JP2012026590A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】庫内温度センサの故障時であっても、霜取センサが検出する蒸発器の温度に基づき圧縮機の制御を行い、バックアップ運転として適切な庫内温度制御を実現する。
【解決手段】本発明の冷凍装置10において、制御装置9は、正常時は、庫内温度センサ31が検出する温度PTに基づき圧縮機18を制御し、庫内温度センサ31の異常時には、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を温度PTとして代用し、且つ、外気温度ATに基づきオフセット値OVを変更して、圧縮機18の制御を行う。
【選択図】図7
【解決手段】本発明の冷凍装置10において、制御装置9は、正常時は、庫内温度センサ31が検出する温度PTに基づき圧縮機18を制御し、庫内温度センサ31の異常時には、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を温度PTとして代用し、且つ、外気温度ATに基づきオフセット値OVを変更して、圧縮機18の制御を行う。
【選択図】図7
Description
本発明は、庫内温度センサにより、機器の制御を行う冷凍装置であって、特に当該庫内温度センサの異常時における制御に関するものである。
従来よりこの種冷凍装置は、圧縮手段、凝縮器(ガスクーラ)、絞り手段、蒸発器等から冷凍サイクルが構成され、圧縮手段で圧縮された冷媒が凝縮器(ガスクーラ)にて放熱し、絞り手段にて減圧された後、蒸発器にて冷媒を蒸発させて、このときの冷媒の蒸発により周囲の空気を冷却するものとされていた。
この際、被冷却空間の現在温度を検出する当該庫内温度センサは、被冷却空間内の温度を冷却目標温度とするように、圧縮機の運転周波数制御を行う。この際、庫内温度センサにより検出される被冷却空間の現在温度が冷却目標温度よりも所定温度低い所定の下限温度に達したら、圧縮機を停止(サーモオフ)し、冷却目標温度よりも所定温度高い所定の上限温度に達したら、圧縮機を再起動(サーモオン)するサーモサイクル制御を行う。
この庫内温度センサが、断線や短絡等の故障が生じた場合には、このような圧縮機の制御を実行することが不能となる。この場合、被冷却空間に収納された物品への影響が非常に大きくなるため、従来では、センサ故障時のバックアップ運転として、例えば、正常時における除霜運転から次の除霜運転までの冷却運転中における圧縮機の運転率に基づく制御(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)や、冷却器の霜取制御に用いられる霜取センサを代用した圧縮機制御を行っている。
しかしながら、正常時における圧縮機の運転率に基づく制御では、実際の扉の開閉状況や外気温度変化に対応することができず、精度の高い庫内温度制御を実現することができない。
また、上記霜取センサを用いたバックアップ運転では、霜取センサにて検出された冷却器温度をそのまま庫内温度として代用した圧縮機制御の他、庫内温度センサと霜取センサにより検出される温度差を考慮し、制御の指標となる冷却目標温度を所定温度下げた圧縮機制御や、サーモサイクルにおいて、所定の上限及び下限温度を庫内温度センサにより検出された温度により制御する場合に比して小さい温度差とする上限及び下限温度を用いた制御を行う。
この場合、庫内温度センサにより検出される温度と、霜取センサにより検出される温度との関係は、それぞれの機器の冷凍能力や冷却目標温度、そのときの外気温度等の負荷状況によって異なり、一定ではない。そのため、霜取センサを用いたバックアップ運転では、精度の高い庫内温度制御を実現することが困難であった。
本発明は、従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、庫内温度センサの故障時であっても、バックアップ運転としてより適切な庫内温度制御を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷凍装置は、冷媒回路を構成する蒸発器により被冷却空間を冷却すると共に、所定の霜取手段により蒸発器の着霜を融解除去するものであって、被冷却空間の温度PTを検出するための被冷却空間温度検出手段と、蒸発器の温度ETを検出するよう当該蒸発器に設けられた霜取終了温度検出手段と、外気温度ATを検出するための外気温度検出手段と、冷媒回路を構成する圧縮手段及び霜取手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、被冷却空間温度検出手段が検出する被冷却空間の温度PTに基づき、当該被冷却空間が所定の設定温度STになるよう圧縮手段を制御し、霜取手段による蒸発器の霜取時には、霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の所定の霜取終了温度DETにて霜取を終了すると共に、被冷却空間温度検出手段の異常時には、霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を温度PTとして代用し、且つ、外気温度ATに基づきオフセット値OVを変更することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記発明において、制御手段は、当該外気温度ATが高い程、大きくなる方向でオフセット値OVを変更することを特徴とする。
請求項3の発明は、上記各発明において、制御手段は、設定温度STが低い程、小さくなる方向でオフセット値OVを変更することを特徴とする。
請求項4の発明は、上記各発明において、制御手段は、被冷却空間が安定して冷却されている安定冷却状態より、それ以外の状態の方が大きくなる方向でオフセット値OVを切り換えることを特徴とする。
請求項5の発明は、上記請求項1の発明において、制御手段は、正常時において被冷却空間温度検出手段が検出する被冷却空間の温度PTと霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETとの差eを算出し、外気温度AT毎に当該差eをオフセット値OVとして記憶することにより構築されたデータベースを有し、被冷却空間温度検出手段の異常時には、外気温度検出手段が検出する外気温度ATに対応するオフセット値OVをデータベースから読み出すことによりオフセット値OVの変更を行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、上記各発明において、制御手段は、正常時において被冷却空間温度検出手段が検出する被冷却空間の温度PTに基づき、設定温度の上下に設定された所定の上限温度HSTにて圧縮手段を起動し、下限温度LSTにて停止するサーモサイクルを実行すると共に、被冷却空間温度検出手段の異常時には、代用する温度PTが下限温度LSTまで降下した場合に圧縮手段を停止し、その後所定のOFF時間t1が経過した場合、圧縮手段を起動する制御を実行することを特徴とする。
請求項7の発明は、上記発明において、制御手段は、圧縮手段を起動した後、所定の強制ON時間t2が経過するまでは当該圧縮手段の停止を禁止する圧縮手段発停ショートサイクル防止制御を実行すると共に、代用する温度PTが設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、OFF時間t1を長くすることを特徴とする。
請求項8の発明は、上記発明において、制御手段は、OFF時間t1を長くした後、代用する温度PTが設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、OFF時間t1を更に長くすることを特徴とする。
請求項9の発明は、上記各発明において、霜取終了温度検出手段以外の被冷却空間の温度PTに代用可能な温度を検出する温度検出手段を少なくとも一つ備え、制御手段は、該温度検出手段が検出する温度及び霜取終了温度検出手段が検出する温度と、被冷却空間温度検出手段が検出する温度との差が所定値以上に拡大した場合、当該被冷却空間温度検出手段が異常となったものと判断することを特徴とする。
請求項10の発明は、上記各発明において、制御手段は、被冷却空間温度検出手段の異常を報知する警報手段を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、制御手段は、被冷却空間温度検出手段の異常時には、霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を温度PTとして代用し、且つ、外気温度ATに基づきオフセット値OVを変更して、被冷却空間が所定の設定温度STになるよう圧縮手段を制御するので、外気温度ATによって影響される実際の被冷却空間温度PTを霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETに外気温度ATを考慮したオフセット値OVを加えた温度により推定し、被冷却空間温度検出手段の異常時であっても、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。
特に、請求項2の発明の如く、制御手段は、当該外気温度ATが高い程、大きくなる方向でオフセット値OVを変更することにより、外気温度ATが高い程、被冷却空間温度PTが上昇するにもかかわらず、外気温度ATの上昇により影響を受け難い霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETとの差を考慮してオフセット値OVを変更することが可能となる。これにより、被冷却空間温度検出手段の修理・交換作業までの間、適切なバックアップ制御を実現することができる。
請求項3の発明によれば、上記発明において、制御手段は、設定温度STが低い程、小さくなる方向でオフセット値OVを変更することにより、より設定温度STが低い状況では被冷却空間温度検出手段が検出する温度と霜取終了温度を検出する蒸発器の温度ETとは、より近似した値となることを考慮してオフセット値OVを変更することができる。これにより、設定温度STに応じたより精度の高いバックアップ制御を実現することができる。
請求項4の発明によれば、上記各発明において、制御手段は、被冷却空間が安定して冷却されている安定冷却状態より、それ以外の状態の方が大きくなる方向でオフセット値OVを切り換えることにより、霜取終了温度を検出する蒸発器の温度ETが安定冷却状態以外の状態、例えばプルダウン時や圧縮手段の起動直後等では、安定冷却状態と比べて、被冷却空間の温度PTよりも蒸発器の温度ETが先行して冷却されることを考慮してオフセット値OVを変更することができる。これにより、冷却状態に応じたより精度の高いバックアップ制御を実現することができる。
請求項5の発明によれば、上記請求項1の発明において、制御手段は、正常時において被冷却空間温度検出手段が検出する被冷却空間の温度PTと霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ETとの差eを算出し、外気温度AT毎に当該差eをオフセット値OVとして記憶することにより構築されたデータベースを有し、被冷却空間温度検出手段の異常時には、外気温度検出手段が検出する外気温度ATに対応するオフセット値OVをデータベースから読み出すことによりオフセット値OVの変更を行うことにより、被冷却空間温度検出手段の正常時において構築されたデータベースに基づいて、異常時において用いるオフセット値OVを変更することができる。
そのため、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となり、被冷却空間温度検出手段の修理・交換作業までの間、適切なバックアップ制御を実現することができる。
請求項6の発明によれば、上記各発明において、制御手段は、正常時において被冷却空間温度検出手段が検出する被冷却空間の温度PTに基づき、設定温度の上下に設定された所定の上限温度HSTにて圧縮手段を起動し、下限温度LSTにて停止するサーモサイクルを実行すると共に、被冷却空間温度検出手段の異常時には、代用する温度PTが下限温度LSTまで降下した場合に圧縮手段を停止することにより、霜取終了温度検出手段が検出する蒸発器の温度ET及び外気温度ATに基づいて代用された温度PTによって圧縮手段を停止させることができ、被冷却空間温度が下限温度LSTよりも低下してしまう不都合を回避することができる。
また、圧縮手段を起動する際には、圧縮手段を停止させた後、所定のOFF時間t1が経過した場合に圧縮手段を起動する制御を実行するので、代用された温度PTを用いずに、圧縮手段を起動させることができる。即ち、代用される温度PTは、蒸発器の温度ETが用いられることとなるが、圧縮手段が停止された状態では、当該蒸発器の温度ETは、扉の開閉等の原因により被冷却空間温度PTの変化に追従し難く、また、構造上、当該圧縮手段の停止時に蒸発器内に高温冷媒が流入してしまい、被冷却空間温度PTとは関係なく温度上昇してしまう不都合が生じる場合がある。そのため、当該代用された温度PTを用いることなく、所定のOFF時間t1が経過した場合に圧縮手段を起動させることで、圧縮手段が頻繁に発停することによる不都合を防止しつつ、円滑な冷却運転を実現することができる。
また、請求項7の発明によれば、上記発明に加えて、制御手段は、圧縮手段を起動した後、所定の強制ON時間t2が経過するまでは当該圧縮手段の停止を禁止する圧縮手段発停ショートサイクル防止制御を実行すると共に、代用する温度PTが設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、OFF時間t1を長くすることにより、代用する温度PTが所定の下限温度LSTに達したにもかかわらず、上記圧縮手段発停ショートサイクル防止制御のために更に圧縮手段が運転されてしまうことで、代用する温度PTが設定温度STより低い時間が一定時間以上継続してしまった場合に、次回のOFF時間t1を長くすることで、過剰に冷却されてしまうサイクルから脱却させることが可能となる。これにより、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。
また、請求項8の発明によれば、上記発明に加えて、制御手段は、OFF時間t1を長くした後、代用する温度PTが設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、OFF時間t1を更に長くすることにより、より効率的に過剰に冷却されてしまうサイクルから脱却させることが可能となり、より精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。
請求項9の発明によれば、上記各発明に加えて、霜取終了温度検出手段以外の被冷却空間の温度PTに代用可能な温度を検出する温度検出手段を少なくとも一つ備え、制御手段は、該温度検出手段が検出する温度及び霜取終了温度検出手段が検出する温度と、被冷却空間温度検出手段が検出する温度との差が所定値以上に拡大した場合、当該被冷却空間温度検出手段が異常となったものと判断することにより、被冷却空間温度検出手段の断線や短絡等の原因以外の異常が生じた場合であっても、被冷却空間の温度PTに代用可能な温度を検出する複数の温度検出手段の検出温度に基づいて被冷却空間温度検出手段の異常を判断することが可能となる。
これにより、早期に被冷却空間温度検出手段の異常を判断でき、適切なバックアップ制御を実現することができると共に、修理・交換作業等を早期に促すことが可能となる。
請求項10の発明によれば、上記各発明に加えて、制御手段は、被冷却空間温度検出手段の異常を報知する警報手段を備えることにより、使用者に被冷却空間温度検出手段に異常があったことを報知して、修理・交換等のメンテナンス作業を早期に促すことが可能となる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の冷凍装置10を適用する実施例としての業務用冷凍庫(低温貯蔵庫)Rの縦断側面図、図2は冷凍装置10の冷凍機側ユニットの概略斜視図、図3は冷凍装置10の冷媒回路図をそれぞれ示している。実施例の冷凍庫Rは、例えばホテルやレストランの厨房などに設置されるものであり、前面開口22が扉6にて開閉自在に閉塞される断熱箱体1により本体が構成されている。この断熱箱体1内には、貯蔵室(被冷却空間)5が構成されている。
また、貯蔵室5内上部には、本願発明にかかる冷凍装置10の蒸発器11と冷気循環用送風機12が取り付けられる冷却室14が仕切板13によって区画形成されている。冷気循環用送風機12より貯蔵室5から冷却室14に吸い込まれた冷気は、蒸発器11と熱交換された後、冷却室14後方の開口から吐出されて、貯蔵室5内は所定の温度に冷却される。
一方、断熱箱体1の天面には前面パネル16等のパネルによって機械室17が画成され、断熱箱体1の天面に形成された開口1Aは、断熱板にて構成されるユニット板21にて閉塞される。このユニット板21の上面には、機械室17内に位置して蒸発器11と共に冷凍装置10の周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機18、ガスクーラ19と、当該ガスクーラ19を冷却するガスクーラ用送風機20、電装箱25等が設置される。ユニット板21の下面には、貯蔵室5内上部の冷却室14内に位置する蒸発器11が設けられている。この蒸発器11には、該蒸発器11に付着した霜を融解除去するための霜取手段が設けられている。本実施例では、霜取手段は、デフロストヒータ(加熱ヒータ)15により構成されている。尚、霜取手段はこれに限定されるものではなく、冷媒回路中のホットガスを流入させる構成としても良い。
ここで、図2及び図3の冷媒回路図を参照して本実施例における冷凍装置10の冷媒回路7について説明する。本実施例における冷凍装置10の冷凍サイクルには、冷媒として二酸化炭素が封入されており、高圧側の冷媒圧力(高圧圧力)がその臨界圧力以上(超臨界)となるスプリットサイクル(二段圧縮一段膨張中間冷却サイクル)を採用する。
本実施例の冷凍装置10は、圧縮機(圧縮手段)18を構成する低段側の圧縮要素18Aと、同じく圧縮手段を構成する高段側の圧縮要素18Bと、ガスクーラ19と、分流器37と、合流器38と、補助膨張弁(補助絞り手段)39と、中間熱交換器40と、内部熱交換器41と、膨張弁(主絞り手段)8と、蒸発器11とから冷媒回路7が構成されている。
上記ガスクーラ19は高段側の圧縮要素18Bから出た高温高圧の冷媒を放熱させることによって、当該高段側の圧縮要素18Bから出た冷媒を冷却する。分流器37は、ガスクーラ19から出た冷媒を第1の冷媒流と第2の冷媒流とに分流し、第1の冷媒流を副回路42に流し、第2の冷媒流を主回路43に流す。
第2の冷媒流が流れる主回路43は、分流器37にて分流された冷媒が、中間熱交換器40の内管(第2の流路)40B、内部熱交換器41の内管41B、ストレーナ44、膨張弁8、蒸発器11、内部熱交換器41の外管41A、逆止弁45が介設された冷媒導入管23、及びストレーナ46を順次通り、低段側圧縮手段を構成する圧縮要素18Aの吸込側(低圧部)へ供給されるように接続される。
第1の冷媒流が流れる副回路42は、分流器37にて分流された冷媒が、ストレーナ47、補助膨張弁39及び中間熱交換器40の外管(第1の流路)40Aを順次通り、高段側圧縮手段を構成する圧縮要素18Bの吸込側(中間圧部)へ供給されるように接続される。
次に、図4を参照して本実施例における冷凍装置10の制御装置(制御手段)9について説明する。制御装置9は、汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、時限手段としてのタイマ32、演算処理部33、記憶手段としてのメモリ34を内蔵している。
制御装置9には、各種設定スイッチや表示部などを備えたコントロールパネル35が接続されている。各種設定スイッチには、詳細は後述する如く各設定値を任意に設定可能とするLCDパネル(設定手段)36も含まれる。
また、当該制御装置9の入力側には、貯蔵室5内(被冷却空間)の温度(庫内温度)PTを検出する庫内温度センサ(被冷却空間温度検出手段)31、蒸発器11の温度ETを検出するために当該蒸発器11に設けられた霜取センサ(霜取終了温度検出手段)28、外気温度ATを検出するための外気温度センサ(外気温度検出手段)48が接続されている。本実施例において、庫内温度センサ31は、貯蔵室5から冷却室14に吸い込まれる冷気の温度を貯蔵室5内(被冷却空間)の温度PTとして検出すべく、冷却室14の冷気吸込側に設けられている。また、霜取センサ28は、蒸発器11に霜取終了温度を検出するための温度センサであるため、蒸発器11の着霜が生じやすい箇所の温度を検出可能な位置、例えば、蒸発器11の冷気入口側、且つ、蒸発器11の冷媒入口側の温度を検出可能な位置に設けられている。また、外気温度センサ48は、機械室17内に配設される電装箱25の外面などに配設されている。
これ以外にも、当該制御装置9の入力側には、蒸発器11の冷媒入口側温度を検出するための蒸発器入口側温度センサ29、蒸発器11の冷媒出口側温度を検出するための蒸発器出口側温度センサ30、中間熱交換器40の外管40Aの入口側温度を検出するための入口側温度センサ49、中間熱交換器40の外管40Aの出口側温度を検出するための出口側温度センサ50、ガスクーラ19の冷媒出口側温度を検出するためのガスクーラ出口側温度センサ51、高段側の圧縮要素18Bの吐出ガス温度を検出する吐出ガス温度センサ52等が接続されている。
他方、制御装置9の出力側には、圧縮機18を駆動させる圧縮機モータ(DCモータ)18Mと、冷気循環用送風機12を駆動させる送風機モータ12M、ガスクーラ用送風機20を駆動させる送風機モータ20M、膨張弁8、補助膨張弁39、警報手段として警報ランプ53等が接続されている。圧縮機モータ18Mは、インバータ装置25を介して接続されており、圧縮機モータ18Mの運転周波数を任意に変更可能とされる。また、警報手段は、警報ランプ53の他に、ブザーを採用しても良く、また、警報内容をコントロールパネル35の表示部に表示しても良い。
以上の構成により、制御装置9により冷凍装置10が運転されると、圧縮機18の低段側圧縮要素18Aの吸込側(低圧部)に取り込まれた冷媒は、ここで中間圧まで昇圧される。この低段側圧縮要素18Aにて圧縮された冷媒は、図示しない連通管より密閉容器内に吐出される。
一端が密閉容器内にて開放した冷媒導入管は高段側圧縮要素18Bの吸込側に設けられており、低段圧縮要素18Aにて中間圧まで昇圧された冷媒と、合流器38を経た副回路42からの中間圧冷媒とが混合された冷媒が、当該冷媒導入管より高段側圧縮要素18B(中間圧部)内に流入され、ここで更に所定の高圧まで昇圧される。
このとき、この高段側圧縮要素18Bにて圧縮された冷媒の圧力(高圧側圧力HP)は、超臨界圧力とされ、当該超臨界状態の冷媒は、冷媒吐出管24を介して、ガスクーラ19に流入される。
ガスクーラ19を出た冷媒は通過する過程で冷却された後、分流器37に入り、第1の冷媒流が流れる副回路42と、第2の冷媒流が流れる主回路43とに分流される。副回路42に流入した第1の冷媒流は、補助膨張弁39で中間圧(即ち、低段側圧縮要素18Aの吐出圧力であり、高段側圧縮要素18Bの吸込圧力と略同圧)まで減圧される。
そして、中間熱交換器40の外管(第1の流路)40A内を通過し、当該外管(第1の流路)40A内を通過する過程で、内管40Bを通過する分流器37で分流された後の他方の冷媒流である第2の冷媒流と熱交換して蒸発する。その後、合流器38にて、低段側の圧縮要素18Aで圧縮された後の第2の冷媒流と合流して、高段側圧縮要素18B(中間圧部)に吸い込まれる。
一方、主回路43に流入した第2の冷媒流は、中間熱交換器40の内管(第2の流路)40B内を通過する過程で、補助膨張弁39によって減圧された第1の冷媒流と熱交換して冷却された後、内部熱交換器41の内管(第2の流路)41B内を通過する。当該内管(第2の流路)41B内を通過する過程で、外管(第1の流路)41A内を流れる蒸発器11から出た冷媒と熱交換して冷却される。
そして、内部熱交換器41から流出された第1の冷媒流は、膨張弁8にて蒸発圧力まで減圧された後、蒸発器11内に流入し貯蔵室5内(被冷却空間)を熱源として蒸発し、内部熱交換器41の外管41Aを経て低段側の圧縮要素18(低圧部)に吸い込まれる。ここで、内部熱交換器41により、膨張弁8に流入する冷媒は、蒸発器11から流出した低温冷媒と熱交換される。
このように、冷凍装置10が運転されると、冷却室14にて蒸発器11と熱交換された冷気は、冷気循環用送風機12により貯蔵室5に吐出されて、貯蔵室5内を循環した後、再び送風機12によって冷却室14内に帰還する循環を行う。
ここで、庫内温度センサ31が正常時である場合の圧縮機の制御について説明する。制御装置9は、庫内温度センサ31により検出される貯蔵室5内の温度PTを所定の設定温度STとするように、圧縮機モータ18Mの運転周波数制御を行う。即ち、温度PTが設定温度STより低いときには、圧縮機モータ18Mの運転周波数を降下させて、高いときには運転周波数を上昇させる。
また、制御装置9は、上記圧縮機18の周波数制御に加えて庫内温度センサ31により検出される貯蔵室5内の温度PTが設定温度STの上側に設定された所定の上限温度HSTに達した場合、圧縮機モータ18Mを起動し、設定温度STの下側に設定された所定の下限温度LSTに達した場合、圧縮機モータ18Mを停止するサーモサイクルを実行し、貯蔵室5内の温度PTを設定温度STに制御する。
上記冷却運転を実行することにより、蒸発器11には、着霜が生じる。制御装置9のメモリ34には、予めLCDパネル36等によって設定された霜取運転の開始周期(例えば6時間周期)や霜取終了温度DET(例えば+8℃)が記憶されている。そのため、制御装置9は、所定の霜取周期に基づき開始時間となると、上記圧縮機18のサーモサイクルを停止して、蒸発器11に設けられたデフロストヒータ15に通電する霜取運転を開始する。
当該霜取運転により、蒸発器11が加熱されると、着霜が融解されていき、霜取運転の進行に伴って蒸発器11の温度が上昇していく。蒸発器11の温度ETを検出する霜取センサ28の検出温度が所定の霜取終了温度DETにまで上昇すると、制御装置9は、蒸発器11の着霜が十分に融解除去されたものと判断し、デフロストヒータ15を非通電として霜取運転を終了する。その後、制御装置9は、上記冷却運転を再開する。
次に、上記冷却運転における圧縮機18の制御に用いられる庫内温度センサ31が故障等により異常が発生した場合の制御について説明する。
(1)庫内温度センサ31の異常判断
庫内温度センサ31の異常が発生したか否かの判断は、制御装置9により、所定のサンプリング周期にて庫内温度センサ31の抵抗値が異常時(過小若しくは過大)であるか否かを判断により行う。
庫内温度センサ31の異常が発生したか否かの判断は、制御装置9により、所定のサンプリング周期にて庫内温度センサ31の抵抗値が異常時(過小若しくは過大)であるか否かを判断により行う。
これ以外にも、制御装置9は、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ET及び蒸発器入口側温度センサ29が検出する蒸発器11の冷媒入口側温度ETIと、庫内温度センサ31が検出する温度とのそれぞれの差が所定値、例えば、明らかに異常と判別可能な温度として30deg以上に拡大しているか否かを判断し、それぞれの温度差が当該所定値以上である場合には、庫内温度センサ31に異常が発生したものと判断しても良い。
このとき、庫内温度センサ31が検出する温度との差を判断する温度センサの温度として、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ET及び蒸発器入口側温度センサ29が検出する蒸発器11の冷媒入口側温度ETIとを例に挙げているが、これに限定されるものではなく、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETと、これ以外の温度センサ(温度検出手段)であって、貯蔵室5内(被冷却空間)の温度PTに代用可能な温度を検出する温度センサであれば、これに限定されない。即ち、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETと、当該霜取センサ28の近傍に設けられた第2の霜取センサが検出する温度であっても良い。また、この場合、霜取センサ28が検出する温度及びそれ以外が検出する温度と、庫内温度センサ31が検出する温度との差を比較して判断しているが、比較対象とする温度は、これら2つに限定されるものではなく、被冷却空間の温度PTに代用可能な温度を検出する温度センサが検出する温度をこれ以上採用し、過半数以上で、各温度と庫内温度センサ31が検出する温度との差が所定値以上である場合、庫内温度センサ31に異常が発生したものと判断しても良い。
これにより、庫内温度センサ31の断線や短絡等の原因以外の異常が生じた場合であっても、貯蔵室5内の温度PTに代用可能な温度を検出する複数の温度センサの検出温度に基づいて庫内温度センサ31の異常を判断することが可能となる。
(2)バックアップ制御に用いるオフセット値OV
そして、制御装置9は、庫内温度センサ31に異常が発生したと判断した場合、庫内温度センサ31の異常を検出した際に、警報ランプ53やコントロールパネル35の表示部にて庫内温度センサ31に異常があったことを報知し、修理・交換等のメンテナンス作業を早期に促す。また、制御装置9は、霜取センサ28が検出する蒸発器の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を貯蔵室5内の温度PTとして代用し、圧縮機18のバックアップ制御を実行する。
そして、制御装置9は、庫内温度センサ31に異常が発生したと判断した場合、庫内温度センサ31の異常を検出した際に、警報ランプ53やコントロールパネル35の表示部にて庫内温度センサ31に異常があったことを報知し、修理・交換等のメンテナンス作業を早期に促す。また、制御装置9は、霜取センサ28が検出する蒸発器の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を貯蔵室5内の温度PTとして代用し、圧縮機18のバックアップ制御を実行する。
この際、所定のオフセット値OVは外気温度センサ48が検出する外気温度AT、その他、サーモ設定等に基づき変更する。即ち、所定のサンプリング周期にて検出される外気温度AT等によってオフセット値OVは、変更される(前回と同様である場合の書き換えを含む)。以下、変更するオフセット値OVについて、図5、図6を参照して説明する。図5は外気温度AT毎のサーモ設定に対するオフセット値OVの関係図、図6は冷却設定温度毎のサーモ設定に対するオフセット値OVの関係図をそれぞれ示している。
圧縮機18のサーモサイクル制御における圧縮機18の運転時(サーモオン時)では、LCDパネル36により設定されるサーモ設定(強・中・弱。設定温度STが低い程、強となり、設定温度STが高い程、弱となる)が弱い場合(設定温度STが高い場合)、貯蔵室5内を早期に設定温度STにまで冷却しやすく、これによって圧縮機18の周波数が低下し、蒸発器11への冷媒循環量が少なくなることで、蒸発器11の冷凍能力が小さくなる。そのため、貯蔵室5内の空気と蒸発器11との熱交換量が減少するため、庫内温度センサ31が検出する貯蔵室5内の温度PTと、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETとの差が大きくなる。これに対し、サーモ設定が強い場合(設定温度STが低い場合)、貯蔵室5内を設定温度STとするまである程度時間がかかるため、圧縮機18の周波数は、高めとなる。従って、蒸発器11への冷媒循環量が多い状態となり、蒸発器11の冷凍能力が大きくなり、貯蔵室5内の空気と蒸発器11との熱交換量が増加するため、庫内温度センサ31が検出する貯蔵室5内の温度PTと、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETとの差が小さくなる。
また、外気温度ATが高い程、貯蔵室5内への侵入熱が大きくなるため、貯蔵室5内の温度PTは上昇の影響を受けやすく、冷媒の冷却作用を発揮している蒸発器11の温度ETは、その影響を受け難い。そのため、外気温度ATが高い程、貯蔵室5内の温度PTと霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETとの差が大きく、外気温度ATが低い程、これらの差が小さくなる。
係る傾向は、図5に示したような外気温度毎のサーモ設定に対する正常時において測定された庫内温度センサ31により検出された貯蔵室5内の温度PTと霜取センサ28により検出された蒸発器11の温度ETとの差(バックアップ制御において変更するオフセット値OVに相当)となる。
そのため、制御装置9のメモリ34には、外気温度AT毎に、外気温度ATが高い程、オフセット値OVが大きくなる方向とされたデータテーブルが記憶されている。また、当該データテーブルには、サーモ設定が弱い程、即ち、同一の冷却温度域(冷蔵若しくは冷凍)における設定温度STが低い程、小さくなる方向とされるオフセット値OVが記憶されている。
本実施例では、外気温度センサ48が検出する外気温度ATと、設定されたサーモ設定毎に構築されたデータテーブルにより、オフセット値OVを決定しているが、サーモ設定をパラメータ化することにより、当該サーモ設定と、外気温度ATとから上記傾向を有する所定の関係式を用いてオフセット値OVを演算処理することにより求めても良い。
また、図6には、冷却温度域(冷蔵/冷凍)毎のサーモ設定に対する正常時において測定された庫内温度センサ31により検出された貯蔵室5内の温度PTと霜取センサ28により検出された蒸発器11の温度ETとの差(バックアップ制御において変更するオフセット値OVに相当)を示している。
貯蔵室5内(被冷却空間)の設定温度STを冷蔵温度域とする場合と、冷凍温度域とする場合とでは、蒸発器11における冷媒の蒸発温度が異なる。即ち、冷凍温度域では、蒸発器11の冷媒の蒸発温度が低く、侵入熱による影響が大きいため、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETと庫内温度センサ31が検出する温度PTとの差は大きくなる傾向がある。
そのため、制御装置9のメモリ34に記憶される上記データテーブルは、設定温度STが冷凍温度域と冷蔵温度域とで異なるデータテーブルを有しており、当該データテーブルでは、設定温度STが冷凍温度域では、冷蔵温度域の場合と比してオフセット値OVが大きくなる傾向とされる。
また、貯蔵室5内が安定して冷却されている安定冷却状態では、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに上述した如き外気温度AT、サーモ設定及び設定温度ST(冷凍/冷蔵)により読み出されたオフセット値OVを変更するオフセット値OVとし、当該オフセット値OVを加えた温度を貯蔵室5内の温度PTとして代用して圧縮機18の制御を行う。
これに対し、プルダウン運転時や上記サーモサイクルにおける圧縮機18の起動直後等の上記安定冷却状態以外の状態では、上記オフセット値OVは、安定冷却状態の時よりも大きくなる方向で切り換えられたオフセット値OVを採用する。
即ち、プルダウン運転時やサーモサイクルにおける圧縮機18の起動直後では、貯蔵室5内の温度PTよりも霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETが先行して低下していく。そのため、貯蔵室5内の温度PTとして代用する蒸発器11の温度ETに加えられるオフセット値OVは、安定冷却状態よりも大きい値としなければ、実際の温度PTよりも低い温度とみなして圧縮機18の制御を行ってしまう。
そこで、安定冷却状態では、上述した如く読み出されたオフセット値OVを変更するオフセット値OVとして採用し、安定冷却状態以外の状態では、読み出されたオフセット値OVよりも所定の値だけ大きいオフセット値OVhを変更するオフセット値OVとして採用する。
この際、安定冷却状態であるか、それ以外の状態であるか否かの判定は、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETが、所定のオフセット切り換え温度ETchより高いか否かによって判断する。当該オフセット切り換え温度ETchは、設定温度STよりも所定温度(α)低い温度であるものとする(ETch=ST−α)。尚、所定温度αは、0及び負の値をも設定可能とする定数とする。
従って、上記所定温度αを2degとして設定した場合は、オフセット切り換え温度ETchは、設定温度ST−2degとなる。霜取センサ28が検出する温度ETが当該オフセット切り換え温度ETchより低い場合(ET<ETch)には、安定冷却状態と判断し、オフセット値として上述した如く読み出されたオフセット値OVを変更するオフセット値OVとして採用し、オフセット切り換え温度ETch以上である場合(ETch≦ET)には、安定冷却状態以外の状態と判断して、読み出されたオフセット値OVよりも所定値だけ大きいオフセット値OVhを変更するオフセット値OVとして採用する。
また、当該オフセット切り換え温度ETchは、一つに限定されるものではなく、所定温度αを複数設定し、オフセット切り換え温度ETchを複数設けても良い。例えば、設定温度ST−2degとするオフセット切り換え温度ETchに加えて、設定温度ST−(−15deg)とする第2のオフセット切り換え温度ETch2を設け、安定冷却状態以外の状態において、霜取センサ28が検出する温度ETが第2のオフセット切り換え温度ETch2より低い場合(ET<ETch2)には、上記読み出されたオフセット値OVよりも所定値だけ大きいオフセット値OVhを変更するオフセット値OVとして採用し、霜取センサ28が検出する温度ETが第2のオフセット切り換え温度ETch2以上の場合(ET≧ETch2)には、上記オフセット値OVhよりも所定値だけ大きいオフセット値OVh2を変更するオフセット値OVとして採用しても良い。これにより、霜取センサ28が検出する温度ETが設定温度STよりも高くなる程、読み出されたオフセット値OVよりも大きいオフセット値OVh、OVh2・・を変更するオフセット値OVとして採用することが可能となり、より精度の高い制御を実現することが可能となる。
(3)オフセット値OVを用いたバックアップ制御
以下、図7のグラフを参照して庫内温度センサ31の異常時における霜取センサ28を用いたバックアップ制御について説明する。図7では、上から順にオフセット値OV変更後の温度PT(ET+OV)、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ET、オフセット値OVの変化を示している。尚、ここでは、オフセット切り換え温度ETchは、所定値αを0と設定し、設定温度STと同一であるものとする(ETch=ST)。
以下、図7のグラフを参照して庫内温度センサ31の異常時における霜取センサ28を用いたバックアップ制御について説明する。図7では、上から順にオフセット値OV変更後の温度PT(ET+OV)、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ET、オフセット値OVの変化を示している。尚、ここでは、オフセット切り換え温度ETchは、所定値αを0と設定し、設定温度STと同一であるものとする(ETch=ST)。
プルダウン時では、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETは、設定温度STよりも高い温度であるため、ET>ETchとなり、制御装置9は、安定冷却状態以外の状態と判断し、この場合における変更するオフセット値OVを、外気温度ATやサーモ設定等に基づき読み出されたオフセット値OVよりも所定値高いオフセット値OVhを変更するオフセット値として採用する。
そのため、制御装置9は、霜取センサ28が検出した蒸発器11の温度ETにオフセット値OVhを加えた温度を温度PTとして代用し、圧縮機18の制御を行う。当該圧縮機18の制御によって、次第に貯蔵室5内の温度PTが低下していき、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETが設定温度STよりも低い温度となると、ET<ETchとなるため、制御装置9は、安定冷却状態と判断し、この場合における変更するオフセット値OVを、外気温度ATやサーモ設定等に基づき読み出されたオフセット値OVをそのまま採用する。即ち、プルダウン時は終了し、安定冷却状態に移行したものと判断して、変更するオフセット値OVを小さくする。そのため、当該安定冷却状態では、制御装置9は、霜取センサ28が検出した蒸発器11の温度ETにオフセット値OVを加えた温度を温度PTとして代用し、圧縮機18の制御を行う。図7では、一点鎖線により安定冷却状態とそれ以外の状態とを区画して示す。
当該安定冷却状態における圧縮機18の制御によって、徐々に貯蔵室5内の温度PTが低下していき、代用されたPTが設定値STよりも所定温度低い下限温度LSTまで降下した場合、制御装置9は、圧縮機18の運転を停止する(サーモオフ)。
圧縮機18の運転が停止することで、冷却運転が停止するため、貯蔵室5内温度PTは次第に上昇していく。そして、制御装置9は、圧縮機18の運転を停止(サーモオフ)した後、所定のOFF時間t1が経過したか否か判断し、当該OFF時間t1を経過した場合、圧縮機18を起動する(サーモオン)。
当該所定のOFF時間t1は、圧縮機18が停止してから短時間で再起動されてしまうことによる不都合を防止するために設定されるショートサイクル防止時間であり、例えば、5分等に設定される。
これにより、庫内温度センサ31の異常時では、当該庫内温度センサ31が検出する貯蔵室5内の温度PTに基づくサーモサイクル制御に代わり、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた代用された温度PTが下限温度LSTまで降下した場合に圧縮機18を停止し、圧縮機18の停止後、所定のOFF時間t1が経過した場合に圧縮機18を再起動する制御を実行することができる。
この場合、温度PTを代用する蒸発器11の温度ETに加えられるオフセット値OVは、外気温度センサ48が検出する外気温度ATに基づき、当該外気温度ATが高い程、大きくなる方向で変更されるため、貯蔵室5内の実際の温度PTが上昇するにもかかわらず、外気温度ATの上昇により影響を受け難い霜取センサ28が検出する温度ETとの差を考慮(推定)してオフセット値OVを変更することが可能となる。
また、本実施例では、制御装置9は、上記オフセット値OVを、同一の冷却温度領域では、設定温度STが低い程、小さくなる方向で変更することにより、より設定温度STが低い状況では庫内温度センサ31が検出する温度と霜取センサ28が検出する温度ETとは、より近似した値となることを考慮してオフセット値OVを変更することができる。
更に、本実施例では、制御装置9は、上記オフセット値OVを、貯蔵室5内が安定して冷却されている安定冷却状態より、それ以外の状態の方が大きくなる方向で切り換えることにより、霜取センサ28が検出する蒸発器の温度ETが安定冷却状態以外の状態、例えばプルダウン時や圧縮機18の起動直後等では、安定冷却状態と比べて、貯蔵室5内の温度PTよりも蒸発器の温度ETが先行して冷却されることを考慮してオフセット値OVを変更することができる。これにより、冷却状態に応じたより精度の高いバックアップ制御を実現することができる。
従って、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETと、貯蔵室5内の温度PTとの差が、種々の条件によって変動されることを考慮し、代用する温度PTを得るため、当該蒸発器11の温度ETに加えられるオフセット値OVを変更することにより、庫内温度センサ31の異常時であっても、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ET及び外気温度ATに基づいて代用された温度PTによって圧縮機18を停止させることができ、貯蔵室5内の温度が下限温度LSTよりも低下してしまう不都合を回避することができる。従って、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。これにより、庫内温度センサ31の修理・交換作業までの間、適切なバックアップ制御を実現することができる。
また、上記圧縮機18の制御において、圧縮機18を起動する際には、圧縮機18を停止させた後、所定のOFF時間t1が経過した場合に圧縮機18を起動するため、代用された温度PTを用いずに、圧縮機18を起動させることができる。
上述したように代用される温度PTは、蒸発器11の温度ETが用いられることとなるが、圧縮機18が停止された状態では、当該蒸発器11の温度ETは、扉の開閉等の原因により貯蔵室5内の温度PTの変化に追従し難く、また、構造上、当該圧縮機18の停止時に蒸発器11内に高温冷媒が流入してしまい、貯蔵室5内の温度PTとは関係なく温度上昇してしまう不都合が生じる場合がある。
これに対し、本実施例では、当該代用された温度PTを用いることなく、所定のOFF時間t1が経過した場合に圧縮機18を起動させることで、圧縮機18が頻繁に発停することによる不都合を防止しつつ、円滑な冷却運転を実現することができる。
(4)OFF時間t1の延長制御
上記圧縮機18の制御において、圧縮機18がOFF時間t1の経過後、起動された場合、上記OFF時間t1が設定されたのと同様の理由で、圧縮機18が起動してから短時間で停止してしまうことによる不都合を防止するために、強制的に所定のON時間t2、圧縮機18を起動した状態を維持するショートサイクル防止時間が設定されている。
上記圧縮機18の制御において、圧縮機18がOFF時間t1の経過後、起動された場合、上記OFF時間t1が設定されたのと同様の理由で、圧縮機18が起動してから短時間で停止してしまうことによる不都合を防止するために、強制的に所定のON時間t2、圧縮機18を起動した状態を維持するショートサイクル防止時間が設定されている。
ここで、図8はOFF時間t1及びON時間t2が設定された場合における代用された温度PTの変化を示している。代用されたPTは、始め圧縮機18が停止されてからOFF時間t1の間、徐々に上昇していき、OFF時間t1経過後に、制御装置9によって代用されたPTの値にかかわらず圧縮機18を起動する。
このとき、圧縮機18を起動してから所定のON時間t2は、代用されたPTの値にかかわらず圧縮機18を起動する。そのため、図に示すように、代用されたPTが通常であれば圧縮機18を停止する下限温度LSTまで降下しても、当該圧縮機18を停止することができず、継続して運転されることで、代用されたPTが下限温度LSTを下回る場合がある。
この状態で、圧縮機18の起動後、ON時間t2の経過するまで圧縮機18を運転し、その後、OFF時間t1が経過するまで圧縮機18を停止しても、その時点における代用されたPTが設定温度STを下回っている場合がある。上記制御では、この場合であっても、制御装置9は、OFF時間t1が経過すると圧縮機18を再起動するため、貯蔵室5内の温度PTは過剰に降下してしまう。
そのため、本実施例では、制御装置9は、代用する温度PTが設定温度STを下回ってからの期間が一定時間(t3。例えば10分)以上継続したか否かを判断し、当該t3以上継続した場合には、次回のOFF時間t1を所定時間延長する。本実施例では、初期に設定されたOFF時間t1を5分としており、延長する場合には、2分延長した合計7分を新たなOFF時間t1とする。尚、当該延長時間はこれに限定されない。
これにより、圧縮機発停ショートサイクル防止制御のためのON時間t2が設定されている場合であっても、次回のOFF時間t1を長くすることで、過剰に冷却されてしまうサイクルから脱却させることが可能となる。これにより、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。
当該OFF時間t1の延長制御は、ON時間t2の経過した後に、代用されたPTが下限温度LSTまで降下することにより圧縮機18を停止する、通常のサーモオフ制御が実行するまで行う。これにより、貯蔵室5内が過剰に冷却されてしまう不都合を解消することができる。
また、上記OFF時間t1の延長制御後、代用する温度PTが設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合には、制御装置9は、OFF時間t1を更に長くすることとしても良い。これにより、より効率的に過剰に冷却されてしまうサイクルから脱却させることが可能となり、より精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となる。
(5)他の実施例
尚、実施例では、バックアップ制御において用いられるオフセット値OVは、制御装置9のメモリ34に記憶されたデータテーブルから上述したような外気温度センサ48にて検出された外気温度AT及びLCDパネル36にて設定されたサーモ設定に基づいて読み出されたオフセット値OVを採用するものとしているが、これに限定されない。
尚、実施例では、バックアップ制御において用いられるオフセット値OVは、制御装置9のメモリ34に記憶されたデータテーブルから上述したような外気温度センサ48にて検出された外気温度AT及びLCDパネル36にて設定されたサーモ設定に基づいて読み出されたオフセット値OVを採用するものとしているが、これに限定されない。
即ち、他の実施例として、制御装置9は、庫内温度センサ31の正常時において、庫内温度センサ31が検出する貯蔵室5内の温度PTが設定温度ST以下であることを条件として、当該庫内温度センサ31が検出する温度PTと霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETとの差eを算出し、そのとき、外気温度センサ48が検出する外気温度AT毎に当該差eをオフセット値OVとして記憶することによりデータベースを構築する。
当該データベースは、外気温度ATの温度を所定の温度帯毎(例えば、5℃以下、5〜20℃、20〜30℃、30℃以上)に分け、それぞれ庫内温度センサ31が検出する温度PTと霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETとの差eを記憶する。当該差eは、庫内温度センサ31が検出する貯蔵室5内の温度PTが設定温度ST以下であり、且つ所定のサンプリング周期にて得られる値のそれぞれの温度帯毎の平均値、若しくは、直近の値に重みが置かれた平均値AVe、例えば、これまでの平均値AVeと直近の値eとの平均値((AVe+e)/2)としてデータベースに記憶する。
そして、制御装置9が庫内温度センサ31の異常を検出した場合には、警報ランプ(警報手段)53の点灯及びコントロールパネル35の表示部により庫内温度センサ31の異常を報知すると共に、外気温度センサ48が検出する外気温度ATに対応するオフセット値OVをデータベースから読み出し、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに当該読み出したオフセット値OVを加えた温度を貯蔵室5内の温度PTとして代用し、上記実施例と同様に、当該温度PTが所定の下限温度LSTまで降下した場合に圧縮機18を停止し、その後所定のOFF時間t1の経過後に圧縮機18を起動する圧縮機制御を実行する。尚、この場合において、上述したようなOFF時間t1の延長制御は同様に行うものとする。
これにより、庫内温度センサ31の正常時において構築されたデータベースに基づいて、外気温度ATを考慮したオフセット値OVを変更(書き換えを含む。)することで、霜取センサ28が検出する蒸発器11の温度ETに当該オフセット値OVを加えた温度を貯蔵室5内の温度PTとして代用し、支障なく圧縮機18の制御を行うことができる。
そのため、精度の高い被冷却空間の温度制御を実現することが可能となり、被冷却空間温度検出手段の修理・交換作業までの間、適切なバックアップ制御を実現することができる。
また、上記各実施例では、冷媒として二酸化炭素を使用した冷凍装置10では、上述したような高圧側の冷媒圧力(高圧圧力)がその臨界圧力以上となる所謂二段圧縮一段膨張中間冷却サイクルを採用することにより、冷媒回路7が複雑化し、制御に用いるセンサ(検出手段)の数が増える。そのため、センサ数の増加により、センサの異常発生率も高くなるが、上述したように庫内温度センサ31の異常に対して効果的なバックアップ制御を実現できることから、貯蔵室5(被冷却空間)への冷却不良を最小限とすることができる。
R 業務用冷凍庫(低温貯蔵庫)
1 断熱箱体
5 貯蔵室(被冷却空間)
7 冷媒回路
8 膨張弁
9 制御装置(制御手段)
10 冷凍装置
11 蒸発器
12 冷気循環用送風機
15 デフロストヒータ(霜取手段)
17 機械室
18 圧縮機(圧縮手段)
18A 低段側の圧縮要素
18B 高段側圧縮手段
19 ガスクーラ
28 霜取センサ(霜取終了温度検出手段)
29 蒸発器入口側温度センサ
31 庫内温度センサ(被冷却空間温度検出手段)
32 タイマ(時限手段)
33 演算処理部
34 メモリ(記憶手段)
35 コントロールパネル
36 LCDパネル(設定手段)
48 外気温度センサ(外気温度検出手段)
53 警報ランプ(警報手段)
1 断熱箱体
5 貯蔵室(被冷却空間)
7 冷媒回路
8 膨張弁
9 制御装置(制御手段)
10 冷凍装置
11 蒸発器
12 冷気循環用送風機
15 デフロストヒータ(霜取手段)
17 機械室
18 圧縮機(圧縮手段)
18A 低段側の圧縮要素
18B 高段側圧縮手段
19 ガスクーラ
28 霜取センサ(霜取終了温度検出手段)
29 蒸発器入口側温度センサ
31 庫内温度センサ(被冷却空間温度検出手段)
32 タイマ(時限手段)
33 演算処理部
34 メモリ(記憶手段)
35 コントロールパネル
36 LCDパネル(設定手段)
48 外気温度センサ(外気温度検出手段)
53 警報ランプ(警報手段)
Claims (10)
- 冷媒回路を構成する蒸発器により被冷却空間を冷却すると共に、所定の霜取手段により前記蒸発器の着霜を融解除去する冷凍装置において、
前記被冷却空間の温度PTを検出するための被冷却空間温度検出手段と、
前記蒸発器の温度ETを検出するよう当該蒸発器に設けられた霜取終了温度検出手段と、
外気温度ATを検出するための外気温度検出手段と、
前記冷媒回路を構成する圧縮手段及び前記霜取手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記被冷却空間温度検出手段が検出する前記被冷却空間の温度PTに基づき、当該被冷却空間が所定の設定温度STになるよう前記圧縮手段を制御し、前記霜取手段による前記蒸発器の霜取時には、前記霜取終了温度検出手段が検出する前記蒸発器の所定の霜取終了温度DETにて霜取を終了すると共に、
前記被冷却空間温度検出手段の異常時には、前記霜取終了温度検出手段が検出する前記蒸発器の温度ETに所定のオフセット値OVを加えた温度を前記温度PTとして代用し、且つ、前記外気温度ATに基づき前記オフセット値OVを変更することを特徴とする冷凍装置。 - 前記制御手段は、当該外気温度ATが高い程、大きくなる方向で前記オフセット値OVを変更することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
- 前記制御手段は、前記設定温度STが低い程、小さくなる方向で前記オフセット値OVを変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置。
- 前記制御手段は、前記被冷却空間が安定して冷却されている安定冷却状態より、それ以外の状態の方が大きくなる方向で前記オフセット値OVを切り換えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の冷凍装置。
- 前記制御手段は、正常時において前記被冷却空間温度検出手段が検出する前記被冷却空間の温度PTと前記霜取終了温度検出手段が検出する前記蒸発器の温度ETとの差eを算出し、前記外気温度AT毎に当該差eを前記オフセット値OVとして記憶することにより構築されたデータベースを有し、
前記被冷却空間温度検出手段の異常時には、前記外気温度検出手段が検出する前記外気温度ATに対応する前記オフセット値OVを前記データベースから読み出すことにより前記オフセット値OVの変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。 - 前記制御手段は、正常時において前記被冷却空間温度検出手段が検出する前記被冷却空間の温度PTに基づき、前記設定温度の上下に設定された所定の上限温度HSTにて前記圧縮手段を起動し、下限温度LSTにて停止するサーモサイクルを実行すると共に、
前記被冷却空間温度検出手段の異常時には、前記代用する温度PTが前記下限温度LSTまで降下した場合に前記圧縮手段を停止し、その後所定のOFF時間t1が経過した場合、前記圧縮手段を起動する制御を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の冷凍装置。 - 前記制御手段は、前記圧縮手段を起動した後、所定の強制ON時間t2が経過するまでは当該圧縮手段の停止を禁止する圧縮手段発停ショートサイクル防止制御を実行すると共に、
前記代用する温度PTが前記設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、前記OFF時間t1を長くすることを特徴とする請求項6に記載の冷凍装置。 - 前記制御手段は、前記OFF時間t1を長くした後、前記代用する温度PTが前記設定温度STより低い期間が一定時間以上継続した場合、前記OFF時間t1を更に長くすることを特徴とする請求項7に記載の冷凍装置。
- 前記霜取終了温度検出手段以外の前記被冷却空間の温度PTに代用可能な温度を検出する温度検出手段を少なくとも一つ備え、
前記制御手段は、該温度検出手段が検出する温度及び前記霜取終了温度検出手段が検出する温度と、前記被冷却空間温度検出手段が検出する温度との差が所定値以上に拡大した場合、当該被冷却空間温度検出手段が異常となったものと判断することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちの何れかに記載の冷凍装置。 - 前記制御手段は、前記被冷却空間温度検出手段の異常を報知する警報手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のうちの何れかに記載の冷凍装置。
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