JP2012101678A - 鞍乗り型電動車両 - Google Patents
鞍乗り型電動車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012101678A JP2012101678A JP2010251779A JP2010251779A JP2012101678A JP 2012101678 A JP2012101678 A JP 2012101678A JP 2010251779 A JP2010251779 A JP 2010251779A JP 2010251779 A JP2010251779 A JP 2010251779A JP 2012101678 A JP2012101678 A JP 2012101678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- saddle
- type electric
- electric vehicle
- down frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
【課題】コスト及び重量の増加を抑えた上でバッテリケース内の駆動用バッテリを効果的に冷却することができる鞍乗り型電動車両を提供する。
【解決手段】ダウンフレーム21が、このダウンフレーム21内に走行風を導入可能とする走行風導入口32aと、ダウンフレーム21内に導入した走行風を排出可能とする走行風排出口32bとを有し、バッテリ2が、冷却風導入部(下突出部27)を有するバッテリケース23内に収容され、前記走行風排出口32bが前記冷却風導入部に接続される。
【選択図】図7
【解決手段】ダウンフレーム21が、このダウンフレーム21内に走行風を導入可能とする走行風導入口32aと、ダウンフレーム21内に導入した走行風を排出可能とする走行風排出口32bとを有し、バッテリ2が、冷却風導入部(下突出部27)を有するバッテリケース23内に収容され、前記走行風排出口32bが前記冷却風導入部に接続される。
【選択図】図7
Description
本発明は、電動二輪車等の鞍乗り型電動車両に関する。
従来、鞍乗り型電動車両において、車体フレームの前部から下方に延びるダウンフレームの後方に駆動用バッテリを配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、駆動用バッテリはその種類により発熱するものもあるため、走行風による冷却を考慮した構造を採用することが望ましい。
しかし、駆動用バッテリをバッテリケースに収容するような場合、バッテリケースに単純に冷却ダクトを設けてしまうと、バッテリユニットひいては車両全体のコストや重量を増加させ易いという課題がある。
しかし、駆動用バッテリをバッテリケースに収容するような場合、バッテリケースに単純に冷却ダクトを設けてしまうと、バッテリユニットひいては車両全体のコストや重量を増加させ易いという課題がある。
そこで本発明は、コスト及び重量の増加を抑えた上でバッテリケース内の駆動用バッテリを効果的に冷却することができる鞍乗り型電動車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体フレーム(11)の前部から下方に延びるダウンフレーム(21)と、前記ダウンフレーム(21)の後方に配置される駆動用バッテリ(2)とを備える鞍乗り型電動車両(1)であって、前記ダウンフレーム(21)が、このダウンフレーム(21)内に走行風を導入可能とする走行風導入口(32a)と、ダウンフレーム(21)内に導入した走行風を排出可能とする走行風排出口(32b)とを有し、前記駆動用バッテリ(2)が、冷却風導入部(27)を有するバッテリケース(23)内に収容され、前記走行風排出口(32b)が前記冷却風導入部(27)に接続されることを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型電動車両には、車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記ダウンフレーム(21)が、前記車体フレーム(11)の前部から下方に延びる下方延出部(21a)と、この下方延出部(21a)の下端部から後方に延びる後方延出部(21b)とを有し、前記下方延出部(21a)の後方で前記後方延出部(21b)の上方に、前記駆動用バッテリ(2)が配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記駆動用バッテリ(2)が、前記ダウンフレーム(21)に支持されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記冷却風導入部(27)が、前記バッテリケース(23)の下部に設けられることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記バッテリケース(23)が、その内部の冷却風を排出可能とする排風口(35)を有し、前記排風口(35)が前記バッテリケース(23)の上部に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記車体フレーム(11)及び駆動用バッテリ(2)を覆う車体カバー(9)を備え、前記車体カバー(9)に、前記排風口(35)の後方へ走行風を導く走行風取り入れ口(9a)を設けたことを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型電動車両には、車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記ダウンフレーム(21)が、前記車体フレーム(11)の前部から下方に延びる下方延出部(21a)と、この下方延出部(21a)の下端部から後方に延びる後方延出部(21b)とを有し、前記下方延出部(21a)の後方で前記後方延出部(21b)の上方に、前記駆動用バッテリ(2)が配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記駆動用バッテリ(2)が、前記ダウンフレーム(21)に支持されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記冷却風導入部(27)が、前記バッテリケース(23)の下部に設けられることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記バッテリケース(23)が、その内部の冷却風を排出可能とする排風口(35)を有し、前記排風口(35)が前記バッテリケース(23)の上部に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記車体フレーム(11)及び駆動用バッテリ(2)を覆う車体カバー(9)を備え、前記車体カバー(9)に、前記排風口(35)の後方へ走行風を導く走行風取り入れ口(9a)を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、車体フレームのダウンフレームをバッテリケース内への冷却風導入ダクトとして利用でき、コスト及び重量の増加を抑えた上で駆動用バッテリを効果的に冷却することができる。
請求項2に記載した発明によれば、ダウンフレームにより駆動用バッテリに対する前方及び下方からの外乱の影響を抑えることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ダウンフレームの走行風排出口とバッテリケースの冷却風導入部とを固定的に接続可能とし、これらの接続構造の簡素化を図ることができる。
請求項4,5に記載した発明によれば、バッテリケース内に導入された走行風は駆動用バッテリの熱で暖められて上昇することから、この上昇気流を利用してバッテリケース内の冷却風の流れを促進でき、冷却ファンを不要又は小型にした上で駆動用バッテリを効率よく冷却できる。
請求項6に記載した発明によれば、排風口からの温風により駆動用バッテリの後方に配置した制御ユニット等の冷却性が阻害されることを抑止できる。
請求項2に記載した発明によれば、ダウンフレームにより駆動用バッテリに対する前方及び下方からの外乱の影響を抑えることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ダウンフレームの走行風排出口とバッテリケースの冷却風導入部とを固定的に接続可能とし、これらの接続構造の簡素化を図ることができる。
請求項4,5に記載した発明によれば、バッテリケース内に導入された走行風は駆動用バッテリの熱で暖められて上昇することから、この上昇気流を利用してバッテリケース内の冷却風の流れを促進でき、冷却ファンを不要又は小型にした上で駆動用バッテリを効率よく冷却できる。
請求項6に記載した発明によれば、排風口からの温風により駆動用バッテリの後方に配置した制御ユニット等の冷却性が阻害されることを抑止できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1に示す鞍乗り型電動車両1は、車体中央前側に走行用のバッテリ(駆動用バッテリ)2を搭載すると共に、車体中央後側には走行用のモータユニット3を搭載し、バッテリ2からの電力によりモータユニット(駆動用モータユニット)3を駆動させると共に、その駆動力を駆動輪たる後輪4に伝達して走行する。
鞍乗り型電動車両1は自動二輪車の態様をなし、その前輪5は左右一対のフロントフォーク6の下端部に軸支され、左右フロントフォーク6の上部はステアリングステム7を介して車体フレーム11前端のヘッドパイプ12に操向可能に枢支される。ステアリングステム7の上部には操向ハンドル8が取り付けられる。
ヘッドパイプ12からは、単一のメインフレーム13が車体左右中央を後下がりに後方に延出する。メインフレーム13の後部下側には、モータユニット3の上端部が固定的に支持されると共に、スイングアーム(リヤスイングアーム)14の前端部が上下揺動可能に支持される。スイングアーム14の後端部には後輪4が軸支される。
図2,3に示すように、メインフレーム13の後部下側には、前後モータ支持ブラケット15,16がそれぞれ左右一対に設けられる。これら左右の前後モータ支持ブラケット15,16間にモータユニット3の上端部が入り込み、これらがボルト締結等により結合されることで、メインフレーム13の後部下側にモータユニット3の上端部が固定的に支持される。
図4を併せて参照し、メインフレーム13の後部下側であって前後モータ支持ブラケット15,16間には、ピボットブラケット17が左右一対に設けられる。左右ピボットブラケット17の車幅方向(左右方向)外側にはスイングアーム14の左右アーム14aの前端部が位置し、これらが例えばボルトからなるピボット17aを介して相対回動可能に連結される。なお、図3中符号14bは左右アーム14aの前部間を連結するクロスメンバを示す。
図1に示すように、メインフレーム13の前端部下側からは、下方に向けてダウンフレーム21が延出する。ダウンフレーム21は、車体下部にて後方に湾曲して延び、その後端部が連結ブラケット22を介してモータユニット3の下端部前側に連結される。以下、ダウンフレーム21におけるメインフレーム13の前端部下側から下方に延びる部位を下方延出部21a、車体下部にて後方に延びる部位を後方延出部21bという。
メインフレーム13の後部からはシートフレーム18が後上がりに後方に延びる。シートフレーム18上には乗員着座用のシート18aが支持される。シートフレーム18とスイングアーム14の後端部との間にはクッションユニット19が介設される。自動二輪車1の車体は車体カバー9により適宜覆われる。
メインフレーム13の前部の直ぐ下方であってダウンフレーム21の下方延出部21aの直ぐ後方には、前記バッテリ2が搭載される。
バッテリ2は、例えば上下に並ぶ複数の単バッテリを直列に結線して所定の高電圧(48〜72V)を発生するもので、側面視で下方延出部21aに沿って起立する直方体形状のバッテリケース23内に収容される。バッテリ2及びバッテリケース23は、一体のバッテリユニット2Aとして取り扱われる。下方延出部21a及びバッテリケース23は、側面視で長手方向が鉛直方向に対してやや前傾した傾斜姿勢で配置される。なお、前記単バッテリは適宜充放電可能なエネルギーストレージであり、例えばリチウムイオンバッテリ、ニッケル水素バッテリ、鉛バッテリ等からなる。
バッテリ2は、例えば上下に並ぶ複数の単バッテリを直列に結線して所定の高電圧(48〜72V)を発生するもので、側面視で下方延出部21aに沿って起立する直方体形状のバッテリケース23内に収容される。バッテリ2及びバッテリケース23は、一体のバッテリユニット2Aとして取り扱われる。下方延出部21a及びバッテリケース23は、側面視で長手方向が鉛直方向に対してやや前傾した傾斜姿勢で配置される。なお、前記単バッテリは適宜充放電可能なエネルギーストレージであり、例えばリチウムイオンバッテリ、ニッケル水素バッテリ、鉛バッテリ等からなる。
バッテリ2(バッテリケース23)の前部の上下には、ダウンフレーム21の下方延出部21aに対してボルト締結等により連結される上下連結部24,25がそれぞれ一体形成される。バッテリ2(バッテリケース23)の下端部後側には、ダウンフレーム21の後方延出部21bの後端部に対してボルト締結等により連結される下突出部(冷却風導入部)27が一体形成される。これら上下連結部24,25及び下方突出部27を介して、バッテリ2が車体フレーム11及びモータユニット3に固定的かつ着脱可能に支持される。
下突出部27は、バッテリケース23の内部空間に連通する中空状をなし(図8参照)、その左右側部にダウンフレーム21の後方延出部21bの左右後端部がそれぞれボルト締結等により連結される。後方延出部21bの後端部には、前記連結ブラケット22の前端部が溶接又は下突出部27との共締めにより一体に連結される。これにより、バッテリケース23(バッテリ2)の下端部がダウンフレーム21及びモータユニット3に固定的かつ着脱可能に支持される。
図2,4に示すように、モータユニット3は、その後部に左右方向に沿う回転中心軸線(駆動軸線)C1を有するモータ本体3a及びその従動部である減速機構28を左右に隣接させて配置すると共に、その前部にはモータドライバたるPDU(power driver unit)及びこれを制御するECU(electric control unit)を一体化した制御ユニット29を配置し、かつこの制御ユニット29の直下にはコンタクタ29aを配置し、これらを単一のケーシング31内に収容した構成を有する。なお、図2中符号29bはバッテリ2からコンタクタ29aに至るバッテリ出力ケーブルを示す。前記各モータ支持ブラケット15,16及び連結ブラケット22はケーシング31に連結されている。
モータ本体3aの回転駆動力は、平行軸歯車機構たる前記減速機構28を介してその出力軸(モータユニット3の外部出力部でもある)28aに出力され、さらに例えばチェーン式伝動機構4aを介して後輪4に伝達される。なお、モータ本体3aは例えばVVVF(variable voltage variable frequency)制御が行われるが、手動又は自動の変速機やクラッチを有する構成であってもよい。
減速機構28は、モータ本体3aの駆動軸3bの先端部に設けられる小径ギヤ28bと、小径ギヤ28bに噛み合う大径ギヤ28cと、大径ギヤ28cの右側に隣接する第二小径ギヤ28dと、第二小径ギヤ28dに噛み合う第二大径ギヤ28eとを有する。第二大径ギヤ28eの左方には出力軸28aが突出する。大径ギヤ28c及び第二小径ギヤ28dを支持するアイドル軸28fは、駆動軸3b及び出力軸28aに対して前方にオフセットして配置される。これにより、減速機構28の高さを抑えつつ減速比を稼ぐことができる。
図3を併せて参照し、モータ本体3aは、車体左右中心CLに対して右側にオフセットして配置される。このモータ本体3aの右側部を収容するべく、ケーシング31下部の後部右側には、右方に張り出す有底円筒状のモータ収容部31aが形成される。ケーシング31は、車体左右中心CLを跨ぐ左側部31bと、モータ収容部31aを形成する右側部31cと、減速機構28を収容するギヤケース31dとに分割構成される。
図2,5,6に示すように、制御ユニット29は、その外ケース29cの前面をモータユニット3のケーシング31の前面から前方に露出させる。外ケース29cの前面には、上下に延びる放熱フィン29dが複数形成される。放熱フィン29dには、例えば車体カバー9に設けた走行風取り入れ口9aからカバー内に取り入れた走行風が供給される。これにより、後述するバッテリケース23の排風口35からの温風により制御ユニット等の冷却性が阻害されることが抑制される。
また、排風口35から排出される空気は、走行風取り入れ口9aから取り入れた走行風が制御ユニット29の放熱フィン29dに沿って下方に流れることにより引っ張られ、バッテリケース23内の空気の走行風(冷却風)の流量を多くする。
なお、図6中符号29eは制御ユニット29からモータ本体3aに至る三相のモータケーブルを、符号29fはモータケーブル29eを挿通するべくケーシング31に装着されるグロメットをそれぞれ示す。
なお、図6中符号29eは制御ユニット29からモータ本体3aに至る三相のモータケーブルを、符号29fはモータケーブル29eを挿通するべくケーシング31に装着されるグロメットをそれぞれ示す。
ここで、図2に示すように、モータ本体3aは、その上端t1がピボット17aよりも下方に位置するように(すなわち、モータ本体3a全体がピボット17aよりも下方に位置するように)配置される。これにより、ピボット17aの後方移動を抑えながらも、モータ本体3aを可及的に後方移動できる。
図2において、モータ本体3aは、その後部がピボット17aよりも後方に位置するように(さらには、駆動軸線C1がピボット17aよりも後方に位置するように)配置される。なお、図2ではモータ本体3aの前端t2がピボット17aよりも前方に位置しているが、この前端t2がピボット17aよりも後方に位置する(モータ本体3aの全体がピボット17aよりも後方に位置する)構成としてもよい。
このように、ピボット17aの後方移動を抑えてスイングアーム14長や軸距への影響を抑えながらも、モータ本体3aを可及的に後方に配置してバッテリ搭載スペースの拡大に寄与できる。また、比較的重量のあるモータ本体3aを下方に配置することで、鞍乗り型電動車両1の低重心化にも寄与できる。さらに、モータ本体3aとその従動部たる減速機構28とを左右方向で隣接させることで、モータ本体3a周辺の前後幅及び上下幅の拡大を抑えてピボット17aの配置自由度を向上できる。
また、モータユニット3の出力軸28aは、上下方向でピボット17aとモータ本体3aの駆動軸3bとの間に位置するように配置される。出力軸28aのケーシング31からの突出部分(左端部)には、前記チェーン式伝動機構4aのドライブスプロケット4bが一体回転可能に取り付けられる(図3,4参照)。これにより、ドライブスプロケット4bがピボット17aの近傍に配置されることとなる。
図7,8に示すように、ダウンフレーム21は、バッテリケース23内にバッテリ冷却用の走行風を導入するための走行風導入ダクトとしても機能する。
図9を併せて参照し、ダウンフレーム21は、例えば左右一対のダウンチューブ32で構成される。左右ダウンチューブ32は、それぞれ円形鋼管を所望形状に屈曲形成してなり、その上端部が前方に屈曲して車両前方に開口すると共に、後端部が左右方向内側に屈曲してバッテリケース23の下突出部27の左右両側にそれぞれ結合される。これら左右ダウンチューブ32の上端開口が走行風導入口32aとなり、左右ダウンチューブ32の後端開口が走行風排出口32bとなる。
図9を併せて参照し、ダウンフレーム21は、例えば左右一対のダウンチューブ32で構成される。左右ダウンチューブ32は、それぞれ円形鋼管を所望形状に屈曲形成してなり、その上端部が前方に屈曲して車両前方に開口すると共に、後端部が左右方向内側に屈曲してバッテリケース23の下突出部27の左右両側にそれぞれ結合される。これら左右ダウンチューブ32の上端開口が走行風導入口32aとなり、左右ダウンチューブ32の後端開口が走行風排出口32bとなる。
ダウンフレーム21の上端部には支持ブラケット33が固設され、この支持ブラケット33がメインフレーム13の前端部下側にボルト締結等により着脱可能に固定される(図1参照)。一方、ダウンフレーム21の後端部は、前述の如くバッテリケース23の下突出部27にボルト締結等により着脱可能に固定される。なお、図中符号34は左右ダウンチューブ32の後端部内側端に固設された固定フランジを示す。
バッテリケース23内には、バッテリ2が所定の間隙を有して収容される。そして、ダウンフレーム21を通じて下突出部27からバッテリケース23内に導入された走行風は、バッテリ2から熱を奪いつつ上昇気流となってバッテリケース23内を上昇し、バッテリケース23の上端部の例えば後部一側に形成された排風口35よりケース外部に排出される。なお、バッテリケース23内には、バッテリ2の充放電状況や温度等を監視する不図示のBMU(battery managing unit)も収容されて、バッテリ2と一体的に取り扱われる。
以上説明したように、上記実施形態における鞍乗り型電動車両1は、車体フレーム11の前部から下方に延びるダウンフレーム21と、前記ダウンフレーム21の後方に配置されるバッテリ2とを備えるものであって、前記ダウンフレーム21が、このダウンフレーム21内に走行風を導入可能とする走行風導入口32aと、ダウンフレーム21内に導入した走行風を排出可能とする走行風排出口32bとを有し、前記バッテリ2が、冷却風導入部(下突出部27)を有するバッテリケース23内に収容され、前記走行風排出口32bが前記冷却風導入部に接続されるものである。
この構成によれば、車体フレーム11のダウンフレーム21をバッテリケース23内への冷却風導入ダクトとして利用でき、コスト及び重量の増加を抑えた上でバッテリ2を効果的に冷却することができる。
この構成によれば、車体フレーム11のダウンフレーム21をバッテリケース23内への冷却風導入ダクトとして利用でき、コスト及び重量の増加を抑えた上でバッテリ2を効果的に冷却することができる。
また、上記鞍乗り型電動車両1は、前記ダウンフレーム21が、前記車体フレーム11の前部から下方に延びる下方延出部21aと、この下方延出部21aの下端部から後方に延びる後方延出部21bとを有し、前記下方延出部21aの後方で前記後方延出部21bの上方に、前記バッテリ2が配置されるものである。
この構成によれば、ダウンフレーム21によりバッテリ2に対する前方及び下方からの外乱の影響を抑えることができる。
この構成によれば、ダウンフレーム21によりバッテリ2に対する前方及び下方からの外乱の影響を抑えることができる。
また、上記鞍乗り型電動車両1は、前記バッテリ2が、前記ダウンフレーム21に支持されるものである。
この構成によれば、ダウンフレーム21の走行風排出口32bとバッテリケース23の冷却風導入部(下突出部27)とを固定的に接続可能とし、これらの接続構造の簡素化を図ることができる。
この構成によれば、ダウンフレーム21の走行風排出口32bとバッテリケース23の冷却風導入部(下突出部27)とを固定的に接続可能とし、これらの接続構造の簡素化を図ることができる。
また、上記鞍乗り型電動車両1は、前記冷却風導入部(下突出部27)が、前記バッテリケース23の下部に設けられると共に、前記バッテリケース23が、その内部の冷却風を排出可能とする排風口35を有し、前記排風口35が前記バッテリケース23の上部に設けられるものである。
この構成によれば、バッテリケース23内に導入された冷却風はバッテリ2の熱で暖められて上昇することから、この上昇気流を利用してバッテリケース23内の冷却風の流れを促進でき、冷却ファンを不要又は小型にした上でバッテリ2を効率よく冷却できる。
この構成によれば、バッテリケース23内に導入された冷却風はバッテリ2の熱で暖められて上昇することから、この上昇気流を利用してバッテリケース23内の冷却風の流れを促進でき、冷却ファンを不要又は小型にした上でバッテリ2を効率よく冷却できる。
ここで、図8はダウンフレーム21の第一の変形例を示す。このダウンフレーム21’は、下方延出部21aの上部が単一のパイプにより形成され、下方延出部21aの下部が二本のパイプに分岐して形成された構成を有する。これにより、ダウンフレーム21’の軽量化やダウンフレーム21’上部の左右幅のスリム化が図られる。なお、図7のダウンフレーム21の如く全体が二本のパイプからなる構成であれば、ダウンフレーム21全体の剛性向上が図られる。
また、図9はダウンフレーム21の第二の変形例を示す。このダウンフレーム21”は、左右の後方延出部21bの後端部が左右方向内側に屈曲した後、これらが互いに連通した状態で溶接等により一体に結合された構成を有する。この場合、左右の後方延出部21bの後端部にノズル状の走行風排出口36を突設し、これをバッテリケース23の下突出部27に形成した冷却風導入口37に抜き差しする構成とすることで、締結部材の着脱等を要することなくバッテリケース23とダウンフレーム21”とを容易に着脱できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型電動車両には、車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 鞍乗り型電動車両
2 バッテリ(駆動用バッテリ)
9 車体カバー
9a 走行風取り入れ口
11 車体フレーム
21,21’,21” ダウンフレーム
21a 下方延出部
21b 後方延出部
23 バッテリケース
27 下突出部(冷却風導入部)
32a 走行風導入口
32b,36 走行風排出口
35 排風口
37 冷却風導入口(冷却風導入部)
2 バッテリ(駆動用バッテリ)
9 車体カバー
9a 走行風取り入れ口
11 車体フレーム
21,21’,21” ダウンフレーム
21a 下方延出部
21b 後方延出部
23 バッテリケース
27 下突出部(冷却風導入部)
32a 走行風導入口
32b,36 走行風排出口
35 排風口
37 冷却風導入口(冷却風導入部)
Claims (6)
- 車体フレーム(11)の前部から下方に延びるダウンフレーム(21)と、前記ダウンフレーム(21)の後方に配置される駆動用バッテリ(2)とを備える鞍乗り型電動車両(1)であって、
前記ダウンフレーム(21)が、このダウンフレーム(21)内に走行風を導入可能とする走行風導入口(32a)と、ダウンフレーム(21)内に導入した走行風を排出可能とする走行風排出口(32b)とを有し、前記駆動用バッテリ(2)が、冷却風導入部(27)を有するバッテリケース(23)内に収容され、前記走行風排出口(32b)が前記冷却風導入部(27)に接続されることを特徴とする鞍乗り型電動車両。 - 前記ダウンフレーム(21)が、前記車体フレーム(11)の前部から下方に延びる下方延出部(21a)と、この下方延出部(21a)の下端部から後方に延びる後方延出部(21b)とを有し、前記下方延出部(21a)の後方で前記後方延出部(21b)の上方に、前記駆動用バッテリ(2)が配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型電動車両。
- 前記駆動用バッテリ(2)が、前記ダウンフレーム(21)に支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型電動車両。
- 前記冷却風導入部(27)が、前記バッテリケース(23)の下部に設けられることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型電動車両。
- 前記バッテリケース(23)が、その内部の冷却風を排出可能とする排風口(35)を有し、前記排風口(35)が前記バッテリケース(23)の上部に設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の鞍乗り型電動車両。
- 前記車体フレーム(11)及び駆動用バッテリ(2)を覆う車体カバー(9)を備え、前記車体カバー(9)に、前記排風口(35)の後方へ走行風を導く走行風取り入れ口(9a)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型電動車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010251779A JP2012101678A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 鞍乗り型電動車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010251779A JP2012101678A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 鞍乗り型電動車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012101678A true JP2012101678A (ja) | 2012-05-31 |
Family
ID=46392625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010251779A Pending JP2012101678A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 鞍乗り型電動車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012101678A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069736A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型電動車両のバッテリ搭載構造 |
| JP2016215668A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 小野塚精機株式会社 | 電動二輪車 |
| JP2025080839A (ja) * | 2023-11-15 | 2025-05-27 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
| JP2025141614A (ja) * | 2024-03-15 | 2025-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 車両構造 |
-
2010
- 2010-11-10 JP JP2010251779A patent/JP2012101678A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014069736A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型電動車両のバッテリ搭載構造 |
| JP2016215668A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 小野塚精機株式会社 | 電動二輪車 |
| JP2025080839A (ja) * | 2023-11-15 | 2025-05-27 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
| JP7752669B2 (ja) | 2023-11-15 | 2025-10-10 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型電動車両 |
| JP2025141614A (ja) * | 2024-03-15 | 2025-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 車両構造 |
| JP7756741B2 (ja) | 2024-03-15 | 2025-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5542626B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
| EP2799321B1 (en) | Saddle-type electric vehicle | |
| CN111886179B (zh) | 跨骑型电动车辆 | |
| JP6304197B2 (ja) | 電動式自動二輪車 | |
| CN111377017B (zh) | 跨骑型电动车辆 | |
| JP2010018270A (ja) | ライダーサドルを備えた電動車両 | |
| JP6593735B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両の電動機冷却構造 | |
| CN107685826B (zh) | 鞍乘型电动车的摇臂结构 | |
| JP5794785B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
| JP7292432B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
| JP2016088160A (ja) | 燃料電池二輪車 | |
| CN111867927A (zh) | 跨骑型电动车辆 | |
| JP2012101678A (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
| CN111886177B (zh) | 跨骑型电动车辆 | |
| JP2012096616A (ja) | 電動車両のバッテリ温度調整構造 | |
| JP2016037059A (ja) | 電動車両用スイングアーム | |
| JP7187578B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
| TWI266708B (en) | Battery holding device for electric vehicle | |
| CN111902339A (zh) | 跨骑型电动车辆 | |
| JP7752669B2 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
| JP7652828B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
| JP2013129338A (ja) | 鞍乗型電動車両のパワーユニット及び鞍乗型電動車両 | |
| JP7756741B2 (ja) | 車両構造 | |
| JP7766387B2 (ja) | 自走式電動車両および電動機ユニット | |
| US20240326946A1 (en) | Electric vehicle |