JP2012155308A - 液晶配向剤、液晶配向膜、位相差フィルムの製造方法、位相差フィルム及び液晶表示素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】[A]同一又は異なる分子中にエポキシ基及び水素供与体を有する成分、並びに[B]金属キレート化合物を含有する液晶配向剤である。[A]成分は、(a1)エポキシ基を有する重合体、及び(a2)水素供与体を有する硬化促進剤を含むことが好ましい。
【選択図】なし
Description
[A]同一又は異なる分子中にエポキシ基及び水素供与体を有する成分(以下、「[A]成分」とも称する)、並びに
[B]金属キレート化合物
を含有する液晶配向剤である。
(a1)エポキシ基を有する重合体(以下、「(a1)重合体」とも称する)、及び
(a2)水素供与体を有する硬化促進剤(以下、「(a2)硬化促進剤」とも称する)を含むことが好ましい。[A]成分の一態様としてエポキシ基を有する(a1)重合体、及び水素供与体を有する(a2)硬化促進剤を含むことで本発明の効果がより向上する。
R1は、フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニレン基又はシクロヘキシレン基である。上記フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニレン基及びシクロヘキシレン基の水素原子の一部又は全部は、炭素数1〜10のアルキル基、フッ素原子を有していてもよい炭素数1〜10のアルコキシ基、フッ素原子又はシアノ基で置換されていてもよい。
R2は、単結合、炭素数1〜3のアルカンジイル基、酸素原子、硫黄原子、−CH=CH−、−NH−、−COO−又は−OCO−である。
aは、0〜3の整数である。但し、aが2以上の場合、複数のR1及びR2はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R3は、フッ素原子又はシアノ基である。
bは、0〜4の整数である。但し、bが2以上の場合、複数のR3は同一であっても異なっていてもよい。
式(2)中、
R4は、フェニレン基又はシクロヘキシレン基である。このフェニレン基又はシクロヘキシレン基の水素原子の一部又は全部は、炭素数1〜10の鎖状若しくは環状のアルキル基、炭素数1〜10の鎖状若しくは環状のアルコキシ基、フッ素原子又はシアノ基で置換されていてもよい。
R5は、単結合、炭素数1〜3のアルカンジイル基、酸素原子、硫黄原子又は−NH−である。
cは、1〜3の整数である。但し、cが2以上の場合、複数のR4及びR5はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R6は、フッ素原子又はシアノ基である。
dは、0〜4の整数である。但し、dが2以上の場合、複数のR6は同一であっても異なっていてもよい。
R7は、酸素原子、−COO−又は−OCO−である。
R8は、2価の芳香族基、2価の脂環式基、2価の複素環式基又は2価の縮合環式基である。
eは、0〜3の整数である。但し、eが2以上の場合、複数のR7及びR8はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R9は、単結合、−OCO−(CH2)f−*又は−O(CH2)g−*である。但し、*がカルボキシル基と結合する。
f及びgは、それぞれ1〜10の整数である。)
[C]β−ジケトン類、β−ケト酸エステル類及び塩基性化合物からなる群より選択される少なくとも1種の硬化抑制剤(以下、「[C]硬化抑制剤」とも称する)
をさらに含有することが好ましい。当該液晶配向剤が、[C]硬化抑制剤をさらに含有することで、当該液晶配向剤は保存安定性に優れる。
(1)当該液晶配向剤を基板上に塗布し、塗膜を形成する工程、
(2)上記塗膜に放射線を照射し、位相差フィルム用液晶配向膜を形成する工程、及び
(3)上記位相差フィルム用液晶配向膜に重合性液晶を塗布し、硬化させる工程
を有する。
上記工程(2)が、
(2−1)塗膜の一部又は全部に第一の放射線を照射する工程、及び
(2−2)塗膜の一部に第一の放射線とは異なる入射方向又は偏光方向を有する第二の放射線を照射する工程
を有する。
上記工程(2−2)が、
(2−2’)塗膜の少なくとも第一の放射線が照射されなかった部分に、上記第二の放射線を照射する工程
である製造方法である。
本発明の液晶配向剤は、[A]成分及び[B]金属キレート化合物を含有する。また、当該液晶配向剤は[C]硬化抑制剤を含有することが好ましく、さらに本発明の効果を損なわない限り、その他の任意成分を含有してもよい。以下、各成分について詳述する。
[A]成分としては、同一又は異なる分子中にエポキシ基及び水素供与体を有していれば特に限定されない。
[A]成分が、水素供与体を有する(a1)重合体を含む態様;
[A]成分が、(a1)重合体及び(a2)硬化促進剤を含む態様;並びに
[A]成分が、水素供与体を有する(a1)重合体及び(a2)硬化促進剤を含む態様
が挙げられる。
(a1)重合体としては、エポキシ基を有する限り特に限定されない。上記エポキシ基としては、脂環式エポキシ基が好ましい。上記エポキシ基を、脂環式エポキシ基とすることで、より架橋反応を促進し当該液晶配向剤の硬化を促進することができる。また、後述する光配向性基を導入し得る構造であることが好ましく、光配向性基を導入し得る構造としては、エポキシ基に加え、例えば水酸基、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト基、エステル基、アミド基等を有する構造が挙げられる。このような(a1)重合体の合成は、特に限定されず従来公知の方法を組み合わせて行うことができる。
(a1)重合体としては、エポキシ基と共に水素供与体を有することが好ましく、水素供与体としてはシラノール基を有することがより好ましい。
KC−89、KC−89S、X−21−3153、X−21−5841、X−21−5842、X−21−5843、X−21−5844、X−21−5845、X−21−5846、X−21−5847、X−21−5848、X−22−160AS、X−22−170B、X−22−170BX、X−22−170D、X−22−170DX、X−22−176B、X−22−176D、X−22−176DX、X−22−176F、X−40−2308、X−40−2651、X−40−2655A、X−40−2671、X−40−2672、X−40−9220、X−40−9225、X−40−9227、X−40−9246、X−40−9247、X−40−9250、X−40−9323、X−41−1053、X−41−1056、X−41−1805、X−41−1810、KF6001、KF6002、KF6003、KR212、KR−213、KR−217、KR220L、KR242A、KR271、KR282、KR300、KR311、KR401N、KR500、KR510、KR5206、KR5230、KR5235、KR9218、KR9706(以上、信越化学工業製);
グラスレジン(昭和電工製);
SH804、SH805、SH806A、SH840、SR2400、SR2402、SR2405、SR2406、SR2410、SR2411、SR2416、SR2420(以上、東レ・ダウコーニング製);
FZ3711、FZ3722(以上、日本ユニカー製);
DMS−S12、DMS−S15、DMS−S21、DMS−S27、DMS−S31、DMS−S32、DMS−S33、DMS−S35、DMS−S38、DMS−S42、DMS−S45、DMS−S51、DMS−227、PSD−0332、PDS−1615、PDS−9931、XMS−5025(以上、チッソ製);
メチルシリケートMS51、メチルシリケートMS56(以上、三菱化学製);
エチルシリケート28、エチルシリケート40、エチルシリケート48(以上、コルコート製);
GR100、GR650、GR908、GR950(以上、昭和電工製)等の部分縮合物が挙げられる。
なお、本明細書におけるMwは、下記仕様のGPCにより測定したポリスチレン換算値である。
カラム:東ソー製、TSKgelGRCXLII
溶媒:テトラヒドロフラン
温度:40℃
圧力:6.8MPa
(a2)硬化促進剤としては、水素供与体を有する硬化促進剤であって[A]成分中のエポキシ基に対して触媒活性を発現させるものであれば特に限定されない。(a2)硬化促進剤としては、例えばフェノール基、シラノール基、チオール基、リン酸基、スルホン酸基、カルボン酸基等を有す化合物、カルボン酸酸無水物等が挙げられる。これらのうちフェノール基、シラノール基、カルボン酸基を有する化合物、カルボン酸無水物が好ましく、フェノール基、シラノール基を有する化合物がより好ましく、シラノール基を有する化合物(以下、「(a2)シラノール基含有硬化促進剤」とも称する)が特に好ましい。
[A]成分は、光配向性基をさらに有することが好ましい。[A]成分が、光配向性基をさらに有することで当該液晶配向剤は、高感度の光配向性を有し、例えばラビング処理によらなくとも液晶配向能の付与が可能となる。
塩基性条件下、ハロゲン原子で置換されたベンゼン環骨格を有する化合物と、アクリル酸とを遷移金属触媒存在下で反応させて特定桂皮酸誘導体を得る方法;
塩基性条件下、ベンゼン環の水素原子がハロゲン原子で置換された桂皮酸と、ハロゲン原子で置換されたベンゼン環骨格を有する化合物とを遷移金属触媒存在下で反応させて特定桂皮酸誘導体とする方法等が挙げられる。
光配向性基を有する[A]成分は、例えば上記のエポキシ基及びシラノール基を有する重合体と特定桂皮酸誘導体とを好ましくは触媒の存在下に反応させることにより合成できる。
ベンジルジメチルアミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、シクロヘキシルジメチルアミン、トリエタノールアミン等の3級アミン;
2−メチルイミダゾール、2−n−ヘプチルイミダゾール、2−n−ウンデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−メチルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−n−ウンデシルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−フェニルイミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジ(ヒドロキシメチル)イミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−フェニル−4,5−ジ〔(2’−シアノエトキシ)メチル〕イミダゾール、1−(2−シアノエチル)−2−n−ウンデシルイミダゾリウムトリメリテート、1−(2−シアノエチル)−2−フェニルイミダゾリウムトリメリテート、1−(2−シアノエチル)−2−エチル−4−メチルイミダゾリウムトリメリテート、2,4−ジアミノ−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1’)〕エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−(2’−n−ウンデシルイミダゾリル)エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−〔2’−エチル−4’−メチルイミダゾリル−(1’)〕エチル−s−トリアジン、2−メチルイミダゾールのイソシアヌル酸付加物、2−フェニルイミダゾールのイソシアヌル酸付加物、及び2,4−ジアミノ−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1’)〕エチル−s−トリアジンのイソシアヌル酸付加物等のイミダゾール化合物;
ジフェニルフォスフィン、トリフェニルフォスフィン、亜リン酸トリフェニル等の有機リン化合物;
ベンジルトリフェニルフォスフォニウムクロライド、テトラ−n−ブチルフォスフォニウムブロマイド、メチルトリフェニルフォスフォニウムブロマイド、エチルトリフェニルフォスフォニウムブロマイド、n−ブチルトリフェニルフォスフォニウムブロマイド、テトラフェニルフォスフォニウムブロマイド、エチルトリフェニルフォスフォニウムヨーダイド、エチルトリフェニルフォスフォニウムアセテート、テトラ−n−ブチルフォスフォニウムo,o−ジエチルフォスフォロジチオネート、テトラ−n−ブチルフォスフォニウムベンゾトリアゾレート、テトラフェニルフォスフォニウムテトラフェニルボレート、テトラ−n−ブチルフォスフォニウムテトラフルオロボレート、テトラ−n−ブチルフォスフォニウムテトラフェニルボレート等の4級フォスフォニウム塩;
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7やその有機酸塩等のジアザビシクロアルケン;
オクチル酸亜鉛、オクチル酸錫、アルミニウムアセチルアセトン錯体等の有機金属化合物;
テトラエチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラ−n−ブチルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウム塩;
三フッ化ホウ素、ホウ酸トリフェニル等のホウ素化合物;
塩化亜鉛、塩化第二錫等の金属ハロゲン化合物;
ジシアンジアミドやアミンとエポキシ樹脂との付加物等のアミン付加型促進剤等の高融点分散型潜在性触媒;
上記イミダゾール化合物、有機リン化合物や4級フォスフォニウム塩等の硬化促進剤の表面をポリマーで被覆したマイクロカプセル型潜在性触媒;
アミン塩型潜在性触媒;
ルイス酸塩、ブレンステッド酸塩等の高温解離型の熱カチオン重合型潜在性触媒等の潜在性触媒等が挙げられる。
当該液晶配向剤は[B]金属キレート化合物を含有することから、[B]金属キレート化合物は触媒として作用し、架橋反応を促進し、低温、短時間の熱処理であっても上記効果を奏する液晶配向膜を製造することができる。[B]金属キレート化合物としては、例えばジルコニウム化合物、チタニウム化合物、アルミニウム化合物等が挙げられる。
上記式(5−4)中、RBは、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アリール基、シクロアルキル基又はアルコキシ基である。Arは、アリール基である。但し、RB及びArが、それぞれ複数ある場合、複数のRB及びAはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。Rcは、炭素数1〜6のアルキル基、アリール基、シクロアルキル基又はアルコキシ基である。p’’’は、0〜2の整数である。但し、RCが複数ある場合、複数のRCは同一であっても異なっていてもよい。
当該液晶配向剤は、好適な成分として[C]β−ジケトン類、β−ケト酸エステル類及び塩基性化合物からなる群より選択される少なくとも1種の硬化抑制剤をさらに含有することができる。当該液晶配向剤が、[C]硬化抑制剤をさらに含有することで、当該液晶配向剤は保存安定性に優れる。
当該液晶配向剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、ポリアミック酸、ポリイミド及びエポキシ基を有さない重合体からなる群より選択される少なくとも1種の重合体(以下、「[D]他の重合体」とも称する)、[E]架橋剤、硬化剤、硬化促進剤、界面活性剤、光増感性剤等を含有できる。以下、その他の各任意成分について詳述する。
[D]他の重合体としては、ポリアミック酸、ポリイミド及びエポキシ基を有さない重合体からなる群より選択される少なくとも1種の重合体が挙げられる。
ポリアミック酸は、テトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物とを反応させることにより得られる。
ポリイミドは、上記ポリアミック酸の有するアミック酸構造を脱水閉環してイミド化することにより製造できる。ポリイミドは、その前駆体であるポリアミック酸が有しているアミック酸構造の全てを脱水閉環した完全イミド化物であってもよく、アミック酸構造の一部のみを脱水閉環し、アミック酸構造とイミド環構造とが併存している部分イミド化物であってもよい。
エポキシ基を有さない重合体としては、構造中にエポキシ基を有さない重合体であれば特に限定されない。このようなエポキシ基を有さない重合体は、従来公知の方法を組み合わせて行うことができる。
当該液晶配向剤は[A]成分の架橋反応をより強固にする目的で[E]架橋剤を含有することができる。当該液晶配向剤に[E]架橋剤を含有させることで、塗膜形成工程における熱処理は低温かつ短時間で足り、液晶配向膜を低コストかつ高い生産性で製造することが可能となる。
硬化剤は、[A]成分の架橋反応をより強固にする目的で含有できる。また、上記硬化促進剤は、硬化剤の司る硬化反応を促進する目的で当該液晶配向剤に含有できる。
界面活性剤としては、例えばノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、シリコーン界面活性剤、ポリアルキレンオキシド界面活性剤、含フッ素界面活性剤等が挙げられる。
当該液晶配向剤に含有され得る光増感性剤は、カルボキシル基、水酸基、−SH、−NCO、−NHR(但し、Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基である)、−CH=CH2及びSO2Clからなる群より選択される少なくとも1種の基並びに光増感性構造を有する化合物である。上記エポキシ基含有ポリシロキサンと、特定桂皮酸誘導体及び光増感性剤の混合物とを反応させることにより光配向性基を有する[A]成分は合成され、特定桂皮酸誘導体に由来する感光性構造(桂皮酸構造)と光増感性剤に由来する光増感性構造とを併有することとなる。この光増感性構造は、光の照射により励起し、この励起エネルギーを重合体内で近接する感光性構造に与える機能を有する。この励起状態は一重項であってもよく、三重項であってもよいが、長寿命や効率的なエネルギー移動に鑑み、三重項であることが好ましい。上記光増感性構造が吸収する光は、波長150nm〜600nmの範囲の紫外線又は可視光線であることが好ましい。波長が上記下限より短い光は、通常の光学系で取り扱うことができないため、光配向法に好適に用いることができない。一方、上記上限より波長の長い光は、エネルギーが小さく、上記光増感性構造の励起状態を誘起し難い。
当該液晶配向剤は、[A]成分及び[B]金属キレート化合物を必須成分として含有し、必要に応じて任意成分を含有することができ、好ましくは各成分が有機溶媒に溶解された溶液状の組成物として調製される。
液晶配向剤の全質量に占める割合は、粘性、揮発性等を考慮して選択されるが、好ましくは0.2質量%〜10質量%である。固形分濃度が0.2質量%未満では、当該液晶配向剤から形成される液晶配向膜の膜厚が過小となって良好な液晶配向膜が得られない場合がある。一方、固形分濃度が10質量%を超えると、塗膜の膜厚が過大となって良好な液晶配向膜を得られない場合があり、また当該液晶配向剤の粘性が増大して塗布特性が不足する場合がある。好ましい固形分濃度の範囲は、基板に当該液晶配向剤を塗布する際に採用する方法によって異なる。例えばスピンナー法による場合の固形分濃度の範囲としては、1.5質量%〜4.5質量%が好ましい。印刷法による場合、固形分濃度を3質量%〜9質量%の範囲とし、それによって溶液粘度を12mPa・s〜50mPa・sの範囲とすることが好ましい。インクジェット法による場合、固形分濃度を1質量%〜5質量%の範囲とし、それによって溶液粘度を3mPa・s〜15mPa・sの範囲とすることが好ましい。
本発明には、当該液晶配向剤により形成される液晶配向膜、液晶配向能の方向が異なる領域を含む液晶配向膜、これらの液晶配向膜を備える位相差フィルム及び3D映像用の液晶表示素子に用いられる位相差フィルムも好適に含まれる。当該液晶配向剤から製造される当該液晶配向膜は、低温の熱処理であっても密着性、膜硬度及び液晶配向性に優れ、特にロール・ツー・ロール方式等の生産性に優れた製造方法を用いた位相差フィルムの製造に好適である。
(1)当該液晶配向剤を基板上に塗布し、塗膜を形成する工程(以下、「工程(1)」とも称する)、
(2)上記塗膜に放射線を照射し、位相差フィルム用液晶配向膜を形成する工程(以下、「工程(2)」とも称する)、及び
(3)上記位相差フィルム用液晶配向膜に重合性液晶を塗布し、硬化させる工程(以下、「工程(3)」とも称する)
を有する。
本工程では、当該液晶配向剤を基板上に塗布して塗膜を形成する。塗布方法としては、例えばロールコーター法、スピンナー法、印刷法、インクジェット法、バーコーター法、エクストリューションダイ法、ダイレクトグラビアコーター法、チャンバードクターコーター法、オフセットグラビアコーター法、一本ロールキスコーター法、小径のグラビアロールを使ったリバースキスコーター法、3本リバースロールコーター法、4本リバースロールコーター法、スロットダイ法、エアードクターコーター法、正回転ロールコーター法、ブレードコーター法、ナイフコーター法、含浸コーター法、MBコーター法、MBリバースコーター法等の適宜の塗布方法が挙げられる。次に、塗布面を熱処理することにより塗膜を形成する。熱処理の温度としては、40℃〜120℃が好ましく、90℃〜110℃がより好ましい。熱処理の時間としては0.1分〜15分が好ましく、1分〜10分がより好ましい。塗膜の膜厚としては、好ましくは0.001μm〜1μmであり、より好ましくは0.005μm〜0.5μmである。
本工程では、上記塗膜に放射線を照射して位相差フィルム用液晶配向膜を形成する。放射線としては、例えば150nm〜800nmの波長の光を含む紫外線、可視光線等が挙げられる。これらのうち300nm〜400nmの波長の光を含む紫外線が好ましい。放射線は偏光であっても非偏光であってもよい。偏光の場合は直線偏光であっても部分偏光であってもよい。なお、本明細書における「非偏光」とは一部偏光した光であったとしても、実質的に非偏光であれば「非偏光」に含まれるものとする。
ルハライドランプ、アルゴン共鳴ランプ、キセノンランプ、エキシマーレーザー水銀−キ
セノンランプ(Hg−Xeランプ)等が挙げられる。上記の直線偏光又は部分偏光した紫外線は、上記光源を例えばフィルター、回折格子等と併用する手段等により得られる。
本工程では、上記位相差フィルム用液晶配向膜に重合性液晶を塗布して硬化させる。重合性液晶を塗布する方法としては、例えばロールコーター法、スピンナー法、印刷法、インクジェット法等の適宜の塗布方法が挙げられる。
当該液晶配向剤を用いて、液晶配向能の方向が異なる領域を含む液晶配向膜を備える位相差フィルムを製造することもできる。かかる位相差フィルムは、3D映像用途等に好適に用いることができる。
上記工程(2)が、
(2−1)塗膜の一部又は全部に第一の放射線を照射する工程、及び
(2−2)塗膜の一部に第一の放射線とは異なる入射方向又は偏光方向を有する第二の放射線を照射する工程、又は
(2−1’’)塗膜の一部に第一の放射線を照射する工程、及び
(2−2’’)塗膜の全部に第一の放射線とは異なる入射方向又は偏光方向を有する第二の放射線を照射する工程
を有する。
好ましくは、上記(2−1)及び(2−2)の工程を有する製造方法である。
上記工程(2−2)が、(2−2’)塗膜の少なくとも第一の放射線が照射されなかった部分に、上記第二の放射線を照射する工程である製造方法が好ましい。
本発明には、当該液晶配向剤から形成される液晶配向膜を備える液晶表示素子が含まれる。本発明の液晶表示素子は液晶配向性に優れる。
当該液晶表示素子は、例えば以下のようにして製造することができる。基板上に当該液晶配向剤を塗布し、次いで塗布面を加熱することにより基板上に液晶配向膜を形成する。基板としては、例えばフロートガラス、ソーダガラス等のガラス;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、脂環式ポリオレフィン等のプラスチックからなる透明基板を用いることができる。上記のようにして液晶配向膜が形成された基板を2枚準備し、この2枚の基板間に液晶を配置することにより、液晶セルを製造する。液晶セルを製造するには、例えば以下の2つの方法が挙げられる。
[(a1)重合体の合成]
[合成例1]
撹拌機、温度計、滴下漏斗及び還流冷却管を備えた反応容器に、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン(ECETS)100.0g、メチルイソブチルケトン(MIBK)500g及びトリエチルアミン10.0gを仕込み、室温で混合した。次いで、脱イオン水100gを滴下漏斗より30分かけて滴下した後、還流下で混合しつつ、80℃で6時間反応させた。反応終了後、有機層を取り出し、0.2質量%硝酸アンモニウム水溶液により洗浄後の水が中性になるまで洗浄した後、減圧下で溶媒及び水を留去することによりエポキシ基及びシラノール基を有する重合体(a1−1)を粘稠な透明液体として得た。
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7質量部、α−メチルスチレンダイマー3質量部及びジエチレングリコールメチルエチルエーテル(EDM)220質量部を仕込んだ。引き続きメタクリル酸エポキシシクロヘキシルメチル40質量部、メタクリル酸20質量部及びメタクリル酸テトラヒドロフルフリル20質量部及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチル20質量部を仕込み窒素置換した後ゆるやかに攪拌を始めた。溶液温度を70℃に上昇させ、この温度を5時間保持し重合体(a1−2)を含む重合体溶液を得た。得られた重合体溶液の固形分濃度は32.0質量%であった。(a1−2)のMwは8,200であった。
冷却管と攪拌機を備えたフラスコに、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部、α−メチルスチレンダイマー3重量部及びEDM220質量部を仕込んだ。引き続きメタクリル酸エポキシシクロヘキシルメチル100重量部を仕込み窒素置換した後ゆるやかに加熱攪拌し、溶液を70℃に上昇させ、この温度を5時間保持し重合体(a1−3)を含む重合体溶液を得た。得られた重合体溶液をヘキサン中に滴下し再沈殿した。ろ過により回収した後乾燥し、白色粉末のエポキシ基を有するポリメタクリレートの共重合体を得た。(a1−3)のMwは8,000であった。
[合成例4]
特定桂皮酸誘導体の合成反応は全て不活性雰囲気中で行った。
冷却管を備えた500mLの三口フラスコに4−ブロモジフェニルエーテル20g、酢酸パラジウム0.18g、トリス(2−トリル)ホスフィン0.98g、トリエチルアミン32.4g、ジメチルアセトアミド135mLを混合した。次にシリンジでアクリル酸7gを溶液に加え撹拌した。この混合溶液を更に120℃で3時間加熱撹拌した。TLC(薄層クロマトグラフィー)で反応の終了を確認した後、反応溶液を室温まで冷却した。沈殿物をろ別した後、ろ液を1N塩酸水溶液300mLに注ぎ、沈殿物を回収した。これらの沈殿物を酢酸エチルとヘキサンの1:1(質量比)溶液で再結晶することにより下記式(K−1)で表される特定桂皮酸誘導体(K−1)を8.4g得た。
冷却管を備えた300mLの三口フラスコに4−フルオロフェニルボロン酸6.5g、4−ブロモ桂皮酸10g、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム2.7g、炭酸ナトリウム4g、テトラヒドロフラン80mL、純水39mLを混合した。引き続き反応溶液を80℃で8時間加熱撹拌し、反応終了をTLCで確認した。反応溶液を室温まで冷却後、1N−塩酸水溶液200mLに注ぎ、析出固体をろ別した。得られた固体を酢酸エチルに溶解させ、1N−塩酸水溶液100mL、純水100mL、飽和食塩水100mLの順で分液洗浄した。次に有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた固体を真空乾燥し、下記式(K−2)で表される特定桂皮酸誘導体(K−2)を9g得た。
下記スキームに従い特定桂皮酸誘導体(K−3)を合成した。冷却管を備えた1,000mLの三口フラスコに窒素雰囲気中で4−フルオロフェノール11.2g、エチル(2E)−3−(4−ブロモフェニル)−2−プロペン酸25.5g、りん酸三カリウム42.5g、酢酸パラジウム0.45g、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル0.90g、トルエン300mLを混合し、100℃で24時間加熱攪拌した。反応溶液を室温まで冷却し析出物をろ過により除去した後、酢酸エチル300mLと混合した。1M水酸化ナトリウム水溶液200mL、蒸留水200mLで4回分液洗浄した。有機層を濃縮した後、得られた固体をエタノールで再結晶することにより、下記中間体(1)を27.5g得た。冷却管を備えた300mLの三口フラスコに中間体(1)27.5gと水酸化リチウム一水和物12.1g、メタノール100mL、蒸留水50mLを混合し、還流状態で2時間加熱攪拌した。反応溶液を室温まで冷却した後、希塩酸300mLと混合し酸性にした後、酢酸エチル300mLで抽出した。有機層を蒸留水100mLで4回分駅洗浄した後、濃縮した。得られた固体をエタノールで再結晶することにより、特定桂皮酸誘導体(K−3)を20.33gを得た。
冷却管を備えた500mLの三口フラスコに1−ブロモー4−シクロヘキシルベンゼン19.2g、酢酸パラジウム0.18g、トリス(2−トリル)ホスフィン0.98g、トリエチルアミン32.4g、ジメチルアセトアミド135mLを混合した。次にシリンジでアクリル酸を7g混合溶液に加え撹拌した。この混合溶液を更に120℃で3時間加熱撹拌した。TLC(薄層クロマトグラフィー)で反応の終了を確認した後、反応溶液を室温まで冷却した。沈殿物をろ別した後、ろ液を1N塩酸水溶液300mLに注ぎ、沈殿物を回収した。これらの沈殿物を酢酸エチルとヘキサンの1:1(質量比)溶液で再結晶することにより下記式(K−4)で表される特定桂皮酸誘導体(K−4)を10.2g得た。
下記スキームに従い、特定桂皮酸誘導体(K−5)を合成した。1Lのナス型フラスコに4−ヒドロキシ安息香酸メチル91.3g、炭酸カリウム182.4g及びN−メチル−2−ピロリドン320mLを仕込み、室温で1時間撹拌を行った後、1−ブロモペンタン99.7gを加え100℃で5時間撹拌した。反応終了後、水を加えて反応生成物を沈殿させた後、ろ取した。次に、この沈殿に水酸化ナトリウム48g及び水400mLを加えて3時間還流して加水分解反応を行った。反応終了後、塩酸で中和し、生じた沈殿をエタノールで再結晶することにより化合物(K−5)の白色結晶を102g得た。この化合物(K−5)10.41gを反応容器にとり、これに塩化チオニル100mL及びN,N−ジメチルホルムアミド77μLを加えて80℃で1時間撹拌した。次に、減圧下で塩化チオニルを留去し、塩化メチレンを加えて炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮を行った後、テトラヒドロフランを加えて溶液とした。次に、上記とは別の500mL三口フラスコに4−ヒドロキシ桂皮酸7.39g、炭酸カリウム13.82g、テトラブチルアンモニウム0.48g、テトラヒドロフラン50mL及び水100mLを仕込んだ。この水溶液を氷冷し、上記テトラヒドロフラン溶液をゆっくり滴下し、さらに2時間撹拌を行った。反応終了後、塩酸を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮を行った後、エタノールで再結晶することにより、特定桂皮酸誘導体(K−5)の白色結晶を9.0g得た。
[合成例9]
100mLの三口フラスコに、(a1)重合体としての(a1−1)4.6g、MIBK31g、特定桂皮酸誘導体としての(K−1)3g及び4級アミン塩(サンアプロ製、UCAT 18X)0.10gを仕込み、80℃で12時間撹拌した。反応終了後、メタノールを加えて反応生成物を沈殿させた後、ろ取した。沈殿物を酢酸エチルに溶解して、この溶液を3回水洗した後、溶媒を留去することにより、光配向性基を有する[A]成分(A−1)を白色粉末として6.3g得た。(A−1)のMwは3,900であった。
特定桂皮酸誘導体としての(K−2)3gを用いたこと以外は合成例9と同様に操作して、光配向性基を有する[A]成分(A−2)を白色粉末として7.0g得た。(A−2)のMwは4,200であった。
200mLの三口フラスコに、(a1)重合体としての(a1−1)4.3g、ジメチルアセトアミド62.0g、特定桂皮酸誘導体としての(K−3)3g及び4級アミン塩(サンアプロ製、UCAT 18X)0.10gを仕込み、110℃で9時間撹拌した。反応終了後、メタノールで再沈殿を行い、沈殿物を酢酸エチルに溶解して溶液を得、この溶液を3回水洗した後、溶媒を留去することにより、光配向性基を有する[A]成分(A−3)を白色粉末として7.0g得た。(A−3)のMwは4,300であった。
特定桂皮酸誘導体としての(K−4)3.1gを用いたこと以外は合成例9と同様に操作して、光配向性基を有する[A]成分(A−4)の白色粉末を6.5g得た。(A−4)のMwは3,900であった。
200mLの三口フラスコに、(a1)重合体としての(a1−1)5.0g、MIBK46.4g、特定桂皮酸誘導体としての(K−5)4.76g及び4級アミン塩(UCAT 18X、サンアプロ製)0.10gを仕込み、80℃で12時間撹拌した。反応終了後、メタノールを加えて反応生成物を沈殿させた後、ろ取した。沈殿物を酢酸エチルに溶解して、この溶液を3回水洗した後、溶剤を留去することにより、光配向性基を有する[A]成分(A−5)を白色粉末として2.8g得た。(A−5)のMwは10,100であった。
100mLの三口フラスコに、(a1)重合体としての(a1−3)4.9g、メチルイソブチルケトン31.6g、特定桂皮酸誘導体としての(K−1)3g及び4級アミン塩(サンアプロ製、UCAT 18X)0.10gを仕込み、80℃で12時間撹拌した。反応終了後、メタノールで再沈殿を行い、沈殿物を酢酸エチルに溶解して溶液を得、この溶液を3回水洗した後、溶媒を留去することにより、光配向性基を有する[A]成分(A−6)を白色粉末として7.9g得た。(A−6)のMwは14,000であった。
[実施例1]
(A−1)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としてのアルミニウム化合物(川研ファインケミカル製、アルミキレートA(W))(B−1)を30質量部加え、さらにMIBK及びメチルエチルケトン(MEK)を混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−1)を調製した。
(A−1)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としての上記式(6−1)で表されるトリフェニルシラノール(a2−1)を400質量部加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−2)を調製した。
(A−1)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部、(a2)シラノール基含有硬化促進剤としての(a2−1)300質量部及び[C]硬化抑制剤としてのエチルアセトアセテート(C−1)500質量部を加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=80:20(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−3)を調製した。
(a1−2)を含有する溶液を、(a1−2)に換算して600質量部に相当する量をとり、ここに(A−1)400質量部、[B]金属キレート化合物としての(B−1)20質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としての(a2−1)100質量部を加え、さらにMIBK及びEDMを混合し、溶媒組成がMIBK:EDM=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−4)を調製した。
(A−1)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部、(a2)シラノール基含有硬化促進剤としての(a2−1)200質量部及び[E]架橋剤としての多官能エポキシ化合物(ダイセル化学工業製、セロキサイド2021P)50質量部を加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=90:10(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−5)を調製した。
(A−1)500質量部と(a1)重合体としての(a1−1)500質量部、[B]金属キレート化合物としての(B−1)40質量部、(a2)シラノール基含有硬化促進剤としての(a2−1)200質量部及を加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−6)を調製した。
(A−6)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としてのトリフェニルシラノール(a2−1)を200質量部加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−7)を調製した。
(A−2)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としてのトリフェニルシラノール(a2−1)を200質量部加え、さらに1,2−ジエトキシエタンを混合し、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−8)を調製した。
(A−3)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としてのトリフェニルシラノール(a2−1)を200質量部加え、さらに酢酸ブチルを混合し、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−9)を調製した。
(A−4)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部及び(a2)シラノール基含有硬化促進剤としてのトリフェニルシラノール(a2−1)を200質量部加え、さらにMIBKを混合し、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより液晶配向剤(S−10)を調製した。
(a1−1)に換算して1,000質量部に相当する量をとり、ここに[B]金属キレート化合物としての(B−1)を30質量部加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−11)を調製した。
(A−5)1,000質量部に[B]金属キレート化合物としての(B−1)30質量部、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(S−12)を調製した。
(a2)シラノール基含有硬化促進剤を上記式(6−2)で表される化合物としたこと以外は実施例2と同様に操作して、液晶配向剤(S−13)を調製した。
(a2)シラノール基含有硬化促進剤を上記式(6−3)で表される化合物としたこと以外は実施例2と同様に操作して、液晶配向剤(S−14)を調製した。
(a2)シラノール基含有硬化促進剤を上記式(6−4)で表される化合物としたこと以外は実施例2と同様に操作して、液晶配向剤(S−15)を調製した。
(a2)シラノール基含有硬化促進剤を上記式(6−5)で表される化合物としたこと以外は実施例2と同様に操作して、液晶配向剤(S−16)を調製した。
(a2)シラノール基含有硬化促進剤を上記式(6−6)で表される化合物としたこと以外は実施例2と同様に操作して、液晶配向剤(S−17)を調製した。
(A−1)1,000質量部に(a2)硬化促進剤としての(a2−1)を200質量部加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(CS−1)を調製した。
(A−1)1,000質量部にスルホニウム塩(三新化学工業製、サンエイドSI−100)を30質量部加え、さらにMIBK及びMEKを混合し、溶媒組成がMIBK:MEK=70:30(質量比)、固形分濃度が3.0質量%の溶液とした。この溶液を孔径1μmのフィルターで濾過することにより、液晶配向剤(CS−2)を調製した。
調製した液晶配向剤について下記評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1〜10、30〜34及び比較例1〜2の各液晶配向剤を、その調製日から0日目、3日目、5日目及び14日目まで40℃の条件でそれぞれ保管し、後述する実施例13と同様に操作して位相差フィルムを製造し、異常ドメインの有無を偏光顕微鏡により観察した。異常ドメインが観察されなかった場合を良好(「A」)、異常ドメインが観察された場合を不良(「B」)と判断し、調製日からの各経過日数における異常ドメインの発生の有無から保存安定性を評価した。但し、この保存安定性評価に供する位相差フィルムの製造において、下記実施例13に記載の工程(1)におけるベーク条件を、実施例1、比較例1及び比較例2の液晶配向剤を使用して位相差フィルムを製造する場合については120℃のホットプレートで10分間とした。なお、表1中の「−」は、評価を行っていないことを示す。
[実施例13]
工程(1);TACフィルムの一面に、実施例1で調製した液晶配向剤(S−1)をスピンナーを用いて塗布し、100℃のホットプレートで5分間ベークして膜厚0.04μmの塗膜を形成した。
工程(2);次いで、この塗膜表面にHg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて313nmの輝線を含む偏光紫外線300J/m2を、基板法線から垂直に照射して位相差フィルム用液晶配向膜を形成した。
工程(3);次いで、上記位相差フィルム用液晶配向膜に重合性液晶(メルク製、RMS03−013C)を孔径0.2μmのフィルターで濾過した後、スピンナーを用いて塗布し、60℃のホットプレートで1分間ベークを行った後、Hg−Xeランプを用いて365nmの輝線を含む非偏光の紫外線15,000J/m2を重合性液晶塗布面に照射し、硬化させ位相差フィルムを製造した。
液晶配向剤として、表2に記載の各液晶配向剤をそれぞれ使用したこと以外は実施例13と同様に操作して、位相差フィルムを製造した。
製造した位相差フィルムについて下記評価を行った。結果を表2に示す。なお、表2中の「−」は、評価を行っていないことを示す。
実施例13〜22、35〜39及び比較例3〜4で製造した位相差フィルムにつき、異常ドメインの有無を偏光顕微鏡により観察した。異常ドメインが観察されなかった場合を液晶配向性が良好(「A」)、異常ドメインが観察された場合を液晶配向性が不良(「B」)と判断した。
また、上記液晶配向性(i)の評価が「B」となった位相差フィルム(実施例13、比較例3及び4)について、上記実施例13に記載の工程(1)におけるベーク条件を120℃のホットプレートで10分間と変更した以外は、上記実施例13と同様に操作して位相差フィルムを製造し、液晶配向性(i)の評価と同様に操作して評価をした。
実施例13〜22、35〜39及び比較例3〜4の位相差フィルムを製造する際に形成した位相差フィルム用液晶配向膜にガイドのある等間隔スペーサーを用いて、カッターナイフで1mm間隔に切り込みを入れて、10×10の格子パターンを形成した。続いて、格子パターンの上にセロハンテープを置き、しっかりと密着させた後、セロハンテープを引き剥がした。セロハンテープを引き剥がした後の塗膜のカット部分を観察した。塗膜がカットの線に沿って、又は交差する点において剥離が生じている格子の目の個数が、格子パターン全体の個数に対して、剥離が確認されなかった場合を優良(「A」)、15%未満の場合を密着性が良好(「B」)、15%以上の場合を密着性が不良(「C」)と判断した。
また、上記実施例13に記載の工程(1)の位相差フィルム用液晶配向膜を製造する際のベーク条件を120℃のホットプレートで10分間ベークと変更した以外は上記実施例13と同様に操作して位相差フィルム用液晶配向膜を製造し、密着性(i)の評価と同様に操作して評価を行った。
上記実施例13に記載の工程(1)におけるTACフィルムにかえてガラス基板を用いた以外は、実施例13と同様に操作して位相差フィルム用液晶配向膜を形成した。この位相差フィルム用液晶配向膜について、塗膜用鉛筆引っかき試験機で膜硬度を測定した。鉛筆硬度測定結果が3H以上の場合を膜硬度が優良(「A」)と判断し、H以上の場合を膜硬度が良好(「B」)と判断し、H未満の場合を膜硬度が不良(「C」)と判断した。
また、上記実施例13に記載の工程(1)の位相差フィルム用液晶配向膜を製造する際のベーク条件を120℃のホットプレートで10分間ベークと変更した以外は上記実施例13と同様に操作して位相差フィルム用液晶配向膜を製造し、膜硬度(i)の評価と同様に操作して評価を行った。
[実施例23]
クロムの金属電極が櫛歯状にパターニングされたガラス基板と、電極が設けられていない対向ガラス基板の一面とに、液晶配向剤(S−1)をスピンナーを用いて塗布し、140℃のホットプレートで10分間ベークして膜厚0.1μmの塗膜を形成した。次いで、この塗膜表面にHg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて313nmの輝線を含む偏光紫外線300J/m2を、基板法線から垂直に照射して液晶配向膜とした。同様の操作を繰り返して、電極が形成された基板と電極の無い基板とを1対(2枚)作製した。上記基板のうち、1枚の液晶配向膜を有する面の外周に直径5.5μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着剤をスクリーン印刷により塗布した後、1対の基板の液晶配向膜面を対向させ、各基板の紫外線の光軸の基板面への投影方向が逆平行となるように圧着し、150℃で1時間かけて接着剤を熱硬化させた。次いで、液晶注入口より基板間の間隙に、重合性液晶(メルク製、MLC−7028)を充填した後、エポキシ系接着剤で液晶注入口を封止した。さらに、液晶注入時の流動配向を除くために、これを120℃で加熱してから室温まで徐冷した。次に基板の外側両面に偏光板を、その偏光方向が互いに直交し、かつ液晶配向膜の紫外線の光軸の基板面への射影方向と一致または直交するように貼り合わせることにより液晶表示素子を製造した。
クロムの金属電極が櫛歯状にパターニングされたガラス基板と、電極が設けられていない対向ガラス基板の一面とに液晶配向剤(S−11)をスピンナーを用いて塗布し、140℃のホットプレートで10分間ベークして膜厚0.1μmの塗膜を形成した。次いで、この塗膜についてレーヨン布を巻き付けたロールを有するラビングマシーンにより、ロール回転数500rpm、ステージ移動速度3cm/秒、毛足押しこみ長さ0.4mmでラビング処理を行い、液晶配向能を付与した。その後、超純水中で1分間超音波洗浄を行ない、次いで100℃クリーンオーブン中で10分間乾燥した。同様の操作を繰り返して、液晶配向膜を有する基板を一対(2枚)作製した。上記基板のうち、1枚の液晶配向膜を有する面の外周に直径5.5μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着剤をスクリーン印刷により塗布した後、1対の基板の液晶配向膜面を対向させ、液晶配向膜面が相対するように重ね合わせて圧着し、150℃で1時間かけて接着剤を熱硬化させた。次いで、液晶注入口より基板間の間隙に、液晶(メルク製、MLC−7028)を充填した後、エポキシ系接着剤で液晶注入口を封止した。さらに、液晶注入時の流動配向を除くために、これを120℃で加熱してから室温まで徐冷した。次に基板の外側両面に偏光板を、その偏光方向が互いに直交し、かつ液晶の配向方向と一致または直交するように貼り合わせることにより液晶表示素子を製造した。
液晶配向剤(S−1)を用いた以外は実施例24と同様に操作して、液晶表示素子を製造した。
[実施例26]
ITO膜からなる透明電極付きガラス基板の透明電極面上に、液晶配向剤(S−12)をスピンナーを用いて塗布し、140℃のホットプレートで10分間ベークして膜厚0.1μmの塗膜を形成した。次いで、この塗膜表面にHg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて313nmの輝線を含む偏光紫外線1,000J/m2を、基板法線から40°傾いた方向から照射して液晶配向膜とした。同様の操作を繰り返して、液晶配向膜を有する基板を1対(2枚)作製した。上記基板のうち、1枚の液晶配向膜を有する面の外周に直径5.5μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着剤をスクリーン印刷により塗布した後、1対の基板の液晶配向膜面を対向させ、各基板の紫外線の光軸の基板面への投影方向が逆平行となるように圧着し、150℃で1時間かけて接着剤を熱硬化させた。次いで、液晶注入口より基板間の間隙に、ネガ型液晶(メルク製、MLC−6608)を充填した後、エポキシ系接着剤で液晶注入口を封止した。さらに、液晶注入時の流動配向を除くために、これを120℃で加熱してから室温まで徐冷した。次に基板の外側両面に偏光板を、その偏光方向が互いに直交し、かつ液晶配向膜の紫外線の光軸の基板面への射影方向と45°の角度をなすように貼り合わせることにより液晶表示素子を製造した。
ITO膜からなる透明電極付きガラス基板の透明電極面上に、液晶配向剤(S−12)をスピンナーを用いて塗布し、140℃のホットプレートで10分間ベークして膜厚0.1μmの塗膜を形成した。上記基板のうちの1枚の液晶配向膜を有する面の外周に直径5.5μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着剤をスクリーン印刷により塗布した後、1対の基板の液晶配向膜面を対向させて圧着し、150℃で1時間かけて接着剤を熱硬化させた。次いで、液晶注入口より基板間の間隙に、ネガ型液晶(メルク製、MLC−6608)を充填した後、エポキシ系接着剤で液晶注入口を封止した。さらに、液晶注入時の流動配向を除くために、これを120℃で加熱してから室温まで徐冷した。次に基板の外側両面に偏光板を、その偏光方向が互いに直交するように貼り合わせることにより液晶表示素子を製造した。
製造した液晶表示素子について下記評価を行った。結果を表3に示す。
液晶表示素子に5Vの電圧をON/OFF(印加/解除)したときの明暗の変化における異常ドメインの有無を光学顕微鏡により観察し、異常ドメインが観察されない場合を良好(「A」)、異常ドメインが観察された場合を不良(「B」)と判断した。
[実施例28]
上記実施例13に記載の工程(1)と同様に操作して基板上に塗膜を形成した後、最初の放射線を照射照射した偏光紫外線から90°回転した偏光方向で、透過部と遮光部が交互に並ぶように短冊状にパターニングしたマスクを通して2回目の偏光紫外線(Hg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて得られる313nmの輝線を含む偏光紫外線300J/m2)を照射した。次に、位相差フィルム用液晶配向膜が形成された面に、重合性液晶(メルク製、RMS03−013C)を孔径0.2μmのフィルターで濾過した後、スピンナーを用いて塗布し、60℃のホットプレートで1分間ベークを行った後、Hg−Xeランプを用いて365nmの輝線を含む非偏光の紫外線15,000J/m2を重合性液晶塗布面に照射して液晶配向能の方向が異なる領域を含む液晶配向膜を備える位相差フィルムを製造した。
上記実施例13に記載の工程(1)と同様に操作して、基板上に塗膜を形成した後、基板の半分を遮光した状態で、最初の偏光紫外線(Hg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて得られる313nmの輝線を含む偏光紫外線300J/m2)を照射した。次に、最初の偏光紫外線から90°回転した偏光方向で最初に露光した露光部を遮光して、未露光部に偏光紫外線が照射されるようにして、2回目の偏光紫外線照射(Hg−Xeランプ及びグランテーラープリズムを用いて313nmの輝線を含む偏光紫外線300J/m2)を行った。次に、液晶配向膜が形成された面に、重合性液晶(メルク製、RMS03−013C)を孔径0.2μmのフィルターで濾過した後、スピンナーを用いて塗布し、60℃のホットプレートで1分間ベークを行った後、Hg−Xeランプを用いて365nmの輝線を含む非偏光の紫外線15,000J/m2を重合性液晶塗布面に照射して液晶配向能の方向が異なる領域を含む液晶配向膜を備える位相差フィルムを製造した。
製造した液晶配向能の方向が異なる領域を含む液晶配向膜を備える位相差フィルムについて下記評価を行った。
Claims (17)
- [A]同一又は異なる分子中にエポキシ基及び水素供与体を有する成分、並びに
[B]金属キレート化合物
を含有する液晶配向剤。 - [A]成分が、
(a1)エポキシ基を有する重合体、及び
(a2)水素供与体を有する硬化促進剤
を含む請求項1に記載の液晶配向剤。 - 上記水素供与体が、シラノール基である請求項1又は請求項2に記載の液晶配向剤。
- (a1)重合体が、シラノール基をさらに有する請求項2又は請求項3に記載の液晶配向剤。
- 上記エポキシ基が、脂環式エポキシ基である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液晶配向剤。
- [A]成分が、光配向性基をさらに有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液晶配向剤。
- 上記光配向性基が、桂皮酸構造を有する基である請求項6に記載の液晶配向剤。
- 上記桂皮酸構造を有する基が、下記式(1)で表される化合物に由来する基及び式(2)で表される化合物に由来する基からなる群より選択される少なくとも1種である請求項7に記載の液晶配向剤。
(式(1)中、
R1は、フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニレン基又はシクロヘキシレン基である。上記フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニレン基及びシクロヘキシレン基の水素原子の一部又は全部は、炭素数1〜10のアルキル基、フッ素原子を有していてもよい炭素数1〜10のアルコキシ基、フッ素原子又はシアノ基で置換されていてもよい。
R2は、単結合、炭素数1〜3のアルカンジイル基、酸素原子、硫黄原子、−CH=CH−、−NH−、−COO−又は−OCO−である。
aは、0〜3の整数である。但し、aが2以上の場合、複数のR1及びR2はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R3は、フッ素原子又はシアノ基である。
bは、0〜4の整数である。但し、bが2以上の場合、複数のR3は同一であっても異なっていてもよい。
式(2)中、
R4は、フェニレン基又はシクロヘキシレン基である。このフェニレン基又はシクロヘキシレン基の水素原子の一部又は全部は、炭素数1〜10の鎖状若しくは環状のアルキル基、炭素数1〜10の鎖状若しくは環状のアルコキシ基、フッ素原子又はシアノ基で置換されていてもよい。
R5は、単結合、炭素数1〜3のアルカンジイル基、酸素原子、硫黄原子又は−NH−である。
cは、1〜3の整数である。但し、cが2以上の場合、複数のR4及びR5はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R6は、フッ素原子又はシアノ基である。
dは、0〜4の整数である。但し、dが2以上の場合、複数のR6は同一であっても異なっていてもよい。
R7は、酸素原子、−COO−又は−OCO−である。
R8は、2価の芳香族基、2価の脂環式基、2価の複素環式基又は2価の縮合環式基である。
eは、0〜3の整数である。但し、eが2以上の場合、複数のR7及びR8はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
R9は、単結合、−OCO−(CH2)f−*又は−O(CH2)g−*である。但し、*がカルボキシル基と結合する。
f及びgは、それぞれ1〜10の整数である。) - [C]β−ジケトン類、β−ケト酸エステル類及び塩基性化合物からなる群より選択される少なくとも1種の硬化抑制剤
をさらに含有する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の液晶配向剤。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の液晶配向剤により形成される液晶配向膜。
- 液晶配向能の方向が異なる領域を含む請求項10に記載の液晶配向膜。
- 請求項10又は請求項11に記載の液晶配向膜を備える位相差フィルム。
- 3D映像用の液晶表示素子に用いられる請求項12に記載の位相差フィルム。
- (1)請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の液晶配向剤を基板上に塗布し、塗膜を形成する工程、
(2)上記塗膜に放射線を照射し、位相差フィルム用液晶配向膜を形成する工程、及び
(3)上記位相差フィルム用液晶配向膜に重合性液晶を塗布し、硬化させる工程
を有する位相差フィルムの製造方法。 - 上記工程(2)が、
(2−1)塗膜の一部又は全部に第一の放射線を照射する工程、及び
(2−2)塗膜の一部に第一の放射線とは異なる入射方向又は偏光方向を有する第二の放射線を照射する工程
を有する請求項14に記載の位相差フィルムの製造方法。 - 上記工程(2−2)が、
(2−2’)塗膜の少なくとも第一の放射線が照射されなかった部分に、上記第二の放射線を照射する工程
である請求項15に記載の位相差フィルムの製造方法。 - 請求項10又は請求項11に記載の液晶配向膜を備える液晶表示素子。
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