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JP2012034168A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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JP2012034168A JP2010171547A JP2010171547A JP2012034168A JP 2012034168 A JP2012034168 A JP 2012034168A JP 2010171547 A JP2010171547 A JP 2010171547A JP 2010171547 A JP2010171547 A JP 2010171547A JP 2012034168 A JP2012034168 A JP 2012034168A
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Kozo Otani
晃三 大谷
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】 原稿を読み取り画像データを生成する画像読取装置で、原稿中に文字や写真などの様々な画像が混在する場合でも、それぞれの画像を適切に読み取ったデータを得る。
【解決手段】 画像読取装置は、原稿に対して光を照射するLEDランプ6と、原稿が反射した光を電気信号に変換するイメージセンサ15と、イメージセンサ15から得られる電気信号を用いて画像データを生成する第1画像処理部9と、LEDランプ6が原稿に対して照射する光を制御する点灯制御部93と、を備える。第1画像処理部9が、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿の少なくとも一部に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射されるように、点灯制御部93がLEDランプ6を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、原稿の読取を行う画像読取装置に関する。又、この画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
例えば、スキャナのような原稿(読取対象物、例えば紙)を読み取る画像読取装置が存在する。一般に、画像読取装置は、原稿に対して光を照射するランプなどの光源や、原稿の反射光を受光して光電変換を行うイメージセンサ等を含む。そして、画像読取装置は、複写機、複合機、FAX装置等の画像形成装置に搭載されることもある。
例えば、特許文献1には、画像読取装置が原稿を読み取ることで得た画像データを複数の区画に分割し、それぞれの区画に対して異なる色補正処理を施した出力画像を印刷するカラー複写機が記載されている。このカラー複写機によれば、印刷された出力画像を確認したユーザが、出力画像中の各区画を比較することで、容易に選択すべき色補正処理を選択することを可能とする。そして、異なる色補正処理を施した複数の出力画像を試し刷りすることでトナーが無駄になることを、防止することを可能とする(特許文献1:請求項1、2、段落[0020]、[0021]及び[0033]等参照)。
特開平5−110839号公報
特許文献1に記載のカラー複写機によれば、印刷された出力画像に基づいて選択すべき色補正処理をユーザが容易に選択したり、トナーが無駄になることを防止したりすることは可能となる。しかしながら、ユーザが選択可能な色補正処理は、全体として色調のバランスが良い画像を印刷するための色補正処理であり、画像データの全体に対して一律に施される色補正処理である。そのため、ユーザが選択した色補正処理を施して印刷された出力画像であっても、部分的にユーザが所望する状態にならないことが生じ得る。
特に、画像読取装置が読み取る原稿には、単一種類の画像(例えば、文字を示す画像や、写真を示す画像など)を含むものだけでなく、複数種類の画像が混在するものも含まれ得る。このような複数種類の画像が混在する原稿を、画像読取装置が読み取る場合、読取条件(例えば、光源が原稿に対して照射する光の状態など)と原稿中の画像の種類との適否によって、部分的に劣化した画像データが生成される。そのため、このような画像データに対して、特許文献1に記載される一律的な処理を施して補正したとしても、部分的な劣化は改善され難い。
更に、特許文献1に記載されるような、事後的な処理(原稿を読み取って得られる画像データに対して施す処理)では、当該処理による劣化(例えば、画像データを鮮明にするべくエッジ強調などの処理を施す場合における、階調性の劣化)が無視できない。そのため、事後的な処理では、ユーザが所望する状態の画像データを得ることが困難である。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、原稿を読み取り画像データを生成する画像読取装置で、原稿中に文字や写真などの様々な画像が混在する場合でも、それぞれの画像を適切に読み取ったデータを得ることを課題とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る画像読取装置は、原稿に対して光を照射する点灯部と、前記原稿が反射した光を電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサから得られる電気信号を用いて画像データを生成する画像データ生成部と、前記点灯部が前記原稿に対して照射する光を制御する点灯制御部と、を備え、前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿の少なくとも一部に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することとした。
この構成によれば、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを、得ることができる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射されることで、前記イメージセンサから得られるそれぞれの電気信号を、前記画像データ生成部が選択的に組み合わせて、前記原稿の画像データを生成することとした。
この構成によれば、適切な読取条件で読み取って得られる電気信号を用いて、画像データが生成される。そのため、画像データの部分的な劣化を抑制することができる。
又、請求項3に係る発明は、請求項2の発明において、前記原稿に対して、第1強度で第1時間照射される第1パターンの光と、前記第1強度よりも小さい第2強度で前記第1時間よりも長い第2時間照射される第2パターンの光と、がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御し、前記原稿に対して前記第1パターンの光が照射されることで前記イメージセンサから得られる第1電気信号と、前記原稿に対して前記第2パターンの光が照射されることで前記イメージセンサから得られる第2電気信号と、を前記画像データ生成部が選択的に組み合わせて、前記原稿の画像データを生成することとした。
この構成によれば、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が鮮明な第1電気信号と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が滑らかな第2電気信号と、を選択的に組み合わせた画像データを得ることができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項3の発明において、前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿に対して、前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査が1回行われ、前記走査で、前記原稿を前記所定方向に沿って分割して成るそれぞれの単位領域に対して、前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することとした。
この構成によれば、1回の走査で第1電気信号及び第2電気信号を得ることができる。したがって、スムーズな読取を行うことが可能となる。
又、請求項5に係る発明は、請求項3の発明において、前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿に対して、前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査が2回行われ、前記走査の1回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光の一方が照射され、前記走査の2回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光の他方が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することとした。
この構成によれば、2回の走査で第1電気信号及び第2電気信号のそれぞれを得ることができる。
又、請求項6に係る発明は、請求項5の発明において、前記画像データ生成部が、前記走査の1回目で前記イメージセンサから得られた電気信号に基づいて、前記走査の2回目で前記点灯部が光を照射すべきタイミングを決定し、前記走査の2回目の前記タイミングで、前記原稿に対して光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することとした。
この構成によれば、2回目の走査で点灯部が点灯する回数を、1回目の走査以下にすることが可能となる。したがって、消費電力を低減することが可能となる。
又、請求項7に係る発明は、請求項6の発明において、前記走査の1回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光が照射され、前記走査の2回目で、前記原稿に対して前記第2パターンの光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御するとともに、前記画像データ生成部が、前記走査の1回目で得られる前記第1電気信号の所定領域毎の変動量を検出し、前記走査の2回目で、前記第1電気信号の変動量が比較的小さい領域に相当する前記原稿中の領域を読み取るタイミングで、前記原稿に対して光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することとした。
この構成によれば、1回目の走査で第1パターンの光を照射して得られる第1電気信号が、急峻に変動し得るものとなる。そのため、第1電気信号の変動量を確認すると、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を精度良く分離することができる。したがって、効果的に消費電力を低減することが可能となる。
又、請求項8に係る発明は、請求項5乃至請求項7の発明において、前記走査の1回目で、前記原稿に対して光が順に照射される方向と、前記走査の2回目で、前記原稿に対して光が順に照射される方向と、が逆方向であることとした。
この構成によれば、読取をスムーズに行うことができる。
又、請求項9に係る発明は、請求項3乃至請求項8の発明において、前記画像データ生成部が、前記第1電気信号及び前記第2電気信号の少なくとも一方について、所定領域毎の変動量を検出し、前記画像データ生成部が、変動量が比較的大きい領域では前記第1電気信号を選択し、変動量が比較的小さい領域では前記第2電気信号を選択して組み合わせ、1枚の前記原稿の画像データを生成することとした。
この構成によれば、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を分離することができる。そして、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が鮮明であり、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が滑らかである画像データを得ることができる。
又、請求項10に係る発明は、請求項9の発明において、前記画像データ生成部が、前記第1電気信号の所定領域毎の変動量を検出し、前記画像データ生成部が、前記第1電気信号の変動量が比較的大きい領域では前記第1電気信号を選択し、前記第1電気信号の変動量が比較的小さい領域では前記第2電気信号を選択して組み合わせ、1枚の前記原稿の画像データを生成することとした。
この構成によれば、急峻に変動し得る第1電気信号の変動量を確認することで、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を精度良く分離することができる。
又、請求項11に係る発明は、請求項1乃至請求項10の発明において、前記原稿の所定方向に対して前記点灯部を移動させる駆動部、及び/又は、前記点灯部に対して前記原稿を所定方向に移動させる原稿搬送部を更に備え、前記駆動部が前記点灯部を移動させる、及び/又は、前記原稿搬送部が前記原稿を移動させることで、前記原稿に対して前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査を行うこととした。
この構成によれば、容易に走査を行うことができる。
又、請求項12に係る画像形成装置は、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置を含むこととした。
この構成によれば、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを得ることができる画像形成装置を、提供することができる。
本発明によれば、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射される。そのため、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを得ることができる。
第1の実施形態に係る複写機の概略構成を示す模型的断面図である。 第1の実施形態に係る画像読取装置の一例を示す模型的断面図である。 第1の実施形態に係る複写機の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像読取装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るLEDの点灯パターンの一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る画像読取装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。 第2の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。 第3の実施形態に係る画像読取装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第3の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図7を用いて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置100を含む電子写真方式の複写機200(画像形成装置に相当)の概略を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る複写機200の概略構成を示す正面視模型的断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る複写機200は、上方に画像読取装置100が配される。画像読取装置100は、搬送読取用コンタクトガラス11又は載置読取用コンタクトガラス12上面に向け光を照射し、反射光に基づきイメージセンサ15により画像データを生成する画像読取部1と、画像読取部1の上方に設けられ、回転軸2a(図3参照)により画像読取部1に対し上下方向に開閉し、搬送読取用コンタクトガラス11に向けて原稿を搬送する原稿搬送部2を含む。尚、画像読取装置100の詳細は後述する。
又、図1に破線で示すように、画像読取部1の正面側に操作パネル3が設けられる。操作パネル3は、複写機200の設定用のキーを表示し、使用者の入力を受け付ける液晶表示部30を有する。又、液晶表示部30は、ジャムや用紙切れ等のエラー等の複写機200の状態を表示できる。又、操作パネル3にコピー部数等の数字入力を行うためのテンキー部31や、コピー実行を指示するためのスタートキー32等が配される。
そして、図1に示すように、本実施形態の複写機200は、本体内部に、給紙部4A、搬送路4B、画像形成部5A、中間転写部5B、定着部5C等を備える。複写機200本体内の複数の給紙部4Aは、それぞれ、各サイズ(例えば、A4、B4等のA型、B型用紙等)、各種用紙(例えば、コピー用紙、再生紙、厚紙、OHPシート等)を複数枚収容する。各給紙部4Aは、それぞれ回転駆動する給紙ローラ41を備え、印刷時、1枚ずつ搬送路4Bに用紙を送り込む。
搬送路4Bは、装置内で用紙を搬送する通路である。そして、搬送路4Bには、用紙の案内のためのガイド板や、用紙搬送時に回転駆動する搬送ローラ対42(図1おいて、上方から42A、42B、42Cの計3つ)や、搬送される用紙を画像形成部5Aの手前で待機させ、形成されたトナー像の転写タイミングに合わせ用紙を送り出すレジストローラ対43等が設けられる。又、定着完了後の用紙を排出トレイ44に排出する排出ローラ対45も設けられる。
画像形成部5Aは、複数の画像形成ユニット50(ブラック用の50Bk、イエロー用の50Y、シアン用の50C、マゼンタ用の50M)と露光装置51を含む。露光装置51は、画像読取部1で読み取られた画像データ等に基づき、レーザ光を点消灯しつつ出力し、各感光体ドラムを走査露光する。画像形成ユニット50は、回転駆動可能に支持された感光体ドラムや、感光体ドラムの周囲に配設された帯電装置、現像装置、清掃装置等を備える。そして、各画像形成ユニット50と露光装置51によって、感光体ドラムの周面上にトナー像が形成される。
中間転写部5Bは、各画像形成ユニット50からトナー像の1次転写を受け、シートに2次転写を行う。中間転写部5Bは、各1次転写ローラ52Bk〜52M、中間転写ベルト53、駆動ローラ54、複数の従動ローラ55、2次転写ローラ56、ベルト清掃装置57等で構成される。各1次転写ローラ52Bk〜52Mは、対応する感光体ドラムと無端状の中間転写ベルト53を挟み込む。各1次転写ローラ52Bk〜52Mには、転写用電圧が印加され、トナー像は中間転写ベルト53に転写される。
中間転写ベルト53は、駆動ローラ54等に張架され、モータ等の駆動機構(不図示)に接続される駆動ローラ54の回転駆動により周回する。中間転写ベルト53は、又、駆動ローラ54は、2次転写ローラ56とで中間転写ベルト53を挟み込む。各画像形成ユニット50で形成されたトナー像(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色)は、順次、ずれなく重畳して中間転写ベルト53に1次転写された後、所定の電圧を印加された2次転写ローラ56により、シートに転写される。
定着部5Cは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着部5Cは、主として、発熱体を内蔵する加熱ローラ58とこれに圧接する加圧ローラ59からなる。用紙が、加熱ローラ58と加圧ローラ59のニップを通過すると、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。定着部5Cからの排出用紙は排出トレイ44に送られる。
(画像読取装置100の構成)
次に、図2を用いて、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置100の一例を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置100の一例を示す模型的断面図である。尚、詳細については後述するが、本実施形態の画像読取装置100では、原稿に対して照射する光を細かく制御する必要があることから、LED(Light Emitting Diode)のような迅速に応答可能な光源を適用すると好ましい。尚、LED以外の光源を適用することも可能であるが、説明の具体化のため、以下では光源としてLEDを適用する場合について例示する。
まず、原稿搬送部2は、読取を行う原稿を1枚ずつ、自動的に連続して読取位置(後述の搬送読取用コンタクトガラス11)に搬送する。原稿搬送部2は、原稿搬送方向上流側から順に、原稿トレイ21、原稿供給ローラ22、原稿搬送路23、複数の原稿搬送ローラ対24、原稿排出ローラ対25、原稿排出トレイ26等を備える。又、原稿搬送部2は、図2の紙面奥側を支点として画像読取部1に上下方向に開閉自在に取り付けられ、画像読取部1の各コンタクトガラスを上方から押さえるカバーとして機能する。
読取を行う複数枚の原稿は原稿トレイ21に載置される。そして、原稿供給ローラ22は、原稿トレイ21に載置された原稿のうち最上位の原稿に当接する。例えば、スタートキー32の押下等、原稿読取を行う旨の入力が複写機200に入力されると、原稿供給ローラ22は、原稿搬送路23に原稿を1枚ずつ送り出す。
送り出された原稿は、複数の原稿搬送ローラ対24やガイドに導かれ、画像読取部1上面に設けられた搬送読取用コンタクトガラス11の上面を通過する。この通過の際、画像読取部1が読取を行う。そして、読取が完了した原稿は、原稿排出ローラ対25から原稿排出トレイ26に排出される(原稿搬送経路を2点鎖線で図示)。尚、上記の各回転体(原稿供給ローラ22、原稿搬送ローラ対24、原稿排出ローラ対25)は、原稿搬送モータ27(図4参照)を駆動源として回転する。
次に、本実施形態における画像読取部1を説明する。図1や図2に示すように、画像読取部1は、箱形の筐体を有する。そして、画像読取部1の上面左側に、図2の紙面に垂直な方向でのび、透明板状の搬送読取用コンタクトガラス11が配される。そして、画像読取部1の上面で右側に、紙面に垂直な方向でのび、透明板状の載置読取用コンタクトガラス12が配される。載置読取用コンタクトガラス12は画像読取部1の上面に設けられる。書籍等の原稿を1枚ずつ読み取る場合、原稿搬送部2を持ち上げ、読取面を下向きにして、原稿が載置される。
又、図2に示すように、画像読取部1の筐体内に、第1移動枠131、第2移動枠132、ワイヤ133、巻取ドラム134、レンズ14と、原稿に光を照射するLEDを備えたLEDランプ6(点灯部に相当)と、原稿に照射された光が入射され、1ライン毎に原稿を読み取り、電気信号を生成するためのイメージセンサ15等が配される。イメージセンサ15は、例えば、ライン状に光電変換素子を並べたCCD(Charge Coupled Device)で構成され、原稿の反射光を元に、1ライン毎に原稿を読み取る。
LEDランプ6から発せられた光は、搬送読取用コンタクトガラス11上の原稿に当たり、反射光を第1ミラー161、第2ミラー162、第3ミラー163で反射させて、レンズ14に導く。レンズ14は反射光を集光し、イメージセンサ15に入射する、イメージセンサ15は、例えば、複数の受光素子をR、G、Bの3つのライン状に並べたラインセンサである。そして、イメージセンサ15は、反射光を画像濃度に応じたアナログの電気信号に変換する。この原稿の主走査方向(原稿搬送方向と垂直な方向)にライン単位で読取が行われ、ライン単位の読取が副走査方向(原稿搬送方向)に沿って順に行われることで、1枚の原稿が読み取られる。
そして、第1移動枠131は、上方に光を照射するLEDランプ6を、下方に第1ミラー161を支持する。尚、LEDランプ6、各ミラーは、図2の紙面垂直方向に延びる形状である。第2移動枠132は、上方に第2ミラー162を、下方で第3ミラー163を支持する。又、第1移動枠131は第2移動枠132の上方に配される。又、この第1移動枠131及び第2移動枠132には複数本のワイヤ133が取り付けられ(図2では、便宜上1本のみ図示)る。ワイヤ133の他端は巻取ドラム134に接続され、巻取モータ13M(駆動部に相当、図4参照)が回転することで、巻取ドラム134が正逆回転し、第1移動枠131と第2移動枠132が水平方向に自在に移動する。
ここで、具体的な原稿読取動作の一例を説明しておく。まず、原稿搬送部2により搬送される原稿を読み取る場合、巻取モータ13Mの回転により、第1移動枠131と第2移動枠132は、搬送読取用コンタクトガラス11の下方位置(読取位置)に固定される。そして、LEDランプ6が光を照射する領域上を、原稿搬送部2により搬送される原稿が通過することで、原稿に対して副走査方向に沿って順に光が照射される(走査される)。
一方、載置読取用コンタクトガラス12上に載置された原稿を読み取る場合、巻取モータ13Mの回転により、第1移動枠131及び第2移動枠132をホームポジションから図2の右方向に水平に移動させることで、載置された原稿に対して副走査方向に沿って順に光が照射される(走査される)。
上記の走査を、原稿の副走査方向の一端から他端まで連続的に行うことで、原稿全体の読み取りを行い、原稿の画像の電気信号を得る。尚、本実施形態や後述する第2の実施形態では、1枚の原稿に対する走査が2回行われる。例えば、原稿搬送部2により搬送される原稿を読み取る場合、上記の1回目の走査で搬送した原稿を、原稿搬送部2の各回転体(原稿搬送モータ27)の逆回転により1回目の走査と逆方向に搬送する(スイッチバックする)ことで2回目の走査を行ってもよいし、上記の1回目の走査で搬送した原稿を原稿搬送部2の各回転体の少なくとも一部に再度送り込む機構を原稿搬送部2に設け、当該機構により、原稿を1回目の走査と同じ方向に搬送することで2回目の走査を行ってもよい。又、例えば、載置読取用コンタクトガラス12上に載置された原稿を読み取る場合、上記の1回目の走査の終了後に、1回目の走査とは逆方向に巻取モータ13Mを回転させるとともにLEDランプ6が原稿に対して光を照射するようにして、2回目の走査を行ってもよいし、上記の1回目の走査の終了後に、巻取モータ13Mが1回目の走査とは逆方向に回転することで第1移動枠131及び第2移動枠132をホームポジションに移動させ、1回目の走査と同様となるように2回目の走査を行ってもよい。
(複写機200のハードウェア構成)
次に、図3に基づき本発明の第1の実施形態に係る複写機200のハードウェア構成の一例を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る複写機200の構成の一例を示すブロック図である。
まず、複写機200の本体制御部8には、中央演算処理装置として、CPU81が設けられる。又、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)やHDD(Hard disk drive)やフラッシュROM等の不揮発性と揮発性のメモリからなる記憶部82が、本体制御部8内(本体制御部8外でもよい)に設けられる。
記憶部82は、複写機200を制御するためのプログラム、データ等を記憶する。本体制御部8は、記憶部のプログラムやデータを利用して、各部を制御し、印刷を行わせる。尚、本体制御部8は、全体制御や通信制御や画像処理を行うメイン制御部や、画像形成や各種回転体を回転させるモータ等のON/OFF等を行い、印刷を制御するエンジン制御部等、機能ごとに分割して複数種設けられてもよい。本説明では、これらの制御部をまとめた形態を示し、説明する。
又、本体制御部8には、画像読取装置100内に設けられる第1画像処理部9(詳細は後述)の処理により得られる画像データに基づき、画像処理を行う第2画像処理部83が設けられる。例えば、第2画像処理部83は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やメモリ等で構成され、濃度変換処理や、拡大縮小処理や、回転処理や、画像データの圧縮、伸張処理などの各種画像処理を行える。尚、第2画像処理部83は、その他の画像処理(例えば、枠消し処理)等を行うこともできるが、公知の画像処理を行えるものとして説明を省略する。
そして、本体制御部8は、給紙部4A、搬送路4B、画像形成部5A、中間転写部5B、定着部5C、操作パネル3等と接続される。本体制御部8は、用紙搬送やトナー像形成等、各部の動作制御を行う。又、操作パネル3での設定やコピー実行指示は、本体制御部8に伝達される。本体制御部8は、画像読取装置100とも接続され、コピー実行時等、画像読取装置100に対して動作指示を与える。そして、本体制御部8はコピー時、原稿の画像データを受け取り、画像データに基づき、印刷を行わせる(コピー)。
(画像読取装置100のハードウェア構成)
次に、図4に基づき、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置100のハードウェア構成の一例を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置100の構成の一例を示すブロック図である。
上述したように、本実施形態の画像読取装置100は、原稿搬送部2と画像読取部1で構成され、原稿搬送部2には、原稿搬送部2の動作の制御を行う原稿搬送制御部20が設けられる。一方、画像読取部1には、画像読取部1の動作の制御を行う読取制御部10が設けられる。
まず、原稿搬送制御部20を説明する。原稿搬送制御部20は、上述の本体制御部8や読取制御部10と接続され、本体制御部8や読取制御部10からの指示、信号を受け原稿搬送部2の動作制御を行う。原稿搬送制御部20は、例えば、中央演算処理装置としてのCPUや、制御用のプログラムやデータを記憶する記憶装置としてのROM、RAMを含む基板である。原稿搬送制御部20は、本体制御部8等との通信を行い、又、本体制御部8等の指示を受け、原稿搬送部2の動作制御を行う。例えば、本体制御部8から原稿の読取指示があった場合、原稿搬送モータ27を駆動させ、原稿供給ローラ22や原稿搬送ローラ対24等を回転させる。
次に、画像読取部1と読取制御部10の概略構成を説明する。読取制御部10は、上述の本体制御部8や原稿搬送制御部20と通信可能に接続される。そして、読取制御部10は、本体制御部8からの指示、信号を受け、原稿搬送部2の動作制御を行う。読取制御部10も、中央演算処理装置としてのCPUや、画像読取装置100の制御に必要なプログラム、データを記憶する記憶装置としてのROM、RAMを含む基板である。
そして、例えば、操作パネル3のスタートキー32が押下された場合等、本体制御部8の指示を受け、読取制御部10は、画像読取装置100の動作制御や、読取で得られた画像データの本体制御部8への送信制御を行う。
そして、読取制御部10は、巻取モータ13Mが接続される。これにより、巻取モータ13Mの回転を制御し、巻取ドラム134を回転させ、各移動枠を移動させる。又、読取制御部10は、LEDランプ6やイメージセンサ15やA/D変換部91や第1画像処理部9等と接続され、原稿の読取を行うべき旨の指示、言い換えると、駆動すべき旨の指示を与える。
LEDランプ6は、主走査方向に平行なライン状の白色光を、原稿に対して照射する。例えば、LED部61は、主走査方向に整列する複数のLEDを備える構成としてもよいし、主走査方向に平行な方向に延在する導光体(主走査方向の端部から入射した光を均一化して出射するもの)と当該導光体の主走査方向の端部に備えられるLEDとを備える構成としてもよい。又、LEDとして、単体で白色の光を出力するもの(例えば、青色に点灯するLEDと、当該LEDの光を受けて黄色に蛍光する蛍光体と、を組み合わせたものなど)を適用してもよいし、複数のLEDの組み合わせ(例えば、赤色に点灯するLEDと、緑色に点灯するLEDと、青色に点灯するLEDと、の組み合わせなど)で全体として白色の光を出力するものを適用してもよい。
そして、図4に示すように、LEDランプ6には、LED部61に備えられるLED(以下、単にLEDとする)の点灯を制御するスイッチとしての点灯回路62が設けられる。点灯回路62は、任意のLEDを選択的に点灯させることが可能な構成であってもよい。この場合、例えば、全部又は一部のLEDが、並列で接続されていることとする。
イメージセンサ15は、原稿に照射された光を受け、各画素についてR、G、Bの3種のアナログの電気信号を出力する。電気信号の大きさは、受光量に応じ異なる。A/D変換部91は、イメージセンサ15によって得られた各画素のアナログの電気信号の転送を受け、量子化を行い、ディジタルの電気信号を含むデータに変換する。例えば、A/D変換部91は、R、G、Bについてそれぞれ8ビット(計24ビット)に量子化を行う。
第1画像処理部9(画像データ生成部に相当)は、A/D変換部91が出力したデータを受け、画像データを生成する。尚、本実施形態では、第1画像処理部9を画像読取部1に、第2画像処理部83を本体制御部8に設ける例を説明するが、例えば、画像処理部を本体側に1つだけ設け、この1つだけ設けた画像処理部に、本説明での第1画像処理部9の処理と第2画像処理部83の処理を行わせるようにしてもよい。言い換えると、画像処理部を1つだけ設けるようにしてもよい。
第1画像処理部9内に、ワークメモリ92、点灯制御部93、同期信号発生部94、合成処理部95、領域分離部96、選択合成部97、補正処理部98等が設けられる。ワークメモリ92は、データの処理のための作業領域であり、A/D変換部91から出力されるデータは、ワークメモリ92に蓄えられる。同期信号発生部94は、原稿の読取で同期をとるための同期信号を発する。例えば、同期信号発生部94は、1ライン分の読取で同期をとるための水平同期信号HSYNCを発する。
水平同期信号HSYNCは、例えば原稿を読み取る際に、点灯制御部93やイメージセンサ15やA/D変換部91に与えられる。例えば、点灯制御部93は、所定の強度及び所定のタイミングでLEDが点灯するように、水平同期信号HSYNCにあわせて点灯指示信号を点灯回路62に出力する。又、例えば、イメージセンサ15は、水平同期信号HSYNCにあわせて、1ラインのうちで先頭にあたる画素から電気信号の出力を開始する。又、例えば、A/D変換部91は、水平同期信号HSYNCにあわせて、電気信号のディジタル化を行い、第1画像処理部9にデータを出力する。尚、読取制御部10が、水平同期信号HSYNCに同期して、原稿搬送部2や巻取モータ13Mの動作(即ち、原稿とLEDランプ6が照射する光との相対的な位置関係)を制御してもよい。
点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力することで、LEDは種々の異なるパターンで点灯し得る。LEDの点灯パターンの一例について、図5に基づいて説明する。図5は、第1の実施形態に係るLEDの点灯パターンの一例を示す説明図である。
図5に示すように、LEDは、第1強度で第1時間点灯する第1パターンと、第1強度よりも小さい(弱い)第2強度で第1時間よりも長い第2時間点灯する第2パターンと、で点灯し得る。尚、それぞれのパターンにより照射される全体的な光量は、略等しいものであると好ましい。又、図5に示す点灯パターンは一例に過ぎず、それぞれの点灯パターンが異なる限り、LEDがどのような点灯パターンで点灯してもよい。ただし、説明の具体化のため、以下ではLEDが上記の第1パターン及び第2パターンのいずれかで点灯する場合について例示する。
第1パターンによる強く短い光が原稿に照射されると、イメージセンサ15に光が入射する時間が短くなり、イメージセンサ15で得られる電気信号(原稿の画像濃度に対応した光を光電変換して得られる電気信号)の平均化が抑制される。したがって、A/D変換部91から鮮明なデータが得られる。具体的には、近接する位置の電気信号の信号値が急峻に変動し得るデータが得られる。そのため、第1パターンは、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が含まれる原稿の読取時に適用すると、好ましい。具体的に例えば、ユーザが複写機200の操作パネル3を介して、文字から成る原稿を読み取る「文字モード」を選択したときに、点灯制御部93が点灯回路62を制御して、LEDが第1パターンで点灯するように制御すると、好ましい。
第2パターンによる弱く長い光が原稿に照射されると、イメージセンサ15に光が入射する時間が長くなり、イメージセンサ15で得られる電気信号の平均化が促進される。したがって、A/D変換部91から滑らかなデータが得られる。具体的には、近接する位置の電気信号の信号値が急峻に変動することを抑制したデータが得られる。そのため、第2パターンは、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が含まれる原稿に対して適用すると、好ましい。具体的に例えば、ユーザが複写機200の操作パネル3を介して、写真から成る原稿を読み取る「写真モード」を選択したときに、点灯制御部93が点灯回路62を制御して、LEDが第2パターンで点灯するように制御すると、好ましい。
ところで、原稿中に文字や写真などの種類が異なる画像が混在する場合、具体的に例えば、ユーザが複写機200の操作パネル3を介して文字及び写真から成る原稿を読み取る「文字/写真モード」を選択した場合は、点灯制御部93が点灯回路62を制御して、LEDが第1パターン及び第2パターンで点灯するように制御する。この場合におけるLEDの点灯方法や、画像データの生成方法についての詳細は、後述する。
合成処理部95は、R、G、Bの各色の電気信号を含むデータから、白黒(例えば、輝度)を示す一種類の電気信号を含むデータを生成する。例えば、合成処理部95は、領域分離部96での処理に用いるデータの生成や、白黒の(グレースケールの)画像データを生成する際に処理を行う。尚、イメージセンサ15が白黒を示す電気信号のみを生成し、A/D変換部91が白黒を示すデータのみを生成する場合などでは、合成処理部95を設けなくてもよい。
領域分離部96は、A/D変換部91から得られるデータ(合成処理部95で処理されたデータも含み得る)に対して、原稿中に含まれる画像の種類に応じた領域毎に分離する領域分離処理を行う。尚、領域分離処理として、公知のどのような処理を適用してもよい。例えば、電気信号の信号値の変動量を検出するエッジ検出処理を適用してもよい。
エッジ検出処理を行う場合、データに微分フィルタ(例えば、ゾーベルフィルタ、プレヴィットフィルタ、ラプラシアンフィルタ)などのエッジ検出用のフィルタを作用させてもよい。このようなフィルタをデータに作用させることで、エッジ領域(近接する位置の電気信号の信号値が急峻に変動する領域)と、その他領域(近接する位置の電気信号の信号値の変動が小さい領域)と、で異なる信号値(例えば、エッジ領域の信号値が大きく、その他領域の信号値が小さい)を示す領域分離データが得られる。即ち、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(エッジ領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(その他領域)と、で異なる信号値を示す領域分離データが得られる。
選択合成部97は、領域分離部96から得られる領域分離データを参照することで、A/D変換部91から得られるデータに含まれるそれぞれの電気信号が属する領域を認識する。そして、認識した領域に基づいて、A/D変換部91から得られるデータに含まれる電気信号を選択的に組み合わせて、画像データを生成する。尚、領域分離部96及び選択合成部97の動作の詳細については、後述する。
上述の領域分離部96及び選択合成部97は、主として原稿中に種類が異なる画像が混在する場合(例えば、ユーザが「文字/写真モード」を選択した場合)に動作して、画像データを生成する。それ以外の場合(例えば、ユーザが「文字モード」や「写真モード」を選択した場合)は、動作しなくてもよい。この場合、A/D変換部91から得られるデータや、合成処理部95の処理により得られるデータが、画像データとなる。
補正処理部98は、上記のように得られる画像データに対し、ガンマ補正やシェーディング補正等、LEDランプ6やイメージセンサ15等の特性に由来する歪みを補正する。尚、補正処理部98による処理を、合成処理部95や領域分離部96、選択合成部97のいずれかが処理する前に行ってもよい。
そして、第1画像処理部9によって処理された画像データは、画像メモリ84に蓄えられた後、本体制御部8に転送される。更に、第2画像処理部83が画像処理を施した後、例えば、画像データが露光装置51に与えられる。
(点灯制御方法及び画像データの生成方法)
次に、原稿中に種類が異なる画像が混在する場合(例えば、ユーザが「文字/写真モード」を選択した場合)における、点灯制御部93によるLEDの点灯制御方法と、領域分離部96及び選択合成部97による画像データの生成方法の一例について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、第1の実施形態に係る画像読取装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。又、図7は、第1の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。尚、説明の具体化のため、以下では画像読取装置100が、文字及び写真の画像が混在する原稿を読み取る場合を例示する。
図6では、読み取るべき原稿のラインである読取ラインL1〜Ln(単位領域に相当、nは自然数)が、原稿の副走査方向の一端から他端に沿って、この順で整列しているものとする。又、上述のように、水平同期信号HSYNCに同期して、原稿の読取ラインL1〜Lnの変更(即ち、原稿搬送部2又は巻取モータ13Mの駆動)や、LEDの点灯が制御されるものとする。尚、図示の簡略化のため、読取ラインL1〜Lnが、水平同期信号HSYNCに合わせて断続的に(ステップ状に)切り替わる(原稿搬送部2や巻取モータ13Mが断続的に動作する)ように図示しているが、連続的に(徐々に)切り替わる(原稿搬送部2や巻取モータ13Mが連続的に動作する)ように構成してもよい。
図6に示すように、本実施形態では、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿の副走査方向沿って順に光を照射する走査を2回行う。1回目の走査(原稿の読取ラインL1からLnまで順に光を照射する走査)では、LEDが第1パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。又、2回目の走査(原稿の読取ラインLnからL1まで順に光を照射する走査)では、LEDが第2パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。
図7に示すように、上記の1回目の走査により第1データが、2回目の走査により第2データが、それぞれA/D変換部91から出力され、第1画像処理部9に取得される。すると、領域分離部96が、A/D変換部91から得られる第1データ及び第2データの少なくとも一方のデータ(合成処理部95で処理されたデータも含み得る)に対して、上記の領域分離処理を行うことで、領域分離データを生成する。当該領域分離データは、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、を示すものとなる。
そして、選択合成部97が、領域分離データを参照することで、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、をそれぞれ認識する。そして、選択合成部97は、第1データから、文字の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。同様に、第2データから、写真の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。このように、選択合成部97は、第1データ及び第2データの電気信号を選択的に組み合わせて、画像データを生成する。
第1の実施形態の発明によれば、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射される。そのため、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを、得ることができる。
具体的に、図6及び図7に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像に適した光(第1パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第1データと、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像に適した光(第2パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第2データと、を得ることができる。
更に、選択合成部97が、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を、選択的に組み合わせて画像データを生成することで、画像データの部分的な劣化を抑制することができる。
具体的に、図6及び図7に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が鮮明であり、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が滑らかである画像データを得ることができる。
尚、領域分離部96が、第1データに対して領域分離処理を行ってもよい。第1データは、電気信号の信号値が急峻に変動し得る。そのため、領域分離処理としてエッジ検出処理を適用するなどして、第1データに含まれる電気信号の信号値の変動量を確認すると、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を精度良く分離することができる。又、領域分離部96が、第1データ及び第2データの双方に対して領域分離処理を行い、それぞれの結果を比較することで、精度良く領域分離処理を行った領域分離データを生成してもよい。
又、LEDが、1回目の走査において第2パターンで点灯し、2回目の走査において第1パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力してもよい。
又、選択合成部97が、第1データ及び第2データから選択的に抽出した電気信号を組み合わせて画像データを生成する際に、必要に応じて合成(例えば、重み付け加算など)してもよい。例えば、画像データの、文字の画像を読み取った領域と写真の画像を読み取った領域との境界付近における電気信号を、上記の合成により生成してもよい。
又、1回目の走査と2回目の走査とで、原稿に照射される光の方向を逆方向(例えば、原稿搬送部2に備えられる原稿搬送モータ27や、巻取モータ13Mの回転方向が、1回目の走査と2回目の走査とで逆になる)としたが、同じ方向としてもよい。ただし、上記のように逆方向とすると、読取(原稿の搬送や第1移動枠131及び第2移動枠132の移動)をスムーズに行うことができるため、好ましい。
(第2の実施形態)
次に、図8に基づき、第2の実施形態を説明する。図8は、第2の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。尚、第2の実施形態は、点灯制御部93によるLEDの点灯制御方法と、領域分離部96及び選択合成部97による画像データの生成方法と、が第1の実施形態と異なるが、他については第1実施形態と同様である。そのため、第1の実施形態と同様となる部分については、その詳細な説明を省略する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿の副走査方向沿って順に光を照射する走査を2回行う(図6参照)。1回目の走査(原稿の読取ラインL1からLnまで順に光を照射する走査)では、LEDが第1パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。又、2回目の走査(原稿の読取ラインLnからL1まで順に光を照射する走査)では、LEDが第2パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。
ただし、第2の実施形態では、1回目の走査で得られるデータに基づいて、2回目の走査においてLEDが点灯するタイミングが制御される。具体的には、2回目の走査でLEDが点灯する回数が、1回目の走査以下となるように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。
図8に示すように、1回目の走査により、第1データがA/D変換部91から出力され、第1画像処理部9に取得される。すると、領域分離部96が、A/D変換部91から得られる第1データ(合成処理部95で処理されたデータも含み得る)に対して、上記の領域分離処理を行うことで、領域分離データを生成する。当該領域分離データは、第1データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、を示すものとなる。
点灯制御部93は、領域分離データを参照することで、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、をそれぞれ認識する。そして、点灯制御部93は、2回目の走査でLEDを点灯させるタイミングを決定し、点灯回路62に点灯指示信号を出力する。
具体的に、点灯制御部93は、2回目の走査で用いる第2パターンの光に適した画像(写真)を読み取ると推定されるタイミングでLEDが点灯するように、点灯回路62に点灯指示信号を出力する。このとき、点灯制御部93が、点灯させるべきLEDを選択的に制御してもよい。例えば、2回目の走査において、点灯制御部93が、第2パターンの光に適した画像(写真)を読み取ると推定されるタイミングで、当該画像に光を照射すると推定されるLEDが選択的に点灯するように、点灯回路62に点灯指示信号を出力してもよい。この場合、例えば、全部又は一部のLEDを並列で接続し、点灯回路62が任意のLEDを選択的に点灯させることができる構成とする。
図8に示すように、上記のような2回目の走査が行われると、光が照射されて読み取られた電気信号を部分的に含む第2データが、A/D変換部91から出力されて第1画像処理部9に取得される。
そして、選択合成部97が、領域分離データを参照することで、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、をそれぞれ認識する。そして、選択合成部97は、第1データから、文字の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。同様に、第2データから、写真の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。このように、選択合成部97は、第1データ及び第2データの電気信号を選択的に組み合わせて、画像データを生成する。
第2の実施形態の発明によれば、第1の実施形態と同様に、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射される。そのため、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを、得ることができる。
具体的に、図8に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像に適した光(第1パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第1データと、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像に適した光(第2パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第2データと、を得ることができる。
更に、選択合成部97が、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を、選択的に組み合わせて画像データを生成することで、画像データの部分的な劣化を抑制することができる。
具体的に、図8に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が鮮明であり、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が滑らかである画像データを得ることができる。
又、第2の実施形態の発明によれば、2回目の走査でLEDが点灯する回数を、1回目の走査以下にすることが可能となる。したがって、上記の効果を得るだけでなく、消費電力を低減することも可能となる。
尚、LEDが、1回目の走査において第2パターンで点灯し、2回目の走査において第1パターンで点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力してもよい。この場合、領域分離部96が、1回目の走査で得られる第2データに対して領域分離処理を行う。
ただし、1回目の走査で第1パターンを用いた読取を行うと、電気信号の信号値が急峻に変動し得る第1データが得られる。そのため、領域分離処理としてエッジ検出処理を適用するなどして、第1データに含まれる電気信号の信号値の変動量を確認すると、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を精度良く分離することができる。したがって、効果的に消費電力を低減することが可能となる。
又、選択合成部97が、第1データ及び第2データから選択的に抽出した電気信号を組み合わせて画像データを生成する際に、必要に応じて合成(例えば、重み付け加算など)してもよい。例えば、画像データの、文字の画像を読み取った領域と写真の画像を読み取った領域との境界付近における電気信号を、上記の合成により生成してもよい。
又、1回目の走査と2回目の走査とで、原稿に照射される光の方向を逆方向(例えば、原稿搬送部2に備えられる原稿搬送モータ27や、巻取モータ13Mの回転方向が、1回目の走査と2回目の走査とで逆になる)としたが、同じ方向としてもよい。ただし、上記のように逆方向とすると、原稿の搬送や第1移動枠131及び第2移動枠132の移動をスムーズに行うことができるため、好ましい。
(第3の実施形態)
次に、図9及び図10に基づき、第3の実施形態を説明する。図9は、第3の実施形態に係る画像読取装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。又、図10は、第3の実施形態に係る画像読取装置による画像データの生成方法の一例を示す概念図である。尚、第3の実施形態は、点灯制御部93によるLEDの点灯制御方法と、領域分離部96及び選択合成部97による画像データの生成方法と、が第1の実施形態と異なるが、他については第1実施形態と同様である。そのため、第1の実施形態と同様となる部分については、その詳細な説明を省略する。又、図9は、第1の実施形態について示した図6に相当するものであり、図6の定義が適用され得る。
図9に示すように、本実施形態では、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿の副走査方向沿って順に光を照射する走査を1回行う。この走査(原稿の読取ラインL1からLnまで順に光を照射する走査)では、LEDが第1パターン及び第2パターンで交互に点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。特に、1つの読取ラインを読み取る際に、LEDが第1パターン及び第2パターンでそれぞれ点灯するように、点灯制御部93が点灯回路62に点灯指示信号を出力する。尚、LEDが、図9に示すように第1パターン、第2パターンの順で点灯してもよいし、逆の順(第2パターン、第1パターンの順)で点灯してもよい。
図10に示すように、上記の走査において、LEDが第1パターンで点灯することで第1データが、第2パターンで点灯することで第2データが、それぞれA/D変換部91から出力され、第1画像処理部9に取得される。すると、領域分離部96が、A/D変換部91から得られる第1データ及び第2データの少なくとも一方のデータ(合成処理部95で処理されたデータも含み得る)に対して、上記の領域分離処理を行うことで、領域分離データを生成する。当該領域分離データは、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、を示すものとなる。
そして、選択合成部97が、領域分離データを参照することで、第1データ及び第2データにおける、文字の画像を読み取って得られた領域と、写真の画像を読み取って得られた領域と、をそれぞれ認識する。そして、選択合成部97は、第1データから、文字の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。同様に、第2データから、写真の画像を読み取って得られた領域の電気信号を選択的に抽出して、画像データにおける当該領域の電気信号とする。このように、選択合成部97は、第1データ及び第2データの電気信号を選択的に組み合わせて、画像データを生成する。
第3の実施形態の発明によれば、第1の実施形態と同様に、1枚の原稿の画像データを生成する際に、原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射される。そのため、原稿に種類が異なる画像が混在していたとしても、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を含むそれぞれのデータを、得ることができる。
具体的に、図9及び図10に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像に適した光(第1パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第1データと、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像に適した光(第2パターン)を用いて読み取った電気信号を含む第2データと、を得ることができる。
更に、選択合成部97が、原稿中のそれぞれの画像に適した光を用いて読み取った電気信号を、選択的に組み合わせて画像データを生成することで、画像データの部分的な劣化を抑制することができる。
具体的に、図9及び図10に示す例では、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像が鮮明であり、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像が滑らかである画像データを得ることができる。
又、第3の実施形態の発明によれば、1回の走査で第1データ及び第2データを得ることができる。したがって、上記の効果を得るだけでなく、スムーズな読取を行うことが可能となる。具体的に、例えば、第1移動枠131及び第2移動枠132を固定するとともに、原稿搬送部2により原稿を搬送して行う読取の場合、原稿の搬送回数を1回にすると、原稿搬送部2に原稿が詰まることを抑制することができる。更に、原稿搬送部2が、1枚の原稿の一方の面(読取対象の面)がLEDランプ6側を向く搬送を2回行う(原稿の両面を読み取る搬送とは異なる搬送を行う)ことを、不要とすることができる。そのため、原稿搬送部2の構成が複雑化することを、抑制することができる。
尚、領域分離部96が、第1データに対して領域分離処理を行ってもよい。第1データは、電気信号の信号値が急峻に変動し得る。そのため、領域分離処理としてエッジ検出処理を適用するなどして、第1データに含まれる電気信号の信号値の変動量を確認すると、画像濃度が急峻に変動する文字などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的大きい領域)と、画像濃度が急峻に変動しにくい写真などの画像を読み取って得られた領域(変動量が比較的小さい領域)と、を精度良く分離することができる。又、領域分離部96が、第1データ及び第2データの双方に対して領域分離処理を行い、それぞれの結果を比較することで、精度良く領域分離処理を行った領域分離データを生成してもよい。
又、選択合成部97が、第1データ及び第2データから選択的に抽出した電気信号を組み合わせて画像データを生成する際に、必要に応じて合成(例えば、重み付け加算など)してもよい。例えば、画像データの、文字の画像を読み取った領域と写真の画像を読み取った領域との境界付近における電気信号を、上記の合成により生成してもよい。
尚、上記の第1〜第3の実施形態では、画像読取装置100を備える複写機200を例に挙げたが、本発明は、スキャナなどの画像読取装置や、画像読取装置を備える複写機200以外の装置(例えば、複合機やファクシミリなど)にも適用可能である。
又、上記の第1〜第3の実施形態における、LEDの点灯制御方法及び画像データの生成方法を、画像読取装置100が状況に応じて選択的に行ってもよい。例えば、第1移動枠131及び第2移動枠132を固定するとともに、原稿搬送部2により原稿を搬送して行う読取の場合、第3の実施形態のLEDの点灯制御方法及び画像データの生成方法を行ってもよい。一方、載置読取用コンタクトガラス12上に載置された原稿を、第1移動枠131及び第2移動枠132を移動させて行う読取の場合、第1又は第2の実施形態のLEDの点灯制御方法及び画像データの生成方法を行ってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、画像読取装置やこれを備えた画像形成装置に利用可能である。
1 画像読取部 2 原稿搬送部
12 載置読取用コンタクトガラス 13M 巻取モータ(駆動部)
15 イメージセンサ 6 LEDランプ(点灯部)
61 LED部 62 点灯回路
9 第1画像処理部(画像データ生成部) 91 A/D変換部
93 点灯制御部 96 領域分離部
97 選択合成部 100 画像読取装置
200 複写機(画像形成装置)

Claims (12)

  1. 原稿に対して光を照射する点灯部と、
    前記原稿が反射した光を電気信号に変換するイメージセンサと、
    前記イメージセンサから得られる電気信号を用いて画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記点灯部が前記原稿に対して照射する光を制御する点灯制御部と、を備え、
    前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿の少なくとも一部に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿に対して異なる複数のパターンの光がそれぞれ照射されることで、前記イメージセンサから得られるそれぞれの電気信号を、前記画像データ生成部が選択的に組み合わせて、前記原稿の画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿に対して、第1強度で第1時間照射される第1パターンの光と、前記第1強度よりも小さい第2強度で前記第1時間よりも長い第2時間照射される第2パターンの光と、がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御し、
    前記原稿に対して前記第1パターンの光が照射されることで前記イメージセンサから得られる第1電気信号と、前記原稿に対して前記第2パターンの光が照射されることで前記イメージセンサから得られる第2電気信号と、を前記画像データ生成部が選択的に組み合わせて、前記原稿の画像データを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿に対して、前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査が1回行われ、
    前記走査で、前記原稿を前記所定方向に沿って分割して成るそれぞれの単位領域に対して、前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光がそれぞれ照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記画像データ生成部が1枚の前記原稿の画像データを生成する際に、前記原稿に対して、前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査が2回行われ、
    前記走査の1回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光の一方が照射され、
    前記走査の2回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光及び前記第2パターンの光の他方が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  6. 前記画像データ生成部が、前記走査の1回目で前記イメージセンサから得られた電気信号に基づいて、前記走査の2回目で前記点灯部が光を照射すべきタイミングを決定し、
    前記走査の2回目の前記タイミングで、前記原稿に対して光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記走査の1回目で、前記原稿に対して前記第1パターンの光が照射され、前記走査の2回目で、前記原稿に対して前記第2パターンの光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御するとともに、
    前記画像データ生成部が、前記走査の1回目で得られる前記第1電気信号の所定領域毎の変動量を検出し、
    前記走査の2回目で、前記第1電気信号の変動量が比較的小さい領域に相当する前記原稿中の領域を読み取るタイミングで、前記原稿に対して光が照射されるように、前記点灯制御部が前記点灯部を制御することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記走査の1回目で、前記原稿に対して光が順に照射される方向と、前記走査の2回目で、前記原稿に対して光が順に照射される方向と、が逆方向であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記画像データ生成部が、前記第1電気信号及び前記第2電気信号の少なくとも一方について、所定領域毎の変動量を検出し、
    前記画像データ生成部が、変動量が比較的大きい領域では前記第1電気信号を選択し、変動量が比較的小さい領域では前記第2電気信号を選択して組み合わせ、1枚の前記原稿の画像データを生成することを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 前記画像データ生成部が、前記第1電気信号の所定領域毎の変動量を検出し、
    前記画像データ生成部が、前記第1電気信号の変動量が比較的大きい領域では前記第1電気信号を選択し、前記第1電気信号の変動量が比較的小さい領域では前記第2電気信号を選択して組み合わせ、1枚の前記原稿の画像データを生成することを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記原稿の所定方向に対して前記点灯部を移動させる駆動部、又は、前記点灯部に対して前記原稿を所定方向に移動させる原稿搬送部を更に備え、
    前記駆動部が前記点灯部を移動させる、又は、前記原稿搬送部が前記原稿を移動させることで、前記原稿に対して前記点灯部が所定方向に沿って順に光を照射する走査を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像読取装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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