JP2012123481A - 画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】プルプリントの実行途中でエラーが発生しても、そのエラーが発生した印刷ジョブについて低いコストで速やかに印刷を行うことができる画像形成システムを提供する。
【解決手段】ユーザは、サーバ100にジョブデータをスプールし、画像形成装置1a(装置A)でプルプリントを実行する(S301〜S309)。装置Aでの印刷が中断すると、中断ジョブ情報が装置Aからサーバ100に送られ(S310〜S313)、サーバ100でDBに記録される(S314)。ユーザが画像形成装置1b(装置B)にログインすると、サーバ100は、未完ジョブがある旨の情報を含むジョブ状況リストを生成して装置Bに送る(S320〜S323)。装置Bは、問い合わせ処理でユーザの指示を受け付け、サーバ100からジョブデータを取得し、ジョブ状況リストに基づいてジョブデータのうち継続して印刷する部分について印刷する(S324〜S328)。
【選択図】図15
【解決手段】ユーザは、サーバ100にジョブデータをスプールし、画像形成装置1a(装置A)でプルプリントを実行する(S301〜S309)。装置Aでの印刷が中断すると、中断ジョブ情報が装置Aからサーバ100に送られ(S310〜S313)、サーバ100でDBに記録される(S314)。ユーザが画像形成装置1b(装置B)にログインすると、サーバ100は、未完ジョブがある旨の情報を含むジョブ状況リストを生成して装置Bに送る(S320〜S323)。装置Bは、問い合わせ処理でユーザの指示を受け付け、サーバ100からジョブデータを取得し、ジョブ状況リストに基づいてジョブデータのうち継続して印刷する部分について印刷する(S324〜S328)。
【選択図】図15
Description
この発明は、画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラムに関し、特に、いわゆるプルプリント機能を有する画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラムに関する。
画像形成装置(スキャナ機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタとしての機能、データ通信機能、及びサーバ機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンタなど)やサーバなどで構成された画像形成システムとしては、いわゆるプルプリントにより画像を形成(印刷)できるものがある。
プルプリントとは、例えば以下のように印刷することである。すなわち、ユーザは、まず、画像形成システムのサーバなどにジョブデータを送信し保管させておく。そして、ユーザは、画像形成システムの画像形成装置に、サーバのジョブデータを印刷する指示を行う。画像形成装置は、サーバなどと通信してサーバからジョブデータやそれに基づくデータを取得する。これにより、画像形成装置において印刷が行われ、画像が出力される。このようなプルプリントを行う画像形成システムでは、任意の画像形成装置で個人のジョブを実行し、印刷できる。ユーザは、例えば画像形成装置の前に行き、プルプリントを実行させることで、印刷物を目前で出力させることができる。印刷物が他人に見られたり、他人に持って行かれたりすることがなくなり、情報の漏えいを防止でき、高いセキュリティを確保することができる。
下記特許文献1には、不特定多数のユーザが使用する画像形成装置において、ユーザが外部メモリをMFPに接続することで外部サーバを用いたプルプリント処理などを簡単に実行できるようにすることが開示されている。プルプリント処理は、外部メモリ内の情報に基づいて実行される。このように処理を実行させることにより、特に外部サーバの文書の処理などに関してユーザの操作の負荷を軽減できる。
下記特許文献2には、印字要求があったプリンタに障害などがあった場合に、それを別のプリンタに代行させる代行印刷システムが開示されている。このシステムでは、代行印刷を行う際、代行印刷先となる機器の候補を検索して、その候補を、課金額を優先してソートしたり、カラーなどの属性を優先してソートしたりして表示する。ユーザは、表示された候補から代行印刷先の機器を選択して、その機器に代替印刷を実行させることができる。
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置を用いてプルプリントを行う場合、当初印刷を行っていた画像形成装置においてすぐには回避困難なエラーが発生する可能性がある。このようなエラーが発生した場合、ユーザは、別の画像形成装置において印刷を実行させる必要がある。
しかしながら、上記の場合、別の画像形成装置において印刷を実行させると、再度1ページ目から印刷が行われる。そのため、先に印刷を行った画像形成装置を用いて途中まで出力されたページが無駄になり、印刷コストが高くなり、印刷に費やされる時間が長くなる。
このような問題に関して、特許文献2には、何らの有効な解決策は開示されていない。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、プルプリントの実行途中でエラーが発生しても、そのエラーが発生した印刷ジョブについて低いコストで速やかに印刷を行うことができる画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、互いに通信可能に接続された、サーバ、第1の画像形成装置、及び第2の画像形成装置を有し、第1及び第2の画像形成装置が、印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成システムは、第1の画像形成装置は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、検知手段により中断が検知されたとき、印刷ジョブに関する情報をサーバに通知する中断通知手段とを備え、サーバは、中断通知手段により通知された情報に応じて、印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶する記憶手段を備え、第2の画像形成装置は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、記憶手段により記憶された実行状況に関する情報を取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取得された情報に応じて、印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する第1の判定手段とを備える。
好ましくはサーバは、第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、記憶手段により記憶された情報に応じて通知情報を生成する第1の生成手段をさらに備え、第1の取得手段は、第1の生成手段により生成された通知情報を取得する。
好ましくは第2の画像形成装置は、第1の取得手段により取得された実行状況に関する情報に応じて、ユーザに表示を行う表示手段と、ユーザによる、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを選択する操作入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、第1の判定手段は、受付手段に入力された選択結果に基づいて判定を行う。
好ましくは表示手段は、第1の取得手段により取得された実行状況に関する情報に基づいて、印刷を継続する対象となるページに関する情報の表示を行う。
好ましくは受付手段は、ユーザにより印刷を継続する対象となるページの指定入力を受付可能であり、第1の判定手段は、受付手段により受け付けられた指定入力に応じて、判定を行う。
好ましくは第2の画像形成装置は、第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理が第2の画像形成装置において実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段による判定結果に応じて、用紙処理が実行可能か否かをユーザに通知するユーザ通知手段とをさらに備える。
好ましくは第1及び第2の画像形成装置のそれぞれは、プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、印刷ジョブに関する完了ジョブ情報をサーバに通知する完了通知手段をさらに備え、サーバは、完了通知手段により通知された完了ジョブ情報に基づいて、記憶手段に記憶された情報の編集を行う編集手段をさらに備える。
好ましくは記憶手段は、印刷ジョブを実行するユーザ毎に印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶し、第1の取得手段は、第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、プルプリントを実行するユーザに応じた情報を取得する。
好ましくは第2の画像形成装置は、プルプリントによる印刷を行うとき、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報であってプルプリントの対象となるものを取得する第2の取得手段と、第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、第2の取得手段により取得された印刷ジョブ情報のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された特定部分の情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える。
好ましくはサーバは、第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報のうち継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて、特定部分に関する印刷ジョブ情報を生成する第2の生成手段をさらに備え、第2の画像形成装置は、プルプリントによる印刷を行うとき、第2の生成手段により生成された印刷ジョブ情報を取得する第3の取得手段と、第3の取得手段により取得された印刷ジョブ情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取得された情報に応じて、印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する第1の判定手段とを備える。
好ましくは画像形成装置は、第1の取得手段により取得された実行状況に関する情報に応じて、ユーザに表示を行う表示手段と、ユーザによる、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを選択する操作入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、第1の判定手段は、受付手段に入力された選択結果に基づいて判定を行う。
好ましくは表示手段は、第1の取得手段により取得された実行状況に関する情報に基づいて、印刷を継続する対象となるページに関する情報の表示を行う。
好ましくは受付手段は、ユーザにより印刷を継続する対象となるページの指定入力を受付可能であり、第1の判定手段は、受付手段により受け付けられた指定入力に応じて、判定を行う。
好ましくは画像形成装置は、第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理が画像形成装置において実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段による判定結果に応じて、用紙処理が実行可能か否かをユーザに通知するユーザ通知手段とをさらに備える。
好ましくは画像形成装置は、プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、印刷ジョブに関する完了ジョブ情報をサーバに通知する完了通知手段をさらに備える。
好ましくは画像形成装置は、プルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、検知手段により中断が検知されたとき、印刷ジョブに関する情報をサーバに通知する中断通知手段とをさらに備える。
好ましくは第1の取得手段は、プルプリントによる印刷が行われるとき、プルプリントを実行するユーザに応じた情報を取得する。
好ましくは画像形成装置は、プルプリントによる印刷を行うとき、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報であってプルプリントの対象となるものを取得する第2の取得手段と、第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、第2の取得手段により取得された印刷ジョブ情報のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された特定部分の情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える。
好ましくは画像形成装置は、プルプリントによる印刷を行うとき、サーバにより、継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて生成された印刷ジョブ情報を取得する第3の取得手段と、第3の取得手段により取得された印刷ジョブ情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える。
好ましくは第1の取得手段は、サーバから、実行状況に関する情報を取得する。
この発明のさらに他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、検知手段により中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む印刷ジョブに関する情報を通知する中断通知手段とを備える。
好ましくは画像形成装置は、プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、印刷ジョブに関する完了ジョブ情報をサーバに通知する完了通知手段をさらに備える。
好ましくは中断通知手段は、印刷ジョブに関する情報をサーバに通知する。
好ましくは印刷ジョブに関する情報は、どこまで排紙が完了したかを表す情報を含む。
この発明のさらに他の局面に従うと、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置と通信可能である画像形成システム用サーバは、画像形成装置から、プルプリントにより実行される印刷ジョブが中断したことによりどこまで印刷が完了したかを表す情報を含む印刷ジョブについての情報が通知されたとき、通知された情報に応じて、印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶する記憶手段と、画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、記憶手段により記憶された情報に応じて通知情報を生成する第1の生成手段とを備える。
好ましくは画像形成システム用サーバは、画像形成装置から、プルプリントにより実行される印刷ジョブが完了したことにより印刷ジョブについての完了ジョブ情報が通知されたとき、完了ジョブ情報に基づいて、記憶手段に記憶された情報の編集を行う編集手段をさらに備える。
好ましくは画像形成システム用サーバは、プルプリントの対象となる印刷ジョブ情報を記憶しており、画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、印刷ジョブ情報のうち継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて、特定部分に関する印刷ジョブ情報を生成する第2の生成手段をさらに備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御方法は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された情報に応じて、印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する判定ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御方法は、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知ステップと、検知ステップにより中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む印刷ジョブに関する情報を通知する通知ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御プログラムは、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された情報に応じて、印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる。
この発明のさらに他の局面に従うと、サーバと通信可能に接続されており、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御プログラムは、印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知ステップと、検知ステップにより中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む印刷ジョブに関する情報をサーバに通知する通知ステップとをコンピュータに実行させる。
これらの発明に従うと、プルプリントが行われる際、画像形成装置において、印刷対象となる印刷ジョブの実行状況に関する情報がサーバから取得され、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かが判定される。したがって、プルプリントの実行途中でエラーが発生しても、そのエラーが発生した印刷ジョブについて低いコストで速やかに印刷を行うことができる画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態における画像形成システムについて説明する。
画像形成システムは、サーバ装置と複数の画像形成装置とを有している。サーバと複数の画像形成装置のそれぞれとは、ネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。ネットワークには、このほか、例えばユーザが利用するPC(Personal Computer)などが接続されている。画像形成システムにおいて、複数の画像形成装置のうちユーザに選択された一の画像形成装置は、サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行うことができる。
画像形成装置は、スキャナ機能、複写機能、プリンタとしての機能、ファクシミリ機能、データ通信機能、及びサーバ機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)である。スキャナ機能では、セットされた原稿の画像を読み取ってそれをHDD(Hard Disk Drive)などに蓄積する。複写機能では、さらにそれを用紙などに印刷(プリント)する。プリンタとしての機能では、PCなどの外部端末から印刷指示を受けるとその指示に基づいて用紙に印刷を行う。ファクシミリ機能では、外部のファクシミリ装置などからファクシミリデータを受信してそれをHDDなどに蓄積する。データ通信機能では、接続された外部機器との間でデータを送受信する。サーバ機能では、複数のユーザでHDDなどに記憶したデータなどを共有可能にする。
画像形成システムでは、一の画像形成装置で印刷ジョブを実行している途中で、その画像形成装置でエラーが発生すると、他の画像形成装置がその印刷ジョブを継続して実行できる。ユーザは、途中まで排紙が済んでいる印刷ジョブに対して、任意の画像形成装置を用いて、任意のタイミングで、続きから印刷を実行することができる。このように継続印刷が行われることにより、先に印刷を行った画像形成装置を用いて途中まで出力されたページを有効に用いることができ、印刷コストを低減でき、速やかに印刷できる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像形成システム900は、3つの画像形成装置(装置A,装置B,装置C)1a,1b,1cと、サーバ100と、クライアントPC(以下、PCと呼ぶことがある)200を備える。なお、以下の説明において、3つの画像形成装置1a,1b,1cを区別せず画像形成装置1と呼ぶことがある。
画像形成装置1a,1b,1cと、サーバ100と、PC200とは、それぞれ、ネットワーク800に接続されている。ネットワーク800は、例えばLAN(Local Area Network)であり、画像形成装置1a,1b,1cと、サーバ100と、PC200とは、ネットワーク800を介して互いに通信可能である。各装置は、LANケーブルなどを介してネットワーク800に接続されていてもよいし、いわゆる無線LANによりネットワーク800に接続されていてもよい。
[画像形成装置1の構成]
図2は、画像形成装置1を示す斜視図である。
図を参照して画像形成装置1は、給紙カセット3と、排紙トレイ5と、操作部(操作受付手段の一例)11と、制御部20と、プリント部30と、スキャン部40とを備える。制御部20は、後述するように、CPU21(図3に示す)などを有し、画像形成装置1の動作を制御する。制御部20及びプリント部30は、画像形成装置1の筐体の内部に配置されている。
この画像形成装置1は、3つの給紙カセット3(給紙カセット3a,3b,3c)を有している。それぞれの給紙カセット3には、例えば、互いに異なるサイズの用紙(B5サイズ、A4サイズ、及びA3サイズなど)が装てんされている。給紙カセット3は、画像形成装置1の下部に、画像形成装置1の筐体に抜き差し可能に配置されている。各給紙カセット3に装てんされた用紙は、印字時に、1枚ずつ給紙カセット3から給紙され、プリント部30に送られる。なお、給紙カセット3の数は3つに限られず、それより多くても少なくてもよい。
排紙トレイ5は、画像形成装置1の筐体のうちプリント部30が収納されている部位の上方でスキャン部40が配置されている部位の下方に配置されている。排紙トレイ5には、プリント部30により画像が形成された用紙が筐体の内部から排紙される。
操作部11は、画像形成装置1の上部前面(図において正面)側に配置されている。操作部11には、ユーザにより押下操作可能な複数の操作ボタン11aが配置されている。また、操作部11には、情報をユーザに表示する表示パネル(表示手段の一例)13が配置されている。表示パネル13は、例えば、タッチパネルを備えたLCD(Liquid Crystal Display)である。表示パネル13は、ユーザに案内画面を表示したり、操作ボタンを表示してユーザからのタッチ操作を受け付けたりする。表示パネル13は、CPU21により制御されて表示を行う。操作部11は、ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部11は、操作ボタン11aや表示パネル13がユーザにより操作されると、その操作に応じた操作信号又は所定のコマンドをCPU21に送信する。すなわち、ユーザは、操作部11に操作を行うことにより、画像形成装置1に種々の動作を実行させることができる。
プリント部30は、大まかに、トナー像形成部300と、用紙搬送部(図示せず)と、定着装置(図示せず)とを有している。プリント部30は、電子写真方式で用紙に画像を形成する。
用紙搬送部は、給紙ローラ、搬送ローラ、及びそれらを駆動するモータなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセット3から給紙して、画像形成装置1の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙を画像形成装置1の筐体から排紙トレイ5などに排出する。
定着装置は、加熱ローラ及び加圧ローラを有している。定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱及び加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。
スキャン部40は、画像形成装置1の筐体の上部に配置されている。スキャン部40は、ADF(Auto Document Feeder)41を有している。スキャン部40は、上述のスキャナ機能を実行する。スキャン部40は、透明な原稿台に配置された原稿をコンタクトイメージセンサにより走査して、それを画像データとして読み取る。また、スキャン部40は、原稿トレイにセットされた複数枚の原稿をADF41により順次取り込みながら、コンタクトイメージセンサによりその画像データを読み取る。
図3は、画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像形成装置1は、上述の各部のほか、HDD27と、ネットワーク部29とを有している。
HDD27は、ネットワーク部29を介して外部から送られた印刷ジョブのデータや、スキャン部40で読み取った画像データなどを記憶する。また、HDD27は、画像形成装置1の設定情報や、画像形成装置1の種々の動作を行うための制御プログラム27aや、後述するユーザ認証機能に用いられる認証データベース27bなどを記憶する。HDD27は、1つのPC200又は複数のPCなどから送信された複数の印刷ジョブを記憶可能である。
ネットワーク部29は、例えば、NIC(Network Interface Card)などのハードウェア部と、所定の通信プロトコルで通信を行うソフトウェア部とが組み合わされて構成されている。ネットワーク部29は、画像形成装置1をネットワーク800に接続する。これにより、画像形成装置1は、ネットワーク800に接続されているPC200などの外部装置と通信可能になる。画像形成装置1は、PC200やサーバ100などから印刷ジョブを受信可能である。また、画像形成装置1は、スキャン部40で読み取った画像データを、PC200に送信したり、メールサーバ(図示せず)などを介してE−mailにより送信したりすることができる。なお、ネットワーク部29は、無線通信によりネットワーク800に接続可能に構成されていてもよい。
なお、制御部20は、CPU21と、ROM23と、RAM25とを有している。制御部20は、操作部11、プリント部30、及びスキャン部40などとともにシステムバスに接続されている。これにより、制御部20と画像形成装置1の各部とが、信号を送受可能に接続されている。
CPU21は、ROM23、RAM25、又はHDD27などに記憶された制御プログラム27aなどを実行することにより、画像形成装置1の種々の動作を制御する。CPU21は、操作部11から操作信号が送られたり、PC200などから操作コマンドが送信されたりすると、それらに応じて所定の制御プログラム27aを実行する。これにより、ユーザによる操作部11の操作などに応じて、画像形成装置1の所定の機能が実行される。
ROM23は、例えばフラッシュROM(Flash Memory)である。ROM23には、画像形成装置1の動作を行うために用いられるデータが記憶されている。ROM23には、HDD27と同様に、種々の制御プログラムや、画像形成装置1の機能設定データなどが記憶されていてもよい。CPU21は、ROM23からのデータの読み込みや、ROM23へのデータの書き込みを行う。なお、ROM23は、書き換え不可能なものであってもよい。
RAM25は、CPU21のメインメモリである。RAM25は、CPU21が制御プログラム27aを実行するときに必要なデータなどを記憶するのに用いられる。
スキャン部40は、上述のように、スキャナ機能を実行し、原稿から画像データを読み取る。スキャン部40により読み取られた画像データは、CPU21によりアプリケーションデータ形式に変換され、HDD27などに記憶される。CPU21は、HDD27などに記憶された画像データを、PC200などに送信可能である。
ここで、画像形成装置1は、後処理部90を有している。後処理部90は、例えば用紙の排紙トレイ5への排出口の近傍に設けられている。後処理部90は、画像形成装置1に外付けされ、排紙トレイ5に排出される用紙を搬入して後処理を行う装置であってもよい。後処理部90は、例えば、画像が形成された用紙に、パンチ穴を開けるせん孔処理や複数の用紙をステープルなどで綴じる綴じ処理などを行い、排出する。後処理部90による後処理の実行が行われるかどうかは、例えば、各印刷ジョブの印刷設定に応じて異なる。換言すると、制御部20は、印刷ジョブの実行時に、その印刷設定に基づいて後処理部90を制御する。なお、各画像形成装置1は、後処理部90を有していても、有していなくても、いずれであってもよい。
なお、各画像形成装置1は、ユーザ認証機能を有している。本実施の形態において、ユーザ認証機能は、例えば以下のようにして実現されている。すなわち、画像形成装置1のHDD27に記録されている認証データベース27bには、ユーザ認証可能なユーザの情報とそのユーザの認証に必要な認証情報とが対応付けられて記録されている。認証情報は、例えばユーザ毎に設定されたパスワードである。認証データベース27bには、各ユーザについて実行を許可する機能に関する情報が、そのユーザに対応付けて記録されている。ユーザは、操作部11を操作し、画像形成装置1にそのユーザの情報(例えば、アカウント名など)とパスワードとを入力する。操作部11にこれらの情報が入力されると、CPU21は、認証データベース27bを参照し、認証可否を判断する。認証可能であれば、CPU21は、そのユーザについて認証成立とし、認証データベース27bに基づいて、そのユーザについて実行を許可されている機能を実行可能とする。このとき、ユーザは画像形成装置1にログインした状態になる。ユーザ認証機能を用いることにより、表示パネル13の表示や利用可能な機能などを認証されたユーザに適合するものにして画像形成装置1の利便性を高められる。また、他のユーザの目に触れないようにして、認証されたユーザが画像形成装置1の近くにいるときに印刷物を出力できるなど、高いセキュリティ効果が得られる。なお、ユーザ認証の方式としては、例えば接触式・非接触式のIDカードを用いたカード認証方式や、ユーザの指紋情報や静脈情報などを利用した生体認証方式などを採用してもよい。
[サーバ100の構成]
図4は、サーバ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、サーバ100は、制御部120と、ネットワーク部129と、HDD(記憶手段の一例)140とを有している。制御部120は、CPU121、ROM123、及びRAM125を有している。制御部120、ネットワーク部129、及びHDD140は、共にシステムバスに接続されている。これにより、制御部120、ネットワーク部129、及びHDD140の各部は、信号を送受可能に接続されている。
ネットワーク部129の構成は、例えば、画像形成装置1のネットワーク部29の構成と略同様である。ネットワーク部129は、サーバ100をネットワーク800に接続する。これにより、サーバ100は、画像形成装置1やPC200などの外部装置と通信可能になる。サーバ100は、例えば画像形成装置1のスキャン部40で読み取られた画像データやPC200から送信された印刷ジョブなどのデータを受信可能である。受信されたデータは、必要に応じて、HDD140に記憶される。
CPU121は、ROM123、RAM125、又はHDD140などに記憶された制御プログラム150などを実行することにより、サーバ100の種々の動作を制御する。CPU121は、PC200などから送信された操作コマンドや、画像形成装置1から送信された情報などに応じて、制御プログラム150を実行する。これにより、サーバ100の種々の機能が実行される。
ROM123やRAM125は、例えば、画像形成装置1のROM23やRAM25と同様に動作する。CPU121は、ROM123やRAM125へデータの書き込みや読み込みなどを行うことで、サーバ100の動作を制御する。
HDD140は、例えば、制御プログラム150のほか、ジョブデータ(印刷ジョブ情報の一例)160及びジョブ状況テーブル(印刷ジョブの実行状況に関する情報の一例)170などを記憶する。ジョブデータ160やジョブ状況テーブル170については、後述する。
[PC200の構成]
図5は、PC200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、PC200は、入力装置211と、表示装置213と、制御部220と、ネットワーク部229と、HDD240とを有している。制御部220は、CPU221、ROM223、及びRAM225を有している。PC200の各部は、共にシステムバスに接続されており、信号を送受可能に接続されている。
制御部220及びネットワーク部229の構成は、例えば、サーバ100の制御部120及びネットワーク部129の構成と略同様である。PC200は、ネットワーク部229がネットワーク800に接続されていることで、画像形成装置1やサーバ100などの外部装置と通信可能になる。CPU221は、HDD240に記憶されている制御プログラム250を実行して、ROM223やRAM225へデータの書き込みや読み込みなどを行うことで、PC200の動作を制御する。
入力装置211は、例えば、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスなどである。ユーザは、入力装置211を操作して種々の指示をPC200に入力できる。入力装置211が操作されると、操作信号が制御部220に送信される。CPU221は、操作信号に応じて、PC200の動作の制御を行う。
表示装置213は、例えば、LCDディスプレイなどのモニタ機器である。制御部220により表示装置213に種々の表示がなされることで、ユーザは、それを確認しながら、PC200に種々の指示を入力できる。
HDD240には、例えば、制御プログラム250のほか、ユーザの文書データ280などが記憶されている。文書データ280は、例えば、テキスト形式のファイルや、PC200で動作するアプリケーションプログラムにより編集可能なデータ形式のファイルである。
[プルプリントの説明]
ここで、画像形成システム900において、画像形成装置1のうちユーザに選択された一の画像形成装置1は、サーバ100に記憶されているジョブデータ160やジョブ状況テーブル170に基づいて、プルプリントにより印刷を行う。
図6は、画像形成システム900におけるプルプリント時のデータの移動を説明するブロック図である。
図を参照して、プルプリントについてより詳しく説明する。ユーザは、プルプリントを行う前に、PC200から、ジョブデータ160をサーバ100に送信する。ジョブデータ160は、CPU221が特定の制御プログラム250を実行することで実現されるドライバ部255により文書データ280が処理されて生成される。ジョブデータ160は、例えば、各画像形成装置1が処理可能なページ記述言語(PDL;Page description language)で記述されたデータである。画像形成装置1は、ジョブデータ160を印刷ジョブの情報として解釈し、それに応じて、制御部20で実現されるRIP(Raster image processor)によりラスタイメージを生成するなどして印刷を行うことができる。ユーザは、例えばPC200でアプリケーションプログラムを動作させ、文書データ280をサーバ100に送るための指示をPC200に入力する。CPU221は、ユーザからの指示に応じて、ドライバ部255によりその文書データ280をジョブデータ160に変換し、ジョブデータ160を印刷ジョブとしてサーバ100に送信する。すなわち、プルプリントが行われる際、生成されたジョブデータ160は直接画像形成装置1に送信されるのではなく、いったんサーバ100にスプールされる。
サーバ100の制御部120は、送信されたジョブデータ160を、HDD140に保存する。ここで、HDD140には、例えばBOXと呼ばれるデータ格納用の区画が複数設けられている。ジョブデータ160は、いずれかのBOXに保存される。
図7は、サーバ100のHDD140のBOXの一例を示す図である。
図を参照して、HDD140には、例えば3つのBOX141,142,143が設けられている。BOX141は、「User 1」のユーザ(アカウントが「User 1」であるユーザ;以下同じ)に関連付けられているものである。BOX142は、「User 2」のユーザに関連付けられているものである。BOX143は、「Group A」というユーザグループに関連付けられているものである。ユーザグループは、あらかじめ各ユーザが登録されているグループである。
各BOX141,142,143は、例えば、特定のユーザが画像形成装置1にログインしているときに、そのユーザが画像形成装置1からアクセスしたりデータを保存したりできるものである。例えば、BOX141は、「User 1」のユーザが画像形成装置1にログインしているときに、そのユーザがアクセス等可能になるように設定されている。また、BOX143は、「Group A」というユーザグループに属しているユーザが画像形成装置1にログインしているときに、そのユーザがアクセス等可能になるように設定されている。なお、各BOX141,142,143は、特別に許可されたユーザが画像形成装置1にログインしているときに、そのユーザがアクセス等可能になるように設定されていてもよい。
図に示す例において、BOX141には、2つのジョブデータ160a,160bが格納されている。また、BOX142には、1つのジョブデータ160cが格納されている。例えば、画像形成装置1に「User 1」のユーザがログインしている場合、そのユーザは、ジョブデータ160a,160bにはアクセスできるが、BOX142へのアクセスが許可されていなければジョブデータ160cにはアクセスできない。
図6に戻って、サーバ100は、ジョブデータ160が送信されたとき、送信されたジョブデータ160について、ジョブ状況テーブル170を更新する。ジョブ状況テーブル170の詳細については後述する。
以上のようにしてPC200から送られたジョブデータ160がサーバ100のHDDに保存されると、ユーザは、プルプリントの出力先としたい画像形成装置1へのログインを行う。ユーザがログインした画像形成装置1において、ユーザによりプルプリントを実行する旨の操作が行われると、画像形成装置1は、サーバ100と通信してジョブデータ160を取得する。画像形成装置1は、ジョブデータ160を取得すると、その印刷ジョブを実行し、印刷物を出力する。ユーザ自身が画像形成装置1の側にいる状態で印刷物が出力されるので、高いセキュリティ効果を得られる。
例えば、ユーザが画像形成装置1a(装置A)にログインしてプルプリントを実行する操作を行うと、画像形成装置1aがサーバ100からジョブデータ160を取得し、そのジョブデータ160に基づいて印刷を行う。ユーザが画像形成装置1b(装置B)、画像形成装置1c(装置C)にログインしてプルプリントを実行する操作を行ったときも同様に、その操作が行われた画像形成装置1b,1cで印刷が行われる。なお、ユーザは、画像形成装置1にログインしたとき、印刷を行う画像形成装置1を選択できるようにしてもよい。例えば、画像形成装置1aにログインしたとき、印刷先として画像形成装置1a,1b,1cのいずれかなどを指定できるようにしてもよい。
[ジョブ状況テーブル170の説明]
図8は、ジョブ状況テーブル170の一例を示す図である。
ジョブ状況テーブル170は、印刷ジョブ毎に、その印刷ジョブが完了したか否か、及び印刷ジョブのうち印刷が完了したページの情報を記録するものである。すなわち、ジョブ状況テーブル170は、印刷ジョブの実行状況(印刷状況)に関する情報を示すものである。図を参照して、各印刷ジョブについて、「ユーザ名」、「文書名」、「未完フラグ(JOB STATUS)」、「完了ページ」の項目が設けられている。
「ユーザ名」は、その印刷ジョブを送信したユーザを特定するユーザのアカウント名などである。「文書名」は、その印刷ジョブに対応する文書ファイルなどの名前を示すものである。「未完フラグ」は、その印刷ジョブの実行に関する状態を示すものである。「未完フラグ」は、例えば、プルプリントの実行が要求されていない未要求状態であることを示す「1」と、印刷ジョブの実行が途中まで完了している未完了状態であることを示す「2」と、印刷ジョブの実行が完了していることを示す「3」との3つのうちいずれかが設定されている。「完了ページ」は、印刷ジョブの実行がどのページまで行われているかを、そのページ番号で示すものである。
図に示す例において、例えば文書名が「Doc1」である印刷ジョブは、未完フラグが「1」であるので、まだプルプリントの実行が要求されていないものである。また、文書名が「仕様書」である印刷ジョブは、未完フラグが「2」であって、実行されてその3ページ目までが印刷完了しているが、まだ印刷が完了していないものである。また、文書名が「レンタル見積もり」である印刷ジョブは、未完フラグが「3」であるので、実行が完了しているものである。
ジョブ状況テーブル170は、PC200や画像形成装置1から送信される印刷状況に関する情報に応じて、制御部120により操作・更新などされる。
図9は、ジョブ状況テーブル170の他の例を示す図である。
図に示すように、「未完フラグ」は、未要求状態であること又は完了していることを示す「False」と、未完了状態を示す「True」とで表現されてもよい。
なお、本実施の形態において、サーバ100に同一の文書データについてのジョブデータ160を保管し、これを共有文書として、複数のユーザがそれぞれプルプリントを行う場合がある。このような場合、サーバ100は、印刷ジョブの実行状況に関する情報を、ユーザにひも付けて、ユーザ毎に管理する。すなわち、ジョブ状況テーブル170において、同一の文書データについての印刷ジョブであってユーザが異なるものは、互いに異なる印刷ジョブとして、その実行状況に関する情報が記録される。
例えば、図9に示すように、文書名が「Doc2」である印刷ジョブは、ユーザ名が「User1」であるものと「User3」であるものとの2つが存在している。このとき、両印刷ジョブは互いに別レコードとして、ユーザ別に分けられて、その実行状況が管理されている。図において、「User1」の「Doc2」についての印刷ジョブは、未完フラグが「False」であり、印刷ジョブが未実行である(未要求状態である)ものである。他方、「User3」の「Doc2」についての印刷ジョブについては、未完フラグが「True」であって、完了ページが「5」である。すなわち、その「User3」の印刷ジョブは、未完了状態であって、5ページ目までは印刷が完了しているものである。
ジョブ状況テーブル170には、他の項目が設けられていてもよい。例えば、その印刷ジョブを一意に特定するジョブIDや、印刷ジョブを実行した画像形成装置1を特定するIDなどを設けてもよい。また、その印刷ジョブについて、ジョブデータ160がサーバ100に送信された時刻や、印刷ジョブの実行が開始された時刻などが記録されていてもよい。
また、ジョブ状況テーブル170において、印刷ジョブの実行が完了しているものについては、ジョブ状況テーブル170から取り除かれるようにしてもよい。取り除かれるタイミングとしては、例えば、印刷が完了してからすぐでもよいし、印刷が完了してから所定の期間が経過した後に取り除かれるようにしてもよい。
[プルプリント時の動作の説明]
本実施の形態において、プルプリント実行時に印刷が中断されると、ユーザは、他の画像形成装置1でその続きから継続して印刷可能である。このように継続して印刷することを、以下の説明において、継続印刷と呼ぶことがある。印刷が中断された印刷ジョブであるか否かは、サーバ100のジョブ状況テーブル170に基づいて判断される。また、画像形成装置1は、印刷ジョブが完了したときや、中断したときには、その情報をサーバ100に送信する。以下、このようなプルプリント時の動作について、フローチャートなどを参照しながら説明する。
ここで「プルプリント実行時に印刷が中断される」とは、以下のようにして印刷が中断された場合をいう。すなわち、画像形成装置1を印刷に用いる一般のユーザでは回復不能な理由により印刷が中断される場合がこれに当てはまる。例えば、電子写真方式により画像を形成する場合に用いられる中間転写ベルトや感光体の寿命が到来したり、トナーの残量がなくなったりして印刷が中断された場合などである。また、一般のユーザで回復可能な場合であって、ユーザが中断を望む場合などがこれに当てはまる。例えば、給紙カセット3内の用紙がなくなり、そのままでは印刷を行うことができない場合であって、ユーザが、用紙の補充作業を行わず、操作部11に印刷を中断する操作入力を行った場合などである。
まず、画像形成装置1の動作について説明する。
図10は、プルプリント実行時の画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS101において、画像形成装置1のCPU21は、ユーザがログインしたことを検知する。ユーザは、上述のユーザ認証機能を利用してログインできる。
ステップS103において、CPU21は、サーバ100にジョブ状況リスト(通知情報の一例)の送信を要求する(ジョブ状況リスト要求)。ジョブ状況リストの要求が行われると、サーバ100からジョブ状況リストが送信される。
ここで、ジョブ状況リストは、後述のように、サーバ100のCPU121により、ジョブ状況テーブル170に基づいて生成される。ジョブ状況リストは、例えば、各印刷ジョブについて、ジョブ状況テーブル170の項目と同様の項目に関する情報を含むものである。すなわち、画像形成装置1は、ジョブ状況リストに応じて、印刷ジョブの進捗状況等を把握することができる。なお、サーバ100は、例えば要求元の画像形成装置1にログインしているユーザに関連する印刷ジョブについて、ジョブ状況リストを生成する。
ステップS105において、CPU21は、ジョブ状況リストを受信する。
ステップS107において、CPU21は、操作部11で受け付けられたユーザの指示に基づいて、印刷(プルプリント)を実行する。CPU21は、このようにプルプリントによる印刷を行うとき、以下のようにして、送信されたジョブ状況リストに応じて、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する。
すなわち、まず、ステップS109において、CPU21は、実行しようとする印刷ジョブが、未完ジョブであるか否かを判断する。この判断は、ジョブ状況印刷リストを参照して行われる。すなわち、実行しようとする印刷ジョブについて、「未完フラグ」が「2(又はTrue)」であるとき、CPU21は、未完ジョブであると判断する。そうでなければ、CPU21は、未完ジョブでないと判断する。
ステップS109において未完ジョブであれば、ステップS111において、CPU21は、継続印刷を行うか否かをユーザに問い合わせる(問い合わせ処理)。そして、CPU21は、ユーザによる、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを選択する入力を受け付ける。問い合わせ処理は、例えば、ジョブ状況リストに応じて、表示パネル13に問い合わせ表示を行うことで行われる。
図11は、問い合わせ表示の一例を示す図である。
図を参照して、問い合わせ表示は、表示パネル13に表示される。問い合わせ表示は、途中まで印刷が完了しているジョブがある旨及び継続印刷を行うか否かをユーザに問い合わせる旨をユーザに知らせる表示と、例えば3つの選択ボタン13a,13b,13cの表示とを含む画面表示である。
選択ボタン13aは、継続印刷を行うことを選択するためのものである。選択ボタン13aが操作されると、継続印刷が行われる。例えば、5ページ目まで印刷が完了している印刷ジョブについては、6ページ目から印刷が行われる。選択ボタン13bは、始めから印刷を行うことを選択するためのものである。選択ボタン13bが操作されると、その印刷ジョブについて、通常通り始めから(1ページ目から)印刷が行われる。選択ボタン13cは、画像形成装置1のその他の機能にアクセスするためのメニューボタンである。選択ボタン13cが操作されると、表示パネル13の表示が、例えば問い合わせ表示が行われている状態からメニュー画面に切り替わる。
なお、本実施の形態において、CPU21は、表示パネル13に、印刷の継続を開始すべきページに関する情報を問い合わせ表示において表示させる。この表示は、ジョブ状況リストに基づいて行われる。
すなわち、例えば、ジョブ状況リストにおいて印刷ジョブの完了ページが5ページであれば、図に示すように、問い合わせ表示において、その印刷ジョブの対象の文書名とともに、5ページ目まで印刷が完了している旨を表示する。このとき、その印刷ジョブの印刷されるべき全ページ数(例えば、10ページ)を表示しているので、ユーザはどこまで印刷が完了しているかその程度を容易に把握可能である。また、問い合わせ表示において、各選択ボタン13a,13bには、その選択ボタンが操作されたときに印刷が行われるページに関する情報が表示されている。すなわち、上記のように完了ページが5ページである場合には、継続印刷の実行に対応する選択ボタン13aには6ページ目から印刷される旨が表示される。他方、最初から印刷することに対応する選択ボタン13bには、1ページ目から印刷される旨が表示される。これにより、ユーザは、より容易に直感的な操作入力を行うことができる。
問い合わせ表示において、継続印刷が開始される予定のページに関する情報に代えて、継続印刷の対象となるページを特定する他の情報を表示してもよい。
CPU21は、ユーザにより操作部11に入力された選択結果に基づいて、継続印刷を行うか否か、すなわち印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かの判定を行う。
図10に戻って、ステップS111で継続印刷を行う旨の判定が行われたとき、ステップS113において、CPU21は、継続印刷を行う。継続印刷は、以下のように行われる。
図12は、継続印刷時の画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
図を参照して、継続印刷が開始されると、ステップS181において、CPU21は、ジョブデータ160を取得するべく、サーバ100にジョブデータ160を要求する(ジョブデータ取得要求)。サーバ100は、この要求を受けると、ジョブデータ160を画像形成装置1に送信する。
ステップS183において、CPU21は、ジョブデータ160を受信すなわち取得する。
ステップS185において、CPU21は、サーバ100により送信されたジョブデータ160のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する。この選択は、ジョブ状況リストの完了ページに関する情報に基づいて行われる。例えば、CPU21は、ジョブデータ160のページ情報を解釈して、完了ページに関する情報に基づいて、ジョブデータ160のうち印刷が完了していない特定の部分のデータを特定し、継続印刷の対象部分として選択する。
ステップS187において、CPU21は、選択された特定の部分のデータについて、印刷を行う。
このように継続印刷が行われることで、例えば5ページ目まで印刷が完了している印刷ジョブの場合、6ページ目以降から印刷が継続して行われる。
図10に戻って、他方、ステップS109で未完ジョブでないとき、又はステップS111で継続印刷を行わない旨の判定が行われたとき、ステップS115において、継続印刷でない、ジョブのすべてについての印刷が行われる。
すなわち、CPU21は、サーバ100にジョブデータ160を要求する。サーバ100から送信されたジョブデータ160を受信すると、CPU21は、印刷ジョブをすべてすなわち1ページ目から印刷する。
ステップS113又はステップS115において印刷が開始されると、ステップS117及びステップS119において、CPU21は、印刷の制御を続けながら、印刷が完了するまで、印刷が中断されたか否かを検知する。例えば上述のように、所定の種類のエラーが発生したとき、又は、ユーザにより印刷を中断する旨の操作入力が操作部11にあったとき、CPU21は、印刷の中断を検知する。
ステップS117において印刷の中断が検知されることなく、ステップS119において印刷の完了が検知されると、ステップS121において、CPU21は、完了ジョブ情報をサーバ100へ通知する。すなわち、プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、CPU21は、完了ジョブ情報をサーバ100に通知する。完了ジョブ情報には、実行された印刷ジョブについて、印刷が完了したことを示す情報が含まれている。サーバ100は、完了ジョブ情報が送られることで、後述のようにジョブ状況テーブル170の更新等を行う。完了ジョブ情報の通知が終了すると、一連のプルプリントの動作を終了する。
ここで、ステップS117において、印刷の中断が検知されると、CPU21は、その中断された印刷ジョブに関する中断ジョブ情報をサーバ100に送信する。換言すると、プルプリントにより実行される印刷ジョブが途中で中断されたとき、中断ジョブ情報がサーバ100に通知される。中断ジョブ情報は、例えば、その印刷ジョブについてどこまで排紙が完了したかを表す情報すなわちどこまで印刷が完了したかを表す情報を含むものである。
図13は、印刷の中断が検知された場合の画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
図を参照して、印刷の中断が検知されると、ステップS131において、CPU21は、排出が完了済みであるページすなわち印刷済みのページの情報を取得する。例えば、印刷ジョブの実行により5ページ目までの印刷が完了していれば、その旨の情報が取得される。
ステップS133において、CPU21は、中断ジョブ情報を生成する。中断ジョブ情報には、ステップS131において取得された情報が含まれる。
ステップS135において、CPU21は、生成した中断ジョブ情報をサーバ100に送信する。これにより、中断ジョブ情報がサーバ100に通知される。中断ジョブ情報の通知が終了すると、プルプリントについての処理が終了する。
次に、サーバ100の動作について説明する。
サーバ100においては、プルプリントの実行に関するものとして、大まかに3つの処理が、画像形成装置1との通信内容に応じて行われる。これらの処理は、例えば、CPU121が制御プログラム150を実行させることにより常時動作しているデーモン(サービスなどと呼ばれることもある)により実現される。すなわち、以下においてこれらの処理をフローチャートで示すが、これらの処理は連続して行われる。
図14は、プルプリント実行時のサーバ100の動作を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS201において、CPU121は、中断ジョブ情報を画像形成装置1から受信したか否かを検知する。
ステップS201において中断ジョブ情報を受信した場合には、ステップS203において、CPU121は、ジョブ状況テーブル(DB)170に中断ジョブ情報を記憶させる。CPU121は、ジョブ状況テーブル170のうち、中断ジョブ情報に対応する印刷ジョブについてのレコードを書き換える。すなわち、その印刷ジョブについて、未完フラグを「2(又はTrue)」とし、かつ、印刷が完了したページについて完了ページに記録する。
また、ステップS205において、CPU121は、ジョブ状況リスト要求を画像形成装置1から受信したか否かを検知する。
ステップS205においてジョブ状況リスト要求を受信したとき、ステップS207において、CPU121は、ジョブ状況リストを生成する。ジョブ状況リストは、例えば、そのとき画像形成装置1にログインしているユーザの情報に基づいて生成される。CPU121は、HDD140に記憶されているジョブ状況テーブル170のレコードのうち、そのユーザがプルプリントを実行可能な印刷ジョブに関するものをジョブ状況テーブル170から抽出し、ジョブ状況リストを生成する。
ステップS209において、CPU121は、作成したジョブ状況リストを、ジョブ状況リスト要求の送信元の画像形成装置1に送信する。これにより、ジョブ状況リストが画像形成装置1により受信可能になる。
また、ステップS211において、CPU121は、完了ジョブ情報を画像形成装置1から受信したか否かを検知する。
ステップS211において完了ジョブ情報を受信したとき、ステップS213において、CPU121は、ジョブ状況テーブル(DB)170に完了ジョブ情報を記憶させる。CPU121は、ジョブ状況テーブル170のうち、完了ジョブ情報に対応する印刷ジョブについてのレコードを書き換える。すなわち、その印刷ジョブについて、未完フラグを「3(又はFalse)」とする。なお、このとき、CPU121は、印刷が完了したページ数について完了ページに記録するようにしてもよいし、記録しなくてもよい。また、その印刷ジョブについてのレコードがジョブ状況テーブル170から取り除かれてもよい。
CPU121は、上記のように、ステップS201,S203の処理と、ステップS205,S207,S209の処理と、ステップS211,213の処理とを常時行っている。これらの3つの処理は、連続して行われてもよいし、並行して行われてもよい。
次に、画像形成システム900のプルプリント時の動作の流れの一例について、シーケンス図を用いて説明する。
図15は、画像形成システム900のプルプリント時の動作の一例を示すシーケンス図である。
図に示す例は、大まかに、以下のようなものである。すなわち、ユーザは、サーバ100にジョブデータ160をスプールした後、まず、画像形成装置(装置A)1aでプルプリントを実行する。そして、画像形成装置1aでの印刷が中断された後、ユーザは、画像形成装置(装置B)1bにログインし、継続印刷を実行させる。これにより、画像形成装置1bで残りのジョブが行われる。
図を参照して、ステップS301において、ユーザは、ジョブデータ160をサーバ100にスプールする。ジョブデータ160は、サーバ100のHDD140に記録される。
ステップS302において、ユーザは、画像形成装置1aにログインする。ユーザは、例えばユーザ認証機能により画像形成装置1aにログインできる。
ステップS303において、画像形成装置1aからサーバ100に、ユーザのログインを受けて、ジョブ状況リスト要求が送信される。
ステップS304において、サーバ100では、ジョブ状況リスト要求を受けて、ジョブ状況リストが生成される。
ステップS305において、生成されたジョブ状況リストがサーバ100から画像形成装置1aに送信される。なお、本例において、この時点ではジョブ状況リスト中に未完ジョブである印刷ジョブはないものとする。
ステップS306において、ユーザは、画像形成装置1aに印刷開始指示を行う。ジョブ状況リストにおいて未完ジョブはないことから、継続印刷の問い合わせはここでは行われない。
ステップS307において、画像形成装置1aからサーバ100に、印刷開始指示に応じて、ジョブデータ要求が送られる。
ステップS308において、ジョブデータ要求に応じて、サーバ100から画像形成装置1aに、ジョブデータ160が送信される。
ステップS309において、画像形成装置1aのCPU21は、送信されたジョブデータ160に基づいて、印刷を実行する。
ステップS310において、印刷の実行中に印刷の中断が発生すると、CPU21は、それを検知する。例えば、印刷の実行中に用紙切れエラーが発生した場合であって、ユーザが補充用紙を見つけられず印刷中断の操作入力を操作部11に行ったとき、印刷の中断が発生し、CPU21がそれを検知する。
ステップS311において、CPU21は、排出完了済みページすなわち印刷が完了しているページについての情報を取得する。
ステップS312において、CPU21は、取得した排出完了済みページの情報に基づいて、中断ジョブ情報を生成する。
ステップS313において、画像形成装置1aからサーバ100に、生成された中断ジョブ情報が送信される。
ステップS314において、サーバ100では、送信された中断ジョブ情報に基づいて、ジョブ状況テーブル(DB)170への記録が行われる。
次に、ステップS320において、ユーザは、継続印刷を行いたい画像形成装置1bにログインする。
ステップS321において、画像形成装置1bからサーバ100に、ユーザのログインを受けて、ジョブ状況リスト要求が送信される。
ステップS322において、サーバ100では、ジョブ状況リスト要求を受けて、ジョブ状況リストが生成される。
ステップS323において、生成されたジョブ状況リストがサーバ100から画像形成装置1aに送信される。ここで、継続印刷を行いたい印刷ジョブは画像形成装置1a印刷が中断されたものであり、この印刷ジョブはジョブ生成リストにおいて未完ジョブとされている。すなわち、ジョブ状況リストは、未完ジョブがあることを画像形成装置1bが把握可能なものになっている。
ステップS324において、画像形成装置1bのCPU21は、受信したジョブ状況リストにおいて未完ジョブがあることから、ユーザへの問い合わせ処理を行う。
ステップS325において、CPU21は、問い合わせ処理に対してユーザから入力される操作指示を受け付ける。本例において、ユーザは、継続印刷を行うべく、続きから実行する旨の操作指示を行う。
ステップS326において、ユーザからの操作指示に応じて、画像形成装置1bからサーバ100にジョブデータ要求が送信される(印刷再要求)。
ステップS327において、ジョブデータ要求に応じて、サーバ100から画像形成装置1bに、ジョブデータ160が送信される。
ステップS328において、画像形成装置1bのCPU21は、送信されたジョブデータ160に基づいて、継続印刷を実行する。すなわち、CPU21は、印刷ジョブを続きから印刷する。なお、このときのCPU21の処理は既述であるので、個々での説明は省略する。
ステップS329において、CPU21は、印刷完了を検知すると、完了ジョブ情報を生成する。
ステップS330において、画像形成装置1bからサーバ100に、生成された完了ジョブ情報が送信される。
ステップS331において、サーバ100では、送信された完了ジョブ情報に基づいて、ジョブ状況テーブル(DB)170の操作が行われる。
なお、ジョブ状況リストは、例えば、各印刷ジョブについて、ジョブ状況テーブル170の項目と同様の項目に関する情報に加えて、その印刷ジョブについてのジョブデータ160が保管されている場所に関する情報を含むものであってもよい。このとき、プルプリントを行う画像形成装置1は、受信したジョブ状況リストに応じて、印刷ジョブの進捗状況等を把握することができ、また、その印刷ジョブを実行するためのジョブデータ160の保管場所を把握することができる。そのため、画像形成装置1は、プルプリントを開始するときに、自らジョブデータ160を画像形成装置1から取得して、印刷を実行できる。
[第1の実施の形態の効果]
以上説明したように、本実施の形態においては、プルプリントの実行途中でエラー(印刷中断)が発生しても、ユーザが希望する他の任意の画像形成装置1を用いて、既に印刷済みの部分の続きから印刷を継続できる。エラーが発生するまでに印刷済みである部分の重複出力を防止できるので、印刷を比較的に速やかに完了させることができ、かつ、印刷に必要なコストも低減できる。
また、本実施の形態においては、継続印刷を、任意のタイミングで、例えばユーザが画像形成装置1の側にいる状態で実行させることができる。このことにより、画像形成システム900には、次のような利点が生じる。
すなわち、プルプリントの実行時にエラーが発生した場合に、代替となる画像形成装置で自動的に出力させることも考えられる。このようにすれば、エラーが発生したとしても自動的に印刷が完了し、ユーザの負担が低減される。しかしながら、この場合、問題が生じる可能性もある。すなわち、プルプリントにおいては、ユーザが画像形成装置の側にいる状態で出力が行われる場合が多く、それにより高いセキュリティを保ちながら印刷を行うことができる。しかしながら、このように代替となる画像形成装置に自動的に出力させる場合、ユーザが画像形成装置の側にいない状態で印刷が行われる可能性があり、上記の効果が損なわれる可能性がある。
これに対して、本実施の形態では、継続印刷も、ユーザが望むタイミングで実行できるので、高いセキュリティ効果を得ることができる。
ジョブ状況テーブル170では、ユーザ毎に印刷ジョブの実行状況が管理されている。そのため、継続印刷をユーザ毎に行うことができ、特に複数のユーザで利用するときに、画像形成システム900の利便性が高くなる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における画像形成装置1、サーバ100、及びPC200の基本的な構成及びそれぞれのプルプリント実行時の動作のうちほとんどの部分は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるため、ここでの説明を繰り返さない。第2の実施の形態においては、プルプリントの実行時において、継続印刷が行われるとき、サーバ100で継続して印刷される対象となる特定部分のジョブデータ160が再構築され、その再構築されたジョブデータ160(以下、印刷データと呼ぶことがある。)が画像形成装置1に送信される点が第1の実施の形態と異なる。すなわち、第2の実施の形態では、ジョブ状況テーブル170の情報に基づいて、未完ジョブのうち未印字の部分が印刷データとして再構築され、サーバ100から画像形成装置1に送信される。印刷データは、ジョブデータ160に基づいてサーバ100で再構築され、生成されるデータである。印刷データは、例えば、印刷ジョブのうちある特定の部分のページを印刷するのに必要な、ページ記述言語で書かれたデータである。画像形成装置1は、印刷データを取得することにより、その印刷データに基づいて、印刷ジョブのうち特定の部分のページについて印刷を行うことができる。なお、このような第2の実施の形態におけるプルプリントのことを、サーバプッシュプリントと呼ぶことがある。
以下、第2の実施の形態におけるプルプリント実行時の画像形成システム900の動作について説明する。まず、画像形成装置1の動作について説明する。
図16は、第2の実施の形態におけるプルプリント実行時の画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
図中、ステップS401からステップS411は、第1の実施の形態におけるステップS101からステップS111と同様である。すなわち、画像形成装置1のCPU21は、ユーザがログインしたことを検知すると、サーバ100にジョブ状況リストの要求を行い、サーバ100から送信されたジョブ状況リストを受信する(S401〜S405)。CPU21は、プルプリントの実行を開始すると、送信されたジョブ状況リストに応じて、継続印刷を行うか否かを判定する(S407〜S411)。判定は、実行しようとする印刷ジョブが未完ジョブであるとき、問い合わせ処理を行い、その結果に基づいて判定される。
ここで、第2の実施の形態において、ステップS409,S411の処理で継続印刷を行うか否かの判定が行われたとき、CPU21は、その結果に応じてサーバ100に印刷要求を行う。サーバ100は、印刷要求が行われると、それに応じて、画像形成装置1で印刷を行うために必要な印刷データを再構築する。
すなわち、図を参照して、ステップS411で継続印刷を行う旨の判定が行われたとき、ステップS413において、CPU21は、サーバ100に継続印刷要求を行う。継続印刷要求は、継続印刷を行う旨の情報を含む印刷要求である。継続印刷要求が行われると、後述のように、サーバ100は、その印刷ジョブについて継続印刷の対象となる特定部分の印刷データを含む印刷指示を画像形成装置1に送信する。
他方、ステップS409で未完ジョブでない場合、又はS411で継続印刷を行う旨の判定が行われたとき、ステップS415において、CPU21は、サーバ100に全ページ印刷要求を行う。全ページ印刷要求は、全ページの印刷すなわち1ページ目から印刷ジョブを実行する旨の情報を含む印刷要求である。全ページ印刷要求が行われると、後述のように、サーバ100は、その印刷ジョブについて印刷の対象となる全ページの印刷データを含む印刷指示を画像形成装置1に送信する。
ステップS413又はステップS415で印刷指示がサーバ100から送信されると、ステップS417において、CPU21は、その印刷指示を受信する。
ステップS419において、CPU21は、受信した印刷指示に基づいて、印刷を実行する。このとき、CPU21は、印刷指示に含まれる印刷データを取得し、その印刷データについて印刷を行う。
その後、ステップS421からステップS425の処理は、第1の実施の形態におけるステップS117からステップS121と同様である。すなわち、CPU21は、印刷が中断されたか否かを検知しながら印刷の制御を続け、印刷が中断せず完了すると(S421:NO,S423:YES)、完了ジョブ情報をサーバ100に通知し、処理を終了する(S425)。また、CPU21は、印刷の中断を検知すると(S421:YES)、中断ジョブ情報をサーバ100へ通知するし、処理を終了する(図13のS131〜S135)。
次に、サーバ100の動作について説明する。
第2の実施の形態において、サーバ100においては、大まかに、プルプリントの実行に関する処理として、上述の第1の実施の形態において行われる3つの処理に加えて、印刷要求に応じた処理が行われる。以下、これらの処理についてフローチャートで示すが、これら処理は連続して行われる。
図17は、第2の実施の形態におけるプルプリント実行時のサーバ100の動作を示すフローチャートである。
図中、ステップS501及びステップS503は、第1の実施の形態におけるステップS201及びステップS203と同様である。すなわち、CPU121は、画像形成装置1から中断ジョブ情報を受信すると(S501:YES)、中断ジョブ情報に応じてジョブ状況テーブル170の記録を行う(S503)。
また、ステップS505からステップS509は、第1の実施の形態におけるステップS205からステップS209と同様である。すなわち、CPU121は、画像形成装置1からジョブ状況リスト要求を受信すると(S505:YES)、ジョブ状況リストを生成し(S507)、ジョブ状況リスト要求の送信元の画像形成装置1に送信する(S509)。
また、ステップS511及びステップS513は、第1の実施の形態におけるステップS211及びステップS213と同様である。すなわち、CPU121は、画像形成装置1から完了ジョブ情報を受信すると(S519:YES)、完了ジョブ情報に応じてジョブ状況テーブル170の操作を行う(S521)。
ここで、本実施の形態では、ステップS515において、CPU121は、印刷要求を画像形成装置1から受信したか否かを検知する。
ステップS515において印刷要求を受信した場合には、ステップS517において、CPU121は、印刷要求に基づいて、画像形成装置1で継続印刷が行われる場合であるか否かを判別する。すなわち、CPU121は、画像形成装置1から継続印刷要求を受信した場合には、画像形成装置1で継続印刷が行われる場合であると判断する。他方、CPU121は、画像形成装置1から全ページ印刷要求を受信した場合には、印刷要求について、継続印刷を行う場合のものではないと判断する。
ステップS517において継続印刷が行われる場合であれば、ステップS519において、CPU121は、ページ数を指定した印刷指示を行う。ページ数を指定した印刷指示とは、継続印刷の対象となるページについての印刷データを含む印刷指示である。
すなわち、CPU121は、まず、継続印刷要求に基づいて、サーバ100に記憶されているジョブデータ160のうち継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する。ここで、継続印刷要求には、その印刷ジョブについて上記特定部分を指定する情報が含まれていればよい。この場合、CPU121は、ジョブデータ160のうち継続印刷要求に含まれる情報に基づいて、特定部分の情報を選択できる。また、継続印刷要求には、単にその印刷ジョブについて継続印刷を行う旨を示す情報が含まれているだけでもよい。この場合、CPU121は、ジョブ状況テーブル170を参照して未完ジョブの完了ページの情報を得て、それに応じてジョブデータ160のうち継続印刷の対象となる特定部分の情報を選択できる。
CPU121は、特定部分の情報を選択すると、その情報に基づいて、特定部分に関する印刷データを生成する。生成される印刷データは、例えば、上記特定部分に関してジョブデータ160から抽出して生成された、PDLなどで記載されたデータである。すなわち、CPU121は、ジョブデータ160から印刷データを再構築する。
CPU121は、印刷データを生成すると、それを含む、ページ数を指定した印刷指示を画像形成装置1に送信する。画像形成装置1は、上述の通り、ページ数を指定した印刷指示を受信することで、その指定されたページについての印刷すなわち継続印刷を行うことができる。
他方、ステップS517において継続印刷が行われない場合には、ステップS521において、CPU121は、全ページ印刷指示を行う。全ページ印刷指示は、全ページについての印刷データを含む印刷指示である。
すなわち、CPU121は、まず、全ページ印刷要求に基づいて、サーバ100に記憶されているジョブデータ160のうち印刷対象となる全ページ分の情報を選択する。そして、CPU121は、選択した情報に基づいて、印刷データを生成する。CPU121は、印刷データを含む全ページ印刷指示を画像形成装置1に送信する。画像形成装置1は、上述の通り、全ページ印刷指示を受信することで、全ページについての印刷を行うことができる。なお、CPU121は、全ページ印刷要求を受けた場合、印刷データの生成を行わず、ジョブデータ160をそのまま含む印刷指示を行ってもよい。
ステップS519又はステップS521において印刷指示の送信が終了すると、印刷要求を画像形成装置1から受信したことに応じて行う処理が終了する。
本実施の形態において、CPU121は、上記のように、ステップS501,S503の処理と、ステップS505〜S509の処理と、ステップS511,513の処理と、ステップS515〜521の処理とを常時行っている。なお、これらの4つの処理は、連続して行われてもよいし、並行して行われてもよい。
なお、第2の実施の形態において、サーバ100の制御部120は、ジョブデータ160を入力としてラスタイメージを出力するRIPを有し、ジョブデータ160のうち特定の一部分又は全部分をラスタイメージ化することで印刷データを生成してもよい。この場合、ラスタイメージである印刷データ(再構築された印刷ジョブ情報の一例)を含む印刷指示が画像形成装置1に送信されることで、画像形成装置1はジョブデータ160のうち全部分についての全ページ印刷又はジョブデータ160のうち特定部分についての継続印刷を低負荷で行うことができる。また、継続印刷が行われる場合には印刷データをラスタイメージとして生成し、全ページの印刷が行われる場合にはPDLなどのデータのままで印刷データを生成してもよい。
次に、画像形成システム900のプルプリント時の動作の流れの一例であって、上述の第1の実施の形態において説明した例(図15を参照)に対応するものについて、シーケンス図を用いて説明する。
図18は、第2の実施の形態における画像形成システム900のプルプリント時の動作の一例を示すシーケンス図である。
図に示す例は、大まかに、以下のようなものである。ユーザは、サーバ100にジョブデータ160をスプールした後、まず、画像形成装置(装置A)1aでプルプリントを実行する。そして、画像形成装置1aでの印刷が中断された後、ユーザは、画像形成装置(装置B)1bにログインし、継続印刷を実行させる。これにより、画像形成装置1bで残りのジョブが行われる。
図中、ステップS601からステップS606は、第1の実施の形態におけるステップS301からステップS306と同様である。すなわち、ジョブデータをサーバ100にスプールしたユーザが画像形成装置1aにログインすると(S601,S602)、ジョブ状況リスト要求が画像形成装置1aからサーバ100に送られる(S603)。サーバ100がジョブ状況リストを生成し(S604)、未完ジョブがない旨のジョブ状況リストを画像形成装置1aに送信すると(S605)、ユーザは、印刷開始指示を行う(S606)。
ここで、第2の実施の形態においては、印刷開始指示が行われると、ステップS607において、画像形成装置1aからサーバ100に、印刷要求が行われる。ここで、未完ジョブはないので、印刷要求は、全ページ印刷要求である。
ステップS608において、全ページ印刷要求を受けたサーバ100では、全ページ分の印刷データが生成される。
ステップS609において、サーバ100から印刷要求を行った画像形成装置1aに、全ページ分の印刷データを含む印刷指示が送られる。この印刷指示は、全ページ印刷指示である。
ステップS610において、画像形成装置1aのCPU21は、全ページ印刷指示に応じて、印刷を実行する。
ステップS611からステップS615は、第1の実施の形態におけるステップS310からステップS314と同様である。すなわち、画像形成装置1aにおいて、印刷の中断が検知されると(S611)、排出完了済みページの情報が取得され(S612)、中断ジョブ情報が生成される(S613)。中断ジョブ情報は、画像形成装置1aからサーバ100に送られ(S614)、サーバ100では中断ジョブ情報に基づいてジョブ状況テーブル170への記録が行われる(S615)。
次に、ステップS620において、ユーザは、画像形成装置1bにログインする。
ユーザのログイン後、ステップS621からステップS625の処理は、第1の実施の形態におけるステップS321からステップS325の処理と同様である。すなわち、画像形成装置1bにユーザがログインすると、サーバ100にジョブ状況リスト要求が送られる(S621)。サーバ100は、ジョブ状況リストを生成し(S622)、未完ジョブがある旨の情報を含むジョブ状況リストを画像形成装置1bに送る(S623)。未完ジョブがあることから、画像形成装置1bは、ユーザへの問い合わせ処理を行う(S624)。ユーザが継続印刷を行う旨の操作指示を行うと(S625)、継続印刷が開始される。
ステップS626において、画像形成装置1bからサーバ100に、継続印刷要求が送られる。
ステップS627において、サーバ100のCPU121は、継続印刷要求に応じて、指定ページ分すなわち継続印刷を行う対象となるページ(特定部分)についての印刷データを生成する。
ステップS628において、サーバ100から画像形成装置1bに、指定ページ分の印刷データを含む、ページ数指定印刷指示が送信される。
ステップS629において、画像形成装置1bのCPU21は、送信された印刷指示から取得した印刷データに基づいて、印刷を行う。
ステップS630において、CPU21は、印刷が完了すると、完了ジョブ情報生成を行う。
ステップS631において、完了ジョブ情報は、画像形成装置1bからサーバ100に送られる。
ステップS632において、サーバ100では、送信された完了ジョブ情報に応じて、ジョブ状況テーブル170の操作を行う。
[第2の実施の形態の効果]
以上説明したように、第2の実施の形態においても、プルプリントの実行途中でエラー(印刷中断)が発生しても、ユーザが希望する他の任意の画像形成装置1を用いて、既に印刷済みの部分の続きから印刷を継続できる。したがって、第1の実施の形態と同様に、印刷を比較的に速やかに完了させることができ、かつ、印刷に必要なコストも低減できるという効果を得られる。また、継続印刷も、ユーザが望むタイミングで実行できるので、高いセキュリティ効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、継続印刷が行われる場合、印刷対象の特定部分に関する印刷データが生成(再構築)され、その印刷データがサーバ100から画像形成装置1に送られる。したがって、継続印刷が行われる場合に、サーバ100から画像形成装置1に送られる情報のデータサイズが比較的小さくなる。画像形成システム900のネットワーク800のトラフィックを低減することができ、また、速やかに継続印刷を行うことができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態における画像形成装置1、サーバ100、及びPC200の基本的な構成及びそれぞれのプルプリント実行時の動作のうちほとんどの部分は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるため、ここでの説明を繰り返さない。第3の実施の形態においては、プルプリントの実行時において、継続印刷が行われるとき、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理が継続印刷を行う画像形成装置1において実行可能か否かが判定される点などが第1の実施の形態と異なる。
ここで、用紙処理とは、以下のようなものである。すなわち、例えば、用紙にパンチ穴などを開けて出力するせん孔処理や、複数枚の用紙をステープルなどで束ねて冊子状として出力する綴じ処理がある。また、複数枚の部毎に用紙の排出位置を変更したり、排出態様を変更したりする処理や、用紙を所定の位置で折り曲げる折り処理などがある。なお、用紙処理はこれらに限られるものではなく、例えば用紙の後処理態様や排出態様などに関する種々の処理が含まれる。ある印刷ジョブについて、どのような用紙処理が実行されるべきであるかは、例えば、ユーザがその印刷ジョブのジョブデータ160をスプールする際などにあらかじめ設定される。印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理(印刷設定)の情報は、例えばジョブデータ160などに含まれている。
用紙処理が実行可能であるか否かは、画像形成装置1の構成により異なる場合がある。すなわち、用紙処理を行うための機構や後処理部90を有しているか否かで、用紙処理が実行可能であるか否かが異なる場合がある。また、用紙処理が実行可能であるか否かは、画像形成装置1とそれにログインしているユーザとの組合せによって異なる場合がある。例えば、互いに同様の構成を有する2つの画像形成装置1がある場合を想定する。この場合において、あるユーザが、一方の画像形成装置1では権限を有するため用紙処理としてある後処理を行うことができるが、他方の画像形成装置1では権限を有しないためその後処理を行うことができない場合がある。
図19は、第3の実施の形態における、プルプリント実行時において継続印刷を行う場合の画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
第3の実施の形態において、画像形成装置1は、プルプリントの実行時であって、図10のステップS113に示す処理を行う際、図12に示す処理に代えて、図19に示す処理を行う。
図中、ステップS781及びステップS783は、第1の実施の形態におけるステップS181及びステップS183と同様である。すなわち、画像形成装置1のCPU21は、ジョブデータ取得要求を行い(S781)、ジョブデータ160をサーバ100から受信(取得)する(S783)。
ステップS785において、CPU21は、受信したジョブデータ160に基づいて、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理がその画像形成装置1において実行可能か否かを判定する。
CPU21は、例えば、後処理部90の有無など画像形成装置1の構成や、継続印刷を実行するユーザの権限に応じて、実行されるべき用紙処理を実行可能であるか否かを判定できる。
ステップS785において用紙処理が実行可能でなければ、ステップS787において、CPU21は、表示パネル13に用紙処理実行不可表示(以下、実行不可表示と称することがある)を表示させる。実行不可表示は、例えば、実行されるべき用紙処理のうち、その画像形成装置1で実行不可能な処理がある旨、及びその実行不可能な処理の内容などをユーザに通知するものである。すなわち、CPU21は、実行されるべき用紙処理の実行が不可能であるとき、それに応じて実行不可表示を表示パネル13に表示させることで、その旨をユーザに通知する。なお、実行不可表示では、例えば文字列や、アイコンなどの図形によって、ユーザに用紙処理が行えないことを示せばよい。
ステップS785で用紙処理が実行可能であるとき、及びステップS787の処理が終了したとき、CPU21は、ステップS789及びステップS791の処理を実行する。これらのステップS789及びステップS791は、第1の実施の形態におけるステップS185及びステップS187の処理と同様である。すなわち、CPU21は、ジョブデータ160のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択し(S789)、その部分について印刷を行う(S789)。
印刷が行われると、その後、第1の実施の形態と同様に、処理が行われる(図10のステップS117以降を参照)。
[第3の実施の形態の効果]
このように、第3の実施の形態においては、継続印刷を行う画像形成装置1において用紙処理が実行不可能である場合に、その旨が判定されてユーザに通知される。したがって、上述の第1の実施の形態の効果と同様の効果のほか、以下の効果を得られる。すなわち、ユーザは、そのままその画像形成装置1で継続印刷を行う場合、実行されない用紙処理があることを容易に知ることができる。そのため、ユーザは、実行されない用紙処理があるとき、そのまま印刷するか、印刷を中断するかなど、種々の対応策を採ることができる。
なお、本実施の形態では、用紙処理が実行不可能である場合に実行不可表示の表示が行われるが、CPU21は、用紙処理が実行可能である場合に、それに応じて用紙処理が実行可能である旨をユーザに通知する表示を行うようにしてもよい。これにより、用紙処理が行われるか否か、継続印刷の態様を確実に知ることができる。
CPU21は、実行不可表示を行うとともに、ユーザにそのまま継続印刷を行うか否かを問い合わせる処理を行ってもよい。この問い合わせ処理は、例えば、継続印刷を行うか、全ページの印刷を行うか、その画像形成装置1での印刷を中止するかなど、様々な内容のユーザからの指示を受付可能に構成することができる。このとき、CPU21は、受け付けた指示の内容に応じて、継続印刷を行ったり、全ページの印刷を行ったり、印刷を中止したりすればよい。ユーザは、用紙処理が行われるか否かに応じた対応策を容易に反映させることができる。
また、上記のような用紙処理に関する処理は、継続印刷が行われる場合に限られず、全ページの印刷が行われる場合(例えば、図10においてステップS115の処理)においても行われるようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態における画像形成装置1、サーバ100、及びPC200の基本的な構成及びそれぞれのプルプリント実行時の動作のほとんどの部分は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるため、ここでの説明を繰り返さない。第4の実施の形態においては、プルプリントの実行時に問い合わせ処理が行われて表示される問い合わせ表示において、ユーザにより印刷の継続を開始するページの指定入力を受付可能であり、受け付けられた指定入力に応じたページから印刷を行う点が第1の実施の形態と異なる。
図20は、第4の実施の形態における問い合わせ表示の一例を示す図である。
図を参照して、本実施の形態における問い合わせ表示は、ページ変更ボタン13dを有する点を除いて、図11に示す第1の実施の形態における問い合わせ表示と同様である。ページ変更ボタン13dは、継続印刷を行うことを選択するための選択ボタン13aや始めから印刷を行うことを選択するための選択ボタン13bなどとは独立して設けられている。
本実施の形態において、ページ変更ボタン13dが押下されると、CPU21は、継続印刷が開始されるページを指定する指定入力を受け付ける。このとき、CPU21は、表示パネル13に、指定入力を受け付ける旨の表示を表示させるユーザは、例えば操作部11の操作ボタン11aなどを用いて、指定入力を行うことができる。
図21は、第4の実施の形態における問い合わせ処理を示すフローチャートである。
なお、下記の説明において、メニューボタンである選択ボタン13cが押下されたときの処理は省略する。
図を参照して、問い合わせ処理が開始されると、ステップS851において、CPU21は、問い合わせ表示を行う。
ステップS853及びステップS855において、CPU21は、ページ変更ボタン13d又は選択ボタン13a,13bのいずれかが押下されるまで待機する。
ステップS853においてページ変更ボタン13dが押下されたとき、ステップS857において、CPU21は、ユーザによる指定入力を受け付ける。
ステップS857において指定入力が受け付けられると、ステップS859において、CPU21は、指定入力を反映する。すなわち、例えば、図20に示すように、継続印刷が開始される予定のページが6ページからである場合に、指定入力が「3ページから」であれば、CPU21は、選択ボタン13aが押下されたときに継続印刷を開始するページを3ページ目からとする。また、CPU21は、問い合わせ表示において表示されている印刷の継続を開始すべきページに関する情報(図20において「6ページ〜」の表示)を、指定入力に応じて変更する。指定入力が反映されると、ステップS853及びステップS855の処理に戻る。
ステップS855において選択ボタン13a,13bのいずれかが押下されると、CPU21は、押下された選択ボタン13a,13bに応じて、継続印刷を行うか否かを判定する。このとき、ステップS857で指定入力が反映された後に選択ボタン13aが押下されていれば、CPU21は、指定入力が行われたページから継続して印刷されるように、その後の継続印刷に関する制御を実行する。
[第4の実施の形態の効果]
このように、第4の実施の形態においては、ユーザから受け付けた指定入力に応じたページについて継続印刷が行われる。したがって、上述の第1の実施の形態の効果と同様の効果のほか、以下の効果を得られる。すなわち、印刷ジョブのうち指定した部分から継続印刷を行うことができ、継続印刷を行う部位の自由度が高くなるため、画像形成装置1の利便性がより高くなる。
なお、指定入力は、継続印刷が開始される予定のページについての入力に限られない。すなわち、指定入力は、継続印刷の対象となるページを特定する情報に関するものであればよい。
ページ変更ボタンが設けられていなくてもよい。例えば、CPU21は、継続印刷を行うことを選択する選択ボタン13aが押下されたときに、指定入力を行うか否かをユーザに問い合わせたり、指定入力を受け付けたりしてもよい。この場合、CPU21は、指定入力があれば、それに応じて、以後の継続印刷に関する制御を行えばよい。
[その他]
上述の各実施の形態の構成や処理は、互いに適宜組み合わせて実行されてもよい。例えば、第3の実施の形態の用紙処理に関する処理が、第2の実施の形態の画像形成システムにおいて行われるようにしてもよい。すなわち、この場合、画像形成装置のCPUが、印刷データを含む印刷指示を受信したとき、それに応じて、実行されるべき用紙処理の実行可否を判定し、それに応じてその旨を表示パネルに表示するなどの制御を行う。同様に、例えば、第4の実施の形態の指定入力の受け付けやそれに応じた処理が、第2の実施の形態に示す画像形成システムにおいて行われるようにしてもよい。
画像形成装置では、ログインしたユーザの未完ジョブが存在する場合において、ユーザに継続印刷を行うか否かの選択を求めず、すぐに継続印刷を行うようにしてもよい。
画像形成装置のCPUは、ユーザの未完ジョブが存在するか否かにかかわらず、常にユーザに継続印刷を行うか否かの選択を求めてもよい。
画像形成装置に、サーバから、ジョブ状況リストに代えてジョブ状況テーブルが送られてもよい。
PCなどからサーバに文書データが送信され、サーバが、プルプリントが行われるときに、保存されている文書データに基づいてジョブデータを生成し、生成したジョブデータを画像形成装置に送信するようにしてもよい。このとき、例えば文書データがアプリケーションのデータ形式のファイルである場合には、サーバは、その文書データをジョブデータにするために必要な、ファイルのデータ形式に対応するアプリケーションやドライバなどを実行可能であればよい。
各画像形成装置がサーバのジョブ状況テーブルを編集可能であり、印刷が完了又は中断したとき、それに応じて画像形成装置のCPUがジョブ状況テーブルを編集するようにしてもよい。
画像形成装置とサーバとの間での情報のやりとりは、上述の態様に限られない。例えば、画像形成装置のCPUは、自らサーバにアクセスし、ジョブデータやジョブ生成リストを積極的に取得してもよい。
画像形成装置としては、モノクロ/カラーの複写機、プリンタ、ファクシミリ装置やこれらの複合機(MFP)などいずれであってもよい。また、電子写真方式により画像を形成するものに限られず、例えばいわゆるインクジェット方式により画像を形成するものであってもよい。
画像形成システムにおいて、複数の画像形成装置のうち特定の画像形成装置がサーバとして機能してもよい。その場合、他の画像形成装置がプルプリントを実行可能な画像形成装置であってもよいし、サーバとして機能する画像形成装置も含めた複数の画像形成装置がプルプリントを実行可能であってもよい。
画像形成システムにおいて、継続印刷の実行をせず、常に最初から印刷を行う画像形成装置を用いてもよい。この場合、この画像形成装置は、印刷ジョブの中断時又は完了時に中断ジョブ情報又は完了ジョブ情報をサーバに送信する機能を有していればよい。この画像形成装置で印刷ジョブの実行が中断しても、画像形成システムの他の画像形成装置において継続印刷を実行可能とすることにより、上述の効果を得ることができる。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアによって行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。
上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。上記のフローチャートで文章で説明された処理は、そのプログラムに従ってCPUなどにより実行される。
なお、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1a,1b,1c 画像形成装置
11 操作部(操作受付手段の一例)
11a 操作ボタン
13 表示パネル(表示手段の一例)
13a,13b 選択ボタン
13d ページ変更ボタン
20 (画像形成装置の)制御部
21 (画像形成装置の)CPU
27 (画像形成装置の)HDD
27a (画像形成装置の)制御プログラム
100 サーバ
140 (サーバの)HDD(記憶手段の一例)
150 (サーバの)制御プログラム
160 ジョブデータ(印刷ジョブ情報の一例)
170 ジョブ状況テーブル(印刷ジョブの実行状況に関する情報の一例)
200 クライアントPC
800 ネットワーク
900 画像形成システム
11 操作部(操作受付手段の一例)
11a 操作ボタン
13 表示パネル(表示手段の一例)
13a,13b 選択ボタン
13d ページ変更ボタン
20 (画像形成装置の)制御部
21 (画像形成装置の)CPU
27 (画像形成装置の)HDD
27a (画像形成装置の)制御プログラム
100 サーバ
140 (サーバの)HDD(記憶手段の一例)
150 (サーバの)制御プログラム
160 ジョブデータ(印刷ジョブ情報の一例)
170 ジョブ状況テーブル(印刷ジョブの実行状況に関する情報の一例)
200 クライアントPC
800 ネットワーク
900 画像形成システム
Claims (32)
- 互いに通信可能に接続された、サーバ、第1の画像形成装置、及び第2の画像形成装置を有し、前記第1及び第2の画像形成装置が、印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成システムであって、
前記第1の画像形成装置は、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段により中断が検知されたとき、前記印刷ジョブに関する情報を前記サーバに通知する中断通知手段とを備え、
前記サーバは、
前記中断通知手段により通知された情報に応じて、前記印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶する記憶手段を備え、
前記第2の画像形成装置は、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、前記記憶手段により記憶された前記実行状況に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得された情報に応じて、前記印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する第1の判定手段とを備える、画像形成システム。 - 前記サーバは、前記第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、前記記憶手段により記憶された情報に応じて通知情報を生成する第1の生成手段をさらに備え、
前記第1の取得手段は、前記第1の生成手段により生成された通知情報を取得する、請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記第2の画像形成装置は、
前記第1の取得手段により取得された前記実行状況に関する情報に応じて、ユーザに表示を行う表示手段と、
ユーザによる、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを選択する操作入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、
前記第1の判定手段は、前記受付手段に入力された選択結果に基づいて前記判定を行う、請求項1又は2に記載の画像形成システム。 - 前記表示手段は、前記第1の取得手段により取得された前記実行状況に関する情報に基づいて、印刷を継続する対象となるページに関する情報の表示を行う、請求項3に記載の画像形成システム。
- 前記受付手段は、ユーザにより印刷を継続する対象となるページの指定入力を受付可能であり、
前記第1の判定手段は、前記受付手段により受け付けられた前記指定入力に応じて、前記判定を行う、請求項3又は4に記載の画像形成システム。 - 前記第2の画像形成装置は、
前記第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理が前記第2の画像形成装置において実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段による判定結果に応じて、前記用紙処理が実行可能か否かをユーザに通知するユーザ通知手段とをさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成システム。 - 前記第1及び第2の画像形成装置のそれぞれは、プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、前記印刷ジョブに関する完了ジョブ情報を前記サーバに通知する完了通知手段をさらに備え、
前記サーバは、前記完了通知手段により通知された完了ジョブ情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された情報の編集を行う編集手段をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成システム。 - 前記記憶手段は、印刷ジョブを実行するユーザ毎に前記印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶し、
前記第1の取得手段は、前記第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、プルプリントを実行するユーザに応じた情報を取得する、請求項1から7のいずれかに記載の画像形成システム。 - 前記第2の画像形成装置は、
プルプリントによる印刷を行うとき、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報であってプルプリントの対象となるものを取得する第2の取得手段と、
前記第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、前記第2の取得手段により取得された印刷ジョブ情報のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された特定部分の情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える、請求項1から8のいずれかに記載の画像形成システム。 - 前記サーバは、前記第2の画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報のうち継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて、前記特定部分に関する印刷ジョブ情報を生成する第2の生成手段をさらに備え、
前記第2の画像形成装置は、
プルプリントによる印刷を行うとき、前記第2の生成手段により生成された印刷ジョブ情報を取得する第3の取得手段と、
前記第3の取得手段により取得された印刷ジョブ情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える、請求項1から8のいずれかに記載の画像形成システム。 - サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置であって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得された情報に応じて、前記印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する第1の判定手段とを備える、画像形成装置。 - 前記第1の取得手段により取得された前記実行状況に関する情報に応じて、ユーザに表示を行う表示手段と、
ユーザによる、印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを選択する操作入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、
前記第1の判定手段は、前記受付手段に入力された選択結果に基づいて前記判定を行う、請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記表示手段は、前記第1の取得手段により取得された前記実行状況に関する情報に基づいて、印刷を継続する対象となるページに関する情報の表示を行う、請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記受付手段は、ユーザにより印刷を継続する対象となるページの指定入力を受付可能であり、
前記第1の判定手段は、前記受付手段により受け付けられた前記指定入力に応じて、前記判定を行う、請求項12又は13に記載の画像形成装置。 - 前記第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、その印刷ジョブについて実行されるべき用紙処理が前記画像形成装置において実行可能か否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段による判定結果に応じて、前記用紙処理が実行可能か否かをユーザに通知するユーザ通知手段とをさらに備える、請求項11から14のいずれかに記載の画像形成装置。 - プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、前記印刷ジョブに関する完了ジョブ情報を前記サーバに通知する完了通知手段をさらに備える、請求項11から15のいずれかに記載の画像形成装置。
- プルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段により中断が検知されたとき、前記印刷ジョブに関する情報を前記サーバに通知する中断通知手段とをさらに備える、請求項11から16のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記第1の取得手段は、プルプリントによる印刷が行われるとき、プルプリントを実行するユーザに応じた情報を取得する、請求項11から17のいずれかに記載の画像形成装置。
- プルプリントによる印刷を行うとき、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報であってプルプリントの対象となるものを取得する第2の取得手段と、
前記第1の判定手段が印刷ジョブを途中から継続して実行すると判定したとき、前記第2の取得手段により取得された印刷ジョブ情報のうち、継続して印刷する対象となる特定部分の情報を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された特定部分の情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える、請求項11から18のいずれかに記載の画像形成装置。 - プルプリントによる印刷を行うとき、前記サーバにより、継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて生成された印刷ジョブ情報を取得する第3の取得手段と、
前記第3の取得手段により取得された印刷ジョブ情報に基づいて印刷を実行する印刷手段とをさらに備える、請求項11から18のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記第1の取得手段は、前記サーバから、前記実行状況に関する情報を取得する、請求項11から20のいずれかに記載の画像形成装置。
- サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置であって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段により中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む前記印刷ジョブに関する情報を通知する中断通知手段とを備える、画像形成装置。 - プルプリントにより行われる印刷ジョブを完了したとき、前記印刷ジョブに関する完了ジョブ情報を前記サーバに通知する完了通知手段をさらに備える、請求項22に記載の画像形成装置。
- 前記中断通知手段は、前記印刷ジョブに関する情報を前記サーバに通知する、請求項22又は23に記載の画像形成装置。
- 前記印刷ジョブに関する情報は、どこまで排紙が完了したかを表す情報を含む、請求項22から24のいずれかに記載の画像形成装置。
- プルプリントにより印刷を行う画像形成装置と通信可能である画像形成システム用サーバであって、
前記画像形成装置から、プルプリントにより実行される印刷ジョブが中断したことによりどこまで印刷が完了したかを表す情報を含む前記印刷ジョブについての情報が通知されたとき、前記通知された情報に応じて、前記印刷ジョブの実行状況に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、前記記憶手段により記憶された情報に応じて通知情報を生成する第1の生成手段とを備える、画像形成システム用サーバ。 - 前記画像形成装置から、プルプリントにより実行される印刷ジョブが完了したことにより前記印刷ジョブについての完了ジョブ情報が通知されたとき、前記完了ジョブ情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された情報の編集を行う編集手段をさらに備える、請求項26に記載の画像形成システム用サーバ。
- 前記画像形成システム用サーバは、
プルプリントの対象となる印刷ジョブ情報を記憶しており、
前記画像形成装置でプルプリントによる印刷が行われるとき、前記印刷ジョブ情報のうち継続して印刷する対象となる特定部分の情報に基づいて、前記特定部分に関する印刷ジョブ情報を生成する第2の生成手段をさらに備える、請求項26又は27に記載の画像形成システム用サーバ。 - サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された情報に応じて、前記印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する判定ステップとを備える、画像形成装置の制御方法。 - サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知ステップと、
前記検知ステップにより中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む前記印刷ジョブに関する情報を通知する通知ステップとを備える、画像形成装置の制御方法。 - サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御プログラムであって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントによる印刷を行うとき、プルプリントが中断された他の画像形成装置の印刷ジョブの実行状況に関する情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された情報に応じて、前記印刷ジョブ情報に基づく印刷ジョブを途中から継続して実行するか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる、画像形成装置の制御プログラム。 - サーバと通信可能に接続されており、前記サーバに記憶されている印刷ジョブ情報に基づいて、プルプリントにより印刷を行う画像形成装置の制御プログラムであって、
前記印刷ジョブ情報に基づいてプルプリントにより実行される印刷ジョブが中断されたか否かを検知する検知ステップと、
前記検知ステップにより中断が検知されたとき、どこまで印刷が完了したかを表す情報を含む前記印刷ジョブに関する情報を前記サーバに通知する通知ステップとをコンピュータに実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010271834A JP2012123481A (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | 画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010271834A JP2012123481A (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | 画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012123481A true JP2012123481A (ja) | 2012-06-28 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010271834A Pending JP2012123481A (ja) | 2010-12-06 | 2010-12-06 | 画像形成システム、画像形成装置、画像形成システム用サーバ、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012123481A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014014985A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Canon Inc | ジョブ処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム |
| JP2014067126A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Sharp Corp | 情報処理装置及び印刷システム |
| JP2018132881A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | ブラザー工業株式会社 | 通信システム、印刷仲介サーバ、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム |
| JP2018199285A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷システム |
-
2010
- 2010-12-06 JP JP2010271834A patent/JP2012123481A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014014985A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Canon Inc | ジョブ処理装置、ジョブ管理方法およびプログラム |
| JP2014067126A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Sharp Corp | 情報処理装置及び印刷システム |
| JP2018132881A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | ブラザー工業株式会社 | 通信システム、印刷仲介サーバ、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム |
| JP2018199285A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷システム |
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|---|---|---|---|
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