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JP2012122662A - 熱交換器およびそれを用いた給湯器 - Google Patents

熱交換器およびそれを用いた給湯器 Download PDF

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JP2012122662A
JP2012122662A JP2010273656A JP2010273656A JP2012122662A JP 2012122662 A JP2012122662 A JP 2012122662A JP 2010273656 A JP2010273656 A JP 2010273656A JP 2010273656 A JP2010273656 A JP 2010273656A JP 2012122662 A JP2012122662 A JP 2012122662A
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Hiroki Kanazawa
広輝 金澤
Yoshio Ando
芳生 安藤
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Abstract

【課題】熱交換ユニットを積層した熱交換器において、隣接する熱交換ユニットの間に形成されたガス流路を燃焼ガスが均等に流れる熱交換器およびそれを用いた給湯器を提供する。
【解決手段】熱交換器は熱交換ユニット64を積層して構成されている。熱交換ユニット64内には被加熱液流路220が形成されており、隣接する熱交換ユニット64の被加熱液流路220は連通部68を介して連通している。隣接する熱交換ユニット64の間に形成されたガス流路230には、ガス入口232からガス出口234に向かう燃焼ガスのガス流れ方向に沿って、ガス流路230の流路幅が積層方向に拡幅されている拡幅部236が形成されている。拡幅部236の形成方向両側、ならびに拡幅部236の形成方向と直交する直交方向両側のそれぞれにおける、拡幅部236を除いたガス流路230の内側端と外側端との長さL2は等しい。
【選択図】図6

Description

本発明は、積層型の熱交換器およびそれを用いた給湯器に関する。
従来の熱交換器として、特許文献1に開示されているように、2枚のチューブプレートを接合して形成したチューブを複数積層し、熱交換器を形成するものが知られている。
特許文献1の熱交換器では、U字状または直線状に形成されたチューブとチューブとの間に、隣接するチューブの流路を連通する連通部を2箇所設けており、積層方向の一端側のチューブにおいて、2箇所設けられた連通部と同じ積層方向上に、被加熱液である給湯水の給湯口と出湯口とが設けられている。
給湯口から熱交換器内に流入した給湯水は、チューブ間においては、給湯口と同じ積層方向上の連通部を通り、出湯口と同じ積層方向上の連通部を通って出湯口から流出する。各チューブ内においては、2箇所設けられた連通部の一方から流入した給湯水は他方の連通部に向けて流れる。
そして、隣接するチューブの間に形成されたガス流路をバーナの燃焼ガスが通過するときに、燃焼ガスが被加熱液である給湯水と熱交換を行って給湯水を加熱する。
特開2004−125189号公報
特許文献1のような積層型の熱交換器の場合、熱交換器に形成されたガス流路の流路抵抗よりも熱交換器の外部の流路抵抗の方が小さいので、熱交換器に流入した燃焼ガスは、熱交換器の外側に引き寄せられる。その結果、ガス流路の中心部よりも外側を流れる燃焼ガスの流量が多くなりガス流路内の位置により燃焼ガスの流量がばらつくので、熱交換器内を流れる被加熱液を均等に加熱できないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、熱交換ユニットを積層した熱交換器において、隣接する熱交換ユニットの間に形成されたガス流路を燃焼ガスが均等に流れる熱交換器およびそれを用いた給湯器を提供することを目的とする。
請求項1から6に記載の発明では、2枚の板状部材の外周縁部同士を接合して各熱交換ユニットが形成されて各熱交換ユニットが内部に扁平な被加熱液流路を有し、熱交換ユニットの厚み方向に積層されており、隣接する熱交換ユニットの間に、バーナにより発生する燃焼ガスが通過するガス流路を形成している熱交換ユニット群と、ガス流路を横切って複数箇所に設けられ、隣接する熱交換ユニットの被加熱液流路同士を連通する連通部と、を備え、ガス流路には、熱交換ユニットの内部に向けて板状部材が凹んでいることにより、ガス流路の流路幅を熱交換ユニットの積層方向に拡幅する流路拡幅部が複数箇所に設けられた連通部の間に形成されている。
この構成によれば、熱交換器に流入した被加熱液は、積層されている熱交換ユニットの被加熱液流路の間においては、複数の連通部の一部を通って一方の積層方向に流れ、その他の連通部を通って他方の積層方向に流れて流出する。そして、各熱交換ユニットの被加熱液流路においては、複数の連通部の一部から被加熱液流路に流入した被加熱液は、その他の連通部に向かって流れる。
そして、ガス流路に形成された流路拡幅部の流路抵抗は、流路拡幅部の周囲のガス流路の流路抵抗よりも小さいので、熱交換器のガス流路に流入した燃焼ガスはガス流路の流路拡幅部に引き寄せられる。これにより、燃焼ガスがガス流路内を外側に偏って流れることを抑制し、燃焼ガスがガス流路を極力均等に流れるようになるので、燃焼ガスが被加熱液流路を流れる被加熱液と熱交換を行って被加熱液を均等に加熱できる。
また、複数の連通部の間に流路拡幅部が形成されているので、流路拡幅部の片側だけに連通部が形成される場合に比べ、ガス流路を横切って形成される連通部により流路拡幅部の周囲のガス流路の流路抵抗の大きさが偏よることを防止できる。これにより、燃焼ガスがガス流路の一部に偏って流れることを防止できる。
請求項2に記載の発明では、流路拡幅部はガス流路の中心部に形成されており、連通部は流路拡幅部を挟んで2箇所に設けられている。
このように、熱交換ユニットの一方の積層方向に被加熱液を流す連通部と、他方の積層方向に被加熱液を流す連通部とを、ガス流路を横切ってそれぞれ1箇所、合わせて2箇所形成することにより、ガス流路を横切って形成される連通部の数を極力減らしている。これにより、ガス流路の流路抵抗が小さくなるので、ガス流路を流れる燃焼ガスの流量を極力増加できる。その結果、燃焼ガスが熱交換により被加熱液を加熱する加熱効果が促進される。
また、流路拡幅部がガス流路の中心部に形成されているとともに、流路拡幅部を挟んだ両側に連通部が同数の1箇所ずつ形成されているので、流路拡幅部を挟んで連通部が形成されている両側のガス流路の流路抵抗を極力均等にすることができる。これにより、流路拡幅部を挟んで連通部が形成されている両側のガス流路を燃焼ガスが均等に流れる。
請求項3に記載の発明では、流路拡幅部は、ガス流路のガス入口からガス出口に向かう燃焼ガスのガス流れに沿って形成されている。
この構成によれば、ガス入口からガス流路に流入してガス出口に向かう燃焼ガスが、流路拡幅部に引き寄せられながら流路拡幅部に沿ってガス出口に向かうので、流路拡幅部に燃焼ガスを引き寄せることにより燃焼ガスをガス流路に均等に流す効果が促進される。
請求項4に記載の発明では、ガス流れに沿って形成されている流路拡幅部の形成方向両側、ならびに形成方向と直交する直交方向両側のそれぞれにおける、流路拡幅部を除いたガス流路の内側端と外側端との長さは等しい。
これにより、ガス入口から流入し、流路拡幅部の形成方向の一端から他端に沿って流れてきた燃焼ガスに対し、熱交換器の外側に向けてガス流路を流路拡幅部の形成方向に流れる長さと、熱交換器の外側に向けてガス流路を流路拡幅部の形成方向と直交する方向に流れる長さとが等しくなる。その結果、流路拡幅部の形成方向の一端から他端に沿って流れてきた燃焼ガスは、流路拡幅部の他端から熱交換器の外部に向けて均等に拡散して流れる。したがって、流路拡幅部の他端から熱交換器の外部に向けて流れる燃焼ガスが被加熱液流路を流れる被加熱液と均等に熱交換を行い、被加熱液を均等に加熱できる。
請求項5に記載の発明では、板状部材には、ガス流路に向けて突出する複数の突部が流路拡幅部を囲んで設けられている。
この構成によれば、ガス流路の中心部よりも外側に向かおうとする燃焼ガスの流れが突部に衝突して妨害され、中心部に向かう流れが形成される。その結果、ガス流路の外側にガス流れが偏らず、燃焼ガスがガス流路を均等に流れるので、被加熱液流路を流れる被加熱液を均等に加熱できる。
請求項6に記載の発明では、給湯側加熱回路と、給湯側加熱回路の通水を加熱する主バーナと、主加熱回路である給湯側加熱回路とは別に設けられ、1次熱交換器、ならびに1次熱交換器を通過した燃焼ガスの潜熱を回収する2次熱交換器を有する副加熱回路と、副加熱回路の通水を加熱する副バーナと、を備え、副加熱回路の2次熱交換器として請求項1から5のいずれか一項に記載の熱交換器を使用する。
この構成によれば、副加熱回路の2次熱交換器として使用される請求項1から5のいずれか一項に記載の熱交換器において、燃焼ガスがガス流路内を外側に偏って流れることを抑制し、燃焼ガスがガス流路を極力均等に流れるようになるので、燃焼ガスが被加熱液流路を流れる水と熱交換を行って水を均等に加熱できる。
また、複数の連通部の間に流路拡幅部が形成されているので、流路拡幅部の片側だけに連通部が形成される場合に比べ、ガス流路を横切って形成される連通部により流路拡幅部の周囲のガス流路の流路抵抗の大きさが偏よることを防止できる。これにより、燃焼ガスがガス流路を極力均等に流れるようになる。
本発明の一実施形態による給湯器を示す模式図。 給湯側および風呂側の2次熱交換器を組み付けた状態を示す斜視図。 (A)は風呂側の2次熱交換器の斜視図を示し、(B)はその分解斜視図。 (A)は風呂側の2次熱交換器の正面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図。 (A)は(B)のA方向矢視図、(B)は図4の(C)において1個の熱交換ユニットを取り出した模式的断面図。 (A)は(B)のA方向矢視図、(B)は隣接する熱交換ユニットの間のガス流路を説明するために図4の(B)の一部を取り出した模式的断面図。 (A)は突部によるガス流れの均等化作用を説明する模式図、(B)は突部による空気膜の除去作用を説明する模式図。
次に、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による給湯器の模式図を示している。
(給湯器10の構造)
給湯器10は、ファンモータ12と、ファンモータ12によって回転駆動されるファン14と、給湯栓や浴槽などの出湯箇所へ湯を供給する給湯部20と、浴槽内の湯の保温および追い焚きを行う保温部50と、給湯部20および保温部50の作動を制御する図示しない制御部とを備えている。また、給湯部20の配管と保温部50の配管とは図示を省略する連通管で連通されており、給湯部20および保温部50を介し、浴槽内に湯水を供給できる構成になっている。
給湯器10において、給湯部20は、燃焼室200に収納されたバーナ22、24と、顕熱回収用の1次熱交換器26と、潜熱回収用の2次熱交換器30とが、下方から上方にかけて順次配設されて構成されている。
また、給湯器10において、保温部50は、燃焼室202に収納されたバーナ52と、顕熱回収用の1次熱交換器54と、潜熱回収用の2次熱交換器60とが、下方から上方にかけて順次配設されて構成されている。
給湯部20と保温部50とは互いに連通した構造になっており、ファンモータ12によってファン14を回転駆動することにより、給湯部20側の燃焼室200と、保温部50側の燃焼室202とのそれぞれに空気を供給可能になっている。
バーナ22、24とバーナ52とにそれぞれガスを供給するガス供給管の支管、ならびに支管にガスを供給するガス供給管の本管には電磁弁が設置されている。これら電磁弁を開閉することにより、バーナ22、24とバーナ52へのガスの供給が制御される。
図2に示すように、給湯部20の2次熱交換器30と、保温部50の2次熱交換器60とは、共通の枠体40に取り付けられた構造となっている。枠体40には、1次熱交換器26を通過したバーナ22、24の燃焼ガスを2次熱交換器30に導入する燃焼ガス導入口210と、1次熱交換器54を通過したバーナ52の燃焼ガスを2次熱交換器60に導入する燃焼ガス導入口212とが形成されている。
そして、燃焼ガス導入口210、212からそれぞれ導入された燃焼ガスは、2次熱交換器30、60をそれぞれ通過し、排気口214から排出される。燃焼ガスは、2次熱交換器30、60を通過するときに、内部の水と熱交換を行うことにより、水を加熱する。
給湯部20の2次熱交換器30は、1次熱交換器26を通過したバーナ22、24の燃焼ガスの潜熱を回収し、保温部50の2次熱交換器60は、1次熱交換器54を通過したバーナ52の燃焼ガスの潜熱を回収するために設置されている。
給湯部20においては、上水道から供給された給湯水は、まず2次熱交換器30に供給され、2次熱交換器30で加熱された給湯水が1次熱交換器26に供給されてさらに加熱される。給湯部20で加熱された湯は、キッチンの給湯栓等から出湯される他、給湯部20の配管と保温部50の配管とを連通する前述した連通管および保温部50の配管を介して、浴槽内に出湯される。尚、給湯部20から加熱された給湯水を浴槽に供給する連通管には、浴槽への出湯を行うときに開弁される電磁弁が設けられている。
保温部50においても、風呂の浴槽からポンプ等で汲み上げられた風呂水が、まず2次熱交換器60に供給され、2次熱交換器60で加熱された風呂水が1次熱交換器54に供給されてさらに加熱される。1次熱交換器54で加熱された風呂水は、浴槽に戻される。
図示しない制御部は、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータを内蔵しており、バーナ用イグナイタ、および前述した各種電磁弁、モータ、ポンプ等の作動を制御する。
(保温部50の2次熱交換器60)
次に、保温部50の2次熱交換器60について説明する。
図3に示すように、2次熱交換器60は、扁平な熱交換ユニット64を積層した熱交換ユニット群62から主に構成されている。各熱交換ユニット64は、プレス加工で成型された2枚の板状部材66の外周縁部同士をろう付けにより接合して形成されている。
図3の(B)において、符号222は隣接する熱交換ユニット64の間を積層方向に流れる風呂水の流れを示し、符号224は熱交換ユニット64内を流れる風呂水の流れを示している。
図4の(A)に示すように、熱交換ユニット64の外形は長方形である。2次熱交換器60は、熱交換ユニット64の長辺を水平方向に向け、短辺を鉛直方向に向けて枠体40に取付けられるので、給湯器10の高さを極力低くすることができる。
図4の(B)、(C)に示すように、熱交換ユニット64の内部には、風呂水が流れる扁平な被加熱液流路220が形成されており、隣接する熱交換ユニット64の間には、バーナ52の燃焼ガスが通過するガス流路230が形成されている。燃焼ガスは、ガス流路230のガス入口232に図4の(A)、(B)の左方向から矢印方向に流入し、ガス流路230を通過し、ガス流路230のガス出口234から図4の(A)、(B)の右方向に流出する。
尚、図3および図4では、図の煩雑さを避けるために一部の符号を省略している。
熱交換ユニット64には、2枚の板状部材66のそれぞれに、隣接する熱交換ユニット64の被加熱液流路220を連通する連通部68が、ガス流路230を横切って2箇所形成されている。尚、積層方向の一端側の熱交換ユニット64Aにおいて、隣接する熱交換ユニット64に面する板状部材66に対して反対側の板状部材66に形成された連通部の一方は風呂水の流入口70として機能し、連通部の他方は風呂水の流出口72として機能する。流入口70および流出口72には、配管と接続する接続継手80が補強板82を介してろう付けされている。
流入口70および流出口72が設けられている積層方向の一端側の熱交換ユニット64Aに対して、積層方向の他端側の熱交換ユニット64Bにおいて、隣接する熱交換ユニット64に面する板状部材66と反対側の板状部材66には、連通部68が形成されていないか、形成された連通部68が栓で封止されている。
熱交換ユニット64を形成する2枚の板状部材66の中心部には、熱交換ユニット64の内部に向けて積層方向に凹む凹部74が形成されている。2枚の板状部材66を接合した状態で2個の凹部74が接触または接近することにより、横断部76が形成されている。横断部76は、被加熱液流路220において、2箇所に設けられた連通部68の間を横断して設けられている。
図5の(A)に示すように、板状部材66の2箇所に設けられた連通部68は、横断部76の中心位置76aを中心として点対称の位置に配置されている。
図5の(A)は、図5の(B)をA方向から見た図であり、熱交換ユニット64を構成する2枚の板状部材66の一方を取り除いて熱交換ユニット64の内部を模式的に示した図である。図5の(B)は、図4の(C)における1個の熱交換ユニット64を取り出した熱交換ユニット64の模式的断面図である。
このように、2箇所に設けられた連通部68が、横断部76の中心位置76aを中心として点対称の位置に配置されているので、熱交換ユニット64を180°回転しても、2箇所に設けられた連通部68の位置は変化しない。その結果、熱交換ユニット64の回転位置を考慮せずに熱交換ユニット64を積層できるので、熱交換ユニット64を積層して2次熱交換器60を容易に製造できる。
また、図3および図4に示すように、熱交換ユニット64を形成する2枚の板状部材66の表面には、凹部74の周囲に突部78が複数設けられている。突部78は、プレス加工により板状部材66に形成されてもよいし、各板状部材66に溶接等で接合してもよい。隣接する熱交換ユニット64の互いに向き合う突部78は、熱交換ユニット64を積層してろう付けするときに隣接する熱交換ユニット64を支持するので、熱交換ユニット64を積層するときに熱交換ユニット64が傾くことを防止する。これにより、2次熱交換器60を製造するときに、熱交換ユニット64を容易に積層できる。
(被加熱液流路220)
図5に示すように、熱交換ユニット64において、2箇所に設けられた連通部68の一方から被加熱液流路220に流入した風呂水は、連通部68の他方に短絡しようとする流れを横断部76により妨害される。その結果、連通部68の一方から流入した風呂水は、被加熱液流路220を横断部76の横断方向の両側に分かれて流れ、他方の連通部68で合流する。その結果、熱交換ユニット64の内部に、横断部76を中心として、環状の被加熱液流路220が形成される。
横断部76を挟んで横断部76の横断方向の両側の被加熱液流路220の流路幅L1、ならびに横断部76を挟んで横断方向と直交する方向の両側の被加熱液流路220の流路幅L1は等しい。つまり、環状の被加熱液流路220の流路断面積はほぼ等しい。
これにより、被加熱液流路220を流れる風呂水の流量が横断部76の横断方向両側と横断方向と直交する直交方向両側とで等しくなるとともに、風呂水の流速が被加熱液流路220の周上および流路断面において等しくなる。その結果、隣接する熱交換ユニット64の間に形成されたガス流路230を通過する燃焼ガスにより、被加熱液流路220を流れる風呂水が均等に加熱される。
また、環状の被加熱液流路220の流路断面積がほぼ等しいので、被加熱液流路220における圧力損失を軽減し、風呂水の通水量を確保できる。
(ガス流路230)
図6の(A)は図6の(B)を矢印で示すA方向から見た図であり、図6の(B)は、隣接する熱交換ユニット64の間に形成されるガス流路230を説明するために、図4の(B)の一部を取り出した模式的断面図である。尚、図6の(A)では、図の煩雑さを避けるため、突部78を省略している。
隣接する熱交換ユニット64の間のガス流路230には、板状部材66に形成された凹部74により、ガス流路230の中心部に、ガス入口232からガス出口234に向かう燃焼ガスのガス流れ方向に沿って拡幅部236が形成されている。拡幅部236は、拡幅部236の周囲よりもガス流路230の流路幅が積層方向に拡幅されているので、拡幅部236の周囲よりも流路抵抗が小さくなっている。
ここで、拡幅部236が設けられておらず、ガス流路230の積層方向の幅が均一な場合、ガス流路230の一方側(図6の(A)では左側のガス入口232)から流入した燃焼ガスは、ガス流路230を図6の(A)の上下間を均等に流れて他方側(図6の(A)では右側のガス出口234)から流出するのではなく、流路抵抗の小さい2次熱交換器60の外側に引き寄せられるので、ガス流路230の中心部よりも外側(図6の(A)では上側および下側)を流れる傾向にある。
これに対し、本実施形態では、ガス流路230の中心部に流路抵抗の小さい拡幅部236が形成されているので、ガス流路230に流入した燃焼ガスはガス流路230の中心部に設けられた拡幅部236に引き寄せられる。さらに、拡幅部236はガス流れ方向に沿って形成されているので、拡幅部236に向かうガス流れは、ガス流れ方向に沿った拡幅部236の長さ分、ガス流路230の中心部に向かって引き寄せられる。これにより、燃焼ガスはガス流路230を均等に流れる。
さらに、ガス入口232からガス出口234に向かう燃焼ガスのガス流れ方向に沿って形成された拡幅部236の形成方向両側、ならびに拡幅部236の形成方向と直交する直交方向両側のそれぞれにおける、拡幅部236を除いたガス流路230の内側端と外側端との長さL2は等しい。
これにより、ガス入口232から流入し、拡幅部236の形成方向の一端から他端に沿って流れてきた燃焼ガスに対し、2次熱交換器60の外側に向けてガス流路230を拡幅部236の形成方向に流れる長さと、2次熱交換器60の外側に向けてガス流路230を拡幅部236の形成方向と直交する方向に流れる長さとが等しくなる。その結果、拡幅部236の形成方向の一端から他端に沿って流れてきた燃焼ガスは、拡幅部236の他端から熱交換器60の外部に向けて均等に拡散して流れる。したがって、拡幅部236の他端から熱交換器60の外部に向けて流れる燃焼ガスが、被加熱液流路220を流れる風呂水と均等に熱交換を行い、風呂水を均等に加熱できる。

(突部78の作用)
突部78は、前述したように、熱交換ユニット64を積層するときに隣接する熱交換ユニット64を支持するだけでなく、図7の(A)に示すように、ガス流路230の中心部よりも外側に向かおうとする燃焼ガスの流れを妨害し、中心部に向かう流れを形成する。これにより、ガス流路230の中心部よりも外側を流れようとする燃焼ガスが中心部側にも向かおうとするので、燃焼ガスはガス流路230を均等に流れる。
また、被加熱液流路220を風呂水が流れると、熱交換ユニット64の表面の空気が冷却されるので、図7の(B)に示すように、燃焼ガスに対して温度の低い空気膜240が熱交換ユニット64の表面に形成される。熱交換ユニット64の表面が空気膜240で覆われたままでは、燃焼ガスは熱交換ユニット64に直接接触できなくなるとともに、空気膜240が断熱膜となるので、燃焼ガスによる風呂水の加熱効率が低下する。
そこで、本実施形態では、板状部材66の表面に突部78を設けているので、燃焼ガスが突部78に衝突し、空気膜240を除去する。これにより、燃焼ガスが熱交換ユニット64に直接接触するので、燃焼ガスによる風呂水の加熱効率が向上する。
以上説明した本実施形態によれば、隣接する熱交換ユニット64の間に形成されたガス流路230に、ガス流路230の流路幅を熱交換ユニット64の積層方向に拡幅する拡幅部236が、ガス流路230を横切って2箇所設けられた連通部68の間に形成されている。
ガス流路230に形成された拡幅部236の流路抵抗は、拡幅部236の周囲のガス流路230の流路抵抗よりも小さいので、熱交換器60のガス流路230に流入した燃焼ガスはガス流路230の拡幅部236に引き寄せられる。これにより、燃焼ガスがガス流路230内を外側に偏って流れることを抑制し、燃焼ガスがガス流路230を極力均等に流れるようになるので、燃焼ガスが被加熱液流路220を流れる風呂水と熱交換を行って風呂水を均等に加熱できる。
また、ガス流路230を横切って2箇所設けられた連通部68の間に拡幅部236が形成されているので、拡幅部236の片側だけに連通部68が形成される場合に比べ、連通部68により236拡幅部の周囲のガス流路230の流路抵抗の大きさが偏よることを防止できる。これにより、燃焼ガスがガス流路230の一部に偏って流れることを防止できる。
また、本実施形態では、2箇所に設けられた連通部68の一方から環状の被加熱液流路220に流入した風呂水は、連通部68の間を短絡しようとする流れを横断部76に妨害されるので、被加熱液流路220を横断部76の横断方向の両側に分かれて流れ、他方の連通部68で合流する。
したがって、環状の被加熱液流路220の周上で連通部68を設ける位置、つまり風呂水の流入口70および流出口72を設ける位置を変更しても、被加熱液流路220にデッドスペースが生じることなく、風呂水が環状の被加熱液流路220を流れる。これにより、風呂水の流入口70および流出口72を熱交換器に設ける位置の自由度が高いので、熱交換器に接続する配管の取り回しの自由度が高くなる。
本実施形態では、給湯部20の1次熱交換器26および2次熱交換器30が本発明の給湯側加熱回路を形成し、保温部50の1次熱交換器54および2次熱交換器60が本発明の副加熱回路を形成している。
また、本実施形態では、バーナ22、24が本発明の主バーナに相当し、バーナ52が本発明の副バーナに相当する。
また、本実施形態では、2次熱交換器60が本発明の熱交換器に相当し、熱交換ユニット群62が本発明の熱交換ユニット群に相当し、熱交換ユニット64が本発明の熱交換ユニットに相当し、板状部材66が本発明の板状部材に相当し、連通部68が本発明の連通部に相当し、突部78が本発明の突部に相当し、被加熱液流路220が本発明の被加熱液流路に相当し、ガス流路230が本発明のガス流路に相当し、ガス入口232が本発明のガス入口に相当し、ガス出口234が本発明のガス出口に相当し、拡幅部236が本発明の流路拡幅部に相当する。
[他の実施形態]
本発明では、流路拡幅部は、ガス流路を横切って設けられた複数の連通部の間に、ガス流路の流路幅を積層方向に拡幅して形成されていればよいので、流路拡幅部はガス流路の中心部から外れていてもよく、ガス入口からガス出口に向かう燃焼ガスのガス流れに沿っていなくてもよい。さらに、流路拡幅部の形成方向両側および形成方向と直交する直交方向両側において、流路拡幅部を除いたガス流路の内側端と外側端との長さは異なっていてもよい。
また、連通部は、流路拡幅部の周囲に、2箇所ではなく3箇所以上設けてもよい。この場合、熱交換器に流入した被加熱液は、積層されている熱交換ユニットの被加熱液流路の間においては、複数の連通部の一部を通って一方の積層方向に流れ、その他の連通部を通って他方の積層方向に流れて流出する。そして、各熱交換ユニットの被加熱液流路においては、複数の連通部の一部から被加熱液流路に流入した被加熱液は、その他の連通部に向かって流れる。
また、熱交換ユニットを形成する板状部材に、ガス流路に向けて突出する突部を設けない構成でもよい。
また、上記実施形態では、被加熱液の流入口が上方になり、流出口が下方になるように本発明の熱交換器を取付けた。これに対し、流出口が上方になり、流入口が下方になるように本発明の熱交換器を取付けてもよい。
また、上記実施形態では、2枚の板状部材の外周縁部を接合して形成され、内部に扁平な環状の被加熱液流路を有する熱交換ユニットを積層して製造した本発明の熱交換器を、給湯器の浴槽用の保温部においてバーナの燃料ガスの潜熱を回収する2次熱交換器として使用した。これに対し、本発明の熱交換器は、浴槽用の保温部以外に、例えば床暖房用の保温部の2次熱交換器に適用してもよい。そして、本発明の熱交換器は、水に限らず内部を流れる被加熱液を加熱するのであれば、どのような用途に適用してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
10:給湯器、20:給湯部、22、24:バーナ(主バーナ)、26:1次熱交換器(給湯側加熱回路、主加熱回路)、30:2次熱交換器(給湯側加熱回路、主加熱回路)、50:保温部、52:バーナ(副バーナ)、54:1次熱交換器(副加熱回路)、60:2次熱交換器(副加熱回路)、62:熱交換ユニット群、64:熱交換ユニット、66:板状部材、68:連通部、78:突部、220:被加熱液流路、230:ガス流路、232:ガス入口、234:ガス出口、236:拡幅部(流路拡幅部)

Claims (6)

  1. 2枚の板状部材の外周縁部同士を接合して各熱交換ユニットが形成されて各熱交換ユニットが内部に扁平な被加熱液流路を有し、前記熱交換ユニットの厚み方向に積層されており、隣接する前記熱交換ユニットの間に、バーナにより発生する燃焼ガスが通過するガス流路を形成している熱交換ユニット群と、
    前記ガス流路を横切って複数箇所に設けられ、隣接する前記熱交換ユニットの前記被加熱液流路同士を連通する連通部と、
    を備え、
    前記ガス流路には、前記熱交換ユニットの内部に向けて前記板状部材が凹んでいることにより、前記ガス流路の流路幅を前記熱交換ユニットの積層方向に拡幅する流路拡幅部が、複数箇所に設けられた前記連通部の間に形成されている、
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記流路拡幅部は前記ガス流路の中心部に形成されており、前記連通部は前記流路拡幅部を挟んで2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記流路拡幅部は、前記ガス流路のガス入口からガス出口に向かう前記燃焼ガスのガス流れに沿って形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記ガス流れに沿って形成されている前記流路拡幅部の形成方向両側、ならびに前記形成方向と直交する直交方向両側のそれぞれにおける、前記流路拡幅部を除いた前記ガス流路の内側端と外側端との長さは等しいことを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記板状部材には、前記ガス流路に向けて突出する複数の突部が前記流路拡幅部を囲んで設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 給湯側加熱回路と、
    前記給湯側加熱回路の通水を加熱する主バーナと、
    主加熱回路である前記給湯側加熱回路とは別に設けられ、1次熱交換器、ならびに1次熱交換器を通過した燃焼ガスの潜熱を回収する2次熱交換器を有する副加熱回路と、
    前記副加熱回路の通水を加熱する副バーナと、
    を備え、
    前記副加熱回路の前記2次熱交換器として請求項1から5のいずれか一項に記載の熱交換器を使用する、
    ことを特徴とする給湯器。
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