JP2012167830A - 室内循環式空気捕集装置および運転制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】汚染空気G中の水分などの汚染物質を除去して清浄化したクリーンな空気として室内に戻す室内循環式レンジフードAであって、エアコンCに運転開始を指令し、エアコンCを連動運転させる運転装置Bを備えている。運転装置Bは、エアコンCに運転開始指令/運転停止指令信号などの各種運転情報信号を送信する送信手段11を備えている。
【選択図】図2
Description
また、加熱調理中に汚染空気を清浄化させて室内に戻す構成の室内循環式空気捕集装置を採用することで、例えば、室内空気圧の変化、室内環境の汚染、そしてエアコンなどによる暖房や冷房などの室内空調エネルギーのロスなどを引き起こすなどの問題を解消することができる。
この室内循環式レンジフードは、汚染空気を吸い込み捕集するとともに、汚染空気中に含まれている油脂分(油煙)、臭気(調理臭)、水分(水蒸気、湿気)などの汚染物質を各種除去手段により汚染空気から分離除去し、清浄化したクリーンな空気として室内に戻す空気清浄化機能を備えている。
このオープン形式のキッチンは、ダイニングなどの隣室との間仕切りなどによる隔たりをなくし、広々とした開放的な見渡し空間を演出することができるなどから好適である。
そのために、室内循環式レンジフードに備えられている除湿手段の除湿能力を超える水分が発生する煮込み料理などの加熱調理では、キッチンは勿論のこと、キッチンと開放感にて連なるダイニングやリビングなどにおける室内湿度が必要以上に上昇し、使用者(調理者)を含めた居住者に不快感を与えてしまうおそれ、そしてカビ菌などが発生するおそれがあるなどから、その防止対策が求められていた。
汚染空気の吸い込み捕集力を発生させる装置本体の運転開始時または運転開始後、室内空気を浄化する空気浄化装置に運転開始を指令する運転装置を備え、該運転装置は、前記空気浄化装置に運転開始指令/運転停止指令信号を送信する送信手段を備えていることを特徴とする室内循環式空気捕集装置にある。
ここで、前記室内循環式空気捕集装置としては、室内循環式レンジフードを挙げることができる。前記空気浄化装置としては、エアコンや空気清浄機、そして換気装置などを挙げることができる。そして、前記空気浄化装置への運転開始指令/運転停止指令信号の送信方式としては、無線方式と有線方式を挙げることができる。
前記室内循環式空気捕集装置と前記空気浄化装置とにそれぞれ備えられる送受信手段および送受信手段を介して少なくとも前記空気浄化装置の運転の有無状態を判定する判定手段を備え、前記室内循環式空気捕集装置の運転開始時または運転開始後、前記判定手段により前記空気浄化装置の運転情報を判定し、その判定結果、空気浄化装置の運転が停止状態であると判定された場合、該空気浄化装置に前記送受信手段を介して運転開始指令信号を送信する一方で、既に運転状態であると判定された場合は運転開始指令信号を送信しないとともに、前記室内循環式空気捕集装置が運転を停止したときにも運転停止指令信号を送信しないように構成されていることを特徴とする運転制御システムにある。
ここで、前記室内循環式空気捕集装置としては、室内循環式レンジフードを挙げることができる。前記空気浄化装置としては、エアコンや空気清浄機、そして換気装置などを挙げることができる。そして、前記室内循環式空気捕集装置と前記空気浄化装置との送受信方式としては、無線方式と有線方式を挙げることができる。
また、前記空気浄化装置がエアコンである場合では、エアコンの運転モードを切り替えるモード切替え手段を備え、室内循環式空気捕集装置の運転開始時または運転開始後、前記エアコンが停止状態で、なおかつ、該エアコンの運転モードが室内循環式空気捕集装置からの要求運転モードでないと判定手段により判定された場合、該エアコンに運転開始指令信号と要求運転モードへのモード切替え指令信号が送受信手段を介して送信されるように構成されていることが好適なものとなる。ここで、前記要求運転モード(補助運転モード)としては、除湿運転モードや脱臭運転モードなどを挙げることができる。
このとき、判定手段によって空気浄化装置の運転が停止状態であると判定された場合、空気浄化装置に送受信手段を介して運転開始を指令する一方で、空気浄化装置が既に運転状態であると判定された場合には運転開始を指令しないとともに、室内循環式空気捕集装置が運転を停止したときにも空気浄化装置に運転停止を指令しない。
つまり、室内循環式空気捕集装置に備えられている除去手段による空気清浄化能力、例えば、除湿手段による除湿能力を超える多くの水分(水蒸気)が発生する煮込み料理などの加熱調理の場合には、除湿機能や換気機能などの空気浄化機能を備えている空気浄化装置を有効に活用して除湿を補助させることができる。
これにより、煮込み料理などの加熱調理中において、室内環境に影響を与えることを空気浄化装置による除湿または換気などの補助によって防ぐことができる。つまり、室内湿度が上がり使用者(調理者)を含めた居住者に不快感を与えるなどのおそれを防ぐことができる。
これにより、送信手段からの信号を受信して運転開始/運転停止させるための受信手段などを空気浄化装置に新たに設置するなどの手間と費用がかかる手立てを一切行うことなく、既設の空気浄化装置を、例えば、除湿の補助として有効に活用して、室内湿度の上昇などによる室内環境への影響を抑えることができる。
これにより、電力消費量を抑えた空気浄化装置との連動運転が可能となる。
これにより、加熱調理が終了し、汚染空気の吸い込み捕集力を発生させる装置本体の運転が停止した後において、運転が継続する空気浄化装置によって室内に残る湿気など汚染物質を除去することができる。
このとき、判定手段によって空気浄化装置の運転が停止状態であると判定された場合、空気浄化装置に送受信手段を介して運転開始指令信号を送信する一方で、空気浄化装置が既に運転状態であると判定された場合には運転開始指令信号を送信しないとともに、室内循環式空気捕集装置が運転を停止したときにも空気浄化装置に運転停止指令信号を送信しない。
これにより、空気浄化装置の通常運転を妨げることなく、例えば、室内循環式空気捕集装置の除湿手段による除湿能力を超える多くの水分(水蒸気)が発生する煮込み料理などの加熱調理の場合には、除湿機能や換気機能などの空気浄化機能を備えている空気浄化装置を有効に活用して除湿を補助させることができる。
これにより、人為的な切替え操作(手動によるスチッチ操作など)を必要とせずに、エアコンの運転モードは自動的に除湿運転モードに切り替わり、室内循環式空気捕集装置の運転に連動して除湿を補助する。つまりは、エアコンが備えている除湿機能を有効に活用して除湿を補助させることができる。
本実施形態では、図示省略の加熱調理器(IHクッキングヒータ)の略真上に位置して壁面に取り付けられる壁設置タイプの室内循環式レンジフードを室内循環式空気捕集装置の一例として挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
例えば、天井設置タイプの室内循環式レンジフード、加熱調理器がビルトイン方式によって設置されるキャビネット内に内設されて、汚染空気を加熱調理器周辺の吸込み口から下引きにて吸い込み捕集するキャビネット内蔵タイプの室内循環式空気浄化装置、また、ダイニングテーブルなどの略真上に位置する天井などに取り付けられる室内循環式空気浄化機能が搭載されている照明機器、などを挙げることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る室内循環式空気捕集装置の一例として室内循環式レンジフードを示す縦断側面図である。
室内循環式レンジフード(以後、単に「レンジフード」と称する)Aは、周知の構成を成し、その具体的な構成としては特に限定されるものでない。例えば、前記の背景技術欄において挙げた特開2005−69535号公報の図1に示されている構成を成している。
すなわち、図1に示すように、扁平薄箱状のフード部1と、このフード部1上からキッチン天井K1に至る高さにて取り付けられる縦型ケース部2と、この縦型ケース部2内に設けられて汚染空気Gの吸い込み捕集力(以後、「吸引力」と称する)を発生させる装置本体である送風装置3、そして、汚染空気Gの清浄化を図る除去手段である除湿手段4、脱臭手段5などを備えて構成されている。
また、レンジフードAは、フード部1の前面側(使用側)に、送風装置3の運転開始/運転停止のON/OFF操作を行うタッチまたはプッシュタイプのスイッチ類からなる運転操作部6を備えている。
この除湿手段4の一例としては、例えば、図1に示すように、ペルチェモジュールであり、直流電流を通電することによって得られる吸熱部4aのみを空気流路8の水平流路部に位置させて配されている。
ちなみに、ペルチェモジュールへの通電は、フード部1前面の運転操作部6のON操作(送風装置3の高運転、中運転、低運転)に連動して行われるようになっている。
この脱臭手段5の一例としては、例えば、顆粒状に造粒された無機系イオン吸着剤の下側に消臭剤添着ウレタンフォームを配置し、その消臭剤添着ウレタンフォームの下側と無機系イオン吸着剤の上側に抗菌剤を練り込んだポリプロピレンからなる不織布を配置してサンドイッチした状態で樹脂製や金属製の上下一対の上箱、下箱からなるカートリッジに収容された構成を成している(例えば、特開平10−197023号公報などを参照)。
なお、空気浄化装置としては空気清浄機能や空気換気機能が搭載されている各機種を挙げることができる。例えば、壁面や天井などに取り付けられる壁設置タイプや天井設置タイプなどとして知られているエアコンや換気装置、そして床置きタイプとして知られている空気清浄機や除湿機などを挙げることができる。本実施形態では、エアコンCを一例に挙げ、そして、多くの水分(水蒸気)が発生する煮込み料理などの加熱調理の場合における室内湿度の上昇を防ぐ除湿についてレンジフードAとの連動運転について説明する。
図2は、本実施形態に係る運転装置の概略構成を示す機能ブロック図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
運転装置Bは、不燃性材料などからなるボックス内に組み込み内設されて、図1に示すレンジフードAの例えば、調理者側(紙面左側)に位置するフード部1の前面部などの裏側や縦型ケース部2の前面板などの裏側に取り付け設置されるものであり、フード部1前面の運転操作部6のON操作(送風装置3の運転開始)によって起動するように設定されている。
送信手段11、湿度センサ12、判定手段14、タイマ手段15、モード切替え手段16は、レンジフードAの運転中に機能するように設定されている。
送信手段11は、無線方式または有線方式にてエアコンCに運転開始/運転停止指令信号などの運転情報を送信する。本実施形態では、エアコンCの前面などに備えられている赤外線受信部(エアコン用リモコンから発信される赤外線信号を受信する赤外線受光部)に赤外線信号を発信するように構成している。
この送信手段11は、レンジフードAが運転を開始、運転を停止したとき、また、湿度センサ12により検出された検出値Znが設定値Zに達したか、それを超えたと判定手段14が判定したとき、また、レンジフードAの運転が停止してからタイマ手段15が設定時間Tをカウントした時点で、それら各手段14、15から出力されてくる各種運転情報信号(運転開始指令/運転停止指令信号、モード切替え指令信号など)を受けた時点で、各種運転情報信号を乗せた赤外線信号がエアコンCの図示省略の赤外線受信部に発信されるように構成されている図示省略の赤外線発信部である。
具体的な図示は省略しているが、送信手段(赤外線発信部)11は、フード部1の前面部や縦型ケース部2の前面板などから外部に広角にて臨むように配置されて、エアコンC(赤外線受信部)に向けて赤外線信号を発信し得るようになっている。
湿度センサ12は、レンジフードAの吹出し口7や吹出し口7付近のキッチン天井K1などに配置されて、汚染空気Gが清浄化されたクリーンな空気として吹出し口7から室内(キッチン)Kに戻される空気中の水分量(水蒸気量)を検出し、その検出値Znを判定手段14に出力するように構成されている。
判定手段14は、レンジフードAの運転中に、湿度センサ12から逐次出力されてくる検出値Znと設置値Zとを比較し、検出値Znが設定値Zに達するか、それを超えたときに汚染空気中に含まれている水分量がレンジフードAの除湿手段4の除湿能力を超えていると判定し、エアコンCの運転を開始させる旨の運転開始指令信号を送信手段11に出力するように構成されている。
タイマ手段15は、運転操作部6のOFF操作によってレンジフードAの運転が停止した時点で動作を開始し、設定時間Tのカウントを開始するとともに、設定時間Tのカウントを終了した時点でエアコンCの運転を停止させる旨の運転停止指令信号を送信手段11に出力するように構成されている。
このタイマ手段15は、使用者が手動操作によって設定時間Tを任意に入力設定するアナログ方式またはデジタル方式の時間設定入力部15aと、この時間設定入力部15aによって設定された設定時間Tを記憶させておく内蔵のメモリ15bとを備えて構成されている。
モード切替え手段16は、エアコンCの運転モードを除湿運転モードに切替えるべく送信手段11を介してエアコンCにモード切替え指令信号を発信するように構成されている。
つぎに、以上のように構成されている運転装置Bを適用させた本実施形態に係るレンジフードAとエアコンCとの連動運転について、図3に示すフローチャートに基づき説明する。
図3は、本実施形態に係るレンジフードとエアコンとの連動運転の一例を示す動作フローチャートである。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
使用者がフード部1前面の運転操作部6のON操作(手動操作)によってレンジフードA(送風装置3の高運転、中運転、低運転)の運転を開始させると、電流が通電されて運転装置Bは起動する。
すると、吹出し口7から室内(キッチン)Kに戻されてきた空気中の水分量が湿度センサ12によって検出され(ステップ20)、検出された検出値Znは、マイクロコンピュータ13内蔵の判定手段14へと出力される。
そして、判定手段14によって、検出値Znが設定値Zに達したか、それを超えたと判定(YESと判定)されると、マイクロコンピュータ13から送信手段11に運転開始指令信号が出力される。
タイマ手段15による設定時間Tのカウントが開始され、設定時間Tのカウントが終了すると(ステップ26)、マイクロコンピュータ13から送信手段11に運転停止指令信号が出力される。
また、タイマ手段15は、時刻設定入力部15aを構成要素とせずに構成することができる。つまり、メモリ15bに予め固定された設定時間を書き込み記憶させておき、この固定された設定時間がカウントされた後に、送信手段11からエアコンCに運転停止指令信号が発信されるように運転装置を構成することができる。
例えば、レンジフードAとエアコンCが建物の同じ方向を向いている内壁側に位置して設置されていて、送信手段(赤外線発信部)11とエアコンC(赤外線受信部)とを対面(対向)させることができないなどの設置環境の場合においては、送信手段11から発信される各種運転情報設定信号を中継して赤外線受信部に発信するための中継送信手段を運転装置の構成要素として加えることができる。この場合、中継送信手段を1ヵ所に限らず、数ヶ所に配置して、レンジフードAの送受信手段11とエアコンCを中継させることができる。
つぎに、本発明の実施形態に係る運転制御システムについて説明する。
この実施形態では、前記実施形態詳述の構成からなる室内循環式レンジフードA1を一例に挙げて、エアコンC1との連動運転について説明する。
なお、説明するまでもないが、室内循環式レンジフードA1は、例えば、特開2005−69535号公報に記載の構成を成している。本実施形態では、図1に示す室内循環式レンジフードAに付されている符合を引用して説明する。
なお、運転制御システムにおいて、湿度センサ12、そしてマイクロコンピュータ13内蔵のタイマ手段15、モード切替え手段16、これらの具体的な機能構成については、前記実施形態詳述と基本的に同じである。同じ符号を付することで重複説明は省略する。
送受信手段30,31は、無線方式または有線方式にてレンジフードA1側からエアコンC1側に運転開始/運転停止指令信号などの運転情報を送信する一方で、エアコン用リモコンによって既に設定されているエアコンC1側の運転情報をレンジフードA1側に送信する。本実施形態では、赤外線信号による無線方式にて各種情報の送受信が行われるようにしている。
つまり、レンジフードA1側とエアコンC1側には、送受信手段30,31としての赤外線発信部と赤外線受信部とがそれぞれ備えられていて、レンジフードA1側の赤外線発信部からエアコンC1側の赤外線受信部に、そしてエアコンC1側の赤外線発信部からレンジフードA1側の赤外線受信部に無線方式にて各種情報が発信されるようになっている。
具体的な図示は省略しているが、レンジフードA1側の赤外線発信部、赤外線受信部は、フード部1の前面部や縦型ケース部2の前面板などから外部に広角にて臨むように配置され、エアコンC1側の赤外線発信部、赤外線受信部は、前面部などに配置されて、互いに赤外線信号にて発信、受信し得るようにしている。
判定手段34は、レンジフードA1の運転中に、湿度センサ12から逐次出力されてくる検出値Znと設置値Zとを比較し、検出値Znが設定値Zに達するか、それを超えたと判定する判定機能と、マイクロコンピュータ32に読込み取得されたエアコンC1の運転の有無状態に応じてエアコンC1の運転開始指令信号を送受信手段30に出力するべきか否かを判定する判定機能を備えている。
例えば、エアコンC1の運転が停止状態であると判定した場合、エアコンC1の運転開始指令信号を送受信手段30に出力する。既にエアコンC1が運転状態であると判定した場合には運転開始指令信号を送受信手段30に出力しないとともに、レンジフードA1が運転を停止したときにもエアコンC1の運転停止指令信号を送受信手段30に出力しないなどのように構成されている。
モード戻し手段35は、運転操作部6のOFF操作、または、運転操作部6に備えられている図示省略のタイマ操作によってレンジフードA1の運転が停止した時点で、エアコンC1の運転モードを既に設定されていた設定運転モードに戻す。
具体的に説明すると、エアコンC1がレンジフードA1からの要求運転モードで運転するとき、既に設定されている暖房運転モードからレンジフードA1が要求する除湿運転モードにモード切替え手段35によって切り替えられた場合において、加熱調理が終わり、レンジフードA1の運転が停止した時点で、エアコンC1の運転モードを除湿運転モードから暖房運転モードに戻すモード戻し指令信号を送受信手段30に出力するように構成されている。
メモリ38は、エアコンC1側に増設されるマイクロコンピュータ37に内蔵されて備えられる。
このメモリ38は、エアコン用リモコンからエアコンC1に運転情報が発信されたとき、その運転情報が記録される。すなわち、メモリ38に記録された運転情報が、レンジフードA1からエアコンC1に情報読取り信号が発信されたときのエアコンC1の既に設定されている現在の運転情報として、レンジフードA1のマクロコンピュータ32に読み込み取得されるように構成されている。
つぎに、以上のように構成されている運転制御システムによるレンジフードA1とエアコンC1との連動運手について、図5に示すフローチャートに基づき説明する。
図5〜図7は、本実施形態に係る運転制御システムによるレンジフードとエアコンとの連動運転の一例を示す動作フローチャートである。ここでは、図1に示すレンジフードAの符号を適宜引用しながら説明する。
使用者がフード部1前面の運転操作部6のON操作(手動操作)によってレンジフードA1(送風装置3の高運転、中運転、低運転)の運転を開始させると、電流が通電されて運転制御システムは起動する。
すると、吹出し口7から室内(キッチン)Kに戻されてくる空気中の水分量の検出が湿度センサ12により実行され(ステップ40)、検出された検出値Znは、マイクロコンピュータ32内蔵の判定手段34へと出力される。
つまり、検出値Znが設定値Zに達していないと判定されている間は、レンジフードA1側の送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に運転開始指令信号やモード切替え指令信号などの指令信号は発信されない。
送受信手段30に情報読込み信号が入力されると、情報読込み信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ42)。
送受信手段31からマイクロコンピュータ37に情報読込み信号が入力されると、メモリ38に記録されたエアコンC1の運転情報が、マイクロコンピュータ37から送受信手段31にエアコンC1の現在の運転情報信号として出力される。
送受信手段30にモード切替え指令信号が入力されてくると、モード切替え指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ47)。
送受信手段30にモード戻し指令信号が入力されると、モード戻し指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ52)。モード戻し指令信号をエアコンC1側の送受信手段31が受信した時点で、エアコンC1の運転モードが除湿運転モードから暖房運転モードに戻され、エアコンC1の運転は継続する(ステップ53)。
送受信手段30に運転開始指令信号が入力されると、運転開始指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ60)。
送受信手段30に運転停止指令信号が入力されると、運転停止指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ63)。運転停止指令信号をエアコンC1側の送受信手段31が受信した時点で、エアコンC1の運転は停止する(ステップ64)。
送受信手段30に運転開始指令信号とモード切替え指令信号が入力されると、運転開始指令信号とモード切替え指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ65)。
送受信手段30に運転停止指令信号とモード戻し指令信号が入力されると、運転停止指令信号とモード戻し指令信号を乗せた赤外線信号が送受信手段30からエアコンC1側の送受信手段31に発信される(ステップ68)。運転停止指令信号とモード戻し指令信号をエアコンC1側の送受信手段31が受信した時点で、エアコンC1の運転モードが除湿運転モードから暖房運転モードに戻された後に、エアコンC1の運転は停止する(ステップ69)。
例えば、湿度センサ12に代えて、臭気センサなどの他のセンサを運転装置、運転制御システムの構成要素として採用することで、レンジフードA,A1の脱臭手段による脱臭能力を超える多くの臭気成分が発生する焼き魚や焼肉料理などの加熱調理の場合には、脱臭機能や屋外換気機能などの空気浄化機能を備えている空気浄化装置を有効に活用して脱臭を補助させることができる。
B 運転装置
C,C1 エアコン(空気浄化装置)
3 送風装置
4 除湿手段(除去手段)
5 脱臭手段(除去手段)
6 運転操作部
9 グリスフィルタ(除去手段)
11 送信手段
12 湿度センサ
14,34 判定手段
15 タイマ手段
30,31 送受信手段
Claims (9)
- 加熱調理中に発生する汚染空気を吸い込み捕集し、当該汚染空気中に含まれている汚染物質を除去手段により分離除去して清浄化したのちに室内に戻す構成の室内循環式空気捕集装置であって、
汚染空気の吸い込み捕集力を発生させる装置本体の運転開始時または運転開始後、室内空気を浄化する空気浄化装置に運転開始を指令する運転装置を備え、
前記運転装置は、前記空気浄化装置に少なくとも運転開始指令/運転停止指令信号を送信する送信手段を備えていることを特徴とする室内循環式空気捕集装置。 - 前記運転装置は、前記装置本体の運転停止から設定時間が経過した後に、前記空気浄化装置に送信手段を介して運転停止指令信号が送信されるように前記設定時間をカウントするタイマ手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の室内循環式空気捕集装置。
- 前記運転装置は、空気中の汚染物質量を検出するセンサと、
該センサにより検出された検出値と設定値とを比較し判定する判定手段と、をさらに備え、
前記判定手段により検出値が設定値を超えたと判定されたとき、前記空気浄化装置に送信手段を介して運転開始指令信号が送信されるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の室内循環式空気捕集装置。 - 前記センサは、空気中の水分量を検出する湿度センサであることを特徴とする請求項3に記載の室内循環式空気捕集装置。
- 加熱調理中に発生する汚染空気を吸い込み捕集し、当該汚染空気中に含まれている汚染物質を除去手段により分離除去して清浄化したのちに室内に戻す構成の室内循環式空気捕集装置の運転と、室内空気を浄化する空気浄化装置の運転とを連動させる運転制御システムであって、
前記室内循環式空気捕集装置と前記空気浄化装置とにそれぞれ備えられる送受信手段および該送受信手段を介して少なくとも前記空気浄化装置の運転の有無状態を判定する判定手段を備え、
前記室内循環式空気捕集装置の運転開始時または運転開始後、前記判定手段により前記空気浄化装置の運転情報を判定し、その判定結果、空気浄化装置の運転が停止状態であると判定された場合、該空気浄化装置に前記送受信手段を介して運転開始指令信号を送信する一方で、既に運転状態であると判定された場合は運転開始指令信号を送信しないとともに、その後前記室内循環式空気捕集装置が運転を停止したときにも運転停止指令信号を送信しないように構成されていることを特徴とする運転制御システム。 - 前記室内循環式空気捕集装置の運転が停止してから設定時間が経過した後に、前記空気浄化装置に送受信手段を介して運転停止指令信号を送信するように前記設定時間をカウントするタイマ手段をさらに備えていることを特徴とする請求項5に記載の運転制御システム。
- 空気中の汚染物質量を検出するセンサをさらに備え、
前記判定手段は、前記センサによる検出値が設定値に達したか、それを超えたと判定する判定機能をさらに備え、
前記判定手段により検出値が設定値に達したか、それを超えたと判定され、なおかつ、前記空気浄化装置の運転の有無状態が停止状態であると判定された場合、該空気浄化装置に送受信手段を介して運転開始指令信号が送信されるように構成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の運転制御システム。 - 前記空気浄化装置がエアコンであり、該エアコンの運転モードを切り替えるモード切替え手段を備え、
室内循環式空気捕集装置の運転開始時または運転開始後、前記エアコンが停止状態で、なおかつ、運転モードが前記室内循環式捕集装置の要求運転モードでないと判定手段により判定された場合、前記エアコンに運転開始指令信号と要求運転モードへのモード切替え指令信号が送受信手段を送信されるように構成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の運転制御システム。 - 前記センサは、空気中の水分量を検出する湿度センサであることを特徴とする請求項7に記載の運転制御システム。
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