JP2012171004A - ローラレベラおよび金属板の矯正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄くて降伏応力が大きい金属板であっても十分に矯正することができるローラレベラおよび金属板の矯正方法を提供すること。
【解決手段】切板状の金属板Pを矯正するローラレベラ100は、矯正すべき金属板Pの通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板Pを挟んで矯正しつつ金属板Pを通板させるように回転する複数のレベリングロール6,8と、レベリングロール6,8を介して金属板Pを圧下する油圧式の圧下シリンダ4と、複数のレベリングロール6,8の上下外側に各レベリングロール6,8に接触するように設けられたレベリングロール6,8よりも大径の複数の中間ロール13,14と、中間ロール13,14を回転させる駆動装置15とを具備し、圧下シリンダ4によりレベリングロール6を介して金属板Pを圧下しつつ、駆動装置15により中間ロールを回転駆動させて、その駆動力をレベリングロール6,8に伝達させて金属板Pを通板させる。
【選択図】図1
【解決手段】切板状の金属板Pを矯正するローラレベラ100は、矯正すべき金属板Pの通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板Pを挟んで矯正しつつ金属板Pを通板させるように回転する複数のレベリングロール6,8と、レベリングロール6,8を介して金属板Pを圧下する油圧式の圧下シリンダ4と、複数のレベリングロール6,8の上下外側に各レベリングロール6,8に接触するように設けられたレベリングロール6,8よりも大径の複数の中間ロール13,14と、中間ロール13,14を回転させる駆動装置15とを具備し、圧下シリンダ4によりレベリングロール6を介して金属板Pを圧下しつつ、駆動装置15により中間ロールを回転駆動させて、その駆動力をレベリングロール6,8に伝達させて金属板Pを通板させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、切板状の金属板を矯正するローラレベラおよび金属板の矯正方法に関する。
鋼板等の金属板を製造する過程では圧延や冷却などが実施されるが、これらの工程では金属板に反りや波形状の変形が発生する。このため、このような反りや波形状の変形を矯正して金属板を平坦化する目的で、複数本のレベリングロールを上下に千鳥状に配置したローラレベラが用いられる(例えば特許文献1)。
ローラレベラは、下ロールに対し上ロールを押し込んだ状態、または上ロールに対して下ロールを押し込んだ状態で、矯正すべき金属板を通板し、金属板に繰り返し曲げを与えることによって、金属板の反りや波形状を平坦化する。このとき、ローラレベラの各ロールの押込量は、金属板を好ましくは0.7以上の降伏率で曲げられるように適宜設定される。
従来のローラレベラで切板状の金属板を矯正する場合、金属板を通板する際の駆動力はレベリングロールのトルクに依存しているが、薄くて降伏応力が大きい材料の金属板を矯正する際には、ロール径を小さくする必要があり、矯正に必要な降伏率を確保しようとすると、レベリングロールのトルクが不足して通板できない事態が生じてしまう。
なぜならば、十分な押し込み量を与えるには駆動するレベリングロールよりも小径の駆動シャフトをロールに接続する必要があり、薄くて降伏応力が大きい材料の金属板を矯正するために小径のレベリングロールを用いるとトルクが小さくならざるを得ず、金属板の矯正に必要な降伏率を確保しようとした場合に、トルクが金属板を通板するために必要な値よりも小さくなってしまうからである。
このため、従来は、板厚が薄くて降伏応力が大きい金属板の矯正を行う場合には、レベリングロールの押し込み量を、レベリングロールのトルクでも通板可能な値に制限せざるを得ず、金属板を十分に矯正できない場合も生じてしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、薄くて降伏応力が大きい金属板であっても十分に矯正することができるローラレベラおよび金属板の矯正方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、切板状の金属板を矯正するローラレベラであって、矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、前記中間ロールを回転させる駆動装置とを具備し、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させることを特徴とするローラレベラを提供する。
本発明の第2の観点では、矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、前記レベリングロールおよび前記中間ロールをこれらの上下で支持する一対のロールフレームと、前記一対のロールフレームを上下で支持するフレームと、前記一対のフレームの一方を押圧し、前記ロールフレームの一方、前記中間ロール、および前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、前記中間ロールを回転させる駆動装置と、前記圧下シリンダに押圧される方のフレームとそれに対応するロールフレームとの間に、前記金属板の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、金属板の矯正を制御する制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して上下のレベリングロール間を通板する金属板を圧下させつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させるように制御し、かつ、前記制御装置は、前記一対のフレームの横撓み量を求め、この撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、前記必要締め込み量に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とするローラレベラを提供する。
上記第2の観点において、前記制御装置は、前記圧下シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記中間ロール、前記レベリングロールの圧縮変形情報に基づいて、この圧縮変形を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、この必要締め込み量と前記一対のフレームの撓み量を解消するに必要な必要締め込み量の合計値に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することが好ましい。
上記第1の観点および上記第2の観点において、前記中間ロールの径は前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であり、前記上下のレベリングロールのピッチは、いずれも前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であることが好ましい。また、前記中間ロールは個別的に駆動されることが好ましい。
本発明の第3の観点では、矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、前記中間ロールを回転させる駆動装置とを具備するローラレベラにおいて切り板状の金属板を矯正する金属板の矯正方法であって、金属板を前記上下のレベリングロールの間に挿入し、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させることを特徴とする金属板の矯正方法を提供する。
本発明の第4の観点では、矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、前記レベリングロールおよび前記中間ロールをこれらの上下で支持する一対のロールフレームと、前記一対のロールフレームを上下で支持するフレームと、前記一対のフレームの一方を押圧し、前記ロールフレームの一方、前記中間ロール、および前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、前記中間ロールを回転させる駆動装置と、前記圧下シリンダに押圧される方のフレームとそれに対応するロールフレームとの間に、前記金属板の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダとを具備するローラレベラを用いて切り板状の金属板を矯正する金属板の矯正方法であって、金属板を前記上下のレベリングロールの間に挿入し、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させ、かつ、前記一対のフレームの横撓み量を求め、この撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、前記必要締め込み量に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とする金属板の矯正方法を提供する。
上記第4の観点において、前記圧下シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記中間ロール、前記レベリングロールの圧縮変形情報に基づいて、この圧縮変形を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、この必要締め込み量と前記一対のフレームの撓み量を解消するに必要な必要締め込み量の合計値に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することが好ましい。
上記第3の観点および第4の観点において、前記中間ロールの径は前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であり、前記上下のレベリングロールのピッチは、いずれも前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であることが好ましい。また、前記中間ロールは個別的に駆動されることが好ましい。
上記第1〜第4の観点において、金属板の先端がレベリングロール配置領域を通過するまでは、前記金属板の圧下量を少なくし、前記金属板の先端が前記レベリングロール配置領域を通過した後は、金属板の矯正に必要な圧下量で圧下することが好ましい。
本発明において矯正される金属板としては、厚さ2.0〜25.4mmで、降伏応力が400〜1800MPaの鋼板であることが好ましい。
本発明によれば、レベリングロールの外側にレベリングロールよりも大径の中間ロールを接触させて、駆動力を中間ロールに与え、その駆動力をレベリングロールに伝達してレベリングロール間に金属板を通板させるので、金属板を通板する駆動力を上昇させることができる。このため、薄くて降伏応力が大きい金属板であっても矯正に必要な圧下量を与えつつ通板することができ、金属板の平坦度を高くすることができる。また、これに加えて、幅方向のクラウニング補正を行うことにより、金属板の平坦度を一層高くすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るローラレベラを示す側面図、図2はその正面図である。本実施形態のローラレベラ100は、切り板状の金属板の矯正を行うものであり、図示するように、ハウジング1と、ハウジング1の内側に設けられた上フレーム2と、ハウジング1を支持するように設けられた下フレーム3とを有している。ハウジング1と上フレーム2との間には油圧式の圧下シリンダ4が配置されており、上フレーム2の下方には上ロールフレーム5が上ロールグリップシリンダ(図示せず)で吊り下げられている。上ロールフレーム5の下方には、上ロールフレーム5に支持されるように複数本の上部中間ロール13と上部レベリングロール6が配置されている。上部中間ロール13と上部レベリングロール6はいずれも幅方向に延びる長尺状をなし、上部中間ロール13は上部レベリングロール6の上部に接触するように設けられている。各上部中間ロール13と上ロールフレーム5との間には、上部中間ロール13をバックアップする短尺の上バックアップロール7が上部中間ロール13の軸方向に沿って上ロールフレーム5に支持されるように複数配置されている。したがって、圧下シリンダ4は、上ロールフレーム5および上バックアップロール7および上部中間ロール13および上部レベリングロール6を圧下するようになっている。
図1は本発明の一実施形態に係るローラレベラを示す側面図、図2はその正面図である。本実施形態のローラレベラ100は、切り板状の金属板の矯正を行うものであり、図示するように、ハウジング1と、ハウジング1の内側に設けられた上フレーム2と、ハウジング1を支持するように設けられた下フレーム3とを有している。ハウジング1と上フレーム2との間には油圧式の圧下シリンダ4が配置されており、上フレーム2の下方には上ロールフレーム5が上ロールグリップシリンダ(図示せず)で吊り下げられている。上ロールフレーム5の下方には、上ロールフレーム5に支持されるように複数本の上部中間ロール13と上部レベリングロール6が配置されている。上部中間ロール13と上部レベリングロール6はいずれも幅方向に延びる長尺状をなし、上部中間ロール13は上部レベリングロール6の上部に接触するように設けられている。各上部中間ロール13と上ロールフレーム5との間には、上部中間ロール13をバックアップする短尺の上バックアップロール7が上部中間ロール13の軸方向に沿って上ロールフレーム5に支持されるように複数配置されている。したがって、圧下シリンダ4は、上ロールフレーム5および上バックアップロール7および上部中間ロール13および上部レベリングロール6を圧下するようになっている。
上部レベリングロール6の金属板Pのパスラインを挟んで反対側には、下部レベリングロール8が複数本配置されており、この下部レベリングロール8の下方には下部中間ロール14が複数本配置されている。これら下部レベリングロール8および下部中間ロール14は、その下方の下ロールフレーム10に支持されている。下部レベリングロール8と下部中間ロール14はいずれも幅方向に延びる長尺状をなし、下部中間ロール14は下部レベリングロール8の下部に接触するように設けられている。各下部中間ロール14と下ロールフレーム10との間には、下部中間ロール14をバックアップする短尺状の下バックアップロール9が下部中間ロール14の軸方向に沿って下ロールフレーム10に支持されるように複数配置されている。下ロールフレーム10は下フレーム3上に設置されている。なお、上部レベリングロール6を圧下する圧下シリンダ4の代わりに、下部レベリングロール8を圧下する圧下シリンダを設けてもよい。
上部中間ロール13および下部中間ロール14は、その径が上部レベリングロール6および下部レベリングロール8の径よりも大きくなるように構成されている。上部中間ロール13および下部中間ロール14の径は、上部レベリングロール6および下部レベリングロール8の径の1.2〜2.0倍が好ましく、1.4〜2.0倍がより好ましい。複数の上部レベリングロール6および複数の下部レベリングロール8のピッチは、上部中間ロール13および下部中間ロール14の径と同様、その径の1.2〜2.0倍が好ましく、1.4〜2.0倍がより好ましい。従来のローラレベラのピッチは、ローラレベラの径の1.02〜1.2倍であるが、従来のピッチ以上のピッチで配置されることとなる。ローラレベラのピッチがその径の2.0倍を超えるとレベリングロールが反対側のレベリングロールの間に入り込んで降伏率を上げることができない。
上部中間ロール13および下部中間ロール14には、個別的に回転モータを有する駆動装置15が設けられており(図1、2では便宜上1つのみ図示)、上部中間ロール13および下部中間ロール14は、駆動装置15により回転されるようになっている。そして、駆動装置15の駆動力が上部レベリングロール6および下部レベリングロール8に伝達され、これにより上部レベリングロール6と下部レベリングロール8との間に金属板Pを通板させつつ、圧下シリンダ4により上部レベリングロール6を介して金属板Pを圧下して金属板Pを矯正するようになっている。
上フレーム2と上ロールフレーム5との間には、複数の油圧式クラウニングシリンダ12が連結されている。各クラウニングシリンダ12は、図2に示すように、金属板Pの通板方向に直交する幅方向に沿ってレベリングロール6、8と対応するように等ピッチで設置されている。この油圧式クラウニングシリンダ12は、図1に示すように、2列設置されている。なお、クラウニングシリンダの列は1列でもよいが、2列にすることにより上ロールフレーム5の局部的な横撓みをより細かく補正することができる。また、油圧式クラウニングシリンダ12には、位置検出センサ(図示せず)が内蔵されている。油圧式クラウニングシリンダは、下ロールフレーム10と下フレーム3との間に設けてもよいし、両方に設けてもよい。
上フレーム2の上方には、図2に示すように、横方向の中心位置に上フレーム2の横撓みを検出する撓み検出センサ21が設けられている。この撓み検出センサ21は、図1に示すように、金属板Pのパスラインに沿って2つ設けられている。この撓み検出センサ21により常時上フレーム2の下端部までの距離を検出し、これに基づいて上フレーム2の撓み量を算出する。また、下フレーム3の内部空間には撓み検出センサ22が取り付けられている。この撓み検出センサ22は横方向の中心位置に、金属板Pのパスラインに沿って2つ設けられている。この撓み検出センサ22により常時下フレーム3の上端部までの距離を検出し、これに基づいて下フレーム3の撓み量を算出する。なお、上フレーム2、下フレーム3の一方のみに撓み検出センサを設けて、他方のフレームの撓み量は比例計算で求めるようにしてもよい。
圧下シリンダ4とハウジング1との間には、ロードセル(または油圧圧力変換器)23が取り付けられ、これにより、圧下シリンダ4、油圧式クラウニングシリンダ12、上ロールフレーム5、上バックアップロール7、上部中間ロール13、上部レベリングロール6、下部レベリングロール8、下部中間ロール14、下バックアップロール9、下ロールフレーム10の圧縮変形を検出可能となっている。
また、本実施形態のローラレベラ100は、各構成要素が制御装置50により制御されるようになっている。制御装置50は、金属板Pの矯正(レベリング)のための圧下シリンダ4によるレベリングロール6の圧下量の制御、および駆動装置15による中間ロール13,14の駆動制御を行うようになっている。また、制御装置50には撓み検出センサ21、22からの上フレーム2および下フレーム3の撓み情報、または、これらに加えて圧下シリンダ4、油圧式クラウニングシリンダ12、上ロールフレーム5、上バックアップロール7、上部中間ロール13、上部レベリングロール6、下部レベリングロール8、下部中間ロール14、下バックアップロール9、下ロールフレーム10の圧縮変形情報が送られ、制御装置50の演算機能により、これら情報に基づいて各油圧式クラウニングシリンダ12の必要締込み量を算出して、各油圧式クラウニング12内の位置検出センサの位置情報に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダ12の絞り込み制御を行う。
次に、このように構成されるローラレベラ100により切り板状の金属板Pの矯正を行う際の動作について説明する。
レベリングロール6,8の駆動力により金属板Pの内部応力を低減させて金属板Pを矯正する場合、金属板Pの板厚をt(mm)、ヤング率をE(N/mm2)、降伏応力をδy(N/mm2)、ロール径をD(mm)降伏率をηとすると、以下の(1)を満たす必要がある。
1−η=(δy・D)/(E・t) ‥‥(1)
ここで、十分に内部応力を低減するためには降伏率が0.7以上であることが必要であり、したがって、以下の(2)を満足することが求められる。
0.3≧(δy・D)/(E・t) ‥‥(2)
これを変形すると以下の(3)式となる。
D≦0.3(E・t)/δy ‥‥(3)
すなわち、板厚tが薄いほど、また降伏応力δyが大きいほど、レベリングロールの径を小さくする必要がある。しかし、レベリングロールの径を小さくするほどレベリングロールのトルクは小さくなる。
レベリングロール6,8の駆動力により金属板Pの内部応力を低減させて金属板Pを矯正する場合、金属板Pの板厚をt(mm)、ヤング率をE(N/mm2)、降伏応力をδy(N/mm2)、ロール径をD(mm)降伏率をηとすると、以下の(1)を満たす必要がある。
1−η=(δy・D)/(E・t) ‥‥(1)
ここで、十分に内部応力を低減するためには降伏率が0.7以上であることが必要であり、したがって、以下の(2)を満足することが求められる。
0.3≧(δy・D)/(E・t) ‥‥(2)
これを変形すると以下の(3)式となる。
D≦0.3(E・t)/δy ‥‥(3)
すなわち、板厚tが薄いほど、また降伏応力δyが大きいほど、レベリングロールの径を小さくする必要がある。しかし、レベリングロールの径を小さくするほどレベリングロールのトルクは小さくなる。
したがって、板厚が薄く、降伏応力が大きい金属板を矯正しようとすると、被矯正材である金属板の矯正に必要な降伏率を得るための圧下量(押し込み量)を与えた際に、レベリングロールのトルク不足のために金属板を通板できない事態が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態では、上部レベリングロール6の上側および下部レベリングロール8の下側に、それぞれこれらよりも大径の上部中間ロール13および下部中間ロール14を設け、これら上部中間ロール13および下部中間ロール14を個別的に駆動機構15で回転させて、この回転を上部レベリングロール6および下部レベリングロール8に伝達させる。そして、伝達された駆動力により上部レベリングロール6および下部レベリングロール8の間に金属板Pを通板させつつ、圧下シリンダ4により金属板Pを圧下することにより、金属板Pの矯正を行う。これにより、金属板Pの通板駆動力を上昇させ、板厚が薄く、降伏応力が大きい金属板であっても、矯正に必要な押し込み量を与えつつ通板可能とする。
この点について、以下具体的に説明する。
図3は、大径の中間ロールを用いることによる駆動力が上昇する原理を説明するための図である。まず、レベリングロールを駆動する場合は、レベリングロールの径をDとし、レベリングロールのトルクをTとすると、金属板Pを通板させる通板駆動力に対応する接線力F1はF1=T/Dで表される。一方、大径の中間ロールを駆動させてその駆動力をレベリングロールに伝達する場合は、中間ロールの径をレベリングロールの2倍、すなわち2Dとすると、トルクは径の3乗に比例するから中間ロールのトルクは8Tとなる。このとき、中間ロールがレベリングロールに伝達する力に対応する接線力F2はF2=8T/2Dとなり、F2はF1の4倍となる。レベリングロールに伝達された接線力F2は金属板Pを通板する通板駆動力となるから、直径が2倍の中間ロールを駆動してレベリングロールに伝達する場合には、金属板Pの通板力は4倍となるのである。一方、中間ロールの径がレベリングロールの径の1.2倍の場合には、F2=1.23T/1.2Dとなって、F1の1.44倍となり、金属板Pの通板力は1.44倍となる。このように、大径の中間ロールを設け、これを駆動して駆動力をレベリングロールに伝達することにより、金属板Pの通板駆動力を上昇させ、板厚が薄く、降伏応力が大きい金属板であっても、矯正に必要な押し込み量を与えつつ通板可能となるのである。
図3は、大径の中間ロールを用いることによる駆動力が上昇する原理を説明するための図である。まず、レベリングロールを駆動する場合は、レベリングロールの径をDとし、レベリングロールのトルクをTとすると、金属板Pを通板させる通板駆動力に対応する接線力F1はF1=T/Dで表される。一方、大径の中間ロールを駆動させてその駆動力をレベリングロールに伝達する場合は、中間ロールの径をレベリングロールの2倍、すなわち2Dとすると、トルクは径の3乗に比例するから中間ロールのトルクは8Tとなる。このとき、中間ロールがレベリングロールに伝達する力に対応する接線力F2はF2=8T/2Dとなり、F2はF1の4倍となる。レベリングロールに伝達された接線力F2は金属板Pを通板する通板駆動力となるから、直径が2倍の中間ロールを駆動してレベリングロールに伝達する場合には、金属板Pの通板力は4倍となるのである。一方、中間ロールの径がレベリングロールの径の1.2倍の場合には、F2=1.23T/1.2Dとなって、F1の1.44倍となり、金属板Pの通板力は1.44倍となる。このように、大径の中間ロールを設け、これを駆動して駆動力をレベリングロールに伝達することにより、金属板Pの通板駆動力を上昇させ、板厚が薄く、降伏応力が大きい金属板であっても、矯正に必要な押し込み量を与えつつ通板可能となるのである。
この場合に、上述したように、上部中間ロール13および下部中間ロール14の径は、上部レベリングロール6および下部レベリングロール8の径の1.2〜2.0倍が好ましく、1.4〜2.0倍がより好ましい。複数の上部レベリングロール6および複数の下部レベリングロール8のピッチは、上部中間ロール13および下部中間ロール14の径と同様、その径の1.2〜2.0倍が好ましく、1.4〜2.0倍がより好ましい。ただし、このようにレベリングロールのピッチが広くなると、金属板Pの圧下量を増加させた場合に金属板Pが通板させ難くなる。このような場合には、金属板Pの先端がレベリングロール配置領域を通過する前は圧下量を少なくして金属板Pを通板させ、先端がレベリングロール配置領域を通過した後に必要な圧下量で金属板Pを矯正するようにすることが好ましい。
本実施形態の場合、金属板Pをレベリングロール配置領域に1回通板させることにより金属板Pの矯正を行うことができるが、上述のように、金属板Pの先端がレベリングロール配置領域を通過する前に圧下量を少なくして金属板Pを通板させる場合には、金属板Pの先端部分が十分に矯正されていないので、金属板Pをレベリングロール配置領域に1往復以上通板させることが好ましい。
本実施形態の手法は、適用する金属板が鋼板の場合、従来矯正が困難であった、厚さ2.0〜25.4mmで、降伏応力が400〜1800MPaの鋼板に好適である。
図4は、横軸に板厚をとり、縦軸に降伏応力をとって、レベリングロールを駆動した場合と、本実施形態に従って大径の中間ロールを駆動してレベリングロールに伝達した場合について、降伏率が70%(0.7)での矯正可能領域を示す図である。この図に示すように、大径の中間ロールを用いることにより、矯正可能領域が著しく広がり、板厚12.7mm以下の比較的薄い領域で、1200MPa以上の高い降伏応力の材料でも矯正可能であり、平坦度の高い金属板とすることができる。なお、図4の関係は、径が135mmのレベリングロール径を用いて行ったものである。
以上のように、大径の中間ロールを駆動することにより、必要な圧下量(押し込み量)で被矯正材である金属板を矯正することができ、高い平坦度を得ることができるが、上フレーム2や下フレーム3等の装置の構成要素が幅方向に撓む場合があり、そのような場合は撓みの影響で金属板の幅方向で圧下量が変動する。そこで、本実施形態では、このような撓みの影響を解消したい場合には、撓み検出センサ21および/または22の検出値に基づいて上フレーム2および下フレーム3の撓み量を求め、この撓み量を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダ12の必要締め込み量を算出し、これに基づいて上部レベリングロール6のクラウニング補正を行う。これにより、被矯正材である金属板Pの幅方向の圧下量差を小さくすることができ、より平坦度の高い矯正を実施することができる。
また、上フレーム2および下フレーム3の撓み量を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダ12の必要締め込み量に加えて、圧下シリンダ4とハウジング1との間に取り付けられたロードセル(または油圧圧力変換器)23による、圧下シリンダ4、油圧式クラウニングシリンダ12、上ロールフレーム5、上バックアップロール7、上部中間ロール13、上部レベリングロール6、下部レベリングロール8、下部中間ロール14、下バックアップロール9、下ロールフレーム10の圧縮変形情報に基づいて、この圧縮変形を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダ12の必要締め込み量を算出し、両方の必要締め込み量の合計値に基づいて上部レベリングロール6のクラウニング補正を行うようにすることもできる。これにより、被矯正材である金属板Pの幅方向の圧下量差を一層小さくすることができ、さらに一層平坦度の高い矯正を実施することができる。
なお、このようなクラウニング補正については、特許第3443036号公報、特許第3726146号公報に詳しく記載されており、これら公報の記載内容も本明細書に含まれるものとする。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、レベリングロールの上ロールを下ロールに対して圧下する装置を示したが、下ロールを上ロールに対して圧下してもよい。また、本発明の範囲を逸脱しない限り、上記実施形態の構成要素を一部取り除いたものも本発明の範囲内である。
1;ハウジング
2;上フレーム
3;下フレーム
4;圧下シリンダ
5;上ロールフレーム
6;上部レベリングロール
7;上バックアップロール
8;下部レベリングロール
9;下バックアップロール
10;下ロールフレーム
12;油圧式クラウニングシリンダ
13;上部中間ロール
14;下部中間ロール
15;駆動装置
21,22;撓み検出センサ
50;制御装置
100;ローラレベラ
P;金属板(被矯正材)
2;上フレーム
3;下フレーム
4;圧下シリンダ
5;上ロールフレーム
6;上部レベリングロール
7;上バックアップロール
8;下部レベリングロール
9;下バックアップロール
10;下ロールフレーム
12;油圧式クラウニングシリンダ
13;上部中間ロール
14;下部中間ロール
15;駆動装置
21,22;撓み検出センサ
50;制御装置
100;ローラレベラ
P;金属板(被矯正材)
Claims (14)
- 切板状の金属板を矯正するローラレベラであって、
矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、
前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、
前記中間ロールを回転させる駆動装置と
を具備し、
前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させることを特徴とするローラレベラ。 - 矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、
前記複数の中間ロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記中間ロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持する一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記一対のフレームの一方を押圧し、前記ロールフレームの一方、前記中間ロール、および前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、
前記中間ロールを回転させる駆動装置と、
前記圧下シリンダに押圧される方のフレームとそれに対応するロールフレームとの間に、前記金属板の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと、
金属板の矯正を制御する制御装置と
を具備し、
前記制御装置は、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して上下のレベリングロール間を通板する金属板を圧下させつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させるように制御し、
かつ、前記制御装置は、前記一対のフレームの横撓み量を求め、この撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、前記必要締め込み量に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とするローラレベラ。 - 前記制御装置は、前記圧下シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記バックアップロール、前記中間ロール、前記レベリングロールの圧縮変形情報に基づいて、この圧縮変形を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、この必要締め込み量と前記一対のフレームの撓み量を解消するに必要な必要締め込み量の合計値に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とする請求項2に記載のローラレベラ。
- 前記中間ロールの径は前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であり、前記上下のレベリングロールのピッチは、いずれも前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のローラレベラ。
- 前記中間ロールは個別的に駆動されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のローラレベラ。
- 金属板の先端がレベリングロール配置領域を通過するまでは、前記金属板の圧下量を少なくし、前記金属板の先端が前記レベリングロール配置領域を通過した後は、金属板の矯正に必要な圧下量で圧下することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のローラレベラ。
- 矯正される金属板は、厚さ2.0〜25.4mmで、降伏応力が400〜1800MPaの鋼板であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のローラレベラ。
- 矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、
前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、
前記中間ロールを回転させる駆動装置と
を具備するローラレベラにおいて切り板状の金属板を矯正する金属板の矯正方法であって、
金属板を前記上下のレベリングロールの間に挿入し、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させることを特徴とする金属板の矯正方法。 - 矯正すべき金属板の通板ラインの上下に千鳥状に配置され、金属板を挟んで矯正しつつ金属板を通板させるように回転する複数のレベリングロールと、
前記複数のレベリングロールの上下外側に各レベリングロールに接触するように設けられた前記レベリングロールよりも大径の複数の中間ロールと、
前記複数の中間ロールを上下にバックアップする複数のバックアップロールと、
前記レベリングロールおよび前記中間ロールおよび前記バックアップロールをこれらの上下で支持する一対のロールフレームと、
前記一対のロールフレームを上下で支持する一対のフレームと、
前記一対のフレームの一方を押圧し、前記ロールフレームの一方、前記中間ロール、および前記レベリングロールを介して金属板を圧下する油圧式の圧下シリンダと、
前記中間ロールを回転させる駆動装置と、
前記圧下シリンダに押圧される方のフレームとそれに対応するロールフレームとの間に、前記金属板の通板方向に直交する幅方向に沿って複数取り付けられた油圧式クラウニングシリンダと
を具備するローラレベラを用いて切り板状の金属板を矯正する金属板の矯正方法であって、
金属板を前記上下のレベリングロールの間に挿入し、前記圧下シリンダにより前記レベリングロールを介して金属板を圧下しつつ、前記駆動装置により前記中間ロールを回転駆動させて、その駆動力を前記レベリングロールに伝達させて前記金属板を通板させ、
かつ、前記一対のフレームの撓み量を求め、この撓み量を解消するに必要な前記個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、前記必要締め込み量に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とする金属板の矯正方法。 - 前記圧下シリンダ、前記油圧式クラウニングシリンダ、前記一対のロールフレーム、前記バックアップロール、前記中間ロール、前記レベリングロールの圧縮変形情報に基づいて、この圧縮変形を解消するに必要な個々の油圧式クラウニングシリンダの必要締め込み量を算出し、この必要締め込み量と前記一対のフレームの撓み量を解消するに必要な必要締め込み量の合計値に基づいて個々の油圧式クラウニングシリンダを締め込み制御することを特徴とする請求項9に記載の金属板の矯正方法。
- 前記中間ロールの径は前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であり、前記上下のレベリングロールのピッチは、いずれも前記レベリングロールの径の1.2〜2倍であることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の金属板の矯正方法。
- 前記中間ロールは個別的に駆動されることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の金属板の矯正方法。
- 金属板の先端がレベリングロール配置領域を通過するまでは、前記金属板の圧下量を少なくし、前記金属板の先端が前記レベリングロール配置領域を通過した後は、金属板の矯正に必要な圧下量で圧下することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の金属板の矯正方法。
- 矯正される金属板は、厚さ2.0〜25.4mmで、降伏応力が400〜1800MPaの鋼板であることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の金属板の矯正方法。
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