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JP2012189995A - 回折光学素子およびそれを用いた撮像装置 - Google Patents

回折光学素子およびそれを用いた撮像装置 Download PDF

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JP2012189995A JP2012024303A JP2012024303A JP2012189995A JP 2012189995 A JP2012189995 A JP 2012189995A JP 2012024303 A JP2012024303 A JP 2012024303A JP 2012024303 A JP2012024303 A JP 2012024303A JP 2012189995 A JP2012189995 A JP 2012189995A
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diffractive
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Toshiaki Takano
利昭 高野
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
Yoshiyuki Shimizu
義之 清水
Yasuji Fujii
康次 藤井
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Abstract

【課題】回折光学素子の割れを抑制する。
【解決手段】回折光学素子10は、回折面13を備えている。回折面13には、凸部15aと凹部15bとが交互に形成されている。凹部15bの谷底部15cは、面取り形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

ここに開示された技術は、少なくとも1つの光学面に回折面が形成された回折光学素子及びそれを備えた撮像装置に関するものである。
少なくとも一方の光学面に回折面が形成された回折光学素子が知られている(特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載された回折光学素子は、複数の光学部材が積層され、両者の境界面に回折面が形成されている。回折面は、断面鋸歯状の回折格子で形成されている。詳しくは、一方の光学部材の回折面は、複数の山形状の凸部を有し、全体としては凸部と凹部とが交互に繰り返された形状となっている。他方の光学部材の回折面は、上記回折面の反転形状を有している。
特開平9−127321号公報
上記のような回折面を備えた回折光学素子を形成する場合、プレス成形等の成形技術が用いられる。しかし、従来の回折光学素子では、凹部の谷底部に割れが生じる虞がある。例えば、成形時の冷却工程においては回折光学素子が収縮する。このとき、回折光学素子の凹凸と金型の凹凸とが噛合しているため、回折光学素子の凸部が金型から拘束力を受ける。その結果、回折光学素子の凹部の谷底部に割れが生じる虞がある。それ以外の場合であっても、様々な要因により、凹部の谷底部に割れが生じる虞がある。
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、回折光学素子の割れを抑制することにある。
ここに開示された回折光学素子は、回折面を備えた回折光学素子であって、上記回折面には、凸部と凹部とが交互に形成されており、上記凹部の谷底部は、面取り形状に形成されているものとする。「谷底部」は、凹部を形成している2つの面の連結部、即ち、隅部である。
上記回折光学素子によれば、凹部の谷底部は、尖鋭な形状ではなく、面取り形状に形成されているので、割れの発生を抑制することができる。
実施形態1に係る回折光学素子の概略断面図である。 凹部の拡大断面図である。 谷底部の断面が曲線で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図であり、(A)は、第1面と第2面とのなす角が30°の場合、(B)は、第1面と第2面とのなす角が45°の場合、(C)は、第1面と第2面とのなす角が80°の場合を示す。 谷底部の断面が曲線で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図であり、(A)は、第1面と第2面とのなす角が30°の場合、(B)は、第1面と第2面とのなす角が45°の場合、(C)は、第1面と第2面とのなす角が80°の場合を示す。 実施形態1に係る回折光学素子を製造する概略工程図であって、(A)は、成形型にガラス材料をセットした状態を示し、(B)は、成形型でガラス材料を押圧した状態を示す。 変形例に係る回折光学素子の概略断面図である。 谷底部の断面が線分で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図であり、(A)は、第1面と第2面とのなす角が30°の場合、(B)は、第1面と第2面とのなす角が45°の場合、(C)は、第1面と第2面とのなす角が80°の場合を示す。 谷底部の断面が線分で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図であり、(A)は、第1面と第2面とのなす角が30°の場合、(B)は、第1面と第2面とのなす角が45°の場合、(C)は、第1面と第2面とのなす角が80°の場合を示す。 別の変形例に係る回折光学素子の概略断面図である。 凹部の拡大断面図である。 実施形態2に係る回折光学素子の概略断面図である。 実施形態2に係る回折光学素子の製造方法を示す概略工程図であって、(A)は、成形型に樹脂材料をセットした状態を示し、(B)は、第1光学部材と成形型とで樹脂材料を押圧した状態を示し、(C)は、回折光学素子を離型した状態を示す。 実施形態3に係る回折光学素子の概略断面図である。 実施形態4に係る撮像装置の概略断面図である。
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
《実施の形態1》
図1に本実施形態に係る回折光学素子10の概略断面図を示す。
回折光学素子10は、光透過性を有する光学部材で構成されている。回折光学素子10は、互いに対向する第1光学面11と第2光学面12とを備えている。第2光学面12には、回折面13が形成されている。すなわち、回折光学素子10の少なくとも一方の光学面(第2光学面12)に回折面13が形成されている。回折光学素子10は、ガラス材料や樹脂材料などの光学材料で形成される。尚、第1光学面11は、球面又は非球面に形成されている。
回折面13には、回折格子14が形成されている。回折格子14は、複数の凸部15a,15a,…及び凹部15b,15b,…を有している。凸部15a及び凹部15bは、ベース面19上に形成されている。ベース面19は、平面で形成されている。各凸部15aは、回折光学素子10の光軸Xを中心として周方向に延びている。複数の凸部15a,15a,…は、光軸Xを中心として同心円状に規則的に配列されている。その結果、隣接する凸部15aと凸部15aの間に凹部15bが形成される。つまり、各凹部15bは、回折光学素子10の光軸Xを中心として周方向に延びている。複数の凹部15b,15b,…は、光軸Xを中心として同心円状に規則的に配列されている。
各凸部15aの横断面(延設方向に直交する断面)は、略三角形状をしている。より詳しくは、各凸部15aは、光軸Xに対して傾斜する第1面16と、ベース面19から立ち上がるように延びて、第1面16と連結された第2面17とを有している。各凸部15aにおいて、第1面16は、光軸Xを中心とする半径方向外側に位置し、第2面17は、半径方向内側に位置する。第1面16は、光軸Xに対して傾斜する傾斜面であり、回折機能を有する。各凸部15aの第1面16の傾斜角度は、回折面13全体として所望の回折機能を発揮するように適宜設定される。第2面17は、光軸Xと略平行に延びて、第1面16の先端縁(ベース面19から離れた側の端縁)に連結されている。
隣接する2つの凸部15a,15aにおいて、一方の凸部15aの第1面16と他方の凸部15aの第2面17とは、凹部15bを形成している。つまり、凹部15bは、回折機能を有する第1面16と、第1面16と連結されてベース面19から立ち上がるように延びる第2面17とを有している、ということもできる。
図2に、凹部15bの拡大断面図を示す。凹部15bの谷底部15cは、面取り形状に形成されている。ここで、「面取り」とは、稜線部において面を形成することに限らず、谷線部に面を形成すること、即ち、谷線部にすみ肉又は肉盛(図2のハッチング部分)を施すことも意味する。この谷底部15cは、凹部15bを形成する第1面16と第2面17との連結部を意味する。谷底部15cは、凹部15bの最下部に相当する。つまり、凹部15bを形成する第1面16と第2面17との連結部は、谷線ではなく、面15dで構成されている。本実施形態では、面15dの断面は、曲線で表される。換言すると、谷底部15cは、R面取り(丸み面取り)形状をしている。
本実施形態では、凸部15aの高さ(以下、「格子高さ」ともいう)Hは、回折光学素子10の全域に亘ってほぼ同じ高さである。ここで、凸部15aの高さとは、光軸X方向におけるベース面19から凸部15aの頂部(稜部)までの距離である。ここで、ベース面19は、谷底部15cを面取りしていないと仮定した場合の凹部15bの最下部を通る面で定義される。すなわち、各凹部15bにおいて、第1面16と第2面17とを下方に延長して、両者が交差してできる仮想的な谷線を「凹部15bの最下部」とする。凸部15aのピッチPは、光軸Xを含む中央領域(以下、単に「中央領域」という)Aよりも、該中央領域よりも半径方向外側の外側領域(以下、単に「外側領域」という)Bの方が小さい。中央領域Aは、例えば、回折面13を半径方向で2分割した場合の中心側の領域であり、外側領域Bは、回折面13を半径方向で2分割した場合の外側の領域である。詳しくは、ピッチPは、光軸Xから半径方向外側に向かうにしたがって小さくなる。ここで、凸部15aのピッチPとは、凸部15a,15aの頂部間の、光軸Xを中心とする半径方向への距離である。例えば、凸部15aの格子高さHは、5〜20μmである。また、凸部15aのピッチPは、中央領域Aでは400〜2000μmであり、外側領域Bでは100〜400μmである。これらの値は、回折光学素子に求められる光学特性に応じて適宜設定され得る。
尚、凹部15bの深さとは、光軸X方向における、凸部15a,15a,…の頂部を通る面から、第1面16と第2面17とを下方に延長して、両者が交差してできる仮想的な谷線までの距離である。凹部15bの深さの観点から見ると、凹部15bの深さDは、回折光学素子10の全域に亘って略同じ深さである。また、凹部15bのピッチとは、谷底部15c,15c間の、光軸Xを中心とする半径方向への距離である。凹部15bのピッチの観点から見ると、凹部15bのピッチは、光軸Xから半径方向外側に向かうにしたがって小さくなる。
ここで、谷底部15cの面取り形状は、回折面13に亘って同一である。ここで、面取りにより形成される面15dの断面が曲線で表される場合は、「面取り形状」が同一とは、その曲線の曲率半径(以下、単に「面15dの曲率半径」という)が同一であることを意味する。図3,4は、面15dの断面が曲線で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図である。図3,4においては、(A)は、第1面16に対する第2面17の角度が30°、(B)は、該角度が45°、(C)は、該角度が80°の谷底部15cを示している。図3では、第1面16に対する第2面17の角度は(A)〜(C)で異なるものの、面15dの曲率半径が(A)〜(C)で同一である。また、図3のパターンでは、第1面16における、谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)a1と第2面17における、谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)a2を合計した値a1+a2が(A)〜(C)で同一である。図4では、第1面16に対する第2面17の角度は(A)〜(C)で異なるものの、面15dの曲率半径が(A)〜(C)で同一である。また、図4のパターンでは、第1面16及び第2面17はそれぞれ面15dの接線方向に延びている。図3,4は、面15dの断面が曲線で表される場合の面取り形状が同一となる谷底部15cの例示であり、図3,4以外にも面取り形状が同一となる場合はあり得る。
尚、「面取り形状が同一」における「同一」とは、実質的に同一であることを意味し、製造誤差(例えば、金型の形状誤差等)等を含む意味である。
このような構成により、回折格子14の割れを抑制することができる。仮に、凹部15bの谷底部15cが横断面において角をなすように尖鋭な形状をしている場合、凸部15aに外力が作用すると、谷底部15cに応力が集中し易い。その結果、谷底部15cに割れが生じる虞がある。それに対して、谷底部15cを面取り形状に形成することによって、谷底部15cへの応力集中を緩和することができる。その結果、谷底部15cの割れを抑制することができる。例えば、直径30mm以上の回折レンズの場合、谷底部15cの、横断面における曲率半径は、2μm以上であることが好ましく、5〜10μmであることがより好ましい。
[製造方法]
次に、本実施形態に係る回折光学素子10の製造方法について説明する。
まず、図5(A)に示すような成形型20(上型21、下型22、胴型23)を用意する。上型21の成形面には、回折面13の反転形状が形成されている。ここで、上型21の成形面には複数の凸部が形成されている。これらの凸部の先端は、回折面13の谷底部15cに対応して面取りされている。下型22の成形面は、球面または非球面形状で形成されている。下型22の成形面上にガラス材料30を配置する。次に、図5(B)に示すように、上型21を胴型23に沿って下型22方向に降下させることで、ガラス材料30を押圧する。成形温度や成形時間等のプロセス条件は適宜設定される。
押圧が終了すると、上型21を上方向に移動させることでガラス材料30を下型22から離型させる。ガラス材料30を所定時間冷却することで、回折光学素子10が得られる。
[効果]
本実施形態の回折光学素子10では、第1面16と第2面17とで形成される、凹部15bの谷底部15cを面取り形状とする(即ち、谷線ではなく、面を形成する)ことによって、谷底部15cの割れを抑制することができる。詳しくは、プレス成形後の冷却工程において、回折光学素子10は収縮する。このとき、回折光学素子10の凸部15aは上型21の凸部と噛合しているため、凸部15aの半径方向への移動は該上型21の凸部に拘束される。そのため、凸部15aには半径方向外側への力が作用する。ここで、凹部15bの谷底部15cには応力が集中し易いため、この部分に割れが生じ易い。それに対して、本実施形態では、谷底部15cを面取り形状としている。谷底部15cを面取り形状とすることによって、谷底部15cへの応力集中を緩和させることができる。それによって、回折光学素子10の割れを抑制することができる。
例えば、回折光学素子10は、少なくとも一方の光学面に回折面が形成され、前記回折面は、凸部と凹部が連続して形成されており、前記凹部の先端形状は、平面、曲面、または平面と曲面との組合せで形成されている。
また、谷底部15cの面取り形状は、回折面13に亘って同一である。こうすることによって、回折面13の全面に亘って、谷底部15cの割れを抑制することができる。例えば、プレス成形後の冷却工程においては、回折光学素子10は、重心から離れた部分ほど収縮量が大きい。そのため、半径方向の外側領域の凸部15aの方が、半径方向の中央領域の凸部15aよりも上型21からの拘束力が大きい。よって、外側領域の方が中央領域に比べて、谷底部15cに割れが生じ易い。しかし、谷底部15cの割れは、冷却工程に限らず、搬送時、組立時、使用時等において、凸部15aが何らかの物体に当たって外力を受ける場合にも生じ得る。そのような場合には、回折光学素子10のどの部分に割れが生じ易いということを一概には言えない。そのため、前述の如く、谷底部15cの面取り形状を回折面13に亘って同一としておくことによって、回折面13の全面に亘って、谷底部15cの割れを均一に抑制することができる。
尚、変形例として、谷底部15cの面取り形状は、図6に示すように、面15dの断面が線分となる、所謂、C面取りであってもよい。この場合には、「面取り形状」が同一とは、その線分の長さ(即ち、面15dの幅)が同一であること、又は、一方の面における、谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)と他方の面における、谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)を合計した値が同一であることを意味する。図7,8は、面15dの断面が線分で表される場合において、面取り形状が同一の様々な谷底部を示す断面図である。図7,8における(A)〜(C)は、図3,4における(A)〜(C)と同様に、第1面16に対する第2面17の角度が異なっている。図7では、第1面16に対する第2面17の角度は(A)〜(C)で異なるものの、第1面16における谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)a1と第2面17における谷線から面取りする位置までの寸法(取り代)a2を合計した値a1+a2が(A)〜(C)で同一である。尚、図7の例では、a1とa2とが等しい。図8では、第1面16に対する第2面17の角度は(A)〜(C)で異なるものの、面15dの幅は(A)〜(C)で同一である。尚、図8の例では、面15dの光軸に対する角度θが(A)〜(C)で同一である。図7,8は、面15dの断面が線分で表される場合の面取り形状が同一となる谷底部15cの例示であり、図7,8以外にも面取り形状が同一となる場合はあり得る。このような構成であっても、谷底部15cの割れを抑制することができる。例えば、直径30mm以上の回折レンズの場合、谷底部15cの面の幅(横断面における直線の長さ)は、1μm以上であることが好ましく、3〜5μmであることがより好ましい。また、面取りによって形成された面と光軸Xとでなす角度は、30〜60度であることが好ましく、45度であることがより好ましい。
さらに別の変形例として、谷底部15cの面取り形状は、図9,10に示すように、面15dの断面が線分と該線分の両端に連結された曲線とで構成された形状、即ち、R面取りとC面取りとR面取りとを組み合わせた形状であってもよい。この場合、「面取り形状」が同一とは、曲線部分の曲率半径が同一且つ第1面16における、谷線から面取りする位置までの寸法a1と第2面17における、谷線から面取りする位置までの寸法a2を合計した値a1+a2がで同一であること、又は、曲線部分の曲率半径が同一且つ線分の長さが同一であることを意味する。この場合であっても、谷底部15cの割れを抑制することができる。
《実施形態2》
次に、実施形態2に係る回折光学素子210について図面を参照しながら説明する。図11は、回折光学素子210を示す概略断面図である。
本実施形態に係る回折光学素子210は、複数の光学部材が積層されている点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。実施形態1と同様の機能や形状を有する構成には、同じ符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。
図11に示すように、回折光学素子210は、それぞれ光透過性を有する第1光学部材231及び第2光学部材232を積層させて構成された密着積層型回折光学素子である。
第1光学部材231と第2光学部材232とは相互に接合されている。第1光学部材231と第2光学部材232との境界面に、上記回折面13が形成されている。回折面13の光学的パワーは波長依存性を有するため、回折面13は、波長の異なる光に対してほぼ同じ位相差を付与し、波長の異なる光を相互に異なる回折角で回折させる。
本実施形態では、第1光学部材231はガラス材料で形成され、第2光学部材232は樹脂材料で形成されている。例えば、樹脂材料としては紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂を用いることができる。
[製造方法]
以下、回折光学素子210の製造方法について説明する。図12は、実施形態3に係る回折光学素子の製造方法を示す概略工程図であって、(A)は、成形型に樹脂材料をセットした状態を示し、(B)は、第1光学部材と成形型とで樹脂材料を押圧した状態を示し、(C)は、回折光学素子を離型した状態を示す。
まず、第1光学部材231を用意する。第1光学部材231は、実施形態1と同様の製造方法により得ることができる。
続いて、図12(A)に示すように、下型224を用意する。下型224は、第2光学部材232の、回折面13とは反対側の面に対応する形状を有している。そして、下型224上に紫外線硬化型の樹脂材料240を配置する。その後、第1光学部材231を、回折面13を下型224の方へ向けた状態で、下型224の方へ移動させる。
そして、図12(B)に示すように、第1光学部材231と下型224とで樹脂材料240を押圧して、樹脂材料240を第1光学部材231及び下型224に倣った形状に変形させる。その後、樹脂材料240に紫外線250を照射する。紫外線250を所定時間だけ照射すると、樹脂材料240が硬化して第2光学部材232が形成される。
その後、図12(C)に示すように、第1光学部材231及び第2光学部材232を下型224から離型することで、第1光学部材231及び第2光学部材232とが一体となった回折光学素子210を得ることができる。
《実施形態3》
次に、実施形態3に係る回折光学素子310について図面を参照しながら説明する。図13は、回折光学素子310を示す概略断面図である。
回折光学素子310は、実施形態2に係る回折光学素子210の第2光学部材232上に、さらに第3光学部材333が積層されている。第3光学部材333は、ガラス材料や樹脂材料で形成されている。
《実施形態4》
次に、実施形態4に係るカメラ400について図面を参照しながら説明する。図14には、カメラ400の概略図を示す。
カメラ400は、カメラ本体460と、該カメラ本体460に取り付けられた交換レンズ470とを備えている。カメラ400が撮像装置を構成する。
カメラ本体460は、撮像素子461を有している。
交換レンズ470は、カメラ本体460に着脱可能に構成されている。交換レンズ470は、例えば、望遠ズームレンズである。交換レンズ470は、光束をカメラ本体460の撮像素子461上に合焦させるための結像光学系471を有している。結像光学系471は、上記回折光学素子210と、屈折型レンズ472,473とで構成されている。回折光学素子210はレンズ素子として機能する。交換レンズ470が光学機器を構成する。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態における回折格子14の構成は一例であって、これに限られるものではない。例えば、各凸部15aにおいて、半径方向外側の面が第1面16となり、半径方向内側の面が第2面17となっているが、これに限られるものではない。すなわち、各凸部15aにおいて、半径方向外側の面が第2面17となり、半径方向内側の面が第1面16となっていてもよい。
また、凸部15aの格子高さH及びピッチPも、上記実施形態に限られるものではない。例えば、凸部15aの格子高さHは、外側領域の方が中央領域よりも高くなっていてもよいし、中央領域の方が外側領域よりも高くなっていてもよい。また、凸部15aのピッチPは、中央領域の方が外側領域よりも狭くてもよいし、回折面の全域に亘って一定であってもよい。また、上記実施形態では、ピッチPは、半径方向の位置に応じてしだいに変化しているが、回折面が複数の領域に分割され、各領域内ではピッチPは一定で、領域ごとのピッチPは異なるように構成してもよい。格子高さHについても同様である。
また、本実施形態では、第2面17は、光軸Xと平行であるが、これに限られるものではない。すなわち、第2面17は光軸Xに対して傾斜していてもよい。その際、第2面17の光軸Xに対する傾斜角度は、回折面13の場所に応じて異なっていてもよい。例えば、第2面17の傾斜角度は、中央領域の方が外側領域よりも大きくてもよい。また、第2面の17の傾斜角度は、半径方向に応じて、又は、凸部15aの高さに応じて徐々に変化するのではなく、半径方向の距離や凸部15aの高さに基づいて回折面13が複数の領域に分割され、各領域内での傾斜角度は一定で、領域ごとの傾斜角度は異なるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、谷底部15cの面取り形状は、回折面13に亘って一様であるが、これに限られるものではない。割れの生じ易さ、作り易さ等に応じて、回折面13の場所によって、谷底部15cの面取り形状が異なっていてもよい。また、回折面13における一部の谷底部15cだけに面取り形状が形成され、残りの谷底部15cは谷線状に形成されていてもよい。
また、谷底部15cの形状は、上記実施形態に限られるものではない。凹部15bを形成する2つの面(第1面16及び第2面17)の連結部が谷線ではなく、面で構成される限り、該連結部の形状は任意の形状を採用することができる。すなわち、谷底部15cの断面は、線分、曲線及びこれらの組み合わせであり得る。また、曲線は、厳密な円弧となるものに限られない。
さらに、凸部15aは、横断面三角形状をしているが、これに限られるものではない。第1面16及び第2面17は、横断面上では線分で表されているが、曲線で表されるような形状であってもよい。
また、凸部15aは、横断面矩形状又は階段状に形成されていてもよい。その場合、凸部15aは、光軸Xに対して略直交する面と、ベース面から概略光軸X方向へ立ち上がる面とを有する。前者が回折機能を有する第1面16となり、後者がベース面から立ち上がっている第2面17となる。この場合、凹部15bの底は、光軸Xに対して略直交する面(以下、「底面」という)で形成される。この底面の両端縁には第2面17がそれぞれ連結され、各連結部は通常であれば、谷線状に形成される。かかる構成の場合、通常であれば谷線状に形成される、底面と第2面17との連結部が、凹部15bの谷底部15cに相当する。そして、底面と第2面17との連結部で構成される谷底部15cに面取り形状が形成される。
また、上記凸部15aが形成されたベース面19は平面であるが、これに限られるものではない。例えば、ベース面19は、凹状又は凸状に湾曲していてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されず、その精神または主要な特徴から逸脱することなく他のいろいろな形で実施することができる。このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
本発明は、回折面を備えた回折光学素子およびそれを備えた撮像装置に有用である。
10 回折光学素子
11 第1光学面
12 第2光学面
13 回折面
14 回折格子
15a 凸部
15b 凹部
15c 谷底部
16 第1面
17 第2面
19 ベース面
20 成形型
21 上型
22 下型
23 胴型
30 ガラス材料
210 回折光学素子
231 第1光学部材
232 第2光学部材
310 回折光学素子
333 第3光学部材
400 カメラ(撮像装置)
460 カメラ本体
470 交換レンズ
471 結像光学系

Claims (3)

  1. 回折面を備えた回折光学素子であって、
    上記回折面には、凸部と凹部とが交互に形成されており、
    上記凹部の谷底部は、面取り形状に形成されている回折光学素子。
  2. 上記面取り形状は、上記回折面に亘って同一である、請求項1に記載の回折光学素子。
  3. 請求項1に記載の回折光学素子を備える撮像装置。
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