JP2012185355A - 画像形成装置および定着制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】定着のために必要となる電力を最適化する画像形成装置および定着制御方法に関すること。
【解決手段】 省エネモードと通常動作モードとを有する画像形成装置100は、外部装置から印刷するべき印刷ジョブのデータを受領し、前記データのページ区切りをカウントして、ジョブが要求するページ数を含むページ数情報を生成するジョブ情報解析部206と、ジョブ情報解析部206が生成したページ数情報を、データの内容よりも先に受領して定着温度を決定するエンジン制御部212と、エンジン制御手段212によって決定された定着温度に定着温度を制御する定着制御部230とを含んでいる。
【選択図】図2
【解決手段】 省エネモードと通常動作モードとを有する画像形成装置100は、外部装置から印刷するべき印刷ジョブのデータを受領し、前記データのページ区切りをカウントして、ジョブが要求するページ数を含むページ数情報を生成するジョブ情報解析部206と、ジョブ情報解析部206が生成したページ数情報を、データの内容よりも先に受領して定着温度を決定するエンジン制御部212と、エンジン制御手段212によって決定された定着温度に定着温度を制御する定着制御部230とを含んでいる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、定着のために必要となる電力を最適化する画像形成装置および定着制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、現像剤として熱可塑性樹脂からなる現像剤によって静電潜像を現像し、用紙に転写後、現像剤を用紙とともに加熱加圧して堅牢な印刷物が提供される。このプロセスを定着プロセスと言い、定着プロセスには、主として抵抗加熱を利用した定着ヒータが用いられる。定着に用いられる定着ヒータは、通常では短時間で堅固に熱融着を行うために大量の電力を必要とする。必要な電力量は、定着温度に依存し、定着温度を下げることが出来れば、消費電力を抑えることができる。一方、定着温度は、紙種やトナーといった現像剤の特性などの要因の他、室温の印刷用紙が定着ローラに突入する際の温度低下の要因にも依存する。
従来から、画像形成装置の省エネルギー駆動が検討されてきており、例えば、特開2003−15461号公報(特許文献1)では、異なる色調のトナーの種類/異なる用紙の種類/異なる用紙の厚さによって、最適な定着性が得られ、さらに、画像出力中に定着ローラの温度が低下しても、定着作業を停止することなく、用紙へ供給する熱量を最適に保つことが可能な定着装置が記載されている。また、特開2006−260185号公報(特許文献2)では、印刷前に行うウォームアップの最適タイミングを入力データから予測することにより、データの種類やユーザの運用方法によらず、常に最適なタイミングでウォームアップを開始しファーストプリントの向上を図ると共に、無駄なアイドリングを減らしドラム寿命を延ばすと共に消費電力を減らす画像記録装置を記載している。さらに、特開2008−296391号公報(特許文献3)では、印刷可能な状態になるまでの復帰時間内で、CPUの動作周波数を低くして画像処理し、省電力状態から復帰する際の消費電力を低減可能な画像形成装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1は、トナーの特性を考慮して定着温度を制御するものの、印刷ページ数に応じた定着温度制御を行うものではない。また特許文献2は、画像形成エンジンの起動タイミングを考慮して省電力制御を行うものであり、印刷ページ数を考慮した定着制御を行うものではない。さらに特許文献3は、印刷ジョブのページ数などからCPUの動作周波数を制御することで省エネルギーを達成するものの、定着温度を制御することによる省エネルギー化を目的とするものではない。
本発明は、定着温度の制御において1つの印刷ジョブで印刷しなければならない印刷ページ数によって定着ローラへの熱供給、すなわち電力供給が変化する可能性があることに着目し、本発明は、省エネモードからの復帰時の印刷において、印刷ページ数に応じて最適な定着温度制御を行う画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明では、上記改題を解決するために、印刷ページ数に応じた定着温度が与えられる最適なタイミングでコントローラからエンジンへ印刷情報を渡す。より具体的には、本発明では、一回の連続印刷で印刷しようとしているページ数をスプリング処理で解析しておき、定着温度が設定値に達する前にページ数情報をエンジン側に通知することにより、1ページ印刷など少ないページの印刷の場合は、定着温度がある程度低くても許容範囲内の温度低下で済むことを予測し、大量枚数の連続ページ印刷に比較して低い定着許容温度を設定し印刷を開始させることで、省エネルギーを実現するものである。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の画像形成装置100のハードウェア機能ブロック図である。画像形成装置100は、図1中、破線で示した領域内の作像制御部110と、印刷エンジン170と、操作パネル180と、ハードディスク装置190とを含んで構成されている。作像制御部110は、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ、ワークステーション(以下、単にPCとして参照する。)といったPC160から、PC160においてユーザが作成した電子データを受領して各種の画像処理を実行し、印刷エンジン170に対してデータを送付して作像を指令する。印刷エンジン170は、作像制御部110からデータを受領して電子データに対応する印刷物を出力する。
より詳細には、画像形成装置100は、CPU112と、ROM114と、RAM116と、NVRAM118とを含んで構成されている。CPU112は、画像形成装置100の作像を可能とするように構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成することができ、ROM114に格納された制御プログラムや実行データなどを読み込んで、印刷エンジン170が印刷するための各種の処理を行っている。
RAM116は、CPU112の処理を可能とするためのランタイム実行空間を提供し、CPU112は、プログラムの実行により生成したランタイムデータや変数などをRAM116に適時的に書き込み、またランタイムデータや変数をRAM116からフェッチして画像形成装置100の処理を可能としている。また、NVRAM118は、画像形成装置100の作像処理に必要なランタイムデータや変数のうち、本実施形態にしたがい持続的に制御するための値を格納する不揮発性メモリである。
画像形成装置100は、さらにネットワークI/F130と、エンジンI/F140と、パネルI/F150と、記憶装置I/F120とを含んで構成されている。ネットワークI/F130は、LAN(Local Area Network)などに接続するための物理層およびネットワーク層の機能を提供し、イーサネット(登録商標)やFTTHなどのプロトコルにしたがって転送される電子データを、例えばTCP/IPやUDP/IPなどのトランザクションプロトコルの下、PC160との間で送受信可能としている。
エンジンI/F140は、作像制御部110が電子データから生成したデータを印刷エンジン170に対して送付する処理を行い、例えばPCI、CompactPCI、PCIExpress、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1396などのバスインタフェースまたはその他の適切なインタフェースとして実装することができる。パネルI/F150は、作像制御部110に対して各種の設定を行うために使用される操作パネル180からの制御信号を受領して、作像制御部110が解釈可能なコードにデコードし、CPU112に対して操作パネル180を介したユーザ入力およびCPU112の処理結果の出力を可能とする。
なお、本実施形態の他の実装形式では、操作パネル180は、CRT、LCD、PDなどのディスプレイおよびキーボード・マウスなどの入出力装置として構成することもできる。上述した各機能部は、内部バス(システムバスおよびI/Oバス)192を介して相互接続されていて、作像制御部110の処理を可能としている。記憶装置I/F120は、外付け記憶装置、具体的には大容量のハードディスク装置190や、USBメモリなどとの間でデータ転送を行うものであり、ULTRA-ATA、SERIAL-ATA、USB2.0など適切なプロトコルを使用したインタフェースとすることができる。
PC160は、画像形成装置100に対して電子データを送付し、印刷エンジン170から電子データに対応する印刷物を出力させる。また、PC160は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク装置などを実装し、適切なオペレーティングシステム(OS)の下で、ワードプロセッサ、グラフィックス、ドロー、CADなどのアプリケーションを動作させ、ドキュメントを作成する。PC160は、画像形成装置100に対して印刷を依頼する場合、デスクトップ画面上にプリンタドライバが提供するプリントウィザードを表示する。ユーザは、当該プリントウィザードから、各種の設定を行い、設定が終了した後、「OK」ボタンアイコン上で、所定のマウスイベントを行うことで、プリンタドライバが電子データを印刷するための処理を開始する。電子データは、ラスタライズやスプリングなどの処理を経て電子データに対応するデータとされ、画像形成装置100に宛てて送付する。
プリンタドライバは、本発明の要旨ではないので詳細な説明は省略するが、概略的には、電子データに対するページ記述言語:PDL(Page Description Language)の付加、イメージデータのラスタライズ、スプール処理および画像形成装置100のネットワーク上のアドレスに宛てて作成したデータの送付などを実行する。本実施形態では、定着温度制御を行うための制御信号は、プリンタドライバの提供するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を介してユーザが設定することで、データに追加することができる。なお、上述した制御信号を、以下、作像色情報として参照する。
画像形成装置100は、当該データを受領すると、PDLを解釈し、画像形成装置100が印刷することができる形式のページデータを作成し、印刷の実行を開始する。本実施形態では、画像形成装置100がデータを受領すると、データから作像色情報を抽出し、画像形成装置100がページデータを作成している期間中に作像色情報を印刷エンジン170に送付し、作像色情報にしたがって定着温度制御を開始する。
図2は、本実施形態の画像形成装置100のソフトウェアブロック図を示す。図2に示す各機能ブロックは、CPUが、プログラムを実行することによって、画像形成装置100の機能手段としてハードウェア資源を機能させることにより、画像形成装置100上に実現されている。画像形成装置100の作像制御部110は、プリンタ制御部208と、画像解析部202とを含んでいる。その他、作像制御部110は、ネットワークI/F130、パネルI/F150、エンジンI/F140を含んでいるが、これらのI/F130〜150は、上述したインタフェース処理を周知のプロトコルにしたがって実行するので、詳細な説明は省略する。
なお、図2には、PC160が含むプリンタドライバ220を示しており、プリンタドライバ220は、ユーザの指令に応答して電子データに対し、ラスタライズ等の処理を施してデータを作成し、作像制御部110に送付している。
プリンタ制御部208は、作像制御部110全体の処理を管理し、データ取得、データ送付、各種通知、画像解析部202、印刷データ保持部204、ジョブ情報解析部206などの制御を実行する。画像解析部202、は、PC160から送付されたデータを解析する機能を備え、PDLを解釈してプリンタ制御部208に対してページデータを生成させ、生成されたページデータを、印刷エンジン170へと送付する。
また、作像制御部110の印刷データ保持部204は、ネットワークI/F130から送付されたデータを画像解析部202における画像解析およびジョブ情報解析部206におけるページ数解析処理が終了し、印刷エンジン170に対してデータを送付するまで保持するバッファ機構を提供する。ジョブ情報解析部206は、印刷ジョブに関連するデータを解析し、印刷するべきページ数をカウントし、ページ数情報を生成し、データの送付に先立ってページ数情報を印刷エンジン170に送付し、本実施形態にしたがい、定着温度を設定させる。
本実施形態の画像解析部202は、データの例えばヘッダ情報や作像色情報などをPDLを記述する領域に記述された情報をページ処理開始前に取得し、印刷エンジン170に送付して定着装置の作像色などによる温度制御を可能とする。なお、画像解析部202は、所定のデータ領域に作像色情報が検出できなかった場合には、作像色情報を、例えばブランクのまま送付することもできるし、明示的に作像色情報がないことを通知する情報を印刷エンジン170に対して送付することができる。
また、図2に示すように、画像形成装置100の印刷エンジン170は、制御部I/F210と、エンジン制御部212と、定着制御部230とを含んでいる。制御部I/F210は、エンジンI/F140から送付されるページデータを受領してエンジン制御部212に渡す機能を有しており、エンジンI/F140に対応する適切なバスインタフェースを含む構成とすることができる。エンジン制御部212は、印刷エンジン170の潜像形成、転写、搬送、定着など各機能部の動作を制御する機能を有しており、印刷エンジン170専用のASICなどを含む構成とすることができ、本実施形態の定着制御を可能としている。
エンジン制御部212は、作像制御部110から、印刷ジョブのページ単位での作像色情報、ページ数情報を受領すると、定着制御部230に当該ページの作像色情報、ページ数情報を通知する。定着制御部230は、エンジン制御部212からから作像色情報およびページ数情報を受領すると、ルックアップテーブルを参照して、作像色情報およびページ数情報に対応する定着温度を取得し、取得した定着温度で定着ローラ240の昇温制御を実行する。
定着制御部230は、より詳細には、定着温度監視部232と、定着温度設定部234とを含んでおり、定着温度監視部232は、温度センサ242が検出した定着ローラ240の温度値を取得して、定着温度設定部234に通知し、定着温度設定部234による定着のための定着温度の値と、現在の定着ローラ温度とを比較判断に応答して、定着ローラ240への通電制御を行う。定着温度設定部234は、エンジン制御部212から取得した各情報を使用して現ジョブの定着処理で利用するべき定着温度の値を取得し、定着温度監視部232による温度制御を可能とさせている。
このため、定着制御部230は、NVRAM236を含んで構成することができ、NVRAM236に温度制御のために利用されるルックアップテーブルなどを格納し、定着制御部230の処理のために提供する。なお、NVRAM236は、共用できる場合には、作像制御部110のNVRAM118と共用することができる。
図3は、本実施形態の画像形成装置100の画像形成処理のシーケンス図である。画像形成装置100の画像形成処理は、ステップS300で、プリンタドライバ220が送付したデータを、作像制御部110の印刷データ保持部204が格納する。画像解析部202は、印刷データ保持部204に格納されたデータを、PDLを参照して解析し、ジョブ情報からページ単位で作像色情報を抽出し、ジョブ情報解析部206は、データのページ構造を解析し、ページ数情報を生成する。作像色情報およびページ数情報の作成が終了すると、作像制御部110に対してステップS301で、ページ生成要求を送付する。作像制御部110は、当該要求を受領すると、ステップS302で定着装置をONとする信号であるWakeUp信号をアサートし、エンジン制御部212に通知する。
エンジン制御部212は、WakeUp信号のアサートが通知されると、ステップS303で定着制御部230に対し、定着ONを通知し、本実施形態にしたがい定着ヒータの温度制御シーケンスを開始させ、省エネモードからの印刷処理の準備を開始する。
作像制御部110は、ステップS304で、印刷準備要求をエンジン制御部212に通知する。印刷準備要求には、どの印刷アプリケーションを使用するのかを識別するための固有の識別値であるアプリID、作像色情報、およびページ数情報が含まれている。エンジン制御部212は、受領したアプリIDを参照して、印刷実行プログラムのモジュールを呼び出し、ステップS305で、定着制御部230に対して作像色情報およびページ数情報を通知する。
定着制御部230は、作像色情報およびページ数情報からルックアップテーブルを参照して現在の印刷条件での定着温度を決定し、決定された定着温度を、現在の温度制御シーケンスの目標温度として設定して昇温を開始させる。定着温度が目標温度にまで達すると、ステップS306でエンジン制御部212に対して昇温が完了したことを通知する。エンジン制御部212は、当該通知を受領すると、ステップS307でReady信号をアサートし作像制御部110に通知する。当該Ready信号を受領すると作像制御部110は、エンジン制御部212に対してステップS308で印刷設定を通知し、その後、ステップS309で印刷開始をデータと共に送付し、印刷処理を開始させる。
なお、印刷トレイの指定、紙種、印刷用紙サイズなどは、ステップS300で受領するデータの印刷属性を記述するデータ領域に含まれている。このため、印刷属性として印刷する際のカラーモード(フルカラーまたはモノクロ)の他、紙種、紙厚、印刷速度など、定着温度に影響を与える属性を含んで目標温度を設定することができる。
図4は、本実施形態のジョブ情報解析部206の全体的なフローチャートを示す。図4の処理は、ステップS400から開始し、ステップS401でジョブ情報解析部206が、データを解析し、データが含むPDLを解析する。ステップS402では、データの印刷ジョブ設定を取得し、ステップS403で、データの末尾まで解析が終了したか否かを判断し、データの末尾まで解析が終了していない場合(no)、ステップS405でページ区切りを検出すると、ページカウンタの値をインクリメントし、再度ステップS403に戻してデータの末尾までページカウントを実行する。
一方、ステップS403で、データの末尾まで解析が終了すると(yes)、ステップS404で、ジョブのページカウントが確定され、ステップS406で確定されたケージカウントの値をページ数情報として確定し、ステップS407で処理を終了する。
図5は、ジョブ情報解析部206の第2の実施形態のおける処理のフローチャートを示す。図5の処理の処理では、ページ数情報としてページ数およびページ数が閾値として設定した設定値以上か否かを示す情報のセットして与える実施形態である。図5の処理は、ステップS500から開始し、ステップS501でデータを解析し、ステップS502でデータから印刷ジョブ設定を取得する。ステップS503で、データの末尾まで解析したかを判断し、末尾まで解析を実行していない場合(no)、ステップS504でページ区切りを検出し、ページカウンタに積算する。ステップS505では、ページカウンタの値か設定値以上か否かを判断し、末尾まで解析が終了した場合(yes)、処理をステップS506に進め、末尾まで解析が終了するまでステップS503に処理を戻す。また、当該判断の結果、ページカウンタが設定値以上であると判断された場合(yes)、以後の処理をスキップしてステップS506でページ数情報としてページ数の他、設定値以上であることを示すフラグ情報を設定し、ステップS507でジョブ情報解析処理を終了する。
図5の処理は、省エネエネモードから復帰する場合に設定値を超えるページ数を印刷する必要がある場合、通常の定着制御を行い、1ページから設定値以下までは、通常の定着制御よりもエネルギー消費量の低い定着モードで印刷を行い、1ページの印刷では最小限のエネルギー消費量の定着モードで印刷を行う定着制御を可能とする。
図6は、本実施形態の定着制御に使用するルックアップテーブル600の実施形態を示す。本実施形態の定着制御では、モノクロ印刷およびカラーモード印刷両方に対応して、ページ数をMとして、M=1、1<M≦Th、Th<M(ただし、Thは、図5で説明した設定値である。)。モノクロ印刷の場合と、カラー印刷の場合では、トナーの融着・混色性などの点から同一の印刷枚数でも定着制御を行うための温度は異なり、同一の印刷枚数であっても、カラー印刷の方が、モノクロ印刷よりも高い温度設定が行われるため、同一の印刷ページ数であっても異なる目標温度の値T1〜T6が設定されている。なお、本実施形態では、設定値を1つだけ定めているが、ファクシミリ、プリンタ、複写機などの画像形成装置の主な用途に応じてより細かく用途毎に設定値を設定することもできる。
図7は、本実施形態によってエンジン制御部212が実行する定着制御処理のフローチャートである。図7の処理は、ステップS700から開始し、ステップS701で、定着ONを受領すると、ステップS702でエンジン制御部212は、定着制御部230に対して定着昇温開始を指令する。定着制御部230は、PWM制御などを使用してルックアップテーブル600によって設定した目標温度にまで昇温制御を行う。
ステップ703では、現在の定着温度を検出し、ステップS704で、現在温度≧(目標温度−ε)(εは、温度オーバーシュートを考慮した値である)か否かを判断する。ステップS704の判断で現在温度が、(目標温度−ε)よりも低い場合(no)には、処理をステップS702に戻し昇温制御を続行させる。
一方、ステップS704で現在温度が、(目標温度−ε)以上となった場合(yes)には、ステップS705で定着昇温停止を指令し、ステップS706で、作像制御部110に対して定着Ready信号を通知し、逆に作像制御部から印刷設定、データを受領して、給紙駆動系を起動させて、印刷を開始させ、当該印刷ジョブが終了すると、ステップS707で一連の制御を終了する。
図8は、本実施形態による定着制御の定着温度プロファイルを示す。画像形成装置100は、期間t1で、定着温度を昇温させ、期間t2で定着温度がT5となった後、カラーモードでの定着を行う。その後、印刷ジョブが終了し、また省エネモードへの退避期間が経過すると、期間t3で定着ヒータへの通電を停止させ、省エネモードにある場合の定着温度k1とする。なお、k1は、t1の期間の最初の温度よりも高いものとして記載しているが、k1は、t1の期間の最初の温度と同一でもかまわない。
その後、画像形成装置100が印刷ジョブを受領すると、省エネモードから復帰し、その時点で目標温度として設定されている温度を基準として定着ヒータの通電制御を開始する。通電制御が開始された直後の温度プロファイルをライン810で示す。なお、このときの目標温度は、プリンタドライバ220でユーザが設定する省エネ温度管理に従う温度であり、ユーザがデフォルト設定でカラー印刷モードを指定している場合には、カラーモード対応の目標温度であり、一方、ユーザがモノクロ印刷を最初から指定している場合、モノクロ印刷のための目標温度とされる。
本実施形態をより明確に説明するために、現在の印刷ジョブの印刷枚数が1枚であり、モノクロ印刷モードであるものとして以下説明する。印刷ページ数が1の場合、ルックアップテーブル600のT1の値が目標温度として設定され、通常印刷の場合の定着温度T5よりもはるかに低い定着温度がT1とされ、さらにウォーミングアップ時間t4よりも短い時間t5で印刷が開始でき、この結果、ライン820で示される通常動作の場合に比較して、定着のために必要とされる加熱エネルギーの時間積分量としてもはるかに低くすることができ、早期印刷開始および省エネルギーの相乗的な効果を得ることができる。このとき、通紙期間中の定着温度のプロファイルは、ライン820で与えられ、通紙開始後、温度が低下しても1枚分の定着では定着最低温度kL以上となるようにT1が設定されているので、充分な定着が可能とされる。
また、モノクロ印刷モードで設定値以下の枚数の場合、目標定着温度は、T3とされ、この場合も設定値の枚数を通紙させてもT3は、ライン822で示すように、定着最低温度kL以上が保証できる温度に設定されているので、充分な定着が可能となる。この場合にも、定着が開始されるまでの時間は、通常印刷の場合のウォーミングアップ時間t4に比較して短い時間t6となり、必要となる加熱エネルギーの時間積分量は、小さくすることができる。なお、図8に示した実施形態では、目標温度に達した後、PWM制御を停止させるものとして説明したが、他の実施形態では、例えば1枚〜設定値以下の枚数を、それぞれT1またはT3で印刷を行う場合、通常動作時に比較してPWM制御の周期を調整するなどしてT1〜kL又はT3〜kLまでの範囲で定着温度制御を行うことができる。
また本実施形態でカラー印刷モードが設定される場合、目標温度を、それぞれT2、T4、T6とすることで、カラー印刷においてもライン824で示すように省エネルギー効果およびファーストウォームアップが可能とされる。
図9は、本実施形態のプリンタドライバ220がPC160のデスクトップ画面に表示するGUI900の実施形態を示す。図9に示すGUI900では、各種設定を選択するためのメニュータブ910と、各種設定を入力するためのプルダウンリストが設けられている。ユーザは、例えば、プルダウンリスト920をクリックして、図9に示すようにカラーモードでの印刷をデフォルト設定しているものとする。
さらに、GUI900には、給紙選択、用紙種類、排紙先などを設定するためのプルダウンリスト930が設けられている。ユーザは印刷の目的に応じて各種設定を行い、設定が終了すると「OK」ボタン940をクリックして印刷ジョブを、作像制御部110に送付し、本実施形態の画像形成方法を実行させる。説明する実施形態では、プリンタドライバ220の設定では、カラーモードの設定が行われているので、最初のページ生成要求では、カラーモードに対応する値が目標温度として設定され、定着ヒータは、当該目的温度に向けて昇温を開始する。
ところで、本実施形態において、枚数対応定着を適用することを設定する場合、例えばワンクリック設定アイコン名として表示されたプルダウンリスト950から、「枚数最適化」を設定した後、印刷すると、本実施形態の定着制御が実行され、省エネルギーおよびファーストウォームアップを達成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ページ単位でモノクロ印刷またはカラー印刷に対応した定着温度を利用して印刷物を作成することができる画像形成装置および定着制御方法を提供することができる。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100 画像形成装置
110 作像制御部
112 CPU
114 ROM
116 RAM
118、236 NVRAM
120、130、140、150 I/F
160 PC
170 印刷エンジン
180 操作パネル
190 ハードディスク装置
192 内部バス
202 画像解析部
204 印刷データ保持部
206 ジョブ情報解析部
208 プリンタ制御部
210 制御部I/F
212 エンジン制御部
220 プリンタドライバ
230 定着制御部
232 定着温度監視部
234 定着温度設定部
240 定着ローラ
242 温度センサ
600 ルックアップテーブル
110 作像制御部
112 CPU
114 ROM
116 RAM
118、236 NVRAM
120、130、140、150 I/F
160 PC
170 印刷エンジン
180 操作パネル
190 ハードディスク装置
192 内部バス
202 画像解析部
204 印刷データ保持部
206 ジョブ情報解析部
208 プリンタ制御部
210 制御部I/F
212 エンジン制御部
220 プリンタドライバ
230 定着制御部
232 定着温度監視部
234 定着温度設定部
240 定着ローラ
242 温度センサ
600 ルックアップテーブル
Claims (6)
- 省エネモードと通常動作モードとを有する画像形成装置であって、
外部装置から印刷するべき印刷ジョブのデータを受領し、前記データのページ区切りをカウントして、前記印刷ジョブが要求するページ数を含むページ数情報を生成するジョブ情報解析手段と、
前記ジョブ情報解析手段が生成した前記ページ数情報を、前記データの内容よりも先に受領して定着温度を決定するエンジン制御手段と、
前記エンジン制御手段によって決定された前記定着温度に定着温度を制御する定着制御手段と
を含む画像形成装置。 - 前記ジョブ情報解析手段は、前記印刷ジョブのページ数が設定値を超えるか否かを判断し、前記印刷ジョブのページ数が前記設定値を超える場合には、前記設定値を超えたページ数があることを通知するフラグ情報を生成し、前記ページ数情報に含ませる、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、前記ページ数情報を使用して、前記通常動作モードの定着温度での定着処理を行なうか、または前記通常動作モードの定着温度よりも低い少なくとも1つの定着温度で定着処理を行うかを判断し、前記定着温度を決定する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記定着制御手段は、前記定着温度よりも低い少なくとも1つの定着温度に達した後、定着温度制御を停止するか、または前記通常動作モードにおける定着温度制御よりも低い頻度で温度制御する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 省エネモードと通常動作モードとを有する画像形成装置における定着制御方法であって、
外部装置から印刷するべき印刷ジョブのデータを受領し、前記データのページ区切りをカウントして、前記印刷ジョブが要求するページ数を含むページ数情報を生成するステップと、
前記ページ数情報を、前記データの内容よりも先に受領して定着温度を決定するステップと、
前記決定された前記定着温度に定着温度を制御するステップと
を含み、
前記定着温度を決定するステップは、前記ページ数情報を使用して、前記通常動作モードの定着温度での定着処理を行なうか、または前記通常動作モードの定着温度よりも低い少なくとも1つの定着温度で定着処理を行うかを判断して前記定着温度を決定するステップを含む、定着制御方法。 - 前記定着温度を決定するステップは、前記定着温度よりも低い少なくとも1つの定着温度に達した後、定着温度制御を停止するか、または前記通常動作モードにおける定着温度制御よりも低い頻度で温度制御するステップを含む、請求項5に記載の定着制御方法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2015049299A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | 電力制御装置、および画像形成装置 |
| JP2018197870A (ja) * | 2018-07-27 | 2018-12-13 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び該装置の起動方法 |
| JP2019012244A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | 富士通周辺機株式会社 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
| JP2021107847A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム |
-
2011
- 2011-03-07 JP JP2011048753A patent/JP2012185355A/ja not_active Withdrawn
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