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JP2012010020A - リンクダウン転送方法 - Google Patents

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JP2012010020A
JP2012010020A JP2010142823A JP2010142823A JP2012010020A JP 2012010020 A JP2012010020 A JP 2012010020A JP 2010142823 A JP2010142823 A JP 2010142823A JP 2010142823 A JP2010142823 A JP 2010142823A JP 2012010020 A JP2012010020 A JP 2012010020A
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Masanori Kondo
正憲 近藤
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

【課題】リンクダウン転送方法に関し、パケットトランスポート網において、リンク障害検出時に、対向するユーザの接続装置にリンクダウンを伝達することを可能にする。
【解決手段】パケットトランスポート網のネットワークエレメント(NE#1,#4)に接続された接続装置(SW#1,#2)間にポイントツーポイントの転送パスが与えられ、ネットワークエレメント(NE#1,#4)では、転送パスのリンク障害の発生又は復旧を検出したとき、リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを生成し、該保守運用管理フレームを、対向するネットワークエレメントに送信する。該保守運用管理フレームを受信した、対向するネットワークエレメントは、リンクダウン転送の有無情報に従って、接続装置とのリンクのシャットダウンを実施又は該シャットダウンを解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リンクダウン転送方法に関する。本発明は、MPLS−TP(Multi-Protocol Label Switching-Transport Profile)方式に代表されるパケットトランスポート網において、対向する通信装置にリンクダウンの状態を伝達するリンクダウン転送方法に関する。
近年、ネットワークのIP(Internet Protocol)化・イーサネット(登録商標)化など、パケット・ベースのネットワーク化に伴い、従来のレガシー系通信網(Ether Over Sonet/SDH等)からパケットトランスポート網へ移行することにより、ネットワークの収容効率を向上させ、低コストで既存サービスの継続を実現することが求められている。
従来のレガシー系通信網からパケットトランスポート網への移行を実現するに当たり、従来のレガシー系通信網が有する高い信頼性(キャリアグレード)を維持することが要求される。そのため、パケット転送方式の一つであるMPLS−TP方式では、伝達レイヤを独立した階層として取り扱い、また、保守運用管理(OAM:Operation Administration Maintenance)機能を装備することなどにより、保守運用管理の性能の向上を図る方向で標準化が進められている。
一方、レガシー系通信網では、保守運用管理の機能の一つとして、TDM(Time Division Multiplexing)網等において、VCAT(Virtual concatenation,ITU-T G.707)及びGFP(Generic Frame Procedure,ITU-T G.7041/Y.1303)に勧告されている技術を組み合わせて使用するリンクダウン転送機能が知られている。
リンクダウン転送機能について図9を参照して説明する。9において、ユーザの接続装置(SW#1)9−1,(SW#2)9−6は、イーサネット(登録商標)インタフェース(以下、イーサインタフェースと称する)により、それぞれネットワークエレメント(NE#1)9−2,(NE#4)9−5に接続されている。
ネットワークエレメント(NE#1)9−2,(NE#4)9−5は、他のネットワークエレメント(NE#2)9−3,(NE#3)9−4と共にパケットトランスポート網9−7を構成し、イーサインタフェースで接続された接続装置(SW#1)9−1,(SW#2)9−6に対して、ポイントツーポイントのイーサネット(登録商標)トランスポートの転送パスを提供する。
(1)このようなネットワーク形態において、上述の転送パスを提供するネットワークエレメント(NE#1)9−2,(NE#4)9−5の一方、例えばネットワークエレメント(NE#1)9−2に、イーサインタフェースのリンクダウン(リンク障害)が発生したとする。
(2)この場合、ネットワークエレメント(NE#1)9−2では、イーサインタフェースのリンクダウン発生を検出すると、リンクダウン発生情報を、当該転送パスの対向接続装置(SW#2)とイーサインタフェースで接続されたネットワークエレメント(NE#4)9−5に転送する。
(3)ネットワークエレメント(NE#4)9−5は、ネットワークエレメント(NE#1)9−2からのリンクダウン発生情報を受信すると、能動的に接続装置(SW#2)9−6とのイーサインタフェースを切断(シャットダウン)する。
このような機能はリンクダウン転送機能と称され、リンクダウン転送機能を備えることにより、ユーザの接続装置(SW#1)9−1,(SW#2)9−6から見ると、ネットワークエレメント(NE#1)9−2〜(NE#4)9−5によるパケットトランスポート網9−7は、あたかも一本の物理リンクであるかのように見える。
(4)対向する接続装置(SW#1)9−1,(SW#2)9−6の間に、パケットトランスポート網9−7の伝送経路のほかに、別のバックアップルート9−8が準備されている場合、リンクダウン転送機能により、接続装置(SW#1)9−1,(SW#2)9−6は、伝送経路をバックアップルート9−8へ直ちに切替える。リンクダウン転送機能により、ホットスタンバイ系の伝送経路更新における信号疎通断時間を短縮することができる。
MPLS−TP方式によるパケットトランスポート網の標準化の動向については、下記の非特許文献1等に記載されている。イーサネット(登録商標)OAMで定義されているフレームについては、例えば下記の特許文献1等に記載されている。また、リンクダウン転送機能については、例えば下記の特許文献2〜4等に記載されている。
小池良典、村上誠著、「ITU−Tにおけるパケットトランスポートの標準化動向」、NTT技術ジャーナル(2009.5)p.43〜46
特開2009−278451号公報 特開2006−339956号公報 特開2006−325002号公報 再表2004/040854号公報
パケットトランスポート網において、ユーザネットワークインタフェース(UNI:User Network Interface)にイーサインタフェースが使用されている接続形態において、保守運用性向上の一手段としてリンクダウンを対向装置側へ伝達するリンクダウン転送機能の実現が強く求められている。
本発明は、イーサインタフェースでユーザの接続装置に接続され、パケットトランスポート網を構成するネットワークエレメント(NE)において、イーサインタフェースのリンク断又は中継区間のリンク断検出時に、対向するユーザの接続装置に接続されたネットワークエレメントに、リンクダウンをパケットトランスポート網内で伝達することを可能にする。
本発明のリンクダウン転送方法は、パケットトランスポート網のネットワークエレメントにユーザネットワークインタフェース(UNI)で接続された第1及び第2の接続装置の間にポイントツーポイントの転送パスを与えるパケットトランスポート網におけるリンクダウン転送方法であって、前記第1又は第2の接続装置と接続された前記ネットワークエレメントで、前記転送パスのリンク障害の発生又は復旧を検出したとき、リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを生成し、該保守運用管理フレームを、前記転送パスの対向するネットワークエレメントに送信するステップと、前記リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを受信した、前記第1又は第2の接続装置と接続されたネットワークエレメントは、該リンクダウン転送の有無情報に従って、接続装置とのリンクのシャットダウンを実施又は該シャットダウンを解除するステップと、を含むものである。
本発明によれば、パケットトランスポート網を介し、ユーザネットワークインタフェース(UNI)で接続されたユーザの接続装置間で、ユーザネットワークインタフェース(UNI)のリンク障害によるリンクダウンを、パケットトランスポート網内で即時に対向する接続装置に伝達するリンクダウン転送機能を実現することができる。
リンクダウン転送が適用されるパケットトランスポート網の一例を示す図である。 パスプロテクション構成時のリンクダウン転送動作例を示す図である。 VSMフレームフォーマットの一例を示す図である。 イーサインタフェースのリンクダウン時の動作例を示す図である。 中継区間の片側リンク障害時のリンクダウン転送の動作例を示す図である。 中継区間の両側リンク障害時のリンクダウン転送の動作例を示す図である。 中継区間の両側リンク障害の回復時のリンクダウン解除の動作例を示す図である。 中継区間の両側リンク障害の回復時のリンクダウン解除の動作シーケンス例を示す図である。 リンクダウン転送機能の説明図である。
[1]リングダウン情報の転送
本発明によるリンクダウン転送の動作の概要を、図1を参照して説明する。図1は一例として、パケットトランスポート網がリング状にネットワークエレメント(NE#1)〜(NE#6)により構成され、ネットワークエレメント(NE#1)とネットワークエレメント(NE#4)とに、イーサインタフェース回路A,Bで第1及び第2の接続装置(SW#1,SW#2)が接続された接続形態を示している。
パスの保守運用管理(OAM)の情報伝達のため、ネットワークエレメント(NE#1)及びネットワークエレメント(NE#4)には、それぞれ図1中、▼で示す保守端点(MEP:Maintenance Entity Group End Point)を事前に配置した転送パスがネットワークエレメント(NE#1)とネットワークエレメント(NE#4)との間に構築されているものとする。
ネットワークエレメント(NE#1)又はネットワークエレメント(NE#4)のうちの一方のイーサインタフェースにおけるリンク障害の状態変化(リンクダウン発生/回復)は、伝達手段としてMPLS−TPにおけるVSM(Vendor specific OAM message ; ITU-T Y.1731に定義されたベンダー固有のOAM)フレームを用いて、主信号伝送路を介して対向のイーサインタフェースに転送する(図中、≪1≫,≪2≫)。このとき、パケットトランスポート網で現用系パスと予備系パスとが設定されるパスプロテクションが構成されている場合には、現用系/予備系の両方のパスに対してVSMフレームを送信する。
また、ネットワークエレメント(NE#1)とネットワークエレメント(NE#4)との間の中継区間でのリンク障害の状態変化(リンク断/回復)は、伝達手段として、パス連続性チェック(Path-Continuity Check)による警報状態、又はセクション連続性チェック(Section-Continuity Check)による連続性喪失(LOC)の検出により挿入されるパス警報表示信号(Path-AIS:Path Alarm Indication Signal)を用い、主信号伝送路を介して転送する。該パス警報表示信号(Path-AIS)は保守端点(MEP)で終端され、保守端点(MEP)は、対向側のイーサインタフェースに向けて、リンク障害の状態を示すVSMフレームを送信する。
リンクダウン転送機能により、リンク障害情報の通知を受けた対向側のネットワークエレメントでは、以下の実施条件でシャットダウン制御を行う。
(1)ネットワークエレメント(NE#1)のイーサインタフェース≪1≫のリンクダウンを検出した場合、ネットワークエレメント(NE#4)のイーサインタフェース≪2≫をシャットダウンする。
(2)ネットワークエレメント(NE#4)のイーサインタフェース≪2≫のリンクダウンを検出した場合、ネットワークエレメント(NE#1)のイーサインタフェース≪1≫をシャットダウンする。
(3)パケットトランスポート網内の中継区間<1>〜<12>のリンク障害を含むA−B間の中継パスにリンク障害を検出した場合、イーサインタフェース≪1≫及び≪2≫をシャットダウンする。
上述のシャットダウン制御の実施条件(1)及び(2)のイーサインタフェース障害によるシャットダウン制御を実施するため、以下のように動作する。リンクダウン発生検出時は、リンクダウン障害有りを示すVSMフレームを転送する。該リンクダウン障害有りを示すVSMフレームは、VSMフレームのオプション領域にCSF(Client Signal Fail)データフィールドを設け、該CSFデータフィールドに“1”を設定する構成とすることができる。
VSMフレームの受信時は、所定の保護時間の経過後にイーサインタフェースに対してシャットダウン制御を実施する。パスプロテクションが構成されている場合には、送信側は現用系/予備系の両方のパスに対してVSMフレームを送信し、受信側は現用系パスで受信されたVSMフレームをチェックする。
上述のシャットダウン制御の実施条件(3)の中継区間<1>〜<12>のリンク障害によるシャットダウンを実施するため、以下のように動作する。パケット転送の連続性確認(CCM)関連警報の受信時又はパス警報表示信号(Path-AISの)受信時に、所定の保護時間の経過後に、イーサインタフェースのシャットダウン制御を実施する。
図2にパスプロテクション構成時のリンクダウン転送動作例を示す。図2において、現用系パスを実線で表し、予備系パスを破線で表している。図2に示すように、パスプロテクションが構成されている場合は、受信側で選択している現用系パスの中継パスに対して、上述の実施条件(3)が発生した場合、保護時間経過した後に、シャットダウン制御を実施する。予備系パスの中継パスの障害時には、シャットダウン制御を行わない。
[2]リンクダウン転送の条件
リンクダウン転送を行う対象となる障害として、
(1)ユーザネットワークインタフェース(UNI)側のイーサインタフェース障害と、(2)ネットワークネットワークインタフェース(NNI)側の中継区間障害と
があり、以下の障害の論理和(OR)をリンクダウン転送の起動条件とする。
イーサインタフェース障害の一例を以下の表1に示す。
Figure 2012010020
中継区間障害の一例を以下の表2に示す。
Figure 2012010020
表2において、a〜eはパス連続性確認(CCM)によって検出された障害である。
aのLoss of Continuityは連続性喪失、
bのUnexpected MEG Levelは期待するMEGレベルとの不一致、
cのMismergeは期待するMEG識別情報との不一致、
dのUnexpected MEPは期待するMEP識別情報との不一致、
eのUnexpected Periodは期待する送信周期との不一致、
fのAISはセクション連続性確認(CCM)の連続性喪失(LOC)により障害が検出され、ネットワークエレメント(NE)が生成した警報である。
[3]VSMフレーム
リンクダウン転送の伝達手段としてMPLS−TPのVSMフレームを使用する。該VSMフレームは、図1又は図2に▼で示す予め配置された保守端点(MEP)間の転送パスで送受される。図3にVSMフレームフォーマットの一例を示す。このフレームフォーマットに含まれるOUI(Organizationally Unique Identifier)フィールドの設定値が予め決めておいた固有値(独自コード)と一致したフレームが保守端点(MEP)で終端される。
VSMフレームのVSMデータ内に、リンクダウン障害転送の有無を示すCSF(Client Signal Fail)データフィールドを設け、該CSFデータフィールドとSubOpCodeフィールドとを用いて、リンクダウン障害状態を通知する構成とすることができる。
一例として、SubOpCodeフィールドに“1”、CSFデータフィールド“1”を設定したとき、“リンクダウン転送有り”、SubOpCodeフィールドに“1”、CSFデータフィールド“0”を設定したとき、“リンクダウン転送無し”を表すこととすることができる。
VSMフレームが転送パスの途中で欠落することがあるため、対向する保守端点(MEP)でリンク障害情報が確実に受信されるよう、VSMフレームの送信側の保守端点(MEP)では、VSMフレームを定期的に送信する。VSMフレームの定期送信の送信間隔は、VSMフレームの定期送信部のハードウェア又はソフトウェアの構成や、リンクダウン転送時間に要求される精度により変動要素となるが、一例として1秒間の間隔の定期送信とすることができる。
但し、リンクダウン転送を行う条件となる障害(表1又は表2の何れかの障害)の発生タイミング、及び障害解除(表1及び表2の全ての障害の解除)のタイミングでは、定期送信の送信周期とは関係なく、即時にCSFデータフィールドを更新してVSMフレームを送信する。
また、ネットワークネットワークインタフェース(NNI)の中継区間側から、リンク障害有りを示すVSMフレーム(CSFデータ“1”)を受信している場合は、閉ループによる無限ループ転送を防止するため、ユーザネットワークインタフェース(UNI)側のイーサインタフェースがリンクダウン状態であっても、逆方向の中継ネットワークネットワークインタフェース(NNI)側には、リンク障害有りを示すVSMフレーム(CSFデータ“1”)を送信しない。
VSMフレームの受信側保守端点(MEP)では、VSMフレームの受信正常性をFCS(Frame Check Sequence)情報や各フィールド値(SubOpCode及びCSFデータフィールドの値を除く)を元にチェックし、異常の場合は該VSMフレーム廃棄処理とし、正常の場合は、その後、SubOpCode及びCSFデータフィールドの値から、リンクダウン障害の有無を判定する。
リンクダウン障害の有無の判定条件として、CSFデータフィールド“1”のVSMフレームを1回受信した場合、リンク障害ありと判定し、CSFデータフィールド“0”のVSMフレームを1回受信した場合、リンク障害解除と判定する構成とすることができる。
或いは、リンク障害解除の判定条件として、CSFデータフィールド“1”のVSMフレームを、送信周期×n(n≧2の整数)の期間受信しない場合とすることができる。これは、転送パスの途中で障害回復の情報を示すVSMフレームが欠落することに対する対応手段とすることができる。
[4]シャットダウン制御
リンクダウン状態を通知するVSMフレームの転送を受けた保守端点のネットワークエレメントは、シャットダウン制御を実施する。但し、MPLS−TP方式によるパケットトランスポート網における冗長パスの切り替えは、ユーザの接続装置(SW#1),(SW#2)におけるパケットレベルの経路切り替えに比べて高速であるため、MPLS−TP方式によるパケットトランスポート網内の冗長パスの切り替えによる救済手段の発動時には、シャットダウン制御は行わないことが望ましい。
従って、VSMフレーム受信時又は表2のa〜fの何れか障害要因の検出時からシャットダウン制御を実施するまでに、パケットトランスポート網における冗長パスの切り替えに要する時間を超えるシャットダウン保護時間を設ける。該シャットダウン保護時間は、冗長パスの切り替え時間に応じ、可変設定とすることが望ましい。該シャットダウン保護時間は、一例として0〜3秒の間で設定可変な構成とすることができる。
パケットトランスポート網内のリンク障害に関して、シャットダウン保護時間以内に瞬時に切り替え動作が可能なパケットパス冗長機能を具備することによりリンク障害の救済が可能な場合には、リンクダウン転送が動作せず、そうでない場合は、リンクダウン転送によりバックアップルートへ切り替えることが可能となり、信号疎通断時間を最小限に抑えることが可能となる。
一方、リンク障害復旧時のシャットダウン状態の擾乱回避のため、VSMフレームによるリンク障害の解除検出又は表2のa〜fの障害要因全ての警報回復からシャットダウン解除を実施するまでにも保護時間を設ける。このシャットダウン解除保護時間は、一例として0〜3秒の間で設定可変な構成とすることができる。
[5]VSMフレーム再送信保護
リンク障害復旧時にシャットダウンの解除を実施した後は、イーサインタフェースでリンクアップするまでの間は、リンク障害としてVSMフレーム送信動作(再送信)が起動しないよう、VSMフレームの送信に保護時間を設ける。VSMフレーム送信保護時間は、イーサインタフェースでオートネゴシエーションが完了するのに十分な時間とし、一例として0.3秒とすることができる。
図4にイーサインタフェースのリンクダウン時の動作例を示す。この動作例は、イーサインタフェースのリンクダウン時に、VSMフレームのCSFデータフィールドに“1”を設定し、対向イーサインタフェースにリンクダウンを転送する動作例である。
リンクダウン転送の動作を以下に説明する。
(1)ネットワークエレメント(NE#1)において、イーサインタフェースの障害を検出する。
(2)ネットワークエレメント(NE#1)は、イーサインタフェースの障害を検出すると、VSMフレーム(CSFデータフィールド“1”)を生成して送信する。
(3)ネットワークエレメント(NE#2),(NE#3)は、該VSMフレームを透過する。
(4)ネットワークエレメント(NE#4)において、VSMフレーム(CSFデータフィールド“1”)を受信する。
(5)VSMフレーム(CSFデータフィールド“1”)を受信したネットワークエレメント(NE#4)は、シャットダウン保護時間経過後、対象となるイーサインタフェースのポートをシャットダウンする。
(6)ネットワークエレメント(NE#4)は、接続装置(SW#2)とのイーサインタフェースリンクを切断するため、接続装置(SW#2)とのイーサインタフェースのリンクダウンを検出する。しかし、既に上流側からVSMフレームを受信したネットワークエレメント(NE#4)は、VSMフレームの無限ループ転送を防止するために、上流側のネットワークエレメント(NE#1)側にはVSMフレームの送信は行わない。
図5に中継区間の片側リンク障害時のリンクダウン転送の動作例を示す。該リンクダウン転送の動作を以下に説明する。
(1)ネットワークエレメント(NE#2)からネットワークエレメント(NE#3)へのリンクに障害が発生したとすると、ネットワークエレメント(NE#3)は、連続性喪失(LOC:Loss of Continuity)検出する。
(2)ネットワークエレメント(NE#3)は、連続性喪失(LOC)を検出したことにより、各パスに対しパス警報表示信号(Path-AIS:Path Alarm Indication Signal)を下流側(ネットワークエレメント(NE#4)側)に送出する。また、ネットワークエレメント(NE#3)は、上流側へ遠隔障害表示(RDI:Remote Defect Indication)信号を転送する。
(3)ネットワークエレメント(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出する。
(4)保守端点のネットワークエレメント(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出すると、VSMフレームを作成し、ネットワークエレメント(NE#1)へ該VSMフレームを送信する。
(5)ネットワークエレメント(NE#1)で該VSMフレームを検出する。
(6)ネットワークエレメント(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出したことにより、シャットダウン保護時間経過後、対象となるパスのイーサインタフェースのポートをシャットダウンする。また、対向するネットワークエレメント(NE#1)においても同様に、VSMフレームの検出によりシャットダウン保護時間経過後、対象パスのイーサインタフェースのポートのシャットダウンを実施する。
(7)ネットワークエレメント(NE#1)では、接続装置(SW#1)とのリンクを切断するため、該接続装置(SW#1)とのイーサインタフェースのリンクダウンを検出する。しかし、既にVSMフレームを受信したネットワークエレメント(NE#1)は、VSMフレームの無限ループ転送の発生を防止するために、ネットワークエレメント(NE#4)へはVSMフレームの送信を行わない。
図6に中継区間の両側リンク障害時のリンクダウン転送の動作例を示す。該リンクダウン転送の動作を以下に説明する。
(1)ネットワークエレメント(NE#2)とネットワークエレメント(NE#3)との間の両方向のリンクに障害が発生したとすると、ネットワークエレメント(NE#2)及び(NE#3)でセクション連続性喪失(LOC)を検出する。
(2)ネットワークエレメント(NE#2),(NE#3)は、セクション連続性喪失(LOC)を検出したことにより、各パスの下流側にパス警報表示信号(Path−AIS)を送出する。また、各パスの上流側に遠隔障害表示(RDI)信号を転送する。
(3)ネットワークエレメント(NE#1),(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出する。
(4)ネットワークエレメント(NE#1),(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出したことにより、リンク障害有りを示すVSMフレームを作成し、対向装置側へVSMフレームを送信する。
(5)ネットワークエレメント(NE#1),(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)を検出したことにより、シャットダウン保護時間経過後、対象イーサインタフェースのポートをシャットダウンする。
図7に中継区間の両側リンク障害の回復時のリンクダウン解除の動作例を示す。また、図8に該リンクダウン解除の動作シーケンス例を示す。該リンクダウン解除の動作について以下に説明する。
(1)ネットワークエレメント(NE#2)と(NE#3)との間で、リンク障害が復旧したものとし、ネットワークエレメント(NE#2)及び(NE#3)は、セクション連続性喪失(LOC)の復旧を検出する。
(2)ネットワークエレメント(NE#2)及び(NE#3)は、セクション連続性喪失(LOC)が復旧したことにより、各パスに対しパス警報表示信号(Path−AIS)の送出を停止する。また、遠隔障害表示(RDI)信号の送出も停止する。
(3)ネットワークエレメント(NE#1)及び(NE#4)では、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)の検出が停止する。
(4)パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)の検出が停止したことにより、ネットワークエレメント(NE#1)及び(NE#4)は、VSMフレームのCSFデータフィールドに“0”を設定し、“リンクダウン転送無し”を表すVSMフレームを対向装置側へ送信する。該VSMフレームは、所定の保護時間経過後に送信する。
(5)ネットワークエレメント(NE#1)及び(NE#4)は、パス警報表示信号(Path−AIS)又はパス連続性喪失(Path−LOC)の検出が停止したことにより、シャットダウン解除保護時間経過後、対象イーサインタフェースのポートのシャットダウン解除を実施する。
なお、シャットダウン解除動作時間のバラつきに起因するバタつき動作防止のため、シャットダウン解除動作中、VSMフレーム送信要因(パス警報表示信号(Path−AIS)、パス連続性喪失(Path−LOC)、リンクダウン)によるVSMフレームの再送信を、一定時間(イーサインタフェースでオートネゴシエーションが完了するのに十分な時間、一例として0.3秒)停止して保護する。
NE#1〜NE#6 ネットワークエレメント
SW#1,SW#2 接続装置

Claims (5)

  1. パケットトランスポート網のネットワークエレメントにユーザネットワークインタフェース(UNI)で接続された第1及び第2の接続装置の間にポイントツーポイントの転送パスを与えるパケットトランスポート網におけるリンクダウン転送方法であって、
    前記第1又は第2の接続装置と接続された前記ネットワークエレメントで、前記転送パスのリンク障害の発生又は復旧を検出したとき、リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを生成し、該保守運用管理フレームを、前記転送パスの対向するネットワークエレメントに送信するステップと、
    前記リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを受信した、前記第1又は第2の接続装置と接続されたネットワークエレメントは、該リンクダウン転送の有無情報に従って、接続装置とのリンクのシャットダウンを実施又は該シャットダウンを解除するステップと、
    を含むことを特徴とするリンクダウン転送方法。
  2. 前記パケットトランスポート網内のリンク障害に対して行われる、該パケットトランスポート網内の冗長パスの切替えに要する時間の保護時間の経過後に、前記接続装置とのリンクのシャットダウンを実施するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のリンクダウン転送方法。
  3. 前記保守運用管理フレームとして、MPLS−TP(Multi-Protocol Label Switching-Transport Profile)におけるVSM(Vendor specific OAM message)フレームを用い、前記リンクダウン転送の有無情報を格納するフィールドを、該VSMフレームのVSMデータ内に生成することを特徴とする請求項1に記載のリンクダウン転送方法。
  4. 前記リンクダウン転送の有無情報を格納した保守運用管理フレームを所定の周期で定期的に送信し、前記転送パスのリンク障害の発生検出時及びリンク障害復旧検出時には、即時に該保守運用管理フレームを送信することを特徴とする請求項1に記載のリンクダウン転送方法。
  5. 前記転送パスのリンク障害の復旧を検出したときに送信される、リンクダウン転送無しの情報を格納した保守運用管理フレームを1回受信したとき、又は転送パスのリンク障害の発生を検出したときに送信されるリンクダウン転送有りの情報を格納した保守運用管理フレームを前記周期の少なくとも2周期分の期間受信しないとき、接続装置とのリンクのシャットダウンを解除することを特徴とする請求項4に記載のリンクダウン転送方法。
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