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JP2012185285A - 映像処理回路および映像表示装置 - Google Patents

映像処理回路および映像表示装置 Download PDF

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JP2012185285A
JP2012185285A JP2011047660A JP2011047660A JP2012185285A JP 2012185285 A JP2012185285 A JP 2012185285A JP 2011047660 A JP2011047660 A JP 2011047660A JP 2011047660 A JP2011047660 A JP 2011047660A JP 2012185285 A JP2012185285 A JP 2012185285A
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JP2011047660A
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Takeo Matsumoto
武生 松本
Yasushi Onishi
康司 大西
Teruhiko Kamibayashi
輝彦 上林
Shizuka Nemoto
志都香 根元
Tomoyuki Fujimoto
知之 藤本
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保すること。
【解決手段】記憶部が、映像ソースの種別などに応じた変換係数情報を記憶し、ブレンド部算出部が、照度に応じた直射補正量に相当するブレンド率を算出し、DUTY比調整部が、かかる変換係数情報とブレンド率とに基づき、ユーザの入力操作に基づく入力DUTY比を調整した出力DUTY比を生成するように映像処理回路を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保することができる映像処理回路および映像表示装置に関する。
従来、自動車のカーナビゲーションシステムなどに備えられ、目的地までのナビゲーション情報やDTV(Digital Television)放送、あるいは車載カメラの撮像映像などを、ディスプレイに対して表示する映像表示装置が知られている。
そして、かかる映像表示装置は、ディスプレイが直射日光を受けた場合の表示映像の視認性確保を目的として映像の補正を行っている。
かかる映像の補正は、照度センサによって直射日光のディスプレイへの照射が検出された場合に、映像のコントラストを向上させるなどの調整を行う技術である(たとえば、特許文献1参照)。なお、映像の補正は、映像表示装置に備えられた映像処理回路によって行われることが一般的である。
また、映像表示装置は、調整ボタンなどからの入力操作に基づいてディスプレイのバックライト輝度を調整する「明るさ調整」機能を有していることが多い。かかる「明るさ調整」機能によって、ユーザは、ディスプレイの明るさを自分の好みに調整することができる。
特開2009−276425号公報
しかしながら、従来技術を用いた場合、映像の補正によって表示映像のコントラストを向上させたにも関わらず、ユーザによってバックライト輝度を抑える「明るさ調整」が行われていた場合には向上させたコントラストが抑えられてしまうため、表示映像の視認性を確保しにくいという問題があった。
これは、映像の補正と「明るさ調整」とが個別に行われることに起因する。この点について、映像の補正時に無条件にバックライト輝度を上げることで視認性を確保することはできるが、バックライト輝度を抑え目に調整したユーザに対して違和感を与えるうえ、消費電力のロスを招くため好ましくない。
これらのことから、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保することができる映像処理回路あるいは映像表示装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであって、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保することができる映像処理回路および映像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、照度に応じて入力映像を補正する映像処理回路であって、入力された照度に基づいて前記入力映像に対する補正量を決定し、前記補正量に基づいて前記入力映像を補正する補正手段と、ディスプレイにおけるバックライトの輝度について操作者の操作に基づく指定値を受け付け、該指定値を前記補正量に基づいて調整する調整手段と、前記調整手段によって調整された前記指定値に基づいて前記バックライトの輝度を制御するバックライト制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、入力された照度に基づいて入力映像に対する補正量を決定し、かかる補正量に基づいて入力映像を補正し、ディスプレイにおけるバックライトの輝度について操作者の操作に基づく指定値を受け付け、かかる指定値を補正量に基づいて調整し、調整された指定値に基づいてバックライトの輝度を制御することとしたので、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るDUTY比調整手法の概要を示す図である。 図2は、実施例に係るASICを含む映像表示装置の構成を示すブロック図である。 図3は、ブレンド率算出情報の設定例を示す図である。 図4は、DUTY比調整部の構成を示すブロック図である。 図5は、DUTY比調整回路の動作例を示す図である。 図6は、係数の下限閾値および上限閾値を説明するための図である。 図7は、変形例に係るDUTY比調整部の構成を示すブロック図である。 図8は、係数にAD値を用いる場合の変換係数から生成される変換曲線の一例を示す図である。 図9は、実施例に係るASICが実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係るDUTY比調整手法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るDUTY比調整手法の概要について図1を用いて説明した後に、本発明に係るDUTY比調整手法を適用した映像処理回路および映像表示装置についての実施例を図2〜図9を用いて説明することとする。
まず、本発明に係るDUTY比調整手法の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るDUTY比調整手法の概要を示す図である。なお、同図の(A)には、従来技術に係るDUTY比調整手法の概要について、同図の(B)には、本発明に係るDUTY比調整手法の概要について、それぞれ示している。
また、以下では、ディスプレイが外光の照射を受けた場合の映像補正を「直射補正」と、ユーザの入力操作に基づくバックライト制御を「明るさ調整」と、それぞれ記載する。なお、バックライト制御には、「明るさ調整」だけでなく、「直射補正」における映像輝度に応じたバックライト制御が含まれる場合もあるが、以下では、「明るさ調整」を例に挙げて説明を行う。
図1の(A)に示したように、従来技術に係るDUTY比調整手法では、「直射補正」と「明るさ調整」とは、連動して制御されていなかった(図中の「連動なし」参照)。したがって、相反する制御が行われた場合、表示映像の視認性が確保できなかった。
具体的には、「直射補正」においてコントラストを向上させた出力映像を生成し、ディスプレイ40へ出力しても、「明るさ調整」においてバックライト輝度を抑制するDUTY比の指定がなされていれば、「直射補正」の生成した出力映像は、表示のうえで見づらいものとなっていた。
そこで、本発明に係るDUTY比調整手法では、「直射補正」において用いる照度に基づく「直射補正量(後述)」を「明るさ調整」においても用いることによって、双方を連動させることとした。
具体的には、図1の(B−a)に示したように、「直射補正」において用いる「ブレンド率」等を「明るさ調整」においても用いることとしたうえで、DUTY比調整部11hにおいてかかる「ブレンド率」等に基づいてDUTY比を調整することとした。
なお、「ブレンド率」は、照度に基づいて算出される、「直射補正」前の映像と「直射補正」後の映像との合成比率である。照度が大きくなるほど、かかる「ブレンド率」は大きくなり、表示のうえでは「直射補正」後の映像が支配的となるため、「ブレンド率」等の照度に基づく要素を「直射補正量」と言い換えてもよい。なお、「ブレンド率」の詳細については、図3を用いて後述する。
そして、図1の(B−b)に示したように、DUTY比調整部11hにおいては、「直射補正量」である「ブレンド率」が大きくなるほど、調整後の入力DUTY比である「出力DUTY比」が徐々に大きくなるように、入力DUTY比(すなわち、ユーザ指定のDUTY比)を調整する。
かかる調整は、所定の「変換係数」を用いて生成される、「ブレンド率」と「入力DUTY比の変換倍率」との対応関係を示す「変換曲線」に基づいて行われる。かかる調整の詳細については、図5を用いて後述する。
なお、図1の(B−b)には、入力DUTY比が「50」%である場合の、上記の「変換曲線」に基づく「ブレンド率」と「出力DUTY比」との対応関係の一例を示している。かかる例に示したように、上方(「出力DUTY比」軸の正方向)へやや膨らむカーブに沿って徐々に入力DUTY比を下げ、出力DUTY比を上げる調整を行うことで、視認性確保の立ち上がりを早めることができ、かつ、ユーザへ違和感を与えることを防止することができる。また、バックライトによる消費電力のロスを抑えることもできる。
このように、本発明に係るDUTY比調整手法では、「直射補正」において用いる照度に基づく「直射補正量」を「明るさ調整」においても用いることによって、双方を連動させることとした。したがって、本発明に係るDUTY比調整手法によれば、「直射補正」と「明るさ調整」とを調和させつつ視認性を確保することができる。
なお、上述した説明では、「直射補正量」として「ブレンド率」を用いる例を示したが、照度センサの検出したアナログ値をデジタル変換した「AD値」を用いることとしてもよい。かかる変形例については、図7および図8を用いて後述する。
以下では、図1を用いて説明したDUTY比調整手法を適用した映像処理回路および映像表示装置についての実施例を詳細に説明する。なお、以下では、映像処理回路を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)として説明することとする。
図2は、本実施例に係るASIC10を含む映像表示装置1の構成を示すブロック図である。なお、図2では、ASIC10および映像表示装置1の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図2に示すように、ASIC10は、制御部11と、記憶部12とを備えている。また、制御部11は、高画質処理部11aと、直射補正部11bと、ブレンド部11cと、DUTY比取得部11dと、A/D変換部11eと、ブレンド率算出部11fと、調整情報取得部11gと、DUTY比調整部11hと、バックライト制御部11iとをさらに備えている。そして、記憶部12は、変換係数情報12aと、ブレンド率算出情報12bとを記憶する。
ここで、映像表示装置1が、ASIC10の外部に備える各ユニットについて説明しておく。マイコン20は、映像表示装置1の全体制御を行う制御ユニットであり、映像ソース50からの入力映像を高画質処理部11aに対して出力する。
また、マイコン20は、ユーザが「明るさ調整」機能を利用した際、調整ダイヤルなどの操作部品である操作部60から入力した入力DUTY比を、DUTY比取得部11dに対して出力する。
また、マイコン20は、DVD映像やカメラ映像といった映像ソース50の種別をDUTY比調整部11hに対して通知する。
照度センサ30は、後述するディスプレイ40の近傍などに配置され、かかるディスプレイ40の近傍の照度をアナログ値で検出する検出デバイスである。ディスプレイ40は、出力映像を表示する表示部である。なお、本実施例では、かかるディスプレイ40が、バックライト光源を備える液晶ディスプレイであるものとする。
外部メモリ70は、ASIC10からみて「外部」に配置される、ハードディスク、不揮発性メモリ、レジスタといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、後述する変換係数情報12aやブレンド率算出情報12bといった各種情報の元データである調整情報(図示せず)を記憶する。
ASIC10の説明に戻り、制御部11は、ASIC10の全体制御を行う制御部である。高画質処理部11aは、マイコン20からの入力映像を高画質化したうえで、高画質化後の入力映像(以下、「高画質映像」と記載する)を直射補正部11bおよびバックライト制御部11iに対して出力する処理を行う処理部である。
なお、ここにいう高画質化とは、主に入力映像の輪郭補正と色彩補正を施すことを指す。また、直射補正部11bへの出力系統は、直射補正部11bの前段において分岐し、高画質映像をブレンド部11cに対しても出力する。
直射補正部11bは、高画質処理部11aから入力された高画質映像の視認性、階調、彩度などを補正したうえで、補正後の補正後映像をブレンド部11cに対して出力する処理を行う処理部である。
ブレンド部11cは、直射補正部11bから入力された補正後映像と、直射補正部11bの前段において分岐して入力された高画質映像とを、ブレンド率算出部11fから入力されるブレンド率に基づいて合成することによって出力映像を生成し、ディスプレイ40に対して出力する処理を行う処理部である。
DUTY比取得部11dは、マイコン20からの入力DUTY比を取得して、DUTY比調整部11hに対して出力する処理を行う処理部である。
A/D変換部11eは、照度センサ30の検出値を、アナログ値からデジタル値(AD値)へ変換したうえで、ブレンド率算出部11fに対して出力する処理を行う処理部である。
ブレンド率算出部11fは、A/D変換部11eからのAD値と記憶部12のブレンド率算出情報12bとに基づき、補正後映像の補正前映像に対するブレンド率を算出し、ブレンド部11cおよびDUTY比調整部11hに対して出力する処理を行う処理部である。
ここで、図3を用いて、ブレンド率算出情報12bについて説明しておく。図3は、ブレンド率算出情報12bの設定例を示す図である。図3に示したように、ブレンド率算出情報12bには、ブレンド率とAD値との対応関係を示す「ブレンド率カーブ」を設定することができる。
なお、図3には、ルクス換算したAD値を横軸とし、8ビット換算したブレンド率を縦軸としたブレンド率カーブを示している。かかるブレンド率カーブを用いた場合、AD値が「10,000」の場合には、ブレンド率は「128」と、AD値が「20,000」の場合には、ブレンド率は「255」と、それぞれ算出される。
また、AD値が「3,000」以下の場合には、ブレンド率は「0」となる。すなわち、図3に示した例では、「3,000」のAD値は、直射補正を行うか否かの閾値となる。また、図3に示したように、上向きにやや膨らんだブレンド率カーブを用いることによって、直射補正の立ち上がりを早くする効果を得ることができる。
図2の説明に戻り、調整情報取得部11gについて説明する。調整情報取得部11gは、電源オンなどにともなうASIC10の初期稼動段階などにおいて、外部メモリ70から変換係数情報12aやブレンド率算出情報12bといった各種情報の元データである調整情報(図示せず)を取得し、記憶部12へ変換係数情報12aおよびブレンド率算出情報12bを記憶させる処理を行う処理部である。
DUTY比調整部11hは、ブレンド率算出部11fからのブレンド率および記憶部12の変換係数情報12aに基づき、DUTY比取得部11dからの入力DUTY比を調整することによって出力DUTY比を算出し、バックライト制御部11iに対して出力する処理を行う処理部である。
ここで、図4を用いて、DUTY比調整部11hについてさらに詳しく説明する。図4は、DUTY比調整部11hの構成を示すブロック図である。図4に示したように、DUTY比調整部11hは、DUTY比調整回路11haを備えることができる。
DUTY比調整回路11haは、DUTY比取得部11dから入力される入力DUTY比の変換倍率を算出する。また、DUTY比調整回路11haは、算出した変換倍率と、入力DUTY比とを掛け合わせることによって出力DUTY比を算出し、出力する。
なお、入力DUTY比の変換倍率の算出は、後述する変換係数情報12aに含まれる所定の変換係数、下限閾値および上限閾値に基づいて生成する変換曲線に対して、ブレンド率算出部11fから入力されるブレンド率を係数として掛けることによって行う。
ここで、係数には、ブレンド率だけでなくAD値を用いることとしてもよい。かかる変形例については、図7および図8を用いて後述する。
また、図示していないが、DUTY比調整回路11haは、マイコン20(図2参照)から映像ソース50(図2参照)の種別の通知を受け、かかる種別に対応する変換係数情報12aを参照する。
ここで、図4において示した、DUTY比調整部11hのDUTY比調整回路11haの動作例について、図5を用いて説明する。図5は、DUTY比調整回路11haの動作例を示す図である。なお、図5の(A)には、DUTY比調整回路11haが生成する変換曲線を、図5の(B)には、DUTY比調整回路11haの具体的な動作例を、それぞれ示している。
図5の(A)に示すように、DUTY比調整回路11haは、係数として入力されるブレンド率と入力DUTY比の変換倍率との対応関係を示す変換曲線を、変換係数情報12aに含まれる所定の変換係数、下限閾値および上限閾値に基づいて生成する。
所定の変換係数は、映像ソース50(図2参照)の種別ごとに、かかる種別に応じてあらかじめ設けられた定数の組み合わせである。なお、本実施例では、かかる所定の変換係数をa、bおよびcの3つの定数の組み合わせであるものする。
まず、DUTY比調整回路11haは、映像ソース50の種別に応じた変換係数を変換係数情報12aから入力すると、かかる変換係数に基づいて変換曲線を生成する。
ここで、入力DUTY比の変換倍率をpと、係数をxと、それぞれあらわす。このとき、DUTY比調整回路11haは、入力DUTY比の変換倍率pを式「p=ax+bx+c」によって算出することができる。
すなわち、DUTY比調整回路11haは、かかる二次方程式をあらわす曲線を変換曲線として生成する。なお、係数xが下限閾値に満たない、あるいは、上限閾値を上回る場合は、変換倍率pは固定値となるが、かかる点については図6を用いて後述する。
したがって、映像ソース50の種別が切り替われば、DUTY比調整回路11haは、変換係数情報12aからあらたな種別に応じた別のa、bおよびcの組み合わせである変換係数を入力し、あらたな変換曲線を生成することとなる。
すなわち、図5の(A−a)および(A−b)にそれぞれ示す異なる変換曲線は、変換係数、すなわち、映像ソース50の種別が異なるものである。
また、図5の(B)に示すように、DUTY比調整回路11haは、生成した変換曲線に基づいて入力DUTY比の変換倍率を算出し、かかる変換倍率および入力DUTY比に基づいて出力DUTY比を算出する。
なお、図5の(B)に示したように、ここでは、入力DUTY比として「30%」が、係数として「128」(8ビット換算値)が、それぞれ入力されたものとする。また、DUTY比調整回路11haは、図5の(B−1)に示す変換曲線を、既に生成したものとする。
DUTY比調整回路11haは、係数として「128」が入力された場合、生成した変換曲線へかかる「128」を掛け(図5の(B−2)参照)、入力DUTY比の変換倍率「2.5倍」を算出する(図5の(B−3)参照)。
そして、DUTY比調整回路11haは、入力DUTY比として「30%」が入力されている場合、かかる入力DUTY比「30%」と、算出した変換倍率「2.5倍」とを掛け合わせて、出力DUTY比を「75%」として算出する(図5の(B−4)参照)。
なお、出力DUTY比が「100%」を超える場合には、出力DUTY比を「100%」固定とすることができる。また、異なる入力DUTY比が入力される場合であっても、変換係数が同一(すなわち、映像ソース50の種別が同一)であれば、同じ変換曲線が用いられる。
ここで、図5の(A)において触れた係数の下限閾値および上限閾値について、図6を用いて説明しておく。図6は、係数の下限閾値および上限閾値を説明するための図であり、変換係数、下限閾値および上限閾値から生成される変換曲線の一例を示している。
図6に示したように、DUTY比調整回路11haは、「下限閾値」または「上限閾値」を含む変換曲線を生成することができる。なお、「下限閾値」または「上限閾値」は、変換係数とともに変換係数情報12aに含まれることとしてもよいし、あらかじめDUTY比調整回路11haに保持されることとしてもよい。
そして、図6に示したように、DUTY比調整回路11haは、かかる「下限閾値」より小さい、または、「上限閾値」より大きい係数については、固定の変換倍率へ変換する変換曲線を生成する。
たとえば、図6には、係数が、「下限閾値」より小さい場合には変換倍率が固定で「1倍」に、「上限閾値」より大きい場合には変換倍率が固定で「3倍」に、それぞれ変換される変換曲線を例に挙げている。
すなわち、「下限閾値」に満たない係数が入力されたならば、出力DUTY比は、入力DUTY比と同一(すなわち、「1倍」)となる。ここで、係数は、照度に基づくブレンド率であるので、所定の照度に満たなければ、ユーザによる「明るさ調整」の入力DUTY比に従うといった制御を行うことが可能となる。
また、「上限閾値」を超える係数が入力されたならば、出力DUTY比は入力DUTY比の所定の倍数(ここでは「3倍」)に固定されることとなる。すなわち、所定の照度を超えたならば、ユーザによる「明るさ調整」の入力DUTY比を効かなくするといった制御を行うことが可能となる。
無論、図6に示したように、変換曲線は、「下限閾値」から「上限閾値」に至る領域においては弧線状のカーブであることが好ましい。かかるカーブによって、ユーザへ違和感を与えることを防止することが可能だからである。
次に、係数としてAD値を用いることができる場合の変形例について、図7を用いて説明する。図7は、変形例に係るDUTY比調整部11hの構成を示すブロック図である。なお、図7では、図4に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付しており、以下では、図4と重複する構成要素についての説明は省略するか簡単な説明にとどめることとする。
図7に示したように、変形例に係るDUTY比調整部11hは、セレクタ11hbをさらに備える点で、図4に示した本実施例に係るDUTY比調整部11hとは異なる。
セレクタ11hbは、A/D変換部11eからのAD値と、ブレンド率算出部11fからのブレンド率とを入力し、いずれを係数として用いるかを選択する。いずれを選択するかは、マイコン20からの選択指示を入力することによって可変的に選択できることとしてもよいし、ハードワイヤードロジックなどによって固定的に選択することとしてもよい。
なお、ブレンド率算出部11fからのブレンド率は、A/D変換部11eが出力するAD値を平均化したものである。したがって、このように、ブレンド率の元データであるAD値を係数として利用可能とすることで、実際の照度変化に対応した即時性を高めることが可能となる。
ここで、図8を用いて、このようにAD値を係数として用いる場合の変換係数について説明しておく。図8は、係数にAD値を用いる場合の変換係数から生成される変換曲線の一例を示す図である。
図8に示したように、係数にAD値を用いる場合、変換曲線は、係数に所定の閾値を設定して、かかる閾値に満たないならば、入力DUTY比の変換倍率は、1倍(すなわち、入力DUTY比と出力DUTY比とが同一)とすることが好ましい。
なぜなら、AD値は、実際の照度変化に対応した即時性を高めることができるというメリットを有する反面、ブレンド率と比較してノイズ成分を多く含むというデメリットも有するためである。
そこで、たとえば、微細な照度変化に反応してユーザの設定した入力DUTY比を変化させることのないように、AD値については、ブレンド率を係数として用いる場合とは異なる変換係数を用いることが肝要である。
したがって、変換係数情報12aには、係数として用いる入力データの種別(たとえば、ブレンド率やAD値など)ごとに、異なる変換係数を設定できるものとする。
これにより、係数として用いる入力データの種別によって、算出される出力DUTY比の精度をおとすことなく、表示映像の視認性を確保することが可能となる。
図2の説明に戻り、バックライト制御部11iについて説明する。バックライト制御部11iは、高画質処理部11aから入力された高画質映像の映像輝度およびDUTY比調整部11hからの出力DUTY比に基づき、ディスプレイ40が備えるバックライト光源の輝度を制御する輝度制御信号を生成する処理を行う処理部である。また、バックライト制御部11iは、生成した輝度制御信号をディスプレイ40に対して出力する処理を併せて行う。
記憶部12は、不揮発性メモリ、レジスタといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、変換係数情報12aと、ブレンド率算出情報12bとを記憶する。変換係数情報12aおよびブレンド率算出情報12bについては既に述べたため、ここでの説明を省略する。
次に、本実施例に係るASIC10が実行する処理の処理手順について図9を用いて説明する。図9は、本実施例に係るASIC10が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示したように、電源オンなどにともなう初期稼動段階におけるASIC10は、マイコン20から変換係数情報12aの元データを含む調整情報を取得し、記憶部12へ格納する(ステップS101)。なお、かかる調整情報には、ブレンド率算出情報12bが含まれてもよい。
つづいて、本稼動段階におけるASIC10は、ユーザから入力される入力DUTY比に変更があるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、入力DUTY比に変更がある場合(ステップS102,Yes)、ASIC10は、照度に基づく係数、および、変換係数情報12aの映像ソース50に対応する変換係数に基づいて変換倍率を算出する(ステップS103)。
なお、ステップS102の判定条件を満たさなかった場合(ステップS102,No)、ASIC10は、ステップS102からの処理を繰り返す。
そして、ASIC10は、ステップS102において入力された入力DUTY比と、ステップS103において算出した変換倍率とから、出力DUTY比を算出する(ステップS104)。そして、算出した出力DUTY比を含むバックライトの輝度制御信号をディスプレイ40に対して出力した後(ステップS105)、ステップS102からの処理を繰り返す。
上述してきたように、本実施例では、記憶部が、変換係数情報を記憶し、ブレンド率算出部が、照度に基づく直射補正量に相当するブレンド率を算出し、DUTY比調整部が、かかる変換係数情報とブレンド率とに基づき、ユーザの入力操作に基づく入力DUTY比を調整した出力DUTY比を生成するように映像処理回路および映像補正装置を構成した。したがって、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保することができる。
以上のように、本発明に係る映像処理回路および映像表示装置は、直射日光に対する映像補正とユーザによる明るさ調整とを調和させつつ視認性を確保したい場合に有用であり、特に、直射日光の照射を受けやすい車載用の映像処理回路および映像表示装置への適用に適している。
1 映像表示装置
10 ASIC
11 制御部
11a 高画質処理部
11b 直射補正部
11c ブレンド部
11d DUTY比取得部
11e A/D変換部
11f ブレンド率算出部
11g 調整情報取得部
11h DUTY比調整部
11ha DUTY比調整回路
11hb セレクタ
11i バックライト制御部
12 記憶部
12a 変換係数情報
12b ブレンド率算出情報
20 マイコン
30 照度センサ
40 ディスプレイ
50 映像ソース
60 操作部
70 外部メモリ

Claims (7)

  1. 照度に応じて入力映像を補正する映像処理回路であって、
    入力された照度に基づいて前記入力映像に対する補正量を決定し、前記補正量に基づいて前記入力映像を補正する補正手段と、
    ディスプレイにおけるバックライトの輝度について操作者の操作に基づく指定値を受け付け、該指定値を前記補正量に基づいて調整する調整手段と、
    前記調整手段によって調整された前記指定値に基づいて前記バックライトの輝度を制御するバックライト制御手段と
    を備えたことを特徴とする映像処理回路。
  2. 前記調整手段は、
    前記補正量が増加するほど、前記指定値が前記バックライトの最大輝度に近づくように前記指定値を調整することを特徴とする請求項1に記載の映像処理回路。
  3. 前記調整手段は、
    前記補正量が所定の下限閾値に満たない場合には、前記指定値を調整しないことを特徴とする請求項1または2に記載の映像処理回路。
  4. 前記調整手段は、
    前記補正量が所定の上限閾値を超える場合には、前記指定値が前記バックライトの最大輝度となるように前記指定値を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の映像処理回路。
  5. 前記指定値の変換に関する所定の変換係数を前記入力映像の種別に対応付けて記憶する記憶手段
    をさらに備え、
    前記調整手段は、
    あらたな前記指定値が入力された場合に、前記入力映像の種別に対応する前記変換係数および前記補正量に基づいて当該指定値を調整後の前記指定値へ変換することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の映像処理回路。
  6. 前記補正量は、
    前記照度を平均化した値または前記照度であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の映像処理回路。
  7. 前記照度を検出する照度検出手段と、
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の映像処理回路と
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
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