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JP2012515791A - ポリマー混成物由来の放出制御システム - Google Patents

ポリマー混成物由来の放出制御システム Download PDF

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JP2012515791A JP2011548120A JP2011548120A JP2012515791A JP 2012515791 A JP2012515791 A JP 2012515791A JP 2011548120 A JP2011548120 A JP 2011548120A JP 2011548120 A JP2011548120 A JP 2011548120A JP 2012515791 A JP2012515791 A JP 2012515791A
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Abstract

改良した微粒子を本明細書において記載する。一態様において、微粒子は、第一のポリマーおよび第二のポリマーを含むものであって、該第二のポリマーは該第一のポリマーとは異なる。さらなる態様において、微粒子は、その中にカプセル化された生物活性剤を含む。一態様において、放出制御システムは、第一のポリマーおよび該第一のポリマーとは異なる第二のポリマーを含むポリマーマトリックス、ならびに該ポリマーマトリックス中にカプセル化された生物活性剤を含む。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照することにより本明細書に組み入れられている、2009年1月23日に出願された先行する米国仮特許出願第61/146,980号に基づくものであって、かつその優先権の恩典を主張するものである。
生物活性剤が効果的に働くために、それは安全でかつ効果的でもある方法で対象に送達されなければならない。理想的な生物活性剤の薬物動態プロファイルとは、治療濃度の生物活性剤が対象に到達するのを可能にし、一方で最大耐量を超えないものである。ある薬理学的適用のために、生物活性剤の濃度は、所望の治療結果が達成されるまでの長期間にわたって治療レベルに保たれるべきである。
残念ながら、生物活性剤を投与するための従来の経路は、とりわけ高毒性および/または狭い治療域を示す生物活性剤に対して、しばしば、理想的な薬物動態プロファイルを提供するものではない。生物活性剤の薬物動態プロファイルに影響を及ぼす一方法は、放出制御システム中に生物活性剤をカプセル化することであることは、当該技術分野において公知である。放出制御システムは、経時的に分解し、それによって、放出制御システムによって影響を受ける放出プロファイルに従って生物活性剤を放出することができる。
生物活性剤の放出プロファイルまたは放出速度は、目標とする治療結果に依存して異なることが所望され得る。しばしば、放出制御システムは、所望の放出プロファイルを提供できない可能性があり、ある場合には、望ましくない放出プロファイルをもたらすことさえあり得る。そのため、放出制御システム自体の組成に依存し得る、放出制御システムの特性に実質的に影響を及ぼし得る、放出制御システムおよびその製造のための方法の必要性が存在する。これらの必要性および他の必要性は、本発明によって満たされる。
混合物中の少なくとも2つのポリマーが異なる、ポリマーの混合物を含む放出制御システムを本明細書に記載する。一態様において、放出制御システムの特性を、ポリマーの混合物中のポリマーまたはその所望の特性を選択することによって調節して、放出制御システムに所望の特性(例えば、分解プロファイル)を提供することができる。
一態様において、放出制御システムは、第一のポリマーおよび該第一のポリマーとは異なる第二のポリマーを含むポリマーマトリックス、ならびに該ポリマーマトリックス中にカプセル化された生物活性剤を含む。
本発明の利点は、後に続く記載の中に一部示され、かつ記載から一部明白となり、あるいは以下に記載する態様の実践によって理解され得る。以下に記載する利点は、添付の特許請求の範囲において特に挙げられる要素および組み合わせによって実現かつ達成されるであろう。前述の概略的な説明および以下の詳細な説明のいずれも、例示および解説のためのみのものであって、限定するものでないことは理解されるべきである。
図1は、実施例1から得られた混合したポリマー製剤のインビトロ放出曲線のプロットである。 図2は、実施例2から得られた混合したポリマー製剤のインビトロ放出曲線のプロットである。
詳細な説明
本発明の化合物、組成物、合成物、商品、デバイス、方法、または用途を開示かつ記載する前に、そのようなものは当然変化し得るため、以下に記載する態様は、具体的な化合物、組成物、合成物、商品、デバイス、方法、または用途に限定するものでないことは理解されるべきである。また、本明細書において用いた用語は、特定の態様のみを記載することを目的とするものであって、限定することを意図するものではない。
本明細書においておよび後に続く特許請求の範囲において、以下の意味を有すると定義されるものとするいくつかの用語について言及する。
本明細書を通じて、文脈上特に必要がない限り、「含む」、または「含んでいる」などの変化形は、明記した完全体もしくは工程、または完全体もしくは工程の群の包含を意味するものであって、いかなる他の完全体もしくは工程、または完全体もしくは工程の群の排除を意味するものではないと理解される。
本明細書および添付の特許請求の範囲において使用するとき、単数形には、別様に文脈ではっきりと指示されていない限り、複数形の指示対象が含まれることに留意しなければならない。したがって、例えば「生物活性剤」という言及には、2つ以上のそのような薬剤等の混合物が含まれる。
「随意の」または「随意に」とは、その後に記載される事象または状況が起こっても起こらなくてもよく、かつ該記載には該事象または状況が起こる場合およびそれが起こらない場合が含まれることを意味する。
本明細書において、範囲を、一方の「約」特定値からおよび/または他方の「約」特定値までとして表現することができる。そのような範囲を表現する場合、別の態様には、該一方の特定値からおよび/またはもう一方の特定値まで含まれる。同様に、「約」という先行詞を用いることによって、値を近似で表現する場合、その特定の値は他の態様を形成することが理解されるであろう。範囲のそれぞれの端点は、もう一方の端点との関連でも、もう一方の端点から独立しても、有意であることがさらに理解されるであろう。
成分の重量パーセントは、特にそれに反することが明記されていない限り、該成分を含む製剤または組成物の総重量に基づく。
「微粒子」という用語は、約10nm〜2000ミクロン(2ミリメートル)の大きさを有する多様な構造物を概して表すために本明細書で用いられており、マイクロカプセル、マイクロスフェア、ナノ粒子、ナノカプセル、ナノスフェア、ならびに一般に約2000ミクロン(2ミリメートル)未満である粒子を含む。一態様において、生物活性剤を微粒子中にカプセル化する。
「生体適合性の」という用語は、対象に対して実質的に毒性を示さない物質を表す。
「生分解性の」とは、本明細書において、可溶性種にまで浸食される、あるいはそれ自体が対象に対して毒性を示さず(生分解性であり)、かつ対象によって代謝、除去、または排泄され得るより小さな単位または化学種まで生理的条件下で分解する物質を概して表す。
「生物活性剤」とは、生物学的活性を有する薬剤を表す。生物学的薬剤を用いて、疾患、障害、感染等に対して処置、診断、治療、緩和、防止(すなわち、予防的に)、改善、調節、または他の好ましい効果をもたらすことができる。「放出可能な生物活性剤」とは、開示される放出制御システムから放出され得るものである。生物活性剤には、対象の構造または機能に影響を及ぼす物質、あるいは所定の生理的環境に置かれた後に生物活性になるまたはより高く生物活性になるプロドラッグも含まれる。
開示される方法および組成物に用いることができる、それと併用することができる、その調製に用いることができる、またはその産物である化合物、組成物、および成分を開示する。これらおよび他の材料を本明細書に開示するものであって、かつこれらの材料の組み合わせ、部分集団、相互作用、群、等々を開示する場合、それぞれの種々の個体および集団的組み合わせについての具体的言及、ならびにこれらの化合物の順列は明確に開示されていないかもしれないが、それぞれは本明細書において具体的に企図されかつ記載されていると理解される。例えば、多数の異なるポリマーおよび薬剤を開示かつ考察する場合、特にそれに反することが示されていない限り、該ポリマーおよび薬剤のありとあらゆる組み合わせおよび順列が具体的に企図されている。したがって、分子A、B、およびCのクラスが開示され、同様に分子D、E、およびFのクラス、ならびに組み合わせ分子A−Dの例が開示されている場合、そのときたとえそれぞれが個別に挙げられていないとしても、それぞれは個別かつ集団的に企図されている。したがって、この例では、組み合わせA−E、A−F、B−D、B−E、B−F、C−D、C−E、およびC−Fのそれぞれは具体的に企図されており、A、B、およびC;D、E、およびF;ならびに組み合わせ例A−Dの開示から開示されていると見なされるべきである。同様に、これらの任意の部分集団または組み合わせも具体的に企図されかつ開示されている。したがって、例えばA−E、B−F、およびC−Eの部分群が具体的に企図されており、A、B、およびC;D、E、およびF;ならびに組み合わせ例A−Dの開示から開示されていると見なされるべきである。この概念は、開示される組成物を作製および使用する方法における工程を含むがこれに限定されない、本開示のすべての態様に適用される。したがって、実施され得る種々の付加的工程がある場合、これらの付加的工程のそれぞれを、開示される方法の任意の特定の実施形態または実施形態の組み合わせを用いて実施することができ、かつそれぞれのそのような組み合わせは具体的に企図されており、開示されていると見なされるべきと理解される。
本明細書に開示される固有粘度測定は、クロロホルム中0.5g/dLの濃度で調製されたポリマー溶液から、30℃で行われた。
一態様において、本開示は、放出制御システムの所望の放出プロファイルが達成されるのを可能にする、微粒子および放出制御システムを作製する方法に関する。放出制御システムが単一ポリマーを含む場合、しばしば、該放出制御システムは所望の放出プロファイルを示さない場合がある。本開示は、粒子の混合物を用いることによって放出制御システムの放出プロファイルを調整し、放出制御システムを生成することに関する。
一般に、放出制御システムは、任意の放出制御システムによるものであってよい。一態様において、放出制御システムは、該システムから放出され得る生物活性剤を含む。放出制御システムの限定しない例には、例えば微粒子、生物活性剤を積んだ棒、他のデバイスの中でもインプラント型デバイスが含まれる。
概して、開示される放出制御システムは、第一のポリマーおよび該第一のポリマーとは異なる第二のポリマーを含むポリマーマトリックス、ならびに該ポリマーマトリックス中にカプセル化された生物活性剤を含む。本明細書において使用する、「ポリマーマトリックス」という用語は、ポリマー混合物を含む放出制御システムの一部(またはすべて)を表すことを意図する。ポリマーマトリックスは、架橋したまたは絡み合ったポリマー鎖を必ずしも含まないが、含んでいてもよい。一態様において、ポリマーマトリックスはポリマー組成物であって、該ポリマー組成物は生物活性剤をカプセル化している。さらなる態様において、ポリマーマトリックスの一部は、前記第一および第二のポリマーのうちの1つのみを含んでいてよい。したがって、放出制御システム・ポリマーマトリックスは均質である必要はないが、別の態様において、ポリマーマトリックスは均質であってもよい。
第一および第二のポリマーは、第一のポリマー対第二のポリマーの重量比である任意の所望の比率で放出制御システム中に存在してよい。一態様において、第一のポリマー対第二のポリマーの比率は、とりわけ約85:15、80:20、70:30、75:25、65:35、および50:50の比率を含むがこれらに限定されない、約90:10〜約40:60である。さらに、2つより多いポリマーが混成物中に存在してよく、例えば3、4、5、またはそれ以上のポリマーが存在してよい。
一態様において、第一および第二のポリマーは、少なくとも1つの異なる特性を有する。放出制御システムの所望の分解プロファイルに依存して、化学組成、粘度(例えば、固有粘度)、分子量、ガラス転移温度(Tg)などの熱特性、その中の末端基などの非反復単位の化学組成、分解速度、親水性、多孔性、密度、またはそれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない、多種多様な特性がポリマー間で異なっていてよい。一態様において、第一のポリマーおよび第二のポリマーは、水性溶媒中で異なる分解速度を有する。一態様において、放出制御システムの分解プロファイルを選択し、かつ組み合わせた場合に該選択した分解プロファイルを達成すると考えられる特性を有するポリマーの組み合わせを用いて、放出制御システムを作製する。
一態様において、第一のポリマーおよび第二のポリマーは、1つ以上の異なる非反復単位、例えば末端基、またはポリマーの骨格の非反復単位などを有する。さらなる態様において、第一のポリマーおよび第二のポリマーは、1個以上の異なる末端基を有する。例えば、第一のポリマーは、第二のポリマーの1個以上の末端基よりもより高い極性のある末端基を有していてよい。したがって、この態様において、第一のポリマーは、第二のポリマー(より極性の低い末端基を有する)のみを含む放出制御システムと比較して、典型的により親水性であり、ゆえにより高速な水の取込みを引き起こす。特定の態様において、第一のポリマーは1個以上のカルボン酸末端基を有していてよく、かつ第二のポリマーは1個以上のエステル末端基を有していてよい。
別の態様において、第一のポリマーおよび第二のポリマーは、異なる分子量を有する。一態様において、第一のポリマーは、第二のポリマーの分子量よりも少なくとも約3000ダルトン大きい分子量を有する。分子量は、種々の態様において、放出制御システムの所望の特性に依存し得る、任意の適切な値を有していてよい。例えば、高い機械的強度を有する放出制御システムを所望する場合、ポリマーのうちの少なくとも1つは高分子量を有していてよい。この例において、放出制御システムが短期放出能(例えば、約2週間未満)を有することも所望する場合、より低分子量のポリマーを前記高分子量ポリマーと組み合わせることができる。この態様において、高分子量ポリマーは、典型的に、放出制御システムに対して良好な構造的完全性を提供し、一方でより低分子量のポリマーは、短期放出能を提供し得る。
同様の態様において、ポリマーの一方は、もう一方のポリマーが示すガラス転移温度よりも低いガラス転移温度を示してよい。したがって、例えば、良好な熱安定性を有するポリマーを、良好な熱安定性を有さない可能性があるが、別の所望の特性を有するもう一方のポリマーと組み合わせることができ、それによって、合成放出制御システムが両方のポリマーの特性を示すことが可能となる。具体的な例において、ポリマーの一方は、もう一方のポリマーが示すガラス転移温度よりも約5℃〜約50℃低いガラス転移温度を示し得る。
ポリマーの任意の適切な組み合わせとともに、前記特性の任意の組み合わせを用いることができる。放出制御システムは、2つのみ、または、例えばポリマーマトリックス中に3つ以上のポリマーを有する放出制御システムを含む、2つより多いポリマーを含んでいてよいことも理解される。
一般に、多種多様なポリマーを用いて、本明細書において意図された結果を達成することができる。用いるポリマーは、生体適合性かつ/または生分解性であってよい。一態様において、上述のように、生物活性剤の所望の放出プロファイルは、ポリマーの選択またはその所望の特性に影響を与え得る。例えば、放出制御システムを対象に投与した後の所望の経過時間で、生物活性剤を放出するまたはそこからの生物活性剤の放出が可能となるように、生体適合性ポリマーを選択することができる。例えば、生物活性剤がその活性を失い始める前に、生物活性剤が活性を失い始めるにつれて、生物活性剤が部分的に活性を失った時に、例えば少なくとも25%、少なくとも50%、または少なくとも75%失った時に、生物活性剤が実質的に活性を失った時に、あるいは生物活性剤が完全になくなるまたはもはや活性を持たない時に、生物活性剤を放出するまたは生物活性剤の放出が可能となるように、ポリマーを選択することができる。
第一および/または第二のポリマーが生分解性ポリマーである場合、対象中にいったん存在すると所望の時間間隔の範囲内で分解するように放出制御システムを製剤することができる。いくつかの態様において、時間間隔は、約1日未満〜約1ヶ月であってよい。例えば、約≧0〜約6ヶ月または約1ヶ月〜約6ヶ月で分解するポリマーマトリックスを含む、より長い間隔を6ヶ月まで延ばすことができる。他の態様において、ポリマーは、例えば約≧0〜約2年または約1ヶ月〜約2年を含む、最高2年またはそれ以上のより長い時間間隔で分解し得る。
第一および/または第二のポリマーの限定しない例には、ポリエステル、ポリヒドロキシアルカノエート、ポリヒドロキシブチレート、ポリジオキサノン、ポリヒドロキシバレレート、ポリ酸無水物、ポリオルトエステル、ポリホスファゼン、ポリリン酸塩、ポリリン酸エステル、ポリジオキサノン、ポリリン酸エステル、ポリリン酸塩、ポリホスホネート、ポリリン酸塩、ポリヒドロキシアルカノエート、ポリカーボネート、ポリアルキルカーボネート、ポリオルトカーボネート、ポリエステルアミド、ポリアミド、ポリアミン、ポリペプチド、ポリウレタン、ポリアルキレン・アルキレート、シュウ酸ポリアルキレン、コハク酸ポリアルキレン、ポリヒドロキシ脂肪酸、ポリアセタール、ポリシアノアクリレート、ポリケタル、ポリエーテルエステル、ポリエーテル、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレンオキシド、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリペプチド、多糖、またはポリビニルピロリドンが含まれる。他の生分解性ではないが耐久性ポリマーには、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等が含まれるが、これらに限定されない。同様に、他の適切な生分解性でないポリマーには、シリコーンおよびポリウレタンが含まれるが、これらに限定されない。
さらなる態様において、ポリマーは、ポリ(ラクチド)、ポリ(グリコリド)、ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(カプロラクトン)、ポリ(オルトエステル)、ポリ(ホスファゼン)、ポリ(ヒドロキシブチレート)またはポリ(ヒドロキシブチレート)(poly(hydroxybutarate))を含有するコポリマー、ポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)、ポリカーボネート、ポリエステルアミド、ポリ酸無水物、ポリ(ジオキサノン)、ポリ(アルキレンアルキレート)、ポリエチレングリコールとポリオルトエステルとのコポリマー、生分解性ポリウレタン、ポリ(アミノ酸)、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテルエステル、ポリアセタール、ポリシアノアクリレート、ポリ(オキシエチレン)/ポリ(オキシプロピレン)コポリマー、ポリアセタール、ポリケタル、ポリリン酸エステル、ポリヒドロキシバレレートまたはポリヒドロキシバレレートを含有するコポリマー、シュウ酸ポリアルキレン、コハク酸ポリアルキレン、ポリ(マレイン酸)、およびそれらのコポリマー、ターポリマー、組み合わせ、あるいは混成物であってよい。
なおさらなる態様において、有用な生体適合性ポリマーは、乳酸、グリコール酸、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、ヒドロキシブチレート、ヒドロキシバレレート、ジオキサノン、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリエチレンオキシド、またはそれらの組み合わせのうちの1つ以上の残基を含むものである。なおさらなる態様において、有用な生体適合性ポリマーは、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、またはそれらの組み合わせのうちの1つ以上を含むものである。
一態様において、有用な生分解性ポリマーは、ポリエチレングリコール(PEG)、またはポリビニルピロリドン(PVP)を含むがこれらに限定されない、親水性または水溶性ポリマーの1つ以上のブロックを、ラクチド、グリコリド、カプロラクトン、またはそれらの組み合わせを含む別の生体適合性(biocompabible)または生分解性ポリマーの1つ以上のブロックとともに含むものである。
特定の態様において、生分解性ポリマーは、1個以上のラクチド残基を含んでいてよい。その目的のために、ポリマーは、L−ラクチド、D−ラクチド、およびD,L−ラクチド、またはそれらの混合物を含むがこれらに限定されない、ラクチドのすべてのラセミ形態および立体特異的形態を含む、任意のラクチド残基を含んでいてよい。ラクチドを含む有用なポリマーには、ポリ(L−ラクチド)、ポリ(D−ラクチド)、およびポリ(DL−ラクチド);ならびにポリ(L−ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(D−ラクチド−コ−グリコリド)、およびポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)を含むポリ(ラクチド−コ−グリコリド);あるいはそれらのコポリマー、ターポリマー、組み合わせ、または混成物が含まれるが、これらに限定されない。ラクチドおよびグリコリドのモノマーの開環を介した溶融重合によって、ラクチド/グリコリドポリマーを好都合に作製することができる。さらに、ラセミ型のDL−ラクチド、L−ラクチド、およびD−ラクチドは市販されている。L−ポリマーは、DL−ポリマーよりも結晶性がより高く、吸収性がより遅い。グリコリドおよびDL−ラクチドまたはL−ラクチドを含むコポリマーに加えて、L−ラクチドとDL−ラクチドとのコポリマーが市販されている。ラクチドまたはグリコリドのホモポリマーも市販されている。
生分解性ポリマーが、ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(ラクチド)、またはポリ(グリコリド)である場合、ポリマー中のラクチドおよびグリコリドの量は変化し得る。さらなる態様において、生分解性ポリマーは、0〜100モル%、40〜100モル%、50〜100モル%、60〜100モル%、70〜100モル%、または80〜100モル%のラクチド、および0〜100モル%、0〜60モル%、10〜40モル%、20〜40モル%、または30〜40モル%のグリコリドを含有するものであって、ラクチドおよびグリコリドの総量は100モル%である。さらなる態様において、生分解性ポリマーは、ポリ(ラクチド)、95:5のポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、85:15のポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、75:25のポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、65:35のポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、または50:50のポリ(ラクチド−コ−グリコリド)であってよく、比率はモル比である。
特定の態様において、第一および第二のポリマーは、両方ともポリ(ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーである。さらなる特定の態様において、ラクチド対グリコリドの比率は、約90:10〜約40:60である。なおさらなる態様において、ラクチド対グリコリドの比率は、約85:15〜約50:50である。
さらなる態様において、ポリマーは、ポリ(カプロラクトン)またはポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)であってよい。一態様において、ポリマーはポリ(ラクチド−カプロラクトン)であってよく、種々の態様において、95:5のポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)、85:15のポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)、75:25のポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)、65:35のポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)、または50:50のポリ(ラクチド−コ−カプロラクトン)であってよく、比率はモル比である。
前述の生分解性ポリマーの任意の組み合わせ、すなわちそれらのコポリマー、それらの混合物、またはそれらの混成物を含むが、これらに限定されなものを用いることができることが理解される。同様に、生分解性ポリマーの残基が開示されている場合、開示される残基を含む任意の適切なポリマー、コポリマー、混合物、または混成物も開示されていると見なされることが理解される。その目的のために、多数の残基が個々に(すなわち、別のものと組み合わせずに)開示されている場合、該個々の残基の任意の組み合わせを用いることができると理解される。
開示される放出制御システムにおける使用のための、それらの目標送達プロファイルを有する、ポリマー混合物の限定しない具体的な例には、表1に一覧にした混合物が含まれる。
Figure 2012515791
以下の例は、表1におけるポリマーに対して用いた命名法を定義するものである。ポリマー(8515 DLG 4.5E)は、ポリ(D−ラクチド−コ−グリコリド)を表すものであって、ラクチド対グリコリドのモル比は85:15であり、該コポリマーは0.45dL/gの固有粘度を示し、かつ該コポリマーはエステル(E)末端基を含む。略号(A)は、酸性(例えば、カルボン酸)末端基を表す。ポリマー2000 MW DLPLは、約2000ダルトンの分子量を有するポリ(D,L−ラクチド)を表す。ポリマーの分子量は、測定された値、または商業的供給元によって提示された値であってよい。したがって、分子量はポリマーの分子量に近いものにすぎないものであり得ることが理解される。
第一および第二のポリマーは、広範囲の分子量を有し得る。一態様において、分子量は、約1,000〜約50,000g/モル、約1,000〜約20,000g/モル、約1,000〜約10,000g/モル、または約1,000〜約5,000g/モルに及び得る。さらなる態様において、第一および第二のポリマーは、分子量が、および/または本明細書に開示される任意の他の特性が異なっていてよい。
特定の態様において、第一のポリマーはポリ(ラクチド)であり、かつ第二のポリマーは、約90:10〜約50:50、例えば75:25のラクチド対グリコリドの比率を有するポリ(ラクチド−コ−グリコリド)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率は、約90:10〜約50:50、例えば75:25である。さらなる特定の態様において、第一のポリマーはポリ(ラクチド)であり、第二のポリマーは、約75:25〜約50:50のラクチド対グリコリドの比率を有するポリ(ラクチド−コ−グリコリド)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率は、約90:10〜約50:50、例えば75:25である。さらなる特定の態様において、第一のポリマーはポリ(ラクチド)であり、かつ第二のポリマーは、約1500ダルトンの分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率は、約90:10〜約50:50、例えば75:25である。
一態様において、放出制御システムは微粒子である。微粒子は、開示されるポリマー混合物から生成される任意の微粒子であってよい。微粒子は、多種多様な形状および大きさを有していてよい。一態様において、開示される微粒子は、約20ミクロン〜約125ミクロンの平均的または平均粒径を有し得る。一態様では、平均粒径の範囲は、約40ミクロン〜約90ミクロンである。別の態様では、平均粒径の範囲は、約50ミクロン〜約80ミクロンである。当業者に公知のレーザー回折技術によって、粒径分布を測定する。
第一の水相に存在する生物活性剤の量に依存して、微粒子は生物活性剤の放出を調節することができる。例えば、微粒子は、微粒子の重量に対して、1%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%重量(開示されるパーセンテージの間の任意の範囲を含む)の生物活性剤を含んでいてよい。
例えば、微粒子の調製方法についての教示のために、そのどちらもこの参照によりその全体として本明細書に組み入れられている、2007年8月16日に公開されたZeigersonに対する米国特許公報第2007/0190154号、およびTiceらに対する米国特許第5,407,609号を含む、当該技術分野において公知の方法を用いて、ポリマー混合物から微粒子を作製することができる。明らかであるように、加工条件に依存して、混和工程における出発材料として用いるポリマーは、最終的な微粒子に存在するポリマーと同じであってもそうでなくてもよい。例えば、ポリマーは加工の間に重合反応または解重合反応を受けてもよく、それによって加工前に用いたものとは異なるポリマーを最終的に生成することができる。したがって、本明細書において使用する、「ポリマー」という用語は、出発材料として用いるポリマー、ならびに本明細書に記載される方法によって生成されるデバイス中に存在する最終的なポリマーを網羅する。微粒子を作製するための方法を、前述の乾燥方法および乾燥(dyring)パラメーターとともに用いることができる。
一態様において、放出制御システムの生成において開示されるポリマー混合物を用いることの利点は、複数の放出制御システム生成物を調製し、かつ別の混合工程で該放出制御システムを組み合わせるのではなく、むしろ単一の放出制御システム生成プロセスで分解プロファイルなどの所望の生成物性能を実質的に達成することができることであることは明白であろう。
本明細書に記載される方法とともに、多種多様な生物活性剤を用いることができる。一態様において、生物活性剤は、放出可能な生物活性剤、すなわち放出制御システムから対象の隣接組織または流体内に放出され得る生物活性剤であってよい。ある態様において、生物活性剤は、放出制御システムの中または上にあってよい。
放出制御システムから隣接組織または流体内に放出され得る、種々の形態の生物活性剤を用いることができる。その目的のために、本明細書に記載される放出制御システム内に、液体または固体の生物活性剤を取り込むことができる。生物活性剤は、少なくともごくわずかに水溶性、好ましくは適度に水溶性である。生物活性剤は、活性成分の塩を含んでいてよい。そのため、生物活性剤は、酸性、塩基性、または両性の塩であり得る。それらは、非イオン性分子、極性分子、または水素結合し得る分子複合体であり得る。生物活性剤を、例えば非荷電性分子、分子複合体、塩、エーテル、エステル、アミド、ポリマードラッグ接合体、または他の形態の形態で組成物中に含ませて、有効な生物学的または生理学的活性を提供することができる。
本明細書におけるシステム内に取り込ませる生物活性剤の例には、タンパク質、例えばホルモン、酵素、抗体等のペプチド、例えばアプタマー、iRNA、DNA、RNA、アンチセンス核酸等の核酸、アンチセンス核酸アナログ等、低分子量化合物、または高分子量化合物が含まれるが、これらに限定されない。開示される埋め込み可能な合成物における使用を企図される生物活性剤には、同化剤、制酸剤、抗喘息薬、抗コレステロール剤および抗脂質剤、抗凝固剤、抗痙攣薬、下痢止め薬、抗嘔吐薬、抗菌剤および抗微生物剤を含む抗感染薬、抗炎症薬、抗躁病薬、代謝拮抗剤、抗催吐剤、抗新生物薬、抗肥満薬、解熱薬および鎮痛薬、鎮痙薬、抗血栓薬、鎮咳薬、抗尿酸血剤、抗狭心症薬、抗ヒスタミン剤、食欲抑制剤、生物製剤、脳拡張剤(cerebral dilator)、冠動脈拡張剤、気管支拡張剤(bronchiodilator)、細胞毒性薬、充血除去剤、利尿薬、診断用薬剤、赤血球生成剤、去痰薬、胃腸鎮静剤、血糖上昇剤、睡眠薬、血糖降下剤、免疫調節剤、イオン交換樹脂、緩下剤、ミネラルサプリメント、粘液溶解薬、神経筋薬、末梢血管拡張剤、向精神薬、鎮静剤、刺激剤、甲状腺薬および抗甲状腺薬、組織増殖剤、子宮弛緩薬、ビタミン、または抗原性物質が含まれる。
他の生物活性剤には、アンドロゲン阻害剤、多糖、増殖因子(例えば、血管内皮細胞増殖因子−VEGF)、ホルモン、抗血管新生因子、デキストロメトルファン、臭化水素酸デキストロメトルファン、ノスカピン、クエン酸カルベタペンタン、塩酸クロフェジアノール、マレイン酸クロルフェニラミン、酒石酸フェニンダミン、マレイン酸ピリラミン、コハク酸ドキシラミン、クエン酸フェニルトロキサミン、塩酸フェニレフリン、塩酸フェニルプロパノールアミン、塩酸プソイドエフェドリン、エフェドリン、リン酸コデイン、硫酸コデイン、モルヒネ、ミネラルサプリメント、コレスチラミン(cholestryramine)、N−アセチルプロカインアミド、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェン、塩酸フェニルプロパノールアミン、カフェイン、グアイフェネシン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、アミノ酸、ホルモン、インターフェロン、サイトカイン、およびワクチンが含まれる。
放出制御システム中の生物活性剤として用いることができる代表的な薬剤には、ペプチド薬、タンパク質薬、脱感作物質、抗原、例えば抗生物質、抗微生物剤、抗ウイルス物質、抗菌性物質、抗寄生虫物質、抗真菌性物質、およびそれらの組み合わせなどの抗感染薬、抗アレルギー薬、アンドロゲン性ステロイド、充血除去剤、睡眠薬、ステロイド性抗炎症剤、抗コリン剤、交感神経様作用薬、鎮静剤、縮瞳薬、精神賦活剤、精神安定剤、ワクチン、エストロゲン、黄体ホルモン剤、体液性薬剤、プロスタグランジン、鎮痛剤、鎮痙薬、抗マラリア薬、抗ヒスタミン剤、心臓作用薬、非ステロイド性抗炎症剤、抗パーキンソン病薬、抗高血圧薬、β−アドレナリン遮断薬、栄養物質、ならびにベンゾフェナントリジンアルカロイドが含まれるが、これらに限定されない。薬剤は、さらに、刺激剤、鎮静剤、睡眠薬、鎮痛剤、抗痙攣薬等として作用し得る物質であってもよい。
放出制御システムは、単独でまたは組み合わせて、多数の生物活性剤を含んでいてよい。他の生物活性剤には、例えばアセトアミノフェン、アセチルサリチル酸等;麻酔薬、例えばリドカイン、キシロカイン等の鎮痛剤、例えばデキサドリン、酒石酸フェンジメトラジン等の食欲減退薬、例えばメチルプレドニゾロン、イブプロフェン等の抗関節炎薬、例えば硫酸テルブタリン、テオフィリン、エフェドリン等の抗喘息薬、例えばスルフィソキサゾール、ペニシリンG、アンピシリン、セファロスポリン系、アミカシン、ゲンタマイシン、テトラサイクリン系、クロラムフェニコール、エリスロマイシン、クリンダマイシン、イソニアジド、リファンピン等の抗生物質、例えばアンホテリシンB、ナイスタチン、ケトコナゾール等の抗真菌剤、例えばアシクロビル、アマンタジン等の抗ウイルス剤、例えばシクロホスファミド、メトトレキサート、エトレチナート等の抗癌剤、例えばヘパリン、ワルファリン等の抗凝固剤、例えばフェニトインナトリウム、ジアゼパム等の抗痙攣薬、例えばイソカルボキサジド、アモキサピン等の抗うつ剤、例えば塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等の抗ヒスタミン剤、例えばインシュリン、プロゲスチン、エストロゲン、コルチコイド、糖質コルチコイド、アンドロゲン等のホルモン、例えばソラジン、ジアゼパム、塩酸クロルプロマジン、レセルピン、塩酸クロルジアゼポキシド等の精神安定剤、例えばベラドンナアルカロイド、塩酸ジサイクロミン等の鎮痙薬、例えば必須アミノ酸、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛、ビタミンB12等のビタミンおよびミネラル、例えば塩酸プラゾシン、ニトログリセリン、塩酸プロプラノロール、塩酸ヒドララジン、パンクレリパーゼ、コハク酸デヒドロゲナーゼ等の心血管作動薬、例えばLHRH、ソマトスタチン、カルシトニン、成長ホルモン、グルカゴン様ペプチド、成長放出因子、アンジオテンシン、FSH、EGF、骨形態形成タンパク質(BMP)、エリスロポエチン(erythopoeitin)(EPO)、インターフェロン、インターロイキン、コラーゲン、フィブリノゲン、インシュリン、第VIII因子、第IX因子、Enbrel(登録商標)、Rituxam(登録商標)、Herceptin(登録商標)、α−グルコシダーゼ、Cerazyme/Ceredose(登録商標)、バソプレシン、ACTH、ヒト血清アルブミン、γ−グロブリン、構造タンパク質、血液製剤タンパク質、複合タンパク質、酵素、抗体、モノクローナル抗体等のペプチドおよびタンパク質、プロスタグランジン、核酸、炭水化物;脂肪、例えばモルヒネ、コデイン等の麻薬、精神治療薬、抗マラリア薬、L−ドーパ、例えばフロセミド、スピノラクトン等の利尿薬、例えば塩酸ラニチジン(rantidine HCl)、塩酸シメチジン等の抗潰瘍薬が含まれるが、これらに限定されない。
生物活性剤は、例えばサイトカイン、インターロイキン、インターフェロン、コロニー刺激因子、腫瘍壊死因子等を含む免疫調節剤;例えばネコの鱗屑、カバノキの花粉、イエダニ、草の花粉等のアレルゲン、例えば肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumoniae)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、化膿連鎖球菌(Streptococcus pyrogenes)、ジフテリア菌(Corynebacterium diphteriae)、リステリア菌(Listeria monocytogenes)、炭疽菌(Bacillus anthracis)、破傷風菌(Clostridium tetani)、ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)、ウェルシュ菌(Clostridium perfringens)、髄膜炎菌(Neisseria meningitides)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、ミュータンス連鎖球菌(Streptococcus mutans)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、チフス菌(Salmonella typhi)、パラインフルエンザ菌(Haemophilus parainfluenzae)、百日咳菌(Bordetella pertussis)、野兎病菌(Francisella tularensis)、ペスト菌(Yersinia pestis)、コレラ菌(Vibrio cholerae)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、ヒト型結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、らい菌(Mycobacterium leprae)、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)、レプトスピラ・インテロガン(Leptspirosis interrogans)、ライム病ボレリア(Borrelia burgddorferi)、カンピロバクター・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)等の細菌性微生物の抗原、例えば天然痘、インフルエンザA型およびB型、RSウイルス(respiratory synctial)、パラインフルエンザ、麻疹、HIV、SARS、水痘帯状疱疹、単純ヘルペス1型および2型、サイトメガロウイルス(cytomeglavirus)、エプスタイン・バー、ロタウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、ポリオウイルス、ムンプス、狂犬病、風疹、コクサッキーウイルス、ウマ脳炎、日本脳炎、黄熱病、リフトバレー熱、リンパ球性脈絡髄膜炎、B型肝炎等のウイルス等の抗原、例えばクリプトコックス・ネオフォルマンス(Cryptococcuc neoformans)、ヒストプラズマ・カプスラーツム(Histoplasma capsulatum)、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)、カンジダ・トロピカリス(Candida tropicalis)、ノカルジア・アステロイデス(Nocardia asteroids)、リケッチア・リケッチイ(Rickettsia ricketsii)、リケッチア・チフィ(Rickettsia typhi)、マイコプラズマ・ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)、クラミジア・ジッタシ(Chlamyda psittaci)、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)、トリパノソーマ・ブルーセイ(Trypanasoma brucei)、赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)、トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)、膣トリコモナス(Trichomonas vaginalis)、マンソン住血吸虫(Schistosoma mansoni)等の真菌、原生動物、および寄生生物の抗原であってもよい。これらの抗原は、死菌全体、ペプチド、タンパク質、糖タンパク質、炭水化物、またはそれらの組み合わせの形態であってよい。
さらに特定の態様において、生物活性剤は抗生物質を含む。抗生物質は、例えばアミカシン、ゲンタマイシン、カナマイシン、ネオマイシン、ネチルマイシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン、パロモマイシン、アンサマイシン系、ゲルダナマイシン、ハービマイシン、カルバセフェム、ロラカルベフ、カルバペネム系、エルタペネム、ドリペネム、イミペネム/シラスタチン、メロペネム、セファロスポリン系(第一世代)、セファドロキシル、セファゾリン、セファロチン、セファレキシン、セファロスポリン系(第二世代)、セファクロル、セファマンドール、セフォキシチン、セフプロジル、セフロキシム、セファロスポリン系(第三世代)、セフィキシム、セフジニル、セフジトレン、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セファロスポリン系(第四世代)、セフェピム、セファロスポリン系(第五世代)、セフトビプロール、糖ペプチド、テイコプラニン、バンコマイシン、マクロライド系、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、トロレアンドマイシン、テリスロマイシン、スペクチノマイシン、モノバクタム系、アズトレオナム、ペニシリン系、アモキシシリン、アンピシリン、アズロシリン、カルベニシリン、クロキサシリン、ジクロキサシリン、フルクロキサシリン、メズロシリン、メチシリン、ナフシリン、オキサシリン、ペニシリン、ピペラシリン、チカルシリン、ポリペプチド、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンB、キノロン系、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、トロバフロキサシン、スルホンアミド系、マフェニド、プロントシル(原型)、スルファセタミド、スルファメチゾール、スルファニルアミド(Sulfanilimide)(原型)、スルファサラジン、スルフィソキサゾール、トリメトプリム、トリメトプリム−スルファメトキサゾール(コトリモキサゾール)(TMP−SMX)、テトラサイクリン系(デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン等を含む)、アルスフェナミン、クロラムフェニコール、クリンダマイシン、リンコマイシン、エタンブトール、ホスホマイシン、フシジン酸、フラゾリドン、イソニアジド、リネゾリド、メトロニダゾール、ムピロシン、ニトロフラントイン、プラテンシマイシン、ピラジンアミド、キヌプリスチン/ダルホプリスチン、リファンピシン(米国ではリファンピン)、チニダゾール、またはそれらの組み合わせのうちの1つ以上であってよい。一態様において、生物活性剤は、リファンピシン(米国ではリファンピン)およびミノサイクリンの組み合わせであってよい。
ある態様において、生物活性剤は医薬組成物中の成分として存在してよい。医薬組成物を、例えば単位投薬形態または放出制御投薬形態を含む所望の投薬形態で好都合に調製することができ、かつ薬学の技術分野において周知の任意の方法によって調製することができる。一般に、生物活性剤を、液体担体または微粉化した固体担体あるいは両方と均一かつ密接に関連させることによって、医薬組成物を調製する。利用される医薬担体は、例えば固体、液体、または気体であってよい。固体担体の例には、ラクトース、白土、スクロース、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸マグネシウム、およびステアリン酸が含まれる。液体担体の例は、シュガーシロップ、ピーナッツ油、オリーブ油、および水である。気体担体の例には、二酸化炭素および窒素が含まれる。他の医薬上許容可能な担体、または生物活性剤と混合させ得る成分には、例えば脂肪酸、糖類、塩、水溶性ポリマー、例えばポリエチレングリコール、タンパク質、多糖(polysacharride)、またはカルボキシメチルセルロース(carboxmethyl cellulose)など、界面活性剤、可塑剤、高分子量もしくは低分子量の多孔性物質(porosigen)、例えばポリマーまたは塩または糖類など、あるいは疎水性低分子量化合物、例えばコレステロールまたはワックスなどが含まれてよい。
放出制御システムを、任意の所望の対象に投与することができる。対象は、例えば哺乳類、魚類、鳥類、爬虫類、または両生類等の脊椎動物であってよい。本明細書に開示される方法の対象は、例えばヒト、ヒト以外の霊長類、ウマ、ブタ、ウサギ、イヌ、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ネコ、モルモット、または齧歯類であってよい。該用語は、特定の年齢または性別を意味しない。したがって、雌雄にかかわらず、成体および生まれたばかりの対象、ならびに胎児も網羅されることが意図される。
ポリマー混成物、あるいはそれから作製される微粒子または放出制御システムを含む医療用デバイスも開示する。一般に、医療用デバイスは、任意の医療用デバイスであってよい。一部の医療用デバイスについて、開示される混成物は、デバイスおよびアプリケーションを含有する非生物活性剤における使用に対するものを含む、所望の粘着または付着特性を備えたデバイスを提供するのに有用であり得る。一態様において、医療用デバイスはインプラント型デバイスである。インプラント型デバイスには、任意の形状、例えば棒、繊維、円筒、ビーズ、リボン、円盤、ウエハー、自由に形成された形状の固体、または種々の他の形状の固体などが含まれてよい。インプラント型デバイスには、例えば薬剤送達ポンプを含む薬剤送達用のインプラント;脊椎インプラント、オッセオインテグレーションまたは骨修復のためのインプラントを含む整形外科用インプラント;固有の薬剤送達能を備えたステントを含む医療用ステント;乳房インプラント、筋インプラント等を含む人工装具用インプラント;歯科用インプラント;蝸牛インプラントおよび補聴デバイスを含む耳インプラント;ペースメーカー、カテーテル等々を含む心臓用インプラント;空間充填用インプラント;生体電気インプラント;神経インプラント;透析グラフトを含む内臓用インプラント;除細動器(defribrillator);モニタリングデバイス;記録デバイス;深部脳刺激装置、神経刺激装置、膀胱刺激装置、および隔膜刺激装置を含む刺激装置;埋め込み可能な識別デバイスおよび情報チップ;人工臓器;薬剤投与デバイス;埋め込み可能なセンサー/バイオセンサー;ネジ;チューブ;棒;板;あるいは人工関節が含まれてよい。特定の態様において、医療用デバイスは、薬剤送達デバイスから放出され得る生物活性剤とともに、ポリマー混成物または放出制御システムを含む薬剤送達デバイスである。上記の医療用デバイスに対して、有用なポリマー混成物には、とりわけラクチド、グリコリド、カプロラクトン、またはそれらの組み合わせ(例えば、それらのコポリマー)を含むものが含まれるが、これらに限定されない。
以下の実施例は、本明細書において記載かつ主張される化合物、組成物、および方法をどのように作製かつ評価するかについての完全な開示および説明を当業者に提供するために提示されるものであって、かつ純粋に例示であることを意図するものであって、本発明者らが本発明者らの発明と見なすものの範囲を限定することを意図するものではない。数(例えば、量、温度、等々)に関する正確性を確保するための努力はなされているが、いくらかの誤差および偏差は考慮されるべきである。別様に指示のない限り、割合は重量部であり、温度は摂氏温度(℃)においてまたは周囲温度におけるものであり、かつ圧力は大気圧におけるまたはその付近のものである。数々の反応条件の変化および組み合わせ、例えば成分濃度、成分混合物、所望の溶媒、溶媒混合物、温度、圧力、ならびに記載されるプロセスから得られる生成物の純度および収率を最適化するために用いられ得る他の反応範囲および条件が存在する。そのようなプロセスの条件を最適化するために、妥当かつルーチン的実験のみが必要とされる。
実施例1
下記のように、エマルションに基づく溶媒抽出マイクロカプセル化プロセスを用いて、ナルトレキソン塩基を含有する微粒子製剤を調製した。分散相(DP)溶液中に溶解ナルトレキソン塩基を用いて、製剤を調製した。すべての生分解性ポリマーは、Lakeshore Biomaterialsブランドであった(SurModics Pharmaceuticals,バーミングハム,AL)。
単一ポリマーのポリ(DL−ラクチド)からなる第一のバッチ(バッチ1a)を調製した。酢酸エチル中7重量%のポリ(DL−ラクチド)(0.37dL/g)からなる53.5グラムのポリマー溶液中に、1.25グラムのナルトレキソン塩基を溶解させることによって、分散相(DP)溶液を調製した。結果として生じたDP溶液を、2重量%の水性ポリビニルアルコール(PVA)からなり、かつ7.4重量%の酢酸エチルを含有する、550グラムの連続相(CP)溶液中に乳化させた。インライン・アタッチメントを備えたSilverson L4R−Tミキサー(速度設定700rpm)の入口部にDPおよびCP溶液を導入することによって、DPおよびCPの乳化を連続的に行った。DPおよびCP溶液の流速は、それぞれ25g/分および250g/分であった。十分量の抽出相(EP)水に、1:7のエマルション:EP水の比率でエマルションを直接添加することによって、微粒子を調製した。結果として生じた懸濁液を容器内に回収し、1時間撹拌した後、微粒子生成物を125および20ミクロンの検査用ふるいによるスクリーニングによって分離した。20ミクロンのふるい上に回収された微粒子を、2Lの脱イオン水で洗浄した。洗浄後、微粒子を層流フード中の20ミクロンのふるい上で乾燥させた。
第二のバッチ(1b)は、75:25の比率(重量で)のポリ(DL−ラクチド)(バッチ1aで用いたもの)および75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)の2種の異なる生分解性ポリマーの混成物からなるものであった。7重量%の総ポリマー濃度からなる53.5グラムのポリマー溶液中に、1.25グラムのナルトレキソン塩基を溶解させることによって調製したDP溶液を用いて、バッチ1bを作製した。バッチ1bに対して、酢酸エチル中75:25混成(重量で)のポリ(DL−ラクチド)(0.37dL/g)および75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)(0.42dL/g)から、ポリマー溶液を調製した。その他の点では、このDP溶液を用いて、バッチ1aについて記載した方法によって微粒子を調製した。
75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)の代わりに、50:50のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)(0.20dL/g)を用いて、混成ポリマーDP溶液を調製した点を除いては、バッチ1bと同様の方法で、ポリマー混成物から第三のバッチ(バッチ1c)を調製した。
75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)の代わりに、PEGブロックコポリマーを用いて、混成ポリマーDP溶液を調製した点を除いては、バッチ1bと同様の方法で、ポリマー混成物から第四のバッチ(バッチ1d)を調製した。この場合には、1,500ダルトンのPEG(PEG−1,500)を用いてPEGブロックコポリマーを調製し、65:35の比率のラクチド:グリコリドを用いてラクチド−グリコリドブロックを合成した(PEGブロックコポリマーは、65:35のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド−コ−PEG−1,500)(0.46dL/g)であった)。
微粒子バッチの薬剤含有量をHPLCによって測定した。既知の量の微粒子製剤を氷酢酸中に溶解し、次いでリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を加えてポリマーを沈殿させた。次いで、サンプルを濾過してポリマーを除去し、結果として生じた溶液を、Waters製のNova−pak 3.9×150mmカラム(Waters社)を用いてナルトレキソンについてHPLC分析した。クロマトグラフィー条件は、以下のとおりであった:50μLの注入量、280nmでのUV検出、75:25:0.1 v/v/vの酢酸ナトリウム緩衝液:メタノール:トリエチルアミンを伴うアイソクラティックポンプ法。
HPLCを用いて、37℃におけるPBS中へのナルトレキソン放出を測定することによって、インビトロ放出速度を三重で特徴付けした。円錐底を有する50mLのガラス試験管内に、20〜30mgのサンプルを正確に秤量した。次いで、40mLのPBSをサンプルに加えた。振とう条件下(1分間につき100回の振とう)で、サンプルを37℃でインキュベーションした。特定の時間間隔で、サンプルを取り出し、混合し、かつ微粒子が管の底に沈み得るように静置した。次いで、5mLのサンプルを取り出し、5mLの新しいPBS溶液で置き換えた。次いで、次の時点まで管をインキュベーター内に戻した。前述と同じ方法を用いて、HPLCによって薬剤含有量についてサンプルを分析した。放出された累積パーセントのナルトレキソンを、平均および標準偏差として算出した。
薬剤積載およびバッチ条件を、表2にまとめる。経時的な薬剤放出のプロットを図1に示す。
Figure 2012515791
実施例2
下記のように、エマルションに基づく溶媒抽出マイクロカプセル化プロセスを用いて、ナルトレキソン塩基を含有する微粒子製剤を調製した。これらの場合には、分散相(DP)溶液中に過剰な分散ナルトレキソン塩基を用いて、製剤を調製した。
酢酸エチル中20重量%のポリ(DL−ラクチド)(0.37dL/g)からなる19グラムのポリマー溶液中に、0.3グラムのナルトレキソン塩基を溶解させることによって、分散相(DP)溶液を調製した。次いで、粒径がおよそ2ミクロンまで削られている、追加量の0.95グラムのナルトレキソン塩基をこの溶液中に分散させ、IKA Ultra−Turrax T−25ミキサー(プローブミキサー・アタッチメントを備えた)(速度3000rpm)を用いて30秒間混合した。混合した後、次いで、磁気撹拌子および実験室用撹拌プレートでの撹拌を用いて、懸濁液を撹拌した。結果として生じたDP溶液(懸濁液)を、7.4重量%の酢酸エチルを含有する2重量%の水性PVAからなる、250グラムのCP溶液中に乳化させた。インライン・アタッチメントを備えたSilverson L4R−Tミキサー(速度設定1000rpm)の入口部にDPおよびCP溶液を導入することによって、DPおよびCPの乳化を連続的に行った。DPおよびCP溶液の流速は、それぞれ25g/分および250g/分であった。十分量の抽出相(EP)水に、1:7のエマルション:EP水の比率でエマルションを直接添加することによって、微粒子を調製した。結果として生じた懸濁液を、実施例1のバッチ1aに記載したように処理した。結果として生じた微粒子バッチを、バッチ2aとしてラベル表示した。
2種の生分解性ポリマーの混成物を用いて、第二のバッチ2bを調製した。酢酸エチル中20重量%の総ポリマー濃度からなる19グラムのポリマー溶液中に、0.3グラムのナルトレキソン塩基を溶解させることによって、分散相(DP)溶液を調製した。75:25混成(重量で)のポリ(DL−ラクチド)(0.37dL/g)および75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)(0.42dL/g)ポリマーから、ポリマー溶液を調製した。次いで、粒径がおよそ2ミクロンまで削られている、追加量の0.95グラムのナルトレキソン塩基をこの溶液中に分散させ、前述のように混合した。結果として生じたDP溶液(懸濁液)を用いて、バッチ2aについて記載したように微粒子を調製した。
75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーの代わりに、50:50のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)(0.20dL/g)を用いた点を除いては、バッチ2bと同様の方法で、第三のバッチのバッチ2cを調製した。
75:25のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーの代わりに、PEGブロックコポリマーである65:35のポリ(DL−ラクチド−コ−グリコリド−コ−PEG−1,500)(0.46dL/g)を用いた点を除いては、バッチ2bと同様の方法で、第四のバッチのバッチ2dを調製した。
実施例1に記載した方法によって、薬剤含有量およびインビトロ放出について、すべてのサンプルを分析した。
薬剤積載およびバッチ条件を、表3にまとめる。経時的な薬剤放出のプロットを図2に示す。
Figure 2012515791
本明細書に記載される化合物、合成物、キット、商品、デバイス、組成物、および方法に種々の修正および変化を加えることができる。本明細書に記載される化合物、合成物、キット、商品、デバイス、組成物、および方法の他の態様は、本明細書、ならびに本明細書に記載される化合物、合成物、キット、商品、デバイス、組成物、および方法の実践を検討することにより明白であろう。本明細書および実施例は、例示として見なされることを意図する。

Claims (20)

  1. 第一のポリマーおよび該第一のポリマーとは異なる第二のポリマーを含むポリマーマトリックス、ならびに該ポリマーマトリックス中にカプセル化された生物活性剤を含む、放出制御システム。
  2. 前記第一のポリマーおよび前記第二のポリマーが、水性溶媒中で異なる分解速度を有する、請求項1に記載の放出制御システム。
  3. 前記第一のポリマーおよび前記第二のポリマーが、1つ以上の異なる非反復単位を有する、請求項1または2に記載の放出制御システム。
  4. 前記第一のポリマーおよび前記第二のポリマーが、1個以上の異なる末端基を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  5. 前記第一のポリマーが、前記第二のポリマーの1個以上の末端基よりもより高い極性のある末端基を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  6. 前記第一のポリマーが、前記第二のポリマーのすべての末端基よりもより高い極性のある末端基を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  7. 前記第一のポリマーが1個以上のカルボン酸末端基を有し、かつ前記第二のポリマーが1個以上のエステル末端基を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  8. 前記第一のポリマーおよび前記第二のポリマーが、異なる分子量を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  9. 前記第一のポリマーが、前記第二のポリマーの分子量よりも少なくとも約3000ダルトン大きい分子量を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  10. 前記第一のポリマーが、前記第二のポリマーが示すガラス転移温度よりも低いガラス転移温度を示す、請求項1〜9のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  11. 前記第一のポリマーが、前記第二のポリマーが示すガラス転移温度よりも約5℃〜約50℃低いガラス転移温度を示す、請求項1〜10のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  12. 前記放出制御システムが、前記第一および第二のポリマーとは異なる第三のポリマーをさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  13. 前記第一および第二のポリマーが、両方ともポリ(ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の放出制御システム。
  14. 前記第一および第二のポリマーが、両方ともポリ(ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーであって、ラクチド対グリコリドの比率が約90:10〜約40:60である、請求項1に記載の放出制御システム。
  15. 前記第一および第二のポリマーが、両方ともポリ(ラクチド−コ−グリコリド)ポリマーであって、ラクチド対グリコリドの比率が約85:15〜約50:50である、請求項1に記載の放出制御システム。
  16. 前記放出制御システムが、インプラント型デバイスまたは微粒子である、請求項1に記載の放出制御システム。
  17. 前記放出制御システムが、生物活性剤を積載した棒である、請求項1に記載の放出制御システム。
  18. 前記第一のポリマーがポリ(ラクチド)であり、かつ前記第二のポリマーが約75:25のラクチド対グリコリドの比率を有するポリ(ラクチド−コ−グリコリド)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率が約75:25である、請求項1に記載の放出制御システム。
  19. 前記第一のポリマーがポリ(ラクチド)であり、かつ前記第二のポリマーが約50:50のラクチド対グリコリドの比率を有するポリ(ラクチド−コ−グリコリド)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率が約75:25である、請求項1に記載の放出制御システム。
  20. 前記第一のポリマーがポリ(ラクチド)であり、かつ前記第二のポリマーが約1500ダルトンの分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)であって、該第一のポリマー対該第二のポリマーの比率が約75:25である、請求項1に記載の放出制御システム。
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