JP2012012137A - 糸巻取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる糸巻取装置を提供する。
【解決手段】ボビンBを回転駆動するパッケージ駆動部72と、ボビンBの回転速度を検出する回転速度検出部73と、ボビンBに巻き取られる糸Yを綾振する綾振ガイド61と、綾振ガイド61を駆動する綾振ガイド駆動部62と、綾振ガイド駆動部62の駆動を制御する綾振制御部81と、回転速度検出部73が検出したボビンBの回転速度に基づいて綾振ガイド駆動部62の補正前目標位置指令Ptを決定する目標位置指令決定部とを備えた糸巻取装置100において、綾振制御部81は、回転速度検出部73の検出遅延量と綾振ガイド駆動部62の応答遅延量とに応じたフィードフォワード成分である目標位置補正量Cpと、補正前目標位置指令Ptと、に基づいて補正後目標位置指令Psを算出し、補正後目標位置指令Psに基づいて綾振ガイド駆動部62の駆動を制御する、とした。
【選択図】図1
【解決手段】ボビンBを回転駆動するパッケージ駆動部72と、ボビンBの回転速度を検出する回転速度検出部73と、ボビンBに巻き取られる糸Yを綾振する綾振ガイド61と、綾振ガイド61を駆動する綾振ガイド駆動部62と、綾振ガイド駆動部62の駆動を制御する綾振制御部81と、回転速度検出部73が検出したボビンBの回転速度に基づいて綾振ガイド駆動部62の補正前目標位置指令Ptを決定する目標位置指令決定部とを備えた糸巻取装置100において、綾振制御部81は、回転速度検出部73の検出遅延量と綾振ガイド駆動部62の応答遅延量とに応じたフィードフォワード成分である目標位置補正量Cpと、補正前目標位置指令Ptと、に基づいて補正後目標位置指令Psを算出し、補正後目標位置指令Psに基づいて綾振ガイド駆動部62の駆動を制御する、とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、糸を綾振しながらボビンに巻き取る糸巻取装置の技術に関する。より詳細には、糸を綾振しながらボビンに巻き取る糸巻取装置の綾振ガイドを制御する技術に関する。
従来より、ボビンを回転させることによって糸を巻き取り、該ボビン上にパッケージを形成する糸巻取装置が知られている。糸巻取装置は、糸に欠点部を発見した場合、当該欠点部を切断及び除去することによって糸品質を一定に整える。そのため、糸巻取装置は、糸に欠点部を発見したときにはボビンの回転を停止させて巻き取りを中止し、欠点部を切断及び除去した後、切断された糸端どうしを継ぎ合わせる糸継作業を行なってから該糸の巻き取りを再開させる。
このとき、糸巻取装置は、糸を巻き取るボビンが停止状態から回転状態へ移行して所定の回転速度まで徐々に加速していくこととなるため、糸を綾振する綾振ガイドをボビンの回転速度に応じて制御する技術が必要となる。
特許文献1には、綾振ガイドの実際の位置と該綾振ガイドの理想的な位置との差を解消するように綾振ガイド駆動部をフィードフォワード制御するとした糸巻取装置が開示されている。また、特許文献1には、パッケージの加速巻取時において、綾振ガイド駆動部の応答遅延量を考慮してフィードフォワード制御を行なうことが記載されている。なお、本明細書における加速巻取とは、糸巻取装置による糸の巻き始めや糸の巻き取りが一時中断された後の再開時において、ボビンが停止状態から回転状態へ移行して設定された回転速度まで加速していく期間の巻き取りのことを意味する。
しかし、上記のように、綾振ガイド駆動部に対してフィードフォワード制御を行なっただけでは、パッケージの加速巻取期間において、綾振ガイドの実際の位置が理想的な位置からズレる場合があった。特許文献1に記載されているような糸巻取装置においては、回転速度検出部によってボビンの回転速度を検出するとともに、この回転速度検出部による検出結果に基づいて綾振ガイド駆動部を制御している。回転速度検出部の分解能が粗い場合にボビンの回転速度を正確に検出できないことがある。その結果、特許文献1に記載されているような糸巻取装置では、パッケージの加速巻取期間において、綾振ガイドの実際の位置が理想的な位置からズレる場合があり、該パッケージに綾乱れが発生することがあった。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、綾振ガイドの実際の位置と該綾振ガイドの理想的な位置である目標位置とのズレを低減することで、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる糸巻取装置を提供することを目的としている。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
第1の発明によると、糸巻取装置は、パッケージ駆動部と、回転速度検出部と、綾振ガイドと、綾振ガイド駆動部と、綾振制御部と、目標位置指令決定部と、を備える。パッケージ駆動部は、糸が巻き取られてパッケージが形成されるボビンを回転駆動する。回転速度検出部は、ボビンの回転速度を検出する。綾振ガイドは、ボビンに巻き取られる糸を綾振する。綾振ガイド駆動部は、綾振ガイドを駆動する。前記綾振制御部は、前記回転速度検出部の検出遅延量と前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量とに応じた該綾振制御部に対するフィードフォワード成分である目標位置補正量と、前記目標位置指令決定部により決定された前記補正前目標位置指令と、に基づいて補正後目標位置指令を算出し、該補正後目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第2の発明は、第1の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合において、前記補正後目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第3の発明は、第1又は第2に記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度の加速に応じて小さくなる該ボビンの回転速度の検出遅延量に対応して、前記目標位置補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる。
第4の発明は、第1から第3のいずれかに記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が加速している間の前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量が一定となるように、該ボビンの回転速度の加速に応じて前記目標位置補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかに記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が一定である場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第6の発明は、第1から第5のいずれかに記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が低下している場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第7の発明によると、糸巻取装置は、パッケージ駆動部と、回転速度検出部と、綾振ガイドと、綾振ガイド駆動部と、綾振制御部と、目標速度指令決定部と、を備える。パッケージ駆動部は、糸が巻き取られてパッケージが形成されるボビンを回転駆動する。回転速度検出部は、ボビンの回転速度を検出する。綾振ガイドは、ボビンに巻き取られる糸を綾振する。綾振ガイド駆動部は、綾振ガイドを駆動する。前記綾振制御部は、前記回転速度検出部の検出遅延量と前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量とに応じた該綾振制御部に対するフィードフォワード成分である目標速度補正量と、前記目標速度指令決定部により決定された前記補正前目標速度指令と、に基づいて補正後目標速度指令を算出し、該補正後目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第8の発明は、第7の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合において、前記補正後目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第9の発明は、第7又は第8に記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度の加速に応じて小さくなる該ボビンの回転速度の検出遅延量に対応して、前記目標速度補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる。
第10の発明は、第7から第9のいずれかに記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が加速している間の前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量が一定となるように、該ボビンの回転速度の加速に応じて前記目標速度補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる。
第11の発明は、第7から第10のいずれかに記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が一定である場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
第12の発明は、第7又は第11に記載の発明において、前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が低下している場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の発明によれば、回転速度検出部の検出遅延量と綾振ガイド駆動部の応答遅延量に応じて綾振ガイド駆動部の駆動が綾振制御部によって制御されるので、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第2の発明によれば、ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合に、補正後目標位置指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合においては、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが徐々に蓄積していくため、ズレが大きくなっていく傾向にある。従って、上記のように綾振制御部によって綾振ガイド駆動部の駆動を制御することで加速巻取期間における綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第3の発明によれば、回転速度検出部の検出遅延量がボビンの回転速度の加速に応じて徐々に小さくなる特性を利用できる。これにより、フィードフォワード成分を加味した補正後目標位置指令を算出して綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第4の発明によれば、綾振ガイド駆動部の応答遅延量がボビンの回転速度の加速に応じて徐々に大きくなる特性を利用できる。これにより、フィードフォワード成分を加味した補正後目標位置指令を算出して綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第5の発明によれば、ボビンの回転速度が一定であるときには綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが大きくならない傾向にある。このため、補正後目標位置指令ではなく、目標位置指令決定部により決定された補正前目標位置指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、糸巻取装置の制御構成を簡易にすることが可能となる。
第6の発明によれば、ボビンの回転速度が低下しているときには、回転速度検出部の検出遅延量が小さく、ボビンの回転速度の変化も小さいので綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが大きくならない傾向にある。このため、補正後目標位置指令ではなく、目標位置指令決定部により決定された補正前目標位置指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、糸巻取装置の制御構成を簡易にすることが可能となる。
第7の発明によれば、回転速度検出部の検出遅延量と綾振ガイド駆動部の応答遅延量に応じて綾振ガイド駆動部の駆動が綾振制御部によって制御されるので、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第8の発明によれば、ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合に、補正後目標速度指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動を制御する。ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合においては、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが徐々に蓄積していくため、ズレが大きくなっていく傾向にある。従って、上記のように綾振制御部によって綾振ガイド駆動部の駆動を制御することで加速巻取期間における綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第9の発明によれば、回転速度検出部の検出遅延量がボビンの回転速度の加速に応じて徐々に小さくなる特性を利用できる。これにより、フィードフォワード成分を加味した補正後目標速度指令を算出して綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第10の発明によれば、綾振ガイド駆動部の応答遅延量がボビンの回転速度の加速に応じて徐々に大きくなる特性を利用できる。これにより、フィードフォワード成分を加味した補正後目標速度指令を算出して綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレを低減でき、パッケージの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
第11の発明によれば、ボビンの回転速度が一定であるときには綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが大きくならない傾向にある。このため、補正後目標速度指令ではなく、目標速度指令決定部により決定された補正前目標速度指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、糸巻取装置の制御構成を簡易にすることが可能となる。
第12の発明によれば、ボビンの回転速度が低下しているときには、回転速度検出部の検出遅延量が小さく、ボビンの回転速度の変化も小さいので綾振ガイドの実際位置と目標位置とのズレが大きくならない傾向にある。このため、補正後目標速度指令ではなく、目標速度指令決定部により決定された補正前目標速度指令に基づいて綾振ガイド駆動部の駆動の制御を綾振制御部によって行なうことで、糸巻取装置の制御構成を簡易にすることが可能となる。
まず、本発明の第一実施形態に係る糸巻取装置100について説明する。
図1は、糸巻取装置100の全体構成を示す図である。なお、図中の白抜き矢印は、糸Yの送り方向を示している。
糸巻取装置100には、給糸ボビン1から解舒された糸Yの送り方向に沿って、糸解舒補助装置2、テンション付与装置3、糸継装置4、ヤーンクリアラー5、トラバース装置6、ボビン支持装置7が備えられている。
糸解舒補助装置2は、給糸ボビン1からの糸Yの解舒を補助するものである。糸解舒補助装置2は、給糸ボビン1から解舒された糸Yがその遠心力によって広がることを制限し、該糸Yに掛かる張力を適宜に調節することによって解舒を補助する。
テンション付与装置3は、走行する糸Yに所定のテンションを付与する。テンション付与装置3は、例えば固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式のものを用いることができる。テンション付与装置3は、ボビンBに巻き取られる糸Yに一定のテンションを付与することでパッケージPの品質を高めることができる。なお、テンション付与装置3には、上記ゲート式のもの以外にも、例えばディスク式のものを採用することができる。
糸継装置4は、切断等された糸Yの糸端どうしを継ぎ合わせるものである。例えば糸Yを切断して該糸Yの欠点部を除去した場合、糸継装置4は、切断されて分割した糸Yの糸端どうしを継ぎ合わせる。なお、本糸巻取装置100に備えられた糸継装置4は、空気の旋回流を利用して糸端どうしを継ぎ合わせるエアスプライサ装置を用いている。なお、糸継装置4には、ディスク等の機械式のものを用いることもできる。
糸継装置4の下方には、給糸ボビン1側の下糸を捕捉して糸継装置4に案内する下糸案内パイプ91が設けられている。下糸案内パイプ91は、軸95を中心にして回動可能である。糸継装置4の上方には、パッケージP側の上糸を捕捉して糸継装置4に案内する上糸案内パイプ92が設けられている。上糸案内パイプ92は、軸96を中心にして回動可能である。下糸案内パイプ91の先端には吸引口91aが形成されている。上糸案内パイプ92の先端には、サクションマウス92aが備えられている。下糸案内パイプ91及び上糸案内パイプ92には、適宜の負圧源がそれぞれ接続されており、前記吸引口91a及びサクションマウス92aに吸引流を発生させることによって、上糸及び下糸の先端を吸引して捕捉することができる。これにより、糸切れや糸切断時において、上糸案内パイプ92はパッケージP側の上糸の糸端を糸継装置4に案内し、下糸案内パイプ91は給糸ボビン1側の下糸の先端を糸継装置4に案内して、糸継装置4によって上糸と下糸の糸端どうしの糸継作業を行なうことができる。
ヤーンクリアラー5は、糸Yの欠点部を捜索するものである。ヤーンクリアラー5は、発光ダイオード等を光源として糸Yを照射し、該糸Yからの反射光量を検出することによって欠点部の有無を判断する。また、ヤーンクリアラー5の近傍には、該ヤーンクリアラー5が糸Yの欠点部を発見した際に該糸Yを切断する図示しないカッターが付設されている。
次に、トラバース装置6の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、トラバース装置6は、糸Yを引っ掛けた状態でボビンBの軸心方向に往復する綾振ガイド61を備える。また、トラバース装置6は、後述する綾振制御部81の制御によって綾振ガイド61を駆動させる綾振ガイド駆動部62を備える。
綾振ガイド61は、一端部に糸Yを引っ掛けるフック部61aが設けられたアーム部材である。綾振ガイド61の他端部には、綾振ガイド駆動部62を構成するサーボモータのモータ軸が取り付けられている。綾振ガイド駆動部62は、サーボモータのモータ軸を正転又は逆転させることによって綾振ガイド61を往復運動させる(図中黒塗り矢印参照。)。
即ち、綾振ガイド61は、綾振ガイド駆動部62を構成するサーボモータのモータ軸を中心として揺動され、トラバース装置6は、糸Yを引っ掛けたフック部61aを往復運動させることによって該糸YをパッケージPに対して綾振する。
図1に示すように、本実施形態におけるトラバース装置6の綾振ガイド61は、綾振ガイド61の長手方向の面が糸巻取装置100の設置面に対して略平行、若しくはフック部61a側の端部が綾振ガイド駆動部62側の端部よりも上方を向くように傾斜して設けられている。これにより、本実施形態のトラバース装置6は、綾振り端部においても糸道を大幅に屈曲させずにパッケージPに巻き取られる糸Yを綾振させることができる。また、トラバース装置6の構成は、上記実施形態の構成に限らず、綾振ガイド61の長手方向の面が糸巻取装置100の設置面に対して略垂直となるように配置しても良い。
なお、本実施形態においては、綾振ガイド61を揺動する動力源としてサーボモータが用いられているが、例えばステップモータやボイスコイルモータ等であっても良く、これに限定するものではない。また、本実施形態に係る糸巻取装置100のように、アーム部材の先端に設けられたフック部61aに糸Yを引っ掛けて該糸YをパッケージPに対してトラバースさせる、いわゆるアーム式トラバース装置ではなく、ベルト部材に設けられた糸ガイド部に糸Yを引っ掛けて該糸YをパッケージPに対してトラバースさせる、いわゆるベルト式トラバース装置であっても本発明の効果を得ることが可能である。
次に、ボビン支持装置7の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、ボビン支持装置7は、ボビンBを脱着可能に支持するクレードル71を備える。ボビン支持装置7は、後述するパッケージ駆動制御部82からの制御信号を受信することによってボビンB(パッケージP)を回転させるパッケージ駆動部72、ならびに、ボビンB(パッケージP)の回転速度Bvを検出する回転速度検出部73を備える。なお、図1では、コーン形状のパッケージPが図示されているが、本実施形態の糸巻取装置100は、チーズ形状のパッケージPも巻き取ることができる。
クレードル71は、パッケージPを接触ローラ75に対して所定の接圧で接触させるように構成されている。クレードル71は、接触ローラ75に対してパッケージPを近接又は離間させる方向に揺動させることができる。これによって、パッケージPの糸層が積層されて徐々に厚くなっていっても、その積層部分の厚みの増大をクレードル71の揺動によって吸収し、パッケージPの外周面を接触ローラ75に確実に接触させることができる。
クレードル71の一端部には、動力源として電動モータを備えたパッケージ駆動部72が取り付けられている。パッケージ駆動部72は、電動モータのモータ軸を回転させることによってボビンB(パッケージP)を回転させる。クレードル71の他端部には、パルス盤と電磁ピックアップセンサからなる回転速度検出部73が取り付けられている。回転速度検出部73は、パルス盤の凹凸に応じて変化する起電力を検出信号として後述するユニット制御部80及び綾振制御部81へ送信する。なお、回転速度検出部73は、電動モータと同じ方向のクレードル端部に取り付けられていても良い。
なお、本実施形態においては、パッケージ駆動部72を構成する電動モータがボビンBを直接的に駆動するものとしているが、ボビンB(パッケージP)の周面と接する接触ローラ75を駆動することによって該ボビンB(パッケージP)を従動回転させる構成であっても良い。
図1に示すように、本実施形態における接触ローラ75は、一端の径が他端の径よりも小さいコーン形状のローラである。具体的には、接触ローラ75の小径側端部がパッケージPの小径側端部に対応するように、接触ローラ75の大径側端部がパッケージPの大径側端部に対応するように配置されている。これにより、コーン形状のパッケージPを巻き取る際に、パッケージPの小径側と大径側とで生じる速度差を吸収することができる。その結果、コーン形状のパッケージPを巻き取る際に生じ易い大径側の綾落ちを防止でき、高品質なパッケージPを形成することが可能となる。なお、接触ローラ75の形状は、上記のような形態に限らず、両端の径が同一である円筒形状とすることもできる。
次に、ユニット制御部80、綾振制御部81及びパッケージ駆動制御部82について説明する。
ユニット制御部80、綾振制御部81及びパッケージ駆動制御部82は、演算部であるCPUや記憶部であるROM等から構成される。
ユニット制御部80は、ヤーンクリアラー5のアナライザ51や回転速度検出部73等と電気的に接続されており、これらからの検出信号に基づいて制御信号を作成する。そして、ユニット制御部80は、綾振制御部81やパッケージ駆動制御部82へ制御信号を送信する。
綾振制御部81は、ボビンBの回転速度Bv毎に予め設定されている綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptに対し、目標位置補正量Cpを加えることで補正後目標位置指令Psを算出する。綾振制御部81は、算出された綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psに基づいて綾振ガイド駆動部62を制御する。
綾振制御部81のROMには、綾振ガイド61によって糸Yの綾振を実行させる制御ソフトウェアが記憶されている。また、綾振制御部81のROMには、綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psを算出する、即ち、フィードフォワード成分である目標位置補正量Cpを決定し、該目標位置補正量Cpに基づいて補正後目標位置指令Psを算出する制御ソフトウェアが記憶されている。
パッケージ駆動制御部82は、パッケージ駆動部72を制御することによって、ボビンBを回転又は停止させる。例えばヤーンクリアラー5が糸Yの欠点部を検出した際には、ユニット制御部80からパッケージ駆動制御部82へボビンBの回転を停止させる制御信号が送信される。また、例えば切断等されて分割した糸Yを糸継装置4が継ぎ合わせた後には、ユニット制御部80からパッケージ駆動制御部82へボビンBの回転を再開させる制御信号が送信される。
なお、本実施形態においては、ユニット制御部80、綾振制御部81及びパッケージ駆動制御部82をそれぞれ別個に配置した構成としているが、例えば綾振制御部81とパッケージ駆動制御部82をユニット制御部80の内部に備えるとした構成であっても良い。
次に、綾振ガイド61の修正前の位置指令である補正前目標位置指令Ptと修正後の位置指令である補正後目標位置指令Psについて更に詳細に説明する。また、従来の糸巻取装置において綾振ガイド61の実際位置Prが該綾振ガイド61の理想的な位置である目標位置Piから比較的に大きくズレる要因について説明する。
図2Aは、綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptと補正後目標位置指令Psとの関係を示す図である。図2Bは、ボビンBの回転速度Bvを示す図である。図3Aは、従来の糸巻取装置における綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとの関係を示す図である。図3Bは、従来の糸巻取装置におけるボビンBの回転速度Bvを示す図である。
綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptとは、綾振ガイド61が往復運動をするときの経時変位を指示するものである。綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptは、ボビンBの回転速度Bv毎に予め定められている。綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptは、目標位置指令決定部として機能する綾振制御部81により、綾振ガイド61の位置制御周期毎に常にボビンBの回転速度Bvに対応する補正前目標位置指令Ptに更新される。
なお、図2Aに示すように、綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptは、ボビンBの回転速度Bvが加速すると綾振ガイド61のトラバース速度も加速するように設定されている。綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptは、原点Oを中心としてボビンB(パッケージP)の一端部Beと他端部Beとを往復する略正弦波状の軌跡を描くように設定されている。
このような構成により、図2Aと図2Bに示すように、ボビンBの回転速度Bvが加速しているときには、綾振ガイド61が往復する度にトラバース速度が増速されていくこととなる。また、ボビンBの回転速度Bvが一定であるときには、綾振ガイド61は所定のトラバース速度で一定に駆動される。
綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psとは、綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptと目標位置補正量Cpとから得られる綾振ガイド61が往復運動をするときの経時変位を指示するものである。換言すると、綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psは、該綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptに対して目標位置補正量Cpを用いて補正を行なった指令である。
図2Aに示すように、綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psは、該綾振ガイド61の補正前目標位置指令Ptに対して位相がズレた状態に設定される。これにより、綾振ガイド61は、補正後目標位置指令Psが示す軌道を目標として追従することとなり、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量等について相殺を図ることができるのである。
しかし、このように構成された糸巻取装置100であったとしても、図3に示すように、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレが比較的に大きくなる場合があった。
ここで、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piからズレる要因について説明する。
第一の要因として、ボビンBが停止状態から回転状態へ移行した直後においては、ボビンBの回転速度Bvが低いために、この回転速度Bvの正確な検出が困難であることが挙げられる。詳細に説明すると、回転速度検出部73は、パルス盤の凹凸によって検出信号を得るためにボビンBの回転速度Bvが低い、即ち、パルス盤の回転速度が低いときには検出信号の周期が長くならざるを得ない。その結果、パッケージPの加速巻取期間においては、ボビンBの回転速度Bvが加速していたとしても、回転速度検出部73からユニット制御部80及び綾振制御部81に出力される検出信号の間隔が長いため、ユニット制御部80等は、ボビンBの回転速度Bvが加速していることを検出することができない。即ち、パッケージPの加速巻取期間において、ユニット制御部80等が算出するボビンBの回転速度Bvは、実際のボビンBの回転速度Bvよりも低速である場合があった。そのため、綾振制御部81は、実際のボビンBの回転速度Bvとは異なった値に対応する補正前目標位置指令Ptにより、綾振ガイド駆動部62を制御することになる。その結果、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piからズレることがあった。
第二の要因として、綾振制御部81から綾振ガイド駆動部62に算出結果に基づいて生成された電力が供給された際の該綾振ガイド駆動部62の応答遅延量が挙げられる。詳細に説明すると、綾振制御部81は、ボビンBの回転速度Bvに対応する補正前目標位置指令Ptに相当する電力を綾振ガイド駆動部62へ供給する。しかし、補正前目標位置指令Pt等の制御信号が更新されてトラバース速度が変更されると綾振ガイド駆動部62の応答遅延量に変化が生じることとなる。そのため、ボビンBの回転速度Bvの加速に伴ってトラバース速度が増速すると綾振ガイド駆動部62の応答遅延量が大きくなるため、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piからズレることがあった。
次に、本発明の第一実施形態に係る糸巻取装置100がパッケージPの加速巻取期間において綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減できる理由について具体的に説明する。
図4Aは、綾振ガイド61の補正前目標位置指令Pt、補正後目標位置指令Ps及び実際位置Prとの関係を示す図である。図4Bは、ボビンBの回転速度Bvを示す図である。また、図5Aは、糸巻取装置100における綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとの関係を示す図である。図5Bは、ボビンBの回転速度Bvを示す図である。
まず、目標位置指令決定部である綾振制御部81は、回転速度検出部73からの検出信号に基づいてボビンBの回転速度Bvを取得する。詳細に説明すると、綾振制御部81は、綾振ガイド61の位置制御周期(図中Δt)毎にボビンBの回転速度Bvを取得するように構成されている。(図4B参照。)。
綾振制御部81は、ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量、ならびに、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量を予測して目標位置補正量Cpを決定し、この目標位置補正量Cpに基づいて補正後目標位置指令Psを算出する。綾振制御部81は、位置制御周期(図中Δt)毎に補正後目標位置指令Psに基づいて綾振ガイド駆動部62を制御する。
なお、本実施形態に係る糸巻取装置100において、ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に小さくなる。これは、図3Aと図3Bに示すように、ボビンBが停止状態から回転状態へ移行して所定の回転速度Bvrに至るまでの時間trを綾振制御部81が予め把握しておくことによって、当該検出遅延量を予測することが可能である。具体的には、図4Bに示すように、ボビンBの回転速度Bv1の検出遅延量をR1とし、以降の回転速度検出時期における検出遅延量をR2、R3、R4と定義すると、下記のように表すことができる。
検出遅延量R1>検出遅延量R2>検出遅延量R3>検出遅延量R4
検出遅延量R1>検出遅延量R2>検出遅延量R3>検出遅延量R4
ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量R1、R2、R3、R4は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に小さくなる。綾振制御部81は、この特性を利用することによって綾振ガイド61の最適な補正後目標位置指令Psを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なうことができる。その結果、本実施形態に係る糸巻取装置100は、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減してパッケージPの綾乱れの発生を防止することができる。
また、本実施形態に係る糸巻取装置100において、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に大きくなる。これは、図3Aと図3Bに示すように、ボビンBが停止状態から回転状態へ移行して所定の回転速度Bvrに至るまでの時間trを綾振制御部81が予め把握しておくことによって、当該応答遅延量を予測することが可能である。具体的には、図4Aに示すように、ボビンBの回転速度Bv1に対応する綾振ガイド駆動部62の応答遅延量をr1とし、以降の応答遅延量をr2、r3、r4と定義すると、下記のように表すことができる。
応答遅延量r1<応答遅延量r2<応答遅延量r3<応答遅延量r4
応答遅延量r1<応答遅延量r2<応答遅延量r3<応答遅延量r4
綾振ガイド駆動部62の応答遅延量r1、r2、r3、r4は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に大きくなる。綾振制御部81は、この特性を利用することによって綾振ガイド61の最適な補正後目標位置指令Psを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なうことができる。具体的には、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量r1、r2、r3、r4が一定となるように該綾振ガイド駆動部62の駆動を制御できる。その結果、本実施形態に係る糸巻取装置100は、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減してパッケージPの綾乱れの発生を防止することができる。
以上により、図5Aと図5Bに示すように、本実施形態に係る糸巻取装置100においては、ボビンBの回転速度Bvが変化しても、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piから大きくズレることが防止できる。
なお、本実施形態に係る糸巻取装置100は、ボビンBの回転速度Bvが加速しているときにのみ、綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なっている。これは、ボビンBの回転速度Bvが加速しているときには、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレが大きくなる傾向にあるためである。これにより、本実施形態に係る糸巻取装置100においては、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減することができ、パッケージPの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る糸巻取装置100は、ボビンBの回転速度Bvが一定又は低下しているときには綾振ガイド61の補正後目標位置指令Psを算出せずに補正前目標位置指令Ptに基づいて綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なっている。これは、ボビンBの回転速度Bvが一定又は低下しているときには、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレが大きくならない傾向にあるためである。これにより、糸巻取装置100の制御構成を簡易にすることが可能となる。
次に、本発明の第二実施形態に係る糸巻取装置200において、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piとのズレを低減できる理由について具体的に説明する。本実施形態に係る糸巻取装置200は、綾振ガイド61の経時変位ではなくトラバース速度を指示する点で第一実施形態に係る糸巻取装置100と異なっている。但し、上述した糸巻取装置100と同一の構成については同一の符号を付し、異なる部分を中心に説明する。
図6Aは、綾振ガイド61の補正前目標速度指令Vt、補正後目標速度指令Vs及び実際速度Vrとの関係を示す図である。図6Bは、ボビンBの回転速度Bvを示す図である。また、図7Aは、糸巻取装置200における綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとの関係を示す図である。図7Bは、ボビンBの回転速度Bvを示す図である。なお、図6Aには参考のために補正前目標位置指令Ptと補正後目標位置指令Psとを記載している。
まず、目標速度指令決定部である綾振制御部81は、回転速度検出部73からの検出信号に基づいてボビンBの回転速度Bvを取得する。詳細に説明すると、綾振制御部81は、綾振ガイド61の速度制御周期(図中Δt)毎にボビンBの回転速度Bvを取得するように構成されている。(図6B参照。)。
綾振制御部81は、ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量、ならびに、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量を予測して目標速度補正量Cvを決定し、この目標速度補正量Cvに基づいて補正後目標速度指令Vsを算出する。綾振制御部81は、速度制御周期(図中Δt)毎に補正後目標速度指令Vsに基づいて綾振ガイド駆動部62を制御する。
なお、本実施形態に係る糸巻取装置200において、ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に小さくなる。これは、図3Aと図3Bに示すように、ボビンBが停止状態から回転状態へ移行して所定の回転速度Bvrに至るまでの時間trを綾振制御部81が予め把握しておくことによって、当該検出遅延量を予測することが可能である。具体的には、図6Bに示すように、ボビンBの回転速度Bv1の検出遅延量をR1とし、以降の検出遅延量をR2、R3、R4と定義すると、下記のように表すことができる。
検出遅延量R1>検出遅延量R2>検出遅延量R3>検出遅延量R4
検出遅延量R1>検出遅延量R2>検出遅延量R3>検出遅延量R4
ボビンBの回転速度Bvの検出遅延量R1、R2、R3、R4は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に小さくなる。綾振制御部81は、この特性を利用することによって綾振ガイド61の最適な補正後目標速度指令Vsを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なうことができる。その結果、本実施形態に係る糸巻取装置200は、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減してパッケージPの綾乱れの発生を防止することができる。
また、本実施形態に係る糸巻取装置200において、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量は、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に大きくなる。これは、図3Aと図3Bに示すように、ボビンBが停止状態から回転状態へ移行して所定の回転速度Bvrに至るまでの時間trを綾振制御部81が予め把握しておくことによって、当該応答遅延量を予測することが可能である。具体的には、図6Aに示すように、ボビンBの回転速度Bv1に対応する綾振ガイド駆動部62の応答遅延量をr1とし、以降の応答遅延量をr2、r3、r4と定義すると、下記のように表すことができる。
応答遅延量r1<応答遅延量r2<応答遅延量r3<応答遅延量r4
応答遅延量r1<応答遅延量r2<応答遅延量r3<応答遅延量r4
綾振ガイド駆動部62の応答遅延量r1、r2、r3、r4が、ボビンBの回転速度Bvの加速に応じて徐々に大きくなる。綾振制御部81は、この特性を利用することによって綾振ガイド61の最適な補正後目標速度指令Vsを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なうことができる。具体的には、綾振ガイド駆動部62の応答遅延量r1、r2、r3、r4が一定となるように該綾振ガイド駆動部62の駆動を制御できる。その結果、本実施形態に係る糸巻取装置200は、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減してパッケージPの綾乱れの発生を防止することができる。
以上により、図7Aと図7Bに示すように、本実施形態に係る糸巻取装置200においては、ボビンBの回転速度Bvが変化しても、綾振ガイド61の実際位置Prが目標位置Piから大きくズレることが防止できる。
なお、本実施形態に係る糸巻取装置200は、ボビンBの回転速度Bvが加速しているときにのみ、綾振ガイド61の補正後目標速度指令Vsを算出して綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なっている。これは、ボビンBの回転速度Bvが加速しているときには、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレが大きくなる傾向にあるためである。これにより、本実施形態に係る糸巻取装置200においては、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレを低減することができ、パッケージPの綾乱れの発生を防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る糸巻取装置200は、ボビンBの回転速度Bvが一定又は低下しているときには綾振ガイド61の補正後目標速度指令Vsを算出せずに補正前目標速度指令Vtに基づいて綾振ガイド駆動部62の駆動の制御を行なっている。これは、ボビンBの回転速度Bvが一定又は低下しているときには、綾振ガイド61の実際位置Prと目標位置Piとのズレが大きくならない傾向にあるためである。これにより、糸巻取装置200の制御構成を簡易にすることが可能となる。
1 給糸ボビン
2 糸解舒補助装置
3 テンション付与装置
4 糸継装置
5 ヤーンクリアラー
6 トラバース装置
61 綾振ガイド
62 綾振ガイド駆動部
7 ボビン支持装置
71 クレードル
72 パッケージ駆動部
73 回転速度検出部
80 ユニット制御部
81 綾振制御部
82 パッケージ駆動制御部
B ボビン
Bv 回転速度
Cp 目標位置補正量
Cv 目標速度補正量
P パッケージ
Pt 補正前目標位置指令
Ps 補正後目標位置指令
Pi 目標位置
Pr 実際位置
Vt 補正前目標速度指令
Vs 補正後目標速度指令
Vr 実際速度
Y 糸
2 糸解舒補助装置
3 テンション付与装置
4 糸継装置
5 ヤーンクリアラー
6 トラバース装置
61 綾振ガイド
62 綾振ガイド駆動部
7 ボビン支持装置
71 クレードル
72 パッケージ駆動部
73 回転速度検出部
80 ユニット制御部
81 綾振制御部
82 パッケージ駆動制御部
B ボビン
Bv 回転速度
Cp 目標位置補正量
Cv 目標速度補正量
P パッケージ
Pt 補正前目標位置指令
Ps 補正後目標位置指令
Pi 目標位置
Pr 実際位置
Vt 補正前目標速度指令
Vs 補正後目標速度指令
Vr 実際速度
Y 糸
Claims (12)
- 糸が巻き取られてパッケージが形成されるボビンを回転駆動するパッケージ駆動部と、
前記ボビンの回転速度を検出する回転速度検出部と、
前記ボビンに巻き取られる糸を綾振する綾振ガイドと、
前記綾振ガイドを駆動する綾振ガイド駆動部と、
前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する綾振制御部と、
前記回転速度検出部が検出した前記ボビンの回転速度に基づいて前記綾振ガイド駆動部の補正前目標位置指令を決定する目標位置指令決定部と、を備えた糸巻取装置において、
前記綾振制御部は、前記回転速度検出部の検出遅延量と前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量とに応じた該綾振制御部に対するフィードフォワード成分である目標位置補正量と、前記目標位置指令決定部により決定された前記補正前目標位置指令と、に基づいて補正後目標位置指令を算出し、該補正後目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする糸巻取装置。 - 前記綾振制御部は、前記ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合において、前記補正後目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項1に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度の加速に応じて小さくなる該ボビンの回転速度の検出遅延量に対応して、前記目標位置補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる、としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が加速している間の前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量が一定となるように、該ボビンの回転速度の加速に応じて前記目標位置補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる、としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が一定である場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が低下している場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標位置指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
- 糸が巻き取られてパッケージが形成されるボビンを回転駆動するパッケージ駆動部と、
前記ボビンの回転速度を検出する回転速度検出部と、
前記ボビンに巻き取られる糸を綾振する綾振ガイドと、
前記綾振ガイドを駆動する綾振ガイド駆動部と、
前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する綾振制御部と、
前記回転速度検出部が検出した前記ボビンの回転速度に基づいて前記綾振ガイド駆動部の補正前目標速度指令を決定する目標速度指令決定部と、を備えた糸巻取装置において、
前記綾振制御部は、前記回転速度検出部の検出遅延量と前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量とに応じた該綾振制御部に対するフィードフォワード成分である目標速度補正量と、前記目標速度指令決定部により決定された前記補正前目標速度指令と、に基づいて補正後目標速度指令を算出し、該補正後目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする糸巻取装置。 - 前記綾振制御部は、前記ボビンが停止状態から回転状態へ移行して回転速度が加速している場合において、前記補正後目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項7に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度の加速に応じて小さくなる該ボビンの回転速度の検出遅延量に対応して、前記目標速度補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる、としたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が加速している間の前記綾振ガイド駆動部の応答遅延量が一定となるように、該ボビンの回転速度の加速に応じて前記目標位置補正量として徐々に小さくなる予め予測された値を用いる、としたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が一定である場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
- 前記綾振制御部は、前記ボビンの回転速度が低下している場合において、該ボビンの回転速度に応じて予め設定された前記綾振ガイドの前記補正前目標速度指令に基づいて前記綾振ガイド駆動部の駆動を制御する、としたことを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか一項に記載の糸巻取装置。
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