JP2012206961A - 抗菌剤及び皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも皮膚炎の原因菌に対して抗菌活性を示す植物エキス含有製剤を提供する。
【解決手段】ユニコーン(True unicorn)の抽出物を有効成分として含有する抗菌剤及び皮膚外用剤。
【選択図】なし
【解決手段】ユニコーン(True unicorn)の抽出物を有効成分として含有する抗菌剤及び皮膚外用剤。
【選択図】なし
Description
本発明は、抗菌剤及び皮膚外用剤に関する。
アクネ菌(Propionibacterium acnes)やブドウ球菌(Staphylococcus属細菌)は、皮膚の常在菌として知られる一方で、皮膚の炎症にも深く関与している。
アクネ菌は、皮脂をグリセリンと脂肪酸に分解して皮膚を弱酸性に保つことで病原菌の侵入や繁殖を抑える役割を担っているが、皮脂が毛穴等に詰まった状態が続くと、この皮脂を栄養としてアクネ菌が増殖し、これが引き金となってニキビ等の炎症が引き起こされる。アクネ菌はポルフィリンを産生することが知られており、このポルフィリンもニキビの悪化に関与すると考えられている。
一方、ブドウ球菌は、ヒトの皮膚や腸に存在し、通常は無害である。しかし、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のように毒性の強いものは、傷口の化膿やとびひ等の原因菌としても知られ、傷口から体内に侵入して髄膜炎、肺炎、腹膜炎、敗血症等を引き起こすこともある。
アクネ菌は、皮脂をグリセリンと脂肪酸に分解して皮膚を弱酸性に保つことで病原菌の侵入や繁殖を抑える役割を担っているが、皮脂が毛穴等に詰まった状態が続くと、この皮脂を栄養としてアクネ菌が増殖し、これが引き金となってニキビ等の炎症が引き起こされる。アクネ菌はポルフィリンを産生することが知られており、このポルフィリンもニキビの悪化に関与すると考えられている。
一方、ブドウ球菌は、ヒトの皮膚や腸に存在し、通常は無害である。しかし、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のように毒性の強いものは、傷口の化膿やとびひ等の原因菌としても知られ、傷口から体内に侵入して髄膜炎、肺炎、腹膜炎、敗血症等を引き起こすこともある。
皮膚の炎症の予防・改善には、炎症の原因菌の増殖を効果的に制御することが重要であり、皮膚の健康の維持・改善に有用な新たな薬剤の開発が望まれていた。
本発明は、少なくとも皮膚炎の原因菌に対して抗菌活性を示す植物エキス含有製剤を提供することを課題とする。
本発明者等は上記課題に鑑み鋭意検討を行った。その結果、ユニコーン(True unicorn)の抽出物が皮膚炎の原因菌に対して抗菌活性を有することを見い出した。本発明はこの知見に基づき完成させるに至ったものである。
本発明は、ユニコーン(True unicorn)の抽出物を有効成分として含有する抗菌剤及び皮膚外用剤に関する。
本発明の抗菌剤及び皮膚外用剤は、アクネ菌やブドウ球菌等の皮膚炎の原因菌に対して優れた抗菌活性を示す。
以下、本発明について、その好ましい実施態様に基づき詳細に説明する。
ユニコーン(True unicorn)は、ユリ科ソクシンラン属に属する植物である。
ユニコーン抽出物は、胃粘液分泌促進、子宮強壮、子宮鎮痛等の生理活性を示すことが知られており、これらの生理活性は、ステロイド配糖体の一種であるジオスゲニンのエストロゲン様作用に起因すると考えられている。ユニコーン抽出物は、サプリメント成分としての使用実績もあり、安全性にも優れる。
ユニコーン(True unicorn)は、ユリ科ソクシンラン属に属する植物である。
ユニコーン抽出物は、胃粘液分泌促進、子宮強壮、子宮鎮痛等の生理活性を示すことが知られており、これらの生理活性は、ステロイド配糖体の一種であるジオスゲニンのエストロゲン様作用に起因すると考えられている。ユニコーン抽出物は、サプリメント成分としての使用実績もあり、安全性にも優れる。
本発明に用いるユニコーン抽出物は、ユニコーンの任意の部位、例えば、根、茎、全草、葉、花等から抽出することができるが、根及び地下部、又は茎から抽出するのが好ましい。
上記ユニコーン抽出物の調製には、上記各部位をそのまま、又は乾燥粉砕して用いることができ、これらの水蒸気蒸留物又は圧搾物を用いてもよい。また、これらを精油等により精製したものを用いてもよい。本発明に用いるユニコーン抽出物は、上記各部位のいずれかの抽出物であってもよいし、2種以上の部位からの抽出物であってもよい。本発明に用いるユニコーン抽出物として、根茎部の抽出物を好適に用いることができる。
上記ユニコーン抽出物の調製には、上記各部位をそのまま、又は乾燥粉砕して用いることができ、これらの水蒸気蒸留物又は圧搾物を用いてもよい。また、これらを精油等により精製したものを用いてもよい。本発明に用いるユニコーン抽出物は、上記各部位のいずれかの抽出物であってもよいし、2種以上の部位からの抽出物であってもよい。本発明に用いるユニコーン抽出物として、根茎部の抽出物を好適に用いることができる。
本発明において、ユニコーン抽出物を得る方法は特に限定されず、通常の抽出方法を採用することができる。
抽出に用いる溶媒に特に制限はなく、植物成分の抽出に通常用いられる溶媒を用いることができる。このような溶媒として、例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の鎖状及び環状エーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;スクワラン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類;トルエン等の芳香族炭化水素類;ポリエチレングリコール等のポリエーテル類;及びピリジン類等が挙げられ、これら2種以上混合溶媒を用いることができるが、水性アルコールを含有する溶媒を用いることが好ましく、エタノールを含有する溶媒を好適に用いることができる。エタノールを含有する溶媒はエタノール水溶液であることが好ましく、好ましくは20〜80質量%、より好ましくは30〜70質量%の濃度のエタノール水溶液である。
抽出に用いる溶媒に特に制限はなく、植物成分の抽出に通常用いられる溶媒を用いることができる。このような溶媒として、例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の鎖状及び環状エーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;スクワラン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類;トルエン等の芳香族炭化水素類;ポリエチレングリコール等のポリエーテル類;及びピリジン類等が挙げられ、これら2種以上混合溶媒を用いることができるが、水性アルコールを含有する溶媒を用いることが好ましく、エタノールを含有する溶媒を好適に用いることができる。エタノールを含有する溶媒はエタノール水溶液であることが好ましく、好ましくは20〜80質量%、より好ましくは30〜70質量%の濃度のエタノール水溶液である。
また、抽出条件も通常の条件を適用できる。例えば、抽出原料となるユニコーンの特定の部位を、好ましくは0〜100℃、より好ましくは5〜60℃、さらに好ましくは10〜30℃の温度下で、好ましくは1時間〜3週間、より好ましくは5時間〜1週間程度、上記溶媒中に浸漬又は加熱還流することでユニコーン抽出液を得ることができる。
本発明に用いるユニコーン抽出物は、上記のようにして得られたユニコーン抽出液であてもよいし、このユニコーン抽出液をさらに適当な分離手段、例えばカラムクロマトグラフィーや精密蒸留等により分画した画分であってもよい。また、上記抽出液や上記画分を希釈又は濃縮したものであってもよく、上記抽出液や上記画分を凍結乾燥等により乾燥した後、粉末又はペースト状にしたものであってもよい。
また、本発明におけるユニコーン抽出物として市販品を用いることもできる。
本発明に用いるユニコーン抽出物は、上記のようにして得られたユニコーン抽出液であてもよいし、このユニコーン抽出液をさらに適当な分離手段、例えばカラムクロマトグラフィーや精密蒸留等により分画した画分であってもよい。また、上記抽出液や上記画分を希釈又は濃縮したものであってもよく、上記抽出液や上記画分を凍結乾燥等により乾燥した後、粉末又はペースト状にしたものであってもよい。
また、本発明におけるユニコーン抽出物として市販品を用いることもできる。
本発明の抗菌剤及び皮膚外用剤は、上記ユニコーン抽出物そのものであってもよいし、さらに他の成分を含んでいてもよい。他の成分の例として、酸化チタン、炭酸カルシウム、精製水、乳糖、デンプン、アルコール、界面活性剤、油性物質、保湿剤、皮膚老化防止剤、美白剤、高分子化合物、防腐剤、増粘剤、乳化剤、薬効成分、粉体、紫外線吸収剤、色素、香料、乳化安定剤、pH調整剤等が挙げられる。本発明の抗菌剤及び皮膚外用剤中のユニコーン抽出物の含有量に特に制限はないが、固形分換算で0.001〜20質量%であることが好ましく、0.005〜10質量%であることがより好ましい。
本発明の抗菌剤及び皮膚外用剤はグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を示し、例えば、アクネ菌やブドウ球菌等に対して抗菌活性を示しうる。上記「抗菌」には、菌の増殖を抑制することと菌を死滅させることの両概念が包含される。本発明の抗菌剤及び皮膚外用剤は、皮膚炎の原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌等に作用する抗菌性薬剤として好適に用いることができる。皮膚炎の原因菌となるブドウ球菌として、例えば黄色ブドウ球菌が挙げられる。
本発明の抗菌剤は、医薬品、医薬部外品及び化粧料でありうる。本発明の抗菌剤の形態に特に制限はなく、用途に応じて皮膚外用剤、経口剤、注射剤、点鼻剤、坐剤、点滴剤、点眼剤等の形態をとることができる。
皮膚外用剤の形態では、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、ゲル系、軟膏系、クリーム、ミスト、エアゾール、水−油2層系、水−油−粉末3層系など、幅広い形態をとりうる。また、皮膚外用剤の形態における製品形態としては、ボディー化粧料、化粧水、乳液、クリーム及びパック等のフェーシャル化粧料、ファンデーション、おしろい、頬紅、口紅、アイシャドー、アイライナー、マスカラ及びサンスクリーン等のメーキャップ化粧料、メーク落とし、洗顔料及びボディーシャンプー等の皮膚洗浄料、ヘアーリンス及びシャンプー等の毛髪化粧料、浴用剤、軟膏、制御放出パッチ剤、貼付剤、あぶら取り紙、芳香化粧料等が挙げられる。
また、経口剤の形態の例としては、錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、チュアブル剤、ペレット剤、シロップ剤、液剤、懸濁剤及び吸入剤などが挙げられる。
本発明の抗菌剤は、ユニコーン抽出物を抗菌成分とし、皮膚炎の炎症原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌に対する抗菌作用を示す。この抗菌作用により、ニキビや化膿等の皮膚炎の症状を予防することができ、また、これらの皮膚炎を緩和・改善することができる。
皮膚外用剤の形態では、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、ゲル系、軟膏系、クリーム、ミスト、エアゾール、水−油2層系、水−油−粉末3層系など、幅広い形態をとりうる。また、皮膚外用剤の形態における製品形態としては、ボディー化粧料、化粧水、乳液、クリーム及びパック等のフェーシャル化粧料、ファンデーション、おしろい、頬紅、口紅、アイシャドー、アイライナー、マスカラ及びサンスクリーン等のメーキャップ化粧料、メーク落とし、洗顔料及びボディーシャンプー等の皮膚洗浄料、ヘアーリンス及びシャンプー等の毛髪化粧料、浴用剤、軟膏、制御放出パッチ剤、貼付剤、あぶら取り紙、芳香化粧料等が挙げられる。
また、経口剤の形態の例としては、錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、チュアブル剤、ペレット剤、シロップ剤、液剤、懸濁剤及び吸入剤などが挙げられる。
本発明の抗菌剤は、ユニコーン抽出物を抗菌成分とし、皮膚炎の炎症原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌に対する抗菌作用を示す。この抗菌作用により、ニキビや化膿等の皮膚炎の症状を予防することができ、また、これらの皮膚炎を緩和・改善することができる。
本発明の皮膚外用剤は、医薬品、医薬部外品及び化粧料でありうる。本発明の皮膚外用剤の形態に特に制限はなく、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、ゲル系、軟膏系、クリーム、ミスト、エアゾール、水−油2層系、水−油−粉末3層系など、幅広い形態をとりうる。また、本発明の皮膚外用剤の製品形態も任意であり、例えば、ボディー化粧料、化粧水、乳液、クリーム及びパック等のフェーシャル化粧料、ファンデーション、おしろい、頬紅、口紅、アイシャドー、アイライナー、マスカラ及びサンスクリーン等のメーキャップ化粧料、メーク落とし、洗顔料及びボディーシャンプー等の皮膚洗浄料、ヘアーリンス及びシャンプー等の毛髪化粧料、浴用剤、軟膏、制御放出パッチ剤、貼付剤、あぶら取り紙、芳香化粧料等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤は、ユニコーン抽出物を有効成分(抗菌成分)とし、皮膚炎の炎症原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌に対する抗菌作用を示す。この抗菌作用により、ニキビや化膿等の皮膚炎の症状を予防することができ、また、これらの皮膚炎を緩和・改善することができる。
本発明の皮膚外用剤は、ユニコーン抽出物を有効成分(抗菌成分)とし、皮膚炎の炎症原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌に対する抗菌作用を示す。この抗菌作用により、ニキビや化膿等の皮膚炎の症状を予防することができ、また、これらの皮膚炎を緩和・改善することができる。
本発明の皮膚外用剤の使用量は、有効成分であるユニコーン抽出物の含有量により異なるが、例えば、クリーム状、軟膏状及び液状製剤の場合、皮膚面1cm2当たり0.001〜20mg使用するのが好ましい。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
製造例 ユニコーン抽出物の調製
ユニコーン根茎部の粉砕物(Monteagle Herbs社より入手)160.83gを50質量%エタノール水溶液800mLに3日間浸漬した。この浸漬液をろ過して得られたろ液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し、固形分11.82gを得た。この固形分を10mg/mLの濃度になるようにエタノールに溶解させたものをユニコーン抽出物として下記試験例に用いた。
ユニコーン根茎部の粉砕物(Monteagle Herbs社より入手)160.83gを50質量%エタノール水溶液800mLに3日間浸漬した。この浸漬液をろ過して得られたろ液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し、固形分11.82gを得た。この固形分を10mg/mLの濃度になるようにエタノールに溶解させたものをユニコーン抽出物として下記試験例に用いた。
試験例 抗菌試験
上記製造例で調製したユニコーン抽出物を用いて、アクネ菌に対する抗菌活性を評価した。抗菌活性は、ルシフェラーゼを利用してATP量を定量するための市販キット(商品名:BacTiter-GloTM Microbial Cell Viability Assay、Promega社製)を用いて評価した。
具体的には、変法GAM培地(日水製薬社製)を用いて37℃で、3日間嫌気培養したアクネ菌(Propionibacterium acnes)JCM6425株の培養液10μLと、変法GAM培地80μL、及び上記ユニコーン抽出物10μLを96穴プレートのウェル内で混合し、37℃で20時間嫌気培養した。この培養液中のユニコーン抽出物の濃度は1mg/mLである。培養後、BacTiter-GloTM 試薬100μLをウェルに添加し、1420 Multilabel Counter(Wallac社製)を用いて、530nmの蛍光強度(励起光:488nm)を定量した。
上記ユニコーン抽出物の代わりにエタノールを混合した系を陰性コントロールとして同様の試験を行った。また、上記ユニコーン抽出物の代わりにミノサイクリンを、1mg/mLの濃度で混合したものを陽性コントロールとして同様の試験を行った。このミノサイクリンはテトラサイクリン系抗生物質であり、ニキビや皮膚感染症の治療薬として用いられている。
結果を表1に示す。
上記製造例で調製したユニコーン抽出物を用いて、アクネ菌に対する抗菌活性を評価した。抗菌活性は、ルシフェラーゼを利用してATP量を定量するための市販キット(商品名:BacTiter-GloTM Microbial Cell Viability Assay、Promega社製)を用いて評価した。
具体的には、変法GAM培地(日水製薬社製)を用いて37℃で、3日間嫌気培養したアクネ菌(Propionibacterium acnes)JCM6425株の培養液10μLと、変法GAM培地80μL、及び上記ユニコーン抽出物10μLを96穴プレートのウェル内で混合し、37℃で20時間嫌気培養した。この培養液中のユニコーン抽出物の濃度は1mg/mLである。培養後、BacTiter-GloTM 試薬100μLをウェルに添加し、1420 Multilabel Counter(Wallac社製)を用いて、530nmの蛍光強度(励起光:488nm)を定量した。
上記ユニコーン抽出物の代わりにエタノールを混合した系を陰性コントロールとして同様の試験を行った。また、上記ユニコーン抽出物の代わりにミノサイクリンを、1mg/mLの濃度で混合したものを陽性コントロールとして同様の試験を行った。このミノサイクリンはテトラサイクリン系抗生物質であり、ニキビや皮膚感染症の治療薬として用いられている。
結果を表1に示す。
表1に示すように、上記ユニコーン抽出物が存在する系では、陰性コントロールに比べて蛍光強度が低く、アクネ菌の増殖が著しく抑制されていた。この増殖抑制効果は、陽性コントロールに比べて5倍程度も高く、ユニコーン抽出物が抗菌活性に優れることが示された。
(処方例)
本発明の皮膚外用剤の形態の例として、下記に示す組成のローション、クリーム、軟膏を常法により各々調製した。
本発明の皮膚外用剤の形態の例として、下記に示す組成のローション、クリーム、軟膏を常法により各々調製した。
1.ローションの調製
下記の組成のローションを常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 1
グリセリン 10
1,3-ブチレングリコール 6
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
エチルアルコール 8
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 0.5
香料 適量
水 残量
合計 100
下記の組成のローションを常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 1
グリセリン 10
1,3-ブチレングリコール 6
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
エチルアルコール 8
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 0.5
香料 適量
水 残量
合計 100
2.クリームの調製
下記の組成のクリームを常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 2
モノステアリン酸グリセリド 2
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 2
セタノール 7
スクワレン 40
プロピレングリコール 10
流動パラフィン 10
香料 適量
水 残量
合計 100
下記の組成のクリームを常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 2
モノステアリン酸グリセリド 2
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 2
セタノール 7
スクワレン 40
プロピレングリコール 10
流動パラフィン 10
香料 適量
水 残量
合計 100
3.軟膏の調製
下記の組成の軟膏を常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 2
サラシミツロウ 11
流動パラフィン 22
ラノリン 10
ポリソルベート80 2
オリーブ油 15
防腐剤 適量
水 残量
合計 100
下記の組成の軟膏を常法により調製した。
(組成) (配合:質量%)
ユニコーン抽出物 2
サラシミツロウ 11
流動パラフィン 22
ラノリン 10
ポリソルベート80 2
オリーブ油 15
防腐剤 適量
水 残量
合計 100
Claims (2)
- ユニコーン(True unicorn)の抽出物を有効成分として含有する抗菌剤。
- ユニコーン(True unicorn)の抽出物を有効成分として含有する皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011072568A JP2012206961A (ja) | 2011-03-29 | 2011-03-29 | 抗菌剤及び皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011072568A JP2012206961A (ja) | 2011-03-29 | 2011-03-29 | 抗菌剤及び皮膚外用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012206961A true JP2012206961A (ja) | 2012-10-25 |
Family
ID=47187036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011072568A Withdrawn JP2012206961A (ja) | 2011-03-29 | 2011-03-29 | 抗菌剤及び皮膚外用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012206961A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019129789A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 株式会社ノエビア | 抗ニキビ用食品、髪質改善用食品又は化粧のり改善用食品 |
| JP2022046361A (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-23 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
-
2011
- 2011-03-29 JP JP2011072568A patent/JP2012206961A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2022046361A (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-23 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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