JP2012013030A - 電動圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機と本体ケーシングの熱膨張係数の違いにより生じやすい隙間の発生や締り嵌め時のシメシロの拡大化を防止し、小型・軽量で効率の良い電動圧縮機を提供する。
【解決手段】電動機5の固定子5aの端面に固定された環状の固定部材7a、7bを備え、前記固定部材7a、7bの外周接触面を前記本体ケーシング1の内周に締結手段により直接固定した構成としてあり、固定部材7a、7bを介して締結する構造により、前記電動機5の固定子5aより熱膨張係数の大きな材料である固定部材7a、7bが本体ケーシング1と電動機5の固定子5a間の熱膨張量差を吸収し、また固定部材7a、7bが弾性変形することにより応力を吸収するため、本体ケーシング1や固定子5aに発生する内部応力を緩和する。その結果、本体ケーシングが小型で薄肉になり、電動機の効率を劣化させず信頼性にすぐれた電動機の固定子の締結手段となる。
【選択図】図1
【解決手段】電動機5の固定子5aの端面に固定された環状の固定部材7a、7bを備え、前記固定部材7a、7bの外周接触面を前記本体ケーシング1の内周に締結手段により直接固定した構成としてあり、固定部材7a、7bを介して締結する構造により、前記電動機5の固定子5aより熱膨張係数の大きな材料である固定部材7a、7bが本体ケーシング1と電動機5の固定子5a間の熱膨張量差を吸収し、また固定部材7a、7bが弾性変形することにより応力を吸収するため、本体ケーシング1や固定子5aに発生する内部応力を緩和する。その結果、本体ケーシングが小型で薄肉になり、電動機の効率を劣化させず信頼性にすぐれた電動機の固定子の締結手段となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両空調用空気調和装置等の冷媒圧縮機用に用いられる電動圧縮機に関するものである。
従来、この種の電動圧縮機はアルミニウム製のシェルに鉄製のモータ固定子を直接焼嵌した構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、内壁が非真円のシェルに外力を加えて変形させ前記固定子を挿入後、外力を解除してモータ固定子を固定しているものもある(例えば、特許文献2参照)。更には、前記固定子の端面部に固定子およびシェルより熱膨張係数の大きな材料からなる固定部材を径方向に係合すると共に軸方向にはシェルで挟み込んでボルト固定した構造も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
図7は、特許文献3に記載された従来の電動圧縮機を示すものである。図7に示すように、中空状に形成された圧縮機本体101と、圧縮機本体101に吸入された流体を圧縮する圧縮部(図示せず)と、圧縮部を駆動するモータ102と、圧縮機本体101及びモータ102よりも熱膨張係数の高い材質からなり、周方向所定位置に前記モータ102を固定する二つの固定部材103を備え、圧縮機本体101を101a、102bに分割して前記二つの固定部材103を軸方向から挟み、ボルト104にて固定した構造としている。
しかしながら、前記従来の構成の課題として、特許文献1,2に示す例ではモータ固定子自体を焼嵌固定しているため焼嵌や外力変形によって発生する力により、モータ3の積層板が変形してモータの効率が劣化したり、圧縮機本体(シェル)が破損したりすることがあり、シェルの肉厚を小さく出来にくい課題を有していた。また、特許文献3の場合には、固定部材103は圧縮機本体101を2分割して挟み込み、ボルトにより締結する必要があるため、締結部が突出すると共に、シール材や複数のボルトが必要などの弊害が存在するという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、圧縮機本体(シェル)の外形拡大やシール材の必要が無く、かつモータの効率劣化やシェルの厚肉化を防止し、効率が良く小型・軽量で信頼性の高い電動圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動圧縮機は、流体の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮部と、前記圧縮部を駆動する電動機と、前記圧縮部と前記電動機を内蔵し、前記電動機の固定子より熱膨張係数が大きな金属材料からなる本体ケーシングと、前記電動機の固定子の端面に固定された環状の固定部材からなり、前記固定部材は前記電動機の固定子より熱膨張係数の大きな材料であって、かつ、前記固定部材の外周接触面を前記本体ケーシングの内周に締結手段により直接固定した構成としたものである。
これによって、電動機や本体ケーシングが高温状態になった場合に、電動機の端面に固定された固定用部材の外周と本体ケーシングの内周の接触面を半径方向に締結したことにより、前述電動機の固定子と本体ケーシングとの構成材料の熱膨張差による隙間発生を押さえ、かつ、固定部材を介して電動機固定子を固定するため電動機固定子への応力緩和も図ることができる。
本発明の電動圧縮機は、電動機の本体ケーシングへの焼嵌等によって発生する応力によって電動機の固定子の積層板が変形して電動機の効率が劣化したり、本体ケーシングが破損したりすることを防止でき、本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことが出来、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
第1の発明は、流体の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮部と、前記圧縮部を駆動する電動機と、前記圧縮部と前記電動機を内蔵し、前記電動機の固定子より熱膨張係数が大きな金属材料からなる本体ケーシングと、前記電動機の固定子の端面に固定された環状の固定部材からなり、前記固定部材は前記電動機の固定子より熱膨張係数の大きな材料であって、かつ、前記固定部材の外周接触面を前記本体ケーシングの内周に締結手段により直接固定した構成としてある。これにより、電動機や本体ケーシングが高温状態になった場合に、電動機の端面に固定された固定部材の外周と本体ケーシングの内周の接触面を半径方向に締結することで前述電動機固定子と本体ケーシングとの構成材料の熱膨張差による隙間発生を押さえると共に、締結時の本体ケーシングと電動機の固定子の応力緩和が可能な構造となり、本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことができ、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の固定部材と電動機の固定子は複数の締結部材により締結され、前記本体ケーシング内周と前記固定部材の外周は隣り合う前記締結部材に挟まれた位置の円周上接触面で、前記本体ケーシングの焼き嵌め、前記固定部材の冷やし嵌め、前記本体ケーシングまたは前記固定部材の外力による弾性変形利用固定のいずれかの締嵌め手段により固定したものであり、締嵌め時の本体ケーシングと電動機の固定子の応力緩和が従来に比べ可能となり、本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことが出来、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
第3の発明は、第1の発明の固定部材および電動機の固定子の外周部に複数の凹部を形成し、前記本体ケーシングの内周部には前記固定部材の外径より大きな外径の凹部を形成
し、前記固定部材の外周部を前記本体ケーシングの内周部に回転圧入することにより固定された電動圧縮機としたものであり、圧入時の電動機の固定子の応力緩和が可能な構造となり効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
し、前記固定部材の外周部を前記本体ケーシングの内周部に回転圧入することにより固定された電動圧縮機としたものであり、圧入時の電動機の固定子の応力緩和が可能な構造となり効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
第4の発明は、第1の発明の固定部材は前記電動機の固定子より熱膨張係数の大きな金属材料であり、前記固定部材と前記電動機の固定子は複数の締結部材により締結され、前記本体ケーシング内周と前記固定部材の外周は隣り合う前記締結部材に挟まれた位置の円周上接触面で溶接により固定された構成としたものであり、高温状態や高圧時の本体ケーシングと電動機の固定子の応力緩和が可能な構造となって本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことが出来、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
第5の発明は、前記第4の発明の固定部材を前記本体ケーシングと同一金属材料としたものであり、溶接性の優れた構成であり同様な効果が期待できる。
第6の発明は、前記第5の発明の同一金属材料はアルミニウムまたはマグネシウムまたはその両方を主成分とする合金としたものであり、小型・軽量で溶接性の優れた構成となり同様な効果が期待できる。
第7の発明は、第4,5,6発明の固定部材はその電動機の巻き線が近接する箇所に非導電性皮膜が施された構成としたもので、電動機の固定子への巻線性に優れ、絶縁性を有する固定部材とすることが出来、同様な効果が期待できる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の固定部材にはガス通路が形成されている構成としたものであり、電動機の固定子は冷媒ガスによる冷却が促進され、効率がよく信頼性に優れた電動圧縮機とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電動圧縮機の全体構造を示す軸方向断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における電動圧縮機の全体構造を示す軸方向断面図である。
図1において、本体ケーシング1は図1中右側を開口した略有底筒状に形成した本体ケーシングで、軽量化のためにアルミニウム等で形成してある。2は本体ケーシング1内に右開口側から組み込んだ圧縮部で、ケーシングカバー1aにて挟み込み固定されている。圧縮部2はスクロール式の構造であり、固定スクロール3に対し、旋回スクロール4は旋回運動を行い、冷媒ガスを外周から中央部に向け圧縮する。前記旋回スクロール4は電動機5の回転子6に圧入されたシャフトにより駆動される。電動機5の固定子5aには軸方向両端面に接して固定部材7a、7bが配置され、複数の締結部材8、例えばボルト等により固定してある。そしてこの固定部材7a、7bは固定子5aより熱膨張係数の大きな材料で形成してある。
図2は図1の固定子5aの本体ケーシング1への固定構造を示す平面図である。一点鎖線で示した固定子5a(外周5b)の端面に配置された前記固定部材7(7b)aは環状であり、4本の締結部材8により固定子5aと結合されている。前記固定部材7a(7b)の外周には固定子5aを冷却するためのガス通路となるDカット状凹部7cが設けられ、2つの前記締結部材8間に挟まれた位置で、かつ前記本体ケーシング1の内周壁と接する外周接触面7dで、後述する締結手段により円周方向に締結固定される構成としている
。
。
図3は上記締結手段を説明するもので、締結手段としては締り嵌めを用いている。この締り嵌めの1つの例として焼嵌め時の場合の構成を示す。図中10は誘導加熱機であり、本体ケーシング1を誘導加熱し、挿入治具11に設置された固定子5aを本体ケーシング1内の所定の位置に位置決め挿入した状態を示している。この焼嵌めは従来同様本体ケーシングの冷却による収縮により固定が達成されることになるが、固定部材7a(7b)には圧入による応力発生が少なく、かつ、本体ケーシング1は固定部材の弾性変形による応力緩和が期待できる。そして、固定子5aにはまったく力が加わらず、固定子5aの変形等の恐れはなくなる。また、従来のように二つの本体ケーシングで挟み込むように固定するものではないので、構成の簡素化と小型化が可能になる。
以上のように構成された電動圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動機5の固定子5a、回転子6は鉄系珪素鋼板を積層して構成されるのが一般的で、本体ケーシング1は自動車用では軽量等の要求からアルミニウム系合金で構成される。この前提のなかで、熱膨張係数が約2倍異なる材料で構成された固定子5aを、当該固定子5aより熱膨張係数の大きな材料からなる固定部材7a、7bを介して、円周方向で本体ケーシング1と締結したことにより、本体ケーシング1の温度が150℃になった場合,更には本体ケーシング1内の圧力が10MPaになった場合であっても、前記固定部材7a、7bを介して前述した温度、圧力に打ち勝つ、例えば締り嵌め時のシメシロ確保に対する内部応力を分散させることが可能となり、本体ケーシング1の応力的負担を軽減することが出来る。
なお、締り嵌めとしては上記焼き嵌めのほかに、固定子5aを冷やす冷やし嵌めや、本体ケーシング1を外力により変形させて固定子5aを挿入し、外力を解除するいわゆる締り嵌め手段があるが、同様な効果が得られる。
(実施の形態2)
図4(a)(b)は締結手段の他の例を示し、固定子5aの回転圧入を実現するための構造である。この図のなかで本体ケーシング1の内壁には、前述した固定部材7a、7bのガス通路となるDカット状凹部7cを除いた外周部より大きな半径の凹部1bが設けられているが、その他の内周の直径は前記固定部材7a、7bの外周直径より、圧入シロ分小さく設定されている。図4(a)は本体ケーシング1に固定部材7a(7B)を固定した固定子5aが接触しない状態に角度位置決め挿入された状態を示している。そして図4bは本体ケーシング1を約90度回転させ、前記固定部材7a(7B)の円周部が本体ケーシング1の内壁の円周部分に回転圧入された状態を示している。
図4(a)(b)は締結手段の他の例を示し、固定子5aの回転圧入を実現するための構造である。この図のなかで本体ケーシング1の内壁には、前述した固定部材7a、7bのガス通路となるDカット状凹部7cを除いた外周部より大きな半径の凹部1bが設けられているが、その他の内周の直径は前記固定部材7a、7bの外周直径より、圧入シロ分小さく設定されている。図4(a)は本体ケーシング1に固定部材7a(7B)を固定した固定子5aが接触しない状態に角度位置決め挿入された状態を示している。そして図4bは本体ケーシング1を約90度回転させ、前記固定部材7a(7B)の円周部が本体ケーシング1の内壁の円周部分に回転圧入された状態を示している。
この締結手段では前述したと同様に固定部材7a(7B)には圧入による応力発生が少なく、本体ケーシング1は固定部材の弾性変形による応力緩和が期待できる。また、少ない回転角で圧入することができると共に、焼き嵌め時のように加熱、冷却をする必要がない。
以上のように、本実施の形態においては前記本体ケーシング1の内周と前記固定部材7a(7b)の外周の接触面とが半径方向に固定された電動圧縮機としたことにより、電動機や本体ケーシングが高温状態になった場合に、電動機の端面に固定された固定部材7a(7b)の外周と本体ケーシング1の内周の接触面を半径方向に締結することで前述電動機と本体ケーシングの構成材料の熱膨張差による隙間発生を抑制すると共に、締結時の本体ケーシングと電動機の固定子の応力緩和が可能となり本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことができる。
また、本体ケーシング内周と前記固定部材7a(7b)の外周は隣り合う締結部材8に挟まれた位置の円周上接触面で、前記本体ケーシング1の焼き嵌め、前記固定部材の冷やし嵌、前記本体ケーシングまたは前記固定部材の外力による弾性変形利用のいずれかの締嵌め手段により固定したことにより、締嵌め時の本体ケーシング1と電動機の固定子5aの応力緩和が可能となり本体ケーシング1の外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことができ、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
また、固定部材7a(7b)の外周部に複数の凹部7cを形成する一方、前記本体ケーシングの内周部には前記固定部材7a(7b)の外径より大きな内径の凹部1bを形成し、前記固定部材7a(7b)の外周部を前記本体ケーシング1の内周部に回転圧入により固定したことにより、圧入時の電動機の固定子5aの応力緩和が可能となり、効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機とすることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の第2の実施の形態の電動圧縮機を示し、電動機5の固定子5aと固定部材7a(7b)および本体ケーシング1との連結関係示す。
図5は本発明の第2の実施の形態の電動圧縮機を示し、電動機5の固定子5aと固定部材7a(7b)および本体ケーシング1との連結関係示す。
前記固定部材7は金属材料で構成され、内周部9は固定子5aに線を巻く際、巻き線が固定子5aの角部に当たり、皮膜が破損しないように保護する形状に形成されている。また、巻き線が接触する内周部9には非導電性皮膜9aが形成されている。そして、この実施の形態では、固定部材7の材料を本体ケーシング1と同じとし、溶接しやすい材料としている。具体的にはアルミニウムまたはマグネシウムを主成分とする合金である。上記以外は実施の形態1と同様な構成である。
次に図6を用いて固定部材7a(7b)の固定について説明する。図6において、固定子5aは治具10に設置され、本体ケーシング1内に位置決めされている。12はレーザー溶接機のビームを表す摸式図であり、本体ケーシング1と固定部材7a(7b)の外周接触面7dに溶接部13を設けてレーザー光線の焦点を合わせて照射し、両部材のごく一部の近接部はビームにより加熱溶融され、溶接される。溶接部13は前記固定部材7a(7b)の外周部で二つの前記締結部材8の中間に設定している。
この実施の形態でも前述したと同様に固定子5aには溶接による応力発生が少なく、本体ケーシング1は固定部材7a(7b)の弾性変形による応力緩和が期待できる。よって、本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことが出来、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
この実施の形態でも前述したと同様に固定子5aには溶接による応力発生が少なく、本体ケーシング1は固定部材7a(7b)の弾性変形による応力緩和が期待できる。よって、本体ケーシングの外径や肉厚を大きくすること無く、電動機と本体ケーシングの固定・締結を行うことが出来、小型・軽量で効率が良く、かつ信頼性の高い電動圧縮機にすることができる。
また、前記固定部材は前記本体ケーシングと同一金属材料としてあるから、溶接性に優れるし、同一金属材料としてはアルミニウムまたはマグネシウムまたはその両方を主成分とした合金であるから、より小型・軽量で溶接性の優れたものとすることができる。
更に、前記金属の固定部材7a(7b)において電動機の巻き線が近接する箇所には非導電性皮膜を形成しているので、電動機の固定子5aへの巻線性に優れ、かつ、絶縁性を有する固定部材7a(7b)とすることが出来、いわゆるインシュレータ機能を併せ持つ固定部材となって合理的な構成とすることができる。
また固定部材7a(7b)にはガス通路となる凹部7cが形成されているから、電動機の固定子5aは冷媒ガスによる冷却が促進され、効率がよく信頼性に優れた電動圧縮機とすることができる。
以上のように、本発明にかかる電動圧縮機は、小型・軽量で効率が良く、信頼性に優れた電動機の本体ケーシングへの固定方法が実現できるため、自動車の空気調和機用電動圧縮機のみならず、小型・軽量が求められるルームエアコンや給湯器用などの家電分野等の用途にも適用できる。
1 本体ケーシング
1b 本体ケーシング凹部
2 圧縮部
5 電動機
5a 固定子
6 回転子
7、7a、7b 固定部材
7c ガス通路(Dカット状凹部)
7d 外周接触面
8 締結部材
9a 非導電性皮膜
13 溶接部
1b 本体ケーシング凹部
2 圧縮部
5 電動機
5a 固定子
6 回転子
7、7a、7b 固定部材
7c ガス通路(Dカット状凹部)
7d 外周接触面
8 締結部材
9a 非導電性皮膜
13 溶接部
Claims (8)
- 流体の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮部と、前記圧縮部を駆動する電動機と、前記圧縮部と前記電動機を内蔵し、前記電動機の固定子より熱膨張係数が大きな金属材料からなる本体ケーシングと、前記電動機の固定子の端面に固定された環状の固定部材からなり、前記固定部材は前記電動機の固定子より熱膨張係数の大きな材料であって、かつ、前記固定部材の外周接触面を前記本体ケーシングの内周に締結手段により直接固定した電動圧縮機。
- 前記固定部材と前記電動機の固定子は複数の締結部材により締結され、前記本体ケーシング内周と前記固定部材の外周は隣り合う前記締結部材に挟まれた位置の円周上接触面で、前記本体ケーシングの焼き嵌、前記固定部材の冷やし嵌、前記本体ケーシングまたは前記固定部材の外力による弾性変形利用のいずれかの締嵌め手段により固定された請求項1記載の電動圧縮機。
- 前記固定部材および前記電動機の固定子の外周部には複数の凹部が形成され、前記本体ケーシングの内周部には前記固定部材の外径より大きな外径の凹部が形成され、前記固定部材の外周部が前記本体ケーシングの内周部に回転圧入により固定された請求項1記載の電動圧縮機。
- 前記固定部材と前記電動機の固定子は複数の締結部材により締結され、前記本体ケーシング内周と前記固定部材の外周は隣り合う前記締結部材に挟まれた位置の円周上接触面で溶接により固定された請求項1記載の電動圧縮機。
- 前記固定部材は前記本体ケーシングと同一金属材料である請求項4記載の電動圧縮機。
- 前記同一金属材料はアルミニウムまたはマグネシウムまたはその両方を主成分とする合金である請求項5記載の電動圧縮機。
- 前記金属の固定部材は固定子の巻き線が近接する箇所に非導電性皮膜が施されている請求項4〜6のいずれか1項記載の電動圧縮機。
- 前記固定部材は環状に形成され、かつ、ガス通路が形成されている請求項1〜7のいずれか1項記載の電動圧縮機。
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-
2010
- 2010-07-02 JP JP2010151760A patent/JP2012013030A/ja active Pending
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