JP2012033434A - 組成物、その硬化物、および電子デバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)バインダー成分と、
(B)80℃以下で水分を吸収し再放出せず、100〜200℃の加熱により吸収した水分を放出する化合物を含有する成分と、
(C)熱伝導性フィラーを含有する成分と
を含む組成物。
【選択図】なし
Description
[1] (A)バインダー成分と、
(B)80℃以下で水分を吸収し再放出せず、100〜200℃の加熱により吸収した水分を放出する化合物を含有する成分と、
(C)熱伝導性フィラーを含有する成分と
を含む組成物。
[3] 前記(C)成分が、金属酸化物および金属窒化物からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物である、[1]または[2]に記載の組成物。
[5] [1]〜[3]のいずれかに記載の組成物から形成された、硬化物。
[6] [1]〜[3]のいずれかに記載の組成物から形成された硬化物層を有する、フィルム。
上記硬化物は、有機EL素子等の電子デバイスの封止材等の用途に好適であり、また透明性に優れる場合には、例えばトップエミッション型の有機EL素子に用いることができる。
本発明にかかる組成物は、
(A)バインダー成分(以下「(A)成分」ともいう。)と、(B)80℃以下で水分を吸収し再放出せず、100〜200℃の加熱により吸収した水分を放出する化合物を含有する成分(以下「(B)成分」ともいう。)と、(C)熱伝導性フィラーを含有する成分(以下「(C)成分」ともいう。)とを含有する。
以下、本発明にかかる組成物を構成する各成分について説明する。
本発明にかかる組成物は、(A)成分を含有する。
(A)成分の機能の一つとしては、バインダー(マトリックス)として機能し、本実施の形態にかかる組成物の塗布・成膜性を向上させることが挙げられる。後述する(B)成分および(C)成分は常温で固体の状態であるため、(B)成分および(C)成分のみでは塗布・成膜・充填することが困難である。そこで、(A)成分、(B)成分および(C)成分を混合することで、組成物の塗布・成膜・充填性を向上させることができるようになる。
また、(A)成分の他の機能としては、後述する(B)成分が吸湿して体積変化が発生した場合でも、それを緩和して素子構造を維持することが挙げられる。
(A)成分として使用することのできる熱可塑性樹脂としては、(メタ)アクリル系重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、これらの重合体にカルボキシル基やエポキシ基などの官能基を付与した重合体、シリコーンゴム、天然ゴムなどが挙げられる。これらの中では、得られる組成物の取り扱い性、塗工性および柔軟性の観点から、(メタ)アクリル系重合体を好ましく用いることができる。
上記(I)の方法を採用する場合において、(メタ)アクリル系重合体のMwが前記範囲を下回ると得られるフィルムに適度な強度を付与することが困難となる傾向があり、Mwが前記範囲を上回ると組成物の取り扱い性が劣る傾向にある。
上記有機溶媒としては、トルエン、キシレン、シクロヘキサン等が挙げられる。
(A)成分として使用することのできる共役ジエン系共重合体は、芳香族ビニル化合物に由来する繰り返し単位を含むブロックと、共役ジエン化合物に由来する繰り返し単位を含むブロックと、を含むブロック共重合体であることが好ましい。
(A)成分として使用することのできる環状エーテル構造を有する重合性化合物において、環状エーテル構造としては、エポキシ基、オキセタニル基であることが好ましく、エポキシ基であることがより好ましい。
(A)成分として使用することのできるポリエーテル系重合体としては、例えばポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド等が挙げられる。これらのポリエーテル系重合体の数平均分子量は、通常200〜2,000であり、350〜1,500であることが好ましい。
(A)成分として使用することのできるSi−H結合を有する化合物は、下記一般式(5)で示される構造を有する化合物であることが好ましく、ポリマーであってもよいし、モノマーであってもよい。
上記環式アルキル基としては、シクロヘキシル基等が挙げられる。
上記アリール基としては、フェニル基、ベンジル基等が挙げられる。
本発明にかかる組成物は、(B)80℃以下で水分を吸収し再放出せず、100〜200℃の加熱により吸収した水分を放出する化合物(以下「化合物(I)」ともいう。)を含有する。(B)成分は、1種類の化合物(I)からなってもよく、2種類以上の化合物(I)からなってもよい。
(C)成分としては、金属酸化物および金属窒化物からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物であることが好ましく、(C1)窒化ホウ素粉末および(C2)セラミックス粉末(但し、(C1)を除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であることがより好ましい。但し、(C)成分は、(B)成分を除く。このような化合物は、熱伝導性に優れるのみならず、(B)成分の有する吸湿・放湿特性を損なうことが少なく、さらに、(B)成分が吸湿しても、素子に使用される他の部材(たとえば、パッシベーション膜や発光材料層など)を腐食しないため好適に用いられる。
(C1)窒化ホウ素粉末(以下「(C1)成分」ともいう。)を用いることで、本発明の組成物層、硬化物およびフィルムに優れた電気絶縁性および熱伝導性を付与することができる。(C1)窒化ホウ素粉末としては、凝集粒状窒化ホウ素粉末、鱗片状(平板状)の窒化ホウ素粉末が挙げられるが、凝集粒状の窒化ホウ素粉末が好ましい。
(C2)セラミックス粉末(以下「(C2)成分」ともいう。)(但し、窒化ホウ素粉末を除く。)を用いることで、本発明の硬化物に優れた熱伝導性および強靭性を付与することができる。(C2)セラミックス粉末としては、窒化アルミニウム、窒化ケイ素などの金属窒化物;酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ケイ素、酸化亜鉛、酸化ベリリウム、酸化銅、亜酸化銅などの金属酸化物;炭化ケイ素、炭化ホウ素などの金属炭化物;ダイヤモンドなどの絶縁性炭素材料などからなる粉末が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明にかかる組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、上記(A)〜(C)成分の他、用途に応じて適時添加剤を加えることができる。添加剤としては、たとえば分散剤、溶剤、可塑剤、接着助剤、ハレーション防止剤、レベリング剤、保存安定剤、消泡剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの添加剤を含有してもよい。たとえば、光酸発生剤等を添加することにより感光性を付与すれば、微細なパターニングが可能となる。
上記組成物は、さらに分散剤を含有してもよい。分散剤としては、シランカップリング剤などが挙げられる。シランカップリング剤としては、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリヘキシルシラン、およびn−デシルトリメトキシシランなどが挙げられる。
上記組成物は、その塗工性を向上させるために、さらに溶剤を含有してもよい。溶剤は、(A)成分の溶解性および(B)成分や(C)成分との親和性が良好であり、組成物に適度な粘性を付与することができ、乾燥処理により容易に蒸発除去できる溶剤であることが好ましい。
n−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、シクロヘキサノール、ジアセトンアルコールなどのアルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルなどのエーテル系アルコール類;
メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネートなどのエーテル系エステル類;
酢酸−n−ブチル、酢酸アミルなどの飽和脂肪族モノカルボン酸アルキルエステル類;
乳酸エチル、乳酸−n−ブチルなどの乳酸エステル類などが挙げられる。
これらの中では、メチルブチルケトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネートおよび乳酸エチルが好ましい。また、上記特定溶剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明にかかる組成物は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、およびその他の添加剤を混合することにより製造することができる。
本発明の組成物を調製する方法としては、特に制限されないが、(A)成分単体または(A)成分を溶媒に溶解させた溶液を、(B)成分が分散した(C)成分の溶液に撹拌しながら添加し、均一にする方法が挙げられる。または、(B)成分および(C)成分を撹拌しながら練ることでそれらを均一にした後、そこに(A)成分単体または(A)成分を溶媒に溶解させた溶液を添加してもよい。また、(A)成分、(B)成分、(C)成分ならびに必要に応じて用いられる分散剤および溶剤などのその他の添加剤を、ロール混練機、ミキサー、ホモミキサー、ビーズミルまたはサンドミルなどの混練・分散機を用いて混練することにより調製することができる。
上記組成物は、ペースト状、固体状、液体状など何れの形状の組成物でも構わないが、成形性などの観点から、ペースト状組成物であることが好ましい。
本発明の組成物を電子デバイスなどに適用する方法としては、例えば、以下に詳述するように、(I)該組成物をまずフィルムなどの硬化物にした後、電子デバイスに適用する方法(図1)、および(II)該組成物をそのまま、電子デバイスなどに充填(組成物層の形成)する方法(図2)が挙げられる。
本発明に係る組成物層は、上記組成物から形成される。具体的には、上記組成物を電子デバイスの所望部分にペーストおよび充填等することにより形成することができ、必要に応じて、乾燥または光照射等したものであってもよい。
本発明において「硬化物」とは、上記組成物を使用に適する形状に成膜もしくは成形し、さらに乾燥または光照射等することにより、もとの組成物よりも粘度または硬度が上昇したものをいう。
本発明の硬化物の吸湿量がこのような範囲にあることで、吸湿性に優れ、有機EL素子などの電子デバイスを水分から好適に保護することができる。
本発明のフィルムは、上記組成物から形成される硬化物層を少なくとも一層有する。例えば、本発明のフィルムは、硬化物層のみからなる単層フィルムであってもよく、硬化物層を二層以上有する多層フィルムであってもよく、硬化物層と他の樹脂組成物からなる層とを有する二層以上の多層フィルムであってもよい。
前記硬化物層は、通常は上記組成物を支持フィルム上に塗布して塗膜を形成し、該塗膜を乾燥して溶剤の全部または一部を除去することにより形成される。
本発明のフィルムは、上記組成物をそのままフィルム状に成形することで製造することができる。また、本発明のフィルムは、上記組成物を支持フィルム上に塗布して硬化物層を形成し、該樹脂層を支持フィルムから剥離することにより製造することもできる。また、上記組成物を支持フィルム上に塗布して硬化物層を形成し、その上に他の樹脂組成物を塗布することで二層以上の多層フィルムを製造することもできる。
支持フィルムは、耐熱性および耐溶剤性を有するとともに、可撓性を有する樹脂フィルムであることが好ましい。支持フィルムが可撓性を有することにより、ロールコーターまたはブレードコーターなどによって支持フィルム上に上記組成物を塗布することができる。また、転写フィルムをロール状に巻回した状態で保存および供給することができる。
転写フィルムには、硬化物層表面を保護するために、該樹脂層上にカバーフィルムが設けられていてもよい。前記カバーフィルムは、可撓性を有する樹脂フィルムであることが好ましい。これにより、転写フィルムをロール状に巻回した状態で保存および供給することができる。
本発明のフィルムは吸湿・放湿性に優れるとともに、体積固有抵抗値および熱伝導率が通常は上述の範囲にあるため電気絶縁性および熱伝導性に優れる。このため、本発明のフィルムは、電気・電子部品などの発熱部材に対する放熱部材として好適に用いることができる。
本発明にかかる電子デバイスは、上記組成物層、上記硬化物および/または上記フィルムを電子デバイスの内部に備えている。いかなる電子デバイスにも上記硬化物を搭載することができるが、水分を嫌う電子デバイスに搭載されることが好ましい。以下、代表的な密閉型電子デバイスである有機EL素子の一例について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、有機EL素子100は、有機EL層10と、有機EL層10を収納して外気から遮断するための構造体20と、構造体20内に形成された組成物層あるいは組成物から形成された硬化物(硬化物層)あるいはフィルム30と、からなる。
以下に本発明に関して実施例を挙げて説明するが、本発明はこれら実施例により何ら制限されるものではない。なお、組成物の調製は、露点−60℃以下、酸素1ppm以下のグローブボックス中で行った。また、実施例および比較例中の「部」は、特記しない限り、「重量部」を示す。
4.1.1.重量平均分子量(Mw)の評価
バインダー成分(アクリル系重合体)の重量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC、東ソー(株)製、商品名:HLC−8220GPC)を用いて、ポリスチレン換算で測定した。
測定方法:ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法
標準物質:ポリスチレン
装置:東ソー(株)製、商品名:HLC−8220GPC
カラム:東ソー(株)製、商品名:Tskguardcolumn SuperHZM−M
溶媒:テトラヒドロフラン(THF)
測定温度:40℃
下記実施例または比較例で作製したフィルム(硬化物)あるいはペーストを用いて5cm×5cm×20μmの膜状の試験片を作製し、株式会社アイフェイズ製熱伝導率測定システム(ai−Phase Mobile 1u、温度波分析法により測定)を用いて、試験片の膜厚(厚み)方向の熱伝導率(W/m・K)を測定した。
下記実施例または比較例で作製したフィルム(硬化物)あるいはペーストを用いて5cm×5cm×20μmの膜状の試験片を作製し、該試験片を温度23℃・湿度65%の恒温恒湿層内に保管し、24時間後の試験片の重量増加量を測定した。この重量増加量を吸湿量とした。
下記実施例または比較例で作製した組成物を基板上に形成されたパッシベーション膜(窒化ケイ素膜)上に塗布した。温度:23℃、湿度:45%下に24時間静置後、組成物を拭き取り、窒化ケイ素膜を顕微鏡観察し、窒化ケイ素膜の基板からの剥がれや、基板の露出が観察された場合には反応性ありと判断した。
下記実施例または比較例で作製したフィルム、硬化物、あるいはペーストの水分再放出性の評価は、「4.1.3.吸湿量の評価」の項で吸湿量を評価した後の試験片を、熱重量分析装置(TA instruments製「Hi−Res TGA2950」)を用いて、昇温速度10℃/分、窒素流量60ml/分の条件で加熱を行い、試験片の重量変化(重量減少)が1%以上となる温度を、吸収した水分の放出開始温度として測定した。
下記実施例で用いた(B)成分、または比較例で用いた乾燥剤の吸収した水分の放出開始温度および水分の放出完了温度は、次のように測定した。
下記実施例で用いた(B)成分、または比較例で用いた乾燥剤を温度23℃・湿度65%の恒温恒湿層内に24時間放置した。このようにして放置した(B)成分、または乾燥剤を、熱重量分析装置(TA instruments製「Hi−Res TGA2950」)を用いて、昇温速度10℃/分、窒素流量60ml/分の条件で300℃まで加熱を行い、重量減少が1%以上となる温度を、吸収した水分の放出開始温度として測定した。
その後、引き続き加熱を続け、重量変化が1%未満となる温度を水分の放出完了温度と判断した。
n−ブチルメタクリレート30部、n−ラウリルメタクリレート70部、およびN,N’−アゾビスイソブチロニトリル0.75部を、攪拌機付きオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気下において室温で均一になるまで攪拌した。
攪拌後、80℃で3時間重合させ、さらにN,N’−アゾビスイソブチロニトリル0.25部を加えて1時間重合させ、100℃で1時間重合を継続させた後、室温まで冷却してポリマー溶液を得た。
得られたポリマー溶液は重合率が99%であり、このポリマー溶液から析出したアクリル系重合体(以下「バインダー成分(A1)」ともいう。)のMwは10万であり、300℃での熱重量減少率は5重量%であった。
[実施例1]
(A)バインダー成分として上記バインダー成分(A1)20部、(B)成分として無水ホウ酸(和光純薬工業株式会社製、D50=3.0μm)5部、(C)成分として酸化アルミニウム粉末(株式会社マイクロン製、D50=2.5μm)75部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート20部、およびn−デシルトリメトキシシラン1部をビーズミルで混練りした後、ステンレスメッシュ(400メッシュ、38μm径)でフィルタリングすることにより、組成物を調製した。
表1〜3に記載の組成で組成物を調製したこと以外は実施例1と同様に行った(各成分の配合量も実施例1と同様とした)。
実施例1において、(A)成分、(B)成分および(C)成分を表1記載の組成で用いたこと以外は実施例1と同様に組成物を調製した。
作製した組成物をPETフィルム上にブレードコーターを用いて塗布して塗膜を形成し、該塗膜に超高圧水銀灯を用いてi線(波長365nmの紫外線)を照射し、硬化物を得た。その際の露光量は、365nmのセンサーで測定した照度換算で200mJ/cm2とした。次いで、PETフィルムから硬化物を剥離した。この硬化物を用いて、上記4.1.「評価方法」に従い、硬化物の熱伝導率および吸湿量、パッシベーション膜との反応性、水分再放出性を評価した。評価結果を表1に示す。
「nBMA/LMA」:nBMA(n−ブチルメタクリレート)、LMA(n−ラウリルメタクリレート)の共重合体、 Mw=10万(上記「4.2.バインダー成分の合成」で合成したもの)
「ARUFON」:無溶剤アクリルポリマー Mw=1600(商品名「UP−10−21」、東亞合成製)
「M−270」:ポリプロピレングリコールジアクリレート(商品名「アロニックスM270」、東亞合成製)
「PPG 1000」:ポリプロピレングリコール Mn=1000(商品名「サンニックスPP−1000」、三洋化成工業製)
「EPOLIGHT1600」:1,6−ヘキサンジオールルジグリシジルエーテル(エポキシ樹脂)(商品名「EPOLIGHT1600」、共栄社化学製)
表1の結果から、実施例1〜8の組成物から形成された硬化物はいずれの組成物も(B)成分を含有しているので80℃以下での水分再放出が無く、吸湿性および熱伝導性にバランスよく優れていることが分かった。
Claims (7)
- (A)バインダー成分と、
(B)80℃以下で水分を吸収し再放出せず、100〜200℃の加熱により吸収した水分を放出する化合物を含有する成分と、
(C)熱伝導性フィラーを含有する成分と
を含む組成物。 - 前記(B)成分が、無水ホウ酸および硫酸リチウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物である、請求項1に記載の組成物。
- 前記(C)成分が、金属酸化物および金属窒化物からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物である、請求項1または2に記載の組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物から形成された、組成物層。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物から形成された、硬化物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物から形成された硬化物層を有する、フィルム。
- 請求項4に記載の組成物層、請求項5に記載の硬化物または請求項6に記載のフィルムを含む、電子デバイス。
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