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JP2013065708A - 太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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JP2013065708A JP2011203654A JP2011203654A JP2013065708A JP 2013065708 A JP2013065708 A JP 2013065708A JP 2011203654 A JP2011203654 A JP 2011203654A JP 2011203654 A JP2011203654 A JP 2011203654A JP 2013065708 A JP2013065708 A JP 2013065708A
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Kenji Ihara
健治 伊原
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Keiwa Inc
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Abstract

【課題】太陽電池セル間の隙間に入射する光を太陽電池セルの表面に効果的に反射させることにより、光の利用効率を高め、発電効率を向上させることができる太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の太陽電池モジュールが備えるバックシートは、シート本体と、シート本体の表面側から突設され、太陽電池セル間の隙間に配設される凸条体とを備え、上記凸条体が、シート本体の表面から太陽電池セルの表面位置までに至る基台部位と、この基台部位から表面側に延設される突出部位とを備え、上記突出部位が、突出端縁から基台部位側にかけて隣接する太陽電池セル側に平面視で近接するよう傾斜する反射面を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光の利用率を高めることで発電効率を向上させることができる太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法に関する。
近年、地球温暖化等の環境問題に対する意識の高まりから、クリーンエネルギー源としての太陽光発電が注目され、種々の形態からなる太陽電池が開発されている。この太陽電池は、一般的には直列又は並列に配線された複数の太陽電池セルをパッケージングし、ユニット化した複数の太陽電池モジュールから構成されている。
太陽電池モジュール41の一般的な構造としては、図8に示すように、ガラス等からなる透光性基板42と、熱可塑性樹脂からなる表面側充填剤層43と、光起電力素子としての複数の太陽電池セル44と、熱可塑性樹脂からなる裏面側充填剤層45と、太陽電池モジュール用バックシート46(以下、単にバックシートということもある)とが一体成型されている。
かかる太陽電池モジュール41は、光入射面側から太陽電池セル44の受光面に入射した太陽光線を利用して発電するものである。しかしながら、かかる太陽電池モジュール41は、通常、隣接する太陽電池セル44同士が所定の間隔を開けて配置されているため、太陽電池セル44間の隙間に入射した太陽光線は、太陽電池セル44の受光面に入射されることなく太陽電池モジュール41の裏面側から出射され、発電に有効利用されないという問題を抱えている。
このような問題を解決すべく、隙間をもって配置される複数の表裏両面入射型の太陽電池セルを備える太陽電池モジュールにおいて、表面に凹凸加工を施した裏面側透光部材(バックシート)を太陽電池セルの裏面側に配設した太陽電池モジュールが発案されている(特開平11−307791号公報参照)。この太陽電池モジュールは、隣り合う太陽電池セル間の隙間に対応して透光性部材の凹凸面を形成することによって、太陽電池セル間の隙間に入射した光を太陽電池セルの裏面の受光面に向けて反射させることができる。従って、当該太陽電池モジュールは、この反射光を発電に利用することができ、光の利用率を高めることができる。
しかしながら、この太陽電池モジュールは、隣り合う太陽電池セルの裏面側に配設される裏面側透光部材に凹凸面を形成したものであり、反射光を効率的に太陽電池セルの表面に反射させることができない。それゆえ、この太陽電池モジュールは、太陽電池セルの表面側に設けられる変換効率の高い受光面への入射量を効果的に増加させて発電率を高めることができないという問題を抱えている。
特開平11−307791号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、隣接する太陽電池セル間の隙間に入射する太陽光線を太陽電池セルの表面に効果的に反射させることにより、光の利用効率を高め、発電効率を向上させることができる太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた発明は、
隙間をもって配置される複数の太陽電池セルと、裏面側に配設される太陽電池モジュール用バックシートとを備える太陽電池モジュールであって、
上記太陽電池モジュール用バックシートが、
シート本体と、
シート本体の表面側から突設され、上記太陽電池セル間の隙間に配設される凸条体と
を備え、
上記凸条体が、
シート本体の表面から太陽電池セルの表面位置までに至る基台部位と、
この基台部位から表面側に延設される突出部位と
を備え、
上記突出部位が、突出端縁から基台部位側にかけ、隣接する太陽電池セル側に近接するよう傾斜する反射面を有することを特徴とする太陽電池モジュールである。
当該太陽電池モジュールは、太陽電池モジュール用バックシートのシート本体の表面側から突設される凸条体を備え、この凸条体が、シート本体の表面から太陽電池セルの表面位置までに至る基台部位と、この基台部位から表面側に延設される突出部位とを備え、上記突出部位が、突出端縁から基台部位側にかけ、隣接する太陽電池セル側に近接するよう傾斜する反射面を有している。従って、当該太陽電池モジュールは、太陽電池セル間の隙間に入射する光を太陽電池セルの表面位置よりも表面側に形成される反射面に入射させ、太陽電池セルの表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池モジュールは、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記突出部位が、一対の上記反射面を備え、凸条体形成方向に垂直な断面形状が三角形であるとよい。これにより、隣接する太陽電池セル間の隙間に入射する光を一対の反射面によって反射させることができ、光の利用率を飛躍的に高めることができる。
上記凸条体形成方向に垂直な断面形状が三角形である場合、この三角形は略二等辺三角形であるとよい。これにより、入射する光を隣接して配置されるいずれの太陽電池セルに対しても好適に反射させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記反射面の平均傾斜角度が30°以上75°以下であるとよい。これにより、入射する光を隣接する太陽電池セルの表面に好適に反射させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記突出部位の高さが10μm以上であるとよい。これにより、反射面の高さ方向面積を大きくし、太陽電池セルの表面に反射される光の量を増加させることができる。
当該太陽電池モジュールは、所定間隔をもって上記複数の太陽電池セルの表面側に配設される透光性基板を備え、上記突出部位が、上記透光性基板の裏面に実質的に当接するとよい。これにより、反射面で反射される光の量を増加させ、ひいては太陽電池セルの表面に反射される光の量を増加させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記突出部位と太陽電池セルとの距離が、太陽電池セル間の隙間の1/3以下であるとよい。これにより、隣接する太陽電池セル間の隙間に入射する光を効果的に反射面に入射させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記反射面が白色であるとよい。これにより、入射する光の拡散反射率を高めることができ、ひいては太陽電池セルの表面に入射される光を増加させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記反射面が鏡面であってもよい。これにより、入射する光の正反射率を高めることができ、ひいては太陽電池セルの表面に入射される光を増加させることができる。
当該太陽電池モジュールは、上記突出部位が主成分としてポリオレフィン系樹脂を含有しているとよい。かかるポリオレフィン系樹脂は、太陽電池モジュールの裏面側充填剤層に通常使用されるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)との接着性に優れ、かつ良好な耐加水分解性を有している。従って、当該太陽電池モジュールは、耐久性を向上し、使用期間の長期化を促進することができる。
上記突出部位が主成分として含有するポリオレフィン系樹脂はポリエチレンであるとよい。かかるポリエチレンは、太陽電池モジュールの裏面側充填剤層に通常使用されるエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)との接着性が高く、加えて耐加水分解性、耐熱性、耐候性等の諸機能面及び価格面のバランスが良好である。
当該太陽電池モジュールは、上記太陽電池セル間に配設され、これらの太陽電池セル同士を電気的に接続する接続線をさらに備え、上記凸条体が、太陽電池セルの接続線が配設されていない側縁に沿って配設されているとよい。これにより、発電に寄与しない部分に凸条体を設け、発電効率を効果的に高めることができる。
上記課題を解決するためになされた別の発明は、
複数の太陽電池セルが隙間をもって配置される太陽電池モジュールの裏面側に配設される太陽電池モジュール用バックシートであって、
シート本体と、
シート本体の表面側から突設される凸条体と
を備え、
上記凸条体が、少なくとも突出端縁付近において、シート本体の平面方向に対して鋭角に傾斜する反射面を有することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシートである。
当該太陽電池モジュール用バックシートは、上記反射面が太陽電池セルの表面位置よりも表面側に形成されている。従って、当該太陽電池モジュール用バックシートは、太陽電池セル間の隙間に入射する光を太陽電池セルの表面位置よりも表面側に形成される反射面に入射させ、太陽電池セルの表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池モジュール用バックシートは、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。
また、上記課題を解決するためになされた別の発明は、
断面形状の底辺及び上辺が略平行に設けられる長尺状の基台部と、
上記基台部の上辺を底辺とし、三角形状の断面形状を有する長尺状の突出部と
を備え、
上記突出部の少なくとも一つの側面が、底面に対して鋭角に傾斜する反射面として形成されていることを特徴とする太陽電池モジュールの太陽電池セル間配設用スペーサである。
当該太陽電池セル間配設用スペーサは、上記突出部が太陽電池セルの表面位置よりも表面側に形成されている。従って、当該太陽電池セル間配設用スペーサは、太陽電池セル間の隙間に入射する光を太陽電池セルの表面位置よりも表面側に形成される反射面に入射させ、太陽電池セルの表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池セル間配設用スペーサは、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。
上記課題を解決するためになされたさらに別の発明は、
当該太陽電池モジュール用バックシートの表面側に裏面側充填剤を積層する第一積層工程と、
上記太陽電池モジュール用バックシートの凸条体に側縁が沿うように太陽電池セルを上記裏面側充填剤の表面側に積層する第二積層工程と、
上記太陽電池セルの表面側に表面側充填剤と透光性基板とをこの順で積層する第三積層工程と、
順次積層された太陽電池モジュール用バックシート、裏面側充填剤、太陽電池セル、表面側充填剤及び透光性基板を熱融着させるラミネート工程と
を有する太陽電池モジュールの製造方法である。
当該太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池モジュール用バックシートの凸条体に側縁が沿うように太陽電池セルを配設すればよく、太陽電池セルの位置決めを容易かつ確実に行うことができる。当該太陽電池モジュールの製造方法によると、太陽電池セル間の隙間に凸条体を確実に配置することができるので、太陽電池セル間の隙間に入射する光を凸条体の反射面によって太陽電池セルの表面に効果的に反射させることができる。従って、当該太陽電池モジュールの製造方法によると、光の利用率を高めることで発電効率が向上された太陽電池モジュールを容易に製造することができる。
また、平板状の太陽電池モジュール用バックシートの表面側に請求項14に記載の太陽電池セル間配設用スペーサを載置する載置工程と、上記太陽電池セル間配設用スペーサが載置された太陽電池モジュール用バックシートの表面側に裏面側充填剤を積層する第一積層工程と、上記太陽電池セル間配設用スペーサに側縁が沿うように太陽電池セルを上記裏面側充填剤の表面側に積層する第二積層工程と、上記太陽電池セルの表面側に表面側充填剤と透光性基板とをこの順で積層する第三積層工程と、順次積層された太陽電池セル間配設用スペーサが載置された太陽電池モジュール用バックシート、裏面側充填剤、太陽電池セル、表面側充填剤及び透光性基板を熱融着するラミネート工程とを有する太陽電池モジュールの製造方法によれば、太陽電池セル間配設用スペーサに側縁が沿うように太陽電池セルを配設すればよく、太陽電池セルの位置決めを容易かつ確実に行うことができる。当該太陽電池モジュールの製造方法によると、太陽電池セル間の隙間に太陽電池セル間配設用スペーサを確実に配置することができるので、太陽電池セル間の隙間に入射する光を太陽電池セル間配設用スペーサの反射面によって太陽電池セルの表面に効果的に反射させることができる。従って、当該太陽電池モジュールの製造方法によると、光の利用率を高めることで発電効率が向上された太陽電池モジュールを容易に製造することができる。
なお、本発明において、「表面側」とは、太陽電池モジュールに光が入射される側を意味し、「裏面側」とは、上記表面側と反対側を意味する。
以上説明したように、本発明の太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート及び太陽電池セル間配設用スペーサは、隣接する太陽電池セル間の隙間に入射する太陽光線を太陽電池セルの表面に効果的に反射させることにより、光の利用効率を高め、発電効率を向上させることができる。また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法によると、光の利用率を高めることで発電効率が向上された太陽電池モジュールを容易に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュール用バックシートを示す模式的断面図である。 図1の太陽電池モジュール用バックシートを用いた太陽電池モジュールの製造手順を示すフローチャートである。 図2の太陽電池モジュールの製造過程を示す模式的断面図である。 図1の太陽電池モジュール用バックシートを用いた太陽電池モジュールを示す模式的断面図である。 図4の太陽電池モジュールを示す模式的平面図である。 図4の太陽電池モジュールとは異なる形態に係る太陽電池モジュールを示す模式的断面図である。 本発明の凸条体及び太陽電池セル間配設用スペーサの形状の一例を示す図である。 従来の一般的な太陽電池モジュールを示す模式的部分断面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
〈太陽電池モジュール用バックシート1〉
太陽電池モジュール用バックシート1は、複数の太陽電池セルが隙間をもって配置される太陽電池モジュールの裏面側に配設される。太陽電池モジュール用バックシート1は、シート本体2と、シート本体2の表面側から突設される凸条体3とを有している。
(シート本体2)
シート本体2は、熱融着層4と、中間樹脂層5と、裏面側樹脂層6とを表面側から裏面側にこの順で備える積層体である。熱融着層4と中間樹脂層5との間、及び中間樹脂層5と裏面側樹脂層6との間には接着層7が配設されている。熱融着層4と中間樹脂層5、及び中間樹脂層5と裏面側樹脂層6とは接着層7を介して積層接着されている。
(熱融着層4)
熱融着層4は、シート本体2の最表面側に設けられ、太陽電池モジュール用バックシート1を積層接着して太陽電池モジュールを形成すべく加熱されることにより溶融する樹脂層である。熱融着層4は、合成樹脂を主成分として形成されている。
熱融着層4の主成分の合成樹脂としては、特に限定されるものではなく、ポリオレフィン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリールフタレート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂等が挙げられる。なかでも、熱融着層4の主成分の合成樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂が好適に用いられる。かかるポリオレフィン系樹脂は、裏面側充填剤層に通常使用されるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)との接着性に優れ、かつ良好な耐加水分解性を有している。従って、熱融着層4は、ポリオレフィン系樹脂を主成分として含有することによって、太陽電池モジュールの耐久性を向上し、太陽電池モジュールの使用期間の長期化を促進することができる。
上記ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン(例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等)、ポリプロピレン、エチレン等のオレフィンと他の単量体との共重合体、例えばエチレンと不飽和カルボン酸エステルとの共重合体(例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体等)、エチレンと不飽和カルボン酸との共重合体(例えばエチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等)、アイオノマー樹脂などが挙げられる。これらの中でも、裏面側充填剤層との接着性、耐加水分解性、耐熱性、耐候性等の諸機能面及び価格面のバランスが良好なポリエチレンや、裏面側充填剤層との接着性に加えて耐熱性、強度、耐候性、耐久性、ガスバリア性等の機能性に優れる環状ポリオレフィン系樹脂や、裏面側充填剤層に通常使用されるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が好ましい。
上記環状ポリオレフィン系樹脂としては、例えばシクロペンタジエン(及びその誘導体)、ジシクロペンタジエン(及びその誘導体)、シクロヘキサジエン(及びその誘導体)、ノルボルナジエン(及びその誘導体)等の環状ジエンを重合させてなるポリマーや、当該環状ジエンとエチレン、プロピレン、4−メチル−1−ペンテン、スチレン、ブタジエン、イソプレン等のオレフィン系モノマーの1種又は2種以上とを共重合させてなるコポリマー等が挙げられる。これらの環状ポリオレフィン系樹脂の中でも、強度、耐熱性、耐候性等に優れるシクロペンタジエン(及びその誘導体)、ジシクロペンタジエン(及びその誘導体)又はノルボルナジエン(及びその誘導体)等の環状ジエンのポリマーが特に好ましい。
上記フッ素系樹脂としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレンとペルフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体からなるペルフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンとのコポリマー(FEP)、テトラフルオロエチレンとペルフルオロアルキルビニルエーテルとヘキサフルオロプロピレンとのコポリマー(EPE)、テトラフルオロエチレンとエチレン又はプロピレンとのコポリマー(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン樹脂(PCTFE)、エチレンとクロロトリフルオロエチレンとのコポリマー(ECTFE)、フッ化ビニリデン系樹脂(PVDF)、フッ化ビニル系樹脂(PVF)等が挙げられる。これらのフッ素系樹脂の中でも、強度、耐熱性、耐候性等に優れるポリフッ化ビニル系樹脂(PVF)やテトラフルオロエチレンとエチレン又はプロピレンとのコポリマー(ETFE)が特に好ましい。
上記ポリエステル系樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等が挙げられる。これらのポリエステル系樹脂の中でも、耐熱性、耐候性等の諸機能面及び価格面のバランスが良好なポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
なお、熱融着層4の形成材料としては、上記合成樹脂を1種又は2種以上混合して使用することができる。また熱融着層4の形成材料中には、加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性等を改良、改質する目的で、種々の添加剤等を混合することができる。この添加剤としては、例えば滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、充填剤、強化繊維、補強剤、帯電防止剤、難燃剤、耐炎剤、発泡剤、防カビ剤等が挙げられる。
熱融着層4の厚さ(平均厚さ)の下限としては、20μmが好ましく、より好ましくは50μmである。一方、上限としては、300μmが好ましく、より好ましくは150μmである。熱融着層4の厚さが上記下限未満である場合、太陽電池モジュール用バックシート1と裏面側充填剤層との接合が不十分となるおそれがあり、また、上記上限を超える場合、太陽電池モジュール11の薄型化及び軽量化の要請に反することになる。
(中間樹脂層5)
中間樹脂層5は、合成樹脂を主成分として形成されている。中間樹脂層5の主成分の合成樹脂としては、特に限定されるものではなく、熱融着層4に用いられる樹脂と同様のものが挙げられる。なかでも、中間樹脂層5の主成分の合成樹脂としては、高い耐熱性、強度、耐候性、耐久性、水蒸気等に対するガスバリア性等を有するポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂又は環状ポリオレフィン系樹脂が好ましい。中間樹脂層5の形成材料としては、上記合成樹脂を1種類又は2種類以上混合して使用することができる。また、中間樹脂層5の形成材料中の添加剤等に関しては、熱融着層4と同様である。中間樹脂層5は、Tダイ法又はインフレーション法等の押出し法、キャスト成形法、切削法等の公知の方法により製造することができる。中間樹脂層5は、単層構造でもよく、2層以上の多層構造でもよい。
中間樹脂層5の厚さ(平均厚さ)は、太陽電池モジュール用バックシート1の取扱性や太陽電池モジュールの薄型化の要請等の点から適宜選択される。中間樹脂層5の厚さの下限としては、例えば50μmとすることができ、中間樹脂層5の厚さの上限としては、例えば250μmとすることができる。
(裏面側樹脂層6)
裏面側樹脂層6は、合成樹脂を主成分として形成されている。裏面側樹脂層6の主成分の合成樹脂としては、熱融着層4と同様のものを用いることができるが、耐加水分解性及び耐熱性に優れるポリエチレンナフタレート(PEN)が好適に用いられる。
このポリエチレンナフタレートとは、エチレンナフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステル樹脂で、ナフタレンジカルボン酸を主たるジカルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分として合成される。
このエチレンナフタレート単位は、ポリエステルの全繰り返し単位の80モル%以上が好ましい。エチレンナフタレート単位の割合が80モル%未満となるとポリエチレンナフタレートの耐加水分解性、強度、バリア性が低下するおそれがある。
上記ナフタレンジカルボン酸としては、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、1,3−ナフタレンジカルボン酸などが挙げられ、上記耐加水分解性等の面からは2,6−ナフタレンジカルボン酸が特に好ましい。
裏面側樹脂層6は、主成分であるポリエチレンナフタレート中に、カルボジイミド化合物を含有するとよい。このようにガルボジイミド化合物を含有することで、裏面側樹脂層6の耐加水分解性が格段に向上する。このカルボジイミド化合物の含有量としては、0.1質量%以上10質量%以下が好ましく、0.5質量%以上3質量%以下が特に好ましい。このようにカルボジイミド化合物の含有量を上記範囲とすることで、裏面側樹脂層6の耐加水分解性を効果的に向上することができる。
このカルボジイミド化合物としては、例えば(a)N,N’−ジフェニルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルフェニルカルボジイミド、N、N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,3−ジイソプロピルカルボジイミド、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド等のモノカルボジイミド、及び(b)ポリ(1,3,5−トリイソプロピルフェニレン−2,4−カルボジイミド)等のポリカルボジイミド化合物が挙げられる。これらの中でも、N,N’−ジフェニルカルボジイミド及びN,N’−ジイソプロピルフェニルカルボジイミドが好ましく、裏面側樹脂層6の耐加水分解性をより向上することができる。また、カルボジイミド化合物の分子量としては、200〜1000の範囲、特に200〜600の範囲が好ましい。分子量が上記上限を超えると樹脂中でのカルボジイミド化合物の分散性が低下し、分子量が上記下限未満であるとカルボジイミド化合物の飛散性が上昇するおそれがある。
また、裏面側樹脂層6は、主成分であるポリエチレンナフタレート中に、上記カルボジイミド化合物に加えて酸化防止剤を含有するとよい。このようにポリエチレンナフタレート中にカルボジイミド化合物と酸化防止剤を共に含有することで、上記耐加水分解性が格段に向上し、さらにカルボジイミド化合物の分解も抑制することができる。この酸化防止剤の含有量としては、0.05質量%以上1質量%以下が好ましく、0.1質量%以上0.5質量%以下が特に好ましい。酸化防止剤の含有量が上記下限未満では、カルボジイミドの分解抑制機能及び耐加水分解性の向上効果が低下するおそれがあり、酸化防止剤の含有量が上記上限を超えると裏面側樹脂層6の色調が損なわれるおそれがある。この酸化防止剤としては、具体的にはヒンダードフェノール系化合物及びチオエーテル系化合物、特にヒンダードフェノール系化合物が好ましく、裏面側樹脂層6の耐加水分解性を効果的に向上することができる。カルボジイミド化合物の含有量に対する酸化防止剤の含有量の質量比としては、0.1以上1.0以下が好ましく、0.15以上0.8以下が特に好ましい。この質量比が上記下限未満では、カルボジイミド自体の加水分解を抑制する効果が不十分となるおそれがあり、逆に、この質量比が上記上限を越えると、カルボジイミドの加水分解を抑制する効果が頭打ちになる。なお、カルボジイミド化合物及び酸化防止剤の添加方法は、ポリエチレンナフタレートに混練する方法でも、ポリエチレンナフタレートの重縮合反応に添加する方法でもよい。
ポリエチレンナフタレートの末端カルボキシル基量としては、10eq/T(当量/10g)以上40eq/T以下、特に10eq/T以上30eq/T以下、さらに10eq/T以上25eq/T以下が好ましい。末端カルボキシル基量が上記上限を超えるとカルボジイミド化合物による耐加水分解性の向上効果が低下するおそれがあり、末端カルボキシル基量が上記下限より小さいと生産性が低下するおそれがある。
また、裏面側樹脂層6は、ポリエチレンナフタレートに加えて、芳香族ポリエステルを含有するとよい。このようにポリエチレンナフタレート中に芳香族ポリエステルを含有することで、裏面側樹脂層6の耐加水分解性を保持しつつ結節強度、耐デラミネーション性、機械的強度等を向上することができる。この芳香族ポリエステルの含有量としては、1質量%以上10質量%以下が好ましい。芳香族ポリエステルの含有量を上記範囲とすることで、結節強度、耐デラミネーション性、機械的強度等を効果的に向上することができる。この芳香族ポリエステルとしては、具体的にはテレフタル酸成分及び4,4’−ジフェニルジカルボン酸を主たるジカルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分として共重合してなるポリエステルが好ましい。
なお、ポリエチレンナフタレートの製造方法は、特に限定されるものではなく、エステル交換法、直接エステル化法等の公知の種々の方法を採用することができる。また、裏面側樹脂層6の形成材料中の添加剤等に関しては熱融着層4と同様である。
裏面側樹脂層6の厚さ(平均厚さ)の下限としては、12μmが好ましく、25μmが特に好ましい。一方、裏面側樹脂層6の厚さの上限としては、50μmが好ましく、40μmが特に好ましい。裏面側樹脂層6の厚さが上記下限未満であると、ポリエチレンナフタレートの耐加水分解性による裏面側樹脂層6の耐久性向上効果が十分に発揮されないおそれがあり、その取扱いが困難になる等の不都合も発生する。逆に、裏面側樹脂層6の厚さが上記上限を超えると、太陽電池モジュールの薄型化及び軽量化の要請に反することになる。
(接着層7)
接着層7は、重畳される熱融着層4、中間樹脂層5及び裏面側樹脂層6間に配設されている。熱融着層4、中間樹脂層5及び裏面側樹脂層6は、接着層7により接着固定され、これにより当該太陽電池モジュール用バックシート1の強度、耐久性、堅牢性等が向上する。
接着層7を構成する接着剤としては、ラミネート用接着剤又は溶融押出樹脂が用いられる。このラミネート用接着剤としては、例えばドライラミネート用接着剤、ウェットラミネート用接着剤、ホットメルトラミネート用接着剤、ノンソルベントラミネート用接着剤等が挙げられる。これらのラミネート用接着剤のなかでも、接着性、耐久性、耐候性等に優れるドライラミネート用接着剤が特に好ましい。
上記ドライラミネート用接着剤としては、特に限定されるものではなく、ポリ酢酸ビニル系接着剤、アクリル酸のエチル,ブチル,2−エチルヘキシルエステル等のホモポリマー又はこれらとメタクリル酸メチル,アクリロニトリル,スチレン等との共重合体等からなるポリアクリル酸エステル系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、エチレンと酢酸ビニル,アクリル酸エチル,アクリル酸,メタクリル酸等のモノマーとの共重合体等からなるエチレン共重合体系接着剤、セルロース系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着剤、尿素樹脂,メラミン樹脂等からなるアミノ樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン系接着剤、反応型(メタ)アクリル系接着剤、クロロプレンゴム,ニトリルゴム,スチレン−ブタジエンゴム等からなるゴム系接着剤、シリコーン系接着剤、アルカリ金属シリケート,低融点ガラス等からなる無機系接着剤などが挙げられる。これらのドライラミネート用接着剤の中でも、当該太陽電池モジュール用バックシート1の屋外での長期間使用に起因する接着性低下やデラミネーションが防止され、さらに接着層7の黄変等の劣化が低減されるポリウレタン系接着剤、特にポリエステルウレタン系接着剤が好ましい。
また、接着剤組成物の形態は、水性型、溶液型、エマルジョン型、分散型等、いかなる形態のものでもよい。接着剤組成物の性状は、液状、シート状、粉末状、フレーク状、ペレット状等いかなる性状でもよい。接着剤の接着型は、反応型、溶剤揮発型、熱溶着型、熱圧着型等いかなる接着型でもよい。
上記接着剤は、ロールコート法、スクリーン印刷法等によって積層することができる。上記接着剤の積層量は、不揮発分量で通常0.1〜50g/m2であり、好ましくは0.5〜20g/m2 である。接着層7の厚みは通常1〜50μmであり、好ましくは3〜30μmである。
上記溶融押出樹脂としては、例えばポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、酸変性ポリエチレン系樹脂、酸変性ポリプロピレン系樹脂、エチレン−アクリル酸又はメタクリル酸共重合体、サーリン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル系樹脂、エチレン−アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル共重合体、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂の1種又は2種以上を使用することができる。なお、上記溶融押出樹脂を用いた押出ラミネート法を採用する場合、より強固な接着性を得るため、上記各層の積層対向面にアンカーコート処理等の表面処理を施すとよい。
上記アンカーコート処理に用いるアンカーコート剤としては、例えばポリエステル系アンカーコート剤、ポリアミド系アンカーコート剤、ポリウレタン系アンカーコート剤、エポキシ系アンカーコート剤、フェノール系アンカーコート剤、(メタ)アクリル系アンカーコート剤、ポリ酢酸ビニル系アンカーコート剤、ポリエチレンアルイハポリプロピレン等のポリオレフィン系アンカーコート剤、セルロース系アンカーコート剤などが挙げられる。
上記アンカーコート剤のコーティング量(固形分換算)の下限としては、0.1g/mが好ましく、1g/mが特に好ましい。一方、当該アンカーコート剤のコーティング量の上限としては、5g/mが好ましく、3g/mが特に好ましい。アンカーコート剤のコーティング量が上記下限より小さいと、接着層7を介して積層される各層間の密着性向上効果が小さくなるおそれがある。一方、当該アンカーコート剤のコーティング量が上記上限を超えると、当該太陽電池モジュール用バックシート1の強度、耐久性等が低下するおそれがある。
なお、上記アンカーコート剤中には、密接着性向上のためのシランカップリング剤、ブロッキングを防止するためのブロッキング防止剤、耐候性等を向上させるための紫外線吸収剤等の各種添加剤を適宜混合することができる。かかる添加剤の混合量としては、添加剤の効果発現とアンカーコート剤の機能阻害とのバランスから0.1重量%以上10重量%以下が好ましい。
接着層7の積層量(固形分換算)の下限としては、1g/mが好ましく、3g/mが特に好ましい。一方、接着層7の積層量(固形分換算)の上限としては、10g/mが好ましく、7g/mが特に好ましい。接着層7の積層量が上記下限より小さいと、十分な接着性が得られないおそれがある。また、接着層7の積層量が上記上限を超えると、積層強度や耐久性が低下するおそれがある。
なお、接着層7を形成するラミネート用接着剤又は溶融押出樹脂中には、取扱性、耐熱性、耐候性、機械的性質等を改良、改質する目的で、例えば溶媒、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、充填剤、強化繊維、補強剤、帯電防止剤、難燃剤、耐炎剤、発泡剤、防カビ剤、顔料等の種々の添加剤を適宜混合することができる。
(凸条体3)
凸条体3は、基台部8と、基台部8の表面側に延設される突出部9とを有している。凸条体3は、三角柱状に形成されている。凸条体3は、少なくとも突出端縁付近において、シート本体2の平面方向に対して鋭角に傾斜する反射面10を有している。本実施形態において、基台部8の側面と突出部9の側面とは面一状に形成されており、反射面10は、基台部8の側面及び突出部9の側面に連続的に形成されている。凸条体3の高さとしては、特に限定されないが、200μm以上2500μm以下程度とされている。基台部8の高さとしては、特に限定されないが、190μm以上1500μm以下程度とされている。突出部9の高さとしては、特に限定されないが、10μm以上1000μm以下程度とされている。
突出部9は、一対の反射面10(図1では、突出部9の左側面に形成される反射面10が反射面10aとされ、右側面に形成される反射面10が反射面10bとされている)を有している。突出部9は、凸条体3形成方向に垂直な断面形状が三角形に形成されている。特に、突出部9は、凸条体3形成方向に垂直な断面形状が略二等辺三角形になるように形成されている。
反射面10の平均傾斜角度としては、特に限定されないが、30°以上75°以下が好ましく、40°以上65°以下がさらに好ましい。当該太陽電池モジュール用バックシート1は、反射面10の平均傾斜角度が上記範囲未満であると、反射面10で反射した光を隣接する太陽電池セルの表面に好適に反射させることができないおそれがある、逆に、反射面10の平均傾斜角度が上記範囲を超えると、太陽電池モジュールの厚みを一定に保ちつつ反射面10の平面面積を大きくするのが困難になる。なお、平均傾斜角度は、反射面10の上端から下端に引いた仮想線の平均角度に基づいて算出することができる。
反射面10は白色であるとよい。凸条体3が白色顔料を分散含有することにより、反射面10を白色にすることができる。当該太陽電池モジュール用バックシート1は、反射面10が白色であることにより、入射する光の拡散反射率を高めることができ、ひいては太陽電池セルの表面に入射される光を増加させることができる。
上記白色顔料としては、特に限定されるものではなく、例えば炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸鉛、硫酸バリウムなどを使用することができる。なかでも、樹脂材料中への分散性に優れ、耐久性、耐熱性、強度等の向上効果が比較的大きい炭酸カルシウムが好ましい。この炭酸カルシウムは、カルサイト、アラゴナイト、バテライトなどの結晶タイプがあり、どの結晶タイプでも使用できる。この炭酸カルシウムは、ステアリン酸、ドデジシルベンゼンスルホン酸ソーダ、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等で表面処理されていてもよく、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン等の不純物が10%以下程度含まれていてもよい。
上記白色顔料の平均粒子径は、100nm以上30μm以下が好ましく、300nm以上3μm以下が特に好ましい。白色顔料の平均粒子径が上記下限より小さいと、凝集等により均一な分散が困難になるおそれがある。一方、白色顔料の平均粒子径が上記上限を超えると、凸条体3の耐熱性等の諸特性向上効果が低下するおそれがある。
上記白色顔料の含有量としては、8質量%以上30質量%以下が好ましい。白色顔料の含有量が上記下限より小さいと、凸条体3の耐久性、耐熱性、強度等の向上効果が小さくなる。一方、白色顔料の含有量が上記上限を超えると、白色顔料の分散性が低下し、凸条体3の強度の低下を招来するおそれがある。
なお、凸条体3が含有することができる顔料としては、白色顔料に限られるものではなく、上記白色顔料に加え、カーボンブラック等の黒色顔料、ウルトラマリン、紺青等の青色顔料、べんがら(酸化鉄赤)、カドミウムレッド、モリブデンオレンジ等の赤色顔料等を分散含有してもよい。
反射面10は鏡面であってもよい。凸条体3は、銀、アルミニウム等の金属を反射面10に金属蒸着、金属メッキ等することによって反射面10を鏡面にすることができる。当該太陽電池モジュール用バックシート1は、反射面10を鏡面にすることによって、入射する光の正反射率を高めることができ、ひいては太陽電池セルの表面に入射される光を増加させることができる。
凸条体3は、合成樹脂を主成分として形成されている。凸条体3の主成分としては、熱融着層4に用いられる樹脂と同様のものが挙げられる。なかでも、凸条体3の主成分の合成樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂が好適に用いられる。かかるポリオレフィン系樹脂は、裏面側充填剤層に通常使用されるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)との接着性に優れ、かつ良好な耐加水分解性を有している。従って、凸条体3は、ポリオレフィン系樹脂を主成分として含有することによって、太陽電池モジュールの耐久性を向上し、太陽電池モジュールの使用期間の長期化を促進することができる。また、上記ポリオレフィン系樹脂のなかでは、凸条体3の主成分の合成樹脂としては、裏面側充填剤層との接着性、耐加水分解性、耐熱性、耐候性等の諸機能面及び価格面のバランスが良好なポリエチレンや、裏面側充填剤層との接着性に加えて耐熱性、強度、耐候性、耐久性、ガスバリア性等の機能性に優れる環状ポリオレフィン系樹脂が好ましい。凸条体3の形成材料としては、上記合成樹脂を1種類又は2種類以上混合して使用することができる。また、凸条体3の形成材料中の添加剤等に関しては、熱融着層4と同様である。
凸条体3のガラス転移温度としては、特に限定されないが、150°以上200°以下が好ましく、160°以上180°以下がさらに好ましい。凸条体3のガラス転移温度が上記範囲未満であると、裏面側充填剤層と熱融着される際に、凸条体3の形状が変化するおそれが高くなる。逆に、凸条体3のガラス転移温度が上記範囲を超えると、樹脂の溶融粘度が高くなり成形性が悪化するおそれがある。
凸条体3は、凸条体3及び凸条体3の裏面側に配設される熱融着層4の表面の反転形状を有するシート型に合成樹脂を積層し、そのシート型を剥がすことや、凸条体3及び凸条体3の裏面側に配設される熱融着層4の表面の反転形状を有する金型に溶融樹脂を注入する射出成型法等の公知の方法により、熱融着層4と一体的に製造することができる。
〈太陽電池モジュール用バックシート1の製造方法〉
当該太陽電池モジュール用バックシート1の製造方法としては、一般的には、熱融着層4、中間樹脂層5及び裏面側樹脂層6の積層対向面の一方に接着剤をロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法等の手段でコーティングし、そのコーティング面に他方の積層対向面を貼り合わせる製造方法を挙げることができる。
〈太陽電池モジュール11の製造方法〉
図2及び図3を参照して、太陽電池モジュール用バックシート1が裏面側に配設される太陽電池モジュール11の製造方法について説明する。太陽電池モジュール11の製造方法としては、図2に示すように、第一積層工程(STEP1)と、第二積層工程(STEP2)と、第三積層工程(STEP3)と、ラミネート工程(STEP4)とを有している。
第一積層工程(STEP1)は、太陽電池モジュール用バックシート1の表面側に裏面側充填剤を積層する工程である。STEP1では、図3(a)に示すように、太陽電池モジュール用バックシート1を凸条体3が表面側になるように載置し、この上にシート状の裏面側充填剤を積層する。
第二積層工程(STEP2)は、太陽電池モジュール用バックシート1の凸条体3に側縁が沿うように太陽電池セル13を裏面側充填剤の表面側に積層する工程である。STEP2では、図3(b)に示すように、基台部8の表面が太陽電池セル13の表面側まで形成され、突出部9が太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に位置するように太陽電池セル13を積層する。
第三積層工程(STEP3)は、STEP2で配設された太陽電池セル13の表面側に表面側充填剤と透光性基板15とをこの順で積層する工程である。STEP3では、図3(c)に示すように、STEP2で積層された太陽電池セル13の表面側にシート状の表面側充填剤を積層し、さらにこの上に透光性基板15を積層する。
ラミネート工程(STEP4)は、順次積層された太陽電池モジュール用バックシート1、裏面側充填剤、太陽電池セル13、表面側充填剤及び透光性基板15を熱融着させる工程である。STEP4は、これらの太陽電池モジュール用バックシート1、裏面側充填剤、太陽電池セル13、表面側充填剤及び透光性基板15を真空吸引により一体化して加熱圧着する真空加熱ラミネーション法等によって行われる。当該太陽電池モジュール11は、STEP4によって、裏面側充填剤と表面側充填剤とが太陽電池セル13の周囲に充填さ裏面側充填剤層及び表面側充填剤層として形成される。
なお、かかる太陽電池モジュール11の製造方法においては、各層間の接着性向上等を目的として(a)加熱溶融型接着剤、溶剤型接着剤、光硬化型接着剤等を塗工すること、(b)各積層対向面にコロナ放電処理、オゾン処理、低温プラズマ処理、グロー放電処理、酸化処理、プライマーコート処理、アンダーコート処理、アンカーコート処理等を施すことなどが可能である。また、太陽電池モジュール11の製造方法としては、透光性基板15上に、表面側充填剤、太陽電池セル13、裏面側充填剤及び太陽電池モジュール用バックシート1を順次積層させていくことによって製造することもできる。
〈太陽電池モジュール11〉
次に、図4を参照して、太陽電池モジュール11について説明する。太陽電池モジュール11は、透光性基板15と、表面側充填剤層14と、光起電力素子としての複数の太陽電池セル13と、裏面側充填剤層12と、太陽電池モジュール用バックシート1とが表面側からこの順に積層されている。
(透光性基板15)
透光性基板15は、最表面側に積層されるものであり、(a)太陽光に対する透過性及び電気絶縁性を有すること、(b)機械的、化学的及び物理的強度、具体的には耐候性、耐熱性、耐久性、耐水性、水蒸気等に対するガスバリア性、耐風圧性、耐薬品性、堅牢性に優れること、(c)表面硬度が高く、かつ表面の汚れ、ゴミ等の蓄積を防止する防汚性に優れることが要求される。
透光性基板15の形成材料としては、ガラス及び合成樹脂が使用される。透光性基板15に使用される合成樹脂としては、例えばポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリールフタレート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリスルホン系樹脂、アセタール系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、セルロース系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂の中でも、フッ素系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂又はポリエステル系樹脂が特に好ましい。
なお、合成樹脂製の透光性基板15の場合、(a)ガスバリア性等を向上させる目的で上記PVD法又はCVD法によりその一方の面に酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機酸化物の透明蒸着膜を積層すること、(b)加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性等を改良、改質する目的で、例えば滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、光安定剤、充填剤、強化繊維、補強剤、難燃剤、耐炎剤、発泡剤、防カビ剤、顔料等の各種添加剤を含有することも可能である。
透光性基板15の厚みとしては、特に限定されず、使用する材料に応じて所要の強度、ガスバリア性等を具備するよう適宜選択される。合成樹脂製の透光性基板15の厚みとしては6μm以上300μm以下が好ましく、9μm以上150μm以下が特に好ましい。また、ガラス製の透光性基板15の厚さとしては、一般的には3mm程度とされている。
(表面側充填剤層14、裏面側充填剤層12)
表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12は、透光性基板15及び太陽電池モジュール用バックシート1間における太陽電池セル13の周囲に充填されており、(a)透光性基板15及び太陽電池モジュール用バックシート1との接着性や、太陽電池セル13を保護するための耐スクラッチ性、衝撃吸収性等を有している。なお、太陽電池セル13の表面に積層される表面側充填剤層14は、上記諸機能に加え、太陽光を透過する透明性を有しており、好ましくは無色透明とされている。
表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12の形成材料としては、例えばフッ素系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸又はメタクリル酸共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレンフィン系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂等が挙げられる。これらの合成樹脂の中でも、耐候性、耐熱性、ガスバリア性等に優れるフッ素系樹脂、シリコーン系樹脂又はエチレン−酢酸ビニル系樹脂が好ましい。
また、表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12の形成材料としては、特開2000−34376号公報に示される熱可逆架橋性オレフィン系重合体組成物、具体的には(a)不飽和カルボン酸無水物と不飽和カルボン酸エステルとによって変性された変性オレフィン系重合体であって、1分子当たりのカルボン酸無水物基の平均結合数が1個以上で、かつ該変性オレフィン系重合体中のカルボン酸無水物基数に対するカルボン酸エステル基数の比が0.5〜20である変性オレフィン系重合体と、(b)1分子当たりの水酸基の平均結合数が1個以上の水酸基含有重合体とを含み、(a)成分のカルボン酸無水物基数に対する(b)成分の水酸基数の比が0.1〜5のものなども使用される。
なお、表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12の形成材料には、耐候性、耐熱性、ガスバリア性等の向上を目的として例えば架橋剤、熱酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、光酸化防止剤等の各種添加剤を適宜含有することができる。また表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12の厚みとしては、特に限定されるものではないが、100μm以上1000μm以下が好ましく、250μm以上600μm以下が特に好ましい。
(太陽電池セル13)
太陽電池セル13は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光起電力素子であり、表面側充填剤層14及び裏面側充填剤層12間に配設されている。複数の太陽電池セル13は、隙間をもって配置されている。複数の太陽電池セル13は、略同一平面内に敷設され、図5に示すように、接続線16によって電気的に接続されている。太陽電池セル13は、表面側が受光面とされている。この太陽電池セル13としては、例えば単結晶シリコン型太陽電池素子、多結晶シリコン型太陽電池素子等の結晶シリコン太陽電子素子、シングル接合型やタンデム構造型等からなるアモルファスシリコン太陽電池素子、ガリウムヒ素(GaAs)やインジウム燐(InP)等の第3〜第5族化合物半導体太陽電子素子、カドミウムテルル(CdTe)や銅インジウムセレナイド(CuInSe)等の第2〜第6族化合物半導体太陽電子素子等を使用することができ、それらのハイブリット素子も使用することができる。なお、複数の太陽電池セル13間にも表面側充填剤層14又は裏面側充填剤層12が隙間なく充填されている。
(太陽電池モジュール用バックシート1)
太陽電池モジュール用バックシート1は、シート本体2と、シート本体2の表面側から突設され、太陽電池セル13間の隙間に配設される凸条体3とを有している。凸条体3は、シート本体2の表面から太陽電池セル13の表面位置までに至る基台部位17と、基台部位17から表面側に延設される突出部位18とを有している。突出部位18は、突出端縁から基台部位17側にかけ、隣接する太陽電池セル13側に近接するように傾斜する反射面10を有している。図5に示すように、凸条体3は、太陽電池セル13の接続線16が配設されていない側縁に沿って配設されている。凸条体3は、シート本体2の表面側から複数突設されている。これらの複数の凸条体3は、互いに平行かつ対向するように配置されている。なお、基台部位17は、図1の基台部8に対応する部位であり、突出部位18は、図1の突出部9に対応する部位である。
突出部位18の高さとしては、特に限定されないが、10μm以上が好ましく、20μm以上がさらに好ましく、50μm以上が特に好ましい。突出部位18の高さが上記範囲未満であると、反射面10の高さ方向面積が小さくなり、太陽電池セル13の表面に反射される光の量が低減するおそれがある。
突出部位18は、透光性基板15の裏面に実質的に当接しているとよい。当該太陽電池モジュール11は、突出部位18が透光性基板15の裏面側に実質的に当接していることにより、反射面10の高さ方向面積を大きくすることができ、反射面10で反射される光の量を増加させ、ひいては太陽電池セル13の表面に反射される光の量を増加させることができる。
凸条部位18と太陽電池セル13との距離(D)としては、特に限定されないが、太陽電池セル13間の隙間(D)の1/3以下が好ましく、1/4以下がさらに好ましい。凸条部位18と太陽電池セル13との距離(D)が上記範囲より大きいと、反射面10の平面面積が小さくなり、反射面10に入射する光の量が減少するおそれがある。これに対し、凸条部位18と太陽電池セル13との距離(D)が上記範囲内であると、隣接する太陽電池セル13間の隙間に入射する光を効果的に反射面10に入射させることができる。なお、当該太陽電池モジュール11は、反射面10が鏡面である場合には、反射面10と太陽電池セル13とは離間していることが好ましい。当該太陽電池モジュール11は、反射面10と太陽電池セル13とが離間していることで太陽電池モジュール用バックシート1が帯電するのを防止することができる。
当該太陽電池モジュール11は、太陽電池モジュール用バックシート1のシート本体2の表面側から突設される凸条体3を備え、この凸条体3が、シート本体2の表面から太陽電池セル13の表面位置までに至る基台部位17と、この基台部位17から表面側に延設される突出部位18とを備え、突出部位18が、突出端縁から基台部位17側にかけ、隣接する太陽電池セル13側に近接するよう傾斜する反射面10を有している。従って、当該太陽電池モジュール11は、太陽電池セル13間の隙間に入射する光を太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に形成される反射面10に入射させ、太陽電池セル13の表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池モジュール11は、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。また、当該太陽電池モジュール11は、太陽電池モジュール用バックシート1のシート本体2が表面側から突設される凸条体3を有しているので、太陽電池モジュール用バックシート1と裏面側充填剤層12との接着面積を大きくすることができる。その結果、当該太陽電池モジュール11は、太陽電池モジュール用バックシート1と裏面側充填剤層12との接着強度を高めることができ、耐久性を向上させることができる。
当該太陽電池モジュール11は、突出部位18が、一対の反射面10を備え、凸条体3形成方向に垂直な断面形状が三角形に形成されているので、隣接する太陽電池セル13間の隙間に入射する光を一対の反射面10によって反射させることができ、光の利用率を飛躍的に高めることができる。
当該太陽電池モジュール11は、凸条体3形成方向に垂直な断面形状が略二等辺三角形に形成されているので、入射する光を隣接して配置されるいずれの太陽電池セル13に対しても好適に反射させることができる。
当該太陽電池モジュール11は、凸条体3が、太陽電池セル13の接続線16が配設されていない側縁に沿って配設されているので、発電に寄与しない部分に凸条体13を設け、発電効率を効果的に高めることができる。
当該太陽電池モジュール用バックシート1は、反射面10が太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に形成されている。従って、当該太陽電池モジュール用バックシート1は、太陽電池セル13間の隙間に入射する光を太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に形成される反射面10に入射させ、太陽電池セル13の表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池モジュール用バックシート1は、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。また、当該太陽電池モジュール用バックシート1は、シート本体2の表面側から突設される凸条体3を有しているので、裏面側充填剤層12との接着面積を大きくすることができる。その結果、当該太陽電池モジュール用バックシート1は、裏面側充填剤層12との接着強度を高めることができ、ひいては太陽電池モジュール11の耐久性を向上させることができる。
当該太陽電池モジュール11の製造方法は、太陽電池モジュール用バックシート1の凸条体3に側縁が沿うように太陽電池セル13を配設すればよく、太陽電池セル13の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。当該太陽電池モジュール11の製造方法によると、太陽電池セル13間の隙間に凸条体3を確実に配置することができるので、太陽電池セル13間の隙間に入射する光を凸条体3の反射面10によって太陽電池セル13の表面に効果的に反射させることができる。従って、当該太陽電池モジュール11の製造方法によると、光の利用率を高めることで発電効率が向上された太陽電池モジュール11を容易に製造することができる。
[第二実施形態]
図6の太陽電池モジュール21は、透光性基板15と、表面側充填剤層14と、光起電力素子としての複数の太陽電池セル13と、裏面側充填剤層12と、太陽電池セル間配設用スペーサ22と、太陽電池モジュール用バックシート23とを有している。透光性基板15、表面側充填剤層14、太陽電池セル13及び裏面側充填剤層12は、図4の太陽電池モジュール11と同様のため、同一番号を付して説明を省略する。
(太陽電池セル間配設用スペーサ22)
太陽電池セル間配設用スペーサ22は、断面形状の底辺及び上辺が略平行に設けられる長尺状の基台部24と基台部24の上辺を底辺とし、三角形状の断面形状を有する長尺状の突出部25とを有している。太陽電池セル間配設用スペーサ22は、突出部25の少なくとも一つの側面が、底面に対して鋭角に傾斜する反射面26として形成されている。太陽電池セル間配設用スペーサ22は、隣接する太陽電池セル13間の隙間に配設されている。太陽電池セル間配設用スペーサ22は、太陽電池セル13の接続線が配設されていない側縁に沿って配設されている。基台部24は、隣接する太陽電池セル13の表面位置まで形成されている。基台部24の側面と突出部25の側面とは面一状に形成されている。反射面26は、基台部24の側面及び突出部25の側面に連続的に形成されている。
なお、太陽電池セル間配設用スペーサ22を形成する樹脂及び添加剤、太陽電池セル間配設用スペーサ22が含有する顔料、太陽電池セル間配設用スペーサ22の高さ、反射面26の形状、突出部25の高さ、突出部25と太陽電池セル13との距離等については、凸条体3と同様である。太陽電池セル間配設用スペーサ22は、例えば、表面の反転形状を有する金型に溶融樹脂を注入する射出成型法等によって製造することができる。
(太陽電池モジュール用バックシート23)
太陽電池モジュール用バックシート23は、熱融着層4と、ガスバリア層27と、裏面側樹脂層6とを表面側から裏面側にこの順で備える平板状の積層体である。熱融着層4とガスバリア層27との間、及びガスバリア層27と裏面側樹脂層6との間には接着層7が配設されている。熱融着層4とガスバリア層27、及びガスバリア層27と裏面側樹脂層6とは接着層7を介して積層接着されている。
(ガスバリア層27)
ガスバリア層27は、水素ガス、酸素ガス等のガスの透過を低減する機能を有する層である。このガスバリア層27は、基材フィルム28と、基材フィルム28に積層された無機酸化物層29とを備えている。
基材フィルム28は、合成樹脂を主成分として形成されている。基材フィルム28の主成分の合成樹脂としては、熱融着層4と同様の合成樹脂が用いられ、中でも耐熱性、耐候性等の諸機能面及び価格面のバランスが良好なポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。また基材フィルム28の成形方法や基材フィルム28の形成材料中の添加剤等に関しては熱融着層4と同様である。
基材フィルム28の厚さ(平均厚さ)の下限としては、7μmが好ましく、10μmが特に好ましい。一方、基材フィルム28の厚さの上限としては、20μmが好ましく、15μmが特に好ましい。基材フィルム28の厚さが上記下限未満であると、無機酸化物層29を形成するための蒸着加工の際にカールが発生しやすくなってしまう、取扱いが困難になる等の不都合が発生する。逆に、基材フィルム28の厚さが上記上限を超えると、太陽電池モジュールの薄型化及び軽量化の要請に反することになる。
無機酸化物層29は、酸素、水蒸気等に対するガスバリア性を発現するための層であり、基材フィルム28の裏面に無機酸化物を蒸着することで形成される。この無機酸化物層29を形成する蒸着手段としては、基材フィルム28に収縮、黄変等の劣化を招来することなく無機酸化物が蒸着できれば特に限定されるものではなく、(a)真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、イオンクラスタービーム法等の物理気相成長法(Physical Vapor Deposition法;PVD法)、(b)プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition法;CVD法)が採用される。これらの蒸着法の中でも、生産性が高く良質な無機酸化物層が形成できる真空蒸着法やイオンプレーティング法が好ましい。
無機酸化物層29を構成する無機酸化物としては、ガスバリア性を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば酸化アルミニウム、酸化シリカ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化マグネシウム等が用いられ、中でもガスバリア性及び価格面のバランスが良好な酸化アルミニウム又は酸化シリカが特に好ましい。
無機酸化物層29の厚さ(平均厚さ)の下限としては、3Åが好ましく、400Åが特に好ましい。一方、無機酸化物層29の厚さの上限としては、3000Åが好ましく、800Åが特に好ましい。無機酸化物層29の厚さが上記下限より小さいと、ガスバリア性が低下するおそれがある。一方、無機酸化物層29の厚さが上記上限を超えると、無機酸化物層29のフレキシビリティーが低下し、クラック等の欠陥が発生しやすくなる。
無機酸化物層29は、単層構造でもよく、2層以上の多層構造でもよい。このように無機酸化物層29を多層構造とすることで、蒸着の際に懸かる熱負担の軽減により基材フィルム28の劣化が低減され、さらに基材フィルム28と無機酸化物層29との密着性等を改善することができる。また、上記物理気相成長法及び化学気相成長法における蒸着条件は、基材フィルム28の樹脂種類、無機酸化物層の厚さ等に応じて適宜設計される。
また、基材フィルム28と無機酸化物層29との密接着性等を向上させるため、基材フィルム28の蒸着面に表面処理を施すとよい。このような密着性向上表面処理としては、例えば(a)コロナ放電処理、オゾン処理、酸素ガス若しくは窒素ガス等を用いた低温プラズマ処理、グロー放電処理、化学薬品等を用いた酸化処理や、(b)プライマーコート処理、アンダーコート処理、アンカーコート処理、蒸着アンカーコート処理などが挙げられる。これらの表面処理の中でも、無機酸化物層との接着強度が向上し、緻密かつ均一な無機酸化物層の形成に寄与するコロナ放電処理及びアンカーコート処理が好ましい。また、アンカーコート剤のコーティング量、アンカーコート剤に混合可能な添加剤については上記同様である。
〈太陽電池モジュール用バックシート23の製造方法〉
当該太陽電池モジュール用バックシート23の製造工程としては、一般的には、(1)基材フィルム28の裏面に無機酸化物を上記PVD法又はCVD法によって蒸着するガスバリア層27製造工程と、(2)熱融着層4、ガスバリア層27及び裏面側樹脂層6の積層対向面の一方に接着剤をロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法等の手段でコーティングし、そのコーティング面に他方の積層対向面を貼り合わせる積層工程とを有している。
〈太陽電池モジュール21の製造方法〉
太陽電池モジュール21の製造方法としては、載置工程(STEP11)、第一積層工程(STEP12)と、第二積層工程(STEP13)と、第三積層工程(STEP14)と、ラミネート工程(STEP15)とを有している。
載置工程(STEP11)は、平板状の太陽電池モジュール用バックシート23の表面側に太陽電池セル間配設用スペーサ22載置する工程である。STEP11は、太陽電池モジュール用バックシート23の表面側に太陽電池セル間配設用スペーサ22を載置し、これらを熱融着することによって行われる。
第一積層工程(STEP12)は、STEP11で太陽電池セル間配設用スペーサ22が載置された太陽電池モジュール用バックシート23の表面側に裏面側充填剤を積層する工程である。STEP12では、太陽電池モジュール用バックシート23を、太陽電池セル間配設用スペーサ22が表面側になるように載置し、この上にシート状の裏面側充填剤を積層する。
第二積層工程(STEP13)は、太陽電池セル間配設用スペーサ22に側縁が沿うように太陽電池セル13を裏面側充填剤の表面側に積層する工程である。STEP13では、基台部24の表面が太陽電池セル13の表面位置まで形成され、突出部25が太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に位置するように太陽電池セル13を積層する。
第三積層工程(STEP14)は、太陽電池セル13の表面側に表面側充填剤と、透光性基板15とをこの順で積層する工程である。STEP14では、STEP13で積層された太陽電池セル13の表面側にシート状の表面側充填剤を積層し、さらにこの上に透光性基板15を積層する。
ラミネート工程(STEP15)は、順次積層された太陽電池セル間配設用スペーサ22が載置された太陽電池モジュール用バックシート23、裏面側充填剤、太陽電池セル13、表面側充填剤及び透光性基板15を熱融着させる工程である。STEP15は、これらの太陽電池モジュール用バックシート23、裏面側充填剤、太陽電池セル13、表面側充填剤及び透光性基板15を真空吸引により一体化して加熱圧着する真空加熱ラミネーション法等によって行われる。
なお、かかる太陽電池モジュール21の製造方法においては、各層間の接着性向上等を目的として(a)加熱溶融型接着剤、溶剤型接着剤、光硬化型接着剤等を塗工すること、(b)各積層対向面にコロナ放電処理、オゾン処理、低温プラズマ処理、グロー放電処理、酸化処理、プライマーコート処理、アンダーコート処理、アンカーコート処理等を施すことなどが可能である。
また、太陽電池モジュール21の製造方法としては、STEP11では太陽電池モジュール用バックシート23と太陽電池セル間配設用スペーサ22との熱融着を行わず、STEP15で他の部材と同様に真空吸引により加熱圧着してもよい。さらに、太陽電池モジュール21の製造方法としては、透光性基板15上に、表面側充填剤、太陽電池セル13、裏面側充填剤、太陽電池セル間配設用スペーサ22及び太陽電池モジュール用バックシート23を順次積層させていくことによって製造することもできる。
当該太陽電池セル間配設用スペーサ22は、突出部25が太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に形成されている。従って、当該太陽電池セル間配設用スペーサ22は、太陽電池セル13間の隙間に入射する光を太陽電池セル13の表面位置よりも表面側に形成される反射面26に入射させ、太陽電池セル13の表面に向けて効果的に反射させることができる。その結果、当該太陽電池セル間配設用スペーサ22は、光の利用率を効果的に高めることで発電効率を向上させることができる。
当該太陽電池モジュール21の製造方法は、太陽電池セル間配設用スペーサ22に側縁が沿うように太陽電池セル13を配設すればよく、太陽電池セル13の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。当該太陽電池モジュール21の製造方法によると、太陽電池セル21間の隙間に太陽電池セル間配設用スペーサ22を確実に配置することができるので、太陽電池セル13間の隙間に入射する光を太陽電池セル間配設用スペーサ22の反射面26によって太陽電池セル13の表面に効果的に反射させることができる。従って、当該太陽電池モジュール21の製造方法によると、光の利用率を高めることで発電効率が向上された太陽電池モジュール21を容易に製造することができる。
[その他の実施形態]
なお、本発明の太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法は、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。例えば、凸条体及び太陽電池セル間配設用スペーサの形状としては、突出部の両側面に反射面が形成されている必要はなく、一方の側面のみに反射面が形成されていてもよい。また、凸条体及び太陽電池セル間配設用スペーサは、必ずしも断面形状が二等辺三角形に形成されている必要はなく、例えば、図7(a)に示すように、一方の側面のみが傾斜した直角三角形状に形成されていてもよく、(b)に示すように、突出部のみが傾斜した反射面を有するように形成されていてもよく、(c)に示すように、反射面が断面円弧状に形成されていてもよい。また、当該太陽電池モジュールにおいて、凸条体及び太陽電池セル間配設用スペーサは、形成方向と太陽電池セルの側縁とが沿うように配設されていればよく、太陽電池セルの4つの側縁のうち、互いに平行に設けられる一対の側縁に沿ってのみ設けられてもよく、4つの側縁のそれぞれに沿って設けられてもよい。
当該太陽電池モジュール用バックシートは、熱融着層、中間樹脂層、ガスバリア層及び裏面側樹脂層に加えて他の層(合成樹脂層、金属層、無機酸化物層等)やフィルムが積層されてもよい。このように他の層又はフィルムを積層することで、耐電圧性、ガスバリア性、耐候性、耐久性等の諸特性を格段に向上することができる。また、当該太陽電池モジュール用バックシートは、熱融着層の裏面側に、ガスバリア層、中間樹脂層及び裏面側樹層がこの順で備えられてもよい。当該太陽電池モジュール用バックシートは、熱融着層の裏面側に、中間樹脂層、ガスバリア層及び裏面側樹脂層がこの順で備えられてもよい。また、当該太陽電池モジュール用バックシートは、基材フィルムの表面に無機酸化物層が積層されたガスバリア層を備えることもできる。当該太陽電池モジュール用バックシートは、ガスバリア層としてアルミ箔等の金属泊を用いてもよい。
以上のように、本発明の太陽電池モジュール、太陽電池モジュール用バックシート、太陽電池セル間配設用スペーサ及び太陽電池モジュールの製造方法は、隣接する太陽電池セル間の隙間に入射する太陽光線を太陽電池セルの表面に効果的に反射させることにより、光の利用効率を高め、発電効率を向上させることができ、家屋屋根据え置き型の太陽電池や電卓等の小型電気機器用の太陽電池などに好適に使用される。
1 太陽電池モジュール用バックシート
2 シート本体
3 凸条体
4 熱融着層
5 中間樹脂層
6 裏面側樹脂層
7 接着層
8 基台部
9 突出部
10 反射面
11 太陽電池モジュール
12 裏面側充填剤層
13 太陽電池セル
14 表面側充填剤層
15 透光性基板
16 接続線
17 基台部位
18 突出部位
21 太陽電池モジュール
22 太陽電池セル間配設用スペーサ
23 太陽電池モジュール用バックシート
24 基台部
25 突出部
26 反射面
27 ガスバリア層
28 基材フィルム
29 無機酸化物層
41 太陽電池モジュール
42 透光性基板
43 表面側充填剤層
44 太陽電池セル
45 裏面側充填剤層
46 太陽電池モジュール用バックシート

Claims (16)

  1. 隙間をもって配置される複数の太陽電池セルと、裏面側に配設される太陽電池モジュール用バックシートとを備える太陽電池モジュールであって、
    上記太陽電池モジュール用バックシートが、
    シート本体と、
    シート本体の表面側から突設され、上記太陽電池セル間の隙間に配設される凸条体と
    を備え、
    上記凸条体が、
    シート本体の表面から太陽電池セルの表面位置までに至る基台部位と、
    この基台部位から表面側に延設される突出部位と
    を備え、
    上記突出部位が、突出端縁から基台部位側にかけ、隣接する太陽電池セル側に近接するよう傾斜する反射面を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 上記突出部位が、一対の上記反射面を備え、凸条体形成方向に垂直な断面形状が三角形である請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 上記凸条体形成方向に垂直な断面形状が略二等辺三角形である請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 上記反射面の平均傾斜角度が30°以上75°以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の太陽電池モジュール。
  5. 上記突出部位の高さが10μm以上である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 所定間隔をもって上記複数の太陽電池セルの表面側に配設される透光性基板を備え、
    上記突出部位が、上記透光性基板の裏面に実質的に当接する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 上記突出部位と太陽電池セルとの距離が、太陽電池セル間の隙間の1/3以下である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  8. 上記反射面が白色である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  9. 上記反射面が鏡面である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  10. 上記突出部位が主成分としてポリオレフィン系樹脂を含有している請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  11. 上記ポリオレフィン系樹脂がポリエチレンである請求項10に記載の太陽電池モジュール。
  12. 上記太陽電池セル間に配設され、これらの太陽電池セル同士を電気的に接続する接続線をさらに備え、
    上記凸条体が、太陽電池セルの接続線が配設されていない側縁に沿って配設されている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  13. 複数の太陽電池セルが隙間をもって配置される太陽電池モジュールの裏面側に配設される太陽電池モジュール用バックシートであって、
    シート本体と、
    シート本体の表面側から突設される凸条体と
    を備え、
    上記凸条体が、少なくとも突出端縁付近において、シート本体の平面方向に対して鋭角に傾斜する反射面を有することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシート。
  14. 断面形状の底辺及び上辺が略平行に設けられる長尺状の基台部と、
    上記基台部の上辺を底辺とし、三角形状の断面形状を有する長尺状の突出部と
    を備え、
    上記突出部の少なくとも一つの側面が、底面に対して鋭角に傾斜する反射面として形成されていることを特徴とする太陽電池モジュールの太陽電池セル間配設用スペーサ。
  15. 請求項13に記載の太陽電池モジュール用バックシートの表面側に裏面側充填剤を積層する第一積層工程と、
    上記太陽電池モジュール用バックシートの凸条体に側縁が沿うように太陽電池セルを上記裏面側充填剤の表面側に積層する第二積層工程と、
    上記太陽電池セルの表面側に表面側充填剤と透光性基板とをこの順で積層する第三積層工程と、
    順次積層された太陽電池モジュール用バックシート、裏面側充填剤、太陽電池セル、表面側充填剤及び透光性基板を熱融着させるラミネート工程と
    を有する太陽電池モジュールの製造方法。
  16. 平板状の太陽電池モジュール用バックシートの表面側に請求項14に記載の太陽電池セル間配設用スペーサを載置する載置工程と、
    上記太陽電池セル間配設用スペーサが載置された太陽電池モジュール用バックシートの表面側に裏面側充填剤を積層する第一積層工程と、
    上記太陽電池セル間配設用スペーサに側縁が沿うように太陽電池セルを上記裏面側充填剤の表面側に積層する第二積層工程と、
    上記太陽電池セルの表面側に表面側充填剤と透光性基板とをこの順で積層する第三積層工程と、
    順次積層された太陽電池セル間配設用スペーサが載置された太陽電池モジュール用バックシート、裏面側充填剤、太陽電池セル、表面側充填剤及び透光性基板を熱融着するラミネート工程と
    を有する太陽電池モジュールの製造方法。
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