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JP2012010026A - 撮像装置及び撮像制御回路 - Google Patents

撮像装置及び撮像制御回路 Download PDF

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JP2012010026A
JP2012010026A JP2010142919A JP2010142919A JP2012010026A JP 2012010026 A JP2012010026 A JP 2012010026A JP 2010142919 A JP2010142919 A JP 2010142919A JP 2010142919 A JP2010142919 A JP 2010142919A JP 2012010026 A JP2012010026 A JP 2012010026A
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JP
Japan
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imaging
control information
register
imaging control
sensor
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Haruhisa Kurane
治久 倉根
Takashi Shindo
貴志 進藤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

【課題】外来雑音や電源のゆらぎ等による撮像素子の誤動作の発生を低減するのに好適な撮像装置及び撮像制御回路を提供する。
【解決手段】撮像装置1を、撮像素子10と、DSP20と、ROM50とを含む構成とし、撮像素子10は、撮像制御情報を格納するセンサーレジスター13を含み、DSP20は、センサーレジスター13と等価な構成のミラーレジスター25を含み、システムコントローラー23によって、センサーレジスター13及びミラーレジスター25に同じ撮像制御情報を格納し、タイマー部29において、時間間隔T1の周期で発生するタイマーイベントに応じて、ミラーレジスター25に格納された撮像制御情報を、撮像素子10に送信し、センサーレジスター13をリフレッシュする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置に係り、特に、劣悪な環境下において、撮像装置の動作制御に係るデータの破損による誤動作の発生を低減する技術に関する。
昨今、撮像装置(カメラ)を用いたマシンビジョン(センシング)が実用化されている。
例えば、自動車などの移動体にカメラを搭載し、カメラによって撮像して得られる撮像画像データを用いて移動体の各種制御が行われている。
ここで、自動車等の移動体にカメラを搭載した場合に、静電気や雷などの外来雑音などの存在する劣悪な環境下で動作する可能性が高い。また、バッテリ駆動のため電源のゆらぎやノイズなどで電源状態が不安定になり易いなど、常に安定な条件で動作するとは限らない。
特に、自動車には、発電機や点火系電装品など強力な電磁波の発生源が多数搭載されている。電磁波の影響は、誤作動の原因となりうる。これを抑止するために、防磁シールドで電子機器を囲いこみ、電磁波の混入を遮断している。
ここで、一般的なカメラ構成を図12に示す。図12に例示するカメラは、カメラ全体の動作を司るマイコン、マイコンのプログラムが格納されたROM(不揮発性メモリ)、撮像レンズ、撮像素子、撮像素子からの撮像画像信号を処理してホストシステムに表示用の画像信号を出力するDSP(Digital Signal Processor)、バッテリー装置からの電源を各デバイスの電源電圧に変換する電源回路を含んで構成される。
図12中、シリアル通信信号は、通常、撮像素子の電子シャッタ速度を制御する。ホストシステムは、例えば、自動車であればナビゲーションシステムやECU等が該当する。表示用の画像信号は、例えば、アナログビデオ信号、デジタル差動対のビデオ信号、光ビデオ信号としてホストシステムへ送信される。
さて、カメラにおいて、撮像素子は外光を取り込む必要があるため、外来雑音である電磁波を遮断する防磁シールドで覆うことができない。そのため、ノイズの影響を受け易い。また、バッテリー装置からの電源ノイズを、撮像装置内の電源回路で除去しきれないことが考えられる。
つまり、車載カメラに、レジスターにより動作を切り替えられるCMOSのイメージセンサを採用した場合、前記雑音により、突発的にレジスター値が変わり、異常状態(ハングアップ)になり、動作異常を起こす可能性がある。このような動作異常は、例えば、運転者が撮像画像を見ながら運転動作を行っていたり、また、図12中のホストシステムが撮像画像を用いて車両を制御していたりする場合など、大変危険な状況を招く恐れがある。
更に、撮像素子に限らず、カメラのマイコンが誤動作してしまうことも想定される。マイコンが誤動作すると、システム全体が異状になる。
従来、カメラの誤動作を防止する技術として、例えば、特許文献1に記載の撮像装置が開示されている。
特開2009−111546号公報
しかしながら、上記特許文献1の従来技術においては、局所的な故障に対するカメラの誤動作を防止することはできても、電磁波やノイズ等によるカメラのレジスターに格納された制御情報の破壊等によって生じる誤動作の発生を防止又は低減することは困難である。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、外来雑音や電源のゆらぎ等による撮像素子の誤動作の発生を低減するのに好適な撮像装置及び撮像制御回路を提供することを目的としている。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1の撮像装置は、被写体を撮像可能な撮像素子と、前記撮像素子の撮像動作を制御する撮像制御回路とを備えた撮像装置であって、
前記撮像素子は、
第1のレジスターと、
前記撮像制御回路から送信された、当該撮像素子の撮像動作を制御するための撮像制御情報を受信する撮像制御情報受信手段と、
前記撮像制御情報受信手段で受信した撮像制御情報を前記第1のレジスターに格納する第1の撮像制御情報格納手段と、
前記第1のレジスターに格納された前記撮像制御情報に基づき撮像動作を行う撮像手段と、を備え、
前記撮像制御回路は、
第2のレジスターと、
前記第2のレジスターに前記第1のレジスターに格納する撮像制御情報と同じ撮像制御情報を格納する第2の撮像制御情報格納手段と、
前記撮像素子に、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を送信する撮像制御情報送信手段と、
前記撮像素子が撮像動作中において、第1所定条件の成立に応じて、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信して、前記第1のレジスターに格納された撮像制御情報を前記送信した撮像制御情報に書き換える第1の撮像制御情報更新手段と、を備える。
このような構成であれば、撮像素子の備える第1のレジスターと、撮像制御回路の備える第2のレジスターとに、同じ撮像制御情報を格納することができる。更に、撮像動作中において、第1所定条件が成立することに応じて、第2のレジスターに格納された撮像制御情報を撮像素子に送信して、第1のレジスターに格納された撮像制御情報を、送信した撮像制御情報に書き換えることができる。
つまり、第1のレジスターと第2のレジスターとが、例えば、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive (もしくはIndependent) Disks)技術で言うところのミラーリングの関係となる。
従って、第1レジスターに格納された撮像制御情報が、電磁波等が要因で破損する可能性の高い劣悪な環境下において、第1所定条件の設定次第で、第1のレジスターに格納された撮像制御情報をそれが破損した状態で撮像動作が行われる前に修復することができる。
また、破損した撮像制御情報によって撮像素子が異常な動作状態となったときにも、その異常の検出を第1所定条件の成立とすることで、第1のレジスターに格納された撮像制御情報を修復することができる。
〔形態2〕 更に、形態2の撮像装置は、形態1の撮像装置において、前記撮像制御回路は、第1所定時間の経過を周期的に検出する第1の時間周期検出手段を備え、
前記第1の時間周期検出手段で前記第1所定時間の経過が検出されるごとに前記第1所定条件が成立する。
このような構成であれば、第1所定時間の周期で、第1のレジスターの撮像制御情報を第2のレジスターに格納された撮像制御情報と同じ情報に書き換えることができる。従って、定期的に第1のレジスターの撮像制御情報を書き換える(リフレッシュする)ことができるので、第1のレジスターに格納された撮像制御情報が破損した状態で撮像動作が行われるのを低減することができる。
〔形態3〕 更に、形態3の撮像装置は、形態2の撮像装置において、前記撮像素子は、前記撮像動作によって被写体を撮像して得られる撮像画像データを、当該撮像画像データとして有効なデータの出力期間と無効なデータの出力期間とを含む撮像画像信号によって出力するようになっており、
前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記第1所定条件が成立したことに応じて、前記撮像素子の出力する前記撮像画像信号の前記無効なデータの出力期間に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信する。
このような構成であれば、撮像素子における各デジタル回路の信号の入出力(IO)が殆ど行われていない期間に、撮像制御情報の送信及び第1のレジスターの撮像制御情報の書き換えを行うことができる。
これにより、電源の揺れが発生しない又は殆ど発生しない期間に、撮像制御情報を送信することができるので、安定した通信が出来るとともに、信号のS/Nの劣化を抑えることができる。
〔形態4〕 更に、形態4の撮像装置は、形態1乃至3のいずれか1の撮像装置において、前記撮像制御回路は、前記撮像素子から出力される信号に基づき前記撮像素子の異常の発生を検出する素子異常検出手段を備え、
前記素子異常検出手段で異常が検出されたことに応じて前記第1所定条件が成立する。
このような構成であれば、第1のレジスターに格納された撮像制御情報が破損した状態で撮像動作が行われた場合に、その異常を検出して、第1のレジスターの撮像制御情報を第2のレジスターに格納された撮像制御情報と同じ情報に書き換えることができる。
これにより、撮像素子が異常動作をしても、それを検出して正常な動作へと復帰させることができる。
〔形態5〕 更に、形態5の撮像装置は、形態4の撮像装置において、前記撮像制御回路は、前記素子異常検出手段で異常が検出されたことに応じて、前記撮像素子を構成する各デジタル回路を初期化する初期化信号を送信する第1初期化信号送信手段を備え、
前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記初期化後に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信する。
このような構成であれば、撮像素子に異常が発生した場合に、撮像素子を構成するレジスター、シーケンサー、カウンター等の各デジタル回路を初期化する初期化信号を撮像素子に送信することができる。そして、初期化後に、第1のレジスターの撮像制御情報を第2のレジスターに格納された撮像制御情報と同じ情報に書き換えることができる。
これによって、第1のレジスターに格納された撮像制御情報が破損したことによる動作不良から、より確実に復帰することができると共に、撮像制御情報の破損が原因ではない他の異常からの復帰も可能となる。
〔形態6〕 更に、形態6の撮像装置は、形態1乃至5のいずれか1の撮像装置において、前記撮像制御情報を記憶する不揮発性メモリーを備え、
前記撮像制御回路は、前記第1の更新処理の終了後に、前記不揮発性メモリーから前記第1のレジスターに格納する撮像制御情報と同じ撮像制御情報を読み出して、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記読み出した撮像制御情報に書き換える第1の更新処理を行う第2の撮像制御情報更新手段を備える。
このような構成であれば、第2のレジスターに格納された撮像制御情報が、破損する可能性のある環境下でも、第2所定条件の設定次第で、第2のレジスターに格納された撮像制御情報をそれが破損した状態で撮像素子に送信される前に修復することができる。
また、雷、静電気、電磁波等の外来雑音によって撮像制御回路が異常な動作状態となったときにも、その異常の検出を第2所定条件の成立とすることで、第2のレジスターに格納された撮像制御情報を修復することができる。
〔形態7〕 更に、形態7の撮像装置は、形態6の撮像装置において、前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記第1の更新処理を終了後に、前記撮像制御情報送信手段によって、前記書き換え後の撮像制御情報を前記撮像素子に送信する。
このような構成であれば、既に、破損した撮像制御情報を第1のレジスターに格納してしまった後でも、正常な撮像制御情報を再送信して再格納することができる。
これによって、例えば、撮像素子の異常が検出される前に早期に回復させることができる。また、例えば、撮像制御情報の破損が原因で、異常として検出されない(又はできない)異常動作を撮像素子がしている場合に、正常な動作に復帰させることができる。
〔形態8〕 更に、形態8の撮像装置は、形態6又は7の撮像装置において、前記不揮発性メモリーは、前記撮像制御情報に加えて、前記撮像制御回路の各構成部の動作を制御するための動作制御情報を記憶するようになっており、
前記撮像制御回路は、前記動作制御情報を格納する第3のレジスターと、前記不揮発性メモリーから前記動作制御情報を読み出して、読み出した動作制御情報を前記第3のレジスターに格納する動作制御情報格納手段と、前記撮像素子が撮像動作中において、第2所定条件の成立に応じて、前記不揮発性メモリーから前記動作制御情報を読み出して、前記第3のレジスターに格納された動作制御情報を前記読み出した動作制御情報に書き換える第2の更新処理を行う動作制御情報更新手段と、を備え、
前記第2の撮像制御情報更新手段は、前記第2の更新処理の終了後に、前記第1の更新処理を行う。
このような構成であれば、第3のレジスターに格納された動作制御情報が何らかの要因で破損するような環境下でも、第2所定条件の設定次第で、撮像制御回路が破損した動作制御情報で動作を行う前に、第3のレジスターに格納された動作制御情報を正常なものに修復することができる。
また、撮像制御回路が異常な動作状態となったときにも、その異常の検出を第2所定条件の成立とすることで、第3のレジスターに格納された撮像制御情報を修復することができる。
そして、第3のレジスターに格納された動作制御情報を修復後に、第2のレジスターに格納された撮像制御情報を書き換えるようにしたので、より確実に、正常な撮像制御情報へと書き換えることができる。
〔形態9〕 更に、形態9の撮像装置は、形態6乃至8のいずれか1の撮像装置において、前記撮像制御回路は、第2所定時間の経過を周期的に検出する第2の時間周期検出手段を備え、
前記第2の時間周期検出手段で前記第2所定時間の経過が検出されるごとに前記第2所定条件が成立する。
このような構成であれば、第2所定時間の周期で、第2のレジスターの撮像制御情報を不揮発性メモリーに格納された正常な撮像制御情報に書き換えることができる。従って、定期的に第2のレジスターの撮像制御情報を書き換える(リフレッシュする)ことができるので、破損した撮像制御情報の撮像素子への送信を行うのを低減することができる。
また、第2所定時間の周期で、第3のレジスターの動作制御情報を不揮発性メモリーに格納された正常な動作制御情報に書き換えることができる。従って、定期的に第3のレジスターの動作制御情報を書き換える(リフレッシュする)ことができるので、破損した動作制御情報で撮像制御回路が動作を行うのを低減することができる。
〔形態10〕 更に、形態10の撮像装置は、形態8又は9の撮像装置において、前記撮像制御回路は、当該撮像制御回路の異常の発生を検出する回路異常検出手段を備え、
前記回路異常検出手段で異常が検出されたことに応じて前記第2所定条件が成立する。
このような構成であれば、第3のレジスターに格納された動作制御情報が破損した状態で動作が行われた場合に、その異常を検出して、第3のレジスターの撮像制御情報を不揮発性メモリーに格納された正常な動作制御情報に書き換えることができる。
これにより、撮像制御回路が異常動作をしても、それを検出して正常な動作へと復帰させることができる。
〔形態11〕 更に、形態11の撮像装置は、形態10の撮像装置において、前記撮像制御回路は、前記回路異常検出手段で当該撮像制御回路の異常が検出されたことに応じて、当該撮像制御回路を構成する各構成部を初期化する初期化手段を備え、
前記動作制御情報更新手段は、前記初期化手段で初期化後に、前記第2の更新処理を行う。
このような構成であれば、撮像制御回路に異常が発生した場合に、撮像制御回路を構成するレジスター、シーケンサー、カウンター等の各構成部を初期化することができる。そして、初期化後に、上記した第2の更新処理を行うことができる。
これによって、各レジスターに格納された制御情報が破損したことによる動作不良から、より確実に復帰することができると共に、制御情報の破損が原因ではない他の異常からの復帰も可能となる。
〔形態12〕 更に、形態12の撮像装置は、形態8乃至11のいずれか1の撮像装置において、前記撮像制御回路は、前記第1及び第2の更新処理の終了後において、前記撮像素子を構成する各構成部を初期化する初期化信号を前記撮像素子に送信する第2初期化信号送信手段を備え、
前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記撮像素子が前記初期化信号によって初期化後に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された前記書き換え後の撮像制御情報を前記撮像素子に送信する。
このような構成であれば、第1及び第2の更新処理の終了後において、撮像素子を構成する各デジタル回路を初期化する初期化信号を撮像素子に送信することができる。そして、初期化後に、第1のレジスターの撮像制御情報を第2のレジスターに格納された撮像制御情報と同じ情報に書き換えることができる。
これによって、撮像制御回路の動作不良が要因で撮像素子が動作不良を起こしている場合に、より確実に正常な状態に復帰させることができる。
〔形態13〕 更に、形態13の撮像装置は、形態1乃至12のいずれか1の撮像装置において、前記撮像制御回路への外部からの電磁的な干渉を防御する電磁防御手段を備える。
このような構成であれば、雷、静電気、電磁波等の外来雑音から撮像制御回路を防御することができるので、第2のレジスターや第3のレジスターに格納された制御情報が外来雑音によって破損する確率を低減させることができる。
これにより、上記した各リフレッシュ機能を、より効果的に実施することができる。
〔形態14〕 一方、上記目的を達成するために、形態14の撮像制御回路は、第1のレジスターを備え、撮像動作を制御するための撮像制御情報を受信し、受信した前記撮像制御情報を前記第1のレジスターに格納し、格納した前記撮像制御情報に基づき撮像動作を行う撮像素子の前記撮像動作を制御する撮像制御回路であって、
第2のレジスターと、
前記第2のレジスターに前記第1のレジスターに格納する撮像制御情報と同じ撮像制御情報を格納する撮像制御情報格納手段と、
前記撮像素子に、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を送信する撮像制御情報送信手段と、
前記撮像素子が撮像動作中において、第1所定条件の成立に応じて、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信して、前記第1のレジスターに格納された撮像制御情報を前記送信した撮像制御情報に書き換える撮像制御情報更新手段と、を備える。
このような構成であれば、上記形態1の撮像装置と同等の作用及び効果を得ることができる。
本発明に係る撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。 撮像装置1の詳細な構成を示すブロック図である。 タイマー部29の詳細な構成を示すブロック図である。 DSP20のレジスターマップの一例を示す図である。 ROM50に格納されるデータのデータ構造の一例を示す図である。 各回路モジュールによる撮像開始動作の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 DSP20におけるレジスターリフレッシュ動作の手順の一例を示すフローチャートである。 DSP20におけるセンサー異常検出動作及び復帰動作の手順を示すフローチャートである。 DSP20におけるDSP異常検出動作及び復帰動作の手順を示すフローチャートである。 (a)は、ミラーレジスター25の一例を示す図であり、(b)は、センサーレジスター13の一例を示す図であり、(c)は、外来雑音等によって、センサーレジスター13の格納データが破損した状態となる一例を示す図である。 (a)及び(b)は、撮像素子10の故障検出時に表示する特別画像の一例を示す図であり、(c)は、撮像画像の表示画像の一例を示す図である。 従来例の撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係る撮像装置及び撮像制御回路の実施の形態を示す図である。
(撮像装置の構成)
まず、本発明に係る撮像装置の構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係る撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、図1に示すように、撮像素子10と、DSP20と、ROM40と、電源回路50と、防磁シールド60と、撮像レンズ70とを含んで構成される。
撮像素子10は、CMOS型のイメージセンサーを備えたものであり、内部のセンサーレジスターに対して外部プログラムによって制御情報を格納することで、駆動モードの変更等の撮像動作を制御することができるものである。
DSP20は、センサーレジスターのレジスター値の設定(制御情報の格納)、同期信号の供給等を行って撮像素子10の撮像動作を制御するものである。更に、撮像素子10のセンサーレジスター、自身の内部レジスターの定期的なリフレッシュ動作を行う。また、撮像素子10、当該DSP20の異常を検出し、異常検出時に、撮像素子10及び自身の初期化や各レジスターの再設定等のフェールセーフ動作を行うものである。更に、撮像素子10で被写体を撮像して得られる撮像画像信号を受信し、受信した撮像画像信号に基づき表示用の画像信号を生成して、これを外部のホストシステム100に出力するものである。
ROM40は、不揮発性のメモリーであって、撮像素子10及びDSP20の各レジスターに設定する制御情報と、DSP20の動作を制御するための動作制御コマンド等が記憶されるものである。
電源回路50は、外部のバッテリー装置200から供給される電源電圧を、撮像装置1の各構成要素を駆動する電圧に変換して、各構成要素に供給するものである。
防磁シールド60は、撮像装置1における、撮像素子10以外の構成要素に対して、外部からの電磁的な干渉を防御する機能を有したものである。
具体的に、防磁シールド60は、板金、金属メッシュなどで撮像装置1の撮像素子10及び撮像レンズ70等のセンシングに係る構成部以外の部分を覆うことで構成される。なお、金属メッシュを採用する場合は、メッシュを形成する穴が、中に入って来ようとする電磁波の波長よりも極めて小さくなければならない。
撮像レンズ70は、被写体からの光を集光し、集光した光をマイクロレンズ(不図示)を介して撮像素子10のセンサー部の各センサーセルに出力するものである。
ホストシステム100は、DSP20からの表示用画像データを受信して、不図示のモニターに表示したり、また、ドライブアシストなどを行うものである。また、本実施の形態では、DSP20をリセット(ON/OFF)させるために、システムリセット信号をDSP20に対して出力する。
バッテリー装置200は、例えば、ニッケル水素バッテリーやリチウムイオンバッテリー等から構成され、蓄積した電力をインバーターを介して、撮像装置1とホストシステム100とを含む車載の各種電装系に供給する。また、車載の発電機で発電した電力をインバーターを介して充電する。
次に、図2に基づき、撮像装置1の詳細な構成を説明する。
ここで、図2は、撮像装置1の詳細な構成を示すブロック図である。
(撮像素子10の構成)
撮像素子10は、図2に示すように、センサー部11と、駆動回路12と、センサーレジスター13と、シリアル通信インターフェース(IF)14と、読出回路15とを含んで構成される。
センサー部11は、CMOS技術を用いて構成された、受光素子(フォトダイオードなど)及び増幅器を含む複数のセンサーセル(画素)が2次元マトリクス状に配設された構成の受光領域を備え、各画素の受光素子で受光した光を電気信号に変換して出力する。
具体的に、センサー部11は、各画素のラインに対して、アドレス線、リセット線及び読出線が共通に接続された構成を有している。そして、アドレス線、リセット線及び読出線を介して各種駆動信号が各ラインを構成するセンサーセルに送信され、アドレス線及び読出線が有効になると、信号線を介して蓄積電荷(画素信号)を読出回路15に出力する。
駆動回路12は、センサーレジスター13で設定される駆動モードとDSP20からの同期信号とに基づき、駆動回路12と読出回路15とを駆動する。また、駆動回路12は、撮像画像データの出力タイミングと同期したデータイネーブル信号を出力する。
センサーレジスター13は、シリアル通信IF14を介して、DSP20から受信した撮像制御情報を各対応するアドレスの格納領域に格納する。また、センサーレジスター13に格納された撮像制御情報の値に従って駆動回路12を所定の駆動モードにする。
シリアル通信IF14は、DSP20からシリアル通信信号として送信される、撮像モードの設定等を行うための撮像制御情報及びその書き込みコマンドを受信する。具体的に、シリアル通信IF14は、DSP20からレジスター書き込みコマンド及び撮像制御情報を受信すると、受信した書き込みコマンドに応じて、受信した撮像制御情報を、センサーレジスター13のコマンドで指定されたアドレスの格納領域に格納する。
読出回路15は、センサー部11から撮像画像信号を読み出し、読み出した撮像画像信号(アナログ)に対してA/D変換を含む各種信号処理を施してデジタルの撮像画像データとしてDSP20に出力する。このとき、読出回路15は、DSP20からの同期信号に同期して撮像画像データを出力する。
(DSP20の構成)
DSP20は、図2に示すように、センサー駆動回路21と、画像処理回路22と、システムコントローラー23と、ROM−IF24と、ミラーレジスター25と、センサー制御器26と、シリアル通信IF27と、センサー異状検出器28と、タイマー部29と、動作制御用レジスター30とを含んで構成される。
センサー駆動回路21は、撮像素子10に対して駆動回路12を駆動する為の同期信号を出力する。同期信号としては、水平同期信号、垂直同期信号、駆動クロック等が含まれる。また、撮像素子10の読出回路15から出力される撮像画像データを、駆動回路12から出力されるデータイネーブル信号から捕捉し、補足された撮像画像データを有効なデータとして画像処理回路22に出力する。
また、センサー駆動回路21は、データイネーブル信号と有効な撮像画像データ(以下、有効画像データと称す)とをセンサー異状検出器28に送信する。また、フリーランしている同期信号をタイマー部29に送信する。
画像処理回路22は、センサー駆動回路21からの有効画像データに対して、色補正処理、ガンマー変換処理等の画像処理を施して、表示用の画像データを生成し、生成した表示用画像データをホストシステム100に出力する。
また、画像処理回路22は、後述するセンサー故障イベントが発生したときに、表示用画像データに代えて、予め用意された特別な画像を表示するための表示用特別画像データをホストシステム100に出力する。
システムコントローラー23は、DSP20の上記各構成要素(以下、回路モジュールと称す)を統括して制御する機能を有している。
具体的には、第1に、ROM−IF24から、各回路モジュールに対応する動作制御用レジスター30への書き込み要求及び格納する制御情報(動作制御情報)を受信し、この要求に応じて受信した動作制御情報を動作制御用レジスター30に書き込む。
第2に、ROM−IF24から、ミラーレジスター25への書き込み要求及び格納する制御情報(撮像制御情報)を受信し、これに応じてミラーレジスター25に撮像制御情報を書き込む。
第3に、各回路モジュールへのコマンドの送信を行う。
第4に、タイマー部29及びセンサー異状検出器28からの要求を受信し、その要求を解釈して、対応する回路モジュールにコマンドの送信を行う。
第5に、タイマー部29にウォッチドッグタイマー(後述)のリセット信号の送信を行う。
上記第4における、タイマー部29及びセンサー異状検出器28からの要求は、タイマーイベント1信号、タイマーイベント2信号、センサー異常イベント信号、DSP異常イベント信号としてシステムコントローラー23に通知される。
システムコントローラー23は、タイマーイベント1信号を受信すると、センサー制御器26にコマンドを送信して、センサーレジスター13のリフレッシュ動作を実行する。
また、システムコントローラー23は、タイマーイベント2信号を受信すると、ROM−IF24にコマンドを送信して、ミラーレジスター25及び動作制御用レジスター30のリフレッシュ動作を実行する。
また、システムコントローラー23は、センサー異常イベント信号を受信すると、センサー制御器26にコマンドを送信して、撮像素子10をリセットするセンサーリセット動作及びセンサーレジスター13のリフレッシュ動作を実行する。
また、システムコントローラー23は、DSP異常イベント信号を受信すると、ミラーレジスター25及び制御用レジスターを含むDSP20の全体をリセットするシステムリセット動作を実行する。
システムコントローラー23は、更に、リセット後において、ROM−IF24からのコマンドに応じて、ミラーレジスター25及び動作制御用レジスター30のリフレッシュ動作を実行する。その後、センサーリセット動作及びセンサーレジスター13のリフレッシュ動作を実行する。
なお、システムリセット動作及びウォッチドッグタイマーへのリセット信号の送信は、ホストシステム100からのシステムリセット信号の送信によって行うようにしてもよい。
ROM−IF24は、外付けのROM50にアクセスして、動作制御用レジスター30に格納(設定)する動作制御情報と、ミラーレジスター25に格納する撮像制御情報と、DSP20の各回路モジュールの動作を制御するコマンドとを取り込む機能を有する。
また、ROM−IF24は、取り込んだ各種制御情報とコマンドとを、システムコントローラー23に送信する。コマンドとしては、撮像動作制御コマンド等がある。
ミラーレジスター25は、撮像素子10のセンサーレジスター13と等価なレジスター構成を有しており、センサーレジスター13に格納する撮像制御情報と同じ情報を格納するものである(ミラーリング)。ミラーレジスター25への撮像制御情報の格納はシステムコントローラー23から行う。なお、先述したように、システムコントローラー23に対してはROM−IF24からミラーレジスター25に格納する撮像制御情報が送信される。
センサー制御器26は、システムコントローラー23からのコマンドに基づき、ミラーレジスター25からレジスター値として設定された撮像制御情報を読み出し、シリアル通信IF27に対して読み出した撮像制御情報の撮像素子10への送信を指示する。
また、センサー制御器26は、システムコントローラー23からのコマンドに基づき、センサーリセット信号を撮像素子10に出力する。
センサーリセット信号は、それが有効になると、撮像素子10内部のセンサーレジスター13が初期化され、また内部のシーケンサー、カウンター等のデジタル回路もリセット状態(初期状態)になる。その後、センサーリセット信号が解除されると、撮像素子10は動作可能な状態になる。
また、センサー制御器26は、システムコントローラー23からのコマンドに基づき、センサー駆動回路21を動作させる。
シリアル通信IF27は、センサー制御器26からの通信開始コマンドに基づき、ミラーレジスター25から読み出された撮像制御情報及びレジスター書き込みコマンドを、パラレル−シリアル変換して、シリアル通信によって撮像素子10に送信する機能を有している。
更に、シリアル通信IF27は、後述するフェールセーフ動作時のシリアル通信において、センサー駆動回路21からの同期信号に基づき、撮像画像データ信号がブランキングの期間にシリアル通信を行うようになっている。例えば、撮像画像データの水平ブランキング期間又は垂直ブランキング期間にシリアル通信を行う。
センサー異状検出器28は、センサー駆動回路21からのデータイネーブル信号及び撮像画像データ信号に基づき、撮像素子10の動作が異状か否かを判定する機能を有している。例えば、データイネーブル信号が一定期間以上無効の場合に、撮像素子10に異常が発生していると判断して、センサー異常イベント信号をシステムコントローラー23に送信する。無効であるか否かの判断は、例えば、データイネーブル信号がアクティブ状態のときに有効画像データの受信が5フレームの期間なかった場合などに無効であると判断する。
タイマー部29は、センサー駆動回路21からのフリーランの同期信号を受信し、それを計数(カウント)して定期的に(特定の時間間隔で)各種タイマーイベントを発生する機能を有する。
つまり、特定の期間経過後、タイマーイベント信号をシステムコントローラー23に送信する。
本実施の形態では、第1の時間間隔T1が経過するごとにタイマーイベント1を発生し、第2の時間間隔T2(T1≪T2)が経過するごとにタイマーイベント2を発生する。なお、T1に対応するカウント値をCT1とし、T2に対応するカウント値をCT2とする。
また、タイマー部29は、マスタークロック信号に基づき予め設定されたカウント値CWをダウンカウントして、DSP20の異常の有無を検出するウォッチドッグタイマーとしての機能を有している。
具体的に、予め設定されたカウント値CWをダウンカウントし、その値が「0」となる前にタイマーがリセットされない場合にDSP20に異常が発生していると判断し、DSP異常イベントを発生する。
なお、前記CT1、CT2及びCWは、タイマー部29内のレジスターで設定してもよい。この場合のレジスターへの書き込みはシステムコントローラー23から行う。
動作制御用レジスター30は、DSP20内部の各回路モジュールの動作を制御する動作制御情報を格納するレジスターである。動作制御用レジスター30と各回路モジュールとは通信可能に接続されている。また、動作制御用レジスター30への動作制御情報の格納はシステムコントローラー23から行う。
また、撮像素子10とDSP20とは、上記した、センサーリセット信号、シリアル通信信号、同期信号、撮像画像データ信号、及びデータイネーブル信号を送信又は受信するための信号線によって接続されている。
(タイマー部29の構成例)
次に、図3に基づき、タイマー部29の詳細な構成を説明する。
ここで、図3は、タイマー部29の詳細な構成を示すブロック図である。
タイマー部29は、第1タイマー29aと、第2タイマー29bと、ウォッチドッグタイマー29cと、タイマー制御部29dとを含んで構成される。
第1タイマー29aと第2タイマー29bとは、センサー駆動回路21からのフリーランの同期信号のいずれか1つ(例えば、垂直同期信号)をそれぞれアップカウントして、そのカウント値をタイマー制御部29dにそれぞれ出力する。
ウォッチドッグタイマー29cは、ホストシステム100から供給されるマスタークロック信号(DSP20のメインクロック信号)を、予め設定されたカウント値CWに対してダウンカウントして、そのカウント値をタイマー制御部29dに出力する。
なお、マスタークロック信号は、撮像装置1の備える、不図示の水晶発振器などの発振器から発生する構成としてもよいし、ホストシステム100から供給される構成としてもよい。
タイマー制御部29dは、第1タイマー29aのカウント値がCT1となったときに、タイマーイベント1を発生すると共に、第1タイマー29aをリセットする。発生したタイマーイベント1信号は、システムコントローラー23に送信される。
また、タイマー制御部29dは、第2タイマー29bのカウント値がCT2となったときに、タイマーイベント2を発生すると共に、第2タイマー29bをリセットする。発生したタイマーイベント2信号は、システムコントローラー23に送信される。
また、タイマー制御部29dは、ウォッチドッグタイマー29cのカウント値が「0」となったときに、DSP異常イベントを発生し、発生したDSP異常イベント信号をシステムコントローラー23に送信する。
例えば、xビットのカウンターで実装されているウォッチドッグタイマーがy[MHz]のマスタークロック信号で動作している場合に、カウント値が「0」になるまでにタイマーがリセットされなければ「2x/(y×106)」秒後に、DSP異常イベントを発生する。
(ROM50に格納されるコードについて)
次に、ROM50に格納されるコード(コマンド)について説明する。
本実施の形態において、ROM50に格納されるコードには、2つの種類が存在する。1つは、DSP20内部のレジスターに所定の値を書き込むレジスター書き込みコマンド、もう1つは、DSP20の動作を制御するDSP動作制御コマンドである。
本実施の形態では、DSP動作制御コマンドは、コマンドレジスターへの書き込み動作により発行する構成とする。即ち、コマンドレジスターに特定の値が書き込まれると、DSP20は動作制御コマンドと解釈する。
(DSP20のレジスターの構成について)
次に、図4に基づき、DSP20のレジスターの構成について説明する。
ここで、図4は、DSP20のレジスターマップの一例を示す図である。
DSP20のレジスターマップは、図4に示すように、レジスターアドレス「00h」をコマンドレジスターとしている。また、レジスターアドレス「00h」以外は、DSP20内部のレジスターとしている。つまり、レジスターアドレス「00h」以外に、ミラーレジスター25と動作制御用レジスター30とが設定される。
また、本実施の形態において、システムコントローラー23は、レジスターアドレス「00h」にデータ「55h」が書き込まれたら、それを撮像開始コマンドと解釈するようになっている。また、レジスターアドレス「00h」にデータ「00h」が書き込まれたら、それを撮像終了コマンドと解釈するようになっている。
(ROM50に格納されるデータの構造について)
次に、図5に基づき、ROM50に格納されるデータのデータ構造について説明する。
ここで、図5は、ROM50に格納されるデータのデータ構造の一例を示す図である。なお、図5は、ROM50として、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)を採用した場合の例であり、これに限らず、他のROMを採用してもよい。
本実施の形態において、DSP20はROM50の0番地から順にデータを読み込むようになっている。そして、レジスターのアドレス番号と対応するデータを、0番地から順番に連続して格納するようになっている。具体的に、ROM50のアドレスの偶数番地はレジスターアドレスを格納し、奇数番地はレジスターデータ(動作制御情報、撮像制御情報、コマンド)を格納する。レジスターアドレスとレジスターデータはペアでレジスターアクセスが行われる。
また、本実施の形態において、ROM50には、特定の手順でDSP20内部の各回路モジュールを動作させるためのプログラムコードを格納するようになっている。
例えば、システムリセットが解除されてから撮像開始までのコマンドの発行手順がプログラムされたプログラムコードが格納される。他にも、タイマーイベント1、タイマーイベント2、センサー異常イベント、DSP異常イベントなどの各イベントが発生したときに実行されるフェールセーフ動作時のコマンドの発行手順がプログラムされたプログラムコードが格納される。
(プログラムコードによる動作手順について)
(撮像開始までの動作手順)
次に、図6に基づき、ROM50に格納されたプログラムコードに基づき、DSP20において実行されるリセット解除後から撮像開始までの動作である撮像開始動作について説明する。
ここで、図6は、各回路モジュールによる撮像開始動作の処理の流れの一例を示すフローチャートである。撮像開始動作は、ROM50に格納されたプログラムコードに従ってDSP20において実行される動作であって、ホストシステム100からのシステムリセット信号によるリセット処理後において、図6に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、システムコントローラー23において、ホストシステム100から供給されるシステムリセット信号が解除されたと判定した場合に(Yes)、ステップS102に移行する。一方、解除されたと判定されない場合(No)は、リセットが解除されるまで待機する。
なお、ここでは、ホストシステム100からのシステムリセットの解除を起点にして動作を行うようにしたが、電源がオンになった時点で発生するパワーオンリセットの解除を起点にして動作を行う構成としてもよい。
ステップS102に移行した場合は、ROM−IF24において、ROM50から動作制御情報を読み出し、システムコントローラー23に読み出した動作制御情報及び動作制御用レジスター30への書き込みコマンドを送信する。これにより、システムコントローラー23によって、動作制御用レジスター30に動作制御情報を格納して、ステップS104に移行する。
ステップS104では、ROM−IF24において、ROM50から撮像制御情報を読み出し、読み出した撮像制御情報及びそのミラーレジスター25への書き込みコマンドを、システムコントローラー23に送信する。これにより、システムコントローラー23は、受信した書き込みコマンドに応じてミラーレジスター25に受信した撮像制御情報を格納して、ステップS106に移行する。
ステップS106では、ROM−IF24において、撮像開始コマンド「55h」を、レジスターアドレス「00h」に対応するコマンドレジスターに格納して、ステップS108に移行する。
ステップS108では、システムコントローラー23において、コマンドレジスターから撮像開始コマンドを受信すると、それを、センサー制御器26に送信する。センサー制御器26は、撮像開始コマンドを受信すると、まず、センサーリセット信号を有効(アクティブ)にして、ステップS110に移行する。
これにより、撮像素子10では、センサーリセット信号に応じて、内部のセンサーレジスター13が初期化され、また内部のシーケンサー、カウンター等のデジタル回路もリセット状態になる。
ステップS110では、センサー制御器26において、撮像素子10のリセット処理が終了後に、センサーリセット信号を解除して、ステップS112に移行する。
ステップS112では、システムコントローラー23において、センサー制御器26に対してミラーレジスター25の設定値をシリアル送信させる通信開始コマンドを送信する。これにより、センサー制御器26は、ミラーレジスター25から撮像制御情報を読み出し、読み出した撮像制御情報及び通信開始コマンドをシリアル通信IF27に送信する。シリアル通信IF27は、受信した通信開始コマンドに応じて、受信した撮像制御情報をレジスター書き込みコマンドと共にシリアル通信によって、撮像素子10に送信して、ステップS114に移行する。
これにより、撮像素子10では、シリアル通信IF14を介して、撮像制御情報及びレジスター書き込みコマンドが受信され、レジスター書き込みコマンドに応じてセンサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が格納される。そして、センサーレジスター13に格納された撮像制御情報によって、センサー部11の駆動モードが設定される。
ステップS114では、撮像制御情報を送信後において、センサー制御器26からセンサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23から画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させて、ステップS116に移行する。
ステップS116では、センサー駆動回路21において、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力して、一連の処理を終了する。
このようにして、撮像素子10に同期信号が送信されると、センサーレジスター13で設定された駆動モードで駆動回路12が駆動してセンサー部11が駆動し、撮像動作を開始する。そして、読出回路15を介して撮像画像データ及びデータイネーブル信号がDSP20へと出力される。
撮像素子10において撮像動作が開始されると、DSP20内部の画像処理回路22は、撮像素子10から出力されるデータイネーブル信号に基づき、有効画像データを補足且つ受信し、受信した有効画像データを画像処理して、表示用の画像データを生成する。そして、生成した表示用画像データをホストシステム100に出力する。一方、この処理と並行して、以下のフェールセーフ動作を実行する。
(レジスターリフレッシュ動作)
次に、図7に基づき、フェールセーフ動作の1つである撮像動作中のレジスターのリフレッシュ動作の手順について説明する。
ここで、図7は、DSP20におけるレジスターリフレッシュ動作の手順の一例を示すフローチャートである。
レジスターリフレッシュ動作は、ROM50に格納されたプログラムコードに基づき実行される動作であって、図7に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、タイマー部29において、センサー駆動回路21からの同期信号の受信とマスタークロック信号の受信とが開始されると(Yes)、各タイマーがカウント動作を開始して、ステップS202に移行する。一方、受信が開始されない場合(No)は、開始されるまで待機する。
ステップS202に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、第1タイマー29aからのカウント値と、動作制御用レジスター30に設定されたCT1とを比較する。そして、カウント値がCT1である場合(Yes)は、ステップS204に移行し、カウント値がCT1ではない場合(No)は、ステップS212に移行する。
ステップS204に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、第1タイマー29aのカウント値をリセットすると共にタイマーイベント1を発生し、タイマーイベント1信号をシステムコントローラー23に送信して、ステップS206に移行する。
ステップS206では、システムコントローラー23において、タイマー部29から受信したタイマーイベント1信号を、センサー制御器26に送信する。センサー制御器26は、タイマーイベント1信号を受信すると、これに応じて、ミラーレジスター25からレジスター値(撮像制御情報)を読み出して、ステップS208に移行する。
ステップS208では、センサー制御器26において、読み出したレジスター値と通信開始コマンドとを、シリアル通信IF27に送信して、ステップS210に移行する。
ステップS210では、シリアル通信IF27において、センサー制御器26から受信した通信開始コマンドに応じて、センサー駆動回路21からの同期信号に基づくブランキング期間に、受信したレジスター値とレジスター書き込みコマンドとをシリアル通信によって撮像素子10に送信して、ステップS212に移行する。
これにより、撮像素子10では、シリアル通信IF14を介して、撮像制御情報及びレジスター書き込みコマンドが受信される。そして、シリアル通信IF14は、レジスター書き込みコマンドに応じてセンサーレジスター13に格納された撮像制御情報を、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報に書き換える(再格納する)。
なお、ミラーレジスター25のレジスター値は、撮像動作モードが切り替わらない限り、特定値に固定なので、センサーレジスター13のリフレッシュ動作となる。
また、上記ステップS202〜S210の動作処理は、繰り返し実行されるため、センサーレジスター13のレジスター値は、時間間隔T1で定期的にリフレッシュされる。
一方、ステップS202において、第1タイマー29aのカウント値がCT1ではなくてステップS212に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、第2タイマー29bのカウント値とCT2とを比較する。そして、カウント値がCT2である場合(Yes)は、ステップS214に移行し、カウント値がCT2ではない場合(No)は、ステップS202に移行する。
ステップS214に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、第2タイマー29bのカウント値をリセットすると共にタイマーイベント2を発生し、タイマーイベント2信号をシステムコントローラー23に送信して、ステップS216に移行する。
ステップS216では、システムコントローラー23において、タイマー部29から受信したタイマーイベント2信号を、ROM−IF24に送信する。ROM−IF24は、タイマーイベント2信号を受信すると、これに応じて、ROM50から各種データを読み出す。具体的に、ROM−IF24は、ROM50から、動作制御用レジスター30に格納するレジスター値(動作制御情報)と、ミラーレジスター25に格納するレジスター値(撮像制御情報)とを読み出す。そして、読み出したレジスター値をシステムコントローラー23に送信して、ステップS218に移行する。
ステップS218では、システムコントローラー23において、動作制御用レジスター30に格納された値と、ミラーレジスター25に格納された値とを、ROM−IF24から受信したレジスター値へと書き換えて、ステップS202に移行する。
また、上記ステップS212〜S220の動作処理は、繰り返し実行されるため、DSP20の各レジスターのレジスター値は、時間間隔T2で定期的にリフレッシュされる。
(センサー異常検出及び復帰動作)
次に、図8に基づき、フェールセーフ動作の1つである、撮像素子10の異常検出動作及び異常検出時の復帰動作の流れについて説明する。
ここで、図8は、DSP20におけるセンサー異常検出動作及び復帰動作の手順を示すフローチャートである。
センサー異常検出動作及び復帰動作は、ROM50に格納されたプログラムコードに基づき実行される動作であって、図8に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、センサー異常検出器28において、センサー駆動回路21からの信号の受信が開始されると(Yes)、ステップS302に移行する。一方、信号の受信が開始されない場合(No)は、開始されるまで待機する。
ステップS302に移行した場合は、センサー異常検出器28において、センサー駆動回路21から受信されるデータイネーブル信号及び撮像画像データ信号に基づき、受信信号に異常があるか否かを判断する。そして、異常を検出した場合(Yes)は、ステップS304に移行し、そうでない場合(No)は、異常が検出されるまで検出処理を繰り返し実行する。
ステップS304に移行した場合は、センサー異常検出器28において、センサー異常イベントを発生し、センサー異常イベント信号をシステムコントローラー23に送信して、ステップS306に移行する。
ステップS306では、システムコントローラー23において、センサー異常イベントの発生回数と予め設定された許容回数とを比較する。そして、発生回数が許容回数以上となった場合(Yes)は、ステップS308に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS314に移行する。
ステップS314に移行した場合は、システムコントローラー23において、センサー異常イベントの発生を、センサー制御器26に通知して、ステップS316に移行する。
ステップS316では、センサー制御器26において、センサー異常イベントが通知されると、これに応じて、撮像素子10に対してセンサーリセット信号を送信して、ステップS318に移行する。
これにより、撮像素子10では、センサーリセット信号に応じて、内部のセンサーレジスター13が初期化され、また内部のシーケンサー、カウンター等のデジタル回路もリセット状態になる。
ステップS318では、センサー制御器26において、センサーリセット信号を解除後に、ミラーレジスター25からレジスター値(撮像制御情報)を読み出して、ステップS320に移行する。
ステップS320では、センサー制御器26において、読み出したレジスター値と通信開始コマンドとを、シリアル通信IF27に送信して、ステップS322に移行する。
ステップS322では、シリアル通信IF27において、センサー制御器26から受信した通信開始コマンドに応じて、受信したレジスター値とレジスター書き込みコマンドとをシリアル通信によって撮像素子10に送信して、ステップS324に移行する。
これにより、撮像素子10では、センサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が書き込まれる(格納される)。
ステップS324では、撮像制御情報を送信後において、センサー制御器26からセンサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23から画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させて、ステップS326に移行する。
ステップS326では、センサー駆動回路21において、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力して、ステップS302に移行する。
一方、ステップS306において、センサー異常イベントの発生回数が許容回数以上でステップS308に移行した場合は、システムコントローラー23において、センサー故障イベントを発生して、ステップS310に移行する。
ステップS310では、システムコントローラー23において、センサー故障イベント信号を、画像処理回路22に送信して、ステップS312に移行する。
ステップS312では、画像処理回路22において、有効画像データから生成される表示用画像データの出力を中止して、代わりに、表示装置に特別な画像を表示する表示用特別画像データを、ホストシステム100に出力する。
特別画像信号としては、例えば、黒のベタ画像を表示する表示用特別画像データ信号をホストシステム100に出力する。これにより、例えば撮像画像のフリーズ現象が起こらないようにする。また、ホストシステム100は、表示用特別画像データ信号を受信することで、撮像装置に異常があったことを認知することができる。
(DSP異常検出及び復帰動作)
次に、図9に基づき、フェールセーフ動作の1つである、DSP20の異常検出動作及び異常検出時の復帰動作の流れについて説明する。
ここで、図9は、DSP20におけるDSP異常検出動作及び復帰動作の手順を示すフローチャートである。
DSP異常検出動作及び復帰動作は、ROM50に格納されたプログラムコードに基づき実行される動作であって、図9に示すように、まず、ステップS400に移行する。
ステップS400では、タイマー部29において、マスタークロック信号の受信が開始されると(Yes)、ウォッチドッグタイマー29cがカウント動作を開始して、ステップS402に移行する。一方、受信が開始されない場合(No)は、開始されるまで待機する。
ステップS402に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、ウォッチドッグタイマー29cからのカウント値を受信し、該カウント値が「0」であるか否かを判定する。そして、「0」であると判定した場合(Yes)は、ステップS404に移行し、「0」ではない場合(No)は、判定処理を繰り返し実行する。
ステップS404に移行した場合は、タイマー制御部29dにおいて、DSP異常イベントを発生し、DSP異常イベントの発生を、システムコントローラー23に通知して、ステップS406に移行する。
ステップS406では、システムコントローラー23において、DSP20の全体をリセット(システムリセット)し、リセット後において、DSP異常イベントの発生を、ROM−IF24に通知して、ステップS408に移行する。
ステップS408では、ROM−IF24において、ROM50から、動作制御用レジスター30に格納する動作制御情報と、ミラーレジスター25に格納する撮像制御情報とを読み出す。そして、読み出した制御情報とレジスター書き込みコマンドとをシステムコントローラー23に送信して、ステップS410に移行する。
ステップS410では、システムコントローラー23において、動作制御用レジスター30に、ROM−IF24から受信した動作制御情報を格納し、ミラーレジスター25に、ROM−IF24から受信した撮像制御情報を格納する。更に、センサー制御器26にコマンドを送信して、ステップS412に移行する。
ステップS412では、センサー制御器26において、システムコントローラー23からのコマンドに応じて、撮像素子10に対してセンサーリセット信号を送信(アクティブに)して、ステップS414に移行する。
これにより、撮像素子10では、センサーリセット信号に応じて、内部のセンサーレジスター13が初期化され、また内部回路の有するシーケンサー、カウンターも初期化される。
ステップS414では、センサー制御器26において、センサーリセット信号を解除後に、ミラーレジスター25から撮像制御情報を読み出して、ステップS416に移行する。
ステップS416では、センサー制御器26において、読み出した撮像制御情報と通信開始コマンドとを、シリアル通信IF27に送信して、ステップS418に移行する。
ステップS418では、シリアル通信IF27において、センサー制御器26から受信した通信開始コマンドに応じて、受信したレジスター値とレジスター書き込みコマンドとをシリアル通信によって撮像素子10に送信して、ステップS420に移行する。
これにより、撮像素子10では、センサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が書き込まれる(格納される)。
ステップS420では、撮像制御情報を送信後において、センサー制御器26からセンサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23から画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させて、ステップS422に移行する。
ステップS422では、センサー駆動回路21において、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力して、ステップS402に移行する。
(本実施の形態の撮像装置の動作例)
次に、図10及び図11に基づき、本実施の形態に係る撮像装置1の具体的な動作を説明する。
ここで、図10(a)は、ミラーレジスター25の一例を示す図であり、(b)は、センサーレジスター13の一例を示す図であり、(c)は、外来雑音等によって、センサーレジスター13の格納データが破損した状態となる一例を示す図である。また、図11(a)及び(b)は、撮像素子10の故障検出時に表示する特別画像の一例を示す図であり、(c)は、撮像画像の表示画像の一例を示す図である。
ここでは、本実施形態に係る撮像装置1を自動車に搭載し、車載のバックモニターに表示する表示画像の撮影に用いる例を説明する。
まず、エンジンが始動して、バッテリー装置200から各電装系へと電源が供給されると、ホストシステム100が起動する(スリープモードからの復帰も含む)と共に、撮像装置1の電源回路50にも電源が供給され、撮像素子10、DSP20、ROM40を含む撮像装置1の各構成部が起動する。
ホストシステム100は、起動後に、まずDSP20に供給するシステムリセット信号をアクティブ状態とし、DSP20にリセット動作を行わせる。そして、リセット動作の終了後に、システムリセット信号をノンアクティブへと切り替える(解除する)。
これにより、DSP20において、リセットの解除が検出され(ステップS100の「Yes」の分岐)、ROM50に格納されたプログラムコードに従って、撮像開始動作が行われる。
まず、ROM−IF24は、ROM50から動作制御情報を読み出し、読み出した動作制御情報とレジスター書き込みコマンドとをシステムコントローラー23に送信する。
これにより、システムコントローラー23は、ROM−IF24から受信した動作制御情報を動作制御用レジスター30に格納する(ステップS102)。
次に、ROM−IF24は、ROM50から、ホストシステム100等を介してユーザーに設定された動作モードに対応する撮像制御情報を読み出し、読み出した撮像制御情報とレジスター書き込みコマンドとをシステムコントローラー23に送信する。
これにより、システムコントローラー23は、ROM−IF24から受信した撮像制御情報をミラーレジスター25に格納する(ステップS104)。
これにより、図10(a)に示すように、ミラーレジスター25のレジスターアドレス「010h〜0FFh」に、撮像制御情報「XXh」が格納されたとする。
次に、ROM−IF24は、ROM50から読み出した撮像開始コマンド「55h」を、レジスターアドレス「00h」に対応するコマンドレジスターに格納する(ステップS106)。
これにより、システムコントローラー23は、撮像開始コマンドをコマンドレジスターから受信し、これをセンサー制御器26に送信する。センサー制御器26は、撮像開始コマンドを受信すると、まず、センサーリセット信号を有効(アクティブ)にして、撮像素子10を構成する各デジタル回路を初期化する(ステップS108)。
センサー制御器26は、各デジタル回路を初期化後に、センサーリセット信号を解除(ノンアクティブに)し、ミラーレジスター25から、撮像制御情報を読み出して、これを通信開始コマンドと共にシリアル通信IF27に送信する。
これにより、シリアル通信IF27は、撮像制御情報及び通信開始コマンドをパラレル−シリアル変換して、シリアル通信によって撮像素子10に送信する(ステップS112)。
撮像素子10は、シリアル通信IF14において、DSP20から受信したレジスター書き込みコマンドに応じて、同じく受信した撮像制御情報をセンサーレジスター13に格納する。これにより、図10(b)に示すように、センサーレジスター13のレジスターアドレス「00h〜EFh」に、撮像制御情報「XXh」が格納される。つまり、センサーレジスター13には、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が格納されることになる。そして、センサーレジスター13に格納された撮像制御情報によって、センサー部11の駆動モードが設定される。
一方、DSP20では、撮像制御情報を送信後に、センサー制御器26においてセンサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23において画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させる(ステップS112)。これにより、センサー駆動回路21が駆動して、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力する(ステップS114)。
このようにして、撮像素子10に同期信号が送信されると、撮像素子10が、センサーレジスター13に格納された撮像制御情報に応じた動作モードで撮像動作を開始し、読出回路15を介して撮像画像データ及びデータイネーブル信号がDSP20へと出力される。
一方、撮像動作が開始され、タイマー部29に同期信号が供給されると、第1タイマー29a及び第2タイマー29bがカウント動作を開始する(ステップS200の「Yes」の分岐)。
これらのカウント値はタイマー制御部29dに入力され、タイマー制御部29dは、第1タイマー29aのカウント値CV1と予め設定されたカウント値CT1とを比較する。また、タイマー制御部29dは、第2タイマー29bのカウント値CV2と予め設定されたカウント値CT2とを比較する。
そして、タイマー制御部29dは、CV1がCT1になったと判断すると(ステップS200の「Yes」の分岐)、第1タイマー29aをリセットすると共に、タイマーイベント1を発生し、タイマーイベント1信号をシステムコントローラー23に送信する(ステップS204)。
システムコントローラー23は、タイマーイベント1の発生を、センサー制御器26に通知し、センサー制御器26は、ミラーレジスター25から、撮像制御情報を読み出して(ステップS206)、これを通信開始コマンドと共にシリアル通信IF27に送信する(ステップS208)。
シリアル通信IF27は、通信開始コマンドに応じて、撮像制御情報及びレジスター書き込みコマンドをパラレル−シリアル変換して、シリアル通信によって撮像素子10に送信する(ステップS210)。このとき、シリアル通信IF27は、センサー駆動回路21からの同期信号に基づき、撮像画像データ信号の無効データの出力期間であるブランキング期間に同期して、シリアル通信を行う。
これにより、撮像素子10では、センサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が再書き込みされる(再格納される)。つまり、センサーレジスター13のリフレッシュ動作(以下、リフレッシュ動作R1と称す)が行われる。このリフレッシュ動作R1は、時間間隔T1の周期で繰り返し行われる。
ここで、電磁波等が飛び交う劣悪な環境下においては、センシングを行うために、撮像素子10を防磁シールド60で覆うことができない。そのため、雷、静電気、電磁波等の外来雑音、バッテリー駆動による電源のゆらぎ等の影響によって、図10(c)に示すように、センサーレジスター13のレジスター値が別の値に変化する又は解読不能な内容に破損する恐れがある。
このような場合に、リフレッシュ動作が行われることで、撮像動作中において、途中からの復帰が可能となる。
一方、タイマー制御部29dにおいて、CV2がCT2になったと判断すると(ステップS212の「Yes」の分岐)、第2タイマー29bをリセットすると共に、タイマーイベント2を発生し、タイマーイベント2信号をシステムコントローラー23に送信する。そして、システムコントローラー23は、タイマーイベント2信号を受信すると、タイマーイベント2が発生したことをROM−IF24に通知する(ステップS214)。
ROM−IF24は、タイマーイベント2の発生通知を受けると、これに応じて、ROM50から動作制御情報と、撮像制御情報とを読み出す(ステップS216)。そして、読み出した動作制御情報及び撮像制御情報をシステムコントローラー23に送信する(ステップS218)。
これにより、システムコントローラー23は、動作制御用レジスター30に格納された動作制御情報を、ROM−IF24から受信した動作制御情報に書き換える。更に、ミラーレジスター25に格納された撮像制御情報を、ROM−IF24から受信した撮像制御情報に書き換える(ステップS220)。つまり、動作制御用レジスター30と、ミラーレジスター25とのリフレッシュ動作(以下、リフレッシュ動作R2と称す)が行われる。このリフレッシュ動作R2は、時間間隔T2の周期で繰り返し行われる。
ここで、ROM50は、不揮発性メモリーであると共に防磁シールド60で覆われているので、外来雑音や電源ノイズ等によって、格納されたデータが破損する可能性が極めて低い。従って、定期的に、動作制御用レジスター30及びミラーレジスター25の設定値を、信頼のある設定値へとリフレッシュすることができる。
ここで、センサーレジスター13のときと同様に、バッテリー装置200で発生する電源ノイズ等が原因で、動作制御用レジスター30及びミラーレジスター25のレジスター値が別の値に変化する又は解読不能な内容に破損する可能性がある。
このような場合に、リフレッシュ動作R2が行われることで、撮像動作中において、途中からの復帰が可能となる。
また、センサー異常検出器28において、センサー駆動回路21からの信号の受信が開始されると(ステップS300の「Yes」の分岐)、異常検出動作が開始される。
センサー異常検出器28は、まず、センサー駆動回路21から受信されるデータイネーブル信号及び撮像画像データ信号に基づき、受信信号に異常があるか否かを判断する。
ここでは、データイネーブル信号が5フレーム以上の期間、無効となっていた場合に、信号に異常がある(撮像素子10に異常がある)と検出する(ステップS302)。
センサー異常検出器28は、異常が検出されると、センサー異常イベントを発生し、センサー異常イベント信号をシステムコントローラー23に送信する(ステップS304)。
システムコントローラー23は、センサー異常イベント信号を受信すると、センサー異常イベントの発生回数と予め設定された許容回数とを比較する。
そして、発生回数が許容回数未満の場合(ステップS306の「No」の分岐)は、システムコントローラー23において、センサー異常イベントの発生を、センサー制御器26に通知する(ステップS314)。
センサー制御器26は、センサー異常イベントが通知されると、これに応じて、撮像素子10に対してセンサーリセット信号を送信(アクティブに)して(ステップS316)、撮像素子10の各デジタル回路をリセットする。その後、センサー制御器26は、センサーリセット信号を解除して、ミラーレジスター25から撮像制御情報を読み出す(ステップS318)。センサー制御器26は、読み出した撮像制御情報と通信開始コマンドとを、シリアル通信IF27に送信する(ステップS320)。
シリアル通信IF27は、センサー制御器26から受信した通信開始コマンドに応じて、受信したレジスター値とレジスター書き込みコマンドとをシリアル通信によって撮像素子10に送信する(ステップS322)。
これにより、撮像素子10では、センサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が書き込まれる(格納される)。
センサー制御器26は、撮像制御情報を送信後において、センサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23は、画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させる(ステップS324)。これにより、センサー駆動回路21は、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力する(ステップS326)。
このセンサー異常イベントは、タイマーイベント1及びタイマーイベント2と並行して発生するものであり、リフレッシュ動作R1及びR2だけでは回避できない不具合が発生したときにも、撮像素子10を復帰させることができる。
一方、センサー異常イベントの発生回数が許容回数以上となった場合(ステップS306の「Yes」の分岐)は、システムコントローラー23において、センサー故障イベントを発生する(ステップS308)。
許容回数は、例えば、センサー異常イベントが連続して発生する場合の許容回数は3回とし、連続して発生しない場合の許容回数は10回とする。
そして、システムコントローラー23は、センサー故障イベントの発生を、画像処理回路22に通知する(ステップS310)。
これにより、画像処理回路22は、有効画像データから生成される表示用画像データのホストシステム100への出力を中止して、代わりに、特別な画像を表示する表示用特別画像データをホストシステム100に出力する(ステップS312)。
例えば、図11(c)に示すように、ユーザーがバックモニターに表示された映像を見ながら駐車スペースに車両を駐車するような場面において、撮像素子10が故障し、同じ画面がずっと表示され続けるような状態が発生したとする。このような場合に、ユーザーがバックモニターしか見ずに駐車を行った場合は、車両を壁にぶつけるなどの事故が発生する恐れがある。
このような状況において、本実施の形態の撮像装置1では、例えば、図11(a)に示すような黒塗りのベタ画像や、図11(b)に示すようなメッセージ画像を表示用特別画像としてバックモニターに表示する。これにより、ユーザーはいち早く、ブレーキを踏んだり、目視による確認を行ったりすることができる。
また、タイマー部29にマスタークロック信号が供給されると、ウォッチドッグタイマー29cがダウンカウント動作を開始する(ステップS400の「Yes」の分岐)。このダウンカウント値は、タイマー部29に入力される。一方、システムコントローラー23は、予め設定されたカウント値CWが「0」となる前にウォッチドッグタイマー29cをリセットするようになっている。
タイマー制御部29dは、ウォッチドッグタイマー29cのダウンカウント値が「0」になったと判断すると(ステップS402の「Yes」の分岐)、DSP異常イベントを発生し、DSP異常イベントの発生を、システムコントローラー23に通知する(ステップS404)。
システムコントローラー23は、DSP20の全体をリセットし(ステップS406)、リセット後において、DSP異常イベントの発生を、ROM−IF24に通知する。
ROM−IF24は、DSP異常イベントの通知を受けると、ROM50から、動作制御用レジスター30に格納する動作制御情報と、ミラーレジスター25に格納する撮像制御情報とを読み出す(ステップS408)。そして、読み出した制御情報とレジスター書き込みコマンドとをシステムコントローラー23に送信する。
これにより、システムコントローラー23は、動作制御用レジスター30に、ROM−IF24から受信した動作制御情報を格納し、ミラーレジスター25に、ROM−IF24から受信した撮像制御情報を格納する(ステップS410)。更に、システムコントローラー23は、センサー制御器26にコマンドを送信する。
センサー制御器26は、システムコントローラー23からのコマンドに応じて、撮像素子10に対してセンサーリセット信号をアクティブにする(ステップS412)。
これにより、撮像素子10では、センサーリセット信号に応じて、内部のセンサーレジスター13が初期化され、また内部回路の有するシーケンサー、カウンターも初期化される。
センサー制御器26は、センサーリセット信号を解除後に、ミラーレジスター25から撮像制御情報を読み出し(ステップS414)、読み出した撮像制御情報と通信開始コマンドとを、シリアル通信IF27に送信する(ステップS416)。
シリアル通信IF27は、センサー制御器26から受信した通信開始コマンドに応じて、受信したレジスター値とレジスター書き込みコマンドとをシリアル通信によって撮像素子10に送信する(ステップS418)。
これにより、撮像素子10では、センサーレジスター13に、ミラーレジスター25に格納されたものと同じ撮像制御情報が書き込まれる(格納される)。
撮像制御情報を送信後において、センサー制御器26からセンサー駆動回路21にコマンドを送信して、センサー駆動回路21を駆動させる。更に、システムコントローラー23から画像処理回路22にコマンドを送信して、画像処理回路22を駆動させる(ステップS420)。これにより、センサー駆動回路21は、同期信号を発生し、発生した同期信号を撮像素子10に出力する(ステップS422)。
つまり、DSP20自身に異常が発生した場合に、DSP20自身を強制的にリセットして、DSP20の動作及び撮像素子10の動作を正常な状態に復帰させる。
このようにして、本実施の形態の撮像装置1は、撮像素子10のセンサーレジスター13に格納された撮像制御情報を、時間間隔T1の周期で定期的にリフレッシュすることができる。このとき、DSP20からの撮像制御情報の送信を、センサー駆動回路21からの同期信号に基づき、撮像素子10から出力される撮像画像データ信号のブランキング期間に行うことができる。
これにより、万が一、撮像素子10が外部雑音により異常状態になって、センサーレジスター13のレジスター値が変わってしまっても、このリフレッシュ機能により定期的に再書込みされ、自動復帰することができる。
また、データを送信する期間がブランキング期間となるので、撮像素子のIOのほとんどが静止状態のため、電源が揺れず、信号のS/Nの劣化を抑えることができる。
更に、DSP20のミラーレジスター25に格納された撮像制御情報を、時間間隔T2の周期で定期的にリフレッシュすることができる。
これにより、DSP20が不揮発性のメモリーであるROM50に格納されたデータを読み出し、各レジスターを定期的にリフレッシュするので、万が一、外部雑音によりDSP20の各レジスターのレジスター値が変わってしまっても、自動復帰させることができる。
更に、撮像素子10から出力されるデータイネーブル信号及び撮像画像データ信号に基づき、撮像素子10の異常の発生を検出し、異常が検出されたときに、撮像素子10の各デジタル回路の初期化及びセンサーレジスター13に格納された撮像制御情報をリフレッシュすることができる。
これにより、撮像素子10を自動復帰させることができると共に、撮像素子10を構成する各デジタル回路を初期化するので、センサーレジスター13のリフレッシュだけでは回避できない不具合が生じた場合にも対応することができる。
更に、撮像素子10の異常の発生回数が許容回数以上となった場合に、撮像素子10が故障したと判断し、ホストシステム100に、通常の表示用画像データに代えて、表示用特別画像データを出力することができる。
これにより、同じ撮像画像が表示し続けられる等の誤った画像が表示装置に表示されるのを防ぐことができるので、車載モニター等のユーザーがその画像を見ながら運転を行うような場合に、事故が発生するのを防ぐことができる。
また、特別な画像を表示(特別な画像データを送信)することでユーザーやホストシステム100に撮像装置1が故障していることを知らせることができる。
更に、タイマー部29によって、DSP20の異常の発生を検出し、DSP20自身を自動的に強制リセットすることができる。
これにより、DSP20自身に異常が発生した場合でも、自動復帰させることができる。
また、防磁シールド60によって、撮像装置1の撮像素子10及び撮像レンズ70を含むセンシングに係る構成部以外の構成部を覆うようにした。
これにより、撮像装置1のセンシングに係る構成部以外の構成部に対する、外来雑音の影響を低減することができる。具体的に、リフレッシュを行う際の元データを格納する、ミラーレジスター25やROM50が外来雑音によって、その格納データが破損するのを低減することができる。
上記実施の形態において、DSP20は、撮像制御回路に対応し、センサー部11、駆動回路12及び読出回路15は、撮像手段に対応し、センサーレジスター13は、第1のレジスターに対応する。
また、上記実施の形態において、シリアル通信IF14は、撮像制御情報受信手段及び第1の撮像制御情報格納手段に対応し、防磁シールド60は、電磁防御手段に対応する。
また、上記実施の形態において、ミラーレジスター25は、第2のレジスターに対応し、シリアル通信IF27は、撮像制御情報送信手段に対応し、動作制御用レジスター30は、第3のレジスターに対応する。
また、上記実施の形態において、システムコントローラー23は、第2の撮像制御情報格納手段、第1の撮像制御情報更新手段、第2の撮像制御情報更新手段、動作制御情報更新手段、及び初期化手段に対応し、ROM50は、不揮発性メモリーに対応している。
また、上記実施の形態において、第1タイマー29a及びタイマー制御部29dは、第1の時間周期検出手段に対応し、第2タイマー29b及びタイマー制御部29dは、第2の時間周期検出手段に対応する。
また、上記実施の形態において、センサー異常検出器28は、素子異常検出手段に対応し、ウォッチドッグタイマー29c及びタイマー制御部29dは、回路異常検出手段に対応する。
また、上記実施の形態において、センサー制御器26は、第1初期化信号送信手段及び第2初期化信号送信手段に対応する。
なお、上記実施の形態においては、シリアル通信によって、DSP20から撮像素子10に撮像制御情報を送信する構成としたが、この構成に限らず、パラレル通信を行う構成等の他の構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、撮像素子10の異常を検出する際に、データイネーブル信号と撮像画像データ信号に基づき検出する構成としたが、この構成に限らず、例えば、撮像素子10側に異常を検出する手段を備える構成や、他の出力信号に基づき検出する構成など他の構成としてもよい。
また、上記実施の形態は、センサー部11を、CMOS型のセンサーセルから構成した例を説明したが、この構成に限らず、センサーレジスター13によって、動作モードの切り替え等の撮像動作の制御が行われる構成であればCCD等の他の構成としてもよい。
また、上記実施の形態は、本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、上記の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。また、上記の説明で用いる図面は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1…撮像装置、10…撮像素子、11…センサー部、12…駆動回路、13…センサーレジスター、14…シリアル通信IF、15…読出回路、20…DSP、21…センサー駆動回路、22…画像処理回路、23…システムコントローラー、24…ROM−IF、25…ミラーレジスター、26…センサー制御器、27…シリアル通信IF、28…センサー異常検出器、29…タイマー部、29a…第1タイマー、29b…第2タイマー、29c…ウォッチドッグタイマー、29d…タイマー制御部、30…動作制御用レジスター、40…ROM、50…電源回路、60…防磁シールド、70…撮像レンズ、100…ホストシステム、200…バッテリー装置

Claims (14)

  1. 被写体を撮像可能な撮像素子と、前記撮像素子の撮像動作を制御する撮像制御回路とを備えた撮像装置であって、
    前記撮像素子は、
    第1のレジスターと、
    前記撮像制御回路から送信された、当該撮像素子の撮像動作を制御するための撮像制御情報を受信する撮像制御情報受信手段と、
    前記撮像制御情報受信手段で受信した撮像制御情報を前記第1のレジスターに格納する第1の撮像制御情報格納手段と、
    前記第1のレジスターに格納された前記撮像制御情報に基づき撮像動作を行う撮像手段と、を備え、
    前記撮像制御回路は、
    第2のレジスターと、
    前記第2のレジスターに前記第1のレジスターに格納する撮像制御情報と同じ撮像制御情報を格納する第2の撮像制御情報格納手段と、
    前記撮像素子に、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を送信する撮像制御情報送信手段と、
    前記撮像素子が撮像動作中において、第1所定条件の成立に応じて、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信して、前記第1のレジスターに格納された撮像制御情報を前記送信した撮像制御情報に書き換える第1の撮像制御情報更新手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像制御回路は、第1所定時間の経過を周期的に検出する第1の時間周期検出手段を備え、
    前記第1の時間周期検出手段で前記第1所定時間の経過が検出されるごとに前記第1所定条件が成立することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子は、前記撮像動作によって被写体を撮像して得られる撮像画像データを、当該撮像画像データとして有効なデータの出力期間と無効なデータの出力期間とを含む撮像画像信号によって出力するようになっており、
    前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記第1所定条件が成立したことに応じて、前記撮像素子の出力する前記撮像画像信号の前記無効なデータの出力期間に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像制御回路は、前記撮像素子から出力される信号に基づき前記撮像素子の異常の発生を検出する素子異常検出手段を備え、
    前記素子異常検出手段で異常が検出されたことに応じて前記第1所定条件が成立することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像制御回路は、前記素子異常検出手段で異常が検出されたことに応じて、前記撮像素子を構成する各デジタル回路を初期化する初期化信号を送信する第1初期化信号送信手段を備え、
    前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記初期化後に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像制御情報を記憶する不揮発性メモリーを備え、
    前記撮像制御回路は、前記撮像素子が撮像動作中において、第2所定条件の成立に応じて、前記不揮発性メモリーから前記第1のレジスターに格納している撮像制御情報と同じ撮像制御情報を読み出して、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記読み出した撮像制御情報に書き換える第1の更新処理を行う第2の撮像制御情報更新手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記第1の更新処理を終了後に、前記撮像制御情報送信手段によって、前記書き換え後の撮像制御情報を前記撮像素子に送信することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記不揮発性メモリーは、前記撮像制御情報に加えて、前記撮像制御回路の各構成部の動作を制御するための動作制御情報を記憶するようになっており、
    前記撮像制御回路は、前記動作制御情報を格納する第3のレジスターと、前記不揮発性メモリーから前記動作制御情報を読み出して、読み出した動作制御情報を前記第3のレジスターに格納する動作制御情報格納手段と、前記撮像素子が撮像動作中において、第2所定条件の成立に応じて、前記不揮発性メモリーから前記動作制御情報を読み出して、前記第3のレジスターに格納された動作制御情報を前記読み出した動作制御情報に書き換える第2の更新処理を行う動作制御情報更新手段と、を備え、
    前記第2の撮像制御情報更新手段は、前記第2の更新処理の終了後に、前記第1の更新処理を行うことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像制御回路は、第2所定時間の経過を周期的に検出する第2の時間周期検出手段を備え、
    前記第2の時間周期検出手段で前記第2所定時間の経過が検出されるごとに前記第2所定条件が成立することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像制御回路は、当該撮像制御回路の異常の発生を検出する回路異常検出手段を備え、
    前記回路異常検出手段で異常が検出されたことに応じて前記第2所定条件が成立することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像制御回路は、前記回路異常検出手段で当該撮像制御回路の異常が検出されたことに応じて、前記第2及び第3のレジスターを含む当該撮像制御回路を構成する構成部を初期化する初期化手段を備え、
    前記動作制御情報更新手段は、前記初期化手段で初期化後に、前記第2の更新処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像制御回路は、前記第1及び第2の更新処理の終了後において、前記撮像素子を構成する各構成部を初期化する初期化信号を前記撮像素子に送信する第2初期化信号送信手段を備え、
    前記第1の撮像制御情報更新手段は、前記撮像素子が前記初期化信号によって初期化後に、前記撮像制御情報送信手段によって前記第2のレジスターに格納された前記書き換え後の撮像制御情報を前記撮像素子に送信することを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像制御回路への外部からの電磁的な干渉を防御する電磁防御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 第1のレジスターを備え、撮像動作を制御するための撮像制御情報を受信し、受信した前記撮像制御情報を前記第1のレジスターに格納し、格納した前記撮像制御情報に基づき撮像動作を行う撮像素子の前記撮像動作を制御する撮像制御回路であって、
    第2のレジスターと、
    前記第2のレジスターに前記第1のレジスターに格納する撮像制御情報と同じ撮像制御情報を格納する撮像制御情報格納手段と、
    前記撮像素子に、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を送信する撮像制御情報送信手段と、
    前記撮像素子が撮像動作中において、第1所定条件の成立に応じて、前記第2のレジスターに格納された撮像制御情報を前記撮像素子に送信して、前記第1のレジスターに前記撮像制御情報を再格納する撮像制御情報更新手段と、を備えることを特徴とする撮像制御回路。
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