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JP2012119780A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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JP2012119780A
JP2012119780A JP2010265595A JP2010265595A JP2012119780A JP 2012119780 A JP2012119780 A JP 2012119780A JP 2010265595 A JP2010265595 A JP 2010265595A JP 2010265595 A JP2010265595 A JP 2010265595A JP 2012119780 A JP2012119780 A JP 2012119780A
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Tetsuo Ashida
哲郎 芦田
Satoru Ohinata
悟 大日方
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Fujifilm Corp
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Fujifilm Corp
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Abstract

【課題】撮影シーン中にLED光源による照射部分やLED光源自体が存在する場合に、ハイライト部分に適正な階調を持たせることができるようにする。
【解決手段】1画面を複数に分割してなる分割領域毎に明るさを検出し、この分割測光された測光結果に基づいてDレンジを決定し、決定したDレンジに応じてDレンジ拡大処理を行う撮像画像において、スルー画からLED光源(白色LED光源、単色LED光源)を検出し(ステップS12、S16)、白色LED光源が検出された場合には、分割測光する分割領域の分割数が多くなるように、単色LED光源が検出された場合には、白色LED光源よりも更に分割数が多くなるように分割領域を設定する(ステップS14、S20、S22)。これにより、個々の分割領域の大きさを指向性の強いLED光源に合わせ、分割測光値に他の光源の影響が及ばないようにしている。
【選択図】 図6

Description

本発明は撮像装置、撮像方法及びプログラムに係り、特にLED光源を有するシーンの撮像に適した撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
近年、照明装置としてLED(発光ダイオード)を使用したものが増えているが、LED照明は、従来の蛍光灯やタングステン電球とは異なる特徴をもっている。LED照明は、指向性が強いため、LED照射部分が白飛びする場合があった。また、画像の白飛び部分では、色回りすること(飽和する領域の周辺部で色相がずれること)があった。
特許文献1には、光源の分光エネルギー分布から、太陽光、電球、蛍光灯、又はLED照明の4種類の光源のうちのいずれかの光源を推定し、推定した光源の種類に基づいて画像処理のパラメータとしてホワイトバランスゲイン等を求める記載がある。
特許文献2には、LEDをストロボ光源に用いたストロボ装置を備えたデジタルカメラが記載されている。
一方、特許文献3には、被写体の明るさを検出し、検出した明るさに基づいてダイナミックレンジ拡大処理を行うか否かを判断し、ダイナミックレンジ拡大処理を行うと判断すると、適正露出値よりも所定の露出補正値だけ露出アンダーとなるように適正露出値を補正するとともに、露出補正値に応じたガンマカーブにしたがって撮像された画像信号の階調を補正する技術(ダイナミックレンジ拡大処理技術)が記載されている。
特開2007−306325号公報 特開2004−228723号公報 特開2010−11153号公報
特許文献1には、LED光源を推定する技術に関する記載があるが、指向性が強いLED光源特有の処理等は行っていない。
特許文献2に記載の発明は、LEDをストロボ光源とするデジタルカメラであり、撮影範囲の一部のみに指向性の強いLED照明が当たっているシーンは想定されていない。
一方、特許文献3には、ダイナミックレンジ拡大処理に関する技術が開示されているが、LED光源に関する記載がなく、LED光源特有のダイナミックレンジ拡大処理に関する技術は開示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、撮影シーン中にLED光源による照射部分やLED光源自体が存在する場合に、その部分の白飛びを防止又は抑制し、あるいはハイライト部分に適正な階調を持たせることができ、また、単色LED光源の色を綺麗に再現することができる撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る撮像装置は、被写体を撮像し、画像信号を取得する撮像手段と、LED光源を検出する光源検出手段と、1画面を複数に分割してなる分割領域を設定する分割領域設定手段であって、前記光源検出手段によりLED光源が検出されると、LED光源が検出されない場合に比べて分割数の多い分割領域を設定する分割領域設定手段と、前記分割領域設定手段により設定された分割領域毎に、前記撮像手段により取得した画像信号を積算して複数の分割領域の明るさをそれぞれ検出する分割測光手段と、前記分割測光手段により分割測光された測光結果に基づいて撮像画像のダイナミックレンジを制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、LED光源が検出されると、LED光源が検出されない場合に比べて分割測光する分割領域の分割数が多くなるように(即ち、各分割領域が小さくなるように)分割領域を設定したため、分割領域の大きさを、指向性の強いLED光源による照射範囲に合わせることができ、LED光源の照射領域(分割領域)における分割測光値に他の光源の影響が及ばないようにすること、即ち、LED光源による照射部分の明るさを適正に求めることができる。
LED光源による照射部分は高輝度となり、予め設定されたダイナミックレンジから外れる場合には白飛びすることになるが、LED光源による照射部分の明るさを適正に求めることにより、LED光源による照射部分が白飛びしないようにダイナミックレンジ拡大処理を行うことができる。
請求項2に示すように請求項1に記載の撮像装置において、前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、前記分割領域設定手段は、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、白色LED光源と判別された場合に比べて分割数の多い分割領域を設定することを特徴としている。
単色LED光源の場合には、電飾看板、イルミネーションなどの被写体として撮影される可能性が高いため、照明として使用される白色LED光源よりも分割領域をより細かくし、単色LED光源の明るさを精度よく測光できるようにしている。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域を前記特定した色になるように色補正する色補正処理手段を備えたことを特徴としている。
ダイナミックレンジ拡大処理をしても単色LED光源が被写体となり、発光している部分は、白飛びして白っぽくなる。そこで、単色LED光源の色を特定するとともに、その単色LED光源に対応する領域を、特定した色になるように色補正することにより、単色LED光源に対応する領域を綺麗に(色の再現性をよく)撮像できるようにしている。
請求項4に係る撮像装置は、被写体を撮像し、画像信号を取得する撮像手段と、LED光源を検出する光源検出手段と、前記撮像手段により取得した画像信号の階調変換を行う階調変換手段であって、前記光源検出手段によりLED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を軟調化又は硬調化させる階調変換手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に係る発明によれば、LED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を、LED光源を含まない通常のシーンの階調変換特性に比べて軟調化又は硬調化させ、ハイライト付近に多くの階調を割り当て、又はハイライト付近の色回りを低減させるようにしている。
請求項5に示すように請求項4に記載の撮像装置において、前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、前記階調変換手段は、前記判別手段により白色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を軟調化させ、該ハイライト付近に多くの階調を割り当てることを特徴としている。
請求項6に示すように請求項4又は5に記載の撮像装置において、前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、前記階調変換手段は、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を硬調化させ、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域のうちの、前記特定した単色LED光源の色と異なる色の領域の色を、その周辺部の色で補間する色補間手段を備えたことを特徴としている。
請求項6に係る発明によれば、ハイライト付近の階調変換特性を硬調化させることにより、高輝度となる単色LED光源に対応する領域を積極的に白飛びさせ、白飛びさせた領域の色をその周辺部の色(単色LED光源の色に対応する色)で補間し、単色LED光源も綺麗に撮像できるようにしている。
請求項7に示すように請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記光源検出手段は、前記撮像手段から連続的に取得される画像信号に基づいて所定の周波数のフリッカーを検出する手段と、前記フリッカーが検出された領域の点滅の輝度差を検出する手段とを含み、前記所定の周波数のフリッカーが検出され、かつ前記点滅の輝度差が所定の閾値を越えているか否かに基づいてLED光源を検出することを特徴としている。LED光源は、商用交流電源により所定の周波数(50Hz又は60Hz)により輝度が変化し、特に蛍光灯に比べて点滅の輝度差が大きいという特徴がある。そこで、所定の周波数のフリッカーの検出と、フリッカーの点滅の輝度差とに基づいてLED光源を検出するようにしている。
請求項8に示すように請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記撮像手段は、少なくとも480nm付近に感度をもつカラーフィルタを含むカラーフィルタを有するカラー撮像素子を有し、前記光源検出手段は、前記カラー撮像素子から得られる色信号のうちの、480nm付近に感度をもつカラーフィルタに対応する色信号の積算値と他の色信号の積算値との比を算出する手段を含み、前記算出した比が所定の閾値を越えているか否かに基づいて白色LED光源を検出することを特徴としている。
白色LED光源は、480nm付近の強度が極端に小さくなる分光特性をもっている。そこで、前記カラー撮像素子から得られる色信号のうちの、480nm付近に感度をもつカラーフィルタに対応する色信号の積算値と他の色信号(例えば、青の色信号)の積算値との比を求め、その比が所定の閾値を越えている場合に白色LED光源と判別するようにしている。
請求項9に係る撮像方法は、撮像手段により被写体を連続して撮像させ、連続する画像信号を取得するステップと、前記取得した画像信号に基づいてLED光源を検出するステップと、1画面を複数に分割してなる分割領域を設定するステップであって、LED光源が検出されると、LED光源が検出されない場合に比べて分割数の多い分割領域を設定するステップと、前記設定された分割領域毎に、前記画像信号を積算して複数の分割領域の明るさをそれぞれ検出するステップと、前記分割測光された測光結果に基づいてダイナミックレンジを決定するステップと、本撮像の指示入力があると、前記撮像手段により本撮像を行わせ、前記決定したダイナミックレンジになるように本撮像した画像のダイナミックレンジを制御するステップと、を含むことを特徴としている。
請求項10に示すように請求項9に記載の撮像方法において、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記LED光源が単色LED光源と判別されると、白色LED光源と判別された場合に比べて分割数の多い分割領域を設定することを特徴としている。
請求項11に示すように請求項9又は10に記載の撮像方法において、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップと、前記LED光源が単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定するステップと、前記判別された単色LED光源に対応する領域を前記特定した色になるように色補正するステップとを更に含むことを特徴としている。
請求項12に係る撮像方法は、撮像手段により被写体を撮像させ、画像信号を取得するステップと、前記取得した画像信号に基づいてLED光源を検出するステップと、前記取得した画像信号の階調変換を行うステップであって、前記LED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を軟調化又は硬調化させるステップと、を含むことを特徴としている。
請求項13に示すように請求項12に記載する撮像方法において、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記階調変換を行うステップは、前記白色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を軟調化させ、該ハイライト付近に多くの階調を割り当てたことを特徴としている。
請求項14に示すように請求項12又は13に記載の撮像方法において、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記階調変換を行うステップは、前記単色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を硬調化させ、前記単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域のうちの、前記特定した単色LED光源の色と異なる色の領域の色を、その周辺部の色で補間するステップを含むことを特徴としている。
請求項15に係るプログラムは、請求項9から14のいずれか1項に記載の撮像方法を実現することを特徴としている。
本発明によれば、LED光源が検出された場合には、適正な分割数の分割領域を決定して分割測光するようにしたため、指向性の強いLED光源の照射領域(分割領域)における分割測光を良好に行うことができ、これによりLED光源による照射部分が白飛びしないようにダイナミックレンジ拡大処理を行うことができる。また、LED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を、LED光源を含まない通常のシーンの階調変換特性に比べて軟調化又は硬調化させるようにしたため、ハイライト付近に多くの階調を割り当て、又はハイライト付近の色回りを低減させることができる。
本発明に係る撮像装置の第1の実施の形態を示すブロック図 本発明に係る撮像装置の撮像素子の構成例を示す図 撮像素子から読み出されるA面の画像とB面の画像のカラーフィルタ配列を示す図 各Dレンジに応じて合成された合成後の画像データの信号レベルを示すグラフ 6つのDレンジの画像データに対して更に階調変換した後の画像データの信号レベルを示すグラフ 図1に示した撮像装置による撮像方法を示すフローチャート 白色LEDの分光分布を示すグラフ 本発明に係る撮像装置の第2の実施の形態を示すブロック図 図8に示した撮像装置による撮像方法を示すフローチャート 本発明に係る撮像装置の第3の実施の形態を示すブロック図 ハイライト部分の階調変換が異なる3種類の階調変換LUTの入出力特性を示すグラフ 図10に示した撮像装置による撮像方法を示すフローチャート
以下、添付図面に従って本発明に係る撮像装置、撮像方法及びプログラムの実施の形態について説明する。
〔第1の実施の形態〕
<撮像装置>
図1は本発明に係る撮像装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置1は、主として撮像部10、中央処理装置(CPU)20、操作部30、光源判別部32、Dレンジ制御部34、及び表示部(LCD)46等を備えたデジタルカメラである。
撮像部10は、光学ユニット11と、CCDイメージセンサ、C−MOSイメージセンサ等の撮像素子(以下、「CCD」という)12と、アナログ信号処理部13と、A/D変換部14と、デジタル信号処理部15と、光学ユニット11及びCCD12をそれぞれ駆動するユニット駆動部16及びCCD駆動部17から構成されている。
光学ユニット11は、撮影レンズ、絞り、メカニカルシャッタ等を含み、CPU20からの指令によりユニット駆動部16を介して撮影レンズ(フォーカスレンズ)、絞り、及びメカニカルシャッタが駆動制御される。
CCD12は、図2に示すように多数の受光素子(フォトダイオード)が水平方向(行方向)及び垂直方向(列方向)に一定の配列周期で配置された2次元のカラーイメージセンサである。
図2に示した構成は、本出願人により開発された「スーパーCCDハニカムEXR」と呼ばれる画素配列であり、受光素子の幾何学的な形状の中心点を行方向及び列方向に1つ置きに画素ピッチの半分(1/2ピッチ)ずらして配列させたものとなっている。
各受光素子は、八角形の受光面を有し、各受光素子に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが配置されている。図2のように、水平方向についてrgrg…の行の次段にRGRG…の行が配置され、その次段にgbgb…の行、更にその次段にGBGB…の行という具合に配列される。
また、大文字のRGBで表された受光素子群から得られる画像(A面の画像)と、小文字のrgbで表された受光素子群から得られる画像(B面の画像)とは、CCD12を駆動する駆動シーケンスにより同時に読み出すことができるとともに、別々に読み出すことができる。
即ち、CCD12のB面の画像の受光素子群に接続されている読み出し用電極V1に読み出しパルスを印加することにより、B面の受光素子群に蓄積された電荷を垂直転送路に読み出すことができ、同様に画像CCD12のA面の画像の受光素子群に接続されている読み出し用電極V3に読み出しパルスを印加することにより、A面の受光素子群に蓄積された電荷を垂直転送路に読み出すことができる。更に、読み出し用電極V1、V3に同時に読み出しパルスを印加することにより、B面及びA面の受光素子群に蓄積された電荷をそれぞれ垂直転送路に読み出すことができる。
A面の受光素子群の右側、及びB面の受光素子群の右側には、それぞれ垂直転送路(VCCD)が形成されている。垂直転送路は、受光素子の各列に近接している受光素子を避けながらジグザグ状に蛇行して垂直方向に伸びている。読み出しパルスにより垂直転送路上に読み出された電荷は、CCD駆動部17から電極V1〜V4に印加される4相駆動パルス(φ1,φ2,φ3,φ4)により垂直転送路に沿って転送される。また、このCCD12は、CCD駆動部17から加えられるシャッタゲートパルスによって蓄積した電荷を掃き出すことができ、これにより電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有しており、特にA面の受光素子群とB面の受光素子群とで個別にシャッタスピードが制御できるようになっている。
垂直転送路の下端(垂直転送路の最下流側)には、垂直転送路から移された電荷を水平方向に転送する水平転送路(HCCD)が設けられている。
水平転送路は、2相又は4相駆動の転送CCDで構成されており、水平転送路の最終段に接続されている出力部から各受光素子に蓄積された電荷に対応する電圧信号(CCD出力信号)が出力される。
図3(A)及び(B)はそれぞれCCD12から読み出されたA面の画像とB面の画像の2枚の画像を示している。
図3(A)及び(B)からも明らかなようにA面の画像とB面の画像とは、同じカラーフィルタ配列(ベイヤ配列)になっている。
また、CCD12からA面の画像とB面の画像を同時に読み出す場合のCCD出力は、GBGB…の行とgbgb…の行の2行分が一体となったGgBbGgBb…のラインの出力と、GRGR…の行とgrgr…の行の2行分が一体となったGgRrGgRr…のラインの出力とを交互に繰り返して出力される。
尚、A面の画像を構成する大文字のRGBで表された受光素子群と、B面の画像を構成する小文字のrgbで表された受光素子群とは、便宜上、大文字と小文字で区別されているが、露光時間が同じで、かつ同時に読み出された場合のA面の画像とB面の画像とは同じ画像と見なすことができるものである。
また、このCCD12は、GBGB…の行のうちの一部のGの替わりに、シアン(C)のカラーフィルタが配置され、同様にgbgb…の行のうちの一部のgの替わりに、シアン(c)のカラーフィルタが配置されている。このシアン(C)、(c)のカラーフィルタが配置された画素のCCD出力は、後述するように白色発光ダイオード(白色LED)光源を検出するために使用される。
図1に戻って、CCD12から出力された電圧信号は、アナログ信号処理部13によって相関二重サンプリングや増幅等のアナログ処理が施された後、各画素ごとのR、G、B信号としてA/D変換器14に加えられる。A/D変換器14は、順次加えられるアナログのR、G、B信号をそれぞれデジタルのR、G、B信号に変換する。これらのデジタルのR、G、B信号は、デジタル信号処理部15に出力される。
デジタル信号処理部15は、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、輝度・色差信号生成回路、輪郭補正回路、色補正回路等を含み、CPU20からの指令に従い、A/D変換器14から入力されたデジタルのR、G、B信号に所要の信号処理を施して、輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)とからなる画像データ(YUVデータ)を生成する。デジタル信号処理部15で生成された画像データは、圧縮伸張処理回路42に出力される。
CPU20は、操作部30からの操作入力及び所定のプログラムに従って装置全体を統括制御する部分であり、自動露出(AE)演算、オートホワイトバランス(AWB)ゲインの演算等、各種演算を実施する演算手段として機能する。
CPU20には、バス48及びメモリ・インターフェース36を介してRAM(Random Access Memory)38及びROM(Read Only Memory)40が接続されている。RAM38は、プログラムの展開領域及びCPU20の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域としても利用される。ROM40には、CPU20が実行するプログラム及び制御に必要な各種データや、撮像動作に関する各種定数/情報等が格納されている。
操作部30には、シャッタボタン、撮影モードと再生モードを選択するモード選択スイッチ、LCD46にメニュー画面を表示させるメニューボタン、メニュー画面から所望の項目を選択するためのマルチファンクションの十字キー等が含まれる。操作部30からの出力信号は、バス48を介してCPU20に入力され、CPU20は操作部30からの入力信号に基づいて撮影や再生等の適宜の処理を実施させる。
撮像装置1には、被写体にフラッシュ光を照射するためのフラッシュ装置24が含まれ、フラッシュ装置24は、CPU20からの発光指令によって充電部22から電源の供給を受けてフラッシュ光を照射する。
撮像部10は、CPU20からの指令により撮像動作等を行い、デジタル信号処理部15で処理された画像データ(輝度信号Y,色差信号Cr,Cb)は、圧縮伸張処理回路42に与えられ、ここで、所定の圧縮フォーマット(例えば、JPEG方式) に従って圧縮される。圧縮された画像データは、画像ファイル(例えば、JPEGファイル)のフォーマットで、外部メモリI/F26を介してメモリカード28に記録される。
また、LCD46には、LCDインターフェース44を介して加えられる画像信号により撮像準備中にスルー画(ライブビュー画像)が表示され、また、再生モード時にメモリカード28に記録されたJPEGファイルが読み出され、画像が表示される。尚、JPEGファイルに格納された圧縮された画像データは、圧縮伸張処理回路42によって伸張処理が行われてLCD46に出力される。
光源判別部32は、この実施の形態では、LED光源(白色LED光源、単色LED光源)の有無を判別する部分であるが、その他の光源(太陽光(日陰、曇り、晴れ)、タングステン電球、蛍光灯(昼光色、昼白色−白色、温白色))の判別も行うものでもよい。判別された光源の種類は、AWBゲインの算出に使用される。また、LED光源の判別結果は、分割測光等を行うための分割領域(1画面を複数に分割してなる分割領域)の種類を選択するために使用される。
例えば、分割測光等を行うための分割領域として、1画面を64(=8×8)に分割する分割数が「小」の分割領域A、1画面を256(=16×16)に分割する分割数が「中」の分割領域B、1画面を4096(=64×64)に分割する分割数が「大」の分割領域Cを有する場合において、CPU20は、光源判別部32により白色LED光源が検出されると、分割領域Bを設定し、単色LED光源が検出されると、分割領域Cを設定し、いずれのLED光源も検出されない場合には、分割領域Aを設定する。
CPU20は、上記のようにして分割領域を設定すると、分割領域毎にR、G、B信号の色信号別の積算値や、R、G、B信号から求めた輝度信号(又はG信号)の積算値に基づいて各分割領域の平均輝度値を求め、更に分割領域毎の輝度値(平均輝度値)に分割領域毎の重み付け係数を乗算して重み付け平均して被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。分割領域毎の重み係数であり、中央重点測光方式、平均測光方式等に応じて異なる。
また、CPU20は、分割領域毎に測光した輝度の分布、又は輝度の最も高い分割領域の輝度に基づいてダイナミックレンジ(Dレンジ)を決定する。
Dレンジ制御部34は、CPU20により決定されたDレンジに基づいてDレンジ拡大処理等を行う部分である。尚、Dレンジ制御部34は、デジタル信号処理部15の一部として設けてもよい。
次に、Dレンジ制御部34によるDレンジ拡大処理について説明する。
CPU20からの指示により撮像部10にてDレンジの狭い高感度画像とDレンジの広い低感度画像(高感度画像よりも暗い画像)とを同時に撮像させる。これらの高感度画像と低感度画像とは、図2及び図3で説明したように、A面の受光素子群とB面の受光素子群とのシャッタスピードを異ならせることで取得することができる。
Dレンジ制御部34は、CPU20により決定されたDレンジに基づいて高感度画像と低感度画像とをそれぞれ階調変換した後、加算する。例えば、図4に示すように各Dレンジの広さ(100%、130%、170%、230%、300%、400%)に応じて合成された合成後の画像データの信号レベルの最大値がそれぞれ一致し、かつ輝度0から各Dレンジの最大輝度にわたって信号レベルが滑らかに変化するように合成する。即ち、高感度画像と低感度画像との階調変換は、図4に示す合成結果が得られるように行う。
尚、Dレンジ100%のときには、高感度画像データと低感度画像データとを合成せずに高感度画像データのみを使用し、かつ高感度画像データの階調変換を行わないようにしている。また、ここでは、高感度画像データが飽和する時点のレベルを与える被写体輝度を100%としている。更に、上記のようにしてDレンジ拡大処理等が行われた画像データは、その後、ガンマ補正される。図5は、Dレンジ拡大処理が行われた画像データに対してガンマ補正された後の画像データの信号レベルを示している。
また、Dレンジ拡大処理は上記の実施の形態に限らず、例えば、適正露出値より所定の露出補正値だけ露出アンダーとなるように露出値を補正し、更に通常の階調変換曲線に比べて高輝度側が平坦であり(傾きが小さい)かつ中間調が大きく持ち上げられた階調変換曲線を用いてガンマ変換処理を施すことにより、Dレンジを拡大することができる。
<撮像方法>
図6は図1に示した撮像装置1による撮像方法を示すフローチャートである。
撮影モードが設定されると、撮影スタンバイ状態になり、CPU20は、撮像部10により被写体を所定のフレームレートで連続的に撮像させ、連続したスルー画用の画像信号を取得するとともに、スルー画をLCD46に表示させる(ステップS10)。光源判別部32は、スルー画用の画像信号に基づいてLED光源の有無を判別する(ステップS12)。LED光源の判別は、以下のようにして行う。
LED光源は、点滅するものが多く、かつ点滅の輝度差が蛍光灯に比べて大きい。尚、点滅は、交流電源の周波数に依存するため、50Hzもしくは60Hzの周波数となる。以下、この点滅のことを「フリッカー」と称する。尚、フリッカーを検出するためには、フレーム周波数又はシャッタのタイミングは50Hzもしくは60Hzの周波数の整数倍にならないようにし、かつシャッタスピードは1フレーム期間よりも十分に短いことが好ましい。
1画面をLED光源検出サイズ(大きさは任意)に分割し、連続して取得した画像信号に対して、分割領域毎に平均輝度を算出する。そして、同じ分割領域の前後の画像信号から算出した平均輝度の差分値からフリッカーを検出する。また、フリッカーの最大輝度差を検出し、その輝度差が所定の閾値(白熱灯電球や蛍光灯と区別するための閾値)を越える場合に、LED光源として検出する。尚、白熱灯電球や蛍光灯は、交流電源の電圧変化に対して輝度応答が間に合わないが、LEDは輝度応答が他の人工光源に比べて極めて速いため(10ナノ秒程度)、電圧の最大最小に対して輝度が応答し、その差分値が大きくなる。
ステップS12において、LED光源が検出されない場合には、ステップS14に遷移させ、LED光源が検出された場合には、ステップS16に遷移させる。
ステップS16では、ステップS12で検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する。
白色LED光源か単色LED光源かの判別は、LED光源の分光特性により行う。白色LEDは、図7に示すような分光分布を有しており、480nm付近の分光強度が極端に低くなっている。そこで、480nm付近に感度をもつカラーフィルタ(シアンのカラーフィルタ)の画素に対応する色信号と、450nm付近に感度をもつカラーフィルタ(青のカラーフィルタ)の画素に対応する色信号との比が、所定の閾値を越える場合には、白色LED光源と判別する。
尚、ステップS18では、スルー画中の前記ステップS12にてLED光源が検出された領域におけるシアンのカラーフィルタの画素の色信号の積算値と、シアンのカラーフィルタに対応する位置の青のカラーフィルタの画素の色信号の積算値との比を求め、ステップS16は、ステップS18で求めた積算値の比に基づいてLED光源が白色LED光源か否かを判別する。
ステップS16により白色LED光源と判別されると、ステップS20に遷移させ、白色LED光源でない(単色LED光源)と判別されると、ステップS22に遷移させる。
ステップS14、S20、S22では、それぞれ分割測光を行う分割領域を設定する。即ち、ステップS14では、前述したように8×8の分割数「小」の分割領域Aを設定し、ステップS20では、16×16の分割数「中」の分割領域Bを設定し、ステップS22では、64×64の分割数「大」の分割領域Bを設定する。
分割数が多くなる程、1つの分割領域は小さくなる。LED光源は指向性が強いため、分割領域が大きいと、分割測光時に平均化され、LED光源に対応する領域の輝度を精度よく検出することができないが、上記のように通常の分割領域Aに対して、分割数の多い分割領域B,Cを設定することにより、LED光源による輝度を、精度よく分割測光することができる。
また、単色LED光源の分割領域Cの分割数を、白色LED光源の分割領域Bよりも多くした理由は、白色LED光源は、照明光源として使用される場合が多いのに対し単色LED光源は、電飾看板、イルミネーション等のように直接撮像される被写体となる場合が多いからである。
上記のようにして分割領域が設定されると、CPU20は、その設定された分割領域に基づいて分割測光を行い、分割領域毎の輝度の分布、又は輝度の最も高い分割領域の輝度に基づいてDレンジを決定する(ステップS24)。例えば、図4に示したようにDレンジとして、100%、130%、170%、230%、300%、及び400%のうちのいずれかを設定する。
LED光源(白色LED光源、単色LED光源)に対応する分割領域では、高輝度となる分割測光値が得られる場合があるが、この場合にはDレンジを拡げることにより、LED光源に対応する分割領域の画像が飽和しないように、又は飽和しにくいようにすることができる。
その後、本撮像の指示入力(二段シャッタの全押しに対応するS2信号)があると(ステップS26)、撮像部10にて本撮像を行い、本撮像による画像データを取得する(ステップS28)。
Dレンジ制御部34は、本撮像により取得された画像データに対して、ステップS24で設定されたDレンジに応じたDレンジ拡大処理を行う(ステップS30)。尚、Dレンジが100%に設定された場合には、Dレンジを拡大するための処理は行われない。
デジタル信号処理部15は、前記Dレンジ拡大処理後の画像データに対して、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、同時化処理、YC処理、輪郭補正回路、色補正等の画像処理を行う(ステップS32)。尚、一部の画像処理(例えば、ホワイトバランス補正)は、Dレンジ拡大処理前の画像データに対して行うようにしてもよい。
上記の処理により最終的な画像が生成され、その最終画像は圧縮伸張処理回路42により圧縮された後、外部メモリI/F26を介してメモリカード28に記録され、撮影処理が終了する(ステップS34)。
尚、分割領域の決定は、スルー画に基づいて検出されたLED光源の有無等により行われるが、分割測光は、二段シャッタの半押しに対応するS1信号の入力時に撮像した画像信号に基づいて行う。
〔第2の実施の形態〕
<撮像装置>
図8は本発明に係る撮像装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
図8に示す撮像装置2は、図1に示した第1の実施の形態の撮像装置1と比較して、主として色補正部50が追加されている点で相違する。尚、図1に示した撮像装置1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2の実施形態の撮像装置2は、Dレンジの決定、Dレンジ拡大処理等については第1の実施の形態の撮像装置1と同様に行うとともに、単色LED光源に対応する領域を綺麗に再現するための色補正部50が追加されている。
即ち、Dレンジ拡大処理をしても単色LED光源が被写体となり、発光している部分は、白飛びして白っぽくなる。
色補正部50は、光源判別部32により単色LED光源が検出されると、その単色LED光源の色を特定する。単色LED光源の色は、単色LED光源に対応する領域が検出された場合に、その領域(分割数「大」の分割領域Cのうちの対応する領域)毎にR、G、Bの色信号から色を特定する。その後、本撮像された画像から単色LED光源に対応する領域を特定する。
本撮像された画像から単色LED光源に対応する領域を特定する場合には、単色LED光源に対応する分割領域の位置情報及び特定した単色LED光源の色に基づいて、高輝度になっている領域(白飛びして白っぽくなる領域)とその周辺領域(特定した単色LED光源の色と同じ色の領域)とを画素単位で特定する。
色補正部50は、前記特定した単色LED光源に対応する領域のうち、白っぽい領域に対してその周辺領域の色を付ける補正を行う。このように単色LED光源に対応する領域を、特定した色になるように色補正することにより、単色LED光源に対応する領域を綺麗に再現できるようにする。
<撮像方法>
図9は図8に示した撮像装置2による撮像方法を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施の形態の撮像装置1に対応するフローチャートと共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9のフローチャートは、図6に示したフローチャートと比較して、上記色補正部50による色補正処理を行うためのステップS40、S42及びS44が追加されている点で相違する。
ステップS40は、単色LED光源が検出された場合に、その単色LED光源の分割領域の位置とその分割領域の色の特定を行う。単色LED光源が検出された場合の分割領域は、分割数「大」の分割領域C(1つの分割領域のサイズが小さいもの)が設定されるため、単色LED光源が検出された分割領域のR、G、Bの色信号の積算値からその分割領域の色を特定することができる。
ステップS42は、単色LED光源が検出された場合の本撮像時に、本撮像された画像と、ステップS40で特定した単色LED光源に対応する位置及び色の情報とに基づいて、本撮像された画像中から高輝度になっている白っぽい領域とその周辺の色の付いている領域(特定した単色LED光源の色と同じ色の領域)とを画素単位で特定する。
ステップS44は、ステップS42で特定された、単色LED光源により高輝度になっている白っぽい領域の輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)を、その周辺領域の色のYデータとCr,Cbデータに置き換えるように補正する。
このように単色LED光源に対応する領域を、特定した色になるように色補正することにより、単色LED光源に対応する領域を綺麗に再現できるようにする。
〔第3の実施の形態〕
<撮像装置>
図10は本発明に係る撮像装置の第3の実施の形態を示すブロック図である。
図10に示す撮像装置3は、図1に示した第1の実施の形態の撮像装置1と比較して、主として撮像装置1のDレンジ制御部34の替わりに、階調制御部60が設けられているとともに、色補間部62が追加されている点で相違する。尚、図1に示した撮像装置1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第3の実施形態の撮像装置3は、光源判別部32によりLED光源(白色LED光源、単色LED光源)が検出されると、Dレンジ拡大処理等を行うのではなく、階調変換特性を変更するようにしている。
即ち、階調制御部60は、入力するR、G、Bの色信号に対して、その入力信号のレベルに応じて所定の階調変換をして出力するルックアップテーブル(LUT)を有しており、図11に示すようにハイライト部分の階調変換が異なる3種類の階調変換LUTを有している。
図11上で、実線で示した階調変換特性を示すLUTは、LED光源が検出されない通常のシーンに対応するものであり、点線で示した階調変換特性を示すLUTは、白色LED光源が検出されたシーンに対応するものであり、一点鎖線で示した階調変換特性を示すLUTは、単色LED光源が検出されたシーンに対応するものである。
即ち、階調制御部60は、上記各LUTを選択的に使用し、白色LED光源が検出された場合には、ハイライト付近の階調変換特性を通常のシーンの階調変換特性よりも軟調化するように階調制御し、一方、単色LED光源が検出された場合には、ハイライト付近の階調変換特性を通常のシーンの階調変換特性よりも硬調化するように階調制御する。
これにより、白色LED光源が検出されたシーンは、ハイライト付近に多くの階調が割り当てられ、ハイライト付近の画像(白色LED光の照射領域の画像)の白飛びが軽減され、一方、単色LED光源が検出されたシーンは、ハイライト付近の画像(単色LED光源が被写体となる画像)が意図的に白飛びさせられ、色回りが軽減させられる。
例えば、単色LED光源が赤色LED光源の場合、最初にR信号が飽和し、次にG信号が飽和し、最後にB信号が飽和する。従って、赤色LED光源の中心部分では、R、G、B信号がそれぞれ飽和することにより白っぽくなり、その周囲にR,G信号のみが飽和した黄色の縁部が生じ(色回りが生じ)、更にその周囲にR信号が飽和した赤色部が生じる。尚、単色LED光源の色が特定されると、色回りする色は特定することができる。
色補間部62は、単色LED光源が検出された場合、その単色LED光源の色を特定し、前記色回りが生じる縁部の色を、その周辺部の色(単色LED光源の色に相当)で補間する。
これにより、単色LED光源に対応する画像に生じる色回りの影響を除去することができる。
尚、階調制御部60は、デジタル信号処理部15におけるガンマ補正回路に組み込むようにしてもよい。
<撮像方法>
図12は図10に示した撮像装置3による撮像方法を示すフローチャートである。尚、図6に示した第1の実施の形態の撮像装置1に対応するフローチャートと共通する部分には同一のステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12において、LED光源が検出されない場合には、階調変換特性として通常の階調変換特性が設定され(ステップS50)、白色LED光源が検出された場合には、ハイライト付近の階調変換特性を軟調化した階調変換特性が設定され(ステップS52)、単色LED光源が検出された場合には、ハイライト付近の階調変換特性を硬調化した階調変換特性が設定される(ステップS54)。
ステップS32’は、本撮像された画像データに対して各種の信号処理を行うが、ステップS50、S52、又はS54により設定された階調変換特性に応じたLUTを使用して階調変換を行う。これにより、白色LED光源が検出されたシーンは、ハイライト付近が軟調化され、多くの階調が割り当てられることにより白飛びが軽減され、単色LED光源が検出されたシーンは、ハイライト付近が硬調化され、意図的に白飛びさせられることにより色回りが軽減される。
一方、ステップS56は、単色LED光源が検出された場合に、その単色LED光源の位置毎に色を特定する。
ステップS58は、単色LED光源が検出された場合の本撮像時に、本撮像された画像と、ステップS40で特定した単色LED光源に対応する位置及び色の情報とに基づいて、本撮像された画像中から高輝度になっている白っぽい領域とその周辺の色の付いている領域(特定した単色LED光源の色と同じ色の領域、色回りしている領域)とを特定する。
ステップS60は、ステップS32’により処理された画像データのうち、単色LED光源が検出された場合の画像データに対して、更に色補間部62により色補間処理を行う。即ち、ステップS60では、ステップS58により特定した色回りしている領域の色を、その周辺領域の色(特定した単色LED光源の色と同じ色)で補間(置換)する。
これにより、単色LED光源に対応する画像に生じる色回りの影響を除去することができる。
〔その他〕
第1の実施の形態では、LED光源が検出されると、更にLED光源が白色LED光源か単色LED光源かを判別し、それぞれ別々の分割数の異なる分割領域を設定するようにしたが、これに限らず、LED光源の種類に関わらず、LED光源が検出された場合には、LED光源が検出されない場合に比べて分割数の多い分割領域を設定するようにしてもよい。
また、設定された分割領域での分割測光結果に基づくDレンジの決定方法、及び決定されたDレンジによるDレンジ拡大処理は、第1の実施の形態のものに限定されない。
また、第3の実施の形態では、色LED光源が検出された場合に、ハイライト付近を硬調化し、かつ色補正(色補間)を行うようにしたが、これに限らず、色補正しなくてもよい。この場合でも単色LED光源に対応する画像に生じる色回りを軽減する効果がある。
更に、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1、2、3…撮像装置、10…撮像部、11…光学ユニット、12…撮像素子(CCD)、15…デジタル信号処理部、20…中央処理装置(CPU)、30…操作部、32…光源判別部、34…Dレンジ制御部、50…色補正部、60…階調制御部、62…色補間部

Claims (15)

  1. 被写体を撮像し、画像信号を取得する撮像手段と、
    LED光源を検出する光源検出手段と、
    1画面を複数に分割してなる分割領域を設定する分割領域設定手段であって、前記光源検出手段によりLED光源が検出されると、LED光源が検出されない場合に比べて分割数の多い分割領域を設定する分割領域設定手段と、
    前記分割領域設定手段により設定された分割領域毎に、前記撮像手段により取得した画像信号を積算して複数の分割領域の明るさをそれぞれ検出する分割測光手段と、
    前記分割測光手段により分割測光された測光結果に基づいて撮像画像のダイナミックレンジを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、
    前記分割領域設定手段は、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、白色LED光源と判別された場合に比べて分割数の多い分割領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、
    前記判別手段により単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域を前記特定した色になるように色補正する色補正処理手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 被写体を撮像し、画像信号を取得する撮像手段と、
    LED光源を検出する光源検出手段と、
    前記撮像手段により取得した画像信号の階調変換を行う階調変換手段であって、前記光源検出手段によりLED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を軟調化又は硬調化させる階調変換手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、
    前記階調変換手段は、前記判別手段により白色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を軟調化させ、該ハイライト付近に多くの階調を割り当てることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記光源検出手段は、前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別する判別手段を有し、
    前記階調変換手段は、前記判別手段により単色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を硬調化させ、
    前記判別手段により単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域のうちの、前記特定した単色LED光源の色と異なる色の領域の色を、その周辺部の色で補間する色補間手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記光源検出手段は、前記撮像手段から連続的に取得される画像信号に基づいて所定の周波数のフリッカーを検出する手段と、前記フリッカーが検出された領域の点滅の輝度差を検出する手段とを含み、前記所定の周波数のフリッカーが検出され、かつ前記点滅の輝度差が所定の閾値を越えているか否かに基づいてLED光源を検出することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像手段は、少なくとも480nm付近に感度をもつカラーフィルタを含むカラーフィルタを有するカラー撮像素子を有し、
    前記光源検出手段は、前記カラー撮像素子から得られる色信号のうちの、480nm付近に感度をもつカラーフィルタに対応する色信号の積算値と他の色信号の積算値との比を算出する手段を含み、前記算出した比が所定の閾値を越えているか否かに基づいて白色LED光源を検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮像手段により被写体を連続して撮像させ、連続する画像信号を取得するステップと、
    前記取得した画像信号に基づいてLED光源を検出するステップと、
    1画面を複数に分割してなる分割領域を設定するステップであって、LED光源が検出されると、LED光源が検出されない場合に比べて分割数の多い分割領域を設定するステップと、
    前記設定された分割領域毎に、前記画像信号を積算して複数の分割領域の明るさをそれぞれ検出するステップと、
    前記分割測光された測光結果に基づいてダイナミックレンジを決定するステップと、
    本撮像の指示入力があると、前記撮像手段により本撮像を行わせ、前記決定したダイナミックレンジになるように本撮像した画像のダイナミックレンジを制御するステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  10. 前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記LED光源が単色LED光源と判別されると、白色LED光源と判別された場合に比べて分割数の多い分割領域を設定することを特徴とする請求項9に記載の撮像方法。
  11. 前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップと、前記LED光源が単色LED光源と判別されると、該単色LED光源の色を特定するステップと、前記判別された単色LED光源に対応する領域を前記特定した色になるように色補正するステップとを更に含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像方法。
  12. 撮像手段により被写体を撮像させ、画像信号を取得するステップと、
    前記取得した画像信号に基づいてLED光源を検出するステップと、
    前記取得した画像信号の階調変換を行うステップであって、前記LED光源が検出されると、ハイライト付近の階調変換特性を軟調化又は硬調化させるステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  13. 前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記階調変換を行うステップは、前記白色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を軟調化させ、該ハイライト付近に多くの階調を割り当たることを特徴とする請求項12に記載の撮像方法。
  14. 前記検出されたLED光源が、白色LED光源か単色LED光源かを判別するステップを含み、前記階調変換を行うステップは、前記単色LED光源と判別されると、前記取得した画像信号のハイライト付近の階調変換特性を硬調化させ、
    前記単色LED光源の色を特定し、該単色LED光源に対応する領域のうちの、前記特定した単色LED光源の色と異なる色の領域の色を、その周辺部の色で補間するステップを含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の撮像方法。
  15. 請求項9から14のいずれか1項に記載の撮像方法を実現することを特徴とするプログラム。
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