドルウェーハのうちどちらか一方のウェーハを加熱器具の上面に載置することによって100〜400℃に加熱し、他方のウェーハを前記一方のウェーハから一定の間隔をおいて接触させずに該一方のウェーハの上方で保持し、前記載置されたウェーハと前記保持されたウェーハの温度差が50
℃以下となったときに、該載置されたウェーハの表面と該保持されたウェーハの表面とを貼り合わせるSOIウェーハの製造方法。 - 前記貼り合わせウェーハを、100〜400℃に加熱する工程をさらに含む請求項1に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記剥離が、前記シリコンウェーハに、予め転写したい薄膜の厚さに相当する深さに導入されたイオン注入層に沿って行われる請求項1又は2に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記一定の間隔が、30μm〜2mmである請求項1〜3のいずれかに記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記保持が、ロボットアーム、真空ピンセット、又は前記ドナーウェーハと前記ハンドルウェーハとの間に介在するスペーサーを用いて行われる請求項1〜4のいずれかに記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記シリコンウェーハと前記ハンドルウェーハとの熱膨張係数の差が、2.0×10−6/K以上である請求項1〜5のいずれかに記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記ハンドルウェーハが、石英、ガラス、又はサファイアである請求項1〜6のいずれかに記載のSOIウェーハの製造方法。
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