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JP2012015058A - 車両側コネクタ - Google Patents

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JP2012015058A
JP2012015058A JP2010153083A JP2010153083A JP2012015058A JP 2012015058 A JP2012015058 A JP 2012015058A JP 2010153083 A JP2010153083 A JP 2010153083A JP 2010153083 A JP2010153083 A JP 2010153083A JP 2012015058 A JP2012015058 A JP 2012015058A
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lid
rubber ring
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JP2010153083A
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Kiyoshi Osawa
清司 大澤
Toshifumi Ichio
敏文 一尾
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】オイルダンパーに代わる安価な部材によって蓋部を緩やかに動作させる。
【解決手段】車両のバッテリに充電を行うときに充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタ10であって、コネクタハウジング11と、コネクタハウジングに設けられた回動可能な蓋部と、蓋部を付勢するねじりコイルばね27とを備え、ゴムリング30を収容してなるゴムリング収容凹部31と、ゴムリング収容凹部31に収容されたゴムリング30を圧縮するヒンジピン22とが設けられ、蓋部が開放位置に変位するときにゴムリング収容凹部31とヒンジピン22とはゴムリング30を圧縮した状態で相反対する方向に変位する。
【選択図】図5

Description

本発明は、充電用コネクタに嵌合される車両側コネクタに関する。
例えば、ハイブリッド車や電気自動車などの車両にはモーターに電力を供給するためのバッテリが搭載されている。このバッテリは充電量が少なくなったときに車両の外部から充電ができるようになっている。そのため、車体のパネルには、充電用コネクタが嵌合される例えば特許文献1に記載の車両側コネクタが取り付けられている。
この車両側コネクタは高電圧の電力を取り扱うため、充電を行わない時には充電用コネクタとの嵌合面を覆う蓋部がコネクタハウジングに開閉可能に設けられている。この蓋部を備えた開閉機構には充電用コネクタが未嵌合の時に嵌合面を覆う閉止位置から充電用コネクタが嵌合されるときに嵌合面が露出される開放位置に蓋部を付勢する付勢部材と、蓋部を係止して閉止位置に保持する押え部材とが設けられている。そして、充電用コネクタをコネクタハウジングに嵌合させるときには、蓋部と押え部材との係止状態を解除して、付勢部材の付勢力によって蓋部を閉止位置から開放位置まで変位させてコネクタハウジングの嵌合面を外部に露出させる。
ところで、蓋部の開閉機構においては、付勢部材の付勢力が強いと蓋部が勢いよく開くため、蓋部の負担が大きく開閉機構や蓋部周辺の損傷を招く虞がある。そのため、回転式のオイルダンパーを用いて蓋部を緩やかに動作させる。このような技術としては、例えば特許文献2及び特許文献3に記載のものが知られている。
特開2009−27851号公報 特開2009−202797号公報 特開2008−302896号公報
ところが、オイルダンパーの部材価格は高価であるため、製造コストが高くなってしまうといった問題がある。かといって、付勢部材の付勢力を弱くしすぎると蓋部が途中で止まってしまい、コネクタハウジングの嵌合面が完全に露出されない虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、オイルダンパーに代わる安価な部材によって蓋部を緩やかに動作させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として本発明は、車両のバッテリに充電を行うときに充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタであって、前記充電用コネクタが嵌合される嵌合面を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに片持ち状に設けられ前記嵌合面を覆う閉止位置と前記嵌合面を露出させる開放位置との間を回動可能な蓋部と、前記コネクタハウジングと前記蓋部とに介設され前記蓋部を前記閉止位置から前記開放位置に付勢する付勢部材とを備え、記コネクタハウジング及び前記蓋部の一方には、前記蓋部の回動軸が通る位置に弾性部材を内部に収容してなる収容部が設けられ、同他方には、前記収容部の内面と対向する位置に押圧部が設けられ、前記蓋部が前記閉止位置から前記開放位置に変位するときに前記収容部の内面と前記押圧部とは前記弾性部材を圧縮した状態で相反する方向に変位するところに特徴を有する。
このような構成の車両側コネクタによると、収容部の内面と押圧部との間に摩擦力を生じさせることができ、収容部の内面又は押圧部のいずれか一方が弾性部材と摺動することになる。これにより、蓋部を回動させる力は、収容部の内面又は押圧部のいずれか一方と弾性部材との間に生じる摩擦力によって緩和され、蓋部を緩やかに動作させることができる。このように、高価なオイルダンパーを用いることなく、安価な弾性部材をダンパーとして機能させたことで、車両側コネクタの製造コストを下げることができる。
また、別部品であるオイルダンパーを車両側コネクタに組み付ける必要がないため、収容部と押圧部とをダンパーの一部として構成することができる。これにより、車両側コネクタを小型化することができる。
更に、収容部と押圧部とを蓋部の回動軸が通る位置に設けたことで、収容部又は押圧部のいずれか一方と弾性部材とが摺動する距離を小さくすることができ、車両側コネクタを小型化するにあたり好適である。また、収容部と押圧部との間に弾性部材を用いたことで、弾性部材によってコネクタハウジングと蓋部とのガタつきを吸収することができ、蓋部を緩やかに回動させることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が望ましい。
前記押圧部は、前記収容部内において前記蓋部の回動軸が通る位置に配され、前記弾性部材は、前記押圧部と前記収容部の内面とによって前記蓋部の回動軸の軸線方向と直交する径方向に圧縮されている構成としてもよい。
このような構成によると、収容部の内面と押圧部とによって弾性部材を蓋部の回動軸の径方向に圧縮することで、収容部の内面と押圧部との間に摩擦力を生じさせることができる。これにより、蓋部を回動させる力が緩和され、蓋部を緩やかに回動させることができる。
前記押圧部は、前記収容部において前記蓋部の回動軸上に配置された金属製の支持軸であって、この支持軸は、前記蓋部を回動可能に支持している一方、前記収容部は合成樹脂製で、且つ、前記支持軸の外周面に対向して周設された内周面を有し、前記弾性部材は、前記支持軸の外周面に密着する内周面と前記収容部の内周面に密着する外周面とを有する円筒形状に設けられている構成としてもよい。
金属製の支持軸の表面は一般に円滑に研磨されており、樹脂よりも滑りやすくなっている。このような構成によると、樹脂よりも滑りやすく円滑に形成された金属製の支持軸が弾性部材を押圧することに加え、支持軸の外周面と弾性部材との接触面積を収容部の内周面と弾性部材との接触面積よりも小さくすることができるため、弾性部材は蓋部と共に支持軸を軸中心として回動する。これにより、支持軸と弾性部材とを閉止位置から開放位置まで選択的に摺動させて蓋部を滑らかに動作させることができる。
前記収容部は、前記蓋部の回動軸の軸線方向の一方に開口する開口部を有し、前記押圧部は、前記収容部の開口部に装着されることで同開口部に露出された前記弾性部材の端部を前記蓋部の回動軸の軸線方向に圧縮している構成としてもよい。
このような構成によると、収容部の奥壁と押圧部とによって弾性部材を蓋部の回動軸の軸線方向に圧縮することで、収容部の奥壁と押圧部との間に摩擦力を生じさせることができる。これにより、蓋部を回動させる力が緩和され、蓋部を緩やかに回動させることができる。
前記収容部及び前記弾性部材の一方には、係合突起が設けられ、同他方には、前記係合突起に係合する係合凹部が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、収容部に対して弾性部材が固定されるため、収容部の内面と弾性部材とが摺動することはなく、必ず弾性部材と押圧部とが摺動することになる。これにより、例えば、弾性部材と押圧部とが摺動して削り屑が発生する場合においても、削り屑を収容部の開口部から外部に排出することができ、収容部内に削り屑が溜まることを防ぐことができる。
前記収容部の奥壁は、前記蓋部の回動軸とは直交しないように傾斜して設けられ、前記弾性部材は、同弾性部材の端部とは反対側に位置して前記奥壁と面接触する傾斜接触面を有している構成としてもよい。
このような構成によると、係合突起と係合凹部との係合に加え、奥壁と傾斜接触面とが密着して互いに係合するため、弾性部材を蓋部に確実に固定することができる。
本発明によれば、オイルダンパーに代わる安価な部材によって蓋部を緩やかに動作させることができる。
実施形態1に係るコネクタにおいて蓋部が閉止位置にある状態を示す正面図 同側面図 実施形態1に係るコネクタにおいて蓋部が閉止位置にある状態を上方から見た断面図 実施形態1に係るコネクタにおいて蓋部が開放位置にある状態を示す正面図 実施形態1に係るコネクタにおいて蓋部が開放位置にある状態を側方から見た断面図 蓋部の底面図 同背面図 同左側面図 同右側面図 ゴムリングの平面図 同側面図 ゴムリングを側方から見た断面図 実施形態2に係るコネクタにおいて蓋部が閉止位置にある状態を側方から見た断面図 実施形態2に係るコネクタにおいて蓋部が開放位置にある状態を側方から見た断面図 実施形態2に係るコネクタのゴムリングの正面図 同平面図 同右側面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図1乃至図12を参照して説明する。
本実施形態の車両側コネクタ10は、合成樹脂製のコネクタハウジング11と、コネクタハウジング11に装着された合成樹脂製の蓋部12とを備えて構成されている。尚、この車両側コネクタ10は、図示しない車両の側面に設けられた図示しないコネクタ収容部に装着されており、外部の図示しない充電用コネクタが前方から嵌合可能とされている。
コネクタハウジング11は、図3及び図4に示すように、四隅が丸みを帯びた矩形状をなす板状の取付板13と、取付板13の中央を前後方向に貫通したハウジング本体14とを備えて構成されている。
取付板13の四隅には、カラー15がインサート成形されている。そして、カラー15に図示しない締結ボルトを挿通して図示しない車両のパネルに締め付けることでコネクタハウジング11が図示しないコネクタ収容部に固定される。
ハウジング本体14は円柱形状をなし、ハウジング本体14の内部には複数の端子収容部16が前後方向に貫通して形成されている。また、各端子収容部16は、ハウジング本体14の円筒状の周壁に沿って形成されている。端子収容部16の内部には、図示しないバッテリから延びる図示しない電線に接続された図示しない端子金具が収容可能とされている。
ハウジング本体14における取付板13の前方側の外周にはハウジング本体14と間隔をあけて円筒状のフード部17が設けられている。このフード部17の内部には図示しない充電用コネクタが嵌合可能とされ、この嵌合に伴ってフード部17とハウジング本体14との間に、充電用コネクタに設けられた図示しない充電側フード部が収容される。
フード部17の外周面には、図4に示すように、その上部に設けられた係合部18と、その下部に設けられた位置決め凹部19と、その左側部に設けられた左側取付部20と、その右側部に設けられた右側取付部21とが形成されている。
係合部18は、フード部17の外周面における上部から上方に突出して設けられている。この係合部18は、正規の嵌合位置に案内された充電用コネクタが車両側コネクタ10に嵌合された時に充電用コネクタに設けられた図示しない係合爪と係合することで互いのコネクタの嵌合状態を保持する役割を果たす。
位置決め凹部19は、フード部17の下部を下方に膨出して形成されている。この位置決め凹部19は充電用コネクタが車両側コネクタ10に嵌合されるときに、充電用コネクタの充電側フード部に設けられた図示しない位置決めリブを内部に進入させて充電用コネクタを正規の嵌合位置に案内する役割を果たす。
左側取付部20は、上下一対の左側取付片20U,20Dと、両左側取付片20U,20Dに上下両端部が支持固定された金属製のヒンジピン(支持軸に相当する)22とを備えて構成されている。
両左側取付片20U,20Dは矩形板状をなし、フード部17の左側面と取付板13の前方端面とに一体に連なって形成されている。この両左側取付片20U,20Dの中央に、ヒンジピン22の上下両端部が支持固定されている。
ヒンジピン22は細長いピン形状をなし、上下方向に延びる形態で配置されている。このヒンジピン22には蓋部12が回動可能に支持されている。これにより、蓋部12はヒンジピン22を中心に、図1に示すようにハウジング本体14の嵌合面を覆う閉止位置と、図4に示すようにハウジング本体14の嵌合面を露出させる開放位置との間を往復移動可能とされている。
蓋部12は、図1に示すように、円形板状の蓋本体23と、蓋本体23の上下左右に一体に設けられた突出片24とを備えて構成されている。
蓋本体23は、図3に示すように、前記閉止位置においてハウジング本体14とフード部17とを前方から覆うことで、埃や水などがコネクタハウジング11内に入り込むことを防ぐ役割を果たしている。また、蓋本体23の内側にはハウジング本体14の嵌合端面(本発明の「嵌合面」の一例)14Aと蓋本体23の内面との間をシールする円形板状の面シール25が装着され、ハウジング本体14内に水などが浸入することを防止している。
上下に設けられた突出片24はフード部17における係合部18及び位置決め凹部19に前方から他の部材などが当接して破損することを防いでいる。
突出片24のうち、図1における図示左側に配置された左側突出片24Lには、図4に示すように、上下方向に延びてフード部17における両左側取付片20U,20Dの間に収容された取付突部26が設けられている。
この取付突部26は、図5に示すように、取付突部26を上下方向に貫通するピン挿通孔26Aと、取付突部26の上下方向中央より上方に位置するばね収容部26Bと、ばね収容部26Bの下方に位置して下方に向かって開口するゴムリング収容凹部31(収容部に相当する)とを備えて構成されている。
ピン挿通孔26Aには、ヒンジピン22が上下方向に貫通した状態で挿通されている。これにより、蓋部12がヒンジピン22に回動可能に支持されている。
ばね収容部26Bには、図4及び図5に示すように、コイル状をなすねじりコイルばね27(付勢部材に相当する)が収容されている。このねじりコイルばね27の中心にはヒンジピン22が挿通されている。これにより、ねじりコイルばね27は、ばね収容部26Bに保持されている。
このねじりコイルばね27の一方の端部は、図3に示すように、コネクタハウジング11におけるフード部17の左外側面に係止され、他方の端部は、ばね収容部26Bの内面のうち、フード部17の左外側面と対向する内側面に係止されている。これにより、蓋部12は、ねじりコイルばね27によって、常に前記閉止位置から前記開放位置に向けて付勢された状態となっている。
一方、右側取付部21は、図1及び図3に示すように、ロック片29を備えている。このロック片29は、ねじりコイルばね27によって付勢された蓋部12の突出片24のうち右側突出片24Rを係止して蓋部12を閉止位置に保持するロック爪29Bを備えている(図3参照)。ロック片29は右側突出片24Rとロック爪29Bとの係止状態を解除する押圧操作部29Aを備えている。これにより、ばね28の付勢力に抗して押圧操作部29Aを押圧してロック片29を解除方向に変位させることで右側突出片24Rとロック爪29Bとの係止状態が解除されるようになっている。
さて、ゴムリング収容凹部31には、図5に示すように、円筒状のゴムリング(弾性部材に相当する)30が収容されている。
このゴムリング収容凹部31は、図6に示すように、下方に向かって略円形状に開口した開口部31Cを有し、ゴムリング収容凹部31の開口部31Cから奥壁31A(ゴムリング収容凹部31の内壁における上端壁)まで上下方向に延びる内周面を有している。
ゴムリング収容凹部31の奥壁31Aには、ヒンジピン22が挿通されたピン挿通孔26Aが形成されている。また、ゴムリング収容凹部31の内側面には、上下方向に延び、且つ、径方向外側に延びる係合凹部31Bが設けられている。
一方、ゴムリング30は、図5に示すように、ゴムリング収容凹部31の内周面と、ヒンジピン(押圧部に相当する)22とに押圧され、ヒンジピン22の径方向に圧縮された状態でゴムリング収容凹部31に収容されている。尚、ゴムリング30はゴムリング収容凹部31内において、上下方向の少なくとも一方に隙間を有した状態に収容されている。このため、ゴムリング30は、上下方向(ヒンジピン22の軸線方向に)に圧縮されない状態となっている。
ゴムリング30には、図10乃至図12に示すように、ゴムリング収容凹部31の内周面に密着する複数条の外周リップ30Aと、ゴムリング収容凹部31内に配されたヒンジピン22の外周面に密着する複数条の内周リップ30Bとが形成されている。尚、外周リップ30Aはゴムリング30の外周面に全周に亘って形成され、内周リップ30Bはゴムリング30の内周面に全周に亘って形成されている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いて作用効果を説明する。
まず、図示しないバッテリに充電を行う際には、図1の閉止位置において押圧操作部29Aを押圧して、蓋部12とロック片29との係止状態を解除する。
すると、蓋部12がねじりコイルばね27の付勢力によって閉止位置から図4に示す開放位置へ回動する。この回動過程において、ゴムリング30の外周面とゴムリング収容凹部31の内周面との接触面積は、ゴムリング30の内周面とヒンジピン22の外周面との接触面積よりも大きいことから、ゴムリング収容凹部31の内周面とゴムリング30の外周リップ30Aとの摩擦力は、ヒンジピン22の外周面とゴムリング30の内周面との摩擦力よりも大きくなる。そのため、ゴムリング30はゴムリング収容凹部31に固定された状態となって、ヒンジピン22の外周面とゴムリング30の内周面とが摺動する。その結果、ヒンジピン22の外周面とゴムリング30の内周面との間に生じた摩擦力は蓋部12を回動させる力を緩和することができる。
これにより、従来のように、蓋部12とコネクタハウジング11との間に高価なオイルダンパーを取り付けることなく、蓋部12を緩やかに回動させることができる。
また、ゴムリング収容凹部31と、ゴムリング30と、ヒンジピン22とによって、ダンパーを構成していることから、別部品であるオイルダンパーを組み付ける場合に比べてダンパーのサイズを小型化することができ、ひいては車両側コネクタ10を小型化することができる。
更に、オイルダンパーを取り付ける場合には、オイルダンパーが破損するなどしてオイルが漏れだし、車両を汚す虞があるが、本実施形態においてはオイルなどの液体を使用していないため、液体によって車両を汚すといった問題を防ぐことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について図13乃至図17を参照して説明する。
本実施形態は、実施形態1のゴムリング収容凹部31とゴムリング30との構造を変更したものであって、実施形態1と同一の構成については同一の符号を用いるものとし、実施形態1と重複する構成、作用及び効果についてはその説明を省略する。
図14に示すように、蓋部12のゴムリング収容凹部31における奥壁31Aは、蓋部12の右側突出片24R側(図14における図示右側)から左側突出片24L側(図14における図示左側)に向かって下方に傾斜した形態に形成されている。
一方、ゴムリング30は、円筒状をなし、ゴムリング収容凹部31の傾斜した奥壁31Aに対応する傾斜接触面30Cと、傾斜接触面30Cの反対側に位置してゴムリング収容凹部31の開口部31Cより突出した突出端部30Dとを備えて構成されている。詳しくは、ゴムリング30にはゴムリング収容凹部31の奥壁31Aの全領域に亘って面接触する傾斜接触面30Cが形成されている。また、突出端部30Dは、ゴムリング収容凹部31の開口部31Cから僅かに突出することで左側取付部20における下方側の左側取付片20Dによってゴムリング収容凹部31の奥壁31Aに向かって押圧されている。また、ゴムリング30の側面には、図15乃至図17に示すように、上下方向に延びる係合突起30Eがゴムリング30と一体に形成され、この係合突起30Eは、図13に示すように、ゴムリング収容凹部31の係合凹部31Bに嵌合されている。また、ゴムリング30はゴムリング収容凹部31に収容された時に、ゴムリング収容凹部31の内周面及びヒンジピン22の外周面との間に隙間を有する状態で収容され、ゴムリング30の内周面とヒンジピン22の外周面との間に摩擦がほとんど発生しない状態となっている。尚、実施形態2においては、下方に位置する左側取付片20Dが本発明でいう「押圧部」に相当する。
このような構成では、実施形態1と異なり、ゴムリング30がゴムリング収容凹部31に対して回り止めされた状態で(図13参照)、ゴムリング収容凹部31の奥壁31Aと、左側取付片20Dとによってゴムリング30が上下方向(ヒンジピン22の軸線方向)に回り止めされた状態で圧縮されている。また、ゴムリング30はゴムリング収容凹部31に対して二重に係合されているため、ゴムリング収容凹部31の奥壁31Aとゴムリング30とが摺動することはなく、確実に左側取付片20Dとゴムリング30の突出端部30Dとを摺動させることができる。
また、例えば、ゴムリング30が摺動して削り屑が発生する場合においても、削り屑はゴムリング収容凹部31の開口部31Cから外部に排出され、ゴムリング収容凹部31内に削り屑が溜まることを防ぐことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、ゴムリング30の内周面がヒンジピン22の外周面を全周に亘って覆い、ゴムリング30の内周面とヒンジピン22の外周面とが摺動する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、例えば、ゴムリング30を半円形状に設けてヒンジピンの外周面が半分接する状態とし、ゴムリング30とヒンジピン22とが摺動する構成としてもよい。
(2)上記実施形態1では、ゴムリング30の内周面とヒンジピン22との外周面との接触面積をゴムリング30の外周面とゴムリング収容凹部31との接触面積よりも小さくするなどして、ゴムリング30とヒンジピン22とが摺動する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。例えば、ゴムリング30の内周面とヒンジピン22との外周面とが接触する表面積をゴムリング30の外周面とゴムリング収容凹部31とが接触する表面積よりも大きくするなどして、ゴムリング30とゴムリング収容凹部31の内面とが摺動する構成としてもよい。
(3)上記実施形態2では、ヒンジピン22の外周面を全周に亘って覆う位置にゴムリング30を配置したが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、例えば、ヒンジピン22から離れた位置に配置された弾性部材であってもよい。
(4)上記実施形態2では、ゴムリング収容凹部31の係合凹部31B及び奥壁31Aにゴムリング30の係合突起30E及び傾斜接触面30Cを係合させてゴムリング収容凹部31にゴムリング30を固定する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。例えば、ゴムリング30を角型状に形成し、ゴムリング収容凹部31の内周面をゴムリング30の外周面に沿って角型状に形成することで、ゴムリング30をゴムリング収容凹部31に固定する構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、ねじりコイルばね27によって、蓋部12を閉止位置から開放位置に向けて付勢する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、例えば、板ばねなどによって、蓋部12を閉止位置から開放位置に向けて付勢する構成としてもよい。
11 :コネクタハウジング
12 :蓋部
14A:嵌合端面(嵌合面)
20D:左側取付片(押圧部)
22 :ヒンジピン(支持軸、押圧部)
27 :ねじりコイルばね(付勢部材)
30 :ゴムリング(弾性部材)
30C:傾斜接触面
30E:係合突起
31 :ゴムリング収容部(収容部)
31A:奥壁
31B:係合凹部
31C:開口部

Claims (6)

  1. 車両のバッテリに充電を行うときに充電用コネクタが嵌合される車両側コネクタであって、
    前記充電用コネクタが嵌合される嵌合面を有するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに片持ち状に設けられ前記嵌合面を覆う閉止位置と前記嵌合面を露出させる開放位置との間を回動可能な蓋部と、
    前記コネクタハウジングと前記蓋部とに介設され前記蓋部を前記閉止位置から前記開放位置に付勢する付勢部材とを備え、
    前記コネクタハウジング及び前記蓋部の一方には、前記蓋部の回動軸が通る位置に弾性部材を内部に収容してなる収容部が設けられ、同他方には、前記収容部の内面と対向する位置に押圧部が設けられ、前記蓋部が前記閉止位置から前記開放位置に変位するときに前記収容部の内面と前記押圧部とは前記弾性部材を圧縮した状態で相反する方向に変位することを特徴とする車両側コネクタ。
  2. 前記押圧部は、前記収容部内において前記蓋部の回動軸が通る位置に配され、
    前記弾性部材は、前記押圧部と前記収容部の内面とによって前記蓋部の回動軸の軸線方向と直交する径方向に圧縮されていることを特徴とする請求項1記載の車両側コネクタ。
  3. 前記押圧部は、前記収容部において前記蓋部の回動軸上に配置された金属製の支持軸であって、この支持軸は、前記蓋部を回動可能に支持している一方、
    前記収容部は合成樹脂製で、且つ、前記支持軸の外周面に対向して周設された内周面を有し、
    前記弾性部材は、前記支持軸の外周面に密着する内周面と前記収容部の内周面に密着する外周面とを有する円筒形状に設けられていることを特徴する請求項2記載の車両側コネクタ。
  4. 前記収容部は、前記蓋部の回動軸の軸線方向の一方に開口する開口部を有し、
    前記押圧部は、前記収容部の開口部に装着されることで同開口部に露出された前記弾性部材の端部を前記蓋部の回動軸の軸線方向に圧縮していることを特徴とする請求項1記載の車両側コネクタ。
  5. 前記収容部及び前記弾性部材の一方には、係合突起が設けられ、同他方には、前記係合突起に係合する係合凹部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の車両側コネクタ。
  6. 前記収容部の奥壁は、前記蓋部の回動軸とは直交しないように傾斜して設けられ、前記弾性部材は、同弾性部材の端部とは反対側に位置して前記奥壁と面接触する傾斜接触面を有していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の車両側コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015115123A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 株式会社フジクラ 充電コネクタ及び蓋構造
WO2017041285A1 (zh) * 2015-09-11 2017-03-16 郑进宇 一种海运冷藏集装箱用工业插头
WO2018117042A1 (ja) 2016-12-20 2018-06-28 矢崎総業株式会社 キャップの開閉構造および充電用コネクタ
JP7601831B2 (ja) 2022-07-27 2024-12-17 矢崎総業株式会社 キャップ開閉構造及び充電用コネクタ

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