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JP2012031658A - 止水装置 - Google Patents

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JP2012031658A JP2010172843A JP2010172843A JP2012031658A JP 2012031658 A JP2012031658 A JP 2012031658A JP 2010172843 A JP2010172843 A JP 2010172843A JP 2010172843 A JP2010172843 A JP 2010172843A JP 2012031658 A JP2012031658 A JP 2012031658A
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Abstract

【課題】短時間で設置することができ、しかも、設置作業が簡単で浸水を十分に防止することができる止水装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の壁面W1(W2)に設けられた支持手段10A(10B)と、支持手段10Aに揺動可能に支持された止水扉20A(20B)と、を備え、支持手段は、支軸12と、床面Fに対して止水扉20Aの荷重がかからないように支持する支持部と、を有しており、止水扉20Aは、壁面W1に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに支持部に支持され、出入口を止水する第2の位置に達したときに、支持部に支持される支持領域から外れて第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって、出入口を止水するように構成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、構造物の出入口、例えば、建物や駐車場の出入口、地下鉄や地下街等の地下施設の出入口等に設置される止水装置に関するものである。
近年、このような構造物の出入口においては、大雨や高潮等により発生する増水に対処するために、浸水を防止するための止水装置の設置が増えている。
従来、このような止水装置としては、次の特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された止水装置は、出入口の両側壁にそれぞれ連結された2枚の止水パネルを備えている。使用時には、2枚の止水パネルを出入口の外側に向けて膨出した状態で連結し、その後、ハンドルを回転操作することで、2枚の止水パネルを下降させて出入口の床面に密着させている。
また、特許文献2に記載された止水装置は、適度の高さと長さを有して中央から折畳み可能な止水枠を備えている。そして、使用時には、止水枠を展開してフック部材を係着することで、止水枠を一直線状に固定し、これを出入口の内側にセットしている。
特開2002−30867号公報 特開2004−68567号公報
特許文献1の止水装置では、使用時に、2枚の止水パネルを出入口の外側に向けて膨出した状態で連結した後、さらに、ハンドルを回転操作して2枚の止水パネルを床面に密着させる必要がある。このため、設置に時間を要し、設置作業が煩雑であるという問題があった。
この点、特許文献2の止水装置では、使用時に、展開した止水枠にフック部材を係着してこれを一直線状に固定し、出入口の内側にセットする作業を行えばよいので設置が簡単であるが、簡易な構造とするために高さが10cm程度に抑えられているので、浸水を十分に防止することができない。
このような観点から、本発明は、短時間で設置することができ、しかも、設置作業が簡単で浸水を十分に防止することができる止水装置を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係る止水装置は、床面と左右の壁面とを有する出入口に設置される止水装置であって、少なくとも一方の前記壁面に設けられた支持手段と、前記支持手段に支持された止水扉と、を備え、前記支持手段は、支軸と、この支軸周りに設けられ、前記床面に対して前記止水扉の荷重がかからないように支持する支持部と、を有しており、前記止水扉は、前記壁面に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに前記支持部に支持され、前記出入口を止水する第2の位置に達したときに、前記支持部に支持される支持領域から外れて前記第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって、前記出入口を止水することを特徴とする。
この止水装置によれば、止水扉は、壁面に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに、床面に対して止水扉の荷重がかからないように支持部に支持されており、出入口を止水する第2の位置に達したときに、支持部に支持される支持領域から外れて第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって出入口を止水するように構成されているので、第1の位置から第2の位置に達するまで間は、床面に対して止水扉の荷重がかからない状態となる。したがって、第1の位置から第2の位置に達するまでの間は揺動時に止水扉が床面に擦れることがない。したがって、第2の位置に止水扉をスムーズに閉じることができる。
これにより、増水時等に短時間で出入口を閉じることができ、しかも、止水扉を閉じる作業や、閉じた後に止水扉を開く作業が簡単で、浸水を十分に防止することができる止水装置が得られる。
また、本発明の止水装置においては、前記支持手段が、一方の前記壁面に設けられており、前記止水扉は、一方の前記壁面から前記出入口を止水可能に他方の前記壁面に係止されるように構成するとよい。
このように構成することにより、止水扉を一方の壁面にのみ設置すればよいので、左右の壁面に分割して設置する場合に比べて、設置に係る工数を低減することができ、施工性において有利となる。
本発明に係る止水装置においては、前記支持手段は、左右の前記壁面にそれぞれ設けられているとともに、前記止水扉は、前記各支持手段にそれぞれ支持されており、さらに、前記止水扉同士は、前記第2の位置にある状態で相互に連結されるように構成するとよい。
このように構成することにより、止水扉を左右の壁面に分割して設置することができ、一方の壁面にのみ設けた場合に比べて、一枚あたりの止水扉の大きさを小さくすることが可能となり、軽量化、省スペース化を図ることができる。
また、この場合において、止水扉は、ヒンジ部を介して折畳み展開可能に複数の扉体を含んで構成してもよい。
このように構成することにより、複数の扉体からなる止水扉を一方の壁面に省スペース化を図りつつ設置することができ、また、左右の壁面に分割して設置する場合に比べて、設置に係る工数を低減することが可能となって施工性にも優れる。
また、本発明は、前記止水扉が、前記第2の位置にあるときに、前記出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出している構成とするのがよい。
この止水装置によれば、止水扉が出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出しているので、出入口の外側へ向けて突出していないもの、例えば、平面視で直線上である場合や平面視で略逆く字状に凹んでいる場合等に比べて、出入口の外側からの水圧に対して強く、止水効果が高まる。したがって、増水等により建築物の出入口に外側から水が押し寄せてきたとしても、これを堰き止めることができ、出入口から建築物内部への浸水を防止することができる。
また、前記止水扉が、アルミニウム合金製の中空押出形材を含んで構成されている場合には、止水扉を容易に製造することができる。また、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の押出形材は、寸法精度が高く、また、強度の割に軽量である。
本発明によれば、短時間で設置することができ、しかも、設置作業が簡単で浸水を十分に防止することができる止水装置が得られる。
本発明の第1実施形態に係る止水装置を示す図であり、(a)は止水扉を展開して設置した状態を正面側から見た斜視図、(b)は止水扉を閉じて出入口の壁面に収容した状態を正面側から見た斜視図である。 (a)は止水扉を展開して設置した状態を示す模式平面図、(b)は模式正面図、(c)は模式背面図である。 (a)は支持部材に支持されている状態の止水扉の様子を部分的に示す背面図、(b)は支持部材による支持が解除された状態の止水扉の様子を部分的に示す背面図である。 支持部分の構造を示す分解斜視図である。 (a)は支持部分の構造を示す平断面図、(b)は支持部分の構造を示す背面図である。 (a)は第1の位置に止水扉があるときの支持部分の様子を示す斜視図、(b)は第1の位置と第2の位置との間に止水扉が位置しているときの支持部分の様子を示す斜視図、(c)は第2の位置に止水扉が揺動されたときの支持部分の様子を示す斜視図である。 (a)は止水扉の先端部の構造を示す平断面図、(b)は止水扉の先端部同士の係止状態を示す平断面図、(c)は止水扉の下端部の構造を示す断面図、(d)は床面に当接した状態を示す断面図である。 (a)(b)は止水扉の先端部に係止部材を係止する際の様子を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る止水装置を示す図であり、(a)は止水扉を展開して設置した状態を示す模式平面図、(b)は模式正面図、(c)は模式背面図である。 止水扉の連結部分の構造を示す図であり、(a)は折り畳まれた状態の部分拡大平断面図、(b)は展開した状態の部分拡大平断面図、(c)は展開した状態を正面側から見た説明図である。 (a)〜(f)は他方の壁面に対する止水扉の取り付け構造を示す説明図である。 第2実施形態に係る止水装置の変形例を示す図であり、(a)は止水扉を展開して設置した状態を示す模式平面図、(b)は模式正面図、(c)は模式背面図である。 止水扉の連結部分の構造を示す図であり、(a)は折り畳まれた状態の部分拡大平断面図、(b)は展開した状態の部分拡大平断面図、(c)は展開して先端部同士を当接した状態の部分拡大平断面図、(d)は先端部の上端を示した斜視図である。 (a)(b)は他方の壁面に対する止水扉のその他の取り付け構造を示す拡大平面図である。 本発明の止水装置のその他の例を示す図であり、(a)は壁面に沿って止水扉が折り畳まれて止水扉が第1の位置にある状態を示す模式平面図、(b)は第1の位置から止水扉が引き出されたときの様子を示す模式平面図、(c)は展開途中の止水扉の様子を示す模式平面図、(d)は展開されて止水扉が第2の位置にある状態を示す模式平面図、(e)は図15(d)において破線円で囲んだ止水扉の基端部側の構造を示す模式平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の実施形態においては、構造物として地下鉄の出入口に止水装置を設置した例について説明するが、止水装置が設置される構造物を限定する趣旨ではない。なお、以下の説明において、「前後左右」は、図1(a)(b)において図示した方向を基準とする。
(第1実施形態)
参照する図面において、図1(a)(b)に示すように、本実施形態の止水装置は、床面Fと2つの壁面W1,W2とを有する地下鉄の出入口に設置されるものであり、支持手段10A,10Bと、これらの支持手段10A,10Bにそれぞれ支持された2つの止水扉20A,20Bとを備えており、止水扉20A,20Bが、支持手段10A,10Bに支持されて、壁面W1,W2に沿うようにして配置される第1の位置から、出入口を止水する第2の位置に達する範囲で回動可能に構成されている。以下では、この範囲における止水扉20A,20Bの回動を「揺動」と称して説明する。
本実施形態では、支持手段10A,10Bおよび止水扉20A,20Bが、左右対称である点を除いて同一の構造であるため、以下では、一方の壁面W1側に配置される支持手段10A、止水扉20Aについて説明し、適宜、他方の壁面W2側に配置される支持手段10B、止水扉20Bについて説明する。
支持手段10Aは、図2各図に示すように、止水扉20Aを揺動可能に支持するためのものであり、壁面W1に設けられている。支持手段10Aは、図3(a)に示すように、4つのブラケット11a〜11dと、これらのブラケット11a〜11dに支持された支軸12と、支軸12の軸方向において一番下に配置されるブラケット11dに固定された支持部材(支持部)13と、を有している。
ブラケット11aは、支軸12の上端部を支持し、ブラケット11bは、支軸12の軸方向において中央部よりもやや下側部分を支持し、ブラケット11c,11dは、支軸12の下端部を支持している。これらのブラケット11a〜11dに支持された支軸12は、止水扉20Aの基端側縦材22に取り付けられた扉ブラケット24,25を揺動可能に枢支(保持)している。
ブラケット11a〜11dは、図4に示すように、角部が面取りされた平板状の支持部111と、この支持部111の端部に設けられたフランジ部112,112とをそれぞれ有しており、フランジ部112,112に設けられた横孔113,113に挿通される固定ボルト114,114で、壁面W1(図3(a)参照)にそれぞれ固定されるようになっている。なお、ブラケット11a〜11dは、図3(a)に示すように、薄板状の金属プレート116を介在させて壁面W1に固定されている。
ブラケット11a〜11dの各支持部111には、図4に示すように、支軸12を貫通可能な縦孔115が形成されている。
また、支軸12の軸方向において一番下に配置されるブラケット11dの支持部111には、支持部材13を固定するための3つのボルト穴111bが形成されている。
支軸12は、ブラケット11a〜11dの各縦孔115を貫通してこれらに支持されるようになっている。止水扉20Aは、図3(a)に示すように、略T字形状の2つの扉ブラケット24,24と、略L字形状の扉ブラケット25と、を介して支軸12に揺動自在に枢支されている。
支軸12の上下端部には、図4に示すように、雄ねじ121(支軸12の下端側に設けられるもののみ図示)が形成されている。雄ねじ121には、ワッシャ122を介して2つのナット123,123がそれぞれ螺着可能であり、支軸12は、ブラケット11aの上面側およびブラケット11dの下面側から(図4では下面側のみ図示)、ワッシャ122を介して2つのナット123,123がそれぞれ螺着されることで、各ブラケット11a〜11dに支持される状態に固定されている。
支持部材13は、図4に示すように、一番下に配置されるブラケット11dの上面111aの後部に3つの固定ボルト131で固定される板状の部材である。支持部材13は、支軸12周りに揺動する扉ブラケット25の揺動軌跡上に位置しており、ブラケット11dの上面111aよりも支持部材13の板厚分だけ高い位置で、扉ブラケット25を支持するようになっている。
支持部材13の上面13aには、3つのボルト挿入孔132cが開口しており、上面13aは、これらのボルト挿入孔132cを除いて、略平らな面に形成されている。これによって、止水扉20Aは、扉ブラケット25を介して、支持部材13の上面13a上を水平方向に揺動可能となっている。
本実施形態では、止水扉20Aが、壁面W1に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに、支持部材13に支持されるように構成されている。
支持部材13の前部側には、略V字形に切り欠かれた切欠部132が形成されている。切欠部132は、扉ブラケット25の支持片26の外側面26a,26bに対応する直交した2つの内面132a,132bを有しており、支軸12周りに揺動してきた扉ブラケット25の支持片26が係止可能となっている。本実施形態では、支持片26が支持部材13の上面13aから外れて、切欠部132に係止された状態で、出入口を止水する第2の位置に止水扉20Aが配置されるように構成してある。
ここで、支持片26が切欠部132に係止されると、支持片26の外側面26a,26bが切欠部132の内面132a,132bに当接した状態(部分的に当接した状態)となり、この当接によって止水扉20Aの揺動が規制され、止水扉20Aが第2の位置に位置決めされるようになっている。
なお、このことは止水扉20B側においても同様であり、支持部材13の上面13aから扉ブラケット25の支持片26が外れてこれが切欠部132に係止されると、支持片26の外側面26a,26bが切欠部132の内面132a,132bに当接した状態となり、この当接によって止水扉20Bの揺動が規制されて、止水扉20Bが第2の位置に位置決めされるようになっている。
このように第2の位置に止水扉20A,20Bが位置決めされた状態で、止水扉20A,20Bは、図2(a)に示すように、支軸12に支持される側を基端部側としたときに、これとは反対側となる先端部側が、出入口の前後方向において、支軸12が設けられる位置よりも前側に位置している。つまり、止水扉20A,20Bは、第2の位置に位置決めされた状態で、出入口の外側に向けて平面視で略く字状(山形形状)に出っ張るように構成されている。
止水扉20Aは、図2(b)(c)に示すように、主として、平板状の横長の扉体21を上下方向に複数枚積み上げてなり、出入口を止水可能な高さを備えて構成されている。各扉体21は、アルミニウム合金製の中空押出形材からなり、長手方向両側が基端側縦材22と先端側縦材23とで保持されている。なお、止水扉20A(20B)は、複数枚の扉体21から構成されたものに限られることはなく、面積の広く形成された(高さを有する)一枚の扉体によって構成してもよい。
また、扉体21は、平板状の木材や合成樹脂材を複数枚上下方向に積み上げて一体的に構成してもよい。
基端側縦材22は、図5(a)に示すように、平断面形状が略コ字形状を呈しており、各扉体21の基端側を保持するように基端側方から装着されて、リベット21b(図3(a)参照)により各扉体21に対して固定されている。基端側縦材22の側方には、図3(a)に示すように、略T字形状の扉ブラケット24および略L字形状の扉ブラケット25が固定されており、このうち、扉ブラケット24,24は、図示しないボルトで基端側縦材22に固定され、ブラケット11aとブラケット11bとの間において支軸12に枢支されている。
また、扉ブラケット25は、ブラケット11cとブラケット11dとの間において支軸12に枢支されている。
扉ブラケット25は、図5(a)に示すように、基端側縦材22の側方において、2本のボルト25bとナット25cとの締結により固定される基部25aと、この基部25aに連続して設けられた支持片26とを備えている。
ここで、図5(b)に示すように、床面Fから扉ブラケット25の底面26dまでの高さh2は、床面Fから支持部材13の上面13aまでの高さh1よりも低く、かつ、床面Fからブラケット11dの上面111aまでの高さh3よりも高くなるように設定されている。すなわち、支持部材13の上面13aに扉ブラケット25が支持された状態では、高さh1>高さh2であることから、止水扉20Aは、床面Fに対して止水扉20Aの荷重がかかる状態に当接することがなく、高さh2に浮き代S2を加えた高さh1で支持されるようになっている。したがって、止水扉20Aは、支持部材13の上面13aに扉ブラケット25が位置する状態で、床面Fから浮くようにして揺動することとなる(図6(a)(b)参照)。
一方、止水扉20Aが揺動して、支持部材13の上面13a(支持領域)から扉ブラケット25の支持片26が外れて第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって、支持部材13の切欠部132に支持片26が係止された状態(図6(c)参照)では、h2>h3であることから、ブラケット11dの上面111aと扉ブラケット25の支持片26の底面26dとの間に、止水扉20Aが床面Fに当接するのを確保するための余裕代として機能する隙間S1が形成されることとなる(図5(b)参照)。したがって、止水扉20Aは、支持部材13の上面13aから扉ブラケット25が外れた際に、図3(b)、図5(b)に示すように、自重によって床面Fに確実に当接することとなる。
ここで、止水扉20Aの下端には、図7(c)に示すように、断面略コ字形状の取付部材28を介して止水扉20を床面Fに止水するための下端パッキン29が取り付けられている。下端パッキン29は、内部に中空部29aを有して下部が下方へ向けて膨出しており、本実施形態では、前記したように、支持部材13の上面13aを扉ブラケット25が揺動する状態で、この下端パッキン29の下部が、止水扉20Aの揺動の抵抗とならない程度に床面Fに接触するように設定されている。このような下端パッキン29は、取付部材28の係合片28aに溝部29cを係合させて取り付けられており、取付部材28の中空部に図示しないねじ等によって固定された押え部材28bで、基部29b側が押えられるようにして固定されている。これにより、下端パッキン29の変形が好適に抑えられるようになっている。
なお、支持部材13の上面13aを扉ブラケット25が揺動する状態で、下端パッキン29と床面Fとの間に隙間が形成されるように構成してもよい。
また、先端側縦材23は、図7(a)に示すように、平面視で略コ字形状を呈しており、各扉体21の先端側を保持するように先端側方から装着され、リベット21bにより各扉体21に対して固定されている。先端側縦材23は、平面視で略L字形状とされた、前側縦材23aと後側縦材23bとを部分的に重ね合わせて接合されてなる。
後側縦材23bは、端部23cが前方へ向けて延設されており、この端部23cに、係止部材30を係止するための係止孔23dが形成されている。
また、後側縦材23bの側部には、側方に向けて膨出するように形成されたシール部材124が設けられている。シール部材124は、後側縦材23bの上下方向の全体に亘って設けられており、第2の位置に止水扉20A,20Bが展開された状態で、対向するシール部材124,124同士が止水可能に密着するようになっている。
なお、シール部材124,124は、止水扉20A,20Bが出入口の外側へ向けて平面視で略字状に突出しているので、増水時等に止水扉20A,20Bが水圧を受けた際に、相互に当接する状態となり、密着性が高まるようになっている。
係止部材30は、図7(b)に示すように、例えば、1本の線材を折り曲げて形成されており、後側縦材23bの端部23cに設けられた係止孔23d,23dに挿通可能な挿通部31と、略U字形状に折り返された折返し部32とを備えている。
このような係止部材30は、図8(a)に示すように、一方の端部23cの側方から挿通部31を係止孔23dに挿通し、これをさらに他方の端部23cの係止孔23dに挿通して端部23c,23cに取り付けられる。そして、挿通部31の軸線を中心として折返し部32を下方へ回動させて、図8(b)に示すように、折返し部32で2つの端部23c,23cを挟み込むようにして係止する。これにより、止水扉20A,20Bの先端部同士が分離不能に係止されることとなる。
なお、係止部材30は、図8(b)に示すように、挿通部31と折返し部32との間に湾曲部33を有しており、止水扉20A(20B)の収容時には、端部23cの係止孔23dに湾曲部33や折返し部32を引っ掛けるようにして、端部23cに係止部材30を保持することができる。
本実施形態では、前記した後側縦材23bの端部23cが、止水扉20A(20B)の上下方向に間隔を空けて2箇所設けられており、図1(a)に示すように、上下2箇所で係止部材30,30による係止が可能となっている。なお、係止部材30の係止位置や係止個数は任意に設定することができる。また、端部23cは、止水扉20A(20B)の上下方向に連続して設けてもよい。このようにすることで、係止部材30の配置の自由度が高まる。
以上のような止水装置は、図1(b)に示すように、出入口の壁面W1,W2にカバー40で覆われて収容される。カバー40は、例えば、アルミニウム合金製の中空押出形材からなり、前カバー41と、後カバー42と、上カバー43と、カバー40の側方を覆う開閉カバー44とを備えて構成されている。前カバー41、後カバー42、上カバー43は、略同様の構成であり、例えば、前カバー41は、図5(a)に示すように、壁面W1にアンカー41eを用いて固定される平断面略コ字形状の固定部材41aと、固定部材41aに取り付けられるカバー部材41bと、カバー部材41bの後面に取り付けられるL字部材41cと、L字部材41cに規制されてカバー部材41bの後面に取り付けられる、中空部を有した断面コ字形状の扉シール部材41dとを備えて構成されている。
ここで、扉シール部材41dは、第2の位置に止水扉20Aが位置決めされた状態で、止水扉20Aの前面に当接するようになっており、この当接によって、前カバー41と止水扉20Aとの間がシールされるようになっている。なお、扉シール部材41dは、中空部を有する平断面が略コ字形状とされており、中空部が止水扉20Aで仕切られる止水扉20Aの外側の領域に連通するように取り付けられているので、増水時に流れ込む水の水圧で、前カバー41と止水扉20Aとの間に密着することとなり、止水扉20Aの内側への浸水を好適に防止するようになっている。
次に、止水扉20A,20Bを展開して設置する(閉じる)際の手順について説明する。
はじめに、図1(b)に示すように、カバー40の開閉カバー44を開き、止水扉20Aを露出させる。
次に、止水扉20Aを手で把持して、第1の位置にある止水扉20Aを手前側に引き出す。そうすると、支持部材13の上面13aに支持されながら扉ブラケット25が支軸12周りに揺動し、止水扉20Aが床面F上に引き出される。
ここで、床面Fから扉ブラケット25の底面26dまでの高さh2は、床面Fから支持部材13の上面13aまでの高さh1よりも低くなっているので(図5(b)参照)、止水扉20Aは、床面Fに荷重をもって当接する状態(位置)よりも、浮き代S2分、上方に位置して支持部材13上を揺動することとなる。したがって、引き出される際に、止水扉20Aが荷重をもって床面Fに摺れることがなく、スムーズな引き出しを実現することができる。
その後、支持部材13の上面13aから外れる位置(支持領域から外れる位置)に扉ブラケット25が揺動されると、止水扉20Aの自重により、扉ブラケット25の支持片26が支持部材13の上面13aから外れて切欠部132に落し込まれるようにして係止される。これにより、止水扉20Aが第2の位置に位置決めされるとともに、止水扉20Aの自重により、止水扉20Aの下端パッキン29が床面Fに当接して密着し、壁面W1側の出入口が止水扉20Aで止水されることとなる。
なお、第2の位置に止水扉20Aが位置決めされた状態で、止水扉20Aの前面に扉シール部材41dが密着し、浸水が防止される。
その後、止水扉20Bを同様の手順で引き出し、第2の位置に位置決めする。そして、係止部材30で止水扉20A,20Bの先端部同士を係止し、シール部材124,124同士を密着させる。これにより、図2(a)に示すように、止水扉20A,20Bが、第2の位置に引き出された状態で、出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出する状態に展開される。
次に、閉じた状態の止水扉20A,20Bを開いて、壁面W1,W2側に収容する際の手順について説明する。
はじめに、係止部材30を外して、止水扉20A,20B同士の係止を解除する。その後、床面Fに荷重をもって当接している止水扉20Aを上方へ持ち上げて、支持部材13の切欠部132から扉ブラケット25の支持片26を離脱させつつ、止水扉20Aを壁面W1に向けて若干閉じるように揺動する。これにより、支持部材13の上方に扉ブラケット25が位置する状態となり、この状態で、上方へ持ち上げていた止水扉20Aを降ろす。
そうすると、支持部材13の上面13aに扉ブラケット25が支持され、浮き代S2を有する状態に止水扉20Aが支持される。その後、壁面W1に向けて止水扉20Aを揺動させて止水扉20Aを第1の位置に収容する。
ここで、止水扉20Aは、浮き代S2を有して支持部材13の上面13aを揺動するので、止水扉20Aが床面Fに荷重をもって摺れることがなく、スムーズな収容作業を実現することができる。
以上説明した本実施形態の止水装置によれば、止水扉20A(20B)は、壁面W1,W2に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに、床面Fに対して止水扉20A(20B)の荷重がかからないように支持部材13に支持されており、出入口を止水する第2の位置に達したときに、支持部材13に支持される支持領域から外れて第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって出入口を止水するように構成されているので、第1の位置から第2の位置に達するまで間は、床面Fに対して止水扉20A(20B)の荷重がかからない状態となる。したがって、第1の位置から第2の位置に達するまでの間は揺動時に止水扉20A(20B)が床面Fに擦れることがない。したがって、第2の位置に止水扉20A(20B)をスムーズに閉じることができる。
これにより、増水時等に短時間で出入口を閉じることができ、しかも、止水扉20A(20B)を閉じる作業や、閉じた後に止水扉20A(20B)を開く作業が簡単で、浸水を十分に防止することができる止水装置が得られる。
また、本実施形態では、各壁面W1,W2に支持手段10A,10Bを介して止水扉20A,20Bを揺動可能に設け、止水扉20A,20B同士が係止部材30で連結されるように構成されているので、例えば、一方の壁面W1にのみ設けた場合に比べて、一枚あたりの止水扉20A(20B)の大きさを小さくすることが可能となり、軽量化、省スペース化を図ることができる。
また、止水扉20A,20Bが、第2の位置に位置決めされた状態で、出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出しているので、出入口の外側へ向けて突出していないもの、例えば、平面視で直線上である場合や平面視で略逆く字状に凹んでいる場合等に比べて、出入口の外側からの水圧に対して強く、止水効果が高まる。したがって、増水等により建築物の出入口に外側から水が押し寄せてきたとしても、これを好適に堰き止めることができ、出入口から建築物内部への浸水を防止することができる。
また、止水扉20A,20B(扉体21)が、アルミニウム合金製の中空押出形材からなるので容易に製造することができる。また、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の押出形材は、寸法精度が高く、また、強度の割に軽量である。
なお、本実施形態では、両壁面W1,W2に止水扉20A,20Bを配置した例を示したが、出入口の大きさによっては、いずれか一方にのみ配置してもよい。
また、止水扉20A,20Bの大きさ(幅)を、異なるものとしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の止水装置の第2実施形態について図9〜図11を参照して説明する。
本実施形態では、図9(a)〜(c)に示すように、止水扉20A,20Bがヒンジ部50を介して連結されており、これらが一方の壁面W1側に折り畳まれて配置され、出入口に引き出されて展開可能に設けられている点が前記第1実施形態と異なる。
止水扉20A,20Bは、ヒンジ部50を介して折畳み展開可能に連結されており、第1の位置となる壁面W1側に収容された状態では、止水扉20Aの内側に止水扉20Bが位置するように折り疊まれている。
ヒンジ部50は、図10(a)に示すように、扉体21,21の各先端部に装着された先端側縦材231,231間に亘ってリベット21bで固定されており、図10(a)〜(c)に示すように、止水扉20A,20Bを折畳み展開可能に連結している。止水扉20Aの先端側縦材231における先端側方には、平断面が略V字形状に形成された止水パッキン232が取り付けられており、ヒンジ部50を介して所定の角度に展開した止水扉20Bの先端側縦材231に対して、図10(b)(c)に示すように、止水パッキン232の他端面232bが当接するようになっている。
なお、止水扉20Aの前面には、図9(b)に示すように、展開時等に把持するための把持部120が設けられている。
また、止水扉20Bの端部には、締結部材60(図9(c)参照)が設けられている。締結部材60は、図11(a)(b)に示すように、止水扉20Bの端部に装着された断面略コ字形状の端部縦材126の後面に取り付けられる基板62と、この基板62に回動可能に支持された操作部材63と、操作部材63に回動可能に支持された掛金アーム61とを有している。
一方、壁面W2には、薄板状の金属プレート117を介在させて締結部材60に対応する位置にフック部材119が固定されている。フック部材119には、掛金アーム61の先端に設けられた掛金部61a(図11(b)参照)が係止可能である。
このような締結部材60は、図11(c)(d)に示すように、掛金アーム61をフック部材119側に回動させて、フック部材119に掛金アーム61を掛けた後に、掛金アーム61の操作レバー63aを、図11(e)に示すように、太線矢印方向に回動させる。これにより、掛金アーム61に装着されたばね61bの付勢力を利用して、フック部材119に掛金アーム61を係止することができる。また、フック部材119の上下には、止水扉20Bの端部が当接するようにして係止される当接部材118が設けられている。
このような、止水扉20Bは、端部に設けられた係止パッキン125を介して金属プレート117に当接され、当接部材118に位置決めされるようにして、締結部材60により締結されることで、壁面W2(金属プレート117)に固定される。
本実施形態の止水扉20A,20Bは、設置時に、概略次のようにして展開される。
はじめに、折り畳まれた状態のまま、止水扉20Aの把持部120を把持して,第1の位置にある止水扉20A,20Bを手前側に一緒に引き出す。そうすると、第1実施形態と同様に、支持部材13の上面13a(図6各図参照、以下同じ)に支持されながら扉ブラケット25が支軸12周りに揺動し、止水扉20A,20Bが床面F上に引き出される。
この場合、止水扉20A,20Bは、ともに、浮き代S2(図5(b)参照、以下同じ)を有しつつ引き出されることとなるので、床面Fに摺れることがなく、その結果、スムーズな揺動が実現される。
その後、止水扉20A,20Bをさらに引き出すことで支持部材13の上面13aから外れる位置(支持領域から外れる位置)に扉ブラケット25が揺動されると、止水扉20A,20Bの自重により、扉ブラケット25の支持片26が支持部材13の上面13aから外れて切欠部132に落し込まれ、これに係止される。これにより、止水扉20Aが第2の位置に位置決めされることとなる。
その後、止水扉20Aの内側に折り疊まれた止水扉20Bをヒンジ部50を介して開き、止水扉20Aに対して止水扉20Bを展開する。このとき、止水扉20Aおよび止水扉20Bは、床面Fに当接しているので、展開時に止水扉20Bは床面Fに摺れながら開かれることとなるが、止水扉20Bを展開するときの負荷は、2枚の止水扉20A,20Bが床面Fに摺れる場合に比べて軽いものであるため、展開を比較的簡単に行うことができる。
その後、展開した止水扉20Bの端部を、締結部材60を介して壁面W2側に固定し、壁面W2(金属プレート117)に止水扉20Bを固定する。
これにより、ヒンジ部50を介して止水扉20A,20Bが、出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出する状態に位置決めされることとなり、出入口を2枚の止水扉20A,20Bで好適に止水することができる。
本実施形態においても、短時間で設置することができ、しかも、設置作業が簡単で浸水を十分に防止することができる止水装置が得られる。
なお、止水扉20A,20Bを一緒に揺動する際に、支持部材13の上面13aから外れる位置となる手前で、これらの揺動を一旦停止し、支持部材13の上面13a(支持領域)に扉ブラケット25が位置している状態で、ヒンジ部50を介して止水扉20Bをある程度展開させておいてから、止水扉20Aとともに止水扉20Bを第2の位置に揺動させてもよい。
図12は第2実施形態に係る止水装置の変形例を示す図であり、(a)は止水扉を展開して設置した状態を示す模式平面図、(b)は模式正面図、(c)は模式背面図である。
この変形例では、止水扉20Aと止水扉20Bとが、3つのヒンジ部51〜53からなるヒンジ手段50Aを介して連結されており、第2の位置に止水扉20A,20Bを位置決めした状態で、各ヒンジ部51〜53が止水扉20A,20Bの前側に位置するように構成されている点(図12(a)(b)参照)が異なっている。
止水扉20A,20Bは、ヒンジ手段50Aを介して折畳み展開可能に連結されており、第1の位置となる壁面W1側に収容された状態では、止水扉20Bの内側に止水扉20Aが位置するように折り畳まれている。
ヒンジ手段50Aを構成している各ヒンジ部51〜53は同様の構成であり、図13(a)(b)に示すように、止水扉20A,20Bの長手方向に3つ連なるように、隣接する腕部同士を溶接等の固着手段で固着させて連結してなる。
本実施形態では、各ヒンジ部51〜53の揺動部51a〜53aが、図13(b)に示すように、止水扉20A,20Bの前後方向に互い違いとなるように配置されており、各ヒンジ部51〜53の揺動方向が、隣り合うものとの間で異なる方向となるように構成してある。
これにより、図13(a)に示すように、止水扉20Aに対して止水扉20Bを図中矢印X1方向に揺動させると、図13(b)に示すように、ヒンジ部52の揺動部52aを頂点として、止水扉20Aと止水扉20Bとの間に、各ヒンジ部51〜53が、なだらかな山形状(く字状)を形成する。そして、この状態からシール部材124’,124’同士を当接させるべく、図13(b)中、矢印Y1,Y2方向に止水扉20A,20B同士が近づくように操作すると、図13(c)に示すように、真ん中のヒンジ部52が揺動部52aを中心として前方へ突出するように揺動し、これによって、シール部材124’,124’同士が止水可能に当接する。
ここで、止水扉20A,20Bの端部同士の上端部には、図13(d)に示すように、突出部132a,132aがそれぞれ設けられており、この突出部132a,132aに形成された挿通孔132b,132bに対して略L字形のカンヌキ132cを挿し通すことにより、止水扉20A,20Bの端部同士が開かないように固定することができるようになっている。
なお、壁面W2に対する止水扉20Bの締結構造として、図14(a)(b)に示すような構造を採ることができる。すなわち、壁面W2の内側に薄板状の金属プレート117を介して支持部材181を固定し、この上面に締結部材60’を設けて、掛金アーム61’の先端に設けられた掛金部61a’を止水扉20B側に設けたフック部材119aに係止させるように構成してもよい。
以上のような変形例の止水装置によれば、第1の位置となる壁面W1側に収容された状態で、止水扉20Bの内側に止水扉20Aが位置するように折り疊まれているので、手前側にある止水扉20Bをそのまま引き出して、止水扉20A,20Bを揺動させ、止水扉20Aを第2の位置に位置決めしつつ止水扉20Bを壁面W2側に係止することで止水扉20A,20Bを設置することができる。
この止水装置では、例えば、第1の位置において、出入口に面している止水扉20Bの内側面に、揺動操作を行うための把持部を設けてもよい。このような把持部の設けられる止水扉20の内側面は、第2の位置に設置された状態では、止水扉20Bの後面側に位置することとなるため、把持部を設けつつも、これが止水扉20Bの前面に露出しない構造とすることができる。
なお、前記実施形態では、支持手段10Aを出入口の前後方向における前側に設けたが、これに限られることはなく、図15各図に示すように、出入口の後側(後カバー42側)に設けてもよい。
この場合においても、壁面W1側に折り畳まれた状態で、手前側に止水扉20Bが配置されることとなり、展開時には、この止水扉20Bをそのまま手で引き出して揺動させることにより、図15(a)〜(c)に示すように、床面F上に止水扉20Bおよび止水扉20Aを展開させることができる。そして、図15(d)に示すように、止水扉20Bを壁面W2に係止させて設置することができる。
ここで、止水扉20Aは、第2の位置に揺動して初めて、前記したように床面Fに当接することとなるので、第2の位置に止水扉20A,20Bが揺動する直前まで止水扉20A,20Bは、浮き代S2(図5(b)参照)を有して支持部材13の上面13aに支持されることとなり、これによって、スムーズな展開が実現される。
なお、この止水装置では、図15(e)に示すように、壁面W1と止水扉20Aの基端側縦材22との間にシール部材55を介在させて、止水効果を図ることが望ましい。
なお、前記各実施形態においては、支持部材13の前部側を略V字形に切り欠くことで設けた切欠部132によって、扉ブラケット25が第1の位置にあるときよりも下方に移動するように構成したが、これに限られることはなく、例えば、支持部材13の上面13aが第2の位置に近づくにしたがって、階段状に低くなるように構成してもよく、また、第2の位置に向けて下り傾斜状の傾斜面を形成してもよい。
また、止水装置は、全体的にアルミニウム合金を用いて製造することができるが、ステンレス材や樹脂材を用いて製造することも可能である。
10A,10B 支持手段
13 支持部材
13a 上面
20A 止水扉
20B 止水扉
21 扉体
24,25 扉ブラケット
26 支持片
28 取付部材
28a 係合片
30 係止部材
40 カバー
50 ヒンジ部
50A ヒンジ手段
51〜53 ヒンジ部
51a 揺動部
60 締結部材
132 切欠部
F 床面
W1 壁面
W2 壁面

Claims (6)

  1. 床面と左右の壁面とを有する出入口に設置される止水装置であって、
    少なくとも一方の前記壁面に設けられた支持手段と、
    前記支持手段に支持された止水扉と、を備え、
    前記支持手段は、支軸と、この支軸周りに設けられ、前記床面に対して前記止水扉の荷重がかからないように支持する支持部と、を有しており、
    前記止水扉は、
    前記壁面に沿うようにして配置される第1の位置にあるときに前記支持部に支持され、
    前記出入口を止水する第2の位置に達したときに、前記支持部に支持される支持領域から外れて前記第1の位置にあるときよりも下方に移動した状態となって、前記出入口を止水することを特徴とする止水装置。
  2. 前記支持手段は、一方の前記壁面に設けられており、
    前記止水扉は、一方の前記壁面から前記出入口を止水可能に他方の前記壁面に係止されることを特徴とする請求項1に記載の止水装置。
  3. 前記支持手段は、左右の前記壁面にそれぞれ設けられているとともに、前記止水扉は、前記各支持手段にそれぞれ支持されており、
    さらに、前記止水扉同士は、前記第2の位置にある状態で相互に連結されることを特徴とする請求項1に記載の止水装置。
  4. 前記止水扉は、ヒンジ部を介して折畳み展開可能に設けられた複数の扉体を含んで構成されていることを特徴とする請求項3に記載の止水装置。
  5. 前記止水扉は、前記第2の位置にあるときに、前記出入口の外側へ向けて平面視で略く字状に突出していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の止水装置。
  6. 前記止水扉は、アルミニウム合金製の中空押出形材を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の止水装置。
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