JP2013074076A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースの形成材料である樹脂組成物にフィラーとして混入したガラス繊維を利用して、光の反射性を良好にすることが可能な発光装置を提供する。
【解決手段】LEDチップ30と、LEDチップ30を収容する収容凹部20gを有する横長扁平箱状のケース20とを備え、収容凹部20gの開口部20fから発光装置10の側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置10であって、ケース20は、正反射材である酸化チタン微粒子50と、拡散反射材であるガラス繊維60とをフィラーとして混入した樹脂組成物の射出成形によって一体形成されており、ケース20の短手方向に対向する側壁部20b,20cの内面は、LEDチップ30から放出された光を反射して、開口部20fから出射するリフレクタとして機能し、側壁部20b,20cの肉厚d1,d2は、ガラス繊維60の平均長未満に設定されている。
【選択図】 図1
【解決手段】LEDチップ30と、LEDチップ30を収容する収容凹部20gを有する横長扁平箱状のケース20とを備え、収容凹部20gの開口部20fから発光装置10の側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置10であって、ケース20は、正反射材である酸化チタン微粒子50と、拡散反射材であるガラス繊維60とをフィラーとして混入した樹脂組成物の射出成形によって一体形成されており、ケース20の短手方向に対向する側壁部20b,20cの内面は、LEDチップ30から放出された光を反射して、開口部20fから出射するリフレクタとして機能し、側壁部20b,20cの肉厚d1,d2は、ガラス繊維60の平均長未満に設定されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は発光装置に係り、詳しくは、LEDチップを用いた発光装置に関するものである。
従来より、樹脂組成物にフィラーとしてガラス繊維を混入することにより、樹脂組成物の強度を向上させる技術が広く利用されている(特許文献1〜4参照)。
また、液晶ディスプレイのバックライト光源などに利用される薄型の発光装置として、サイドビュータイプの発光装置(側面発光装置)がある(特許文献5参照)。
また、液晶ディスプレイのバックライト光源などに利用される薄型の発光装置として、サイドビュータイプの発光装置(側面発光装置)がある(特許文献5参照)。
ガラス繊維を混入した樹脂組成物について、光の反射性を向上させるためにガラス繊維を利用する技術は従来知られていない。
例えば、特許文献3には、ガラス繊維が光の屈折・散乱・反射・集光などの光学作用を強め、樹脂組成物であるポリオレフィンの劣化を招くことが記載されているだけである(段落[0017]参照)。
また、特許文献4には、樹脂組成物である透明樹脂と、ガラス繊維と、無機フィラーとを含有した透明複合材料について、無機フィラーとしてガラスフレークを用いた場合に、透明樹脂とガラスフレークとの界面の濡れが不十分であると、ガラスフレークの表面で光の反射・散乱が起こり透明性が低くなることが記載されているだけである(段落[0124][0125]参照)。
例えば、特許文献3には、ガラス繊維が光の屈折・散乱・反射・集光などの光学作用を強め、樹脂組成物であるポリオレフィンの劣化を招くことが記載されているだけである(段落[0017]参照)。
また、特許文献4には、樹脂組成物である透明樹脂と、ガラス繊維と、無機フィラーとを含有した透明複合材料について、無機フィラーとしてガラスフレークを用いた場合に、透明樹脂とガラスフレークとの界面の濡れが不十分であると、ガラスフレークの表面で光の反射・散乱が起こり透明性が低くなることが記載されているだけである(段落[0124][0125]参照)。
特に液晶ディスプレイのバックライト光源として利用されるサイドビュータイプの発光装置は薄型化が求められるため、発光装置のケースの側壁についても十分な強度を備えた上で薄くする必要がある。
そのため、従来より、サイドビュータイプの発光装置のケースを樹脂組成物の射出成形によって一体形成する際に、樹脂組成物にフィラーとしてガラス繊維を混入して強度を向上させた製品が販売されている。
そこで、サイドビュータイプの発光装置のリフレクターとして機能するケースの側壁について、光の反射性を向上させるためにガラス繊維を利用することが要求されている。
そのため、従来より、サイドビュータイプの発光装置のケースを樹脂組成物の射出成形によって一体形成する際に、樹脂組成物にフィラーとしてガラス繊維を混入して強度を向上させた製品が販売されている。
そこで、サイドビュータイプの発光装置のリフレクターとして機能するケースの側壁について、光の反射性を向上させるためにガラス繊維を利用することが要求されている。
本発明は前記要求を満足させるためになされたものであって、その目的は、ケースの形成材料である樹脂組成物にフィラーとして混入したガラス繊維を利用して、光の反射性を良好にすることが可能な発光装置を提供することにある。
本発明者らは前記要求を満足させるために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
LEDチップと、
前記LEDチップを収容する収容凹部を有するケースとを備え、
前記収容凹部の開口部から光を放出する発光装置であって、
前記ケースは、正反射材の微粒子と、拡散反射材であるガラス繊維とをフィラーとして混入した樹脂組成物の射出成形によって一体形成されており、
前記ケースの側壁部の内面は、前記LEDチップから放出された光を反射して、前記開口部から出射するリフレクタとして機能し、
前記側壁部の肉厚は、前記ガラス繊維の平均長未満に設定されている発光装置である。
第1の局面は、
LEDチップと、
前記LEDチップを収容する収容凹部を有するケースとを備え、
前記収容凹部の開口部から光を放出する発光装置であって、
前記ケースは、正反射材の微粒子と、拡散反射材であるガラス繊維とをフィラーとして混入した樹脂組成物の射出成形によって一体形成されており、
前記ケースの側壁部の内面は、前記LEDチップから放出された光を反射して、前記開口部から出射するリフレクタとして機能し、
前記側壁部の肉厚は、前記ガラス繊維の平均長未満に設定されている発光装置である。
第1の局面では、正反射材による正反射光と、拡散反射材であるガラス繊維による拡散反射光とを適正なバランスにすることが可能になり、ケースの対向する側壁部の間の中心軸の方向(軸上光度)と、ケースの開口部の全周囲方向(全光束)との両方について、LEDチップの光を高効率で開口部から外部へ放出する光学的特異性を発現できる。
従って、第1の局面によれば、ケースの形成材料である樹脂組成物にフィラーとして混入したガラス繊維を利用して、光の反射性を良好にすることが可能なサイドビュータイプの発光装置を提供できる。
従って、第1の局面によれば、ケースの形成材料である樹脂組成物にフィラーとして混入したガラス繊維を利用して、光の反射性を良好にすることが可能なサイドビュータイプの発光装置を提供できる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、前記側壁部の肉厚は、約80μm以上130μm以下であり、前記ガラス繊維の平均長は、約150μm以上230μm以下の発光装置である。
第2の局面によれば、第1の局面の作用・効果をより確実に得られる。
第2の局面は、第1の局面において、前記側壁部の肉厚は、約80μm以上130μm以下であり、前記ガラス繊維の平均長は、約150μm以上230μm以下の発光装置である。
第2の局面によれば、第1の局面の作用・効果をより確実に得られる。
<第3の局面>
第3の局面は、第1または第2の局面において、前記ケースは横長扁平箱状であり、前記側壁部は前記ケースの短手方向に対向し、前記収容凹部の開口部から当該発光装置の側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置である。
第3の局面は、第1または第2の局面において、前記ケースは横長扁平箱状であり、前記側壁部は前記ケースの短手方向に対向し、前記収容凹部の開口部から当該発光装置の側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置である。
<第4の局面>
第4の局面は、第1〜第3の局面において、前記正反射材の微粒子は、前記側壁部の内面近傍の前記樹脂組成物中に分散配置されており、前記ガラス繊維は、前記側壁部の内面近傍から深部までの前記樹脂組成物中に略均一に分散配置されている発光装置である。
第4の局面によれば、正反射材の微粒子の正反射性を更に向上させると共に、拡散反射材であるガラス繊維の拡散反射性を更に向上できる。
第4の局面は、第1〜第3の局面において、前記正反射材の微粒子は、前記側壁部の内面近傍の前記樹脂組成物中に分散配置されており、前記ガラス繊維は、前記側壁部の内面近傍から深部までの前記樹脂組成物中に略均一に分散配置されている発光装置である。
第4の局面によれば、正反射材の微粒子の正反射性を更に向上させると共に、拡散反射材であるガラス繊維の拡散反射性を更に向上できる。
<第5の局面>
第5の局面は、第1〜第4の局面において、前記ガラス繊維は、直径が約6μm以上13μm以下の円柱状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約1重量%以上40重量%以下であり、前記ガラス繊維の屈折率は前記樹脂組成物の屈折率未満の発光装置である。
第5の局面によれば、第1〜第4の局面の作用・効果をより確実に得られる。
第5の局面は、第1〜第4の局面において、前記ガラス繊維は、直径が約6μm以上13μm以下の円柱状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約1重量%以上40重量%以下であり、前記ガラス繊維の屈折率は前記樹脂組成物の屈折率未満の発光装置である。
第5の局面によれば、第1〜第4の局面の作用・効果をより確実に得られる。
<第6の局面>
第6の局面は、第1〜第5の局面において、前記正反射材の微粒子は、直径が約0.1μm以上0.3μm以下の略球形状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約10重量%以上50重量%以下の発光装置である。
第6の局面によれば、第1〜第5の局面の作用・効果をより確実に得られる。
第6の局面は、第1〜第5の局面において、前記正反射材の微粒子は、直径が約0.1μm以上0.3μm以下の略球形状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約10重量%以上50重量%以下の発光装置である。
第6の局面によれば、第1〜第5の局面の作用・効果をより確実に得られる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面では、説明を分かり易くするために、実施形態の構成部材の寸法形状および配置箇所を誇張して模式的に図示してあり、各構成部材の寸法形状および配置箇所が実物とは異なっている。
図1に示すように、本実施形態の発光装置10は、ケース20(底壁部20a、側壁部20b〜20e、開口部20f、収容凹部20g)、LEDチップ30、封止用樹脂40、正反射材である酸化チタン微粒子50、拡散反射材であるガラス繊維60などから構成され、側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置(側面発光装置)である。
発光装置10は、横長扁平状であり、長手方向を二分する中心線(基準線)Lおよび短手方向を二分する中心線(短手方向の中心軸)Mに対して、ケース(パッケージ)20およびLEDチップ30が線対称に配置形成されている。
発光装置10は、横長扁平状であり、長手方向を二分する中心線(基準線)Lおよび短手方向を二分する中心線(短手方向の中心軸)Mに対して、ケース(パッケージ)20およびLEDチップ30が線対称に配置形成されている。
ケース20は、横長扁平箱状であり、樹脂組成物(合成樹脂材料)の射出成形によって一体形成されており、底壁部20aと、底壁部20aの外周から立設された4つの側壁部20b〜20eとから構成されている。
ケース20の側面は全体が開口された光放出用の開口部20fとなる。
ケース20の短手方向に対向する側壁部20b,20cの内面(内壁面)と、ケース20の長手方向に対向する側壁部20d,20eの内面と、底壁部20aの内面(底面)とによって囲まれた空間が収容凹部20gとなる。
ケース20の側面は全体が開口された光放出用の開口部20fとなる。
ケース20の短手方向に対向する側壁部20b,20cの内面(内壁面)と、ケース20の長手方向に対向する側壁部20d,20eの内面と、底壁部20aの内面(底面)とによって囲まれた空間が収容凹部20gとなる。
LEDチップ30は、ケース20の底壁部20aの内面に取付固定されて搭載され、ケース20の収容凹部20gに収容されている。
LEDチップ30はリードフレーム(図示略)に接続され、そのリードフレームはケース20にインサート成形され、そのリードフレームの先端部はケース20の外方へ突出して発光装置10の接続端子を構成している。
ケース20の収容凹部20g内には透明な封止用樹脂40が充填されており、封止用樹脂40によって収容凹部20g内の収容物(LEDチップ30、ボンディングワイヤ、リードフレーム)が封止されている。
LEDチップ30はリードフレーム(図示略)に接続され、そのリードフレームはケース20にインサート成形され、そのリードフレームの先端部はケース20の外方へ突出して発光装置10の接続端子を構成している。
ケース20の収容凹部20g内には透明な封止用樹脂40が充填されており、封止用樹脂40によって収容凹部20g内の収容物(LEDチップ30、ボンディングワイヤ、リードフレーム)が封止されている。
ケース20を樹脂組成物の射出成形により一体形成する際には、無機フィラーとして酸化チタン微粒子50およびガラス繊維60を樹脂組成物に混入してある。
ケース20において、側壁部20b,20cの内面は開口部20fに向かって所定角度(0〜6゜)を成して傾斜しており、底壁部20aの内面よりも開口部20fの方が面積が大きくなるように形成されている。
側壁部20b,20cの肉厚は、底壁部20aに接する部分の肉厚d1が最も厚く、開口部20fに向かって徐々に薄くなるように形成されており、開口部20fに接する部分の肉厚d2は肉厚d1より薄くなっている(d1>d2)。
尚、側壁部20b,20cを傾斜させず、側壁部20b,20cの肉厚を均一にしてもよい(d1=d2)。
そして、側壁部20b,20cの内面は、LEDチップ30から放出された光を反射して、開口部20fから出射するリフレクタとして機能する。
ケース20において、側壁部20b,20cの内面は開口部20fに向かって所定角度(0〜6゜)を成して傾斜しており、底壁部20aの内面よりも開口部20fの方が面積が大きくなるように形成されている。
側壁部20b,20cの肉厚は、底壁部20aに接する部分の肉厚d1が最も厚く、開口部20fに向かって徐々に薄くなるように形成されており、開口部20fに接する部分の肉厚d2は肉厚d1より薄くなっている(d1>d2)。
尚、側壁部20b,20cを傾斜させず、側壁部20b,20cの肉厚を均一にしてもよい(d1=d2)。
そして、側壁部20b,20cの内面は、LEDチップ30から放出された光を反射して、開口部20fから出射するリフレクタとして機能する。
図2に示すように、LEDチップ30から放出された光は、酸化チタン微粒子50で正反射されると共に(実線矢印α参照)、ガラス繊維60で拡散反射され(実線矢印β参照)、一度以上反射された光とLEDチップ30から直接放出された光とが混合して開口部20fから出射される。
そのため、正反射光と拡散反射光とを適正なバランスにすれば、ケース20の短手方向の中心軸Mの方向(軸上光度)と、ケース20の開口部20fの全周囲方向(全光束)との両方について、LEDチップ30の光を高効率で開口部20fから外部へ放出する光学的特異性を発現できる。
そのため、正反射光と拡散反射光とを適正なバランスにすれば、ケース20の短手方向の中心軸Mの方向(軸上光度)と、ケース20の開口部20fの全周囲方向(全光束)との両方について、LEDチップ30の光を高効率で開口部20fから外部へ放出する光学的特異性を発現できる。
図3に示すように、反射体サンプルの反射光角度分布に対する反射光強度を測定するための測定装置では、光照射装置により反射体サンプルに対して入射角度60゜で光を入射させ、反射体サンプルの反射光について、正反射角を0゜とした際に、入射光の側(プラス側)へ20゜、入射光の反対側(マイナス側)へ30゜の範囲(−30゜〜+20゜)を反射光角度分布として、その反射光強度を測定する。
図4は、平均長が89μmのガラス繊維60を混入した樹脂組成物のサンプルA、平均長が184μmのガラス繊維60を混入した樹脂組成物のサンプルB、平均長が223μmのガラス繊維60を混入した樹脂組成物のサンプルCについて、各サンプルA〜Cの反射光角度分布に対する反射光強度を測定した特性図である。
尚、各サンプルA〜Cについて、樹脂組成物はPA9T(ノナン酸ジアミン+テレフタル酸)とし、酸化チタン微粒子50の粒径および分量は同一にし、ケース20の形状に加工したものを用いた。
尚、各サンプルA〜Cについて、樹脂組成物はPA9T(ノナン酸ジアミン+テレフタル酸)とし、酸化チタン微粒子50の粒径および分量は同一にし、ケース20の形状に加工したものを用いた。
ここで、ガラス繊維60の平均長とは、樹脂組成物に多数個混入したガラス繊維60の長さを全て同一にすることはできないため、その長さの平均をとったものである。
ちなみに、各サンプルA〜Cの側壁部20b,20cについて同一箇所を同一寸法形状だけ切り出し、その切り出した部分に混入されているガラス繊維60の長さを測定したところ、サンプルAでは50〜150μmの範囲であり、サンプルBでは0〜430μmの範囲であり、サンプルCでは0〜430μmの範囲であった。
ちなみに、各サンプルA〜Cの側壁部20b,20cについて同一箇所を同一寸法形状だけ切り出し、その切り出した部分に混入されているガラス繊維60の長さを測定したところ、サンプルAでは50〜150μmの範囲であり、サンプルBでは0〜430μmの範囲であり、サンプルCでは0〜430μmの範囲であった。
サンプルAでは、正反射角(0゜)の反射光強度は高いが、それ以外の角度範囲では正反射角から離れるにつれて反射光強度が急激に低下する傾向がある。
サンプルB,Cでは、広い反射光角度分布で同程度の高い反射光強度が得られるため、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現していることがわかる。
サンプルB,Cでは、広い反射光角度分布で同程度の高い反射光強度が得られるため、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現していることがわかる。
そして、本発明者らは、サンプルA〜C以外にも平均長の異なるガラス繊維60を混入した樹脂組成物について同様の実験を行った結果、ガラス繊維60の平均長を約150μm以上230μm以下の範囲(最適範囲)にした場合に、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現することを見いだした。
ここで、ガラス繊維60の平均長が前記最適範囲よりも長くなると、拡散反射にも正反射にも活用されず、ケース20の側壁部20b,20cを透過してしまう光の透過成分が増加する傾向があり、それに加えて、樹脂組成物に対して十分に混練することが困難になり、樹脂組成物中に均一に分散配置できなくなるおそれがある。
また、ガラス繊維60の平均長が前記最適範囲よりも短くなると、正反射光が拡散反射光より多くなり、拡散反射光と正反射光のバランスが偏るため、光学的特異性を発現し難くなる傾向がある。
また、ガラス繊維60の平均長が前記最適範囲よりも短くなると、正反射光が拡散反射光より多くなり、拡散反射光と正反射光のバランスが偏るため、光学的特異性を発現し難くなる傾向がある。
図5は、平均長がサンプルCと同じ223μmのガラス繊維60を混入した樹脂組成物を、側壁部20b,20cの肉厚d1,d2を約80μm以上130μm以下のケース20の形状にしたサンプル(LED-Pkg)、中心部の肉厚を3mmのダンベル状にしたサンプル、肉厚を1mmの短冊状(TP)にしたサンプルについて、各サンプルの反射光角度分布に対する反射光強度を測定した特性図である。
尚、各サンプルについて、樹脂組成物はPA9Tとし、酸化チタン微粒子50の粒径および分量は同一にしたものを用いた。
尚、各サンプルについて、樹脂組成物はPA9Tとし、酸化チタン微粒子50の粒径および分量は同一にしたものを用いた。
サンプル(樹脂成型物)の肉厚が厚い場合には、平均長の長いガラス繊維60を用いても、拡散反射光が得られず、ほぼ正反射光のみとなり、拡散反射光と正反射光のバランスが偏るため、光学的特異性を発現し難くなることがわかる。
その理由は、サンプルの肉厚がガラス繊維60の平均長未満の場合には、サンプルの厚さ方向に直交する長さ方向に対して、ガラス繊維60が平行に配置され易くなるため、拡散反射特性を容易に発現できるからである。
反対に、サンプルの肉厚がガラス繊維60の平均長より大きくなるほど、サンプルの長さ方向に対して、ガラス繊維60が平行に配置され難くなるため、拡散反射特性の発現が困難になる。
その理由は、サンプルの肉厚がガラス繊維60の平均長未満の場合には、サンプルの厚さ方向に直交する長さ方向に対して、ガラス繊維60が平行に配置され易くなるため、拡散反射特性を容易に発現できるからである。
反対に、サンプルの肉厚がガラス繊維60の平均長より大きくなるほど、サンプルの長さ方向に対して、ガラス繊維60が平行に配置され難くなるため、拡散反射特性の発現が困難になる。
そして、本発明者らは、側壁部20b,20cの肉厚d1,d2を様々に設定したサンプルについて同様の実験を行った結果、ガラス繊維60の平均長が約150μm以上230μm以下の範囲(最適範囲)であれば、側壁部20b,20cの肉厚d1,d2を約80μm以上130μm以下の範囲(最適範囲)にした場合に、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現することを見いだした。
さらに、本発明者らは、酸化チタン微粒子50の粒径および樹脂組成物中の含有量を様々に設定したサンプルについて、反射光角度分布に対する反射光強度を測定した結果、酸化チタン微粒子50は、直径が約0.1μm以上0.3μm以下の略球形状にし、樹脂組成物中の含有量を約10重量%以上50重量%以下にした場合に、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現することを見いだした。
そして、酸化チタン微粒子50は正反射材として機能するため、ケース20の側壁部20b,20cの内面近傍の樹脂組成物中に分散配置させれば正反射性を更に向上できる。
それに対して、ガラス繊維60は拡散反射材として機能するため、ケース20の側壁部20b,20cの内面近傍から深部までの樹脂組成物中に略均一に分散配置させれば拡散反射性を更に向上できる。
それに対して、ガラス繊維60は拡散反射材として機能するため、ケース20の側壁部20b,20cの内面近傍から深部までの樹脂組成物中に略均一に分散配置させれば拡散反射性を更に向上できる。
また、本発明者らは、ガラス繊維60の直径、樹脂組成物中の含有量、屈折率を様々に設定したサンプルについて、反射光角度分布に対する反射光強度を測定した結果、ガラス繊維60は、直径が約6μm以上13μm以下の円柱状にし、樹脂組成物中の含有量を約1重量%以上40重量%以下(望ましくは約10重量%以上30重量%以下)にし、屈折率は約1.4以上1.45以下にした場合に、ケース20の側壁部20b,20cの強度を向上させた上で、拡散反射光と正反射光の両方をバランス良く併せ持つ光学的特異性を発現することを見いだした。
また、樹脂組成物は、熱可塑性樹脂(例えば、ポリアミド樹脂やLCP(Liquid Crystal Polymer)樹脂など)、熱硬化性樹脂(例えば、シリコーン樹脂、変性シリコン樹脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂など)のどちらを使用してもよいが、ガラス繊維60の拡散反射性を確保するためには樹脂組成物の屈折率をガラス繊維60以上にすることが望ましく、樹脂組成物の屈折率は約1.45以上が好適である。
尚、酸化チタン微粒子50は、正反射性の良好な材料の微粒子に置き換えてもよく、例えば、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫化亜鉛、窒化ホウ素など材料の微粒子に置き換えてもよいが、これらの材料の中でも特に酸化チタンは安価に流通しており化学的にも安定であるため好適である。
また、ケース20の形状は横長扁平箱状でなくてもよく、例えば円筒箱状などのその他の形状であってもよい。
また、ケース20の形状は横長扁平箱状でなくてもよく、例えば円筒箱状などのその他の形状であってもよい。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…発光装置
20…ケース
20a…底壁部
20b,20c…ケース20の短手方向に対向する側壁部
20f…開口部
20g…収容凹部
30…LEDチップ
40…封止用樹脂
50…正反射材である酸化チタン微粒子
60…ガラス繊維
20…ケース
20a…底壁部
20b,20c…ケース20の短手方向に対向する側壁部
20f…開口部
20g…収容凹部
30…LEDチップ
40…封止用樹脂
50…正反射材である酸化チタン微粒子
60…ガラス繊維
Claims (6)
- LEDチップと、
前記LEDチップを収容する収容凹部を有するケースとを備え、
前記収容凹部の開口部から光を放出する発光装置であって、
前記ケースは、正反射材の微粒子と、拡散反射材であるガラス繊維とをフィラーとして混入した樹脂組成物の射出成形によって一体形成されており、
前記ケースの側壁部の内面は、前記LEDチップから放出された光を反射して、前記開口部から出射するリフレクタとして機能し、
前記側壁部の肉厚は、前記ガラス繊維の平均長未満に設定されている発光装置。 - 請求項1に記載の発光装置において、
前記側壁部の肉厚は、約80μm以上130μm以下であり、
前記ガラス繊維の平均長は、約150μm以上230μm以下である発光装置。 - 請求項1または請求項2に記載の発光装置において、
前記ケースは横長扁平箱状であり、前記側壁部は前記ケースの短手方向に対向し、前記収容凹部の開口部から当該発光装置の側面方向に光を放出するサイドビュータイプの発光装置 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置において、
前記正反射材の微粒子は、前記側壁部の内面近傍の前記樹脂組成物中に分散配置されており、
前記ガラス繊維は、前記側壁部の内面近傍から深部までの前記樹脂組成物中に略均一に分散配置されている発光装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置において、
前記ガラス繊維は、直径が約6μm以上13μm以下の円柱状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約1重量%以上40重量%以下であり、前記ガラス繊維の屈折率は前記樹脂組成物の屈折率未満である発光装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置において、
前記正反射材の微粒子は、直径が約0.1μm以上0.3μm以下の略球形状であり、前記樹脂組成物中の含有量が約10重量%以上50重量%以下である発光装置。
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