JP2012199082A - 制御装置および燃料電池システム - Google Patents
制御装置および燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012199082A JP2012199082A JP2011062618A JP2011062618A JP2012199082A JP 2012199082 A JP2012199082 A JP 2012199082A JP 2011062618 A JP2011062618 A JP 2011062618A JP 2011062618 A JP2011062618 A JP 2011062618A JP 2012199082 A JP2012199082 A JP 2012199082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- fuel cell
- current value
- current
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04694—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by variables to be controlled
- H01M8/04858—Electric variables
- H01M8/04895—Current
- H01M8/0491—Current of fuel cell stacks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04313—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
- H01M8/04537—Electric variables
- H01M8/04574—Current
- H01M8/04589—Current of fuel cell stacks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/08—Fuel cells with aqueous electrolytes
- H01M8/083—Alkaline fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】燃料電池の状態を検出する検出部と、該燃料電池の膜電極複合体に流れる電流値を変更する電流値変更部と、検出部および電流値変更部に接続され、検出部による検出結果に応じて、膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように電流値変更部を制御するための制御部とを備える制御装置およびこれを用いた燃料電池システムである。燃料電池は、好ましくはアニオン伝導性電解質膜を電解質膜とする膜電極複合体を備えるアルカリ形燃料電池である。
【選択図】図1
Description
カソード極:1/2O2+H2O+2e‐ → 2OH- (1)
で表される触媒反応によりOH-が生成される。このOH-は、水分子との水和状態で電解質膜を介してアノード極側に伝達される。一方、アノード極では、供給された還元剤(燃料)、たとえばH2ガスとカソード極から伝達されたOH-とが、下記式(2):
アノード極:H2+2OH- → 2H2O+2e‐ (2)
で表される触媒反応を起こし、水および電子を生成する。
CO2+2OH- → CO3 2-+H2O (3)
CO2+OH- → HCO3 - (4)
のような反応によってCO3 2-および/またはHCO3 -(以下、「CO2由来アニオン」ということがある。)に置換されやすいという本来的な課題を有している。このようなCO2由来アニオンの濃度上昇(OH-イオン濃度の低下)は、電解質のアニオン伝導度を低下させ、結果、セル抵抗を大きく増大させるため、発電効率の低下を招く。
H2+CO3 2- → CO2+H2O+2e- (5)
H2+2HCO3 - → 2CO2+2H2O+2e- (6)
で表すことができる。
〔i〕上記のとおり、燃料電池が発電しているか否か(換言すれば、燃料電池を電力源とする電子機器の電力消費量)に関わらず、膜電極複合体中のCO2由来アニオン濃度を実質的に常に低くした状態に維持することができるため、セル抵抗増大およびアノード極における反応過電圧の上昇を抑制した状態で燃料電池(アルカリ形燃料電池)を発電させることができ、もって発電効率を向上させることができる。
〔ii〕膜電極複合体中のCO2由来アニオン濃度を低くした状態で燃料電池(アルカリ形燃料電池)の稼動を停止することができ、また、停止中においても、CO2由来アニオン濃度を低くした状態に維持できるため、燃料電池(アルカリ形燃料電池)を起動する際の立ち上げ(立ち上げ時間)を早くすることができる(すなわち、要求される発電量に達するまでの時間を短くすることができる)。
〔iii〕単位時間T0内におけるある一定時間、動作電流値を大きくするよう制御するため、連続的に動作電流値を大きくする場合と比べて、余剰電力(電子機器が要求する量を超える電力)の発生を抑制することができる。このことも発電効率の向上に寄与する。なお、当該余剰電力に起因する発電効率の低下を抑制するために、余剰電力をたとえば図示しない蓄電池などに蓄電してもよい。
〔iv〕単位時間T0内におけるある一定時間、動作電流値を大きくするよう制御するため、このような制御を一切行なわない場合と比べて、燃料電池からの発熱量を増加させることができる。これにより、補助熱源を利用しなくても燃料電池の動作温度を適温に維持することができるようになる。このこともまた、発電効率の向上および立ち上げ時間の短縮化に寄与する。
〔v〕単位時間T0内におけるある一定時間、動作電流値を大きくするよう制御するため、このような制御を一切行なわない場合と比べて、アルカリ形燃料電池のアノード極における生成水量を増加させることができる〔上記式(2)参照〕。これにより、アニオン伝導性電解質膜の含水量を高く維持してそのアニオン伝導抵抗を低く維持することができるようになる。このこともまた、発電効率の向上および立ち上げ時間の短縮化に寄与する。
〔a〕ある単位時間T0内における、膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0、
〔b〕アニオン伝導性電解質膜中のCO2由来アニオン濃度(またはこのうちのCO3 2-濃度)、
〔c〕アニオン伝導性電解質膜のpH、
〔d〕アニオン伝導性電解質膜の抵抗値、
〔e〕アルカリ形燃料電池の出力電圧値。
図4は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置は、アニオン伝導性電解質膜を有する膜電極複合体を備えるアルカリ形燃料電池を含む燃料電池部10としての燃料電池部10aに接続される、検出部20としての、上記〔a〕(ある単位時間T0内における、膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0)を検出する検出部20a;燃料電池部10aに接続されるとともに、電子機器50に対して並列に接続される、電流値変更部30としての、アルカリ形燃料電池の膜電極複合体に流れる電流の電流値を変更するための電子負荷装置30a;および、検出部20aと電子負荷装置30aとに接続され、検出部20aによる検出結果に応じて、膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように電子負荷装置30aを制御するための制御部40aを備えている。
次に、本実施形態の燃料電池部10aが備えるアルカリ形燃料電池について詳細に説明する。図5は、本実施形態において燃料電池部10aが備え得るアルカリ形燃料電池の一例を示す概略断面図である。図5に示されるアルカリ形燃料電池は、アニオン伝導性電解質膜101、アニオン伝導性電解質膜101の第1表面に積層される第1電極(アノード極)103およびアニオン伝導性電解質膜101の第1表面に対向する第2表面に積層される第2電極(カソード極)102からなる膜電極複合体(MEA)1を備えるものである。第1電極103と第2電極102とは、アニオン伝導性電解質膜101を介して対向するように設けられている。電極の周縁には、電極端面からの空気等の浸入を防止するために、ガスケット106(たとえば、シリコーンゴム等の弾性樹脂からなる層や、エポキシ系樹脂等の硬化性樹脂の硬化物層)が設けられている。
アニオン伝導性電解質膜101としては、OH-イオンを伝導でき、かつ、第1電極103と第2電極102との間の短絡を防止するために電気的絶縁性を有する限り特に制限されないが、アニオン伝導性固体高分子電解質膜を好適に用いることができる。アニオン伝導性固体高分子電解質膜の好ましい例は、たとえば、パーフルオロスルホン酸系、パーフルオロカルボン酸系、スチレンビニルベンゼン系、第4級アンモニウム系の固体高分子電解質膜(アニオン交換膜)が挙げられる。また、ポリアクリル酸に濃厚水酸化カリウム溶液を含浸させた膜やアニオン伝導性固体酸化物電解質膜をアニオン伝導性電解質膜101として用いることもできる。
アニオン伝導性電解質膜101の第1表面に積層され、発電時にアノード極として機能する第1電極103、および、第1表面に対向する第2表面に積層され、発電時にカソード極として機能する第2電極102には、触媒と電解質とを含有する多孔質層からなる触媒層が少なくとも設けられる。これらの触媒層は、アニオン伝導性電解質膜101の表面に接して積層される。第1電極103の触媒(アノード触媒)は、第1電極103に供給された還元剤とOH-とから、水および電子を生成する反応を触媒する。第1電極103の電解質は、アニオン伝導性電解質膜101から伝導してきたOH-を触媒反応サイトへ伝導する機能を有する。一方、第2電極102の触媒(カソード触媒)は、第2電極102に供給された酸化剤および水と、第1電極103から伝達された電子とから、OH-を生成する反応を触媒する。第2電極102の電解質は、生成したOH-をアニオン伝導性電解質膜201へ伝導する機能を有する。
第1集電層105、第2集電層104はそれぞれ、第1電極103、第2電極102上に接して設けられる、接する電極との間で電子の授受を行なうとともに、電気的配線を行なうための部材である。また、図5に示されるアルカリ形燃料電池において、これらの集電層は、還元剤や酸化剤を供給する機能も兼ね備えており、第1集電層105には、還元剤を第1電極103に供給するための第1流路105aが、第2集電層104には、酸化剤を第2電極102に供給するための第2流路104aが設けられている。
図7は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置およびアルカリ形燃料電池システムは、電流値変更部30が電子負荷装置30aに加えて、電源装置30cをさらに含むこと以外は上記第1の実施形態と同様である。この電源装置30cは、スイッチ30bを介して燃料電池部10aのアルカリ形燃料電池に対して直列に接続される。スイッチ30bは、電子負荷装置30aと燃料電池部10aを接続する回路内への電源装置30cの介在/非介在を切り替える役割を果たす。
図8は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置およびアルカリ形燃料電池システムは、アノード極としての第1電極およびカソード極としての第2電極に加えて、第1電極側にさらに第3電極を備える膜電極複合体を有するアルカリ形燃料電池を燃料電池部10aに用いること以外は上記第1の実施形態と同様である。この第3電極は、第1電極および第2電極とは独立して設けられる、いわばセルフパージ用の電極であり、発電時においてアノード極として機能する第1電極と同じ側のアニオン伝導性電解質膜表面に積層されるが、第1電極と離間して(接触しないように)配置される。
次に、本実施形態の燃料電池部10aが備えるアルカリ形燃料電池についてより詳細に説明する。図9は、本実施形態において燃料電池部10aが備え得るアルカリ形燃料電池の一例を示す概略断面図であり、図10および図11はそれぞれ、図9に示されるX−X線、XI−XI線における概略断面図である。図9に示されるアルカリ形燃料電池は、膜電極複合体(MEA)3を備えることを特徴としている。膜電極複合体3は、アニオン伝導性電解質膜101;アニオン伝導性電解質膜101の第1表面に積層される第1電極(アノード極)103;アニオン伝導性電解質膜101の第1表面に対向する第2表面に積層される第2電極(カソード極)102;および、第1電極103と離間して第1表面に積層される、セルフパージ用の第3電極110から主に構成される。電極の周縁には、電極端面からの空気等の浸入を防止するために、ガスケット106(たとえば、シリコーンゴム等の弾性樹脂からなる層や、エポキシ系樹脂等の硬化性樹脂の硬化物層)が設けられている。
図15は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置およびアルカリ形燃料電池システムは、電流値変更部30が電子負荷装置30aに加えて、電源装置30cをさらに含むこと以外は上記第3の実施形態と同様である。この電源装置30cは、スイッチ30bを介して燃料電池部10aのアルカリ形燃料電池に対して直列に接続される。スイッチ30bは、電子負荷装置30aと燃料電池部10aを接続する回路内への電源装置30cの介在/非介在を切り替える役割を果たす。本実施形態では、上記第3の実施形態と同様、セルフパージ用の第3電極110を備えるアルカリ形燃料電池が用いられる。
図16は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置およびアルカリ形燃料電池システムは、アノード極としての第1電極およびカソード極としての第2電極に加えて、第1電極側に第3電極を、第2電極側に第4電極をさらに備える膜電極複合体を有するアルカリ形燃料電池を燃料電池部10aに用いること以外は上記第1の実施形態と同様である。これらの第3電極および第4電極は、第1電極および第2電極とは独立して設けられるセルフパージ用の電極である。第3電極は、発電時においてアノード極として機能する第1電極と同じ側のアニオン伝導性電解質膜表面に積層されるが、第1電極と離間して(接触しないように)配置される。第4電極は、発電時においてカソード極として機能する第2電極と同じ側のアニオン伝導性電解質膜表面に積層されるが、第2電極と離間して(接触しないように)配置される。
次に、本実施形態の燃料電池部10aが備えるアルカリ形燃料電池についてより詳細に説明する。図17は、本実施形態において燃料電池部10aが備え得るアルカリ形燃料電池の一例を示す概略断面図であり、図18〜図21はそれぞれ、図17に示されるXVIII−XVIII線、XIX−XIX線、XX−XX線、XXI−XXI線における概略断面図である。図17に示されるアルカリ形燃料電池は、セルフパージ用の第3電極110に加えて、同じくセルフパージ用の第4電極115を有する膜電極複合体(MEA)5を備えることを特徴としている。膜電極複合体5は、アニオン伝導性電解質膜101;アニオン伝導性電解質膜101の第1表面に積層される第1電極(アノード極)103;アニオン伝導性電解質膜101の第2表面に積層される第2電極(カソード極)102;第1電極103と離間して第1表面に積層される第3電極110;および、第2電極102と離間して第2表面に積層される第4電極115から主に構成される。電極の周縁には、ガスケット106が設けられている。第1電極103と第2電極102とは、アニオン伝導性電解質膜101を介して対向するように設けられている。
図22は、本実施形態に係る制御装置およびこれを適用したアルカリ形燃料電池システムを示す概略図であり、電力が供給される電子機器(電子機器50)と接続された状態で制御装置およびアルカリ形燃料電池システムの構成を示したものである。本実施形態の制御装置およびアルカリ形燃料電池システムは、電流値変更部30が電子負荷装置30aに加えて、電源装置30cをさらに含むこと以外は上記第5の実施形態と同様である。この電源装置30cは、スイッチ30bを介して燃料電池部10aのアルカリ形燃料電池に対して直列に接続される。スイッチ30bは、電子負荷装置30aと燃料電池部10aを接続する回路内への電源装置30cの介在/非介在を切り替える役割を果たす。本実施形態では、上記第5の実施形態と同様、セルフパージ用の第3電極110および第4電極115を備えるアルカリ形燃料電池が用いられる。
<実施例1>
以下の手順で図4と同様の構成を有する制御装置およびアルカリ形燃料電池システムを作製した。
芳香族ポリエーテルスルホン酸と芳香族ポリチオエーテルスルホン酸との共重合体をクロロメチル化した後、アミノ化することにより、触媒層用のアニオン伝導性固体高分子電解質を得た。これをテトラヒドロフランに添加することにより、5重量%アニオン伝導性固体高分子電解質溶液を得た。
上記膜電極複合体を、市販の燃料電池セル(エレクトロケム社製)を分解して取り出した部品と組み合わせて燃料電池を作製した。具体的には、まず、アノード極側集電体(エンドプレート)/カーボン製アノード極セパレータ(還元剤供給用の流路(第1流路)を備えている)/ポリテトラフルオロエチレン製ガスケット/膜電極複合体/ポリテトラフルオロエチレン製ガスケット/カーボン製カソード極セパレータ(酸化剤供給用の流路(第2流路)を備えている)/カソード極側集電体(エンドプレート)の順に積層した。なお、両ガスケットの中心部には貫通孔が形成されているため、得られた積層体において、各極セパレータと膜電極複合体とは接触している。最後に、M3のボルトおよびナットを用いて5N・mで締め付けることによって、図5と同様の構成を有するアルカリ形燃料電池を得た。
図4と同様の構成を有する制御装置を作製し、上記で作製したアルカリ形燃料電池を燃料電池部10aとして用いて、アルカリ形燃料電池システムを作製した。具体的には次のとおりである。
制御部40aを有していないこと以外は実施例1と同様にしてアルカリ形燃料電池システムを作製した。
(1)実施例1の場合
単位時間T0=9分、時間割合WT(=T1/T0)=10%、所定電流値A=600mA/cm2、所定電流値Aの電流を流す時間T2を1分に設定した実施例1の制御装置(アルカリ形燃料電池システム)において、燃料電池部10a(アルカリ形燃料電池)の稼動を停止(電流値0mA/cm2)しておくことにより、電流値0mA/cm2(9分間)→電流値600mA/cm2(1分間)→電流値0mA/cm2(9分間)→・・・というパターンで膜電極複合体に間欠的に600mA/cm2の電流を強制的に流した。このようなパターンでの電流取り出しは、制御部40aによる時間割合WT=0との判断に基づくものである。上記のようなパターンでの電流取り出しを2時間行なった後、200mA/cm2の電流を取り出したところ、50%の発電効率が得られるまでの時間は5分であった。なお、電流値はいずれも第1電極−第2電極間に流れる電流量を、第2電極の電解質膜への投影面積で割った値である。
比較例1のアルカリ形燃料電池システムを、膜電極複合体に間欠的に電流を強制的に流す操作を行なうことなく、2時間稼動停止状態(電流値0mA/cm2)にした後、200mA/cm2の電流を取り出したところ、5分後の発電効率は30%であり、50%の発電効率が得られるのに30分を要した。
発電効率=実電圧値/1.23
により算出した。
Claims (12)
- 燃料電池の状態を検出する検出部と、
前記燃料電池の膜電極複合体に流れる電流値を変更する電流値変更部と、
前記検出部および前記電流値変更部に接続され、前記検出部による検出結果に応じて、前記膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように前記電流値変更部を制御するための制御部と、
を備える制御装置。 - 前記燃料電池は、アニオン伝導性電解質膜を電解質膜とする膜電極複合体を備えるアルカリ形燃料電池である請求項1に記載の制御装置。
- 前記検出部は、単位時間T0内における、前記膜電極複合体に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0を検出するものである請求項2に記載の制御装置。
- 前記電流値変更部は、前記アルカリ形燃料電池に接続される電子負荷装置または可変抵抗器を少なくとも備える請求項2または3に記載の制御装置。
- 前記電流値変更部は、前記アルカリ形燃料電池に接続される電子負荷装置または可変抵抗器と、前記アルカリ形燃料電池に対して直列に接続される電源装置とを含む請求項2または3に記載の制御装置。
- 前記膜電極複合体は、前記アニオン伝導性電解質膜と、前記アニオン伝導性電解質膜の第1表面に積層される第1電極と、前記アニオン伝導性電解質膜の前記第1表面に対向する第2表面に積層される第2電極とからなり、
前記検出部は、単位時間T0内における、前記第1電極と前記第2電極との間に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0を検出するものであり、
前記電流値変更部は、前記第1電極と前記第2電極との間に流れる電流値を変更するものであり、
前記制御部は、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1電極と前記第2電極との間に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように前記電流値変更部を制御する請求項3〜5のいずれかに記載の制御装置。 - 前記膜電極複合体は、前記アニオン伝導性電解質膜と、前記アニオン伝導性電解質膜の第1表面に積層される第1電極と、前記アニオン伝導性電解質膜の前記第1表面に対向する第2表面に積層される第2電極と、前記第1電極と離間して前記第1表面に積層される第3電極とからなり、
前記検出部は、単位時間T0内における、前記第1電極と前記第2電極との間に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0を検出するものであり、
前記電流値変更部は、前記第3電極と前記第2電極との間に流れる電流値を変更するものであり、
前記制御部は、前記検出部による検出結果に応じて、前記第3電極と前記第2電極との間に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように前記電流値変更部を制御する請求項3〜5のいずれかに記載の制御装置。 - 前記膜電極複合体は、前記アニオン伝導性電解質膜と、前記アニオン伝導性電解質膜の第1表面に積層される第1電極と、前記アニオン伝導性電解質膜の前記第1表面に対向する第2表面に積層される第2電極と、前記第1電極と離間して前記第1表面に積層される第3電極と、前記第2電極と離間して前記第2表面に積層される第4電極とからなり、
前記検出部は、単位時間T0内における、前記第1電極と前記第2電極との間に所定電流値A以上の電流が流れた時間T1の割合T1/T0を検出するものであり、
前記電流値変更部は、前記第3電極と前記第4電極との間に流れる電流値を変更するものであり、
前記制御部は、前記検出部による検出結果に応じて、前記第3電極と前記第4電極との間に所定電流値A以上の電流が一定時間流れるように前記電流値変更部を制御する請求項3〜5のいずれかに記載の制御装置。 - 前記第1電極は発電時におけるアノード極であり、前記第2電極は発電時におけるカソード極である請求項6〜8のいずれかに記載の制御装置。
- 前記第1電極が有する触媒層の体積は、前記第2電極が有する触媒層の体積より大きい請求項9に記載の制御装置。
- 前記所定電流値Aは、600〜1000mA/cm2の範囲内である請求項1〜10のいずれかに記載の制御装置。
- 前記燃料電池を含む燃料電池部と、請求項1〜11のいずれかに記載の制御装置とを備える燃料電池システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011062618A JP5650025B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 制御装置および燃料電池システム |
| PCT/JP2012/054939 WO2012127999A1 (ja) | 2011-03-22 | 2012-02-28 | 制御装置および燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011062618A JP5650025B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 制御装置および燃料電池システム |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012199082A true JP2012199082A (ja) | 2012-10-18 |
| JP2012199082A5 JP2012199082A5 (ja) | 2014-02-20 |
| JP5650025B2 JP5650025B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=46879158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011062618A Expired - Fee Related JP5650025B2 (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 制御装置および燃料電池システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5650025B2 (ja) |
| WO (1) | WO2012127999A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037619A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社デンソー | 燃料電池単セルおよびその製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006040868A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Hitachi Cable Ltd | 燃料電池の特性復帰方法および特性復帰装置 |
| JP2008192468A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
| WO2008117485A1 (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-02 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | 燃料電池 |
| JP2009004286A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Hitachi Zosen Corp | アルカリ型燃料電池用アノード膜電極接合体およびそれをアノードとして用いたアルカリ型燃料電池 |
| JP2009245859A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshiba Corp | 燃料電池装置およびその駆動方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008218051A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池の制御方法 |
| WO2009093651A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Nec Corporation | 燃料電池及びその制御方法 |
| JP5312076B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2013-10-09 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
| JP2011216418A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
-
2011
- 2011-03-22 JP JP2011062618A patent/JP5650025B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-02-28 WO PCT/JP2012/054939 patent/WO2012127999A1/ja not_active Ceased
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006040868A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Hitachi Cable Ltd | 燃料電池の特性復帰方法および特性復帰装置 |
| JP2008192468A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
| WO2008117485A1 (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-02 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | 燃料電池 |
| JP2009004286A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Hitachi Zosen Corp | アルカリ型燃料電池用アノード膜電極接合体およびそれをアノードとして用いたアルカリ型燃料電池 |
| JP2009245859A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshiba Corp | 燃料電池装置およびその駆動方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037619A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社デンソー | 燃料電池単セルおよびその製造方法 |
| JP2015056364A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 燃料電池単セルおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP5650025B2 (ja) | 2015-01-07 |
| WO2012127999A1 (ja) | 2012-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Kamarudin et al. | Overview on the application of direct methanol fuel cell (DMFC) for portable electronic devices | |
| An et al. | Performance of an alkaline direct ethanol fuel cell with hydrogen peroxide as oxidant | |
| Li et al. | A high-performance integrated electrode for anion-exchange membrane direct ethanol fuel cells | |
| JP2006040598A (ja) | 燃料電池の活性化方法 | |
| JP2023126365A (ja) | 電極触媒層、膜電極接合体及び固体高分子形燃料電池 | |
| JP6998797B2 (ja) | 有機ハイドライド製造装置、有機ハイドライドの製造方法およびエネルギー輸送方法 | |
| JP5198044B2 (ja) | 直接酸化型燃料電池 | |
| JP4428774B2 (ja) | 燃料電池電極の製造方法 | |
| WO2013027501A1 (ja) | 制御装置および燃料電池システム | |
| Pasupathi et al. | Recent advances in high-temperature PEM fuel cells | |
| JPWO2019189856A1 (ja) | 膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池 | |
| JP5650025B2 (ja) | 制御装置および燃料電池システム | |
| JP2008270169A (ja) | 燃料電池 | |
| JP2018006318A (ja) | 電池用分離板及びこれを含むレドックスフロー電池または燃料電池 | |
| JPWO2013080415A1 (ja) | 燃料電池システム | |
| JP5752430B2 (ja) | アルカリ形燃料電池およびその使用方法 | |
| JP2012074205A (ja) | 膜電極複合体およびアルカリ形燃料電池 | |
| JP2006134640A (ja) | 固体高分子型燃料電池及びその製造方法 | |
| JP2006019133A (ja) | 燃料電池用アノード電極 | |
| JP5657413B2 (ja) | アルカリ形燃料電池システム | |
| JP5731324B2 (ja) | アルカリ形燃料電池 | |
| Atri et al. | A Review of Water Electrolysis, Fuel Cells and Its Use in Energy Storage | |
| JP2012059481A (ja) | 膜電極複合体およびアルカリ形燃料電池 | |
| JP5742394B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池のエージング方法、及び固体高分子形燃料電池の発電システム | |
| JP2011146245A (ja) | 燃料電池の前処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131001 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140805 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141021 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141112 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5650025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |