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JP2012117678A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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JP2012117678A JP2012023930A JP2012023930A JP2012117678A JP 2012117678 A JP2012117678 A JP 2012117678A JP 2012023930 A JP2012023930 A JP 2012023930A JP 2012023930 A JP2012023930 A JP 2012023930A JP 2012117678 A JP2012117678 A JP 2012117678A
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Abstract

【課題】先読み車速の応答性が低い走行状態において、ダウン変速終了後すぐにアップ変速が行われることによるシフトビジーや変速ショックの発生を防止する。
【解決手段】本発明は、エンジン負荷及び車速によって規定され、変速線によって変速段ごとの領域に仕切られる変速マップを備え、エンジン負荷及び車速によって規定される運転状態が変速マップのいずれの領域にあるかによって変速段が制御される自動変速機の変速制御装置において、エンジン負荷が増大して第1の変速段からキックダウンが必要なときであって、所定時間後の先読み車速によって規定される運転状態から変速マップに従って演算される第2の変速段が、第1の変速段より低く(S4)、かつ先読み車速が所定車速より高いとき(S5)、第2の変速段より高い変速段へ変速するよう制御する(S6、S7)。
【選択図】図5

Description

本発明は有段式自動変速機において特にキックダウン時の変速制御に関する。
有段式自動変速機では、車速及びスロットル開度によって規定される変速マップに従って変速制御が行われる。このとき、車両の減速時に車両の減速度から先読み車速を求め、この先読み車速に基づいて変速マップを用いた変速判断を行うことで、より早期に変速判断を行い、変速線で定めたスケジュールより遅れて変速が生じることを防止する技術が特許文献1に記載されている。
特開2003−254426公報
上記従来の技術では、先読み車速は、タービントルク、変速比、加速度などに基づいて演算されるが、これらは現在の走行状態から推定される推定値であるので、先読み車速のバラツキが大きくなり、目標とする先読み車速に対してオーバーシュートとアンダーシュートを繰り返して収束することとなる。変速時間は非常に短時間であるので、このような先読み車速のバラツキが収束するまでに変速動作が終了してしまう。
そこで、バラツキの原因となる変化率の大きなタービントルクや加速度は、推定値ではなく実際に測定された実測値を用いて先読み車速を演算することで、目標先読み車速に対するオーバーシュートとアンダーシュートを防止して目標先読み車速への収束を早めることができる。
しかし、先読み車速は実測値を用いて演算されるので、推定値のみによって演算される場合に比べて応答性が低下する。特にアクセルペダルを強く踏み込むような走行状態においてはスロットル開度及び車速の変化量が大きくなるので、演算される先読み車速が応答性の遅れから目標とする先読み車速より低車速になる。これにより、先読み車速とスロットル開度から決定される変速マップ上における運転状態が、本来ならアップシフト線を高車速側に跨ぐはずがアップシフト線より低車速側となる。
例えば現在の変速段が2速であり、アクセルペダルの踏込みによりスロットル開度が大きくなり、運転状態が変速マップ上で2→1ダウン変速線を跨ぐとともに、このときの先読み車速に基づく運転状態が1→2アップ変速線を跨いで高車速側となる場合には、2→1ダウン変速を行わないように制御すればよいが、先読み車速が応答性の遅れから目標とする先読み車速より低車速になることで、変速マップ上における運転状態が1→2アップ変速線より低車速側となり、2→1ダウン変速が実行される。さらにダウン変速終了後すぐに1→2アップ変速が実行され、1速での走行時間が短いことにより運転者の意図する加速が得られず、また2速→1速、1速→2速の2回変速ショックが発生するとともにシフトビジー感を生じる。
本発明は、先読み車速の応答性が低い走行状態において、ダウン変速終了後すぐにアップ変速が行われることによるシフトビジーや変速ショックの発生を防止することを目的とする。
本発明は、エンジン負荷及び車速によって規定され、変速線によって変速段ごとの領域に仕切られる変速マップを備え、エンジン負荷及び車速によって代表される運転状態が変速マップのいずれの領域にあるかによって変速段が決定される自動変速機の変速制御装置において、エンジン負荷が増大して現在の変速段より低速側の変速段への変速の指示があったときに、所定時間後の先読み車速とエンジン負荷から変速マップに基づき第1の変速段を設定し、第1の変速段が、現在の変速段より低速側の変速段であって、かつ先読み車速が所定車速より高いときに、第1の変速段より高速側の変速段へ目標を設定して制御する。
本発明によれば、キックダウンが必要と判断されたときに、先読み車速の応答遅れを考慮して、先読み車速に基づいて規定される運転状態がアップ変速線を跨いでいなくても、先読み車速が所定車速を超えていればアップ変速線を跨いだのと同様に変速させるので、ダウン変速後すぐにアップ変速することによってシフトビジー感が生じることを防止できるとともに、ダウン変速中にアップ変速が必要となり、アップ変速の開始が遅れることによるエンジン回転速度のオーバーレブを防止することができる。
本実施形態における自動変速機の構成を示す概略構成図である。 自動変速機の変速線図である。 従来例における課題を示すタイムチャートである。 従来例における課題を示すタイムチャートである。 本実施形態における自動変速機の変速制御装置の制御を示すフローチャートである。 1→2アップ線及び2→1ダウン線を示す変速マップである。 本実施形態における自動変速機の変速制御装置の作用を示すタイムチャートである。 本実施形態における自動変速機の変速制御装置の作用を示すタイムチャートである。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。
図1は本実施形態における自動変速機の構成を示すスケルトン図である。本実施形態における自動変速機は、前進7速後退1速の有段式自動変速機であり、エンジンEgの駆動力がトルクコンバータTCを介して入力軸Inputから入力され、4つの遊星ギアと7つの摩擦締結要素とによって回転速度が変速されて出力軸Outputから出力される。また、トルクコンバータTCのポンプインペラと同軸上にオイルポンプOPが設けられ、エンジンEgの駆動力によって回転駆動され、オイルを加圧する。
また、エンジンEgの駆動状態を制御するエンジンコントローラ(ECU)10と、自動変速機の変速状態等を制御する自動変速機コントローラ(ATCU)20と、ATCU20の出力信号に基づいて各締結要素の油圧を制御するコントロールバルブユニットCVUとが設けられている。なお、ECU10とATCU20とは、CAN通信線等を介して接続され、相互にセンサ情報や制御情報を通信により共有している。
ECU10には、運転者のアクセルペダル操作量を検出するAPOセンサ1と、エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサ2とが接続されている。ECU10は、エンジン回転速度やアクセルペダル操作量に基づいて燃料噴射量やスロットル開度を制御し、エンジンの回転速度及びトルクを制御する。
ATCU20には、第1キャリアPC1の回転速度を検出する第1タービン回転速度センサ3、第1リングギアR1の回転速度を検出する第2タービン回転速度センサ4、出力軸Outputの回転速度(車速)を検出する出力軸回転速度センサ5及び運転者のシフトレバー操作状態を検出するインヒビタスイッチ6が接続され、Dレンジにおいて車速Vspとアクセルペダル操作量APOとに基づく最適な指令変速段を選択し、コントロールバルブユニットCVUに指令変速段を達成する制御指令を出力する。
次に、入力軸Inputの回転を変速しながら出力軸Outputへと伝達する変速ギア機構について説明する。変速ギア機構には入力軸Input側から軸方向出力軸Output側に向けて、順に第1遊星ギアセットGS1及び第2遊星ギアセットGS2が配置されている。また、摩擦締結要素として複数のクラッチC1、C2、C3及びブレーキB1、B2、B3、B4が配置され、さらに複数のワンウェイクラッチF1、F2が配置されている。
第1遊星ギアG1は、第1サンギアS1と、第1リングギアR1と、両ギアS1、R1に噛み合う第1ピニオンP1を支持する第1キャリアPC1と、を有するシングルピニオン型遊星ギアである。第2遊星ギアG2は、第2サンギアS2と、第2リングギアR2と、両ギアS2、R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアPC2と、を有するシングルピニオン型遊星ギアである。第3遊星ギアG3は、第3サンギアS3と、第3リングギアR3と、両ギアS3、R3に噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3キャリアPC3と、を有するシングルピニオン型遊星ギアである。第4遊星ギアG4は、第4サンギアS4と、第4リングギアR4と、両ギアS4、R4に噛み合う第4ピニオンP4を支持する第4キャリアPC4と、を有するシングルピニオン型遊星ギアである。
入力軸Inputは、第2リングギアR2に連結され、エンジンEgからの回転駆動力をトルクコンバータTC等を介して入力する。出力軸Outputは、第3キャリアPC3に連結され、出力回転駆動力をファイナルギア等を介して駆動輪に伝達する。
第1連結メンバM1は、第1リングギアR1と第2キャリアPC2と第4リングギアR4とを一体的に連結するメンバである。第2連結メンバM2は、第3リングギアR3と第4キャリアPC4とを一体的に連結するメンバである。第3連結メンバM3は、第1サンギアS1と第2サンギアS2とを一体的に連結するメンバである。
第1遊星ギアセットGS1は、第1遊星ギアG1と第2遊星ギアG2とを、第1連結メンバM1と第3連結メンバM3とによって連結して、4つの回転要素から構成される。また、第2遊星ギアセットGS2は、第3遊星ギアG3と第4遊星ギアG4とを、第2連結メンバM2によって連結して、5つの回転要素から構成される。
第1遊星ギアセットGS1では、トルクが入力軸Inputから第2リングギアR2に入力され、入力されたトルクは第1連結メンバM1を介して第2遊星ギアセットGS2に出力される。第2遊星ギアセットGS2では、トルクが入力軸Inputから直接第2連結メンバM2に入力されるとともに、第1連結メンバM1を介して第4リングギアR4に入力され、入力されたトルクは第3キャリアPC3から出力軸Outputに出力される。
インプットクラッチC1は、入力軸Inputと第2連結メンバM2とを選択的に断接するクラッチである。ダイレクトクラッチC2は、第4サンギアS4と第4キャリアPC4とを選択的に断接するクラッチである。
H&LRクラッチC3は、第3サンギアS3と第4サンギアS4とを選択的に断接するクラッチである。また、第3サンギアS3と第4サンギアS4との間には、第2ワンウェイクラッチF2が配置されている。これにより、H&LRクラッチC3が解放され、第3サンギアS3よりも第4サンギアS4の回転速度が大きい時、第3サンギアS3と第4サンギアS4とは独立した回転速度を発生する。よって、第3遊星ギアG3と第4遊星ギアG4が第2連結メンバM2を介して接続された構成となり、それぞれの遊星ギアが独立したギア比を達成する。
フロントブレーキB1は、第1キャリアPC1の回転を選択的に停止させるブレーキである。また、フロントブレーキB1と並列に第1ワンウェイクラッチF1が配置されている。ローブレーキB2は、第3サンギアS3の回転を選択的に停止させるブレーキである。2346ブレーキB3は、第1サンギアS1及び第2サンギアS2を連結する第3連結メンバM3の回転を選択的に停止させるブレーキである。リバースブレーキB4は、第4キャリアPC4の回転を選択的に停止させるブレーキである。
自動変速機は以上のように構成され、図2に示す変速線に従って車速及びスロットル開度に基づいて1速〜7速の間で変速段の切り換えが行われる。すなわち図2の変速マップでは車速とスロットル開度によって定まる運転状態が各アップ変速線又は各ダウン変速線を跨ぐことによって変速段の切り換えが判断される。ここで、運転者がアクセルペダルを強く踏み込むことによって現在の変速段よりロー側の変速段にキックダウンする場合であって、実測値を含む先読み車速の応答性が低下した場合に以下のような問題が生じる。これについて図3、4を参照しながら説明する。
図3、4は現在の変速段、目標変速段、スロットル開度、目標先読み車速、先読み車速及び実車速を示すタイムチャートであり、図3は2→1ダウンシフトが終了する前に目標先読み車速が1→2アップ線を超える場合を示し、図4は2→1ダウンシフトが終了直後に目標先読み車速が1→2アップ線を超える場合を示している。ここで、目標先読み車速とは応答遅れが全くない場合に得られる先読み車速である。なお、図3、図4では変速段が2速と1速との間で変化する場合について説明するが、これに限らずその他の変速段との間であっても同様の問題が生じる。
図3では、2速の変速段で走行中、時刻t1において運転者がアクセルペダルを強く踏み込むことによってスロットル開度が増加し、目標変速段が1速となる。その後時刻t2において目標先読み車速が1→2アップ線を超えるが、先読み車速は応答遅れにより1→2アップ線を超えていないので目標変速段は1速のままである。
その後時刻t3において2→1ダウンシフトが終了して実変速段が1速となり、時刻t4において先読み車速が1→2アップ線を超えるので目標変速段が2速となる。その後時刻t5において1→2アップシフトが終了して実変速段が2速となる。
このように、本来ならば時刻t2において目標先読み車速が1→2アップ線を超えた時点で目標変速段が2速となり、2→1ダウンシフト後の1→2アップシフトが判定されるところ、先読み車速の応答遅れによって目標変速段が2速となるのが時刻t4となり、その分だけ変速段が再び2速になるのが遅れ、オーバーレブを生じる。
図4では、2速の変速段で走行中、時刻t1において運転者がアクセルペダルを強く踏み込むことによってスロットル開度が増加し、目標変速段が1速となる。その後時刻t2において2→1ダウンシフトが終了して実変速段が1速となり、さらに目標先読み車速が1→2アップ線を超えるが、先読み車速は応答遅れにより1→2アップ線を超えていないので目標変速段は1速のままである。
その後時刻t3において先読み車速が1→2アップ線を超えるので目標変速段が2速となり、時刻t4において1→2アップシフトが終了して実変速段が2速となる。
このように、本来ならば時刻t2において目標先読み車速が1→2アップ線を超えた時点で目標変速段が2速となり、1→2アップシフトが開始されるところ、先読み車速の応答遅れによって目標変速段が2速となるのが時刻t3となるので、その分だけ変速段が2速となるのが遅れ、オーバーレブを生じる。
そこで、本実施形態ではこのような問題を回避するために、通常の変速制御とは別に図5のフローチャートに示す制御を行っている。図5は本実施形態における自動変速機の変速制御装置の制御を示すフローチャートである。
ステップS1では、先読み車速を演算する。先読み車速は、車両のトルクから空気抵抗や転がり抵抗などを減算したトルクに基づいて、路面勾配などを考慮してイナーシャフェーズ開始時の将来の車速として演算され、例えば特開平3−103661号に記載のように演算される。
ステップS2では、目標変速段(第1の変速段)を演算する。目標変速段は図2の変速マップに従って先読み車速及びスロットル開度に基づいて演算される。
ステップS3では、アクセルペダルが踏み込まれているか否かを判定する。アクセルペダルが踏み込まれていればステップS4へ進み、アクセルペダルが全く踏み込まれていなければステップS7へ進む。
ステップS4では、目標変速段が現在の変速段より小さいか否かを判定する。目標変速段が現在の変速段より小さければステップS5へ進み、目標変速段が現在の変速段以上であればステップS7へ進む。
ステップS5では、先読み車速がプロテクション車速(所定車速)より高いか否かを判定する。先読み車速がプロテクション車速より高ければステップS6へ進み、先読み車速がプロテクション車速以下であればステップS7へ進む。
ここでプロテクション車速とは、キックダウン時に生じる先読み車速の応答遅れ分を考慮して、図6に示すように1→2アップ線の最高車速より低車速側であって、2→1ダウン線の最高車速より高車速側に設定される車速である。例えば図3において、目標先読み車速が1→2アップ線を跨ぐ時刻t2の時点で、先読み車速は目標先読み車速に対して「A」だけ応答遅れを生じている。また図4において、目標先読み車速が1→2アップ線を跨ぐ時刻t2の時点で、先読み車速は目標先読み車速に対して「B」だけ応答遅れを生じている。
すなわち、2→1ダウンシフトが終了する前に目標先読み車速が1→2アップ線を超えてしまう図3のような状況では、プロテクション車速を1→2アップ線より「A」だけ低い車速に設定すれば、先読み車速の応答遅れによって1→2アップ判定が遅れることを防止できる。また、2→1ダウンシフトが終了直後に目標先読み車速が1→2アップ線を超える図4のような状況では、プロテクション車速を1→2アップ線より「B」だけ低い車速に設定すれば、先読み車速の応答遅れによって1→2アップ判定が遅れることを防止できる。
従って、プロテクション車速は図3及び図4のいずれの状況でも対応できるように、1→2アップ線から「A+B」だけ低い車速に設定する。これを変速マップで示すと図6のようになる。なお図6では、1→2アップ線に対するプロテクション車速を示したが、プロテクション車速は変速段毎にそれぞれ異なる値が設定される。
ステップS6では、目標変速段を1段上げる。
ステップS7では、目標変速段に従って変速制御が実行される。
次に図7、図8を参照しながら本実施形態の作用について説明する。図7は、図3に示す場合における本発明の適用例である。図8は、図4に示す場合における本発明の適用例である。なお、プロテクション線は実際には前述のように1→2アップ線から「A+B」だけ低下させた値を用いるが、図7、図8では作用が明確になるように、プロテクション車速をそれぞれ1→2アップ線から「A」、又は「B」だけ低下させた値としている。
初めに図7について説明する。2速の変速段で走行中、時刻t1において運転者がアクセルペダルを強く踏み込むことによってスロットル開度が増加し、目標変速段が1速となる。その後時刻t2において目標先読み車速が1→2アップ線を超え、このとき先読み車速は応答遅れにより1→2アップ線を超えていないが、プロテクション車速を超えるので目標変速段が2速となって、実変速段は2速のまま保持される。
このように、先読み車速が応答遅れによって目標先読み車速に追いついていない状況でも、プロテクション車速を超えれば目標変速段を2速へとアップシフトさせるので、先読み車速の応答遅れによる余分な変速ショック及びシフトビジーが生じることを防止することができる。
次に図8について説明する。2速の変速段で走行中、時刻t1において運転者がアクセルペダルを強く踏み込むことによってスロットル開度が増加し、目標変速段が1速となる。その後時刻t2において目標先読み車速が1→2アップ線を超える。このとき先読み車速は応答遅れにより1→2アップ線を超えていないが、プロテクション車速を超えるので目標変速段が2速となる。これにより、実変速段は2速のまま保持される。
このように、先読み車速が応答遅れによって目標先読み車速に追いついていない状況でも、プロテクション車速を超えれば目標変速段を2速へとアップシフトさせるので、先読み車速の応答遅れによってアップ変速が遅れ、オーバーレブが生じることを防止することができる。
以上のように本実施形態では、キックダウンが必要と判断されたときに、先読み車速の応答遅れを考慮して、先読み車速によって代表される運転状態がアップ変速線を跨いでいなくても、先読み車速が所定車速を超えていればアップ変速線を跨いだのと同様に変速させるので、ダウン変速後すぐにアップ変速することによってシフトビジー感が生じることを防止できるとともに、ダウン変速中にアップ変速が必要となり、アップ変速の開始が遅れることによるエンジン回転速度のオーバーレブを防止することができる(請求項1に対応)。
また、プロテクション車速は1→2アップ線の最高車速より低車速側であって、2→1ダウン線の最高車速より高車速側に設定されるので、シフトビジー及びオーバーレブを確実に防止することができる。また、プロテクション車速が2→1ダウン線の最高車速より低車速側に設定されていると、先読み車速がプロテクション車速より高く、2→1ダウン線の最高車速より低いとき、ダウン変速中のアップ変速判定とアップ変速中のダウン変速判定とが繰り返されることにより、目標変速段がハンチングするが、プロテクション車速が2→1ダウン線の最高車速より高車速側に設定されるので、このようなハンチングの発生を防止することができる(請求項2に対応)。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
本実施形態では1→2アップ線及び2→1ダウン線を用いて2速から1速へのキックダウン時を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば3速から1速又は4速から2速へのキックダウン時などであっても本発明が適用可能である。
1 APOセンサ
5 出力軸回転速度センサ
20 ATCU

Claims (2)

  1. エンジン負荷及び車速によって規定され、変速線によって変速段ごとの領域に仕切られる変速マップを備え、エンジン負荷及び車速によって代表される運転状態が前記変速マップのいずれの領域にあるかによって変速段が決定される自動変速機の変速制御装置において、
    エンジン負荷が増大して現在の変速段より低速側の変速段への変速の指示があったときに、所定時間後の先読み車速とエンジン負荷から前記変速マップに基づき第1の変速段を設定し、前記第1の変速段が、前記現在の変速段より低速側の変速段であって、かつ前記先読み車速が所定値より低い間は、前記設定された第1の変速段へ目標を設定して変速制御を実行するとともに、前記先読み車速が前記所定値より高くなったら、前記第1の変速段より高速側の変速段へ目標を設定して変速制御を実行することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 前記所定車速は、前記第1の変速段から1段高速側の変速段へのアップシフト線の最高車速値より低く、前記第1の変速段より1段高速側の変速段から前記第1の変速段へのダウンシフト線の最高車速より高いことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の変速制御装置。
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