JP2012028789A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】活性領域を分離するための素子分離領域を含む回路部と、マーク部とを基板に有する半導体装置であって、該マーク部に形成された素子分離溝と、該素子分離溝内に形成された素子分離絶縁膜と、該素子分離絶縁膜の表面の少なくとも一部を覆うエッチングストッパー膜と、該基板の全面に形成された層間絶縁膜と、該層間絶縁膜の表面から該基板の表面まで達するコンタクトホールと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図43は、従来の半導体装置の回路部を説明するための断面図である。また、図44は従来の半導体装置のマーク部を説明するための図である。
図43は、コンタクトホールが活性領域を踏み外して開口された場合の半導体装置の回路部を示している。
図43において、101はシリコン基板、102は素子分離絶縁膜、103はゲート絶縁膜、104は第1配線層(ゲート電極)、104aはポリシリコン膜、104bはタングステン膜、105は絶縁膜、106は低濃度拡散層(n−低濃度層)、107はサイドウォール、108は高濃度拡散層(n+高濃度層)、109は層間絶縁膜、120はコンタクトホール、121はコンタクト(コンタクトプラグ)、121aはバリアメタル、121bはタングステンプラグ、122は第2配線層、122aはバリアメタル、122bはタングステン膜を示している。
従来、マーク部に形成された素子分離絶縁膜102を、レジストパターン123の重ね合わせ検査マークとして用いていた。
この場合、素子分離絶縁膜102と高濃度拡散層108の境界に、ドライエッチング時のプラズマダメージが残存してしまい、リーク電流が増大するという問題があった。さらに、素子分離絶縁膜102が高濃度拡散層108よりも深くスリット状にエッチングされた場合には、リーク電流が一層増大するという問題があった。
また、上述のように形成されたコンタクトホール120内に、バリアメタル121aをスパッタ法により成膜しても、バリアメタル121aを均一に形成することができなかった。さらに、バリアメタル121a上にタングステンプラグ121bをカバレージよく形成できず、素子分離絶縁膜102と高濃度拡散層108の境界にシームAが形成される問題があった。この場合、コンタクト抵抗が増大し、またプラグの信頼性が低下してしまう問題があった。
上述のように、素子分離絶縁膜102の位置を誤測定してしまうと、回路要素を精度良く形成することができないという問題があった。例えば、図44に示す場合には、ポリシリコン膜104a内にN型ドーパントを正確に注入できないという問題があった。ポリシリコン膜104a内にP型ドーパントを注入する場合も同様である。従って、ポリシリコン膜104aの所定部分に、N型ドーパントとP型ドーパントが両方注入されたり、あるいは何れのドーパントも注入されなかったりする問題があった。これにより、ゲート電極104の抵抗が増大し、デバイス不良が発生する可能性があった。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略することがある。
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置の回路部を説明するための断面図である。図2は、本実施の形態1による半導体装置のマーク部を説明するための断面図である。
105はハードマスクとしての絶縁膜であり、例えば膜厚が100nmのシリコン窒化膜である。106はエクステンションの低濃度拡散層(n-低濃度層)であり、例えば砒素が30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入されたものである。107はサイドウォールであり、例えば膜厚が50nmのシリコン窒化膜である。108は高濃度拡散層(n+高濃度層)であり、例えば砒素が50keV、5E15cm-2、7度で基板101内に注入されたものである。109は層間絶縁膜であり、例えば膜厚が700nmのHDP酸化膜である。
120は例えばボトム径が0.1μmのコンタクトホールであり、121はコンタクトホール120内に形成されたコンタクト(コンタクトプラグ)である。コンタクト121は、TiN/Ti=20nm/20nmからなるバリアメタル121aと、タングステンプラグ121bとを有する。122は第2配線層である。第2配線層122は、TiN/Ti=20/20nmからなるバリアメタル122aと、膜厚が100nmのタングステン膜122bとが積層されたものである。
先ず、図3に示すように、基板101に熱酸化膜131を例えば膜厚30nmで形成する。次に、熱酸化膜131上にシリコン窒化膜132を例えば膜厚150nmで形成する。そして、活性領域を覆うレジストパターン(図示省略)をシリコン窒化膜132上に形成し、この形成されたレジストパターンをマスクとして、シリコン窒化膜132および熱酸化膜131をドライエッチングする。さらに、エッチングされたシリコン窒化膜132および熱酸化膜131をマスクとして、基板101をドライエッチングする。これにより、基板101内に、例えば深さ300nmの素子分離溝101aが形成される。
次に、素子分離溝101a内に、素子分離絶縁膜102として例えばHDP酸化膜を膜厚500nmで堆積して、CMP研磨を行う。
そして、トレンチ分離段差を低減するため、素子分離絶縁膜102を例えば膜厚150nmだけウェットエッチングする。
次に、レジストパターン133を除去する。そして、ゲート絶縁膜103として、例えばシリコン酸窒化膜(SiON)を膜厚3nmで形成する。さらに、ゲート絶縁膜103上に、ノンドープトポリシリコン膜104aを膜厚100nmで形成する。
次に、ポリシリコン膜104a上にレジスト膜を形成し、このレジスト膜に対してパターン露光を行う。これにより、ポリシリコン膜104a上に、当該ポリシリコン膜104a内にN型ドーパントを注入するためのマスクであるレジストパターン123が形成される。
また、図6に示すように、レジストパターン123は、マーク部にも同時に形成される。
なお、マーク部のレジストパターン123は、回路部に形成されたレジストパターン123の最小ルールに近い寸法でパターニングする。これにより、露光装置(図示省略)におけるレンズの収差の影響を抑えることができ、重ね合わせ検査の精度を向上させることができる。
これと同様にして、P型領域のポリシリコン膜104a内に、P型ドーパントとして例えばボロン(BF2+)を3keV、5E15cm-2で注入する。
続いて、低濃度拡散層(n−低濃度層)106を、例えば砒素(As+)を30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入することにより形成する。そして、例えばシリコン窒化膜を膜厚50nmで基板全面に形成し、エッチバックする。これにより、ゲート電極104の側面にサイドウォール107が形成される。さらに、サイドウォール107をマスクとして例えば砒素を50keV、5E15cm-2で基板101内に注入することにより、低濃度拡散層106よりも不純物濃度が高い高濃度拡散層(n+高濃度層)108を形成する。
次に、層間絶縁膜109として例えばHDP酸化膜を膜厚1000nmで形成して、層間絶縁膜109を300nmCMP研磨する。そして、層間絶縁膜109上に、レジストパターン134を形成する。
続いて、レジストパターン134をマスクとして、エッチングストッパー膜110に対して高い選択比を有するエッチング(メインエッチング)条件で、層間絶縁膜109をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜109の表面における口径が0.2μmであり、当該表面からエッチングストッパー膜110表面まで達するコンタクトホール120が形成される。ここで、エッチングストッパー膜110に対して高い選択比を有する条件、すなわちシリコン窒化膜に対して高い選択比を有する条件でエッチングするため、深さが異なる複数のコンタクトホールを同時に形成する場合でも、基板101の活性領域にエッチングダメージを与えない。
さらに、エッチングストッパー膜110を、素子分離絶縁膜102および基板101に対して高い選択比を有するエッチング(オーバーエッチング)条件でエッチングする。これにより、層間絶縁膜109表面から基板101表面まで達するコンタクトホール120が形成される。ここで、膜厚が比較的薄く且つ均一なエッチングストッパー膜110は短時間で除去できるため、基板101に与えるエッチングダメージを低減することができる。すなわち、2ステップでコンタクトホール120を形成することにより、基板101および素子分離絶縁膜102へのエッチングダメージを低減することができる。また、高濃度拡散層108と素子分離絶縁膜102の境界部にエッチングストッパー膜110を形成することにより、素子分離絶縁膜102のエッジ部分がエッチングされることを防止することができる。
また、コンタクトホール120を形成する際に、上記境界部分の素子分離絶縁膜102、すなわち素子分離絶縁膜102のエッジ部分をスリット状にエッチングすることがないため、コンタクトホール120の底部の形状を改善することができる。従って、コンタクトホール120内にバリアメタル121aおよびタングステンプラグ121bをカバレッジ良く成膜することができ、信頼性の高い良好なコンタクト121を形成することができる。
従って、フォトマスクの位置合わせ検査を精度良く行うことができる。このため、レジストパターンを精度良く形成することができる(後述する実施の形態2〜5についても同様)。よって、例えばレジストパターン123を精度良く形成することができ、ポリシリコン膜104aにおけるN型領域とP型領域の重なりや、注入位置のズレを防止することができる。
上述の実施の形態1では、活性領域の基板の表面と、素子分離絶縁膜の表面とが同じ高さとなるように素子分離絶縁膜を形成し、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜を形成した。
本実施の形態2では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面を活性領域の基板よりも落ち込ませて、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にエッチングストッパー膜を形成した。
図9及び図10において、図1又は図2と同一の符号は同様の部分を示しているため、その説明を簡略化ないし省略する。
また、図10に示すように、回路部と同様に、マーク部においても素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜111を形成した。マーク部に形成されたエッチングストッパー膜111は、回路部のレジストパターン123と下地レイヤの重ね合わせを検査するための重ね合わせ検査マークとして用いられる(後述)。
先ず、図11に示すように、基板101に熱酸化膜131を例えば膜厚30nmで形成する。次に、熱酸化膜131上にシリコン窒化膜132を例えば膜厚150nmで形成する。そして、活性領域を覆うレジストパターン(図示省略)をシリコン窒化膜132上に形成し、この形成されたレジストパターンをマスクとして、シリコン窒化膜132および熱酸化膜131をドライエッチングする。さらに、エッチングされたシリコン窒化膜132および熱酸化膜131をマスクとして、基板101をドライエッチングする。これにより、基板101内に、例えば深さ300nmの素子分離溝101aが形成される。
次に、素子分離溝101a内に、素子分離絶縁膜102として例えばHDP酸化膜を膜厚500nmで堆積して、CMP研磨を行う。
そして、素子分離絶縁膜102を例えば膜厚200nmだけウェットエッチングする。
次に、レジストパターン135を除去する。そして、ゲート絶縁膜103として、例えばシリコン酸窒化膜(SiON)を膜厚3nmで形成する。さらに、ゲート絶縁膜103上に、ノンドープトポリシリコン膜104aを膜厚100nmで形成する。
次に、ポリシリコン膜104a上に、当該ポリシリコン膜104a内にN型ドーパントを注入するためのマスクであるレジストパターン123を形成する。
また、図14に示すように、レジストパターン123は、マーク部にも同時に形成される。
なお、マーク部のレジストパターン123は、回路部に形成されたレジストパターン123の最小ルールに近い寸法でパターニングする。これにより、露光装置におけるレンズの収差の影響を抑えることができ、重ね合わせ検査の精度を向上させることができる。
続いて、絶縁膜105をパターニングして、パターニングされた絶縁膜105をマスクとして、タングステン膜104bおよびポリシリコン膜104aをドライエッチングする。これにより、ゲート電極104が形成される。
続いて、低濃度拡散層(n−低濃度層)106を、例えば砒素(As+)を30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入することにより形成する。そして、例えばシリコン窒化膜を膜厚50nmで基板全面に形成し、エッチバックする。これにより、ゲート電極104の側面にサイドウォール107が形成される。さらに、サイドウォール107をマスクとして例えば砒素を50keV、5E15cm-2で基板101内に注入することにより、低濃度拡散層106よりも不純物濃度が高い高濃度拡散層(n+高濃度層)108を形成する。
次に、層間絶縁膜109として例えばHDP酸化膜を膜厚1000nmで形成して、層間絶縁膜109を300nmCMP研磨する。そして、層間絶縁膜109上に、レジストパターン134を形成する。
さらに、基板101上のエッチングストッパー膜111を、素子分離絶縁膜102および基板101(高濃度拡散層108)に対して高い選択比を有するエッチング(オーバーエッチング)条件でエッチングする。これにより、層間絶縁膜109表面から基板101表面まで達するコンタクトホール120が形成される。ここで、均一で膜厚が比較的薄いエッチングストッパー膜111は、短時間で除去できる。すなわち、2ステップでコンタクトホール120を形成することにより、基板101および素子分離絶縁膜102へのエッチングダメージを低減することができる。また、高濃度拡散層108と素子分離絶縁膜102の境界部にエッチングストッパー膜111を形成することにより、素子分離絶縁膜102のエッジ部分がエッチングされることを防止することができる。
また、コンタクトホール120を形成する際に、上記境界部分の素子分離絶縁膜102、すなわち素子分離絶縁膜102のエッジ部分をスリット状にエッチングすることがないため、コンタクトホール120の底部の形状を改善することができる。従って、コンタクトホール120内にバリアメタル121aおよびタングステンプラグ121bをカバレッジ良く成膜することができ、信頼性の高い良好なコンタクト121を形成することができる。
上述の実施の形態2では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面を活性領域よりも落ち込ませて、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にエッチングストッパー膜をパターニングにより形成した。
本実施の形態3では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面を活性領域よりも落ち込ませて、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にのみエッチングストッパー膜を自己整合的に形成した。さらに、本実施の形態3では、高濃度拡散層の上層に、シリサイド層を形成した。
図17及び図18において、図9又は図10と同一の符号は同様の部分を示しているため、その説明を簡略化ないし省略する。
また、図18に示すように、回路部と同様に、マーク部においても素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜112を形成した。マーク部に形成されたエッチングストッパー膜112は、レジストパターン123と下地レイヤの重ね合わせを検査するための重ね合わせ検査マークとして用いられる(後述)。
これにより、実施の形態2と同様の効果が得られる。
先ず、図19に示す工程を行う。図19に示す工程は、実施の形態2における図11に示す工程と同一であるため、説明を省略する。
そして、ゲート絶縁膜103として、例えばシリコン酸窒化膜(SiON)を膜厚3nmで形成する。次に、ゲート絶縁膜103上に、ノンドープトポリシリコン膜104aを膜厚100nmで形成する。
そして、実施の形態1と同様の方法で、ポリシリコン膜104a内に、N型およびP型ドーパントを注入する。
次に、ポリシリコン膜104a上に、タングステン膜104bを膜厚100nmで形成する。さらに、タングステン膜104b上に、絶縁膜(シリコン窒化膜)105を膜厚100nmで形成する。
次に、絶縁膜105をパターニングして、パターニングされた絶縁膜105をマスクとしてタングステン膜104bおよびポリシリコン膜104aをドライエッチングする。続いて、例えば砒素(As+)を30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入することにより、低濃度拡散層(n−低濃度層)106を形成する。
そして、例えばシリコン窒化膜を膜厚50nmで基板全面に形成し、エッチバックする。これにより、ゲート電極104の側面にサイドウォール107が形成されるとともに、素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うエッチングストッパー膜112が自己整合的に形成される。
そして、基板全面に、シリコン酸化膜からなるシリサイドプロテクション膜136を形成する。
次に、シリサイドプロテクション膜136上に、当該シリサイドプロテクション膜136をパターニングするためのマスクであるレジストパターン(124)を形成する。ここで、レジストパターン(124)は、シリサイドを形成する部分が開口されたものである。
また、図22に示すように、レジストパターン124は、マーク部にも同時に形成される。
上記レジストパターン124を形成した後、マーク部のエッチングストッパー膜112を重ね合わせ検査マークとして、レジストパターン124と下地レイヤの重ね合わせ検査を行う。この重ね合わせ検査において、検査マーク(エッチングストッパー膜112)の位置を精度良く計測することができる。従って、レジストパターン124の重ね合わせ検査を精度良く行うことができる。
なお、マーク部のレジストパターン124は、回路部に形成されたレジストパターン(124)の最小ルールに近い寸法、例えば最小寸法〜最小寸法の2倍程度の寸法、でパターニングする。これにより、レンズの収差、すなわち露光装置間差による収差の影響を抑えることができ、重ね合わせ検査の精度を向上させることができる。
そして、層間絶縁膜109として例えばHDP酸化膜を膜厚1000nmで形成して、層間絶縁膜109を300nmCMP研磨する。そして、層間絶縁膜109上に、レジストパターン134を形成する。さらに、レジストパターン134をマスクとして、高濃度拡散層108およびエッチングストッパー膜112に対して高い選択比を有するエッチング条件で、層間絶縁膜109をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜109の表面における口径が0.2μmであり、当該表面から基板101表面まで達するコンタクトホール120が形成される。
また、コンタクトホール120を形成する際に、上記境界部分の素子分離絶縁膜102、すなわち素子分離絶縁膜102のエッジ部分をスリット状にエッチングすることがないため、コンタクトホール120の底部の形状を改善することができる。従って、コンタクトホール120内にバリアメタル121aおよびタングステンプラグ121bをカバレッジ良く成膜することができ、信頼性の高い良好なコンタクト121を形成することができる。
本実施の形態3による半導体装置との相違点は、シリサイド層125を形成した後に、基板全面にシリコン窒化膜126を例えば膜厚300nmで形成したことである。
本変形例のように、シリコン窒化膜126を形成することによって、コンタクトホール120の重ね合わせがサイドウォール幅よりも大きくずれた場合でも、コンタクトホール120の形状がスリット状にならず、良好なコンタクトホール120を形成することができる。
上述の実施の形態1では、活性領域の基板の表面と、素子分離絶縁膜の表面とが同じ高さとなるように素子分離絶縁膜を形成し、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜を形成した。
本実施の形態4では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面が活性領域の基板よりも高くなるようにして、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にエッチングストッパー膜を形成した。
図26及び図27において、図1又は図2と同一の符号は同様の部分を示しているため、その説明を簡略化ないし省略する。
また、図27に示すように、回路部と同様に、マーク部においても素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜113を形成した。マーク部に形成されたエッチングストッパー膜113は、レジストパターン123と下地レイヤの重ね合わせを検査するための重ね合わせ検査マークとして用いられる(後述)。
そして、素子分離絶縁膜102を例えば膜厚50nmだけウェットエッチングする。
次に、レジストパターン137を除去する。そして、ゲート絶縁膜103として、例えばシリコン酸窒化膜(SiON)を膜厚3nmで形成する。さらに、ゲート絶縁膜103上に、ノンドープトポリシリコン膜104aを膜厚100nmで形成する。
次に、ポリシリコン膜104a上に、当該ポリシリコン膜104a内にN型ドーパントを注入するためのマスクであるレジストパターン123を形成する。また、図31に示すように、レジストパターン123は、マーク部にも同時に形成される。
上記レジストパターン123を形成した後、マーク部のエッチングストッパー膜113を重ね合わせ検査マークとして、レジストパターン123と下地レイヤの重ね合わせ検査が行われる。この重ね合わせ検査において、検査マークとしてのエッチングストッパー膜113の位置を精度良く計測することができる。従って、レジストパターン123の重ね合わせ検査を精度良く行うことができる。
なお、マーク部のレジストパターン123は、回路部に形成されたレジストパターン123の最小ルールに近い寸法でパターニングする。これにより、レンズの収差の影響を抑えることができ、重ね合わせ検査の精度を向上させることができる。
続いて、低濃度拡散層(n−低濃度層)106を、例えば砒素(As+)を30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入することにより形成する。そして、例えばシリコン窒化膜を膜厚50nmで基板全面に形成し、エッチバックする。これにより、ゲート電極104の側面にサイドウォール107が形成される。さらに、サイドウォール107をマスクとして例えば砒素を50keV、5E15cm-2で基板101内に注入することにより、低濃度拡散層106よりも不純物濃度が高い高濃度拡散層(n+高濃度層)108を形成する。
次に、層間絶縁膜109として例えばHDP酸化膜を膜厚1000nmで形成して、層間絶縁膜109を膜厚300nmだけCMP研磨する。そして、層間絶縁膜109上に、レジストパターン134を形成する。
さらに、エッチングストッパー113を、素子分離絶縁膜102および基板101に対して高い選択比を有するエッチング(オーバーエッチング)条件でエッチングする。これにより、層間絶縁膜109表面から基板101表面まで達するコンタクトホール120が形成される。ここで、均一で膜厚が比較的薄いエッチングストッパー膜113は、短時間で除去できる。すなわち、2ステップでコンタクトホール120を形成することにより、基板101および素子分離絶縁膜102へのエッチングダメージを低減することができる。また、高濃度拡散層108と素子分離絶縁膜102の境界部にエッチングストッパー113を形成することにより、素子分離絶縁膜102のエッジ部分がエッチングされることを防止することができる。
また、コンタクトホール120を形成する際に、上記境界部分の素子分離絶縁膜102、すなわち素子分離絶縁膜102のエッジ部分をスリット状にエッチングすることがないため、コンタクトホール120の底部の形状を改善することができる。従って、コンタクトホール120内にバリアメタル121aおよびタングステンプラグ121bをカバレッジ良く成膜することができ、信頼性の高い良好なコンタクト121を形成することができる。
また、これ以外に、素子分離絶縁膜102近傍にCMPダミーパターンを密に配置することによっても、素子分離絶縁膜102を出っ張らせることができる。
上述の実施の形態4では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面を活性領域の基板よりも高くなるように形成して、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にパターニングによりエッチングストッパー膜を形成した。
本実施の形態5では、回路部およびマーク部における素子分離絶縁膜の表面を活性領域の基板よりも高くなるように形成して、その素子分離絶縁膜表面のエッジ部分にのみ自己整合的にエッチングストッパー膜を形成した。さらに、本実施の形態5では、高濃度拡散層の上層に、シリサイド層を形成した。
図34及び図35において、図26又は図27と同一の符号は同様の部分を示しているため、その説明を簡略化ないし省略する。
また、図35に示すように、回路部と同様に、マーク部においても素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うようにエッチングストッパー膜114を形成した。マーク部に形成されたエッチングストッパー膜114は、レジストパターン124と下地レイヤの重ね合わせを検査するための重ね合わせ検査マークとして用いられる(後述)。
先ず、図36に示す工程を行う。図36に示す工程は、実施の形態4における図28に示す工程と同一であるため、説明を省略する。
そして、ゲート絶縁膜103として、例えばシリコン酸窒化膜(SiON)を膜厚3nmで形成する。次に、ゲート絶縁膜103上に、ノンドープトポリシリコン膜104aを膜厚100nmで形成する。そして、実施の形態1と同様の方法で、ポリシリコン膜104a内に、N型およびP型ドーパントを注入する。次に、ポリシリコン膜104a上に、タングステン膜104bを膜厚100nmで形成する。さらに、タングステン膜104b上に、絶縁膜(シリコン窒化膜)105を膜厚100nmで形成する。
次に、絶縁膜105をパターニングして、パターニングされた絶縁膜105をマスクとしてタングステン膜104bおよびポリシリコン膜104aをドライエッチングする。続いて、例えば砒素(As+)を30keV、1E14cm-2、45度で基板101内に注入することにより、低濃度拡散層(n−低濃度層)106を形成する。
そして、例えばシリコン窒化膜を膜厚50nmで基板全面に形成し、エッチバックする。これにより、ゲート電極104の側面にサイドウォール107が形成されるとともに、素子分離絶縁膜102のエッジ部分を覆うエッチングストッパー膜114が自己整合的に形成される。
そして、基板101全面に、シリコン酸化膜からなるシリサイドプロテクション膜136を形成する。
次に、シリサイドプロテクション膜136上に、当該シリサイドプロテクション膜136をパターニングするためのマスクであるレジストパターン(124)を形成する。ここで、レジストパターン(124)は、シリサイドを形成する部分が開口されたものである。
また、図39に示すように、レジストパターン124は、マーク部にも同時に形成される。
上記レジストパターン124を形成した後、マーク部のエッチングストッパー膜114を重ね合わせ検査マークとして、レジストパターン124と下地レイヤの重ね合わせ検査を行う。この重ね合わせ検査において、検査マークとしてのエッチングストッパー膜112の位置を精度良く計測することができる。従って、レジストパターン124の重ね合わせ検査を精度良く行うことができる。
なお、マーク部のレジストパターン124は、回路部に形成されたレジストパターン(124)の最小ルールに近い寸法、例えば最小寸法〜最小寸法の2倍程度の寸法、でパターニングする。これにより、レンズの収差、すなわち露光装置間差による収差の影響を抑えることができ、重ね合わせ検査の精度を向上させることができる。
そして、層間絶縁膜109として例えばHDP酸化膜を膜厚1000nmで形成して、層間絶縁膜109を300nmCMP研磨する。そして、層間絶縁膜109上に、レジストパターン134を形成する。さらに、レジストパターン134をマスクとして、高濃度拡散層108およびエッチングストッパー膜114に対して高い選択比を有するエッチング条件で、層間絶縁膜109をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜109の表面における口径が0.2μmであり、当該表面から基板101表面まで達するコンタクトホール120が形成される。
また、コンタクトホール120を形成する際に、上記境界部分の素子分離絶縁膜102、すなわち素子分離絶縁膜102のエッジ部分をスリット状にエッチングすることがないため、コンタクトホール120の底部の形状を改善することができる。従って、コンタクトホール120内にバリアメタル121aおよびタングステンプラグ121bをカバレッジ良く成膜することができ、信頼性の高い良好なコンタクト121を形成することができる。
図42は、実施の形態5による半導体装置の変形例を説明するための断面図である。
本実施の形態5による半導体装置との相違点は、シリサイド層125を形成した後に、基板全面にシリコン窒化膜126を例えば膜厚300nmで形成したことである。
本変形例のように、シリコン窒化膜126を形成することによって、コンタクトホール120の重ね合わせがサイドウォール幅よりも大きくずれた場合でも、コンタクトホール120の形状がスリット状にならず、良好なコンタクトホール120を形成することができる。
Claims (6)
- 活性領域を分離するための素子分離領域を含む回路部と、マーク部とを基板に有する半導体装置であって、
前記マーク部に形成された素子分離溝と、
前記素子分離溝内に形成された素子分離絶縁膜と、
前記素子分離絶縁膜の表面の少なくとも一部を覆うエッチングストッパー膜と、
前記基板の全面に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜の表面から前記基板の表面まで達するコンタクトホールと、
を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置において、
前記素子分離溝、前記素子分離絶縁膜および前記エッチングストッパー膜が、前記回路部の前記素子分離領域に更に形成され、
前記コンタクトホールが、前記回路部の前記活性領域に更に形成されたことを特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載の半導体装置において、
前記素子分離領域に形成されたエッチングストッパー膜が、前記素子分離絶縁膜のエッジ部分を覆うことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の半導体装置において、
前記エッチングストッパー膜が、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1から4の何れか1項に記載の半導体装置において、
前記素子分離絶縁膜は、その表面が前記基板の表面より低くなるように前記素子分離溝内に形成されたことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1から4の何れか1項に記載の半導体装置において、
前記素子分離絶縁膜は、その表面が前記基板の表面より高くなるように前記素子分離溝内に形成されたことを特徴とする半導体装置。
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