JP2012030161A - 自動車用耐融雪剤性複合塗膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂成形品11上に形成された艶消しベースコート層12と、該艶消しベースコート層12上に形成されたインジウム、スズ、またはこれらの合金からなる金属薄膜層13と、該金属薄膜層13上に形成されたクリアトップコート層14とを備えた自動車用耐融雪剤性複合塗膜10において、前記艶消しベースコート層は12、ベースコート用樹脂と、該ベースコート用樹脂100質量部に対して、艶消し剤粒子として2.5〜36.0質量部のアクリル架橋粒子および/または2.5〜28.0質量部のウレタン架橋粒子(ただし、アクリル架橋粒子とウレタン架橋粒子の合計を36.0質量部以下とする。)とを含有することを特徴とする自動車用耐融雪剤性複合塗膜10。
【選択図】図1
Description
近年、ラジエターグリル、バンパー等には、各種センサーの電波を透過できること(電波透過性)が求められている。そのため、金属薄膜層には、電波を透過しやすい不連続膜を形成できるインジウム、スズ、またはこれらの合金が使用される場合が多い。
例えば特許文献1には、合成樹脂成形品本体の上に、無機系艶消し剤としてシリカ等を混合したベースコート層を設け、該ベースコート層上にメタル層を設け、該メタル層上にトップコート層を設けた合成樹脂成形品が開示されている。該合成樹脂成形品によれば、ベースコート層に無機系艶消し剤を混合することで、防眩効果を得ている。
また、艶消し剤としては、上述した無機系艶消し剤の他にも、ポリオレフィン等の有機系艶消し剤が用いられている。
また、有機系艶消し剤であるポリオレフィンは柔らかく変形しやすい。そのため、トップコート層に亀裂や傷が生じた場合、その破損部分から浸入した融雪剤がポリオレフィンの表面を伝ってベースコート層に浸透しやすく、シリカの場合と同様な問題があった。
また、前記艶消し剤粒子の平均粒子径が3〜20μmであることが好ましい。
この例の複合塗膜10は、合成樹脂成形品11上に形成された艶消しベースコート層12と、該艶消しベースコート層12上に形成された金属薄膜層13と、該金属薄膜層13上に形成されたクリアトップコート層14とを備えて構成される。
なお、図1においては、説明の便宜上、寸法比などは実際のものと異なったものである。
艶消しベースコート層12は、ベースコート用樹脂と、艶消し剤粒子としてアクリル架橋粒子および/またはウレタン架橋粒子とを含有する。
ベースコート用樹脂としては、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂等の硬化性樹脂が好ましい。硬化性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。これらの中でもウレタン樹脂が好ましい。
これら硬化性樹脂は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
主剤としては、例えば日立化成工業株式会社製のアクリルポリオール「ヒタロイド3469」;日立化成工業株式会社製のポリエステルポリオール「エスペル1692」;日立化成工業株式会社製のアルキッド樹脂「フタルキッド235−50」等が好適である。
一方、硬化剤としてはジフェニルメタンジイソシアネート化合物、トリレンジイソシアネート化合物、キシレンジイソシアネート化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート化合物等が挙げられる。市販品としては、例えば住化バイエルウレタン株式会社製のヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体「デスモジュールN3300」;旭化成ケミカルズ株式会社製のヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット体「デュラネート24A−100」等が好適である。
さらに、アクリル架橋粒子やウレタン架橋粒子は硬く、熱や応力によって溶融したり変形したりしにくい。そのため、粒子表面を伝って融雪剤が艶消しベースコート層12に浸入したとしても、溶融したり変形したりしやすいポリオレフィンに比べて、融雪剤は金属薄膜層13にまで浸透しにくい。
特に、複合塗膜10の耐融雪剤性が向上する点で、艶消し剤粒子としてはアクリル架橋粒子が好ましい。これは、アクリル架橋粒子がウレタン架橋粒子に比べて加水分解されにくいためであると考えられる。その結果、複合塗膜10の耐融雪剤性が向上するものと考えられる。
しかし、本発明においては、艶消し剤粒子として架橋型のアクリル粒子(アクリル架橋粒子)やウレタン粒子(ウレタン架橋粒子)を用いるので、熱による影響を受けにくく、融雪剤が艶消しベースコート層に浸透しにくい。そのため、金属薄膜層は融雪剤による影響を受けにくい。
まず、架橋剤の存在下で(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単独重合または共重合させて、架橋アクリル樹脂を製造する。
ついで、架橋アクリル樹脂を粉砕機で粉砕し、得られた粉砕物を所望の粒子径になるまで分級し、アクリル架橋粒子を得る。
また、重合の際には、これらのアクリルモノマーと共重合可能なモノマーを共重合させてもよい。共重合可能なモノマーとしては、マレイン酸、フタル酸、イタコン酸、酢酸ビニル、スチレン等が挙げられる。
なお、本発明において、「(メタ)アクリレート」とは、メタクリレートとアクリレートの両方を示すものとする。また、「(メタ)アクリル酸」とは、メタクリル酸とアクリル酸の両方を示すものとする。
2官能の単量体としては、例えばアリル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、3−メチル−1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジ(メタ)アクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールヒドロキシピバレートジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ジメチロールジシクロペンタンジアクリレート、ヘキサメチレンジアクリレートなどが挙げられる。
3官能以上の単量体としては、例えばトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレートなどが挙げられる。
まず、架橋剤の存在下で、アクリルポリオールやポリエステルポリオールなどの主剤と、イソシアネート化合物などの硬化剤を反応させて、架橋型ウレタン樹脂を製造する。
ついで、架橋ウレタン樹脂を粉砕機で粉砕し、得られた粉砕物を所望の粒子径になるまで分級し、ウレタン架橋粒子を得る。
また、架橋剤としては、アクリル架橋粒子の説明において先に例示した架橋剤が挙げられる。
ここで「平均粒子径」とはメジアン径のことであり、具体的にはレーザー回折・散乱法により、例えば日機装株式会社製の「マイクロトラックHRA」を用いて測定された「平均粒子径」である。
合計割合の下限値については特に制限されないが、ベースコート用樹脂100質量部に対して2.5質量部以上が好ましい。合計割合が2.5質量部以上であれば、十分な艶消し効果が得られる。
その他添加剤としては、表面調整剤、消泡剤、可塑剤、帯電防止剤等が挙げられる。
金属薄膜層13はインジウム、スズ、またはこれらの合金からなる不連続膜である。
金属薄膜層13が不連続膜であることにより、複合塗膜10は、各種センサーの電波を透過できる。
また、金属薄膜層13が不連続膜であるため、後述するクリアトップコート層14は金属薄膜層13のみならず、艶消しベースコート層12とも接することになる。従って、複合塗膜10全体としての付着性は、金属薄膜層13とクリアトップコート層14との付着性、および艶消しベースコート層12とクリアトップコート層14との付着性の両方に依存する。よって、金属薄膜層13が不連続膜であることにより、複合塗膜10の付着性が向上する。
金属薄膜層13の厚さは、5〜150nmが好ましく、30〜100nmがより好ましい。厚さが5nm以上であれば、金属外観が良好となる。一方、厚さが150nm以下であれば、白ボケが抑制され、良好な金属外観が得られる。
クリアトップコート層14は、トップコート用樹脂と必要に応じて添加剤とを含有する。
トップコート用樹脂としては、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂等の硬化性樹脂が好ましい。硬化性樹脂としては、艶消しベースコート層の説明において先に例示した硬化性樹脂が挙げられる。
本発明の複合塗膜10は、合成樹脂成形品11上に艶消しベースコート層12、金属薄膜層13、クリアトップコート層14を順次形成することで得られる。
合成樹脂成形品11としては、自動車のラジエターグリル、バンパー、ホイールキャップ、サイドモール等の自動車外装部品などが挙げられる。
また、合成樹脂成形品11の材料としては、自動車外装部品に用いられる樹脂であれば特に制限されないが、例えばポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ナイロン樹脂等が挙げられる。
まず、合成樹脂成形品11上に艶消しベースコート層12を形成する。艶消しベースコート層12は、上述したベースコート用樹脂と、艶消し剤粒子としてアクリル架橋粒子および/またはウレタン架橋粒子と、必要に応じてその他添加剤とを混合してベースコート用塗料を調製し、該ベースコート用塗料を合成樹脂成形品11上に塗布し、乾燥することで形成できる。
ベースコート用塗料は、必要に応じて溶剤によって濃度を調整して用いてもよい。溶剤としては、例えばトルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサンなどの炭化水素系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸エチレングリコールモノメチルエーテルなどのエステル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトンなどのケトン系溶剤が挙げられる。これら溶剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、乾燥方法としては、ベースコート用樹脂の種類により、加熱法、光照射法などを適宜選択して用いることができるが、加熱法が特に適している。加熱法の場合、60〜100℃で、30〜360分間加熱するのが好ましい。
ついで、金属薄膜層13上にクリアトップコート層14を形成し、複合塗膜10を得る。クリアトップコート層14は、上述したトップコート用樹脂と、必要に応じて添加剤とを混合してトップコート用塗料を調製し、該トップコート用塗料を金属薄膜層13上に塗布し、乾燥することで形成できる。
トップコート用塗料は、必要に応じて溶剤によって濃度を調整して用いてもよい。溶剤としては、ベースコート用塗料の説明において先に例示した溶剤が挙げられる。
また、トップコート用塗料の塗布方法、および乾燥方法としては、ベースコート用塗料の塗布方法および乾燥方法と同様である。
2液のアクリルウレタン系塗料主剤(藤倉化成株式会社製、「レクラック#110」)と、硬化剤(藤倉化成株式会社製、「レクラック#110硬化剤」)と、溶剤としてシンナー(藤倉化成株式会社製、「レクラック#702シンナー」)とを、質量比(主剤/硬化剤/シンナー)が15/1/10となるように混合し、トップコート用塗料を調製した。
ベースコート用樹脂の主剤としてアクリルポリオール(日立化成工業株式会社製、「ヒタロイド3469」、水酸基価(OHV)=100mgKOH/g)74.1質量部、および硬化剤としてヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット体(旭化成ケミカルズ株式会社製、「デュラネート24A−100」、NCOの質量割合=23.5%)25.9質量部と、艶消し剤粒子としてアクリル架橋粒子D(東洋紡績株式会社製、「タフチックFH−S005」、平均粒子径=5μm)2.5質量部と、その他添加剤として表面調整剤(楠本化成株式会社製、「ディスパロン1970」)2.5質量部と、溶剤として酢酸エチル50質量部、メチルエチルケトン40質量部、および酢酸ブチル100質量部とを混合し、ベースコート用塗料を調製した。
ついで、真空蒸着装置(株式会社アルバック製、「EX−200」)を用い、艶消しベースコート層上にインジウムの金属材料を真空蒸着することにより、金属薄膜層(インジウム薄膜層)を形成した。インジウム薄膜層の厚さは60nmであった。
ついで、インジウム薄膜層上に、先に調製したトップコート用塗料を、硬化後の厚さが25μmになるように、スプレーガンでスプレー塗装し、80℃で60分間乾燥して溶剤を除去すると共に硬化させ、クリアトップコート層を形成し、複合塗膜を得た。
(付着性の評価)
複合塗膜のクリアトップコート層上に、1mm幅で5×5の碁盤目状にカッターで切れ目を入れ、碁盤目状の部分にテープを貼着し剥がす操作を実施し、以下の評価基準にて評価した。なお、テープとしては、セロハンテープを使用した。結果を表1に示す。
○:碁盤目の残存数が25個。
△:碁盤目の残存数が10〜24個。
×:碁盤目の残存数が9個以下。
複合塗膜の外観を目視にて観察し、以下の評価基準にて評価した。結果を表1に示す。
○:艶消し感および透明感を有し、ざらつき感が感じられない。
△:艶消し感はあるが、透明感にやや劣る、またはざらつき感が感じられる。
×:艶消し感がない。
融雪剤として、水、塩化カルシウム、塩酸の混合溶液(質量比:水/塩化カルシウム/塩酸=1000/70/30)を用いた。
JIS K 5600−5−3に準じ、デュポン式衝撃試験機を用い、高さ50cmの位置から複合塗膜におもり(質量:500g)を衝突させた。
おもりを衝突させた後の複合塗膜を融雪剤に55℃×120時間浸漬させた。浸漬後の複合塗膜の外観を目視にて観察し、以下の評価基準にて評価した。結果を表1に示す。
○:金属の変質による透明化が確認されない。
△:部分的に金属の変質による透明化が確認されたが僅かであり、実用上問題はない。
×:全体的に金属の変質による透明化が確認された。
融雪剤への浸漬条件を55℃×200時間に変更した以外は、評価1と同様にして耐融雪剤性の評価を行った。結果を表1に示す。
表1、2に示す組成に従ってベースコート用塗料を調製した以外は、実施例1と同様にして複合塗膜を製造し、各評価を行った。結果を表1、2に示す。
・アクリルポリオール:日立化成工業株式会社製の「ヒタロイド3469」、水酸基価(OHV)=100mgKOH/g。
・アルキッド樹脂:日立化成工業株式会社製の「フタルキッド235−50」、OHV=110mgKOH/g。
・ポリエステルポリオール:日立化成工業株式会社製の「エスペル1692」、OHV=65mgKOH/g。
・HMDIイソシアヌレート:住化バイエルウレタン株式会社製の「デスモジュールN3300」(ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体)、NCOの質量割合=21.8%。
・HMDIビウレット:旭化成ケミカルズ株式会社製の「デュラネート24A−100」
(ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット体)、NCOの質量割合=23.5%。
・アクリル架橋粒子A:東洋紡績株式会社製の「タフチックFH−S020」、平均粒子径=20μm。
・アクリル架橋粒子B:東洋紡績株式会社製の「タフチックFH−S015」、平均粒子径=15μm。
・アクリル架橋粒子C:東洋紡績株式会社製の「タフチックFH−S010」、平均粒子径=10μm。
・アクリル架橋粒子D:東洋紡績株式会社製の「タフチックFH−S005」、平均粒子径=5μm。
・アクリル架橋粒子E:東洋紡績株式会社製の「タフチックF−200」、平均粒子径=3μm。
・アクリル架橋粒子F:東洋紡績株式会社製の「タフチックFH−S050」、平均粒子径=50μm。
・ウレタン架橋粒子A:大日精化工業株式会社製の「ダイプラコートRHU5150」、平均粒子径=15μm。
・ウレタン架橋粒子B:大日精化工業株式会社製の「ダイプラコートRHU5070」、平均粒子径=7μm。
・PP粒子:ビックケミー・ジャパン株式会社製の「CERAFLOUR970」(ポリプロピレン粒子)、平均粒子径=9μm。
・PTFE粒子:ビックケミー・ジャパン株式会社製の「CERAFLOUR980」(ポリテトラフルオロエチレン粒子)、平均粒子径=3μm。
・PE粒子:ビックケミー・ジャパン株式会社製の「CERAFLOUR991」(ポリエチレン粒子)、平均粒子径=5μm。
・シリカ粒子:水澤化学工業株式会社製の「ミズカシルP−78F」、平均粒子径=12μm。
・表面調整剤:楠本化成株式会社製の「ディスパロン1970」
特に、艶消し剤粒子としてアクリル架橋粒子を用いた実施例1〜7、11は、耐融雪剤性の結果が良好であった。その中でも特に、ベースコート用樹脂100質量部に対するアクリル架橋粒子の割合が2.5〜28.0質量部である実施例1〜6、11で得られた複合塗膜は、耐融雪剤性を長期にわたって持続できた。ただし、平均粒子径が50μmのアクリル架橋粒子Fを用いた実施例11で得られた複合塗膜は、艶消し感を有してはいたものの、ざらつき感が感じられた。
また、アクリル架橋粒子やウレタン架橋粒子の割合が多い比較例5、6で得られた複合塗膜は、付着性に優れ、艶消し感は有するものの、耐融雪剤性に劣っていた。
Claims (2)
- 合成樹脂成形品上に形成された艶消しベースコート層と、該艶消しベースコート層上に形成されたインジウム、スズ、またはこれらの合金からなる金属薄膜層と、該金属薄膜層上に形成されたクリアトップコート層とを備えた自動車用耐融雪剤性複合塗膜において、
前記艶消しベースコート層は、ベースコート用樹脂と、該ベースコート用樹脂100質量部に対して、艶消し剤粒子として2.5〜36.0質量部のアクリル架橋粒子および/または2.5〜28.0質量部のウレタン架橋粒子(ただし、アクリル架橋粒子とウレタン架橋粒子の合計を36.0質量部以下とする。)とを含有することを特徴とする自動車用耐融雪剤性複合塗膜。 - 前記艶消し剤粒子の平均粒子径が3〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用耐融雪剤性複合塗膜。
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