JP2012039947A - 細胞培養用基材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加熱によってゾル化するゲル中に金粒微子を分散させてなり、前記金微粒子が保護剤により保護されている細胞培養用基材によって、上記の課題を解決する。
【選択図】なし
Description
従来、細胞の回収は、トリプシンやコラゲナーゼのような酵素などを用いて培養容器から細胞を剥離することにより行われていた。
しかしながら、このような回収方法では、培養容器内の細胞全体を剥離して回収することは可能であったが、特定の細胞を選択的に回収することは困難であった。
しかしながら、このような方法では、ある程度の大きさまで増殖した細胞コロニーを回収することはできるが、ごく狭い範囲内に存在する特定の1つまたは複数の細胞を回収することは困難である。
しかしながら、上記の光分解性ハイドロゲルは、紫外光を約10分間も照射しなければ、ゲルの物性を変化させることができなかった。紫外光は細胞にとって非常に有害であるので、長時間の紫外光の照射は、細胞に重大な損傷を与え得る。
そして、本発明者は、金微粒子が光の照射を受けることにより発熱することに着目し、この金微粒子をゼラチンゲル中に分散させて得られたゲルに可視光を照射して、金微粒子から発生した熱により可視光の照射部分をゾル化、すなわち溶解できることを見出して、本発明を完成した。
上記の細胞培養用基材を用いて培養されている細胞から、興味対象の細胞を見出す工程と、
該細胞培養用基材に光を照射して、照射範囲内の基材をゾル化する工程と、
該範囲内の基材から分離した細胞を回収する工程と
を含む、興味対象の細胞を取得する方法を提供する。
なお、ゾル化とは、当該技術において公知の用語と同じ意味を有し、ゲルを加熱することにより、液体を分散媒とするコロイド、すなわちゾルへ変換することを意味する。また、本明細書においては、ゾル化することを「溶解する」ともいう。
また、本発明の細胞培養用基材では、ゼラチンの由来は特に限定されず、例えばウシ、ブタなどの哺乳動物の骨、軟骨、皮など、またはサケなどの魚類の皮などから得られたものを用い得る。
本発明の細胞培養用基材にゼラチンゲルを用いる場合、該ゲルにおけるゼラチンの濃度は、通常1〜20重量%、好ましくは5〜15重量%である。
架橋剤を用いる方法では、該架橋剤は、細胞の生存、増殖、接着性および機能の発揮に影響を及ぼさないものであれば特に限定されない。そのような架橋剤は当該技術において公知であり、例えばゼラチンを架橋する場合は、塩化カルシウムなどのカルシウム塩、塩化アルミニウムなどのアルミニウム塩、ジメチロール尿素などのN-メチロール化合物、2, 3-ジヒドロキシジオキサンなどのジオキサン誘導体、1, 3-ビスビニルスルホニル-2-プロパノールなどのビニル化合物、あるいはグルタルアルデヒドやエチレンジアミン、コハク酸などの多官能性化合物や、4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルフォリニウムクロライドn-ハイドレート(DMT-MM)などの縮合剤などを用い得る。なお、本発明の細胞培養用基材においては、これらの架橋剤を単独または2種以上組み合わせて用い得る。
放射線を用いる方法では、ゼラチンに電子線、ガンマ線などの放射線を照射することによって、ゼラチンの架橋を行うことができる。また、紫外線照射による架橋も可能である。
本発明の細胞培養用基材における金微粒子の濃度は、通常100〜1000μM、好ましくは200〜500μMである。
また、金微粒子の平均体積径は特に限定されないが、通常2〜200 nm、好ましくは2〜100 nmである。
そのような保護剤は、金微粒子の表面を修飾するか、または金微粒子を複合化することにより、ゲル中での金微粒子の凝集を抑制するものであれば特に限定されない。本発明の細胞培養用基材に用い得る保護剤としては、例えばコラーゲンペプチド、ポリエチレングリコール(PEG)、デキストラン、ポリアクリルアミド、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンなどが挙げられる。
また、本発明の細胞培養用基材にゼラチンゲルを用いる場合、保護剤としては、ゼラチンに親和性を有する物質が好ましい。そのような物質としては、ゼラチン分子と相互作用を形成できるものであれば特に限定されず、例えばコラーゲンペプチドを好適に用い得る。
なお、これらの方法は当該技術において公知であり、例えばWuelfing, W.P.ら, J. Am. Chem. Soc., vol. 120, 12696-12697 (1998)、Mo, X.ら, Angew. Chem. Int. Ed., vol. 45, 2267-2270 (2006) などに記載されている。
なお、該分散液に用いられる分散媒は、細胞に対して毒性のないものであれば特に限定されない。また、該ゾルは、上記のゲルの原料を水、生理食塩水、リン酸緩衝液などの緩衝液または細胞培養用培地などの細胞に対して毒性のない溶媒に加え、加熱により溶解して得ることができる。
なお、この混合は、ゾルがゲル化しない温度、例えばゼラチンを用いる場合は35〜45℃で行われることが好ましい。
そして、上記の混合液を入れた細胞培養用容器を冷却することにより混合液をゲル化させて、本発明の細胞培養用基材を得ることができる。
なお、上記の手順は全て、クリーンルームのような無菌空間内で行われることが好ましい。
本発明の興味対象の細胞を取得する方法(以下、本発明の方法ともいう)では、そのような特徴を有する本発明の細胞培養用基材を用いることにより、該基材上に培養している細胞から、興味対象の細胞を生存状態で選択的に取得できる。
光の照射時間は、照射範囲内の基材をゾル化できる時間であれば特に限定されないが、通常10〜300秒、好ましくは10〜60秒である。
このような光を射出する装置は、細胞培養用基材上の特定の範囲内に光を照射できるものであれば特に限定されないが、好ましくはレーザスキャン顕微鏡である。
光を細胞培養用基材上の興味対象の細胞自体または該細胞を含む範囲に照射した場合、興味対象の細胞が該基材から分離する。この分離した細胞を培地ごと回収することにより、興味対象の細胞を取得できる。
また、光を細胞培養用基材上の興味対象の細胞を含まない範囲に照射した場合、興味対象の細胞以外の細胞が該基材から分離する。この分離した細胞を培地ごと回収することにより、興味対象の細胞を、容器内に残った基材上に付着した状態で取得できる。
また、フォトリゾグラフィーで用いられるマスクにより、光の照射範囲を制御することもできる。
(1)金微粒子を内包するアセチル化コラーゲンペプチド修飾デンドリマーの作製
(1-1)アセチル化コラーゲンペプチド(AcCP)の合成
コラーゲンペプチド(3.20 g、平均分子量:2000、和光純薬工業)を蒸留水(10 ml)に溶解させた。この溶液に氷冷下で4N NaOH水溶液(1ml)を加えてアルカリ性にした後、4N NaOH水溶液(3ml)および無水酢酸(1.512 ml)を同時に加えた。そして、4N NaOH水溶液を適量加えてアルカリ性にして、12時間撹拌した。これに4N H2SO4水溶液を適量加えてpH5〜9に合わせ、透析膜(分画分子量:2000、Spectrum Laboratories, Inc.製)を用いて透析(外挿:蒸留水)を1日行い、凍結乾燥によりAcCPを得た。生成物の同定は、1H NMR測定(溶媒:D2O)により行った。収量は1.8146 g、収率は55.5%であった。なお、AcCPの合成スキームを図1に示す。
第4世代ポリアミドアミン(PAMAM G4)デンドリマーのメタノール溶液(10重量%;Sigma-Aldrich Corporation製)(1.3 ml(0.13 g、9.15μmol))をロータリーエバポレーターに入れ、溶媒を減圧留去した後、凍結乾燥を行った。
得られたPAMAM G4デンドリマー(0.123 g(8.64μmol))を蒸留水1mlに溶解させた後、AcCP(1.716 g(840.2μmol))および蒸留水2mlを加え、4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルフォリニウムクロライド n-ハイドレート(DMT-MM)(0.339 g(924.2μmol)、和光純薬工業)をさらに加えた。これに4N NaOHを適量加えてアルカリ性にした後、40℃で3日間撹拌した。そして、透析膜(分画分子量:10000、Spectrum Laboratories, Inc.製)を用いて透析(外挿:蒸留水)を1日行った後、Sephadex G-50カラム(溶離液:0.1M Na2SO4水溶液)により精製し、さらに透析膜(分画分子量:10000、Spectrum Laboratories, Inc.製)を用いて透析(外挿:蒸留水)を1日行い、凍結乾燥によりAcCP G4denを得た。これを1H NMRによって同定した。収量は0.489 g、収率は46.5%であった。なお、AcCP G4denの合成スキームを図3に示す。
標準物質としてL-チロシンおよびPAMAM G4デンドリマーを用いて検量線を引き、サンプル中に含まれる第1級アミノ基の定量を行った。まず、25、50、100および150μMのL-チロシン、並びに第1級アミノ基の濃度で25、50、100および150μMのPAMAM G4水溶液を調製し、それぞれ400μlを、4mlの0.5M ホウ酸緩衝水溶液(pH8.5)に加えた。そして、これらにフルオレスカミン(東京化成工業株式会社)のアセトン溶液(0.3 mg/ml)を200μlずつ加え、ボルテックスミキサーで撹拌し、AcCPおよびAcCP G4denの濃度が4mg/mlになるように調整した。そして、FP-6200 Spectrofluorometer(JASCO社製)を用いて、励起波長390 nm、蛍光波長480 nmにおける蛍光強度を測定した。
AcCP G4den(2.3 mg(25 nmol))に超純水(11.9 ml)を加えて、デンドリマー濃度2.1μMのAcCP G4den水溶液を調製した。また、テトラクロロ金(III)酸四水和物(1g、ナカライテスク株式会社)を超純水(10 ml)に溶解して、234 mMのHAu(III)Cl4水溶液を調製した。これを希釈して2mM HAu(III)Cl4水溶液を調製した。
AcCP G4den水溶液(4.7 ml)に、HAu(III)Cl4水溶液(275μl(デンドリマーに対して55当量))を加えて2〜3分間撹拌した。そして、これにNaBH4を含む0.3M NaOH水溶液(18.3μl(150 mM)、デンドリマーに対して275当量))をさらに加えて、撹拌することにより金イオンを還元して、金微粒子を内包するAcCP G4denを得た。なお、この作製スキームを図5に示す。
(2-1)吸収スペクトルの測定
上記の金微粒子内包AcCP G4denについて、UV/vis Spectrophotometer(JASCO V-630;JASCO社製)を用いて、上記の還元反応から1時間および10日間経過後の25℃での400〜800 nmの吸収スペクトルを測定した。
AcCP G4den(1mg)を蒸留水(10 ml)に溶解させた。この溶液の楕円率を、JASCO-J-820 Spectropolarimeter(JASCO社製)を用いて測定した。測定温度は4℃を保った。
したがって、デンドリマー末端のCPは、3重ヘリックス構造を形成していると考えられる。
市販のグリッド上に金微粒子内包AcCP G4den水溶液を滴下し、TEM観察用サンプルを作製した。このサンプルをTEM(JEM-2000FX、加速電圧200 kV;JEOL社製)を用いて観察した。
金濃度がそれぞれ100、250、500および1000μMである金微粒子内包AcCP G4den水溶液を調製した。これらの金微粒子内包AcCP G4den水溶液を3mlずつセルに入れ、撹拌しながら、該溶液にレーザ(波長532 nm、強度0.9 W、径3mm)を5分間照射した。この間に、熱電対(SK-1250MC;SATO KEIRYOKI社製)を用いて各溶液の温度を1分ごとに測定した。室温は20℃に設定した。
固体のゼラチン(0.1 g、豚皮由来、タイプA、Sigma-Aldrich社製)を、蒸留水(1ml)に溶解させた。これをボルテックスミキサーで撹拌した後、60〜70℃で1時間加熱してゼラチンゾル(ゼラチン濃度:10重量%)を得た。このゼラチンゾル(180μl)と、金微粒子内包AcCP G4den水溶液(120 μl、金濃度:250μM)とを混合した後、これを4℃で一晩冷却することにより、金微粒子内包AcCP G4denを分散させたゼラチンゲル(以下、「金微粒子分散ゲル」ともいう)を得た。
(4-1)吸収スペクトルの測定
上記で得られた金微粒子分散ゲル(ゼラチン濃度:10重量%)中の金微粒子の吸収スペクトルを、UV/vis Spectrophotometer(JASCO V-630;JASCO社製)を用いて測定した。結果を図10に示す。
金微粒子内包AcCP G4denをゼラチンゲルに分散させることによって、金微粒子のスペクトルはわずかに変化した。しかし、SPR効果が観察されるので、金微粒子はゼラチンゲル中においても安定に分散して存在していると考えられる。
上記(1-4)と同様にして、金濃度1250μMの金微粒子内包AcCP G4den水溶液を調製した。これとゼラチン濃度が10重量%のゼラチンゾルとを混合し、さらに蒸留水を適宜加えて、得られた混合液を培養用マルチウェルプレート(Nunc社製)に入れた。そして、該プレートを4℃で一晩冷却することにより、金濃度100、250および500μMの金微粒子分散ゲル(ゼラチン濃度はいずれも6重量%)を作製した。このプレートを28℃に設定したサーモミキサー上に置き、作製した各ゲルに上記(2-4)で用いたレーザを真上から照射して、ゲルがゾル化するか否かを検討した。ゲルのゾル化が確認できた場合はさらに2分間レーザ照射を行い、照射時間に対する溶解面積を測定した。
この溶解したゲルの面積を照射時間に対してプロットしたグラフを、図12に示す。図12より、レーザの照射時間にしたがってゲルの溶解面積が増大すること、および金濃度が高くなるにしたがってゲルをより短時間で溶解できることがわかった。
また、図12において、金濃度が250および500μMのゲルでは、直線の傾きが2段階になっている。これは、ゲルがまずレーザの照射面積(7mm2)まで急激に溶解し、その後、溶解面積が熱伝搬によって緩やかに広がるためであると考えられる。
これらの結果より、ゲルの金濃度およびレーザの照射時間を調節することによって、ゲルの溶解面積を制御できると考えられる。
(1)金微粒子を内包するPEG修飾デンドリマーの作製
(1-1)PEG修飾デンドリマー(PEG G4den)の合成
PEG G4denは、Kojima, C.ら, Bioconjugate Chem., vol. 11, 910-917 (2000) に記載の合成法に従って合成した。
上記のPEG G4denを超純水に溶解してデンドリマー濃度を26μMに調整した水溶液(4ml)と、20mMのHAu(III)Cl4水溶液(280μl)とを混合して、2〜3分間撹拌した。そして、これにNaBH4を含む0.3M NaOH水溶液(200μl(150 mM))をさらに加えて、撹拌することにより金イオンを還元した。分画分子量10 kの限外濾過膜によって精製、濃縮し、金微粒子を内包するPEG G4denの水溶液(Au 2.5 mM)を得た。
固体のゼラチン(1.2 g、豚皮由来、タイプA、Sigma-Aldrich社製)を、蒸留水(8ml)に加えた。これをボルテックスミキサーで撹拌した後、60〜70℃で1時間加熱してゼラチンゾル(ゼラチン濃度:15重量%)を得た。48ウェルの細胞培養プレートに、このゼラチンゾル(80μl)と上記の金微粒子内包PEG G4den水溶液(40 μl)と水(40 μl)を混合し、さらに架橋剤として90mg/mlのDMT-MM(和光純薬工業)の水溶液(40 μl)を添加した後、得られた混合液を4℃で2時間冷却することにより、金微粒子内包PEG G4denを分散させたゼラチンゲル(金濃度:500μM、ゼラチン濃度:6重量%、DMT-MM濃度:1.8%)を得た。
上記(2)で得たゲルを細胞培養用基材とし、培地としてOpti-Memを用いて、37℃、5%CO2雰囲気下で、ヒト乳癌細胞株MCF-7細胞を3時間培養した。培地を交換した後、レーザ照射前の写真を撮影した。そして、レーザ(波長532 nm、強度0.9 W、径1mm)をMCF-7細胞が存在する細胞培養用基材上に5分間照射した後、すみやかに培地を除去して、写真を撮影した。レーザ照射の前後の細胞培養用基材の写真を、図13に示す。
Claims (6)
- 加熱によってゾル化するゲル中に金粒微子を分散させてなり、前記金微粒子が保護剤により保護されている細胞培養用基材。
- 前記ゲルが、ゼラチンゲルである、請求項1に記載の細胞培養用基材。
- 前記保護剤が、ゼラチンに親和性を有する物質である、請求項2に記載の細胞培養用基材。
- 前記ゼラチンに親和性を有する物質が、コラーゲンペプチドまたはポリエチレングリコールである、請求項3に記載の細胞培養用基材。
- 前記金微粒子が、保護剤で表面を修飾されたデンドリマーに内包されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の細胞培養用基材。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の細胞培養用基材を用いて培養されている細胞から、興味対象の細胞を見出す工程と、
前記細胞培養用基材に光を照射して、照射範囲内の基材をゾル化する工程と、
前記範囲内の基材から分離した細胞を回収する工程と
を含む、興味対象の細胞を取得する方法。
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