JP2012007666A - レンジ切換え装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マニュアルバルブの軸方向位置を検出するセンサ装置を、自動変速機が肥大化しないように配置する。
【解決手段】レンジ切換え装置1は、シフトレバー71からのシフト指令とマニュアルバルブ53の位置を検出するセンサ装置20の検出結果とに応じてアクチュエータ装置10を制御し、マニュアルバルブ53を軸方向に駆動制御してシフトレンジを切換える。そのセンサ装置20を、マニュアルバルブ53と同期して移動する移動軸21と、該移動軸21を移動自在に支持するセンサボディ22と、該移動軸21の移動位置を検出するホール素子24とで構成し、その移動軸21及びセンサボディ22を、マニュアルバルブ53に並設すると共にバルブボディの上端面51Aに沿って配置する。このような配置構造により、レンジ切換え装置1を搭載した自動変速機の肥大化が防止でき、車両搭載性が良好となる。
【選択図】図1
【解決手段】レンジ切換え装置1は、シフトレバー71からのシフト指令とマニュアルバルブ53の位置を検出するセンサ装置20の検出結果とに応じてアクチュエータ装置10を制御し、マニュアルバルブ53を軸方向に駆動制御してシフトレンジを切換える。そのセンサ装置20を、マニュアルバルブ53と同期して移動する移動軸21と、該移動軸21を移動自在に支持するセンサボディ22と、該移動軸21の移動位置を検出するホール素子24とで構成し、その移動軸21及びセンサボディ22を、マニュアルバルブ53に並設すると共にバルブボディの上端面51Aに沿って配置する。このような配置構造により、レンジ切換え装置1を搭載した自動変速機の肥大化が防止でき、車両搭載性が良好となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば運転者によるシフト操作部からのシフト指令に基づき電気的にマニュアルバルブを移動駆動して自動変速機のシフトレンジを設定する、いわゆるシフトバイワイヤシステムを用いたレンジ切換え装置に関する。
例えば自動変速機のシフトレンジは、一般に、運転者がシフトレバーを操作することでマニュアルバルブを移動させて油路を切換えることによって設定される。この際、運転者によって選択されたシフト指令を、機械的なワイヤやロッドを介して伝達するのではなく、電気的なシフト指令信号に基づきアクチュエータを駆動することで伝達するレンジ切換え装置の方式が、シフトバイワイヤ(SBW)システムとして知られている。
このようなシフトバイワイヤシステムを用いたレンジ切換え装置として、パーキング機構を駆動制御するアクチュエータとマニュアルバルブを駆動制御するアクチュエータとの2つのアクチュエータを設けて構成したものが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、レンジ切換え装置が搭載される車両は、様々な環境下に置かれることが想定され、特に高温環境や極低温環境などを考慮すると、オイルの粘性が大幅に異なるため、例えば高精度なステッピングモータ等のアクチュエータを用いたとしても、該アクチュエータの駆動制御だけによってマニュアルバルブの位置を精度良く移動させることは難しい。そのため、特許文献1のレンジ切換え装置のように、マニュアルバルブの位置を検出する位置センサを設け、該位置センサによってマニュアルバルブの位置を検出しつつアクチュエータによりマニュアルバルブの位置を制御することが好ましい。
上記特許文献1では、マニュアルバルブの位置を検出する位置センサを具体的にどのように配置するかは考えられていない。例えばマニュアルバルブの位置を直接的に検出するように位置センサを配置するためには、マニュアルバルブに永久磁石を埋め込み、また、バルブボディにホール素子を埋め込んで磁気センサを構成することにより位置検出を行うことも考えられるが、マニュアルバルブだけでなくバルブボディも設計変更する必要があり、つまり既存の自動変速機をそのまま使うことができないため、バルブボディの鋳型や製造ラインの変更なども考慮すると、大幅なコストアップを招いてしまうという問題がある。
そのため、マニュアルバルブと同期して移動する部材を新たに設け、その部材の位置を検出することで間接的にマニュアルバルブの位置を検出する位置検出装置を設けることが考えられる。しかしながら、このような位置検出装置を設けることによってレンジ切換え装置を搭載した自動変速機が肥大化し、車両搭載性が良好ではなくなることは好ましくない。
そこで本発明は、マニュアル弁の軸方向位置を検出する位置検出装置を、自動変速機が肥大化しないように配置することが可能なレンジ切換え装置を提供することを目的とするものである。
本発明は(例えば図1乃至図4参照)、バルブボディ(51)の端部に配置されると共に軸方向位置(X1−X2方向の位置)に基づき自動変速機(100)のシフトレンジ(例えばP,R,N,D)を設定するマニュアル弁(53)を、移動駆動するアクチュエータ(10)と、該マニュアル弁(53)の軸方向位置を検出する位置検出装置(20)と、を備え、シフト操作部(71)からのシフト指令と前記位置検出装置(20)の検出結果とに応じて前記アクチュエータ(10)を制御するレンジ切換え装置(1)において、
前記位置検出装置(20)は、前記アクチュエータ(10)に駆動連結されて前記マニュアル弁(53)と同期して移動する移動軸(21)と、該移動軸(21)を移動自在に支持する支持部材(22)と、該支持部材(22)の内部に配設され、該移動軸(21)の移動位置を検出するセンサ部(24)と、を有し、
前記位置検出装置(20)は、その移動軸(21)及び支持部材(22)が、前記マニュアル弁(53)に並設されると共に前記バルブボディ(51)の外縁(51A)に沿って配置されたことを特徴とする。
前記位置検出装置(20)は、前記アクチュエータ(10)に駆動連結されて前記マニュアル弁(53)と同期して移動する移動軸(21)と、該移動軸(21)を移動自在に支持する支持部材(22)と、該支持部材(22)の内部に配設され、該移動軸(21)の移動位置を検出するセンサ部(24)と、を有し、
前記位置検出装置(20)は、その移動軸(21)及び支持部材(22)が、前記マニュアル弁(53)に並設されると共に前記バルブボディ(51)の外縁(51A)に沿って配置されたことを特徴とする。
また、本発明は(例えば図2参照)、前記バルブボディ(51)は、前記マニュアル弁(53)を含む複数の弁体が並列に配置される板状からなると共に、その厚み方向が略々横方向となるように、かつ該マニュアル弁(53)が配置される端部が上端となるように配置され、
前記位置検出装置(20)は、前記マニュアル弁(53)の上方に位置するように配置されたことを特徴とする。
前記位置検出装置(20)は、前記マニュアル弁(53)の上方に位置するように配置されたことを特徴とする。
さらに、本発明は(例えば図4参照)、前記位置検出装置(20)の支持部材(22)は、前記移動軸(21)を摺動自在に支持する摺動孔(22a)を備え、
前記支持部材(22)は、前記摺動孔(22a)から前記移動軸(21)が露出する開口部(A,B)の上方及び側方を覆うカバー部(22B、22e,22f)を有することを特徴とする。
前記支持部材(22)は、前記摺動孔(22a)から前記移動軸(21)が露出する開口部(A,B)の上方及び側方を覆うカバー部(22B、22e,22f)を有することを特徴とする。
また、本発明は(例えば図1乃至4参照)、前記アクチュエータ(10)は、前記マニュアル弁(53)及び前記位置検出装置(20)の移動軸(21)に駆動連結され、該マニュアル弁(53)又は該移動軸(21)と同軸ないし平行に配置されて軸方向に伸縮自在に駆動される駆動軸(14)を有する直進型アクチュエータからなり、
前記アクチュエータ(10)は、前記マニュアル弁(53)及び前記位置検出装置(20)に対して軸方向視でオーバーラップするように配置されてなることを特徴とする。
前記アクチュエータ(10)は、前記マニュアル弁(53)及び前記位置検出装置(20)に対して軸方向視でオーバーラップするように配置されてなることを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、位置検出装置を新たに設けることで、例えば自動変速機を大幅に設計変更することを不要とするものでありながら、位置検出装置の移動軸及び支持部材が、マニュアル弁に並設されると共にバルブボディの外縁に沿って配置されているので、例えば従来の手動式のレンジ切換え機構におけるディテント装置やロッド機構などの代わりに位置検出装置を配置することができて、オイルパン等の形状変更も不要としたコンパクトな配置構造を実現することができる。これにより、自動変速機の肥大化を防止することができ、本レンジ切換え装置を搭載した(シフトバイワイヤ化した)自動変速機の車両搭載性を良好なものとすることができる。
請求項2に係る本発明によると、マニュアル弁が配置される端部が上端となるような、いわゆる縦置きのバルブボディにあって、位置検出装置がマニュアル弁の上方に位置するように配置されるので、バルブボディにおけるマニュアル弁が摺動する摺動孔の開口部の上方側を位置検出装置で覆うことができ、例えば自動変速機の変速機構により攪拌・上昇されたオイルがバルブボディの上方側から流れてきても、そのオイルに混入する鉄粉等の異物がその摺動孔の開口部に入り込むことを防止することができる。これにより、本レンジ切換え装置を搭載した自動変速機の信頼性や耐久性の向上を図ることができる。
請求項3に係る本発明によると、位置検出装置の支持部材が、摺動孔から移動軸が露出する開口部の上方及び側方を覆うカバー部を有しているので、移動軸が摺動する摺動孔の開口部の上方及び側方をカバー部で覆うことができ、例えば自動変速機の変速機構により攪拌・上昇されたオイルが位置検出装置の上方側から流れてきても、そのオイルに混入する鉄粉等の異物がその摺動孔の開口部に入り込むことを防止することができる。これにより、本レンジ切換え装置を搭載した自動変速機の信頼性や耐久性の向上を図ることができる。
請求項4に係る本発明によると、直進型アクチュエータが、マニュアル弁及び位置検出装置に対して軸方向視でオーバーラップするように配置されているので、該アクチュエータをバルブボディの側面に沿ってコンパクトに配置することができ、オイルパン等の形状変更も不要としたコンパクトな配置構造を実現することができる。これにより、自動変速機の肥大化を防止することができ、本レンジ切換え装置を搭載した自動変速機の車両搭載性を良好なものとすることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図4に沿って説明する。本発明に係るレンジ切換え装置1を搭載し得る自動変速機100は、図2に示すように、例えばFFタイプ(フロントエンジン、フロントドライブ)の車両に用いて好適な変速機であり、ミッションケース91内に変速機構90が収容されている。該ミッションケース91の車両進行方向の前方側は、オイルパン80によって閉塞されており、該オイルパン80に内包される形で、ミッションケース91に取り付けられた油圧制御装置50が配設されている。なお、図2中のY1方向が上方であり、反対にY2方向が下方側である。
該油圧制御装置50は、略々矩形状の板状からなり、前面側に後述のマニュアルバルブ(マニュアル弁)53を含む複数の弁体(切換えバルブやソレノイドバルブ)が並列に配置されるバルブボディ51を有している。即ち、該バルブボディ51は、その厚み方向が略々横方向となるように、かつマニュアルバルブ53が配置される端部が上端となるように配置されて、ミッションケース91に固定支持されている。
該バルブボディ51の上端部分には、図1及び図2に示すように、円筒部52が形成されており、該円筒部52の中心には摺動孔52aが穿設され、該摺動孔52aにマニュアルバルブ53が摺動自在に嵌挿されている。該円筒部52の内部には、図示を省略したライン圧入力ポート、前進レンジ圧出力ポート、後進レンジ圧出力ポートなどが形成されており、マニュアルバルブ53が軸方向であるX1−X2方向に移動されると、ライン圧を油圧制御装置50内に出力しないパーキングレンジ(Pレンジ)、後進レンジ圧出力ポートから後進レンジ圧を油圧制御装置50の各部に向けて出力するリバースレンジ(Rレンジ)、同じくライン圧を油圧制御装置50内に出力しないニュートラルレンジ(Nレンジ)、前進レンジ圧出力ポートから前進レンジ圧を油圧制御装置50の各部に向けて出力するドライブレンジ(Dレンジ)、の順にシフトレンジが切換えられ、つまりマニュアルバルブ53の軸方向位置によって自動変速機100のシフトレンジが設定されることになる。
ついで、上記マニュアルバルブ53の軸方向位置を電気的に移動駆動するレンジ切換え装置1について詳細に説明する。レンジ切換え装置1は、図1に示すように、大まかに、アクチュエータ装置(アクチュエータ)10、センサ装置(位置検出装置)20、連結部30、制御部70等を備えて構成されている。制御部(ECU)70には、シフトレバー(シフト操作部)71が配線72を介して接続されていると共に、配線74を介してアクチュエータ装置10が接続され、また、配線73を介してセンサ装置20が接続されている。
上記アクチュエータ装置10は、図3に示すように、マニュアルバルブ53及び後述の移動軸21と平行に配置された駆動軸14を軸方向に伸縮自在に駆動するステッピングモータからなる直進型アクチュエータ11(以下、単に「アクチュエータ11」という)を有しており、該アクチュエータ11の下方側には配線74のコネクタが接続されるターミナル12が突出する形で配設されている。該ターミナル12に接続された配線74からは、制御部70の信号が入力され、該信号に基づき駆動軸14の軸方向位置が移動駆動される。
また、該アクチュエータ11の上方側には、固定板13が固着されており、該固定板13の先端部にはボルト孔13aが形成されている。一方、上記バルブボディ51の上端面(外縁)51Aには、座金部51cが突出形成されており、座金部51cにはボルト孔51dが形成されている。そして、上記固定板13のボルト孔13aと座金部51cのボルト孔51dとにボルト41(図1、図4参照)が螺合されることにより、アクチュエータ11がバルブボディ51の凹部51eに合さる形で、アクチュエータ装置10がバルブボディ51に固定される。
一方、上記センサ装置20は、大まかに、移動軸21と、該移動軸21を軸方向に移動自在に支持するセンサボディ(支持部材)22と、配線73のコネクタ73aが接続されるターミナル23と、移動軸21の位置を検出するホール素子(センサ部)24とを有して構成されている。該移動軸21は、略々棒状からなり、不図示の永久磁石が埋設されている。センサボディ22は、移動軸21を摺動自在に支持する摺動孔22aが穿設された円筒部22Aと、該円筒部22Aの上方と一側面とを覆う本体部(カバー部)22Bとにより構成されており、本体部22Bの内部には上記移動軸21の永久磁石の磁界を検出することで該移動軸21の軸方向位置(移動位置)を検出するホール素子24が埋設されている。該ホール素子24により検出された信号は、ターミナル23から配線73を介して制御部70に伝達される。
上記本体部22Bは、円筒部22Aのアクチュエータ装置10とは軸方向反対側(X1方向側)の先端部分を覆う側端板(カバー部)22fを有しており、図4(a)に示すように、摺動孔22aの一方側の開口部Aを覆うように構成されている。さらに、本体部22Bは、円筒部22Aのアクチュエータ装置10側(X2方向側)の側方部分を覆うカバー板(カバー部)22eを有しており、図4(b)に示すように、摺動孔22aの他方側の開口部Bを覆うように構成されている。
また、上記側端板22fと円筒部22Aの端部との間にはボルト孔22dが形成されており、さらに、本体部22Bの上方側には座金部22bが突出形成され、該座金部22bにボルト孔22cが形成されている。一方、上記バルブボディ51の上端面(外縁)51Aには、座金部51aが突出形成されており、座金部51aにはボルト孔51bが形成されており、さらに、バルブボディ51のマニュアルバルブ53を内包する円筒部52の上方側にもボルト孔51fが形成されている。そして、上記センサボディ22のボルト孔22c、22dとバルブボディ51のボルト孔51b,51fにボルト42,43(図1、図4参照)が螺合されることにより、センサ装置20の移動軸21及びセンサボディ22が、マニュアルバルブ53に並設されると共にバルブボディ51の上端(外縁)51Aに沿った形で、該バルブボディ51に固定される。これにより、図4(b)に示すように、センサ装置20がマニュアルバルブ53の摺動孔52aの開口部Cの上方側を覆うように構成されている。
一方、連結部30は、図3に示すように、上記アクチュエータ11の駆動軸14に例えば溶接等により固着された連結板31を有しており、該連結板31の下方側にはピン32が該連結板31に圧入されて突出し、また、該連結板31の上方側にはピン33が該連結板31に圧入されて突出している。該ピン32は、上記アクチュエータ装置10がバルブボディ51に固定される際に、マニュアルバルブ53の係合孔53aに嵌挿され、これにより、連結板31とマニュアルバルブ53とが一体的に駆動連結される。また、上記ピン33は、上記センサ装置20がバルブボディ51に固定される際に、移動軸21の係合孔21aに嵌挿され、これにより、連結板31(アクチュエータ11の駆動軸14)と移動軸21とが一体的に駆動連結される。従って、マニュアルバルブ53と移動軸21とは、連結板31を介して一体的に連結され、軸方向に同期して移動することになる。
以上のように構成されたレンジ切換え装置1は、図1に示すように、シフトレバー71によってシフトレンジ(P,R,N,D)が選択されると、その選択位置を検出したシフトセンサの信号がシフト指令として配線72を介して制御部(ECU)70に入力される。それを受けた制御部70は、配線74を介してアクチュエータ11に駆動指令を出力し、該アクチュエータ11が駆動軸14を駆動して、それによって、マニュアルバルブ53及び移動軸21が同期して軸方向(X1−X2方向)に移動駆動される。
すると、移動軸21の永久磁石の軸方向位置をホール素子24が検出し、それをマニュアルバルブ53の軸方向位置の検出結果として、配線73を介して制御部70に入力する。制御部70は、この検出結果をフィードバック制御する形でアクチュエータ11の駆動軸14を駆動し、最終的にマニュアルバルブ53が、シフトレバー71によりシフト指令されたシフトレンジの軸方向位置となるように制御する。つまり、制御部70は、シフトレバー71からのシフト指令とセンサ装置20の検出結果とに応じてアクチュエータ11をフィードバック制御することで、精度良くマニュアルバルブ53の軸方向位置(移動位置)を位置制御することができる。
なお、本実施の形態では、センサ装置20の検出結果に基づきアクチュエータ11をフィードバック制御するものを説明したが、これに限らず、センサ装置20の検出結果を基にアクチュエータ(ステッピングモータ)10のステップ駆動をフィードフォワード制御するようにしても構わない。
以上説明したように、本発明に係るレンジ切換え装置1によると、センサ装置20を新たに設けることで、例えば自動変速機100を大幅に設計変更することを不要とするものでありながら、センサ装置20の移動軸21及びセンサボディ22が、マニュアルバルブ53に並設されると共にバルブボディ51の上端面(外縁)51Aに沿って配置されているので、例えば従来の手動式のレンジ切換え機構におけるディテント装置やロッド機構などの代わりにセンサ装置20を配置することができて、オイルパン80等の形状変更も不要としたコンパクトな配置構造を実現することができる。これにより、自動変速機100の肥大化を防止することができ、本レンジ切換え装置1を搭載した(シフトバイワイヤ化した)自動変速機100の車両搭載性を良好なものとすることができる。
また、アクチュエータ装置10が、マニュアルバルブ53及びセンサ装置20に対して軸方向視で(軸方向から視て)オーバーラップするように配置されているので、該アクチュエータ装置10をバルブボディ51の側面に沿ってコンパクトに配置することができ、オイルパン80等の形状変更も不要としたコンパクトな配置構造を実現することができる。これにより、自動変速機100の肥大化を防止することができ、本レンジ切換え装置1を搭載した自動変速機100の車両搭載性を良好なものとすることができる。
ところで、図2に示すように、自動変速機100の変速機構90にあっては、ギヤ等の回転部材が下方に溜まったオイルを攪拌・掻き上げるが、この掻き上げられたオイルの一部が矢印Fで示すように油圧制御装置50の上方側を通ってオイルパン80内に戻される。このオイルには、ギヤ等の変速機構の構成部品から生じた鉄粉等の細かい異物が混入している虞がある。
しかしながら、本発明に係るレンジ切換え装置1にあっては、マニュアルバルブ53が配置される端部が上端となるような、いわゆる縦置きのバルブボディ51にあって、センサ装置20がマニュアルバルブ53の上方に位置するように配置されるので、バルブボディ51におけるマニュアルバルブ53が摺動する摺動孔52aの開口部C(図4(b)参照)の上方側をセンサ装置20で覆うことができ、例えば自動変速機100の変速機構90により攪拌・上昇されたオイルがバルブボディ51の上方側から流れてきても、そのオイルに混入する鉄粉等の異物がその摺動孔52aの開口部Cに入り込むことを防止することができる。これにより、本レンジ切換え装置1を搭載した自動変速機100の信頼性や耐久性の向上を図ることができる。
さらに、センサ装置20のセンサボディ22が、摺動孔22aから移動軸21が露出する開口部A,B(図4(a)及び(b)参照)の上方及び側方を覆う本体部22B、側端板22f、カバー板22eを有しているので、移動軸21が摺動する摺動孔22aの開口部A,Bの上方及び側方をカバー部で覆うことができ、例えば自動変速機100の変速機構90により攪拌・上昇されたオイルがセンサ装置20の上方側から矢印F(図2参照)で示すように流れてきても、そのオイルに混入する鉄粉等の異物がその摺動孔22aの開口部A,Bに入り込むことを防止することができる。これにより、本レンジ切換え装置1を搭載した自動変速機100の信頼性や耐久性の向上を図ることができる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、本レンジ切換え装置1を例えばFFタイプの車両に用いて好適な自動変速機100に搭載した場合を説明したが、これに限らず、FRタイプの車両に用いて好適な自動変速機や、モータを搭載してハイブリッド化された自動変速機など、どのような自動変速機にあっても搭載することができる。
また特にFRタイプの車両に用いて好適な自動変速機にあっては、バルブボディの厚み方向が縦方向となる、いわゆる横置きの油圧制御装置が一般的であるが、このような油圧制御装置のバルブボディに本レンジ切換え装置1を搭載した場合にあっても、バルブボディの側方の上方から流れてくるオイルに対し、マニュアルバルブの側方を覆う役目を担うことができるので、マニュアルバルブや移動軸の摺動孔の開口部に対する防壁として十分な効果を得ることができる。
また、本実施の形態において、センサ装置20のセンサとしてホール素子を用いたものを説明したが、これに限らず、移動軸の軸方向位置を検出できるセンサ部であればどのようなものであっても良いことは言うまでもない。
さらに、本実施の形態において、アクチュエータ装置10のアクチュエータは、直進型のステッピングモータを用いたものを説明したが、特にオイルパンやバルブボディを大幅に設計変更する必要がなく配置でき、かつマニュアルバルブと移動軸とを軸方向に移動駆動できるものであれば、どのようなアクチュエータを用いても構わない。
また、本実施の形態において、アクチュエータ装置10のアクチュエータ11の駆動軸14は、マニュアルバルブ53や移動軸21と平行に配置される位置関係にあるが、これに限らず、駆動軸14がマニュアルバルブ53と同軸上、或いは移動軸21と同軸上になるように配置しても構わない。
本発明に係るレンジ切換え装置は、乗用車、トラック等に搭載される自動変速機のシフトレンジを電気的に切換えるレンジ切換え装置として用いることが可能であり、特に自動変速機の大幅な設計変更の防止を図りつつ、自動変速機の車両搭載性を良好にするレンジ切換え装置に用いて好適である。
1 レンジ切換え装置
10 アクチュエータ(アクチュエータ装置)
14 駆動軸
20 位置検出装置(センサ装置)
21 移動軸
22 支持部材(センサボディ)
22a 摺動孔
22B カバー部(板状部)
22e カバー部(カバー板)
22f カバー部(側端板)
24 センサ部(ホール素子)
51 バルブボディ
51A バルブボディの外縁
53 マニュアル弁(マニュアルバルブ)
71 シフト操作部(シフトレバー)
100 自動変速機
A,B 開口部
10 アクチュエータ(アクチュエータ装置)
14 駆動軸
20 位置検出装置(センサ装置)
21 移動軸
22 支持部材(センサボディ)
22a 摺動孔
22B カバー部(板状部)
22e カバー部(カバー板)
22f カバー部(側端板)
24 センサ部(ホール素子)
51 バルブボディ
51A バルブボディの外縁
53 マニュアル弁(マニュアルバルブ)
71 シフト操作部(シフトレバー)
100 自動変速機
A,B 開口部
Claims (4)
- バルブボディの端部に配置されると共に軸方向位置に基づき自動変速機のシフトレンジを設定するマニュアル弁を、移動駆動するアクチュエータと、該マニュアル弁の軸方向位置を検出する位置検出装置と、を備え、シフト操作部からのシフト指令と前記位置検出装置の検出結果とに応じて前記アクチュエータを制御するレンジ切換え装置において、
前記位置検出装置は、前記アクチュエータに駆動連結されて前記マニュアル弁と同期して移動する移動軸と、該移動軸を移動自在に支持する支持部材と、該支持部材の内部に配設され、該移動軸の移動位置を検出するセンサ部と、を有し、
前記位置検出装置は、その移動軸及び支持部材が、前記マニュアル弁に並設されると共に前記バルブボディの外縁に沿って配置された、
ことを特徴とするレンジ切換え装置。 - 前記バルブボディは、前記マニュアル弁を含む複数の弁体が並列に配置される板状からなると共に、その厚み方向が略々横方向となるように、かつ該マニュアル弁が配置される端部が上端となるように配置され、
前記位置検出装置は、前記マニュアル弁の上方に位置するように配置された、
ことを特徴とする請求項1記載のレンジ切換え装置。 - 前記位置検出装置の支持部材は、前記移動軸を摺動自在に支持する摺動孔を備え、
前記支持部材は、前記摺動孔から前記移動軸が露出する開口部の上方及び側方を覆うカバー部を有する、
ことを特徴とする請求項2記載のレンジ切換え装置。 - 前記アクチュエータは、前記マニュアル弁及び前記位置検出装置の移動軸に駆動連結され、該マニュアル弁又は該移動軸と同軸ないし平行に配置されて軸方向に伸縮自在に駆動される駆動軸を有する直進型アクチュエータからなり、
前記アクチュエータは、前記マニュアル弁及び前記位置検出装置に対して軸方向視でオーバーラップするように配置されてなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載のレンジ切換え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010143742A JP2012007666A (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | レンジ切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010143742A JP2012007666A (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | レンジ切換え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012007666A true JP2012007666A (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=45538448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010143742A Pending JP2012007666A (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | レンジ切換え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012007666A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223311A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 株式会社Subaru | 自動変速装置 |
-
2010
- 2010-06-24 JP JP2010143742A patent/JP2012007666A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017223311A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 株式会社Subaru | 自動変速装置 |
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