JP2012026768A - ナビゲーション装置およびナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、充電施設がまばらな地域等において、使用者にきめ細やかにバッテリを充電可能とすることにある。
【解決手段】
本発明に係るナビゲーション装置は、現在地から所定の目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、前記給電位置を外部のサーバに送信する送信手段と、を備え、前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、ことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】
本発明に係るナビゲーション装置は、現在地から所定の目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、前記給電位置を外部のサーバに送信する送信手段と、を備え、前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、ことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーション装置の技術に関するものである。
従来、ナビゲーション装置では、駆動動力となるバッテリの充電施設を案内する技術が用いられている。特許文献1には、このようなナビゲーション装置についての技術が記載されている。
しかし、上記のようなナビゲーション装置は、バッテリを充電するために、固定的に配置された充電施設へ立寄るよう経路を変更するものであり、バッテリを充電可能な施設がまばらにしか存在しない地域等においては、使用者の意図に沿わない位置で充電を強いられることがある。
本発明の目的は、充電施設がまばらな地域等において、使用者がきめ細やかにバッテリを充電可能とするナビゲーション技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に係るナビゲーション装置は、現在地から目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、前記給電位置を外部のサーバに送信する送信手段と、を備え、前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置と、センタサーバと、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーション装置は、現在地から目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、前記給電位置を前記センタサーバに送信する送信手段と、を備え、前記センタサーバは、前記給電位置を受信する受信手段と、外部の充電サービスを行う供給センタに対して前記給電位置へ給電可能な車両を配車するよう依頼する依頼手段と、を備え、前記ナビゲーション装置の前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、ことを特徴とする。
本願発明によれば、充電施設がまばらな地域等において、使用者がきめ細やかにバッテリを充電可能とするナビゲーション技術を提供することが可能となる。
以下に、本発明の第一の実施形態を適用したナビゲーションシステム1000について、図面を参照して説明する。
図1に、ナビゲーション装置100を含むナビゲーションシステム1000の全体構成図を示す。ナビゲーションシステム1000は、車両に搭載されるナビゲーション装置100と、ナビゲーション装置100とネットワーク150を介して通信可能な充電補助センタサーバ110と、充電補助センタサーバ110とネットワーク150を介して通信可能な充電サプライヤサーバ120と、を備える。なお、本実施形態においては、充電補助センタサーバ110と充電サプライヤサーバ120とを接続可能なネットワーク150は、ナビゲーション装置100と充電補助センタサーバ110とを接続可能なネットワーク150と同一のネットワークであるが、これに限られず、異なるネットワークであってもよい。
ナビゲーション装置100は、詳細を後述するが、使用者の車両に搭載され、経路の誘導を行ういわゆるカーナビゲーション装置である。なお、使用者の車両は、本実施例においては、積載したバッテリから電流を取り出して駆動エネルギーとするEV(Electric Vehicle:電気自動車)である。一般に、EVは、ガソリン等の燃料を用いて駆動エネルギーを得る従来の自動車に比べて、バッテリ満充電からの航続距離が短いために、充電不足による立ち往生が問題となる可能性が高い。
充電補助センタサーバ110は、充電補助処理部111を備えるサーバ装置である。充電補助センタサーバ110は、図示しないが、例えばCPU(Central Processing Unit)などの処理装置と、RAM(Random Access Memory)と、例えばハードディスクドライブなどのディスク装置と、ネットワーク150に接続することができるネットワークIF(Interface)と、を有して構成される。充電補助センタサーバ110の充電補助処理部111は、ナビゲーション装置100から給電の依頼を受け付けて、充電サプライヤサーバ120へ通知する。
上記した充電補助サーバ110の機能部である充電補助処理部111は、ネットワークIFを介してネットワーク150と通信し、ディスク装置に格納されたプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされた処理命令を処理装置が実行することにより実現される。
なお、上記した充電補助サーバ110の構成要素は、構成の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。充電補助サーバ110の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、充電補助サーバ110の機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
充電サプライヤサーバ120は、給電を依頼した車両に対して給電可能なサプライヤカーと通信を行うサーバ装置である。充電サプライヤサーバ120は、図示しないが、例えばCPU(Central Processing Unit)などの処理装置と、RAM(Random Access Memory)と、例えばハードディスクドライブなどのディスク装置と、ネットワーク150に接続することができるネットワークIF(Interface)と、を有して構成される。なお、本実施形態においては、サプライヤカーは、例えば発電装置と給電設備を備える移動可能な発電車であることを想定している。しかし、これに限らず、サプライヤカーは、発電装置を備えず、代わりに交換可能なバッテリを積載した移動可能な車両であってもよい。その場合、給電方法は給電設備による充電ではなく、バッテリを交換することにより行う。
なお、上記した充電サプライヤサーバ120の各構成要素は、充電サプライヤサーバ120の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。充電サプライヤサーバ120の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、充電サプライヤサーバ120の機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図2に、ナビゲーション装置100の全体構成図を示す。ナビゲーション装置100は、地図情報を表示して、ナビゲーション装置100の現在地を示す地点と、設定された目的地までの経路を誘導する情報と、を示すことが可能ないわゆるナビゲーション装置である。なお、ナビゲーション装置100は、ネットワーク150を介して充電補助センタサーバ110と通信を行うことが可能である。また、ナビゲーション装置100は、CAN等の図示しない車内ネットワークに接続することが可能であり、当該車内ネットワークを介して、車両のバッテリの残量の情報を取得することができる。
ナビゲーション装置100は、演算処理部1と、ディスプレイ2と、記憶装置3と、音声入出力装置4(音声入力装置としてマイクロフォン41、音声出力装置としてスピーカ42を備える)と、入力装置5と、ROM装置6と、車速センサ7と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、FM多重放送受信装置10と、ビーコン受信装置11と、通信装置12と、を備えている。
演算処理部1は、様々な処理を行う中心的ユニットである。例えば各種センサ7,8やGPS受信装置9、FM多重放送受信装置10等から出力される情報に基づいて現在地を検出する。また、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図データを記憶装置3あるいはROM装置6から読み出す。
また、演算処理部1は、読み出した地図データをグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ2へ出力する。また、記憶装置3あるいはROM装置6に記憶されている地図データ等を用いて、使用者から指示された出発地又は現在地と、目的地(または、経由地や立ち寄り地)と、を結ぶ最適な経路(推奨経路という)を探索する。また、スピーカ42やディスプレイ2を用いて使用者を誘導するための誘導情報を生成し、生成した誘導情報をスピーカ42やディスプレイ2に出力する。
また、演算処理部1は、後述するように、充電補助施設からの距離と、充電残量と、推奨経路と、に応じて充電を補助する充電補助処理を行うことができる。当該処理においては、演算処理部1は、車内ネットワークを介して、車両のバッテリの残量の情報を取得することができる。
ナビゲーション装置100の演算処理部1は、各デバイス間をバス25で接続した構成である。演算処理部1は、数値演算及び各デバイスを制御するといった様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、記憶装置3から読み出した地図データ、演算データなどを格納するRAM(Random Access Memory)22と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)23と、各種ハードウェアを演算処理部1と接続するためのI/F(インターフェイス)24と、を有する。
ディスプレイ2は、文字や画像の表示を行うための画面を備え、演算処理部1等で生成されたグラフィックス情報を前記画面上に表示するユニットである。ディスプレイ2は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどで構成される。
記憶装置3は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリカードといった、少なくとも読み書きが可能な記憶媒体で構成される。
この記憶媒体には、通常の経路探索装置に必要な地図データ(地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを含む)であるリンクテーブル200と、充電の警告を行う閾値を充電補助施設からの距離に対応付けて格納する警告閾値テーブル300と、充電のために一時的に駐車可能な位置を特定する情報である給電駐車可能位置テーブル400と、が記憶されている。
図3は、リンクテーブル200の構成を示す図である。リンクテーブル200は、地図の年代を特定可能な地図年代250で区分けされており、各年代について、地図上の区画された領域であるメッシュの識別コード(メッシュID)201ごとに、そのメッシュ領域に含まれる道路を構成する各リンクのリンクデータ202を含んでいる。すなわち、特定の年代のリンクデータを読み出し可能となっている。
リンクデータ202は、リンクの識別子であるリンクID211ごとに、リンクを構成する2つのノード(開始ノード、終了ノード)の座標情報222、リンクを含む道路の種別を示す道路種別223、リンクの長さを示すリンク長224、予め記憶されたリンク旅行時間225、当該リンクの開始ノードに接続するリンクである開始接続リンクと、当該リンクの終了ノードに接続するリンクである終了接続リンクと、を特定する開始接続リンク、終了接続リンク226、リンクを含む道路の制限速度を示す制限速度227、などを含んでいる。
なお、ここでは、リンクを構成する2つのノードについて開始ノードと終了ノードとを区別することで、同じ道路の上り方向と下り方向とを、それぞれ別のリンクとして管理するようにしている。
図4は、充電の警告を行う閾値を充電補助施設からの距離に対応付けて格納する警告閾値テーブル300の構成を示す図である。警告閾値テーブル300は、最寄りの充電補助施設からの距離301に応じて、警告閾値302が対応付けられて格納される。ここで、最寄りの充電補助施設とは、車両の現在地に最も近い充電サプライヤの拠点となる施設をいう。警告閾値とは、バッテリの警告を行う閾値を示す情報である。すなわち、バッテリの残量が警告閾値以下となると、警告を行い、警告閾値を上回っているのであれば警告を行わない、という境界を示す情報である。
図5は、給電駐車可能位置テーブル400の構成を示す図である。給電駐車可能位置テーブル400は、駐車可能位置401ごとに、当該位置の詳細情報を備える。詳細情報には、当該施設の名称を示す施設名402、当該施設が隣接する道路の種別を示す隣接道路種別403、当該施設の種別を示す施設種別404、当該施設の利用料を示す施設利用料405、当該施設の充電駐車のための適切性を示す適切性406、が含まれる。
図1に戻って説明する。音声入出力装置4は、音声入力装置としてマイクロフォン41と、音声出力装置としてスピーカ42と、を備える。マイクロフォン41は、使用者やその他の搭乗者が発した声などのナビゲーション装置100の外部の音声を取得する。
スピーカ42は、演算処理部1で生成された使用者へのメッセージ等の音声情報を音声として出力する。マイクロフォン41とスピーカ42は、車両の所定の部位に、別個に配されている。ただし、一体の筐体に収納されていても良い。ナビゲーション装置100は、マイクロフォン41及びスピーカ42を、それぞれ複数備えることができる。
入力装置5は、使用者からの指示を使用者による操作を介して受け付ける装置である。入力装置5は、タッチパネル51と、ダイヤルスイッチ52と、その他のハードスイッチ(図示しない)であるスクロールキー、縮尺変更キーなどで構成される。
タッチパネル51は、ディスプレイ2の表示面側に搭載され、表示画面を透視可能である。タッチパネル51は、ディスプレイ2に表示された画像のXY座標と対応したタッチ位置を特定し、タッチ位置を座標に変換して出力する。タッチパネル51は、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。
ダイヤルスイッチ52は、時計回り及び反時計回りに回転可能に構成され、所定の角度の回転ごとにパルス信号を発生し、演算処理部1に出力する。演算処理部1では、パルス信号の数から、回転角度を求める。
ROM装置6は、CD-ROMやDVD-ROM等のROM(Read Only Memory)や、IC(Integrated Circuit)カードといった、少なくとも読み取りが可能な記憶媒体で構成されている。この記憶媒体には、例えば、動画データや、音声データなどが記憶されている。
車速センサ7,ジャイロセンサ8およびGPS受信装置9は、ナビゲーション装置100で現在地(自車位置)を検出するために使用されるものである。車速センサ7は、車速を算出するのに用いる値を出力するセンサである。ジャイロセンサ8は、光ファイバジャイロや振動ジャイロ等で構成され、移動体の回転による角速度を検出するものである。GPS受信装置9は、GPS衛星からの信号を受信し移動体とGPS衛星間の距離と距離の変化率とを3個以上の衛星に対して測定することで移動体の現在地、進行速度および進行方位を測定するものである。
FM多重放送受信装置10は、FM放送局から送られてくるFM多重放送信号を受信する。FM多重放送には、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)情報の概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報などやFM多重一般情報としてラジオ局が提供する文字情報などがある。
ビーコン受信装置11は、VICS情報などの概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報や緊急警報などを受信する。例えば、光により通信する光ビーコン、電波により通信する電波ビーコン等の受信装置である。
通信装置12は、ネットワーク150に接続する。このような通信装置12は、例えば携帯電話網に接続して外部の充電補助センタのサーバとデータ通信を行う装置であり、例えば使用者の携帯電話機を取り付けられて通信が可能となるものを含む。
図6は、演算処理部1の機能ブロック図である。図示するように、演算処理部1は、基本制御部101と、入力受付部102と、出力処理部103と、電源情報取得部104と、充電補助部105と、給電位置特定部106と、経路探索部107と、経路誘導部108と、を有する。
基本制御部101は、様々な処理を行うナビゲーション装置100の中心的な機能部であり、処理内容に応じて、他の処理部を制御する。また、各種センサ7、8、GPS受信装置9等の情報を取得し、マップマッチング処理等を行って現在地を特定する。また、随時、走行した日付および時刻と、位置と、を対応付けて、リンクごとに走行履歴を記憶装置3に記憶する。さらに、各処理部からの要求に応じて、GPS受信装置9によって受信したGPS情報に含まれる現在時刻を出力する。また、基本制御部101は、他の処理部から推奨経路の情報を要求されると、当該情報を出力する。
入力受付部102は、入力装置5またはマイクロフォン41を介して入力された使用者からの指示を受け付け、その要求内容に対応する処理が実行されるように、受け付けた要求内容を基本制御部101に出力する。例えば、使用者が推奨経路の探索を要求したときは、受け付けた推奨経路の探索要求を基本制御部101へ出力する。
また、所定の機能メニュー画面がディスプレイ2に表示されている状態で、メニュー内の様々な操作について、タッチパネル51を介して入力を受け付ける。
また、所定の機能メニュー画面がディスプレイ2に表示されている状態で、メニュー内の様々な操作について、タッチパネル51を介して入力を受け付ける。
出力処理部103は、例えば表示させる画面情報を受け取り、ディスプレイ2に描画するためのグラフィックス情報に変換して、ディスプレイ2に対して描画する指示を行う。また、処理内容に応じて、スピーカ42から音声情報を出力する。
電源情報取得部104は、電源となるべき車載バッテリの情報を、車内ネットワークを介して取得する。具体的には、電源情報取得部104は、所定のタイミングで(例えば、1秒に1回)、車載バッテリの情報のうち、充電残量についての情報を、電源管理装置(VCM)等から、車内ネットワークを介して取得する。
充電補助部105は、車載バッテリの充電を補助する情報を使用者に示すための充電補助処理を行う。具体的には、充電補助部105は、充電サプライヤの供給センタからの距離と、充電の残量と、推奨経路と、を考慮した給電を行うための給電位置を、充電補助センタへ通知し、当該給電位置への経路誘導を行うための補助となる処理を行う。
給電位置特定部106は、車載バッテリへの給電を行う位置を特定する。具体的には、給電位置特定部106は、推奨経路がナビゲーション装置100に設定されている場合には、バッテリの残量により到達可能な距離内にある推奨経路上の給電駐車可能な位置を給電位置として特定する。また、給電位置特定部106は、推奨経路がナビゲーション装置100に設定されていない場合には、最寄りの給電駐車可能位置を給電位置として特定する。
経路探索部107は、リンクデータを用いて、出発地又は現在地と、目的地と、を結ぶ最適な経路(推奨経路)を探索する。当該経路探索においては、ダイクストラ法等の経路探索ロジックを用いて、道路の所定の区間(リンク)に対して予め設定されたリンクコストに基づいて経路を探索する。なお、経路探索部107は、経路探索の際に、現在の日時に基づいて予測した到着日時・日の種類に対応する統計情報に含まれるリンクコストを用いて探索するようにしてもよい。
経路誘導部108は、車両の現在地が推奨経路から逸脱しないよう、誘導情報を生成し、出力処理部103へ出力する。
上記した演算処理部1の各機能部、すなわち基本制御部101、入力受付部102、出力処理部103、電源情報取得部104、充電補助部105、給電場所特定部106、経路探索部107、経路誘導部108は、CPU21が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、RAM22には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
なお、上記した各構成要素は、ナビゲーション装置100の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。ナビゲーション装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]次に、ナビゲーション装置100が実施する充電補助処理の動作について説明する。図7は、ナビゲーション装置100が実施する充電補助処理を示すフロー図である。このフローは、ナビゲーション装置100が稼働を開始すると開始される。なお、充電補助処理とは別に、現在地から目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索処理と、経路探索処理により探索された推奨経路を誘導する経路誘導処理とは、実施される。
まず、基本制御部101は、供給センタからの距離を取得する(ステップS001)。具体的には、基本制御部101は、現在地を特定し、予め記憶装置3に施設データとして格納されている充電サプライヤの供給センタのうち、現在地から最も近い供給センタを特定し、現在地から最も近い供給センタからの距離を取得する。以降、基本制御部101は、入力受付部102、出力処理部103、充電情報取得部104、充電補助部105、給電位置特定部106、経路探索部107、経路誘導部108に順次指示を出して、以下の処理を実行させる。
まず、充電補助部105は、ステップS001にて特定した距離に応じて、バッテリの充電警告の閾値を設定する(ステップS002)。具体的には、充電補助部105は、警告閾値テーブル300を参照し、ステップS001にて取得した距離を最寄りの充電補助施設からの距離301として当てはめ、対応する警告閾値302を取得し、警告閾値として設定する。
次に、充電補助部105は、電源情報取得部104を介して、電源の情報を取得する(ステップS003)。具体的には、充電補助部105は、電源情報取得部104が取得し電源の情報のうち、充電残量についての情報を、例えば満充電に対する割合の情報を取得する。
充電補助部105は、充電残量が警告閾値以下であるか否かを判定する(ステップS004)。具体的には、充電補助部105は、ステップS003にて取得した電源情報のうち、充電残量についての情報と、ステップS002にて設定した警告閾値の情報と、を比較し、充電残量が警告閾値以下か否かを判定する。充電残量が警告閾値を上回っている場合には、基本制御部101は、ステップS001から処理を再開する。
充電残量が警告閾値以下である場合(ステップS004にて「Yes」)、充電補助部105は、充電注意情報を作成し、出力処理部103に当該充電注意情報を出力するよう指示する(ステップS005)。具体的には、充電補助部105は、図9に例示する電源注意画面500を構成し、出力処理部103に出力指示を行う。
図9は、電源注意画面500の例を示す図である。電源注意画面500は、メッセージ表示領域501を備えている。メッセージ表示領域501には、バッテリの状況と、残量により走行できる距離の概算値と、充電補助を依頼するか否かの問いかけを示す情報とを含むメッセージが表示される。例えば、当該メッセージは、「バッテリーが不足するおそれがあります。予想される走行可能距離は、20kmです。充電サポートを依頼しますか?」の例に示されるようなメッセージが表示される。また、メッセージ表示領域501には、さらに、当該メッセージへの応答入力を受け付けるための「依頼する」入力ボタン502と、「依頼しない」入力ボタン503と、が設けられている。「依頼する」入力ボタン502は、入力を受け付けると、充電補助依頼を受け付けたことを示す情報を充電補助部105に通知する。「依頼しない」入力ボタン503は、入力を受け付けると、充電補助依頼を行わないことを示す情報を充電補助部105に通知する。
充電補助部105は、ステップS005において示した電源注意画面500において、充電補助依頼を受け付けたか否かを判定する(ステップS006)。充電補助依頼を受け付けなかった場合には、充電補助部105は、充電補助処理を終了させる。
充電補助依頼を受け付けた場合には(ステップS006にて「Yes」)、充電補助部105は、推奨経路が設定済みであるか否かを判定する(ステップS007)。具体的には、充電補助部105は、基本制御部101に対して、推奨経路が設定されているか否かを問い合わせ、その結果に応じて判定する。
推奨経路が設定済みである場合(ステップS007にて「Yes」)、給電位置特定部106は、到達可能距離内にある経路上の給電駐車可能位置を給電位置として選択する(ステップS008)。具体的には、給電位置特定部106は、ステップS003にて取得した電源の情報のうち、残充電量にて到達可能な到達可能距離を特定し、設定されている推奨経路に沿う当該到達可能距離内にある給電駐車可能位置を特定する。給電位置特定部106は、特定した給電駐車可能位置のうち、給電に適した位置を、所定の基準に従って選択する。なお、当該所定の基準は、例えば、充電残量により到達できる遠い位置を優先させること、現在地に近い位置を優先させること、給電駐車可能位置テーブル400の適切性406が高い位置を優先させること、施設利用料405が安価なものを優先させること、あるいはこれらの組合せであってもよい。
推奨経路が設定済みでない場合(ステップS007にて「No」)、給電位置特定部106は、最寄りの給電駐車可能位置を給電位置として選択する(ステップS009)。具体的には、給電位置特定部106は、所定の範囲内の給電駐車可能位置のうち、給電に適した位置を、所定の基準に従って選択する。なお、当該所定の基準は、例えば、現在地に近い位置を優先させることや、給電駐車可能位置テーブル400の適切性406が高い位置を優先させること、施設利用料405が安価なものを優先させること、あるいはこれらの組合せであってもよい。
経路探索部107は、給電位置への経路を探索する(ステップS010)。具体的には、経路探索部107は、現在の位置から、ステップS008またはステップS009にて選択した給電位置へ到る推奨経路を探索する。なお、既に推奨経路が設定されている場合には、経路探索部107が、給電位置を経由地として設定し、推奨経路を探索する。そして、経路探索部107は、少なくとも給電位置とその位置へ到着する予想時刻とを、基本制御部101へ受け渡す。
充電補助部105は、給電位置と、給電位置への到着時刻と、を充電補助センタサーバ110へ送信する(ステップS011)。具体的には、充電補助部105は、給電位置と、給電位置への到着時刻と、を基本制御部101から受け取る。そして、充電補助部105は、受け取った給電位置と、給電位置への到着時刻とを、車両の情報(例えば、ナンバープレートの番号)と共に充電補助センタサーバ110へ送信する。
経路誘導部108は、経路探索部107が探索した推奨経路から逸脱しないように、経路を誘導する(ステップS012)。具体的には、経路誘導部108は、経路探索部107がステップS010にて探索した推奨経路を用いて、使用者を誘導するよう出力情報を構成し、出力処理部103に指示を行う。
以上が、充電補助処理の処理フローである。充電補助処理によれば、供給センタからの距離、電源の残量、推奨経路を考慮して給電位置を特定し、給電位置までの経路誘導を実施できる。
次に、図8に、充電補助センタサーバ110が実施する充電配車処理の動作について説明する。図8は、充電補助センタサーバ110が実施する充電配車処理を示すフロー図である。このフローは、充電補助センタサーバ110が稼働を開始すると開始される。
まず、充電補助処理部111は、給電位置と時刻および給電を要求する車両の情報を受信する(ステップS101)。具体的には、充電補助処理部111は、ナビゲーション装置100の充電補助部105からネットワーク150を介して送信された給電位置と、時刻と、車両の情報と、を受信する。
次に、充電補助処理部111は、給電位置、時刻、車両情報を指定して、給電配車を要求する(ステップS102)。具体的には、充電補助処理部111は、充電サプライヤサーバ120に、ステップS101にて受け取った給電位置、時刻、車両情報をネットワーク150を介して送信し、サプライヤカーの配車を依頼する。そして、充電補助処理部111は、処理をステップS101に戻す。
以上が、充電配車処理の処理フローである。充電配車処理によれば、充電補助センタサーバ110は、充電サプライヤサーバ120に対してサプライヤカーの配車を依頼できる。
図10は、充電配車処理によって給電を依頼されたサプライヤカーが配車され、給電位置へ向う仕組みを示す図である。図10には、ナビゲーション装置100が搭載された充電を必要とする車両601の位置と、当該車両601に設定されている推奨経路602と、充電補助処理のステップS008により選択された給電位置603と、サプライヤカー604と、が示されている。車両601は、推奨経路602を走行することで、給電位置603へ辿りつくことができる。充電サプライヤサーバ120から配車指示を受けたサプライヤカー604も同様に給電位置603へ向かい、給電位置603において車両601とサプライヤカー604は出会うことができる。そして、サプライヤカー604は、車両601に対して給電を行う。このような仕組みにより、車両601は、推奨経路から逸脱することなく、かつ、充電不足により立ち往生することなく、給電をうけることができるといえる。
以上が、本発明に係る実施形態である。本発明の実施形態によれば、ナビゲーションシステム1000を構成するナビゲーション装置100が、充電サポートを必要とする状態になると、使用者に問い合わせ、充電サポートの指示を受け付けると、給電位置を特定して充電補助センタサーバ110へ通知する。そして、ナビゲーション装置100は、給電位置までの経路を誘導する。充電補助センタサーバ110は、通知を受け付けると、充電サプライヤのサーバ120に給電を依頼する。充電サプライヤのサーバ120は、指定された給電位置へ指定された時刻にサプライヤカーを向わせて、依頼のあった車両に対する給電を行わせることができる。
本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、本実施形態においては、給電を依頼する車両を特定する情報と、給電位置と、時刻と、を充電サプライヤに伝えているが、これに限られず、さらに、充電のためのソケット形状等の詳細な情報をあわせて伝えるようにしてもよい。このようにすることで、充電のためのソケット形状や規格、充電すべき容量の不一致による給電の失敗を避けることが可能となる。
また、例えば、ガソリン車がガソリンを充填するのにかかる時間よりも、給電には時間がかかることが想定されるため、給電位置特定部106は、給電位置を特定する処理において、長時間駐停車ができる施設に限定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、給電を依頼する車両を特定する情報と、給電位置と、時刻と、を充電サプライヤに伝えているが、これに限られず、さらに、給電を依頼する依頼者を特定できる情報、例えば依頼者と連絡可能な携帯電話番号等をあわせて伝えるようにしてもよい。このようにすることで、給電位置にたくさんの車両が有る場合に、依頼した車両でない車両に対して誤給電するリスクや、依頼した車両がサプライヤカーと会えないリスクを避けることが可能となる。
また、上記実施形態においては、給電位置の決定は、ナビゲーション装置100にて実施しているが、これに限られない。すなわち、充電補助センタサーバ110の充電補助処理部111が給電位置の決定を行うようにしてもよい。その場合、ナビゲーション装置100の給電位置特定部106は、到達可能距離と、推奨経路と、現在地とを、充電補助センタサーバ110に送信する。そして、充電補助センタサーバ110の充電補助処理部111は、受信した現在地から推奨経路上の到達可能位置を中心として所定の範囲内にある給電位置の候補から給電位置を特定し、特定した給電位置をナビゲーション装置100に送信する。
また、上記実施形態においては、給電位置は、推奨経路が設定されている場合には、推奨経路上に設定されているが、これに限られない。すなわち、推奨経路から所定の距離内に設定されるものであってもよい。例えば、高速道路上では、SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)等の施設を給電位置として設定するものであってもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。なお、上記の実施形態では、本発明を車載ナビゲーション装置に適用した例について説明したが、本発明はナビゲーション装置に限らず、移動体の経路案内を行う装置全般に適用することができる。
1・・・演算処理部、2・・・ディスプレイ、3・・・記憶装置、4・・・音声出入力装置、5・・・入力装置、6・・・ROM装置、7・・・車速センサ、8・・・ジャイロセンサ、9・・・GPS受信装置、10・・・FM多重放送受信装置、11・・・ビーコン受信装置、12・・・通信装置、21・・・CPU、22・・・RAM、23・・・ROM、24・・・I/F、25・・・バス、41・・・マイクロフォン、42・・・スピーカ、51・・・タッチパネル、52・・・ダイヤルスイッチ、100・・・ナビゲーション装置、101・・・基本制御部、102・・・入力受付部、103・・・出力処理部、104・・・電源情報取得部、105・・・充電補助部、106・・・給電位置特定部、107・・・経路探索部、108・・・経路誘導部、110・・・充電補助センタサーバ、111・・・充電補助処理部、120・・・充電サプライヤサーバ、150・・・ネットワーク、200・・・リンクテーブル、300・・・警告閾値テーブル、400・・・給電駐車可能位置テーブル
Claims (9)
- 現在地から目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、
探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、
前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、
前記給電位置を外部のサーバに送信する送信手段と、を備え、
前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、さらに、
搭載される車両の電源の残量を特定する残量特定手段を備え、
前記給電位置特定手段は、前記電源の残量により到達できる前記推奨経路上の所定の位置を、前記給電位置として特定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2に記載のナビゲーション装置であって、さらに、
前記残量特定手段により特定した電源の残量が、所定の条件を満たすか否かを判定する残量判定手段を備え、
前記給電位置特定手段は、前記残量判定手段により前記電源の残量が前記所定の条件を満たすと判定されると、前記給電位置を特定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項3に記載のナビゲーション装置であって、
前記所定の条件は、電源の残量についての閾値であって、前記現在地から所定の施設までの距離が近いほど、前記閾値が小さい、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項4に記載のナビゲーション装置であって、
前記所定の施設は、充電サービスを行う供給センタの拠点である、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のナビゲーション装置であって、
前記送信手段により送信する外部のサーバは、前記給電位置を受信すると、充電サービスを行う供給センタに対して、前記給電位置へ給電のための車両を配車するよう依頼する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のナビゲーション装置であって、さらに、
給電作業を行う位置の候補をあらかじめ記憶する候補記憶手段を備え、
前記給電位置特定手段は、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上の前記候補から選択する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項7に記載のナビゲーション装置であって、さらに、
前記給電位置特定手段は、前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導していない場合には、前記現在地に近い前記候補から、車両の電源を充電するための給電位置を選択する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - ナビゲーション装置と、センタサーバと、を備えるナビゲーションシステムであって、
前記ナビゲーション装置は、
現在地から目的地へ到る推奨経路を探索する経路探索手段と、
探索された前記推奨経路を誘導する経路誘導手段と、
前記経路誘導手段が前記推奨経路を誘導している場合には、車両の電源を充電するための給電位置を前記推奨経路上で特定する給電位置特定手段と、
前記給電位置を前記センタサーバに送信する送信手段と、を備え、
前記センタサーバは、
前記給電位置を受信する受信手段と、
外部の充電サービスを行う供給センタに対して前記給電位置へ給電可能な車両を配車するよう依頼する依頼手段と、を備え、
前記ナビゲーション装置の前記経路探索手段は、前記現在地から前記給電位置へ到る推奨経路を探索する、
ことを特徴とするナビゲーションシステム。
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